JP2012034901A - X線ct装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】SN比の高いX線CT画像を再構成すること。
【解決手段】実施例のX線CT装置は、X線制御部15および画像再構成部36を備える。X線制御部15は、X線管12から照射されて被検体Pを透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子131それぞれが計数した計数結果から算出される値のすべて、または、一部に基づいて、X線管12から照射されるX線のX線量を制御する。画像再構成部36は、X線制御部15によりX線管12から照射されるX線量が制御された状態で複数の検出素子131それぞれが計数した計数結果に基づいて、X線CT画像を再構成する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施の形態は、X線CT装置、方法およびプログラムに関する。
近年、フォトンカウンティング方式の検出器を用いたX線CT装置の開発が進められている。従来のX線CT装置で用いられている積分型の検出器と異なり、フォトンカウンティング方式の検出器は、被検体を透過したX線に由来する光を個々に計数する。したがって、フォトンカウンティング方式の検出器を用いたX線CT装置は、SN比(Signal per Noise)の高いX線CT画像を再構成することができる。
特開平9−61532号公報
しかしながら、フォトンカウンティング方式の検出器は、X線量によっては、被検体を透過したX線を正確に計数できない場合があり、かかる場合、X線CT画像を再構成するためのデータが不足するため、SN比の高いX線CT画像を再構成することができなかった。
実施の形態のX線CT装置は、X線制御部と、画像再構成部とを備える。X線制御部は、X線管から照射されて被検体を透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子それぞれが計数した計数結果から算出される値のすべて、または、一部に基づいて、前記X線管から照射されるX線のX線量を制御する。画像再構成部は、前記X線制御部により前記X線管から照射されるX線量が制御された状態で前記複数の検出素子それぞれが計数した計数結果に基づいて、X線CT画像を再構成する。
図1は、実施例1に係るX線CT装置の構成を説明するための図である。 図2は、実施例1に係る検出器を説明するための図である。 図3は、図1に示すX線制御部の処理の概要を説明するための図である。 図4は、計数率の算出処理対象となる検出素子の一例を説明するための図である。 図5は、実施例1に係るX線CT装置のX線量制御処理を説明するためのフローチャートである。 図6は、実施例1に係るX線CT装置の画像再構成処理を説明するためのフローチャートである。 図7は、実施例1に係るX線CT装置のX線量制御処理の変形例を説明するためのフローチャートである。 図8は、実施例2にて設置されるリファレンス検出器を説明するための図である。 図9は、リファレンスデータの一例を説明するための図である。 図10は、実施例2に係るX線CT装置の画像再構成処理を説明するためのフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、X線CT装置の実施例を詳細に説明する。
X線CT装置は、X線管から被検体にX線を照射し、被検体を透過したX線を検出器により検出することで、被検体内における組織形態情報を示すX線CT画像の再構成を行なう装置である。
ただし、実施例1に係るX線CT装置は、従来の積分型(電流モード計測方式)の検出器ではなく、フォトンカウンティング方式の検出器を用いて被検体を透過したX線を計数することでX線CT画像を再構成する。
まず、実施例1に係るX線CT装置の構成について説明する。図1は、実施例1に係るX線CT装置の構成を説明するための図である。図1に示すように、実施例1に係るX線CT装置は、架台装置10と、寝台装置20と、コンソール装置30とを有する。
架台装置10は、被検体PにX線を照射し、被検体Pを透過したX線を計数する装置であり、高電圧発生部11と、X線管12と、検出器13と、データ収集部14と、X線制御部15と、回転フレーム16と、架台駆動部17とを有する。
回転フレーム16は、X線管12と検出器13とを被検体Pを挟んで対向するように支持し、後述する架台駆動部17によって被検体Pを中心した円軌道にて高速に回転する円環状のフレームである。
X線管12は、後述する高電圧発生部11により供給される高電圧により被検体PにX線ビームを照射する真空管であり、回転フレーム16の回転にともなって、X線ビームを被検体Pに対して照射する。
高電圧発生部11は、X線管12に高電圧を供給する装置であり、X線管12は、高電圧発生部11から供給される高電圧を用いてX線を発生する。すなわち、高電圧発生部11は、X線管12に供給する管電圧や管電流を調整することで、被検体Pに対して照射されるX線量を調整する。
架台駆動部17は、回転フレーム16を回転駆動させることによって、被検体Pを中心とした円軌道上でX線管12と検出器13とを旋回させる。
検出器13は、被検体Pを透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子を有する。一例を挙げれば、実施例1に係る検出器13が有する検出素子は、テルル化カドミウム(CdTe)により構成される。すなわち、実施例1に係る検出器13は、入射したX線を検出素子により光に直接変換することで、X線に由来する光を計数する直接変換型の半導体検出器である。
図2は、実施例1に係る検出器を説明するための図である。例えば、実施例1に係る検出器13は、図2に示すように、テルル化カドミウムにより構成される検出素子131が、チャンネル方向(図1中のY軸方向)にN列、体軸方向(図1中のZ軸方向)にM列配置される。
なお、以下では、検出器13が直接変換型の半導体検出器である場合について説明するが、実施例1は、検出器13がシンチレータ、ライトガイドおよび光電子増倍管により構成される場合であっても、適用可能である。また、実施例1に係る検出器13は、被検体Pを透過したX線に由来する光を計数するだけでなく、透過したX線のエネルギー値を弁別する場合であっても適用可能である。
図1に戻って、データ収集部14は、検出器13の計数結果を収集するとともに、検出器13の計数結果に対して演算処理を行なう。具体的には、データ収集部14は、図1に示すように、計数結果収集部14aおよび計数率算出部14bを有する。
計数結果収集部14aは、検出器13の計数結果、すなわち、被検体Pを透過した個々のX線に由来する光を検出した検出時間および検出位置(検出素子131の位置)を、X線管12の位相(管位相)ごとに収集する。そして、計数結果収集部14aは、収集した計数結果を後述するコンソール装置30に送信する。なお、検出器13がエネルギー値を弁別可能であるならば、計数結果収集部14aは、検出時間、X線のエネルギー値および検出位置を計数結果として、X線管12の位相(管位相)ごとに収集し、収集した計数結果を後述するコンソール装置30に送信する。
計数率算出部14bは、検出器13の計数結果に基づく値として、検出器13の各検出素子131が単位時間当たりにX線に由来する光を何回計数したかを示す値(計数率)を算出する。
X線制御部15は、計数率算出部14bの算出結果に基づいて、X線管12から照射されるX線のX線量を制御する。なお、X線制御部15が実行するX線量の制御処理については、後に詳述する。
寝台装置20は、被検体Pを載せる装置であり、天板22と、寝台駆動装置21とを有する。天板22は、被検体Pが載置される板であり、寝台駆動装置21は、天板22をZ軸方向へ移動して、被検体Pを回転フレーム16内に移動させる。
なお、X線CT装置による検査では、回転フレーム16を固定させた状態でX線管12からX線を照射しながら天板22を移動させることで、被検体Pの全身を体軸方向に沿ってスキャンしたスキャノグラムが撮影される。そして、被検体Pのスキャノグラムを参照した操作者は、X線CT画像の撮影計画を立案する。これにより、架台装置10は、例えば、天板22を移動させながら回転フレーム16を回転させて被検体Pをらせん状にスキャンするヘリカルスキャンを実行する。または、架台装置10は、天板22を移動させた後に被検体Pの位置を固定したままで回転フレーム16を回転させて被検体Pを円軌道にてスキャンするコンベンショナルスキャンを実行する。
コンソール装置30は、操作者によるX線CT装置の操作を受け付けるとともに、架台装置10によって収集された計数情報を用いてスキャノグラムを生成したり、X線CT画像を再構成したりする装置である。コンソール装置30は、図1に示すように、入力装置31と、表示装置32と、スキャン制御部33と、前処理部34と、投影データ記憶部35と、画像再構成部36と、画像記憶部37と、システム制御部38とを有する。
入力装置31は、X線CT装置の操作者が各種指示や各種設定の入力に用いるマウスやキーボードなどを有し、操作者から受け付けた指示や設定の情報を、システム制御部38に転送する。例えば、入力装置31は、操作者からX線CT画像を再構成する際の再構成条件などを受け付ける。
表示装置32は、操作者によって参照されるモニタであり、システム制御部38による制御のもと、X線CT画像を操作者に表示したり、入力装置31を介して操作者から各種指示や各種設定などを受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示したりする。
スキャン制御部33は、後述するシステム制御部38のもと、高電圧発生部11、架台駆動部17、計数結果収集部14aおよび寝台駆動装置21の動作を制御することで、架台装置10における計数情報の収集処理を制御する。
前処理部34は、計数結果収集部14aから送信された計数情報に対して、対数変換処理、オフセット補正、感度補正、ビームハードニング補正などの補正処理を行なうことで、投影データを生成する。
投影データ記憶部35は、前処理部34により生成された投影データを記憶する。すなわち、投影データ記憶部35は、スキャノグラムを生成するための投影データや、X線CT画像を再構成するための投影データを記憶する。
画像再構成部36は、投影データ記憶部35が記憶するX線CT画像再構成用の投影データを逆投影処理(例えば、FBP(Filtered Back Projection)法による逆投影処理)することでX線CT画像を再構成し、再構成したX線CT画像を画像記憶部37に格納する。また、画像再構成部36は、投影データ記憶部35が記憶するスキャノグラム生成用の投影データからスキャノグラムを生成し、生成したスキャノグラムを画像記憶部37に格納する。
システム制御部38は、架台装置10、寝台装置20およびコンソール装置30の動作を制御することによって、X線CT装置の全体制御を行う。具体的には、システム制御部38は、スキャン制御部33を制御することで、架台装置10から計数結果を収集する。また、システム制御部38は、前処理部34や、画像再構成部36を制御することで、コンソール装置30における画像処理を制御する。また、システム制御部38は、画像記憶部37が記憶するスキャノグラムやX線CT画像を、表示装置32に表示するように制御する。
以上、実施例1に係るX線CT装置の全体構成について説明した。かかる構成のもと、実施例1に係るX線CT装置は、フォトンカウンティング方式の検出器13を用いて被検体Pを透過したX線を計数することでX線CT画像を再構成する。従来のX線CT装置で用いられている積分型の検出器と異なり、フォトンカウンティング方式の検出器13は、被検体Pを透過したX線に由来する光を個々に計数する。したがって、実施例1に係るX線CT装置は、SN比(Signal per Noise)の高いX線CT画像を再構成することができる。
しかし、フォトンカウンティング方式の検出器13は、X線量によっては、被検体を透過したX線を正確に計数できない場合がある。すなわち、X線量が多いと、個々の光を計数したデータは、積み重なる(パイルアップ:pile up)することとなり、計数結果収集部14aは、個々の光を分離した計数結果を収集できないこととなる。かかる場合、X線CT画像を再構成するための投影データが不足するため、SN比の高いX線CT画像を再構成することができなかった。
そこで、実施例1に係るX線CT装置は、以下、詳細に説明するX線制御部15の処理を行なう。すなわち、X線制御部15は、X線管12から照射されて被検体を透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子131それぞれが計数した計数結果から算出される計数率のすべて、または、一部に基づいて、X線管12から照射されるX線のX線量を制御する。具体的には、X線制御部15は、図1に示す高電圧発生部11からX線管12に供給される管電圧や、管電流、または、管電圧および管電流の両方を制御することで、X線量を制御する。あるいは、X線制御部15は、X線管12から照射されるX線の照射時間を制御することで、X線量を制御する。
より具体的には、X線制御部15は、検出器13の物理的特性に基づいて予め設定される上限閾値および下限閾値を用いて、X線管12から照射されるX線のX線量を、高電圧発生部11を介して制御する。例えば、X線制御部15は、検出器13がパイルアップを起こすことを回避可能な最大量のX線量が入射した場合の計数率を上限閾値として用いる。また、X線制御部15は、検出器13が計数可能な最小量のX線量が入射した場合の計数率を下限閾値として用いる。
図3は、図1に示すX線制御部の処理の概要を説明するための図である。例えば、X線制御部15は、図3に示すように、撮影開始時のX線量から徐々にX線量が増大するように高電圧発生部11を制御する。これにより、複数の検出素子131それぞれの計数率は、増大する。なお、撮影開始時のX線量は、検出器13の物理的特性に基づいて、例えば、計数率が上限閾値と下限閾値との間の値となるように、予め設定されている。
そして、X線制御部15は、計数率算出部14bが算出した複数の検出素子131それぞれの計数率の最大値が上限閾値より大きくなった場合、図3に示すように、計数率を減少させるために、X線量が減少されるように制御する。
そして、X線制御部15は、計数率算出部14bが算出した複数の検出素子131それぞれの計数率の最大値が下限閾値より小さくなった場合、図3に示すように、計数率を増大させるために、X線量が増大されるように制御する。
なお、計数率算出部14bによる計数率の算出処理およびX線制御部15による計数率を用いたX線量の制御処理の間隔は、X線CT装置の操作者により任意に設定することが可能である。ここで、架台装置10は、X線CT画像を撮影するために、複数ビュー(view)の計数結果を収集する。そこで、計数率算出部14bによる計数率の算出処理およびX線制御部15による計数率を用いたX線量の制御処理は、例えば、1ビューの計数結果を収集するために要する時間より細かい時間分解能にて行なわれる。
ここで、計数率算出部14bによる計数率の算出処理対象となる検出素子131は、検出器13が有するすべての検出素子131である場合であってもよいが、検出器13が有する一部の検出素子131である場合であってもよい。
すなわち、計数率算出部14bは、複数の検出素子131のうち、被検体Pの大きさに基づいて決定される一部の検出素子131の計数率を算出する。具体的には、X線CT装置の操作者は、スキャノグラムを参照して、チャンネル方向において被検体Pの関心領域を透過したX線が入射する可能性の高い検出素子131を決定する。図4は、計数率の算出処理対象となる検出素子の一例を説明するための図である。
例えば、図4に示すように、操作者は、チャネル方向にN列配列された検出器13のうち、被検体Pの関心領域を透過したX線が入射する「チャンネルJ1〜チャンネルJm」にある検出素子群132を計数率の算出処理対象として決定する。すなわち、操作者は、図4に示すように、「チャンネルJ1〜チャンネルJm」にある「m×M」個の検出素子群132を計数率の算出処理対象として決定する。なお、検出素子群132は、体軸方向に対して決定される場合であってもよいし、体軸方向およびチャンネル方向の両方向において決定される場合であってもよい。また、検出素子群132は、被検体Pの関心領域に基づいて決定される場合であっても、被検体Pの輪郭に基づいて決定される場合であってもよい。
そして、X線制御部15は、検出素子群132の計数率の最大値と上限閾値および下限閾値とを比較することで、X線量の制御を行なう。
そして、画像再構成部36は、X線制御部15によりX線管12から照射されるX線量が制御された状態で複数の検出素子131それぞれが計数した計数結果に基づいて、X線CT画像を再構成する。すなわち、計数結果収集部14aは、計数率に基づいてX線量が制御された状態で、各ビューの計数結果を収集し、前処理部34は、各ビューの計数結果から投影データを生成して投影データ記憶部35に格納する。そして、画像再構成部36は、投影データ記憶部35が記憶する各ビューの投影データを逆投影処理することで、X線CT画像を再構成する。
次に、図5および6を用いて、実施例1に係るX線CT装置の処理について説明する。図5は、実施例1に係るX線CT装置のX線量制御処理を説明するためのフローチャートであり、図6は、実施例1に係るX線CT装置の画像再構成処理を説明するためのフローチャートである。
図5に示すように、実施例1に係るX線CT装置は、操作者から入力装置31を介してX線CT画像の撮影開始要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS101)。ここで、撮影開始要求を受け付けない場合(ステップS101否定)、X線CT装置は、待機状態となる。
一方、撮影開始要求を受け付けた場合(ステップS101肯定)、スキャン制御部33および高電圧発生部11の制御によりX線管12は、X線の照射を開始する(ステップS102)。
そして、計数率算出部14bは、検出素子群132それぞれの計数率の算出を開始する(ステップS103)。その後、X線制御部15は、計数率の最大値が上限閾値以下であるか否かを判定する(ステップS104)。ここで、計数率の最大値が上限閾値以下である場合(ステップS104肯定)、X線制御部15は、X線量を増大するように高電圧発生部11を介してX線管12を制御し(ステップS105)、ステップS104の判定処理を行なう。
一方、計数率の最大値が上限閾値より大きい場合(ステップS104否定)、X線制御部15は、X線量を減少するように高電圧発生部11を介してX線管12を制御する(ステップS106)。
そして、X線量が減少された状態で、X線制御部15は、計数率の最大値が下限閾値以上であるか否かを判定する(ステップS107)。ここで、計数率の最大値が下限閾値以上である場合(ステップS107肯定)、X線制御部15は、引き続き、X線量を減少するように高電圧発生部11を介してX線管12を制御し(ステップS108)、ステップS107の判定処理を行なう。
一方、計数率の最大値が下限閾値より小さい場合(ステップS107否定)、X線制御部15は、X線量を増大するように高電圧発生部11を介してX線管12を制御する(ステップS109)。
そして、X線制御部15は、撮影終了条件となったか否かを判定する(ステップS110)。すなわち、X線制御部15は、必要ビュー数分の計数結果を計数結果収集部14aが収集したか否かを判定する。ここで、撮影終了条件となっていない場合(ステップS110否定)、X線制御部15は、ステップS104に戻って、X線量が減少された状態での計数率の判定処理を行なう。一方、撮影終了条件となった場合(ステップS110肯定)、X線制御部15は、処理を終了する。
そして、実施例1に係るX線CT装置は、画像再構成処理を行なう。すなわち、図6に示すように、実施例1に係るX線CT装置は、図5で説明したX線量の制御下で収集された計数結果から前処理部34が生成したX線CT画像再構成用の投影データが投影データ記憶部35に格納されたか否かを判定する(ステップS201)。ここで、X線CT画像再構成用の投影データが格納されていない場合(ステップS202否定)、X線CT装置は、待機状態となる。
一方、X線CT画像再構成用の投影データが格納された場合(ステップS202肯定)、画像再構成部36は、X線CT画像を再構成し(ステップS202)、処理を終了する。
上述してきたように、実施例1では、X線制御部15は、X線管12から照射されて被検体Pを透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子131それぞれが計数した計数結果から算出される値のすべて、または、一部に基づいて、X線管12から照射されるX線のX線量を制御する。そして、画像再構成部36は、X線制御部15によりX線管12から照射されるX線量が制御された状態で複数の検出素子131それぞれが計数した計数結果に基づいて、X線CT画像を再構成する。
したがって、実施例1によれば、パイルアップにより投影データが不足することを回避できるので、SN比の高いX線CT画像を再構成することが可能となる。
また、実施例1では、X線制御部15は、複数の検出素子131のすべて、または、一部の計数結果から算出される値が上限閾値より大きい場合、X線管12から照射されるX線のX線量を減少するように制御する。したがって、実施例1では、パイルアップを起こすことを確実に回避することができる。
また、実施例1では、X線制御部15は、複数の検出素子131のすべて、または、一部の計数結果から算出される値が下限閾値より小さい場合、X線管12から照射されるX線のX線量を増大するように制御する。したがって、実施例1では、X線量が低いために、正確な計数結果が収集不可となることを回避することができる。
また、実施例1では、X線制御部15は、複数の検出素子131のうち、被検体Pの大きさに基づいて決定される一部の検出素子(検出素子群132)の計数結果から算出される値に基づいて、X線管12から照射されるX線のX線量を制御する。すなわち、実施例1では、例えば、被検体Pを透過したX線や、被検体Pの関心領域を透過したX線の計数結果に基づく計数率のみを対象としてX線量を制御する。したがって、実施例1では、被検体Pを透過せずに入射したX線や、被検体Pの関心領域以外を透過したX線の計数結果に基づく計数率が最大値となることで、不必要なX線量の制御が行なわれることを回避することができる。
なお、上記では、計数率の最大値が上限閾値より大きい場合、X線量が減少され、計数率の最大値が下限閾値より小さい場合、X線量が増大されるように制御が行なわれる場合について説明した。しかし、実施例1は、計数率の最大値が上限閾値より大きい場合、増大されていたX線のX線量を一定に保ち、計数率の最大値が下限閾値より小さい場合、減少されていたX線のX線量を一定に保つように制御が行なわれる場合であってもよい。かかる変形例について、図7を用いて説明する。図7は、実施例1に係るX線CT装置のX線量制御処理の変形例を説明するためのフローチャートである。
すなわち、図7に示すように、変形例に係るX線CT装置は、X線CT画像の撮影開始要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS301)。ここで、撮影開始要求を受け付けない場合(ステップS301否定)、X線CT装置は、待機状態となる。
一方、撮影開始要求を受け付けた場合(ステップS301肯定)、X線管12は、X線の照射を開始し(ステップS302)、計数率算出部14bは、計数率の算出を開始する(ステップS303)。その後、X線制御部15は、計数率の最大値が上限閾値以下であるか否かを判定する(ステップS304)。ここで、計数率の最大値が上限閾値以下である場合(ステップS304肯定)、X線制御部15は、X線量を増大するように制御し(ステップS305)、ステップS304の判定処理を行なう。
一方、計数率の最大値が上限閾値より大きい場合(ステップS304否定)、X線制御部15は、X線量を保つように制御する(ステップS306)。
そして、X線制御部15は、計数率の最大値が下限閾値以上であるか否かを判定する(ステップS307)。ここで、計数率の最大値が下限閾値以上である場合(ステップS307肯定)、X線制御部15は、X線量を減少するように制御し(ステップS308)、ステップS307の判定処理を行なう。
一方、計数率の最大値が下限閾値より小さい場合(ステップS307否定)、X線制御部15は、X線量を保つように制御する(ステップS309)。
そして、X線制御部15は、撮影終了条件となったか否かを判定する(ステップS310)。ここで、撮影終了条件となっていない場合(ステップS310否定)、X線制御部15は、ステップS304に戻って、計数率の判定処理を行なう。一方、撮影終了条件となった場合(ステップS310肯定)、X線制御部15は、処理を終了する。
かかる変形例によっても、X線CT画像を再構成するための投影データが不足することを回避することができ、SN比の高いX線CT画像を再構成することが可能となる。
また、上記では、計数結果から算出される値として計数率が用いられる場合について説明した。しかし、実施例1は、例えば、計数結果から算出される値として計数率の変化率が用いられる場合であってもよい。また、上記では、計数率の算出処理対象となる検出素子131それぞれで算出された計数率の最大値と上限閾値および下限閾値とを比較することでX線量の制御が行なわれる場合について説明した。しかし、実施例1は、例えば、計数率の算出処理対象となる検出素子131それぞれで算出された計数率の平均値と上限閾値および下限閾値とを比較することでX線量の制御が行なわれる場合であってもよい。
また、上記では、X線制御部15が架台装置10内に設置される場合について説明した。しかし、実施例1は、X線制御部15がコンソール装置30内に設置される場合であってもよい。また、上記では、上限閾値および下限閾値がそれぞれ1つ設定される場合について説明した。しかし、実施例1は、上限閾値および下限閾値がそれぞれ複数設定される場合であってもよい。例えば、チャンネル方向において、チャンネルの中心位置からの距離に応じて体軸方向に沿って異なる上限閾値および下限閾値が設定される場合であってもよい。かかる場合、X線制御部15は、計数率の算出処理対象となる検出素子131それぞれで算出された計数率と、当該検出素子131にて設定された上限閾値および下限閾値とを比較して、X線量の制御を行なう。
また、上記では、X線CT画像の撮影時にリアルタイムでX線量の制御が行なわれる場合について説明した。しかし、実施例1は、X線制御部15が、現にX線CT画像の撮影を行なう被検体Pと同様の体格を有する患者を撮影した際のX線量および計数率を参照して、被検体Pを撮影した場合に計数率が上限閾値と下限閾値との間となるX線量を推定することで、X線量を制御する場合であってもよい。
実施例2では、フォトンカウンティング方式の検出素子を有するリファレンス検出器のデータを用いて画像再構成処理が行なわれる場合について、図8および9を用いて説明する。図8は、実施例2にて設置されるリファレンス検出器を説明するための図であり、図9は、リファレンスデータの一例を説明するための図である。なお、実施例2においても、図5または6を用いて説明したX線量の制御が行なわれる。
実施例2においては、X線管12のX線照射範囲外に、フォトンカウンティング方式の検出素子を有するレファレンス検出器がさらに配置される。例えば、実施例2に係るX線CT装置には、図8に示すように、X線管12の近傍にフォトンカウンティング方式の検出素子を有するレファレンス検出器133が設置される。さらに、実施例2に係るX線CT装置には、図8に示すように、被検体を透過したX線を検出するための検出器13のチャンネルごとに、フォトンカウンティング方式の検出素子(134−1〜134−M)を有するレファレンス検出器134が配置される。なお、レファレンス検出器133および134が有する検出素子は、検出素子131と同じ素材により構成されることが望ましい。
ここで、レファレンス検出器133および134は、検出器13と同様に、計数結果収集部14aと接続されており、計数結果収集部14aは、レファレンス検出器133および134の計数結果をリファレンスデータとして、コンソール装置30に送信する。
具体的には、レファレンス検出器133および134は、リファレンスデータとして、X線のエネルギー値の強度分布を計数結果収集部14aに出力する。例えば、図9に示すように、検出素子134−1や134−Mは、X線管12から照射されたX線のエネルギー値ごとのカウント数(強度)をプロットしたリファレンスデータを計数結果収集部14aに出力する。
そして、実施例2に係る画像再構成部36は、レファレンス検出器133および134が測定したX線の線質(エネルギー値)に基づいて補正された投影データを用いてX線CT画像を再構成する。具体的には、画像再構成部36は、チャンネルごとに配置された検出素子134−1〜134−Mそれぞれが測定したX線の線質(エネルギー値)に基づいてチャンネルごとに補正された投影データを用いてX線CT画像を再構成する。
例えば、前処理部34は、レファレンス検出器133のリファレンスデータと、検出素子134−1〜134−Mそれぞれのリファレンスデータとの比(エネルギー値ごとのカウント数の比)を算出する。そして、前処理部34は、検出素子134−1〜134−Mそれぞれの比(チャンネルごとの検出感度)を用いて検出器13の計数結果を補正することで、チャンネルごとに補正された投影データを生成する。そして、画像再構成部36は、チャンネルごとに補正された投影データを逆投影処理することで、X線CT画像を再構成する。
次に、図10を用いて、実施例2に係るX線CT装置の処理について説明する。図10は、実施例2に係るX線CT装置の画像再構成処理を説明するためのフローチャートである。
図10に示すように、実施例2に係るX線CT装置は、図5または7で説明したX線量の制御下で収集された検出器13の計数結果およびレファレンス検出器133および検出素子134−1〜134−Mが測定したレファレンスデータを前処理部34が受信したか否かを判定する(ステップS401)。ここで、受信してない場合(ステップS401否定)、X線CT装置は、待機状態となる。
一方、受信した場合(ステップS401肯定)、前処理部34は、リファレンスデータを用いて計数結果をチャンネルごとに補正することで、チャンネルごとに補正した投影データを生成する(ステップS402)。
そして、画像再構成部36は、補正後の投影データからX線CT画像を再構成し(ステップS403)、処理を終了する。
上述してきたように、実施例2では、X線管12のX線照射範囲外に、フォトンカウンティング方式の検出素子を有するレファレンス検出器133および134をさらに備える。そして、画像再構成部36は、レファレンス検出器133および134が測定したX線の線質に基づいて補正された投影データを用いてX線CT画像を再構成する。したがって、実施例2では、フォトンカウンティング方式のレファレンス検出器133および134を用いて、フォトンカウンティング方式の検出器13の計数結果を補正することができ、高画質のX線CT画像を再構成することが可能となる。
また、実施例2では、検出器13の複数の検出素子131のチャンネルごとにレファレンス検出器134−1〜134−Mが配置される。そして、画像再構成部36は、レファレンス検出器134−1〜134−Mそれぞれが測定したX線の線質に基づいてチャンネルごとに補正された投影データを用いてX線CT画像を再構成する。したがって、実施例2では、チャンネルごとに検出感度を補正した投影データを生成することができ、より高画質のX線CT画像を再構成することが可能となる。
なお、実施例1および2で説明した画像再構成方法は、あらかじめ用意された画像再構成プログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。この画像再構成プログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、この画像再構成プログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上、説明したとおり、実施例1および2によれば、SN比の高いX線CT画像を再構成することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10 架台装置
11 高電圧発生部
12 X線管
13 検出器
14 データ収集部
14a 計数結果収集部
14b 計数率算出部
15 X線制御部
16 回転フレーム
17 架台駆動部
20 寝台装置
21 寝台駆動装置
22 天板
30 コンソール装置
31 入力装置
32 表示装置
33 スキャン制御部
34 前処理部
35 投影データ記憶部
36 画像再構成部
37 画像記憶部
38 システム制御部

Claims (8)

  1. X線管から照射されて被検体を透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子それぞれが計数した計数結果から算出される値のすべて、または、一部に基づいて、前記X線管から照射されるX線のX線量を制御するX線制御部と、
    前記X線制御部により前記X線管から照射されるX線量が制御された状態で前記複数の検出素子それぞれが計数した計数結果に基づいて、X線CT画像を再構成する画像再構成部と、
    を備えたことを特徴とするX線CT装置。
  2. 前記X線制御部は、前記複数の検出素子のすべて、または、一部の計数結果から算出される値が上限閾値より大きい場合、前記X線管から照射されるX線のX線量を減少するように制御する、または、前記X線管から照射されるX線のX線量を保つように制御することを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記X線制御部は、前記複数の検出素子のすべて、または、一部の計数結果から算出される値が下限閾値より小さい場合、前記X線管から照射されるX線のX線量を増大するように制御する、または、前記X線管から照射されるX線のX線量を保つように制御することを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記X線制御部は、前記複数の検出素子のうち、前記被検体の大きさに基づいて決定される一部の検出素子の計数結果から算出される値に基づいて、前記X線管から照射されるX線のX線量を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のX線CT装置。
  5. 前記X線管のX線照射範囲外に、前記フォトンカウンティング方式の検出素子を有する対照検出器をさらに備え、
    前記画像再構成部は、前記対象検出器が測定したX線の線質に基づいて補正された投影データを用いて前記X線CT画像を再構成することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のX線CT装置。
  6. 前記対照検出器用の検出素子が、前記被検体を透過したX線を検出するための複数の検出素子のチャンネルごとに配置される場合であって、
    前記画像再構成部は、前記チャンネルごとに配置された前記対照検出器用の検出素子それぞれが測定したX線の線質に基づいてチャンネルごとに補正された投影データを用いて前記X線CT画像を再構成することを特徴とする請求項5に記載のX線CT装置。
  7. X線管から照射されて被検体を透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子それぞれが計数した計数結果のすべて、または、一部から算出される値に基づいて、前記X線管から照射されるX線のX線量を制御するX線制御ステップと、
    前記X線制御ステップにより前記X線管から照射されるX線量が制御された状態で前記複数の検出素子それぞれが計数した計数結果を投影データとしてX線CT画像を再構成する画像再構成ステップと、
    を含んだことを特徴とする画像再構成方法。
  8. X線管から照射されて被検体を透過したX線に由来する光を計数するフォトンカウンティング方式の複数の検出素子それぞれが計数した計数結果のすべて、または、一部から算出される値に基づいて、前記X線管から照射されるX線のX線量を制御するX線制御手順と、
    前記X線制御手順により前記X線管から照射されるX線量が制御された状態で前記複数の検出素子それぞれが計数した計数結果を投影データとしてX線CT画像を再構成する画像再構成手順と、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする画像再構成プログラム。
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