JP2012034732A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板ケース内に積層状に収容された第1基板と第2基板とを含む少なくとも2枚の基板の内、外部接続用コネクタのない第2基板の面積を十分に確保しながらも、外部接続用コネクタを有する第1基板を簡単な構造で確実に支持でき、外部接続用コネクタに対して外部コネクタを容易に接続できるようにする。
【解決手段】基板ケース27を構成する第1ケース体32と第2ケース体33との間に、外部接続用コネクタ42を有する第1基板37と、第1基板37とは別の第2基板38とを積層状に収容し、基板ケース27に外部接続用コネクタ42が臨むコネクタ口51を設け、第1基板37を第2基板38よりも第1ケース体32側に配置し、第1ケース体32にコネクタ口51を設け、第2ケース体33に、外部接続用コネクタ42の近傍で外部接続用コネクタ42と反対側から第1基板37を支持する第1支持部71と第2基板38を支持する第2支持部67とを設ける。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に関し、基板ケース内に第1基板と第2基板とを積層状に収容した遊技機において、第2基板の面積を確保しつつ、第1基板の外部接続用コネクタに対して外部コネクタを容易に接続できるようにしたものである。
遊技機、例えばパチンコ機では、遊技盤の遊技領域内に特別図柄始動手段、普通入賞手段、大入賞手段等を装着すると共に、その遊技領域の略中央に液晶表示手段等の画像表示手段を装着している。そして、特別図柄始動手段、普通入賞手段、大入賞手段等による遊技動作を主制御基板により制御し、また遊技動作の変化に応じて画像表示手段の画像表示部に表示される演出画像を画像制御基板により制御している。主制御基板は主制御基板ケースに、画像制御基板は画像制御基板ケースに夫々収容され、遊技盤の裏側に装着されている。
近年のパチンコ機では、演出画像の高精度化、複雑化に伴い画像制御基板が大型化する傾向にあるにも拘わらず、遊技盤に装着された入賞手段、可動演出手段の複雑化によって、遊技盤の裏側の基板ケースの装着スペースを十分に確保し難くなりつつある。そこで、例えば画像制御基板の場合には、外部の各部との間を仲介するインターフェース部側の第1基板と、CPU、ROM、RAM等を備えて演出画像の制御を司る画像制御部側の第2基板とに分割し、その第1基板と第2基板とを前後に積層状に画像制御基板ケース内に収容して、画像制御基板ケース自体の専有スペースを小さくすることが考えられている(特許文献1)。
画像制御基板ケースはケース本体とケースカバーとを開閉可能に結合して構成されている。この画像制御基板ケース内には、そのケース本体側に第1基板が位置し、ケースカバー側に第2基板が位置するように各基板が収容されている。各基板はケースカバーから突出する位置決め突起と、ケース本体の周壁の上下、左右の内周面に形成されたリブ状の支持部との間で挟持されている。
インターフェース部側の第1基板は縦長矩形状であり、その左右両側縁には上下方向に複数の外部接続用コネクタが装着されている。ケースカバーにはその左右両側に第1基板側へと凹入する段部と、この各段部内に配置され且つ第1基板の外部接続用コネクタが臨むコネクタ口とが設けられ、そのコネクタ口側から外部コネクタが第1基板の外部接続用コネクタに着脱自在に接続されている。
特開2009−106479
このように画像制御基板を第1基板と第2基板とに分割して画像制御基板ケース内に前後に積層状に配置すれば、画像制御基板ケース自体の専有面積を小さくでき、少ないスペースで画像制御基板ケースを装着できる利点があり、また第1基板の外部接続用コネクタに外部コネクタを接続する際に第1基板に加わる荷重をケース本体の支持部で担持でき、外部コネクタを容易且つ確実に接続できる利点がある。
しかし、インターフェース部側の第1基板は複数の外部接続用コネクタを装着する程度で面積的に余裕があるのに対して、演出内容の高精度化、複雑化に伴い、画像制御部の第2基板に装着すべき電子部品の部品点数は増加する傾向にあるにも拘わらず、従来の構造では、第2基板の面積を十分に確保できない欠点がある。
即ち、従来はコネクタ口を有する段部が左右両側に設けられたケースカバー内に、その段部間に位置するように第2基板を配置している。このため第2基板の左右幅がケースカバーの両側の段部によって大きく制限されることになり、第2基板の面積を十分に確保することができない。
そこで、第1基板と第2基板とを入れ替えて、コネクタ口を有する段部を備えたケースカバー側に、外部接続用コネクタを有する第1基板を配置し、段部等のないケース本体内に第2基板を配置すれば、ケース本体の大きさに合わせて第2基板の面積を十分に確保することができる。しかし、この場合には、第1基板の外部接続用コネクタ側をケース本体の支持部により支持できないため、外部接続用コネクタに外部コネクタを接続する際に荷重によって第1基板が撓む等の問題があり、外部コネクタを外部接続用コネクタに接続し難くなる欠点がある。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、基板ケース内に積層状に収容された第1基板と第2基板とを含む少なくとも2枚の基板の内、外部接続用コネクタを有する第1基板とは別の第2基板の面積を十分に確保しながらも、外部接続用コネクタを有する第1基板を簡単な構造で確実に支持でき、外部接続用コネクタに対して外部コネクタを容易に接続できる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、基板ケースを構成する第1ケース体と第2ケース体との間に、外部接続用コネクタを有する第1基板と、該第1基板とは別の第2基板とを含む少なくとも2枚の基板を積層状に収容し、前記基板ケースに前記外部接続用コネクタが臨むコネクタ口を設けた遊技機において、前記第1基板を前記第2基板よりも前記第1ケース体側に配置し、前記第1ケース体に前記コネクタ口を設け、前記第2ケース体に、前記外部接続用コネクタの近傍で該外部接続用コネクタと反対側から前記第1基板を支持する第1支持部と、前記第2基板を支持する第2支持部とを設けたものである。
前記第1ケース体は外周壁を、前記第2ケース体は前記第1ケース体の前記外周壁内に嵌合する嵌合壁を夫々備え、前記嵌合壁に前記第1支持部と前記第2支持部とを設けてもよい。また前記第1基板及び前記第2基板はその端部を前記嵌合壁の側壁部と重合して配置し、前記側壁部は前記第2基板の端部を支持する前記第2支持部と、該第2支持部よりも前記第1ケース体側に突出して前記第1基板の端部を支持する前記第1支持部とを有するものでもよい。
前記第2支持部間に前記第1支持部を配置し、該第1支持部が挿通する挿通部を前記第2基板に設けてもよい。前記第1ケース体に前記第1基板及び前記第2基板を積層状に固定し、前記第1ケース体に前記第2ケース体を結合したときに前記各支持部が前記各基板に当接するようにしてもよい。
前記第2基板の一端側に前記第1基板を積層状に配置し、前記第2基板の他端側に、発熱性電子部品と、該発熱性電子部品を冷却する冷却手段とを配置することもある。前記第1基板は両端部に前記外部接続用コネクタを備え、前記第1ケース体は前記各外部接続用コネクタの周辺で前記第1基板に当接する段部を有し、該段部に前記コネクタ口を形成してもよい。前記第1基板と前記第2基板とを両者間に介在された接続コネクタを介して接続し、前記第1ケース体に前記接続コネクタの近傍で前記第1基板に当接する突出部を設けたものでもよい。
本発明によれば、基板ケース内に積層状に収容された第1基板と第2基板とを含む少なくとも2枚の基板の内、外部接続用コネクタを有する第1基板とは別の第2基板の面積を十分に確保しながらも、外部接続用コネクタを有する第1基板を簡単な構造で確実に支持でき、外部接続用コネクタに対して外部コネクタを容易に接続できる利点がある。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。 同遊技盤の背面図である。 同画像制御基板ケースの分解斜視図である。 同第1ケース体と各基板との分解斜視図である。 同画像制御基板ケース全体の縦断面図である。 同画像制御基板ケース全体の横断面図である。 同画像制御基板ケースの要部の横断面図である。 同第2ケース体と各基板との斜視図である。 同要部の横断面図である。 同要部の縦断面図である。 同第1ケース体の正面図である。 同第2ケース体の背面図である。 同組み立て過程の断面図である。 本発明の第2の実施形態を示す第2ケース体と第2基板との結合状態の斜視図である。 同背面図である。 本発明の第3の実施形態を示す第2ケース体の斜視図である。 同背面図である。 本発明の第4の実施形態を示す斜視図である。 同縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図13はパチンコ機に具現化した本発明の第1の実施形態を例示する。図1において、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3は左端側の上下一対のヒンジ4を介して外枠2に着脱及び開閉自在に装着されている。
前枠3の上部側には遊技盤5が例えば前側から着脱自在に装着されると共に、遊技盤5の前側にガラス扉6が、ガラス扉6の下側に隣接して前面開閉板7が夫々配置されている。ガラス扉6、前面開閉板7はヒンジ4と同一側のヒンジ(図示省略)により前枠3に開閉自在に枢支されている。前面開閉板7には、発射用の遊技球を貯留する貯留皿8と、発射手段(図示省略)を作動させるための発射ハンドル9等が前面に設けられている。なお、発射手段は発射ハンドル9を操作したときに貯留皿8から供給される遊技球を遊技盤5側へと発射するようになっている。
遊技盤5の前側には、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール10内の遊技領域12には、画像表示手段13を備えたセンターケース14、通過ゲート15、開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等の各種遊技部品が装着されている。
また遊技盤5の裏側には、図2に示すように、センターケース14等の遊技部品を後側から覆う裏カバー20と集球ケース21とが上下に配置されている。例えば、集球ケース21の背面側に主制御基板22が格納された主制御基板ケース23が着脱自在に装着され、裏カバー20の背面側に演出制御基板24が格納された演出制御基板ケース25と、画像制御基板26が格納された画像制御基板ケース27とが着脱自在に装着されている。
なお、主制御基板22はゲーム中の全体の遊技動作を統括的に制御し、また画像制御基板26は画像表示手段13に表示される演出画像を制御し、更に演出制御基板24は画像表示手段13の周辺に配置された可動演出手段(図示省略)の演出動作、遊技盤5側その他の演出ランプの演出発光、スピーカの効果音等を制御するようになっている。
集球ケース21は開閉式入賞手段16、大入賞手段17、普通入賞手段18等に入賞して遊技盤5の裏側に案内された遊技球を集めて排出口28から回収通路(図示省略)側へと案内するためのもので、裏カバー20の下側に近接して配置され、遊技盤5の裏側に着脱自在に固定されている。
集球ケース21の背面側には、例えば図2に示すように、その略中央に主制御基板ケース23を着脱自在に装着可能な主制御基板ケース装着部30が設けられている。また主制御基板ケース装着部30の一側には、前枠3側の枠側ジョイント部(図示省略)に対応する盤側ジョイント部31が設けられており、遊技盤5を前枠3に装着したときに前枠3側の枠側ジョイント部(図示省略)の前側に対向して、その盤側ジョイント部31が枠側ジョイント部の各枠側コネクタ(図示省略)に着脱自在に接続する。
画像制御基板ケース27は前後に扁平な縦長略矩形状であって、図3〜図10に示すように、例えば透明な合成樹脂製の第1ケース体33と第2ケース体34とを係合手段35と封止手段36とを介して開閉可能に結合して構成されている。画像制御基板26はインターフェース側を構成する第1基板37と、画像制御側を構成する第2基板38とに分割され、第1基板37を第2基板38よりも第1ケース体33側に配置した状態で、第1基板37と第2基板38とが画像制御基板ケース27の第1ケース体33と第2ケース体34との間に前後に積層状に収容されている。
第1基板37、第2基板38は左右幅が略同一であり、第2基板38の上下幅が第1基板37よりも大になっている。そして、この第1基板37と第2基板38は、図5に示すように第2基板38の下部側に第1基板37の上部側が前後方向に重なる状態で積層されている。なお、第1基板37と第2基板38はその下端部が略同一高さとなるように重合してもよいし、第1基板37が第2基板38内に略収まるように重合してもよい。
第2基板38には図3〜図6に示すように、第1基板37よりも上の上部側にLSIその他の発熱性の電子部品39と、この電子部品39を冷却する冷却手段40とが装着され、また第1基板37と重合する下部側にLSI等その他の電子部品(図示省略)が、下端部近傍に接続コネクタ41が夫々装着されている。
第1基板37には図3〜図5、図7に示すように左右の両端縁にその長手方向に沿って1又は複数の外部接続用コネクタ42が装着されている。また第1基板37の第2基板38側には図3〜図5に示すように、第2基板38の接続コネクタ41に着脱自在に接続される接続コネクタ43が装着され、両基板37,38の電子回路部分はこの両接続コネクタ41,43を介して電気的に接続されている。
なお、第2基板38の接続コネクタ41は左右の略中央に、第1基板37の接続コネクタ43は上下、左右の略中央に夫々配置されているが、重合状態で両者が接続する位置関係にあればよい。また両接続コネクタ41,43はピンがピン孔に対して挿脱する構造であるが、その何れがどちらにあってもよい。
第1ケース体33は前側が開放する縦長矩形状であって、図3〜図6、図11に示すように背壁44と、この背壁44の外周に一体に形成された外周壁45とを有し、この第1ケース体33内に第1基板37、第2基板38が収容されて固定されている。第2ケース体34は蓋を構成する縦長矩形状で、図3〜図5に示すように前壁46と、この前壁46の外周側に一体に形成された嵌合壁47と、前壁46に沿って嵌合壁47から左右両側に突出する突出縁48とを有し、その嵌合壁47が第1ケース体33の外周壁45内に嵌合し、且つ外周壁45の先端が突出縁48に当接又は近接している。
第1ケース体33の外周壁45、第2ケース体34の嵌合壁47は四辺を含む全周にあり、結合時には図7、図9に示すように、第1ケース体33の外周壁45内に第2ケース体34の嵌合壁47が嵌脱自在に嵌合して、内部に積層状に収容された第1基板37及び第2基板38を外周壁45により取り囲むようになっている。
第1ケース体33には図3、図4、図7に示すように、その背壁44から第1基板37側に突出する段部50が下部側の左右両側縁に沿って上下方向に形成され、その段部50にコネクタ口51が上下方向に形成されている。段部50の後端は外部接続用コネクタ42の外周で第1基板37に当接しており、そのコネクタ口51から後方に外部接続用コネクタ42が突出している。第1ケース体33には左右の段部50間で背壁44から第1基板37側に突出する突出部52が設けられている。突出部52は段部50と略同一高さであって、接続コネクタ41,43の接続時に第1基板37に加わる荷重を受けるように、接続コネクタ43の近傍で第1基板37に当接している。
第1ケース体33内には図3〜図5に示すように、第1基板37、第2基板38を固定するための取り付けボス53,54、位置決め突起55、支持突条56等が一体に設けられ、取り付けボス53,54にネジ57,58等の固定具により着脱自在に固定されている。位置決め突起55は段部50、突出部52に対応する高さの第1位置決め部55aと、その先端側の第2位置決め部55bとを有する。なお、第1位置決め部55aと第2位置決め部55bは、第1基板37と第2基板38との間隔に対応している。
第1基板37は左右2個の位置決め孔59と1個の取り付け孔60とを有し、その位置決め孔59に挿通する位置決め突起55の第1位置決め部55aにより位置決めされ、段部50及び突出部52に当接した状態で、取り付けボス53に螺合するネジ57により固定されている。なお、第1基板37は左右2箇所で位置決めし、下部の1箇所で固定しているが、その数は1個でもよいし複数でもよい。
第2基板38は3個の位置決め孔61及び取り付け孔62を有し、その位置決め孔61に挿通する位置決め突起55の第2位置決め部55b等により位置決めされ、左右両端が外周壁45の左右両側の内周に形成された支持突条56に当接した状態で、取り付けボス54に螺合するネジ58により固定されている。なお、第2基板38は左右及び上下方向に所定の間隔をおいて3箇所で位置決めし固定しているが、その数は1個でもよいし複数でもよい。取り付けボス54は第1基板37の通孔63に遊嵌状に挿通されている。
支持突条56は図3、図4、図9、図10に示すように、取り付けボス54の突出高さと略同一であり、外周壁45の左右の側壁部79の内側に背壁44側から積層方向に延びるリブ状に形成され、上下方向に所定の間隔をおいて複数設けられている。そして、この支持突条56は第1ケース体33内に固定された第2基板38の上部側の左右両端縁を支持し、またその一部の支持突条56は第1ケース体33と第2ケース体34とを結合して画像制御基板ケース27を閉じた後に、第1ケース体33の外周壁45と第2ケース体34の前壁46とに跨がって外側に封印シール64を貼付する際の目印となっている。
即ち、下側又は上側の一対の支持突条56間の間隔は封印シール64の幅と略一致する等、封印シール64の幅と対応しており、この一対の支持突条56間に、その先端側が封印シール64の貼付開始位置の目印となる短いリブ状の指示突部65が側壁部79の背壁44側に設けられている。また第2ケース体34の前壁46には、封印シール64の貼付部66が凹入状に設けられている。なお、この実施形態では、支持突条56、指示突部65は左右非対称であるが、対称に設けてもよい。
この第1ケース体33の外周壁45の内面に支持突条56及び指示突部65を設けておけば、第1ケース体33が透明な合成樹脂製であるため、第1ケース体33の外側からそれらの位置を容易に視認することができ、画像制御基板ケース27の第1ケース体33と第2ケース体34とを閉じた後には、封印シール64の一端を一対の支持突条56間で指示突部65の先端に合わせて、第1ケース体33の外周壁45から第2ケース体34の前壁46側の貼付部66に跨がって貼付すればよい。
第2ケース体34には、その嵌合壁47に第2基板38の左右、上下に対応して第2支持部67〜69が設けられている。即ち、嵌合壁47の左右の側壁部70には図3、図7、図8、図12に示すように、第1ケース体33と第2ケース体34との結合時に、第2基板38の左右両端縁を支持する第2支持部67と、第1基板37の左右両端縁を支持する第1支持部71とが各基板37,38の端部に対応してその端縁に沿って長手方向に設けられている。第2支持部67は前壁46から第2基板38側に突出する側壁部70の先端面に設けられ、第1基板37に対応する一部を除き第2基板38の上下方向の略両端に跨がって設けられている。
第1支持部71は図7、図8に示すように、第1基板37の外部接続用コネクタ42の近傍を外部接続用コネクタ42と反対側から指示するためのもので、第2支持部67よりも第1基板37側に突出して設けられている。この第1支持部71は第1基板37の左右両端部に対応して側壁部70の下端側と、第2支持部67の下部側の中間との上下に設けられている。
嵌合壁47の上壁部72の内周には、第2基板38の上端縁を支持する複数の第2支持部68が左右方向に等間隔をおいてリブ状に設けられている。また嵌合壁47内の前壁46側には、第2基板38の下端縁を支持する第2支持部69が左右の側壁部70間に左右方向にも設けられている。第1基板37、第2基板38の左右両端部は、嵌合壁47の側壁部70に重合している。なお、画像制御基板ケース27、第1基板37、第2基板38の左右幅が狭い場合には、第2支持部68,69は省略してもよい。
第2基板38の左右両端縁には図3、図4、図8に示すように、上側の第1支持部71に対応する部分に、この第1支持部71を通すための切り欠き部(挿通部)38aが形成されている。即ち、下側の第2支持部67は第2基板38の下端部側にあり、上側の第1支持部71は下側の第2支持部67間よりも上側にある。
従って、第2基板38の左右両端縁には上側の第1支持部71に対応する部分に、この第1支持部71を通すための切り欠き部38aが形成されている。このため重合部分では第2基板38の下端部に対応する第2支持部67と、第1基板37の上部に対応する第1支持部71とがあるにも拘わらず、嵌合壁47の側壁部70を直線状にして、その側壁部70の面上に第1支持部71、第2支持部67を配置することができ、第2ケース体34側の構造を簡単にすることができる。
係合手段35は図3〜図5に示すように、第2ケース体34の嵌合壁47の上壁部72に設けられた被係合部73と、第1ケース体33の外周壁45の上壁部74に設けられ且つ被係合部73に係脱自在に係合する係合部75とを有する。封止手段36は図3〜図5に示すように、第2ケース体34の嵌合壁47の下壁部75aに設けられた封止突部76と、第1ケース体33の外周壁45の下壁部77に設けられ且つ両ケース体33,34を閉じた状態で封止突部76が離脱不能に係合する封止部78とを有し、両ケース体33,34を開放すべく封止部78側を切断したときに、その封止部78に切断痕が残るようになっている。係合手段35、封止手段36は左右両端部に設けられている。
なお、係合手段35、封止手段36はケース体33,34に対して上下逆に設けてもよいし、画像制御基板ケース27が左右方向に長い場合には、左右両側で上下両端部に設けてもよい。また係合手段35、封止手段36は1個でもよい。
冷却手段40は図3、図5、図6に示すように、電子部品39の放熱用のヒートシンク80と、ヒートシンク80の冷却用の冷却ファン81と、第2基板38に固定され且つ画像制御基板ケース27内にヒートシンク80及び冷却ファン81を固定する取り付け台82とを備えている。
冷却ファン81は外周が矩形状に形成されたハウジング83と、このハウジング83内に回転自在に配置された周方向に複数枚の回転羽根84と、ハウジング83の中央に装着され且つ回転羽根84を内周側から駆動する駆動モータ85とを備え、回転羽根84の回転により冷却空気を軸心方向に吸気するようになっている。
ヒートシンク80は図3〜図7に示すように、電子部品39に熱伝導層86を介して当接する矩形状の本体部87と、この本体部87の一側面に突出して一体に形成された上下方向に複数個(多数)のフィン88とを備え、フィン88間を流れる冷却空気により冷却されるようになっている。熱伝導層86は電子部品39とヒートシンク80の本体部87との間の隙間をなくして、電子部品39からヒートシンク80への熱伝導が良くなるようにシリコンゴム系の熱伝導シートにより構成されている。
取り付け台82は図3〜図7に示すように、ヒートシンク80を収容する第1収容部90と、冷却ファン81を収容する第2収容部91と、第1収容部90内に連通し且つ第2収容部91の左右両側に開口する左右一対の冷却ダクト92と、これらにより第2収容部91から第1収容部90を経て左右の冷却ダクト92内に跨がって形成された冷却通路93とを一体に備え、第2基板38の裏側に着脱自在に固定されている。冷却通路93は各収容部90,91を含む冷却ダクト92によって、画像制御基板ケース27内の第1基板37、第2基板38を収容する基板収容室94とに分離されている。
第1収容部90は周方向の全周が取り囲まれた矩形状であり、第2基板38側へと前向きに開口する。第2収容部91は矩形状であり、後向きに開放している。第1収容部90と第2収容部91は、連通口95を有する仕切り壁96を介して前後に相対応して逆向き開口状に設けられており、その第1収容部90の左右両側から第2収容部91の左右両側に、第1収容部90内に連通し且つ第2収容部91の左右両側で後向きに開口する左右一対の冷却ダクト92が設けられている。
第1収容部90の上下には前方に突出する取り付けボス97と位置決め突起98とが左右に設けられ、これらを介して取り付け台82が第2基板38に着脱自在に固定されている。なお、位置決め突起98は第2基板38の位置決め孔99に挿通され、また取り付けボス97には第2基板38の取り付け孔100側から挿通されたネジ(固定具)101が螺合されている。
第1収容部90にはヒートシンク80が第2基板38側から着脱自在に挿入され収容されている。ヒートシンク80はフィン88が仕切り壁96に近接するようにフィン88側から第1収容部90内に挿入されており、第2基板38側の開口がその本体部87により略閉塞され、また上下両側がフィン88により閉塞されている。第2収容部91には冷却ファン81が後側から着脱自在に収容され、そのハウジング83が仕切り壁96にネジ等の固定具により着脱自在に固定されている。
第1ケース体33の背壁44には、第2収容部91の後端部が嵌合する第1嵌合部103と、冷却ダクト92の後端部が嵌合する第2嵌合部104とが設けられ、その第1嵌合部103内に第2収容部91内の冷却ファン81に対応する吸気口105が、第2嵌合部104内に冷却ダクト92の冷却通路93に対応する排気口106が夫々設けられている。なお、吸気口105、排気口106は複数個の小孔により構成されている。
取り付け台82は第1基板37を第1ケース体33内に固定したときに、第2収容部91、冷却ダクト92の後端が各嵌合部103,104内で第1ケース体33の背壁44に当接している。第2収容部91と冷却ダクト92との後端は面一状でも良い。
第1ケース体33の背壁44には、取り付け台82に対応する部分を除く領域に必要に応じて多数の放熱口108が設けられており、第1基板37、第2基板38に装着された他の電子部品39等からの発熱による基板収容室94内の熱を自然対流等により放熱するようになっている。
この実施形態において、画像制御基板ケース27を組み立てる際には、先ず取り付け台82の第2収容部91に冷却ファン81を挿入して固定し、次に取り付け台82の第1収容部90内にヒートシンク80を挿入する。このときヒートシンク80はそのフィン88側から第1収容部90内に挿入し、その上下両端のフィン88を挟むことにより位置決めする。
これによって第1収容部90の左右壁間にヒートシンク80の本体部87が収まり、また仕切り壁96と本体部87間の上下両側にはヒートシンク80の上下両側にフィン88があるので、第1収容部90の前側が開口するにも拘わらず、第1収容部90にヒートシンク80を挿入して位置決めすることにより、第1収容部90の開口側を略閉塞することができる。
その後、取り付け台82の位置決め突起98を第2基板38の位置決め孔99に挿入して、第1収容部90内のヒートシンク80の本体部87が第2基板38の電子部品39に対応するように、取り付け台82を第2基板38に対して位置決めした後、第2基板38側からネジ101を取り付けボス97に螺合して、取り付け台82を第2基板38に固定する。
次に第1ケース体33内に第1基板37を取り付けた後、第2基板38を第1ケース体33内に取り付ける。第1基板37を取り付ける際には、第1基板37の位置決め孔59に位置決め突起55の第1位置決め部55aを挿通して、第1ケース体33の下部側の左右の段部50に跨がって第1基板37を配置した後、ネジ57により第1基板37を取り付けボス53に固定する。これによって第1基板37の左右両端側は段部50により、中間部は突出部52及び取り付けボス53により支持される。
次に第1基板37と前後に重合するように第1ケース体33内に第2基板38を取り付ける。この第2基板38の取り付けに当たっては、まず位置決め突起55の第2位置決め部55bを第2基板38の位置決め孔61に挿通して第2基板38を位置決めする。これによって第1基板37の接続コネク43と第2基板38の接続コネクタ41とが相対向し、また第1基板37の接続コネクタ43に対応する部分に突出部52が当接しているので、次に第2基板38の下部側中央部分を第1基板37側へと押圧することにより、第1基板37が撓むことなく両接続コネクタ41,43を容易に接続することができる。
また第2基板38を位置決め突起55により位置決めすると、取り付け台82の第2収容部91、冷却ダクト92が第1ケース体33の背壁44の第1嵌合部103、第2嵌合部104に夫々嵌合して、第1ケース体33の吸気口105が冷却ファン81のハウジング83内に連通し、また第1ケース体33の排気口106が冷却ダクト92内の冷却通路93に連通する。そして、ネジ58により第2基板38を取り付けボス54に固定すると、前後に重合した状態で第1基板37と第2基板38とを第1ケース体33内に固定することができる。
第1ケース体33内での各基板37,38の固定が完了すれば、図13(A)に示すように、係合手段35を支点として第1ケース体33の外周壁45内にその開口側から第2ケース体34の嵌合壁47を嵌合させて行く。このとき第2ケース体34の嵌合壁47の第1支持部71を第2基板38の切り欠き部38aに合わせて、その第1支持部71を切り欠き部38aを経て第1基板37側へと挿入する。
そして、第1ケース体33と第2ケース体34とが嵌合すると、図13(B)に示すように、第2ケース体34の嵌合壁47の第1支持部71が第1基板37に、第2支持部67が第2基板38に夫々当接し、また第1ケース体33の外周壁45の左右両側の側壁部79が第2ケース体34の突出縁48に当接する。その後、封止手段36により画像制御基板ケース27を封止し、また第1ケース体33と第2ケース体34とに跨がって封印シール64を貼付する。
このようにすれば、第1基板37を第1ケース体33側に配置し、その第1基板37の左右両側に外部接続用コネクタ42を、第1ケース体33の左右両側の段部50に、外部接続用コネクタ42が臨むコネクタ口51を設ける一方、外部接続用コネクタ42を設ける必要のない第2基板を第2ケース体34側に配置しているので、第2ケース体34の大きさに応じて第2基板38の面積を容易に確保することができる。
また第2ケース体34の嵌合壁47の左右両側の側壁部70に第1支持部71があり、この第1支持部71が外部接続用コネクタ42と反対側から第1基板37に当接しているため、外部接続用コネクタ42を有する第1基板37の左右両側は、第1ケース体33の段部50と第2ケース体34の第1支持部71とによって両側から挟持しているので、外部接続用コネクタ42を有する第1基板37が第1ケース体33内にあるにも拘わらず、外部接続用コネクタ42に対する外部コネクタの着脱を容易に行うことができる。
即ち、第1ケース体33の段部50と第2ケース体34の第1支持部71とにより前後両側から挟持されており、外部接続用コネクタ42に外部コネクタを接続する際の荷重に対しては第2ケース体34の第1支持部71により、外部コネクタを離脱する際の荷重に対しては段部50により夫々抗することができるので、外部コネクタの着脱時の第1基板37の撓み等を防止でき、外部接続用コネクタ42に対して外部コネクタを容易に接続し離脱することができる。
更に第2基板38側に発熱性を有する電子部品39を装着した場合にも、第2基板38の下部側に第1基板37を積層状に配置し、その第1基板37よりも上側で第2基板38に電子部品39を装着することにより、この電子部品39と第1ケース体33の背壁44との間に冷却手段40を介在して、この冷却手段40により電子部品39を冷却することができる。また発熱性の電子部品39、冷却手段40が第2基板38の上側にあるため、これらよりも下側の電子部品39に対する熱影響を少なくできる。
第2基板38の左右両端側は第1ケース体33の支持突条56と第2ケース体34の第2支持部67とにより前後両側から挟持されており、この支持突条56及び第2支持部67により第2基板38の両端縁を確実に固定できるので、第2基板38の中央部分に他の電子部品39に比較して重量的に重たい冷却手段40があるにも拘わらず、画像制御基板ケース27内での第2基板38の安定性を向上させることができる。
しかも第2基板38にはその上端側に第2ケース体34の上壁部72の第2支持部68が、下端側に第2ケース体34の背壁44側の第2支持部69が夫々当接しており、これらの第2支持部68,69と位置決め突起55の第2位置決め部55b及び取り付けボス54により前後両側から挟持しているので、第2基板38の安定性を更に向上させることができる。
また第1基板37と第2基板38は前後に重合状になっているが、その重合部分でも第1支持部71と第2支持部67とが交互にあるので、重合部分でも第1支持部71、第2支持部67により第1基板37、第2基板38の各端縁側を確実に支持することができる。
下側の第2支持部67は第2基板38の下端部側にあり、上側の第1支持部71は下側の第2支持部67間よりも上側にある。そして、第2基板38の左右両端縁には第1支持部71に対応する部分に、この第1支持部71を通すための切り欠き部38aが形成されている。このため重合部分では第2基板38の下端部に対応する第2支持部67と第1基板37の上部に対応する第1支持部71とがあるにも拘わらず、嵌合壁47の直線状の側壁部47上に第1支持部71、第2支持部67を配置することができ、第2ケース体34側の構造を簡単にすることができる。
冷却手段40を組み込むに当たっては、取り付け台82を介してヒートシンク80及び冷却ファン81を予め第2基板38に一体的に固定できるので、第2基板38、ヒートシンク80及び冷却ファン81を一つのユニットとして取り扱うことが可能となり、第1ケース体33内に個々に組み込む場合に比較して作業を容易且つ能率的に行うことができる。また第2基板38、ヒートシンク80及び冷却ファン81を1ユニットとして取り扱えるので、部品管理も容易に行える利点がある。
冷却手段40の冷却ファン81が作動すれば、吸気口105から外気を冷却通路93内に吸気し、その冷却通路93内を流れる冷却空気によりヒートシンク80を冷却できるため、第2基板38に発熱性の電子部品39があるにも拘わらず、ヒートシンク80を介して電子部品39を強制的に空気冷却することが可能であり、電子部品39の発熱によるオーバーヒートを防止できる。
即ち、冷却ファン81が作動すると、画像制御基板ケース27の外部の空気が吸気口105を経て第1収容部90へと吸気され、その冷却空気がヒートシンク80のフィン88に吹き付けられるので、その冷却空気によりヒートシンク80を介して電子部品39を強制冷却することができる。そして、ヒートシンク80の本体部87に衝突してフィン88から熱を吸収した冷却空気は、フィン88に沿って左右の冷却ダクト92に分かれた後、その冷却ダクト92を経て排気口106から外部へと排気されて行くので、鉄粉等を含む塵埃が発生し易い環境下であっても、冷却空気と共に吸い込まれた鉄粉等を含む塵埃の基板収容室94内への侵入を未然に防止できる。
また電子部品39が装着された第2基板38を画像制御基板ケース27内に収容し、電子部品39の放熱用のヒートシンク80と、ヒートシンク80の冷却用の冷却ファン81とを組み込むに当たって、第1収容部90にヒートシンク80を、第2収容部91に冷却ファン81を夫々収容した取り付け台82を第2基板38に設け、この取り付け台82を介してヒートシンク80と冷却ファン81とを固定しているため、第2基板38、ヒートシンク80、冷却ファン81を一つのユニットとしてユニット化することができ、その後の組み立て分解、その他の取り扱い、更には部品管理を容易に行うことができる。
ヒートシンク80を第2基板38と取り付け台82との間に電子部品39を介して介在し、この取り付け台82と第1ケース体33との間に冷却ファン81を配置しているため、ヒートシンク80、冷却ファン81の取り付け台82に対する配置が容易である上に、第2基板38上の電子部品39に当接した状態でのヒートシンク80の組み込みを容易にできる。
また画像制御基板ケース27の組み立て時に第2基板38を第1ケース体33内に固定したときに、取り付け台82の第2収容部91、冷却ダクト92の第2基板38と反対側の先端が第1ケース体33の第1嵌合部103、第2嵌合部104に嵌合し当接するので、取り付け台82を介して第2基板38、ヒートシンク80及び冷却ファン81をユニット化しているにも拘わらず、第1ケース体33内のヒートシンク80、冷却ファン81を取り付け台82を介して容易且つ確実に支持できる。
取り付け台82は相対応する第1収容部90と第2収容部91とを逆向き開口状に備えると共に、その第2収容部91から第1収容部90にわたる冷却通路93を備える一方、冷却ファン81側の冷却通路93に連通する吸気口105と、ヒートシンク80の左右両側の冷却通路93に連通する排気口106とを第1ケース体33に設けているので、取り付け台82の小型化を図りながら、冷却通路93中にヒートシンク80、冷却ファン81を容易に配置することができる。
図14及び図15は本発明の第2の実施形態を例示する。この実施形態では、嵌合壁47の左右の側壁部70から突出する第1支持部71の内側に補強リブ等の補強部71aが設けられている。この第1支持部71に補強部71aを設けることにより、第1支持部71自体の強度が増しその折損等を防止できる。なお、補強部71aは第1支持部71の高さよりも若干低くなるように設けてもよい。また補強部71aはリブ状以外の形状でもよい。
図16及び図17は本発明の第3の実施形態を例示する。この実施形態では、第2ケース体34には嵌合壁47の側壁部70の内側に、その長手方向に所定の間隔をおいて第1支持部71、第2支持部67が設けられている。第1支持部71、第2支持部67は側壁部70に沿って前壁46から突出するリブ状の突起により構成されている。このように第1支持部71、第2支持部67は側壁部70の長手方向に独立して複数設けてもよい。従って、第1支持部71、第2支持部67を設けるに当たっては、第1基板37、第2基板38の端縁に沿って長手方向に連続状に設けなくてもよい。
図18及び図19は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、画像制御基板ケース27内にインターフェース部用の第1基板37と画像制御部用の第2基板38A、第3基板38Bとの3枚の基板37,38A,38Bが積層状に収容されている。第1〜第3基板37,38A,38Bは第1の実施形態と同様に第1ケース体33側に固定されると共に、第2ケース体34の嵌合壁47の側壁部70に形成され且つ第1ケース体33と反対側から当接する第1〜第3支持部71,67A,67Bにより指示されている。第1〜第3支持部71,67A,67Bは側壁部70の長手方向に交互に配置されており、第1〜第3基板37,38A,38Bの積層高さに応じて夫々の突出高さが異なっている。このように画像制御基板ケース27内に収容する基板の数は3枚でもよいし、4枚以上でもよい。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、実施形態では基板ケースを画像制御基板ケース27とし、その内部の画像制御基板26を第1基板37と第2基板38との2枚に分割して積層状に収容する場合を例示しているが、画像制御基板26とこれを収容する画像制御基板ケース27に限定されるものではなく、他の回路基板とこれを収容する基板ケースの全般において同様に実施可能である。
また第1の実施形態では基板ケース内に第1基板37と第2基板38との2枚を積層状に収容し、第4の実施形態では第1基板37と第2基板38Aと第3基板38Bとの3枚を積層状に収容しているが、積層状に収容する基板の数は少なくとも2枚あればよい。従って、例えば略同一平面上に複数枚の第2基板38を配置し、その複数枚の第2基板38の一部又は全部と第1基板37とが積層状となるように収容してもよい。
第1の実施形態では第1ケース体33側に第1基板37、第2基板38を固定し、第2ケース34側の支持部67,71で各基板37,38を押えて支持するようにしているが、第1ケース体33側に各基板37,38を仮止めしておき、この第1ケース体33と第2ケース体34との間で挟んだときに各基板37,38が始めて固定されるようにしてもよい。
第1基板37の外部接続用コネクタ42、第1ケース体33の段部50、コネクタ口51は一方側のみでもよい。また段部50は第1基板37に当接するようにしているが、当接しないようにしてもよい。その場合、第1基板37の外部接続用コネクタ42は段部50よりも内側でコネクタ口51に臨むようにして、外部コネクタをコネクタ口51に挿入して外部接続用コネクタ42に接続するようにしてもよい。
第1の実施形態では、第2基板38の第1基板37と重合しない箇所に、発熱性の電子部品39と、この電子部品39を冷却する冷却手段40とを配置しているが、この部分に他のものを配置してもよい。各実施形態の基板ケースは第1ケース体33と第2ケース体34とを開閉可能に結合して構成されるが、この第1ケース体33と第2ケース体34とを含むものであればよい。また第1ケース体33と第2ケース体34との結合部の構造は適宜変更可能である。第1基板37以外の基板、例えば第2基板38に、第1基板37側とは別の外部接続用コネクタを設けてもよい。
更に実施形態では本発明をパチンコ機に適用した場合を例示しているが、アレンジボール機等の弾球遊技機は勿論のこと、スロットマシンを含む各種遊技機においても同様に実施可能であることは云うまでもない。
26 画像制御基板
27 画像制御基板ケース
33 第1ケース体
34 第2ケース体
37 第1基板
38 第2基板
38a 切り欠き部(挿通部)
39 電子部品
40 冷却手段
41,43 接続コネクタ
42 外部接続コネクタ
45 外周壁
47 嵌合壁
50 段部
51 コネクタ口
67 第2支持部
70 側壁部
71 第1支持部

Claims (8)

  1. 基板ケースを構成する第1ケース体と第2ケース体との間に、外部接続用コネクタを有する第1基板と、該第1基板とは別の第2基板とを含む少なくとも2枚の基板を積層状に収容し、前記基板ケースに前記外部接続用コネクタが臨むコネクタ口を設けた遊技機において、前記第1基板を前記第2基板よりも前記第1ケース体側に配置し、前記第1ケース体に前記コネクタ口を設け、前記第2ケース体に、前記外部接続用コネクタの近傍で該外部接続用コネクタと反対側から前記第1基板を支持する第1支持部と、前記第2基板を支持する第2支持部とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記第1ケース体は外周壁を、前記第2ケース体は前記第1ケース体の前記外周壁内に嵌合する嵌合壁を夫々備え、前記嵌合壁に前記第1支持部と前記第2支持部とを設けたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記第1基板及び前記第2基板はその端部を前記嵌合壁の側壁部と重合して配置し、前記側壁部は前記第2基板の端部を支持する前記第2支持部と、該第2支持部よりも前記第1ケース体側に突出して前記第1基板の端部を支持する前記第1支持部とを有することを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記第2支持部間に前記第1支持部を配置し、該第1支持部が挿通する挿通部を前記第2基板に設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の遊技機。
  5. 前記第1ケース体に前記第1基板及び前記第2基板を積層状に固定し、前記第1ケース体に前記第2ケース体を結合したときに前記各支持部が前記各基板に当接することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の遊技機。
  6. 前記第2基板の一端側に前記第1基板を積層状に配置し、前記第2基板の他端側に、発熱性電子部品と、該発熱性電子部品を冷却する冷却手段とを配置したことを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の遊技機。
  7. 前記第1基板は両端部に前記外部接続用コネクタを備え、前記第1ケース体は前記各外部接続用コネクタの周辺で前記第1基板に当接する段部を有し、該段部に前記コネクタ口を形成したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の遊技機。
  8. 前記第1基板と前記第2基板とを両者間に介在された接続コネクタを介して接続し、前記第1ケース体に前記接続コネクタの近傍で前記第1基板に当接する突出部を設けたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の遊技機。
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