JP2012030000A - 遊技機用リール駆動装置及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のリール装置の構造に改変を加えることなく、ステッピングモータの加熱による遊技機のトラブルを防ぎ、ステッピングモータの寿命を延ばす。
【解決手段】2相励磁モードで駆動開始したステッピングモータ20の回転速度が、予め定められた定常回転速度となってから所定時間が経過しても、停止信号出力手段92から停止信号を入力しない場合には、定常回転速度を維持したまま、ステッピングモータの励磁モードを1−2相励磁モードに変更し、ステッピングモータ20が1−2相励磁モードで駆動中にストップスイッチ5Dの操作信号を入力した場合には、ステッピングモータ20の励磁モードを2相励磁モードに戻す。
【選択図】図5

Description

本発明は、ステッピングモータを備えた遊技機用リール駆動装置、及びこの遊技機用リール駆動装置を備えた遊技機に関する。
回転リール備えた遊技機、例えばスロットマシンにおいては、回転リールの駆動源としてステッピングモータが用いられている。スロットマシンのような遊技機では、頻繁にモータの駆動、停止が繰り返されるため、ステッピングモータの発熱による遊技機への悪影響が問題となっていた。また、回転リールが大型化すると、ステッピングモータをトルクの高い励磁モードで駆動させる必要があるが、高トルクを得られる励磁モードは消費電力も高いので、駆動時間が長くなると、発熱量も増大する。
このような、リールモータの発熱対策としては、引用文献1に示すように、回転リールをファンとして形成し、リールの回転に伴い気流を発生させてモータの発熱を冷却させるという発明がなされている。
特開2005−65841号公報
しかし、上述した特許文献1のような冷却装置を設けると、遊技機の構造が複雑となり、部品点数や組み立て工程が増大してコストも嵩み、好ましくない。また、ファンを回転させるために必要以上にトルクを要したり、ファン回転による騒音が発生するという問題点がある。
そこで、請求項1に記載された発明は、従来のリール装置の構造に改変を加えることなく、ステッピングモータの加熱による遊技機のトラブルを防ぎ、ステッピングモータの寿命を延ばすことができる遊技機用リール駆動装置を提供することを目的とする。
また、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の遊技機用リール駆動装置を備えた遊技機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、各請求項に記載の発明は以下のような構成を有する。
なお、括弧内の符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
請求項1記載の発明は、回転リール(30)を回転させるためのステッピングモータ(20)と、ステッピングモータ(20)を駆動させる駆動パルスを発生するパルス発生手段(回転制御手段92)と、ステッピングモータ(20)の駆動を停止させる停止信号を出力する停止信号出力手段(93)と、前記駆動パルスを前記ステッピングモータ(20)に供給することによりステッピングモータ(20)の駆動を制御する駆動制御手段(モータ駆動基板40)とから構成された遊技機用リール駆動装置(リールユニット1)である。そして、前記駆動制御手段(40)は、一の励磁モードで駆動開始した前記ステッピングモータ(20)の回転速度が、予め定められた定常回転速度となってから所定時間が経過しても、前記停止信号出力手段(93)から停止信号を入力しない場合には、前記定常回転速度を維持したまま、前記ステッピングモータの励磁モードを前記一の励磁モードとは異なる他の励磁モードに変更することを特徴とする。
本発明は、遊技機(スロットマシンS)に用いられるリール駆動装置(1)である。
ここで、パルス発生手段(92)、停止信号出力手段(93)、駆動制御手段(40)は、リール駆動装置(1)に配置されていてもよいし、遊技機の制御装置に配置されていてもよい。すなわち、これらの手段は複数の制御基板に配置されていても構わない。駆動制御手段(40)は、遊技機の制御装置の制御に基づいて、駆動パルスをステッピングモータ(20)に供給するようになっていてもよい。
またここで、「他の励磁モード」は、「一の励磁モード」よりも消費電力が少ない励磁モードとするのが好ましいが、「一の励磁モード」よりも消費電力が少ない励磁モードに変更する前に、一時的に、「一の励磁モード」よりも消費電力が少なくない「他の励磁モード」に変更する場合も含む。
本発明によれば、ステッピングモータ(20)の駆動時間が一定時間を超えた場合には、消費電力が少ない励磁モードに変更することにより、ステッピングモータ(20)の発熱を抑制することができる。
(請求項2)
請求項2記載の発明は、複数の図柄を表示した回転リール(30)と、前記回転リール(30)を回転させるためのリール駆動装置(1)と、前記回転リール(30)の回転を開始させるために遊技者が操作するスタートスイッチ(5C)と、前記回転リール(30)の回転を停止させるために遊技者が操作するストップスイッチ(5D)と、複数の図柄の組み合わせから成る役について当選か否かの役抽選を行うとともに、前記スタートスイッチ(5C)及び前記ストップスイッチ(5D)の操作信号に基づき前記リール駆動装置(1)の駆動を制御する遊技制御装置(種制御装置7A)とを少なくとも備えた遊技機に係る。
前記リール駆動装置(1)は、ステッピングモータ(20)を駆動させる駆動パルスを発生するパルス発生手段(92)と、ステッピングモータ(20)の駆動を停止させる停止信号を出力する停止信号出力手段(93)と、前記駆動パルスを前記ステッピングモータ(20)に供給することによりステッピングモータ(20)の駆動を制御する駆動制御手段(40)とから構成されている。また、前記遊技制御装置(7A)は、前記役抽選の抽選結果及び前記ストップスイッチ(5D)の操作信号入力のタイミングに基づいて前記回転リール(30)の停止位置を決定し、前記停止信号出力手段(92)による停止信号の出力を制御して前記ステッピングモータ(20)の停止処理を行う停止制御手段(94)を備えている。
そして、前記駆動制御手段(40)は、2相励磁モードで駆動開始した前記ステッピングモータの回転速度が、予め定められた定常回転速度となってから所定時間が経過しても、前記停止信号出力手段(93)から停止信号を入力しない場合には、前記定常回転速度を維持したまま、前記ステッピングモータ(20)の励磁モードを1−2相励磁モードに変更し、前記停止制御手段(94)は、前記ステッピングモータが2相励磁モードで駆動中のとき、又は1−2相励磁モードで駆動中の2相励磁状態であるときに前記ストップスイッチ(5D)の操作信号を入力した場合には、当該操作信号の入力を契機に停止処理を開始し、前記ステッピングモータ(20)が1−2相励磁モードで駆動中の1相励磁状態であるときに前記ストップスイッチ(5D)の操作信号を入力した場合には、次の2相励磁状態への移行を契機に停止処理を開始する。また、前記駆動制御手段(40)は、前記ステッピングモータ(20)が1−2相励磁モードで駆動中の場合において、2相励磁状態であるときに前記ストップスイッチ(5D)の操作信号を入力した場合には、当該操作信号の入力を契機に前記ステッピングモータ(20)の励磁モードを2相励磁モードに戻し、1相励磁状態であるときに前記ストップスイッチ(5D)の操作信号を入力した場合には、次の2相励磁状態への移行を契機に、前記ステッピングモータの励磁モードを2相励磁モードに戻すように形成されていることを特徴とする。
本発明は、請求項1に記載のリール駆動装置(1)を備える遊技機である。
ここで、「回転リール(30)の停止位置を決定」とは、回転リール(30)に表示されている所定の図柄が所定の位置に停止するように、回転リール(30)が停止するときの原点位置からの回転角度を特定することである。また、「停止処理を開始」には、回転リール(30)の停止位置を決定すること、決定した停止位置で回転リール(30)が停止するように停止信号出力手段(92)から停止信号を出力させること、及び決定した停止位置で回転リール(30)を停止させるためにステッピングモータ(20)を所定時間(所定のステップ数)駆動させて、いわゆる引き込み/蹴飛ばし処理を行うことが含まれる。
本発明によれば、ステッピングモータ(20)の駆動時間が一定時間を超えた場合には、2相励磁モードを消費電力が少ない1−2相励磁モードに変更することにより、ステッピングモータ(20)の発熱を抑制することができる。また、1−2相励磁モードで駆動中にストップスイッチ(5D)が操作された場合には、2相励磁モードに戻すように形成してあるので、停止制御手段(94)は異なる励磁モードに対応した停止制御データを備える必要が無い。
本発明は、以上のように構成されているので、従来のリール装置の構造に改変を加えることなく、ステッピングモータの加熱による遊技機のトラブルを防ぎ、ステッピングモータの寿命を延ばすことができる遊技機用リール駆動装置を提供することができ、かかる遊技機用リール駆動装置を備えた遊技機を提供することができる。
本発明の実施の形態であって、スロットマシンの外観正面図である。 スロットマシンの制御装置の入力及び出力の概略を示すブロック図である。 リールユニットの分解斜視図である。 ステッピングモータの構成を示す回路図である。 ステッピングモータの駆動及び温度変化及び励磁状態を示すタイムチャートである。 スロットマシンの作動の概略を示すフローチャートである。 スロットマシンの作動の概略のうち、リール停止処理を示すフローチャートである。
本発明の好適な実施の形態を、メダル遊技機としてスロットマシンを例に、図面に基づき説明する。
(スロットマシンS)
スロットマシンSは、図1に示すように、箱形の筐体2の正面側に板状の前扉3を開閉自在に取り付け、筐体2の内部には、3個の回転リール30を有するリールユニット1、メダルを貯留するとともに払い出すためのホッパーユニット6、スロットマシンSの作動を制御するための制御装置7を収納固定した構成となっている。
前記前扉3は、特に図示しないヒンジを介して、筐体2の正面開口を開閉自在に取り付けられており、図1に示すように、高さ方向の中央部は、スロットマシンSの操作に関わる操作スイッチ等が設けられた操作部5となっている。そして、操作部5の上方には、回転リール30を正面側から視認可能な図柄表示窓8を有する正面パネル3Aが、操作部5の下方には、スロットマシンSの機種に応じたキャラクター等を表示した下パネル3Cがそれぞれ設けられている。また、正面パネル3Aの上方には上パネル3B設けられているとともに、下パネル3Cの下方であって前扉3の下部には、ホッパーユニット6から払い出されたメダルを排出するメダル払い出し口3Eと、メダル払い出し口3Eから排出されたメダルを貯留可能な下皿3Dが形成されている。
さらに、前扉3には、遊技に伴う種々の演出を行わせるための演出表示装置9が設けられている。演出表示装置9としては、上パネル3Bの周囲に配置されたランプ9A及び上パネル3Bに設けられた画像表示部9B、下皿3Cの奥壁に設けられたスピーカ9Cを有している。画像表示部9Bは、液晶表示装置やドットマトリックスを用いて文字図形動画等を表示するものである。
前記操作部5としては、メダルを投入するためのメダル投入口5A、クレジットとして貯留されているメダルを投入メダルに代えるためのベットスイッチ5B、回転リール6Aの回転を開始させるためのレバー状のスタートスイッチ5C、回転リール6Aの回転を個々に停止させるための3個のボタンスイッチからなるストップスイッチ5D、クレジットされているメダルを払い戻すための精算スイッチ5Eが設けられている。
また、前扉3の裏側には、前記メダル投入口5Aから投入されたメダルを検出するためのメダルセレクター4が内蔵されている。
前記制御装置7は、IC等の各種電子部品を搭載した制御基板と、この制御基板を収納するための基板ケースとから構成されている。前記制御基板としては、図2に示すように、メイン基板と、サブ基板とが設けられている。
前記メイン基板には、CPU、ROM、RAM等、種々の電子部品が備えられており、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、各種制御手段として機能する。具体的には、メイン基板は、役抽選を行うとともに、リールユニット1及びホッパーユニット6の作動を制御するための主制御装置7Aを構成する。そして、図2に示すように、ベットやクレジットの制御を行うメダル投入制御手段70、複数の図柄の組み合わせから成る「役」について当選か否かの役抽選を行うための役抽選制御手段80、リールユニット1を制御するためのリール制御手段90、入賞の有無を判定する入賞判定100、ボーナスゲームなどの遊技状態の制御を行うための遊技状態制御手段110、ホッパーユニット6の作動を制御するためのホッパー制御手段120として機能する。
主制御装置7Aの入力側には、図2に示すように、メダルセンサ4A、ベットスイッチ5B、スタートスイッチ5C、ストップスイッチ5D、精算スイッチ5E、リールセンサ50の各パーツが接続されている。ここで、メダルセンサ4Aは、特に図示しないが、メダルセレクター4に内蔵された検知部であって、投入されたメダルを検知するためのものである。リールセンサ50については後述する。
主制御装置7Aの出力側には、図2に示すように、リールユニット1のモータ駆動基板40、ホッパーユニット6のホッパー駆動部60の各パーツが接続されている。ホッパーモータ60は、ホッパーユニット6に設けられた払い出し装置(図示せず)を作動させるための駆動モータである。モータ駆動基板40については後述する。
前記サブ基板にも、特に図示しないが、CPU、ROM、RAM等の電子部品が搭載されており、メイン基板と同様に、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで、各種制御手段として機能する。具体的には、サブ基板は、メイン基板から信号を入力し、演出表示装置9の作動を制御するための副制御装置7Bを構成し、特に図示しないが、演出表示装置9を用いた演出を制御するための演出制御手段として機能する。副制御装置7Bの出力側には、図2に示すように、ランプ9A、画像表示部9B、スピーカ9Cの各パーツが接続されている。
(リールユニット1)
ここで、リールユニット1について詳述する。
リールユニット1は、図3に示すように、正面側が開放した方形金属枠から成る枠体10と、枠体10の上面板と底板の間に固定される3枚の仕切り板11と、各仕切り板11にそれぞれ固定される3個のステッピングモータ20及び3個のリールセンサ50と、各ステッピングモータ20の駆動軸に軸着される3個の回転リール30を備えている。また、枠体10の上面板には、ステッピングモータ20を駆動させるためのモータ駆動基板40が設けられている。
ステッピングモータ20は、図4に示すように、4相(φ0、φ1、φ2、φ3)のコイル22a〜22dを有しており、各相のコイル22a〜22dが順次励磁されることにより、ローター21が回転駆動するものである。各相のコイル22a〜22dは、モータ駆動基板40に設けられたトランジスタTR1〜TR4に主制御装置7Aから駆動パルスが供給されることにより励磁する。本実施の形態においては、ステッピングモータ20の駆動方式として、4相のコイル22a〜22dのうち同時に2つが励磁した状態となる2相励磁を連続させる2相励磁モードと、4相のコイル22a〜22dのうち1つが励磁した状態となる1相励磁と前記した2相励磁とが交互に繰り返される1−2相励磁モードを実行可能となっている。
回転リール30は、図3に示すように、円筒形のリールドラム31に、複数の図柄(図示せず)が表示されたリールテープ32を貼付したものであり、リールドラム31には、筒内側に突出する舌片状のスタートインデックス33が設けられている。
リールセンサ50は、スタートインデックス33の通過を検知するためのセンサであり、回転リール30の回転に伴うスタートインデックス33の移動軌跡上に位置するよう設けられている。リールセンサ50としては、光学センサ、磁気センサなど種類は問わない。リールセンサ50の検知信号は、リール制御手段90に出力され、回転リール30の回転が検知されるようになっている。
(リール制御手段90)
次に、上記したリールユニット1を制御するためのリール制御手段90について詳述する。
リール制御手段90は、回転リール30の回転及び停止を制御するためのものであり、図2に示すように、スタート信号出力手段91、回転制御手段92、停止信号出力手段93、停止制御手段94、タイマー95の各手段を備えている。
(スタート信号出力手段91)
スタート信号出力手段91は、スタートスイッチ5Cの操作信号に基づいて、ステッピングモータ20を駆動させるための(つまり回転リール30を回転開始させるための)信号を出力するものである。具体的には、スタート信号出力手段91は、スタートスイッチ5Cの操作信号を入力すると、所定条件が満たされていること、例えば遊技制限時間(いわゆるウエイト)が終了していることなどを条件に、回転制御手段92にスタート信号を出力する。
(回転制御手段92)
回転制御手段92は、ステッピングモータ20を駆動させるための駆動パルスを発生させるためのものである。具体的には、図示しないパルス発生回路が発生する発信パルスの周波数を分周器によって所定の周波数に変換し、モータ駆動基板40に出力するものである。回転制御手段92は、前記スタート信号の入力を契機に、モータ駆動基板40に各ステッピングモータ20のコイル22a〜22dを励磁させるための駆動パルスを提供し、ステッピングモータ20を駆動させることにより総ての回転リール30の回転を開始させる。まず、スタート信号が入力されると、モータ駆動基板40に出力する駆動パルスの周波数を徐々に増加させて予め定められた所定の加速度で全ての回転リール30を回転させる。そして、全ての回転リール30の回転速度が所定の定常回転速度(例えば80rpm)に達すると、駆動パルスの周波数を一定に保って定常回転速度で定速回転を行わせる。
なお、回転開始時のステッピングモータ20の駆動方式は、2相励磁モードとなっている。2相励磁モードでは、トランジスタTR1〜TR4によって、4相のコイル22a〜22dはそれぞれ2パルス分ON、2パルス分OFFを繰り返し、次の相と1パルス分だけずれながら同時に励磁する励磁パターンが生成される(図5参照)。すなわち、回転制御手段92は、そのような励磁パターンを生成するように、トランジスタTR1〜TR4を制御する。
また、本実施の形態においては、回転制御手段92は、ステッピングモータ20の駆動時間が一定時間Tを超えると、定常回転速度を維持させたまま、駆動中の全てのステッピングモータ20の駆動方式を、2相励磁モードから1−2相励磁モードに変更するようになっている(図5参照)。具体的には、後述するタイマー95から時間経過信号を入力することにより、モータ駆動基板40に出力する駆動パルスの周波数を2倍にするとともに、各相のコイル20a〜20dが1−2相励磁モードの励磁パターン、すなわち3パルス分ON、5パルス分OFFを繰り返し、次の相と2パルス分だけずれて励磁するパターンを生成するように、トランジスタTR1〜TR4を制御する。
このように、ステッピングモータ20の駆動が一定時間以上継続した場合に1−2相励磁モードに変更するのは、2相励磁モードでは強力なトルクを得られるものの、消費電力も高いので、モータの加熱の原因となるからである。図5の温度変化を示すグラフに二点鎖線で示すように、2相励磁モードで駆動を継続した場合の温度上昇に比べ、1−2相励磁モードに変更した場合には温度上昇が緩やかになるので、1−2相励磁モードに変更することにより、同じ時間駆動していても、発熱量に差が出てくる。特に、本実施の形態におけるスロットマシンSは、一定時間ストップスイッチ5Dが操作されない場合には回転リール30を自動的に停止させる、いわゆる自動停止の機能を有していないので、回転リール30が長時間回りっぱなしになる場合が想定されるが、このように形成することにより、モータの加熱を少しでも抑制することが可能となる。
さらに、回転制御手段92は、1−2相励磁モードで駆動中に、ストップスイッチ5Dが操作された場合には、ステッピングモータ20の駆動方式を2相励磁モードに戻すようになっているが、これに関しては後述する。
(停止信号出力手段93)
停止信号出力手段93は、以下に述べる停止制御手段94の決定に基づいて、操作されたストップスイッチ5Dに対応する回転リール30のステッピングモータ20の駆動を停止させるための(つまり停止操作された回転リール30の回転を停止させるための)停止信号を出力するものである。具体的には、停止信号出力手段93は、回転リール30の回転角度が、停止制御手段94により決定された停止位置となったときに、モータ駆動基板40に停止信号を出力する。ここで、ステッピングモータ20は、4相全てを同時に一定時間、励磁状態とすることにより、駆動停止するようになっている。すなわち、停止信号とは、ステッピングモータ20のコイル22a〜22dが同時にONとなるようにトランジスタTR1〜TR4を制御するための信号と同義である。
(停止制御手段94)
停止制御手段94は、役抽選手段80による抽選結果、及びストップスイッチ5Dの操作信号(以下停止操作信号という)に基づいて、前記停止信号出力手段93による停止信号の出力タイミングを決定するものである。すなわち、停止制御手段94は、操作されたストップスイッチ5Dに対応する回転リール30を、予め定められた図柄個数(コマ数)の範囲内におけるいずれの位置で停止させるかを決定するものとなっている。
詳述すると、停止制御手段94は、回転リール30の定常回転中は、特に図示しないステップカウンタにより、駆動パルスの発信回数(ステップ数)を、インデックスセンサ50がスタートインデックス33を検知する度に0クリアしつつカウントし、スタートインデックス33をインデックスセンサ50が検知してから回転リール30が何ステップ分回転したかにより、回転リール30の回転角度を把握するようになっている。そして、ストップスイッチ5Dが操作された時点での回転リール30の回転角度を割り出し、当該回転角度から最小回転角度で所定位置に停止可能な図柄、つまり停止操作のタイミングから最短時間で停止可能な図柄を、基準図柄として特定する。具体的には、駆動パルスの出力タイミングで割り込み制御により停止操作信号入力の有無を判断し、停止操作信号を入力したと判断した場合にはその時点でのステップカウンタのカウント値を記憶し、その記憶値と図柄毎に割り当てられた当該図柄を特定するための数値範囲と照合して、前記記憶値が属する数値範囲に対応する図柄を基準図柄として特定する。
そして、特定された基準図柄をその位置に停止させるか、あるいは基準図柄から予め定められた最大図柄個数(最大スベリコマ数、たとえば、4コマ)の範囲内の所定コマ数分だけ回転方向に移動させて停止させるかに応じて、ステッピングモータ20を停止させるタイミング(つまり停止信号の出力タイミング)を決定する。この決定は、ストップスイッチ5Dの操作タイミング(換言すれば基準図柄)に応じて図柄の停止位置を予め規定した停止テーブルを用いて行う。
停止テーブルは、各回転リール30ごとに、役抽選の抽選結果に応じて複数設けられており、所定の役が当選しているかハズレかに応じて、各図柄が基準図柄となった場合に何コマすべらせるかを規定してある。停止制御手段94は、停止操作信号入力を契機に基準図柄を特定して該当する停止テーブルを選択し、停止テーブルに規定された停止位置を決定する。そして、回転角度を把握しつつ、決定した停止位置になったとき(つまりステップカウンタが、所定の図柄が所定位置に停止することとなる所定のステップ数までカウントしたとき)に、停止信号出力手段93が、ストップスイッチ5Dに対応する回転リール30のステッピングモータ20に停止信号を出力する。その結果、役抽選の抽選結果が所定の役に当選している場合には、当該役を構成する図柄を所定コマ数の範囲内で有効ライン上に引き込んで、かつ、前記役を構成する図柄以外の図柄が有効ライン上に並ばないように蹴飛ばして、回転リール30を停止させることができる。また、役抽選の結果がハズレの場合には、いずれの役を構成する図柄の組み合わせも有効ライン上に停止しないように蹴飛ばして、回転リール30を停止させることができる。
ところで、前述したように、ステッピングモータ20の駆動時間が一定時間を超えると、ステッピングモータ20の駆動方式は2相励磁モードから1−2相励磁モードに変更されるが、1−2相励磁モードは2相励磁モードに比べてトルクが低いので、停止制御を行う際に脱調が起きる危険性が高くなる。また、ステッピングモータ20の駆動方式を1−2相励磁モードとした場合には、回転速度を同一に保つために単位時間当たりの駆動パルスを2倍にするので、停止処理を行う際の図柄位置の特定のために、2相励磁モードの場合とは別の制御データを設けなくてはならなくなる。詳述すると、1−2相励磁モードでは、2相励磁モードの場合よりも停止位置を小刻みに決定できるため、停止受付のタイミングで停止作動(全相励磁)を行う場合には、2相励磁モードの場合と同様に処理を行うと、1相励磁状態で停止信号が出力されたときと、2相励磁状態で停止信号が出力されたときとで、回転リール30の停止位置が1ステップ分(2相励磁モードにおける半ステップ分)ずれてしまうことになる。しかし、回転リール30の直径が大きいほど1ステップでのリール表面の移動距離が大きくなるため、このような僅かなステップ数の差であっても、各回転リール30の停止操作時の励磁相数が異なると停止図柄に視認可能なずれを生じさせるので、回避すべきである。従って、このような図柄のずれが発生しないように、1−2相励磁モード中においては、2相励磁モード中に用いる制御データとは異なる制御データを用いなくてはならないものである。しかし、制御データを複数備えるのは、制御装置の容量を圧迫するので好ましくない。
そこで、本実施の形態においては、停止制御手段94は、1−2相励磁モード中の2相励磁状態のときに停止操作信号を入力した場合には、そのタイミングで停止処理を開始するものの、1−2相励磁モード中の1相励磁状態のときに停止操作信号を入力した場合には、次の2相励磁状態に移行してから停止処理を開始するとともに、回転制御手段92は、1−2相励磁モード中において、1相励磁状態のとき(例えば、図5の励磁状態を示すタイムチャートにおけるA、φ0の1相励磁)に停止操作信号を入力した場合には、次の2相励磁状態(同図のB、φ0φ1の2相励磁)への移行を契機に、励磁モードを1−2相励磁モードから2相励磁モードに戻すようにモータ駆動基板40を制御し、2相励磁状態のとき(例えば前記B)に停止操作信号を入力した場合には、停止操作信号の入力を契機に、励磁モードを1−2相励磁モードから2相励磁モードに戻すようにモータ駆動基板40を制御するように形成してある。すなわち、停止制御手段94は、1−2相励磁モードから2相励磁モードへの移行を契機に、停止処理を開始するものとなる。従って、停止操作信号入力の直後に停止信号を出力する場合、1−2相励磁モードにおいては、1相励磁状態で停止操作を受け付けたとしても、それを契機に停止信号が出力されることはなく、次の2相励磁状態への移行を契機に停止信号が出力されることとなる。
以上のように形成することにより、1−2相励磁モードから2相励磁モードへの移行がすみやかに行われるとともに、停止制御手段94は、状態に応じて制御方法を変更することなく、確実に停止制御を実行することができるものとなる。
なお、1−2相励磁モード中の1相励磁状態のときには、停止操作信号が入力されても受け付けないで(入力したと判断せず)、次の2相励磁状態に移行したタイミングで停止操作信号を受け付ける(入力したと判断する)ようにしてもよい。このようにしても、結果として1相励磁状態のときに停止処理を開始させないようにすることができ、上記と同様にして、停止図柄の位置ずれを防止することができる。この場合には、1−2相励磁モードから2相励磁モードに移行した後に、停止位置の決定を行うこととなる。
また、1−2相励磁モードで駆動中にいずれかの回転リール30について停止操作された場合、停止操作された回転リール30のステッピングモータ20の駆動方式のみを2相励磁モードに戻すのであってもよいが、次の停止操作が間をおかずに行われる蓋然性が高いことに鑑み、回転中の全ての回転リール30のステッピングモータ20の駆動方式を2相励磁モードに戻すようにしてもよい。後者の場合、いずれかの回転リール30について停止操作がされ2相励磁モードに戻った後、他の回転リール30が停止操作されないまま一定時間が経過した場合には、当該回転リール30のステッピングモータ20の駆動方式は再び1−2相励磁モードに変更される。
(タイマー95)
タイマー95は、ステッピングモータ20の駆動時間を計測するためのものである。具体的には、タイマー95は、ステッピングモータ20の駆動開始を契機にタイムカウントを開始し、いずれかのステッピングモータ20が駆動停止する(又はいずれかの回転リール30に対応する停止操作信号を入力する)度にタイムカウントを0クリアしつつ、ステッピングモータ20が全て駆動停止した場合にはタイムカウントを終了する。一方、ステッピングモータ20の駆動中に、停止操作信号を入力しないまま、一定時間、例えば30秒が経過した場合には、時間経過信号を出力し、そのままタイムカウントを継続する。
(スロットマシンSの作動)
次に、上記構成を備えたスロットマシンSの作動の概略を、図6のフローチャートに基づき説明する。図7は、スロットマシンSの、1回の遊技における動作の概略を示すものである。
図6に示すステップ100において、ベットがされたか否か、すなわち、当該ゲームを開始するためのメダルが投入されたか、あるいはベットスイッチ5Bが操作されたか否かが判断される。ベットされていないと判断された場合にはステップ100に戻り、ベットされていると判断された場合には、次のステップ101に進む。
ステップ101において、スタートスイッチ5CがONになったか否かが判断される。スタートスイッチ5CがONになっていないと判断された場合には、ステップ101に戻り、スタートスイッチ5CがONになったと判断された場合には、次のステップ102に進む。
ステップ102において、役抽選手段80により役の抽選が行われる。そして、次のステップ103に進む。
ステップ103において、全ての回転リール30が回転開始する。なお、このときタイマー95がタイムカウントを開始する。そして、次のステップ104に進む。
ステップ104において、一定時間が経過したか否かが判断される。一定時間が経過したと判断された場合には、次のステップ105に進む。
ステップ105において、駆動中の全ての駆動モータ20の駆動方式を、1−2相励磁モードに移行させる。そして、次のステップ106に進む。
前記ステップ104において、一定時間が経過していないと判断された場合には、ステップ105を飛び越してステップ106に進む。
ステップ106において、いずれかのストップスイッチ5DがONになったか否かが判断される。ストップスイッチ5DがONになっていないと判断された場合にはステップ104に戻り、ストップスイッチ5DがONになったと判断された場合には、次のステップ107に進む。
ステップ107において、リール停止処理が行われる。そして、次のステップ108に進む。
ステップ108において、全ての回転リール30が停止したか、換言すれば、すべての回転リール30に対応するストップスイッチ5Dの操作が行われたか否かが判断される。すべての回転リール30が停止していないと判断された場合、すなわち回転中の回転リール30が有る場合にはステップ104に戻り、すべての回転リール30が停止したと判断された場合には、次のステップ109に進む。
ステップ109において、入賞判定処理が行われる。すなわち、当選役を構成する図柄の組み合わせが有効ライン上に表示された場合には、役に応じたメダルの払い出しや、ボーナスゲームへの移行決定など所定の処理が行われる。そして、1回の遊技を終了する。また、有効ライン上に表示された図柄配列がいずれの役を構成するものでもない場合には、そのまま1回の遊技を終了する。
上記したステップ107のリール停止処理について、図7のフローに基づき説明する。
図7のステップ200において、停止操作信号入力のタイミングと役抽選の結果に応じた停止テーブルが選択され、選択された停止テーブルに基づいて、基準図柄の停止位置が決定される。そして、次のステップ201に進む。
ステップ201において、ステッピングモータ20の駆動方式が1−2相励磁モードであるか否かが判断される。1−2相励磁モードであると判断された場合には、回転制御手段92は励磁モードの変更を決定し、次のステップ202に進む。
ステップ202において、現時点での励磁状態が1相励磁状態であるか否かが判断される。1相励磁状態であると判断された場合には、次のステップ203に進む。
ステップ203において、励磁状態が2相励磁状態となるまで待機する。そして、次のステップ204に進む。
ステップ204において、2相励磁モードに移行させる。そして、ステップ205に進む。
前記ステップ201において、1−2相励磁モードでないと判断された場合、すなわち2相励磁モードである場合には、ステップ202〜204を飛び越してステップ205に進む。
ステップ205において、基準図柄が停止位置まで移動したか、つまり停止位置に移動するだけのステップ数がカウントされたか否かが判断される。基準図柄が停止位置まで移動していないと判断された場合には、次のステップ206で駆動を継続させ、ステップ205に戻る。停止位置まで移動したと判断された場合には、次のステップ207進む。
ステップ207において停止信号が出力され、ステッピングモータ20が全相励磁状態となり、ステップ208において回転リール30の回転が停止する。そして、リール停止処理を終了する。
以上のように、本実施の形態によれば、回転リール30が長時間連続して回転している場合には、消費電力の少ない励磁モードを切り替えることにより、ステッピングモータ20の発熱を押さえることができる。これにより、筐体2の内部に熱がこもるのを少しでも抑制することができ、内部装置の熱によるトラブルを防止できるとともに、ステッピングモータ20の寿命を延ばすこともできる。
また、1−2相励磁モードで駆動中に停止操作がされた場合には、2相励磁モードに戻して停止制御を行うように形成してあるので、停止制御データを複数持つ必要が無く、メイン基板の容量が増えることもない。さらに、1−2相励磁モードで駆動中の1相励磁状態の時に停止操作がされた場合には、次の2相励磁状態に移行するまで(換言すれば、2相励磁モードに移行するまで)停止処理を行わないようにしてあるので、励磁モードの違いで図柄の停止位置がずれることがない。
なお、図7のステップ200の停止位置の決定を、ステップ205の前(2相励磁モードの場合には停止操作信号入力時、1−2相励磁モードの場合には2相励磁モードへの移行後)に行うようにしてもよい。
また、上記した実施の形態では、2相励磁モードで一定時間が経過した場合、定常回転速度を保ったまま1−2相励磁モードに移行させるようにしてあったが、1−2相励磁モードにスムーズに移行できるように、回転速度を一時的に落としてもよい。この間は、ストップスイッチ5Dの操作信号を受け付けないようにして、停止に関するトラブルが生じないようにするのが好ましい。あるいは、一定時間が経過して1−2相励磁モードに移行させる際、定常回転速度を保ったままにして、一定時間、ストップスイッチ5Dの操作信号を受け付けないようにしてもよい。
また、上記した実施の形態は、一定時間経過後に消費電力の少ない励磁モードに移行させる構成となっていたが、ステッピングモータの仕様によっては、回転開始時の励磁モードから消費電力の少ない励磁モードに移行させる前段階の制御として、消費電力は同等であるが励磁相数の異なる他の励磁モードや、消費電力が大きい他の励磁モードに移行させるようにしてもよい。
S スロットマシン(遊技機)
1 リールユニット(リール駆動装置)2 筐体
3 前扉
5C スタートスイッチ 5D ストップスイッチ
6 ホッパーユニット 7 制御装置
7A 主制御装置(遊技制御装置) 7B 副制御装置
8 図柄表示窓 9 演出表示装置
20 ステッピングモータ 30 回転リール
40 モータ駆動基板(駆動制御手段)90 リール制御手段
91 スタート信号出力手段 92 回転制御手段(パルス発生手段)
93 停止信号出力手段 94 停止制御手段
95 タイマー

Claims (2)

  1. 回転リールを回転させるためのステッピングモータと、
    ステッピングモータを駆動させる駆動パルスを発生するパルス発生手段と、
    ステッピングモータの駆動を停止させる停止信号を出力する停止信号出力手段と、
    前記駆動パルスを前記ステッピングモータに供給することによりステッピングモータの駆動を制御する駆動制御手段とから構成され、
    前記駆動制御手段は、一の励磁モードで駆動開始した前記ステッピングモータの回転速度が、予め定められた定常回転速度となってから所定時間が経過しても、前記停止信号出力手段から停止信号を入力しない場合には、前記定常回転速度を維持したまま、前記ステッピングモータの励磁モードを前記一の励磁モードとは異なる他の励磁モードに変更することを特徴とする遊技機用リール駆動装置。
  2. 複数の図柄を表示した回転リールと、
    前記回転リールを回転させるためのリール駆動装置と、
    前記回転リールの回転を開始させるために遊技者が操作するスタートスイッチと、
    前記回転リールの回転を停止させるために遊技者が操作するストップスイッチと、
    複数の図柄の組み合わせから成る役について当選か否かの役抽選を行うとともに、前記スタートスイッチ及び前記ストップスイッチの操作信号に基づき前記リール駆動装置の駆動を制御する遊技制御装置とを少なくとも備えた遊技機において、
    前記リール駆動装置は、ステッピングモータを駆動させる駆動パルスを発生するパルス発生手段と、ステッピングモータの駆動を停止させる停止信号を出力する停止信号出力手段と、前記駆動パルスを前記ステッピングモータに供給することによりステッピングモータの駆動を制御する駆動制御手段とから構成され、
    前記遊技制御装置は、前記役抽選の抽選結果及び前記ストップスイッチの操作信号入力のタイミングに基づいて前記回転リールの停止位置を決定し、前記停止信号出力手段による停止信号の出力を制御して前記ステッピングモータの停止処理を行う停止制御手段を備え、
    前記駆動制御手段は、2相励磁モードで駆動開始した前記ステッピングモータの回転速度が、予め定められた定常回転速度となってから所定時間が経過しても、前記停止信号出力手段から停止信号を入力しない場合には、前記定常回転速度を維持したまま、前記ステッピングモータの励磁モードを1−2相励磁モードに変更し、
    前記停止制御手段は、前記ステッピングモータが2相励磁モードで駆動中のとき、又は1−2相励磁モードで駆動中の2相励磁状態であるときに前記ストップスイッチの操作信号を入力した場合には、当該操作信号の入力を契機に停止処理を開始し、前記ステッピングモータが1−2相励磁モードで駆動中の1相励磁状態であるときに前記ストップスイッチの操作信号を入力した場合には、次の2相励磁状態への移行を契機に停止処理を開始し、
    前記駆動制御手段は、前記ステッピングモータが1−2相励磁モードで駆動中の場合において、2相励磁状態であるときに前記ストップスイッチの操作信号を入力した場合には、当該操作信号の入力を契機に前記ステッピングモータの励磁モードを2相励磁モードに戻し、1相励磁状態であるときに前記ストップスイッチの操作信号を入力した場合には、次の2相励磁状態への移行を契機に、前記ステッピングモータの励磁モードを2相励磁モードに戻すように形成されていることを特徴とする遊技機。
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