JP2012028767A - マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムは、光源(30)及び光結合器(56)を含む。後者は、第1の光学小要素(561X、561Y、562X、562Y)を有し、光束を各々が放出する複数の2次光源(82)を生成する。集光装置(62)は、マスク平面(70)内で光束の重ね合わせを達成する。少なくとも1つの散乱構造体(58、60)は、2次光源の前又は後に配置される複数の個々に設計された第2の光学小要素を含む。第1及び第2の光学小要素は、同一放射照度分布で照らされた光学小要素が5mmよりも大きく分離されるように構成される。
【選択図】図2
Description
投影露光装置は、一般的に、照明システムと、マスクを整列させるマスクステージと、投影レンズと、フォトレジストで被覆したウェーハを整列させるウェーハアラインメントステージとを含む。照明システムは、(細長)矩形又はリングセグメントの形状を有することが多いマスク上の視野を照らす。
しかし、このような高度の照明システムでさえも、マスク上に衝突する投影光の望ましい放射照度及び角度分布に関して将来の照明システムに適用されることになる厳しい仕様を満たすことは困難である。
回折光学要素には、ゼロの回折次数を十分に抑制することができないという欠点がある。従って、マスク平面での放射照度分布は、一連の輝点を含む。それ以外に、約18°を超える回折角には、回折構造体の最小特徴サイズが必要であり、これは、電子ビームリソグラフィによってのみ達成することができる。このような小型回折構造のブレーズド・フランクは、非常に数の少ない、例えば2つのステップで近似させる必要がある。これは、デバイスの回折効率をかなり低減して70%未満の値にする。更に、電子ビームリソグラフィによる製造は、これらの要素を非常に高価にするほど非常にゆっくりとした処理である。
これに反して、マイクロレンズアレイ及び他の屈折光学要素は、広くて連続的な角度分布を生成する。しかし、屈折光学要素の大きな欠点は、遠視野内及び従ってマスク平面内に生成された放射照度分布が十分に均一ではないという点である。その放射照度分布は、平坦ではなく、時には許容することができない複数の波紋を特徴とする。
国際特許出願WO2005/076083Aは、視野平面、すなわち、照明システムの視野絞りが配置された平面の直近に配置される散乱要素を含む照明システムを開示している。
この構成は、照明システムのマスク平面内で得られる放射照度分布における変動をもたらす場合がある少なくとも1つの散乱構造体と光結合器との間の不要な相互作用を低減する。
このような散乱構造体は、適切な角度幅を有する角度分布を生成する小構造体を選択することにより簡単に定めることができる半値幅を有するガウス角度分布を生成する。このような散乱構造体は、有利な態様では、光結合器と、光結合器により生成される2次光源を重ね合わせる集光装置との間に配置することができる。
本発明の様々な特徴及び利点は、添付図面に関連して行う以下の詳細説明を参照してより容易に理解することができる。
図1は、投影光束を生成する照明システム12を含む投影露光装置10の非常に簡素化した斜視図を示している。投影光束は、微細な構造体18を含むマスク16上の視野14を照らす。この実施形態では、照明視野14は、ほぼリングセグメントの形状を有する。しかし、照明視野14の他の例えば矩形の形状も考えられている。
投影対物レンズ20は、照明視野14内の構造体18を感光層22、例えば、基板24上で堆積されるフォトレジスト上へ撮像する。シリコンウェーハにより形成することができる基板24は、感光層22の上面が投影対物レンズ20の画像平面内に正確に位置するようにウェーハステージ(図示せず)上に配置される。マスク16は、マスクステージ(図示せず)により投影対物レンズ20の対物面内に位置決めされる。後者が1未満の倍率を有するので、照明視野14内の構造体18の最小化像14’が感光層22の上に投影される。
図2は、図1に示す照明システム12の詳細な子午断面図である。簡潔さを期すために、図2の具体例もかなり単純化されており、かつ縮尺通りではない。これは、特に、様々な光学ユニットが、ごく少数の光学要素だけによって表されることを意味する。実際は、これらのユニットは、実質的により多くのレンズ及び他の光学要素を含むことができる。
照明システム12は、図示の実施形態では、ハウジング28、及びエキシマレーザ30として達成される光源を含む。エキシマレーザ30は、約193nm波長を有する投影光を放出する。他の形式の光源及び他の波長、例えば、248nm又は157nmも考えられている。
光結合器56の前後には、58及び60でそれぞれ示す散乱板が配置され、その構造及び機能を以下で更に説明する。
以下では、照明システム12内で使用される光結合器56の一般的構造及び機能を図3から図5を参照してより詳細に説明する。図3は、斜視図で光結合器56及び散乱板を示し、図4及び図5は、それぞれ、X−Z面及びY−Z面に平行な断面で光結合器56を示している。
3.1.光結合器の一般的構造
本出願人に譲渡された国際特許出願WO2005/078522A2からそのようなものとして公知である光結合器56は、第1の結合器部材561及び第2の結合器部材562を含む。第1の結合器部材561は、X方向に沿って整列した平行な縦軸を有する円筒形マイクロレンズ561Yの第1のアレイを含む。従って、第1のマイクロレンズ561Yは、Y方向にのみ背面焦点距離f1で正の屈折力を有する。
第2の結合器部材562は、第1の結合器部材561の同一コピーであるが、X軸又はY軸周りに180°回転した後に取り付けられる。従って、第3のマイクロレンズ562Xは、第2のマイクロレンズ561Xに対向しており、第4のマイクロレンズ562Yは、第2の散乱板60に対向している。
CaF2は、機械加工し難い脆い材料であるので、基板の厚みは、約2mmを超えるべきである。マイクロレンズ561Y、561X、562Y、562Xのピッチが1mm未満に保たれるものとし、かつマイクロレンズ561X、562Xの屈折力が、約0.2を超える開口数NAを生成するのに十分なものとする場合、図3から図5に示す実施形態において当て嵌まるように、Y方向、X方向、X方向及びY方向に屈折力を有する一連のマイクロレンズアレイは、唯一の可能な方法である。他の構成、例えば、米国特許第4、682、885号Aに開示されている構成では、全ての上述の条件を同時に満たすことはできないであろう。
それは別として、X方向及び/又はY方向で屈折力を達成するマイクロレンズの代わりに回折光学要素を使用することも考えられている。
以下では、光結合器56の機能に対して簡単に説明する。
この投影光ビームが全ての光線がZ軸に平行であるように完全に平行化された場合、第2の結合器部材562は不要とすることができる。次に、第1の結合器部材561だけが、複数の2次光源を生成する。第1の結合器部材561に衝突する光ビームは、マイクロレンズ561X、562Xの屈折力がX方向の方がより大きいために、Y方向に向けてかつ大きく偏向される。従って、各2次光源により、歪像角度分布が生成される。
しかし、光結合器56に衝突する光は、通常、完全には平行化されず、小さな発散を有する。第2の結合器部材562がなければ、従って、この発散により、マスク16上の照明視野14の不要なシフトをもたらす場合がある視差が発生するであろう。
以下では、マイクロレンズアレイ及び散乱板58、60の様々な代替構成を図7及び図12を参照して説明する。その後の実施形態の間では、対応する部品は、1000だけ増大した参照番号により示されており、必ずしも改めて触れるとは限らない。
図7は、側面図で図3の光結合器56及び散乱板58、60を示している。この図及び図8から図12の類似の図においては、X方向に沿って延びる円筒形マイクロレンズは、縦線で影を付けられており、一方、Y方向に延びる円筒形マイクロレンズは、横線で影を付けられている。
図8に示す実施形態は、第2の結合器部材1562のための第2の調節装置1562Aを有する。結合器部材1561、1562毎に独立した調節装置を有することにより、結合器部材1561、1562間の距離間隔だけでなく、散乱板58、60に対する結合器部材1561、1562間の距離を調節することができる。
図12は、図7に示す実施形態と類似の実施形態を示している。しかし、この実施形態では、第1の散乱板58は、光結合器の前ではなく結合器部材5561、5562の間に位置決めされる。
以下では、第1の散乱板58に関する一般的機能及び様々な実施形態をより詳細に説明する。当然のことながら、これは、図7から図12に示す光結合器56の他の実施形態にも当て嵌まる。しかし、簡潔さを期すために、以下の所見は、図3から図6に示す実施形態だけに触れるものである。
4.1.第1の散乱板の一般的機能
第1の散乱板58の1つの機能は、光源30により(及び、挿入された場合には、恐らくは第1の光学ラスター要素34により)生成される小さな幾何学的光束を光結合器56のより高い幾何学的光束に適応させることである。これは、光結合器56が製造されている材料を破壊する可能性がある第2の結合器部材562中の高い光強度を防ぐ有利な効果を有する。
0.5・(D/2f2−NApre)<NASC<(D/2f2−NApre)
ここで、Dは、第2のマイクロレンズ561Xのアレイの直径であり、NASCは、第1の散乱板58の開口数であり、NApreは、その上に衝突する光の開口数である。
これは、瞳孔平面54を通過する投影光が、Y方向で小さな発散、X方向でより大きい発散を有するべきであることを意味する。このような理由で、第1及び第4のマイクロレンズ561Y、562Y、561X、562Xの第1の焦点距離f1は、第2の焦点距離f2及び第3のマイクロレンズよりも大きい。図13に示すように、第1の散乱板58が更に発散を増大するので、第1の散乱板58によりX及びY方向で導入された発散の量は、光結合器56により導入される発散に慎重に適応させるべきである。そういう理由から、第1の散乱板58により導入される発散は、通常、Y方向よりX方向の方が高い。非常に大きいアスペクト比を有する照明視野14の場合、第1の散乱板は、発散の増大がX方向だけであり、Y方向ではない(又は、実質的にY方向ではない)ように設計することさえ可能である。
第1の散乱板58の別の重要な機能は、2次光源82を大型化することである。この大型化は、2次光源がX方向で大型化するように第3のマイクロレンズ562Xの方がここで完全に照らされるということによる。Y方向で2次光源が大型化するのは、第1の散乱板58により発散がY方向でも増大する場合だけである。
これらの所見から、第1の散乱板58が、実質的にマスク平面70内での放射照度分布に寄与し、そういう理由から、その光学的性質は慎重に設計すべきであることも明らかである。
そういう理由で、光学的性質を設計により正確に決めることができるように第1の散乱板58をどのように達成することができるかに関して様々な代案が提案されている。それでも、第1の散乱板58は、光結合器56の規則的な特徴部との不要な相互作用を防ぐために必要である特定のランダム化された又は慎重に選択された規則的特性を有するものとする。
散乱板58の様々な実施形態をより詳細に説明する前に、散乱板58と光結合器56の間の考えられる相互作用を説明する。
4.2.1.重ね合わせ
図16は、図13の拡大切取図であり、かつ第1の結合器部材561の第1の散乱板58の小構造体58X及び第2のマイクロレンズ561X間の光伝播を概略的に示している。簡潔さを期すために、第1のマイクロレンズ561Y及び小構造体58Xの支持体は、これらの要素が、X方向の投影光の角度分布上に影響を与えないので示していない。小構造体58Xは、この実施形態では、Y方向に沿って延びる縦軸を有する円筒形マイクロレンズにより形成される。各小構造体58Xは、破線85で示す異なる光束を生成する。マイクロレンズ561X及び小構造体58Xのピッチは、それぞれpin及びpscで示している。この特定的な実施形態では、2つのマイクロレンズ561X毎に、5つの小構造体58Xの1シーケンスが繰り返されるように、psc=2/5・pinである。
光結合器56内でのマイクロレンズアレイ及び第1の散乱板58内での周期的な散乱小構造体の組合せの場合に起こる別の効果がある。周期的な構造は、距離の整数倍でフレネル回折を通じて自然に正確な画像を形成することは公知である。この自己結像現象は、タルボット効果と呼ばれる。更に、複数の位相変換フレネル画像が、フラクショナル−タルボット距離で生成される。タルボット現象は、周期的な光学要素の背後のあらゆる平面で、ある一定の周期性が観察されることを示している。
第1の散乱板58と第1の結合器部材561の間の距離が高コントラスト干渉縞が起こる(僅かな)タルボット距離に等しいか又は近い場合、一方では、周期的なタルボット干渉縞、他方では、第1及び第2のマイクロレンズ561Y、561Xの周期的な構成の結果であるモアレ模様が観察される。各2次光源82により生成される放射照度分布がマスク平面70内で重なり合うが、これらのモアレ干渉模様は、それでも、マスク平面70内で放射照度分布の不均一性を導入する場合がある。
以下では、節4.2で上述の不要な相互作用を避けるために使用することができる異なる手法を説明する。
4.3.1.距離
タルボット推定パターンと第1の結合器部材561内に含まれるマイクロレンズのアレイとの間の相互作用により引き起こされるモアレ模様を避けるために、第1の散乱板58と第1の結合器部材561の間の距離zは、タルボット距離、又は高い放射照度コントラストが観察されるいかなる僅かなタルボット距離とも一致しないように注意すべきである。適切な距離の範囲は、様々な整数距離又は僅かなタルボット距離内でのタルボット干渉縞のコントラストを計算するシミュレーションプログラムの助けを借りて判断することができる。
図19は、図16に類似の更に別の拡大図であり、第1の手法、すなわち、どのようにすれば小構造体58X及び第2のマイクロレンズ561Xの頻繁過ぎる同一構成を避けることができるかを示している。この実施形態では、第2のマイクロレンズ561X及び小構造体58Xは、それぞれ、ピッチpin=500μm及びpsc=47μmを有する。47は、凹状マイクロレンズ58Xにより生成される放射照度及び角度分布が、47・500μmm=23.5mmとなった後に限り、第2のマイクロレンズ561X上で繰り返されるような500に対する素数である。
図20は、例示的な目的に限って、第1のグリッド561X’の10回の周期にわたって第2のグリッド58X’の線が、常に第1のピッチ561X’の単一の周期に対して異なる相対位置を有するように選択されたピッチを有する第1のグリッド561X’及び第2のグリッド58X’1の上面図を示している。
小構造体58X及び第2のマイクロレンズ561Xの頻繁な同一構成を避ける別の手法は、不規則な小構造体を用いることである。不規則性は、同一小構造体の構成に関するものであり、及び/又は異なる小構造体内で現れる場合がある。この手法は、節4.3.2によるピッチ選択と組み合わせることができることに注意すべきである。
上述の実施形態では、第1の散乱板58の小構造体58Xは、円筒形マイクロレンズとして達成される。しかし、1つ又は2つの方向での発散は、回折光学要素の助けを借りて生成することができる。以下の節においては、第1の散乱板58に関する屈折的デザイン及び回析的デザインの様々な実施形態を説明する。
図21及び図22は、それぞれ、斜視図及び断面図でX方向に沿った第1の散乱板158の実施形態を示している。第1の散乱板158は、両方ともY方向に沿って延びている交互の凸面円筒形マイクロレンズ1581及び凹状円筒形マイクロレンズ1582のアレイを含む。散乱板158は、従って、X方向にのみ発散を増大させる。一定の曲率を有する円筒形状により、角度分布は、少なくとも良好な近似としてX方向に矩形である。
マイクロレンズ1581、1582は、光結合器56内に含まれたマイクロレンズの製造と類似の方法で基板1557を成形加工又は機械加工することにより形成することができる。
図24は、同じ形を有する凹面円筒形マイクロレンズ3582だけを含む第1の散乱板358を通した断面を示している。
図25は、図21及び図22に示す散乱板158と類似である第1の散乱板458を通じた断面を示している。しかし、この実施形態では、凸面円筒形マイクロレンズ4581は、Y方向に沿って延びる矩形の平面区域4583によって互いから分離される。この分離は、隣接するマイクロレンズ4581が交わる場所で鋭い縁部が存在しないことを保証する。このような縁部は、角度分布上に不要な影響を与えることが多い。
それぞれ、図23及び図24に示す第1の散乱板258、358においては、全てのマイクロレンズは、同一形状を有し、かつ規則的なアレイを形成する。第1の結合器部材561との不要な相互作用を避けるために、マイクロレンズのピッチは、先の節4.3.2に従って慎重に選択すべきである。
マイクロレンズ5582は、異なるピッチp1、p2、...、pnの結果として、実質的に矩形形状を有するが幅が異なる角度分布生成する。マイクロレンズ5582のピッチp1、p2、...、pnがガウス確率分布に従って異なる場合、全てのマイクロレンズ5582の寄与から生じる角度分布全体も、少なくとも実質的にガウス分布を有する。これを図45を参照して以下でより詳細に説明する。
曲率の中心の高さを慎重に選択することにより、また、ピッチp1、p2、...、pnが非常に小さく、波長λ=193nmで50μmより小さい場合、存在することになる回析効果に影響を与えることができる。このような構成においては、その結果、第1の散乱板558の散乱機能は、上述の設計パラメータを選択することにより共に選択的に決めることができる屈折効果及び回析効果の組合せである。
マイクロレンズ5582のアレイは、厳密には周期的でないので、有意なタルボット干渉縞を生成するものではなく、又はタルボット干渉縞のコントラストは大幅に低減される。それによって、マスク平面70内での強度分布は、より均質なものになる。
また、この実施形態では、ピッチ変動には、第1の散乱板と第1の結合器部材561との間の不要な相互作用を低減し、かつ特にタルボット干渉縞のコントラストを低減するという効果がある。
実質的に矩形の角度分布を得ることを考慮して、図30及び図31に示す両方の実施形態内においては、図26から図28に示す実施形態に関連して表面の形変動を上述のピッチ変動と組み合わせることが有利であると考えられる。
従って、ガウス角度分布を生成する2次元の疑似ランダム表面を生成するために、それらが確率過程段階を備えた製造工程で得られるランダムな表面により生成されるので、マイクロリソグラフィ処理を用いることも想定されている。このような表面の利点は、全ての製造された散乱板が同一光学的性質を有するように、ガウス分布のパラメータを正確に予測することができるという点である。
以下では、第1の散乱板58が回析光学構造を含む様々な実施形態を図37から図43を参照して説明する。これらの回析構造体は、発散を少なくとも一方向で増大させる。以下では、実質的に完全な角度分布を生成する1群の回折構造体を回折セルと呼ぶ。単一の回折セルは、従って、節4.3.4で説明する屈折的デザインのマイクロレンズに対応する。
回析散乱板により、殆ど全てのあらゆる角度分布を生成することができる。しかし、回折セルにより生成される角度分布は、常に離散的であり、一方、滑らかに湾曲した屈折面により生成される角度分布は連続的である。セルが小さいほど、生成された角度分布は離散的であり、生成された角度分布が離散であるほど、セルは小さい。
図38aは、少なくとも実質的に回転対称であるフレネルレンズを形成する回折構造体93を含む別のセルM2を示している。図39aは、円筒形フレネルレンズを形成する回折構造体94を含む回折セルM3の上面図を示している。回折セルMが厳密に周期的なアレイ内に配置された場合、節4.2で上述の第1の散乱板58と光結合器56の間の不要な相互作用が生じる場合がある。そういう理由で、回折セルMのアレイは、少なくとも部分的に、ランダム化すべきであり、及び/又は節4.3.2で説明するような適切なピッチ選択を行うべきである。
図43は、概略上面図により、等しいピッチを有する複数の回折セルM1、M2、...、M6を含む第1の散乱板1658を示している。従って、セルM1、M2、...、M6は、図40に示す実施形態に類似した規則的な方法で配置される。しかし、この実施形態では、その中で含まれる回折構造体の構成に関する限り、回折セルM1、M2、...、M6は、互いと異なっている。これは、それぞれ、図30及び図31に示す屈折散乱板858及び958に相当するものである。
異なるセル構造を得る別の手法は、散乱効果が達成されるべき方向に沿って所定のセル構造をシフトさせることである。これを図39bに例示的に示している。ここでは、回折セルM3’は、X方向に沿って回折構造体94をシフトさせることにより、図39aに示す回折セルM3から得られる。これは、図27に示す屈折散乱板658内で達成される時と類似した効果である。
当然のことながら、第1の結合器部材561との望ましくない相互作用を避ける第1の散乱板58のランダムな性質を更に増大するために、特にセルピッチp及びセルコンテンツに関して一部又は全て変動を組み合わせることができる。
以下では、第2の散乱板60の一般的機能及び様々な実施形態をより詳細に説明する。
5.1.第2の散乱板の一般的機能
第2の散乱板60は、以下の機能の1つ又はそれよりも多くを有することができる。
第2の散乱板60の1つの機能は、Y方向に沿ったマスク平面70内での放射照度分布が望ましい形状を有することを保証することであると考えられる。これには、第2の散乱板60がY方向に沿ってそれ自体が生成する角度分布を第1の散乱板58(もしあれば)及び光結合器56により生成されるこの方向に沿った角度分布に適応させることが必要である。
第2の散乱板60の更に別の機能は、マスク平面70を横断する時の光の角度分布を改善することであると考えられる。このために、光結合器56と集光装置62の間に第2の散乱板60を配置することが好ましい。この位置においては、第2の散乱板60は、2次光源に対するぼけ効果を達成することができるように、瞳孔平面54から何らかの距離を隔てて配置される。2次光源は、隣接した2次光源が瞳孔平面54付近にあるか又は更に重なり合うような範囲でぼけ効果により拡大されることが好ましい。その結果、ある一定の照明設定に有利とすることができる連続的な角度分布をマスク平面70内で得ることができる。
第2の散乱板60は、照明システム12のテレセントリック性及び楕円率特性に有利な影響を更に与えることができる。
第1の散乱板58と同様に、第2の散乱板60は、角度分布を生成する小構造体の寸法が小さく、好ましくは、光結合器56のマイクロレンズのピッチより20%小さいという特性を有するべきである。
ここでは、2次光源は、X及びY方向で増大されるべきであると仮定される。この目的のために、第2の散乱板60は、図44で例示するように、回転対称であってガウス分布を有する角度分布を生成する。
以下では、第2の散乱板60の異なるデザイン手法を図45から図49を参照して説明する。
原則として、第2の散乱板は、屈折的デザイン、回析的デザイン、又は屈折効果及び回析効果を組み合わせるデザインを用いて達成することができる。そういう理由で、第1の散乱板58に関連して節4.3.1で上述の全てのデザインを第2の散乱板60に等しく使用することができる。しかし、屈折的デザインは、第2の散乱板60に対して一般的により好ましいものである。これは、回折性光学要素により、それらの制限された回折効率の結果として、通常は、屈折性光学要素よりも光損失が高くなるからである。以下の注は、屈折的デザインに関連するが、それらはまた、マイクロレンズが適切な回折セルで置き換えられた場合には、回折に関する注にも適用される。
2次元の角度分布が、図44に示すように生成されるものとする場合、以下の手法を企図すべきである。
2次元の角度分布は、基板の片側に平行なマイクロレンズの第1のアレイ、及び反対側に垂直なマイクロレンズの第2のアレイを配置するにより、更に上述したように得ることができる。代替的に、アレイは、2つの異なる基板上に形成することができる。いずれの場合でも、各アレイの設計パラメータを慎重に選択することにより、完全に互いに独立に各方向に対して散乱効果を判断することができる。
マイクロレンズのアレイが異なる基板上に配置された場合、基板は、一方又は両方の基板が、マニピュレータの助けを借りて光軸26と同軸の又は少なくともそれと平行な軸の周りに回転することができるように配置することができる。次に、マイクロレンズアレイの間の角度を調節することができる。
両方のアレイが1つの基板上に配置された場合、これは、走査方向に対してマイクロレンズアレイの平行な方位を避けるために相応に回転させることができる。両方のアレイが異なる基板上に配置された場合、1つの基板だけを回転させることで十分であろう。しかし、アレイ間の相対角度を維持するために、両方の基板を共通に回転させることができる。
マイクロレンズアレイの角位置の調節が必要とされない場合、マニピュレータは不要である。これらの場合、マイクロレンズアレイの望ましい角度位置を保証するマウントに基板を固定して受け取ることができる。
円筒形マイクロレンズの2つのアレイが基板の片側で交差している場合、それによって第1の散乱板1158に対して図33から34を参照して上述したものに類似した構成が得られる。この実施形態に示すマイクロレンズ11581は、円環状表面を有するが、2つの円筒面を交差させることによって得られる表面を使用することができる。
当然のことながら、ここでもまた、円柱レンズの非直交方位を考慮することができる。
更なる代替として、図35及び図36に示すような回転対称のマイクロレンズを使用することができる。また、この実施形態では、マイクロレンズの半径は、図44及び45に示す全体的なガウス角度分布を得るために、ガウス確率分布に従って変えるべきである。他のレンズパラメータ、例えば、曲率中心又は屈折率は、追加的に又は代替的に変化させることができる。
以下では、第2の散乱板60のための他の有利なデザイン態様を図46から図49を参照して説明する。
図46は、縮尺通りではない非常に概略的な図により、3つの第3のマイクロレンズ562X、集光装置62、及び視野絞り平面64を示している。2つの群の破線97、98は、各々が同じ開口角度で第3のマイクロレンズ562Xを出て、その結果、同じ視野点に視野絞り平面64内で収束する光束を示している。第3のマイクロレンズ562Xの個数が多いほど、光線97、98が、より多く異なる角度での視野絞り平面64内の放射照度に寄与することになる。視野絞り平面64内で第3のマイクロレンズ562Xの制限された数のために、完全に連続的な角度分布はない。同じことは、言うまでもなくY方向にも適用される。
当接するか又は重なり合う2次光源の結果として、投影光は、照明角度の連続的範囲で視野絞り平面64内のあらゆる点上に衝突し、その範囲は、照明設定で判断される。
理想的には、瞳孔平面54内での放射照度分布は、均一である。この特性は、図48及び図49を参照して説明するように、第2の散乱板の助けを借りても達成することができる。
しかし、第2の散乱板60の散乱特性を慎重に設計することにより、各単一の2次光源82の強度分布の半値幅が満足されるように、2次光源82を実質的に広げることができる。
NA1X≦NA2X、
NA2X>5・NA2Y
0.9・NA3Y<NA3X<1.1・NA3Y
ここで、NA1Xは、第1の散乱板58により生成される最大発散角度であり、NA2X及びNA2Yは、光結合器56により生成される最大発散角度であり、NA3X、NA3Yは、それぞれ、第2の散乱板60によりX方向及びY方向に対して生成される最大発散角度である。
(実施例1)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)光源(30)、
b)第1の光学小要素(561X、561Y、562X、562Y)を含み、かつ光束を各々が放出する複数の2次光源(82)を生成する光結合器(56)、
c)マスク平面(70)内で前記光束の重ね合わせを達成する集光装置(62)、及び d)前記2次光源の前又は後に配置された複数の第2の光学小要素を含む少なくとも1つの散乱構造体(58、60)、
を含み、
前記第1及び第2の光学小要素は、同一放射照度分布で照らされた光学小要素が5mmよりも大きく分離されるように構成される、
ことを特徴とするシステム。
(実施例2)
前記第1及び第2の光学小要素は、同一放射照度分布で照らされた光学小要素が10mmよりも大きく分離されるように構成されることを特徴とする実施例1に記載の照明システム。
(実施例3)
前記第1及び第2の光学小要素は、同一放射照度分布で照らされた光学小要素が20mmよりも大きく分離されるように構成されることを特徴とする実施例2に記載の照明システム。
(実施例4)
前記第1及び第2の光学小要素は、同一放射照度分布で照らされる光学小要素が存在しないように構成されることを特徴とする実施例1に記載の照明システム。
(実施例5)
前記光結合器(56)は、交換保持器(57)に受け取られることを特徴とする実施例1から実施例4のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例6)
前記光結合器(56)は、複数の集束第1光学小要素(561X、561Y、562X、562Y)を各々が含む第1の結合器部材(561)及び第2の結合器部材(562)を含むfly−eye結合器であることを特徴とする実施例1から実施例5のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例7)
前記第1の結合器部材(561)の前記第1光学小要素(561X、561Y)は、前記第2の結合器部材(562)の第1光学小要素(562X、562Y)が配置される第1の焦点面を有することを特徴とする実施例6に記載の照明システム。
(実施例8)
前記第2の結合器部材(562)の前記第1光学小要素(562X、562Y)は、前記第1の結合器部材(561)の第1光学小要素(561X、561Y)が配置される第2の焦点面を有することを特徴とする実施例6又は実施例7に記載の照明システム。
(実施例9)
前記第1の結合器部材(561)及び前記第2の結合器部材(562)の各々は、X方向にのみ回折力を有するX方向第1光学小要素(561X、562X)と、該X方向に垂直であるY方向にのみ回折力を有するY方向第1光学小要素(561Y、562Y)とを含むことを特徴とする実施例6から実施例8のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例10)
前記Y方向は、前記マイクロリソグラフィ露光装置(10)の走査方向であることを特徴とする実施例9に記載の照明システム。
(実施例11)
前記第1の結合器部材(561)の前記X方向第1光学小要素(561X)及び前記Y方向第1光学小要素(561Y)は、第1の結合器支持体の両側に配置され、
前記第2の結合器部材(562)の前記X方向(562X)第1光学小要素及び前記Y方向第1光学小要素(562Y)は、第2の結合器支持体の両側に配置される、
ことを特徴とする実施例9又は実施例10に記載の照明システム。
(実施例12)
両方の結合器部材の前記X方向第1光学小要素(561X、562X)は、互いに対向していることを特徴とする実施例9から実施例11のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例13)
前記第1及び第2の結合器支持体は、蛍石の結晶から作られることを特徴とする実施例11又は実施例12に記載の照明システム。
(実施例14)
前記蛍石は、CaF2であることを特徴とする実施例13に記載の照明システム。
(実施例15)
前記支持体は、0.01を超える厚みと直径の間の関係を有することを特徴とする請求項11から実施例14のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例16)
前記第1の結合器部材(1561)の前記X方向第1光学小要素(1561X)は、前記第2の結合器部材(1562)の前記Y方向第1光学小要素(1562Y)に対向していることを特徴とする実施例9から実施例11のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例17)
少なくとも前記第1の結合器支持体は、ガラス、特に、SiO2ガラスで作られることを特徴とする実施例16に記載の照明システム。
(実施例18)
前記第1の結合器部材(2561;3561;3561)の前記第1光学小要素(2562X、2561Y;3562X、3561Y;4562X、4561Y)、及び前記第2の結合器部材(2562;3562;3562)の該第1光学小要素(2563X、2563Y;3563X、3563Y;4563X、4562Y)は、少なくとも照明システム(12)の光軸(26)に沿って個々に移動可能である正確に3つの個別の結合器支持体上に分配されることを特徴とする実施例6から実施例10のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例19)
光伝播方向において、第1の結合器支持体が、Y方向第1光学小要素(2561Y)を支持し、第2の結合器支持体が、X方向第1光学小要素(2562X)を支持し、第3の結合器支持体が、一方の側でX方向第1光学小要素(2563X)及び他方の側でY方向第1光学小要素(2563Y)を支持することを特徴とする実施例18に記載の照明システム。
(実施例20)
少なくとも1つの散乱構造体(58)が、前記第1の結合器支持体の前に配置されることを特徴とする実施例19に記載の照明システム。
(実施例21)
少なくとも1つの散乱構造体(58’)が、前記第1の結合器支持体と前記第2の結合器支持体の間に配置されることを特徴とする実施例19に記載の照明システム。
(実施例22)
光伝播方向において、第1の結合器支持体が、Y方向第1光学小要素(4561Y)を支持し、第2の結合器支持体が、一方の側でY方向第1光学小要素(4562Y)及び他方の側でX方向第1光学小要素(4562X)を支持し、第3の結合器支持体が、X方向第1光学小要素(4563X)を支持することを特徴とする実施例18に記載の照明システム。
(実施例23)
少なくとも1つの散乱構造体(60)が、前記第3の結合器支持体の後に配置されることを特徴とする実施例22に記載の照明システム。
(実施例24)
非直交縦軸を有する2つの円柱レンズを交差させることによって得られる第1光学小要素を含むことを特徴とする実施例1から実施例23のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例25)
円柱レンズ及び円環レンズを交差させることによって得られる第1光学小要素を含むことを特徴とする実施例1から実施例24のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例26)
矩形に区切られた回転対称マイクロレンズとして形成された第1光学小要素を含むことを特徴とする実施例1から実施例25のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例27)
前記回転対称マイクロレンズは、非球面形状を有することを特徴とする実施例26に記載の照明システム。
(実施例28)
前記第1又は第2光学小要素は、マスク平面(70)内の照明された視野(14)の少なくとも1つの縁部に沿った該マスク平面(70)内の放射照度が該照明視野(14)の中心よりも高いような非球面効果を有することを特徴とする実施例1から実施例27のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例29)
前記照明視野(14)の前記少なくとも1つの縁部での前記放射照度は、pを0.5と8の間の範囲として該照明視野(14)の中心よりも少なくともp%高いことを特徴とする実施例28に記載の照明システム。
(実施例30)
照明システム(12)の光軸に垂直な方向において、前記第1光学小要素は、第1のピッチを有し、前記第2光学小要素は、第2のピッチを有することを特徴とする実施例1から実施例29のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例31)
前記第2光学小要素は、周期的なアレイに配置されることを特徴とする実施例1から請求項30のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例32)
前記第1のピッチは、前記第2のピッチの素数であることを特徴とする実施例30及び実施例31のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例33)
前記第2光学小要素は、非周期性アレイに配置されることを特徴とする実施例1から請求項32のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例34)
少なくとも2つの第2光学小要素は、少なくとも1つの方向に沿って異なる寸法を有することを特徴とする実施例1から実施例33のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例35)
少なくとも2つの光学小要素は、異なる内部構造を有することを特徴とする実施例1から実施例34のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例36)
異なる内部構造は、照明システムの光軸と垂直に所定の構造体を相対的にシフトすることによって形成されることを特徴とする実施例35に記載の照明システム。
(実施例37)
異なる構造体は、所定の構造体をスケーリングすることによって形成されることを特徴とする実施例35に記載の照明システム。
(実施例38)
少なくとも1つの第2小要素は、少なくとも1つの方向に沿って変化する第2のピッチを有することを特徴とする実施例30に記載の照明システム。
(実施例39)
前記少なくとも1つの方向は、前記少なくとも1つの第2小要素の縦方向であることを特徴とする実施例38に記載の照明システム。
(実施例40)
前記第1光学小要素は、幾何学的光束が増大する方向に第1のピッチd1<1000μmを有することを特徴とする実施例1から実施例39のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例41)
d1<600μmであることを特徴とする実施例40に記載の照明システム。
(実施例42)
前記第2光学小要素は、前記幾何学的光束が増大する前記方向に第2のピッチd2<d1μmを有することを特徴とする実施例40又は実施例41に記載の照明システム。
(実施例43)
前記少なくとも1つの第2光学小要素は、回折光学要素(M1、M2、M3)を含むことを特徴とする実施例1から実施例42のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例44)
前記少なくとも1つの第2光学小要素は、マイクロレンズを含むことを特徴とする請求項1から実施例43のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例45)
前記マイクロレンズは、円筒形の形状を有することを特徴とする実施例44に記載の照明システム。
(実施例46)
前記マイクロレンズは、一定又は変化する幅を有する平坦な区域によって分離され、該区域は、回析効果の結果として角度分布を生成することを特徴とする実施例44又は請求項45に記載の照明システム。
(実施例47)
前記マイクロレンズは、円環形状を有することを特徴とする実施例44から実施例46のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例48)
前記第2光学小要素は、蛍石結晶又はガラス、特にSiO2で作られることを特徴とする実施例44から実施例47のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例49)
前記少なくとも1つの散乱構造体(58)は、光伝播方向に沿って前記光結合器(56)の前に配置されることを特徴とする実施例1から実施例48のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例50)
各第2光学小要素は、幾何学的光束が直交方向に異なる程度で増大するような歪像角度分布を生成することを特徴とする実施例49に記載の照明システム。
(実施例51)
前記幾何学的光束は、前記投影露光装置の走査方向に沿って該走査方向の垂直方向よりも小さな程度で増大されることを特徴とする実施例50に記載の照明システム。
(実施例52)
前記幾何学的光束は、前記投影露光装置(10)の走査方向に沿って実質的には増大されないことを特徴とする実施例51に記載の照明システム。
(実施例53)
各第2光学小要素は、実質的に矩形の角度分布を生成することを特徴とする実施例49に記載の照明システム。
(実施例54)
前記少なくとも1つの散乱構造体は、小斑点によって生成されるコントラストよりも5%未満だけ高い最大コントラストを有する近視野放射照度分布を生成することを特徴とする実施例49に記載の照明システム。
(実施例55)
各第2光学小要素は、前記第1の結合器部材の前記第1光学小要素と共に前記第2の結合器部材の第1光学小要素を完全に照らすのに十分である角度分布を生成することを特徴とする実施例6に記載の照明システム。
(実施例56)
前記少なくとも1つの散乱構造体と前記光結合器との間の距離は、該少なくとも1つの散乱構造体のタルボット距離と異なっていることを特徴とする実施例49に記載の照明システム。
(実施例57)
前記第1光学小要素は、第1の境界線によって定められた形状を有し、前記第2光学小要素は、第2の境界線によって定められた形状を有し、
前記第1の境界線及び前記第2の境界線は、その間に0.1°<α<89.9°で角度αを形成する、
ことを特徴とする実施例49に記載の照明システム。
(実施例58)
前記少なくとも1つの散乱構造体(60)は、光伝播方向に沿って前記光結合器(56)の後に配置されることを特徴とする実施例1から実施例57のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例59)
前記少なくとも1つの散乱構造体(60)は、前記光結合器(56)と共に、ゼロ放射照度レベルと最高放射照度レベルの間の移行帯を有する少なくとも1つ方向に沿った前記マスク平面(70)内の放射照度分布を生成し、
前記移行帯は、前記少なくとも1つの方向に沿って1mmよりも大きい寸法を有する、 ことを特徴とする実施例58に記載の照明システム。
(実施例60)
前記移行帯は、2.5mmよりも大きい寸法を有することを特徴とする実施例59に記載の照明システム。
(実施例61)
第1の方向に前記幾何学的光束を増大させる第1の種類の第2光学小要素及び、第2の方向に該幾何学的光束を増大させる第2の種類の光学小要素を含むことを特徴とする請求項58又は実施例59に記載の照明システム。
(実施例62)
前記第1の種類の第2光学小要素は、前記投影露光装置の走査方向にガウス角度分布を生成することを特徴とする実施例61に記載の照明システム。
(実施例63)
前記第1の種類の第2光学小要素は、前記投影露光装置の走査方向に、ゼロレベルと一定の最高レベルの間の滑らかな移行を有する角度分布を生成することを特徴とする実施例61に記載の照明システム。
(実施例64)
勾配が、実質的にガウス形を有することを特徴とする実施例63に記載の照明システム。
(実施例65)
前記第2の種類の第2光学小要素は、前記投影露光装置の走査方向と垂直な矩形角度分布を生成することを特徴とする実施例61から実施例64のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例66)
前記第1の種類及び前記第2の種類の第2光学小要素は、共通の支持体の両側に配置されることを特徴とする実施例61から実施例65のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例67)
前記第1の種類及び前記第2の種類の第2光学小要素は、照明システムの光軸と実質的に平行な回転軸の周りに互いに対して回転可能であるように構成された異なる支持体上に配置されることを特徴とする実施例61から実施例65のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例68)
前記第1の方向及び前記第2の方向は、直交しないことを特徴とする実施例61から請求項66のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例69)
前記第1の方向又は前記第2の方向のいずれも、前記投影露光装置の走査方向と平行ではないことを特徴とする実施例61から実施例66のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例70)
前記第1及び前記第2の方向を共通して変えるためのマニピュレータを含むことを特徴とする実施例69に記載の照明システム。
(実施例71)
前記第1及び前記第2の方向を独立に変えるためのマニピュレータを含むことを特徴とする実施例69に記載の照明システム。
(実施例72)
前記ガウス角度分布は、異なる幅の複数の実質的に矩形の角度分布の重ね合わせによって近似されることを特徴とする実施例62に記載の照明システム。
(実施例73)
前記第2光学小要素は、異なるピッチを有する円筒形マイクロレンズであることを特徴とする実施例72に記載の照明システム。
(実施例74)
前記第2光学小要素は、異なる縦方向延長部を有する円筒形マイクロレンズを交差させることによって得られることを特徴とする実施例58から実施例73のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例75)
前記縦方向延長部は、直交していることを特徴とする実施例74に記載の照明システム。
(実施例76)
前記第2光学小要素は、異なる形状を有する回転対称マイクロレンズであることを特徴とする実施例58から実施例64のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例77)
前記少なくとも1つの散乱構造体は、前記光結合器と前記集光装置の間に配置されることを特徴とする実施例58から実施例76のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例78)
前記第2光学小要素は、前記完全な角度分布を生成するいくつかの第2光学小要素上にマスク側から衝突する平行光ビームが、少なくとも1つの方向において該少なくとも1つの方向の前記第2の結合器部材の第1光学小要素を完全に照らすと考えられるように構成され、かつ該第2の結合器部材から離間されることを特徴とする実施例77に記載の照明システム。
(実施例79)
前記第2光学小要素は、前記完全な角度分布を生成するいくつかの第2光学小要素が、前記第2の結合器部材の前記第1光学小要素のピッチよりも小さい直径を有する区域にわたって分配されるように構成されることを特徴とする実施例6、及び実施例59から請求項78のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例80)
前記少なくとも1つの散乱構造体は、該少なくとも1つの散乱構造体がない場合に前記2次光源をそれらが当接するか又は重なり合うように拡大することによって得られると考えられるような方法で前記角度分布を修正することを特徴とする実施例6、及び実施例59から実施例79のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例81)
前記投影露光装置の走査方向と平行に配置され、かつ前記光源によって生成された投影光束内に選択的に挿入されるように構成された隣接するブレード2つの対向する列を有する絞りデバイスを含むことを特徴とする実施例1から実施例80のいずれか1項に記載の照明システム。
(実施例82)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)光軸、
b)第1の境界線によって分離された散乱要素を含む散乱部材、及び
c)第2の境界線よって分離された複数のマイクロレンズを含むfly−eyeレンズ、
を含み、
前記光軸と垂直な平面上の投影において、少なくとも5mmの直径を有する区域内では、どの第1の境界線も第2の境界線と一致しない、
ことを特徴とするシステム。
(実施例83)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)X方向の発散を最大角度NA1Xだけ、かつY方向に最大角度NA1Yだけ増大させる第1の光学要素、
b)X方向の前記発散を最大角度NA2Xだけ、かつY方向に最大角度NA2Yだけ増大させる第2の光学要素、及び
c)X方向の前記発散を最大角度NA3Xだけ、かつY方向に最大角度NA3Yだけ増大させる第3の光学要素、
を含み、
以下の関係:
d)NA1X≦NA2X、
e)NA2X>5・NA2Y、
f)0.9・NA3Y<NA3X<1.1・NA3Y、
が成り立つ、
ことを特徴とするシステム。
(実施例84)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)光源、
b)各々が光束を放出する複数の2次光源を生成する光結合器、
c)マスク平面内で前記光束の重ね合わせを達成する集光装置、及び
d)前記光結合器と前記集光装置の間に配置された少なくとも1つの散乱構造体、
を含むことを特徴とするシステム。
(実施例85)
少なくとも1つの更に別の散乱構造体が、前記光結合器の前又はその内部に配置されることを特徴とする実施例80に記載の照明システム。
(実施例86)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)光源、
b)2次光源を生成するための光結合器、及び
c)各要素が幾何学的光束を1つの方向のみに実質的に増大させる疑似無作為的に構成された小要素を含む少なくとも1つの散乱構造体、
を含むことを特徴とするシステム。
(実施例87)
前記少なくとも1つの散乱構造体は、各々が前記幾何学的光束を第1の方向のみに実質的に増大させる第1の疑似無作為的に構成された小要素を含み、
前記少なくとも1つの散乱構造体は、各々が前記幾何学的光束を第2の方向のみに実質的に増大させる第2の疑似無作為的に構成された小要素を含む、
ことを特徴とする実施例86に記載の照明システム。
(実施例88)
前記第1の方向及び前記第2の方向は、少なくとも実質的に垂直であることを特徴とする実施例87に記載の照明システム。
(実施例89)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
光結合器と、
異なる角度幅を有する矩形角度分布を生成する複数の小要素を有する少なくとも1つの散乱構造体と、
を含むことを特徴とするシステム。
(実施例90)
マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)光源、
b)2次光源を生成するための光結合器、
c)実質的に矩形の角度分布を1つの方向に生成する第1の散乱構造体、及び
d)実質的にガウス形の角度分布を2つの直交する方向に生成する第2の散乱構造体、 を含むことを特徴とするシステム。
(実施例91)
実施例1から実施例90のいずれか1項に記載の照明システムを含む投影露光装置。
(実施例92)
微細構造デバイスを製作するマイクロリソグラフィ方法であって、
a)感光層を支持する基板を準備する段階、
b)前記感光層上に撮像される構造体を収容するマスクを準備する段階、
c)実施例86に記載の投影露光装置を準備する段階、
d)前記マスクの少なくとも一部を前記投影露光装置によって前記感光層上に投影する段階、
を含むことを特徴とする方法。
(実施例93)
実施例92に記載の方法によって製作される微細構造デバイス。
56 光結合器
58、60 散乱構造体
62 集光装置
70 マスク平面
Claims (26)
- マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
a)光源、
b)複数の第1の光学小要素(561X、561Y、562X、562Y)を含み、かつ光束を各々が放出する複数の2次光源(82)を生成する光結合器、
c)マスク平面内で前記光束の重ね合わせを達成する集光装置、
d)複数の第2の光学小要素を含み、光伝播方向に沿って、前記光結合器の前に配置され、前記第2の光学小要素は、実質的に矩形の角度分布を生成する第1の散乱構造体、及び
e)前記光結合器と前記集光装置の間に配置される第2の散乱構造体、
を含む、
ことを特徴とするシステム。 - 前記光結合器(56)は、複数の集束第1光学小要素(561X、561Y、562X、562Y)を各々が含む第1の結合器部材(561)及び第2の結合器部材(562)を含むfly−eye結合器であることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
- 照明システム(12)の光軸に垂直な方向において、前記第1光学小要素は、第1のピッチを有し、前記第2光学小要素は、第2のピッチを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明システム。
- 前記第2光学小要素は、周期的なアレイに配置されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の照明システム。
- 前記第1のピッチは、前記第2のピッチの素数であることを特徴とする請求項3及び請求項4のいずれか1項に記載の照明システム。
- 前記第2の散乱構造体は、非周期性アレイに配置される光学小要素を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の照明システム。
- 前記第1光学小要素は、幾何学的光束が増大する方向に第1のピッチd1<1000μmを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の照明システム。
- d1<600μmであることを特徴とする請求項7に記載の照明システム。
- 前記第2光学小要素は、前記幾何学的光束が増大する前記方向に第2のピッチd2<d1μmを有することを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の照明システム。
- 前記第2光学小要素の各々は、マイクロレンズを含むことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の照明システム。
- 前記マイクロレンズは、円筒形の形状を有することを特徴とする請求項10に記載の照明システム。
- 各第2光学小要素は、幾何学的光束が直交方向に異なる程度で増大するような歪像角度分布を生成することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
- 前記幾何学的光束は、前記投影露光装置の走査方向に沿って該走査方向の垂直方向よりも小さな程度で増大されることを特徴とする請求項12に記載の照明システム。
- 前記幾何学的光束は、前記投影露光装置(10)の走査方向に沿って実質的には増大されないことを特徴とする請求項13に記載の照明システム。
- 各第2光学小要素は、前記第1の結合器部材の前記第1光学小要素と共に前記第2の結合器部材の第1光学小要素を完全に照らすのに十分である角度分布を生成することを特徴とする請求項2に記載の照明システム。
- 前記第1の散乱構造体と前記光結合器との間の距離は、該第1の散乱構造体のタルボット距離と異なっていることを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
- 前記第1光学小要素は、第1の境界線によって定められた形状を有し、前記第2光学小要素は、第2の境界線によって定められた形状を有し、
前記第1の境界線及び前記第2の境界線は、その間に0.1°<α<89.9°で角度αを形成する、
ことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。 - 前記第2の散乱構造体は、第1の方向に前記幾何学的光束を増大させる第1の種類の第2光学小要素及び、第2の方向に該幾何学的光束を増大させる第2の種類の光学小要素を含むことを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
- 前記第1の種類の光学小要素は、前記投影露光装置の走査方向にガウス角度分布を生成することを特徴とする請求項18に記載の照明システム。
- 前記第2の種類の光学小要素は、前記投影露光装置の走査方向と垂直な矩形角度分布を生成することを特徴とする請求項18又は請求項19に記載の照明システム。
- 前記第1の種類及び前記第2の種類の光学小要素は、共通の支持体の両側に配置されることを特徴とする請求項18から請求項20のいずれか1項に記載の照明システム。
- 前記ガウス角度分布は、異なる幅の複数の実質的に矩形の角度分布の重ね合わせによって近似されることを特徴とする請求項19に記載の照明システム。
- 前記第2の種類の光学小要素は、異なるピッチを有する円筒形マイクロレンズであることを特徴とする請求項22に記載の照明システム。
- 前記第1の散乱構造体及び前記第2の散乱構造体は、該少なくとも1つの散乱構造体がない場合に前記2次光源をそれらが当接するか又は重なり合うように拡大することによって得られると考えられるような方法で前記角度分布を修正することを特徴とする請求項1に記載の照明システム。
- マイクロリソグラフィ投影露光装置のための照明システムであって、
光結合器と、
異なる角度幅を有する矩形角度分布を生成する複数の小要素を有する少なくとも1つの散乱構造体と、
を含むことを特徴とするシステム。 - 請求項1から請求項25のいずれか1項に記載の照明システムを含む投影露光装置。
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