JP2012028695A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2012028695A
JP2012028695A JP2010168436A JP2010168436A JP2012028695A JP 2012028695 A JP2012028695 A JP 2012028695A JP 2010168436 A JP2010168436 A JP 2010168436A JP 2010168436 A JP2010168436 A JP 2010168436A JP 2012028695 A JP2012028695 A JP 2012028695A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating film
forming
film
opening
gate electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010168436A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5533398B2 (ja
Inventor
Naoki Itani
直毅 井谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Semiconductor Ltd
Original Assignee
Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Semiconductor Ltd filed Critical Fujitsu Semiconductor Ltd
Priority to JP2010168436A priority Critical patent/JP5533398B2/ja
Publication of JP2012028695A publication Critical patent/JP2012028695A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5533398B2 publication Critical patent/JP5533398B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

【課題】半導体基板に設けられたビアを有する半導体装置を、その製造プロセスの複雑化を抑えて製造する。
【解決手段】Si基板1内部に達するビアホール6の内壁に絶縁膜7を形成し、そのビアホール6内を埋め込み材で埋めた後、埋め込み材が形成されたビアホール6上、及び素子領域AR上に、それぞれダミーゲート電極を形成する。ダミーゲート電極を絶縁膜17で覆った後、絶縁膜17からダミーゲート電極を露出させ、露出させたダミーゲート電極及びビアホール6内の埋め込み材を除去する。これにより、素子領域AR側に開口部18を形成し、ビアホール6側に開口部19を形成する。そして、開口部18,19双方に導電材料21を形成し、素子領域AR側の開口部18にゲート電極18aを形成すると共に、ビアホール6側の開口部19にビア19aを形成する。
【選択図】図9

Description

本発明は、半導体基板にビアが設けられる半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置に用いられている半導体基板にビアを設け、そのビアを利用して半導体装置の表裏面間を導通させる技術が知られている。このような半導体装置は、例えば、それらを複数積層して互いに電気的に接続した、スタック構造のデバイスに用いられる。
特表2009−524220号公報 特開2007−165461号公報
半導体基板にビアが設けられる半導体装置を製造する際には、トランジスタ等の素子に加え、半導体基板にビアを形成するために、その製造プロセスが複雑になってしまう場合がある。
本発明の一観点によれば、半導体基板に第1開口部を形成する工程と、前記第1開口部の内壁に第1絶縁膜を形成する工程と、前記第1絶縁膜が形成された前記第1開口部内に埋め込み材を形成する工程と、前記埋め込み材が形成された前記第1開口部上に第1ダミーゲート電極を、前記半導体基板上であってトランジスタを形成する領域上に第2ダミーゲート電極を、それぞれ形成する工程と、前記半導体基板上に、前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を被覆する第2絶縁膜を形成する工程と、前記第2絶縁膜から前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を露出させる工程と、前記第1ダミーゲート電極と、前記第1開口部内に形成された前記埋め込み材とを除去して第2開口部を形成し、前記第2ダミーゲート電極を除去して第3開口部を形成する工程と、前記第2開口部及び前記第3開口部に導電材料を形成し、前記第2開口部にビアを形成すると共に、前記第3開口部にゲート電極を形成する工程と、を含む半導体装置の製造方法が提供される。
開示の方法によれば、半導体基板に設けられたビアを有する半導体装置を、その製造プロセスの複雑化を抑えて製造することが可能になる。
半導体装置形成方法の一例の説明図(その1)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その2)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その3)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その4)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その5)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その6)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その7)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その8)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その9)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その10)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その11)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その12)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その13)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その14)である。 半導体装置形成方法の一例の説明図(その15)である。 半導体装置形成方法の変形例の説明図である。
図1〜図15は、半導体装置形成方法の一例の説明図である。ここでは、メタルゲート電極を備えたトランジスタ構造と、金属が充填された貫通シリコンビア(Through Silicon Via;TSV)を有する半導体装置の形成方法を例にして説明する。以下、その形成方法を順に説明していく。
まず、図1に示す工程について述べる。図1(A)はトレンチ形成工程の要部断面模式図、図1(B)は絶縁膜形成工程の要部断面模式図、図1(C)は絶縁膜研磨工程の要部断面模式図である。
ここでは、半導体基板としてシリコン(Si)基板1を用いる。まず、Si基板1上に、図1(A)に示すように、酸化シリコン(SiO)膜2、及び窒化シリコン(SiN)膜3を形成する。SiO膜2は、例えば、膜厚10nmで形成する。SiN膜3は、例えば、膜厚90nmで形成する。次いで、図1(A)に示したように、SiN膜3及びSiO膜2を貫通し、Si基板1の内部に達するトレンチ4を形成する。トレンチ4は、例えば、Si基板1の表面から300nmの深さで形成する。
トレンチ4の形成後は、図1(B)に示すように、トレンチ4を埋め込むようにSiO膜5を形成する。このSiO膜5は、例えば、膜厚500nmで形成する。
SiO膜5によるトレンチ4の埋め込み後は、図1(C)に示すように、SiN膜3の上面に形成されたSiO膜5を、SiN膜3をストッパにして、研磨により除去する。この研磨は、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により行うことができる。
これまでの工程により、トレンチ4にSiO膜5が埋め込まれたSTI(Shallow Trench Isolation)5aが形成される。尚、このSTI5aによって画定される領域が、トランジスタ構造を形成する領域(素子領域)ARとなる。
続いて、図2に示す工程について述べる。図2(A)はビアホール形成工程の要部断面模式図、図2(B)は絶縁膜形成工程の要部断面模式図である。
STI5aの形成後は、SiN膜3及びSiO膜2を貫通し、Si基板1の内部に達するビアホール(開口部)6を形成する。ビアホール6は、最終的にSi基板1を貫通するTSVを形成する領域に、形成する。ここでは一例として、素子領域AR外の4箇所にビアホール6を形成する場合を示す。各ビアホール6は、例えば、Si基板1の表面から深さ30μm〜50μm、直径100nm〜200nmで、形成する。
ビアホール6の形成後は、図2(B)に示すように、ビアホール6の内壁に絶縁膜7を形成する。絶縁膜7は、例えば、後述のようにビアホール6に金属を含む材料が埋め込まれた場合に、そのような材料のSi基板1への拡散や、Si基板1表面のシリサイド化を抑え、Si基板1へのリーク電流が発生するのを抑える役割を果たす。このような絶縁膜7として、例えば、膜厚5nm〜20nmのSiO膜を形成する。
絶縁膜7としてSiO膜を形成する場合、SiO膜は、例えば、ビアホール6の内面に露出するSi基板1を酸化することによって、形成することができる。酸化によって形成するSiO膜の膜厚は、熱処理条件によって制御することができる。例えば、ビアホール6の形成後、酸化雰囲気(例えば酸素(O2)と塩化水素(HCl)を含む雰囲気)中、900℃、30分の条件で熱処理を行うことにより、ビアホール6の内面のSi基板1を熱酸化する。熱酸化を行うことにより、ビアホール6の内面に、絶縁膜7として、膜質の良好なSiO膜を形成することができる。尚、図2(B)には、絶縁膜7として、このような熱酸化法を用いてSiO膜を形成した場合を例示している。
絶縁膜7として形成するSiO膜は、このような熱酸化法のほか、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition)法を用いて形成することもできる。例えば、700℃といった比較的高温の条件でCVDを行い、SiO膜を形成する。尚、ここでは図示を省略するが、このようにCVD法を用いてSiO膜を形成した場合には、ビアホール6の内面のほか、SiN膜3の上面にも、SiO膜が形成されるようになる。
上記のように絶縁膜7は、熱酸化法やCVD法によって形成可能であるが、絶縁膜7を形成する際には、500℃以上の比較的高温の条件を用いることができる。これは、この段階で高温の熱処理を行っても、素子領域ARには未だトランジスタ構造が形成されていないため、高温で加熱されることによってトランジスタ構造に不具合が生じることがないためである。
続いて、図3に示す工程について述べる。図3(A)は第1犠牲層形成工程の要部断面模式図、図3(B)は第1犠牲層研磨工程の要部断面模式図である。
絶縁膜7の形成後は、図3(A)に示すように、ビアホール6内を含む表面に、犠牲層8a(埋め込み材)を形成する。犠牲層8aとして、例えば、膜厚200nm〜300nmのポリシリコン層を形成する。
犠牲層8aの形成後は、図3(B)に示すように、SiN膜3の上面に形成された犠牲層8aを、SiN膜3をストッパにして、研磨により除去する。この研磨は、CMPにより行うことができる。これにより、ビアホール6を犠牲層8aで埋め込んだ状態を得る。
続いて、図4に示す工程について述べる。図4(A)は絶縁膜除去工程の要部断面模式図、図4(B)はゲート絶縁膜形成工程の要部断面模式図である。
ビアホール6の犠牲層8aによる埋め込み後は、Si基板1の表面に形成していたSiN膜3及びSiO膜2を除去し、それにより、図4(A)に示すような状態を得る。ここで、SiN膜3は、例えば、リン酸(H3PO4)を用いて、選択的に除去する。SiO膜2は、例えば、フッ酸(HF)を用いて、選択的に除去する。HFを用いたSiO膜2の選択的除去の際には、STI5aのSi基板1から突出する部分も除去することができ、図4(A)には、そのような状態を例示している。
SiN膜3及びSiO膜2の除去後は、図4(B)に示すように、STI5a並びに、絶縁膜7及び犠牲層8aが形成されたビアホール6を含むSi基板1上に、ゲート絶縁膜9を形成する。ゲート絶縁膜9は、例えば、膜厚3nmで形成する。
ゲート絶縁膜9には、例えば、高誘電率(High−k)材料を用いる。例えば、上層側に酸化ハフニウム(HfO)等のHigh−k膜、下層側にSiO膜を含んだ積層構造のゲート絶縁膜9を形成する。この場合、上層側のHfO膜には、窒素(N)、Si等が添加されてもよく(HfON膜、HfOSi膜、HfONSi膜)、下層側のSiO膜には、Nが添加されてもよい(SiON膜)。このような積層構造のゲート絶縁膜9は、例えば、Si基板1上にHigh−k膜を形成した後、酸化雰囲気中で熱処理を行うことにより、形成することができる。また、ここではHigh−k膜としてHfO系の膜を例示したが、酸化ジルコニウム(ZrO)系の膜を形成することも可能である。
尚、ここでは図示を省略するが、ゲート絶縁膜9上には、後に形成されるゲート電極(メタルゲート電極)の仕事関数を制御する仕事関数制御層を形成してもよい。仕事関数制御層には、例えば、窒化チタン(TiN)、又はアルミニウム(Al)を添加した窒化チタンアルミニウム(TiAlN)を用いることができる。TiNとTiAlNのいずれを形成するかは、形成するトランジスタ構造のチャネル導電型に応じて選択すればよい。仕事関数制御層は、例えば、膜厚3nm〜10nmで形成する。
続いて、図5に示す工程について述べる。図5(A)はゲート絶縁膜除去工程の要部断面模式図、図5(B)は第2犠牲層及びハードマスク形成工程の要部断面模式図である。
ゲート絶縁膜9の形成後(仕事関数制御層を形成する場合には、仕事関数制御層の形成後)は、レジスト形成とその露光及び現像を行い、図5(A)に示すように、ビアホール6に対応する領域に開口部10aを有するレジストパターン10を形成する。そして、そのレジストパターン10をマスクにしてエッチングを行い、ビアホール6上のゲート絶縁膜9(又はゲート絶縁膜9と仕事関数制御層)を除去する。これにより、図5(A)に示したような状態を得る。
このようなレジストパターン10を用いたエッチング後、レジストパターン10は除去する。
レジストパターン10の除去後は、図5(B)に示すように、レジストパターン10除去後の表面に、犠牲層8bを形成し、更にその上に、ハードマスク11を形成する。犠牲層8bとしては、例えば、膜厚80nmのポリシリコン層を形成する。ハードマスク11としては、例えば、膜厚50nmのSiN膜を形成する。ハードマスク11は、後述するダミーゲート加工時のマスクや、CMP時のストッパとしての役割を果たす。
尚、ここで形成する犠牲層8b、及び先にビアホール6内に形成した犠牲層8aは、後述のように、最終的には除去される。ビアホール6内に形成した犠牲層8aを除去するために、上記のようにこの段階でビアホール6上(絶縁膜7上を除く)のゲート絶縁膜9を除去しておく。この場合、ゲート絶縁膜9は、ビアホール6上で、絶縁膜7よりも内側には、残っていない方が好ましい。ゲート絶縁膜9が、ビアホール6上で、絶縁膜7よりも内側に残っていると、そのゲート絶縁膜9によってビアホール6の間口が狭くなり、犠牲層8aの除去方法にもよるが、内部に埋め込まれている犠牲層8bが除去し難くなる可能性があるためである。
このような観点から、図5(A)に示したレジストパターン10の形成時には、ビアホール6に対応する領域にビアホール6の直径よりも大きな開口部10aを有するレジストパターン10を形成し、それをマスクにしてエッチングを行うようにしてもよい。
また、図5(A)には、各ビアホール6上のゲート絶縁膜9(又はゲート絶縁膜9と仕事関数制御層)をそれぞれ除去する場合を例示したが、複数のビアホール6を含む、より広い領域について、ゲート絶縁膜9等の除去を行うようにしてもよい。ゲート絶縁膜除去工程の別例の要部断面模式図を図16に示す。
例えば、図16に示すように、複数(ここでは4つ)のビアホール6が包含される領域に開口部10bを有するレジストパターン10を形成し、それをマスクにしてエッチングを行う。それにより、各ビアホール6上とその周囲のゲート絶縁膜9等も除去する。図16に示すようにしてゲート絶縁膜9等の除去を行った後は、上記同様、レジストパターン10を除去し、犠牲層8b及びハードマスク11を形成すればよい。
但し、以降の説明では、上記図5に示したような方法でゲート絶縁膜9等の除去を行った場合を例にして説明する。
尚、犠牲層8a,8bは、同じ材質とすることができるほか、異なる材質とすることもできるが、除去プロセスの簡便化のためには、同じ材質としておくことが好ましい。
続いて、図6に示す工程について述べる。図6(A)はダミーゲート加工工程の要部断面模式図、図6(B)は第1不純物拡散領域形成工程の要部断面模式図、図6(C)は第2不純物拡散領域等形成工程の要部断面模式図である。
犠牲層8b及びハードマスク11の形成後は、図6(A)に示すように、そのハードマスク11を用いてダミーゲート加工を行う。それにより、STI5aで画定された素子領域AR上、及び犠牲層8aで埋め込まれたビアホール6上に、それぞれダミーゲート電極12a,12bを形成する。ここでは、犠牲層8bとハードマスク11の積層構造部をダミーゲート電極12a,12bと言う。
このようなダミーゲート電極12a,12bを形成するためのダミーゲート加工は、エッチングにより行うことができる。その際は、まず、ハードマスク11を所定形状にパターニングするエッチングを行い、それをマスクにして犠牲層8bのエッチングを行う。このようにしてダミーゲート電極12a,12bを形成した後は、同様にハードマスク11をマスクにして、更に下のゲート絶縁膜9(又はゲート絶縁膜9と仕事関数制御層)をエッチングする。
上記のような加工を行った後は、図6(B)に示すように、素子領域ARに形成されたダミーゲート電極12aの両側のSi基板1内に、エクステンション領域(ソース領域及びドレイン領域の一部)となる不純物拡散領域13を形成する。この不純物拡散領域13は、所定導電型の不純物を、比較的浅い領域に比較的低濃度でイオン注入することによって、形成する。
不純物拡散領域13の形成後は、まず、図6(C)に示すように、ダミーゲート電極12a,12bの側壁に、サイドウォール14を形成する。サイドウォール14には、例えば、SiO膜を用いる。サイドウォール14を形成する際には、上記加工後に得られるダミーゲート電極12a,12bを被覆するように、不純物拡散領域13形成後のSi基板1の上に、SiO膜を所定膜厚(例えば10nm)で形成し、それをエッチバックする。これにより、ダミーゲート電極12a,12bの側壁に、図6(C)に示すようなサイドウォール14が形成される。
サイドウォール14の形成後は、図6(C)に示すように、素子領域ARに形成されたダミーゲート電極12aの両側のSi基板1内に、ソース領域及びドレイン領域となる不純物拡散領域15を形成する。この不純物拡散領域15は、所定導電型の不純物を、比較的深い領域に比較的高濃度でイオン注入することによって、形成する。
このようにして不純物拡散領域15の形成まで行った後は、所定の熱処理を行い、不純物拡散領域15、及び先に形成した不純物拡散領域13に注入された不純物の活性化を行う。
素子領域ARの不純物拡散領域15の表層部には、図6(C)に示すように、シリサイド層16を形成してもよい。例えば、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)等の金属を堆積し、熱処理を行ってSi基板1(不純物拡散領域15の表層部)と反応させ、その後、未反応金属を除去することにより、シリサイド層16を形成する。
以上のようにして、素子領域ARに、サイドウォール14が側壁に形成されたダミーゲート電極12a、ソース領域及びドレイン領域を備えるトランジスタ構造TRが形成される。また、ビアホール6上には、サイドウォール14が側壁に形成されたダミーゲート電極12bが形成される。
尚、図6に示したようなトランジスタ構造TRの形成時には、図2に示したように、既にビアホール6の内壁に絶縁膜7が形成されている。そのため、トランジスタ構造TRの形成時には、その形成に適した温度条件(不純物拡散領域13,15やシリサイド層16の形成時の温度条件等)を用いることができる。換言すれば、ビアホール6の内壁に絶縁膜7を形成する際には、トランジスタ構造TRの形成に適した温度よりも高温の条件を用いて絶縁膜7を形成することができる。
仮に、トランジスタ構造TRの形成後にビアホール6内壁の絶縁膜7を形成しようとした場合、形成済の不純物拡散領域13,15からの不要な不純物拡散を抑えるために、高い温度をかけることが難しい。トランジスタ構造TRの形態にもよるが、例えば、500℃以上といった比較的高温の温度をかけると、そのような不要な不純物拡散が起こり易くなる。また、仮に、Alゲート電極等のメタルゲート電極を有するトランジスタ構造TRを形成した後に、上記のようなビアホール6を形成し、その内壁に絶縁膜7を形成する場合には、メタルゲート電極が形成済のため、高温条件で絶縁膜7を形成することが難しい。
一方、上記のように、トランジスタ構造TRの形成前に、ビアホール6を形成し、その内壁に絶縁膜7を形成する場合には、絶縁膜7を比較的高温の条件で形成することができる。このように絶縁膜7を高温条件で形成可能であるため、ビアホール6内壁に膜質の良好な絶縁膜7が形成可能になる。従って、後述のようにビアホール6に金属を含む材料が埋め込まれた場合にも、膜質の良好な絶縁膜7によって、そのような材料のSi基板1への拡散等を抑え、Si基板1へのリーク電流を効果的に抑えることが可能になる。
続いて、図7に示す工程について述べる。図7(A)はダミーゲート電極被覆工程の要部断面模式図、図7(B)はダミーゲート電極露出工程の要部断面模式図である。
ダミーゲート電極12a,12b及びトランジスタ構造TRの形成後は、図7(A)に示すように、ダミーゲート電極12a,12bを被覆するように、Si基板1上に絶縁膜17を形成する。絶縁膜17として、例えば、膜厚300nmのSiO膜を形成する。
絶縁膜17の形成後は、図7(B)に示すように、ダミーゲート電極12a,12bを絶縁膜17から露出させるための処理を行う。ここでは、ハードマスク11をストッパとするCMPを行い、ダミーゲート電極12a,12bの上面(ハードマスク11)が露出するまで、絶縁膜17を研磨する。
続いて、図8に示す工程について述べる。図8(A)はハードマスク除去工程の要部断面模式図、図8(B)は犠牲層除去工程の要部断面模式図である。
ダミーゲート電極12a,12bを絶縁膜17から露出させた後は、まず、露出させたダミーゲート電極12a,12bのハードマスク11を除去し、図8(A)に示すような状態を得る。ハードマスク11の除去は、ウェットエッチング又はドライエッチングにより行うことができる。上記のように、ハードマスク11をSiNで、絶縁膜17をSiOで、犠牲層8bをポリシリコンで、それぞれ形成しておくことで、SiNのハードマスク11を、SiOの絶縁膜17及びポリシリコンの犠牲層8bに対して選択的に除去することができる。
ハードマスク11の除去後は、犠牲層8a,8bを除去し、図8(B)に示すような状態を得る。犠牲層8a,8bの除去は、ウェットエッチング又はドライエッチングにより行うことができる。上記のように、犠牲層8a,8bをポリシリコンで、絶縁膜7,17をSiOで、ゲート絶縁膜9をHigh−k材料で、それぞれ形成しておくことで、ポリシリコンの犠牲層8a,8bを、絶縁膜7,17等に対して選択的に除去することができる。
素子領域AR側の犠牲層8bと、ビアホール6側の犠牲層8a,8bとは、同じプロセスで除去することができる。即ち、素子領域AR側とビアホール6側の双方を同じエッチング(ウェットエッチング又はドライエッチング)環境に曝し、犠牲層8a,8bを除去する。
また、素子領域AR側の犠牲層8bと、ビアホール6側の犠牲層8a,8bとを、別々のプロセスで除去することもできる。例えば、ビアホール6側をマスクする等して、素子領域AR側をエッチング環境に曝して犠牲層8bを除去し、それから、素子領域AR側をマスクする等して、ビアホール6側をエッチング環境に曝して犠牲層8a,8bを除去する。勿論、先にビアホール6側の犠牲層8a,8bを除去した後に、素子領域AR側の犠牲層8bを除去するようにしてもよい。
上記のようにしてハードマスク11及び犠牲層8a,8bを除去することにより、図8(B)に示すように、素子領域AR側には、ダミーゲート電極12a(ハードマスク11及び犠牲層8b)が除去された部分に開口部18が形成される。また、図8(B)に示すように、ビアホール6側には、ダミーゲート電極12b(ハードマスク11及び犠牲層8b)とその下の犠牲層8aが除去された部分に開口部19が形成される。
尚、このようにして犠牲層8a,8bは除去されるため、前述のように、ビアホール6上のゲート絶縁膜9が予め除去されている(図5又は図16)。仮に、ゲート絶縁膜9が、ビアホール6上で、絶縁膜7よりも内側に残っていると、そのゲート絶縁膜9が庇のようになり、ビアホール6の間口が狭くなってしまう。その場合、例えば、エッチング条件にもよるが、犠牲層8aをドライエッチングで除去することが難しくなることが起こり得る。また、ウェットエッチングの際に、ビアホール6内にエッチング液が滞留し易くなるといったことも起こり得る。このような観点から、図5又は図16に示したように、ゲート絶縁膜9は、絶縁膜7よりも内側に残らないように、ビアホール6上から除去しておくことが好ましい。
続いて、図9に示す工程について述べる。図9(A)はバリアメタル膜及び導電材料形成工程の要部断面模式図、図9(B)はバリアメタル膜及び導電材料研磨工程の要部断面模式図である。
開口部18,19の形成後は、図9(A)に示すように、まず、開口部18,19内、及び絶縁膜17の上面に、バリアメタル膜20を形成する。バリアメタル膜20には、例えば、タンタル(Ta)、窒化タンタル(TaN)、チタン(Ti)、TiNのうち1種又は2種以上を用いることができる。例えば、バリアメタル膜20として、膜厚5nmのTiN膜を形成する。
バリアメタル膜20の形成後は、その上に、図9(A)に示すように、導電材料21を形成する。この導電材料21により、開口部18,19を共に埋める。ここでは導電材料21として、Al等の金属材料を用いる。例えば、膜厚200nm〜300nmのAl膜を、CVD法を用いて形成する。
このようにバリアメタル膜20及び導電材料21を形成した後は、図9(B)に示すように、絶縁膜17の上面に形成されている導電材料21及びバリアメタル膜20を、研磨により除去する。この研磨は、絶縁膜17をストッパにしたCMPにより行うことができる。この研磨により、図9(B)に示すように、素子領域AR側の開口部18に埋め込まれた導電材料21と、ビアホール6側の開口部19に埋め込まれた導電材料21とが分離される。それにより、素子領域AR側の開口部18にゲート電極18a(メタルゲート電極)が形成されて、ゲート電極18aを備えるトランジスタ構造TRが形成され、一方、ビアホール6側の開口部19にはビア19aが形成される。即ち、ゲート電極18aとビア19aが、この段階で同時に形成されるようになる。
尚、Si基板1に設けられたビアホール6の内壁には、比較的高温の条件で形成された、膜質の良好な絶縁膜7が形成されているため、ビア19aの導電材料21のSi基板1への拡散や、バリアメタル膜20とSi基板1との反応(シリサイド化)が抑えられる。それにより、ビア19aからSi基板1へのリーク電流が効果的に抑えられるようになる。
上記のように、ゲート電極18aが形成されたときに、同時にビア19aも形成されるため、以後はゲート電極18a及びビア19aの形成後の基体上に多層配線等の配線構造を形成してくことができる。
続いて、図10に示す工程について述べる。図10(A)は層間絶縁膜形成工程の要部断面模式図、図10(B)はプラグ形成工程の要部断面模式図である。
ゲート電極18a及びビア19aの形成後は、まず、図10(A)に示すように、ゲート電極18a及びビア19aの形成後の基体上に層間絶縁膜31を形成する。層間絶縁膜31として、例えば、膜厚200nmのSiO膜を形成する。
層間絶縁膜31の形成後は、図10(B)に示すように、層間絶縁膜31及び絶縁膜17を貫通し、トランジスタ構造TRのソース領域及びドレイン領域(不純物拡散領域13,15及びシリサイド層16)に達するプラグ32aを形成する。更に、層間絶縁膜31を貫通し、ビア19aに達するプラグ32bも併せて形成する。これらのプラグ32a,32bには、例えば、タングステン(W)等の金属材料を用いることができる。プラグ32a,32bは、TiやTa等を含むバリアメタル膜を介してW等の金属材料を形成した構造とすることができる。
続いて、図11に示す工程について述べる。図11は第1配線層形成工程の要部断面模式図である。
プラグ32a,32bの形成後は、図11に示すように、エッチングストッパ又は拡散防止膜として機能する絶縁膜33を形成し、更にその上に層間絶縁膜34を形成する。絶縁膜33として、例えば、膜厚30nmの炭化シリコン(SiC)膜又は炭化窒化シリコン(SiCN)膜を形成する。また、層間絶縁膜34として、例えば、膜厚100nmの炭化酸化シリコン(SiOC)膜を形成する。
絶縁膜33及び層間絶縁膜34の形成後は、それらを貫通し、先に形成したプラグ32a,32bに電気的に接続された配線35a,35bを形成する。このような配線35a,35bは、例えば、ダマシンプロセスにより形成することができる。配線35a,35bには、例えば、銅(Cu)等の金属材料を用いることができる。配線35a,35bは、TiやTa等を含むバリアメタル膜を介してCu等の金属材料を形成した構造とすることができる。
この図11に示す工程により、第1配線層L1が形成される。
続いて、図12に示す工程について述べる。図12は第2配線層形成工程の要部断面模式図である。
配線35a,35bの形成後は、上記同様、図12に示すように、エッチングストッパ又は拡散防止膜として機能する絶縁膜36を形成し、更にその上に層間絶縁膜37を形成する。絶縁膜36として、例えば、膜厚30nmのSiC膜又はSiCN膜を形成する。また、層間絶縁膜37として、例えば、膜厚200nm〜300nmのSiOC膜を形成する。
絶縁膜36及び層間絶縁膜37の形成後は、配線35a或いはトランジスタ構造TRに電気的に接続されたビア38及び配線39a、並びに配線35bに電気的に接続された配線39bを形成する。このようなビア38及び配線39a,39bは、例えば、デュアルダマシンプロセスにより形成することができる。ビア38及び配線39a,39bには、例えば、Cu等の金属材料を用いることができる。ビア38及び配線39a,39bは、TiやTa等を含むバリアメタル膜を介してCu等の金属材料を形成した構造とすることができる。
この図12に示す工程により、第2配線層L2が形成される。
3層以上の配線層を含む多層配線を形成する場合には、以降同様にして、第1,第2配線層L1,L2に電気的に接続された、第3配線層L3から第n配線層Lnまでを形成する。
続いて、図13に示す工程について述べる。図13はプラグ及びパッド形成工程の要部断面模式図である。
第n配線層Lnの形成まで行った後は、図13に示すように、絶縁膜40,41を形成し、例えば、ビア19aに電気的に接続されたプラグ42を形成する。絶縁膜40として、例えば、膜厚30nmのSiC膜又はSiCN膜を形成し、絶縁膜41として、例えば、膜厚200nmのSiO膜を形成する。また、プラグ42には、例えば、W等の金属材料を用いることができる。プラグ42は、TiやTa等を含むバリアメタル膜を介してW等の金属材料を形成した構造とすることができる。
プラグ42の形成後は、プラグ42に電気的に接続されたパッド43を形成し、保護膜44で被覆する。パッド43には、例えば、Al等の金属材料を用いることができる。保護膜44は、例えば、膜厚100nmのSiO膜で形成され、Al等で形成されるパッド43を水分から保護する等の役割を果たす。
パッド43及び保護膜44の形成後は、カバー膜45を形成する。カバー膜45として、例えば、膜厚500nmのSiN膜を形成する。カバー膜45上には、ポリイミド膜46を形成する。その後は、ポリイミド膜46、カバー膜45及び保護膜44を貫通し、パッド43に達する開口部47を形成して、パッド43の表面を部分的に露出させる。露出させたパッド43上には、バンプ48を形成する。
以上の図10〜図13に示した工程により、ゲート電極18a及びビア19aの形成まで行った基体上に形成する配線構造30が得られる。
尚、配線層を含む配線構造を形成する途中、或いは形成した後に、Si基板の内部にまで達するようなビアを形成する場合、そのビアホールをエッチングで形成する際には、材質の異なる膜を繰り返しエッチングしていく必要がある。そのため、Si基板内部に達するビアホールを形成するためのエッチングプロセスが複雑になる。また、配線構造内には、その形成過程で行われるCMPで各層の平坦性を確保するために、ダミー配線がしばしば設けられる。しかし、配線構造を形成する途中、或いは形成した後に、Si基板内部に達するようなビアを形成する場合には、当該ビアの形成可能な位置が、そのようなダミー配線の配置に影響されてしまう。或いは、当該ビアを形成する位置を避けてダミー配線を配置することで、配線構造内の各配線層の平坦性を確保できなくなるといったことも起こり得る。
これに対し、上記の形成方法では、ゲート電極18aとビア19aが同時に出来上がり(図9)、以後はそれらの上に配線構造30を形成してくことができる(図10〜図13)。そのため、エッチングプロセスが複雑になるのを抑えることができる。また、配線構造30内にダミー配線を配置する場合でも、その配置の自由度を高め、平坦性の良好な配線構造30を形成することが可能になる。更に、ビア19aを形成する位置がそのようなダミー配線に影響されるのを抑えることが可能になる。
続いて、図14に示す工程について述べる。図14はバックグラインド工程の要部断面模式図である。
上記のようにして配線構造30を形成した後は、Si基板1の裏面側(配線構造30側と反対の面側)からバックグラインドを行う。このバックグラインドは、ビア19aが露出するまで行う。これにより、Si基板1を貫通するTSVが形成される。
続いて、図15に示す工程について述べる。図15はバンプ形成工程の要部断面模式図である。
上記のようにしてSi基板1の裏面にビア19aが露出するTSVを形成した後は、Si基板1の裏面に露出するビア19a上に、バンプ49を形成する。例えば、Si基板1の裏面に、ビア19aの形成領域に開口部50を有するポリイミド膜51を形成し、その開口部50にバンプ49を形成する。
以上の工程により、表裏面のバンプ48,49の間が、ビア19a、プラグ32b,42及び配線35b,39bを含む導電部で電気的に接続されて導通可能とされた、半導体装置が得られる。
以上説明したように、上記の半導体装置の形成方法では、トランジスタ構造TRの形成前に、TSV用のビアホール6を形成し、その内壁に膜質の良好な絶縁膜7を形成する。そして、その後、トランジスタ構造TRのゲート電極18a及びTSV用のビア19aを、同一導電材料の埋め込みとその研磨により、同時に形成する。このような方法により、TSVを備えた、信頼性の高い半導体装置を、その製造プロセスの複雑化を抑えて、製造することが可能になる。
以上説明した実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 半導体基板に第1開口部を形成する工程と、
前記第1開口部の内壁に第1絶縁膜を形成する工程と、
前記第1絶縁膜が形成された前記第1開口部内に埋め込み材を形成する工程と、
前記埋め込み材が形成された前記第1開口部上に第1ダミーゲート電極を、前記半導体基板上であってトランジスタを形成する領域上に第2ダミーゲート電極を、それぞれ形成する工程と、
前記半導体基板上に、前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を被覆する第2絶縁膜を形成する工程と、
前記第2絶縁膜から前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を露出させる工程と、
前記第1ダミーゲート電極と、前記第1開口部内に形成された前記埋め込み材とを除去して第2開口部を形成し、前記第2ダミーゲート電極を除去して第3開口部を形成する工程と、
前記第2開口部及び前記第3開口部に導電材料を形成し、前記第2開口部にビアを形成すると共に、前記第3開口部にゲート電極を形成する工程と、
を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
(付記2) 前記第1開口部の内面に露出する前記半導体基板を酸化することによって、前記第1絶縁膜を形成することを特徴とする付記1に記載の半導体装置の製造方法。
(付記3) 前記埋め込み材を形成する工程後、前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を形成する工程前に、
前記トランジスタを形成する領域上と、前記埋め込み材を形成した前記第1開口部上とを含む前記半導体基板の表面に、ゲート絶縁膜を形成する工程と、
前記埋め込み材が形成された前記第1開口部上の前記ゲート絶縁膜を選択的に除去する工程と、
を含むことを特徴とする付記1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
(付記4) 前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を形成する工程後、前記第2絶縁膜を形成する工程前に、前記トランジスタを形成する領域の前記半導体基板内に、ソース領域及びドレイン領域を形成する工程を含むことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記5) 前記埋め込み材と前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極とは、同じ材質であることを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記6) 前記第2開口部及び前記第3開口部を形成する工程後、前記導電材料を形成する工程前に、前記第2開口部内、前記第3開口部内及び前記第2絶縁膜上に、バリアメタル膜を形成する工程を含み、
前記導電材料を形成する工程は、
前記バリアメタル膜上に前記導電材料を形成する工程と、
前記第2絶縁膜上に形成された前記導電材料及び前記バリアメタル膜を研磨により除去する工程と、
を含むことを特徴とする付記1乃至5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記7) 前記半導体基板の、前記ビア及び前記ゲート電極の形成面側に、前記ビア及び前記ゲート電極にそれぞれ電気的に接続された導電部を備える配線層を形成する工程を含むことを特徴とする付記1乃至6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
(付記8) 前記半導体基板を、前記ビア及び前記ゲート電極の形成面側と反対の面側から研削し、前記反対の面側に前記ビアを露出させる工程を含むことを特徴とする付記1乃至7のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
1 Si基板
2,5 SiO膜
3 SiN膜
4 トレンチ
5a STI
6 ビアホール
7,17,33,36,40,41 絶縁膜
8a,8b 犠牲層
9 ゲート絶縁膜
10 レジストパターン
10a,10b,18,19,47,50 開口部
11 ハードマスク
12a,12b ダミーゲート電極
13,15 不純物拡散領域
14 サイドウォール
16 シリサイド層
18a ゲート電極
19a,38 ビア
20 バリアメタル膜
21 導電材料
30 配線構造
31,34,37 層間絶縁膜
32a,32b,42 プラグ
35a,35b,39a,39b 配線
43 パッド
44 保護膜
45 カバー膜
46,51 ポリイミド膜
48,49 バンプ
AR 素子領域
TR トランジスタ構造
L1〜Ln 配線層

Claims (5)

  1. 半導体基板に第1開口部を形成する工程と、
    前記第1開口部の内壁に第1絶縁膜を形成する工程と、
    前記第1絶縁膜が形成された前記第1開口部内に埋め込み材を形成する工程と、
    前記埋め込み材が形成された前記第1開口部上に第1ダミーゲート電極を、前記半導体基板上であってトランジスタを形成する領域上に第2ダミーゲート電極を、それぞれ形成する工程と、
    前記半導体基板上に、前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を被覆する第2絶縁膜を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜から前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を露出させる工程と、
    前記第1ダミーゲート電極と、前記第1開口部内に形成された前記埋め込み材とを除去して第2開口部を形成し、前記第2ダミーゲート電極を除去して第3開口部を形成する工程と、
    前記第2開口部及び前記第3開口部に導電材料を形成し、前記第2開口部にビアを形成すると共に、前記第3開口部にゲート電極を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 前記第1開口部の内面に露出する前記半導体基板を酸化することによって、前記第1絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記埋め込み材を形成する工程後、前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を形成する工程前に、
    前記トランジスタを形成する領域上と、前記埋め込み材を形成した前記第1開口部上とを含む前記半導体基板の表面に、ゲート絶縁膜を形成する工程と、
    前記埋め込み材が形成された前記第1開口部上の前記ゲート絶縁膜を選択的に除去する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1ダミーゲート電極及び前記第2ダミーゲート電極を形成する工程後、前記第2絶縁膜を形成する工程前に、前記トランジスタを形成する領域の前記半導体基板内に、ソース領域及びドレイン領域を形成する工程を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記第2開口部及び前記第3開口部を形成する工程後、前記導電材料を形成する工程前に、前記第2開口部内、前記第3開口部内及び前記第2絶縁膜上に、バリアメタル膜を形成する工程を含み、
    前記導電材料を形成する工程は、
    前記バリアメタル膜上に前記導電材料を形成する工程と、
    前記第2絶縁膜上に形成された前記導電材料及び前記バリアメタル膜を研磨により除去する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
JP2010168436A 2010-07-27 2010-07-27 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP5533398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010168436A JP5533398B2 (ja) 2010-07-27 2010-07-27 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010168436A JP5533398B2 (ja) 2010-07-27 2010-07-27 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012028695A true JP2012028695A (ja) 2012-02-09
JP5533398B2 JP5533398B2 (ja) 2014-06-25

Family

ID=45781243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010168436A Expired - Fee Related JP5533398B2 (ja) 2010-07-27 2010-07-27 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5533398B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8890282B2 (en) 2012-11-06 2014-11-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated circuit devices including through-silicon via (TSV) contact pads electronically insulated from a substrate
WO2019159761A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 東京エレクトロン株式会社 基板処理システム、基板処理装置及び基板処理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005243689A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Canon Inc 半導体チップの製造方法および半導体装置
JP2008124427A (ja) * 2006-10-16 2008-05-29 Sony Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2010123696A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Nikon Corp 積層半導体装置及び積層半導体装置の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005243689A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Canon Inc 半導体チップの製造方法および半導体装置
JP2008124427A (ja) * 2006-10-16 2008-05-29 Sony Corp 半導体装置及びその製造方法
JP2010123696A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Nikon Corp 積層半導体装置及び積層半導体装置の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8890282B2 (en) 2012-11-06 2014-11-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Integrated circuit devices including through-silicon via (TSV) contact pads electronically insulated from a substrate
WO2019159761A1 (ja) * 2018-02-15 2019-08-22 東京エレクトロン株式会社 基板処理システム、基板処理装置及び基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5533398B2 (ja) 2014-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101129919B1 (ko) 반도체 소자 및 그의 형성 방법
TWI681506B (zh) 場效電晶體元件及其製造方法
JP5070969B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2010010324A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP5549458B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US8703606B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device having a wiring structure
JP5134193B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2011210744A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4751705B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2007141905A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2008034413A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3986940B2 (ja) 半導体装置
JP5672819B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5533398B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2011044625A (ja) 半導体装置、および半導体装置の製造方法
JP2012019018A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006351732A (ja) 半導体装置の製造方法
JP5874249B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP5374947B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP6308067B2 (ja) 半導体装置の製造方法
KR101103550B1 (ko) 반도체 소자의 금속배선 형성방법
JP2006041107A (ja) 半導体装置及びその製造方法
KR20100013948A (ko) 반도체 소자 및 그 제조 방법
JP5424551B2 (ja) 半導体装置
JP2006269766A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130403

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5533398

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140414

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees