JP2012027322A - 反射防止層付き円偏光板および画像表示装置 - Google Patents

反射防止層付き円偏光板および画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像表示装置に実装された場合において、反射光の色付きが抑制された円偏光板を提供する。
【解決手段】本発明の反射防止層付き円偏光板10は、偏光板1の一方主面に反射防止層3を備え、他方主面に1/4波長板2を備える。ガラス上で反射防止層付き円偏光板の反射率を測定した場合における、波長400nm以上500nm未満の範囲の最大反射率をR、波長500nm以上600nm未満の範囲の最大反射率をR、波長600以上700nm以下の範囲の最大反射率をRが、R>R>Rであり、かつ、R−Rが2.0%以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種画像表示装置に用いられる反射防止層付き円偏光板、および該円偏光板を備える画像表示装置に関する。
液晶表示装置(LCD)、プラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)や陰極管表示装置(CRT)等の画像表示装置において、表面反射により視認性が低下する問題がある。また、反射型液晶表示装置(半透過半反射型液晶表示装置を含む)の反射板やエレクトロルミネッセンスディスプレイの金属電極は、外光を鏡面反射するため、視認性が大きく低下するとの問題を有している。このような反射光による視認性の低下を抑制する観点から、画面の視認側に、偏光板と1/4波長板とが積層された円偏光板を配置することで、反射防止が図られている(例えば特許文献1参照)。また、偏光板の表面に反射防止層を形成することによっても、反射防止が図られている。
従来の円偏光板による反射防止では、視感度の強い550nm付近の光の反射防止に重点を置きつつ、できるだけ広い波長領域の光の反射を防止し得るように設計がなされている。しかしながら、反射を完全に抑止することは困難であるため、可視光の短波長領域や長波長領域の反射率が、他の波長領域の反射率よりも大きくなり、反射光に色づきが生じる傾向がある。これに対して、前記特許文献1においては、1/4波長板の位相差の波長分散を調整することによって、反射光の色づきを抑制することが開示されている。
特開2004−325523号公報
特許文献1に開示されているように、1/4波長板の位相差の波長分散を調整すれば、可視光の広帯域において反射率を低く抑制できるにも関わらず、画像表示装置に実装した場合に、反射光に色づきが生じる傾向があった。本発明はかかる観点に鑑み、画像表示装置に実装された場合において、反射光の色付きが抑制された円偏光板を提供することを目的とする。
上記に鑑み、鋭意検討の結果、画像表示装置における反射光の色づきを抑制するためには、1/4波長板の位相差の波長分散と反射防止層における各波長での反射特性のバランスを調整することが重要であることが判明した。そして、本発明は、円偏光板が所定の反射防止層を備えることによって、拡散入射光による色づきも抑制されるとの知見に基づいてなされたものである。
すなわち、本発明は、偏光板の一方主面に反射防止層を備え、他方主面に1/4波長板を備える反射防止層付き円偏光板に関する。本発明の反射防止層付き円偏光板は、ガラス上で反射率を測定した場合における、波長400nm以上500nm未満の範囲の最大反射率R、波長500nm以上600nm未満の範囲の最大反射率R、波長600nm以上700nm以下の範囲の最大反射率Rが、R>R>Rを満たし、かつ、R−Rが2.0%以下であることを特徴とする。
前記1/4波長板の波長450nmにおけるレターデーションRe(450)と、波長750nmにおけるレターデーションRe(750)が、Re(450)/Re(750)≦1.0を満たすことが好ましい。また、前記反射防止層は、波長400〜700nmの範囲の最大反射率と最小反射率の差が2.0%以下であることが好ましい。
さらに、本発明は、前記反射防止層付き円偏光板を備える画像表示装置に関する。
本発明の反射防止層付き円偏光板は、可視光領域の波長における反射率の最大値と最小値の差が小さくなるように構成されている。そのため、本発明の反射防止層付き円偏光板を備える画像表示装置は反射光の色づきが抑制され、視認性に優れる。
本発明の一実施形態による前記反射防止層付き円偏光板を模式的に表す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。図1は、本発明の反射防止層付き円偏光板10の一実施形態を模式的に表す断面図である。図1において、偏光板1の一方主面に反射防止層3が設けられ、他方主面に1/4波長板2が設けられている。一実施形態において、偏光板1は偏光子11の両主面に透明保護フィルム12、13を備える。また、偏光板1の反射防止層3側の透明保護フィルム13の表面にはハードコート層14が形成されていることが好ましい。
本発明において、ガラス上で反射防止層付き円偏光板10の反射率を測定した場合における、波長400nm以上500nm未満の範囲の最大反射率をR、波長500nm以上600nm未満の範囲の最大反射率をR、波長600nm以上700nm以下の範囲の最大反射率をRとした場合に、R>R>Rであることが好ましい。一般に、概ね400〜500nmの範囲は青色、概ね波長500〜600nmの範囲は緑色、概ね波長500〜600nmの範囲は赤色の光に相当するが、視感度の強い緑色の光の反射率が最も低く設計されているために、反射光が視認され難い。また、長波長側の反射率Rが、短波長側の反射率Rよりも小さく設計されているために、反射光が赤色に着色されることが抑止される。さらに、本発明においては、R−Rが2.0%以下であることが好ましい。RとRとの差が小さいために、反射光が青色に着色されることが抑制される。
以下、反射層付き円偏光板を構成する各層の構成について順次説明する。
[偏光板]
図1に示すように、偏光板1は偏光子11を含む光学素子である。
(偏光子)
偏光子とは、自然光や偏光から任意の偏光に変換し得るフィルムをいう。本発明においては、自然光又は任意の偏光を直線偏光に変換するものが好ましく用いられる。
偏光子としては、例えば、ポリビニルアルコール系フィルム、部分ホルマール化ポリビニルアルコール系フィルム、エチレン・酢酸ビニル共重合体系部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムに、ヨウ素や二色性染料等の二色性物質を吸着させて一軸延伸したもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等のポリエン系配向フィルム等が挙げられる。また、米国特許5,523,863号等に開示されている二色性物質と液晶性化合物とを含む液晶性組成物を一定方向に配向させたゲスト・ホストタイプのO型偏光子、米国特許6,049,428号等に開示されているリオトロピック液晶を一定方向に配向させたE型偏光子等も用いることができる。このような偏光子の中でも、高い偏光度を有するという観点から、ヨウ素を含有するポリビニルアルコール系フィルムによる偏光子が好適に用いられる。
偏光子の厚みとしては、任意の適切な厚みが採用され得る。偏光子の厚みは、代表的には1〜500μmであり、好ましくは10〜200μmである。上記の範囲であれば、光学特性や機械的強度に優れる。
(透明保護フィルム)
上記偏光子はそのまま偏光板として用いることもできるが、偏光子の傷付きや、ヨウ素の昇華による劣化を防止したり、自己支持性を付与する観点から、図1に示すように、偏光子11の片面または両面に透明保護フィルム12、13が積層されることが好ましい。かかる透明保護フィルムを構成する材料としては、例えば透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮断性等に優れるものが用いられる。具体例としては、トリアセチルセルロース等のセルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリスルホン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、ポリオレフィン系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、環状ポリオレフィン系樹脂(ノルボルネン系樹脂)、ポリアリレート系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、及びこれらの混合物等が挙げられる。
透明保護フィルムの厚さは、適宜に決定しうるが、一般には強度や取扱性等の作業性、薄層性等の点より1〜500μm程度である。中でも2〜300μmが好ましく、5〜200μmがより好ましく、5〜150μmがさらに好ましく、10〜100μmが特に好ましい。
なお、図1において、透明保護フィルム12を省略した構成を採用し、1/4波長板2に偏光子の保護フィルムの機能を持たせることもできる。かかる構成によれば、1/4波長板2が偏光子の保護フィルムとしての機能と、円偏光板を形成するための1/4波長板としての機能を1枚のフィルムで兼ね備えることができる。そのため、透明保護フィルム12と1/4波長板2とを別体のものとして設ける場合に比して、薄型化や低コスト化の点で有利である。
偏光子と透明保護フィルムとの接着処理は、特に限定されるものではないが、例えば、アクリル系ポリマーやビニルアルコール系ポリマーからなる接着剤、あるいは、ホウ酸やホウ砂、グルタルアルデヒドやメラミン、シュウ酸などのビニルアルコール系ポリマーの水溶性架橋剤から少なくともなる接着剤等を介して行うことができる。これにより、湿度や熱の影響で剥がれにくく、光透過率や偏光度に優れるものとすることができる。かかる接着層は、水溶液の塗布乾燥層等として形成されるものであるが、その水溶液の調製に際しては必要に応じて、他の添加剤や、酸等の触媒も配合することができる。
(ハードコート層)
偏光板1の反射防止層3が設けられる側の透明保護フィルム13の表面には、ハードコート層14が形成されていることが好ましい。ハードコート層14と反射防止層3との屈折率差を調節することにより、反射率を低下させることもできる。
ハードコート層14はハードコート性に優れ、皮膜層形成後に十分な強度を持ち、光線透過率の優れたものであることが好ましい。当該ハードコート層14を形成する樹脂としては、熱硬化型樹脂、熱可塑型樹脂、紫外線硬化型樹脂、電子線硬化型樹脂、二液混合型樹脂などがあげられるが、これらのなかでも紫外線照射による硬化処理にて、簡単な加工操作にて効率よくハードコート層を形成することができる紫外線硬化型樹脂が好適である。
紫外線硬化型樹脂としては、ポリエステル系、アクリル系、ウレタン系、アミド系、シリコーン系、エポキシ系等の各種のものがあげられ、紫外線硬化型のモノマー、オリゴマー、ポリマー等が含まれる。好ましく用いられる紫外線硬化型樹脂は、例えば紫外線重合性の官能基を有するもの、なかでも当該官能基を2個以上、特に3〜6個有するアクリル系のモノマーやオリゴマー成分を含むものがあげられる。また、紫外線硬化型樹脂には、紫外線重合開始剤が配合されている。
ハードコート層14の形成方法は特に制限されず、適宜な方式を採用することができる。たとえば、透明保護フィルム13上にハードコート層を形成する樹脂組成物を塗工し、乾燥後、硬化処理する方法が採用される。樹脂組成物の塗工は、ファンテン、ダイコーター、キャスティング、スピンコート、ファンテンメタリング、グラビア等の適宜な方式で塗工される。なお、塗工にあたり、前記樹脂組成物は、トルエン、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソプロピルアルコール、エチルアルコール等の一般的な溶剤で希釈して溶液としておくことが好ましい。ハードコート層14の厚さは特に制限されないが、0.5〜30μm程度、特に3〜15μmとするのが好ましい。
(反射防止層)
偏光板1の一方主面には反射防止層3が設けられる。反射防止層は、透明保護フィルム13、あるいはハードコート層14上に設けられることが好ましい。反射光の色づきを防止する観点において、反射防止層3は、波長400〜700nmの範囲において、最大反射率と最小反射率の差が小さいことが好ましい。具体的には波長400〜700nmの範囲における最大反射率と最小反射率の差ΔR’が2.0%以下であることが好ましく、1.9%以下であることがより好ましく、1.8%以下であることがさらに好ましい。
反射防止層3の構成は特に限定されず、例えば1層からなるものや、2以上の多層からなるものが採用される。一般に反射防止層は、入射光と反射光の逆転した位相を互いに打ち消し合わせることで反射防止機能を発現し得るように光学膜厚(屈折率と厚みの積)が調整されることが好ましい。例えば、反射防止層として、屈折率1.35〜1.55程度の低屈折率層を、光学膜厚が120〜140nmとなるように製膜することで、反射光強度を小さくすることができる。一方、屈折率の波長依存性等に起因して、広帯域の波長においては、反射光強度が波長により異なる。そのため、反射防止層が1層のみからなる場合は、可視光の広帯域における最大反射率が大きくなり、結果として、反射光を十分に抑制できない場合がある。かかる観点からは、反射防止層3として、屈折率の異なる層の多層積層体が好適に用いられる。このような多層積層体は、各層の光学膜厚(屈折率と厚みの積)を適宜に調整することによって、所望の波長範囲における反射率を低下させ得るため、波長400〜700nmの範囲における最大反射率と最小反射率の差を小さくすることができる。
このような多層積層体は、例えば、真空中で金属酸化物、無機酸化物又は誘電体を多層積層する方法によって形成し得る。特に、光透過性を有する金属酸化物、無機酸化物又は誘電体の薄膜とするのがよい。具体的には、一般的な作成方法である真空蒸着、スパッタリング、EB等を用いて、屈折率の異なる薄膜を厚み制御しながら順次形成することによって、多層積層体を得ることができる。
多層積層体の各層を形成しうる材料としては、例えば、屈折率1.35〜1.55程度の低屈折率材料として、酸化ケイ素(SiO)、フッ化マグネシウム(MgF)等、屈折率1.60〜2.20程度の高屈折材料として、酸化チタン(TiO)、酸化ニオブ(Nb)、スズドープ酸化インジウム(ITO)、アンチモンドープ酸化スズ(ATO)、ZrO−TiO等を挙げることができる。また、低屈折率層と高屈折率層に加えて、屈折率1.50〜1.85程度の中屈折率層として、例えば、酸化チタンや、上記低屈折率材料と高屈折材料の混合物(酸化チタンと酸化ケイ素との混合物等)からなる薄膜を形成してもよい。
可視光の波長領域における最大反射率と最小反射率の差を小さくする観点において、反射防止層3が2層構成である場合は、偏光板1側(ハードコート層14側)から、光学膜厚240nm〜260nm程度の高屈折率層と、光学膜厚120nm〜140nm程度の低屈折率層との積層体が好適に用いられる。反射防止層3が3層構成である場合は、偏光板1側(ハードコート層14側)から、光学膜厚170nm〜180nm程度の中屈折率層、光学膜厚60nm〜70nm程度の高屈折率層、光学膜厚135nm〜145nm程度の低屈折率層が積層されたものが好適に用いられる。反射防止層3が4層構成である場合は、偏光板1側(ハードコート層14側)から、光学膜厚45nm〜55nm程度の高屈折率層、光学膜厚45nm〜55nm程度の低屈折率層、光学膜厚80nm〜90nm程度の高屈折率層、光学膜厚140nm〜150nm程度の低屈折率層が積層されたものが好適に用いられる。反射防止層3が5層構成である場合は、偏光板1側(ハードコート層14側)から光学膜厚15nm〜30nm程度の低屈折率層、光学膜厚20nm〜40nm程度の高屈折率層、光学膜厚20nm〜40nm程度の低屈折率層、光学膜厚240nm〜290nm程度の高屈折率層、光学膜厚100nm〜200nm程度の低屈折率層が積層されたものが好適に用いられる。
6層以上の場合も、上記に準じて低屈折率層と甲屈折率層を交互に積層したものが好適に用いられる。多層積層体の積層数が多くなるほど、広帯域での反射防止が可能となる傾向があるが、製造コストが上昇する傾向があることから、積層数を少なくしつつ、かつ効率的に反射防止機能を発現するように、高屈折率材料および低屈折率材料を選択することが好ましい。中でも、反射防止機能をより大きく発現させる為には、酸化チタン層と酸化ケイ素層との交互積層体を用いることが好ましい。前記積層体は、ハードコート層14上に屈折率の高い酸化チタン層が形成され、該酸化チタン層上に屈折率の低い酸化ケイ素層が形成された2層積層体、更に、この2層積層体上に、酸化チタン層及び酸化ケイ素層がこの順で交互に形成された多層積層体が好ましい。
反射防止層3は画像表示装置の最表面に装着される頻度が高い為、外部環境からの汚染を受けやすい。特に、身近に於いては指紋や手垢、汗や整髪料等の汚染物が付着しやすく、その付着で表面反射率が変化したり付着物が白く浮きでて見えて表示内容が不鮮明になる等、単なる透明板等の場合に比べて汚染が目立ちやすくなる。この様な場合は、前記付着防止性、易除去性に関する機能を付与する為に、フッ素基含有のシラン系化合物やフッ素基含有の有機化合物等を反射防止層3上に形成することができる。
(1/4波長板)
1/4波長板2は、偏光板1との組み合わせにより円偏光板を構成する。画像表示装置の視認側に円偏光板が設けられることによって、表示装置の反射板や金属電極によって反射された外光が再び視認側に射出されること(鏡面反射)が抑止される。視感度の強い550nmの光の鏡面反射を防止する観点から、1/4波長板の波長550nmにおける正面レターデーションRe(550)は125nm〜155nmであることが好ましく、
130nm〜140nmであることがより好ましい。
さらに、本発明においては、RとRの差を小さくして反射光の着色を抑制する観点において、1/4波長板2は、450nmにおけるレターデーションRe(450)と、波長750nmにおけるレターデーションRe(750)が、Re(450)/Re(750)≦1.10を満たすことが好ましい。Re(450)/Re(750)は、より好ましくは1.05以下、さらに好ましくは1.00以下であり、理想的には0.6である。1/4波長板が、このようなレターデーションの波長分散特性を有することで、可視光の広帯域において、1/4波長板として機能するために、反射光の着色が抑制される。
レターデーションの波長依分散を前記範囲とする観点から、1/4波長板2を構成するポリマーとして、例えば特開2000−137116号公報等に開示されている所定の置換度を有するセルロース誘導体、WO00/26705号国際公開パンフレット等に開示されている共重合ポリカーボネート、特開2006−171235号公報、特開2006−89696号公報等に開示されているポリビニルアセタール系ポリマー等が好適に用いられる。また、特開2004−325523号公報に開示されているようなレターデーション調整剤を用いて、レターデーションの波長分散を前記範囲とすることもできる。
また、1/4波長板2として、2枚以上のフィルムが積層された積層位相差板を用いてもよい。レターデーションの波長分散を前記範囲とする観点において、例えば、特開平5−27118号公報や、特開平5−27119号公報等に開示されているように、遅相軸のなす角が直交するように積層された積層位相差板や、特開平5−100114号公報、特開平10−68816号公報、特開平11−149015号公報、特開2006−171713号公報等に開示されているように、遅相軸が平行でも垂直でもない角をなすように積層した積層位相差板等を好適に用いることができる。
偏光板1と1/4波長板2とは、両者が円偏光板を構成するように配置される。具体的には、1/4波長板の遅相軸方向と偏光板の吸収軸方向とのなす角が45°±5°となるように配置されることが好ましく、45°±3°となるように配置されることがより好ましく、45°±1°となるように配置されることがさらに好ましい。
偏光板と1/4波長板の積層方法は特に限定されないが、例えばアクリル系重合体、シリコーン系ポリマー、ポリエステル、ポリウレタン、ポリアミド、ポリエーテル、フッ素系やゴム系などのポリマーをベースポリマーとする粘着剤を適宜に選択して用いることができる。特に、アクリル系粘着剤の如く光学的透明性に優れ、適度な濡れ性と凝集性と接着性を示して、耐候性や耐熱性などに優れるものが好ましく用いうる。また、1/4波長板2が偏光子11に直接積層されて、偏光子保護フィルムの機能も兼ね備える場合には、偏光子と透明保護フィルムの接着処理に関して前記したのと同様の接着層等も好適に採用し得る。
以上のように、本発明の反射防止層付き円偏光板10は、レターデーションの波長分散が制御された1/4波長板2および反射特性が制御された反射防止層3を備える。そのため、画像表示装置に実装した場合には、鏡面反射のみならず拡散反射の反射率についても、波長による反射率の差が小さく、反射光の色付きが抑制される。
本発明の反射防止層付き円偏光板は、液晶表示装置、プラズマディスプレイパネル、エレクトロルミネッセンスディスプレイ、陰極管表示装置等の画像表示装置の視認側に配置して用いることができる。特に、本発明の反射防止層付き円偏光板は、外光の鏡面反射を生じ易い反射型液晶表示装置や、エレクトロルミネッセンスディスプレイの反射防止を目的とした円偏光板として好適に用いられる。
以下に、本発明を実施例をあげて説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。
[測定方法]
以下の各実施例および比較例においては、下記の測定方法により評価・測定をおこなった。
(反射防止層の反射率)
1/4波長板が積層される前の反射防止層付き偏光板の反射防止層が形成されていない側の面に、黒色アクリル板(厚み2.0mm、三菱レイヨン(株)製)を貼り合わせて、裏面からの反射を無くしたサンプルを作製した。分光測色計(コニカミノルタ(株)製、商品名「CM−2600d」)を用い、JIS Z8722に準拠して、このサンプルの拡散光入射下における総反射率(拡散反射率+鏡面反射率)を、360nm〜740nmの波長領域において波長10nm間隔で測定した。得られた測定結果から、この波長範囲における最大反射率と最小反射率の差ΔR’を求めた。
(円偏光板の反射率)
反射防止層付き円偏光板の1/4波長板側の面に、一方主面が黒色に塗られたガラス板(MATSUNAMI(株)製)の黒色に塗られていない側の面を貼り合わせた。前記の反射防止層の反射率の測定と同様にして拡散光入射下における総反射率を測定し、得られた測定結果から、400nm以上500nm未満における最大反射率R、500nm以上〜600nm未満における最小反射率R、および600以上700nm以下における最大反射率Rを算出した。
(位相差フィルムの正面レターデーションおよび波長分散)
位相差測定装置(王子計測機器(株)製、商品名「KOBRA−WPR」を用いて、波長450nm、550nmおよび750nmにおける正面レターデーションRe(450)、Re(550)、およびRe(750)を測定した。
(半透過型液晶表示装置での評価)
VA液晶セルを備える半透過半反射型の液晶パネルから視認側の偏光板を除去し、その液晶セル面(ガラス面)に、ハードコート層付き円偏光板の1/4波長板側の面を貼り合わせた。前記の反射防止層の反射率の測定と同様にして拡散光入射下における総反射率を測定し、得られた測定結果から、CIE1931反射色相x,yを算出した。
[実施例1]
(ハードコート層の形成)
イソシアヌル酸トリアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートおよびイソホロンジイソシアネートポリウレタンを含有する紫外線硬化型樹脂組成物(DIC(株)製、商品名「ユニディック 17−806」、固形分:80重量%、溶媒:酢酸ブチル)を準備した。この樹脂組成物の樹脂固形分100重量部に対して、0.5重量部のレベリング剤(DIC(株)製、商品名「メガファックF−470N」)および5重量部の光重合開始剤(チバ・スペシャリティ・ケミカルズ(株)製、商品名「イルガキュア184」)を添加し、固形分濃度が44重量%になるようにトルエンに溶解・分散させて、ハードコート層形成用樹脂組成物を調製した。
このハードコート層形成用樹脂組成物を、偏光子の両面にトリアセチルセルロースフィルムが積層された市販の偏光板(日東電工(株)製 商品名「SEG1425DU」)上に、バーコーターにて塗工して、塗工膜を形成した。この塗工膜を100℃で1分間加熱して乾燥した後、塗工膜にメタルハライドランプにて積算光量300mJ/cm2の紫外線を照射し、硬化処理することで、厚み5μmのハードコート層が形成された偏光フィルムを得た。このハードコート層の屈折率は、1.53であった。
(反射防止層の形成)
次に、ハードコート層上に、SiO層、TiO層、SiO層、TiO層、SiO層の5層を、各層の光学膜厚が30nm、35nm、35nm、270nm、115nmとなるように蒸着法により順次形成して、反射防止層付偏光板を作製した。この反射防止層のΔR’は1.5%であった。
(1/4波長板の積層)
この反射防止層付偏光板の反射防止層が形成されているのと反対側の主面に、Re(550)=147nm、Re(450)/Re(750)=0.89のポリカーボネート系位相差フィルム(帝人(株)製、商品名「ピュアエースWRF」)を位相差フィルムの遅相軸が偏光板の吸収軸に対して45度となるように貼り合わせた。
[実施例2]
前記実施例1において、Re(450)/Re(750)=0.9の位相差フィルムを用いる代わりに、Re(550)=140nm、(450)/Re(750)=1.03のノルボルネン系位相差フィルム(日本ゼオン(株)製、商品名「ゼオノアフィルム」)を用いた以外は実施例1と同様にして、反射防止層付き円偏光板を得た。
[比較例1]
前記実施例1において、Re(450)/Re(750)=0.9の位相差フィルムを用いる代わりに、Re(550)=140nm、(450)/Re(750)=1.13のポリカーボネート系位相差フィルム((株)カネカ製 商品名「エルメックRフィルム」を用いた以外は実施例1と同様にして、反射防止層付き円偏光板を得た。
[比較例2]
前記実施例1の反射防止層の形成において、SiO層、TiO層、SiO層、TiO層、SiO層の5層の各層の光学膜厚を30nm、35nm、35nm、300nm、115nmとなるように変更して、ΔR’=2.5%の反射防止層を形成した。それ以外は実施例1と同様にして、反射防止層付き円偏光板を得た。
[比較例3]
前記実施例1の反射防止層の形成において、SiO層、TiO層、SiO層、TiO層、SiO層の5層を形成する代わりに、ハードコート層上にNb層、SiO層、Nb層、SiO層の4層をスパッタリング法により各層の光学膜厚が60nm、40nm、105nm、150nmとなるように順次形成して、ΔR’=14.5%の反射防止層を形成した。それ以外は実施例1と同様にして、反射防止層付き円偏光板を得た。
上記各実施例および比較例の反射防止層付き円偏光板の光学特性および半透過型液晶表示装置実装時の評価結果を表1に示す。
Figure 2012027322
比較例1では、1/4波長板のRe(450)/Re(750)が大きいため、反射防止層付き円偏光板におけるRとRの差が大きくなっている。また、比較例2,3では、反射防止層のΔR’が大きいために、反射防止層付き円偏光板におけるRとRの差が大きくなっている。そのため、これら比較例においては、表示装置の反射色相のy値が小さくなっており、反射光が青色に色付いていた。
これに対して、実施例1,2の反射層付き円偏光板は、反射防止層の波長400〜700nmの範囲における最大反射率と最小反射率の差ΔR’が小さく、かつ1/4波長板の波長分散が適宜の値に調整されている。そのため、R−Rが2%未満であり、表示装置の反射色相のy値はニュートラルな白色(y=0.333)との乖離が小さく、反射光が青色に色付きが抑制されていることがわかる。
1 偏光板
2 1/4波長板
3 反射防止層
10 円偏光板
11 偏光子
12 透明保護フィルム
13 透明保護フィルム
14 ハードコート層

Claims (5)

  1. 偏光板の一方主面に反射防止層を備え、他方主面に1/4波長板を備え、
    ガラス上で反射率を測定した場合における、波長400nm以上500nm未満の範囲の最大反射率をR、波長500nm以上600nm未満の範囲の最大反射率をR、波長600以上700nm以下の範囲の最大反射率をRとした場合に、
    >R>Rであり、かつ、R−Rが2.0%以下である、反射防止層付き円偏光板。
  2. 前記1/4波長板の波長450nmにおけるレターデーションRe(450)と、波長750nmにおけるレターデーションRe(750)が、Re(450)/Re(750)≦1.10を満たす、請求項1に記載の反射防止層付き円偏光板。
  3. 前記反射防止層は、波長400〜700nmの範囲の最大反射率と最小反射率の差が2.0%以下である、請求項1または2に記載の反射防止層付き円偏光板。
  4. 前記偏光板の反射防止層側主面にハードコート層が形成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の反射防止層付き円偏光板。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の反射防止層付き円偏光板を備える画像表示装置。
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