JP2012026836A - 分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置 - Google Patents

分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置 Download PDF

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Abstract

【課題】系統電圧のゼロクロス点を検出し,ゼロクロスとゼロクロス間の時間変化で系統電圧の周波数を検出する方法は、商用系統の高調波歪や、負荷投入等に起因する波形歪,及びノイズ等で誤判定するという課題があった。系統電圧の周波数を連続して検出したか否かを更に判定することにより,誤動作する可能性が低減されるが,検出時間が長くなっていた。
【解決手段】周波数検出部60は、交流電圧の瞬時位相θをサンプリング周期tsごとに検出する瞬時位相検出部30と、サンプリング周期tsに於ける瞬時位相θの変化量である瞬時位相変化量Δφに基づいて、交流周波数facを算出する位相周波数変換部81とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置、特に系統停止の検知に関するものである。
従来、分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置では、分散型電源が連系する系統又はその上位系統の事故時や作業時等による系統停止時に,分散型電源が系統から解列されない状態で単独運転を継続していると,本来無電圧であるべき商用系統が充電されることとなる。よって、分散型電源の単独運転状態を検出したならば、分散型電源を系統から解列する必要がある。
単独運転状態を検出する能動的検出方式には,発電電力に周期的な無効電力変動を与えておき,単独運転移行時に現れる周期的な周波数変動を検出して判定する方式がある。この場合、運転時の無効電力変動を出来る限り小さくする必要があって,微小な周波数変動を高精度且つ高速に検出する必要がある。
特許文献1には、交流電圧信号のゼロクロス点を検出し,ゼロクロスとゼロクロス間の時間をカウントし,その逆数で周波数を算出する技術が記載されている。
特開2005−261069号公報
しかしながら、従来の分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置では、以下の課題があった。
(1) 系統電圧のゼロクロス点を検出し,ゼロクロスとゼロクロス間の時間で周波数を検出する方法は、商用系統の高調波歪や、負荷投入等に起因する波形歪,及びノイズ等で誤判定する場合があった。
(2) 連続して周波数を検出し、周波数変動を検出したか否かを更に判定することにより、誤動作する可能性が低減されるが,検出時間が長くなっていた。更に、電圧波形歪及びノイズ等に影響されやすいため,検出精度が悪化していた。
(3) 系統電圧のゼロクロス点を検出するため、専用のゼロクロス回路を要していた。よって、分散型電源の周波数変動検出方法を実装する系統連系保護装置のコストアップ要因となっていた。
本発明の分散型電源の周波数検出方法は、交流電圧の瞬時位相を所定周期ごとに検出する瞬時位相検出処理と、前記所定周期に於ける前記瞬時位相の変化量である位相変化量を算出する位相差算出処理と、前記位相変化量に基づいて前記交流電圧の周波数を算出する周波数算出処理とを行うことを特徴とする。
本発明の系統連系保護装置は、前記分散型電源の周波数検出方法によって前記周波数を検出する周波数検出部と、前記周波数が所定パターンであったならば,周波数変動信号を出力する周波数変動検出部と、前記分散型電源を商用系統電源から解列させる解列部とを有し、前記解列部は、前記周波数変動信号によって,前記分散型電源を前記商用系統電源から解列させることを特徴とする。
本発明の分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置によれば、次の(A),(B)のような効果がある。
(A) 従来,交流電圧のゼロクロス点のみで周波数の判定を行っていた。本発明では、交流電圧のサンプリング毎に周波数が判定可能であり、判断できる回数は、従来に比べ百倍以上(例えば、サンプリング周波数が20KHzで交流周波数50Hzの場合には約200倍,交流周波数60Hzの場合には約167倍)である。よって、交流電圧の交流周波数を高精度且つ高速に検出可能である。
(B) 専用ゼロクロス回路を追加することなく、通常のアナログ/デジタル変換器を搭載したデジタルシグナルプロセッサ上のソフトウエアで交流周波数を検出できる。よって、低コストに実現可能である。
図1は、本発明の実施例1における周波数検出部を示す概略の構成図である。 図2は、本発明の実施例1における系統連係保護装置を示す概略の構成図である。 図3は、停電時の周波数facの波形図である。 図4は、周波数上昇検出方法を示すフローチャートである。 図5は、周波数低下検出方法を示すフローチャートである。 図6は、周波数変動検出方法を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施例2における周波数検出部を示す概略の構成図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかになるであろう。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
図2は、本発明の実施例1における系統連係保護装置を示す概略の構成図である。
系統連系保護装置10は、例えば分散型電源である太陽電池モジュール120を、商用系統電源である系統電源100に連系させる機能を有している。系統連系保護装置10の一方の入力端子は、変圧器101を介して系統電源100に接続され、更に構内負荷110が並列に接続されている。系統連系保護装置10の他方の入力端子は、太陽電池モジュール120に接続されている。
系統連系保護装置10は、例えばマグネットコンダクタである開閉器12と、インバータ13と、周波数検出部60と、周波数上昇検出部14と、周波数低下検出部15と、能動的方式検出部18と、論理和ゲート19,20と、ゲートブロック21と、能動的方式無効電力制御部22と、系統連系制御部23と、ドライブ回路24とを有している。
開閉器12は、インバータ13を系統電源100から解列する解列部である。インバータ13は、太陽電池モジュール120が出力する直流電圧を、所定の直流電圧に昇圧したのち交流に変換する。インバータ13は、分散型電源である。ドライブ回路24は、太陽電池モジュール120及びインバータ13を動作又は停止する制御部である。
周波数検出部60は、交流電圧を元に交流周波数facを検出する機能を有している。周波数検出部60の出力側は、周波数上昇検出部14と、周波数低下検出部15と、能動的方式検出部18とに接続されている。周波数上昇検出部14と、周波数低下検出部15と、能動的方式検出部18とは、それぞれ論理和ゲート19を介して開閉器12に接続されると共に、それぞれ論理和ゲート20とゲートブロック21とを介してドライブ回路24に接続されている。
周波数上昇検出部14は、交流周波数facの上昇を検出する。周波数低下検出部15は、交流周波数facの下降を検出する。能動的方式検出部18は、交流周波数facを元に、交流周波数facの変動を検出する。
ゲートブロック21の出力側は、ドライブ回路24に接続されている。更に、能動的方式無効電力制御部22の出力側は、系統連系制御部23に接続され、系統連系制御部23の出力側は、ドライブ回路24に接続されている。
系統連系保護装置10の一方の入力端子は、開閉器12の一方の端子と、周波数検出部60に接続されている。開閉器12の他方の端子は、インバータ13の交流電圧出力端子に接続されている。
インバータ13は、直流電圧入力端子と、交流電圧出力端子と、制御端子とを有している。インバータ13の直流電圧入力端子は、太陽電池モジュール120に接続されている。インバータ13の制御端子は、ドライブ回路24の出力側に接続されている。後述する図3に示すように、能動的方式無効電力制御部22は、インバータ13によって、発電電力に周期的な無効電力変動を与えている。単独運転移行時には、この無効電力変動により、周期的な周波数変動が交流電圧に現れる。
図1は、本発明の実施例1における周波数検出部を示す概略の構成図である。
周波数検出部60は、変圧器101を介して商用系統電源である系統電源100と接続されている。この系統電源100は、周波数検出部60に3相交流電圧信号を供給する。
本実施例1の周波数検出部60は、アナログ/デジタル変換ポート(以下、「A/D変換ポート」という。)を有するデジタルシグナルプロセッサ(以下、「DSP」という。)と、DSPに搭載されたソフトウエアとで構成されている。周波数検出部60を構成するデジタルシグナルプロセッサのA/D変換ポートには、系統電源100に係る3相交流電圧が入力されるよう構成されている。
周波数検出部60のソフトウエアは、3相交流電圧の瞬時位相θを検出する瞬時位相検出部30と、瞬時位相θの変化量である瞬時位相変化量Δφ(n)を検出する位相変化量検出部70と、瞬時位相変化量Δφ(n)に低域通過フィルタ(以下、「ローパスフィルタ」という。)を掛けて瞬時位相変化量Δφlpfを得るローパスフィルタ73と、瞬時位相変化量Δφlpfを交流周期ごとに平均化して瞬時位相変化量平均Δφaveを得る交流周期平均部80と、瞬時位相変化量平均Δφaveを交流周波数facに変換する位相周波数変換部81とを有している。位相変化量検出部70は、遅延部71と差分演算器72とを有している。
周波数検出部60において、瞬時位相検出部30には、変圧器101を介して系統電源100が接続され、瞬時位相検出部30の出力側は、位相変化量検出部70に接続されている。位相変化量検出部70の出力側は、ローパスフィルタ73に接続されている。ローパスフィルタ73の出力側は、交流周期平均部80に接続されている。交流周期平均部80の出力側は、位相周波数変換部81に接続されている。位相周波数変換部81の出力側は、周波数検出部60の出力側である。
位相変化量検出部70において、遅延部71には、瞬時位相検出部30の出力側が接続されている。差分演算器72の加算側には、瞬時位相検出部30の出力側が接続され、差分演算器72の減算側には、遅延部71の出力側が接続されている。差分演算器72の出力側は、位相変化量検出部70の出力側であり、ローパスフィルタ73に接続されている。
(実施例1の動作)
図2を元に、本発明の実施例1における系統連系保護装置10の動作を説明する。
構内負荷110は、変圧器101を介して系統電源100からの3相交流電圧が供給されている。系統連系保護装置10が起動すると、能動的方式無効電力制御部22及び系統連系制御部23は、ドライブ回路24を介してインバータ13を運転するように制御する。ドライブ回路24は、分散型電源である太陽電池モジュール120を運転又は停止させる制御部である。
インバータ13は、分散型電源である太陽電池モジュール120からの直流電圧を3相交流電圧に変換し、開閉器12を介して構内負荷110に供給する。開閉器12は、分散型電源である太陽電池モジュール120を商用系統電源から解列するように制御する解列部である。
周波数検出部60は、3相交流電圧の交流周波数facを検出する。交流周波数facが上昇すると、周波数上昇検出部14によって周波数上昇信号Soが論理和ゲート19,20に出力される。交流周波数facが低下すると、周波数低下検出部15によって周波数低下信号Suが論理和ゲート19,20に出力される。交流周波数facが変動すると、能動的方式検出部18によって周波数変動信号Sdが論理和ゲート19,20に出力される。これらの信号により、開閉器12は、インバータ13側の端子と系統電源側の端子の接続を開くように制御する。同時に、ドライブ回路24は、インバータ13の動作を停止するよう制御する。周波数上昇信号Soと、周波数低下信号Suと、周波数変動信号Sdとは、周波数変動信号である。周波数上昇検出部14と、周波数低下検出部15と、能動的方式検出部18とは、交流周波数facが所定パターンであったならば,周波数変動信号を出力する周波数変動検出部である。
図1を元に、本実施例1の周波数検出部60の動作を説明する。
周波数検出部60は、3相交流電圧の交流周波数facを検出する。以降、周波数検出部60を構成する各部の動作を説明する。
瞬時位相検出部30は、3相電圧Vu,Vv,Vwの値に基づいて、所定周期であるサンプリング周期tsごとに、電圧ベクトルの瞬時位相θを算出する。3相電圧がそれぞれ正弦波からなるとき、瞬時位相θは、鋸波状の波形となる。瞬時位相検出部30は、交流電圧の瞬時位相θをサンプリング周期tsごとに検出する瞬時位相検出処理を行う。
瞬時位相検出部30の3相/2相電圧変換部31は、3相電圧の値に基づいて、瞬時空間電圧ベクトルのα軸成分Vα及びβ軸成分Vβとを算出する機能を有している。
Figure 2012026836



ベクトル演算部32は、瞬時空間電圧ベクトルのα軸成分Vα及びβ軸成分Vβに基づいて、電圧ベクトルの瞬時位相θを算出する機能を有している。
Figure 2012026836

位相変化量検出部70は、略鋸波状の瞬時位相θのサンプリング周期tsごとの変化量である瞬時位相変化量Δφを演算して出力する位相差算出処理を行う。瞬時位相θは、遅延部71によってサンプリング周期tsだけ遅延した瞬時位相θとの差分が、差分演算器72によって演算され、瞬時位相変化量Δφとしてローパスフィルタ73に出力される。
瞬時位相変化量Δφは、ローパスフィルタ73によってローパスフィルタが掛けられて平滑化され、瞬時位相変化量Δφlpfとなり、交流周期平均部80に出力される。
瞬時位相変化量Δφlpfは、交流周期平均部80によって平均値である瞬時位相変化量平均Δφaveが演算され、位相周波数変換部81に出力される。位相周波数変換部81は、瞬時位相変化量Δφlpfに基づいて交流周波数facを算出する周波数算出処理を行う。本実施例1では、瞬時位相変化量Δφlpfは、ローパスフィルタ73の低域通過フィルタによって平滑化され、交流周期平均部80によって平均化され、位相周波数変換部81によって、交流周波数facが算出される。
瞬時位相変化量平均Δφaveは、位相周波数変換部81によって交流周波数facに変換されて出力される。具体的には、サンプリング周波数fsを乗じたのち、2πで除算することによって変換される。
図3は、停電時の交流周波数facの波形図である。
上の図は、インバータ13による無効電力制御を示している。図の縦軸は無効電力を示し、横軸は経過時間を示している。下の図は、交流周波数facを示している。図の縦軸は交流周波数facを示し、横軸は経過時間を示している。
インバータ13が起動すると、上の図に示すように発電電力に周期的な無効電力変動を与える。但し、系統電源100から電力が供給されているときには、交流周波数facは変化せず50〔Hz〕のままである。縦の破線で示す停電による単独運転移行時には、系統電源100から電力が供給されなくなる。よって停電時には、インバータ13による無効電力変動によって、周期的な周波数変動が交流電圧に現れる。
図4は、周波数上昇検出方法を示すフローチャートである。
処理が開始すると、ステップS1において、周波数上昇検出部14は、交流周波数facを検出する。ステップS2において、交流周波数facは第1の周波数である上昇閾値以上であるか否かを判定する。上昇閾値以上でなかったならば、ステップS3においてタイマをリセットし、ステップS1の処理に戻る。
ステップS4においてタイマをカウントし、ステップS5において、第1の時間である規定時間T1を超えてタイムアップしたか否かを判定する。タイムアップしなかったならば、ステップS1の処理に戻る。
タイムアップしたならば、ステップS6において、周波数上昇信号Soを出力し、図4の処理を終了する。
図5は、周波数低下検出方法を示すフローチャートである。
処理が開始すると、ステップS11において、周波数低下検出部15は交流周波数facを検出する。ステップS12において、交流周波数facは第2の周波数である低下閾値以下であるか否かを判定する。低下閾値以下でなかったならば、ステップS13においてタイマをリセットし、ステップS11の処理に戻る。
ステップS14においてタイマをカウントし、ステップS15において、第2の時間である規定時間T2を超えてタイムアップしたか否かを判定する。タイムアップしなかったならば、ステップS11の処理に戻る。
タイムアップしたならば、ステップS16において、周波数低下信号Suを出力し、図5の処理を終了する。
図6は、周波数変動検出方法を示すフローチャートである。
処理が開始すると、能動的方式検出部18は、ステップS31において、出力変動制御を行う。
ステップS32において、交流周波数facを検出し、ステップS33において、出力変動周期内の周波数変動幅Δfを検出する。ステップS34において、周波数変動幅Δfが所定値である閾値以上でなかったならば、ステップS35においてカウンタ値をクリアし、ステップS31の処理に戻る。
ステップS36においてカウンタ値に1をプラスし、ステップS37において、カウンタ値が設定値C3を超えているか否かを判定する。このカウンタ値が設定値C3を超えているか否かによって、第3の時間を計測する。カウンタ値が設定値C3を超えていないならば、ステップS31の処理に戻る。カウンタ値が設定値C3を超えていたならば、ステップS38において、周波数変動信号Sdを出力し、図6の処理を終了する。
(実施例1の効果)
本実施例1の分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置10によれば、次の(A),(B)のような効果がある。
(A) 従来,交流電圧のゼロクロス点のみで周波数の判定を行っていた。本発明では、交流電圧のサンプリング毎に周波数が判定可能であり、判断できる回数は、従来に比べ百倍以上(例えば、サンプリング周波数が20KHzで交流周波数50Hzの場合には約200倍,交流周波数60Hzの場合には約167倍)である。よって、系統電源100の交流周波数facを高精度且つ高速に検出することができる。
(B) 専用ゼロクロス回路を追加することなく、通常のA/D変換器を搭載したDSP上のソフトウエアで交流周波数facが検出できる。よって、低コストに実現可能である。
(実施例2の構成)
図7は、本発明の実施例2における周波数検出部を示す概略の構成図であり、実施例1を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
本実施例2における系統連系保護装置10Aは、実施例1と同様に変圧器101を介して系統電源100に接続されている。系統連系保護装置10Aに搭載されている周波数検出部60Aのソフトウエアは、実施例1と同様な瞬時位相検出部30と、瞬時位相変化量平均Δφaveを交流周波数facに変換する位相周波数変換部81とを有し、実施例1の交流周期平均部80とは異なる交流周期平均部80Aと、Phase-locked loop部(以下、「PLL部」という。)40とを有している。
同期部であるPLL部40は、瞬時位相θに同期する同期位相φpllを内部に生成し、この同期位相φpllのサンプリング周期tsごとの変化量である同期位相差分Δφpllを出力する同期処理を行う。同期位相差分Δφpllは、同期位相変化量である。
PLL部40は、差分演算器41と、−π〜π変換部42と、比例積分制御演算部(以下、「PI演算部」という。)43と、遅延部44と、加算演算器45と、加算演算器46と、0〜2π変換部47と、遅延部48とを有している。
PLL部40への入力は、差分演算器41の加算側に接続され、加算演算器45の出力は、差分演算器41の減算側に接続されている。差分演算器41の出力は、−π〜π変換部42及びPI演算部43を介して、同期位相差分ΔφpllとしてPLL部40から出力されると共に、遅延部44を介して加算演算器45に接続され、更に加算演算器46にも接続されている。加算演算器46には、更に遅延部48の出力が接続されている。加算演算器46の出力は、0〜2π変換部47を介して遅延部48に入力されている。遅延部48の出力は、加算演算器45と加算演算器46とに出力されている。
(実施例2の動作)
図7を元に、本実施例2の周波数検出部60Aの動作を説明する。
本実施例2の周波数検出部60Aは、実施例1の周波数検出部60と同様に3相交流電圧の交流周波数facを検出する。以降、周波数検出部60Aを構成する各部の動作を説明する。
瞬時位相検出部30の動作は実施例1と同様であり、3相電圧の値に基づいて、電圧ベクトルの瞬時位相θを算出する機能を有している。
PLL部40は、略鋸波状の瞬時位相θに基づいて、同期位相差分Δφpllを演算して出力する機能を有している。PLL部40は、サンプリング周期tsに於ける瞬時位相θに同期する同期位相φpllと、同期位相φpllの変化量である同期位相差分Δφpllとを生成する同期処理を行う。
差分演算器41は、瞬時位相θと加算演算器45の出力との差分を演算する。この差分は、−π〜π変換部42によって位相エラー量eに変換される。位相エラー量eは、PI演算部43によって比例積分制御が行われ、同期位相差分Δφpllが生成され、PLL部40から出力される。この比例積分制御によって、同期位相φpllは瞬時位相θに同期する。PLL部40の同期位相φpllと瞬時位相θとを同期させるときの時定数Tpは、交流周期にして数周期である。PLL部40の同期の時定数Tpによって、この時定数Tpよりも短い交流周波数facの変動を除去可能である。
更に同期位相差分Δφpllは、加算演算器46によって、直前のサンプリング周期tsの同期位相φpllと加算され、0〜2π変換部47によって、新たな同期位相φpllが生成される。
同期位相差分Δφpllは、遅延部44によってサンプリング周期tsだけ遅延される。同期位相φpllは同様に、遅延部48によってサンプリング周期tsだけ遅延される。遅延された同期位相φpllと、遅延された同期位相差分Δφpllは、加算演算器45によって加算され、差分演算器41の減算側に出力される。
同期位相差分Δφpllは、交流周期平均部80Aによって平均値が演算され、
位相差分平均Δφstdとして位相周波数変換部81に出力される。以降の動作は実施例1と同様である。
(実施例2の効果)
本実施例2の分散型電源の周波数検出方法及び系統連系保護装置10Aによれば、PLL部40は、瞬時位相θと時定数Tpで同期し、同期位相φpllを生成する。この同期位相φpllの差分である同期位相差分Δφpllから交流周波数facを検知することによって、PLL部40の同期の時定数Tpよりも短い交流周波数facの変動を除去可能である。
(変形例)
本発明は、上記実施例に限定されず、種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次の(a)〜(d)のようなものがある。
(a) 実施例1,2の系統連系保護装置10,10Aには、分散型電源として太陽電池モジュール120が接続されている。しかし、これに限定されず、水力発電、風力発電、地熱発電、波力発電、温度差発電、燃料電池、内燃機関や外燃機関による小型発電装置、及び電力貯蔵装置等の分散型電源にも適用が可能である。
(b) 実施例1,2の系統連系保護装置10,10Aでは、分散型電源である太陽電池モジュール120と系統電源100との間は、マグネットコンダクタによる開閉器12が接続されている。しかし、これに限定されず、開閉器12を、マグネットスイッチ(電磁開閉器)や、その他の継電器(電磁リレーやソリッドステートリレー等)で構成しても良い。
(c) 実施例1,2の系統連系保護装置10,10Aでは、DSPとソフトウエアによる周波数検出部60,60Aが搭載されている。しかし、これに限定されず、A/D変換器、汎用の中央演算装置(Central Processing Unit)及びソフトウエアによって周波数検出部60,60Aを構成し、系統連系保護装置10,10Aに搭載しても良い。
(d) 実施例1,2の系統連系保護装置10,10Aは、交流周波数facが所定時間に亘って上昇閾値以上であるか、交流周波数facが所定時間に亘って低下閾値以下であるか、又は周波数変動幅Δfは閾値以上であるか否かを判定した。しかし、これに限定されず、交流周波数facが繰り返し所定パターンで変化したか否かを判定しても良い。所定パターンとは例えば、正弦波、矩形波、鋸波、三角波、又は不定形のパターンである。
10,10A 系統連系保護装置
12 開閉器
13 インバータ
14 周波数上昇検出部
15 周波数低下検出部
18 能動的方式検出部
19,20 論理和ゲート
21 ゲートブロック
22 能動的方式無効電力制御部
23 系統連系制御部
24 ドライブ回路
30 瞬時位相検出部
31 3相/2相電圧変換部
32 ベクトル演算部
40 PLL部
41 差分演算器
42 −π〜π変換部
43 PI演算部
44 遅延部
45 加算演算器
46 加算演算器
47 0〜2π変換部
48 遅延部
60,60A 周波数検出部
70 位相変化量検出部
71 遅延部
72 差分演算器
73 ローパスフィルタ
80,80A 交流周期平均部
81 位相周波数変換部
100 系統電源
101 変圧器
110 構内負荷
120 太陽電池モジュール

Claims (12)

  1. 交流電圧の瞬時位相を所定周期ごとに検出する瞬時位相検出処理と、
    前記所定周期に於ける前記瞬時位相の変化量である位相変化量を算出する位相差算出処理と、
    前記位相変化量に基づいて前記交流電圧の周波数を算出する周波数算出処理とを行うことを特徴とする分散型電源の周波数検出方法。
  2. 前記周波数算出処理は、前記位相変化量を低域通過フィルタによって平滑化したのちに、前記交流電圧の前記周波数を算出することを特徴とする請求項1記載の分散型電源の周波数検出方法。
  3. 前記周波数算出処理は、前記位相変化量を平均化したのちに、前記交流電圧の前記周波数を算出することを特徴とする請求項1又は2記載の分散型電源の周波数検出方法。
  4. 交流電圧の瞬時位相を所定周期ごとに検出する瞬時位相検出処理と、
    前記所定周期に於ける前記瞬時位相に同期する同期位相と、前記同期位相の変化量である同期位相変化量とを生成する同期処理と、
    前記同期位相変化量に基づいて前記交流電圧の周波数を算出する周波数算出処理とを行うことを特徴とする分散型電源の周波数検出方法。
  5. 前記周波数算出処理は、前記同期位相変化量を平均化したのちに、前記交流電圧の前記周波数を算出することを特徴とする請求項4記載の分散型電源の周波数検出方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の分散型電源の周波数検出方法によって前記周波数を検出する周波数検出部と、
    前記周波数が所定パターンであったならば,周波数変動信号を出力する周波数変動検出部と、
    前記分散型電源を商用系統電源から解列させる解列部とを有し、
    前記解列部は、前記周波数変動信号によって,前記分散型電源を前記商用系統電源から解列させることを特徴とする系統連系保護装置。
  7. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の分散型電源の周波数検出方法によって前記周波数を検出する周波数検出部と、
    前記周波数が所定パターンであったならば,周波数変動信号を出力する周波数変動検出部と、
    前記分散型電源を停止させる制御部とを有し、
    前記制御部は、前記周波数変動信号によって,前記分散型電源を停止させることを特徴とする系統連系保護装置。
  8. 前記周波数変動検出部は、前記周波数が第1の時間に亘って第1の周波数以上であったならば,前記周波数変動信号を出力することを特徴とする請求項6又は7記載の系統連系保護装置。
  9. 前記周波数変動検出部は、前記周波数が第2の時間に亘って第2の周波数以下であったならば,前記周波数変動信号を出力することを特徴とする請求項6又は7記載の系統連系保護装置。
  10. 前記周波数変動検出部は、前記周波数の変動が第3の時間に亘って所定値以上であったならば,前記周波数変動信号を出力することを特徴とする請求項6又は7記載の系統連系保護装置。
  11. 前記所定パターンとは、正弦波、矩形波、鋸波、三角波、又は不定形のパターンのいずれか1つであることを特徴とする請求項6又は7記載の系統連系保護装置。
  12. 前記周波数変動検出部は、デジタルシグナルプロセッサによって、請求項1〜5のいずれか1項に記載の分散型電源の周波数検出方法を行うことを特徴とする請求項6〜11のいずれか1項に記載の系統連系保護装置。
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