JP2012026118A - 電子キーの通信対象特定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していても、ユーザの意図する特定の通信対象のみを操作することができる電子キーの通信対象特定システムを提供する。
【解決手段】電子キー2が車両1に近づくと、スマート通信(車外通信)が開始される。このとき、車両1は、電子キー2からID信号Sidを受信すると、受信信号強度算出部26によって受信信号強度を算出し、電子キー2に返信する。電子キー2は、通信エリア内に複数の車両1が存在すると、これら車両1から受信信号強度を取得する。そして、受信信号強度比較部28は、これら受信信号強度を比較することにより、電子キー2の最も近くに位置する車両1を判定する。通信対象通知部29は、電子キー2の最も近くに存在する車両1に通信の許可を与え、例えばドアロック解錠を許可する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在する場合に、その中の1つを通信相手として特定可能な電子キーの通信対象特定システムに関する。
従来、多くの車両には、電子キーからIDコードを無線により車両に送信してID照合を行う電子キーシステムが搭載されている。ところで、例えばユーザが複数車両を所有する場合、ユーザに各々の車両の電子キーを所持させたとすると、ユーザはこれら電子キーを車両に応じて使い分けなくてはならず、非常に利便性が悪い。そこで、1つの電子キーで複数の車両を操作可能な技術(例えば特許文献1〜3等)が種々考案されている。
特開2009−30312号公報 特開平10−79986号公報 特開2005−307480号公報
しかし、電子キーの通信範囲内に利用可能な車両が複数存在する場合、これら車両が全て動作開始又は動作許可の状態に移行してしまう問題がある。こうなると、ユーザが意図するものとは異なる車両が動作することになり、もし仮にユーザの意図しない車両のドアロックが解錠されたとき、これに気付かないと、車両がドアロック解錠のまま放置されることになり、悪意を持った第三者によって車両を不正に使用される問題に繋がる。
本発明の目的は、電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していても、ユーザの意図する特定の通信対象のみを操作することができる電子キーの通信対象特定システムを提供することにある。
前記問題点を解決するために、本発明では、電子キーから送信されたID信号を通信対象が受信したとき、当該ID信号でID照合が実行され、当該ID照合が成立すると前記通信対象の動作が実行又は許可される電子キーの通信対象特定システムにおいて、前記電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していて、前記電子キーがこれらと通信が確立したとき、それぞれの前記通信対象が前記電子キーからどれだけ離れているか、その離れ距離を検出する離れ距離検出手段と、前記離れ距離検出手段の検出結果を基に、前記通信対象のうち最も前記電子キーの近くに位置するものに通信を許可する通信対象特定手段とを備えたことを要旨とする。
この構成によれば、電子キーと通信対象との離れ距離が離れ距離検出手段によって検出可能であるので、電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していたときには、これら通信対象の中のどれが最も電子キーに近いのかが判定可能である。よって、電子キーで通信対象を操作するとき、電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していた場合、電子キーに最も近いものが通信対象として設定可能である。従って、電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していても、ユーザの意図する特定の通信対象のみを操作することが可能となる。
本発明では、前記電子キーには、当該電子キーのキーIDと、当該電子キーで操作可能な前記通信対象の各々の通信対象IDとが登録され、それぞれの前記通信対象には、自身の前記通信対象IDと、自身に対応付けられた前記電子キーの前記キーIDとが登録された電子キーの通信対象システムであって、前記電子キー及び通信対象は、前記キーID又は前記通信対象IDを用いて、送信する電波の送信元又は送信先を特定することを要旨とする。
この構成によれば、各信号で電波の送信元や送信先のID照合を行うことが可能となるので、通信をより高いセキュリティ性のものとすることが可能となる。
本発明では、前記離れ距離検出手段は、電波の受信信号強度を基に離れ距離を検出することを要旨とする。
この構成によれば、電子キーと通信対象との離れ距離をより忠実に表す受信信号強度によって離れ距離を検出するので、離れ距離をより正確に求めることが可能となる。
本発明では、前記通信対象特定手段は、前記電子キー側で前記離れ距離の大小を比較するものであり、この比較の処理を、前記電子キーと前記通信対象とが前記ID照合の通信を行った後に、当該ID照合とは別の処理として実行することを要旨とする。
この構成によれば、電子キー側で離れ距離の大小を比較するので、この機能を通信対象に設けずに済み、通信対象が簡素化する。また、ID照合が成立することを条件に通信対象の位置判定が行われるので、ID照合が成立して初めて、通信対象の位置判定に移行することになる。よって、ID照合が成立しなければ、通信対象の位置判定が行われないので、位置判定を無駄に実行せずに済む。
本発明では、前記通信対象特定手段は、前記通信対象側で前記離れ距離の大小を比較するものであることを要旨とする。
この構成によれば、通信対象側で離れ距離の大小を比較するので、この機能を電子キー側に設けずに済み、電子キーが簡素化する。
本発明では、前記電子キーからの信号をトリガとして通信を実行する第1通信と、前記通信対象からの信号をトリガとして通信を実行する第2通信との両方で、前記ID照合が可能な電子キーの通信対象特定システムであって、前記通信対象特定手段の処理は、前記第1通信及び前記第2通信の両方で実行可能であることを要旨とする。
この構成によれば、第1通信及び第2通信の両方において、電子キーに最も近い通信対象の特定が可能であるので、システムを汎用性の高いものとすることが可能となる。
本発明によれば、電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していても、ユーザの意図する特定の通信対象のみを操作することができる。
一実施形態の通信対象特定システムの構成図。 車外発信機及び車内発信機の通信エリアを示す概念図。 電子キーの通信エリアに複数の車両が存在する状態を示す概念図。 スマート通信の通信シーケンスを示すタイムチャート。 スマート通信において電子キーの通信エリアに複数の車両が存在するときのフローチャート。 スマート通信において電子キーの通信エリアに1台の車両のみ存在するときのフローチャート。 ワイヤレス通信において電子キーの通信エリアに複数の車両が存在するときのフローチャート。 ワイヤレス通信において電子キーの通信エリアに1台の車両のみ存在するときのフローチャート。 別例の通信対象特定システムの概略構成図。 他の別例の通信対象特定システムの概略構成図。 他の別例の通信対象特定システムの動作態様を示すフローチャート。
以下、本発明を具体化した電子キーの通信対象特定システムの一実施形態を図1〜図8に従って説明する。
図1に示すように、車両1には、キーIDを無線により送信する電子キー2を車両キーとして使用する電子キーシステム3が搭載されている。電子キーシステム3には、車両1から問い合せとして送信されるリクエスト信号Srqに電子キー2が応答して、ID信号Sidを車両1に返信するキー操作フリーシステムがある。また、電子キーシステム3には、電子キー2の遠隔操作によって電子キー2がID信号Swlを車両1に送信するワイヤレスキーシステムがある。なお、車両1が通信対象に相当し、リクエスト信号SrqがID返信要求信号に相当する。
この場合、車両1には、電子キー2との間で無線によるID照合を実行するキー照合装置4と、車両ドアのドアロック施解錠を管理するドアロック装置5と、エンジンの動作を管理するエンジン始動装置6とが設けられ、これらが車内バス7を介して接続されている。キー照合装置4には、電子キー2のキーIDを照合する照合ECU(Electronic Control Unit)8が設けられている。
照合ECU8のメモリ9には、車両1と組をなす電子キー2のキーIDと、車両個別のIDとして車両IDとが登録されている。例えば、第1車両1aには、第1車両IDが登録され、第2車両1bには、第2車両IDが登録されている。車両IDは、車種ごとに割り振られたIDでもよいし、又は車両1ごとに値が異なるシリアル番号でもよい。なお、車両ID(第1車両ID、第2車両ID)が通信対象IDに相当する。
照合ECU8には、車外にLF(Low Frequency)帯の電波を発信する車外発信機10と、車内にLF帯の電波を発信する車内発信機11と、UHF(Ultra High Frequency)帯の電波を受信する車両チューナ12とが接続されている。図2に示すように、車外発信機10の通信エリアEaは、例えば車両1の周囲約1m程度の狭いエリアで形成される。また、車内発信機11の通信エリアEbは、車内全体に形成される。
図1に示すように、電子キー2には、電子キー2の動作を統括制御するキー制御部13が設けられている。キー制御部13のメモリ14には、キー固有のIDとしてキーIDと、電子キー2と組をなす車両1の車両IDとが登録されている。電子キー2が複数車両対応の場合、メモリ14には、第1車両ID及び第2車両IDが登録される。
キー制御部13には、LF帯の電波を受信可能なLF受信機15と、UHF帯の電波を送信可能なUHF送信機16とが接続されている。電子キー2には、ドアロックを施錠する際に操作する施錠ボタン17と、ドアロックを解錠する際に操作する解錠ボタン18とが設けられている。図3に示すように、電子キー2のUHF送信機16の通信エリアEcは、例えば数m程度の広い範囲で形成される。なお、通信エリアEcが通信範囲に相当する。
図4に示すように、照合ECU8は、車両駐車時、車外発信機10からウェイク信号19を断続的に送信させる。このとき、電子キー2がウェイク信号19を受信すると、車外のスマート通信(車外通信)が開始される。電子キー2は、このウェイク信号19により起動して、アック信号20をUHF電波により送信する。照合ECU8は、アック信号20を車両チューナ12で受信すると、ビークルID信号21をLF電波により送信する。ビークルID信号21には、車両IDが含まれる。電子キー2は、ビークルID信号21を受信するとビークルID照合を行い、ビークルID照合が成立すれば、アック信号22をUHF電波により送信する。なお、スマート通信が第2通信に相当する。
続いて、照合ECU8は、電子キー2とチャレンジレスポンス認証を実行するために、チャレンジ23をLF電波により送信する。チャレンジ23には、送信の度にコードが毎回異なるチャレンジコードと、車両1の何番目の登録キーかを表すキー番号とが含まれている。電子キー2は、チャレンジ23を受信すると、まずキー番号照合を行い、キー番号照合が成立すれば、チャレンジコードを自身の暗号鍵に通してレスポンスコードを生成する。そして、電子キー2は、このレスポンスコードと自身のキーIDとを含むレスポンス24を、UHF電波により送信する。
照合ECU8は、チャレンジ23を電子キー2に送信する際、自身が持つ暗号鍵にチャレンジコードを通して、自らもレスポンスコードを演算する。そして、照合ECU8は、電子キー2からレスポンス24を受信したとき、レスポンス24内のレスポンスコード及びキーIDをともに照合する。照合ECU8は、レスポンス照合及びキーID照合の両方が成立することを確認すると、車外のスマート照合(車外照合)において成立の一条件が満たされたと認識する。
また、電子キー2が車内に位置するときには、車外発信機10に代えて車内発信機11からウェイク信号19が送信され、車内のスマート通信(車内通信)が実行される。このとき、照合ECU8は、車外照合と同様の手順で車内のスマート照合(車内照合)を実行し、ビークルID照合、レスポンスコード照合及びキーID照合が成立することを確認すると、車内照合を成立として処理し、エンジンスイッチ6aによる車両電源状態の遷移操作及びエンジン始動操作を許可する。
さらに、電子キー2で施錠ボタン17や解錠ボタン18が操作されたとき、キー制御部13は、操作ボタンに応じたワイヤレス信号SwlをUHF電波により送信させる。ワイヤレス信号Swlには、キーIDが含まれる。照合ECU8は、電子キー2からのワイヤレス信号Swlを車両チューナ12で受信して通信(ワイヤレス通信)が確立すると、このワイヤレス信号Swl内のキーIDでID照合(ワイヤレス照合)を行い、キーIDが一致すれば、ワイヤレス照合成立の一条件が満たされたと認識する。なお、ワイヤレス通信が第1通信に相当する。
電子キーシステム3には、電子キー2の通信エリアEc内に利用可能な車両1が複数存在していても、これら車両1の中の一台を通信対象として特定する通信対象特定システム25が設けられている。これは、1つ電子キー2で複数の車両1を操作可能としたとき、図3に示すように、電子キー2の通信エリアEc内に車両1(第1車両1a、第2車両1b)が複数位置していると、これら車両1a,1bが同時に操作されてしまい、ユーザが意図しない車両まで動作してしまうからである。
また、第1車両1a及び第2車両1bの各照合ECU8には、電子キー2から電波を受信したときの受信信号強度(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を算出する受信信号強度算出部26が設けられている。受信信号強度算出部26は、ID照合(スマート照合又はワイヤレス照合)において電子キー2から受信した電波、つまりチャレンジ23やワイヤレス信号Swlを受信したときの受信信号強度を算出する。よって、本例の場合、キーIDの認証が行われた後に、通信対象の特定処理が実行される。なお、受信信号強度算出部26が離れ距離検出手段に相当する。
照合ECU8には、受信信号強度算出部26が求めた受信信号強度を電子キー2に通知する受信信号強度通知部27が設けられている。受信信号強度は、車両1と電子キー2との離れ距離r(図3参照)を間接的に表す。受信信号強度通知部27は、算出された受信信号強度データDと、このデータがどの車両1のものであるのかを示す車両IDとを含む受信強度通知信号Rを、車外発信機10から送信させる。受信強度通知信号Rは、例えば複数フレームから構成され、これらフレームのどれかの先頭を電子キー2に受け取らせる。なお、受信信号強度通知部27が通信対象特定手段を構成する。
キー制御部13には、電子キー2が複数の受信強度通知信号Rを受信したとき、これら受信強度通知信号R内に含まれるそれぞれの受信信号強度データDを比較する受信信号強度比較部28が設けられている。受信信号強度比較部28は、これら受信信号強度データDの大小を比較して、電子キー2に対してどの車両1が最も近くに位置するか位置判定を実行する。そして、受信信号強度比較部28は、電子キー2に最も近くに位置する車両1を通信相手として認識する。なお、受信信号強度比較部28が通信対象特定手段を構成する。
キー制御部13には、受信信号強度比較部28により通信相手として特定された車両1に、無線により動作許可を与える通信対象通知部29が設けられている。通信対象通知部29は、いわば各車両1に判定結果を通知して、どの車両1に動作を許可するか決めるためのものであり、判定結果通知信号Kを各車両1に無線送信する。判定結果通知信号Kには、電波送信先の車両IDと、スマート照合成立の活性化可否を決める活性化フラグとが含まれる。なお、通信対象通知部29が通信対象特定手段を構成する。
照合ECU8には、ID照合の成立可否を最終決定するID照合成立最終判定部30が設けられている。ID照合成立最終判定部30は、車両1においてID照合(スマート照合、ワイヤレス照合)が成立すると、ID照合成立を一定時間待機させる。そして、ID照合成立最終判定部30は、待機中の制限時間内に電子キー2から活性化フラグオンを受信すると、ID照合を成立として処理する。一方、ID照合成立最終判定部30は、待機時において制限時間を越えると、ID照合成立を無効として処理する。なお、ID照合成立最終判定部30が通信対象特定手段を構成する。
次に、本例の通信対象特定システム25の動作を、図5〜図8に従って説明する。
まず、図5に示すように、スマート通信(車外通信)において、電子キー2の通信エリアEcに第1車両1a及び第2車両1bが存在する場合を想定する。電子キー2が最初に第1車両1aと車外照合を実行したとすると、電子キー2は、第1車両1aから第1車両IDを含むビークルID信号21aを受信したとき、ビークルID照合を行い、さらに第1車両1aからチャレンジ23aを受信したとき、そのレスポンスを演算する。電子キー2は、レスポンス演算後、キーID及びレスポンスコードを含むレスポンス24aを第1車両1aに返信する。
第1車両1aは、電子キー2からレスポンス24aを受信すると、このレスポンス24aを認証する。また、第1車両1aの受信信号強度算出部26は、第1車両1aがレスポンス24aを受信したときの受信信号強度を算出する。
ここで、第1車両1aがレスポンス認証及び受信信号強度演算を行っているときに、電子キー2が第2車両1bからスマート照合の電波を受信したとする。このとき、電子キー2は、第2車両1bから第2車両IDを含むビークルID信号21bを受信したとき、ビークルID照合を行い、さらに第2車両1bからチャレンジ23bを受信したとき、そのレスポンスを演算する。電子キー2は、レスポンス演算後、キーID及びレスポンスコードを含むレスポンス24bを第2車両1bに返信する。
第2車両1bは、電子キー2からレスポンス24bを受信すると、このレスポンス24bを認証する。また、第1車両1aの受信信号強度算出部26は、第2車両1bがレスポンス24bを受信したときの受信信号強度を算出する。
第1車両1aにおいて受信信号強度演算が終了すると、第1車両1aの受信信号強度通知部27は、レスポンス24aの受信強度に準じた第1車両受信強度通知信号Raを電子キー2に送信する。第1車両受信強度通知信号Raには、第1車両IDの他に、レスポンス24aの受信信号強度を表す第1車両受信信号強度データD1が含まれる。第1車両受信強度通知信号Raは、スマート通信の各種電波と同じ通信範囲にて送信される。
なお、先のレスポンス認証でレスポンス24aにてチャレンジレスポンス認証は成立しているが、第1車両1aのID照合成立最終判定部30は、この時点では車外照合を成立とはせず、照合成立を一定時間待機させる。この待機時間は、処理時間がコンマ何秒という非常に短時間のスマート通信の中の、ごく僅かな時間であるため、ユーザにとって気にならない時間帯である。
電子キー2は、レスポンス返信後、第1車両受信強度通知信号Raを受信すると、他車両から他の受信強度通知信号Rを受信するか否かを見るために、一定時間待機する。この待機時間も、スマート通信の中のごく僅かな時間帯である。
第2車両1bにおいて受信信号強度演算が終了すると、第2車両1bの受信信号強度通知部27は、レスポンス24bの受信強度に準じた第2車両受信強度通知信号Rbを電子キー2に送信する。第2車両受信強度通知信号Rbには、第2車両IDの他に、レスポンス24bの受信信号強度を表す第2車両受信信号強度データD2が含まれる。第2車両受信強度通知信号Rbも、スマート通信の各種電波と同じ通信範囲にて送信される。
電子キー2は、第1車両受信強度通知信号Raを受信してから、待機中の制限時間内に第2車両受信強度通知信号Rbを受信すると、これら信号内に含まれる受信信号強度データDを比較する。つまり、受信信号強度比較部28は、第1車両受信信号強度データD1と第2車両受信信号強度データD2とを比較し、どちらの値が大きいか判定する。要は、受信信号強度比較部28は、電子キー2に対してどの車両1が最も近くに位置するのか位置判定を実行する。そして、受信信号強度比較部28は、受信信号強度の大きい側を通信相手として判定し、この判定結果を通信対象通知部29に出力する。
通信対象通知部29は、受信信号強度比較部28の判定結果を、UHF送信機16から第1車両1a及び第2車両1bの各々に通知する。例えば、第1車両1aの方が電子キー2に近いと判定したとき、通信対象通知部29は、動作を許可する判定結果通知信号Kaを第1車両1aに送信し、動作を不許可とする判定結果通知信号Kbを第2車両1bに送信する。なお、判定結果通知信号Kaには、第1車両ID及び活性化フラグオンが含まれ、判定結果通知信号Kbには、第2車両ID及び活性化フラグオフが含まれる。
第1車両1aのID照合成立最終判定部30は、この判定結果通知信号Kaを車両チューナ12で受信すると、活性化フラグオンを動作トリガとして車外照合を成立として処理する。よって、第1車両1aのドアロック施解錠が許可又は実行される。一方、第2車両1bのID照合成立最終判定部30は、判定結果通知信号Kbを車両チューナ12で受信すると、活性化フラグオフを動作トリガとして車外照合を無効とする。よって、第2車両1bでは、ドアロック施解錠が不可となり、そのままの状態が維持される。
一方、図6に示すように、スマート通信(車外通信)において、電子キー2の通信エリアEcに第1車両1aのみが存在する場合を想定する。このときは、電子キー2が第1車両受信強度通知信号Raを受信して待機状態をとった後、制限時間内に他の車両から受信強度通知信号Rを受け付けない。よって、制限時間のタイムアップ後、通信対象通知部29は、第1車両1aに判定結果通知信号Ka(活性化フラグオン)を送信して、車外照合を成立として処理する。
続いて、図7に示すように、ワイヤレス通信において、電子キー2の通信エリアEcに第1車両1a及び第2車両1bが存在する場合を想定する。車外で電子キー2の施錠ボタン17や解錠ボタン18が操作されると、電子キー2はUHF送信機16からワイヤレス信号Swlを送信する。ワイヤレス信号Swlには、操作ボタンに応じた機能コードが含まれるとともに、複数フレームで送信される。第1車両1a及び第2車両1bは、ともにワイヤレス信号Swlを受信する。
第1車両1a及び第2車両1bは、電子キー2からワイヤレス信号Swlを受信すると、ワイヤレス信号Swlに含まれるキーIDでワイヤレス照合をそれぞれ行う。また、第1車両1a及び第2車両1bのそれぞれの受信信号強度算出部26は、受信したワイヤレス信号Swlの受信信号強度を各々算出する。
第1車両1aで受信信号強度演算が終了すると、第1車両1aの受信信号強度通知部27は、第1車両受信強度通知信号Raを電子キー2に送信する。また、第2車両1bで受信信号強度演算が終了すると、第2車両1bの受信信号強度通知部27は、第2車両受信強度通知信号Rbを電子キー2に送信する。
なお、車両1a,1bがこれら受信強度通知信号Ra,Rbを電子キー2に送信するとき、これら電波が混信しないように、時間差を持たせて受信強度通知信号Ra,Rbを送信させてもよい。この場合、例えばワイヤレス信号Swl内に、受信強度通知信号Ra,Rbをいつ送信するのか、その送信タイミングを指定する情報を付加すればよい。
なお、先のワイヤレス認証でキーIDにてキー認証は成立しているが、第1車両1a及び第2車両1bの各々のID照合成立最終判定部30は、この時点ではワイヤレス照合を成立とはせず、照合成立を一定時間待機させる。この待機時間は、処理時間がコンマ何秒という非常に短時間のワイヤレス通信の中の、ごく僅かな時間であるため、ユーザにとって気にならない時間帯である。
電子キー2は、第1車両受信強度通知信号Raを受信すると、他の受信強度通知信号Rの受け付け有無を確認すべく待機状態に入る。電子キー2は、第1車両受信強度通知信号Raを受信してから、待機中の制限時間内に第2車両受信強度通知信号Rbを受信すると、これら信号内に含まれる受信信号強度データDを受信信号強度比較部28によって比較する。そして、受信信号強度比較部28は、受信信号強度が大きい側を、電子キー2に最も近い車両1として判定し、この車両1を通信相手と認識する。受信信号強度比較部28は、この通信相手の判定結果を通信対象通知部29に出力する。
通信対象通知部29は、通信許可を与える車両1、つまり第1車両1aに、判定結果通知信号Kaを送信する。本例の場合、判定結果通知信号Kaには、電波送信先を特定するための第1車両IDと、待機中のワイヤレス照合成立に成立許可を与える動作命令とが含まれる。判定結果通知信号Kaは、第1車両IDが含まれていることから、第1車両1aで受信され、第2車両1bでは受信されない。
第1車両1aのID照合成立最終判定部30は、待機中に判定結果通知信号Kaを取得すると、判定結果通知信号Ka内の動作命令を動作トリガとしてワイヤレス照合を有効とする。よって、第1車両1aのドアロック施解錠が実行される。また、第2車両1bのID照合成立最終判定部30は、待機中の制限時間内に判定結果通知信号K相当の信号を受信できないので、制限時間のタイムアップ後、ワイヤレス照合を無効とする。よって、第2車両1bでは、ドアロック施解錠が不可となり、そのままの状態が維持される。
一方、図8に示すように、ワイヤレス通信において、電子キー2の通信エリアEaに第1車両1aのみが存在する場合を想定する。このときは、電子キー2が第1車両受信強度通知信号Raを受信して待機状態をとった後、制限時間内に他の車両から受信強度通知信号Rを受け付けない。よって、制限時間のタイムアップ後、通信対象通知部29は、第1車両1aに判定結果通知信号Ka(動作命令)を送信して、ワイヤレス照合を成立として処理する。
以上により、本例においては、電子キー2から受信した電波(レスポンス24、ワイヤレス信号Swl)の受信信号強度を車両1で演算可能とし、仮に電子キー2の通信エリアEc内に利用可能な車両1が複数存在していた場合には、受信信号強度が最も高いという、電子キー2の最も近くに位置する車両1に動作許可を与える。よって、電子キー2の通信エリアEc内に利用可能な車両1が複数存在していたとしても、ユーザが意図する所定の1台のみを操作可能とすることができる。
本実施形態の構成によれば、以下に記載の効果を得ることができる。
(1)電子キー2で無線により車両1を操作するとき、電子キー2の通信エリアEc内に複数の車両1が存在していた場合には、電子キー2の最も近くに位置する車両1にのみ通信を許可する。本例の場合、電子キー2と各車両1との間の離れ距離rは、電子キー2からの電波を車両1が受信したときの受信信号強度で判定する。よって、電子キー2の通信エリアEc内に複数存在していても、特定の1台のみを操作することができる。
(2)ID照合でやり取りする各種電波にIDコード(キーID、車両ID)を含ませ、電波の送信元や送信先を特定可能とする。よって、これら電波でID照合を行うことが可能となるので、ID照合の通信をより高いセキュリティ性のものとすることができる。
(3)電子キー2にどの車両1が最も近いのかを、電子キー2からの電波を車両1が受信したときの受信信号強度により判定するので、受信信号強度という距離をより忠実に表すパラメータによって、どの車両1が電子キー2に最も近いのかを特定することができる。
(4)ID照合の成立を条件に、どの車両1が電子キー2に最も近いかの位置判定が行われるので、ID照合が成立して初めて、電子キー2の位置判定に移行することになる。よって、ID照合が成立しなければ、車両1の位置判定が行われないので、位置判定を無駄に実行させずに済む。
(5)通信対象特定システム25をスマート通信に採用したので、スマート通信時において電子キー2の通信エリアEc内に車両1が複数存在していても、電子キー2に最も近い1台のみを操作することができる。また、電子キー2はワイヤレス通信も可能であるので、ワイヤレス通信において電子キー2の通信エリアEc内に車両1が複数存在していても、電子キー2に最も近い1台のみを操作することができる。
(6)車両1にキー操作フリーシステム及びワイヤレスキーシステムの両方を搭載したので、システムを汎用性の高いものとすることができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・離れ距離検出手段は、受信信号強度算出部26に限定されない。例えば、図9に示すように、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)でもよい。この場合、車両1及び電子キー2の各々にGPS51,52を設け、これらGPS51,52から取得する位置情報を基に、電子キー2に対する各車両1の位置を特定する。このようにしても、電子キー2に対する各車両1の位置特定は可能である。
・離れ距離検出手段は、図10に示すように、受信電波の到来方向を推定することにより波源の位置を特定する電波到来方向推定システム55でもよい。この場合、例えば電子キー2にアレーアンテナ56を搭載し、アレーアンテナ56で車両1からの電波の波源位置を特定することにより、電子キー2に対する各車両1の位置を特定する。
・どの車両1が最も近くに位置するかの判定は、電子キー2側で実行されることに限らず、図11に示すように、車両1側で行ってもよい。この場合、例としては、各車両1a,1bで計算したRSSIを、車車間通信を用いて車両1a,1b同士で共有し、それを各車両1a,1bで比較して、最大強度のものに通信を許可する。この場合、最大受信強度の車両(ここでは車両1a)から、他の車両に動作不可命令を送信してもよい。また、通信相手が特定された後、通信が許可された車両(ここでは車両1a)から動作許可通知信号を電子キー2に通知してもよい。
・スマート通信において、活性化フラグのオンオフの通知にて、位置判定の結果を車両1に通知することに限定されない。例えば、電子キー2との通信を許可する車両1にのみ信号を送ることにより、通信を許可しない車両1はそのまま放置することによって、通信を許可しない車両1のID照合を無効化してもよい。
・ワイヤレス通信において、通信を許可しない車両1には、信号を何も送らず放置することによって、ID照合を無効化することに限定されない。つまり、ID照合を無効化する通知を電子キー2から車両1に送ってもよい。
・キーIDや車両IDは、固定値に限らず、変更登録可能としてもよい。
・車両1は、スマート通信及びワイヤレス通信の両方とも行われることに限定されず、これらのうちの一方のみ実行されるものでもよい。
・受信信号強度の算出は、車両1側で行うことに限定されず、電子キー2側で実行してもよい。
・ID照合の双方向通信は、キー操作フリーシステムに準じた通信に限定されず、例えばイモビライザー通信を用いてもよい。
・電子キーシステム3は、車両1から電子キー2への往路と、電子キー2から車両1への復路とで、電波の周波数が異なることに限定されず、同じとしてもよい。
・電子キーシステム3で使用する周波数は、LFやUHFに限定されず、例えばHF等の他の帯域を使用してもよい。
・電子キー2は、キー形状をなした部材に限定されず、カード形状のものなど、種々のものを広く含む。
・車両1の位置判定は、ID照合の成立を条件に実行されることに限らず、例えばID照合と並行して行われてもよい。
・通信対象特定システム25は、車外でのキー照合にのみ採用されることに限定されず、例えばスマート通信の車内照合に応用してもよい。
・ワイヤレス通信は、電子キー2からのみ車両1に信号を送信する単なる単方向通信に限定されず、車両1と信号をやり取りする双方向通信も広義として含む。
・通信対象は、車両1に限定されず、他の機器や装置としてもよい。
次に、上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(イ)請求項1〜5のいずれかにおいて、前記ID照合の通信は、前記通信対象からID返信要求信号を送信し、当該ID返信要求信号を前記電子キーが受信すると、当該電子キーが前記ID信号を前記通信対象に送信する第2通信である。この構成によれば、第2通信に本構成を採用したので、第2通信において電子キーの通信範囲内に通信対象が複数存在していたとしても、電子キーに最も近い特定の1つのみを操作することが可能となる。
(ロ)請求項1〜5のいずれかにおいて、前記ID照合の通信は、前記電子キーでの遠隔操作によって、当該電子キーが前記ID信号を前記通信対象に送信する第1通信である。この構成によれば、第1通信に本構成を採用したので、第1通信において電子キーの通信範囲内に通信対象が複数存在していたとしても、電子キーに最も近い特定の1つのみを操作することが可能となる。
1(1a,1b)…通信対象としての車両、2…電子キー、25…通信対象特定システム、26…離れ距離検出手段としての受信信号強度算出部、27…通信対象特定手段を構成する受信信号強度通知部、28…通信対象特定手段を構成する受信信号強度比較部、29…通信対象特定手段を構成する通信対象通知部、30…通信対象特定手段を構成するID照合成立最終判定部、Sid,Swl…ID信号、r…離れ距離、Ec…通信範囲としての通信エリア。

Claims (6)

  1. 電子キーから送信されたID信号を通信対象が受信したとき、当該ID信号でID照合が実行され、当該ID照合が成立すると前記通信対象の動作が実行又は許可される電子キーの通信対象特定システムにおいて、
    前記電子キーの通信範囲内に複数の通信対象が存在していて、前記電子キーがこれらと通信が確立したとき、それぞれの前記通信対象が前記電子キーからどれだけ離れているか、その離れ距離を検出する離れ距離検出手段と、
    前記離れ距離検出手段の検出結果を基に、前記通信対象のうち最も前記電子キーの近くに位置するものに通信を許可する通信対象特定手段と
    を備えたことを特徴とする電子キーの通信対象特定システム。
  2. 前記電子キーには、当該電子キーのキーIDと、当該電子キーで操作可能な前記通信対象の各々の通信対象IDとが登録され、それぞれの前記通信対象には、自身の前記通信対象IDと、自身に対応付けられた前記電子キーの前記キーIDとが登録された電子キーの通信対象システムであって、
    前記電子キー及び通信対象は、前記キーID又は前記通信対象IDを用いて、送信する電波の送信元又は送信先を特定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子キーの通信対象特定システム。
  3. 前記離れ距離検出手段は、電波の受信信号強度を基に離れ距離を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子キーの通信対象特定システム。
  4. 前記通信対象特定手段は、前記電子キー側で前記離れ距離の大小を比較するものであり、この比較の処理を、前記電子キーと前記通信対象とが前記ID照合の通信を行った後に、当該ID照合とは別の処理として実行する
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の電子キーの通信対象特定システム。
  5. 前記通信対象特定手段は、前記通信対象側で前記離れ距離の大小を比較するものである
    ことを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の電子キーの通信対象特定システム。
  6. 前記電子キーからの信号をトリガとして通信を実行する第1通信と、前記通信対象からの信号をトリガとして通信を実行する第2通信との両方で、前記ID照合が可能な電子キーの通信対象特定システムであって、
    前記通信対象特定手段の処理は、前記第1通信及び前記第2通信の両方で実行可能である
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の電子キーの通信対象特定システム。
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