JP2012025111A - 液体噴射装置 - Google Patents
液体噴射装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012025111A JP2012025111A JP2010168292A JP2010168292A JP2012025111A JP 2012025111 A JP2012025111 A JP 2012025111A JP 2010168292 A JP2010168292 A JP 2010168292A JP 2010168292 A JP2010168292 A JP 2010168292A JP 2012025111 A JP2012025111 A JP 2012025111A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- liquid
- liquid ejecting
- closing
- ejecting apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】シートSに対してインクを噴射する記録ヘッド29と、記録ヘッド29からインクを廃インクとして排出チューブ32を通じて排出させるメンテナンス動作を実行可能なメンテナンスユニット19と、装置本体12内における排出チューブ32の下流端と対応する位置に着脱可能とされ、装着された状態で排出チューブ32の下流端から排出される廃インクを受容可能な廃インクタンク34と、装置本体12内における装着位置に対する廃インクタンク34の着脱時に開閉動作するように装置本体12に設けられた開閉扉18と、開閉扉18の開閉動作を許容する許容位置及び開閉扉18の開閉動作を規制する規制位置の間で変位可能であって常には規制位置に位置するロール体収容部14とを備えた。
【選択図】図2
Description
上記構成によれば、開閉部材の開閉動作を規制するための専用の部材を設けることが不要となるため、部品点数を低減することができる。
搬送部20には、シートSの搬送経路に沿って複数の搬送ローラー23〜26が設けられている。そして、これらの搬送ローラー23〜26は、ロール体収容部14内のロール体Rから巻き解かれて繰り出されるシートSを印刷部21に向けて搬送するようになっている。
さて、廃インクタンク34には、記録ヘッド29のクリーニング動作時に記録ヘッド29から吐出される廃インクが回収されるようになっている。ここで、廃インクタンク34に回収される廃インクの液量が所定量(すなわち、廃インクタンク34における廃インクの回収限度量)を上回ると、廃インクタンク34に対して廃インクを回収することができなくなる。そこで、廃インクタンク34を装置本体12から取り出して廃インクタンク34から廃インクを取り除いた上で、この廃インクタンク34を装置本体12内に再び装着することが望ましい。この場合、装置本体12から廃インクタンク34を取り出すためには、装置本体12内において廃インクタンク34の装着位置が設けられた空間域を開閉扉18の開放動作を通じて外部に開放することが必要となる。
(1)メンテナンスユニット19による記録ヘッド29のメンテナンス動作を行った直後に廃インクタンク34を取り外すために開閉扉18の開放動作を実行しようとしても、開閉扉18を開放するためにはロール体収容部14を規制位置から許容位置に向けて変位させる動作が必要となる。すなわち、開閉扉18の開放動作に際して、ロール体収容部14を規制位置から許容位置に変位させるまでの間に時間を要する。そのため、開閉扉18を開放する時点においては、メンテナンスユニット19のメンテナンス動作を完了させた時点から少しは時間が経過した状態とすることができる。その結果、この時点において開閉扉18を開放して装置本体12内の装着位置から廃インクタンク34を取り外したとしても、排出チューブ32の下流端から廃インクが滴下するようなことは殆どない。したがって、メンテナンスユニット19によるメンテナンス動作後に廃インクタンク34を取り外した場合において装置本体12内の汚染を抑制することができる。
・上記実施形態において、ロール体収容部14は、規制位置に位置した状態において開閉扉18の把持部18aを装置本体12の外側から覆わないように構成してもよい。すなわち、ロール体収容部14は、開閉扉18の把持部18aを覆わなくても、規制位置では開閉扉18の開放動作を規制するように、開閉扉18の移動範囲内に位置する構成であればよい。
・上記実施形態において、許容位置から規制位置へのロール体収容部14の変位を検出する変位センサーを検出手段として設けてもよい。そして、プリンター11の動作を統括的に制御する制御手段としての制御装置が、変位センサーがロール体収容部14の変位を検出した場合に出力する検出信号に基づき、プリンター11の稼動を停止させるようにしてもよい。
・上記各実施形態において、液体噴射装置として、インク以外の他の液体を噴射したり吐出したりする液体噴射装置を採用しても良い。微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッド等を備える各種の液体消費装置に流用可能である。なお、液滴とは、上記液体噴射装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう液体とは、液体消費装置が噴射させることができるような材料であれ良い。例えば、物質が液相であるときの状態のものであれば良く、粘性の高い又は低い液状態、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような流状態、また物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなどを含む。また、液体の代表的な例としては上記実施例の形態で説明したようなインク等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種流体組成物を包含するものとする。液体消費装置の具体例としては、例えば液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ、面発光ディスプレイ、カラーフィルタの製造などに用いられる電極材や色材などの材料を分散または溶解のかたちで含む液体を噴射する液体噴射装置、バイオチップ製造に用いられる生体有機物を噴射する液体噴射装置、精密ピペットとして用いられ試料となる流体を噴射する液体噴射装置、捺染装置やマイクロディスペンサ等であってもよい。さらに、時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置、光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置、基板などをエッチングするために酸又はアルカリ等のエッチング液を噴射する液体噴射装置を採用してもよい。
Claims (5)
- ターゲットに対して液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記液体噴射ヘッドから前記液体を廃液として廃液流路を通じて排出させるメンテナンス動作を実行可能なメンテナンスユニットと、
装置本体内における前記廃液流路の下流端と対応する装着位置に着脱可能とされ、前記装着位置に装着された状態で前記廃液流路の下流端から排出される前記廃液を受容可能な廃液タンクと、
前記装置本体内における前記装着位置に対する前記廃液タンクの着脱時に開閉動作するように前記装置本体に設けられた開閉部材と、
前記開閉部材の開閉動作を許容する許容位置及び前記開閉部材の開閉動作を規制する規制位置の間で変位可能であって常には前記規制位置に位置する規制部材と
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載の液体噴射装置において、
前記規制部材は、前記ターゲットを収容可能に形成されたターゲット収容体であることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置において、
前記規制位置から前記許容位置への前記規制部材の変位を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記規制部材の変位を検出した場合に、前記液体噴射装置の稼動を停止させる制御手段と
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の液体噴射装置において、
前記規制位置から前記許容位置への前記規制部材の変位を検出する検出手段と、
前記検出手段が前記規制部材の変位を検出した場合に、前記メンテナンスユニットによる前記液体噴射ヘッドに対するメンテナンス動作を停止させる制御手段と
を備えたことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1〜請求項4のうち何れか一項に記載の液体噴射装置において、
前記開閉部材は、当該開閉部材の開閉動作の際に操作される操作部を有すると共に、
前記規制部材は、前記規制位置に位置した状態では前記操作部を外部からの操作不能に覆うことを特徴とする液体噴射装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010168292A JP5614146B2 (ja) | 2010-07-27 | 2010-07-27 | 液体噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010168292A JP5614146B2 (ja) | 2010-07-27 | 2010-07-27 | 液体噴射装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012025111A true JP2012025111A (ja) | 2012-02-09 |
JP5614146B2 JP5614146B2 (ja) | 2014-10-29 |
Family
ID=45778637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010168292A Expired - Fee Related JP5614146B2 (ja) | 2010-07-27 | 2010-07-27 | 液体噴射装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5614146B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024562A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP7459498B2 (ja) | 2019-12-16 | 2024-04-02 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583359U (ja) * | 1978-12-04 | 1980-06-09 | ||
JP2002023438A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2003246046A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置およびその制御方法 |
JP2005254636A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2005254791A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-09-22 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
JP2008049639A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Seiko Epson Corp | 廃インク貯留構造及びこれを備えたインクカートリッジ並びにインクジェットプリンタ |
JP2010012652A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
2010
- 2010-07-27 JP JP2010168292A patent/JP5614146B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5583359U (ja) * | 1978-12-04 | 1980-06-09 | ||
JP2002023438A (ja) * | 2000-07-06 | 2002-01-23 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2003246046A (ja) * | 2002-02-25 | 2003-09-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | インクジェット記録装置およびその制御方法 |
JP2005254791A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-09-22 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
JP2005254636A (ja) * | 2004-03-12 | 2005-09-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008049639A (ja) * | 2006-08-28 | 2008-03-06 | Seiko Epson Corp | 廃インク貯留構造及びこれを備えたインクカートリッジ並びにインクジェットプリンタ |
JP2010012652A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015024562A (ja) * | 2013-07-26 | 2015-02-05 | ブラザー工業株式会社 | インクジェット記録装置 |
JP7459498B2 (ja) | 2019-12-16 | 2024-04-02 | ブラザー工業株式会社 | 液体吐出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5614146B2 (ja) | 2014-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100356457B1 (ko) | 잉크 제트 프린터 | |
JP5935338B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017052117A (ja) | 液体噴射装置及びクリーニング装置 | |
JP5974521B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
TWM472623U (zh) | 液體噴射裝置 | |
JP2013215910A (ja) | 液体除去装置及び液体噴射装置 | |
JP6160270B2 (ja) | メンテナンスユニット、および液体噴射装置 | |
JP2014168881A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5614146B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5621356B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2013111844A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5756593B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2011067964A (ja) | 液体噴射装置、液体噴射方法 | |
JP2014240202A (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 | |
JP6064333B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP5482270B2 (ja) | メンテナンス装置、液体噴射装置、及びメンテナンス方法 | |
JP5732944B2 (ja) | 廃液収容体及び液体消費装置 | |
JP2010030143A (ja) | 流体収容容器及び流体噴射装置 | |
US10569539B2 (en) | Liquid ejection apparatus | |
JP2011161898A (ja) | 流体噴射装置 | |
JP5857748B2 (ja) | 液体噴射装置 | |
JP2010126350A (ja) | ロール体支持システム及び記録装置 | |
JP5630148B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2020032662A (ja) | インクジェットプリンター | |
JP5910131B2 (ja) | 液体噴射装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130318 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131106 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131112 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140812 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140825 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5614146 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |