JP2012023794A - 可動磁石型リニアアクチュエータ - Google Patents

可動磁石型リニアアクチュエータ Download PDF

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Abstract

【課題】永久磁石の磁束分布を適切に調整可能な可動磁石型リニアアクチュエータを提供する。
【解決手段】可動磁石型リニアアクチュエータは、固定子1に対し可動子2を相対往復移動させる磁気回路mcを有する。磁気回路mcは、固定子1を構成する固定子コア10と、可動子2を構成する可動子コア20と、可動子コア20のうち固定子コア10に対向する対向部20aに往復動方向に沿って配列され各々の固定子コア10に臨む側の面の磁極を反転させた対をなす永久磁石12a・12bと、固定子コア10に巻回されるコイル11とを含んで構成される。磁束経路である可動子コア20の対向部20aの一部と永久磁石12bとの間に、対向部20aの一部を切り欠いた状態にして可動子コア20に比べて透磁率の低い空隙部30を形成することで永久磁石12a・12bの磁束分布を空隙部30がない場合に比べて変更する磁束分布調節部3を構成している。
【選択図】図2

Description

本発明は、永久磁石で生ずる磁束を利用して可動子を往復移動させる可動磁石型リニアアクチュエータに係り、特に磁束分布の調節を適正化した可動磁石型リニアアクチュエータに関するものである。
可動磁石型リニアアクチュエータは、例えば特許文献1に例示されるように、通電がなされることにより固定子に対し可動子を相対往復移動させる磁気回路を主体としている。磁気回路は、固定子を構成する固定子コアと、可動子を構成する可動子コアと、この可動子コアのうち固定子コアに対向する対向部に往復動方向に沿って配列され各々の固定子コアに臨む側の面の磁極を反転させた対をなす永久磁石と、固定子コアに巻回されるコイルとを含んで構成されており、コイルへの通電により生じる磁束が対をなす永久磁石のうち所要の方向に位置する磁石で生じる磁束を弱め、他方の磁石で生じる磁束を強めることにより可動子を固定子コアに対して相対往復移動させるものである。
特開2001−330329号公報
永久磁石により可動子コアと固定子コアとの間に発現する磁束は、上記のようにコイルへの通電によって駆動する可動子の動作特性等のアクチュエータの仕様を決定するものであるので、例えば目的や用途に応じた動作特性になるように磁束分布が調整可能であることが望ましい。
しかしながら、永久磁石の厚みや材質等を変更することで磁束分布を変更することが考えられるものの、複数種の永久磁石を用いることで使用部品が増加することや永久磁石に要するコストが増えることで製造コストが増大してしまう。しかも、永久磁石の厚みや材質には制約があることから、磁束分布の微調整が難しいものである。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、製造コストを増大させることなく、永久磁石の磁束分布を適切に調整可能な可動磁石型リニアアクチュエータを提供することである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の可動磁石型リニアアクチュエータは、固定子に対し可動子を相対往復移動させるリニアアクチュエータであって、前記固定子を構成する固定子コアと、前記可動子を構成する可動子コアと、前記可動子コアのうち前記固定子コアに対向する対向部に往復動方向に沿って配列され各々の固定子コアに臨む側の面の磁極を反転させた対をなす永久磁石と、前記固定子コアに巻回されるコイルとを含んで構成される磁気回路を備え、コイルへの通電により生じる磁束が前記対をなす永久磁石のうち所要の方向に位置する磁石で生じる磁束を弱め、他方の磁石で生じる磁束を強めることにより可動子を往復移動させるものであり、磁束経路である可動子コアの対向部の一部と永久磁石との間に、対向部の一部を切り欠いた状態にして可動子コアに比べて透磁率の低い空隙部を形成することで永久磁石の磁束分布を前記空隙部がない場合に比べて変更する磁束分布調節部を構成していることを特徴とする。
このように、可動子を構成する可動子コアの対向部を切り欠いた状態にして空隙部を形成するだけで、永久磁石の磁束分布が所望の磁束分布になるように調整可能であるので、複数種の永久磁石を用いる場合に比べて製造コストの増大を伴うことなく、所望の動作特性になるように磁束分布を調節することや、装置の向き等の取付状態に応じて磁束分布を調節することが可能となる。しかも、可動子を構成する可動子コアの対向部を切り欠いた状態にして空隙部を形成するだけなので、新たな部品の追加や製造工程の大幅な変更を必要とせず、製造コストの低減を追求することが可能となる。
製造コストの増大や装置の大型化を伴うことなく、可動子に作用する重力と永久磁石の磁束によるオフセット力との釣り合い点であるオフセット位置を適切に調整するためには、前記磁気回路は、コイルへの通電がなされていない状態において永久磁石で生じる磁束によって可動子にオフセット力を作用させるものであり、前記磁束分布調節部によって、前記可動子に作用する重力と前記永久磁石によるオフセット力との釣り合い点であるオフセット位置を前記空隙部がない場合に比べて変化させていることが好ましい。
可動子に作用する重力と永久磁石の磁束によるオフセット力との釣り合い点であるオフセット位置を反重力方向に変更するためには、前記対をなす永久磁石のうち重力方向側の永久磁石に対向する対向部にのみ前記空隙部が形成されていることが望ましい。
固定子コアに対する可動子の相対位置と磁気バネのバネ力との関係である磁気バネ特性の新たな態様を実現するためには、前記磁気回路は、コイルへの通電がなされている場合において永久磁石で生じる磁束によって固定子コアに対する可動子の相対位置に応じて変化する磁気バネのバネ力が前記コイルへの通電によって生じる電磁駆動力に重畳して可動子に作用するものであり、前記磁束分布調節部によって、固定子コアに対する可動子の相対位置と磁気バネのバネ力との関係である磁気バネ特性を前記空隙部がない場合に比べて変化させていることが好ましい。
アクチュエータを制御要素として用いる場合において制御精度や効率を向上させるためには、前記対向部のうち前記可動子の可動方向と同一である軸心方向両端部を残し、両端部に挟まれる部位を切り欠いた状態にして形成されていることが効果的である。
通電により可動子を往復動させる電磁駆動力を増大させるために永久磁石が複数対をなす構成にした場合であっても磁束分布を調節可能とするためには、前記永久磁石は複数対をなしていて、各々の対をなす永久磁石のうち少なくとも一方の永久磁石と当該永久磁石に対向している対向部との間に前記空隙部が形成されていることが挙げられる。
本発明は、以上説明したように、固定子コアの対向部を切り欠いた状態にして空隙部を形成するだけで磁束分布が調節可能となるので、複数種の永久磁石を用いる場合に比べて製造コストの増大を伴うことなく、所望の動作特性になるように磁束分布を調節することや、装置の向き等の取付状態に応じて磁束分布を調節することが可能となる。しかも、固定コアの対向部を切り欠いた状態にして空隙部を形成するだけなので、新たな部品の追加や製造工程の大幅な変更を必要とせず、製造コストの低減を追求することが可能となる。したがって、製造コストの削減や制御精度の向上、高効率化等に適した可動磁石型リニアアクチュエータを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータを模式的に示す横断面図。 図1に示す可動磁石型リニアアクチュエータのA−A縦断面図。 コイルへの通電により可動子を往復移動させる動作に関する説明図。 永久磁石の磁束による可動子に生ずる推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)に関する説明図。 固定子コアに対する可動子の相対位置と永久磁石の磁束により可動子に生ずる推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)との関係を示す説明図。 オフセット位置について空隙部を形成する場合と空隙部がない場合とを比較して示す説明図。 固定子コアに対する可動子の相対位置と永久磁石の磁束により可動子に生ずる推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)との関係について、空隙部を形成する場合と空隙部がない場合とを比較して示す説明図。 本発明の他の実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータの縦断面図。 図8に示す実施形態において、固定子コアに対する可動子の相対位置と永久磁石の磁束により可動子に生ずる推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)との関係について空隙部を形成する場合と空隙部がない場合とを比較して示す説明図。 本発明の上記以外の実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータの縦断面図。 図10に示す実施形態において、固定子コアに対する可動子の相対位置と永久磁石の磁束により可動子に生ずる推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)との関係について空隙部を形成する場合と空隙部がない場合とを比較して示す説明図。 本発明の上記以外の実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータの縦断面図。 本発明の上記以外の実施形態に係る可動磁石型リニアアクチュエータの縦断面図。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態の可動磁石型リニアアクチュエータは、図1及び図2に示すように、固定子1の径方向内側に可動子2を配置するインナーロータ型のリニアアクチュエータであり、略筒状をなす固定子1と、この固定子1の径方向内側に配置され軸心方向(往復動方向)に沿って往復移動可能な可動子2と、この可動子2を往復移動させる磁気回路mcとを有している。なお、径方向外側は、軸心から遠ざかる方向をいい、径方向内側は、軸心に近づく方向をいうのであって、図に示されているように可動子や固定子の形状が円柱や円筒に限られることを意味するものではない。
固定子1は、略筒状をなし内壁10aから径方向内側に向けて延出する一対の突極部10b・10bが形成される固定子コア10と、この突極部10b・10bに巻回されるコイル11とを有している。固定子コア10は、図示しない複数の固定子コア板を軸心方向に沿って積層して固定することで構成されている。
可動子2は、固定子コア10の突極部10b・10b同士の間に配置される略棒状の可動子コア20と、この可動子コア20のうち固定子コア10の突極部10b・10bに対向する対向部20a(対向面)に軸心方向(往復動方向)に沿って配列される対をなす永久磁石12(12a・12b)とを有している。対をなす永久磁石12a・12bは、各々の固定子コア10に臨む側の面の磁極が反転されて配置されている。可動子コア20は、上記固定子1を構成する固定子コア10と同様に、図示しない複数の可動子コア板を軸心方向に沿って積層配置して固定することで構成されている。また、可動子2は、その軸心方向両側を図示しない板バネ等の機械バネ部に支持させることにより、軸心方向に沿った往復移動を可能としている。
磁気回路mcは、上記の可動子コア20と、固定子コア10と、対をなす永久磁石12(12a・12b)と、コイル11とを含んで構成されるもので、コイル11への通電によって可動子2を往復移動させるものである。本実施形態では、磁気回路mcを構成する複数の要素部品のうち可動子2を構成する要素部品を永久磁石12及び可動子コア20として可動磁石型(ムービングマグネット型)のアクチュエータを構成している。具体的には、コイル11に通電されていない場合は、図3(a)に示すように、対をなす永久磁石12a・12bにより可動子2の往復動方向両側に互いに向きの異なる磁束mf1・mf2が発現する。この場合、コイル11へ正方向に通電を行うと、図1及び図3(b)に示すように、コイル11への通電により磁束mfが生じ、永久磁石12で生じる二つの磁束mf1・mf2のうちコイル11による磁束mfと同方向である磁束mf1が強まり他方の磁束mf2が弱まり、可動子2の磁束の強い側が固定子コア10に近づくように電磁駆動力F1が作用して可動子2がX1方向に移動する。一方、コイル11へ逆方向に通電した場合には、図3(c)に示すように、電磁駆動力F2が作用してX2方向の逆方向であるX1方向に可動子2が移動する。すなわち、磁気回路mcは、コイル11への通電により生じる磁束mfが対をなす永久磁石12a・12bのうち所要の方向に位置する磁石12a(12b)で生じる磁束mf2(mf1)を弱め、他方の磁石12b(12a)で生じる磁束mf1を強めることにより可動子2に電磁駆動力F1(F2)を作用させて可動子2を往復移動させるものである。
さらに、磁気回路mcは、永久磁石12で生じる磁束によって可動子2に推力を作用させる。すなわち、図4(a)において磁束密度を線の間隔で模式的に示すように、可動子2の往復動方向両側の磁束密度が等しい位置ps1に可動子2がある場合に、図4(b)に示すように、例えば可動子2をX1方向に変位させるほど、X2方向側の磁束経路が広くなる一方で、X1方向側の磁束経路が狭くなることから、X2方向側の磁束密度が弱まり、X1方向側の磁束密度が強くなる。この場合、可動子2の往復動方向両側の磁束密度が等しくなる位置ps1へ移動するように可動子2に対して推力F3が作用する。この推力F3は、図5に示すように、固定子コア10に対する可動子2の相対位置(可動子の可動範囲の中心からの変位量)に応じて大きさ及びその向きが変化することから磁気バネのバネ力と称されるとともに、可動子2が所定の位置(変位量0)から変位した場合に可動子2を所定の位置(変位量0)に戻すように作用することからオフセット力とも称される。この推力F3(磁気バネのバネ力、オフセット力)は、磁束密度や磁束分布、可動子コア20と永久磁石12との間の磁極ピッチ等により決定され、本実施形態では、可動子2の可動範囲の中心(変位量0)から可動子2が離れるほど大きくなるように設定されている。勿論、この推力F3が可動子2の変位に拘わらず一定になるように設定してもよい。なお、この永久磁石12による推力F3は、コイル11への通電がなされている場合に、磁気バネのバネ力としてコイル11への通電により生じる磁気駆動力F1,F2に重畳して可動子2に作用し、コイル11への通電がなされていない状態においてはオフセット力として可動子2に作用する。
ところが、図5に示すように、往復動方向が水平となる横置き状態において可動子2の可動範囲の中心に可動子2を戻すように永久磁石12の磁束によるオフセット力を設定した場合において、図6(a)及び図5に示すように、リニアアクチュエータを往復動方向が水平方向に交差する縦置き状態にすると、可動子2の可動範囲の中心ps2(変位量0)におけるオフセット力(推力0)が可動子2に作用する重力mgに負けて、可動子2が可動範囲の中心ps2から下方に距離D1ズレて、重力mgとオフセット力F4との釣り合い点であるオフセット位置ps4まで可動子2が下降してしまう。この場合、可動子2及び固定子1を収納する図示しないケーシング等との衝突を避けるために、可動子2の往復動可能な範囲が本来の可動範囲よりも狭くなり、往復動可能な範囲よりも広い範囲を必要とする振幅で可動子2を往復移動させることができなくなるという不具合がある。
また、永久磁石12によって可動子2と固定子コア10との間に発現する磁束は、上述したオフセット力だけでなく、磁気バネのバネ力と固定子コア10に対する可動子2の相対位置との関係である磁気バネ特性や可動子の動作特性等のアクチュエータの仕様を決定するものであるので、上記不具合の解決のため等、目的や用途に応じて磁束分布が調整可能であることが望ましい。しかしながら、永久磁石の厚みや材質等を変更することで磁束分布を変更することが一つの手段として考えられるが、複数種の永久磁石を用いることで使用部品が増加することや永久磁石に要するコストが増えることで製造コストが増大してしまう。しかも、永久磁石の厚みや材質等には制約があることから、磁束分布の微調整が難しいものである。
そこで、本実施形態では、図1及び図2に示すように、磁束経路である可動子コア20の対向部20aの一部と永久磁石12との間に、対向部20aの一部を切り欠いた状態にして可動子コア20に比べて透磁率の低い空隙部30を形成することで永久磁石12の磁束分布を空隙部30がない場合に比べて変更している。この空隙部30は、対向部20aのうち可動子2の可動方向と同一である軸心方向両端部20b・20bを残し、両端部20b・20bに挟まれる部位を切り欠いた状態にして対をなす永久磁石12a・12bのうち重力方向側の永久磁石12bに対向する対向部20aにのみ形成されている。空隙部30が形成される対向部20aと永久磁石12bとの間の深さが一定になるように設定されている。両端部20b・20bは、対をなす永久磁石12a・12bにそれぞれ接触している。可動子2を構成する可動子コア20の対向部20aとの間に空隙部30が形成される永久磁石12bは、可動子コア20に対する取付強度が弱くなるものの、対向部20aの両端部20b・20bのうち重力方向側の端部20b(20c)が、永久磁石12bを支持する柱部の役割も果たしている。
このような空隙部30を形成すると、軸心方向中央側にある空隙部30に比べて軸心方向両側にある両端部20b・20bの方が高い透磁率であり、両端部20b・20bに磁束が集中して、軸心方向両端側での磁束が強くなり、両端部20b・20bに挟まれる軸心方向中央側での磁束が弱くなる。この磁束分布によって可動子2が軸心方向(往復動方向)中央側にとどまろうとする力が低減するので、図7に示すように、可動子2の可動範囲に対する磁気バネのバネ力の変化量(勾配)がgr2→gr1に低減する。
また、図2に示すように、対をなす永久磁石12a・12bのうち永久磁石12bに対向する対向部20aにのみ空隙部30が形成されているので、重力方向側の磁束が弱くなり、反重力方向側の磁束が強くなって磁束のアンバランス状態が生じ、図7に示すように、永久磁石12の磁束によるオフセット力が磁束の強い反重力方向に向かう方向に大きくなる。そして、図6及び図7に示すように、空隙部30がない場合には、可動子2に作用する重力mgと永久磁石12によるオフセット力F4との釣り合い点であるオフセット位置が可動子2の可動範囲の中心ps2から下方に距離D1ズレた位置ps4となるものの、空隙部30を形成することで、オフセット位置を可動子2の可動範囲の中心ps2に変更している。
このように、空隙部30を形成することで永久磁石12の磁束分布を空隙部30のない場合に比べて変更する磁束分布調節部3を構成し、この磁束分布調節部3によって、可動子2に作用する重力mgと永久磁石12によるオフセット力F4との釣り合い点であるオフセット位置を空隙部30がない場合の位置ps4から位置ps2に変化させている(図6参照)。加えて、磁束分布調節部3により、図7に示すように、固定子コア10に対する可動子2の相対位置と磁気バネのバネ力との関係である磁気バネ特性を空隙部30がない場合に比べて変化させている。これらオフセット力F4や磁気バネ特性は、空隙部30の軸心方向の寸法や軸心方向に直交する寸法、深さ等の形状や、配置位置、形成する個数等を種々変更することで調節可能である。例えば、空隙部30の底面が軸心に対して傾斜するように形成することや、空隙部30の寸法や深さが軸心に沿って変化するように形成することが挙げられる。
以上のように本実施形態の可動磁石型リニアアクチュエータは、固定子1に対し可動子2を相対往復移動させる可動磁石型リニアアクチュエータであって、固定子1を構成する固定子コア10と、可動子2を構成する可動子コア20と、可動子コア20のうち固定子コア10に対向する対向部20aに往復動方向に沿って配列され各々の固定子コア10に臨む側の面の磁極を反転させた対をなす永久磁石12(12a・12b)と、固定子コア10に巻回されるコイル11・11とを含んで構成される磁気回路mcを備え、コイル11への通電により生じる磁束mfが対をなす永久磁石12a・12bのうち所要の方向に位置する磁石12a(12b)で生じる磁束mf2(mf1)を弱め、他方の磁石12b(12a)で生じる磁束mf1(mf2)を強めることにより可動子2を往復移動させるものであり、磁束経路である可動子コア20の対向部20aの一部と永久磁石12との間に、対向部20aの一部を切り欠いた状態にして可動子コア20に比べて透磁率の低い空隙部30を形成することで永久磁石12の磁束分布を空隙部30がない場合に比べて変更する磁束分布調節部3を構成している。
このように、可動子2を構成する可動子コア20の対向部20aを切り欠いた状態にして空隙部30を形成するだけで、永久磁石12の磁束分布が所望の磁束分布になるように調整可能であるので、複数種の永久磁石を用いる場合に比べて製造コストの増大を伴うことなく、所望の動作特性になるように磁束分布を調節することや、装置の向き等の取付状態に応じて磁束分布を調節することが可能となる。しかも、可動子を構成する可動子コア20の対向部20aを切り欠いた状態にして空隙部30を形成するだけなので、新たな部品の追加や製造工程の大幅な変更を必要とせず、製造コストの低減を追求することが可能となる。
可動子2のオフセット位置を調節するために、上記で述べた永久磁石12を変えるほか、板バネ等の他の機構を設けることが一つの手段として考えられるが、この場合、使用部品の増加によって製造コストが増大するうえ、アクチュエータ自体が大型化してしまう問題がある。これに対して本実施形態では、磁気回路mcは、コイル11への通電がなされていない状態において永久磁石12で生じる磁束によって可動子2にオフセット力F4を作用させるものであり、磁束分布調節部3によって、可動子2に作用する重力mgと永久磁石12によるオフセット力F4との釣り合い点であるオフセット位置を空隙部30がない場合に比べて変化させている。このように、空隙部30を形成するだけでオフセット位置を所望の位置に調整可能であり、複数種の永久磁石を用いる場合や他の機構を導入する場合等に比べて製造コストの増大や装置の大型化を伴うことなく、オフセット位置を適切に調整することが可能となる。
特に、本実施形態では、オフセット位置が可動子2の可動範囲の中心ps2になるように空隙部30が形成されているので、可動子2の往復動作の振幅を最大にして、可動子2の可動範囲を有効利用することが可能となる。
さらに、本実施形態では、対をなす永久磁石12a・12bのうち重力方向側の永久磁石12bに対向する対向部20aにのみ空隙部30が形成されているので、重力方向側の磁束が空隙部30によって弱くなり、反重力方向側の磁束が強くなって磁束のアンバランス状態が生じ、永久磁石12の磁束によるオフセット力が磁束の強い反重力方向に向かう方向に大きくなるため、可動子2に作用する重力mgと永久磁石12によるオフセット力F4との釣り合い点であるオフセット位置を反重力方向側に変更することが可能となる。
あるいは、従来の可動磁石型リニアアクチュエータでは、永久磁石の磁束分布を変更して磁気バネ特性を調整して設計することが難しいので、次に述べる不具合がある。すなわち、可動磁石型リニアアクチュエータをピストンポンプ等の動力源として用いる場合は、高効率となる共振状態で往復動させるのが一般的であるものの、板バネ等の機械バネに負荷がかかり、機械バネの寿命が低減する不具合がある。しかも、共振運動に必要なバネ定数を得るにあたり、磁気バネは調整できずに固定であるので機械バネだけで対応する必要があり、機械バネに要するコストが増大する問題がある。また、可動磁石型リニアアクチュエータを位置決め装置や加振装置、リニアサーボモータ等の位置制御や力制御等の制御要素として用いる場合は、磁気バネのバネ力が制御の阻害要因や推力損失の原因となる。さらに上記に加えて、例えば機械バネ及び磁気バネを合わせたバネ定数を低減又は無くする等のバネ特性の新たな態様を実現するためには、機械バネ特性だけでなく磁気バネ特性の設計自由度が要求されるものの、上記のように磁気バネ特性を調節することが難しいので、その実現が難しいものである。
このような従来の可動磁石型リニアアクチュエータに対して、本実施形態では、磁気回路mcは、コイル11への通電がなされている場合において永久磁石12で生じる磁束によって固定子コア10に対する可動子2の相対位置に応じて変化する磁気バネのバネ力がコイル11への通電によって生じる電磁駆動力F1(F2)に重畳して可動子2に作用するものであり、磁束分布調節部3によって、固定子コア10に対する可動子2の相対位置と磁気バネのバネ力との関係である磁気バネ特性を空隙部30がない場合に比べて変化させている。このように、可動子コア20の対向部20aを切り欠いた状態にして空隙部30を形成するだけで、固定子コア10に対する可動子2の相対位置と磁気バネのバネ力との関係である磁気バネ特性が所望の特性となるように調節可能であるので、アクチュエータを動力源として用いる場合には、機械バネにかかる負担を磁気バネに分散するように磁気バネ特性を調節して、機械バネの寿命を向上させることが可能となるうえ、共振運動に必要なバネ定数を得るにあたり、磁気バネ及び機械バネの双方のバネで対応して機械バネに要するコストを低減させることが可能となる。さらに、アクチュエータを制御要素としても用いる場合には、磁気バネのバネ力が低減するように磁気バネ特性を調節して、磁気バネのバネ力が制御の阻害要因や推力損失の原因となることを低減して制御精度や効率を向上させることが可能となる。しかも、磁気バネ調節部により磁気バネ特性を調節可能であるので、例えば機械バネ及び磁気バネを合わせたバネ定数を低減又は無くする等のバネ特性の新たな態様を実現することが可能となる。
さらに、本実施形態では、対向部20aのうち可動子2の可動方向と同一である軸心方向両端部20b・20bを残し、両端部20b・20bに挟まれる部位を切り欠いた状態にして形成されているので、軸心方向中央側にある空隙部30に比べて軸心方向両側にある両端部20b・20bの方が高い透磁率であり、両端部20b・20bに磁束が集中して、軸心方向両端側での磁束が強くなり、両端部20b・20bに挟まれる軸心方向中央側での磁束が弱くなり、可動子が軸心方向(往復動方向)中央側にとどまろうとする力が低減するので、可動子2の可動範囲に対する磁気バネのバネ力の変化量(図7で示す傾き)がgr2→gr1に低減し、可動子の移動制御を容易として制御精度を向上させることができる。しかも、磁気バネのバネ力が減少するので、磁気バネのバネ力で生じる推力損失が低減し、効率を向上させることが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、本発明に係る他の実施形態として図8に示すものが挙げられる。すなわち、空隙部130は、対をなす永久磁石12a・12bのうち重力方向側の永久磁石12bに対向する対向部120aにのみ形成されて、重力方向側の永久磁石12bと可動子コア120の対向部120aとの接点がなくなるように軸心方向全域に亘って永久磁石12bと対向部120aとの間の深さが一定になるように設定されている。このように、空隙部130の軸心方向の一方にのみ永久磁石12との接点120bとなる対向部120aが形成される構成にすると、図9に示すように、可動子102の可動範囲に対する推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)の変化量(勾配)を維持した状態で、永久磁石12の磁束による推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)が磁束の強い反重力方向に向かう方向に大きくなる。
さらに、本発明の上記以外の実施形態として図10に示すものが挙げられる。すなわち、空隙部230は、対向部220aのうち可動子202の可動方向と同一である軸心方向両端部220b・220bを残し、両端部220b・220bに挟まれる部位を切り欠いた状態にして形成されて、永久磁石12a・12bと対向部220aとの間の深さが一定になるように設定されている。両端部220b・220bは、対をなす永久磁石12a・12bにそれぞれ接触している。対をなす永久磁石12a・12bの境界線は、可動子の可動範囲の中心であり、空隙部230は、対をなす永久磁石12a・12bの境界線を中心として対称になるように形成されている。このように、空隙部230の軸心方向両側に永久磁石12との接点となる対向部220aの両端部220b・220bが形成され、空隙部230が対をなす永久磁石12a・12bの境界線を中心として対称になるように形成されているので、図11に示すように、可動子202の可動範囲に対する推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)の変化量(勾配)が、可動子の可動範囲の中心での推力を維持した状態で可動子202の可動範囲全域に亘って低減する。
加えて、図12に示すように、可動子302を構成する可動子コア320、固定子コア310の対向部320a及び対をなす永久磁石12a・12bを一つのユニットとし、一つのユニットを軸心方向に沿って複数設けて永久磁石12a・12bが複数対をなすように構成し、各々のユニットを構成する対をなす永久磁石12a・12bのうち少なくとも一方の永久磁石12bとこの永久磁石12bに対向している対向部320aとの間に空隙部330が形成されていることが挙げられる。このように構成すると、通電により可動子302を往復動させる電磁駆動力を増大させるために永久磁石12a・12bが複数対をなす構成にした場合であっても永久磁石12の磁束分布を調節することが可能となり、永久磁石12の磁束により可動子302に作用する推力(磁気バネのバネ力、オフセット力)を調整することが可能となる。もちろん、空隙部330を形成することで得られる効果は、上記実施例で述べた空隙部の形状や配置位置に準ずる。
さらに、図13に示すように、複数の突極部410bを有する固定子コア410に対し、突極部410b毎にコイル11を巻回するのではなく、複数の突極部410bを一体としてコイル11を巻回してもよい。
また、上述した可動子2を往復動可能に支持する図示しない板バネ等の機械バネ部は、固定子コア10に対する可動子2の相対位置に応じて変化する付勢力を可動子2に作用させるものであり、可動子2の可動範囲において機械バネの付勢力が作用する方向に対し逆方向に磁気バネのバネ力が作用するように空隙部を形成する構成が挙げられる。このように構成すると、機械バネの付勢力が磁気バネのバネ力により弱まり又は打ち消され、機械バネ及び磁気バネを合わせたバネ定数を低減又は無くした新たなバネ特性を備えた可動磁石型リニアアクチュエータを提供することが可能となる。
加えて、本実施形態では、インナーロータ型のリニアアクチュエータを例として説明しているが、勿論、軸心を中心として固定子1の径方向外側に可動子2を配置するアウターロータ型のリニアアクチュエータにも適用可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…固定子
11…コイル
10、110、210、310…固定子コア
12a・12b…対をなす永久磁石
12b…重力方向下側の永久磁石
2、102、202、302…可動子
20、120、220、320…可動子コア
20a、120a、220a、320a…対向部
20b・20b、220b・220b…両端部
3…磁束分布調節部
30、130、230、330…空隙部
mc…磁気回路
mf…コイル通電で生じる磁束
mf1、mf2…永久磁石による磁束
F4…オフセット力

Claims (6)

  1. 固定子に対し可動子を相対往復移動させる可動磁石型リニアアクチュエータであって、
    前記固定子を構成する固定子コアと、前記可動子を構成する可動子コアと、前記可動子コアのうち前記固定子コアに対向する対向部に往復動方向に沿って配列され各々の固定子コアに臨む側の面の磁極を反転させた対をなす永久磁石と、前記固定子コアに巻回されるコイルとを含んで構成される磁気回路を備え、
    コイルへの通電により生じる磁束が前記対をなす永久磁石のうち所要の方向に位置する磁石で生じる磁束を弱め、他方の磁石で生じる磁束を強めることにより可動子を往復移動させるものであり、
    磁束経路である可動子コアの対向部の一部と永久磁石との間に、対向部の一部を切り欠いた状態にして可動子コアに比べて透磁率の低い空隙部を形成することで永久磁石の磁束分布を前記空隙部がない場合に比べて変更する磁束分布調節部を構成していることを特徴とする可動磁石型リニアアクチュエータ。
  2. 前記磁気回路は、コイルへの通電がなされていない状態において永久磁石で生じる磁束によって可動子にオフセット力を作用させるものであり、
    前記磁束分布調節部によって、前記可動子に作用する重力と前記永久磁石によるオフセット力との釣り合い点であるオフセット位置を前記空隙部がない場合に比べて変化させている請求項1に記載の可動磁石型リニアアクチュエータ。
  3. 前記対をなす永久磁石のうち重力方向側の永久磁石に対向する対向部にのみ前記空隙部が形成されている請求項1又は2に記載の可動磁石型リニアアクチュエータ。
  4. 前記磁気回路は、コイルへの通電がなされている場合において永久磁石で生じる磁束によって固定子コアに対する可動子の相対位置に応じて変化する磁気バネのバネ力が前記コイルへの通電によって生じる電磁駆動力に重畳して可動子に作用するものであり、
    前記磁束分布調節部によって、固定子コアに対する可動子の相対位置と磁気バネのバネ力との関係である磁気バネ特性を空隙部がない場合に比べて変化させている請求項1〜3のいずれかに記載の可動磁石型リニアアクチュエータ。
  5. 前記空隙部は、前記対向部のうち前記可動子の可動方向と同一である軸心方向両端部を残し、両端部に挟まれる部位を切り欠いた状態にして形成されている請求項1〜4のいずれかに記載の可動磁石型リニアアクチュエータ。
  6. 前記永久磁石は複数対をなしていて、各々の対をなす永久磁石のうち少なくとも一方の永久磁石と当該永久磁石に対向している対向部との間に前記空隙部が形成されている請求項1〜5のいずれかに記載の可動磁石型リニアアクチュエータ。
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