JP2012021005A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 哺乳動物におけるアンドロゲンによって仲介される病態生理学的状態の処置のための医薬の製造における、Ｒ−エクオール鏡像異性体、または、Ｒ−エクオールとＳ−エクオール鏡像異性体の非ラセミ混合物の使用であって、Ｓ−エクオール：Ｒ−エクオールの比が５０：５０未満であり、該病態生理学的状態が、肥満、体重の増加または減少、脂質生成、脂質分解、インスリン抵抗性の抑制および学習障害から選択される、使用。
2. 前記医薬が、少なくとも１ｍｇのエクオールを含む経口用組成物である、請求項１に記載の使用。
3. 前記医薬が少なくとも０．１％のエクオールを含む局所用組成物である、請求項１に記載の使用。
4. 前記医薬が、有意な量のいかなる他のアンドロゲン受容体結合化合物も含まない、請求項３に記載の使用。
5. アンドロゲン結合部分の存在を決定するための競合結合アッセイであって、ヒトまたは動物の身体に対して行われる診断法を含まず、該アッセイは、以下のステップ：
   １）アンドロゲン受容体を提供すること、
   ２）ＤＨＴ−エクオール複合体を提供すること、
   ３）アンドロゲン結合部分を含む試験物質を提供すること、および
   ４）該アンドロゲン受容体および該試験物質を、該ＤＨＴ−エクオール複合体と接触させ、該競合結合アッセイを実施すること
   を含む、競合結合アッセイ。
6. 哺乳動物におけるアンドロゲンによって仲介される病態生理学的状態の処置のための、Ｒ−エクオール鏡像異性体、または、Ｒ−エクオールとＳ−エクオール鏡像異性体の非ラセミ混合物を含む医薬であって、Ｓ−エクオール：Ｒ−エクオールの比が５０：５０未満であり、該病態生理学的状態が、肥満、体重の増加または減少、脂質生成、脂質分解、インスリン抵抗性の抑制および学習障害から選択される、医薬。
7. 少なくとも１ｍｇのエクオールを含む経口用組成物である、請求項６に記載の医薬。
8. 少なくとも０．１％のエクオールを含む局所用組成物である、請求項６に記載の医薬。
9. 有意な量のいかなる他のアンドロゲン受容体結合化合物も含まない、請求項６に記載の医薬。