JP2012020951A - 粒状浴用剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】スキンケア効果に優れた粒状発泡性浴用剤を提供する。
【解決手段】次の成分(A)並びに(B):
(A)有機酸、分子量が100以上でありClogP値が4〜18である脂肪酸エステル、非イオン界面活性剤及び水溶性バインダーを含む造粒物、並びに
(B)炭酸ジアルカリ金属塩を含有し、且つ、炭酸水素塩を70質量%以下含有する炭酸塩
を含有する粒状浴用剤組成物。
【選択図】なし

Description

本発明は、粒状浴用剤組成物、特に、発泡性の粒状浴用剤組成物に関する。
炭酸塩と有機酸を配合した浴用剤は、浴水中で炭酸ガスの泡を発生し、当該炭酸ガスによる血行促進効果が得られることから、優れた浴用剤として広く知られている。このような浴用剤においては、浴水中で発生した炭酸ガスの濃度を高める手段として、浴槽の底部付近で浴用剤を溶解させるために、その形態を粒状ではなく、比較的大型の錠剤型とすることが多い。
浴用剤の他の形態である粒状発泡性浴用剤は、打錠等の特殊な製造技術を必要としないこと、一般に溶解時間が短いこと等から、使用状態や好みにより錠剤型と使い分けられており、種々の研究がなされている。例えば、発泡性と保存安定性のために特定の含有量で油性成分を配合して一定の平均粒子径範囲の顆粒とする技術(特許文献1)が報告されている。
一方、入浴による肌からの油分の喪失の防止、入浴後の肌のかさつき防止ためには、浴用剤に油性成分を配合することが一般的である。例えば、肌感触が良好で入浴後の温まり感を向上させるために、炭酸ガス発生物と特定の油性成分等を併用した浴用剤組成物(特許文献2)が知られている。また、特定の脂肪酸エステルを含有した炭酸浴によるスキンケア方法(特許文献3)も知られている。
特開2009−62319号公報 特開2005−97238号公報 特開2009−263311号公報
しかしながら、従来の粒状浴用剤には液状浴用剤のように油性成分を多量に配合することはできず、そのスキンケア効果については、依然検討の余地があった。
従って本発明の課題は、入浴後の皮膚に対してしっとり感を著しく持続させ、優れたスキンケア効果を発揮する粒状発泡性浴用剤を提供することにある。
そこで本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、有機酸を非イオン界面活性剤、水溶性バインダー及び特定のClogP値を有する脂肪酸エステルとともに造粒物とし、一方炭酸塩については炭酸ジアルカリ金属塩と炭酸水素塩の含有量を調整し、当該造粒物と炭酸塩とを組み合せて用いれば、浴水中で発生する炭酸ガスの泡を極めて微細なものにすることができ、脂肪酸エステルの皮膚への吸着や浸透が著しく促進され、その結果、従来の粒状浴用剤や錠剤状浴用剤と比較して極めて優れたしっとり感を持続させる効果を有する粒状浴用剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、次の成分(A)並びに(B):
(A)有機酸、分子量が100以上でありClogP値が4〜18である脂肪酸エステル、非イオン界面活性剤及び水溶性バインダーを含む造粒物、並びに
(B)炭酸ジアルカリ金属塩を含有し、且つ、炭酸水素塩を70質量%以下含有する炭酸塩
を含有する粒状浴用剤組成物を提供するものである。
本発明の粒状浴用剤組成物を浴水に投入して入浴すれば、微細な炭酸ガスの泡が多量に発生するため浴後に優れた温まり感が得られるのみならず、脂肪酸エステルの皮膚への吸着量や浸透量が著しく向上するため、浴後の過乾燥を抑制でき、その結果、著しく高いしっとり感を持続させる効果が得られる。
本発明の粒状浴用剤組成物に含まれる成分(A)は、(a1)有機酸、(a2)分子量が100以上でありClogP値が4〜18である脂肪酸エステル、(a3)非イオン界面活性剤及び(a4)水溶性バインダーを含有する造粒物である(以下、造粒物(A)ともいう)。
本発明で用いる(a1)有機酸は、浴水中での溶解性及び製造時や使用時のハンドリング性の観点から、水溶性、かつ常温(20℃)で固体のものが好ましい。また、油性成分である脂肪酸エステルを造粒物中に安定に配合し微細発泡を良好に進行させ高いしっとり感持続効果を奏する観点から、吸油能が0.02mL/g以上のものが好ましく、0.05mL/g以上のものがより好ましい。吸油能とは、後述する実施例に記載の方法により決定される値である。尚、吸油能の上限は、粒子強度の観点から1.0mL/g以下であることが望ましい。
有機酸としては、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、アジピン酸、酒石酸、安息香酸、クエン酸、ピロリドンカルボン酸、サリチル酸等が好ましい。泡の微細化や発泡性を良好にして高いしっとり感持続効果を奏する観点や、ハンドリングの容易さ及び経済性の観点から、フマル酸が特に好ましい。これら有機酸は、単独又は2種以上を適宜組み合わせて用いることができる。
造粒物(A)中の有機酸の含有量は、40〜95質量%が好ましく、70〜90質量%がより好ましい。この範囲内であると、泡の微細化や発泡性が良好で、脂肪酸エステルを含む油性成分を安定的に配合し高いしっとり感持続効果が得られるため好ましい。また、造粒物の保形性を保つ観点から、この範囲内が好ましい。
本発明で用いる(a2)分子量が100以上でありClogP値が4〜18である脂肪酸エステルは、造粒物(A)の浴水中への溶解性を制御し、泡の微細化や発泡性に有効に作用すると共に、浴水中で発生した炭酸ガスを、浴水だけでなく、当該脂肪酸エステル中にも分配させることで、高濃度の炭酸ガスを皮膚に供給し、血行促進効果を高める作用を有する。さらに、本発明において(a2)脂肪酸エステルは、微細な炭酸ガスの泡とともに皮膚に接触することにより、皮膚への吸着量及び浸透量が顕著に増加するため、入浴後の皮膚に対してしっとり感を著しく持続させ、優れたスキンケア効果を発揮する。
ここで、ClogP値は.A.Leo Comprehensive Medicinal Chemistry,Vol.4 C.Hansch、P.G.Sammens,J.B Taylor and C.A.Ramsden,Eds.,P.295,Pergamon Press,1990に記載の方法で計算した“計算logP(ClogP)”であり、プログラムCLOGP v4.01により計算したClogP値である。
好ましい(a2)脂肪酸エステルとしては、総炭素数8〜40の脂肪酸エステルが挙げられ、炭素数6〜20の脂肪酸基と炭素数2〜18のアルキル基を有するエステルが好ましく、特に炭素数6〜20の脂肪酸基と炭素数2〜16のアルキル基を有するエステルがより好ましい。具体的にはオクタン酸セチル、イソオクタン酸セチル、ラウリン酸ブチル、ラウリン酸イソアミル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸ブチル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、リノール酸イソプロピル、イソステアリン酸イソプロピル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル等が挙げられる。また、分子内に脂肪酸エステル構造を有するトリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリン、トリカプリル酸グリセリル等の脂肪酸グリセリド類;イソステアリン酸ポリグリセリル−2、トリイソステアリン酸ポリグリセリル−2等の脂肪酸ポリグリセリド類;大豆油、ヌカ油、ホホバ油、アボガド油、アーモンド油、オリーブ油、カカオ脂、ゴマ油、パーシック油、ヒマシ油、ヤシ油、ミンク油、牛脂、豚脂等の天然油脂、これらの天然油脂を水素添加して得られる硬化油及びミリスチン酸グリセリル、2−エチルヘキサン酸グリセリル等のグリセリド類等も挙げられる。これらの脂肪酸エステルは単独で、又は2種以上を組み合せて使用できる。
造粒物(A)中の(a2)脂肪酸エステルの含有量は、0.1〜30質量%が好ましく、0.3〜15質量%がより好ましく、0.5〜8質量%がさらに好ましく、1〜5質量%が殊さらに好ましい。この範囲内であると、泡の微細化や発泡性に有効に作用すると共に高濃度の炭酸ガスを皮膚に供給しつつ、脂肪酸エステル自体が皮膚へ多量に吸着・浸透するため、高いしっとり感持続効果が得られ、一方で、造粒物の保形性も良好である。
本発明で用いる(a3)非イオン界面活性剤は、(a2)脂肪酸エステルと共に使用することにより、本発明の浴用剤組成物を浴水に投入した場合に、(a2)脂肪酸エステルを浴湯中に均一に乳化させるとともにその(a2)脂肪酸エステル又は(a3)非イオン界面活性剤ミセル中に炭酸ガスを十分量溶解させることができ、脂肪酸エステルの皮膚への吸着や浸透を促進させるので好ましい。また(a3)非イオン界面活性剤は、特定の炭酸塩と共に使用することにより、極めて微細な炭酸ガスの泡を大量に発生させるので好ましい。
このような非イオン界面活性剤としては、ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルケニルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリグリセリン脂肪酸エステル等が挙げられる。非イオン界面活性剤は1種でもよいが、2種以上用いることにより、上記効果をさらに向上させることができるため好ましい。
非イオン界面活性剤としては、微細な炭酸ガスの泡を大量に発生させる点及び脂肪酸エステルの皮膚への吸着を促進させる点から、少なくともHLB10〜20の非イオン界面活性剤、特に、HLB12〜18の非イオン界面活性剤を用いるのが好ましい。造粒物(A)中の非イオン界面活性剤全量100質量部に対するHLB10〜20の非イオン界面活性剤の含有量は、30〜100質量部が好ましく、50〜100質量部がより好ましく、50〜90質量部がさらに好ましい。
ここで、HLBは、界面活性剤の親水性と疎水性のバランスを表すのに通常使用される値であり、当分野において慣用される川上式等の幾つかの計算式により求めることができる。本発明においては、下記の川上式を採用する。
HLB=7+11.7log(Mw/M0)
Mw:親水基の分子量
M0:疎水基の分子量
これらの非イオン界面活性剤の中でも、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等が好ましい。特に、ポリオキシエチレンアルキルエーテル及びポリオキシエチレンアルケニルエーテルから選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤と、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル及びポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルから選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤を組み合わせることが殊更好ましい。こうすることで、非イオン界面活性剤の上記効果のうち、特に、微細な炭酸ガスの泡の発生が著しく向上し、その結果、脂肪酸エステルの吸着性向上によるしっとり感持続効果が顕著に奏されるため、非常に好ましい。
造粒物(A)中の(a3)非イオン界面活性剤の含有量は、脂肪酸エステルと非イオン界面活性剤の合計量中、10〜70質量%が好ましく、特に20〜60質量%が好ましい。この範囲内であると、造粒物の保形性を保つという観点や、脂肪酸エステルを浴湯中に均一に乳化させると共に炭酸ガスの泡の微細化や発泡性に有効に作用する観点や、脂肪酸エステルの皮膚への吸着及び浸透が促進される観点から好ましい。
本発明で用いる(a4)水溶性バインダーは、上記脂肪酸エステルや非イオン界面活性剤と共に用いられることで、造粒物の溶解性を制御して泡の微細化や発泡性に有効に作用すると共に、造粒物の強度を高める。また、有機酸が水溶性バインダーによって被覆されることで、保存中に造粒物(A)中の有機酸と炭酸塩が接触して、反応することが抑制され、炭酸ガスの発生により包装容器が膨張することを防止し、保存安定性を向上させることができる。
水溶性バインダーは、熱可塑性であることが好ましい。そのような水溶性バインダーとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフェノールエーテルが好ましく、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコールがさらに好ましい。
また、水溶性バインダーの数平均分子量は、粉末化を行う際の粘度調整とハンドリング性の観点から、ポリスチレンを標準としたGPC法で、4,000〜20,000が好ましく、6,000〜13,000がより好ましく、7,000〜9,000がさらに好ましい。水溶性バインダーとして、ポリエチレングリコールの分子量を測定する場合には、溶媒として水/エタノールを用いた。
また、これら水溶性バインダーを用いる場合には、数平均分子量の異なる水溶性バインダーを2種以上組み合わせて用いてもよい。
造粒物(A)中の水溶性バインダーの含有量は、2〜30質量%が好ましく、5〜20質量%がより好ましい。前記下限値以上であると、造粒したときの粒子強度が高くなり、製造時の輸送過程で造粒物が壊れ難くなる。前記上限値以下であると、湯浴中での溶解性が向上し、微細発泡性が高められ、脂肪酸エステルの皮膚への吸着及び浸透が促進される。
尚、本発明における造粒物(A)には、上記以外の成分であっても、本発明の課題を解決できる範囲内において、適宜配合することができる。そのような成分としては、(a2)脂肪酸エステル以外の油性成分、崩壊助剤、肌感触向上剤、消泡剤、酸化防止剤、分散剤、香料、防菌・防黴剤、色素、生薬類等が挙げられる。
(a2)脂肪酸エステル以外の油性成分としては、炭酸ガスの油相/水相の分配比が1.1以上の(a2)脂肪酸エステル以外の油性成分を用いると、入浴後の温まり効果をさらに高めることができるため好ましい。より好ましい分配比は1.3以上であり、さらに好ましくは1.5以上であり、特に好ましくは1.6以上であり、さらに好ましくは1.7以上である。
このような油性成分としては、
流動パラフィン、ワセリン、パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、スクワラン、スクアレン、ジオクチルシクロヘキサン、ブリスタン等の炭化水素油;
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、ラノリン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸類;
ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、コレステロール、2−ヘキシルデカノール等の高級アルコール類;
ハッカ油、ジャスミン油、ショウ脳油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ油、テレピン油、ケイ皮油、ベルガモット油、ミカン油、ショウブ油、パイン油、ラベンダー油、ベイ油、クローブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、タイム油、ペパーミント油、ローズ油、セージ油、メントール、シネオール、オイゲノール、シトラール、シトロネラール、ボルネオール、リナロール、ゲラーオール、カンファー、チモール、スピラントール、ピネン、リモネン、テルペン系化合物等の精油;
シリコーン油類等が挙げられる。
なお、炭酸ガスの油相/水相の分配比の測定方法は、後述の実施例に記載の方法により決定される。
造粒物(A)中の(a2)脂肪酸エステル以外の油性成分の含有量は、0.1〜30質量%が好ましく、0.15〜15質量%がより好ましい。前記下限値以上であると、温まり感及び肌感触感の観点から好ましく、前記上限値以下であると、油性成分を安定的に配合し、造粒物の保形性を保つ観点から好ましい。
造粒物(A)中に、さらに、崩壊助剤を配合することにより、造粒物(A)の崩壊性を向上させ、湯浴中での溶解性を向上させることができる。崩壊助剤としては、常温(20℃)で固体の糖類や無機塩が好ましい。
糖類としては、ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、蔗糖、デキストリン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、マルトース、フルクトース、トレハロースが挙げられる。
無機塩としては、硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、酸化マグネシウム、ポリ燐酸ナトリウム、燐酸ナトリウムが挙げられるが、無機塩として炭酸塩を含んでいても良いが、その場合は、造粒物(A)全体の15質量%未満、好ましくは、保存安定性の点から2質量%未満、特に好適には1質量%未満、さらに好適には0.5質量%未満であることが好ましい。殊更、炭酸塩は造粒物(A)中に含有しないことが保存安定性の観点から最も好ましい。
崩壊助剤の粒径は、造粒物(A)を製造する際の造粒性、泡の微細化、発泡性、及び浴水中での溶解性の観点から、平均粒径が1μm〜100μmであるものを用いることが好ましく、特に押出し造粒にて造粒する場合には、平均粒径が3μm〜50μmであるものを用いることがより好ましく、平均粒径が5μm〜30μmであるものを用いることがさらに好ましい。上記に示す粒径よりも大きい場合には、好適な粒度になるまで事前に解砕することが好ましい。なお、崩壊助剤の平均粒径は実施例に記載の測定方法により決定される。
造粒物(A)中の崩壊助剤の含有量は、溶解性の観点から、0.1質量%〜15量%が好ましく、1質量%〜10質量%がより好ましい。
造粒物(A)中に、さらに、肌感触向上剤を配合することで、入浴時の肌感触をさらに向上することもできる。そのような、肌感触向上剤としては、グリセリンやプロピレングリコールやソルビトール等の多価アルコールが好ましい。造粒物(A)中の、肌感触向上剤の含有量は、肌感触向上の観点から、0.01質量%〜1質量%、好ましくは0.1質量%〜0.5質量%が良い。
造粒物(A)の嵩密度は、本発明の浴用剤組成物を浴湯に投与した際に、微細な炭酸ガスの発泡性を確保する観点から、700g/L以下であり、400〜700g/Lが好ましく、450〜650g/Lがより好ましい。本発明の嵩密度は、後述する(A)成分の製造時に圧密しすぎないことで達成できると考えられる。なお、(A)成分の造粒物の嵩密度はJIS K 3362により規定された方法により決定される。
造粒物(A)の粒径は、本発明の浴用剤組成物を使用した際の粉立ち性、及び浴湯に投与した際に、浴湯表面で発泡することを抑制する観点から180μm以下のものの割合は10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、6質量%以下がさらに好ましい。そして、造粒物(A)の粒径は、溶解性の観点から1400μm以上のものの割合は10質量%以下が好ましく、8質量%以下がより好ましく、6質量%以下がさらに好ましい。
さらに、造粒物(A)の平均粒径は、粉立ち、溶解性及び沈降性の観点から、100〜1500μmが好ましく、400〜1200μmが好ましく、600〜900μmが好ましい。なお、造粒物(A)の平均粒径は実施例に記載の測定方法により決定される。
本発明の浴用剤組成物中の造粒物(A)の含有量は、炭酸ガス発生量及び微細な炭酸ガスの泡を得る点から30〜80質量%が好ましく、さらに35〜75質量%、特に40〜70質量%が好ましい。
本発明で用いる成分(B)の炭酸塩は炭酸ジアルカリ金属塩を含有し、且つ、炭酸水素塩を70質量以下%含有するものである。炭酸塩としては、炭酸ジアルカリ金属塩である炭酸ナトリウムや炭酸カリウム等;炭酸水素塩である炭酸水素ナトリウム等;二価以上の金属の炭酸塩である炭酸カルシウム等が挙げられる。炭酸ジアルカリ金属塩としては、炭酸ナトリウムが特に好ましく、炭酸水素塩としては、炭酸水素ナトリウムが特に好ましい。
微細な炭酸ガスの泡を発生させる点で、成分(B)の炭酸塩中の炭酸水素塩の含有量は、0〜70質量%であり、さらに0.01〜70質量%、さらに0.1〜60質量%、特に1〜40質量%であることが好ましい。炭酸塩中の炭酸水素塩量が増加すると、炭酸ガスは白濁状を呈するような微細な炭酸ガスの泡にはならずに大きくなる傾向がある。しかしながら、本発明者らは、上記炭酸ガスの泡が大きくなってしまうという課題に対し、造粒物(A)中の非イオン界面活性剤と成分(B)中の炭酸ジアルカリ金属塩とを特定比率にすることで、極めて微細な泡を大量に発生させることが可能であることを見出した。
すなわち、造粒物(A)中の非イオン界面活性剤の含有量は、成分(B)中の炭酸ジアルカリ金属塩100質量部に対し、0.5〜30質量部が好ましく、1〜25質量部がより好ましく、2〜20質量部がさらに好ましく、3〜10質量部が殊更好ましい。造粒物(A)中の非イオン界面活性剤と成分(B)中の炭酸ジアルカリ金属塩との質量比がこの範囲内であると、極めて微細な炭酸ガスの泡の発生が著しく向上し、その結果、脂肪酸エステルの吸着性向上によるしっとり感の持続効果が顕著に奏され非常に好ましい。
成分(B)中の炭酸ジアルカリ金属塩の平均粒径は、泡の微細化、泡の持続時間、沈降性等の点から、100〜750μmが好ましく、さらに200〜500μm、特に250〜400μmであるのが好ましい。なお、成分(B)中の炭酸ジアルカリ金属塩の平均粒径は実施例に記載の測定方法により決定される。
本発明の浴用剤組成物中の成分(B)である炭酸塩の含有量は、炭酸ガス発生量及び微細な炭酸ガスの泡を得る点から20〜70質量%が好ましく、さらに25〜60質量%、特に30〜50質量%が好ましい。
本発明においては、本発明の効果を阻害しない範囲で、通常浴用剤に用いられている成分を成分(A)及び成分(B)を混合する際に成分(C)として添加することができる。このような成分としては、
ブドウ糖、果糖、乳糖、麦芽糖、蔗糖、デキストリン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、マルトース、フルクトース、トレハロース等の糖類;
塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝酸カルシウム、ポリリン酸ナトリウム、塩化アンモニウム、硫酸鉄、燐酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硼酸、メタ珪酸、無水珪酸、珪酸カルシウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、酸化マグネシウム、ポリ燐酸ナトリウム等の無機塩類;
ソウジュツ、ビャクジュツ、カノコソウ、ケイガイ、コウボク、センキュウ、橙皮、トウキ、ショウキョウ末、ニンジン、ケイヒ、シャクヤク、ハッカ葉、オウゴン、サンシシ、ブクリョウ、ドクカツ、ショウブ、ガイヨウ、マツブサ、ビャクシ、ジュウヤク、リュウノウ、サフラン、オウバクエキス、チンピ、ウイキョウ、チンピ末、カミツレ、メリッサ、ローズマリー、マロニエ、西洋ノコギリ草、アルニカ等の生薬類;
エタノール、イソプロピルアルコール等のアルコール類;
グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール等の多価アルコール;
酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、イオウ、鉱砂、湯の花、カゼイン、中性白土、サリチル酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロースナトリウム、卵黄末、イリ糠、雲母末、脱脂粉乳、殺菌防腐剤、金属封鎖剤、香料、色素、生薬類その他製剤上必要な成分等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。これらは、本発明の効果を阻害しない範囲であれば造粒物(A)中に配合しても良い。
本発明の粒状浴用剤組成物では、成分(A)及び成分(B)がそれぞれ独立の粒子状態で存在するものである。ここで「独立の粒子状態で存在する」とは、それぞれ独立した別個の粒子状態の成分(A)及び成分(B)が混在した状態で存在することを意味するものであり、粒状浴用剤中では、成分(A)及び成分(B)が混在しており、一般的に粉状や顆粒状と呼ばれるものである。
本発明の粒状浴用剤組成物は、通常の造粒手段、すなわち、成分(A)に用いる各成分を適宜混合した後に押出造粒機や転動造粒機にて造粒することにより造粒物(A)を製造し、さらに、粒状の(B)炭酸塩及びその他の浴用剤組成物原料を混合することにより製造できる。
本発明の粒状浴用剤組成物は、その0.01質量%水溶液の25℃におけるpHが5〜7、特に5.5〜6.5であることが好ましい。pHが5〜7であれば、発生した炭酸ガスが浴湯中に溶け込み易く、血行促進等の効果が高められるからである。
本発明の粒状浴用剤組成物は、浴湯中に溶解した際に微細な炭酸ガスの泡が大量に発生する。微細な泡の発生は、浴湯180リットル中に40〜60gの本発明の入浴剤組成物を溶解した際に、発生した炭酸ガスの泡により、浴湯が速やかに白濁することから確認できる。この微細発泡の程度は、後述する実施例に記載の方法で測定する。
本発明の粒状浴用剤組成物は、浴湯に溶解し、炭酸ガスの泡を発生させて使用する。特に、炭酸ガスの泡が生じているうちに入浴するのが好ましい。すなわち、成分(A)有機酸、分子量が100以上でありClogP値が4〜18である脂肪酸エステル、非イオン界面活性剤及び水溶性バインダーを含む造粒物、及び、成分(B)炭酸ジアルカリ金属塩を含有し、且つ、炭酸水素塩を含まない或いは70質量%以下含有する炭酸塩、を含有する粒状浴用剤組成物を浴水に投入して発泡を開始せしめ、発泡中又は発泡後浴水中に泡が残存している浴水に、身体の少なくとも一部を浸漬するスキンケア方法であれば、本発明の効果が特に顕著に奏される。なお、本発明の浴用剤組成物は風呂等の全身浴はもちろん、足浴、腕浴等の部分浴としても使用できる。
<粒径>
粒径については、以下の2つの方法により測定した。
(1)造粒物(A)及び炭酸ジアルカリ金属塩の粒径は、JIS K 8801の標準篩(目開き2000〜125μm)を用いて5分間振動させた後、篩目のサイズによる重量分率からメジアン径を算出した。
より詳細には、目開き125μm、180μm、250μm、355μm、500μm、710μm、1000μm、1400μm、2000μmの9段の篩と受け皿を用いて、受け皿上に目開きの小さな篩から順に積み重ね、最上部の2000μmの篩の上から100gの粒子を添加し、蓋をしてロータップ型ふるい振とう機(HEIKO製作所製、タッピング156回/分、ローリング:290回/分)に取り付け、5分間振動させたあと、それぞれの篩及び受け皿上に残留した該粒子の質量を測定し、各篩上の該粒子の質量割合(%)を算出した。
崩壊助剤の平均粒径測定は、レーザー回折/散乱式粒度分布測定装置LA−920(堀場製作所(株)製)を用い、該粒子を溶解させない溶媒に分散させて測定したメジアン径を平均粒径とした。尚、実施例に用いたフマル酸及び崩壊助剤の平均粒径測定には、溶媒としてアセトンを用いた。
<吸油能>
有機酸の吸油能測定は以下の方法で行った。吸収量測定器(あさひ総研製S410)に粉末を45g投入し、駆動羽根200rpmで回転させた。ここに油性成分及び非イオン界面活性剤を溶解した50℃混合液(花王(株)製エキセパールIPP 50質量%、花王(株)製エキセパールO−DM 15質量%、花王(株)製ルナックBA 5質量%、花王(株)製エマルゲン306P 10質量%、日光ケミカルズ(株)製ニッコールGO―440V 20質量%)を、液供給速度2mL/minで滴下し、最大トルクとなる点を見極めた。この最大トルクとなる点の70%のトルクとなる点での液添加量を粉末投入量で除算し、吸油能とした。
<炭酸ガスの油相/水相への分配比の測定方法>
炭酸ガスの分配操作は以下の方法で25℃の常温下にて行った。油剤2mLとイオン交換水8mLを15mLのスクリュー管に入れ、管底部にノズルを挿入し4分間炭酸ガスを十分量連続注入した。注入停止後、上層に油層が形成されたら速やかに油層を採取し、炭酸ガス測定サンプルとした。次にスクリュー管底部にピペットを静かに挿入して水相を採取し、炭酸ガス測定サンプルとした。
炭酸ガス濃度の測定には、ATR−IR法を用いた。炭酸ガスのIRスペクトルは2350cm-1付近に強い吸収を示すことが知られており、この吸収は振動モードとしては、1つであるが、気体の場合、回転の遷移が重畳するため、分解能の低い設定で測定すると見かけ上、2本の吸収に分裂して観測されるが、炭酸ガスが液体に溶解した場合、回転が制限されるため、1本の吸収帯として観測され、この違いから気体と液体に溶解した炭酸ガスが識別される。
測定条件装置:パーキンエルマー SpectrumOne/ユニバーサルATRユニット
分解能:16cm-1
スキャン回数:16回(約25秒)
大気補正機能:OFF
測定順序:油剤バックグラウンド測定→油相の測定→水のバックグラウンド測定→水相の測定
実施例1〜6、比較例1〜4
表1に示す成分(A)に用いる成分を混合後押出造粒機にて造粒し、(B)成分、さらに他の成分を混合して、粒状発泡性浴用剤を製造した。
比較例2
表1に示す成分(A)、成分(B)及びその他成分を全て混合した後、理研社製油圧プレス(型番:CD−50−135B)により、直径55mm、厚さ15mmの円柱状の打錠物(1錠45g)にした。
比較例3
表1に示す配合で各成分を混合し、液体状浴用剤を得た。
得られた実施例1〜6、比較例1〜4の浴用剤組成物について、浴水に溶解した際の泡状態、使用感を評価し、結果を合わせて表1に示す。
<浴用剤組成物の評価方法>
〔微細発泡の程度(濁度)〕
浴槽に40℃180Lのお湯を入れ、浴用剤組成物を投入し、十分攪拌し、直径5cmの円形の黒色ゴム板を浴水に沈め、肉眼で完全に見えなくなる深度をにごり度(濁度)とし測定した。深度の数値(cm)が小さいほど、より微細な泡が生じていることを示す。
(1)入浴後のしっとり感持続の評価
20〜40才の女性合計10名のパネラーにより評価した。浴槽に40℃180Lのお湯を入れ、浴用剤組成物を投入した後、速やかにパネラーを入浴させ、出浴30分後のしっとり感を下記の基準で評価し、10名の平均値を評価点とした。
5:しっとりする。
4:ややしっとりする。
3:どちらとも言えない。
2:あまりしっとりしない。
1:しっとりしない。
(2)入浴後の温まり感の評価
20〜40才の女性合計10名のパネラーにより評価した。浴槽に40℃180Lのお湯を入れ、浴用剤組成物を投入した後、速やかにパネラーを入浴させ、入浴直後の温まり感を下記の基準で評価し、10名の平均値を評価点とした。
5:温まる。
4:やや温まる。
3:さら湯と同等。
2:さら湯と比べてやや温まらない。
1:さら湯と比べて温まらない。
Figure 2012020951
表1より、本発明の浴用剤組成物を用いれば、微細な炭酸ガスの泡が大量に発生し、浴後の温まり感に優れることに留まらず、脂肪酸エステルの皮膚への吸着・浸透量が著しく向上し、皮膚の水分保持能も著しく向上するため浴後の過乾燥を抑制でき、入浴後の肌のしっとり感が著しく持続する。
Figure 2012020951

Claims (4)

  1. 次の成分(A)並びに(B):
    (A)有機酸、分子量が100以上でありClogP値が4〜18である脂肪酸エステル、非イオン界面活性剤及び水溶性バインダーを含む造粒物、並びに
    (B)炭酸ジアルカリ金属塩を含有し、且つ、炭酸水素塩を70質量%以下含有する炭酸塩
    を含有する粒状浴用剤組成物。
  2. 成分(A)中の非イオン界面活性剤の含有量が、成分(B)中の炭酸ジアルカリ金属塩100質量部に対し0.5〜30質量部である請求項1記載の粒状浴用剤組成物。
  3. 成分(A)中の非イオン界面活性剤が、少なくともHLB10〜20の非イオン界面活性剤を含むものである請求項1又は2記載の粒状浴用剤組成物。
  4. HLB10〜20の非イオン界面活性剤が、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル及びポリオキシエチレン硬化ヒマシ油から選ばれる1種又は2種以上である請求項3記載の粒状浴用剤組成物。
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