JP2012020840A - 用紙積載装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】積載トレイ102の用紙積載面に平行な用紙束の断面上を、用紙搬送方向に垂直な方向に貫通する空洞を検知するための発光素子123aと受光素子123bとを有した空洞検知手段123を備えている。また、空洞検知手段123を検知動作を所定時間無効にし、所定時間経過後に検知動作を開始する。そして、用紙丸まり判定手段は、用紙サイズより想定される用紙積載区間の、空洞検知手段123の検知結果に基づき、用紙丸まりの有無を判定する。そして、用紙丸まり判定手段は、用紙丸まりがあると判定した場合には、積載装置制御部の制御により、以降の用紙積載動作を停止する異常動作停止を行うとともに、複写機制御部にも、異常動作停止信号を送信するよう構成している。
【選択図】図3
Description
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙積載装置において、用紙丸まり判定手段は、用紙丸まりが想定される用紙積載区間内の空洞検知手段の検知結果を取得し、空洞を検知した際には、空洞を検知したセンサにの出力区間が所定距離より長い場合に用紙丸まり有がると判定し、所定距離より短い場合に用紙丸まりが無いと判定することを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の用紙積載装置において、空洞検知手段のセンサとして、ラインセンサを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の用紙積載装置において、空洞検知手段のセンサとして、発光部と受光部を同期させ、用紙搬送方向に走査させるセンサを用いたことを特徴とするものである。
本発明では、空洞検知手段は、用紙丸まりが発生した場合に高い確率で生じる、積載トレイの用紙積載面に平行な用紙束の断面上を、用紙搬送方向に垂直な方向に貫通する空洞を検知できる。また、空洞検知手段は、用紙丸まりが想定される用紙積載区間内の用紙搬送方向に沿った複数箇所で検知できる。これらのことで、用紙積載範囲のいづれの箇所で用紙丸まりによる空洞が生じたとしても、従来よりも高い確率で検知できる。
さらに、用紙束を貫通した空洞を検知しているので、経時により無くなる程度の、用紙束を貫通していない小さい空洞を検知対象から排除できる。また、用紙積載が開始されると、用紙束の最上面の用紙高さを検知する手段で検知された高さに基づいて昇降手段により、積載トレイが最上面の用紙高さを略一定にするよう降下し、所定時間経後に空洞検知手段を有効にする。このことで、所定時間経過以降も用紙を積載する場合には、上方に後続の用紙を所定時間分積載した状態で空洞を検知でき、積載した後続の用紙の重量により無くなる程度の、カールや用紙波打ち等で生じた空洞も検知対象から排除できる。これらのことで、用紙丸まり判定手段の判定精度を、従来よりも高めることができる。
そして、このような空洞検知手段の検知出力の基づいて、用紙丸まり判定手段が、用紙丸まりが有ると判定した場合には、接続される画像形成装置、及び、用紙積載装置の動作を停止させる。よって、従来に比べ、高確率、かつ、高精度に用紙丸まりの有無を判定することができ、丸まり用紙が検知されずに積載トレイが満杯になるまで、積載されるのを防止することができる。
まず、本実施形態の空洞検知手段123と、この空洞検知手段123の検知結果に基づき用紙丸まりの有無を判定する用紙丸まり判定手段の一つ目の例として、実施例1について、以下に説明する。
次に、本実施形態の空洞検知手段123と、この空洞検知手段123の検知結果に基づき用紙丸まりの有無を判定する用紙丸まり判定手段の二つ目の例として、実施例2について、以下に説明する。上述した実施例1と本実施例とは、用紙丸まり判定手段の判定方法が異なるだけで、基本的な構成・動作は同様であるので、共通する構成・動作についての説明は、適宜、省略して説明する。
次に、本実施形態の空洞検知手段123と、この空洞検知手段123の検知結果に基づき用紙丸まりの有無を判定する用紙丸まり判定手段の三つ目の例として、以下に実施例3について説明する。上述した実施例1、2と本実施例とは、空洞検知手段123が異なるだけで、基本的な構成・動作は同様であるので、共通する構成・動作についての説明は、適宜、省略して説明する。
次に、本実施形態の空洞検知手段123と、この空洞検知手段123の検知結果に基づき用紙丸まりの有無を判定する用紙丸まり判定手段の三つ目の例として、以下に実施例3について説明する。上述した実施例1、2と本実施例とは、空洞検知手段123が異なるだけで、基本的な構成・動作は同様であるので、共通する構成・動作についての説明は、適宜、省略して説明する。
また、本実施形態の用紙積載装置100では、空洞検知手段123により空洞を検知した区間の距離が所定距離よりも長いか否かに基いて、用紙丸まり判定手段により、用紙丸まりを判定することもできる。このことで、実際の利用に当って許容できる程度の用紙波打ちにより用紙の所々に生じた小さな空洞を、空洞の距離を規定することで、用紙丸まり判定手段の判断に用いる検知結果から排除することができる。よって、許容可能用紙波打により生じる空洞と、用紙丸まりにより生じた空洞とを、区別することが可能となる。
また、本実施形態の用紙積載装置100では、空洞検知手段123にラインセンサを用いることもできる。このことで、走査型のセンサのように、発光部に発光素子123a、受光部に受光素子123bを設けて、用紙搬送方向Aに垂直な光軸を作るように配置して、用紙搬送方向Aに沿って走査させるための駆動機構を設置する必要が無くなる。よって、部品点数を少ないくでき、省スペース化が図ることができる。また、空洞検知手段123に発光素子123aと受光素子123bを複数対設けて、その配線、設置、調整、及び使用開始後のメインテナンスを複数対分行なう必要がなくなる。よって、組み付け時の作業性、使用開始後のメインテナンス性を高めることができる。
また、本実施形態の用紙積載装置100では、空洞検知手段123に発光部に発光部123a、受光部に受光部123bを設けて対向配置し、同期させて用紙搬送方向Aに走査させる走査型センサを用いることもできる。空洞検知手段123に走査型のセンサを用いることで、例えば、ラインセンサ等の高価なセンサを用いることなく、用紙搬送方向に沿って複数箇所の用紙束を貫通した空洞を検知できる。よって、空洞検知手段123の低コスト化が図ることができる。
101 大容量用紙積載部
102 積載トレイ
103 排出ローラ対
104 積載トレイ用台車
105 用紙積載部
106 大容量用紙積載部の一端側の側面に設けた扉
110 用紙積載装置の用紙導入口
111 切替爪
112 大容量用紙積載部の用紙排紙口
113 用紙積載部の用紙排紙口
114 大容量用紙積載部の用紙止め部材
120 用紙受入高検知手段
121 用紙受入高検知手段のフィラー
122 用紙受入高検知手段の透過型センサ
123 空洞検知手段
123a 空洞検知手段の発光素子
123b 空洞検知手段の受光素子
130 昇降手段
131 積載トレイ保持部材
132 積載トレイ昇降手段のベルト対
133 積載トレイ昇降手段の駆動ローラ
134 積載トレイ昇降手段の従動ローラ
200 複写機
210 用紙排紙口
A 用紙搬送方向
B 積載トレイ昇降方向
L1,L2 用紙搬送路
P 用紙
P1,P2,P3 用紙部分
T(T0,T1,T2,T3) 空洞検知手段で検知する用紙積載区間
Claims (4)
- スタックされた用紙束を積載する積載トレイと、該積載トレイに積載される用紙束の最上面の用紙高さを検知する手段と、該積載トレイに積載される用紙束の最上面の用紙高さを略一定にするように該積載トレイを昇降させる昇降手段とを備えた用紙積載装置において、
上記積載トレイの用紙積載面に平行な用紙束の断面上を、用紙搬送方向に垂直な方向に貫通する空洞を検知するセンサを有し、用紙束を貫通する空洞を、用紙丸まりが想定される用紙積載区間内の用紙搬送方向に沿った複数箇所で検知する空洞検知手段と、
上記空洞検知手段の検知結果を取得し、用紙丸まりの有無を判定する用紙丸まり判定手段とを備え、
用紙積載開始後、所定時間経過するまで上記空洞検知手段による検知を無効にし、所定時間経過後に、該空洞検知手段による検知を開始することを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項1に記載の用紙積載装置において、
用紙丸まり判定手段は、用紙丸まりが想定される用紙積載区間内の空洞検知手段の検知結果を取得し、空洞を検知した際には、空洞を検知したセンサにの出力区間が所定距離より長い場合に用紙丸まり有がると判定し、所定距離より短い場合に用紙丸まりが無いと判定することを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項1又は2に記載の用紙積載装置において、
空洞検知手段のセンサとして、ラインセンサを用いたことを特徴とする用紙積載装置。 - 請求項1又は2に記載の用紙積載装置において、
空洞検知手段のセンサとして、発光部と受光部を同期させ、用紙搬送方向に走査させるセンサを用いたことを特徴とする用紙積載装置。
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