JP2012015626A - インターホンシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 WEBカメラ3と、WEBカメラ3の撮像映像データを蓄積するカメラサーバ4とを具備して、玄関子機1、居室親機2、WEBカメラ3、カメラサーバ4をLAN接続した。玄関子機1が呼出操作を受けると居室親機2に呼出信号を送出するのに加えてWEBカメラ3及びカメラサーバ4に起動信号を送出し、更に玄関子機1のマイクが収音した音をカメラサーバ4に送信し、カメラサーバは起動信号を受けてWEBカメラ3の撮像映像を記憶部に記録すると共に、玄関子機1が収音した音声を記録部に記録する。
【選択図】 図1
Description
このような複数の子機が接続されたシステムでは、居室親機から複数の子機に対して同時に通信が可能であったり、通話或いは通信する子機を選択できるよう構成されており、特許文献1では居室親機が玄関子機と通話中となっている時に管理室親機から呼び出しが成されたら、メッセージを録音でき、通話終了後にメッセージを再生することで、通話することなく内容を認識できた。また、特許文献2では、WEBカメラの撮像映像も居室親機の選択操作により居室親機のモニタに表示できた。
しかし、特定の子機と通話状態或いは通信状態にあっても、防犯上の観点から他の子機カメラの撮像映像や音声を同時に確認できるようにしたいとする要望があり、そのような要求を満たすには居室親機を高機能化すれば可能であるがコスト高となる問題があった。
この構成によれば、玄関子機からの呼出操作を受けて、WEBカメラが撮像した映像と玄関子機で収音した音声とがカメラサーバに記録される。
よって、居室親機を介さず録画及び録音を実施するので、居室親機にWEBカメラと通信して録画する機能を設ける必要がなく、居室親機のコストアップを防止できる。加えて、居室親機の応答操作の有無に関わらず録画及び録音を行うので、利便性及び防犯性を向上できる。
この構成によれば、玄関子機が撮像した映像もカメラサーバに録画される。よって、カメラサーバの記録を再生すれば訪問者の顔を確認することができ、不在時の訪問者を確認できる。また、応答した訪問者の記録も残るため、利便性及び防犯性を向上できる。
この構成によれば、居室親機の操作でカメラサーバに記録された映像及び音声を、居室親機において確認することができるので、カメラサーバを直接操作することなく記録された映像や音声を確認でき、利便性がよい。
この構成によれば、WEBカメラの撮像映像と玄関子機の収音音声とが、時間ズレが発生しないよう記録される。よって、撮像機器と収音機器が異なる機器であっても、記録した映像と音声を一致させて再生でき、再生した際に違和感が生ずるようなことがない。
この構成によれば、人感センサが感知動作した場合も、WEBカメラの映像を録画し、玄関子機が収音した音声を録音するので、呼出ボタンを押さない不審者等の映像を音声と合わせて記録でき防犯機能が向上する。
また、呼出操作を受けた玄関子機1は、カメラ12と通話部13の図示しないマイクが起動し、カメラ12が撮像を開始して映像を出力すると共に、マイクが収音した音(音声)を出力する。こうして出力された映像データ及び音声データは、子機通信IF15がタイムスタンプを付加して、居室親機2及びカメラサーバ4に対して送信する。
また、WEBカメラ3を複数備えている場合は、玄関子機1から全てのWEBカメラ3に対して起動信号を送信することで、同様にカメラサーバ4において個々のWEBカメラの撮像映像を録画することが可能である。
この映像データ及び音声データを入手した居室親機2は、親機CPU26の制御でモニタ23に映像が表示され、通話部22のスピーカから音声が報音される。このとき、親機CPU26は、映像と音声のタイムスタンプを一致させて再生制御する。
また、玄関子機1が撮像した映像もカメラサーバ4に録画されるので、カメラサーバ4の記録を再生すれば訪問者の顔を確認することができ、不在時の訪問者を確認できる。そして、応答した訪問者の記録も残るため、利便性及び防犯性を向上できる。
更に、居室親機2の操作でカメラサーバ4に記録された映像及び音声を、居室親機2において確認することができるので、カメラサーバ4を直接操作することなく、記録された映像や音声を確認でき、利便性がよい。
また、WEBカメラ3の撮像映像と玄関子機1の収音音声とが、時間ズレが発生しないよう記録されるため、撮像機器と収音機器が異なっても、記録した映像と音声は一致させて再生でき、再生した際に違和感が生ずるようなことがない。
また、人感センサ14が感知動作した場合も、WEBカメラ3の映像を録画し、玄関子機1が収音した音声を録音するので、呼出ボタン11を押さない不審者等の映像を音声と合わせて記録でき防犯機能が向上する。
また、カメラサーバ4自体にモニタ及びスピーカを設けて、記録した映像及び音声を再生できるよう構成しても良い。この場合、居室親機2にカメラサーバ4と通信する機能が無くても、記録映像や音声を再生して確認することが可能となる。
更に、それぞれの機器を有線接続しているが、無線LAN等の無線接続としても良い。
Claims (5)
- 玄関等戸外に設置される玄関子機と、住戸内に設置される居室親機とを有し、前記玄関子機は居住者を呼び出して通話するための呼出手段及び通話手段を備えると共に、前記居室親機は前記呼び出しに応答するための通話手段を備えたインターホンシステムにおいて、
WEBカメラと、前記WEBカメラの撮像映像データを蓄積するカメラサーバとを具備して、前記玄関子機及び前記居室親機は、通信ネットワークを介して互いに接続されると共に前記WEBカメラ及び前記カメラサーバと接続され、
呼出操作を受けた前記玄関子機は、前記居室親機に呼出信号を送出するのに加えて前記カメラサーバ及び前記WEBカメラを起動する起動信号を送出する信号送信部と、起動信号に続いて前記玄関子機の前記通話手段が収音した音を前記カメラサーバに送信する音声送信部とを備え、
前記カメラサーバは、前記起動信号を受けて前記WEBカメラの撮像映像を記録すると共に、前記玄関子機で収音した音声を記録する記録部及び記録制御部を備えたことを特徴とするインターホンシステム。 - 前記玄関子機は、訪問者を撮像するための子機カメラを備え、前記信号送信部は、前記起動信号に引き続き前記子機カメラの撮像映像を前記カメラサーバに送出し、前記カメラサーバの記録制御部は、受信した前記子機カメラの撮像映像を前記記録部に記録することを特徴とする請求項1記載のインターホンシステム。
- 前記居室親機は、映像を表示する表示部と、音声を報音する報音部と、前記カメラサーバが記録した映像を前記表示部に表示させると共に、前記カメラサーバが記録した音声を前記報音部で報音させる再生制御部及び再生操作部とを有することを特徴とする請求項1又は2記載のインターホンシステム。
- 前記記録制御部は、記録する映像データと音声データのタイムスタンプの整合を図って記録することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のインターホンシステム。
- 前記玄関子機は、人物の接近を感知する人感センサを備え、前記人感センサが感知動作したら、前記呼出通知部が前記起動信号を送出することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のインターホンシステム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2010-06-29 JP JP2010147919A patent/JP5530272B2/ja active Active
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