JP2012011956A - 車体前部構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ダッシュボードロア10に、エアコンブーツを取り付けるためのブーツ取付面81をキャビン側に向かって突出形成すると共に、ブーツ取付面81にエアコン用開口部82を形成し、ダッシュボードロア10の上縁に、前後方向に沿って屈曲延出された屈曲部27を形成し、この屈曲部27にビード49を形成すると共に、ブーツ取付面81の上端から屈曲部27に至る間に、ダッシュボードビード83を形成し、これらビード49の稜線49aと、ダッシュボードビード83の稜線84a,85aとを連続させた。
【選択図】図3
Description
(ダッシュボードロア)
次に、この発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明において、車両の進行方向前方を単に前方、進行方向後方を単に後方、車幅方向右方を単に右方、車幅方向左方を単に左方、重力方向上方を単に上方、重力方向下方を単に下方などと表現して説明する場合がある。
図1は、ダッシュボードロアをキャビン側からみた斜視図、図2は、ダッシュボードロアをキャビン側からみた平面図である。
各ガセット18a,18bの車幅方向中央側端部には、ダッシュボードロア10を挟んで前方に設けられている不図示のフロントサイドフレームがスポット溶接により接合されている。一方、各ガセット18a,18bの車幅方向外側端部には、それぞれフロントピラー5a,5bがスポット溶接により接合されている。
一方、傾斜壁12の車幅方向中央には、上方に向かって膨出するトンネル部13が一体形成されている。このトンネル部13を挟んで左側を運転席側ステップ部14とし、右側を助手席側ステップ部15としている。
また、ダッシュボードロア10のエンジンルーム2側の面には、ステアリングジョイントカバー21に対応する位置に、不図示のダッシュボードクロスメンバが設けられている。このダッシュボードクロスメンバは、ステアリングジョイントカバー21を挟んで左右に分割構成されており、このステアリングジョイントカバー21を介して左右のクロスメンバが連結された状態になっている。
図3〜図6に示すように、ダッシュボードロア10の露出部73には、略下半分の全体に、キャビン3側に向かって突出されたブーツ取付面81が形成されており、ここの中央大部分にエアコン用開口部82が形成されている。すなわち、ブーツ取付面81、およびエアコン用開口部82は、センタフレーム28と制振材固定パネル26との間に形成された状態になっている。
エアコン用開口部82は、後述のエアコンユニット91のエアコン配管92を挿通するためのものである。ブーツ取付面81は、エアコン用開口部82のシール性を確保するためのエアコンブーツ93が取り付けられる面である。
また、屈曲部27のビード49の稜線49aと、ダッシュボードビード83を構成する第1ビード84、および第2ビード85の各稜線84a,85aは、互いに連続するように形成されている。
図7〜図9に示すように、ダッシュボードロア10に形成されているエアコン用開口部82には、エアコンユニット91を構成するエアコン配管92が挿通されている。エアコンユニット91は、不図示の圧縮機、コンデンサ、ブロア、およびエバポレータ94等を有し、圧縮機、コンデンサ、およびエバポレータ94をエアコン配管92により接続した冷凍サイクル機器である。すなわち、エアコン配管92内は、冷媒ガス流路になっている。
また、ブーツ取付面81には、エアコンブーツ93を介して支持ブロック96が取り付けられている。この支持ブロック96に、エアコン配管92やエバポレータ94が支持されている。
したがって、上述の実施形態によれば、ダッシュボードロア10をキャビン3側に向かって突出させて形成したブーツ取付面81と、ダッシュボードロア10の屈曲部27との間に、両者81,27に跨るダッシュボードビード83を形成することにより、ブーツ取付面の剛性を高めることができる。しかも、ダッシュボードビード83を第1ビード84、および第2ビード85の2段構成になっているので、ダッシュボードビード83自体の剛性を高めることができる。これに加え、各ビード84,85の稜線84a,85aと屈曲部27のビード49の稜線49aとを連続させているので、これらダッシュボードビード83、およびビード49によりブーツ取付面81を確実に補強することができる。
このため、ブーツ取付面81に取り付けられているエアコンブーツ93を介して不図示のエンジンの振動やロードノイズがダッシュボードロア10に伝達された場合であっても、このダッシュボードロア10の膜振動を抑制することができると共に、エアコン配管92のNV性能を向上させることができる。
さらに、センタフレーム28と制振材固定パネル26との間にブーツ取付面81を形成することにより、このブーツ取付面81の剛性をさらに高めることができる。また、センタフレーム28や制振材固定パネル26により、ブーツ取付面81に伝達される振動を抑制することができる。このため、さらにダッシュボードロア10の膜振動を抑制することが可能になる。
例えば、上述の実施形態では、ブーツ取付面81と、ダッシュボードロア10の屈曲部27との間に形成されたダッシュボードビード83を、左右方向に4つの段差を有するように形成した場合について説明した。すなわち、ダッシュボードビード83を、第1ビード84、および第2ビード85からなる2段構成とした場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、ダッシュボードビード83を、2段以上の複数段構成としてもよい。
さらに、上述の実施形態では、ダッシュボードロア10における縦壁11の上縁に、後方に向かって屈曲延出する屈曲部27が形成されている場合について説明した。しかしながら、屈曲部27は、前後方向に沿って屈曲延出されていればよく、縦壁11の上縁から前方に向かって屈曲延出されていてもよい。
Claims (5)
- ダッシュボードロアに、エアコン配管を挿通するための開口部を形成すると共に、この開口部のシール性を確保するためのエアコンブーツを取り付けた車体前部構造であって、
前記ダッシュボードロアに、前記エアコンブーツを取り付けるためのブーツ取付面を車室内側に向かって突出形成すると共に、前記ブーツ取付面に前記開口部を形成し、
前記ダッシュボードロアの上縁に、前後方向に沿って屈曲延出された屈曲部を形成し、この屈曲部に屈曲ビードを形成すると共に、前記ブーツ取付面の上端から前記屈曲部に至る間に、ダッシュボードビードを形成し、
これら屈曲部ビードの稜線と、ダッシュボードビードの稜線とを連続させたことを特徴とする車体前部構造。 - 前記ダッシュボードロアは、前記ブーツ取付面の下側を制振材を挟み込む補強板と接合していることを特徴とする請求項1に記載の車体前部構造。
- 前記ダッシュボードビードは、左右方向に複数の段差を有するように形成され、かつ左右方向中央に向かうに従って、段差により突出高さが高くなるように形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車体前部構造。
- ダッシュボードロアに、上下方向に沿って延在するセンタフレームを設け、
このセンタフレームと前記補強板との間に、前記開口部を形成したことを特徴とする請求項1または請求項3の何れかに記載の車体前部構造。 - 前記屈曲ビードの形成個数を、前記ダッシュボードビードの形成個数よりも多くなるように設定したことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載の車体前部構造。
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