JP5271406B2 - 車両用ステアリングハンガビーム構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のダッシュボードの後方にて左右のフロントピラーの間に配置される車両用ステアリングハンガビーム構造に関する。
車両用ステアリングハンガビーム構造では、ステアリングコラムの位置や、インストルメントパネル(インパネ)に取付けられるオーディオ装置(オーディオ)、ナビゲーション装置(ナビ)、エアコンディショナ用ダクト(エアコンダクト)などのレイアウトを考慮して、運転席側(DR側)と助手席側(AS側)とで車体前後方向若しくは車体高さ方向にステアリングハンガビームをオフセットして配置することがある。以下、運転席側をDR側、助手席側をAS側と記載する。
この車両用ステアリングハンガビーム構造によれば、ステアリングハンガビーム近傍におけるレイアウト自由度が向上することから、車室内スペースの有効利用が可能であるとともに、要求性能に応じてステアリングハンガビームに適正な強度及び剛性を与えることが可能である(例えば、特許文献1参照。)。
また、車両用ステアリングハンガビーム構造では、DR側とAS側とで要求性能(主に剛性)が異なっており、これに対応するために、DR側とAS側とでステアリングハンガビームの径を異ならせ、同軸上で接合する技術もある。すなわち、DR側であるステアリングコラム側を大径パイプで形成し、AS側を小径パイプで形成し、小径パイプに一端を拡径した拡径部を形成し、大径パイプの一端を小径パイプの拡径部に圧入してステアリングハンガビームを構成する。
この車両用ステアリングハンガビーム構造によれば、ステアリングハンガビームに、DR側とAS側とで適正な強度及び剛性を与えることが可能である(例えば、特許文献2参照。)。
実開昭59−109576号公報 特開平9−277961号公報
特許文献1の車両用ステアリングハンガビーム構造では、DR側とAS側とをオフセット配置している。そのため、ステアリングハンガビームのDR側とAS側とを繋ぐ部位に応力が集中し、荷重の伝達効率が悪くなる。よって、ステアリングハンガビームの剛性が低下し、車体のねじり剛性や、ステアリングコラムの支持剛性の低下が考えられる。
また、ステアリングハンガビームは、車体側部の一方から入力された側突荷重を他方へ伝達する役割を担っているため、ステアリングハンガビームの一端に側突荷重が作用した場合に、DR側とAS側とを繋ぐ部位に応力が集中し、側突荷重の伝達効率が悪くなる。
これにより、ステアリングハンガビームの剛性及び強度を上げる必要が生じ、パイプを大型化あるいは厚板化したりしなければならず、車両重量の増大につながることがある。
特許文献2の車両用ステアリングハンガビーム構造では、径を異ならせたDR側とAS側のビームを同軸上で接合している。この場合には、ステアリングコラム、オーディオ、ナビ、エアコンダクトなどのレイアウト自由度が少なくなる。
本発明は、インストルメントパネルのレイアウト自由度の向上を図るとともに、重量増大を抑制でき、且つ高剛性・高強度な車両用ステアリングハンガビーム構造を提供することを課題とする。
車両重量の増大を抑制できるとともに、側突荷重の伝達効率の向上を図ることができる車両用ステアリングハンガビーム構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車両のフロアの上方で且つ、左右のフロントピラーの間を亘る車両用ステアリングハンガであって、左右一方のフロントピラーから車幅中央側に延出する第1ビームと、他方のフロントピラーから車幅中央側に延出するとともに、延出端部が第1ビームに対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビームと、
第1ビーム及び第2ビームの各々の車幅中央側部位に連結されて井桁構造をなす一対のブラケットと、井桁構造とフロアとを連結するためのフロア連結フレームと、を備え、フロア連結フレームに、第1ビーム若しくは第2ビームのうち一方のビームに沿うように延出するとともに、一方のビームの外周面に結合される第1フランジを備えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、フロア連結フレームに、一方のビームの車幅中央側端部に対向する対向面部を備え、第1フランジが、対向面部から一方のビームの外周面に沿うように延出することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、第1フランジに、一方のビームの前面に結合される前面結合部と、一方のビームの後面に結合される後面結合部と、を備え、フロア連結フレームに、
対向面部からフロアに向けて延びる車幅方向に対向する側壁と、側壁から車幅方向に延出して前面結合部に連続する前壁及び後面結合部に連続する後壁と、により形成される断面コ字状部を含むステー部と、対向面部から一方のビームの下面に沿うように突出し、一方のビームの下面側の部位に結合される下部結合部と、を備えることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、フロア連結フレームに、第1フランジから第1ビーム若しくは第2ビームのうち他方のビームに向けて突出して、他方のビームに沿うように延出するとともに外周面に結合される第2フランジを備えることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、第1フランジが、フロア連結フレームの車幅方向に向いた対向面部に形成され、一方のビームが貫通可能な貫通孔と、貫通孔の孔縁から一方のビームの外周面に沿うように延出する延出フランジと、を備えることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、フロア連結フレームに、第1フランジから第1ビーム若しくは第2ビームのうち他方のビームに向けて突出して、他方のビームに沿うように延出するとともに外周面に結合される第2フランジを備え、第2フランジが、他方のビームが結合される側のピラーに向けて延出し、延出フランジが、一方のビームが結合される側のピラーに向けて延出することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、フロア連結フレームに、第2フランジから延出フランジの形成領域に向けて徐々に延出幅を減らす傾斜状の傾斜フランジを備えることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、貫通孔及び延出フランジが、対向面部をバーリング加工して形成されることを特徴とする。
請求項9に係る発明は、車両のフロアの上方で且つ、左右のフロントピラーの間を亘る車両用ステアリングハンガであって、左右一方のフロントピラーから車幅中央側に延出する第1ビームと、他方のフロントピラーから車幅中央側に延出するとともに、延出端部が第1ビームに対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビームと、
第1ビーム及び第2ビームの各々の車幅中央側部位に連結されるブラケットと、第1ビームに沿うように延出するとともに、第1ビームに結合される第1フランジと、第2ビームに沿うように延出するとともに、第2ビームに結合される第2フランジと、第1及び第2フランジから延びてフロアに連結されるステー部(フロア連結部)と、を備えるフロア連結フレームと、を備え、第1ビームと第2ビームとブラケットとフロア連結フレームとにより、井桁構造をなすことを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。
請求項1に係る発明では、車両用ステアリングハンガビーム構造は、車両のフロアの上方で且つ、左右のフロントピラーの間を亘るように構成される。
さらに、左右一方のフロントピラーから車幅中央側に延出する第1ビームと、他方のフロントピラーから車幅中央側に延出するとともに、延出端部が第1ビームに対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビームと、第1ビーム及び第2ビームの各々の車幅中央側部位に連結されて井桁構造をなす一対のブラケットと、井桁構造とフロアとを連結するためのフロア連結フレームと、を備える。
フロア連結フレームに、第1ビーム若しくは第2ビームのうち一方のビームに沿うように延出するとともに、一方のビームの外周面に結合される第1フランジを備えるので、
インストルメントパネルのレイアウトのために、第1ビーム(DR側)と第2ビーム(AS側)とをオフセットさせることができる。これにより、インストルメントパネルのレイアウト性の向上を図ることができる。
例えば、第1ビームと第2ビームとをオフセットした状態であっても、ビーム同士の連結部分を井桁構造とすることで、連結部分の強度及び剛性を向上させることができる。また、井桁構造の荷重をフロア連結フレームを介してフロアに伝達できるため、車体の上下方向、左右方向(車幅方向)及び前後方向の剛性が向上する。すなわち、車両重量の増大を抑制しつつ、側突荷重の伝達効率の向上を図ることができる。さらには、第1フランジを一方のビームの外周面に結合することで、一方のビームの車幅中央端部の前後又は上下方向への動きを、第1フランジで外周面を押さえるように結合することとなり、井桁構造を構成する第1及び第2ビームとフロア連結フレームとの結合強度が増して、剛性及び強度がより向上する。
請求項2に係る発明では、フロア連結フレームに、一方のビームの車幅中央側端部に対向する対向面部を備え、第1フランジが、対向面部から一方のビームの外周面に沿うように延出するので、ビーム端部に対向する対向面部と第1フランジとによってビーム端部を覆うように結合される。この結果、井桁構造を構成するビームとフロア連結フレームとの結合強度が向上し、剛性及び強度がより向上する。
請求項3に係る発明では、第1フランジに、一方のビームの前面に結合される前面結合部と、一方のビームの後面に結合される後面結合部と、を備える。
フロア連結フレームに、対向面部からフロアに向けて延びる車幅方向に対向する側壁と、側壁から車幅方向に延出して前面結合部に連続する前壁及び後面結合部に連続する後壁と、により形成される断面コ字状部を含むステー部と、対向面部から一方のビームの下面に沿うように突出し、一方のビームの下面側の部位に結合される下部結合部と、を備える。
フロア連結フレームを、一枚の板材をプレス成型して作る場合には、成形性の都合上により対向面部と第1フランジ(第1結合部)との間にはR(曲線部)が付けられる。これにより、対向面部に対して延出端部が離間して、第1フランジを第1ビームの外周面に当接させて接合可能としている。しかし、第1ビームの下面側の部位については、第1フランジが存在しないためフロア連結フレームに対して当接させられず、接合することができない。
そこで、下部結合部を設け、第1ビームの下面側の部位を当接させて結合できるようにすることで、フロア連結フレームに対するビームの結合強度が向上し、剛性及び強度がより向上する。
請求項4に係る発明では、フロア連結フレームに、第1フランジから第1ビーム若しくは第2ビームのうち他方のビームに向けて突出して、他方のビームに沿うように延出するとともに外周面に結合される第2フランジを備えるので、フロア連結フレームに、第1フランジ及び第2フランジを一体形成することとなり、フロア連結フレームと第1ビーム及び第2ビームの相互間の荷重伝達をより効率的に行うことができる。この結果、フロア連結フレームと一方のブラケットとの剛性が向上するとともに、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
請求項5に係る発明では、第1フランジが、フロア連結フレームの車幅方向に向いた対向面部に形成され、一方のビームが貫通可能な貫通孔と、貫通孔の孔縁から一方のビームの外周面に沿うように延出する延出フランジと、を備える。
すなわち、ビーム車幅内側端部が貫通孔を貫通することで、ビーム車幅内側端部位置の誤差を吸収できる。つまり、ビームは成形誤差により軸方向長さにばらつきが出る可能性があるが、ビーム車幅外側端部のフロントピラーへの接合位置が決まっているため、ビーム単体の軸方向長さのばらつきは、ビーム車幅内側端部の位置のばらつきとなって影響が出る。ビーム車幅内側端部が貫通孔を貫通することで、ビームの車幅内側端部の位置ばらつきを吸収することができる。
また、延出フランジを形成することによって、請求項3の下部結合部を設ける必要がなくなり、フロア連結フレームの側壁を突出や膨出させる必要がなくなり、成形性が良くなる。
請求項6に係る発明では、第2フランジが、他方のビームが結合される側のピラーに向けて延出することで、他方のビームとフロア連結フレームとの間の荷重伝達効率をより高めることができる。よって、ガセット等の荷重伝達部材を設ける必要が無く、部品点数、コスト、重量を削減できる。
また、第2フランジと延出フランジとを同じ方向に延出させた場合、第1・第2ビームの間のオフセットする距離が短いほどに、第2フランジと延出フランジとの間の距離が接近することとなる。第2フランジと延出フランジとの間の距離が近すぎると、フランジを成形できないことから、第1・第2ビームの間を所定距離空ける(オフセットさせる)必要が有る。そのため、第1・第2ビームのレイアウトの自由度が下がる。
これに対して延出フランジが、一方のビームが結合される側のピラーに向けて延出することで、第2フランジと反対方向に延出することとなり、フロア連結フレームの成形性が向上して、第1・第2ビームのレイアウト自由度が向上する。
請求項7に係る発明では、傾斜フランジが他方のビームと前記フロア連結フレームとの間を傾斜状に連結することで、他方のビームとフロア連結フレームとの間の荷重伝達効率をより高めることができる。
請求項8に係る発明では、貫通孔及び延出フランジが、対向面部をバーリング加工して形成されるので、貫通孔及び延出フランジを容易に形成することができる。
請求項9に係る発明では、車両用ステアリングハンガビーム構造は、車両のフロアの上方で且つ、左右のフロントピラーの間を亘るように構成される。
さらに、左右一方のフロントピラーから車幅中央側に延出する第1ビームと、他方のフロントピラーから車幅中央側に延出するとともに、延出端部が第1ビームに対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビームと、第1ビーム及び第2ビームの各々の車幅中央側部位に連結されるブラケットと、第1ビームに沿うように延出するとともに、第1ビームに結合される第1フランジと、第2ビームに沿うように延出するとともに、第2ビームに結合される第2フランジと、第1及び第2フランジから延びてフロアに連結されるステー部(フロア連結部)と、を備えるフロア連結フレームと、を備える。
第1ビームと第2ビームとブラケットとフロア連結フレームとにより、井桁構造をなす。
すなわち、インストルメントパネルのレイアウトのために、第1ビーム(DR側)と第2ビーム(AS側)とをオフセットさせることができる。
例えば、第1ビームと第2ビームとをオフセットした状態であっても、ビーム同士の連結部分を井桁構造とすることで、連結部分の強度及び剛性を向上させることができる。また、第1ビーム及び第2ビームに入力された荷重をフロア連結フレームを介してフロアに伝達できるため、車体の上下方向、左右方向(車幅方向)及び前後方向の剛性が向上する。
さらには、フロア連結フレームが第1フランジ及び第2フランジを備えることで、実質的にフロア連結フレームにブラケット機能を一体形成することとなり、フロア連結フレームの第1フランジ(第1結合部)及び第2フランジ(第2結合部)の相互間の荷重伝達をより効率的に行うことができる。フロア連結フレームの剛性が向上するとともに、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
本発明に係る車両用ステアリングハンガビーム構造が採用された車両を示す斜視図である。 本発明に係る第1実施例の車両用ステアリングハンガビーム構造の斜視図である。 図2に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の要部を拡大した斜視図である。 図2に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の第1及び第2ビームの斜視図である。 図4の5−5線断面図である。 図2に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の側面図である。 図2に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の車両右方向から見た斜視図である。 図2に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の平面図である。 図7の9−9線断面図である。 本発明に係る第2実施例の車両用ステアリングハンガビーム構造の斜視図である。 図10に示された車両用ステアリングハンガビーム構造のフロア連結フレームの斜視図である。 図10の12−12線断面図である。 本発明に係る第3実施例の車両用ステアリングハンガビーム構造の斜視図である。 図13の14−14線断面図である。 本発明に係る第4実施例の車両用ステアリングハンガビーム構造の側面図である。 図15に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の側面図である。 本発明に係る第5実施例の車両用ステアリングハンガビーム構造の斜視図である。 図17に示された車両用ステアリングハンガビーム構造のフロア連結フレームの斜視図である。 図17に示された車両用ステアリングハンガビーム構造の断面図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示されたように、車両10は、車体11に、車室12とエンジンルーム13を仕切るダッシュボード15と、このダッシュボード15から車体後方に延ばされたフロア(フロアパネル)16と、ダッシュボード15の側方に設けられるフロントピラー17,17(一方不図示)と、フロントピラー17,17の下部から車体後方に延ばされるサイドシル18,18(一方不図示)と、左右のフロントピラー17,17の間を亘るステアリングハンガビーム(車両用ステアリングハンガビーム)20と、このステアリングハンガビーム20に支持されるステアリング装置23と、が配置される。
ここで、一方のフロントピラー17は右のフロントピラーであり、他方のフロントピラー17は左のフロントピラーである。
ダッシュボード15は、ダッシュボードロアパネル15aと、ダッシュボードアッパパネル15bと、からなる。
ステアリング装置23は、エンジンルーム13内のギヤボックス(不図示)に一端が嵌合するステアリングシャフト24と、ステアリングシャフト24の他端に取付けられるステアリングホイール25と、ステアリングシャフト24を回転自在に支持するステアリングコラム26と、を主要構成とする装置である。
車両10は、ステアリング装置23のステアリングが車体11の右側に配置される右ハンドルの車両である。ステアリングハンガビーム20には、ステアリングコラム26が支持される。
図1〜図9に示されたように、ステアリングハンガビーム20は、一方のフロントピラー17から車幅中央側に延出される第1ビーム21と、他方のフロントピラー17から車幅中央側に延出される第2ビーム22と、第1ビーム21及び第2ビーム22の各々の車幅中央側部位に連結される一対のブラケット27,28と、一対のブラケット27,28の一方とダッシュボード15とを連結するダッシュ連結ブラケット32と、からなる。
第1ビーム21、第2ビーム22及び一対のブラケット27,28とで井桁構造31が構成される。
第1ビーム21は、車幅外方端部が一方のフロントピラー17に一方のハンガサポート34を介して支持される(取付けられる)運転席側(DR側)に配置される一方のビームである。
第2ビーム22は、車幅外方端部が他方のフロントピラー17に他方のハンガサポート35を介して支持される(取付けられる)助手席側(AS側)に配置される他方のビームである。また、第2ビーム22は、車幅中央側の延出端部96が第1ビーム21に対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される。
第2ビーム22には、グローブボックス(不図示)が支持される一対のグローブボックス支持部材33,33が取付けられる。
一対のブラケット27,28は、一方のブラケット27がステアリング(具体的にはステアリングコラム26)を支持するためのステアリング支持ブラケット(第1ブラケット)27であり、一対のブラケット27,28の他方は、第1及び第2ビーム21,22とフロア16とを連結するためのフロア連結フレーム(第1ブラケット)28である。
車両用ステアリングハンガビーム構造は、ステアリングハンガビーム20の構造であり、車両10のダッシュボード15の後方で且つ、左右のフロントピラー17,17の間を亘るように配置されている。
以下、車両用ステアリングハンガビーム構造について詳細に説明する。
ダッシュ連結ブラケット32は、板材をプレス成型して形成される。詳細には、ダッシュ連結ブラケット32は、車幅方向に向いたダッシュ連結側側面部37と、このダッシュ連結側側面部37の上端を折り曲げたダッシュ側上面部38と、ダッシュ連結側側面部37の下端後方を折り曲げたダッシュ側下面部39と、ダッシュ連結側側面部37の前端を折り曲げたダッシュ側前面部41と、ダッシュ連結側側面部37の下端の前後方向の途中
を切り欠いた切欠き部42と、が形成される。
ダッシュボード15には、ダッシュ側前面部41が結合される。ステアリング支持ブラケット27にはダッシュ連結側側面部37が結合される。
ダッシュ連結側側面部37には、切欠き部42の他に複数の逃げ孔43a〜43dが設けられ、ダッシュ連結ブラケット32に適正な強度及び剛性が確保されている。ダッシュ側上面部38にも、適正な強度及び剛性が確保する上面切欠き44が設けられている。
また、ダッシュ連結ブラケット32は、井桁構造31とダッシュボード15とを連結する部材である。詳細には、ダッシュ連結ブラケット32は、ステアリング支持ブラケット27とは別体に形成されるとともに、ステアリング支持ブラケット27とダッシュボード15とを連結する。
ステアリング支持ブラケット(第1ブラケット)27は、第1ビーム21及び第2ビーム22の各々の車幅中央側部位に連結されるブラケットである。また、ステアリング支持ブラケット27は、底面部51及び左右の側面部52,52でコ字状断面46に形成されるとともに、コ字状断面46を閉鎖して閉断面47を構成するカバー体48を備える。
詳細には、ステアリング支持ブラケット27は、車体下方に向いた底面部51と、この底面部51から立ち上げられた左右の側面部52,52と、底面部51から車体前方に延ばされた前延出片53と、左右の側面部52,52から車幅外方に指向した左右の折り曲げ片54,54と、から構成される。
底面部51及び左右の側面部52,52でコ字状断面46が構成される。前延出片53は、第1ビーム21の下面21b(図4、図6参照)に結合され、左右の折り曲げ片54,54は、第1ビーム21及び第2ビーム22の前面21c,22cに結合される。
カバー体48は、車体上方に向いた上面部56と、この上面部56から下方に折り曲げられた左右のカバー側面部57,57と、上面部56から車体前方に向かって上方に指向して延ばされたカバー前延出片58と、から構成される。
上面部56及び左右のカバー側面部57,57でカバー側コ字状断面59が構成され、カバー側コ字状断面59でステアリング支持ブラケット27のコ字状断面46を閉鎖して閉断面47が形成されている。
ステアリング支持ブラケット27には、第1ビーム21に結合される第1結合部61と、第2ビーム22に結合される第2結合部62とを備える。
第1結合部61は、左右の折り曲げ片54,54の下部54b,54bと、前延出片53とで構成される。第2結合部62は、左右の折り曲げ片54,54の上部54a,54aと、カバー体48のカバー前延出片58とで構成される。
以上から、ステアリング支持ブラケット27は、第1ビーム21若しくは第2ビーム22に対して前延出片53及び左右の折り曲げ片54,54の三辺が結合され、カバー体48は、第1ビーム21若しくは第2ビーム22に対してカバー前延出片58の少なくとも一辺が結合されるものであり、三辺及び一辺は、閉断面47から外方に開いて第1ビーム21若しくは第2ビーム22に結合されるものといえる。
なお、上記に説明したステアリング支持ブラケット27は、ステアリング装置23(ステアリングシャフト24)の車幅内方に設けられるブラケットであったが、実際には、ステアリング装置23の車幅外方にも、第1ビーム21(図1、図3参照)のみを支持する別のステアリング支持ブラケット64が設けられている。
別のステアリング支持ブラケット64には、ステアリング支持ブラケット27同様に、別のカバー体65が設けられるとともに、別のダッシュ連結ブラケット66でダッシュボード15に連結されている。
フロア連結フレーム(第2ブラケット)28は、第1ブラケット(ステアリング支持ブラケット)27から車幅方向に離間した位置に設けられる。フロア連結フレーム28は、第1ビーム21及び第2ビーム22に結合するブラケット部71と、このブラケット部71から下方に延ばされフロア(フロアパネル)16に支持されるステー部(フロア連結部)72と、からなる。ブラケット部71とステー部72とは一体的に形成される。
フロア連結フレーム(第2ブラケット)28は、後述する第1フランジ81及び第2フランジ82から延びてフロア16に連結されるステー部(フロア連結部)72を備えるフレームであるといえる。
ブラケット部71は、第1ビーム(一方のビーム)21の車幅中央側端部(延出端部)95に対向する対向面部73と、対向面部73から折り曲げられ第1ビーム21の前面21cに結合される前面結合部74と、対向面部73から折り曲げられ第1ビーム21の後面21dに結合される後面結合部75と、対向面部73から第1ビーム(一方のビーム)21の下面21bに沿うように突出し、一方のビーム21の下面21b側の部位に結合される下部結合部76と、対向面部73から折り曲げられ第2ビーム22の後部位置の下面22bに結合される上面結合部77と、からなる。下部結合部76は、第1ビーム21の延出端部95側に突出した絞り部分である。
なお、成形性の都合上により対向面部73と第1フランジ(第1結合部)81との間にはR(曲線部)78(図9参照)が付けられる。
第1ビーム21には、前面結合部74、後面結合部75及び下部結合部76が結合される。第2ビーム22には、上面結合部77が結合される。第1ビーム21は、パイプ状部材により形成される。
第1ビーム21は、一方のフロントピラー17から車幅内方に延ばされた一般部91と、この一般部91から連続的に形成され、パイプの径を他の一般部91に比較して拡大した拡径部92と、を備える。拡径部92は、一般部91から拡径される末広がり部93と、この末広がり部93から延出端部95に向けて延ばされる平坦面部94と、からなる。
拡径部92は、第2ビーム(他方のビーム)22の外周面22aに第1フランジ81を介して結合される。
末広がり部93は、延出端部95に向かうに連れて徐々に径が拡大する。平坦面部94は、拡径部92の末広がり部93よりも延出端部95側に、第1ビーム(一方のビーム)21の延出方向に沿う面であり、第1フランジ81が結合される。
第1ビーム21及び第2ビーム22を車体前後方向に投影するときに、一般部91と末広がり部93との境界線を上底97、末広がり部93と平坦面部94との境界線を下底98、末広がり部93の外形線を一組の対辺99,99とするときに、第1ビーム(一方のビーム)21は、上底97、下底98及び一組の対辺99,99で構成される台形状の空間部S1を有する。
なお、拡径部92は、第2ビーム22の外周面22aに直接結合されるものであってもよく、図15及び図16に示されたように、実施例4にて拡径部192が第2ビーム172の外周面172aに直接結合する構造を説明する。この場合には、第1ビーム(一方のビーム)と171第2ビーム(他方のビーム)172と拡径部192とステアリング支持ブラケット(第1ブラケット)177とにより、井桁構造181が構成される。
前面結合部74及び後面結合部75で、第1ビーム21に沿うように延出するとともに、第1ビーム21の外周面21aに結合される第1フランジ81が構成される。また、第1フランジ(第1結合部)81は、一方のビーム21の前面21cに結合される前面結合部74と、一方のビーム21の後面21dに結合される後面結合部75と、から構成されている。
第2ビーム22は、パイプ状部材により形成される。
すなわち、フロア連結フレーム(第2ブラケット)28は、第1ビーム(一方のビーム)21に沿うように延出するとともに第1ビーム(一方のビーム)21の拡径部92の外周面21aに結合される第1フランジ81と、第2ビーム(他方のビーム)22に結合される第2フランジ82と、を備える。第1フランジ81は、対向面部73から第1ビーム(一方のビーム)21の外周面21aに沿うように延出されたものともいえる。
第2フランジ(第2結合部)82には、上面結合部77が相当する。すなわち、第2フランジ82は、第1フランジ81から第2ビーム(他方のビーム)22に向けて突出して、第2ビーム(他方のビーム)22に沿うように延出され、第2ビーム22の外周面22aに結合される。
ステー部72は、対向面部73からフロア16に向けて延びる車幅方向に対向する側壁83と、側壁83から車幅方向に延出して前面結合部74に連続する前壁84と、車幅方向に延出して後面結合部75に連続する後壁85と、フロア16に結合されるフロア結合部86と、からなる。
側壁83、前壁84及び後壁85で断面コ字状部87が構成される。
図10〜図12に示されるように、別実施例のフロア連結フレーム108は、第1ビーム(一方のビーム)101及び第2ビーム(他方のビーム)102に結合するブラケット部111と、このブラケット部111から下方に延ばされフロア(フロアパネル)16(図2参照)に支持されるステー部112と、からなる。ブラケット部111とステー部112とは一体的に形成される。
ブラケット部111は、フロア連結フレーム108の車幅方向に向いた対向面部113と、対向面部113に形成される第1ビーム101が貫通可能な貫通孔118と、貫通孔118の孔縁118aから第1ビーム101の外周面101aに沿うように延出する延出フランジ119と、対向面部113から折り曲げられ第2ビーム102の後部位置の下面に結合される上面結合部117と、からなる。
貫通孔118及び延出フランジ119は、対向面部113の表側にバーリング加工して形成される。貫通孔118及び延出フランジ119は、第1ビーム101の外周面101aが嵌合する。
第1フランジ121は、貫通孔118及び延出フランジ119で構成され、第1ビーム101の外周面101aに結合する。
第2フランジ122は、上面結合部117で構成され、第2ビーム102の外周面102aに結合する。
図10〜図12に示されるように、車両用ステアリングハンガビーム構造では、第1フランジ121が、フロア連結フレーム108の車幅方向に向いた対向面部113に形成され、一方のビーム(第1ビーム)101が貫通可能な貫通孔118と、貫通孔118の孔縁118aから一方のビーム101の外周面101aに沿うように延出する延出フランジ119と、を備える。
すなわち、ビーム車幅内側端部101bが貫通孔118を貫通することで、ビーム車幅内側端部101b位置の誤差を吸収できる。つまり、第1ビーム101は成形誤差により軸方向長さにばらつきが出る可能性があるが、ビーム車幅外側端部(フロントピラー17側の端部、図1参照)のフロントピラー16への接合位置が決まっているため、ビーム単体の軸方向長さのばらつきは、ビーム車幅内側端部101bの位置のばらつきとなって影響が出る。ビーム車幅内側端部101bが貫通孔118を貫通することで、ビーム車幅内側端部101bの位置ばらつきを吸収することができる。
また、延出フランジ119を形成することによって、図7に示されたように、下部結合部76を設ける必要がなくなり、フロア連結フレーム28の対向面部73(側壁83)を突出や膨出させる必要がなくなり、成形性が良くなる。
図11に示されるように、車両用ステアリングハンガビーム構造では、貫通孔118及び延出フランジ119が、対向面部113をバーリング加工して形成されるので、貫通孔118及び延出フランジ119を容易に形成することができる。
図13及び図14に示されたように、さらなる別実施例のフロア連結フレーム138は、フロア連結フレーム138は、第1ビーム131及び第2ビーム132に結合するブラケット部141と、このブラケット部141から下方に延ばされフロア16に支持されるステー部142と、からなる。ブラケット部141とステー部142とは分割構成される。
ブラケット部141は、第1ビーム(一方のビーム)131の車幅中央側端部に対向する対向面部143と、対向面部143から折り曲げられ第1ビーム131の前面に結合される前面結合部144と、対向面部143から折り曲げられ第1ビーム131の後面に結合される後面結合部145と、対向面部143から第1ビーム(一方のビーム)131の下面に沿うように突出し、一方のビーム131の下面側の部位に結合される下部結合部146と、対向面部143から折り曲げられ第2ビーム132の後部位置の下面に結合される上面結合部147と、ステー部142に接合するブラケット側接合部148と、からなる。
なお、第1フランジ161は、前面結合部144と、後面結合部145と、から構成される。第2フランジ162は、上面結合部147が相当する。
ステー部142は、対向面部143からフロア16に向けて延びる車幅方向に対向する側壁153と、側壁153から車幅方向に延出して前面結合部144に連続する前壁154及び後面結合部145に連続する後壁155と、フロア16に結合されるフロア結合部(不図示)と、ブラケット部141のブラケット側接合部148がスポット溶接されるステー側接合部152と、からなる。
側壁153、前壁154及び後壁155で断面コ字状部157が構成される。
なお、ブラケット側接合部148とステー側接合部152とをボルト締結するものであってもよい。
図15及び図16に示されたように、別実施例のステアリングハンガビーム(車両用ステアリングハンガビーム)170は、一方のフロントピラー17(図1参照)から車幅中央側に延出される第1ビーム171と、他方のフロントピラー17から車幅中央側に延出される第2ビーム172と、第1ビーム171及び第2ビーム172の各々の車幅中央側部位に連結される一対のブラケット177,178と、一対のブラケット177,178の一方とダッシュボード15(図1参照)とを連結するダッシュ連結ブラケット182と、からなる。
また、第2ビーム172は、車幅中央側の延出端部196が第1ビーム171に対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される。
一方のブラケット177がステアリング装置23(具体的にはステアリングコラム26、図1参照)を支持するためのステアリング支持ブラケット(第1ブラケット)177であり、他方のブラケットは、第1及び第2ビーム171,172とフロア16とを連結するためのフロア連結フレーム(第2ブラケット)178である。
第1ビーム171は、パイプ状部材により形成される。
第1ビーム171は、一方のフロントピラー17から車幅内方に延ばされた一般部191と、この一般部191から連続的に形成され、パイプの径を一般部191に比較して拡大した拡径部192と、を備える。
拡径部192は、一般部191から拡径される末広がり部193と、この末広がり部193から延出端部195に向けて延ばされる平坦面部194と、からなる。すなわち、拡径部192は、延出端部195に向かうに連れて徐々に径が拡大する末広がり部193を備える。なお、拡径部192の平坦面部194は、第1ビーム171の外周面171aに相当する。
第2ビーム172は、車幅中央側の延出端部196が第1ビーム171に対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される。
車両用ステアリングハンガビーム構造では、拡径部192が第2ビーム172(他方のビーム)の外周面172aに直接結合される。第1ビーム171と第2ビーム172と拡径部192と第1ブラケット(ステアリング支持ブラケット)177とにより、井桁構造181をなす。
フロア連結フレーム178は、第1ビーム171及び第2ビーム172に結合するブラケット部201と、このブラケット部201から下方に延ばされフロア16に支持されるステー部(フロア連結部)202と、からなる。ブラケット部201とステー部202とは一体的に形成される。
ブラケット部201は、第1ビーム(一方のビーム)171の車幅中央側端部に対向する対向面部203と、対向面部203から折り曲げられ第1ビーム171の前面に結合される前面結合部204と、対向面部203から折り曲げられ第1ビーム171の後面に結合される後面結合部205と、対向面部203から第1ビーム(一方のビーム)171の下面に沿うように突出し、一方のビーム21の下面側の部位に結合される下部結合部206と、対向面部203から前面結合部204に及ぶように切り欠かれ、拡径部192が、第2ビーム172の後部位置の下面に対して当接することを許容する上面逃げ部207と、からなる。
これにより、上面逃げ部207を形成したことで、拡径部192の平坦面部194を、直接第2ビーム172の外周面172aに当てることが可能となる。また、拡径部192は、第2ビーム172に溶接される。
図1〜図9に示されたように、車両用ステアリングハンガビーム構造は、車両10のフロア16の上方で且つ、左右のフロントピラー17,17の間を亘るように構成される。
さらに、左右一方のフロントピラー17から車幅中央側に延出する第1ビーム21と、他方のフロントピラー17から車幅中央側に延出するとともに、延出端部96が第1ビーム21に対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビーム22と、第1ビーム21及び第2ビーム22の各々の車幅中央側部位に連結されて井桁構造31をなす一対のブラケット27,28と、を備える。
一対のブラケット27,28の一方は、ステアリングを支持するためのステアリング支持ブラケット27であり、一対のブラケット27,28の他方は、第1及び第2ビーム21,22とフロア16とを連結するためのフロア連結フレーム28である。
フロア連結フレーム28は、第1ビーム21若しくは第2ビーム22のうち一方のビーム21に沿うように延出するとともに、一方のビーム21の外周面21aに結合される第1フランジ81を備えるので、インストルメントパネルのレイアウトのために、第1ビーム(DR側)21と第2ビーム(AS側)22とをオフセットさせることができる。これにより、インストルメントパネルのレイアウト性の向上を図ることができる。
例えば、第1ビーム21と第2ビーム22とをオフセットした状態であっても、ビーム同士の連結部分を井桁構造31とすることで、連結部分の強度及び剛性を向上させることができる。また、井桁構造31の荷重をフロア連結フレーム28を介してフロア16に伝達できるため、車体11の上下方向、左右方向(車幅方向)及び前後方向の剛性が向上する。すなわち、車両重量の増大を抑制しつつ、側突荷重の伝達効率の向上を図ることができる。
さらには、第1フランジ81を一方のビーム21の外周面21aに結合することで、一方のビーム21の車幅中央端部(延出端部)95の前後又は上下方向への動きを、第1フランジ81で外周面21aを押さえるように結合することとなり、井桁構造31を構成する第1及び第2ビーム21,22とフロア連結フレーム28との結合強度が増して、剛性及び強度がより向上する。
図1〜図9に示されたように、車両用ステアリングハンガビーム構造では、フロア連結フレーム28に、一方のビーム21の車幅中央側端部(延出端部)95に対向する対向面部73を備え、第1フランジ81が、対向面部73から一方のビーム21の外周面21aに沿うように延出するので、ビーム端部(延出端部)95に対向する対向面部73と第1フランジ81とによってビーム端部(延出端部)95を覆うように結合される。この結果、井桁構造31を構成する第1及び第2ビーム21,22とフロア連結フレーム28との結合強度が向上し、剛性及び強度がより向上する。
図6及び図9に示されたように、車両用ステアリングハンガビーム構造では、第1フランジ81に、一方のビーム21の前面21cに結合される前面結合部74と、一方のビーム21の後面21dに結合される後面結合部75と、を備える。
フロア連結フレーム28に、対向面部73からフロア16に向けて延びる車幅方向に対向する側壁83と、側壁83から車幅方向に延出して前面結合部74に連続する前壁84及び後面結合部75に連続する後壁85と、により形成される断面コ字状部87を含むステー部72と、対向面部73から一方のビーム21の下面21bに沿うように突出し、一方のビーム21の下面21b側の部位に結合される下部結合部76、とを備える。
フロア連結フレーム28を、一枚の板材をプレス成型して作る場合には、成形性の都合上により対向面部73と第1フランジ(第1結合部)81との間にはR(曲線部)78が付けられる。これにより、対向面部73に対して延出端部95が離間して、第1フランジ81を第1ビーム21の外周面21aに当接させて接合可能としている。しかし、第1ビーム21の下面21b側の部位については、第1フランジ81が存在しないためフロア連結フレーム28に対して当接させられず、接合することができない。
そこで、下部結合部76を設け、第1ビーム21の下面21b側の部位を当接させて結合できるようにすることで、フロア連結フレーム28に対するビーム(第1及び第2ビーム21,22)の結合強度が向上し、剛性及び強度がより向上する。
図6に示されたように、車両用ステアリングハンガビーム構造では、フロア連結フレーム28に、第1フランジ81から第1ビーム21若しくは第2ビーム22のうち他方のビーム22に向けて突出して、他方のビーム22に沿うように延出するとともに外周面22aに結合される第2フランジ82を備えるので、フロア連結フレーム28に、第1フランジ81及び第2フランジ82を一体形成することとなり、フロア連結フレーム28と第1ビーム21及び第2ビーム22の相互間の荷重伝達をより効率的に行うことができる。この結果、フロア連結フレーム28と一方のブラケット27との剛性が向上するとともに、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
図1〜図9に示されたように、車両用ステアリングハンガビーム構造は、車両10のフロア16の上方で且つ、左右のフロントピラー17,17の間を亘るように構成される。
さらに、左右一方のフロントピラー17から車幅中央側に延出する第1ビーム21と、他方のフロントピラー17から車幅中央側に延出するとともに、延出端部96が第1ビーム21に対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビーム22と、
第1ビーム21及び第2ビーム22の各々の車幅中央側部位に連結され、ステアリングを支持するステアリング支持ブラケット27と、第1ビーム21に沿うように延出するとともに、第1ビーム21に結合される第1フランジ81と、第2ビーム22に沿うように延出するとともに、第2ビーム22に結合される第2フランジ82と、第1及び第2フランジ81,82から延びてフロア16に連結されるステー部(フロア連結部)72と、を備えるフロア連結フレーム28と、を備える。
第1ビーム21と第2ビーム22とステアリング支持ブラケット27とフロア連結フレーム28とにより、井桁構造31をなす。
すなわち、インストルメントパネルのレイアウトのために、第1ビーム(DR側)21と第2ビーム(AS側)22とをオフセットさせることができる。
例えば、第1ビーム21と第2ビーム22とをオフセットした状態であっても、ビーム同士の連結部分を井桁構造31とすることで、連結部分の強度及び剛性を向上させることができる。また、第1ビーム21及び第2ビーム22に入力された荷重をフロア連結フレーム28を介してフロア16に伝達できるため、車体11の上下方向、左右方向(車幅方向)及び前後方向の剛性が向上する。
さらには、フロア連結フレーム28が第1フランジ81及び第2フランジ82を備えることで、実質的にフロア連結フレーム28にブラケット機能を一体形成することとなり、フロア連結フレーム28の第1フランジ(第1結合部)81及び第2フランジ(第2結合部)82の相互間の荷重伝達をより効率的に行うことができる。フロア連結フレーム28の剛性が向上するとともに、部品点数の削減及びコストの低減を図ることができる。
図17〜図19に示されるように、さらなる別実施例のステアリングハンガビーム(車両用ステアリングハンガビーム)210は、一方のフロントピラー17(図1参照)から車幅中央側に延出される第1ビーム(一方のビーム)211と、他方のフロントピラー17から車幅中央側に延出される第2ビーム212(他方のビーム)と、第1ビーム211及び第2ビーム212の各々の車幅中央側部位に連結される一対のブラケット217,218と、を備える。
ブラケット217は、ステアリング(具体的にはステアリングコラム26(図1参照))を支持するためのステアリング支持ブラケット(第1ブラケット)である。ステアリング支持ブラケット217は、ステアリング支持ブラケット27(図1参照)と略同一構成の部品である。ブラケット218は、第1及び第2ビーム211,212とフロア16(図1参照)とを連結するためのフロア連結フレーム(第2ブラケット)である。
第1ビーム211と、第2ビーム212と、ステアリング支持ブラケット217と、218とで、井桁構造219が構成される。
フロア連結フレーム218は、第1ビーム211及び第2ビーム212に結合するブラケット部221と、このブラケット部221から下方に延ばされフロア(フロアパネル)16(図2参照)に支持されるステー部222と、からなる。ブラケット部221とステー部222とは一体的に形成される。
ブラケット部221は、フロア連結フレーム218の車幅方向に向いた対向面部223と、対向面部223に形成される第1ビーム211が貫通可能な貫通孔228と、貫通孔228の孔縁228aから第1ビーム211の外周面211aに沿うように延出する延出フランジ229と、対向面部223から折り曲げられ(延出され)第2ビーム212の後部位置の下面に結合される上面結合部227と、対向面部223の前面が折り曲げられた(延出された)前壁224と、対向面部223の後面が折り曲げられた(延出された)後壁225と、を備える。
前壁224は、上面結合部227から延出フランジ229の形成領域に向けて徐々に延出幅を減らす傾斜状の前傾斜フランジ234を備える。
後壁225は、上面結合部227から延出フランジ229の形成領域に向けて徐々に延出幅を減らす傾斜状の後傾斜フランジ235を備える。
貫通孔228及び延出フランジ229は、対向面部223の表側にバーリング加工して形成される。貫通孔228及び延出フランジ229は、第1ビーム211の外周面211aが嵌合する。第1ビーム211のビーム車幅内側端部211bが貫通孔228に貫通する。
延出フランジ229は、先端229aが第1ビーム211が支持される一方のハンガサポート(図1参照)側に指向する。
第1フランジ231は、貫通孔228及び延出フランジ229で構成され、第1ビーム211の外周面211aに結合する。
第2フランジ232は、上面結合部227で構成され、第2ビーム212の外周面212aに結合する。
すなわち、フロア連結フレーム218は、第1フランジ231から第1ビーム211若しくは第2ビーム212のうち他方のビーム212に向けて突出して、他方のビーム212に沿うように延出するとともに外周面212aに結合される第2フランジ232を備え、第2フランジ232が、他方のビーム212が結合される側のピラー(フロントピラー)17(図1参照)に向けて延出し、延出フランジ229が、一方のビーム211が結合される側のピラーに向けて延出するものといえる(一方のビーム211が支持されるステアリングハンガ34(図1参照)側に延出されたものといえる)。
第2フランジ232が、他方のビーム212が結合される側のピラー(フロントピラー)17(図1参照)に向けて延出することで、他方のビーム212とフロア連結フレーム218との間の荷重伝達効率をより高めることができる。よって、ガセット等の荷重伝達部材を設ける必要が無く、部品点数、コスト、重量を削減できる。
また、第2フランジ232と延出フランジ229とを同じ方向に延出させた場合、第1・第2ビーム211,212の間のオフセットする距離が短いほどに、第2フランジ232と延出フランジ229との間の距離が接近することとなる。第2フランジ232と延出フランジ229との間の距離が近すぎると、フランジを成形できないことから、第1・第2ビーム211,212の間を所定距離空ける(オフセットさせる)必要が有る。そのため、第1・第2ビーム211,212のレイアウトの自由度が下がる。
これに対して延出フランジ229が、一方のビーム211が結合される側のピラーに向けて延出することで(一方のビーム211が支持されるステアリングハンガ34(図1参照)側に延出することで)、第2フランジ232と反対方向に延出することとなり、フロア連結フレーム218の成形性が向上して、第1・第2ビーム211,212のレイアウト自由度が向上する。
さらに、フロア連結フレーム218は、第2フランジ232から延出フランジ229の形成領域に向けて徐々に延出幅を減らす傾斜状の傾斜フランジ234,235を備えたものといえる。
フロア連結フレーム218に、第2フランジ232から延出フランジ229の形成領域に向けて徐々に延出幅を減らす傾斜状の傾斜フランジ234,235を備えることで、他方のビーム212とフロア連結フレーム218との間の荷重伝達効率をより高めることができる。
尚、本発明に係る車両用ステアリングハンガビーム構造は、図1〜16に示すように、実施例1〜5が記載されたが、これらの実施例を適宜組み合わせるものであってもよい。
本発明に係る車両用ステアリングハンガビーム構造は、図2に示すように、第1ビーム(一方のビーム、DR側)21は車体11の右側に配置され、第2ビーム(他方のビーム、AS側)22は車体11の左側に配置された右ハンドルの車両10に採用されたものであったが、これに限るものではなく、左ハンドルの車両においては、第1ビーム(一方のビーム、DR側)21は車体の左側に配置され、第2ビーム(他方のビーム、AS側)22は車体の右側に配置されることを妨げるものではない。
さらに、第1ビーム21が一方のビーム、第2ビーム22が他方のビームであったが、これに限るものではなく、第1ビーム21が他方のビーム、第2ビーム22が一方のビームであってもよい。
フロア連結フレーム28は、図1に示すように、フロア(フロアパネル)16に連結されたが、これに限るものではなく、ダッシュボードロアパネル15aに連結されるものであってもよい。
本発明に係る車両用ステアリングハンガビーム構造は、セダンやワゴンなどの乗用車に採用するのに好適である。
10…車両、15…ダッシュボード、16…フロア、17…フロントピラー、20…ステアリングハンガビーム、21…第1ビーム(一方のビーム、DR側)、21a…第1ビームの外周面、21b…一方のビームの下面、22…第2ビーム(他方のビーム、AS側)、22a…第2ビームの外周面、27…ステアリング支持ブラケット(一方のブラケット)、28…フロア連結フレーム(他方のブラケット)、31…井桁構造、71…ブラケット部、72…ステー部(フロア連結部)、73…対向面部、74…第1フランジの前面結合部、75…第1フランジの後面結合部、76…下部結合部、81…第1フランジ(第1結合部)、82…第2フランジ(第2結合部)、83…ステー部の側壁、84…ステー部の前壁、85…ステー部の後壁、87…断面コ字状部、95…一方のビームの車幅中央側端部(延出端部)、113…対向面部、118…貫通孔、119…延出フランジ。

Claims (9)

  1. 車両のフロアの上方で且つ、左右のフロントピラーの間を亘る車両用ステアリングハンガビーム構造であって、
    左右一方の前記フロントピラーから車幅中央側に延出する第1ビームと、他方の前記フロントピラーから車幅中央側に延出するとともに、延出端部が前記第1ビームに対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビームと、
    前記第1ビーム及び前記第2ビームの各々の車幅中央側部位に連結されて井桁構造をなす一対のブラケットと、
    前記井桁構造と前記フロアとを連結するためのフロア連結フレームと、を備え、
    前記フロア連結フレームは、前記第1ビーム若しくは第2ビームのうち一方のビームに沿うように延出するとともに、前記一方のビームの外周面に結合される第1フランジを備えることを特徴とする車両用ステアリングハンガビーム構造。
  2. 前記フロア連結フレームは、前記一方のビームの車幅中央側端部に対向する対向面部を備え、
    前記第1フランジは、前記対向面部から前記一方のビームの外周面に沿うように延出することを特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  3. 前記第1フランジは、前記一方のビームの前面に結合される前面結合部と、
    前記一方のビームの後面に結合される後面結合部と、を備え、
    前記フロア連結フレームは、
    前記対向面部から前記フロアに向けて延びる車幅方向に対向する側壁と、該側壁から車幅方向に延出して前記前面結合部に連続する前壁及び前記後面結合部に連続する後壁と、により形成される断面コ字状部を含むステー部と、
    前記対向面部から前記一方のビームの下面に沿うように突出し、前記一方のビームの下面側の部位に結合される下部結合部と、を備えることを特徴とする請求項2記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  4. 前記フロア連結フレームは、前記第1フランジから前記第1ビーム若しくは第2ビームのうち他方のビームに向けて突出して、前記他方のビームに沿うように延出するとともに外周面に結合される第2フランジを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  5. 前記第1フランジは、前記フロア連結フレームの車幅方向に向いた対向面部に形成され、前記一方のビームが貫通可能な貫通孔と、該貫通孔の孔縁から前記一方のビームの外周面に沿うように延出する延出フランジと、を備えることを特徴とする請求項1記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  6. 前記フロア連結フレームは、前記第1フランジから前記第1ビーム若しくは第2ビームのうち他方のビームに向けて突出して、前記他方のビームに沿うように延出するとともに外周面に結合される第2フランジを備え、
    前記第2フランジは、前記他方のビームが結合される側の前記ピラーに向けて延出し、
    前記延出フランジは、前記一方のビームが結合される側の前記ピラーに向けて延出することを特徴とする請求項5記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  7. 前記フロア連結フレームは、前記第2フランジから前記延出フランジの形成領域に向けて徐々に延出幅を減らす傾斜状の傾斜フランジを備えることを特徴とする請求項6記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  8. 前記貫通孔及び延出フランジは、前記対向面部をバーリング加工して形成されることを特徴とする請求項5又は請求項6記載の車両用ステアリングハンガビーム構造。
  9. 車両のフロアの上方で且つ、左右のフロントピラーの間を亘る車両用ステアリングハンガビーム構造であって、
    左右一方の前記フロントピラーから車幅中央側に延出する第1ビームと、他方の前記フロントピラーから車幅中央側に延出するとともに、延出端部が前記第1ビームに対して前後又は上下方向にオフセットした位置に配置される第2ビームと、
    前記第1ビーム及び前記第2ビームの各々の車幅中央側部位に連結されるブラケットと、
    前記第1ビームに沿うように延出するとともに、前記第1ビームに結合される第1フランジと、前記第2ビームに沿うように延出するとともに、前記第2ビームに結合される第2フランジと、前記第1及び第2フランジから延びて前記フロアに連結されるステー部と、を備えるフロア連結フレームと、を備え、
    前記第1ビームと前記第2ビームと前記ブラケットと前記フロア連結フレームとにより、井桁構造をなすことを特徴とする車両用ステアリングハンガビーム構造。
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