JP2012009195A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2012009195A
JP2012009195A JP2010142480A JP2010142480A JP2012009195A JP 2012009195 A JP2012009195 A JP 2012009195A JP 2010142480 A JP2010142480 A JP 2010142480A JP 2010142480 A JP2010142480 A JP 2010142480A JP 2012009195 A JP2012009195 A JP 2012009195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
induction heating
sensor
heated
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010142480A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5590987B2 (ja
Inventor
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Akira Morii
彰 森井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP2010142480A priority Critical patent/JP5590987B2/ja
Publication of JP2012009195A publication Critical patent/JP2012009195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5590987B2 publication Critical patent/JP5590987B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)

Abstract

【課題】接触式温度センサーと赤外線センサーの両方を効果的に活用して被加熱物の加熱調理の精度を向上させると共に、被加熱物が過加熱状態になるのを未然に防止可能な誘導加熱調理器を提供する。
【解決手段】制御手段6は、インバーター回路5を制御して加熱コイル4による天板2上の被加熱物の誘導加熱を行わせ、温度検出手段13の出力に基づいて、接触式温度センサー11によって検出された温度とその前回値から第1の温度上昇を算出し、赤外線センサー12によって検出された温度とその前回値から第2の温度上昇を算出し、第1の温度上昇の勾配および第2の温度上昇の勾配の少なくとも一方が所定値を上回る場合には、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への供給電力量を抑制または停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、誘導加熱調理器に関するものであり、特に温度センサーによる調理精度の向上と安全性確保に関する。
従来、誘導加熱装置において、調理容器(以下、被加熱物と呼ぶこともある)の温度を測定する手段として、サーミスター(以下、接触式温度センサーと呼ぶこともある)を用いたもの、あるいはサーミスターと赤外線センサーを併用したものがある。サーミスターと赤外線センサーを併用したものとして、サーミスターと赤外線センサーの受光したエネルギーより温度検出手段が被加熱物の温度を換算し、被加熱物の温度勾配が所定の値より大きい場合は赤外線センサーの出力を優先し、所定の値より小さい場合はサーミスターの温度を優先し、赤外線センサーによって検出された被加熱物の温度が所定の勾配以上に変化する場合は加熱電力量を抑制または加熱停止を行うことにより、油の発火や鍋の赤熱や変形を防止していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−41471号公報(第1頁〜第3頁、第7頁)
特許文献1に記載された従来の誘導加熱調理器では、上記のように温度検出手段がサーミスターの出力信号と赤外線センサーの受光したエネルギーより被加熱物の温度を換算し、この被加熱物の所定時間における温度上昇の勾配が所定の値より大きい場合は赤外線センサーの出力を優先することになっているが、例えば、既に加熱済みで所定の温度以上に熱くなっているフライパンなどの被加熱物を天板上に載置して加熱調理を開始しようとして加熱コイルに高周波電力を供給すると、被加熱物がさらに誘導加熱されて過加熱状態となって危険である。それにも拘わらず、赤外線センサーの窓が汚れている場合には赤外線センサーの窓汚れにより、温度検出精度が低下する。
然しながら、赤外線センサーの窓汚れの程度によっては、追従速度が遅いが精度の高い接触式温度センサーでなく、追従速度の速い赤外線センサーが優先されてしまう場合があり、この場合には被加熱物の温度上昇勾配の検出精度も窓汚れにより低下しているため、誤検出してしまうという問題がある。
このような場合には、赤外線センサーよりも接触式温度センサー(サーミスター)が正確な危険温度を検知することができるため、いずれか一方を優先させるよりも両方の出力に基づいて被加熱物の温度を判断する方が正確になり望ましい。
本発明は、このような問題点を解決するために為されたものであり、その目的は接触式温度センサーと赤外線センサーの両方を効果的に活用して被加熱物の加熱調理の精度を向上させると共に、被加熱物が過加熱状態になるのを未然に防止可能な誘導加熱調理器を提供することにある。
本発明に係る誘導加熱調理器は、被加熱物を載置する天板と、この天板の下方に配置され、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、この加熱コイルへ交流電力を供給するインバーター回路と、天板の裏面に接触して被加熱物の熱を検出する接触式温度センサーと、被加熱物の赤外線エネルギーを検出する赤外線センサーと、接触式温度センサーの出力および赤外線センサーの出力を温度に換算する温度検出手段と、インバーター回路を制御する制御手段と、を備え、制御手段は、インバーター回路を制御して加熱コイルによる誘導加熱を行わせ、接触式温度センサーの出力を温度検出手段が換算した温度に基づいて、被加熱物の第1の温度上昇を算出し、赤外線センサーの出力を温度検出手段が換算した温度に基づいて被加熱物の第2の温度上昇を算出し、第1の温度上昇の勾配または第2の温度上昇の勾配の少なくとも一方が所定の値を上回る場合には、加熱コイルへのインバーター回路の供給電力量を抑制、または停止するものである。
本発明によれば、接触式温度センサーの出力に基づいて算出される被加熱物の第1の温度上昇と赤外線センサーの出力に基づいて算出される被加熱物の第2の温度上昇の少なくとも一方が所定の値より大きいとき、制御手段が加熱コイルへ供給する電力量を自動的に抑制または停止するので、被加熱物の加熱調理の精度を向上させると共に、被加熱物が過加熱状態になるのを未然に防止することができる。
本発明に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図である。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御手段6のメイン処理を示すフローチャートである。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2における制御系の構成を示すブロック図である。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態3における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。 本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態3における制御手段6の加熱調理処理を示す別のフローチャートである。
実施の形態1.
図1は本発明に係る誘導加熱調理器の外観を示す斜視図、図2は本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御系の構成を示すブロック図である。
図1に示すように誘導加熱調理器100は、本体1と、本体1の上面を形成し鍋やフライパンなどの被加熱物を載置する耐熱ガラス製の天板2とから構成される。また、天板2の下方には被加熱物を誘導加熱する3つの加熱部の位置を示す加熱部マーク3が配置されている。具体的には、手前から(図1の矢印Aから)見て左側の加熱部マーク3aと右側の加熱部マーク3bと後方の加熱部マーク3cが配置されている。
また、天板2上の3個の加熱部マーク3の各々に対応して、天板2の下方には加熱コイル4が配置されている。即ち、加熱部マーク3aの真下に加熱コイル4aが配置されており、加熱部マーク3bの真下に加熱コイル4bが配置されており、加熱部マーク3cの真下に加熱コイル4cが配置されている。
また、図2に示すように、本体1の内部には加熱コイル4a、4b及び4cに高周波電力を供給するインバーター回路5やインバーター回路5を制御する制御手段6、および時間を計算する計時手段7を搭載するプリント回路基板(図示せず)が基板ケース(図示せず)内に収容された状態で取付けられている。制御手段6はマイコンやDSPやマイクロプロセッサーなどで構成されており、図示しない記憶手段を内蔵している。プリント回路基板の設置場所については、発熱個所から遠く、冷却可能な風路中であれば、どこでもよいが、冷却効率の観点から、加熱コイル4よりも上流に配置するのがよい。本発明とは関係ないため、詳細な説明を省略するが、冷却ファン(図示せず)は本体1の下部後方の両側に設置され、本体1の外部から空気を吸入し、プリント回路基板(図示せず)及び加熱コイル4に冷却風を送ってこれらを冷却した後、後方に進んで本体1の後方に形成された排気口を介して調理器本体1の外へ排気する。なお、図1に示すように本体1の下部にはグリル9が引き出し自在に設けられており、魚などの焼き物料理等の調理が可能となっている。
更に、本体1の下部手前の右側には図1に示すように操作手段としての操作部8が設けられており、ユーザーがこの操作部8を操作することにより、加熱出力の調整や誘導加熱調理器への設定などの操作・設定情報が入力可能である。なお、操作部8には、グリル9の操作部も含まれている。
また、3つの加熱コイル4a、4b及び4cは所謂3口型の加熱部を構成しているが、加熱コイル4cに代えて、ほぼ同径のラジエントヒーターを配置しても良い。
また、天板2の加熱部マーク3の領域内の裏面(加熱コイル4と対応する面)には、サーミスターなどの接触式温度センサー11が1つ以上接触するように配置されている。また、天板2の下方には、天板2を介して被加熱物10の底部から放射された赤外線エネルギーを検出するように赤外線センサー12が加熱部毎に配置されている。さらに、天板2の下方には、サーミスター11の検知信号と赤外線センサー12の受光した赤外線エネルギーをA/D変換して被加熱物10の温度に換算する温度検出手段13が設けられており、換算した温度情報を制御手段6へ出力する。
なお、接触式温度センサー11をTHと呼ぶことがある。同様に、赤外線センサー12をIRと呼ぶことがある。
また、本発明では、温度検出手段13は接触式温度センサーの出力と赤外線センサー12の出力の双方を入力してそれぞれの温度に換算しているが、接触式温度センサーの出力のみを温度に換算する温度検出手段と、赤外線センサー12の出力のみを温度に換算する温度検出手段を個別に設けても良い。
また、図3は本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御手段6のメイン処理を示すフローチャートであり、図4は本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態1における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。
次に、本実施の形態1における制御手段6の動作を図1〜4を用いて説明する。
ユーザーが誘導加熱調理器100の電源スイッチ(図示せず)を投入すると、制御手段6が起動される。制御手段6は、図3に示すメイン処理において、まず、内部に保有しているカウンタのクリヤや初期値設定などの初期処理を行った(ステップS301)後、操作部8からユーザーによって設定された情報を入力する(ステップS302)。次に制御手段6は、入力した設定情報が調理開始命令か否かを調べ(ステップS303)、調理開始でなければ、ステップS306、S307を経過した後、再びステップS302に戻り、上記と同様の処理を繰り返して調理開始命令が入力されるまで待ち状態となる。この入力待ち状態において、ユーザーが天板2に被加熱物10を載置し、続いて火力情報などを設定して調理開始スイッチを押下すると、操作部8から調理開始命令の信号が生成されて制御手段6に入力される。制御手段6は、ステップS303において調理開始命令を入力すると、設定情報の中の火力情報に基づいてインバーター回路5を制御して、加熱コイル4への高周波電力(以下、加熱電力と呼ぶこともある)の供給を開始させる(ステップS304)。これにより誘導加熱による被加熱物10の加熱調理が開始する。次に、制御手段6は、加熱調理処理ソフトを起動した(ステップS305)上で、ステップS302へ戻る。これにより、図4に示す加熱調理処理が動作を開始する。
ステップS303において、調理開始命令が入力されないとき、制御手段6は、計時手段7から取得した時間に基づいて所定時間(この時間は当該調理に必要な調理時間に余裕の時間を加えたもの)を経過したか否かを調べる(ステップS306)。所定時間が経過したら、制御手段6は、当該調理の加熱調理が終了したと判断し、加熱調理ソフトを停止させ(ステップS308)、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止させた(ステップS309)後、処理を終了する。また、ステップS306において、加熱調理の所定時間がまだ経過していなければ、制御手段6は調理停止命令が入力されたか否かを調べる(ステップS307)。調理停止命令が入力されなければ、ステップS302へ戻り、処理を続行する。ステップS307において、調理停止命令が入力されたら、制御手段6は加熱調理が終了したと判断し、加熱調理ソフトを停止させ(ステップS308)、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止させた(ステップS309)後、処理を終了する。
なお、この停止命令の信号は何らかの原因によりユーザーが調理を緊急に停止したい場合や、ユーザー自身が、加熱調理が終了したと判断したときに加熱を停止する場合などに操作部8の該当スイッチを操作することで生成され、制御手段6に出力される。
次に、図4に示す加熱調理処理の動作について説明する。
本加熱調理処理の機能が起動されると、制御手段6は、まず、温度検出手段13から接触式温度センサー11(TH)の検出温度と赤外線センサー12(IR)の検出温度を取得する(ステップS401)。次に、制御手段6は、接触式温度センサー11(TH)の検出温度を予め設定された接触式温度センサー用の上限値(THリミット値)と比較し(ステップS402)、この上限値以上ならば、被加熱物10が高温過ぎて危険なため、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止させた(即ち、加熱電力をゼロにした)(ステップS403)後、ステップS402へ戻り、同様の処理を被加熱物10の温度が上限値より低くなるまで繰り返す。これにより、被加熱物10の温度は徐々に低下していく。ステップS402において、接触式温度センサー11(TH)の検出温度が上限値以上でなければ、制御手段6は赤外線センサー12(IR)の検出温度を予め設定された赤外線センサー用の上限値(IRリミット値)と比較し(ステップS404)、この上限値以上ならば、被加熱物10が高温過ぎて危険なため、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止した(即ち、加熱電力をゼロにした)(ステップS403)後、ステップS402へ戻り、同様の処理を被加熱物10の温度が上限値より低くなるまで繰り返す。これにより、被加熱物10の温度は徐々に低下していく。
ステップS404において、赤外線センサー12(IR)の検出温度が上限値以上でなければ、制御手段6は、被加熱物10の温度は危険温度でないと判断して、現在の接触式温度センサー11(TH)の検出温度と赤外線センサー12の検出温度を図示しない記憶手段に記憶しておき(ステップS405)、さらに記憶手段に記憶しておいた前回の接触式温度センサー11の検出温度と現在の接触式温度センサー11の検出温度との差分を算出し、計時手段7から得られる所定時間とこの差分から被加熱物10の温度変化を算出する。また、記憶手段に記憶しておいた前回の赤外線センサー12の検出温度と現在の赤外線センサー12の検出温度の差分を算出し、計時手段7から得られる上記所定時間とこの差分から被加熱物10の温度変化を算出する(ステップS406)。次に、制御手段6は、接触式温度センサー11(TH)の検出温度に基づいて算出された被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)を予め設定しておいた基準値と大小比較する(ステップS407)。被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)が上記基準値よりも大きければ、温度上昇の勾配が異常に大きく、このままでは危険温度に容易に達してしまう虞が高いと判断し、インバーター回路5を制御して加熱コイル4へ供給する加熱電力を所定の値(例えば、0.1W)ダウンさせた(ステップS408)後、ステップS402へ戻る。
ステップS407の比較において、被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)が基準値以内であれば、制御手段6は、赤外線センサー12の検出温度IRに基づいて算出された被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)を予め設定しておいた別の基準値と大小比較する(ステップS409)。被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)が上記別の基準値よりも大きければ、温度上昇の勾配が異常に大きく、このままでは危険温度に容易に達してしまう虞が高いと判断し、インバーター回路5を制御して加熱コイル4へ供給する加熱電力を所定の値(例えば、0.1W)ダウンさせた(ステップS408)後、ステップS402へ戻る。
このように、計時手段7が計時した所定の時間内に、接触式温度センサー11(TH)の検出信号および赤外線センサー12(IR)の検出信号により、温度検出手段13がそれぞれ個別に検出した温度のいずれかの上昇の勾配を調べ、いずれかが基準値より大きければ、制御手段6は温度上昇の勾配が異常に大きく、このままでは危険温度に容易に達してしまう虞が高いと判断し、インバーター回路5の供給電力量を抑制するので、被加熱物10が過加熱状態になるのを防止することができる。
なお、上記の例では、温度上昇の勾配が異常に大きいときは、制御手段がインバーター回路5の加熱コイル4への供給電力量を抑制するように構成したが、これに限る必要はなく、インバーター回路5の加熱コイル4への供給電力量を停止しても良い。この場合には、図4のステップS408の処理内容を上記のように書き換えるだけで機能が実現される。
ステップS409の比較において、被加熱物10の温度変化が所定の値以内であれば、制御手段6は、被加熱物10の加熱効率を向上させるために、インバーター回路5を制御して加熱コイル4へ供給する加熱電力を所定の値(例えば、0.1W)アップさせる(ステップS410)。次に、制御手段6は現在加熱コイル4へ供給している加熱電力が予め設定した設定電力(この設定電力は加熱効率が最も良いものである)以上に達したか否かを調べる(ステップS411)。加熱電力が上記設定電力よりも大きくなった場合には、制御手段6は、加熱電力を当該設定電力に制限するようにインバーター回路5を制御した(ステップS412)後、ステップS402へ戻る。ステップS411の比較において、加熱電力が上記設定電力よりも小さければ、ステップS402へ戻り、制御手段6は、上記と同様の処理を継続するようにインバーター回路5を制御する。これにより、効率の良い加熱調理が可能となる。
本実施の形態によれば、以上のように、計時手段7が計時した所定の時間内に、接触式温度センサー11(TH)の検出信号および赤外線センサー12(IR)の検出信号から温度検出手段13によって個別に換算して得られたそれぞれの温度の上昇の勾配を調べ、少なくとも一方の温度上昇の勾配が基準値より大きければ、制御手段6は温度上昇の勾配が異常に大きく、このままでは危険温度に容易に達してしまう虞が高いと判断し、インバーター回路5の供給電力量を抑制または通電を停止するので、被加熱物10が過加熱状態になるのを未然に防止することができる。
また、被加熱物10の温度上昇の勾配を接触式温度センサー11(TH)の検出信号および赤外線センサー12(IR)の検出信号により、温度検出手段13がそれぞれ個別に検出した温度の少なくとも一方が基準値より大きければ、制御手段6は危険温度にあると判断し、インバーター回路5の加熱コイルへの加熱電力の供給を停止するので、被加熱物10が過加熱状態になるのを防止することができる。
また、制御手段6は被加熱物10の温度および温度上昇の勾配が正常なとき、加熱コイル4の加熱電力を効率の最も高い設定電力になるようにインバーター回路5を制御するので、効率の良い加熱調理が可能になる。
実施の形態2.
実施の形態1では、何らかの原因で接触式温度センサー11および赤外線センサー12のいずれか一方の検出精度が低下すると制御手段6による被加熱物10の温度異常の判断精度が低下してしまう。そこで、このような問題を解決するために、いずれか一方の検出精度が劣化したことを検出し、警報を発するように構成しても良い。本実施の形態2では、このような形態について説明する。
図1および図3は本実施の形態2でも使用される。
図5は、本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2における制御系の構成を示すブロック図である。図5の構成は、警報報知手段14を追加した以外は図2の構成とおなじである。
また、図6は、本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態2における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。図6のフローチャートは、ステップS601〜S602を追加した以外は図4と同じである。
図5において、警報報知手段14は、表示手段または音声出力手段で構成され、入力した警報情報をメッセージまたは画像で表示したり、音声で表示したり、これらを組み合わせたりすることが可能である。
次に、動作を図1、図3、図5および図6を用いて説明する。
図6において、ステップS401〜S406は図4と同様に動作する。ステップS601において、制御手段6は、接触式温度センサー11によって検出された温度THの計時手段によって計時された所定の時間における上昇値(ΔTH値)の勾配と赤外線センサー12によって検出された温度の前記所定の時間における上昇値(ΔIR値)の勾配を比較して所定値を超える差違があった場合には、いずれか一方の温度検出精度が劣化したと判断し、その旨の警報を警報報知手段14に発させる(ステップS602)。
このような構成により、警報を認知したユーザーは、操作部8の該当スイッチを操作して加熱調理を停止させると共に、精度劣化の原因を追及して修理などを施すことにより対応処置を講ずることで、温度検出精度の劣化を防止することが可能となる。また、対応処置を講ずることにより、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
実施の形態3.
また、複数の接触式温度センサー11が設けられている場合に、特定のものの検知精度が劣化した場合に、これを特定して、警報を出力しても良い。本実施の形態3では、このような形態について説明する。
図1、図3および図5は本実施の形態3でも使用される。なお、図5において、接触式温度センサー11が2つだけ示されているが、2つに限らず、複数個あることを前提とする。ここでは、複数の接触式温度センサー11がn(nは2以上の整数)台あるものとし、これらをTH1〜THnとする。
また、図7は、本発明に係る誘導加熱調理器の実施の形態3における制御手段6の加熱調理処理を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、図6のステップS401、S402、S404、S405、S406、S601、S407に代えてそれぞれステップS701、S702、S704、S705、S706、S711、S707に置き換えたこととステップS712を追加した以外は図6の構成と同じである。なお、ステップS711だけが大きく異なるだけであり、ステップS701、S702、S704、S705、S706、S711、S707において、THiは、複数の接触式温度センサー11によって検出された信号を温度検出手段13がそれぞれの温度TH1〜THnに換算したものである。ステップS701では、温度検出手段13が複数の接触式温度センサー11(THi)の出力を換算した温度と、赤外線センサー12(IR)の検出信号から換算した温度を制御手段6が取得することを意味している。またステップS702では、制御手段6は、接触式温度センサー11(THi)の検出温度を予め設定された接触式温度センサー用の上限値(THリミット値)と比較し、この上限値以上ならば、被加熱物10が高温過ぎて危険なため、インバーター回路5を制御して加熱コイル4への加熱電力の供給を停止した(ステップS403)後、ステップS702へ戻るということを接触式温度センサー11の台数分繰り返すことを意味している。また、ステップS705では、複数の接触式温度センサー11(TH1〜THn)の検出温度を個別に記憶手段に記憶させるだけである。また、ステップS706では、制御手段6は、複数の接触式温度センサー11のそれぞれについて、記憶手段に記憶させておいた前回の当該接触式温度センサー11の検出温度と現在の当該接触式温度センサー11の検出温度の差分と計時手段7から得られる所定時間に基づいて被加熱物10の温度変化を算出すると共に記憶手段に記憶させておいた前回の赤外線センサー12の検出温度と現在の赤外線センサー12の検出温度の差分と計時手段7から得られる上記所定時間に基づいて被加熱物10の温度変化を算出する。
また、ステップS711において、温度検出手段13は複数の接触式温度センサー11(TH1〜THn)によって検出された信号から温度に換算して制御手段6へ出力する。制御手段6は温度検出手段13から複数の接触式温度センサー11(TH1〜THn)の検出温度を取得すると、記憶装置内に格納されたこれらの温度の前回値、および計時手段7から得られる所定時間に基づいて複数の温度上昇値に変換し、さらに変換によって得られた複数の温度上昇値の勾配を相互に比較する。この比較の結果、所定の値を超えた差違が発生した場合、制御手段6は多数決のルールにより当該差違を発生した接触式温度センサー11(THi)を特定し(ステップS712)、特定した接触式温度センサー11(THi)の温度検出精度が劣化したと判断してその旨の警報を警報報知手段14に発させる(ステップS502)。この後、ステップS702へ戻る。
これにより、警報により特定の接触式温度センサー11の精度が劣化したことを認知したユーザーは、特定された接触式温度センサー11の検出温度を除外するか、あるいはこの精度の悪い接触式温度センサー11を良品と交換するなどの措置を講ずることで、精度の劣化を防止することが可能となる。
また、ステップS707では、制御手段6は、複数の接触式温度センサー11(TH1〜THn)のそれぞれについて個別にその検出温度に基づいて算出された被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)を予め設定しておいた基準値と大小比較する。比較の結果、被加熱物10の温度変化(温度上昇の勾配)が基準値よりも大きければ、制御手段6は、温度上昇の勾配が異常に大きく、このままでは危険温度に容易に達してしまう虞が高いと判断し、インバーター回路5を制御して加熱コイル4へ供給する加熱電力を所定の値(例えば、0.1W)ダウンさせた(ステップS408)後、ステップS702へ戻る。
なお、上記の例では、ステップS712において、複数の接触式温度センサー11の出力から算出される温度勾配同士の比較の結果、所定の値を超えた差違が発生したものを特定したら、当該特定した接触式温度センサー11の温度検出精度が劣化した旨の警報を警報報知手段14に発させるようにしたが、図8に示すように、図7のステップS712とステップS502の間にステップS801を追加して、特定した接触式温度センサー11の出力を無視し、その旨の警報を警報報知手段14に発させるようにしてもよい。
なお、上記の内容は赤外線センサーについても同様であり、複数の赤外線センサー12が設けられている場合に、特定のものの検知精度が劣化した場合に、これを特定することも可能である。
この場合には、制御手段6は温度検出手段13から複数の赤外線センサー12によって検出された複数の温度を取得し、得られた複数の温度をその前回の温度と比較して複数の赤外線センサー12に対応する複数の温度上昇を算出し、この複数の温度上昇の勾配を相互に比較し、所定の値を超えて差違が発生した場合には、多数決のルールにより当該差違を発生した赤外線センサー12を特定し、特定した赤外線センサー12の温度検出精度が劣化したと判断してその旨の警報を発する。これにより、警報により特定のその旨認知したユーザーは、特定された赤外線センサー12の情報を無視するか、良品と交換するなどの措置を講ずることで、精度の劣化を防止することが可能となる。
実施の形態4.
また、沸騰した場合には、温度上昇が停止し、ほぼ一定の温度になり安定するので、この沸騰を条件に加えてもよい。
この場合には、制御手段6は、計時手段7から得られる時間が所定の時間を経過する都度、温度検出手段13からの出力に基づいて、接触式温度センサー11によって検出された被加熱物10の前回の温度と今回の温度に基づいて第1の温度上昇を算出し、赤外線センサー12によって検出された被加熱物10の前回の温度と今回の温度に基づいて第2の温度上昇を算出し、算出した第1の温度上昇と第2の温度上昇を記憶手段に予め記憶しておく。そして、誘導加熱調理時には、制御手段6は、上記と同様の条件の下で第1の温度上昇および第2の温度上昇を算出し、この第1の温度上昇および前記第2の温度上昇が所定の範囲内になった場合には、被加熱物10が沸騰したと判断する。この後、制御手段6は第1の温度上昇と第2の温度上昇を比較して、所定値を上回る差違が検出された場合には、接触式温度センサー11あるいは赤外線センサー12のいずれか一方の温度検出精度が劣化したと判定し、その旨の警報を警報報知手段14に発させる。これにより、上記と同様の効果を奏する。
なお、沸騰の条件として振動センサーを追加してもよい。この場合、制御手段6は、所定値以上の振動を所定時間以上検出したとき、且つ前記第1の温度上昇および前記第2の温度上昇が所定範囲内になった場合には、被加熱物10が沸騰したと判断する。これにより、精度がさらに向上する。
また、沸騰の条件として加熱コイルに供給する電力量を追加しても良い。この場合、制御手段6は、インバーター回路5の出力電流を検出するインバーター電流検出手段の出力とインバーター回路の母線電圧を検出するインバーター電圧検出手段の出力に基づいて加熱コイル4に供給した電力量を算出し、この電力量が所定の範囲内であり、且つ計時手段7から得られる所定時間における接触式温度センサー11の検出信号から算出される温度の上昇値および赤外線センサー12の検出信号から算出される温度の上昇値が所定範囲内になった場合には、前記被加熱物10が沸騰したと判断する。これにより、温度検出精度がさらに向上する。
1 誘導加熱調理器本体、2 天板、3、3a〜3c 加熱部マーク、4,4a〜4c 加熱コイル、5 インバーター回路、6 制御手段、7 計時手段、8 操作部、9 グリル、10 被加熱物(鍋)、11 接触式温度センサー(サーミスター)、12 赤外線センサー、13 温度検出手段、14 警報報知手段、100 誘導加熱調理器。

Claims (12)

  1. 被加熱物を載置する天板と、
    この天板の下方に配置され、前記被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、
    この加熱コイルへ交流電力を供給するインバーター回路と、
    前記天板の裏面に接触して前記被加熱物の熱を検出する接触式温度センサーと、
    前記被加熱物の赤外線を検出する赤外線センサーと、
    前記接触式温度センサーの出力および前記赤外線センサーの出力を温度に換算する温度検出手段と、
    前記インバーター回路を制御する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記インバーター回路を制御して前記加熱コイルによる誘導加熱を行わせ、前記接触式温度センサーの出力を前記温度検出手段が換算した温度に基づいて、前記被加熱物の第1の温度上昇の勾配を算出し、前記赤外線センサーの出力を前記温度検出手段が換算した温度に基づいて前記被加熱物の第2の温度上昇の勾配を算出し、前記第1の温度上昇の勾配または前記第2の温度上昇の勾配の少なくとも一方が所定の値を上回る場合には、前記加熱コイルへの前記インバーター回路の供給電力量を抑制、または停止することを特徴とする誘導加熱調理器。
  2. 前記制御手段は、前記第1の温度上昇の勾配と前記第2の温度上昇の勾配を比較し、所定値を超える差違があった場合には、いずれか一方の温度検出精度が劣化したと判断することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記接触式温度センサーは複数の接触型温度センサーから成り、
    前記制御手段は、前記複数の接触型温度センサーの出力から前記温度検出手段によって換算された複数の温度のそれぞれについて温度上昇の勾配を算出し、算出された複数の温度上昇の勾配を相互に比較し、所定の値を超えて差違が発生した場合には、所定のルールにより当該差違を発生した接触型温度センサーを特定し、特定した接触型温度センサーの温度検出精度が劣化したと判断することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記所定のルールは、複数の接触型温度センサーの内、所定の値を超えて差違が発生したものが1つだけである場合には、この接触型温度センサーを特定することを特徴とする請求項3記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記赤外線センサーは複数の赤外線センサーから成り、
    前記制御手段は、前記複数の赤外線センサーの出力から前記温度検出手段によって換算された複数の温度のそれぞれについて温度上昇の勾配を算出し、算出された複数の温度上昇の勾配を相互に比較し、所定の値を超えて差違が発生した場合には、所定のルールにより当該差違を発生した接触型温度センサーを特定し、特定した接触型温度センサーの温度検出精度が劣化したと判断することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記所定のルールは、前記複数の赤外線センサーの内、所定の値を超えて差違が発生したものが1つだけである場合には、この赤外線センサーを特定することを特徴とする請求項5記載の誘導加熱調理器。
  7. 調理開始から経過時間を計時する計時手段を備え、
    前記制御手段は、前記計時手段から得られる時間が所定の時間を経過する都度、前記温度検出手段の出力に基づいて、前記第1の温度上昇および前記第2の温度上昇を算出し、この第1の温度上昇および前記第2の温度上昇が所定の範囲内になった場合は、前記被加熱物が沸騰したと判断し、前記第1の温度上昇および前記第2の温度上昇を比較して、所定値を上回る差違が検出された場合にはいずれか一方の精度が劣化したと判定することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  8. 振動センサーを備え、
    前記制御手段は、所定値以上の振動を所定時間以上検出したとき、且つ前記第1の温度検出手段の出力および前記第2の温度検出手段の出力から温度上昇が所定範囲内になった場合には、前記被加熱物が沸騰したと判断することを特徴とする請求項7記載の誘導加熱調理器。
  9. 前記インバーター回路の出力電流を検出するインバーター出力電流検出手段と、
    前記インバーター回路の母線電圧を検出するインバーター電圧検出手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記インバーター出力電流検出手段の出力と前記インバーター電圧検出手段の出力に基づいて前記加熱コイルに供給した電力量を算出し、この電力量が所定の範囲内であり、且つ前記第1の温度検出手段の出力および前記第2の温度検出手段の出力から温度上昇が所定範囲内になった場合には、前記被加熱物が沸騰したと判断することを特徴とする請求項7記載の誘導加熱調理器。
  10. 音声または表示により警報を発する警報報知手段を備え、
    前記第1の温度上昇の勾配または前記第2の温度上昇の勾配の少なくとも一方が所定の値を上回るとき、前記制御手段は、その旨を前記警報手段に出力することを特徴とする請求項1記載の誘導加熱調理器。
  11. 音声または表示により警報を発する警報報知手段を備え、
    前記制御手段は、温度検出精度の劣化したセンサーを特定したときは、その旨を前記警報報知手段に出力することを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
  12. 音声または表示により警報を発する警報報知手段を備え、
    前記制御手段は、温度検出精度の劣化したセンサーを特定したときは、該特定したセンサーの出力を無視し、その旨を前記警報報知手段に出力することを特徴とする請求項2〜9のいずれかに記載の誘導加熱調理器。
JP2010142480A 2010-06-23 2010-06-23 誘導加熱調理器 Active JP5590987B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010142480A JP5590987B2 (ja) 2010-06-23 2010-06-23 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010142480A JP5590987B2 (ja) 2010-06-23 2010-06-23 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012009195A true JP2012009195A (ja) 2012-01-12
JP5590987B2 JP5590987B2 (ja) 2014-09-17

Family

ID=45539529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010142480A Active JP5590987B2 (ja) 2010-06-23 2010-06-23 誘導加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5590987B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164960A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
US9392668B2 (en) 2013-02-18 2016-07-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting device and lighting fixture
JP2018073531A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330064A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Sharp Corp 誘導加熱調理器
JPH11123140A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2003133042A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2005019292A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2008041471A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2008140678A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2008192581A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
WO2009001541A1 (ja) * 2007-06-22 2008-12-31 Panasonic Corporation 誘導加熱調理器
JP2009295330A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Toshiba Corp 誘導加熱調理装置
JP2010092707A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08330064A (ja) * 1995-05-29 1996-12-13 Sharp Corp 誘導加熱調理器
JPH11123140A (ja) * 1997-10-22 1999-05-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2003133042A (ja) * 2001-10-25 2003-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2005019292A (ja) * 2003-06-27 2005-01-20 Mitsubishi Electric Corp 加熱調理器
JP2008041471A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱装置
JP2008140678A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JP2008192581A (ja) * 2007-02-08 2008-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 誘導加熱調理器
WO2009001541A1 (ja) * 2007-06-22 2008-12-31 Panasonic Corporation 誘導加熱調理器
JP2009295330A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Toshiba Corp 誘導加熱調理装置
JP2010092707A (ja) * 2008-10-08 2010-04-22 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013164960A (ja) * 2012-02-10 2013-08-22 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
US9392668B2 (en) 2013-02-18 2016-07-12 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Lighting device and lighting fixture
JP2018073531A (ja) * 2016-10-26 2018-05-10 三菱電機株式会社 誘導加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5590987B2 (ja) 2014-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2413659B1 (en) Induction heating cooker having a temperature sensor to sense the temperature of the working coil or of an object to be heated
EP1885160B1 (en) Induction heating cooker
JP2008140678A (ja) 加熱調理器
JP5590987B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5369155B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5286144B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5724799B2 (ja) 加熱調理器
KR20210105217A (ko) 박막 온도를 추정하는 유도 가열 방식의 쿡탑
JP5052567B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5546367B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5209383B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5209399B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2010170784A (ja) 加熱調理器
JP5619229B2 (ja) 加熱調理器
JP5858794B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP5264838B2 (ja) 加熱調理器
JP2008262722A (ja) 誘導加熱調理器
JP2005353362A (ja) 誘導加熱調理器
JP4830658B2 (ja) 加熱調理器
JP5040133B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2013251168A (ja) 誘導加熱調理器
KR101867321B1 (ko) 과열 상태를 감지가능한 전기밥솥
JP2010113846A (ja) 誘導加熱調理器
JP4879247B2 (ja) 加熱調理器
JP2010170879A (ja) 誘導加熱調理器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140131

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5590987

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250