JP2012008959A - 交流電圧発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】高電圧直流電源を用いて交流電圧を発生する場合に生じる高周波特性の劣化という問題を解消した、電力の消費量が少ない交流電圧発生器を提供すること。
【解決手段】前記交流電圧発生器は、電圧印加対象物にコンデンサが並列に接続された構成を有する。並列に接続された一方のコンデンサに蓄電した正電荷を前記電圧印加対象物に印加し、続けて、並列に接続された他方のコンデンサに蓄電した負電荷を前記電圧印加対象物に印加しあるいは並列に接続された短絡回路により放電する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高電圧直流電源を用いて構成される交流電圧発生器に関し、具体的には容量性の電圧印加対象物に対して100V程度以上の高い電圧を印加する交流電圧発生器に関する。
従来の交流電圧発生器について、図5を参照しながら説明する。
従来の交流電源発生器において、電圧印加対象物501の第1の端子は接地され、第2の端子は第1のトランジスタまたはスイッチ503を介して+500Vの高電圧直流電源に接続されている。さらに電圧印加対象物501の第2の端子は、第2のトランジスタまたはスイッチ507を介して接地されている。二つのトランジスタまたはスイッチ503,507を交互にオン、オフすることにより、電圧印加対象物501の第2の端子の電圧を上下させる(特許文献1を参照)。
特許第3523902号公報
上記のような、従来の交流電圧発生器では一般に、高電圧直流電源は高周波応答ができないため、1KHz程度以上の高速なオン、オフに電圧変化が追従できず、高電圧で1KHz程度以上の交流電圧を発生できないという問題があった。
本発明の一実施形態は、容量性の電圧印加対象物と、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、第1の直流電源と、第2の直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、第3のトランジスタまたはスイッチと、第4のトランジスタまたはスイッチとから構成され、電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、電圧印加対象物の一方の電極は、第1のトランジスタまたはスイッチを介して、第1のコンデンサの一方の電極に接続され、第1のコンデンサの一方の電極は、第2のトランジスタまたはスイッチを介して、第1の直流電源に接続され、電圧印加対象物の一方の電極は、第3のトランジスタまたはスイッチを介して、第2のコンデンサの一方の電極に接続され、第2のコンデンサの一方の電極は、第4のトランジスタまたはスイッチを介して、第2の直流電源に接続され、電圧印加対象物と、第1のコンデンサと、第2のコンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態は、容量性の電圧印加対象物と、コンデンサと、直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、第3のトランジスタまたはスイッチとから構成され、電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、電圧印加対象物の一方の電極は、第1のトランジスタまたはスイッチを介して、コンデンサの一方の電極に接続され、コンデンサの一方の電極は、第2のトランジスタまたはスイッチを介して、直流電源に接続され、電圧印加対象物の一方の電極は、第3のトランジスタまたはスイッチを介して、電圧印加対象物の他方の電極に接続され、電圧印加対象物と、コンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態は、容量性の電圧印加対象物と、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、第1の直流電源と、第2の直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、第1のインダクタと、第2のインダクタとから構成され、電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、電圧印加対象物の一方の電極は、第1のトランジスタまたはスイッチを介して、第1のコンデンサの一方の電極に接続され、第1のコンデンサの一方の電極は、第1のインダクタを介して、第1の直流電源に接続され、電圧印加対象物の一方の電極は、第2のトランジスタまたはスイッチを介して、第2のコンデンサの一方の電極に接続され、第2のコンデンサの一方の電極は、第2のインダクタを介して、第2の直流電源に接続され、電圧印加対象物と、第1のコンデンサと、第2のコンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態は、容量性の電圧印加対象物と、コンデンサと、直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、インダクタとから構成され、電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、電圧印加対象物の一方の電極は、第1のトランジスタまたはスイッチを介して、コンデンサの一方の電極に接続され、コンデンサの一方の電極は、インダクタを介して、直流電源に接続され、電圧印加対象物の一方の電極は、第2のトランジスタまたはスイッチを介して、電圧印加対象物の他方の電極に接続され、電圧印加対象物と、コンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする。
本発明の一実施形態において、第1のトランジスタまたはスイッチおよび第4のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、第1のトランジスタまたはスイッチおよび第4のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、同時に、第2のトランジスタまたはスイッチおよび第3のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、第2のトランジスタまたはスイッチおよび第3のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、第1のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、第1のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、同時に、第2のトランジスタまたはスイッチおよび第3のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、第2のトランジスタまたはスイッチおよび第3のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、第1のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、第1のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、同時に、第2のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、第2のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、第1のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、第1のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、同時に、第2のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、第2のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする。
本発明の一実施形態において、各トランジスタがオフからオンに切り替わる際に、トランジスタの各々のチャンネル電流が徐々に大きくなるようにおよび各トランジスタがオンからオフに切り替わる際に、トランジスタの各々のチャンネル電流が徐々に小さくなるように、トランジスタを制御することを特徴とする。
本発明に係る交流電圧発生器においては、電圧印加対象物に並列に接続された一方のコンデンサに蓄電した正電荷を印加し、続けて並列に接続された他方のコンデンサに蓄電した負電荷を印加し、これらを交互に行うことで、抵抗を用いることなく、交流電圧を発生する。これにより、電力の消費量が少なく、高電圧、かつ高周波数の交流電圧発生器を実現することができる。
本発明に係る交流電圧発生器の第1の実施例を説明する図である。 本発明に係る交流電圧発生器の第2の実施例を説明する図である。 本発明に係る交流電圧発生器の第3の実施例を説明する図である。 本発明に係る交流電圧発生器の第4の実施例を説明する図である。 従来の交流電圧発生器を説明する図である。
本発明に係る交流電圧発生器は、電圧印加対象物にコンデンサが並列に接続されている。並列に接続された一方のコンデンサに蓄電した正電荷を電圧印加対象物に印加し、続けて、並列に接続された他方のコンデンサに蓄電した負電荷を電圧印加対象物に印加しあるいは並列に接続された短絡回路により放電する。これらの動作を交互に行うことで交流電圧を発生する。
以下、本発明に係る交流電圧発生器の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る交流電圧発生器の第1の実施例を示す図である。
具体的には本実施例の交流電圧発生器は、容量性の電圧印加対象物101に第1のコンデンサ102および第2のコンデンサ106が並列に接続されている。電圧印加対象物101,第1のコンデンサ102,第2のコンデンサ106の一方の電極は接地されている。電圧印加対象物101と第1のコンデンサ102との他方の電極は互いに、第1のトランジスタまたはスイッチ103を介して接続されている。さらに第1のコンデンサ102の他方の電極は第2のトランジスタまたはスイッチ104を介して+500Vの定電圧電源に接続されている。電圧印加対象物101と第2のコンデンサ106との他方の電極は互いに、第3のトランジスタまたはスイッチ107を介して接続されている。さらに第2のコンデンサ106の他方の電極は第4のトランジスタまたはスイッチ108を介して-500Vの定電圧電源に接続されている。
各トランジスタまたはスイッチの動作およびそれによって生じる効果は以下のとおりである。
初期動作として、一定時間以上、第2のトランジスタまたはスイッチ104および第4のトランジスタまたはスイッチ108をオン、第1のトランジスタまたはスイッチ103および第3のトランジスタまたはスイッチ107をオフにして、第1のコンデンサ102に正電圧を、第2のコンデンサ106に負電圧を蓄電する(ステップ1)。
次に、一定時間、第2のトランジスタまたはスイッチ104をオフ、第1のトランジスタまたはスイッチ103をオンにし、電圧印加対象物101に対して第1のコンデンサ102に蓄電された正電圧を印加する(ステップ2)。
次に、一定時間、第1のトランジスタまたはスイッチ103をオフ、第2のトランジスタまたはスイッチ104をオン、第3のトランジスタまたはスイッチ107をオン、第4のトランジスタまたはスイッチ108をオフにし、電圧印加対象物101に対して第2のコンデンサ106に蓄電された負電圧を印加する(ステップ3)。
次に、一定時間、第3のトランジスタまたはスイッチ107をオフ、第4のトランジスタまたはスイッチ108をオン、第2のトランジスタまたはスイッチ104をオフ、第1のトランジスタまたはスイッチ103をオンにし、電圧印加対象物101に対して再び第1のコンデンサ102に蓄電された正電圧を印加する(ステップ4)。
上記ステップ3およびステップ4を交互に繰り返す(ステップ5)。
これらの一連の操作により、電圧印加対象物101には第1のコンデンサ102,第2のコンデンサ106に蓄電された電圧が交互に印加される。ここで電圧印加対象物101と第1のコンデンサ102との間、電圧印加対象物101と第2のコンデンサ106との間にはトランジスタや配線などの抵抗値の小さな部品以外の抵抗体が存在しないため、抵抗値と容量との積は極めて小さくなり、抵抗値と容量との積で制限される交流の周波数が制限されることはない。
図2は、本発明に係る交流電圧発生器の第2の実施例を示す図である。
具体的には、本実施例の交流電圧発生器は、容量性の電圧印加対象物201にコンデンサ202が並列に接続されている。電圧印加対象物201,コンデンサ202の一方の電極は接地され、他方の電極は互いに第1のトランジスタまたはスイッチ203を介して接続されている。さらにコンデンサ202の他方の電極は第2のトランジスタまたはスイッチ204を介して+500Vの定電圧電源に接続されている。また、電圧印加対象物201の他方の電極は、第3のトランジスタまたはスイッチ208を介して接地されている。
各トランジスタまたはスイッチの動作およびそれによって生じる効果は以下のとおりである。
初期動作として、一定時間以上、第2のトランジスタまたはスイッチ204をオン、第1のトランジスタまたはスイッチ203をオフにして、コンデンサ202に正電圧を蓄電する(ステップ1)。
次に、一定時間、第2のトランジスタまたはスイッチ204をオフ、第1のトランジスタまたはスイッチ203をオンにし、電圧印加対象物201に対してコンデンサ202に蓄電された正電圧を印加する(ステップ2)。
次に、一定時間、第1のトランジスタまたはスイッチ203をオフ、第2のトランジスタまたはスイッチ204をオン、第3のトランジスタまたはスイッチ208をオンにし、電圧印加対象物201に蓄電された正電圧を放電する(ステップ3)。
次に、一定時間、第3のトランジスタまたはスイッチ208をオフ、第2のトランジスタまたはスイッチ204をオフ、第1のトランジスタまたはスイッチ203をオンにし、電圧印加対象物201に対してコンデンサ202に蓄電された正電圧を再び印加する(ステップ4)。
上記ステップ3およびステップ4を交互に繰り返す(ステップ5)。
これらの一連の操作により、電圧印加対象物201には、コンデンサ202に蓄電された電圧の印加および放電が交互になされる。電圧印加対象物201とコンデンサ202との間および208を介した短絡回路の間にはトランジスタや配線などの抵抗値の小さな部品以外の抵抗体が存在しないため、抵抗値と容量との積は極めて小さい。従って、抵抗値と容量との積で制限される交流の周波数が制限されることはない。
図3は、本発明に係る交流電圧発生器の第3の実施例を示す図である。
具体的には本実施例の交流電圧発生器は、容量性の電圧印加対象物301に、第1のコンデンサ302および第2のコンデンサ306が並列に接続されている。電圧印加対象物301と、第1のコンデンサ302と、第2のコンデンサ306との一方の電極は接地されている。電圧印加対象物301と第1のコンデンサ302との他方の電極は互いに、第1のトランジスタまたはスイッチ303を介して接続されている。さらに第1のコンデンサ302の他方の電極は第1のインダクタ305を介して+500Vの定電圧電源に接続されている。電圧印加対象物301と第2のコンデンサ306との他方の電極は互いに、第2のトランジスタまたはスイッチ307を介して接続されている。さらに第2のコンデンサ306の他方の電極は第2のインダクタ309を介して-500Vの定電圧電源に接続されている。
各トランジスタまたはスイッチの動作およびそれによって生じる効果は以下のとおりである。
初期動作として、一定時間以上、第1のトランジスタまたはスイッチ303および第2のトランジスタまたはスイッチ307をオフにして、第1のコンデンサ302に正電圧を、第2のコンデンサ306に負電圧を蓄電する(ステップ1)。
次に、一定時間、第1のトランジスタまたはスイッチ303をオンにし、電圧印加対象物301に対して第1のコンデンサ302に蓄電された正電圧を印加する(ステップ2)。
次に、一定時間、第1のトランジスタまたはスイッチ303をオフ、第2のトランジスタまたはスイッチ307をオンにし、電圧印加対象物301に対して第2のコンデンサ306に蓄電された負電圧を印加する(ステップ3)。
次に、一定時間、第2のトランジスタまたはスイッチ307をオフ、第1のトランジスタまたはスイッチ303をオンにし、電圧印加対象物301に対して第1のコンデンサ302に蓄電された正電圧を再び印加する(ステップ4)。
上記ステップ3およびステップ4を交互に繰り返す(ステップ5)。
これらの一連の操作により、電圧印加対象物301には第1のコンデンサ302および第2のコンデンサ306に蓄電された電圧が交互に印加される。ここで電圧印加対象物301と第1のコンデンサ302との間、電圧印加対象物301と第2のコンデンサ306との間にはトランジスタや配線などの抵抗値の小さな部品以外の抵抗体が存在しないため、抵抗値と容量との積は極めて小さくなり、抵抗値と容量との積で制限される交流の周波数が制限されることはない。また、第1のインダクタ305および第2のインダクタ309により、電圧印加対象物301に印加される交流電圧成分がそれぞれ正の定電圧電源、負の定電圧電源方向に漏れ出さないため、有効に電圧印加対象物301に交流電圧を印加することが可能となる。
図4は、本発明に係る交流電圧発生器の第4の実施例を示す図である。
具体的には本実施例の交流電圧発生器は、容量性の電圧印加対象物401にコンデンサ402が並列に接続されている。電圧印加対象物401,コンデンサ402の一方の電極は接地されている。電圧印加対象物401と、コンデンサ402との他方の電極は互いに、第1のトランジスタまたはスイッチ403を介して接続されている。さらにコンデンサ402の他方の電極は、インダクタ405を介して+500Vの定電圧電源に接続されている。また、電圧印加対象物401の他方の電極は、第2のトランジスタまたはスイッチ408を介して接地されている。
各トランジスタまたはスイッチの動作およびそれによって生じる効果は以下のとおりである。
初期動作として、一定時間以上、第1のトランジスタまたはスイッチ403をオフにして、コンデンサ402に正電圧を蓄電する(ステップ1)。
次に、一定時間、第1のトランジスタまたはスイッチ403をオンにし、電圧印加対象物401に対してコンデンサ402に蓄電された正電圧を印加する(ステップ2)。
次に、一定時間、第1のトランジスタまたはスイッチ403をオフ、第2のトランジスタまたはスイッチ408をオンにし、電圧印加対象物401に蓄電された正電圧を放電する(ステップ3)。
次に、一定時間、第2のトランジスタまたはスイッチ408をオフ、第1のトランジスタまたはスイッチ403をオンにし、電圧印加対象物401に対してコンデンサ402に蓄電された正電圧を再び印加する(ステップ4)。
上記ステップ3およびステップ4を交互に繰り返す(ステップ5)。
これらの一連の操作により、電圧印加対象物401には、コンデンサ402に蓄電された電圧の印加および放電が交互になされる。ここで電圧印加対象物401とコンデンサ402との間、第2のトランジスタまたはスイッチ408を介した短絡回路の間にはトランジスタや配線などの抵抗値の小さな部品以外の抵抗体が存在しないため、抵抗値と容量との積は極めて小さくなり、抵抗値と容量との積で制限される交流の周波数が制限されることはない。
また、インダクタ405を用いることにより、電圧印加対象物401に印加される交流電圧成分が正の定電圧電源に漏れ出さないため、有効に電圧印加対象物401に交流電圧を印加することが可能となる。
上記の、第1乃至第4の実施例においては、トランジスタまたはスイッチのオンオフを矩形関数的に切り替えたが、トランジスタを用いる場合には、各トランジスタがオフからオンに切り替わる際に、各トランジスタのチャンネル電流が徐々に大きくなるようにおよび各トランジスタがオンからオフに切り替わる際に、各トランジスタのチャンネル電流が徐々に小さくなるようにトランジスタを制御することで、正弦波形状の交流電圧を発生することが可能である。
本発明に係る交流電圧発生器は容量性の電圧印加対象物に対して100V程度以上の高い電圧を印加する交流電圧発生器に適用することが好ましいが、電圧印加対象物に対して100V程度以下の低い電圧を印加する交流発生器としても安価に提供することができる。
101 電圧印加対象物
102 第1のコンデンサ
103 第1のトランジスタまたはスイッチ
104 第2のトランジスタまたはスイッチ
106 第2のコンデンサ
107 第3のトランジスタまたはスイッチ
108 第4のトランジスタまたはスイッチ
201 電圧印加対象物
202 コンデンサ
203 第1のトランジスタまたはスイッチ
204 第2のトランジスタまたはスイッチ
208 第3のトランジスタまたはスイッチ
301 電圧印加対象物
302 第1のコンデンサ
303 第1のトランジスタまたはスイッチ
305 第1のインダクタ
306 第2のコンデンサ
307 第2のトランジスタまたはスイッチ
309 第2のインダクタ
401 電圧印加対象物
402 コンデンサ
403 第1のトランジスタまたはスイッチ
405 インダクタ
408 第2のトランジスタまたはスイッチ
501 電圧印加対象物
503 第1のトランジスタまたはスイッチ
507 第2のトランジスタまたはスイッチ

Claims (9)

  1. 容量性の電圧印加対象物と、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、第1の直流電源と、第2の直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、第3のトランジスタまたはスイッチと、第4のトランジスタまたはスイッチとから構成され、前記電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第1のトランジスタまたはスイッチを介して、前記第1のコンデンサの一方の電極に接続され、
    前記第1のコンデンサの一方の電極は、前記第2のトランジスタまたはスイッチを介して、前記第1の直流電源に接続され、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第3のトランジスタまたはスイッチを介して、前記第2のコンデンサの一方の電極に接続され、
    前記第2のコンデンサの一方の電極は、前記第4のトランジスタまたはスイッチを介して、前記第2の直流電源に接続され、
    前記電圧印加対象物と、前記第1のコンデンサと、前記第2のコンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする交流電圧発生器。
  2. 容量性の電圧印加対象物と、コンデンサと、直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、第3のトランジスタまたはスイッチとから構成され、前記電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第1のトランジスタまたはスイッチを介して、前記コンデンサの一方の電極に接続され、
    前記コンデンサの一方の電極は、前記第2のトランジスタまたはスイッチを介して、前記直流電源に接続され、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第3のトランジスタまたはスイッチを介して、前記電圧印加対象物の他方の電極に接続され、
    前記電圧印加対象物と、前記コンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする交流電圧発生器。
  3. 容量性の電圧印加対象物と、第1のコンデンサと、第2のコンデンサと、第1の直流電源と、第2の直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、第1のインダクタと、第2のインダクタとから構成され、前記電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第1のトランジスタまたはスイッチを介して、前記第1のコンデンサの一方の電極に接続され、
    前記第1のコンデンサの一方の電極は、前記第1のインダクタを介して、前記第1の直流電源に接続され、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第2のトランジスタまたはスイッチを介して、前記第2のコンデンサの一方の電極に接続され、
    前記第2のコンデンサの一方の電極は、前記第2のインダクタを介して、前記第2の直流電源に接続され、
    前記電圧印加対象物と、前記第1のコンデンサと、前記第2のコンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする交流電圧発生器。
  4. 容量性の電圧印加対象物と、コンデンサと、直流電源と、第1のトランジスタまたはスイッチと、第2のトランジスタまたはスイッチと、インダクタとから構成され、前記電圧印加対象物は交流電圧を印加される、交流電圧発生器であって、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第1のトランジスタまたはスイッチを介して、前記コンデンサの一方の電極に接続され、
    前記コンデンサの一方の電極は、前記インダクタを介して、前記直流電源に接続され、
    前記電圧印加対象物の一方の電極は、前記第2のトランジスタまたはスイッチを介して、前記電圧印加対象物の他方の電極に接続され、
    前記電圧印加対象物と、前記コンデンサとの他方の電極はそれぞれ、接地されあるいは一定電圧を供給する電圧源に接続されていることを特徴とする交流電圧発生器。
  5. 請求項1に記載の交流電圧発生器において、
    前記第1のトランジスタまたはスイッチおよび前記第4のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、前記第1のトランジスタまたはスイッチおよび前記第4のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、
    同時に、前記第2のトランジスタまたはスイッチおよび前記第3のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、前記第2のトランジスタまたはスイッチおよび前記第3のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする交流電圧発生器。
  6. 請求項2に記載の交流電圧発生器において、
    前記第1のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、前記第1のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、
    同時に、前記第2のトランジスタまたはスイッチおよび前記第3のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、前記第2のトランジスタまたはスイッチおよび前記第3のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする交流電圧発生器。
  7. 請求項3に記載の交流電圧発生器において、
    前記第1のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、前記第1のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、
    同時に、前記第2のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、前記第2のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする交流電圧発生器。
  8. 請求項4に記載の交流電圧発生器において、
    前記第1のトランジスタまたはスイッチを一定時間オンに設定し、続けて一定時間オフに設定し、前記第1のトランジスタまたはスイッチのオンオフ操作を繰り返し行い、
    同時に、前記第2のトランジスタまたはスイッチを一定時間オフに設定し、続けて一定時間オンに設定し、前記第2のトランジスタまたはスイッチのオフオン操作を繰り返し行うことを特徴とする交流電圧発生器。
  9. 請求項5乃至請求項8の何れかに記載の交流電圧発生器において、各トランジスタがオフからオンに切り替わる際に、前記トランジスタの各々のチャンネル電流が徐々に大きくなるようにおよび各トランジスタがオンからオフに切り替わる際に、前記トランジスタの各々のチャンネル電流が徐々に小さくなるように、前記トランジスタを制御することを特徴とする交流電圧発生器。
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