JP2012008849A - プログラムおよび情報処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】文字入力を効率よく行うこと。
【解決手段】情報処理システム100は、第1選択部160と、確定部170と、第2選択部180と、を備えている。第1選択部160は、第1キー110の押下回数に応じて当該第1キー110に割り当てられている入力候補群から入力候補を選択する。確定部170は、第1選択部160において入力候補が選択された後に、第1キー110とは異なる第2キー120の押下操作を受けた第1の場合に、第1キー110の押下操作により選択された入力候補の選択を確定させる。第2選択部180は、第1の場合に、第2キー120の押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた第1キー110に割り当てられている入力候補群から入力候補を新たに選択する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力処理を行うプログラムおよび情報処理システムに関する。
たとえば携帯電話端末において日本語入力を行う場合に、「ひらがな」「カタカナ」「英字」「数字」などの入力モードを指定し、入力モードに応じた文字種で文字列入力を行い、変換キーを操作することで入力された文字列を漢字などに変換する方式がある。そして、入力モードに応じた文字種で文字列入力を行う際に、「1」〜「9」,「0」の各数字キーに対して、同一キーへの連続タップ(マルチタップ)の回数に応じて多重に割り当てた文字を入力する方式が利用されている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
たとえば入力モードが「ひらがな」の場合は、「1」〜「9」,「0」の各数字キーにそれぞれあ行、か行、さ行、…、ら行、わ行の各文字が割り当てられる。そして、同一キーへの連続タップ回数に応じて、そのキーに割り当てられた各文字のいずれかが入力される。また、一般的な手順において、文字を続けて入力するには、数字キーの連続タップ中に右方向キーなどの確定キーをタップすることで、連続タップ操作を終端して、入力する文字を確定してから次の文字の入力に進む方式が用いられている。
また、引き続き入力する文字が、マルチタップ中のキーに割り当てられた文字と異なる数字キーに割り当てられている文字の場合は、右方向キー入力を省略して次の文字入力に進む方式が用いられている。また、マルチタップ後に一定時間以上のウェイトを置いた場合に、右方向キー入力を省略して次の文字入力に進む方式が知られている。
特開2002−82760号公報
しかしながら、上述した従来技術では、文字入力を効率よく行うことができないという問題がある。たとえば、上述した一般的な手順では、ある文字入力に続けて入力する文字が同じキーに割り当てられた文字の場合には、異なるキーに割り当てられた文字が続く場合に比べてタップ数が多くなる。また、マルチタップ後のウェイトによって次の文字入力に進む方式では、次の文字入力に進むまでに時間がかかる。
開示のプログラムおよび情報処理システムは、上述した問題点を解消するものであり、文字入力を効率よく行うことを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、開示技術は、第1キーの押下回数に応じて当該第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を選択し、前記入力候補が選択された後に、前記第1キーとは異なる第2キーの押下操作を受けた第1の場合に、前記第1キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させ、前記第1の場合に、前記第2キーの押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を新たに選択することを要件とする。
開示のプログラムおよび情報処理システムによれば、文字入力を効率よく行うことができるという効果を奏する。
実施の形態にかかる情報処理システムを示すブロック図である。 情報処理システムの具体例を示すブロック図である。 文字入力処理部の具体例を示すブロック図である。 ひらがな入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。 カタカナ入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。 英字入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。 数字入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。 文字入力処理部の処理の一例を示すフローチャート(その1)である。 文字入力処理部の処理の一例を示すフローチャート(その2)である。 数字キーに基づく第1処理の一例を示すフローチャートである。 一時代用キーに基づく第2処理の一例を示すフローチャートである。 文字入力処理の状態遷移の一例を示す図である。 変形例にかかる数字キーに基づく第1処理を示すフローチャートである。 変形例にかかる一時代用キーに基づく第2処理を示すフローチャートである。 変形例にかかる文字入力処理の状態遷移を示す図である。 情報処理システムを適用した携帯電話端末の一例を示す図である。
以下に添付図面を参照して、開示技術の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(情報処理システムの構成)
図1は、実施の形態にかかる情報処理システムを示すブロック図である。実施の形態にかかる情報処理システム100は、ユーザによるキー入力に応じて文字の入力処理を行う。図1に示すように、情報処理システム100は、第1キー110と、第2キー120と、変換表格納部130と、コード格納部140と、入力候補格納部150と、第1選択部160と、確定部170と、第2選択部180と、出力部190と、を備えている。
第1キー110および第2キー120は、物理的に形成されたキー(たとえばキーボード)であってもよいし、タッチパネルなどに表示された擬似的なキーであってもよい。第1キー110は、一つまたは複数のキーである。ここでは、第1キー110が複数のキー(たとえば「1」,「2」,…,「9」,「0」の各数字キー)である場合について説明する。第2キー120は、第1キー110とは異なるキーである。第2キー120は、たとえば、第1キー110を一時的に代用するキーとして用いられる。
情報処理システム100において、第1キー110のそれぞれには文字または文字列の入力候補群が割り当てられている。ここでは、第1キー110のそれぞれに文字が割り当てられている場合について説明する。たとえば、変換表格納部130には、第1キー110毎に固有の値を有する第1コード(たとえばキーコード)と、第1コードにより特定される第1キー110の押下回数に応じて選択対象とされる押下回数毎の入力候補と、を対応付けた変換表が格納されている。変換表においては、たとえば、第1キー110である「1」のキーの押下回数1〜5にそれぞれ「あ」〜「お」が対応付けられている。
コード格納部140は、第1キー110が押下(タップ)された場合に、押下された第1キー110に対応する第1コードを格納する。入力候補格納部150は、入力候補の文字列(1文字も含む)を格納する。入力候補格納部150の入力候補は、第1選択部160、確定部170および第2選択部180によって処理される。
第1選択部160は、第1キー110のうちの同一キーの連続的な押下回数に応じて、押下された第1キー110に割り当てられている入力候補群から入力候補を選択する。たとえば、第1選択部160は、押下された第1キー110の第1コードと第1キー110の押下回数とに基づいて特定される入力候補を、変換表格納部130に格納された変換表を参照して選択する。第1選択部160は、選択した入力候補を入力候補格納部150に格納する。
確定部170は、第1選択部160において入力候補が選択された後に第2キー120の押下操作を受けた場合(以下、「第1の場合」と称する)に、第1キー110の押下操作により選択されて入力候補格納部150に格納された入力候補の選択を確定させる。これにより、入力候補の文字列が入力文字列として確定される。ただし、情報処理システム100において、第1選択部160によって確定された文字列がさらに変換(たとえば日本語変換)されて入力されてもよい。
第2選択部180は、第1の場合に、第2キー120の押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた第1キー110に割り当てられている入力候補群から入力候補を新たに選択する。たとえば、第2選択部180は、第2キー120の押下を検知した場合に、コード格納部140に格納された第1コードに基づいて特定される入力候補を、変換表格納部130に格納された変換表を参照して選択する。第2選択部180は、選択した入力候補を入力候補格納部150に格納する。
出力部190は、入力候補格納部150に格納され、入力文字列として確定された文字列を読み出して後段の処理部へ出力する。これにより、ユーザによるキー入力に応じた文字列を後段の処理部へ出力することができる。後段の処理部は、たとえば、文字列をユーザに表示する処理部や、文字列を変換(たとえば日本語変換)する処理部や、文字列を情報処理システム100のメモリに記憶する処理部などである。
出力部190が文字列を出力する契機は、特定の契機に限らない。たとえば、出力部190は、入力候補格納部150において入力候補の文字列が入力文字列として確定したときに文字列を出力する。または、出力部190は、ユーザによる所定の操作(たとえば日本語変換の操作)があったときなどに文字列を出力してもよい。
以上の構成により、第1選択部160において入力候補が選択された後に第2キー120のタップを受けた第1の場合に、入力候補の選択の確定と、新たな入力候補の選択と、の両方が実行される。これにより、同一の第1キー110に割り当てられた文字を連続して入力する場合のユーザによるキーのタップ数を低減することができる。また、マルチタップ後のウェイトによって次の文字入力に進む手順に比べて、次の文字入力に進むまでの時間を短縮することができる。このため、文字入力を効率よく行うことができる。
<第1の場合の処理の後における処理>
つぎに、第1の場合に入力候補の選択の確定と新たな入力候補の選択とが実行された後における処理について説明する。たとえば、第2選択部180は、第1の場合の後に、第2キー120の連続的な押下回数に応じて、入力候補群から入力候補を選択する(たとえば図5〜図7参照)。または、第2選択部180は、第1の場合の後に、第1キー110の連続的な押下回数に応じて入力候補群から入力候補を選択するようにしてもよい(たとえば図8〜図10参照)。
または、第2選択部180は、確定部170により確定された際の第1キー110の押下回数に応じて入力候補群から入力候補を選択するようにしてもよい。たとえば、第1選択部160において選択され、確定部170により確定された入力候補が「い」であるとした場合、第2選択部180においても「い」が選択される。したがって、第2キー120を押下される度に「い」の選択が確定されて新たな「い」が選択され、その結果、第2キー120の押下回数と同じ個数の「い」が入力される。
また、確定部170は、第2選択部180において入力候補が選択された後に第1キー110の押下操作を受けた場合(以下、「第2の場合」と称する)に、第2キー120の押下操作により選択された入力候補の選択を確定させるようにしてもよい。これに対して、第1選択部160は、第2の場合は、押下操作を受けた第1キー110に割り当てられている入力候補群から、第1キー110の連続的な押下回数に応じて入力候補を新たに選択する。
また、これに対して、第2選択部180は、コード格納部140に格納された第1コードに基づいて入力候補を特定する際に、第2キー120の連続的な押下回数に基づいて入力候補をさらに特定するようにしてもよい。または、第2選択部180は、コード格納部140に格納された第1コードに基づいて入力候補を特定する際に、第1キー110の連続的な押下回数に基づいて入力候補をさらに特定するようにしてもよい。または、第2選択部180は、コード格納部140に格納された第1コードに基づいて入力候補を特定する際に、確定部170により確定された際の第1キー110の押下回数に基づいて入力候補をさらに特定するようにしてもよい。
<各部のハードウェア構成>
上述した第1選択部160、確定部170、第2選択部180および出力部190は、たとえばCPU(Central Processing Unit)などの制御部によって実現することができる。また、第1選択部160、確定部170、第2選択部180および出力部190は、一つの制御部によって実現されてもよいし、複数の制御部によって実現されてもよい。また、第1選択部160、確定部170、第2選択部180および出力部190の各動作を制御する制御部を情報処理システム100に設けてもよい。
変換表格納部130、コード格納部140および入力候補格納部150は、情報処理システム100が備えるメモリによって実現することができる。また、変換表格納部130、コード格納部140および入力候補格納部150は、一つのメモリによって実現されてもよいし、複数のメモリによって実現されてもよい。
<プログラム>
また、情報処理システム100は、第1キー110および第2キー120を備える電子機器を、第1選択部160、確定部170、第2選択部180および出力部190として動作させるプログラムによって実現することができる。また、このプログラムは、電子機器をさらに変換表格納部130、コード格納部140、入力候補格納部150として動作させるプログラムであってもよい。
このプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。また、このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布してもよい。
<変形例>
第1キー110に文字が割り当てられている場合について説明したが、第1キー110に文字列が割り当てられていてもよい。たとえば、変換表格納部130の変換表において第1キー110に定型句や顔文字などの複数の文字列を対応付けておくことで、第1キー110および第2キー120によって複数の文字列を連続して入力することができる。この場合も、第1キー110に割り当てられた文字列を連続して入力する場合のユーザによるキーの押下回数を削減することができる。
第1キー110が複数のキーである場合について説明したが、第1キー110は一つのキーであってもよい。たとえば、変換表格納部130の変換表において一つの第1キー110に「A」〜「Z」を対応付けておくことで、一つの第1キー110および第2キー120によって「A」〜「Z」を連続して入力することができる。この場合も、第1キー110に割り当てられた文字を連続して入力する場合のユーザによるキーの押下回数を削減することができる。
図2−1は、情報処理システムの具体例を示すブロック図である。図2−1に示す情報処理システム200は、図1に示した情報処理システム100の具体例である。情報処理システム200は、キーボード211と、キーボードドライバ212と、キーコードバッファ213と、アプリケーション実行部220と、日本語処理部230と、画面表示ドライバ241と、画面表示デバイス242と、を備えている。
キーボード211は、ユーザからのキー入力を受け付けるユーザ入力インターフェースである。キーボード211は、たとえば、「1」,「2」,…,「9」,「0」の各数字キー、上下左右の各方向キー、文字列を日本語変換する変換キー、入力モードを切り替える入力モード変更キー、メール機能を起動するメールキー、および一時代用キーなどを備える。また、たとえば下の方向キーは変換キーを兼用してもよい。
また、たとえばメールキーは一時代用キーを兼用してもよい。このように、一時代用キーは、文字入力時には使用しない他のキーによって兼用してもよい。これにより、一時代用キーを他のキーとは別に設けなくても、一時代用キーの機能を実現することができる。ただし、一時代用キーを他のキーとは別に設ける構成とすることも可能である。
キーボード211の「1」,「2」,…,「9」,「0」の各数字キーは、図1に示した第1キー110に対応する。キーボード211の一時代用キーは、図1に示した第2キー120に対応する。キーボード211は、ユーザからキー入力を受け付けたキーを示すキー入力信号をキーボードドライバ212へ出力する。
キーボードドライバ212は、キーボード211に対するキー入力を監視し、キーボード211から出力されるキー入力信号を取得する。そして、キーボードドライバ212は、取得したキー入力信号に基づくキーコードをキーコードバッファ213へ出力する。キー入力信号に基づくキーコードは、たとえば、キーボード211においてタップされたキーを示すキーコードである。キーコードバッファ213は、キーボードドライバ212から出力されたキーコードを一時格納するFIFO(First−In First−Out:先入れ先出し)方式のバッファである。
アプリケーション実行部220は、日本語入力が行われるアプリケーションを実行する。たとえば、アプリケーション実行部220は、実行中のアプリケーションにおける文字列入力欄に入力フォーカスが移動した場合に、文字列入力要求を日本語処理部230へ出力する。また、アプリケーション実行部220は、日本語処理部230から出力された文字列を、入力フォーカスのある文字列入力欄に反映させる。
日本語処理部230は、文字入力処理部231と、入力文字列表示処理部232と、日本語変換処理部233と、変換後文字列表示処理部234と、を備えている。文字入力処理部231は、図1に示した変換表格納部130、コード格納部140、入力候補格納部150、第1選択部160、確定部170、第2選択部180および出力部190に対応する。たとえば、文字入力処理部231は、キーコードバッファ213からキーコードを順次取得し、取得したキーコードに基づく文字入力処理を行う。
文字入力処理部231による文字入力処理は、たとえば、日本語変換前の文字列(たとえば日本語の読みを示すひらがな)を確定させる処理(たとえば図2−2参照)である。文字入力処理部231は、文字入力処理による文字列の入力状態を示す情報を入力文字列表示処理部232へ出力する。入力状態を示す情報には、たとえば、入力候補の選択状態や入力文字列として確定した文字列などの情報が含まれる。また、文字入力処理部231は、確定させた日本語変換前の文字列を日本語変換処理部233へ出力する。
入力文字列表示処理部232は、文字入力処理部231から出力された情報に基づく表示指示を生成し、生成した表示指示を画面表示ドライバ241へ出力する。これにより、文字入力処理部231の文字入力処理による文字列の入力状態(たとえば図7の画面701〜711参照)を画面表示デバイス242に表示させることができる。
日本語変換処理部233は、文字入力処理部231から出力された文字列(たとえば日本語の読みを示すひらがな)を日本語変換する。日本語変換処理部233は、日本語変換した文字列を変換後文字列表示処理部234およびアプリケーション実行部220へ出力する。変換後文字列表示処理部234は、日本語変換処理部233から出力された文字列に基づく表示指示を生成し、生成した表示指示を画面表示ドライバ241へ出力する。これにより、日本語変換処理部233によって日本語変換された文字列を画面表示デバイス242に表示させることができる。
画面表示ドライバ241は、画面表示デバイス242へ表示要求を出力することによって、入力文字列表示処理部232または変換後文字列表示処理部234から出力された表示指示に基づく画面を画面表示デバイス242に表示させる。画面表示デバイス242は、画面表示ドライバ241による制御にしたがってユーザに対して画面表示するユーザ出力インターフェースである。
文字入力処理部231の文字入力処理によって得られた文字列を日本語変換処理部233によって日本語変換する場合について説明したが、このような構成に限らない。たとえば、文字入力処理部231の文字入力処理によって得られた文字列をアプリケーション実行部220へ出力するようにしてもよい。この場合は、日本語変換処理部233や変換後文字列表示処理部234を省いた構成にしてもよい。
図2−2は、文字入力処理部の具体例を示すブロック図である。図2−1に示した文字入力処理部231は、図2−2に示すように、格納部231aと、処理メイン部231bと、処理サブ部231cと、を備えている。格納部231aは、図1に示した変換表格納部130、コード格納部140および入力候補格納部150に対応する。
<変数領域>
格納部231aは、処理メイン部231bおよび処理サブ部231cによる文字入力処理のワークエリアとして用いられる。格納部231aには、変数領域として、「入力モード」、「タップされたキーコード」、「タップ回数」、「前回入力キーコード」、「前回数字キーコード」、「入力中文字列」および「文字入力位置」が定義されるとする。
「入力モード」は、現在のキー入力のモードを保存する変数領域である。キー入力のモードには、たとえば「ひらがな入力モード」、「カタカナ入力モード」、「英字入力モード」および「数字入力モード」などがある。「入力モード」は、たとえば、キーボード211の入力モード変更キーがタップされる度に、「ひらがな入力モード」、「カタカナ入力モード」、「英字入力モード」、「数字入力モード」の順に切り替わる。
「タップされたキーコード」は、キーボード211において最後にタップされたキーのキーコードを保存する変数領域である。「タップ回数」は、数字キーまたは一時代用キーが連続してタップされた回数(1回以上)を保存する変数領域である。
「前回入力キーコード」は、「タップされたキーコード」に保存されたキーの前にタップされたキーのキーコードを保存する変数領域である。「前回入力キーコード」には、次のキータップに対する文字入力処理に備えて、タップされたキーコード(数字キーまたは一時代用キーの場合)または空値(その他のキーの場合)が保存される。
「前回数字キーコード」は、最後にタップされた数字キーのキーコードを保存する変数領域である。「前回数字キーコード」は、「タップされたキーコード」が一時代用キーのキーコードであり、「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードである場合に、引き続き一時代用キーがタップされて数字キー入力を代用するのに備えて設定される。「前回数字キーコード」は、図1に示したコード格納部140に対応する。
「入力中文字列」は、現在の「入力モード」での入力文字列を保存する変数領域である。「入力中文字列」は、図1に示した入力候補格納部150に対応する。「文字入力位置」は、「入力中文字列」中の現在の文字入力位置を保存する変数領域である。キー入力があると、「入力モード」に応じた文字が「文字入力位置」に挿入または置換される。
<タップ回数入力文字表>
また、格納部231aは、タップ回数入力文字表をキー入力のモード毎に記憶している(たとえば図3−1〜図3−4参照)。格納部231aのタップ回数入力文字表を記憶している領域は、図1に示した変換表格納部130に対応する。タップ回数入力文字表は、図1に示した変換表格納部130に格納された変換表に対応する。タップ回数入力文字表は、数字キーが連続してタップされた回数に応じて入力される文字の対応表である。
<文字入力処理>
処理メイン部231bは、アプリケーション実行部220から文字列入力要求が出力されると、キーコードバッファ213からのキーコードの読み出しを開始する。処理メイン部231bは、キーコードを読み出す度に、読み出したキーコードを格納部231aの「タップされたキーコード」に設定して処理サブ部231cを呼び出す。
処理サブ部231cは、図1に示した第1選択部160、確定部170および第2選択部180に対応する。処理サブ部231cは、処理メイン部231bによって呼び出されると、格納部231aの「タップされたキーコード」および「前回入力キーコード」の各値の組み合わせに応じた文字入力処理を行う。また、処理サブ部231cは、文字入力処理による文字列の入力状態を示す情報を入力文字列表示処理部232へ出力する。また、処理サブ部231cは、文字入力処理により確定させた日本語変換前の文字列を日本語変換処理部233へ出力する。
(タップ回数入力文字表)
つぎに、図3−1〜図3−4において、格納部231aに格納されるキー入力のモード毎のタップ回数入力文字表の一例について説明する。なお、図3−1〜図3−4の説明において、全角の文字と半角の文字とは区別しないこととする。
図3−1は、ひらがな入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。タップ回数入力文字表310は、格納部231aに格納され、「入力モード」が「ひらがな入力モード」である場合に参照される。タップ回数入力文字表310においては、「1」,「2」,…,「9」,「0」のキー(数字キー)と「タップ回数」との組み合わせ毎にひらがなの文字が対応付けられている。たとえば、「1」のキーと「タップ回数」=1との組み合わせには「あ」が対応付けられている。また、「1」のキーと「タップ回数」=2との組み合わせには「い」が対応付けられている。
図3−2は、カタカナ入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。タップ回数入力文字表320は、格納部231aに格納され、「入力モード」が「カタカナ入力モード」である場合に参照される。タップ回数入力文字表320においては、「1」,「2」,…,「9」,「0」のキー(数字キー)と「タップ回数」との組み合わせ毎にカタカナの文字が対応付けられている。たとえば、「1」のキーと「タップ回数」=1との組み合わせには「ア」が対応付けられている。また、「1」のキーと「タップ回数」=2との組み合わせには「イ」が対応付けられている。
図3−3は、英字入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。タップ回数入力文字表330は、格納部231aに格納され、「入力モード」が「英字入力モード」である場合に参照される。タップ回数入力文字表330においては、「1」,「2」,…,「9」,「0」のキー(数字キー)と「タップ回数」との組み合わせ毎に英字または記号が対応付けられている。たとえば、「1」のキーと「タップ回数」=1との組み合わせには「.」が対応付けられている。また、「1」のキーと「タップ回数」=2との組み合わせには「/」が対応付けられている。また、「2」のキーと「タップ回数」=1との組み合わせには「A」が対応付けられている。また、「2」のキーと「タップ回数」=2との組み合わせには「B」が対応付けられている。
図3−4は、数字入力モードに対応するタップ回数入力文字表の一例を示す図である。タップ回数入力文字表340は、格納部231aに格納され、「入力モード」が「数字入力モード」である場合に参照される。タップ回数入力文字表340においては、「1」,「2」,…,「9」,「0」のキー(数字キー)と「タップ回数」との組み合わせ毎に数字が対応付けられている。たとえば、「1」のキーと「タップ回数」=1との組み合わせには「1」が対応付けられている。また、「2」のキーと「タップ回数」=1との組み合わせには「2」が対応付けられている。なお、タップ回数入力文字表340においては「タップ回数」は1のみとなっている。
(文字入力処理部の処理)
図4−1および図4−2は、文字入力処理部の処理の一例を示すフローチャートである。文字入力処理部231は、文字入力処理として、たとえば以下の各ステップを繰り返し行う。まず、図4−1に示すように、処理メイン部231bが、キーコードバッファ213からキーコードを取得し、取得したキーコードを「タップされたキーコード」に設定する(ステップS401)。
以下の各ステップは、特に指定しない限り、処理サブ部231cが実行する。つぎに、ステップS401によって設定された「タップされたキーコード」が入力モード変更キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS402)。「タップされたキーコード」が入力モード変更キーのキーコードである場合(ステップS402:Yes)は、「入力中文字列」を現在の文字列で確定する(ステップS403)。
つぎに、「文字入力位置」を「入力中文字列」の末尾に移動させる(ステップS404)。つぎに、「入力モード」を切り替える(ステップS405)。ステップS405においては、たとえば、「ひらがな入力モード」、「カタカナ入力モード」、「英字入力モード」、「数字入力モード」の順序において、現在のモードの次のモードを「入力モード」に設定する。つぎに、「前回入力キーコード」を空にする(ステップS406)。つぎに、「タップ回数」を0に設定し(ステップS407)、一連の処理を終了する。
ステップS402において「タップされたキーコード」が入力モード変更キーのキーコードでない場合(ステップS402:No)は、「タップされたキーコード」が変換キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS408)。変換キーのキーコードには、たとえば変換キーを兼用する下の方向キーのキーコードも含まれる。「タップされたキーコード」が変換キーのキーコードである場合(ステップS408:Yes)は、「入力中文字列」を現在の文字列で確定する(ステップS409)。
つぎに、確定した「入力中文字列」を日本語変換処理部へ出力する(ステップS410)。これにより、「入力中文字列」が日本語変換される。つぎに、「入力中文字列」をクリアする(ステップS411)。つぎに、「文字入力位置」を「入力中文字列」の先頭に移動し(ステップS412)、ステップS406へ移行する。
ステップS408において「タップされたキーコード」が変換キーのキーコードでない場合(ステップS408:No)は、「タップされたキーコード」が左の方向キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS413)。「タップされたキーコード」が左の方向キーのキーコードである場合(ステップS413:Yes)は、「入力中文字列」を現在の文字列で確定する(ステップS414)。つぎに、「文字入力位置」を一文字分左に移動し(ステップS415)、ステップS406へ移行する。
ステップS413において「タップされたキーコード」が左の方向キーのキーコードでない場合(ステップS413:No)は、「タップされたキーコード」が右の方向キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS416)。「タップされたキーコード」が右の方向キーのキーコードである場合(ステップS416:Yes)は、「入力中文字列」を現在の文字列で確定する(ステップS417)。つぎに、「文字入力位置」を一文字分右に移動し(ステップS418)、ステップS406へ移行する。
ステップS416において「タップされたキーコード」が右の方向キーのキーコードでない場合(ステップS416:No)は、図4−2のステップS419へ移行する(符号A)。すなわち、「タップされたキーコード」が数字キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS419)。「タップされたキーコード」が数字キーのキーコードである場合(ステップS419:Yes)は、後述の数字キーに基づく第1処理を実行し(ステップS420)、一連の処理を終了する。
ステップS419において「タップされたキーコード」が数字キーのキーコードでない場合(ステップS419:No)は、「タップされたキーコード」が一時代用キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS421)。「タップされたキーコード」が一時代用キーのキーコードである場合(ステップS421:Yes)は、後述の一時代用キーに基づく第2処理を実行し(ステップS422)、一連の処理を終了する。
ステップS421において「タップされたキーコード」が一時代用キーのキーコードでない場合(ステップS421:No)は、「タップされたキーコード」に応じた処理(具体例の説明は省略する)を実行し(ステップS423)、一連の処理を終了する。
図5は、数字キーに基づく第1処理の一例を示すフローチャートである。文字入力処理部231は、上述したステップS420の数字キーに基づく第1処理として、たとえば以下の各ステップを実行する。まず、「前回入力キーコード」が空であるか否かを判断する(ステップS501)。「前回入力キーコード」が空である場合(ステップS501:Yes)は、ステップS505へ移行する。「前回入力キーコード」が空でない場合(ステップS501:No)は、「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS502)。
ステップS502において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードでない場合(ステップS502:No)は、「前回入力キーコード」が一時代用キーのキーコードであるとみなしてステップS503へ移行する。すなわち、「入力中文字列」を現在の文字列で確定する(ステップS503)。これにより、上記第2の場合に、一時代用キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させることができる。つぎに、「文字入力位置」を「入力中文字列」の末尾に移動させる(ステップS504)。
つぎに、「タップ回数」に1を設定する(ステップS505)。つぎに、「入力モード」に対応するタップ回数入力文字表から「タップされたキーコード」および「タップ回数」に応じた文字を取得し、取得した文字を「入力中文字列」の「文字入力位置」に挿入する(ステップS506)。つぎに、「前回入力キーコード」に「タップされたキーコード」を設定し(ステップS507)、一連の処理を終了する。ステップS505〜S507により、上記第2の場合に、押下操作を受けた数字キーに割り当てられている入力候補群から、数字キーの連続的な押下回数に応じて入力候補を新たに選択することができる。
ステップS502において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードである場合(ステップS502:Yes)は、「タップされたキーコード」と「前回入力キーコード」が等しいか否かを判断する(ステップS508)。「タップされたキーコード」と「前回入力キーコード」が等しくない場合(ステップS508:No)はステップS503へ移行する。「タップされたキーコード」と「前回入力キーコード」が等しい場合(ステップS508:Yes)は、「タップ回数」をインクリメントする(ステップS509)。
つぎに、「入力モード」に対応するタップ回数入力文字表から「タップされたキーコード」および「タップ回数」に応じた文字を取得し、取得した文字で「入力中文字列」の「文字入力位置」の文字を置換し(ステップS510)、一連の処理を終了する。ステップS509,S510により、数字キーの押下回数に応じて数字キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を選択することができる。また、ステップS509,S510により、押下された数字キーの第1コードと数字キーの押下回数とに基づいて特定される入力候補を、タップ回数入力文字表(変換表)を参照して選択することができる。
なお、ステップS509において、インクリメントした「タップ回数」に応じた文字の定義が「入力モード」に対応するタップ回数入力文字表にない場合は、「タップ回数」に1を設定するようにしてもよい。たとえば、「入力モード」が「ひらがな入力モード」である場合「2」のキーが7回タップされると、「タップ回数」に1が設定され、ステップS510において「か」が新たな入力候補として選択される。
図6は、一時代用キーに基づく第2処理の一例を示すフローチャートである。文字入力処理部231の処理サブ部231cは、上述したステップS422の一時代用キーに基づく第2処理として、たとえば以下の各ステップを実行する。まず、「前回入力キーコード」が空であるか否かを判断する(ステップS601)。「前回入力キーコード」が空である場合(ステップS601:Yes)は、一連の処理を終了する。「前回入力キーコード」が空でない場合(ステップS601:No)は、「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS602)。
ステップS602において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードである場合(ステップS602:Yes)は、「前回数字キーコード」に「前回入力キーコード」を設定する(ステップS603)。つぎに、「入力中文字列」を現在の文字列で確定する(ステップS604)。これにより、上記第1の場合に、数字キー(第1キー)の押下操作により選択された入力候補の選択を確定させることができる。
つぎに、「文字入力位置」を「入力中文字列」の末尾に移動させる(ステップS605)。つぎに、「タップ回数」に1を設定する(ステップS606)。つぎに、「入力モード」に対応するタップ回数入力文字表から「前回数字キーコード」および「タップ回数」に応じた文字を取得し、取得した文字を「入力中文字列」の「文字入力位置」に挿入する(ステップS607)。
つぎに、「前回入力キーコード」に「タップされたキーコード」を設定し(ステップS608)、一連の処理を終了する。ステップS606〜S608により、上記第1の場合に、一時代用キーの押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた数字キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を新たに選択することができる。また、ステップS606〜S608により、一時代用キーの押下を検知した場合に、「前回入力キーコード」に格納した数字キーのキーコードに基づいて特定される入力候補を、タップ回数入力文字表を参照して選択することができる。
ステップS602において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードでない場合(ステップS602:No)は、「前回入力キーコード」が一時代用キーのキーコードであるとみなしてステップS609へ移行する。すなわち、「タップ回数」をインクリメントする(ステップS609)。つぎに、「入力モード」に対応するタップ回数入力文字表から「前回数字キーコード」および「タップ回数」に応じた文字を取得し、取得した文字で「入力中文字列」の「文字入力位置」の文字を置換し(ステップS610)、一連の処理を終了する。
ステップS609,S610により、一時代用キーの連続的な押下回数に応じて、入力候補群から入力候補を選択することができる。また、ステップS609,S610により、一時代用キーの押下を検知した場合に、「前回入力キーコード」に格納した数字キーのキーコードに基づいて特定される入力候補を、タップ回数入力文字表を参照して選択することができる。
なお、ステップS609において、インクリメントした「タップ回数」に応じた文字の定義が「入力モード」に対応するタップ回数入力文字表にない場合は、「タップ回数」に1を設定するようにしてもよい。たとえば、「入力モード」が「ひらがな入力モード」である場合「2」のキーが7回タップされると、「タップ回数」に1が設定され、ステップS610において「か」が新たな入力候補として選択される。
<文字入力処理に伴う表示処理>
また、図4−1〜図6に示した文字入力処理に伴って、入力文字列表示処理部232は、文字入力処理部231の文字入力処理による文字列の入力状態を画面表示デバイス242に表示させる。これにより、ユーザは、文字列の入力状態を確認しながらキーボード211に対するキー入力を行うことができる。
図7は、文字入力処理の状態遷移の一例を示す図である。図7においては、「入力モード」が「ひらがな入力モード」であり、日本語変換前の文字列として「あいおい」を入力する場合について説明する。ここでは、一時代用キーはメールキーによって兼用されるとする。画面701〜711は、図4−1〜図6に示した文字入力処理に伴って画面表示デバイス242に表示される画面を示している。カーソル700は文字の入力位置を示す画像であり、「文字入力位置」に応じて画面上を移動する。
まず、画面701に示すように、文字が未入力のときに、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面702に示すように、カーソル700の位置の入力候補として「あ」が選択される。画面702に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面703に示すように、カーソル700の位置の入力候補の「あ」の選択が確定され、カーソル700が入力中の文字列の末尾に移動するとともに、新たな入力候補として「あ」が選択される。
画面703に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面704に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「あ」から「い」に変化する。画面704に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面705に示すように、カーソル700の位置の入力候補の「い」の選択が確定され、カーソル700が入力中の文字列の末尾に移動するとともに、カーソル700の位置の新たな入力候補として「あ」が選択される。
画面705に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面706に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「あ」から「い」に変化する。画面706に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面707に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「い」から「う」に変化する。
画面707に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面708に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「う」から「え」に変化する。画面708に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面709に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「え」から「お」に変化する。
画面709に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面710に示すように、カーソル700の位置の入力候補の「お」の選択が確定され、カーソル700が入力中の文字列の末尾に移動するとともに、新たな入力候補として「あ」が選択される。画面710に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面711に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「あ」から「い」に変化する。
画面711に示す状態において、たとえばキーボード211の変換キーなどがタップされると、カーソル700の位置の入力候補の「い」の選択が確定される。これにより、日本語変換前の文字列として「あいおい」を入力することができる。
このように、「1」のキーに割り当てられた複数の文字を連続して入力する場合において、ユーザは、「1」のキーおよびメールキーのいずれかのキーを連続してタップすることで入力候補を変化させることができる。また、ユーザは、「1」のキーおよびメールキーのうちの最後にタップしたキーと異なるキーをタップすることで、入力候補の選択を確定させて新たな入力候補を選択することができる。
たとえば従来の一般的な手順によって「あいおい」を入力する場合は、画面702から画面703の画面に移行する際に、「1」のキーおよび入力確定キー(たとえば右の方向キー)のタップを要する。また、画面704から画面705の画面に移行する際に、「1」のキーおよび入力確定キーのタップを要する。また、画面709から画面710の画面に移行する際に、「1」のキーおよび入力確定キーのタップを要する。このため、従来の一般的な手順は、「あいおい」を入力するために13回のタップを要する。
これに対して、情報処理システム200によれば、図7に示すように10回のタップで「あいおい」を入力することができる。このため、情報処理システム200によれば、同一の数字キーに割り当てられた文字を連続して入力する場合のユーザによるキーのタップ数を低減することができることがわかる。
また、他の例として、「英字入力モード」で「mono」と入力する場合について説明する。従来の一般的な手順では、「mono」と入力するために、「6」のキー、入力確定キー、「6」のキーを3回、入力確定キー、「6」のキーを2回、入力確定キー、「6」のキーを3回、の計12回のタップを要する。これに対して、情報処理システム200によれば、「6」のキー、一時代用キーを3回、「6」のキーを2回、一時代用キーを3回、の計9回のタップで「mono」を入力することができる。
(文字入力処理部の処理の変形例)
つぎに、図4−1および図4−2に示した文字入力処理部の処理の変形例について説明する。変形例において、図4−1および図4−2に示した各ステップのうちの、ステップS420(数字キーに基づく第1処理)およびステップS422(一時代用キーに基づく第2処理)以外のステップについては図4−1および図4−2と同様である。
図8は、変形例にかかる数字キーに基づく第1処理を示すフローチャートである。文字入力処理部231は、上述したステップS420の数字キーに基づく第1処理として、たとえば以下の各ステップを実行してもよい。まず、「前回入力キーコード」が空であるか否かを判断する(ステップS801)。「前回入力キーコード」が空である場合(ステップS801:Yes)は、ステップS807へ移行する。「前回入力キーコード」が空でない場合(ステップS801:No)は、「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS802)。
ステップS802において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードである場合(ステップS802:Yes)は、「タップされたキーコード」と「前回入力キーコード」が等しいか否かを判断する(ステップS803)。「タップされたキーコード」と「前回入力キーコード」が等しくない場合(ステップS803:No)は、ステップS805へ移行する。図8に示すステップS805〜S809は、図5に示したステップS503〜S507と同様である。「タップされたキーコード」と「前回入力キーコード」が等しい場合(ステップS803:Yes)は、ステップS810へ移行する。
ステップS802において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードでない場合(ステップS802:No)は、「タップされたキーコード」が一時代用キーのキーコードであるとみなしてステップS804へ移行する。すなわち、「タップされたキーコード」と「前回数字キーコード」が等しいか否かを判断する(ステップS804)。
ステップS804において「タップされたキーコード」と「前回数字キーコード」が等しくない場合(ステップS804:No)は、ステップS805へ移行する。これにより、数字キー、一時代用キー、数字キーの順にタップされた場合において、一時代用キーの前後の各数字キーが同一である場合には、一時代用キーによって選択された入力候補をさらに置換することができる。「タップされたキーコード」と「前回数字キーコード」が等しい場合(ステップS804:Yes)は、ステップS810へ移行する。
図9は、変形例にかかる一時代用キーに基づく第2処理を示すフローチャートである。文字入力処理部231の処理サブ部231cは、上述したステップS422の一時代用キーに基づく第2処理として、たとえば以下の各ステップを実行してもよい。まず、「前回入力キーコード」が空であるか否かを判断する(ステップS901)。「前回入力キーコード」が空である場合(ステップS901:Yes)は、一連の処理を終了する。「前回入力キーコード」が空でない場合(ステップS901:No)は、「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードであるか否かを判断する(ステップS902)。
ステップS902において「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードでない場合(ステップS902:No)は、「前回入力キーコード」が一時代用キーのキーコードであるとみなして一連の処理を終了する。「前回入力キーコード」が数字キーのキーコードである場合(ステップS902:Yes)は、ステップS903へ移行する。
図9に示すステップS903〜S908は、図6に示したステップS603〜S608と同様である。ステップS903〜S908により、数字キーの次に一時代用キーがタップされた場合に、数字キーのタップにより選択された入力候補の選択を確定させるとともに、数字キーに応じて入力候補を新たに選択することができる。
図10は、変形例にかかる文字入力処理の状態遷移を示す図である。図10においては、図8,図9に示した変形例において、「入力モード」が「ひらがな入力モード」であり、日本語変換前の文字列として「あいおい」を入力する場合について説明する。ここでは、一時代用キーはメールキーによって兼用されるとする。画面1001〜1011は、図4−1,図4−2,図8,図9に示した文字入力処理に伴って画面表示デバイス242に表示される画面を示している。
まず、画面1001に示すように、文字が未入力のときに、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1002に示すように、カーソル700の位置の入力候補として「あ」が選択される。画面1002に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面1003に示すように、カーソル700の位置の入力候補の「あ」の選択が確定され、カーソル700が入力中の文字列の末尾に移動するとともに、新たな入力候補として「あ」が選択される。
画面1003に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1004に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「あ」から「い」に変化する。画面1004に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面1005に示すように、カーソル700の位置の入力候補の「い」の選択が確定され、カーソル700が入力中の文字列の末尾に移動するとともに、カーソル700の位置の新たな入力候補として「あ」が選択される。
画面1005に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1006に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「あ」から「い」に変化する。画面1006に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1007に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「い」から「う」に変化する。
画面1007に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1008に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「う」から「え」に変化する。画面1008に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1009に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「え」から「お」に変化する。
画面1009に示す状態において、キーボード211のメールキーがタップされたとする。これにより、画面1010に示すように、カーソル700の位置の入力候補の「お」の選択が確定され、カーソル700が入力中の文字列の末尾に移動するとともに、新たな入力候補として「あ」が選択される。画面1010に示す状態において、キーボード211の「1」のキーがタップされたとする。これにより、画面1011に示すように、カーソル700の位置の入力候補が「あ」から「い」に変化する。
画面1011に示す状態において、たとえばキーボード211の変換キーなどがタップされると、カーソル700の位置の入力候補の「い」の選択が確定される。これにより、日本語変換前の文字列として「あいおい」を入力することができる。
このように、「1」のキーに割り当てられた複数の文字を連続して入力する場合において、ユーザは、「1」のキーを連続してタップすることで入力候補を変化させることができる。また、ユーザは、メールキーをタップすることで、入力候補の選択を確定させて新たな入力候補を選択することができる。そして、ユーザは、メールキーをタップした後に「1」のキーをタップすることで、メールキーによって新たに選択された入力候補を変化させることができる。
たとえば従来の一般的な手順によって「あいおい」を入力する場合は、上述したように13回のタップを要する。これに対して、情報処理システム200によれば、図10に示すように10回のタップで「あいおい」を入力することができる。このため、情報処理システム200によれば、同一の数字キーに割り当てられた文字を連続して入力する場合のユーザによるキーのタップ数を低減することができることがわかる。
また、他の例として、「英字入力モード」で「mono」と入力する場合について説明する。従来の一般的な手順では、「mono」と入力するために、上述したように12回のタップを要する。これに対して、情報処理システム200によれば、「6」のキー、一時代用キー、「6」のキーを2回、一時代用キー、「6」のキー、一時代用キー、「6」のキーを2回の計9回のタップで「mono」を入力することができる。
(文字入力処理部の処理の他の変形例)
図5〜図10に示したように、文字入力処理部231による処理は種々の変形が可能である。たとえば、メールキーによって入力候補の確定と新たな入力候補の選択を行う際に、新たな入力候補は、上述したような「タップ回数」=1に対応する入力候補に限らない。たとえば、メールキーがタップされた場合に、数字キーの「タップ回数」(押下回数)に応じて入力候補群から入力候補を選択するようにしてもよい。
これにより、たとえば、数字キーによって「い」を入力候補として選択した状態でメールキーをタップすると、「い」の選択が確定されるとともに新たな入力候補として「い」が選択される。その後、メールキーがタップされる度に「い」の選択が確定されて新たな「い」が選択される。このため、メールキーのタップ回数と同数の「い」が入力される。
(情報処理システムの適用例)
図11は、情報処理システムを適用した携帯電話端末の一例を示す図である。図11に示す携帯電話端末1100は、上述した情報処理システム200を適用した携帯電話端末である。ここでは携帯電話端末1100の通話機能や通信機能などに関する説明は省き、携帯電話端末1100の文字入力機能について説明する。携帯電話端末1100は、キーボード1110や表示画面1120などを備えている。
キーボード1110は、図2に示したキーボード211に対応する。キーボード1110には、十時キー1111や文字入力キー群1112などが含まれている。十時キー1111は、上下左右の各方向キーを兼用するキーである。十時キー1111の上方向は、上述したメールキー(第2キー120)を兼用している。また、十時キー1111の下方向は、上述した変換キーを兼用している。
文字入力キー群1112は、上述した各数字キー(第1キー110)に対応する。文字入力キー群1112の各キーは、4段3列に並べられたキーである。文字入力キー群1112は、第1段において左から「1」「2」「3」が表記された3個のキーを含む。また、文字入力キー群1112は、第2段において左から「4」「5」「6」が表記された3個のキーを含む。また、文字入力キー群1112は、第3段において左から「7」「8」「9」が表記された3個のキーを含む。また、文字入力キー群1112は、第4段において「0」が表記された1個のキーを含む。また、文字入力キー群1112は、第4段において「*」および「♯」が表記された2個のキーを含んでいてもよい。
たとえば、「1」のキーには、「あ」〜「ぉ」…、「ア」〜「ォ」…、「.」,「/」…、「1」などが対応付けられている(たとえば、図3−1〜図3−4参照)。また、「2」のキーには、「か」〜「こ」…、「カ」〜「コ」、「A」〜「C」、「2」などが対応付けられている(たとえば、図3−1〜図3−4参照)。そして、文字入力キー群1112の各キーには、これらの対応付けられた文字や、これらの対応付けられた文字を示唆する文字列などが表記されている。
表示画面1120は、図2に示した画面表示デバイス242に対応する。表示画面1120は、たとえば、文字列の入力欄や、文字列の入力状態や、文字列の入力結果などを表示する。たとえば図7に示した画面701〜711や図10に示した画面1001〜1011は表示画面1120によって表示される。
ここではキーボード1110を備える携帯電話端末1100について説明したが、キーボード1110に代えて、擬似的なキーを表示するタッチパネルなどを適用してもよい。この場合は、表示画面1120をタッチパネルとしてもよい。また、上述した情報処理システム200は、携帯電話端末1100に限らず、ユーザによるキー入力に応じて文字の入力処理を行う各電子機器に適用することができる。
以上説明したように、プログラムおよび情報処理システムによれば、文字入力を効率よく行うことができる。
上述した実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第1キーの押下回数に応じて当該第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を選択する、第1選択部と、
前記第1選択部において前記入力候補が選択された後に、前記第1キーとは異なる第2キーの押下操作を受けた第1の場合に、前記第1キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させる、確定部と、
前記第1の場合に、前記第2キーの押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を新たに選択する、第2選択部、
として電子機器を動作させるプログラム。
(付記2)前記第2選択部は、前記第2キーの連続的な押下回数または前記第1キーの連続的な押下回数または前記確定部により確定された際の前記第1キーの押下回数のいずれか一方に応じて、前記入力候補群から前記入力候補を選択する、
前記付記1に記載のプログラム。
(付記3)前記確定部は、前記第2選択部において前記入力候補が選択された後に、前記第1キーの押下操作を受けた第2の場合に、前記第2キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させ、
前記第1選択部は、前記第2の場合に、前記押下操作を受けた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から、前記第1キーの連続的な押下回数に応じて入力候補を新たに選択する、
前記付記1または2に記載のプログラム。
(付記4)前記第1キー毎に固有の値を有する第1コードと、前記第1コードにより特定される第1キーの押下回数に応じて選択対象とされる前記押下回数毎の入力候補と、を対応付けた変換表を格納する、変換表格納部と、
前記第1キーが押下された場合に当該押下された第1キーの第1コードを格納するコード格納部、
として電子機器をさらに動作させ、
前記第1選択部は、前記押下された第1キーの第1コードと前記第1キーの押下回数とに基づいて特定される前記入力候補を、前記変換表を参照して選択し、
前記第2選択部は、前記第2キーの押下を検知した場合に、前記コード格納部に格納した前記第1コードに基づいて特定される前記入力候補を、前記変換表を参照して選択する、
前記付記1乃至3に記載のプログラム。
(付記5)前記第2選択部は、前記コード格納部に格納した前記第1コードに基づいて前記入力候補を特定する際に、前記第2キーの連続的な押下回数または前記第1キーの連続的な押下回数または前記確定部により確定された際の前記第1キーの押下回数のいずれか一方に基づいて、前記入力候補をさらに特定する、
前記付記4に記載のプログラム。
(付記6)前記確定部は、入力候補の選択を確定させるとともに次の入力候補の入力位置を移動させる、
前記付記1乃至5に記載のプログラム。
(付記7)少なくとも4段3列に並べられたキーのうち、第1段において左から「1」「2」「3」が表記された3個のキーと、第2段において左から「4」「5」「6」が表記された3個のキーと、第3段において左から「7」「8」「9」が表記された3個のキーと、第4段において「0」が表記された1個のキーとを含む、第1キーと、
前記第1キーのうち同一キーの連続的な押下回数に応じて当該押下操作された第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を選択する、第1選択部と、
前記第1選択部において前記入力候補が選択された後に、前記第1キーとは異なる第2キーの押下操作を受けた第1の場合、前記第1キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させる、確定部と、
前記第1の場合に、前記第2キーの押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から新たな入力候補を選択する、第2選択部、
として動作する、情報処理システム。
100,200 情報処理システム
110 第1キー
120 第2キー
130 変換表格納部
140 コード格納部
150 入力候補格納部
160 第1選択部
170 確定部
180 第2選択部
190 出力部
211,1110 キーボード
212 キーボードドライバ
213 キーコードバッファ
220 アプリケーション実行部
230 日本語処理部
231 文字入力処理部
231a 格納部
231b 処理メイン部
231c 処理サブ部
232 入力文字列表示処理部
233 日本語変換処理部
234 変換後文字列表示処理部
241 画面表示ドライバ
242 画面表示デバイス
310,320,330,340 タップ回数入力文字表
700 カーソル
701〜711,1001〜1011 画面
1100 携帯電話端末
1111 十時キー
1112 文字入力キー群
1120 表示画面

Claims (6)

  1. 第1キーの押下回数に応じて当該第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を選択する、第1選択部と、
    前記第1選択部において前記入力候補が選択された後に、前記第1キーとは異なる第2キーの押下操作を受けた第1の場合に、前記第1キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させる、確定部と、
    前記第1の場合に、前記第2キーの押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を新たに選択する、第2選択部、
    として電子機器を動作させるプログラム。
  2. 前記第2選択部は、前記第2キーの連続的な押下回数または前記第1キーの連続的な押下回数または前記確定部により確定された際の前記第1キーの押下回数のいずれか一方に応じて、前記入力候補群から前記入力候補を選択する、
    前記請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記確定部は、前記第2選択部において前記入力候補が選択された後に、前記第1キーの押下操作を受けた第2の場合に、前記第2キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させ、
    前記第1選択部は、前記第2の場合に、前記押下操作を受けた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から、前記第1キーの連続的な押下回数に応じて入力候補を新たに選択する、
    前記請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記第1キー毎に固有の値を有する第1コードと、前記第1コードにより特定される第1キーの押下回数に応じて選択対象とされる前記押下回数毎の入力候補と、を対応付けた変換表を格納する、変換表格納部と、
    前記第1キーが押下された場合に当該押下された第1キーの第1コードを格納するコード格納部、
    として電子機器をさらに動作させ、
    前記第1選択部は、前記押下された第1キーの第1コードと前記第1キーの押下回数とに基づいて特定される前記入力候補を、前記変換表を参照して選択し、
    前記第2選択部は、前記第2キーの押下を検知した場合に、前記コード格納部に格納した前記第1コードに基づいて特定される前記入力候補を、前記変換表を参照して選択する、
    前記請求項1乃至3に記載のプログラム。
  5. 前記第2選択部は、前記コード格納部に格納した前記第1コードに基づいて前記入力候補を特定する際に、前記第2キーの連続的な押下回数または前記第1キーの連続的な押下回数または前記確定部により確定された際の前記第1キーの押下回数のいずれか一方に基づいて、前記入力候補をさらに特定する、
    前記請求項4に記載のプログラム。
  6. 少なくとも4段3列に並べられたキーのうち、第1段において左から「1」「2」「3」が表記された3個のキーと、第2段において左から「4」「5」「6」が表記された3個のキーと、第3段において左から「7」「8」「9」が表記された3個のキーと、第4段において「0」が表記された1個のキーとを含む、第1キーと、
    前記第1キーのうち同一キーの連続的な押下回数に応じて当該押下操作された第1キーに割り当てられている入力候補群から入力候補を選択する、第1選択部と、
    前記第1選択部において前記入力候補が選択された後に、前記第1キーとは異なる第2キーの押下操作を受けた第1の場合、前記第1キーの押下操作により選択された入力候補の選択を確定させる、確定部と、
    前記第1の場合に、前記第2キーの押下操作を受け付ける前に押下操作を受け付けていた前記第1キーに割り当てられている入力候補群から新たな入力候補を選択する、第2選択部、
    として動作する、情報処理システム。
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