JP2012004074A - タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置 - Google Patents

タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012004074A
JP2012004074A JP2010140633A JP2010140633A JP2012004074A JP 2012004074 A JP2012004074 A JP 2012004074A JP 2010140633 A JP2010140633 A JP 2010140633A JP 2010140633 A JP2010140633 A JP 2010140633A JP 2012004074 A JP2012004074 A JP 2012004074A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tab
angle
battery
mark
workpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010140633A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5559618B2 (ja
Inventor
Sakae Ayabe
栄 綾部
Shoji Nakakuki
昌二 中久喜
Shuji Yoneuchi
修二 米内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Setsubi Engineering Co Ltd
Priority to JP2010140633A priority Critical patent/JP5559618B2/ja
Publication of JP2012004074A publication Critical patent/JP2012004074A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5559618B2 publication Critical patent/JP5559618B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)

Abstract

【課題】電池缶内のタブのX線撮像による検査精度を高める。
【解決手段】二次電池内のタブを検査する工程に先だって、検査対象の筒型電池(ワーク)1の電池缶10の外周上の任意の位置にマークMを付し、このマークが検出されるポイントでワーク仮位置決めをした後、この筒型電池を斜め或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その画像処理からタブ12の像位置を抽出して、検出対象の筒型電池のマーク位置に対するタブの抽出位置の実回転角と標準回転角との偏差Δαを算出する。この偏差に基づきワークの位置補正を行う。或いは、マークを付す前に筒型電池を斜め或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その画像処理からタブの像位置を抽出して、この抽出位置にマークを付す。
【選択図】図12B

Description

本発明は、タブ付き電極材を内装した筒型電池の内部を、X線カメラで撮像してタブの状態良否を検査する方法及びその検査方法に用いるタブ検査装置及びタブマーキング装置に関する。
筒型電池、例えば、リチウムイオン二次電池の製造プロセスにおいては、シート状正極、セパレータ、シート状負極のサンドイッチ構造の積層体を、渦巻状に巻き回し、この渦巻状の積層体よりなる電極材を、電池ケースとなる電池缶に内装する工程を有する。この内装工程に先立って、正極リード端子及び負極リード端子となるそれぞれのタブの一端が、正極及び負極の各端部に溶接などで取り付けられる。
内装工程では、このタブ付きの渦巻状積層体(本明細書では、「電極材」とも称する)が電池缶に挿入され、且つ負極側のタブの一端が電池缶の底部に溶接され、正極側のタブの一端が電池缶を密閉する蓋体に溶接される。
電極材の内装工程を経た二次電池製品は、電池缶の内部でのタブの状態(溶接状態、組み付け状態)が適性であるか否か検査するため、X線カメラにより撮像され、その撮像画像からタブの状態良否を検査している。
筒型電池のタブは、アルミニウム或いは銅などの短冊片をなし、厚みが薄く、電池缶の材質に比べてX線の透過率が良いので、タブの撮像位置によってはX線に写らない。X線撮像でタブが鮮明に見える条件は、図6に示すように電池缶10内のタブ12を真横のアングルから撮像した場合であるので、タブを真横からX線カメラで撮像しなければならない。ちなみに、符号の11で示す部分は、正極シート、セパレータ、負極シートの渦巻状積層体からなる電極材である。電極材の形状は、渦巻状のほか、円筒状、直方体状などその形状を問わない。図7は、タブ位置が真横アングルからずれた場合であり、この場合には、タブは不鮮明であり、タブ検査のための画像処理が困難である。符号1は、筒型二次電池を示す。
電池缶10内のタブを真横アングルでX線撮像する場合には、タブが電池缶に内装されてしまうので、電極材を電池缶に挿入するときに、タブの位置をCCDカメラ等で確認して、タブ位置の指標となるマークを電池缶外壁に付け、X線撮像時にマークを基準にして位置合わせしている。
しかしながら、電極材を電池缶に挿入する時に、電極材ひいてはタブ位置が缶内での移動等により位置ずれることがあるので、タブ位置とマーク位置とがずれてしまい、最適な状態でX線撮像が行えないこともある。かような事態は、検査精度の低下要因にもなる。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池缶内のタブ位置と電池缶外のマーク位置との間に位置ずれが生じたとしても、そのずれ量を補正して最適なX線撮像位置にてタブを撮像し、タブ検査精度を高めることができるタブ検査方法及びそれに用いるX線検査装置を提供することにある。
さらに、上記のずれ量補正に代えて、タブの検査に先立ち電池缶内部のタブ位置を電池缶外部から正確に検出してタブ位置の指標となるマークを施す方法及び装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、基本的には次のように構成される。
(1)一つは、方法の発明に係わり、電極リード端子となるタブを付けた電極材を電池ケースとなる電池缶に内装する筒型電池の製造工程後の検査工程で、前記筒型電池をX線撮像して電池内部のタブの状態良否を検査する筒型電池のタブ検査方法において、
電池缶外周に付したマークがマーク検出センサで検出される位置にきたときに筒型電池内のタブが真横アングルでX線撮像される理想の被撮像位置の前記マーク検出位置に対する回転角を標準回転角α(αは零を含む)と定めておき、
前記検査工程に先立って、検査対象の筒型電池の電池缶の外周上の任意の位置にマークを付し或いは前記電極材を前記電池缶に内装する過程で前記タブの位置を把握して前記電池缶の外周上に大よそのタブ位置を示すマークを付し、
このマークが検出されるポイントで前記筒型電池の周方向の仮位置決めをした後、この筒型電池を斜め或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その撮像された画像からタブの像位置を抽出して、検出対象の筒型電池の実マーク位置に対する前記タブの抽出位置の実回転角と前記標準回転角との偏差を算出する画像処理を行い、
その後に行う前記検査工程で、前記マークにより仮位置決めされた検査対象の前記筒型電池を前記偏差分だけ修正する方向に回転させるタブ位置ずれ補正を行って、この筒型電池のタブを真横アングルでX線撮像することを特徴とする。
本発明のように、タブ検査に先立って、筒型電池を斜めカメラアングルでX線撮像した場合には、図11のX線撮像図及び図8に示すX線撮像模式図の一例に示すように、撮像された画像から、タブ12の輪郭を把握することができ、特にタブ12の縦方向に延びる部分と電池缶底部で横方向に延びる部分との間の折れ曲がり部のエッジ12aおよび12bは、タブの位置ずれがあったとしても、電池缶10の底部輪郭との関係で明確に認識することができる。また、電池缶10の底部となる斜視的な楕円輪郭のほぼ半分が画像に表れるので、楕円輪郭座標を2次元座標上で、例えば後述の実施例に示す手法によって真円に変換でき、そこにタブの特徴点(例えばタブの折れ曲がりエッジ)を示せば、マークに対するタブ抽出位置の回転角を求めることができる。
また、上記斜めカメラアングルに代えて、前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像した場合には、電池缶の底部を真円或いはそれに近い状態で撮像できるが、この場合にも、タブの輪郭を抽出可能となるので、この画像からマークに対するタブ抽出位置の回転角を求めることができる。
本発明では、以上の点から、例えば、図12Aに示すように、検査対象となる筒型電池(ワーク)1のマークMの検出位置M(マーク位置)に対するタブ12の抽出位置の実回転角αnと予め定めた標準回転角αとの偏差Δα=αn−αからタブ12の位置ずれを算出できる。標準回転角αとは、電池缶外周のマークMがマーク検出センサで検出される位置Mにきたときに、筒型電池10内のタブ12が真横アングルでX線撮像される理想の被撮像位置E1を想定した場合の、マーク検出位置Mに対する理想の被撮像位置E1の回転角である。
標準回転角αは、理想の被撮像位置(真横からX線撮像されるタブの位置)に対するマーク検出位置を任意に変えることで、任意に設定可能である。
図12Aに示す例では、筒型電池10を一方向に回転させてマークMが任意に設定したマーク検出位置Mにきたときに、筒型電池10のタブ12が真横のアングルで撮像される理想の被撮像位置E1(図12では、斜視的に撮像された電池缶底部の楕円輪郭とその長径ラインPの一端が交わる位置で示している)にある場合の一例として、マーク検出位置Mと理想の被撮像位置E1との間の標準回転角度αに関してα>0を設定している。
図12Aでは、斜め撮像の画像を処理して抽出されるタブ12の位置をタブのエッジ12a,12b間の中間点12cとしており、理想の被撮像位置E1のある長径Hと上記したエッジ中間点12c・楕円中心点Oを結ぶ線lとの交わる角度を求めれば、標準回転角度αと実回転角度αnとの偏差Δαを求めることができる。
図12Bに示す例では、標準回転角αをα=0、すなわちマーク検出位置M(換言すればマーク位置M)と理想の被撮像位置E1とを一致させた場合である。この場合には、タブ12に位置ずれがなければ、タブ12(詳細にはエッジ中間点12c)とマークMの位置は一致することになる。かように標準回転角αが零に設定してある場合で、ワーク1のマークMが検出された時点で、理想の被撮像位置E1(マーク検出位置M)とタブ12の抽出位置12cとの間に実回転角αnが生じている場合には、図12A同様に長径Hと上記したエッジ中間点12c・楕円中心点Oを結ぶ線lとの交わる角度を求めれば、偏差Δn=αnがマークに対するタブの位置ずれとして求められる。
したがって、マークにより仮位置決めされた検査対象の筒型電池(ワーク)を偏差分だけ補正方向(すなわち偏差が+であれば−方向、偏差が−であれば+方向)に回転させれば、タブの位置ずれ補正が行われ、筒型電池のタブを真横アングルでX線撮像することができる。
(2)もう一つは、装置の発明に係わり、電極リード端子となるタブを付けた電極材が電池缶に内装された筒型電池を検査対象ワークとし、このワークをX線カメラにより撮像してその画像から前記タブの状態良否を検査するタブ検査用のX線検査装置において、
前記ワークを保持するワーク保持機構と、
前記ワーク保持機構に保持された前記ワークをワーク周方向に回転変位させるためのワーク回転変位付与機構と、
所定の位置に固定配置され、前記ワーク回転変位付与機構と協働して前記ワークに付されているマークを検出するマーク検出センサと、
前記マークを検出した位置で前記ワーク回転変位付与機構によるワーク回転変位付与動作を停止させてワークの回転を停止させるワーク回転変位制御手段と、
前記マークを指標にして位置決めされた前記ワークを、真横のカメラアングルでX線撮像するモードと所定の斜めカメラアングルでX線撮像するモードとを切り替えるカメラアングル切り替え機構と、
前記斜めカメラアングルで撮像されたX線画像の中から前記タブを抽出して、前記マークに対する前記タブの抽出位置の実回転角と予め設定した標準の回転角α(αは零を含む)との偏差から前記マークに対する前記タブの位置ずれの補正量を算出する画像処理手段と、
前記マークを指標にして仮位置決めされた前記ワークを、真横のカメラアングルでX線撮像するに際して、前記タブの位置ずれ補正量だけ前記回転変位付与機構を介して前記ワークを回転させるワーク被撮像位置補正手段と、を備えてなることを特徴とする。
(3)もう一つは、上記(1)のタブ位置のずれ量補正に代えて、タブの検査に先立ち電池缶内部のタブ位置を電池缶外部から正確に検出してタブ位置の指標となるマークを施すマーキング方法を提案する。
すなわち、電極リード端子となるタブを付けた電極材を電池ケースとなる電池缶に内装する筒型電池の製造工程後に、前記筒型電池を電池缶外周に付したマークを指標にして位置付けし、前記筒型電池を真横アングルでX線撮像して電池内部のタブの状態良否を検査する筒型電池のタブ検査方法において、前記検査の前工程で行われる前記マークを施すマーキング工程は、次のようにして行われる。筒型電池を斜めアングル或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その斜めアングル撮像或いは90度アングル撮像の画像処理により電池缶内部のタブ位置を検出して、X線撮像の画像中に予め定めてあるマーキングポジションに対する前記タブの検出位置の回転角を算出し、
前記タブ位置が前記マーキングポジションに来るように前記回転角分だけ正或いは負の方向に前記筒型電池を回転させて、前記マークを前記電池缶外周に付すことを特徴とする。
(4)もう一つは、上記(3)の方法を実施する装置に係わり、次のように構成される。
電極リード端子となるタブを付けた電極材が電池缶に内装された筒型電池をワークとし、このワークの電池缶外部に前記タブの目印となるマークを施すマーキング装置において、
前記ワークを保持するワーク保持機構と、
前記ワーク保持機構に保持された前記ワークをワーク周方向に回転変位させるためのワーク回転変位付与機構と、
前記ワークの電池缶外周にマークを付すために所定位置に配置されたマーク印刷機構と、
前記ワークを斜めアングル或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像する機構と、
前記ワークを斜めアングル或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その斜めアングル撮像或いは90度アングル撮像の画像処理により電池缶内部のタブ位置を検出して、X線撮像の画像中に予め定めてあるマーキングポジションに対する前記タブの検出位置の回転角を算出する画像処理手段と、
前記タブ位置が前記マーキングポジションに来るように、前記回転変位付与機構を介して前記ワークを前記回転角分だけ正或いは負の方向に回転させる回転制御手段と、
前記タブ位置が前記マーキングポジションに来たときに前記マーク印刷機構を駆動して前記電池缶外周にマークを付すマーク印刷機構制御手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、電池缶内のタブ位置と電池缶外のマーク位置との間に位置ずれが生じたとしても、そのずれ量を補正して最適なX線撮像位置にてタブを撮像し、タブ検査精度を高めることができる。
本発明の筒型電池のタブ検査に用いるX線検査装置の一実施例を示す概要図。 本発明のタブ検査方法の工程の実施例の係る進行概要を示す説明図。 図1のX線検査装置における作業工程とその前工程、後工程との連携関係を示す説明図。 本発明の一実施例に係るタブ位置ずれ補正及びタブ検査方法のフローチャートを示す図。 本発明の一実施例に係るタブ位置ずれ補正及びタブ検査に先立って行われる装置間補正のフローチャートを示す図。 筒型電池(ワーク)を、検査時に真横アングルでX線撮像する概要図。 筒型電池(ワーク)を、検査前工程でワークを斜めアングルでX線撮像する概要図。 筒型電池の電池缶内のタブを真横のアングルからX線撮像した場合の画像の一例を示す図。 筒型電池の電池缶内のタブ位置が真横アングルからずれた場合のX線撮像図。 検査対象の筒型電池をマークに基づき位置決めして、斜めアングルでX線撮像した時のタブ位置とマークとのずれ量を示す模式図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するためのプロセスの一過程を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するためのプロセスの一過程を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するためのプロセスの一過程を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するためのプロセスの一過程を示す説明図。 筒型電池(ワーク)を斜めアングルでX線撮像した時の電池内のタブ抽出位置とマークとの間の位置関係(ずれ量)を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第1例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第2例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第3例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第4例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第5例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第6例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第7例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)のタブ位置とマークとの間の位置ずれ量を算出するための第8例を示す説明図。 筒型電池(ワーク)を斜めアングルでX線撮像した画像の一例を示す図。 筒型電池(ワーク)のマーク検出に対するタブの位置ずれの求め方の一例を示す原理図。 筒型電池(ワーク)のマーク検出に対するタブの位置ずれの求め方の他の例を示す原理図。 図10F,図10Gの補足説明図。 本発明の筒型電池のタブ検査に用いるマーキング装置の実施例を示す概要図。 図14のマーキング装置を用いて筒型電池(ワーク)にマークを印刷する実施例を示す原理図。
まず、本発明の一実施例に係る筒型電池のタブ検査用のX線検査装置の概要を図1〜図3により説明する。
図1、図3において、検査対象となる筒型電池(以下、「ワーク」とも称する)1は、既述したように内部にタブ付きの電極材が内装されている。本実施例では、ワーク1の一例として既述した筒型リチウムイオン二次電池を例示するが、それに限定するものではなく、リチウムイオン二次電池同様のタブ付き電極材を電池缶に内装した二次電池であれば、その種類を問わない。
X線撮像装置は、X線照射装置すなわちX線源7とX線を写すI.I.(イメージインテンシファイア)式カメラ6よりなり、X線源7とカメラ6との間には、ワーク1がワーク保持機構3を介してセットされる。ワーク保持機構3は、ワーク1を下支えする機構であり、その上面のV次カット面3aには、ワーク1がその軸を中心に電池缶周方向に回転可能に載置される。
X線撮像位置の傍らには、ワーク保持機構3に保持されたワーク1をワーク周方向に回転変位させるワーク回転変位付与機構4が配置されている。ワーク回転変位付与機構4は、サーボモータ(例えばステッピングモータ)40とその出力軸に装着された摩擦係数の大きな回転トルク付与ローラ(例えばゴムローラ)41とからなる。
ワーク保持機構3は、昇降機構(図示省略)を介して上下に移動可能であり、上方向に移動することで回転トルク付与ローラ41に押しつけられる。この状態でモータ40を回転制御すると、ワーク1は、ローラ41から回転力を受けてワーク周方向(電池缶周方向)に回転変位する。また、モータ40が停止中は、ワーク1は、ローラ41とワーク保持機構3とで挟持されて現位置に保持される。上記昇降機構は、ワーク保持機構3に代えてワーク回転変位付与機構4側に設け、この機構4を下降させることで、ローラ41をワーク1に押しつけるようにしてもよい。なお、図3のワーク保持機構3は、3つ図示されているが、実際は一つであるものを、作図の便宜上、すなわち、前工程(マーク付与機構)からのワーク1を受け取る状態の保持機構3と、ワーク1をワーク保持機構3上で回転変位させてマーク検出やワーク1の位置決めを行う状態の保持機構3と、検査工程終了後のワーク1を後工程(充放電試験等)に送る状態の保持機構3の状態を分けて表示している。後工程のワーク保持機構3´についても同様に一つであるが、状態に応じて二つに分けて描いている。図3の動作については、後述における本実施例全体の動作説明においても説明する。
図1において、前工程では、タブ付き電極材の内装が完了したワーク1について、その電池缶外周にマーク印刷機構(図示省略)によりマークが付される。マーク印刷機構は、例えば、任意の位置に固定配置するか、或いは予め電極材が電池缶に挿入される時にタブの位置がおおよそ決められている時には、その位置に合わせて固定配置されており、いずれの場合にせよ、ワーク1の流れ作業の一環でワークを自動的に検出すると、マークが付される。このようなマーク印刷機構としては、例えばインクジェットプリンタが使用される。
タブ検査工程において、ワーク検出センサ2は、前工程を終えたワーク1、すなわち、タブ付き電極材の内装が完了し且つ電池缶の外壁の一部にマークを設けたリチウムイオン二次電池が搬送機構31(図3参照)を介してワーク保持機構3に移されたのを検知する。ワーク検出センサ2は、例えば光学式センサ等により構成される。
マーク検出センサ5は、ワーク1上のマークを検出するためのものであり、例えば出射したレーザのマーク位置での反射光を検出するレーザ式センサ等で構成される。マーク検出センサ5は、ワーク1に向けて所定の位置に固定配置され、ワーク1が回転変位付与機構4により回転させられているときに、マークがレーザ光の光軸5aにくると、マークからの反射光によりマークを検出する。すなわち、マーク検出センサ5は、ワーク回転変位付与機構4と協働してワーク1に付されているマークを検出する。
マーク検出センサ5でマークが検出されると、コントローラ8は、その検出信号に基づきワーク回転変位付与機構4の駆動モータ40を停止させてワーク回転変位付与動作を停止させる回転変位制御手段として機能する。この回転変位制御により、ワーク保持機構3上でのワーク1の仮位置決めが行われる。
本実施例では、マークを指標にしてワーク保持機構3上で仮位置決めされたワーク1を、X線撮像装置(X線源7とX線検出カメラ6間)のX線7aに対して相対的に傾き動作させる傾動機構9を備える。この傾動機構9は、ワーク保持機構3とワーク回転変位付与機構4を一つのユニットとして傾動させることができる。ワーク保持機構3を傾動させることで、ワーク1を真横のカメラアングル(すなわち、ワーク1の中心軸に対して直交するX線撮像のカメラアングル;ワーク1中心軸とX線とが直交するアングル)でX線撮像するモードと、所定の斜めカメラアングル(ワーク1の中心軸に対してX線が斜めに交わるカメラアングル)でX線撮像するモードとを切り替え可能に設定するカメラアングル切り替え機構として機能する。図1では、ワーク1を任意に決めた所定の斜めカメラアングルでX線撮像するモードを示すものであり、図5Bと等価の図を示している。すなわち、X線源7からX線撮像カメラ6に向けて照射されるX線7aは、ワーク1の中心軸Oに対して斜めに交わる傾斜角度を有している。図1の状態から傾動機構9(カメラアングル切り替え機構)により、ワーク1の中心軸OがX線源7から照射されるX線7aに対して垂直に交わるように傾動させると、図5(A)に示す図と等価になる。
本実施例では、ワーク1を、傾動機構9を介して傾動させることによりワーク1に対するX線7aの交わる角度を変えて、X線撮像の真横アングル、斜めアングルを切り替えるが、このようなカメラアングルの切り替えは、カメラ6及びX線源7の少なくとも一つをワーク1に対して移動させても可能である。
コントローラ8は、ワーク検出センサ2からの検出信号、マーク検出センサ5からの検出信号を入力して、ワーク回転変位付与機構4のモータ40、傾動機構9、X線源7の駆動を一連にシーケンシャル制御し、且つX線カメラ6からの検出信号等を入力し、タブ検査に必要な画像処理演算を実行する。すなわち、コントローラ8は、図1、図5Bで示すような斜めカメラアングルで撮像されたX線画像の中から電池缶内のタブを抽出して、マークに対するタブの抽出位置の実回転角と予め設定した標準の回転角α(αは零を含む)との偏差からマークに対するタブの位置ずれの補正量を算出する画像処理手段を兼ねる。また、マークを指標にして仮位置決めされたワークを、X線撮像位置で真横のカメラアングルで撮像するに際して、タブの位置ずれ補正量だけ回転変位付与機構4を介してワークを回転させるワーク被撮像位置補正手段として機能する。
(タブ位置ずれ補正及びタブ検査工程)
ここで、本実施例のタブ位置ずれ補正及びタブ検査工程について、図4Aのフローチャートにしたがって説明する。なお、図4Aのフローチャートの工程に先立って、その前に装置間補正が行われるが、これについては、本説明の後に説明する。ちなみに、装置間補正とは、装置によって、マーク検出センサの取り付け角度、X線源−カメラの位置関係に誤差が生じるために、その誤差補正のために行われるものである。
図4Aのフローに入る前に、前工程1として、タブ12付きの電極材11を電池缶10に内装するリチウムイオン二次電池製造過程で、前記タブの位置を確認して電池缶10の外壁面におおよそのタブ位置を示すマークを付す(図2、図3参照)。
次いで図3に示すようにワーク搬送機構31でワーク1を検査装置のワーク保持機構3に移し、保持機構3を所定位置だけ上昇させて回転変位付与機構4のトルク付与ローラ41をワーク1の外周に押し付け、モータ40を駆動することによりワーク1をワーク保持機構3上で回転させる。ワーク1の回転によりワーク1に付したマークがマーク検出位置にくると、モータ40が停止し、ワーク1の回転が停止してワーク1の仮位置決めされる。この場合の作業フローは、図4AのステップS10〜S12により行われる。
上記したようにマークが検出されるポイントでワーク1の仮位置決めした後、図1及び図5Bに示すように、ワーク1を所定の斜めアングルでX線撮像し、その撮像された画像からタブの像位置を抽出する(図4AのステップS13、S14、S15)。タブ像の抽出方法の詳細は、後述する。
画像処理により抽出されたタブ像抽出位置から、マーク検出位置(撮像されたマーク)に対するタブの位置ずれΔαが求められる(ステップS15)。図12A、図12Bに、以下に述べる、タブの位置ずれの求め方の例を示す。
既述したように、図11のX線撮像図及び図8に示すX線撮像模式図の一例に示すように、撮像された画像から、タブ12の輪郭を把握することができ、特にタブ12の縦方向に延びる部分と電池缶底部で横方向に延びる部分との間の折れ曲がり部のエッジ12aおよび12bは、タブの位置ずれがあったとしても、電池缶10の底部輪郭との関係で明確に認識することができる。また、電池缶10の底部となる斜視的な楕円輪郭のほぼ半分が画像に表れるので、楕円輪郭座標を2次元座標上で、例えば後述の実施例に示す手法によって真円に変換でき、そこにタブの特徴点(例えばタブの折れ曲がりエッジ)を示せば、マークに対するタブ抽出位置の回転角を求めることができる。
本発明では、以上の点から、例えば、図12Aに示すように、検査対象となる筒型電池(ワーク)1のマークMの検出位置M(マーク位置)に対するタブ12の抽出位置の実回転角αnと予め定めた標準回転角αとの偏差Δα=αn−αからタブ12の位置ずれを算出できる。標準回転角αとは、電池缶外周のマークMがマーク検出センサで検出される位置Mにきたときに、筒型電池10内のタブ12が真横アングルでX線撮像される理想の被撮像位置E1を想定した場合の、マーク検出位置Mに対する理想の被撮像位置E1の回転角である。
標準回転角αは、理想の被撮像位置(真横からX線撮像されるタブの位置)に対するマーク検出位置を任意に変えることで、任意に設定可能である。
図12Aに示す例では、筒型電池10を一方向に回転させてマークMが任意に設定したマーク検出位置Mにきたときに、筒型電池10のタブ12が真横のアングルで撮像される理想の被撮像位置E1(図12では、斜視的に撮像された電池缶底部の楕円輪郭とその長径ラインPの一端が交わる位置で示している)にある場合の一例として、マーク検出位置Mと理想の被撮像位置E1との間の標準回転角度αに関してα>0を設定している。
図12Aでは、斜め撮像の画像を処理して抽出されるタブ12の位置(例えば図10A参照)をタブのエッジ12a,12b間の中間点12cとしており、理想の被撮像位置E1のある長径Hと上記したエッジ中間点12c・楕円中心点Oを結ぶ線lとの交わる角度を求めれば、標準回転角度αと実回転角度αnとの偏差Δαを求めることができる。
図12Bに示す例では、標準回転角αをα=0、すなわちマーク検出位置M(換言すればマーク位置M)と理想の被撮像位置E1とを一致させた場合である。この場合には、タブ12に位置ずれがなければ、タブ12(詳細にはエッジ中間点12c)とマークMの位置は一致することになる。かように標準回転角αが零に設定してある場合で、ワーク1のマークMが検出された時点で、理想の被撮像位置E1(マーク検出位置M)とタブ12の抽出位置12cとの間に実回転角αnが生じている場合には、図12A同様に長径Hと上記したエッジ中間点12c・楕円中心点Oを結ぶ線lとの交わる角度を求めれば、偏差Δn=αnがマークに対するタブの位置ずれとして求められる。
この位置ずれ角Δαは、記憶装置に保存される(ステップS16)。
ここで、ステップ15で実行されるタブ像の抽出方法の詳細について説明する。
(1)まず、斜めアングルでX線撮像された画像に2値化処理を施して、ワーク外形(電池缶)輪郭の抽出を行う(図9A)。
(2)次に、電池缶12の底部の輪郭である楕円抽出を次のようにして行う。2値化によって抽出したエッジをRamerのアルゴリズムに従って、多角形に近似する。この後に楕円弧を近傍のライン分割へ当てはめ、楕円弧と直線に分割する。最後に、楕円弧部から、楕円を作成する(図9B)。
(3)次に、上記楕円輪郭の長辺と短辺比率から、次のようにして、楕円を真円に変換する 同次2次元変換行列HomMat2Dに角度Phiによる回転を加え、その結果の行列をHomMat2DRotateに返す。回転は2x2の回転行列Rで記述される。これはグローバル(すなわち、固定)座標システムに対して実行する。つまり、以下の一連の変換行列と対応する。
Figure 2012004074
点(Px,Py)は変換における固定点であり、HomMat2DRotateを使用し変換された場合でもこの点は変更されない。この動作を取得するためには、まず、変換がグローバル座標システムの原点上に固定点を移動する入力変換行列に追加される。次に、回転が追加され、最後に固定点を元の位置に戻す。これは次式の一連の変換に対応する。
Figure 2012004074
次に下記のようにアフィン二次元変換を行う。
Figure 2012004074
(4)タブエッジの抽出
次にキャニー法等の適宜エッジ検出法によりタブ12のエッジの抽出を行う(図9C)。
当然、目的のエッジ以外も検出されるが、これは、図9Dに示すような角度、長さ、平行度等の条件で絞り込む事により目的のタブエッジを検出する。
この角度、長さ、平行度等の条件で絞り込みは、例えば次のように行われる。
なお、上記実施例では、タブ位置検出を図12A,12Bに示すようにタブのエッジ12a,12bの中心線として、それに対する基準位置E1との角度Δαを算出することによりマークとタブ位置との偏差を求めているが、そのほかにも、タブ位置ずれを次ぎのようにして求めることができる。
4−1)タブの折れ曲がり部(折れ曲がり部のエッジ12a,12bを検出)の延長線と缶底の楕円の長径(真円に変換した場合の水平方向の径)の延長線Hとの交点角α1を算出する(図10B)。
4−2)垂直側タブ(左右2辺)の延長線と缶底との交点の2点の中間点と真円中心を結んだ線と垂直線とのなす角α2を算出する(図10C)。
4−3)缶底側タブの両側2辺の延長線と缶底との交点の2点の中間点と真円中心を結んだ線と垂直線とのなす角α3を算出する(図10D)。
4−4)垂直側タブの延長線と缶底側タブの延長線との交点、2点をつなぐ線の延長線と水平線との交点角α4を算出する(図10E)。
4−5)垂直側タブの幅W1を算出する(図10F)。
4−6)缶底側タブの幅W2を算出する(図10G)。
ここで、4−5)、4−6)を図補足すると、真円の場合、円周上に同じ長さのタブ12の幅に相当するマークを置いた場合、X軸上(H線)で、マークのエッジ位置を見た場合、幅が異なって見えてくる。その理屈から、幅が分かれば、マークの位置が分かり最終的に角度が分かる。
4−7)垂直側タブと缶底側タブの交点角α5を算出する((解は2つ)。(図10H)
実際には二つの解の平均値を使い、基準ワークで測定した交点角αと比較する事で、マーク位置のズレを算出可能である。
4−8)缶底側タブの先端エッジと水平線との交点角α6を算出する。(図10I)
上記した図4AのステップS16で保存されたΔαだけ、仮位置決めされているワーク1を回転変位付与機構4を用いて回転変位させることでマークに対するタブの位置ずれが補正される(ステップS17)。
以上のようにしてタブの位置ずれ補正が行われた後に、次のようなタブ検査工程が行われる。ワーク1を、傾動機構9を介してX線7aに対してワーク軸が垂直に交わる位置制御を行う。これにより、補正後のタブの位置がX線撮像の真横アングルになる(ステップS18)。
この状態でX線撮像を行えば、図6に示すような真横アングルにタブがある位置でワーク1が撮像され、タブが鮮明に見えることができる(ステップS19、S20)。この画像に基づき、タブの状態適否が観察され、判定される。
(装置間補正について)
なお、上記のタブ位置ずれ補正、タブ検査の前に行われる装置間補正について図4Bにより説明する。
装置間補正は、既述したように、装置によって、マーク検出センサの取り付け角度、X線源−カメラの位置関係に誤差が生じるために行われる。この装置間補正は、位置合わせマークとタブの位置ずれがない(標準回転角α)基準ワーク(ダミーを含む)を用いて行う。
基準ワークを保持機構3にセットしワーク押さえを行い、ワーク回転変位付与機構4によりワーク周方向に回転させながらマーク検出センサ5がマークを検出する位置でワークの回転を停止させることで、基準ワークの位置決めが完了する(ステップS10´〜S12´)。この位置でX線撮像を、既述した位置ずれ検出工程同様に斜めアングルで実行し、且つ上記した図12A或いは図12B同様のマーク・タブ間の位置ずれ量算出、補正を行うことで、装置間補正が行われる(ステップS13´)。完了後、基準ワークは押さえ解除した後、搬送される(ステップS14´、S15´)。
上記のようなタブ位置ずれ補正を行うことで、最適なX線撮像位置にてタブを撮像し、タブ検査精度を高めることができる。
なお、上記実施例では、検査の前工程では、ワーク1の外周上の任意の位置にマークを付し或いは電池缶に電極材を内装する過程でタブの位置を把握してワーク1の外周上に大よそのタブ位置を示すマークを付しているが、このマーク付与工程でワーク1内のタブ位置を透視してタブ位置に正確なマークを付与することが可能であれば、検査工程でのマークとタブ位置との間の位置ずれ補正を不要にすることができる。
以下に述べる実施例では、マーク付与工程でワーク1内のタブ位置を透視してタブ位置に正確なマークを付与するマーキング方法及び装置に関する。
本実施例に係るマーキング方法及び装置は、既述した実施例同様に、ワークを斜めアングル或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像すれば電池缶内部のタブ一を検出可能という原理を利用するものである。
図14は、図3の前工程に相当する位置に設けられる装置である。
本実施例では、ワーク1を保持するワーク保持機構30と、ワーク保持機構30に保持されたワーク1をワーク周方向に回転変位させるためのワーク回転変位付与機構400と、ワークの電池缶外周にマークを付すために所定位置に配置されたマーク印刷機構50と、ワーク1を斜めアングル或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像するX線撮像機構(X線源70、カメラ60)と、を有する。
ここで、ワーク保持機構30、ワーク回転変位機構400(サーボモータ401、回転トルク付与ローラ402)は、それぞれ図1に示したワーク保持機構3やワーク回転変位機構4と同様の機構を有する。
マーク印刷機構50は、例えばインクジェットプリンタにより構成され、予め決められたポジションに固定配置されている。このマーク印刷機構50の位置は、ワーク1をX線撮像したときにその画像中のどの位置にあるか固定されている。
本実施例においては、ワーク1を斜めアングル或いは既述した真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、コントローラ80は、その斜めアングル撮像或いは90度アングル撮像の画像処理により電池缶内部のタブ位置を検出する。このタブ位置検出方法は、図15に示すようにX線撮像の画像中に予め定めてあるマーキングポジション50に対するタブ12の検出位置の回転角Δαを算出することにより行われる。このタブ位置検出方法は、図12Bで述べた方法同様に行えばよく、図12の理想の撮像位置E1に代えて、この位置にマーキングポジション(マーク印刷装置)50を設定しておけばよい。
このタブ位置検出工程において、X線撮像によりタブ位置が見つからない場合には、タブ位置が検出されるまで、ワーク1を例えば所定回転角(例えば60度づつ)回転させる。
コントローラ80は、タブ位置検出手段のほかに、タブ位置がマーキングポジションに来るように、回転変位付与機構400を介してワーク1を回転角Δα分だけ正或いは負の方向に回転させるワーク回転変位制御手段として機能する。さらに、コントローラ8は、タブ位置がマーキングポジションに来たとき、すなわち前記回転角Δα分だけワーク1を回転させた後に、インクジェットプリンタ50のヘッドを駆動して、電池缶外周にマークMを付すマーク印刷機構制御手段として機能する。
その後にマークを付したワーク1が、図1に示すようなタブ検査工程のワーク保持機構3に搬入される。本実施例では、タブ検査装置については、図示省略してあるが、タブ検査装置では、先に述べた実施例のようなマークとタブ位置との位置ずれ補正は不要となるので、例えば図1で示すようなX線源7とカメラ6は、ワーク1を真横アングルでX線撮像されるように固定しておき、マークMを検出した段階でX線撮像して、タブの良否を検査すればよい。
本実施例においても、精度の高いタブ検査を行うことができる。
1…筒型電池、2…ワーク検出センサ、3,30…ワーク保持機構、4,400…ワーク回転変位付与機構、5…マーク検出センサ、6,60…X線撮影カメラ、7,70…X線源、8…コントローラ(ワーク回転変位制御手段、画像処理手段、ワーク被撮像位置補正手段、9…ワーク傾動機構(カメラアングル切り替え機構)、50…マーク印刷機構(インクジェットプリンタ)、80…コントローラ(ワーク回転変位制御手段、画像処理手段、マーク印刷機構制御手段)。

Claims (7)

  1. 電極リード端子となるタブを付けた電極材を電池ケースとなる電池缶に内装する筒型電池の製造工程後の検査工程で、前記筒型電池をX線撮像して電池内部のタブの状態良否を検査する筒型電池のタブ検査方法において、
    電池缶外周に付したマークがマーク検出センサで検出される位置にきたときに筒型電池内のタブが真横アングルでX線撮像される理想の被撮像位置の前記マーク検出位置に対する回転角を標準回転角α(αは零を含む)と定めておき、
    前記検査工程に先立って、検査対象の筒型電池の電池缶の外周上の任意の位置にマークを付し或いは前記電極材を前記電池缶に内装する過程で前記タブの位置を把握して前記電池缶の外周上に大よそのタブ位置を示すマークを付し、
    このマークが検出されるポイントで前記筒型電池の周方向の仮位置決めをした後、この筒型電池を斜め或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その撮像された画像からタブの像位置を抽出して、検出対象の筒型電池の実マーク位置に対する前記タブの抽出位置の実回転角と前記標準回転角との偏差を算出する画像処理を行い、
    その後に行う前記検査工程で、前記マークにより仮位置決めされた検査対象の前記筒型電池を前記偏差分だけ修正する方向に回転させるタブ位置ずれ補正を行って、この筒型電池のタブを真横アングルでX線撮像することを特徴とする筒型電池のタブ検査方法。
  2. 検査対象の前記筒型電池を斜め或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その撮像された画像からタブの像位置を抽出する前記画像処理は、前記筒型電池のX線撮像の画像中に映し出されたタブの縦方向に延びる部分と前記電池缶の底部で横方向に延びる部分との間の折れ曲がり部のエッジを抽出して行う請求項1記載の筒型電池のタブ検査方法。
  3. 検査対象の前記筒型電池を斜めアングル或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像して、その撮像された画像からタブの像位置を抽出する前記画像処理は、前記筒型電池のX線撮像の画像中に映し出されたタブの縦方向に伸びる部分と横方向に伸びる部分の少なくとも一つを抽出して行う請求項1記載の筒型電池のタブ検査方法。
  4. 電極リード端子となるタブを付けた電極材を電池ケースとなる電池缶に内装する筒型電池の製造工程後に、前記筒型電池を電池缶外周に付したマークを指標にして位置付けし、前記筒型電池を真横アングルでX線撮像して電池内部のタブの状態良否を検査する筒型電池のタブ検査方法において、
    前記検査の前工程で行われる前記マークを施すマーキング工程にて、前記筒型電池を斜めアングル或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その斜めアングル撮像或いは90度アングル撮像の画像処理により電池缶内部のタブ位置を検出して、X線撮像の画像中に予め定めてあるマーキングポジションに対する前記タブの検出位置の回転角を算出し、
    前記タブ位置が前記マーキングポジションに来るように前記回転角分だけ正或いは負の方向に前記筒型電池を回転させて、前記マークを前記電池缶外周に付すことを特徴とする筒型電池のタブ検査方法。
  5. 前記筒型電池を斜めアングル或いは90度アングルでX線撮像してタブの位置を見出す工程は、前記筒型電池を回転させながら行われる請求項4記載の筒型電池のタブ検査方法。
  6. 電極リード端子となるタブを付けた電極材が電池缶に内装された筒型電池を検査対象ワークとし、このワークをX線カメラにより撮像してその画像から前記タブの状態良否を検査するタブ検査用のX線検査装置において、
    前記ワークを保持するワーク保持機構と、
    前記ワーク保持機構に保持された前記ワークをワーク周方向に回転変位させるためのワーク回転変位付与機構と、
    所定の位置に固定配置され、前記ワーク回転変位付与機構と協働して前記ワークに付されているマークを検出するマーク検出センサと、
    前記マークを検出した位置で前記ワーク回転変位付与機構によるワーク回転変位付与動作を停止させてワークの回転を停止させるワーク回転変位制御手段と、
    前記マークを指標にして位置決めされた前記ワークを、真横のカメラアングルでX線撮像する機構と、及び斜めカメラアングル或いは前記真横アングルに対して90度をなすカメラアングルでX線撮像する機構と、
    前記斜めカメラアングル或いは前記90度カメラアングルで撮像されたX線画像の中から前記タブを抽出して、前記マークに対する前記タブの抽出位置の実回転角と予め設定した標準の回転角α(αは零を含む)との偏差から前記マークに対する前記タブの位置ずれの補正量を算出する画像処理手段と、
    前記マークを指標にして仮位置決めされた前記ワークを、真横のカメラアングルでX線撮像するに際して、前記タブの位置ずれ補正量だけ前記回転変位付与機構を介して前記ワークを回転させるワーク被撮像位置補正手段と、を備えてなることを特徴とするタブ検査用のX線検査装置。
  7. 電極リード端子となるタブを付けた電極材が電池缶に内装された筒型電池をワークとし、このワークの電池缶外部に前記タブの目印となるマークを施すマーキング装置において、
    前記ワークを保持するワーク保持機構と、
    前記ワーク保持機構に保持された前記ワークをワーク周方向に回転変位させるためのワーク回転変位付与機構と、
    前記ワークの電池缶外周にマークを付すために所定位置に配置されたマーク印刷機構と、
    前記ワークを斜めアングル或いは真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像する機構と、
    前記ワークを斜めアングル或いは前記真横アングルに対して90度をなすアングルでX線撮像し、その斜めアングル撮像或いは90度アングル撮像の画像処理により電池缶内部のタブ位置を検出して、X線撮像の画像中に予め定めてあるマーキングポジションに対する前記タブの検出位置の回転角を算出する画像処理手段と、
    前記タブ位置が前記マーキングポジションに来るように、前記回転変位付与機構を介して前記ワークを前記回転角分だけ正或いは負の方向に回転させる回転制御手段と、
    前記タブ位置が前記マーキングポジションに来たときに前記マーク印刷機構を駆動して前記電池缶外周にマークを付すマーク印刷機構制御手段と、を備えたことを特徴とするタブマーキング装置。
JP2010140633A 2010-06-21 2010-06-21 タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置 Expired - Fee Related JP5559618B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010140633A JP5559618B2 (ja) 2010-06-21 2010-06-21 タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010140633A JP5559618B2 (ja) 2010-06-21 2010-06-21 タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012004074A true JP2012004074A (ja) 2012-01-05
JP5559618B2 JP5559618B2 (ja) 2014-07-23

Family

ID=45535826

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010140633A Expired - Fee Related JP5559618B2 (ja) 2010-06-21 2010-06-21 タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5559618B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106505240A (zh) * 2016-12-23 2017-03-15 惠州市德赛电池有限公司 一种电池自动旋转定位设备
JP2017147161A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 積水化学工業株式会社 リチウムイオン二次電池及びリチウムイオン二次電池の検査方法
CN107112578A (zh) * 2015-01-13 2017-08-29 艾利电力能源有限公司 电极层叠体中的电极板的位置偏移检测方法以及其装置
WO2019187776A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 三洋電機株式会社 円筒形電池及びその製造方法
WO2020110207A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社エンビジョンAescジャパン 位置決め搬送装置および位置決め搬送方法
CN112184816A (zh) * 2020-09-28 2021-01-05 珠海博明视觉科技有限公司 一种基于电池极耳的锂电池柔性定位方法
CN112310568A (zh) * 2019-09-24 2021-02-02 宁德时代新能源科技股份有限公司 极耳错位调整方法以及装置
CN113300057A (zh) * 2021-05-24 2021-08-24 广东利元亨智能装备股份有限公司 一种极耳错位调整方法及系统
CN115980069A (zh) * 2023-02-22 2023-04-18 超音速人工智能科技股份有限公司 一种电池极耳ccd检测系统及检测方法
CN116344964A (zh) * 2023-05-31 2023-06-27 星恒电源股份有限公司 一种电池极片设计方法、装置、存储介质及电子设备
JP7466362B2 (ja) 2020-04-13 2024-04-12 東芝Itコントロールシステム株式会社 非破壊検査装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631461A (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 Fuji Elelctrochem Co Ltd 筒形電池の溶接ワーク配置状態判定方法
JPH07254429A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Hitachi Electron Eng Co Ltd 乾電池の極板検出装置
JPH10255814A (ja) * 1997-03-11 1998-09-25 Fuji Photo Film Co Ltd 電池用巻回体の搬送方法および装置
JPH1151629A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 巻きずれ検査装置
JP2000090958A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 電池の検査装置及び検査方法
JP2003132942A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体リチウム二次電池の製造装置
JP2004156975A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd リード位置検出方法及び装置
JP2009266739A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池、二次電池の製造方法、及び製造システム
JP2010102901A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Toshiba It & Control Systems Corp 電池検査装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0631461A (ja) * 1992-07-16 1994-02-08 Fuji Elelctrochem Co Ltd 筒形電池の溶接ワーク配置状態判定方法
JPH07254429A (ja) * 1994-03-14 1995-10-03 Hitachi Electron Eng Co Ltd 乾電池の極板検出装置
JPH10255814A (ja) * 1997-03-11 1998-09-25 Fuji Photo Film Co Ltd 電池用巻回体の搬送方法および装置
JPH1151629A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 巻きずれ検査装置
JP2000090958A (ja) * 1998-09-14 2000-03-31 Fuji Photo Film Co Ltd 電池の検査装置及び検査方法
JP2003132942A (ja) * 2001-10-29 2003-05-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 固体リチウム二次電池の製造装置
JP2004156975A (ja) * 2002-11-06 2004-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd リード位置検出方法及び装置
JP2009266739A (ja) * 2008-04-28 2009-11-12 Hitachi Vehicle Energy Ltd 二次電池、二次電池の製造方法、及び製造システム
JP2010102901A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Toshiba It & Control Systems Corp 電池検査装置

Cited By (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107112578A (zh) * 2015-01-13 2017-08-29 艾利电力能源有限公司 电极层叠体中的电极板的位置偏移检测方法以及其装置
CN107112578B (zh) * 2015-01-13 2019-07-05 艾利电力能源有限公司 电极层叠体中的电极板的位置偏移检测方法以及其装置
JP2017147161A (ja) * 2016-02-18 2017-08-24 積水化学工業株式会社 リチウムイオン二次電池及びリチウムイオン二次電池の検査方法
CN106505240A (zh) * 2016-12-23 2017-03-15 惠州市德赛电池有限公司 一种电池自动旋转定位设备
CN106505240B (zh) * 2016-12-23 2023-05-12 惠州市德赛电池有限公司 一种电池自动旋转定位设备
CN111919312B (zh) * 2018-03-30 2023-04-04 三洋电机株式会社 圆筒形电池以及其制造方法
WO2019187776A1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-03 三洋電機株式会社 円筒形電池及びその製造方法
CN111919312A (zh) * 2018-03-30 2020-11-10 三洋电机株式会社 圆筒形电池以及其制造方法
JP7341123B2 (ja) 2018-03-30 2023-09-08 パナソニックエナジー株式会社 円筒形電池及びその製造方法
US11717916B2 (en) 2018-03-30 2023-08-08 Panasonic Energy Co., Ltd. Cylindrical battery and method of manufacturing same
JPWO2019187776A1 (ja) * 2018-03-30 2021-04-30 三洋電機株式会社 円筒形電池及びその製造方法
WO2020110207A1 (ja) * 2018-11-27 2020-06-04 株式会社エンビジョンAescジャパン 位置決め搬送装置および位置決め搬送方法
CN112310568B (zh) * 2019-09-24 2022-09-23 宁德时代新能源科技股份有限公司 极耳错位调整方法以及装置
CN112310568A (zh) * 2019-09-24 2021-02-02 宁德时代新能源科技股份有限公司 极耳错位调整方法以及装置
JP7466362B2 (ja) 2020-04-13 2024-04-12 東芝Itコントロールシステム株式会社 非破壊検査装置
CN112184816A (zh) * 2020-09-28 2021-01-05 珠海博明视觉科技有限公司 一种基于电池极耳的锂电池柔性定位方法
CN112184816B (zh) * 2020-09-28 2024-03-22 珠海博明视觉科技有限公司 一种基于电池极耳的锂电池柔性定位方法
CN113300057B (zh) * 2021-05-24 2022-10-25 广东利元亨智能装备股份有限公司 一种极耳错位调整方法及系统
CN113300057A (zh) * 2021-05-24 2021-08-24 广东利元亨智能装备股份有限公司 一种极耳错位调整方法及系统
CN115980069A (zh) * 2023-02-22 2023-04-18 超音速人工智能科技股份有限公司 一种电池极耳ccd检测系统及检测方法
CN115980069B (zh) * 2023-02-22 2023-08-22 超音速人工智能科技股份有限公司 一种电池极耳ccd检测系统及检测方法
CN116344964A (zh) * 2023-05-31 2023-06-27 星恒电源股份有限公司 一种电池极片设计方法、装置、存储介质及电子设备
CN116344964B (zh) * 2023-05-31 2023-09-29 星恒电源股份有限公司 一种电池极片设计方法、装置、存储介质及电子设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP5559618B2 (ja) 2014-07-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5559618B2 (ja) タブ付き電極材を内装した筒型電池のタブ検査方法、その検査方法に用いるタブ検査装置、及びタブマーキング装置
EP3288063B1 (en) Pre-alignment device and method for wafer
US10619762B2 (en) Apparatus and method for detecting piping alignment using image information and laser sensor
US20230219248A1 (en) Cutting machine with overview camera
JP2011039014A (ja) 電池検査装置
JP2008128651A (ja) パターン位置合わせ方法、パターン検査装置及びパターン検査システム
JP2016058179A (ja) 検査装置及び捲回装置
CN114088738B (zh) 一种环状焊缝的高精度缺陷检测方法和装置
JP2002280440A (ja) 検査装置における回転ステージ自動位置補正制御方法
US20120180318A1 (en) Nuclear power plant construction preparation unit, nuclear power plant construction system, and nuclear power plant construction method
US20230236139A1 (en) Method for identifying foil position in power storage device and method for calculating inter-foil distance in power storage device
CN116452679A (zh) 一种相机与转台的位置标定方法、装置、系统及介质
JP2021050992A (ja) 非破壊検査装置
KR102673566B1 (ko) 검사 방향 정렬 방식의 엑스레이 검사 방법
JP2011163906A (ja) 溶接部材の溶接部検出装置及び溶接部検出方法
JPH11326229A (ja) 異物検査装置
JP2005101307A (ja) ノッチのずれ補正のための補正角度検出方法、真空槽における半導体ウェーハの方向調整方法、ノッチのずれ補正のための補正角度検出装置、および半導体ウェーハの方向調整装置
JP2011035067A (ja) 電子部品実装装置に利用可能な部品搭載機構の制御方法
JP2004156975A (ja) リード位置検出方法及び装置
KR102673567B1 (ko) 초점 위치의 멀티 캘리브래이션에 기초하는 엑스레이 검사 방법
JP2013103249A (ja) 打鋲装置及び打鋲位置決め方法
JP2003181669A (ja) レーザ溶接装置
JP6905670B2 (ja) レーザー溶接方法
WO2024094696A1 (en) Determining alignment within electrode stacks
US20220404295A1 (en) X-ray computed tomography apparatus and image generation method

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130228

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20131115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140311

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140508

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140527

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5559618

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees