JPH1151629A - 巻きずれ検査装置 - Google Patents

巻きずれ検査装置

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JPH1151629A
JPH1151629A JP9208930A JP20893097A JPH1151629A JP H1151629 A JPH1151629 A JP H1151629A JP 9208930 A JP9208930 A JP 9208930A JP 20893097 A JP20893097 A JP 20893097A JP H1151629 A JPH1151629 A JP H1151629A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シート材を巻回してなる検査対象物の巻きずれ
状態を、X線透過画像に基づく自動的な検査によりその
良否を高精度に判別することのできる巻きずれ検査装置
を提供する。 【解決手段】 X線透過画像25におけるシート材2
1,22の各巻き層にそれぞれ相当する各巻き層透過画
像24,27の配列方向Xに対する位置を巻き層位置検
出手段30より検出する。各巻き層透過画像24,27
の各々の長さ方向Yの先端の想定点を巻き層先端想定点
検出手段32により検出する。複数の先端想定点のうち
から真の先端の検出手段として、隣接する複数の巻き層
透過画像24,27の各々の先端想定点相互の位置の連
続性から真の位置を検出する先端連続性評価手段33を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リチウムイオン電
池の電極やフィルムコンデンサのような帯状または短冊
状のシート材を巻回して製作される部品または製品にお
ける巻き層間の巻きずれを画像処理により自動的に検査
する巻きずれ検査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の機械部品や電子製品などの
外装および内部の状態の検査工程を自動化する要求が増
大しており、例えば、被検査物をテレビカメラで撮像
し、その画像信号を信号処理して画像認識することによ
り、検査を非接触で、且つ自動的に行うなどの研究開発
が活発に行われている。ところで、リチウムイオン電池
の電極やフィルムコンデンサのような帯状または短冊状
のシート材を巻回して製作される部品または製品では、
それらの特性上、巻き層間の巻きずれの検査が極めて重
要であり、この種の巻きずれを画像処理により自動的に
検査する装置としては、図7に示すような構成のものが
知られている。
【0003】この巻きずれ検査装置について説明する。
位置決めテーブル1上に載置された検査対象物2の一側
面にX線照射装置3からX線を照射するとともに、X線
を吸収するイメージインテシファイヤ4を備えて可動支
持部8に取り付けられたテレビカメラ7により検査対象
物2をこれの他側面から撮像する。このテレビカメラ7
は、テレビカメラ制御手段9により制御されて、検査対
象物2の断層画像に相当するX線透過画像を得る。この
テレビカメラ7の映像信号は、A/D変換回路10に入
力されて、画像の濃度を例えば256階調(0〜255 )
に変換した画像データに数値化されたのちに、画像処理
部11に入力される。
【0004】図8は、画像処理部11における画像処理
を示すフローチャートであり、以下、図7、図8に基づ
いて上記巻きずれ検査装置の画像処理について説明す
る。この画像処理部11では、中央処理装置(CPU)
12が予め設定された制御プログラムおよび制御データ
に基づいて全体を制御する。先ず、画像積分手段13に
おいて、A/D変換回路10の画像データを複数回入力
させて、それらの画像データを加算したのちに平均化し
て積分画像データを得る(ステップS1)。つぎに、処
理エリア設定手段14では、検査対象の各巻き層の配列
方向における各々の位置を検出するために、画像に対し
て処理すべき範囲を処理エリアとして設定する(ステッ
プS2)。続いて、2値化手段17は、画像データを2
値化して、検査対象物2の縦断面形状に相当する巻き層
透過画像を抽出する。
【0005】つぎに、巻き層位置検出手段18におい
て、前記設定した各処理エリア内の各巻き層透過画像を
断層方向(検査対象物2の構成材料であるシート材の幅
方向)にたしあわせた投影データを作成し、その投影デ
ータに対し一定の閾値以上の変化点を巻き層透過画像に
おける巻き層の配列方向における位置座標として検出す
る(ステップS3)。さらに、巻き層先端検出手段19
は、各巻き層透過画像に対して前述の検出した位置座標
を中心として断層方向に長めの巻き層先端検出用の処理
エリアを設定した(ステップS4)のちに、前述と同様
にして投影データを作成し、その投影データにおける一
定の閾値との交点を巻き層透過画像の断層方向の先端と
して検出する(ステップS5)。最後に、良否判別手段
20は、検出した各巻き層透過画像の各々の先端のずれ
量を算出したのちに、このずれ量が許容範囲内であるか
否かを判別して巻きずれの良否を判定する(ステップS
6)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
巻きずれ検査装置では、画像データを2値化して個々の
巻き層透過画像を抽出したのちに、これら各巻き層透過
画像の各々の長さ方向の投影データを作成し、その投影
データにおける一定の閾値との交点を巻き層透過画像の
断層方向の先端として決定しているが、X線透過画像の
濃度は巻きずれ状態の大小に応じて変化するので、その
濃度のばらつきに対応することができず、各巻き層透過
画像の巻き層方向の先端を誤認識し易い問題がある。ま
た、X線が検査対象部を透過するときの巻き層の数は最
外周から中心部にいくにしたがって多くなるから、X線
透過画像は、最外周の巻き層透過画像と中心部の巻き層
透過画像との間に大きな濃度差を有する低画質となる。
そのため、従来の巻きずれ検査手段では、巻き層透過画
像の配列方向の位置の認識が困難となり、誤認識し易
い。したがって、検査対象物の内部の状態を精度よく検
査することは困難であり、巻きずれの良否を正確に判定
できない問題がある。
【0007】そこで本発明は、上述の問題点を解消し、
短冊状シート材を巻回してなる検査対象物の巻きずれ状
態を、X線透過画像に基づく自動的な検査によりその良
否を高精度に判別することのできる巻きずれ検査装置を
提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、帯状または短冊状のシート材を巻回して
なる検査対象物の巻きずれ状態を画像処理により検査す
る巻きずれ検査装置において、検査対象物のX線透過画
像を得る断層画像撮像手段と、前記X線透過画像におけ
る前記シート材の各巻き層にそれぞれ相当する各巻き層
透過画像のこれの配列方向に対する位置を検出する巻き
層位置検出手段と、前記各巻き層透過画像の各々の長さ
方向の先端の想定点を検出する巻き層先端想定点検出手
段と、隣接する複数の前記巻き層透過画像の各々の先端
想定点の相互の位置の連続性から真の先端位置を検出す
る先端連続性評価手段と、検出された各先端の位置関係
から巻きずれの良否の判定を行う良否判定手段とを備え
ている。
【0009】この巻きずれ検査装置では、巻き層透過画
像における先端の濃度にばらつきがあっても、先端の想
定点を複数検出したのちに、これら想定点の相互の位置
関係から真の先端位置を検出しているので、巻きずれの
大小による濃度のばらつきの影響を受けることなく巻き
層透過画像の先端を正確に検出することができ、検査対
象物の巻きずれを高精度に検査することができる。
【0010】また、他の発明は、先端連続性評価手段に
代えて、先端想定点の周囲の濃度変化の規則性から先端
を検出する先端濃度変化規則性評価手段を備えている。
【0011】この巻きずれ検査装置においても、巻き層
透過画像における先端の濃度にばらつきがあっても、先
端の想定点を複数検出したのちに、各先端想定点の周囲
の濃度変化の規則性から真の先端を正確に検出すること
ができる。
【0012】上記発明において、断層画像撮像手段は、
検査対象物の一側面にX線を照射するX線照射装置と、
検査対象物の他側面からX線透過画像を撮像するカメラ
と、前記X線照射装置と検査対象物との間に配置され、
前記カメラによるX線透過画像のシェーディングを低減
するフィルタとを備えた構成とすることがきる。
【0013】それにより、巻き層の内,外周側の全体に
わたり濃度むらの無い均一なX線透過画像を得ることが
でき、この高画質のX線透過画像を画像処理することか
ら、検査性能が格段に向上する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明
の一実施の形態に係る巻きずれ検査装置を示す構成図で
あり、同図において、図8と同一若しくは同等のものに
は同一の符号を付してその説明を省略し、以下に相違す
る構成についてのみ説明する。
【0015】図3はこの巻きずれ検査装置による検査対
象物2の一例を示し、この実施の形態では、幅および長
さの異なる2種類の短冊状の第1および第2のシート材
21,22を重ね合わせて渦巻き状に巻回してなる検査
対象物2の巻きずれを検査する場合について説明する。
検査対象物2は、位置決めテーブル1上に載置されて一
側面にフィルタ23を介してX線照射装置3からX線が
を照射されるとともに、イメージインテシファイヤ4を
備えたテレビカメラ7により他側面から撮像され、テレ
ビカメラ7が撮像したX線透過画像により検査対象物2
の断層画像を得る。
【0016】検査対象物2とX線照射装置3との間に配
置されたフィルタ23は、図1に明示するように水平断
面形状がほぼ半円となっており、シート材21,22を
巻回してなる検査対象物2のX線透過画像を得るときの
シェーディングを低減する機能を有する。すなわち、こ
の種の検査対象物2に照射したX線は、最外周では単一
枚の巻き層を透過するだけであるが、中心に向かって内
周側にいくにしたがって順次多くの巻き層を透過するこ
とになるから、テレビカメラ7により得られる検査対象
物2のX線透過画像は、外周側と中央部とで濃度がかな
り相違する低画質になってしまう。そこで、X線照射装
置3から均等な分布で出射されるX線を、断面半円形の
フィルタ23を通して検査対象物2に照射することによ
り、検査対象物2へのX線照射量を調整し、テレビカメ
ラ7で撮像したX線透過画像は、全体にわたり濃度差が
殆どなくなり、濃度むらのない高画質となるようにして
いる。そのため、以後の検査性能の向上を図ることがで
きる。
【0017】図4(a)はテレビカメラ7による撮像に
より得られた検査対象物2のX線透過画像25を模式的
に示したもので、このX線透過画像25における第1の
シート材21による各巻き層透過画像24と第2のシー
ト材22による各巻き層透過画像27とは、配列方向X
の位置に拘わらずほぼ均等な濃度になっている。この巻
きずれ検査装置では、C部に示すように、幅の小さい第
2のシート材22の巻き層透過画像27の先端が第1の
シート材21の巻き層透過画像24の先端よりも外側に
はみ出た巻きずれ状態を検出したときに、検査不良と判
定する。その判定を行うために、各巻き層透過画像2
4,27の断層方向(つまりシート材21,22の幅方
向)Yにおける先端位置の検出を行う。この点について
は後述する。このテレビカメラ7の映像信号は、A/D
変換回路10に入力されて、画像の濃度を例えば256
階調(0〜255 )に変換した画像データに数値化された
のちに、画像処理部28に入力される。
【0018】図2は、画像処理部28における画像処理
を示すフローチャートであり、以下、図1、図2に基づ
いて巻きずれ検査装置の画像処理について説明する。こ
の画像処理部28では、中央処理装置(CPU)12が
予め設定された制御プログラムおよび制御データに基づ
いて全体を制御する。先ず、画像積分手段13におい
て、A/D変換回路10の画像データを複数回入力させ
て、その画像データを加算したのちに平均化して積分画
像データを得る(ステップS11)。これにより、X線
透過画像25に発生するランダムノイズの影響を除去し
ている。
【0019】つぎに、巻き層位置検出用処理エリア設定
手段29では、検査対象の各巻き層透過画像24,27
の配列方向Xにおける各々の位置を検出するために、図
4(a)に示すように、その処理すべき範囲を巻き層位
置検出用処理エリアE1として設定する(ステップS1
2)。
【0020】さらに、巻き層位置検出手段30におい
て、前記設定した処理エリアE1内の各巻き層透過画像
24,27毎にその画素濃度を断層方向Yにたしあわせ
て、図4(b)に示すような投影データを作成する。図
4(b)には、第1のシート材21の各巻き層透過画像
24の投影データを例示しているが、第2のシート材2
2の各巻き層透過画像27についても同様にして投影デ
ータが作成される。さらに、作成した投影データに対し
て所定のマスクデータによりコンボリューション処理を
行い、図4(c)に示すような微分データを作成し、こ
の微分データにおける下限閾値S1および上限閾値S2
をそれぞれ超える濃度変化領域Dにおける投影データの
最小値位置を各巻き層透過画像24,27の配列方向X
における位置座標Mとして検出する(ステップS1
3)。なお、図4(c)には第1のシート材21の巻き
層透過画像24の微分データを例示しているが、第2の
シート材22の各巻き層透過画像27についても、同様
にして投影データを作成して、各巻き層透過画像27の
配列方向Xにおける位置座標を検出するのは言うまでも
ない。
【0021】つぎに、巻き層先端検出用処理エリア設定
手段31は、図4(a)に示すように、前述の検出した
位置座標Mを中心にして断層方向Yに長めの巻き層先端
検出用処理エリアE2を各巻き層透過画像24,27毎
に順次設定する(ステップS14)。さらに、巻き層先
端想定点検出手段32は、前述の設定した処理エリアE
2内の画素濃度を断層方向Yにたしあわせて、図4
(d)に示すような投影データを作成し、さらに、作成
した投影データに対して所定のマスクデータによりコン
ボリューション処理を行い、図4(e)に示すような微
分データを作成し、この微分データにおける閾値S3以
上の変化点を先端想定点として検出する(ステップS1
5)。なお、図4(e)は、最外周の巻き層透過画像2
4における微分データを示したものであるから、変化点
は一つであり、この変化点の最大値の座標が先端とな
る。すなわち、この場合には、想定点でなく、真の先端
が検出されたことになる。以下、同様にして全ての巻き
層透過画像24,27についてその先端想定点が順次検
出されていく。
【0022】続いて、先端連続性評価手段33は、各巻
き層透過画像24,27毎にそれぞれ複数個ずつ検出さ
れる先端想定点について、隣接する複数の先端想定点の
位置関係から連続性の評価を行って、各先端想定点の中
から真の先端位置を抽出する(ステップS16)。い
ま、図5(a)に示すように、第1のシート材21にお
ける最外周から内方へ3周目までの各巻き層透過画像2
4A,24B,24Cを例に説明すると、最外周の巻き
層透過画像24Aの先端位置T1のみは上述のように既
知であり、この先端位置T1から内方の巻き層透過画像
24Bの或る先端想定点T2を結ぶ直線を想定し、その
直線上にさらに内方の巻き層透過画像24Cのいずれか
の先端想定点T3が位置するか否かの組み合わせ演算を
行い、最適の組み合わせを決定する。
【0023】例えば、図5(b)に示すように、既知の
先端T1と先端想定点T2とを直線で結び、この直線と
巻き層透過画像24Cの配列方向Xにおける検出位置座
標Mとの交点を中心として両側に許容範囲Rを設定し、
この許容範囲R内に先端想定点T3が存在した場合に
は、その組み合わせを最適組み合わせと決定して、その
ときの先端想定点T2を真の先端位置として決定する。
つぎに、この既知の先端T2を基準として前述と同様の
連続性評価を行って、巻き層透過画像24Cの断層方向
Yの真の先端位置T3を決定する。以下、同様にして全
ての巻き層透過画像24,27の断層方向Yの先端位置
を検出する。
【0024】最後に、良否判別手段34は、検出した各
巻き層透過画像24,27の各々の先端からその長さを
チェックしてずれ量を算出したのちに、このずれ量が許
容範囲内であるか否かを判別して巻きずれの良否を判定
する(ステップS17)。
【0025】また、先端想定点から真の先端を検出する
場合、上述の先端連続性評価手段33に代えて、図1に
示す先端濃度変化規則性評価手段37により先端の濃度
変化の規則性の評価から真の先端を検出するようにして
もよい(ステップS18)。
【0026】すなわち、図6に示すように、先端想定点
Tに対し断層方向Yの両側にそれぞれ一定距離Lだけ離
れた各領域の濃度差を求めて、この濃度差が所定値以上
である場合に真の先端であると検出する。
【0027】
【発明の効果】本発明の巻きずれ検査装置によれば、先
端の想定点を複数検出したのちに、これら想定点の相互
の位置関係から真の先端位置を検出する、或いは、各先
端想定点の周囲の濃度変化の規則性から真の先端を検出
するので、巻き層透過画像における先端の濃度にばらつ
きがあっても、巻き層透過画像の先端を正確に検出する
ことができ、検査対象物の巻きずれを高精度に検査する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る巻きずれ検査装置
を示す構成図。
【図2】同上装置の画像処理を示すフローチャート。
【図3】同上装置の検査対象物の斜視図。
【図4】同上装置の画像処理の説明図で、(a)は検査
対象物のX線透過画像、(b)はX線透過画像の配列方
向の投影データ、(c)は配列方向の投影データの微分
データ、(d)はX線透過画像の断層方向の投影デー
タ、(e)は断層方向の投影データの微分データを夫々
示す。
【図5】(a),(b)は同上装置における巻き層透過
画像の断層方向の先端を連続性評価により検出するため
の画像処理の説明図。
【図6】同上装置における巻き層透過画像の断層方向の
先端を濃度変化の規則性から検出するための画像処理の
説明図。
【図7】従来の巻きずれ検出装置の構成図。
【図8】同上装置の画像処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
2 検査対象物 3 X線照射装置 7 テレビカメラ 21,22 シート材 23 フィルタ 24,27 巻き層透過画像 25 X線透過画像 30 巻き層位置検出手段 32 巻き層先端想定点検出手段 33 先端連続性評価手段 34 良否判定手段 37 先端濃度変化規則性評価手段 X 配列方向 Y 断層方向(長さ方向) T,T1〜T3 先端想定点

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状または短冊状のシート材を巻回して
    なる検査対象物の巻きずれ状態を画像処理により検査す
    る巻きずれ検査装置において、 検査対象物のX線透過画像を得る断層画像撮像手段と、 前記X線透過画像における前記シート材の各周の巻き層
    にそれぞれ相当する各巻き層透過画像のこれの配列方向
    に対する位置を検出する巻き層位置検出手段と、 前記各巻き層透過画像の各々の長さ方向の先端の想定点
    を検出する巻き層先端想定点検出手段と、 隣接する複数の前記巻き層透過画像の各々の先端想定点
    の相互の位置の連続性から真の先端位置を検出する先端
    連続性評価手段と、 検出された各先端の位置関係から巻きずれの良否の判定
    を行う良否判定手段とを備えたことを特徴とする巻きず
    れ検査装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の先端連続性評価手段に
    代えて、先端想定点の周囲の濃度変化の規則性から先端
    を検出する先端濃度変化規則性評価手段を備えている巻
    きずれ検査装置。
  3. 【請求項3】 断層画像撮像手段は、検査対象物の一側
    面にX線を照射するX線照射装置と、検査対象物の他側
    面からX線透過画像を撮像するカメラと、前記X線照射
    装置と検査対象物との間に配置され、前記カメラによる
    X線透過画像のシェーディングを低減するフィルタとに
    より構成されている請求項1または2に記載の巻きずれ
    検査装置。
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