JP2012000855A - 画像記録装置及び画像記録装置梱包体 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の設置姿勢が変化された場合であっても、インクの漏れにより、センサや基板にインクが付着しない手段を提供する。
【解決手段】インクカートリッジ30は、被検出部33と、インクが貯留されるインク室36と、インク室36に貯留されたインクが外部へ流出されるインク供給口71と、を具備する。カートリッジ装着部110は、インク供給口71と接続されることにより、インクカートリッジ30からインクが流入される接続部103と、装着向き56に対して接続部103よりも後側に設けられており、被検出部33を検出可能な検出部114と、を具備する。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、検出部114は、装着向き56に対してインク供給口71よりも後側に位置している
【選択図】図6

Description

本発明は、インクカートリッジが挿入されることによって上記インクカートリッジが装着可能であるカートリッジ装着部を備えた画像記録装置、及び当該画像記録装置が箱体に梱包された状態の画像記録装置梱包体に関する。
従来、いわゆるチューブ供給方式の画像記録装置では、インクカートリッジが、記録ヘッドを搭載するキャリッジの外部に配置されており、このインクカートリッジと記録ヘッドとがチューブを介して接続されている。このインクカートリッジは、例えば、装置本体の正面に開口を有するカートリッジ装着部に対して、開口を介して水平方向へ装着される(特許文献1参照)。このカートリッジ装着部は、インクカートリッジを着脱可能に収容する。カートリッジ装着部にインクカートリッジが装着されると、インクカートリッジから記録ヘッドに至るインク通路が形成される。このインク通路を通じてインクカートリッジから記録ヘッドにインクが供給される。
インクカートリッジに貯留されたインクを外部へ流出させるために、カートリッジ装着部にはインクニードルと称される中空針などが設けられている。インクニードルがインクカートリッジに設けられたインク供給口に挿入されることによって、インクカートリッジに貯留されたインクがインクニードルを通じて外部へ流出可能となる。
また、カートリッジ装着部には、インクカートリッジに貯留されたインクの残量を検出するためのセンサが設けられることがある(特許文献2)。また、カートリッジ装着部には、インクカートリッジが装着されているかを検出するためのセンサが設けられることがある。
前述されたような各種のセンサをインクニードルの近くに配置すると、インクニードルに対して位置決めされたインクカートリッジを正確に検知できるという利点がある。しかしながら、各種のセンサや基板などをインク供給口やインクニードルの近傍に配置すると、例えば、画像記録装置がユーザからサービスセンターに輸送されるときに、インク供給口やインクニードルからインクが漏れ出し、センサや基板にインクが付着して、センサや基板の故障の原因となり得る。このような問題は、インク供給口やインクニードルより重力方向の下側にセンサや基板が配置されたときに生じやすい。このように、カートリッジ装着部におけるセンサや基板のレイアウトは、インク供給口やインクニードルの配置との関係で制約を受けており、一般的には、インク供給口やインクニードルなどの下側にセンサなどを配置することが避けられていた(例えば、特表2002−513341号、請求項8参照)。
特開2009−132098号公報 特開2007−15393号公報
しかしながら、画像記録装置が使用可能な状態、例えば横置きで設置された場合において、インク供給口やインクニードルなどの下側にセンサなどを配置することが避けられていたとしても、画像記録装置が非使用時に縦置きで設置された場合には、インク供給口やインクニードルなどの下側にセンサなどが配置された状態となってしまうおそれがある。すると、上述したように、インク供給口やインクニードルからインクが漏れ出した場合に、センサや基板にインクが付着して、センサや基板の故障の原因となり得る。そして、以下に説明するように、近年、画像記録装置が縦置きで設置されることが多くなってきている。
例えば、近年の画像記録装置の薄型化により、画像記録装置の高さは低くなっている。一方、画像記録装置の幅と奥行きの大きさは、記録用紙の大きさの制約を受けるなどの理由により、高さに比べて大きい。つまり、画像記録装置は、薄型化により、概ね薄型直方体形状となっている。通常、薄側直方体形状の画像記録装置は、使用時において、幅と奥行きよりなる上面が上を向く姿勢、つまり横置きで設置される。しかし、非使用時には、設置スペースの節約のため、当該上面が横を向く姿勢、つまり縦置きで設置されることが多い。
また、画像記録装置がユーザからサービスセンターに輸送されるときなどにおいて、画像記録装置は、縦置き状態で箱体に梱包されることが多い。それは以下に例示する理由による。縦置きの場合、例えば箱体に持ち手をつけることなどにより、鞄のように片手で持ち運びできるが、横置きの場合は、片手で持ち運びすることは困難だからである。また、多数の梱包された画像記録装置を重ねて置く場合に、横置きで梱包されていると、縦置きで梱包されている場合よりも、下側の画像記録装置の上に置かれる装置の数が多くなる。その結果、下側の画像記録装置に、大きい負荷がかかり、故障リスクが高くなるからである。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、装置の設置姿勢が変化された場合であっても、インクの漏れにより、センサや基板にインクが付着しない手段を提供することを目的とする。
本発明は、重力方向に対して底となる底面(1)から立設されており、開口(112)が設けられた第1面(3)と、上記第1面(3)から隔てられた位置に上記第1面(3)と対向して設けられており、上記底面(1)から立設された第2面(4)と、上記開口(112)を介して装着向きへインクカートリッジ(30)が挿入されることによって上記インクカートリッジ(30)が装着可能なカートリッジ装着部(110)とを備え、重力方向に対して上記第2面(4)が上記第1面(3)より下側となる姿勢に保持可能な画像記録装置(10)である。上記インクカートリッジ(30)は、被検出部(33,48,49)と、インクが貯留されるインク室(36)と、上記インク室(36)に貯留されたインクが外部へ流出される供給口(71)と、を具備している。上記カートリッジ装着部(110)は、上記供給口(71)と接続されることにより、上記インクカートリッジ(30)からインクが流入される接続部(103)と、上記装着向き(56)に対して上記接続部(103)よりも後側に設けられており、上記被検出部(33,48,49)を検出可能な検出部(114,116)と、を具備している。上記インクカートリッジ(30)が上記カートリッジ装着部(110)に装着された状態において、上記検出部(114,116)は、上記装着向き(56)に対して上記供給口(71)よりも後側に位置している。
また、本発明は、上記画像記録装置(10)と、上記画像記録装置(10)を重力方向に対して上記第2面(4)が上記第1面(3)より下側となるように収容する箱体(8)と、を具備し、上記画像記録装置(10)が上記箱体(8)に収容された状態である画像記録装置梱包体(9)として捉えられてもよい。
本発明によれば、画像記録装置(10)が、重力方向に対して第2面(4)が第1面(3)より下側となる姿勢に保持された場合、検出部(114,116)は、供給口(71)及び接続部(103)よりも、重力方向の上側に位置することになる。これにより、供給口(71)や接続部(103)からインクが漏れても、検出部(114,116)にインクが付着すること、及び当該付着による検出部(114,116)の故障や誤検出が防止可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るプリンタ10の外観斜視図である。 図2は、プリンタ10の内部構造を模式的に示す模式断面図である。 図3は、インクカートリッジ30の外観構成を示す斜視図である。 図4は、インクカートリッジ30の内部構成を示す縦断面図である。 図5は、カートリッジ装着部110の構成を示す斜視図である。 図6は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態を示す縦断面図である。 図7は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態を模式的に示す模式断面図である。 図8は、プリンタ10の外観構成を模式的に示す模式斜視図であり、(A)には前面3に凸部が設けられている場合が示されており、(B)には前面3が湾曲している場合が示されている。 図9は、後面4を底面として設置されたプリンタ10を模式的に示す模式側面図である。 図10は、プリンタ10が箱状の資材8によって梱包された状態の外観構成を模式的に示す模式斜視図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明が具体化された一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
[プリンタ10の概要]
図1は、インク供給装置100を備えたプリンタ10の外観を示す斜視図である。プリンタ10が、画像記録装置に相当する。プリンタ10の上部には、スキャナ部13が設けられている。スキャナ部13は、フラットベッドスキャナとオート・ドキュメント・フィーダ11とを有するスキャナである。なお、スキャナ部13は任意の構成であるので、詳細な説明が省略される。
プリンタ10の外形は、高さより横幅及び奥行きが大きい幅広薄型の直方体である。プリンタ10は、筐体14を有する。直方体の筐体14は、下面1、上面2、前面3、後面4、右側面5、及び左側面6の6面で形成されている。
下面1は、プリンタ10が使用可能に設置された状態(図1の状態)において、重力方向の底となる面である。上面2は、下面1に対して重力方向に隔てられた位置に対向した面であり、スキャナ部13が設けられている。前面3は、下面1から立設しており、装置正面側において下面1と上面2を接続しており、かつ後述する2つの開口17、112が形成されている。後面4は、下面1から立設しており、装置背面側において下面1と上面2を接続している。つまり、後面4は、前面3に対して隔てられた位置に前面3と対向している。右側面5は、下面1から立設しており、プリンタ10を装置正面側から見て右側において下面1、上面2、前面3及び後面4を接続している。左側面6は、下面1から立設しており、プリンタ10を装置正面側から見て左側において下面1、上面2、前面3及び後面4を接続している。下面1が底面に相当し、前面3が第1面に相当し、後面4が第2面に相当する。
給紙トレイ15及び排紙トレイ16(図2参照)が、開口17を通じてプリンタ10に着脱可能である。給紙トレイ15には、A4サイズやB5サイズ等の所望のサイズの記録用紙が収容される。また、排紙トレイ16は、給紙トレイ15に支持されて、給紙トレイ15の上方に配置される。なお、図1においては、給紙トレイ15及び排紙トレイ16が取り外された状態のプリンタ10が示されており、図8(A)においては、給紙トレイ15及び排紙トレイ16が装着された状態のプリンタ10が示されている。図8(A)に示されるように、給紙トレイ15及び排紙トレイ16は、プリンタ10に取り付けられた状態においては、前面3から後面4とは反対の向きに突出する。プリンタ10に取り付けられた状態の給紙トレイ15及び排紙トレイ16がプリンタ10から突出した部分が、凸部に相当する。
筐体14における装置正面右側には扉19が設けられている。扉19は、筐体14に対して開閉可能である。扉19が開かれると、装置内部へアクセス可能な開口112が開かれる。開口112を通じて、装置内部に設けられたインク供給装置100にアクセス可能となる。つまり、開口112を通じて、インクカートリッジ30の交換が行われる。
図2に示されるように、プリンタ10は、インクジェット記録方式に基づいて、記録用紙に対してインク滴を選択的に吐出することにより画像を記録するものである。インク供給装置100には、カートリッジ装着部110が設けられている。カートリッジ装着部110には、インクカートリッジ30が装着され得る。カートリッジ装着部110には、その一面が外部に開放された開口112が設けられている。インクカートリッジ30は、開口112を介してカートリッジ装着部110に挿入され、或いはカートリッジ装着部110から抜き出される。
インクカートリッジ30には、プリンタ10で使用可能なインクが貯留されている。カートリッジ装着部110に装着された状態において、インクカートリッジ30と記録ヘッド21とがインクチューブ20で接続されている。記録ヘッド21にはサブタンク28が設けられている。サブタンク28は、インクチューブ20を通じて供給されるインクを一時的に貯留する。記録ヘッド21は、インクジェット記録方式によって、サブタンク28から供給されたインクをノズル29から選択的に吐出する。
給紙トレイ15から給紙ローラ23によって搬送路24へ送給された記録用紙は、搬送ローラ対25によってプラテン26上へ搬送される。記録ヘッド21は、プラテン26上を通過する記録用紙に対してインクを選択的に吐出する。これにより、画像が記録用紙に記録される。プラテン26を通過した記録用紙は、排出ローラ対22によって、搬送路24の最下流側に設けられた排紙トレイ16に排出される。
[インクカートリッジ30]
図3,4に示されるように、インクカートリッジ30はインクが貯留される容器である。インクカートリッジ30の内部に形成されている空間がインクを貯留するインク室36である。インク室36は、インクカートリッジ30の外観を形成している本体31により形成される空間であってもよいし、本体31とは別の部材によって形成される空間であってもよい。
インクカートリッジ30は、図3,4に示された起立状態、つまり、同図の下側の面を底面とし、同図の上側の面を上面として、カートリッジ装着部110に対して矢印50で示される方向(以下「挿抜方向50」と称する。)に沿って挿抜される。すなわち、インクカートリッジ30は、挿抜方向50に沿ってカートリッジ装着部110に挿入され、また、挿抜方向50に沿ってカートリッジ装着部110から抜き出される。インクカートリッジ30は、起立状態のままカートリッジ装着部110に挿抜される。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着される向きが装着向き56であり、抜き出される向きが脱抜向き55である。また、起立状態における高さ方向52が、重力方向に相当する。
インクカートリッジ30は、略直方体形状の本体31を有する。本体31は、幅方向51に細く、高さ方向52と奥行き方向53が幅方向51よりも大きい扁平形状である。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ装着されるときに前方側となる本体31の壁が前壁40であり、後方側となる本体31の壁が後壁42である。前壁40と後壁42とは、挿抜方向50において対向している。前壁40及び後壁42は、挿抜方向50に延びる一対の側壁、側壁と前壁40及び後壁42とを接続し、かつ前壁40の上端から後壁42の上端に向けて延びる上壁39、及び前壁40の下端から後壁42の下端に向けて延びる下壁41、の4つの壁によりそれぞれ区画されている。なお、挿抜方向50は奥行き方向53と平行である。
本体31の前壁40における高さ方向52の中央付近には、残量検知部33が設けられている。残量検知部33は、後述される第1突起45の装着向き56の先端、第2突起46の装着向き56の先端、及び被検出子49より装着向き56の後ろ側に配置されている。残量検知部33は、インク室36に通ずるように、一方が開口である箱形である。つまり、残量検知部33には、インク室36に貯留されたインクが流入可能である。また、残量検知部33は、光センサ114(図4参照)から出射された光を透過させる透光性の樹脂からなる一対の壁を含む。
図4に示されるように、残量検知部33の一対の壁の間は中空である。残量検知部33の中空部分にはセンサーアーム60のインジケータ部62が挿入されている。センサーアーム60は、棒状のアーム本体61の両端に、インジケータ部62及びフロート部63とがそれぞれ設けられたものである。センサアーム60は、インク室36において、幅方向51に沿って延びる支軸64により回動可能に支持されている。センサーアーム60は、インク室36に残存するインク量に対応して、インジケータ部62が残量検知部33の重力方向下側に位置する下位姿勢と、インジケータ部62が残量検知部33の重力方向上側に位置する上位姿勢に姿勢変化可能である。なお、図4では、インジケータ部62が下位姿勢である状態が示されている。
インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、カートリッジ装着部110に設けられた光センサ114に対して、残量検知部33は、赤外光を所定量以上透過させる状態と、赤外光を所定量未満に遮光又は減衰させる状態とに変化する。インジケータ部62が上位姿勢であれば残量検知部33は赤外光を透過させ、インジケータ部62が下位姿勢であれば、残量検知部33は赤外光を遮光又は減衰させる。この残量検知部33の透光状態に応じて、インク室36内のインク残量が所定量未満になったことが判定される。以上より、残量検知部33は、被検出部に相当する。
なお、残量検知部33には、センサーアーム60がなくてもよい。後述されるように、光センサ114は、発光素子118と受光素子119とが水平方向に対向されている。そして、発光素子118から出射された光は受光素子119に受光される。そして、残量検知部33内にインクがある状態では、発光素子118から出射された赤外光が遮断又は減衰され、残量検知部33内にインクがない状態では、発光素子118から出射された赤外光が透過されるように構成されていてもよい。また、残量検知部33内にインクがある状態では、発光素子118から出射された赤外光が受光素子119に到達しないように反射され、残量検知部33内にインクがない状態では、発光素子118から出射された赤外光が受光素子119に到達するように反射されるように構成されていてもよい。
図4に示されるように、本体31の前壁40における残量検知部33の上側に前壁40を奥行き方向53へ貫通する開口34が形成されており、その開口34よりも挿抜方向50における後壁42側に、大気連通口32が設けられている。大気連通口32は、インク室36を形成している壁を奥行き方向53へ貫通する貫通孔である。大気連通口32を介してインク室36の空気層と大気とが連通され得る。
大気連通口32は、大気連通バルブ80によって開閉可能に構成されている。大気連通口32が開かれることによって、負圧に維持された状態のインク室36の気圧が外気圧となる。この大気連通口32は、必ずしも前壁40側に設けられる必要はなく、インク室36の内部と外部とを連通させるものであれば配置は限定されない。また、インク室36内が負圧に維持された状態でインクカートリッジ30が使用される場合は、大気連通口32は必ずしも設けられなくてもよい。
図4に示されるように、本体31の前壁40における残量検知部33の下側に、インク供給部37が設けられている。インク供給部37は、円筒形状の外形をなしており、前壁40から挿抜方向50に沿って外側へ突出している。インク供給部37の突出端にはインク供給口71が形成されている。このインク供給口71からインク供給部37の内部空間を通じて、挿抜方向50に延びてインク室36へ通ずるインク流路38が形成されている。インク供給口71は、インク供給バルブ70によって開閉可能に構成されている。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、カートリッジ装着部110に設けられたインクニードル122(図6参照)が、インク供給口71に挿入されてインク供給バルブ70を開く。これにより、インク流路38を通ってインク室36から、カートリッジ装着部110に設けられたインクニードル122へインクが流出される。
インク供給部37は、残量検知部33よりも装着向き56側に突出されている。つまり、インクカートリッジ30において、残量検知部33は、インク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。インク供給口37は、供給口に相当する。
なお、インク供給口71は、必ずしもインク供給バルブ70によって開閉可能な構成に限定されず、例えば、インク供給口71がフィルムなどで閉塞されており、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インクニードル122がフィルムを突き破ることによりインク供給口71が開かれる構成であってもよい。
本体31の上壁39における奥行き方向53の中央付近には、被係合部43が形成されている。被係合部43は、インクカートリッジ30の幅方向51及び高さ方向52に拡がる平面を有する突起である。被係合部43には、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態で、後述されるロックレバー145が係合する。この被係合部43は、インクカートリッジ30を脱抜向き55に押し出させる付勢力を受けるものである。
本体31には、第1突起45及び第2突起46が設けられている。第1突起45は、本体31の前壁40の上端に、前壁40から奥行き方向53に沿ってインク室36から離れる向きに延びるように設けられている。第1突起45の幅は、前壁40の幅と同じである。第1突起45は、前壁40から装着向き56へ突出されている。第1突起45の先端は、インク供給部37の先端であるインク供給口71より装着向き56の前側まで突出されている。この第1突起45は、前壁40の幅と同幅であるが、前壁40の幅より狭い幅の板状のものであってもよい。
第2突起46は、本体31の前壁40の下端に設けられている。したがって、第2突起46は、インク供給部37の下方に配置されている。第2突起46の幅は、前壁40の幅と同じである。第2突起46は、前壁40から装着向き56へ突出されている。第2突起46の先端は、インク供給部37の先端であるインク供給口71より装着向き56の前側まで突出されている。
第1突起45及び第2突起46は、いずれもが残量検知部33よりも装着向き56へ突出されている。つまり、インクカートリッジ30において、第1突起45及び第2突起46は装着向き56の前側に配置されており、残量検知部33は装着向き56の後側に配置されている。残量検知部33及びインク供給口71は、高さ方向52においていずれもが第1突起45と第2突起46との間に配置されている。
本体31の前壁40において、高さ方向52における第1突起45と第2突起46との間であり、残量検知部33よりも装着向き56の前側であり、かつインク供給口71よりも装着向き56の後側に、幅方向51に進む赤外光を減衰又は遮断する被検出子49が設けられている。被検出子49は、幅方向51において残量検知部33とほぼ同じ幅である。この幅は、光センサ114の発光素子118と受光素子119(図4参照)との間に進入可能な寸法である。
被検出子49と残量検知部33との間には、挿抜方向50において空間が形成されている。この空間は、幅方向51に進む赤外光が所定量未満には減衰されることなく通過するものである。被検出子49の挿抜方向50に沿った寸法は、インクカートリッジ30の種別に応じて変更される。インクカートリッジ30の種別とは、インクの色や成分の違い、インク室36に最初に貯留されるインクの量の違いなどである。被検出子49は、残量検知部33と同様に被検出部に相当する。
図3に示されるように、本体31の上壁39には、奥行き方向53に渡って延びる被ガイド部35が設けられている。被ガイド部35は、上壁39から上方へ突出されたリブ又は突片によって構成されている。被ガイド部35において幅方向51に対向する一対の側面の間の距離は、本体31において幅方向51に対向する一対の側面の間の距離より短い。つまり、被ガイド部35の幅方向51の寸法は、本体31の幅方向51の寸法より小さい。
本体31の下壁41には、奥行き方向53に渡って延びる被ガイド部44が設けられている。被ガイド部44は、下壁41から下方へ突出されたリブ又は突片によって構成されている。被ガイド部44において幅方向51に対向する一対の側面の間の距離は、本体31において幅方向51に対向する一対の側面の間の距離より短い。つまり、被ガイド部44の幅方向51の寸法は、本体31の幅方向51の寸法より小さい。被ガイド部35,44は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110へ挿抜される際に、後述されるガイド溝109に挿入されて移動されるものである。
[インク供給装置100]
図2に示されるように、インク供給装置100は、プリンタ10に設けられている。インク供給装置100は、プリンタ10が備える記録ヘッド21へインクを供給するものである。インク供給装置100は、インクカートリッジ30を装着可能なカートリッジ装着部110を備えている。なお、図1においては、カートリッジ装着部110にインクカートリッジ30が装着された状態が示されている。
[カートリッジ装着部110]
図5に示されるように、カートリッジ装着部110の筐体を形成するケース101は、プリンタ10の正面側に開口112を有する。開口112を通じてケース101へインクカートリッジ30が挿抜される。インクカートリッジ30は、ケース101の内部空間の天部を画定している天面に設けられたガイド溝109に被ガイド部35が挿入され、ケース101の内部空間の底部を画定している底面に設けられたガイド溝109に被ガイド部44が挿入されることによって挿抜方向50へ案内される。ケース101には、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応する4つのインクカートリッジ30が収容可能である。
ケース101には、内部空間を縦方向に長い4つの空間に仕切り分ける3つのプレート102が設けられている。このプレート102によって仕切り分けられた各空間それぞれにインクカートリッジ30が収容される。プレート102は、ケース101において開口112と反対側となる奥側に設けられている。
図6に示されるように、ケース101の終面の下部に接続部103が設けられている。接続部103は、終面において、ケース101に装着された各インクカートリッジ30のインク供給部37に対応する位置にそれぞれ配置されている。本実施形態では、ケース101に収容可能な4つのインクカートリッジ30に対応して4つの接続部103が設けられている。
接続部103は、インクニードル122と、保持部121とを有する。インクニードル122は、管状の樹脂針からなる。インクニードル122は、ケース101の終面と表裏をなす外面側でインクチューブ20に接続されている。各インクニードル122から背面側へ引き出された各インクチューブ20は、ケース101の背面において上方へ引き上げられたのち、プリンタ10の記録ヘッド21へインクを流通可能に延出されている。
保持部121は、円筒状に形成されている。保持部121の中心にインクニードル122が配置されている。図6に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着されると、インク供給部37が保持部121の円筒の内側に挿入される。このとき、インク供給部37の外周面が保持部121の円筒の内周面に密着する。これにより、インク供給部37が保持部121へ所定の間隔をもって挿入される。インク供給部37が保持部121へ挿入されると、インクニードル122がインク供給部37のインク供給口71に挿入される。これにより、インク室36に貯留されているインクが外部へ流出可能となる。インク室36から流出されたインクは、インクニードル122へ流入する。
図6に示されるように、ケース101の終面において、接続部103より重力方向の上側にセンサユニット104が設けられている。センサユニット104は、基板113と、光センサ114とを備える。基板113に光センサ114が装着されることで、センサユニット104が構成されている。基板113と光センサ114とは、光センサ114が半田などによって基板113に固定されることによって、電気的に接続されている。センサユニット104には、4つの光センサ114が設けられている。これら4つの光センサ114は、ケース101に収容可能な4つのインクカートリッジ30に対応している。4つの光センサ114は、各プレート102の間において、ケース101の幅方向に(幅方向51と一致する)に一列に配列されている。
各光センサ114は、LEDなどの発光素子118と、フォトトランジスタなどの受光素子119とをそれぞれ有する。発光素子118及び受光素子119は、それぞれが筐体に囲まれている。光センサ114は、この筐体により形成される外形が馬蹄形である。発光素子118は、筐体から一方向へ光を照射可能である。受光素子は、筐体に対して一方向から照射された光を受光可能である。このような発光素子118と受光素子119とが、馬蹄形の筐体において所定の間隔を空けて対向配置されている。発光素子118と受光素子119との間の空間には、インクカートリッジ30の残量検知部33及び被検出子49が進入可能である。光センサ114の光路に残量検知部33又は被検出子49が進入すると、光センサ114は、残量検知部33又は被検出子49による透光状態の変化を検知し得る。光センサ114は、検出部の一例である。
図6に示されるように、光センサ114及び基板113は、カートリッジ装着部110において、接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。例えば、図7に示されるように、光センサ114及び基板113は、インクニードル122の先端、つまりインクニードル122における脱抜向き55側の端部よりも、装着向き56の後側に配置されている。
なお、接続部103よりも装着向き56の後側とは、必ずしも接続部103を構成する部分の全てよりも装着向き56の前側であることを必要とはしない。つまり、光センサ114及び基板113は、インクニードル122の先端よりも装着向き56の前側であることを必ずしも必要とはしない。例えば、光センサ114及び基板113は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インクニードル122とインク供給口71との境界部72(図6参照)よりも、装着向き56の後側に配置されていればよい。つまり、この場合、光センサ114及び基板113は、インクニードル122の先端よりも装着向き56の後側に配置されていてもよい。
また、図6及び図7に示されるように、光センサ114及び基板113は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対してインク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。
また、図6に示されるように、残量検知部33及び被検出子49は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対して接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。例えば、残量検知部33及び被検出子49は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インクニードル122の先端よりも、装着向き56の後側に配置されている。
なお、残量検知部33及び被検出子49の場合も、上述の光センサ114及び基板113の場合と同様に、インクニードル122の先端よりも装着向き56の前側であることを必ずしも必要とはしない。例えば、残量検知部33及び被検出子49は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インクニードル122とインク供給口71との境界部72(図6参照)よりも、装着向き56の後側に配置されていればよい。
図6に示されるように、スライド部材135は、カートリッジ装着部110の奥部の下端側に形成された空間130に配置されている。本実施形態では、ケース101に収容可能な4つのインクカートリッジ30に対応して4つのスライド部材135が設けられている。空間130は、カートリッジ装着部110の内部空間と連続している。スライド部材135は、空間130において挿抜方向50に沿って延出された支持ロッド133によって挿抜方向50に沿ってスライド可能に支持されている。スライド部材135は、概ね直方体の外形をなす。スライド部材135の上端には、挿抜方向50に沿って延びるリブ136が設けられている。スライド部材135は、インクカートリッジ30の第2突起46の挿入経路に配置されており、第2突起46と当接可能である。
空間130にはコイルバネ139が設けられている。コイルバネ139は、スライド部材135を開口112へ向かって、つまり、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110から抜き出される向きへ、インクカートリッジ30を弾性付勢するものである。コイルバネ139は、空間130において挿抜方向50に沿って延出された支持ロッド133に外嵌されて、空間130の終端を画定している終壁131とスライド部材135との間に介在されている。コイルバネ139が自然長である場合、つまり、スライド部材135に外力が加えられていない状態では、スライド部材135は、開口112側の所定の位置(第1位置)に配置される。インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に挿入される過程で、インクカートリッジ30の第2突起46がスライド部材135に当接して、スライド部材135が空間130の終壁131側へ押圧される。これにより、コイルバネ139が収縮されるとともに、スライド部材135が第1位置よりも終壁131側の位置(第2位置、図6参照)へスライドされる。収縮したコイルバネ139は、スライド部材135を介してインクカートリッジ30を脱抜向き55へ付勢する。
ケース101には、ロックレバー145が設けられている。ロックレバー145は、カートリッジ装着部110に装着されたインクカートリッジ30を、コイルバネ139の付勢力に抗して、装着状態に維持するためのものである。ロックレバー145は、ケース101の開口112の上側に設けられている。本実施形態では、ケース101に装着可能な4つのインクカートリッジ30に対応して4つのロックレバー145が設けられている。
ロックレバー145は、全体がアーム状に形成されている。ロックレバー145の中央付近に支軸147が設けられている。この支軸147がケース101に支持されている。これにより、ケース101の開口112の上側においてロックレバー145が支軸147を中心に回動可能に支持されている。ロックレバー145は、大別すると、操作部149と、係合部146とに大別される。操作部149は、ケース101の開口112から外側へ突出されている。操作部149は、ロックレバー145を回動させるための操作を受け付ける部分である。係合部146は、ケース101の内部へ進入している。係合部146は、インクカートリッジ30の被係合部43と係合可能である。係合部146が被係合部43と係合することにより、コイルバネ139に付勢されているインクカートリッジ30が、ケース101に対して装着状態に維持される。係合部146が被係合部43と係合可能な位置となるロックレバー145の回動位置(図6参照)がロック位置と称され、係合部146が被係合部43と係合しない位置がアンロック位置と称される。
ロックレバー145には、コイルバネ148が取り付けられている。コイルバネ148によって、ロックレバー145は、ロック位置側へ付勢されている。ロック位置のロックレバー145に対して、操作部149が重力方向下向きへ押し下げられると、ロックレバー145がロック位置からアンロック位置へ回動される。
[プリンタ10の設置姿勢]
プリンタ10は、使用されるときに、図1に示される姿勢で設置される。つまり、使用可能に設置されたプリンタ10は、その下面1が机上などの設置面と当接している。一方、プリンタ10は、使用されていないときに、図9に示される姿勢で設置されることが可能である。このとき、プリンタ10は、その後面4が設置面7と当接している。つまり、後面4が前面3よりも下側となっている。つまり、プリンタ10が図1に示される姿勢で設置されているときにおける装着向き56の前側は、プリンタ10が図9に示される姿勢で設置されているときにおいては、重力方向の下側に相当する。なお、プリンタ10は、図1及び図9のいずれの姿勢の場合であっても、机上や床などに直接設置されてもよいし、机上や床などに設置されたスタンドなどの上に設置されてもよい。
プリンタ10が図1に示される姿勢で設置されているとき、残量検知部33及び被検出子49は、図4に示されるように、インク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。また、残量検知部33及び被検出子は、図6及び図7に示されるように、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。
よって、プリンタ10が図9に示される姿勢で設置されているとき、残量検知部33及び被検出子49は、インク供給口71よりも装着向き56の上側に配置されていることになる。また、残量検知部33及び被検出子49は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、接続部103よりも装着向き56の上側に配置されていることになる。
また、プリンタ10が図1に示される姿勢で設置されているとき、光センサ114及び基板113は、接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。また、光センサ114及び基板113は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。
よって、プリンタ10が図9に示される姿勢で設置されているとき、光センサ114及び基板113は、接続部103よりも装着向き56の上側に配置されていることになる。また、光センサ114及び基板113は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インク供給口71よりも装着向き56の上側に配置されていることになる。
[プリンタ10の梱包]
プリンタ10は、段ボールや発泡スチロールなどで形成された箱状の資材8によって梱包される。箱状の資材が、箱体に相当する。この際、図10に示されるように、プリンタ10は、図9に示される姿勢において梱包される。つまり、プリンタ10が図1に示される姿勢で設置されているときにおける装着向き56の前側は、プリンタ10が箱状の資材8によって梱包されているときにおいては、重力方向の下側に相当する。画像記録装置梱包体9は、箱状の資材8と、当該箱状の資材8により梱包されたプリンタ10とで構成される。
よって、プリンタ10が梱包されているときにおける残量検知部33、被検出子49、光センサ114、基板113、インク供給口71、及び接続部103の位置関係は、上述したように、プリンタ10が図9に示される姿勢で設置されているときの位置関係と同様となる。
[本実施形態の作用効果]
本実施形態によれば、プリンタ10は、使用時において、前面3と後面4が底面から立設された状態である。この状態において、光センサ114は、インク供給口71及び接続部103よりも、装着向き56に対して後側に位置している。また、プリンタ10は、非使用時などにおいて、重力方向に対して後面4が前面3より下側となる姿勢に保持可能である。そして、プリンタ10が当該姿勢に保持された場合、光センサ114は、インク供給口71及び接続部103よりも、上側に位置することになる。これにより、インク供給口71や接続部103からインクが漏れても、光センサ114にインクが付着すること、及び当該付着による光センサ114の故障や誤検出が防止可能である。
また、被検出部は、装着向き56に対してインク供給口71よりも後側に設けられており、かつインクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対して接続部103よりも後側に位置していてもよい。
被検出部にインクが付着した場合に、被検出部を検出する光センサ114が誤検出するおそれがある。しかし、本実施形態においては、プリンタ10が重力方向に対して後面4が前面3より下側となる姿勢に保持された場合に、被検出部は、インク供給口71及び接続部103よりも、上側に位置することになる。これにより、インク供給口71や接続部103からインクが漏れても、被検出部にインクが付着することが防止可能である。
また、被検出部は、インク室36に貯留されたインクが流入可能であり、かつインク室36に貯留されたインク量の変化に基づいて透光状態が変化する残量検知部33であってもよい。
残量検知部33にインクが付着すると、透光状態の変化の正常な識別が不可能となってしまう。しかし、本実施形態においては、プリンタ10が重力方向に対して後面4が前面3より下側となる姿勢に保持された場合に、残量検知部33は、インク供給口71及び接続部103よりも、上側に位置することになる。これにより、インク供給口71や接続部103からインクが漏れても、残量検知部33にインクが付着することが防止可能である。
また、カートリッジ装着部110は、装着向き56に対して接続部103よりも後側に配置され、かつ光センサ114と電気的に接続された基板113を更に具備していてもよい。基板113は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対してインク供給口71よりも後側に位置していてもよい。
基板113にインクが付着した場合、基板113上の本来短絡されていない配線同士が短絡されてしまうことにより、基板113と電気的に接続された光センサ114が故障するおそれがある。しかし、本実施形態においては、プリンタ10が重力方向に対して後面4が前面3より下側となる姿勢に保持された場合に、基板113は、インク供給口71及び接続部103よりも、上側に位置することになる。これにより、インク供給口71や接続部103からインクが漏れても、基板113にインクが付着することが防止可能である。
また、前面3には、後面4と反対側へ向かって突出する凸部(プリンタ10に取り付けられた状態の給紙トレイ15及び排紙トレイ16がプリンタ10から突出した部分)が設けられていてもよい。
前面3には凸部が設けられているため、プリンタ10が前面3を底面とする姿勢に保持された場合、安定して保持されることが困難である。よって、プリンタ10は、後面4を底面とする姿勢に保持されることで、前面3を底面とするよりも安定した設置が可能となる。これにより、凸部が設けられているプリンタ10は、残量検知部33、被検出子49、光センサ114、基板113、インク供給口71、及び接続部103の位置関係を、本実施形態の位置関係にすることによるメリットを享受しやすくなる。つまり、プリンタ10が後面4を底面とする姿勢に保持されたときに、インク供給口71や接続部103からインクが漏れても、残量検知部33、被検出子49、光センサ114及び基板113にインクが付着すること、及び当該付着による光センサ114及び基板113の故障や誤検出が防止可能である。
また、プリンタ10は、重力方向に対して後面4が前面3より下側となる姿勢で梱包されることにより、持ち運びを容易にでき、また、故障リスクを減少させることができる。また、プリンタ10が重力方向に対して後面4が前面3より下側となる姿勢で梱包されることにより、光センサ114、基板113、残量検知部33及び被検出子49は、インク供給口71及び接続部103よりも上側の位置となる。つまり、インク供給口71や接続部103からのインクの漏れにより、光センサ114、基板113、残量検知部33及び被検出子49にインクが付着することが防止可能である。
[変形例1]
なお、上述の実施形態では、残量検知部33及び被検出子49が被検出部に相当し、光センサ114及び基板113が検出部に相当するものとしたが、被検出部及び検出部は、これらに限らない。
例えば、以下に詳述するように、カートリッジ装着部110に設けられており、カートリッジ装着部110へのインクカートリッジ30の装着の有無を検出する光センサ116及び光センサ116と電気的に接続された基板115が、検出部に相当してもよい。また、インクカートリッジ30に設けられており、光センサ116に検出されるリブ48が、被検出部に相当してもよい。
図7に破線で示されるように、被ガイド部35における幅方向51の中央には奥行き方向53へ延びる溝47が形成されている。溝47は、第1突起45において高さ方向52の上向きに開口している。溝47の高さ方向52に沿った断面形状は凹型である。
溝47の内部空間において、溝47の底面の幅方向51の中央には、高さ方向52及び奥行き方向53へ延びるリブ48が設けられている。リブ48は、溝47の底面から上向きに起立されている。リブ48における幅方向51の両側面は、溝48において幅方向51に対向する一対の側面とそれぞれ対向し、かつ平行である。リブ48は、幅方向51へ進む光を遮断又は減衰させるものであり、光学センサ116によって検知され得る。
インクカートリッジ30において、リブ48は、インク供給部37よりも装着向き56の後側に配置されている。また、リブ48は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対して接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。例えば、変形例1においては、リブ48は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インクニードル122の先端よりも、装着向き56の後側に配置されている。
なお、リブ48の場合も、上述の実施形態における光センサ114、基板113、残量検知部33及び被検出子49の場合と同様に、インクニードル122の先端よりも装着向き56の前側であることを必ずしも必要とはしない。例えば、リブ48は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インクニードル122とインク供給口71との境界部72(図6参照)よりも、装着向き56の後側に配置されていればよい。
図7に示されるように、ケース101の天面にはセンサユニット105が設けられている。センサユニット105は、基板115と、光センサ116とを備える。基板115に光センサ116が装着されることで、センサユニット105が構成されている。センサユニット105には、4つの光センサ116が設けられている。これら4つの光センサ116は、ケース101に収容可能な4つのインクカートリッジ30に対応している。4つの光センサ116は、各プレート102の間において、ケース101の幅方向に(幅方向51と一致する)に一列に配列されている。
ケース101にインクカートリッジ30が装着されると、光センサ116の光路に第1突起45のリブ48が進入する。このときの光センサ116の信号の変化を検知することで、インクカートリッジ30の装着状態が判定され得る。光センサ116は、光センサ114と同様に、発光素子及び受光素子を有するものなので、ここでは、光センサ116の詳細な構成の説明が省略される。
カートリッジ装着部110において、光センサ116及び基板115は、接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。例えば、変形例1においては、光センサ116及び基板115は、インクニードル122の先端よりも、装着向き56の後側に配置されている。
なお、光センサ116及び基板115の場合も、上述の実施形態における光センサ114、基板113、残量検知部33、及び被検出子49の場合と同様に、インクニードル122の先端よりも装着向き56の前側であることを必ずしも必要とはしない。例えば、光センサ116及び基板115は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、インクニードル122とインク供給口71との境界部72(図6参照)よりも、装着向き56の後側に配置されていればよい。
また、光センサ116及び基板115は、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対してインク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。
なお、以上の説明では、光センサ116及び基板115は、ケース101の天面に設けられている場合について説明したが、光センサ116及び基板115は、ケース101の底面に設けられていてもよい。光センサ116及び基板115の構成は、上述と同様であるため、ここでは、光センサ116及び基板115の詳細な構成の説明は省略される。
光センサ116及び基板115は、ケース101の底面に設けられている場合であっても、ケース101の天面に設けられている場合と同様に、接続部103よりも装着向き56の後側に配置されている。また、光センサ116及び基板115は、ケース101の底面に設けられている場合であっても、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対してインク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。
また、ケース101の天面及び底面の双方に光センサ及び基板が設けられていてもよい。この場合も、上述と同様に、光センサ及び基板の各々は、接続部103よりも装着向き56の後側に配置されており、また、インクカートリッジ30がカートリッジ装着部110に装着された状態において、装着向き56に対してインク供給口71よりも装着向き56の後側に配置されている。
[変形例2]
前面3は、後面4と反対側、つまり装置正面側に湾曲していてもよい。前面3が湾曲しているプリンタ10の一例が、図8(B)に示される。
プリンタ10は、見た目の印象を良くするといったデザイン上の理由などにより、正面側が湾曲形状となっていることが多い。そして、前面3が後面4と反対側に湾曲していると、プリンタ10が、前面3を底面とする姿勢に保持された場合、安定して保持されることが困難である。よって、プリンタ10は、図9に示されるように、後面4を底面とする姿勢に保持されることで、前面3を底面とするよりも安定した設置が可能となる。
これにより、前面3が湾曲しているプリンタ10は、残量検知部33、被検出子49、光センサ114、116、基板113、115、インク供給口71、及び接続部103の位置関係を、上述した実施形態と同様の位置関係にすることによるメリットを享受しやすくなる。つまり、プリンタ10が後面4を底面とする姿勢に保持されたときに、インク供給口71や接続部103からインクが漏れても、残量検知部33、被検出子49、光センサ114、116及び基板113、115にインクが付着すること、及び当該付着による光センサ114、116及び基板113、115の故障や誤検出が防止可能である。
3・・・前面(第1面)
4・・・後面(第2面)
8・・・箱状の資材(箱体)
9・・・画像記録装置梱包体
10・・・プリンタ(画像記録装置)
15・・・給紙トレイ(凸部)
16・・・排紙トレイ(凸部)
30・・・インクカートリッジ
33・・・残量検知部(被検出部)
36・・・インク室
48・・・リブ(被検出部)
49・・・被検出子(被検出部)
71・・・インク供給口(供給口)
103・・・接続部
110・・・カートリッジ装着部
112・・・開口
113・・・基板
114・・・光センサ(検出部)
115・・・基板
116・・・光センサ(検出部)

Claims (7)

  1. 重力方向に対して底となる底面(1)から立設されており、開口(112)が設けられた第1面(3)と、上記第1面(3)から隔てられた位置に上記第1面(3)と対向して設けられており、上記底面(1)から立設された第2面(4)と、上記開口(112)を介して装着向きへインクカートリッジ(30)が挿入されることによって上記インクカートリッジ(30)が装着可能なカートリッジ装着部(110)とを備え、重力方向に対して上記第2面(4)が上記第1面(3)より下側となる姿勢に保持可能な画像記録装置(10)であって、
    上記インクカートリッジ(30)は、
    被検出部(33,48,49)と、インクが貯留されるインク室(36)と、上記インク室(36)に貯留されたインクが外部へ流出される供給口(71)と、を具備し、
    上記カートリッジ装着部(110)は、
    上記供給口(71)と接続されることにより、上記インクカートリッジ(30)からインクが流入される接続部(103)と、上記装着向き(56)に対して上記接続部(103)よりも後側に設けられており、上記被検出部(33,48,49)を検出可能な検出部(114,116)と、を具備し、
    上記インクカートリッジ(30)が上記カートリッジ装着部(110)に装着された状態において、上記検出部(114,116)は、上記装着向き(56)に対して上記供給口(71)よりも後側に位置している画像記録装置(10)。
  2. 上記被検出部(33,48,49)は、上記装着向き(56)に対して上記供給口(71)よりも後側に設けられており、かつ上記インクカートリッジ(30)が上記カートリッジ装着部(110)に装着された状態において、上記装着向き(56)に対して上記接続部(103)よりも後側に位置している請求項1に記載の画像記録装置(10)。
  3. 上記被検出部(33)は、上記インク室(36)に貯留されたインクが流入可能であり、かつ上記インク室(36)に貯留されたインク量の変化に基づいて透光状態が変化する残量検知部(33)である請求項2に記載の画像記録装置(10)。
  4. 上記カートリッジ装着部(110)は、上記装着向き(56)に対して上記接続部(103)よりも後側に配置され、かつ上記検出部(114,116)と電気的に接続された基板(113,115)を更に具備し、
    上記基板(113,115)は、上記インクカートリッジ(30)が上記カートリッジ装着部(110)に装着された状態において、上記装着向き(56)に対して上記供給口(71)よりも後側に位置している請求項1から3のいずれかに記載の画像記録装置(10)。
  5. 上記第1面(3)には、上記第2面(4)と反対側へ向かって突出する凸部(15,16)が設けられている請求項1から4のいずれかに記載の画像記録装置(10)。
  6. 上記第1面(3)は、上記第2面(4)と反対側に湾曲している請求項1から5のいずれかに記載の画像記録装置(10)。
  7. 請求項1から6のいずれかに記載の画像記録装置(10)と、
    上記画像記録装置(10)を重力方向に対して上記第2面(4)が上記第1面(3)より下側となるように収容する箱体(8)と、を具備し、
    上記画像記録装置(10)が上記箱体(8)に収容された状態である画像記録装置梱包体(9)。
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