JP2011529903A5 - - Google Patents

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JP2011529903A5
JP2011529903A5 JP2011521313A JP2011521313A JP2011529903A5 JP 2011529903 A5 JP2011529903 A5 JP 2011529903A5 JP 2011521313 A JP2011521313 A JP 2011521313A JP 2011521313 A JP2011521313 A JP 2011521313A JP 2011529903 A5 JP2011529903 A5 JP 2011529903A5
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本発明の一態様において、式(I)の化合物、およびその薬学的に許容される塩、水和物、溶媒和物、または異性体が提供される:
Figure 2011529903
式中
環Aは(II)、(III)、(IV)(V)、または(VI)であり、
Figure 2011529903
式中
Xはハロゲンまたはヒドロキシルであり;
Yは水素、フェニル、チオフェン−2−イル、フラン−2−イル、シクロプロピル、またはシクロペンチルであり;
Zは5〜10員複素環置換カルボニルアミノであり;かつ
環Aは、の位置において−L−(CH−L−Mで置換されており;
は−CONH−、−NHCO−、または単結合であり;
は、−NH−、−O−、−CH(COOR)−、−CH(CHOH)−、−CH=CH−、および単結合からなる群より選択され、ここでRは水素またはC〜Cアルキルであり;
Mは、ヒドロキシル、カルボキシル、アミド、C〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜C14アリール、C〜C14アリールC〜Cアルキル、C〜C14アリールカルボニル、C〜C14アリールスルホニル、5〜14員飽和、不飽和、もしくは芳香族複素環基、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換C〜Cアルキル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換スルホニル、または−NRからなる群より選択され;
ここでRおよびRは独立してC〜Cアルキルであり;
〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜C14アリール、C〜C14アリールC〜Cアルキル、C〜C14アリールカルボニル、C〜C14アリールスルホニル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換C〜Cアルキル、および5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換スルホニルは、A群からそれぞれ独立に選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく;
ここでA群は、ヒドロキシル、オキソ、ニトロ、アミノ、アミド、ハロゲン、スルファモイル、トリフルオロメチル、p−トルエンスルホニルアミノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルカルボニルアミノ、およびC〜Cアルキルスルホニルアミノからなり;かつ
aは0〜5の整数である。
[本発明1001]
式(I)で表される化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、もしくは異性体:
Figure 2011529903
式中
環Aは下記の式で表され、
Figure 2011529903
式中
Xはハロゲンまたはヒドロキシルであり;
Yは水素、フェニル、チオフェン−2−イル、フラン−2−イル、シクロプロピル、またはシクロペンチルであり;
Zは5〜10員複素環置換カルボニルアミノであり;かつ
の位置に−L 1 −(CH 2 −L 2 −Mが存在し;
式中、L 1 は−CONH−、−NHCO−、または単結合であり;
2 は、−NH−、−O−、−CH(COOR 1 )−、−CH(CH 2 OH)−、−CH=CH−、および単結合からなる群より選択され、ここでR 1 は水素またはC 1 〜C 6 アルキルであり;かつ
Mは、ヒドロキシル、カルボキシル、アミド、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 アルキルカルボニル、C 6 〜C 14 アリール、C 6 〜C 14 アリールC 1 〜C 6 アルキル、C 6 〜C 14 アリールカルボニル、C 6 〜C 14 アリールスルホニル、5〜14員飽和、不飽和、もしくは芳香族複素環基、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換C 1 〜C 6 アルキル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換スルホニル、および−NR 2 3 からなる群より選択され、ここでR 2 およびR 3 はそれぞれ独立してC 1 〜C 6 アルキルであり;
ここでC 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 アルキルカルボニル、C 6 〜C 14 アリール、C 6 〜C 14 アリールC 1 〜C 6 アルキル、C 6 〜C 14 アリールカルボニル、C 6 〜C 14 アリールスルホニル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換C 1 〜C 6 アルキル、または5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換スルホニルは、A群からそれぞれ独立に選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく;
ここでA群は、ヒドロキシル、オキソ、ニトロ、アミノ、アミド、ハロゲン、スルファモイル、トリフルオロメチル、p−トルエンスルホニルアミノ、C 1 〜C 6 アルキル、C 1 〜C 6 アルコキシ、C 1 〜C 6 アルキルカルボニルアミノ、およびC 1 〜C 6 アルキルスルホニルアミノからなる群より選択され;かつ
aは0〜5の整数である。
[本発明1002]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は単結合であり;かつ
MはC 6 〜C 10 アリールであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
[本発明1003]
Mがフェニル、イミダゾール−1−イル、イミダゾール−2−イル、イミダゾール−5−イル、チオフェン−2−イル、ピロール−2−イル、1,3−チアゾール−2−イル、2−ピラゾリン−4−イル、またはイソオキサゾール−4−イルであり、これらの各々は、B群からそれぞれ独立に選択される1〜2個の置換基で置換されていてもよく;
ここでB群は、フルオロ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、メチル、メトキシ、およびスルファモイルからなる群より選択される、本発明1002の化合物。
[本発明1004]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は−NH−であり;かつ
MはC 1 〜C 4 アルキルであるか、C 1 〜C 4 アルキルカルボニルであるか、C 6 〜C 10 アリールカルボニルであるか、C 6 〜C 10 アリールスルホニルであるか、N、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基で置換されたスルホニルであり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
[本発明1005]
Mがエチル、イソプロピル、メチルカルボニル、ピリジン−2−イル、フェニルカルボニル、フェニルスルホニル、または4−ピリジルスルホニルであり、これらの各々は、C群からそれぞれ独立に選択される1〜2個の置換基で置換されていてもよく;
ここでC群は、クロロ、ヒドロキシル、メチル、メチルカルボニルアミノ、メチルスルホニルアミノ、およびp−トルエンスルホニルアミノからなる群より選択される、本発明1004の化合物。
[本発明1006]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は−CH(COOR 1 )−であり、ここでR 1 は水素またはC 1 〜C 4 アルキルであり;かつ
MはC 1 〜C 4 アルキルであるか、C 6 〜C 10 アリールC 1 〜C 4 アルキルであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基で置換されたC 1 〜C 4 アルキルであり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
[本発明1007]
Mがメチル、フェニルメチル、インドール−3−イルメチル、またはイミダゾール−4−イルメチルであり、これらの各々は、1〜2個のヒドロキシル基で置換されていてもよい、本発明1006の化合物。
[本発明1008]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は−O−であり;かつ
MはC 6 〜C 10 アリールであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
[本発明1009]
Mがフェニルまたはピリジン−2−イルであり、これらの各々は、D群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
ここでD群は、アミド、ニトロ、トリフルオロメチル、およびp−トルエンスルホニルアミノからなる群より選択される、本発明1008の化合物。
[本発明1010]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は−CH(CH 2 OH)−であり;かつ
Mは、ヒドロキシル、C 1 〜C 4 アルキル、C 6 〜C 10 アリールC 1 〜C 4 アルキル、ならびにN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和または芳香族複素環基で置換されたC 1 〜C 4 アルキルからなる群より選択され、
ここでC 1 〜C 4 アルキル、C 6 〜C 10 アリールC 1 〜C 4 アルキル、および5〜10員不飽和または芳香族複素環基は各々、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
[本発明1011]
Mがヒドロキシル、フェニルメチル、t−ブチル、またはイミダゾール−5−イルメチルである、本発明1010の化合物。
[本発明1012]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は単結合であり;かつ
Mは−NR 2 3 であり;
ここでR 2 およびR 3 はそれぞれ独立して、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよいC 1 〜C 4 アルキルである。
[本発明1013]
式(I−II)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−NHCO−であり;
2 は−NH−、−CH=CH−、または単結合であり;かつ
MはC 6 〜C 10 アリールであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
[本発明1014]
Mが、1もしくは2個のヒドロキシルを有していてもよいフェニルであるか、またはイミダゾール−5−イル基である、本発明1013の化合物。
[本発明1015]
式(I−III)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−または単結合であり;
2 は単結合であり;かつ
Mはアミドであるか、またはA群からそれぞれ独立に選択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよい、N、O、およびSからなる群より選択される1もしくは2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基である。
[本発明1016]
式(I−IV)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は単結合であり;かつ
Mは、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、N、O、およびSからなる群より選択される1または2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和または芳香族複素環基である。
[本発明1017]
式(I−V)または(I−VI)で表される、本発明1001の化合物:
Figure 2011529903
式中
1 は−CONH−であり;
2 は単結合であり;かつ
Mは、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、N、O、およびSからなる群より選択される1または2個のヘテロ原子を有する5〜10員飽和、不飽和、または芳香族複素環基である。
[本発明1018]
1 およびL 2 がいずれも単結合であり;
Mがカルボキシルまたはアミドであり;かつ
aが0である、本発明1001の化合物。
[本発明1019]
Yがチオフェン−2−イルである、本発明1001〜1016および1018のいずれかの化合物。
[本発明1020]
Yがフラン−2−イルである、本発明1001〜1016および1018のいずれかの化合物。
[本発明1021]
Yがフェニルである、本発明1001〜1016および1018のいずれかの化合物。
[本発明1022]
Yがシクロプロピルである、本発明1001〜1016および1018のいずれかの化合物。
[本発明1023]
Yがシクロペンチルである、本発明1001〜1016および1018のいずれかの化合物。
[本発明1024]
Yが水素である、本発明1001〜1016および1018のいずれかの化合物。
[本発明1025]
Zがチオフェン−2−イルカルボニルアミノである、本発明1001、1017、および1018のいずれかの化合物。
[本発明1026]
下記からなる群より選択される、本発明1001の化合物:
7−ヒドロキシ−N−[2−(フェニルスルホンアミド)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−[2−(4−クロロフェニルスルホンアミド)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−[2−(5−カルバモイルピリジン−2−イルオキシ)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−(2,4−ジフルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−(4−スルファモイルベンジル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−(3−メトキシフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−[2−(5−アセトアミドピリジン−2−イルアミノ)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−(4−スルファモイルフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−{2−[5−(メチルスルホンアミド)ピリジン−2−イルアミノ]エチル}−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−[2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−[2−(4−ニトロフェノキシ)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
3−ヒドロキシ−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]プロパン酸メチル、
N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
(S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸、
7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−N−[2−(チオフェン−2−イル)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−アセトアミドエチル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−3−(1H−イミダゾール−2−イル)プロピル)−]7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル、
N−[2−(1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−フェネチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−[2−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−(チアゾール−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−[3−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル)プロピル]−2−(フラン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−(2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)エチル)−2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
1−(2−シクロプロピル−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)尿素、
N−(2−シクロプロピル−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)−2−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミド、
2−シクロペンチル−4−ヒドロキシ−N−(4−ヒドロキシフェネチル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
N−(4−アミノフェネチル)−2−シクロペンチル−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
4−ヒドロキシ−N−(4−ヒドロキシフェネチル)−2−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
N−(4−アミノフェネチル)−4−ヒドロキシ−2−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
4−ヒドロキシ−N−フェネチル−2−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−(3−メトキシフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−(4−フルオロフェネチル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−[2−(ピリジン−4−スルホンアミド)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−[2−(4−メチルベンズアミド)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−(チアゾール−2−イル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−N−[2−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イルオキシ)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−(4−ヒドロキシフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−N−{2−[4−(4−メチルフェニルスルホンアミド)フェノキシ]エチル}−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
(S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−イミダゾール−5−イル)プロパン酸、
(S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸メチル、
(S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−イミダゾール−5−イル)プロパン酸メチル、
7−ヒドロキシ−N−[3−(2−ヒドロキシエチルアミノ)プロピル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−[3−(イソプロピルアミノ)プロピル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
(S)−7−ヒドロキシ−N−(1−ヒドロキシ−3−フェニルプロパン−2−イル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボン酸、
(S)−7−ヒドロキシ−N−(1−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブタン−2−イル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
(R)−7−ヒドロキシ−N−[1−ヒドロキシ−3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロパン−2−イル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−{2−[5−(4−メチルフェニルスルホンアミド)ピリジン−2−イルアミノ]エチル}−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
2−シクロプロピル−N−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
2−シクロプロピル−4−ヒドロキシ−N−(4−スルファモイルフェネチル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
2−シクロプロピル−N−(4−フルオロフェネチル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
2−シクロプロピル−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
2−シクロプロピル−N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−カルボキサミド(実施例番号65)、
N−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−カルボキサミド、
N−{5−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチルカルバモイル]−2−ヒドロキシフェニル}チオフェン−2−カルボキサミド、
N−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−7−フルオロ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
N−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−7−ヒドロキシ−1H−インドール−3−カルボキサミド、
(E)−3−(1H−イミダゾール−5−イル)−N−(7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)アクリルアミド、
N−(7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)−3−(1H−イミダゾール−5−イル)プロパンアミド、および
N−(5−ヒドロキシ−2−(ピペリジン−3−イルカルバモイル)フェニル)チオフェン−2−カルボキサミド。
[本発明1027]
本発明1002〜1015のいずれかの化合物を調製するための方法であって、
カルボキシアルキル置換アニリン誘導体をニトリルと酸存在下で反応させる段階;
中間体アミジンを環化してベンズイミダゾール誘導体を得る段階;
ベンズイミダゾール誘導体のカルボキシアルキルをけん化する段階;および
カップリング後にさらに修飾および伸長を行ってもよい、得られたカルボン酸をアミン誘導体とカップリングさせること、またはカップリング後にさらに修飾および伸長を行ってもよい、カルボン酸をアミンに変換し、次いでカルボン酸誘導体とカップリングさせることのいずれかによりアミドを形成して、本発明1002〜1015のいずれかのアミド化合物を得る段階
を含む方法。
[本発明1028]
本発明1016の化合物を調製するための方法であって、
インドール誘導体をトリフルオロ酢酸無水物で処理してトリフルオロメチルケトンを得る段階;
加水分解してカルボン酸とする段階;および
カルボン酸をアミン誘導体とカップリングさせて本発明1016の化合物を得る段階
を含む方法。
[本発明1029]
本発明1017の化合物を調製するための方法であって、
カルボキシアルキル置換アニリン誘導体をカルボン酸誘導体とカップリングさせる段階;
得られたアミドのカルボキシメチルを加水分解してカルボン酸を得る段階;および
カルボン酸をアミン誘導体とカップリングさせて本発明1017の化合物を得る段階
を含む方法。
[本発明1030]
少なくとも1つの本発明1001の化合物と、薬学的に許容される担体とを含む、薬学的組成物。
[本発明1031]
アルツハイマー病、躁病、うつ病、片頭痛、および2型糖尿病からなる群より選択される疾患の予防または治療に利用可能である、本発明1030の薬学的組成物。
[本発明1032]
少なくとも1つの本発明1001の化合物を含む、グリコーゲンシンターゼキナーゼ3β阻害剤。
Figure 2011529903
Figure 2011529903
Figure 2011529903
Figure 2011529903
Figure 2011529903
実施例79
7−ヒドロキシ−N−[3−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル)プロピル]−2−(フラン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド
Figure 2011529903
DMF(5mL)中の2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボン酸(150mg、0.58mmol)の溶液にHATU(0.26g、0.69mmol)、4−(3−アミノプロピル)−1H−ピラゾール−5(4H)−オン(0.17g、1.2mmol)およびDIPEA(0.22g、1.7mmol)を加え、反応混合物を80度で16時間撹拌した。反応混合物を室温まで冷却し、飽和NaHCO水溶液(50mL)で希釈し、酢酸エチル(3×30mL)で抽出した。合わせた有機層を飽和NaCl水溶液(50mL)で洗浄し、濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ(シリカ、0〜15%メタノール/ジクロロメタン)で精製して、所望の生成物(15mg、収率5%)を淡黄色固体として得た:
Figure 2011529903
実施例87
2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−[2−(5−ニトロピリジン−2−イルアミノ)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド
Figure 2011529903
DMF(4mL)中の2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボン酸(0.50g、2.0mmol)の懸濁液にN−(5−ニトロピリジン−2−イル)エタン−1,2−ジアミン(0.41g、2.2mmol)、HATU(0.93g、2.5mmol)、DMAP(0.025g、0.20mmol)、およびジイソプロピルエチルアミン(0.79g、6.2mmol)を加え、反応混合物を50度で16時間撹拌した。反応混合物に水(25mL)を加えて反応を停止させ、ジクロロメタン(3×50mL)で抽出した。合わせた有機層をNa SOで乾燥させ、ろ過し、減圧下で濃縮した。粗製残渣をジクロロメタン(10mL)と合わせて粉砕し、生成物の第一バッチを得た。ろ液を濃縮し、フラッシュクロマトグラフィ(シリカ、0〜20%メタノール/ジクロロメタン)で精製し、第一バッチと合わせて、所望の生成物(0.30g、収率36%)を黄色固体として得た:ESI MS m/z 409 [C1916 + H]
実施例91
2−シクロプロピル−N−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド
Figure 2011529903
一般手順Aに従い、2−シクロプロピル−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボン酸(40mg、0.18mmol)を4−アミノフェノール(31mg、0.28mmol)と反応させて、所望の生成物1(18mg、収率32%)を黄褐色固体として得た:
Figure 2011529903
実施例118
7−メトキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−アミン塩酸塩
Figure 2011529903
CHCl(5mL)中の7−メトキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イルカルバミン酸tert−ブチル(0.44g、1.2mmol)の溶液にジエチルエーテル(3.5mL)中の2.0M HClを加え、反応混合物を室温で5時間撹拌した。得られた沈殿物をろ過し、CHCl(2×10mL)で洗浄して、所望の生成物(290mg、収率85)を白色固体として得た:ESI MS m/z 246 [C1211OS + H]
実施例120
(E)−3−(1H−イミダゾール−5−イル)−N−(7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)アクリルアミド
Figure 2011529903
CHCl(12mL)中の(E)−3−(1H−イミダゾール−5−イル)−N−(7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)アクリルアミド(0.20g、0.55mmol)の溶液を0度に冷却し、BBr(1.6g、6.5mmol)を滴加し、反応混合物を室温まで加温し、16時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をメタノール(5mL)中で撹拌し、分取用HPLC(C18シリカ、10〜90%アセトニトリル/水+0.05%TFA)で精製した。所望の画分を濃縮し、イオン交換カラムに通して溶出(メタノールおよびアンモニア中7Nメタノールを用いて)して、所望の生成物(25mg、収率13%)を灰白色固体として得た:
Figure 2011529903
Figure 2011529903
Figure 2011529903
Figure 2011529903

Claims (32)

  1. 式(I)で表される化合物、またはその塩、水和物、溶媒和物、もしくは異性体:
    Figure 2011529903
    式中
    環Aは下記の式で表され、
    Figure 2011529903
    式中
    Xはヒドロキシルまたはハロゲンあり;
    Yはチオフェン−2−イル、フラン−2−イル、シクロプロピル、フェニル、水素、またはシクロペンチルであり;
    Zは5〜10員複素環置換カルボニルアミノであり;かつ
    の位置に−L−(CH−L−Mが存在し;
    式中、Lは−CONH−、−NHCO−、または単結合であり;
    は、単結合、−NH−、−O−、−CH(COOR)−、−CH(CHOH)−、および−CH=CH−らなる群より選択され、ここでRは水素またはC〜Cアルキルであり;かつ
    Mは、5〜14員飽和、不飽和、もしくは芳香族複素環基、C 〜C 14 アリール、C 〜C アルキル、C 〜C アルキルカルボニル、ヒドロキシル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換C 〜C アルキル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換スルホニル、カルボキシル、アミド、 〜C14アリールC〜Cアルキル、C〜C14アリールカルボニル、C〜C14アリールスルホニル、よび−NRからなる群より選択され、ここでRおよびRはそれぞれ独立してC〜Cアルキルであり;
    ここでC〜Cアルキル、C〜Cアルキルカルボニル、C〜C14アリール、C〜C14アリールC〜Cアルキル、C〜C14アリールカルボニル、C〜C14アリールスルホニル、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基、5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換C〜Cアルキル、または5〜14員不飽和もしくは芳香族複素環基置換スルホニルは、A群からそれぞれ独立に選択される1〜3個の置換基で置換されていてもよく;
    ここでA群は、ヒドロキシル、オキソ、ニトロ、アミノ、アミド、ハロゲン、スルファモイル、トリフルオロメチル、p−トルエンスルホニルアミノ、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、C〜Cアルキルカルボニルアミノ、およびC〜Cアルキルスルホニルアミノからなる群より選択され;かつ
    aは0〜5の整数である。
  2. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は単結合であり;かつ
    MはC〜C10アリールであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
  3. Mがフェニル、イミダゾール−1−イル、イミダゾール−2−イル、イミダゾール−5−イル、チオフェン−2−イル、ピロール−2−イル、1,3−チアゾール−2−イル、2−ピラゾリン−4−イル、またはイソオキサゾール−4−イルであり、これらの各々は、B群からそれぞれ独立に選択される1〜2個の置換基で置換されていてもよく;
    ここでB群は、フルオロ、ヒドロキシル、オキソ、アミノ、メチル、メトキシ、およびスルファモイルからなる群より選択される、請求項2記載の化合物。
  4. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は−NH−であり;かつ
    MはC〜Cアルキルであるか、C〜Cアルキルカルボニルであるか、C〜C10アリールカルボニルであるか、C〜C10アリールスルホニルであるか、N、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基で置換されたスルホニルであり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
  5. Mがエチル、イソプロピル、メチルカルボニル、ピリジン−2−イル、フェニルカルボニル、フェニルスルホニル、または4−ピリジルスルホニルであり、これらの各々は、C群からそれぞれ独立に選択される1〜2個の置換基で置換されていてもよく;
    ここでC群は、クロロ、ヒドロキシル、メチル、メチルカルボニルアミノ、メチルスルホニルアミノ、およびp−トルエンスルホニルアミノからなる群より選択される、請求項4記載の化合物。
  6. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は−CH(COOR)−であり、ここでRは水素またはC〜Cアルキルであり;かつ
    MはC〜Cアルキルであるか、C〜C10アリールC〜Cアルキルであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基で置換されたC〜Cアルキルであり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
  7. Mがメチル、フェニルメチル、インドール−3−イルメチル、またはイミダゾール−4−イルメチルであり、これらの各々は、1〜2個のヒドロキシル基で置換されていてもよい、請求項6記載の化合物。
  8. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は−O−であり;かつ
    MはC〜C10アリールであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
  9. Mがフェニルまたはピリジン−2−イルであり、これらの各々は、D群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよく;
    ここでD群は、アミド、ニトロ、トリフルオロメチル、およびp−トルエンスルホニルアミノからなる群より選択される、請求項8記載の化合物。
  10. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は−CH(CHOH)−であり;かつ
    Mは、ヒドロキシル、C〜Cアルキル、C〜C10アリールC〜Cアルキル、ならびにN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和または芳香族複素環基で置換されたC〜Cアルキルからなる群より選択され、
    ここでC〜Cアルキル、C〜C10アリールC〜Cアルキル、および5〜10員不飽和または芳香族複素環基は各々、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
  11. Mがヒドロキシル、フェニルメチル、t−ブチル、またはイミダゾール−5−イルメチルである、請求項10記載の化合物。
  12. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は単結合であり;かつ
    Mは−NRであり;
    ここでRおよびRはそれぞれ独立して、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよいC〜Cアルキルである。
  13. 式(I−II)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−NHCO−であり;
    は−NH−、−CH=CH−、または単結合であり;かつ
    MはC〜C10アリールであるか、またはN、O、およびSからなる群より選択される1〜2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基であり、これらの各々は、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい。
  14. Mが、1もしくは2個のヒドロキシルを有していてもよいフェニルであるか、またはイミダゾール−5−イル基である、請求項13記載の化合物。
  15. 式(I−III)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−または単結合であり;
    は単結合であり;かつ
    Mはアミドであるか、またはA群からそれぞれ独立に選択される1もしくは2個の置換基で置換されていてもよい、N、O、およびSからなる群より選択される1もしくは2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和もしくは芳香族複素環基である。
  16. 式(I−IV)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は単結合であり;かつ
    Mは、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、N、O、およびSからなる群より選択される1または2個のヘテロ原子を有する5〜10員不飽和または芳香族複素環基である。
  17. 式(I−V)または(I−VI)で表される、請求項1記載の化合物:
    Figure 2011529903
    式中
    は−CONH−であり;
    は単結合であり;かつ
    Mは、A群からそれぞれ独立に選択される1または2個の置換基で置換されていてもよい、N、O、およびSからなる群より選択される1または2個のヘテロ原子を有する5〜10員飽和、不飽和、または芳香族複素環基である。
  18. およびLがいずれも単結合であり;
    Mがカルボキシルまたはアミドであり;かつ
    aが0である、請求項1記載の化合物。
  19. Yがチオフェン−2−イルである、請求項1〜16および18のいずれか一項記載の化合物。
  20. Yがフラン−2−イルである、請求項1〜16および18のいずれか一項記載の化合物。
  21. Yがフェニルである、請求項1〜16および18のいずれか一項記載の化合物。
  22. Yがシクロプロピルである、請求項1〜16および18のいずれか一項記載の化合物。
  23. Yがシクロペンチルである、請求項1〜16および18のいずれか一項記載の化合物。
  24. Yが水素である、請求項1〜16および18のいずれか一項記載の化合物。
  25. Zがチオフェン−2−イルカルボニルアミノである、請求項1、17、および18のいずれか一項記載の化合物。
  26. 下記からなる群より選択される、請求項1記載の化合物:
    7−ヒドロキシ−N−[2−(フェニルスルホンアミド)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−[2−(4−クロロフェニルスルホンアミド)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−[2−(5−カルバモイルピリジン−2−イルオキシ)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−(2,4−ジフルオロベンジル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−(4−スルファモイルベンジル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−(3−メトキシフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−[2−(5−アセトアミドピリジン−2−イルアミノ)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−[3−(1H−イミダゾール−1−イル)プロピル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−(4−スルファモイルフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−{2−[5−(メチルスルホンアミド)ピリジン−2−イルアミノ]エチル}−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−[2−(1−メチル−1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−[2−(4−ニトロフェノキシ)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    3−ヒドロキシ−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]プロパン酸メチル、
    N−[2−(ジメチルアミノ)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    (S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸、
    7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−N−[2−(チオフェン−2−イル)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−(2−アセトアミドエチル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−3−(1H−イミダゾール−2−イル)プロピル)−]7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(4−ヒドロキシフェニル)プロパン酸メチル、
    N−[2−(1H−イミダゾール−2−イル)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−フェネチル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−[2−(1−メチル−1H−ピロール−2−イル)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−(チアゾール−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−[3−(5−オキソ−4,5−ジヒドロ−1H−ピラゾール−4−イル)プロピル]−2−(フラン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−(2−(3,5−ジメチルイソオキサゾール−4−イル)エチル)−2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    1−(2−シクロプロピル−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)−3−(4−ヒドロキシフェニル)尿素、
    N−(2−シクロプロピル−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)−2−(4−ヒドロキシフェニル)アセトアミド、
    2−シクロペンチル−4−ヒドロキシ−N−(4−ヒドロキシフェネチル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    N−(4−アミノフェネチル)−2−シクロペンチル−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    4−ヒドロキシ−N−(4−ヒドロキシフェネチル)−2−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    N−(4−アミノフェネチル)−4−ヒドロキシ−2−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    4−ヒドロキシ−N−フェネチル−2−フェニル−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−(3−メトキシフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−(4−フルオロフェネチル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−[2−(ピリジン−4−スルホンアミド)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−[2−(4−メチルベンズアミド)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−(チアゾール−2−イル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−N−[2−(5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イルオキシ)エチル]−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−[2−(ピリジン−2−イルアミノ)エチル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−(4−ヒドロキシフェネチル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−N−{2−[4−(4−メチルフェニルスルホンアミド)フェノキシ]エチル}−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    (S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−イミダゾール−5−イル)プロパン酸、
    (S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−インドール−3−イル)プロパン酸メチル、
    (S)−2−[7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド]−3−(1H−イミダゾール−5−イル)プロパン酸メチル、
    7−ヒドロキシ−N−[3−(2−ヒドロキシエチルアミノ)プロピル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−[3−(イソプロピルアミノ)プロピル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    (S)−7−ヒドロキシ−N−(1−ヒドロキシ−3−フェニルプロパン−2−イル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボン酸、
    (S)−7−ヒドロキシ−N−(1−ヒドロキシ−3,3−ジメチルブタン−2−イル)−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    (R)−7−ヒドロキシ−N−[1−ヒドロキシ−3−(1H−イミダゾール−4−イル)プロパン−2−イル]−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−(3,4−ジヒドロキシベンジル)−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−N−{2−[5−(4−メチルフェニルスルホンアミド)ピリジン−2−イルアミノ]エチル}−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−(3,4−ジヒドロキシフェネチル)−2−(フラン−2−イル)−7−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    2−シクロプロピル−N−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    2−シクロプロピル−4−ヒドロキシ−N−(4−スルファモイルフェネチル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    2−シクロプロピル−N−(4−フルオロフェネチル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    2−シクロプロピル−N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    2−シクロプロピル−N−(2−(ジメチルアミノ)エチル)−4−ヒドロキシ−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−7−カルボキサミド、
    7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−カルボキサミド(実施例番号65)、
    N−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−5−カルボキサミド、
    N−{5−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチルカルバモイル]−2−ヒドロキシフェニル}チオフェン−2−カルボキサミド、
    N−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−7−フルオロ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−カルボキサミド、
    N−[2−(1H−イミダゾール−5−イル)エチル]−7−ヒドロキシ−1H−インドール−3−カルボキサミド、
    (E)−3−(1H−イミダゾール−5−イル)−N−(7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)アクリルアミド、
    N−(7−ヒドロキシ−2−(チオフェン−2−イル)−1H−ベンゾ[d]イミダゾール−4−イル)−3−(1H−イミダゾール−5−イル)プロパンアミド、および
    N−(5−ヒドロキシ−2−(ピペリジン−3−イルカルバモイル)フェニル)チオフェン−2−カルボキサミド。
  27. 請求項2〜15のいずれか一項記載の化合物を調製するための方法であって、
    カルボキシアルキル置換アニリン誘導体をニトリルと酸存在下で反応させる段階;
    中間体アミジンを環化してベンズイミダゾール誘導体を得る段階;
    ベンズイミダゾール誘導体のカルボキシアルキルをけん化する段階;および
    カップリング後にさらに修飾および伸長を行ってもよい、得られたカルボン酸をアミン誘導体とカップリングさせること、またはカップリング後にさらに修飾および伸長を行ってもよい、カルボン酸をアミンに変換し、次いでカルボン酸誘導体とカップリングさせることのいずれかによりアミドを形成して、請求項2〜15のいずれか一項記載のアミド化合物を得る段階
    を含む方法。
  28. 請求項16記載の化合物を調製するための方法であって、
    インドール誘導体をトリフルオロ酢酸無水物で処理してトリフルオロメチルケトンを得る段階;
    加水分解してカルボン酸とする段階;および
    カルボン酸をアミン誘導体とカップリングさせて請求項16記載の化合物を得る段階
    を含む方法。
  29. 請求項17記載の化合物を調製するための方法であって、
    カルボキシアルキル置換アニリン誘導体をカルボン酸誘導体とカップリングさせる段階;
    得られたアミドのカルボキシメチルを加水分解してカルボン酸を得る段階;および
    カルボン酸をアミン誘導体とカップリングさせて請求項17記載の化合物を得る段階
    を含む方法。
  30. 少なくとも1つの請求項1記載の化合物と、薬学的に許容される担体とを含む、薬学的組成物。
  31. アルツハイマー病、躁病、うつ病、片頭痛、および2型糖尿病からなる群より選択される疾患の予防または治療に利用可能である、請求項30記載の薬学的組成物。
  32. 少なくとも1つの請求項1記載の化合物を含む、グリコーゲンシンターゼキナーゼ3β阻害剤。
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