JP2011515233A - 迅速交換型アーバ、ホールカッタ、および方法 - Google Patents

迅速交換型アーバ、ホールカッタ、および方法 Download PDF

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Abstract

小径の迅速交換型および標準的なホールカッタ向けのアーバが提供される。各ホールカッタは、1−1/4インチ未満の外径と、中心開口と、少なくとも1つの駆動ピン凹部とを画定する。アーバは、中心開口内に係合可能な端部部分を含むアーバ本体と、ホールカッタの対応する駆動ピン凹部と係合してホールカッタを回転可能に駆動するための少なくとも1つの駆動ピンを有する駆動部材とを備える。

Description

本発明は、ホールカッタ向けのアーバ、ホールカッタ、および関連する方法に関し、より詳細には、1−1/4インチ未満の外径を画定し、また対応するアーバの駆動部材から駆動されるように適合された比較的小さなホールカッタ向けのアーバ、1−1/4インチ未満の外径を画定するホールカッタ、およびそのようなホールカッタとアーバの比較的迅速な着脱を容易にする関連する方法に関する。
本出願は、2009年3月18日出願の米国特許出願第12/406,724号および2008年3月18日出願の米国特許出願第12/050,844号の国際(PCT)出願である。これらの出願の内容全体を、本開示の一部として本願に引用して援用する。
1−1/4インチ以上の外径を有する先行技術のホールソーは、通常、ねじを切った開口と少なくとも2つの駆動ピン開口とを画定する端部部分を含む。ホールソーは、アーバを介して所望の電動工具または機械に結合され、アーバは、通常、ソーのねじを切った開口に係合するねじを切った端部部分と、ソーの駆動ピン開口内へ延びる駆動ピンを有する駆動ピン板とを含む。この種のホールソーをアーバに取り付けるときは、ソーがアーバ本体に固着して、駆動ピン開口がアーバの駆動ピン板の対応する駆動ピンと位置合わせするまで、ソーをアーバの端部部分上にねじ込む。次いで、駆動ピンが駆動ピン開口内に受け入れられるまで、駆動ピン板をソーの方へ動かす。この構成では、ホールソーは、アーバのねじではなく駆動ピンから駆動され、それによって使用中にソーがアーバのねじ上で動かなくなる可能性、または他の形でねじを損傷する可能性を低減させる。
寸法がより小さいため、1−1/4インチ未満の外径を有する従来のホールソー(すなわち、「小径のホールソー」)およびそのような小径のホールソーを駆動するために使用されるアーバには、それぞれ駆動ピン開口および駆動ピンのための十分な場所がなく、したがってこれらを含まない。したがって、そのようなより小径のホールソーを駆動するために使用される典型的なアーバは駆動ピンを含まず、その結果、通常、アーバのねじを切った端部部分でホールソーを駆動する。この構成の著しい欠点は、使用中にホールソーがねじ上で動かなくなる可能性があり、そのため、ソーをアーバから取り外すのが、不可能でない場合でも極めて困難になるということである。アーバのねじ上で動かなくなったホールソーと直面したとき、ユーザは、アーバをホールソーから分離するという困難で時間のかかる作業を避けるために、アーバを犠牲にする(すなわち、動かなくなったホールソーを取り付けたまま、早まってアーバを処分する)ことを選択する可能性がある。さらに、ホールソーをアーバからうまく取り外した場合でも、動かなくなったホールソーを取り外すという作業の結果、アーバおよび/またはホールソーねじの永久的な損傷を生じる可能性がある。
動かなくなった小径のホールソーを取り外す際にユーザを支援するために、先行技術のホールソーは、アーバのねじ上で動かなくなったときにユーザがレンチなどの工具を用いてそのようなホールソーを取り外すことができるように、ホールソーの端部キャップ上にレンチフラットをもつように工夫されてきた。典型的なそのような1群の先行技術のホールソーを図14に示す。しかし、レンチフラットを含む場合でも、ユーザがソーをアーバから解いて取り外そうとするとき、ホールソーおよび/またはアーバの係合ねじは、修理できないほどねじ山がつぶれ、かつ/または損傷する可能性がある。さらに、本出願人は、小径のホールソーをレンチフラットから駆動する先行技術のいかなる教示または提案も認識していない。また、小径のホールソーをレンチフラットから駆動するようなアーバが工夫された場合でも(そして本出願人が先行技術の何らかのそのような教示または提案を認識していない場合)、多くの様々な寸法の小径のホールソーの間でレンチフラット間の幅は異なり、通常、ホールソーの寸法が増大するにつれて増大するため、このアーバは、すべての寸法の小径のホールソーに適合しているわけではないはずである(すなわち、アーバをフラットから駆動できない可能性がある)。図14に示す例示的な先行技術のホールソー群では、図示のホールソーに対するレンチフラット間の距離は、次のように異なる。
Figure 2011515233
最も一般的な寸法設定の小径のホールソーの3つは、直径7/8インチのホールソー、直径1インチのホールソー、および直径1−1/8インチのホールソーである。理解されるように、例示的な先行技術の1組の小径のホールソーでは、これらの最も一般的なホールカッタは、それぞれ、レンチフラット間の異なる幅または距離を画定する。したがって、そのようなホールソーをレンチフラットから駆動しようとした場合でも(本出願人は、先行技術によって教示または提案されていないと考える)、そのような一般的な寸法のレンチフラットはフラット間の異なる幅を画定するので、同じアーバを使用して異なる寸法設定のホールソーを駆動することはできない。そのような例示的な1組の先行技術の小径のホールソーにおける他のホールソーには、直径11/16インチのホールソー、直径3/4インチのホールソー、直径25/32インチのホールソー、直径13/16インチのホールソー、および直径1−3/16インチのホールソーが含まれる。11/16インチ〜13/16インチの直径を有するこれらのホールソーは、約0.620インチまたは約0.625インチのレンチフラット間の幅を画定し、直径1−3/16インチのホールソーは、約0.995インチのレンチフラット間の幅を画定する。
先行技術の小径のホールソーの別の欠点は、駆動ピンの助けがなければ、特にホールソーが関連するアーバ上に正確にねじ込まれていない場合、アーバは使用中にソーを正しく固着できない可能性があることである。この障害の結果、特に回転速度が高い場合、軸を外れたぐらつきが生じる。軸を外れたぐらつきは、使用中にソーの望ましくない振動をもたらす可能性があり、そのため、ソーの寿命を低減させ、かつ/または許容できないほどの切削の不正確さを招く可能性がある。
先行技術の小径のホールソーの別の欠点は、ホールソーとアーバを螺合したり取り外したりするには、複数の回転が必要とされることである。さらに、ホールソーを取り付けるとき、軸を外れたぐらつき(上記で論じた通り)避けるために、そしてアーバねじおよび/またはホールソーねじのねじ山がつぶれるのを防止するために、ホールソーねじとアーバねじを正しく位置合わせさせて螺合しなければならない。軸を外れたぐらつきやねじ山のつぶれは、アーバおよび/またはホールソーを使用不能にする可能性がある。
したがって、本発明の目的は、先行技術の小径のホールソーおよびアーバの前述の欠点および/または不利益の1つ以上を克服することである。
第1の態様によれば、本発明は、ホールカッタに接続可能であるアーバを対象とし、また本発明のいくつかの実施形態では、標準的なホールカッタにも接続可能であるアーバを対象とする。ホールカッタは、1−1/4インチ未満の外径と、ほぼ中心の開口を画定する端部部分と、中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピン凹部とを画定する。アーバは、ホールカッタの中心開口と係合可能な接続部分をその端部上に含むアーバ本体を備える。アーバ本体上に駆動部材が取り付けられ、アーバ本体に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピンを含む。駆動部材は、係合位置と切断位置の間でアーバ本体に対して軸方向で可動である。係合位置では、少なくとも1つの駆動ピンがホールカッタのそれぞれの少なくとも1つの駆動ピン凹部内に受け入れられ、ホールカッタとアーバを回転可能に駆動する。切断位置では、駆動部材はホールカッタから軸方向に隔置され、駆動ピン(複数可)はそれぞれの駆動ピン凹部(複数可)内に受け入れられない。本発明のいくつかの実施形態では、アーバ本体の接続部分は第1のねじを画定し、またホールカッタの中心開口は、ホールカッタをアーバ本体に接続するように第1のねじと螺合可能である第2のねじを画定する。
本発明のいくつかの実施形態では、アーバ本体および/またはホールカッタは、第1の係合位置と第2の係合位置の間で他方に対して回転可能である。いくつかのそのような実施形態では、第1および第2の係合位置間の回転の角度範囲は、約30°から約180°の範囲内であり、いくつかのそのような実施形態では、回転の角度範囲は約90°である。本発明のいくつかの実施形態では、駆動部材は、そこを通ってアーバ本体を受け入れる開口を画定し、またアーバ本体および駆動部材の相対的な軸方向の運動は可能にするが、相対的な回転運動は防止するように構成される。いくつかの実施形態では、ホールカッタは2つの凹部を備え、また駆動部材は、それぞれの凹部内に受入れ可能な2つの駆動ピンを備える。
本発明のいくつかの実施形態では、少なくとも1つの駆動ピン凹部は第1の実質的に平坦な表面を画定し、また少なくとも1つの駆動ピンは第2の実質的に平坦な表面を画定する。第1および第2の実質的に平坦な表面は、駆動部材が係合位置にあるときは互いに係合して、ホールカッタおよび駆動部材の相対的な回転運動をさらに防止する。
本発明のいくつかの実施形態は、切断位置から係合位置の方向へ駆動部材に常時バイアスをかけるコイルばねなどのバイアス部材をさらに備える。バイアス部材は、ホールカッタを第2の係合位置へ動かす際、駆動部材を係合位置へ自動的に駆動することが好ましい。この特徴の1つの利点は、ホールカッタをアーバに片手で容易に取り付けられるようにし、または他の形でホールカッタとアーバを迅速に容易に着脱できるようにすることである。
本発明の別の態様によれば、ホールカッタの中心開口は、複数の曲線の突起と、これらの突起間に形成された複数の比較的くぼんだ曲線部分とを画定する。アーバの接続部分も同様に、複数の角度をなして延びる突起と、これらの突起間に形成された複数の比較的くぼんだ部分とを画定する。アーバおよび/またはホールカッタは、第1の係合位置と第2の係合位置の間で他方に対して回転可能である。第1の係合位置では、接続部分の突起が中心開口の凹部内に受け入れられ、また中心開口の突起が接続部分のくぼんだ部分内に受け入れられる。第2の係合位置では、接続部分の突起が中心開口の突起と係合される。いくつかのそのような実施形態では、接続部分の突起が第1のねじを画定し、中心開口の突起が第2のねじを画定し、また第1および第2のねじは第2の係合位置で互いに螺合される。いくつかのそのような実施形態では、アーバの接続部分上のねじは、第2の係合位置で、少なくとも1つの駆動ピンとホールカッタの少なくとも1つの駆動ピン凹部を実質的に位置合わせさせるように構成される。いくつかのそのような実施形態では、第1および第2のねじは、これらのねじ間に軸方向の隙間を画定し、そのため第1の係合位置と第2の係合位置の両方で、ホールカッタの端部部分がアーバ本体の停止表面に実質的に接触することができる。いくつかのそのような実施形態では、角度をなして延びる突起の少なくとも1つは、それぞれの中心開口および接続部分の少なくとも1つの他の角度をなして延びる突起より大きなまたは小さな角度範囲を画定し、それによって第1の係合位置だけで、接続部分を中心開口内に受け入れることができる。
別の態様によれば、本発明は、1−1/4インチ未満の外径と、ほぼ中心の開口を画定する端部部分と、中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの凹部とを画定するホールカッタ向けのアーバを対象とする。アーバは、電動工具をホールカッタに駆動して接続するための第1の手段と、ホールカッタの中心開口と解放可能に係合するためのその端部上の第2の手段とを備える。そこを通って第1の手段を受け入れるため、そして第1の手段および第3の手段の相対的な軸方向の運動は可能にするが、相対的な回転運動は防止するための第3の手段が提供される。第3の手段は、ホールカッタの少なくとも1つの凹部内に受け入れるため、そしてホールカッタを回転可能に駆動するための、第1の手段に対して径方向で隔置された少なくとも1つの第4の手段を含む。
いくつかの実施形態では、(i)ホールカッタを第1の手段に接続するために、第1の係合位置と第2の係合位置の間で第1の手段およびホールカッタのうちの少なくとも一方の、他方に対する回転運動を可能にするため、そして(ii)第2の係合位置で少なくとも1つの第4の手段とホールカッタの少なくとも1つの対応する凹部を実質的に位置合わせさせて、ホールカッタに対して軸方向に隔置された切断位置と、少なくとも1つの第4の手段をホールカッタの対応する凹部内に受け入れる係合位置との間で、第2の係合位置にある第1の手段に対する第3の手段の軸方向の運動を可能にするための、第5の手段が提供される。いくつかの実施形態では、切断位置から係合位置の方向へ第3の手段にバイアスをかけるための第6の手段が提供される。
別の態様によれば、本発明は、アーバに取り付けられるホールカッタを対象とする。アーバは、少なくとも1つの雄ねじを切った部分を画定するねじを切った端部部分と、少なくとも1つの駆動ピンをその上に含み、また駆動ピンがホールカッタと係合する係合位置と、駆動ピンがホールカッタから切断される切断位置との間で、アーバに対して軸方向で可動な駆動部材とを含む。ホールカッタは、1−1/4インチ未満の外径を画定するブレード本体と複数の切削歯によって画定された切削縁部とを含むブレードを備える。ホールカッタの端部部分は、ブレード本体に固定され(fixedly secured)、また少なくとも1つの雌ねじを切った部分をその周辺部分上に含むことが好ましいほぼ中心の開口と、この中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピン凹部とを画定する。本発明のいくつかの実施形態では、雌ねじを切った部分は、アーバの雄ねじを切った部分と協働して、(i)リード雄および雌ねじが互いに係合または実質的に係合して、互いに対して第1の軸方向の隙間を画定する第1の係合位置と、(ii)第1の係合位置に対して角度をなして隔置された第2の係合位置とを画定する。第2の係合位置では、雄および雌ねじは互いに係合して、第1の軸方向の隙間より小さな第2の軸方向の隙間を画定し、また駆動ピン凹部は、駆動部材が係合位置に位置する状態で駆動ピンを受け入れるように、アーバのそれぞれの駆動ピンと位置合わせされる。
アーバは停止表面をさらに画定し、また第2の係合位置では、ホールカッタの端部部分が停止表面に接触することが好ましい。いくつかの実施形態では、雌ねじを切った部分は、雄ねじを切った部分に対して軸方向の隙間を画定し、そのため第1の係合位置と第2の係合位置の両方で、ホールカッタの端部部分はアーバの停止表面に実質的に接触することができる。いくつかの実施形態では、アーバの接続部分は、複数の角度をなして延びる突起と、これらの突起間に形成された複数の比較的くぼんだ部分とを画定し、またホールカッタの中心開口は、複数の角度をなして延びる突起と、これらの突起間に形成された複数の比較的くぼんだ部分とを画定する。第1の係合位置では、アーバ接続部分の突起が中心開口の凹部内に受け入れられ、また中心開口の突起がアーバ接続部分のくぼんだ部分内に受け入れられる。第2の係合位置では、アーバ接続部分の突起が中心開口の突起と係合される。いくつかのそのような実施形態では、角度をなして延びる突起の少なくとも1つは、それぞれの中心開口および接続部分の少なくとも1つの他の角度をなして延びる突起より大きなまたは小さな角度範囲を画定し、それによって第1の係合位置だけで、接続部分を中心開口内に受け入れることができる。
本発明のいくつかの実施形態では、少なくとも1つの駆動ピン凹部は、第1の実質的に平坦な表面を画定し、また少なくとも1つの駆動ピンは、駆動部材が係合位置にあるときに第1の実質的に平坦な表面と係合する第2の実質的に平坦な表面を画定する。いくつかのそのような実施形態では、少なくとも1つの駆動ピン凹部は、ホールカッタの端部部分を通って切削縁部に対して内方へ軸方向に隔置された点から軸方向に延びる。
別の態様によれば、本発明は、アーバに取り付けられるホールカッタを対象とする。アーバは、少なくとも1つの雄ねじを切った部分を画定するねじを切った端部部分と、少なくとも1つの駆動ピンをその上に含み、また駆動ピンがホールカッタと係合する係合位置と、少なくとも1つの駆動ピンがホールカッタから切断される切断位置との間で、アーバに対して軸方向で可動な駆動部材とを含む。ホールカッタは、孔を切削して1−1/4インチ未満の外径を画定するための第1の手段と、第1の手段をアーバに解放可能に接続するためにホールカッタの端部部分内に形成されたほぼ中心の開口とを備える。第2の手段は、中心開口に対して径方向で隔置され、またホールソーとアーバを回転可能に駆動するために、係合位置でアーバのそれぞれの駆動ピンと係合可能である。
本発明のいくつかの実施形態では、ホールカッタは、中心開口に、第1の係合位置でアーバの端部部分と係合して第1の軸方向の隙間をその間に画定し、第1の係合位置と第1の係合位置に対して角度をなして隔置された第2の係合位置との間で、ホールカッタおよびアーバ本体のうちの少なくとも一方の、他方に対する相対的な回転運動を可能にし、そして第1の軸方向の隙間より小さな第2の軸方向の隙間をその間に画定するための第3の手段を含む。第2の係合位置では、第2の手段は、駆動部材が係合位置に位置する状態で少なくとも1つの駆動ピンを受け入れるように、アーバの少なくとも1つの駆動ピンと位置合わせされる。
別の態様によれば、本発明は、
(i)1−1/4インチ未満の外径を画定するホールカッタに接続可能である接続部分を含むアーバを提供するステップを含む方法を対象とする。ホールカッタは、ほぼ中心の開口を画定する端部部分と、中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピン凹部とを含む。アーバは、接続部分と、アーバに対して回転方向ではなく軸方向で可動な駆動部材とを含む。駆動部材は、そこから延びる少なくとも1つの駆動ピンを含む。この方法はまた、
(ii)ホールカッタの中心開口をアーバの接続部分に接続するステップと、
(iii)アーバの接続部分をホールカッタの中心開口内に挿入して第1の係合位置を画定するステップと、
(iv)少なくとも1つの駆動ピンとホールカッタの少なくとも1つの対応する駆動ピン凹部を実質的に位置合わせさせるステップと、
(v)ホールカッタに対して軸方向に隔置された切断位置と、少なくとも1つの駆動ピンをホールカッタの対応する駆動ピン凹部内に受け入れる係合位置との間で、アーバに対して駆動部材を動かし、またはアーバに対する駆動部材の軸方向の運動を可能にするステップと、
(vi)ホールカッタとアーバの少なくとも1つの駆動ピンを回転可能に駆動するステップとを含む。
いくつかの実施形態では、この方法は、複数の角度をなして延びる突起およびこれらの突起間に形成された複数の凹部をその周辺部に沿って画定するほぼ中心の開口を含む迅速交換型ホールカッタを提供するステップと、複数の角度をなして延びる突起およびこれらの突起間に形成された複数の凹部を画定する接続部分を有するアーバを提供するステップと、第1の係合位置で、接続部分の突起および中心開口の突起のうちの少なくとも一方を他方の凹部内に挿入するステップと、第1の係合位置から第2の係合位置へ、ホールカッタおよびアーバ本体のうちの少なくとも一方を他方に対して回転させて、接続部分および中心開口の突起のうちの少なくとも一方を他方と係合させるステップとをさらに含む。
本発明のいくつかの実施形態は、切断位置から係合位置の方へ、駆動部材に常時バイアスをかけるステップと、第1の係合位置から第2の係合位置へホールカッタを動かす際に、係合位置へ駆動ピン部材に自動的にバイアスをかけ、少なくとも1つの駆動ピンを対応する駆動ピン凹部内へ駆動して、ホールカッタをアーバに固着させるステップとをさらに含む。
別の態様によれば、本発明は、複数のホールカッタを対象とし、各ホールカッタは、1−1/4インチ未満のそれぞれの外径を画定するブレード本体と、複数の切削歯によって画定された切削縁部とを含むブレードを備える。切削縁部の反対側の各ホールカッタの基部部分は、アーバの対応するねじを切った端部部分と螺合するように適合されたねじを切った開口を画定する。基部部分は、互いに対してねじを切った開口の実質的に反対側でねじを切った開口に対して径方向で隔置され、またこれらの駆動表面間の距離を画定する少なくとも2つの駆動表面を含む。複数のホールカッタは、それぞれ約7/8インチ、約1インチ、および約1−1/8インチである互いに対して異なる外径を画定するブレード本体を有する2つのホールカッタを含み、また駆動表面間の距離は、複数のホールカッタのそれぞれに対して実質的に同じである。
本発明のいくつかの実施形態では、複数のホールカッタは3つのホールカッタを含み、1つのホールカッタは約7/8インチの外径を画定するブレード本体を含み、別のホールカッタは約1インチの外径を画定するブレード本体を含み、別のホールカッタは約1−1/8インチの外径を画定するブレード本体を含む。本発明のいくつかの実施形態では、複数のホールカッタは、追加の外径を画定するブレード本体を有する複数のホールカッタを含み、追加の外径は、約9/16インチ、約5/8インチ、約11/16インチ、約3/4インチ、約25/32インチ、約13/16インチ、約15/16インチ、約1−1/16インチ、および約1−3/16インチを含む群から選択される。本発明のいくつかの実施形態では、複数のホールカッタのうちの各ホールカッタのブレード本体の外径は、複数のホールカッタ内の他のすべてのホールカッタのブレード本体の外径とは異なる。
別の態様によれば、本発明は、複数のホールカッタを対象とする。各ホールカッタは、ねじを切った端部部分と少なくとも2つの駆動部材とを含むアーバに取り付けられ、少なくとも2つの駆動部材は、ねじを切った端部部分に対して径方向で隔置され、また(i)駆動部材がそれぞれのホールカッタと係合してホールカッタを回転可能に駆動する係合位置と、(ii)駆動部材がホールカッタから切断される切断位置との間で、ねじを切った端部部分に対して回転方向ではなく軸方向で可動である。各ホールカッタは、1−1/4インチ未満のそれぞれの外径を画定するブレード本体と、複数の切削歯によって画定された切削縁部とを含むブレードを備える。切削縁部の反対側に位置する各ホールカッタの基部部分は、アーバのねじを切った端部部分と螺合するように適合されたねじを切った開口を画定する。基部部分は少なくとも2つの駆動表面をさらに含み、少なくとも2つの駆動表面は、互いに対してねじを切った開口の実質的に反対側で、ねじを切った開口に対して径方向で隔置され、またこれらの駆動表面間の距離を画定する。各駆動表面は、ホールカッタを回転可能に駆動するために、係合位置でアーバのそれぞれの駆動部材と係合する。複数のホールカッタは、それぞれ約7/8インチ、約1インチ、および約1−1/8インチである互いに対して異なる外径を画定するブレード本体を有する2つのホールカッタを含み、また駆動表面間の距離は、複数のホールカッタのそれぞれに対して実質的に同じである。
本発明のいくつかの実施形態では、複数のホールカッタは3つのホールカッタを含み、1つのホールカッタは約7/8インチの外径を画定するブレード本体を含み、別のホールカッタは約1インチの外径を画定するブレード本体を含み、また別のホールカッタは約1−1/8インチの外径を画定するブレード本体を含む。本発明のいくつかの実施形態は、約9/16インチ、約5/8インチ、約11/16インチ、約3/4インチ、約25/32インチ、約13/16インチ、約15/16インチ、約1−1/16インチ、および約1−3/16インチを含む群から選択された追加の外径を画定するブレード本体を有する複数のホールカッタをさらに備える。
別の態様によれば、本発明は、複数のホールカッタを対象とする。各ホールカッタは、ねじを切った端部部分と少なくとも2つの駆動部材とを含むアーバに取り付けられ、少なくとも2つの駆動部材は、ねじを切った端部部分に対して径方向で隔置され、また(i)駆動部材がそれぞれのホールカッタと係合してホールカッタを回転可能に駆動する係合位置と、(ii)駆動部材がホールカッタから切断される切断位置との間で、ねじを切った端部部分に対して回転方向ではなく軸方向で可動である。各ホールカッタは、孔を切削して1−1/4インチ未満の外径を画定するための第1の手段と、第1の手段をアーバのねじを切った端部部分に螺合するための第2の手段と、係合位置でアーバのそれぞれの駆動部材と係合するため、そしてホールカッタとアーバを回転可能に駆動するために、互いに対して第2の手段の反対側で径方向で隔置され、その間の距離を画定する1対の第3の手段とを備える。複数のホールカッタは、互いに対して異なる外径を画定する第1の手段を有する2つのホールカッタを含み、各外径は、約7/8インチ、約1インチ、および約1−1/8インチのうちの1つであり、また第3の手段間の距離は、複数のホールカッタのそれぞれに対して実質的に同じである。
本発明のいくつかの実施形態では、第1の手段は、それぞれの外径を画定するホールカッタブレードであり、第2の手段は、ねじを切った開口であり、また各第3の手段は駆動表面であり、他方の駆動表面に対してねじを切った開口の反対側に位置する。
本発明の1つの利点は、1−1/4インチ未満の外径を有するホールソーをアーバねじではなく駆動ピンから駆動して、ソーが使用中にアーバねじ上で動かなくなるのを防止できることである。本発明のいくつかの現在好ましい実施形態の別の利点は、ホールカッタとアーバを比較的迅速に着脱できることである。本発明のいくつかの現在好ましい実施形態のさらに別の利点は、1つのアーバが迅速交換型ホールカッタと標準的なホールカッタの両方を許容できることである。
本発明の別の利点は、所与の組または集合内に含まれるすべての寸法の小径のホールカッタを同じアーバの駆動ピンから駆動できることである。
本発明および/またはその現在好ましい実施形態の他の目的、利点、および特徴は、現在好ましい実施形態についての以下の詳細な説明および添付の図面を見れば、より容易に明らかになるであろう。
本発明の一実施形態による小径のホールカッタ向けのアーバの斜視図である。 図1のアーバの分解斜視図である。 図1のアーバの側面図である。 図1のアーバの横断面図である。 ホールカッタが取り外された状態の、図1のアーバの斜視図である。 図5のアーバの上面図である。 図1のアーバのアーバ本体の側面図である。 図7のアーバ本体の正面図である。 図1のアーバの駆動部材の斜視図である。 図9の駆動部材の底面図である。 本発明の小径のホールカッタの一実施形態の端部部分の上面図である。 アーバ本体の端部部分と位置合わせされてその上に取り付ける準備のできたホールカッタを示す、図1のアーバの側面図である。 ホールカッタおよびアーバ本体が第1の係合位置にある状態を示す、図12Aのアーバの側面斜視図である。 ホールカッタおよびアーバ本体が第1および第2の係合位置間にある状態を示す、図12Bのアーバの側面斜視図である。 ホールカッタとアーバ本体が第2の係合位置で完全に係合された状態を示す、図12Cのアーバの側面図である。 標準的なホールカッタのねじ形式を実線で示し、本発明の現在好ましい実施形態による専用ホールカッタのねじ形式を破線で示す、幾分概略的な図である。 レンチフラットを含む複数の先行技術の小径のホールカッタの側面斜視図である。 本発明による複数の小径のホールカッタの側面斜視図である。 図15に示すホールカッタの底面図である。
図1から9では、本発明を実施するアーバを、全体として参照番号10で示す。アーバ10は、小径のホールカッタとともに使用することができる。そのような小径のホールカッタは、ASME B94.54−1999規格に準拠し、またそのようなASME規格によれば、1−1/4インチ未満の外形を有する。「ホールカッタ」という用語は、本明細書では、ホールソー、板金ホールカッタなど、加工物内に孔を切削するための多数の様々なタイプの切削工具のいずれかを意味し、「小径のホールカッタ」という用語は、本明細書では、1−1/4インチ未満の外形を有するブレードを含むそのようなホールカッタを指し、また「アーバ」という用語は、本明細書では、ドリルなどの電動工具上でホールカッタなどの回転する工具を支持するための多数の様々なタイプのデバイスのいずれかを意味し、またそれだけに限定されるものではないが、マンドレルをさらに含む。
たとえば図2および11に示すように、典型的な小径の迅速交換型ホールカッタ11はブレード本体12を含み、ブレード本体12は、一方の端部に切削縁部13と、切削縁部の反対側の他方の端部に端部部分または端板14とを含む。ホールカッタ11は、少なくとも1つの駆動ピン凹部15を画定する。「凹部」という用語は、本明細書では、任意の圧痕、くぼんだ表面、開口、ポケット、アルコーブ、凹面、後退している部分、もしくは空間、またはホールカッタを回転可能に駆動するために、駆動ピンなどの対応する凸部をその中に受け入れかつ/もしくは係合することが可能である任意の他のそのようなフィーチャを意味する。図示の実施形態では、ホールカッタ11は2つの駆動ピン凹部15を画定し、駆動ピン凹部15はそれぞれ、端部部分14を通って(端部部分14を含む)切削縁部13から内方へ軸方向に隔置された点から軸方向に延びる。いくつかのそのような実施形態では、凹部15は、それぞれの駆動ピン34(以下にさらに詳細に説明)の対応する平坦な表面36と係合する第1の実質的に平坦な表面16を画定する。いくつかのそのような実施形態では、ホールカッタ11は、2つの直径に沿って反対側の凹部15を画定するが、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、ホールカッタ11は、多数の様々な構成のいずれかをとることができ、また任意の形式の対応する駆動ピン34と係合可能である多数の様々な構成のいずれかをとることができる任意の数の凹部15を含むことができる。ホールソー11の切削縁部13は、アーバ10およびホールカッタ11を回転可能に駆動すること、そして回転可能に駆動される切削歯を加工物内へ動かすことによって、加工物内に孔を切削するための複数の切削歯(図示せず)を画定する。端部部分14は、端部部分14を通って延びるほぼ中心の開口17を画定する。以下にさらに説明するように、迅速交換型ホールカッタでは、中心開口17は、アーバ10の接続端部部分22と螺合するように互いに対して角度をなして隔置される複数の高くしたねじを切った部分18と、これらのねじを切った部分間に位置する複数のくぼんだねじを切っていない部分19とを画定する。
従来のまたは標準的な小径のホールカッタまたはソー(すなわち、1−1/4インチ未満の外形を有するホールカッタまたはソー)では、ホールカッタの端部部分内の中心開口は、開口の円周の周りに延びる連続するまたは実質的に連続するねじを画定する。そのような標準的なホールカッタは、ASME B94.54−1999規格に準拠し、またASME規格によれば、標準的な1/2−20 UNF−2Bねじを画定する。したがって、「標準的」なまたは「従来」のホールカッタという用語は、本明細書では、そのようなねじを切った開口を有するホールカッタを意味し、「迅速交換型」ホールカッタという用語は、本明細書では、そのような従来のねじを切った開口を含まないが、複数の高くした係合部分とこれらの係合部分間に位置する複数のくぼんだ部分など、以下にさらに説明するホールカッタとアーバの迅速交換型の取付けを容易にするための1つ以上のフィーチャを画定する接続開口を含むホールカッタを意味する。
図2、7、および8に最もよく示すように、アーバ10は、パイロットビット27を受け入れるための軸方向に延びるパイロットビット開口26を画定する軸方向に細長いアーバ本体20を備える(図13)。図示の実施形態には、標準的なパイロットビット(すなわち、工具を使わずにビットをアーバへ取り付けることができるようにするためのフィーチャを含まないパイロットビット)を示すが、アーバ10は、迅速交換型パイロットビット(すなわち、工具を使わずにビットをアーバへ取り付けることができるようにするためのフィーチャを含むパイロットビット)を許容するように構成できることに留意されたい。アーバ本体20は、停止表面または肩部22を画定する本体部分21と、停止表面22から軸方向に延びる端部部分23とを含む。以下にさらに説明するように、アーバの端部部分23は、アーバ本体20をホールカッタに固着させるように、ホールカッタ11の中心開口17(図4)内に係合可能である。図示の実施形態では、以下にさらに説明するように、端部部分23は、ホールソーの中心開口17と螺合するが、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、現在知られている、または今後知られることになる多数の他の接続機構またはフィーチャのいずれかを等しく用いることができる。図8に見られるように、アーバの本体部分21は、「2重D」断面構成(すなわち、1対の対向する実質的に平坦な側面と、これらの側面間に延びる1対の対向する実質的に曲線の側面)を画定するが、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、この構成は例示のみを目的とし、現在知られている、または今後知られることになる多数の他の形状および/または構成を等しく使用することができる。端部部分23の反対側のアーバ本体20上に、駆動シャンク28が形成される。図示の実施形態では、駆動シャンク28は、当業者には知られているタイプの迅速解除型の電力駆動シャンクである。しかし、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、シャンク28は、多数の様々なタイプのシャンク、またはシャンク28の機能を実行するための現在知られている、もしくは今後知られることになる他の構造のいずれかの形式をとることができる。
図1〜6および9〜10に概して示すように、アーバ10は、そこを通って延びる開口32を画定する駆動部材30をさらに含む。開口32は、アーバ本体20を受け入れてアーバ本体の本体部分21と係合するように構成され、したがって駆動部材30は、アーバ本体20に対して回転できなくなるが、ホールカッタ11と係合する第1または係合位置(図1)と、ホールカッタ11から切断される第2または切断位置(図12A)との間で、アーバ本体上を軸方向で可動である。図10に最もよく示すように、開口32は、アーバ本体20の本体部分21と噛合するための「2重D」構成を画定するが、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、この構成は例示のみを目的とし、現在知られている、または今後知られることになる多数の他の形状および/または構成を等しく使用することができる。駆動部材30は、第1の表面または軸受け表面31と、表面31から軸方向に延びる少なくとも1つの駆動ピン34とをさらに含む。「駆動ピン」という用語は、本明細書では、ホールカッタ上の対応する凹部と係合してホールカッタを回転可能に駆動するための任意の凸部を意味する。本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、少なくとも1つの駆動ピン34は、現在知られている、または今後知られることになる多数の様々な形状および/または構成のいずれかをとることができる。たとえば、駆動ピンは、円筒形、円形、もしくは他の曲線の形状、または方形、正方形、もしくは他の直線の形状、あるいは任意のそのような形状の組合せをとることができ、また、対応するくぼんだ表面と係合する平面または突起(または逆も同様である)など、ホールカッタの係合および/または駆動を容易にするための表面フィーチャを含むことができる。図示の実施形態では、駆動ピン34は、実質的に方形の断面形状を画定し、第1の表面31から軸方向に延び、直径に沿って反対側に位置し、また開口32に対して径方向で隔置される。各駆動ピン34は、駆動部材30が図1、3、および12Dに示す係合にあるとき、ホールカッタ11の対応する駆動ピン凹部15内に受け入れられ、また駆動部材が図12A〜Cに示す切断位置にあるとき、ホールカッタ11のそれぞれの凹部15から移動される。いくつかの実施形態では、各駆動ピン34は第2の実質的に平坦な表面36を画定し、第2の実質的に平坦な表面36は、駆動部材30が係合位置にあってあらゆる相対的な回転運動を実質的に防止し、または駆動ピンとホールカッタの間で遊ぶとき、ホールカッタ11内の対応する駆動ピン凹部15の第1の実質的に平坦な表面16に対向して係合する。図示の実施形態では、駆動部材30は、2つの直径に沿って反対側の駆動ピン34を含むが、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、駆動部材30は、多数の様々な構成のいずれかをとることができ、またホールカッタを回転可能に駆動するための任意の数の駆動ピン34を含むことができる。
図2に示すように、バイアス部材40は、切断位置から係合位置の方向へ駆動部材30にバイアスをかける。図示の実施形態では、バイアス部材40はコイルばねである。以下にさらに詳細に説明するように、使用中に軸を外れたぐらつきや望ましくない振動を実質的に防止するように、駆動ピン34と対応する駆動ピン凹部15が位置合わせされた状態で配置されてホールカッタ11を支持するとき、バイアス部材40は、係合位置の方へ駆動部材30に常時バイアスをかける。この特徴の1つの利点は、ホールカッタ11をアーバ10に片手で容易に取り付けられるようにし、または他の形でホールカッタとアーバを迅速に容易に着脱できるようにすることである。以下にさらに説明するように、本発明の現在好ましい実施形態では、駆動部材30は、ホールカッタ11の端部部分14に当接または実質的に当接する。
本発明の図示の実施形態では、アーバ10は、迅速交換型ホールカッタと標準的なホールカッタの両方を受け入れて取り付けるように適合される。しかし、迅速交換型ホールカッタだけを取り付けるように適合されたアーバでも、本発明および本発明の態様を実施することができる。標準的な小径のホールカッタ(図示せず)では、ホールカッタ(上述のASME規格に従って1/2−20 UNF−2Bねじを画定する)の端板内のねじを切った開口は、アーバ本体20の端部部分23と螺合して、アーバ本体をホールカッタに固着させる。一方、迅速交換型ホールカッタ11では、図10に概して示すように、端部部分14内の中心開口17は、開口の円周に沿って互いに対して角度をなして隔置された複数の曲線の突起18と、突起18間に位置する複数の曲線の凹部19とを画定する。曲線の突起18は雌ねじを画定し、これらの雌ねじは、アーバ本体20の端部部分23上に形成された対応する雄ねじと螺合する。より具体的には、図7および8に示すように、アーバ本体20の端部部分23は、径方向で外方へ突出して端部部分23の円周の周りで互いに対して角度をなして隔置された、複数の角度をなして延びる曲線のアーバ突起24と、突起24間に位置する複数の角度をなして延びる凹部または平面25とを画定する。図示の実施形態では、アーバ本体20上の突起24およびホールカッタ11上の対応する突起18の1つ以上は、他の突起より大きなまたは小さな角度範囲を画定し、したがって1つの第1の係合位置だけで、迅速交換型ホールカッタをアーバ本体の端部部分23に嵌合することができ、またその第1の係合位置では、第1の係合位置から第2の係合位置へ動かしたとき、リード雄および雌ねじを正しく係合させることができる。同様に、図11のホールカッタ11の端部部分14は、反対側の第2の凹部19より大きな角度範囲を画定する第1の凹部19を含む。したがって、第1の係合位置では、第1の凹部19は第1の突起24を受け入れ、第2の凹部19は第2の突起24を受け入れ、またこれは、アーバの端部部分23をホールカッタ11の中心開口17内に受け入れることができる唯一の位置である。この第1の係合位置では、第1および第2の係合位置間でホールカッタ11およびアーバ本体20の少なくとも一方を他方に対して動かすと、アーバ10およびホールカッタ11のそれぞれの突起のリードねじが係合する。カッタ11の中心開口17およびアーバ本体20の端部部分23の対向するねじを切った突起の角度範囲が異なるため、1つの位置だけで端部部分23を中心開口17内に受け入れることができ、またその位置では、第1および第2の係合位置間でホールカッタおよび/またはアーバ本体を他方に対して動かしたとき、リード雄および雌ねじを係合させることができる。望ましい場合、または別法として、ホールカッタおよび/またはアーバは、第1の係合位置内で孔をアーバに確実に取り付けるために、アーバの接続部分に対してホールカッタの中心開口17の位置を適応させるように位置合わせまたは他の形で使用できる視覚的な印をその上に含むことができる。
図12Aから12Dに示すように、ホールカッタ11をアーバ本体20に取り付けるために、アーバ本体20の端部部分23上の突起24は、ホールカッタの中心開口17の、それに対応して寸法設定された凹部19と位置合わせされる。次いで、ホールカッタの端部部分14がアーバ本体20の肩部(または、停止表面)22に隣接、実質的に接触、または接触するまで、ホールカッタ11をアーバ本体20の端部部分23の上へ滑り込ませ(または、逆も同様である)、それによってホールカッタおよびアーバ本体を第1の係合位置に配置する。上述のように、この位置では、アーバ本体のリード雄ねじとホールカッタのリード雌ねじは、少なくとも一方を他方に対して回転させると係合させることができる。次いで、ホールカッタ11を、第1の係合位置から第2の係合位置へ、アーバ本体20に対して回転させて(もしくは、アーバ本体をホールカッタに対して回転させ、またはホールカッタとアーバ本体の両方を反対の方向に回転させる)、アーバ本体の端部部分23の雄ねじを切った突起24とホールカッタの対応する雌ねじを切った突起18を螺合させ、それによってホールカッタをアーバ本体に固定させる。
図示の実施形態では、アーバ本体突起24の雄ねじおよびホールカッタ突起18の雌ねじは、ホールカッタおよび/またはアーバ本体を第1の係合位置から第2の係合位置へ回転させるとき、駆動部材30の駆動ピン34とホールカッタの凹部15が第2の係合位置で実質的に位置合わせするように構成(または、「クロック」)される。これにより、駆動ピン34を対応する駆動ピン凹部15内に軸方向に受け入れることができる。そのような一実施形態では、第1の実質的に平坦な表面16と第2の実質的に平坦な表面36も係合し、ホールカッタをアーバにさらに固着させて、駆動部材30に対するホールカッタの回転運動を防止する。好ましい実施形態では、突起24の雄ねじおよび突起18の雌ねじは、ホールカッタ11および/またはアーバ本体20を第2の係合位置へ回転させると、ホールカッタの端部部分14がアーバ本体の肩部28に接触または実質的に接触するように構成され、そのため肩部28は、使用中にホールカッタと係合してホールカッタをさらに支持することができる。本発明の図示の実施形態では、突起24の雄ねじと突起18の雌ねじの間には、第1の係合位置でホールカッタ11の端部部分14がアーバ本体20の肩部28に接触または実質的に接触でき、そして第1および第2の係合位置間の回転中、ホールカッタの端部部分14が肩部28に接触または実質的に接触したままの状態を維持できるのに十分な軸方向の隙間があり、したがって第2の係合位置では、端部部分14がアーバ本体20の肩部22に接触または実質的に接触する。第1および第2の係合位置間の回転中、ねじは、ホールカッタ11を肩部22の方へ軸方向に内方へ駆動し(または、逆も同様である)、したがって第2の係合位置では、ねじ間の軸方向の隙間を実質的に除去または除去する傾向がある。
上述のように、本発明の現在好ましい実施形態の1つの利点は、アーバのねじを切った端部部分23が、上述のように(i)迅速交換型ホールカッタまたは(ii)標準的なホールカッタのどちらとも螺合可能であることである。アーバ本体20の端部部分23上のねじを切った突起24の組合せは、上記で定義した1−1/4インチ未満の直径を有する標準的なホールカッタ上の雌ねじ(すなわち、1/2−20 UNF−2Bねじ)と係合するための断続的であるが連続するねじパターンを形成する。したがって、標準的なホールカッタをアーバ本体に取り付けるために、標準的なホールカッタキャップ内のねじを切った開口は、アーバ本体のねじを切った端部部分23を覆うように嵌合され、またホールカッタおよびアーバ本体のうちの少なくとも一方は、他方に対して回転してねじと係合する。次いで、ホールカッタおよび/またはアーバは他方に対して回転してねじとさらに係合し、またホールカッタの端部部分14を軸方向に動かして、アーバ本体の肩部28と係合させる。しかし、迅速交換型ホールカッタとは異なり、標準的なホールカッタがアーバに螺合されたとき、駆動部材30は下方の切断位置に留まり、またそれぞれの駆動ピンの上面38は、標準的なホールカッタの端部部分に接触するが、係合しない。
本発明の現在好ましい実施形態では、第1および第2の係合位置間のホールカッタ11および/またはアーバ10の相対的な回転は、約10度〜約180度の範囲内であり、好ましくは約30度〜約120度の範囲内であり、また最も好ましくは約40度〜約100度の範囲内である。図示の実施形態では、第1および第2の係合位置間の相対的な回転は約90度である。しかし、本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、これらの角度範囲および角度は例示のみを目的とし、多数の他の角度および/または角度範囲を等しく用いることができる。
図13に概して示すように、本発明の現在好ましい実施形態のアーバおよびホールカッタは、専用ねじ形式を画定する。この専用ねじ形式は、アーバの端部部分を迅速交換型ホールカッタと標準的なホールカッタの両方と螺合させることができ、第1および第2の係合位置の両方で、迅速交換型ホールカッタをアーバの肩部と係合または実質的に係合させることができ、そして第2の係合位置では、アーバの駆動ピンとホールカッタの駆動ピン凹部を位置合わせまたは実質的に位置合わせさせるように調整される。上述のように、1−1/4インチ未満のホールソー直径を有する標準的なホールカッタは、1/2−20 UNF−2Bねじを画定する。したがって、本発明の現在好ましい実施形態の専用ねじ形式は、この標準的なねじ形式に基づいて、そのような標準的なねじでアーバをホールカッタに取り付けることができるが、専用ねじ形式はまた、前述の迅速交換型ホールカッタを取り付けることができるように、標準的なねじ形式とは異なる。本発明の現在好ましい小径のホールカッタの実施形態は、「1/2−20専用ねじ」を画定する。各専用ねじは、それぞれの標準的なねじ形式と同様に、ねじの高さ「H」、ピッチ「P」、および先端角「β」を画定するが、異なる軸方向の隙間「a」、谷「R」、および山「C」を画定する。図示の実施形態では、次のように、専用ねじ形式は標準的なねじ形式とは異なる。
Figure 2011515233
各専用ねじ形式に対する最小の隙間「a」は、式a=((1/ピッチ)/360)×Dに従って決定されることが好ましい。上式で、Dは第1および第2の係合位置間の回転度に等しい。たとえば、下表に示すように、ホールカッタが2つのねじを切った突起18(または「ローブ」)を含む場合、第1および第2の係合位置間で90°回転し、ホールカッタが3つのローブを含む場合、第1および第2の係合位置間で60°回転し、ホールカッタが4つのローブを含む場合、第1および第2の係合位置間で45°回転し、以下同様である。最小の軸方向の隙間「a」は、第2の係合位置で駆動ピンとホールカッタ内のそれぞれの駆動ピン凹部を位置合わせまたは実質的に位置合わせさせて、駆動ピンを係合位置へ動かすことができるように、ねじを調整するように設定される。以下の表は、1/2−20専用ねじ形式に対する例示的な最小の近似の隙間「a」を列挙する。
Figure 2011515233
本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、これらの最小の隙間は例示のみを目的とし、多数の他の隙間を等しく用いることができる。最小の隙間「a」は、ほぼ上記で定義した通りであることが好ましいが、望ましい場合、隙間は、上記で定義した最小値より大きくすることができる。本発明のいくつかの実施形態では、隙間は、約1から約1−1/2aの範囲内である。たとえば、隙間がそれぞれの最小の隙間「a」より大きい場合、ホールカッタが第2の係合位置に位置するとき、駆動ピンを駆動ピン凹部内へ動かすことができる。一方、隙間が小さすぎてホールカッタを第2の係合位置へ動かすことができず、したがって駆動ピン凹部を動かして駆動ピンと位置合わせさせることができない場合、ホールカッタをアーバに正しく取り付けることができない。
図4、9、および10に概して示すように、駆動部材30は、周辺の軸方向に延びる側壁35と、側壁35の内側に形成された穿孔37(図4)とを画定する。駆動部材30の内側の穿孔37およびアーバ本体20の本体部分21は、第1のバイアス部材40をその中に受け入れて支持するための環状の軸方向に延びる隔室39を画定する。図示の実施形態では、第1のバイアス部材40はコイルばねである。図2および4に最もよく示すように、アーバ10は、アーバ本体20の本体部分21内に形成された溝46に接続可能な保持クリップまたはリング44とブッシング42とを含み、ブッシング42は、ブッシング42の端部表面でクリップ44と係合し、またブッシング42の外面で駆動部材30の穿孔37と摺動可能に係合して、係合位置(図2および12D)と切断位置(図12A)の間で駆動部材30の軸方向の運動を案内する。理解されるように、第1のバイアス部材40は、ブッシング42と駆動部材30の内端部の間で軸方向に嵌合されて、係合位置の方へ外側に、駆動部材に常時バイアスをかける。以下にさらに説明するように、ユーザは、第1のバイアス部材40のバイアスに逆らって駆動部材を切断位置へ後退させるように、駆動部材30を手動で係合させることができ、また第1のバイアス部材が駆動部材を切断位置から係合位置へ駆動できるように、駆動部材を解除することができる。別法として、片手で取り付ける場合、ユーザは、ホールカッタの端部部分14を駆動部材30に押し付け、それに対応してコイルばね40を圧縮し、第1の係合位置でアーバの肩部28にホールカッタを当てることができる。次いで、同じ手でホールカッタを第1の係合位置から第2の係合位置へ回転させると、コイルばねは、駆動部材30を係合位置へ自動的に駆動し、駆動ピン34は、ホールカッタの対応する駆動ピン凹部15内に受け入れられて、ホールカッタとアーバの取付けが完了する。
したがってアーバ10およびその構成要素について説明したが、次に、ホールカッタとアーバを着脱する方法に注目されたい。ドリル(図示せず)などの駆動工具のチャックによってアーバ10の駆動シャンク28を挿入して係合させた状態で、または工具による挿入および係合の前に、エンドユーザは、ホールカッタ11の中心開口17とアーバの端部部分23を位置合わせさせる。小径の迅速交換型ホールカッタを使用する場合、たとえば図12Aに示すように、ホールカッタの凹部18とアーバ本体の突起24を位置合わせさせる。位置合わせさせた後、ホールカッタをアーバ本体20の端部部分23上に嵌合させ、したがってアーバ本体の突起24が対応するホールカッタの凹部18内に受け入れられ、またホールカッタ11の端部部分または基部14は、アーバ本体20の停止表面または肩部28の上またはその周りに置かれる。このステップ中、ユーザは実質的に同時に、第1の(係合された)位置から第2の(切断された)位置へ駆動部材30を動かし、かつ第1のバイアス部材40を圧縮する。この時点で、ホールソーおよびアーバは、図12Bに示すように第1の係合位置にある。図12Bから12Dを参照すると、次いで、ホールカッタ11を第1の係合位置(図12B)から第2の係合位置(図12D)へ回転させ、したがってホールカッタの突起19がそれぞれのアーバ本体の突起24と螺合し、またホールカッタ11をアーバ本体20に解放可能に接続させる。ホールカッタおよびアーバ本体が第2の係合位置にあるとき、ホールカッタの駆動ピン凹部15は、駆動部材30のそれぞれの駆動ピン34と実質的に位置合わせされ、それによって第1のバイアス部材40は、駆動部材30を第2の位置(図12A)から第1の位置(図12D)へ自動的に駆動し、また駆動ピン34をホールソー内の対応する凹部15内へ駆動する。図示の実施形態では、駆動ピン34が対応する駆動ピン凹部15内に完全に受け入れられた状態で、第1および第2の実質的に平坦な駆動ピン表面が係合して駆動部材30に対するホールカッタ11の運動をさらに防止し、したがってたとえば図1に示すように、ホールカッタ11とアーバを完全に係合させて取り付ける。
標準的な小径のホールカッタ(図示せず)を使用する場合、エンドユーザは、カッタの中心開口と、ホールカッタをその上に嵌合するアーバ本体20の端部部分23とを位置合わせさせ、したがって中心開口とアーバ突起24上のねじを螺合させる。迅速交換型ホールカッタと同様に、次いで、標準的なホールカッタを回転させ、ホールカッタをアーバの端部部分に螺合させて、ホールソーをアーバに接続する。しかし、上述のように、駆動部材30は下方の切断位置に留まり、またそれぞれの駆動ピンの上面38は、標準的なカッタの端部部分に接触するが、係合しない。ねじ形式に応じて、標準的なホールカッタは、アーバに取り付けられたとき、アーバ本体20の肩部または停止表面22と完全に係合することもあれば、完全には係合しないこともある。
標準的なまたは迅速交換型のパイロットビットを取り付けるために、ビットは、アーバ本体20内に画定されたパイロットビット開口26内に挿入される。次いで、(i)駆動部材30を把持して物理的に動かすこと、および(ii)ホールカッタをアーバ本体の端部部分上に嵌合させるステップ中に、ホールカッタ11との係合によって駆動部材30を押し下げることのうちの少なくとも1つによって、駆動部材30を動かし、駆動部材30内の留め具開口52とアーバ本体20内の対応する留め具開口54を位置合わせさせる。アーバ本体52内の留め具開口には、ねじを切った留め具56と係合するようにねじを切っている。次いで、留め具56を回転させて、パイロットビットから切断された第1の位置からパイロットビットと係合された第2の位置(図4)へ動かし、それによってアーバ本体20に対するパイロットビット(たとえば、パイロットビット27)の軸方向の運動および回転を防止する。本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、パイロットビットを挿入して駆動部材を動かす順序は重要ではなく、したがって、パイロットビットを挿入する前または後のどちらでも、駆動部材を動かして開口52、54を位置合わせさせることができる。さらに、望ましい場合、アーバは、ホールカッタだけを用いて(パイロットビットを用いない)使用することができ、またはパイロットビットだけを用いて(ホールカッタを用いない)使用することができる。
次に図15〜16を参照すると、本発明の別の実施形態による複数の小径のホールカッタを、全体として参照番号100で示す。図示のホールカッタは、上述のアーバ10などのアーバによって駆動することができ、また上述のホールカッタ11に実質的に類似しており、したがってそれぞれ数字「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、または「6」を前につけた同様の参照番号を使用して、同様の要素を示す。ホールカッタ111、211、311、411、511、および611とホールカッタ11を比較した主な違いは、ホールカッタ111、211、311、411、511、および611が、1対の対向する駆動表面を画定し、また以下にさらに詳細に説明するように、これらの駆動表面間に一定の距離または幅(w)を画定することである。これらの駆動表面は、図示の実施形態ではそれぞれ実質的に平坦な表面166、266、366、466、566、および666である。図15〜16に示すように、各ホールカッタ111、211、311、411、511、611は、それぞれブレード本体112、212、312、412、512、612を含み、それぞれ複数の切削歯129、229、329、429、529、629によって画定されたそれぞれ切削縁部113、213、313、413、513、613と、切削縁部の反対側の他方の端部のそれぞれ基部部分167、267、367、467、567、667とを含む外径を画定する。基部部分は、アーバ10の対応する停止表面22と係合できるそれぞれ基部表面または端部部分114、214、314、414、514、614、およびアーバ10の対応するねじを切った端部部分23と螺合してそれぞれのホールカッタをアーバに固着させるように適合されたそれぞれほぼ中心のねじを切った開口117、217、317、417、517、617を画定する。図示の実施形態では、ブレード本体は、それぞれ約7/8インチ、約15/16インチ、約1インチ、約1−1/16インチ、約1−1/8インチ、および約1−3/16インチの外径を画定する。しかし、ここに示したこれらの寸法は例示のみを目的とし、したがって、本発明は、1−1/4インチ未満の外形を有する、現在知られている、または今後知られることになるすべての寸法の小径のホールカッタを包含することに留意されたい。たとえば、複数のホールカッタは、それだけに限定されるものではないが、約9/16インチ、約5/8インチ、約11/16インチ、約3/4インチ、約25/32インチ、および約13/16インチの外径を画定するブレード本体を有する追加のホールカッタを含むことができる。
前述のように、各カッタ111、211、311、411、511、611それぞれの基部部分167、267、367、467、567、667は、それぞれの中心開口117、217、317、417、517、または617に対して径方向で隔置されたそれぞれ少なくとも2つの対向する駆動表面166、266、366、466、566、666をさらに画定する。図示の実施形態の実質的に平坦な表面は、上述のアーバ10のピン38など、アーバの対応する駆動部材またはピンと係合するように設計される。また、前述のように、対向する駆動表面間の幅(w)は、図示のそれぞれのホールカッタに対して実質的に同じであり、また、所与の複数または1組のホールカッタに含まれる図示しないすべての小径のホールカッタ寸法に対しても実質的に同じである。この構成の1つの利点は、複数のホールカッタ内の各ホールカッタを同じアーバから駆動できることである。距離または幅(w)は、約1/4インチから約1インチの範囲内であることが好ましく、また約3/8インチから約3/4インチの範囲内であることがより好ましい。図示の実施形態では、距離または幅(w)は約5/8インチである。また図示の実施形態では、対向する駆動表面は直径に沿って反対側にあるが、表面の中心点間の距離、または他の形で駆動表面間の距離が、所与の複数のまたは1組のホールカッタ内のすべてのホールカッタ寸法に対して実質的に同じである限り、駆動表面は、円周に沿って、または基部部分の周囲に沿って他の位置に他の形で隔置できることに留意されたい。同じアーバを使用して複数のホールカッタを駆動できるように、所与の複数のホールカッタ内のすべてのホールカッタ寸法に対する追加の表面対間の距離または幅(w)が実質的に同じである限り、ホールカッタ111、211、311、411、511、611の端部部分は、実質的に直径に沿って反対側でかつ/または実質的に平坦な表面の追加の対などの駆動表面の追加の対を画定することにも留意されたい。
したがってホールカッタ111、211、311、411、511、611およびアーバ10について説明したが、次に、ホールカッタとアーバを着脱する方法に注目されたい。ドリル(図示せず)などの駆動工具のチャックによってアーバ10の駆動シャンク28を挿入して係合させた状態で、または工具による挿入および係合の前に、エンドユーザは、それぞれのホールカッタの中心開口117、217、317、417、517、617とアーバ本体の端部部分23を位置合わせさせてホールカッタをアーバ本体上に嵌合させ、したがって中心開口が、アーバ10の端部部分上のねじと螺合する。実質的に同時に、エンドユーザは、駆動部材30を把持して駆動部材を切断位置で維持する。次いで、ホールカッタを回転させ、ホールカッタをアーバの端部部分に螺合させて、ホールカッタをアーバに接続する。ホールカッタがアーバの端部部分に完全にねじ込まれ(またはほぼ完全にねじ込まれ)、またそれぞれのホールカッタの駆動表面166、266、366、466、566、666が駆動ピン34(または、異なる形式または構成のアーバの他の駆動部材)の実質的に平坦な表面36と位置合わせするとき、エンドユーザは駆動部材30を解除し、したがって駆動部材30は係合位置へ動き、したがって駆動ピン34はそれぞれのホールカッタと係合する。別法として、駆動部材にはばねバイアスをかけず、ユーザは、駆動部材を手動で把持して、切断位置から係合位置へ軸方向に動かすことができる。このようにして、すべてのホールカッタ111、211、311、411、511、611を、アーバのねじを切った端部部分ではなくアーバの駆動ピンまたは駆動部材によって駆動し、それによってホールカッタがアーバねじ上で動かなくなるのを防止することができる。図15〜16に示すホールカッタは、上記で定義した従来のねじを切った中心開口を画定するが、ホールカッタは、前述のようにホールカッタを着脱するための迅速交換型のフィーチャを用いることができるため、これは、限定的な要因として解釈されるべきではないことに留意されたい。
望ましい場合、本明細書に開示のアーバ、ホールカッタ、および方法、ならびに/または本明細書に開示のアーバ、ホールカッタ、および方法の態様もしくは特徴は、本発明の譲受人に譲渡された同時係属中の特許出願、2008年3月6日出願の「Quick Change Arbor,Hole Cutter,and Method」という名称の米国特許出願第12/043,740号に開示のものに実質的に類似したものとすることができる。同出願を、本開示の一部として本願に引用して援用する。
本明細書の教示に基づいて当業者であれば理解されるように、添付の特許請求の範囲に規定の本発明の範囲から逸脱することなく、本発明の前述の実施形態および他の実施形態に多数の変更および変形を加えることができる。たとえば、アーバの構成要素は、多数の様々な構成のいずれかをとることができ、または現在知られている、もしくは今後知られることになる多数の様々な材料のいずれかから形成することができ、様々な開示の構成要素のいずれかを除去することができ、または追加の構成要素もしくは特徴を追加することができ、そして現在知られている、または今後知られることになる多数の様々なタイプの工具のいずれかとともにアーバを使用することができる。たとえば、駆動ピンは、たとえば、ホールカッタ内の対応する駆動ピン凹部および/または開口と係合する円形および/または方形の駆動ピンを含む多数の様々な構成のいずれかをとることができる。同様に、ホールカッタ内の凹部は、図示の実質的に平坦なくぼんだ駆動表面、曲線の駆動表面、または現在知られている、もしくは今後知られることになる多数の他の駆動表面形状もしくは構成のいずれかなど、多数の様々なタイプの駆動ピンまたは駆動部材のいずれかを受け入れ、または他の形で係合するための多数の様々な構成のいずれかをとることができる。駆動部材は同様に、アーバ本体に対して可動であり、また1つ以上の駆動ピンを含む、たとえば板形式、円形、非円形、または他の形状の駆動部材または筐体を含む多数の様々な構成のいずれかをとることができる。アーバ接続部分上および/またはホールカッタの中心開口上のねじは、現在知られている、または今後知られることになる多数の様々な構成のいずれかをとることができる。別法として、ホールカッタの接続部分および/または中心開口は、第1および第2の係合位置間でアーバおよび/またはホールカッタを他方に対して動かす際、ホールカッタをアーバに係合させるためのねじ以外の構造を画定することができる。したがって、現在好ましい実施形態のこの詳細な説明は、限定的な意味ではなく、例示的な意味で解釈されるべきである。

Claims (51)

  1. 1−1/4インチ未満の外径と、ほぼ中心の開口を画定する端部部分と、前記中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピン凹部とを画定する小径のホールカッタ向けのアーバにおいて、
    前記ホールカッタの前記中心開口と係合可能な接続部分をその端部上に含むアーバ本体と、
    前記アーバ本体上に可動に取り付けられ、前記アーバ本体に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピンを含み、係合位置と切断位置の間で前記アーバ本体に対して軸方向で可動な駆動部材であって、前記係合位置では、前記少なくとも1つの駆動ピンが前記ホールカッタの前記少なくとも1つの駆動ピン凹部内に受け入れられ、前記ホールカッタと前記アーバを回転可能に駆動する、駆動部材と
    を備えることを特徴とするアーバ。
  2. 請求項1に記載のアーバであって、前記アーバ本体の前記接続部分が第1のねじを画定し、また前記ホールカッタの前記中心開口が、前記ホールカッタを前記アーバ本体に接続するように前記第1のねじと螺合可能である第2のねじを画定することを特徴とするアーバ。
  3. 請求項1に記載のアーバであって、前記アーバ本体およびホールカッタのうちの少なくとも一方が、第1の係合位置と第2の係合位置の間で他方に対して回転可能であることを特徴とするアーバ。
  4. 請求項3に記載のアーバであって、
    前記ホールカッタの前記中心開口が、複数の曲線の突起と、前記突起間に形成された複数の比較的くぼんだ曲線部分とを画定し、
    前記アーバ本体の前記接続部分が、複数の角度をなして延びる突起と、前記突起間に形成された複数の比較的くぼんだ部分とを画定し、
    前記第1の係合位置では、前記接続部分の前記突起が前記中心開口の凹部内に受け入れられ、また前記中心開口の前記突起が前記接続部分の前記くぼんだ部分内に受け入れられ、
    前記第2の係合位置では、前記接続部分の前記突起が前記中心開口の前記突起と係合されることを特徴とするアーバ。
  5. 請求項4に記載のアーバであって、前記接続部分の前記突起が第1のねじを画定し、前記中心開口の前記突起が第2のねじを画定し、また前記第1および第2のねじが、前記第2の係合位置で互いに螺合されることを特徴とするアーバ。
  6. 請求項5に記載のアーバであって、前記アーバ本体の前記接続部分上の前記ねじが、前記第2の係合位置で、前記少なくとも1つの駆動ピンと前記ホールカッタの前記少なくとも1つの駆動ピン凹部を実質的に位置合わせさせるように構成されることを特徴とするアーバ。
  7. 請求項5に記載のアーバであって、前記第1および第2のねじが、前記ねじ間に軸方向の隙間を画定し、そのため前記第1の係合位置と前記第2の係合位置の両方で、前記ホールカッタの端部部分が前記アーバ本体の停止表面に実質的に接触することを特徴とするアーバ。
  8. 請求項5に記載のアーバであって、前記角度をなして延びる突起の少なくとも1つが、前記それぞれの中心開口および接続部分の少なくとも1つの他の角度をなして延びる突起より大きなまたは小さな角度範囲を画定し、それによって前記第1の係合位置だけで、前記接続部分を前記中心開口内に受け入れることができることを特徴とするアーバ。
  9. 請求項1に記載のアーバであって、前記少なくとも1つの駆動ピン凹部が、第1の実質的に平坦な表面を画定し、また前記少なくとも1つの駆動ピンが、前記駆動部材が前記係合位置にあるときに前記第1の実質的に平坦な表面と係合して、前記アーバおよびホールカッタのうちの少なくとも一方の、他方に対する相対的な回転運動を防止する第2の実質的に平坦な表面を画定することを特徴とするアーバ。
  10. 請求項1に記載のアーバであって、前記駆動部材が、そこを通って前記アーバ本体を受け入れる開口を画定し、また前記アーバ本体および駆動部材の相対的な軸方向の運動は可能にするが、相対的な回転運動は防止するように構成されることを特徴とするアーバ。
  11. 請求項1に記載のアーバであって、前記ホールカッタが2つの凹部を備え、また前記駆動部材が2つの駆動ピンを備えることを特徴とするアーバ。
  12. 請求項1に記載のアーバであって、前記切断位置から前記係合位置の方向へ前記駆動部材に常時バイアスをかけるバイアス部材をさらに備えることを特徴とするアーバ。
  13. 請求項1に記載のアーバであって、前記アーバ本体が、パイロットビットを受け入れるように構成されるパイロットビット開口をさらに画定し、また前記アーバが、前記パイロットビット開口内へ可動である、かつ前記パイロットビット開口内に受け入れられた前記パイロットビットと係合可能である留め具をさらに備えることを特徴とするアーバ。
  14. 請求項3に記載のアーバであって、前記第1および第2の係合位置間の回転の角度範囲が、約10°〜約180°の範囲内であることを特徴とするアーバ。
  15. 1−1/4インチ未満の外径と、ほぼ中心の開口を画定する端部部分と、前記中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの凹部とを画定するホールカッタ向けのアーバにおいて、
    電動工具を前記ホールカッタに駆動して接続し、また前記ホールカッタの前記中心開口と解放可能に係合するための第2の手段をその端部上に含む第1の手段と、
    そこを通って前記第1の手段を受け入れるための、また前記第1の手段および第3の手段の相対的な軸方向の運動は可能にするが、相対的な回転運動は防止するための第3の手段であって、前記ホールカッタの前記少なくとも1つの凹部内に受け入れて前記ホールカッタと前記アーバを回転可能に駆動するための、前記第1の手段に対して径方向で隔置された少なくとも1つの第4の手段を含む、第3の手段と
    を備えることを特徴とするアーバ。
  16. 請求項15に記載のアーバであって、(i)前記ホールカッタを前記第1の手段に固着するために、第1の係合位置と第2の係合位置の間で、前記第1の手段および前記ホールカッタのうちの少なくとも一方の、他方に対する回転運動を可能にするための、また(ii)第2の係合位置で、前記少なくとも1つの第4の手段と前記ホールカッタの前記少なくとも1つの対応する凹部を実質的に位置合わせさせて、前記ホールカッタに対して軸方向に隔置された切断位置と、前記少なくとも1つの第4の手段を前記ホールカッタの前記対応する凹部内に受け入れる係合位置との間で、前記第2の係合位置にある前記第1の手段に対する前記第3の手段の軸方向の運動を可能にするための、第5の手段をさらに備えることを特徴とするアーバ。
  17. 請求項16に記載のアーバであって、前記第1の手段がアーバ本体であり、前記第2の手段が前記アーバ本体の接続部分であり、前記第3の手段が駆動部材であり、前記第4の手段が少なくとも1つの駆動ピンであり、前記第5の手段が、前記ホールカッタ接続部分上に形成された第1のねじを切った部分であり、また前記ホールカッタの前記中心開口上に第2のねじを切った部分が形成され、前記第1および第2のねじを切った部分が、(i)前記第2の係合位置で、前記少なくとも1つの駆動ピンと前記ホールカッタの前記少なくとも1つの対応する凹部を実質的に位置合わせさせ、また(ii)前記第2の係合位置で、前記ホールカッタの前記端部部分を前記アーバ本体の停止表面に接触させるように構成されることを特徴とするアーバ。
  18. 請求項16に記載のアーバであって、前記切断位置から前記係合位置の方向へ前記第3の手段にバイアスをかけるための第6の手段をさらに備えることを特徴とするアーバ。
  19. アーバに取り付けられたホールカッタにおいて、少なくとも1つの雄ねじを切った部分を画定するねじを切った端部部分と、少なくとも1つの駆動ピンをその上に含み、また前記駆動ピンが前記ホールカッタと係合する係合位置と、前記駆動ピンが前記ホールカッタから切断される切断位置との間で、前記アーバに対して軸方向で可動な駆動部材とを含む、ホールカッタであって、
    1−1/4インチ未満の外径を画定するブレード本体、および複数の切削歯によって画定された切削縁部を含むブレードと、
    前記ブレード本体に固定され、また少なくとも1つの雌ねじを切った部分をその周辺部分上に含むほぼ中心の開口を画定する端部部分と、
    前記中心開口に対して径方向で隔置され、また前記ホールソーと前記アーバを回転可能に駆動するために、前記係合位置で前記アーバのそれぞれの駆動ピンと係合可能である少なくとも1つの駆動ピン凹部とを備えることを特徴とするホールカッタ。
  20. 請求項19に記載のホールカッタであって、前記雌ねじを切った部分が、前記アーバの前記雄ねじを切った部分と協働して、(i)前記リード雄および雌ねじが互いに係合または実質的に係合して、互いに対して第1の軸方向の隙間を画定する第1の係合位置と、(ii)前記第1の係合位置に対して角度をなして隔置された第2の係合位置とを画定し、前記雄および雌ねじが互いに係合して、前記第1の軸方向の隙間より小さな第2の軸方向の隙間を画定し、また前記駆動ピン凹部が、前記駆動部材が前記係合位置に位置する状態で前記駆動ピンを受け入れるように、前記アーバのそれぞれの駆動ピンと位置合わせされることを特徴とするホールカッタ。
  21. 請求項20に記載のホールカッタであって、前記アーバが停止表面を画定し、また前記ホールカッタの前記雌ねじを切った部分が、前記アーバの前記雄ねじを切った部分に対して軸方向の隙間を画定し、そのため前記第1の係合位置と前記第2の係合位置の両方で、前記ホールカッタの前記端部部分が前記アーバの前記停止表面に実質的に接触することを特徴とするホールカッタ。
  22. 請求項20に記載のホールカッタであって、前記アーバの前記接続部分が、複数の角度をなして延びる突起と、前記突起間に形成された複数の比較的くぼんだ部分とを画定し、また、
    前記ホールカッタの前記中心開口が、複数の角度をなして延びる突起と、前記突起間に形成された複数の比較的くぼんだ部分とを画定し、
    前記第1の係合位置では、前記アーバ接続部分の前記突起が前記中心開口の前記凹部内に受け入れられ、また前記中心開口の前記突起が前記アーバ接続部分の前記くぼんだ部分内に受け入れられ、
    前記第2の係合位置では、前記アーバ接続部分の前記突起が前記中心開口の前記突起と係合されることを特徴とするホールカッタ。
  23. 請求項22に記載のホールカッタであって、前記角度をなして延びる突起の少なくとも1つが、前記それぞれの中心開口および接続部分の少なくとも1つの他の角度をなして延びる突起より大きなまたは小さな角度範囲を画定し、それによって前記第1の係合位置だけで、前記接続部分を前記中心開口内に受け入れることができることを特徴とするホールカッタ。
  24. 請求項20に記載のホールカッタであって、前記少なくとも1つの駆動ピン凹部が第1の実質的に平坦な表面を画定し、また前記少なくとも1つの駆動ピンが、前記駆動部材が前記係合位置にあるときに前記第1の実質的に平坦な表面と係合する第2の実質的に平坦な表面を画定することを特徴とするホールカッタ。
  25. 請求項24に記載のホールカッタであって、前記ホールカッタが2つの凹部を備え、また前記駆動部材が2つの駆動ピンを備えることを特徴とするホールカッタ。
  26. 請求項20に記載のホールカッタであって、前記雌および雄ねじを切った部分のうちの少なくとも一方が、((1/ピッチ)/360)×Dにほぼ等しい最小の軸方向の隙間を他方に対して画定し、上式で、Dが前記第1および第2の係合位置間の回転度にほぼ等しいことを特徴とするホールカッタ。
  27. アーバに取り付けられたホールカッタにおいて、少なくとも1つの雄ねじを切った部分を画定するねじを切った端部部分と、少なくとも1つの駆動ピンをその上に含み、また前記駆動ピンが前記ホールカッタと係合する係合位置と、前記少なくとも1つの駆動ピンが前記ホールカッタから切断される切断位置との間で、前記アーバに対して軸方向で可動な駆動部材とを含む、ホールカッタであって、
    孔を切削して1−1/4インチ未満の外径を画定するための第1の手段と、
    前記第1の手段を前記アーバに解放可能に接続するために前記ホールカッタの端部部分内に形成されたほぼ中心の開口と、
    前記中心開口に対して径方向で隔置され、また前記ホールソーと前記アーバを回転可能に駆動するために、前記係合位置で前記アーバのそれぞれの駆動ピンと係合可能な第2の手段とを備えることを特徴とするホールカッタ。
  28. 請求項27に記載のホールカッタであって、第1の係合位置で前記アーバの前記端部部分と係合して第1の軸方向の隙間をその間に画定し、前記第1の係合位置と前記第1の係合位置に対して角度をなして隔置された第2の係合位置との間で、前記ホールカッタおよびアーバ本体のうちの少なくとも一方の、他方に対する相対的な回転運動を可能にし、前記第1の軸方向の隙間より小さな第2の軸方向の隙間をその間に画定するための第3の手段を、前記中心開口に含み、前記第2の手段が、前記駆動部材が前記係合位置に位置する状態で前記少なくとも1つの駆動ピンを受け入れるように、第2の係合位置で前記アーバの前記少なくとも1つの駆動ピンと位置合わせされることを特徴とするホールカッタ。
  29. 請求項28に記載のホールカッタであって、前記第1の手段がホールカッタブレードであり、前記第2の手段が、前記ホールカッタ上に形成された駆動ピン係合凹部であり、前記第3の手段が、前記ホールカッタの前記端部部分内のねじを切った開口であることを特徴とするホールカッタ。
  30. 1−1/4インチ未満の外径を画定するホールカッタに接続可能である接続部分を含むアーバを提供するステップであって、前記ホールカッタが、ほぼ中心の開口を画定する端部部分、および前記中心開口に対して径方向で隔置された少なくとも1つの駆動ピン凹部を含み、また前記アーバが、接続部分、および前記アーバに対して回転方向ではなく軸方向で可動な駆動部材を含み、前記駆動部材が、そこから延びる少なくとも1つの駆動ピンを含む、提供するステップと、
    前記ホールカッタの前記中心開口を前記アーバの前記接続部分に接続するステップと、
    前記アーバの前記接続部分を前記ホールカッタの前記中心開口内に挿入して第1の係合位置を画定するステップと、
    前記少なくとも1つの駆動ピンと前記ホールカッタの前記少なくとも1つの対応する駆動ピン凹部を実質的に位置合わせさせるステップと、
    前記ホールカッタに対して軸方向に隔置された切断位置と、前記少なくとも1つの駆動ピンを前記ホールカッタの前記対応する駆動ピン凹部内に受け入れる係合位置との間で、前記アーバに対して前記駆動部材を動かし、または前記アーバに対する前記駆動部材の軸方向の運動を可能にするステップと、
    前記ホールカッタと前記アーバの前記少なくとも1つの駆動ピンを回転可能に駆動するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  31. 請求項30に記載の方法であって、
    係合位置と第2の係合位置の間で、前記アーバおよびホールカッタのうちの少なくとも一方を他方に対して動かし、前記ホールカッタを前記アーバに固着させるステップと、
    前記アーバおよびホールカッタのうちの少なくとも一方を他方に対して動かして前記第2の係合位置内に入れる際に、(a)第2の係合位置で、前記少なくとも1つの駆動ピンと前記ホールカッタの前記少なくとも1つの対応する駆動ピン凹部を実質的に位置合わせさせ、次いで(b)前記ホールカッタに対して軸方向に隔置された前記切断位置と、前記少なくとも1つの駆動ピンを前記ホールカッタの前記対応する駆動ピン凹部内に軸方向に受け入れる前記係合位置との間で、前記アーバに対して前記駆動部材を動かし、または前記アーバに対する前記駆動部材の軸方向の運動を可能にし、前記駆動部材を前記ホールカッタの前記端部部分に実質的に接触させるステップとをさらに備えることを特徴とする方法。
  32. 請求項31に記載の方法であって、
    複数の角度をなして延びる突起および前記突起間に形成された複数の凹部をその周辺部に沿って画定するほぼ中心の開口を含む迅速交換型ホールカッタを提供するステップと、
    複数の角度をなして延びる突起および前記突起間に形成された複数の凹部を画定する接続部分を有するアーバを提供するステップと、
    前記第1の係合位置で、前記接続部分の前記突起および前記中心開口の前記突起のうちの少なくとも一方を他方の前記凹部内に挿入するステップと、
    前記第1の係合位置から前記第2の係合位置へ、前記ホールカッタおよびアーバのうちの少なくとも一方を他方に対して回転させて、前記接続部分および前記中心開口の前記突起のうちの少なくとも一方を他方と係合させるステップとをさらに備えることを特徴とする方法。
  33. 請求項32に記載の方法であって、前記切断位置から前記係合位置の方向へ、前記駆動部材に常時バイアスをかけるステップと、前記第1の係合位置から前記第2の係合位置へ動かす際に、前記切断位置から前記係合位置へ、前記駆動部材に実質的に同時にバイアスをかけるステップとをさらに備えることを特徴とする方法。
  34. 複数のホールカッタであって、各ホールカッタが、
    1−1/4インチ未満のそれぞれの外径を画定するブレード本体、および複数の切削歯によって画定された切削縁部を含むブレードと、
    前記切削縁部の反対側の基部部分とを備え、前記基部部分が、アーバの対応するねじを切った端部部分と螺合するように適合されたねじを切った開口と、互いに対して前記ねじを切った開口の実質的に反対側で前記ねじを切った開口に対して径方向で隔置され、またその間の距離を画定する少なくとも2つの駆動表面とを画定し、
    (i)前記複数のホールカッタが、それぞれ約7/8インチ、約1インチ、および約1−1/8インチである互いに対して異なる外径を画定するブレード本体を有する2つのホールカッタを含み、また(ii)前記駆動表面間の前記距離が、前記複数のホールカッタのそれぞれに対して実質的に同じであることを特徴とする複数のホールカッタ。
  35. 請求項34に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタが3つのホールカッタを含み、1つのホールカッタが約7/8インチの外径を画定するブレード本体を含み、別のホールカッタが約1インチの外径を画定するブレード本体を含み、また別のホールカッタが約1−1/8インチの外径を画定するブレード本体を含むことを特徴とする複数のホールカッタ。
  36. 請求項35に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタ内の他のホールカッタの外径とは異なる追加の外径を画定するブレード本体を有する複数のホールカッタをさらに備え、また前記追加の外径が、約9/16インチ、約5/8インチ、約11/16インチ、約3/4インチ、約25/32インチ、約13/16インチ、約15/16インチ、約1−1/16インチ、および約1−3/16インチを含む群から選択されることを特徴とする複数のホールカッタ。
  37. 請求項36に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタの各ホールカッタの前記ブレード本体の外径が、前記複数のホールカッタ内の他のすべてのホールカッタの前記ブレード本体の外径とは異なることを特徴とする複数のホールカッタ。
  38. 請求項34に記載の複数のホールカッタであって、前記駆動表面間の距離が約3/8インチから約3/4インチの範囲内であることを特徴とする複数のホールカッタ。
  39. 請求項38に記載の複数のホールカッタであって、前記駆動表面間の距離が約5/8インチであることを特徴とする複数のホールカッタ。
  40. 請求項34に記載の複数のホールカッタであって、前記2つの駆動表面が、互いに対して前記ねじを切った開口の直径に沿って反対側に位置することを特徴とする複数のホールカッタ。
  41. 請求項34に記載の複数のホールカッタであって、各駆動表面が前記ホールカッタの周辺表面に対してくぼんでいることを特徴とする複数のホールカッタ。
  42. 請求項41に記載の複数のホールカッタであって、各駆動表面が実質的に平坦であることを特徴とする複数のホールカッタ。
  43. 請求項34に記載の複数のホールカッタであって、前記ホールカッタと前記アーバを回転可能に駆動するために、各ホールカッタが、前記少なくとも2つの駆動表面と係合するための少なくとも2つの駆動部材を含むアーバに取り付けられることを特徴とする複数のホールカッタ。
  44. 複数のホールカッタにおいて、各カッタが、ねじを切った端部部分と少なくとも2つの駆動部材とを含むアーバに取り付けられ、前記少なくとも2つの駆動部材が、前記ねじを切った端部部分に対して径方向で隔置され、また前記駆動部材がそれぞれのホールカッタと係合して前記ホールカッタを回転可能に駆動する係合位置と、前記駆動部材が前記ホールカッタから切断される切断位置との間で、前記ねじを切った端部部分に対して回転方向ではなく軸方向で可動な、複数のホールカッタであって、各ホールカッタが、
    1−1/4インチ未満のそれぞれの外径を画定するブレード本体、および複数の切削歯によって画定された切削縁部を含むブレードと、
    前記切削縁部の反対側の基部部分とを備え、前記基部部分が、前記アーバの前記ねじを切った端部部分と螺合するように適合されたねじを切った開口と、互いに対して前記ねじを切った開口の実質的に反対側で前記ねじを切った開口に対して径方向で隔置され、またその間の距離を画定する少なくとも2つの駆動表面とを画定し、各駆動表面が、前記ホールカッタを回転可能に駆動するために、前記係合位置で前記アーバのそれぞれの駆動部材と係合し、
    (i)前記複数のホールカッタが、それぞれ約7/8インチ、約1インチ、および約1−1/8インチである互いに対して異なる外径を画定するブレード本体を有する2つのホールカッタを含み、また(ii)前記駆動表面間の前記距離が、前記複数のホールカッタのそれぞれに対して実質的に同じであることを特徴とする複数のホールカッタ。
  45. 請求項44に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタが3つのホールカッタを含み、1つのホールカッタが約7/8インチの外径を画定するブレード本体を含み、別のホールカッタが約1インチの外径を画定するブレード本体を含み、また別のホールカッタが約1−1/8インチの外径を画定するブレード本体を含むことを特徴とする複数のホールカッタ。
  46. 請求項45に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタ内の他のホールカッタの外径とは異なる追加の外径を画定するブレード本体を有する複数のホールカッタをさらに備え、また前記追加の外径が、約9/16インチ、約5/8インチ、約11/16インチ、約3/4インチ、約25/32インチ、約13/16インチ、約15/16インチ、約1−1/16インチ、および約1−3/16インチを含む群から選択されることを特徴とする複数のホールカッタ。
  47. 請求項44に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタの各ホールカッタの前記ブレード本体の外径が、前記複数のホールカッタ内の他のすべてのホールカッタの前記ブレード本体の外径とは異なることを特徴とする複数のホールカッタ。
  48. 請求項44に記載の複数のホールカッタであって、前記駆動表面間の距離が約3/8インチから約3/4インチの範囲内であることを特徴とする複数のホールカッタ。
  49. 複数のホールカッタにおいて、各カッタが、ねじを切った端部部分と少なくとも2つの駆動部材とを含むアーバに取り付けられ、前記少なくとも2つの駆動部材が、前記ねじを切った端部部分に対して径方向で隔置され、また前記駆動部材がそれぞれのホールカッタと係合して前記ホールカッタを回転可能に駆動する係合位置と、前記駆動部材が前記ホールカッタから切断される切断位置との間で、前記ねじを切った端部部分に対して回転方向ではなく軸方向で可動な、複数のホールカッタであって、各ホールカッタが、
    孔を切削して1−1/4インチ未満の外径を画定するための第1の手段と、
    前記第1の手段を前記アーバの前記ねじを切った端部部分に螺合するための第2の手段と、
    前記係合位置で、前記アーバのそれぞれの駆動部材と係合するために、また前記ホールカッタと前記アーバを回転可能に駆動するために、互いに対して前記第2の手段の反対側で径方向で隔置され、またその間の距離を画定する1対の第3の手段とを備え、
    (i)前記複数のホールカッタが、互いに対して異なる外径を画定する第1の手段を有する2つのホールカッタを含み、また各外径が、約7/8インチ、約1インチ、および約1−1/8インチのうちの1つであり、また(ii)前記第3の手段間の距離が、前記複数のホールカッタのそれぞれに対して実質的に同じであることを特徴とする複数のホールカッタ。
  50. 請求項49に記載の複数のホールカッタであって、前記第1の手段が、前記それぞれの外径を画定するホールカッタブレードであり、前記第2の手段が、ねじを切った開口であり、また各第3の手段が、他方の駆動表面に対して前記ねじを切った開口の反対側に位置する駆動表面であることを特徴とする複数のホールカッタ。
  51. 請求項49に記載の複数のホールカッタであって、前記複数のホールカッタの各ホールカッタの前記第1の手段の外径が、前記複数のホールカッタ内の他のすべてのホールカッタの前記第1の手段の外径とは異なることを特徴とする複数のホールカッタ。
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