JP2011513132A - 設定可変である自動車ボディ部品用のメカニズム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ボディ部品(30)の旋回動作およびスライド動作を生み出すためのメカニズムであって、スライド自在のスライド台(40)を備えており、それが少なくとも一つの第二ガイド要素(42,44,46)を介して、ボディ部品に配設された少なくとも一つの第一ガイド要素(361)と噛み合っているメカニズムに関するものである。
【解決手段】メカニズムを簡単にするために、スライド自在のスライド台(40)が少なくとも二つの第二ガイド要素(42,44,46)を備えており、その第二要素が、ボディ部品(30)がクローズ位置にあるおよびチルト動作中には第一ガイド要素(361)、及びボディ部品(30)のスライド動作時にはボディ部品(30)に振り当てられた別の第一ガイド要素(362)と一緒で機能するようにしている。本発明は特に、自動車のホップアップ・スライド・ルーフの天板用に適している。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特許請求項1のプレアンブルに記載の、設定可変である自動車ボディ部品用のメカニズムに関するものである。
本発明は、自動車ボディ部品を操作するために使用することができ、これにより旋回動作の他にスライド動作も行うことができる。これは例えば、ホップアップ・スライド・ルーフの天板用、または旋回・スライドドア用、またはカバートラップ用の操作メカニズムのことがある。ホップアップ・スライド・ルーフの天板用の操作メカニズムは今まで決まって、ガイドレールにスライド自在の駆動スライド台と可動の天板に配設されたガイド軌道の他に、少なくとも一つの追加の旋回レバーを有している。
ホップアップ・スライド・ルーフの天板として構成されたボディ部品は、特許文献1により公知であり、その部品では開けるために、クローズ位置で屋根開口部を閉じている天板が、前部エッジ近くに配設された旋回軸を中心にしたチルト動作により、その後側エッジを固定の自動車屋根の上方にホップアップして換気位置にするか、又は屋根開口部を露出するために後側エッジを下降した後に、後方に向かって固定の屋根の下にスライド移動するかのいずれかができる。スライド動作の開始前に換気位置へのチルト動作中に、またはクローズ位置または原点位置への下降時に、旋回軸を使って決められた位置に天板を固定するために、あるいは早まったスライド動作を防ぐために、天板のメカニズムは、ホップアップ・スライド動作メカニズムとは関係のない特別のロック要素が設けられている。
DE3930756C2号公報
本発明の課題は、設定可変であるボディ部品用、特にホップアップ・スライド・ルーフの天板用に、簡単化されたメカニズムを得ることである。
本発明によればこの課題を、特許請求項1と21に記載の特徴により解決する。本発明の利点ある構成は、従属請求項に記載している。
本発明は核心において、ボディ部品を旋回およびスライド移動するためにホップアップ・スライド動作メカニズムとして形成されたメカニズムが、少なくとも二つの第二ガイド要素を備えたスライド自在のスライド台を有するようにしており、そのガイド要素が、特定の動作領域(好ましくはクローズ位置と旋回動作中)ではボディ部品に振り当てられた第一ガイド要素(ウエブガイド)、及び別の動作領域(好ましくはボディ部品のスライド動作時)ではボディ部品に振り当てられた別の第一ガイド要素(制御スロットまたは制御カム)と一緒で機能する。
よって、ボディ部品のホップアップ・スライド動作メカニズムおよびロック用に必要となるのは、最も簡単な場合には二つの部品だけである:即ち、第二ガイド要素が配設された一体のスライド台および、ウエブガイドおよび制御スロット又は制御カムが第一ガイド要素として配設されている天板スロットである。しかし代替として、ウエブガイドと制御スロットが多数の部品で組み合わされていることもあり、これにより製造を簡単にする、
又は色々なボディ部品用にモジュールとして使用できるようにする。本発明対象の場合には少なくとも一つのロック要素が、ホップアップ・スライド動作メカニズムのガイド要素と共通して、今までは必要であった追加のレバーなしで直接、駆動スライド台のスライド動作により操作される。
用語“メカニズム”または“ホップアップ・スライド動作メカニズム”には、好ましくは駆動スライド台として構成されたスライド台と、第一および第二ガイド要素を含んでいる。
全ての実施例で利点ある実施形態によれば、少なくとも一つのロック要素が第一ガイド要素と共通で、ボディ部品に振り当てられた部品に配設されているようにしている。そのボディ部品に振り当てられた部品は、キャリアにより形成されていると好ましく、そのキャリアはプラスチック射出成形部品として、又は少なくとも部分的にプラスチックの溶射を有する一つまたは複数のプレートでできた結合部材として形成されていると好ましい。ウエブガイド、ロック要素、及び四つの実施例の三つでは制御スロットも、キャリアに一体で構成されていると好ましい。通常、そのようなキャリアが、ボディ部品の両側に対する中央長手面に対して対称的に配設されている。
全ての実施例に利点ある別の構成形態によれば、ウエブガイドを下から挟み込む下側第二ガイド要素とウエブガイドを上から挟み込む上側第二ガイド要素を有する駆動スライド台が、好ましくは一体で構成されているようにしている。
別の−第三−実施例によれば、キャリアにある制御カムと一緒で機能する制御スロットも、別の第二ガイド要素としてスライド台に構成されている。第二ガイド要素は、例えばスライド台の製造時に、プラスチック射出成形部品の形態で、あるいは少なくとも部分的にプラスチックの溶射を有する一つまたは複数のプレートで出来た結合部材として、コスト的に有利につくられる。
本発明の別の構成形態によれば、第二ガイド要素の一部とウエブガイドとの噛み合いが早くても、少なくとも一つの第二ガイド要素が別の第一ガイド要素と噛み合う時に外れるようにしている。これにより、スライドしながらの移行および常に安定し確実なボディ部品の支持が、その旋回動作時にもスライド動作時にも保証される。
本発明の利点ある別の構成形態によれば、(第一、第三、第四実施形態において)第一ガイド要素(ウエブガイドおよび制御スロットないし制御カム)の間に長手方向で、間隙を設けているようにしている。この間隙がウエブガイドと制御スロット間で、下側第二ガイド要素および/または上側第二ガイド要素が入る間隔を形成し、他方で第二ガイド要素の少なくとも一つが、ボディ部品のスライド動作時にボディ部品にある第一ガイド要素と噛み合い状態にある。しかしながらそれに対する代替として、−第二実施例で示しているように−下側で後側部分に制御スロットが配設または構成されている連続したウエブガイドも実現可能である。第四実施例によれば、駆動スライド台にある二つの第二ガイド要素で十分であり、それがまず(クローズ位置で又はボディ部品の旋回動作時に)ウエブガイドを挟み込み、その内の下側第二ガイド要素が、ボディ部品のスライド動作のためにスロットのガイド面に当接する。
更に、ロック要素が少なくとも一つ好ましくは複数の長手方向で互いが間隔をおいている制御ウエブにより構成され、それぞれガイドレールにある切り欠き部と一緒で機能するようにしていると好ましい。複数の制御ウエブにより、旋回動作とスライド動作間の移行が更に上手く制御できる。そのとき、少なくとも一つの前側制御ウエブが前側第一ガイド要素の前に、少なくとも一つの後側制御ウエブが後側第一ガイド要素の後に配設されていると好ましい。制御ウエブが、第一ガイド要素と共通してキャリアに一体で構成されている好ましい。
以下において本発明によるメカニズムを、自動車のホップアップ・スライド・ルーフの天板により形成されるボディ部品の例で、四つの実施例を使い図面を参照して詳細に説明する。
自動車の概略的な部分遠視外観図。 自動車屋根が閉じられている時の、図1における切断線II−IIに沿った第一実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 天板が換気位置にホップアップされている時の、第一実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 天板が後側エッジで下降している時の、第一実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 自動車屋根が閉じられている時の、第一実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を始める時の、第一実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を進めた時の、第一実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を更に進めた時の、第一実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を完全に終了し天板がスライド動作を始める時の、第一実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 自動車屋根が閉じられている時の、図1における切断線II−IIに沿った第二実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 天板が換気位置にホップアップされている時の、第二実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 天板が後側エッジで下降している時の、第二実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 自動車屋根が閉じられている時の、第二実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を始める時の、第二実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を進めた時の、第二実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を更に進めた時の、第二実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を更にもっと進めた時の、第二実施例の天の板メカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を完全に終了して天板がスライド動作を始める時の、第二実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 自動車屋根が閉じられている時の、図1における切断線II−IIに沿った第三実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 天板が換気位置にホップアップされている時の、第三実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 天板が後側エッジで下降している時の、第三実施例のメカニズムと天板のガイドの概略的な長手断面図。 自動車屋根が閉じられている時の、第三実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を始める時の、第三実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を進めた時の、第三実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を更に進めた時の、第三実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を完全に終了して天板がスライド動作を始める時の、第三実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 自動車屋根が閉じられている時の、第四実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を始める時の、第四実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を進めた時の、第四実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を更にもっと進めた時の、第四実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。 天板後側エッジが下降動作を完全に終了して天板がスライド移動を始める時の、第四実施例の天板のメカニズムにおける後側部分の拡大詳細外観図。
図1で示す自動車10には自動車屋根12があり、それに屋根開口部18が構成されている。その屋根開口部18は、天板30を使って閉鎖可能(図1を参照)である、或いは天板30の後側エッジ302をホップアップ(図3を参照)して換気位置にするか、後側エッジ302を下降(図4を参照)し、続いて屋根開口部18の後方に配設された自動車屋根12で固定の屋根範囲14の下にスライドすることにより、少なくとも部分的に露出できる。天板30は、本発明によるメカニズム使うことにより可動である、ボディ部品の例としての役割をしている。
天板30は、その前側エッジ301にシーリング311を、及び後側エッジ302にシーリング312を有しており、天板30を閉じている時には、屋根開口部18への水の浸入を防ぐ。
天板30は、固定の自動車屋根12に配設された屋根フレーム16に支承されており、その屋根フレームは、その縁部で屋根開口部18を取り巻いていると共に、固定の屋根範囲14の下を後に向かって延伸している。屋根フレーム16には屋根開口部18の両側で自動車10の横梁に平行に、ガイドレール20が配設されており、以下において自動車片側についてのみ詳細に説明する天板30のメカニズムが、そのガイドレールの中にスライド自在で支承されている。自動車で反対側には、自動車屋根の中央長手軸に対して対称的に、同じ配設が設けられている。このことは又、別の以下に説明する他の実施例にも当て嵌まる。
ガイドレール20は、上側ガイド軌道201と下側ガイド軌道202を有している。上側ガイド軌道201の上側ウエブには、自動車長手方向で前方から後方に向かって、互いに距離をおいて第一切り欠き部22、第二切り欠き部24、第三切り欠き部26が設けられている。切り欠き部22,24,26は、ロック要素を受けるために使用するが、そのロック要素は制御ウエブ363,364,365として構成されていると共に、天板キャリア36として構成されたキャリアに配設されている。天板30のクローズ位置および換気位置では制御ウエブ363,364が、それに関連配置された切り欠き部22ないし24と噛み合い状態(図2と3を参照)にあり、チルト動作中に天板30がスライドすることを防ぐ。後側制御ウエブ365は、天板30の後側エッジ302が下降すると後側切り欠き部26を通って沈み込み、上側のガイド軌道201に入り込む(図8と9を参照)。前側切り欠き部22の前側端部には、下向きで上側ガイド軌道201の中に折り曲げられ
たストッパー28が設けられており、天板30を閉じる方向にスライドする時には、前側制御ウエブ363がそのストッパーに当たる。
天板キャリア36は三つの固定点34を使って、例えばボルトにより、天板30に配設された天板内側プレート32と接続されている。天板キャリア36には、天板30の操作メカニズムの基本的な部品も配設されている。天板30の操作メカニズムは、二つのガイド要素361,362を有しており、ここでは、ウエブガイド361およびこれと間隔をおいてこの後方に配設された制御スロット362により形成されている。第一ガイド要素(ウエブガイド361と制御スロット362)は、駆動スライド台40に配設されている三つの第二ガイド要素42,44,46により操作される。駆動スライド台40として構成されたスライド台は、スライド要素48を介してガイドレール20の下側ガイド軌道202と噛み合っている。スライド台は、図示していない駆動装置によりフレキシブルで引張圧縮強度のある駆動ケーブルが送られて、ガイドレール20の下側ガイド軌道202内でスライド移動される。
ウエブガイド361は、下側第二ガイド要素42によりその下側で、上側第二ガイド要素44によりその上側で挟み込まれている。下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が、概ねウエブガイド361の厚みに相当するガイドギャップ43を形成しており、ウエブガイドが、下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44により、カバー30のクローズ位置とチルト動作に該当する全ての動作段階で、僅かなスキマでスライドガイドの形態で取り巻かれている。
図2による天板30のクローズ位置ではウエブガイド361が、基本的に水平な第一部分3611で第二ガイド要素42と44により挟み込まれている。ウエブガイド361で部分3611には前方に向って、軽く傾斜し前方に向かって下降する部分3612が繋がっている。これに、実施例では僅かに下向きに彎曲した円弧を形成する第三部分3613が、前方に向かって繋がっている。部分3612は、天板30をその換気位置にホップアップする役割をする。換気位置では天板30が、ウエブガイド361の第三部分3613により安定して支持される(図3を参照)。
ウエブガイド361で第一部分3611には後方に向かって、軽く傾斜して上昇する第四部分3614が繋がっている。第四部分3614は、天板30の後側エッジ302を下降する役割をする(図6〜8を参照)。
ウエブガイド361の後側部分3614の後側端部には、同じく天板キャリア36に配設された制御スロット362が、ギャップ368に続いて別の第一ガイド要素として繋がっている。ウエブガイド361のように制御スロット362も、天板キャリア36と一体で構成されていると好ましい。制御スロット362は前に向かって下に開いており、それを形成しているのは、後方に向かって開口部に繋がり軽く傾斜して上昇する第一部分3621、これに繋がり大きく傾斜した上向きの第二部分3622、概ね水平に延伸する上側の第三部分3623、これに繋がり傾斜して前方に下降する第四部分3624、前方に向かってこれに繋がり軽く傾斜して下降する3625、及び前に向かってこれに繋がり概ね直角に上向きに曲げられている第六部分3626である。第一部分3621と第五部分3625は、互いが基本的に平行に配設されている。同じく第二部分3622と第四部分3624は、互いが基本的に平行に配設されている。制御スロット362の部分3621〜3625が、制御スロット362で傾斜して前方に向かって下に開いた受け部3627の輪郭を決めており、その受け部は、下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44のようにスライド台40に配設されている又は好ましくはこれと一体で構成されている後側第二ガイド要素46を受ける役割をする。
天板30は、その前部エッジ301に近い前側範囲で、天板キャリア36に配設された
前側スライド要素367により支持され、そのスライド要素は、ガイドレール20の下側ガイド軌道202の中でガイドされていると共に、天板30のチルト軸366となる。
後側第二ガイド要素46は、その下側に天板30のクローズ位置で概ね水平な第一面461を有しており、後方に向かってそれに軽く傾斜して上昇する面462が繋がり、それに別の大きく傾斜して上向きに傾いた面463が繋がっている。後側第二ガイド要素46は、天板30のクローズ位置で概ね水平な面464により上に向かって輪郭を決められ、傾斜して前方に向かって下降する面465が、前方に向かってそれに繋がっている。面463と465は、互いが基本的に平行に配設されている。
後側第二ガイド要素46の上側面464は、下側第二ガイド要素42の上側カバー面のレベルと較べて幾分下側に配設されている。下側第二ガイド要素42と後側第二ガイド要素46の間には、上側のカバー面464と較べて掘り下げられた駆動スライド台40の範囲で、天板30に向き合う駆動スライド台表面に、例えば吹付又は接着された軟プラスチック製のダンパー要素50がある。そのダンパー要素50は、図8から図9に移る時に後側第二ガイド要素46が完全に受け部3627に入り込む時に、下方に向かって動く天板30を緩衝するために使用する。図9で分かるように、制御スロット362の第五部分3625の前側部分が、上からこのダンパー要素50上に載ることになる。
以下において天板30の完全な動作サイクルを、図面を使って説明する。図2によるクローズ位置ではウエブガイド361が、その第一部分3611で下側第二ガイド要素42および上側第二ガイド要素44により挟み込まれている。前側制御ウエブ363はガイドレール20の前側切り欠き部22にあり、第二制御ウエブ364は第二切り欠き部24にある。これにより天板30は、長手方向にスライド動作することが阻止される。
天板30を、その後側エッジ302を使って図3で示す換気位置にホップアップするためには、図示していないが好ましくは電気駆動により、図示していないが駆動スライド台40に固定された駆動ケーブルを使って、駆動スライド台40をガイドレール20に沿って前方に向かって移動する。ウエブガイド361の第二部分3612を通過する時に、下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が、天板30を換気位置に移動する。この位置では下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が、ウエブガイド361の第三部分3613を挟み込んでいる。天板30が傾いた状態にあるにも拘わらず、前側制御ウエブ363は未だ尚、ガイドレール20の前側切り欠き部22と噛み合っており、幾分大きな構造高さを有する第二制御ウエブ364も同じく尚、ガイドレール20の第二切り欠き部24と噛み合っている。これにより天板30は尚、長手方向にスライド移動することが阻止される。天板後側エッジ302をクローズ位置に下降するためには、駆動スライド台40を再び、下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が第一部分3611の範囲でウエブガイド361を挟み込んでいる原点位置に移動する。
天板後側エッジ302を下方に自動車屋根12で後方にある固定の屋根範囲14のレベル以下に下降するためには、駆動スライド台40をクローズ位置から後方に向かって移動する。そこで下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が、ウエブガイド361の第四部分3614を挟み込み、チルト軸366を中心にして後方下向きに傾いた位置に天板30を旋回する。下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が、ウエブガイド361の後側端部に近づくと、同時に後側第二ガイド要素46が制御スロット362に接近する。下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44が、ウエブガイド361の後側端部との噛み合いを外される前に、後側第二ガイド要素46が制御スロット362の中に入り込み、そのとき傾斜した面462がまず、制御スロットの傾斜した第一部分3621を押す(図7)。
駆動スライド台40を更に後方にスライド移動すると、後側第二ガイド要素46の上側
面464が制御スロット362の第五部分3625に当接するので、ここで天板30は完全且つ明らかに、制御スロット362と一緒に機能する後側第二ガイド要素46により保持される(図8)。同時に下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44は、その時点でウエブガイド361の後側端部を行き過ぎているので、ウエブガイド361との噛み合いが外れている。その時点までには後側制御ウエブ365が、天板30の下降動作時にガイドレール20にある後側切り欠き部26を通って、下方に向かってその上側ガイド軌道201に入り込んでいる。
図9では天板30の後側エッジ302が完全に降下しており、ガイドレール20にある後側切り欠き部26に対して後側制御ウエブ365が既に僅かにスライド移動した位置にあることから分かるように、後方に向かって固定の屋根範囲14の下へ、天板がスライド移動することが始まっている。後側第二ガイド要素46は、その面463が制御スロット362の第二部分3622に、その面464が第三部分3623に、その面465が第四部分3624に当接している。この位置では全ての制御ウエブ363,364,365がガイドレール20の切り欠き部22,24,26を通って下方に入り込んでおり、ガイドレール20の上側ガイド軌道201内でスライド自在でガイドされているので、駆動スライド台40が更に後方に向かって移動する時に天板30は、制御スロット362と一緒に機能する後側第二ガイド要素46により後方にスライドされる。
図8から図9に移る時で、後側第二ガイド要素46が制御スロット362の受け部3627に完全に入り込む時に、天板キャリア36が急激に駆動スライド台40に突き当たることを防ぐために、軟らかく弾力性のあるダンパー要素50が、駆動スライド台40の上側に設けられており、その上に制御スロット362が、図9におけるその第五部分3625で載ることになる。
天板30を閉める動作では、前記で説明した動作過程を逆方向で行う。駆動スライド台40が前方に向かって天板30と一緒に移動すると、第一制御ウエブ363が、第一切り欠き部22の前側エッジに設けられたストッパー28に当たる。これにより天板30はそれ以上前に向かってスライド移動できず、後側第二ガイド要素46の傾斜面465が、制御スロット362の第四部分3624にある傾斜面と一緒に作用して、天板キャリア36を上方に持ち上げるので、下側第二ガイド要素42が再びウエブガイド361の後側端部の下に当たり、更に駆動スライド台40を前方に向かってスライド移動する時に、上側第二ガイド要素44と一緒に機能して、ウエブガイド361が再び上下から挟み込まれる。
図10〜18で示す第二実施例が、図1〜9による第一実施例と異なっていることは、天板キャリア136に配設された第一ガイド要素、即ち、ウエブガイド1361と制御スロット1362が、連続して一体で構成されていることである。この場合には駆動スライド台140に設けられている第二ガイド要素が、下側第二ガイド要素142と上側第二ガイド要素144のみにより形成されている。そのとき下側第二ガイド要素141は、ウエブガイド1361を挟み込むだけでなく、天板130のスライド移動中に制御スロット1362に噛み込む役割もする。
第一実施例に対する第二実施例の別の違いは、長手方向スライド移動に抗して天板130を固定するロック要素として、前側制御ウエブ1363と後側制御ウエブ1365のみを設けていることにあり、ガイドレール20の前側切り欠き部122ないし後側切り欠き部126と一緒に作用する。
第一実施例と同じ又は類似している他の部品には、追加して“1”を前に付けている。
第二実施例で示していることは更に、第一実施例では図示していないが他の実施例全て
で設けられている雨樋137であり、天板130の後側エッジ1302の下側で、ガイドレール120内でスライド自在のスライド台1372にある旋回支承1371を使って、天板130と一緒に旋回自在および長手方向スライド自在で支承されている。雨樋137は、その前側範囲で蝶番1373を介して天板キャリア136と旋回自在で結合されているので、図10〜12で分かるように、クローズ位置(図10)から換気位置(図11)および下降位置(図12)への天板130のチルト動作に追随する。
ウエブガイド1361は、第一実施例のように第一部分13611を有しており、それは図10から分かるように、天板130のクローズ位置では概ね水平に配設されており、この位置で下側第二ガイド要素142と上側第二ガイド要素144により挟み込まれる。ウエブガイド1361で前方に向かって第一部分13611に繋がる部分13612と13613、即ち、天板130の後側エッジ1302のホップアップ動作中に第二ガイド要素142と144が通過する部分は、第一実施例のウエブガイド361の第二および第三部分に同じである。このことはウエブガイド1361の第四部分13614にも、即ち、後方向きで第一部分13611に繋がると共に、天板130の後側エッジ1302が図12で図示する位置に下降動作をするために第二ガイド要素142と144が通過する部分にも当て嵌まる。第一実施例のウエブガイド361とは違って、ウエブガイド1361の第四部分13614の後側端部には、上向きに突出したストッパー13615が繋がっている。上側第二ガイド要素144の後側端部が走行して、図12〜18による天板後側エッジ1302が下降位置に到達すると、このストッパー13615に当たる。
図13〜18では、天板130の後側エッジ1302が下降動作する間の動作経過を、多数の動作段階で拡大して図示している。第二ガイド要素142と144がウエブガイド1361および制御スロット1362と一緒で機能することを、この拡大図示で明らかにする。
図13で示す天板130のクローズ位置、即ち、下側第二ガイド要素142の上側面1424が下から、上側第二ガイド要素144の下側面が上から、ウエブガイド1361の第一部分13611に当接しているクローズ位置を起点にして、この実施例で付属のスライド要素148がガイドレール120の上側ガイド軌道1201内でガイドされている駆動スライド台140を、図示していない駆動ケーブルを使ってガイドレール120に沿って後方に向かってスライド移動する。さらに後方にスライドする(図14と15)と、後方に向かって上昇する第四部分13614を第二ガイド要素142と144が通過し、天板130の後側エッジ1302が、量を増加しながら後方にある固定の屋根範囲14のレベル以下に下降する。
図16〜18では、ウエブガイド1361から制御スロット1362への乗り移りを行う。図16から分かるように、後側で傾斜して後方に向かって上昇する第一部分13621、その上側部分13622、その前側で傾斜して前方に向かって下降する第三部分13623を有する制御スロット1362の輪郭と、後側で傾斜して後方に向かって上昇する面1422、その上側面1424、前方に向かって傾斜して下降する面1425で正確に合致している下側第二ガイド要素142が、図17において制御スロット1362の中に入り込むまで、上側第二ガイド要素1424の下側面により一緒に送られる。
ウエブガイド1361は、制御スロット1362の上側でストッパー13615の前に配設された移行範囲1368では厚みが少なくなっているので、下側の第二ガイド要素142が制御スロット1362の中に入り込んだ後には、上側第二ガイド要素144は、その下側面がウエブガイド1361の第四部分13614に最早や当接しない。しかしながら図17と18から分かるように、この位置で上側第二ガイド要素144は、狭く後ろ向きの面でストッパー13615に当接している。
上記で説明した天板130の後側エッジ1302の下降動作中に同時に、天板キャリア136に配設されスライド要素の形態で構成された後側制御ウエブ1365が、一緒に下降する。そのとき後側制御ウエブは、下側第二ガイド要素142がその後側面1422で制御スロット1362の後側第一部分13621に当接する(図16と17を参照)まで、ガイドレール120の後側切り欠き部126と噛み合ったままである。下側第二ガイド要素142が完全に制御スロット1362内に入り込むと、後側制御ウエブ1365も下降して、後側切り欠き部126を下方に向かって通過しガイドレール120の下側ガイド軌道1202に入り込む(図18を参照)。同じことが、前側制御ウエブ1363およびガイドレール120の前側切り欠き部122と一緒での機能にも当て嵌まる(図12を参照)。
図12と18で図示している天板130の下降位置を前提にして、続いて天板が後方に向かって固定の屋根範囲14の下にスライド移動され、屋根開口部18が部分的または完全に露出される。この範囲において天板130のスライド移動は、下側第二ガイド要素142が制御スロットリンク1362に噛み合うことにより行う。
天板130を閉じるためには、前記動作を逆方向の順番で行う。駆動スライド台140を前方に向かってスライド移動すると、前側制御ウエブ1363がストッパー128に当たる。この位置では、前側制御ウエブ1363が正確に前側切り欠き部122の下側に、後側制御ウエブ1365が正確にガイドレール120の後側切り欠き部126の下側にある。この位置ではストッパー128により、前方に向かって更にスライド移動することが阻止されるので、下側第二ガイド要素142の前側傾斜面1425が制御スロット1362の傾斜面13623に当たって押し、天板130はその後側エッジ1302で再び上方に向かって動かされる。下側第二ガイド要素142が制御スロット1362から再び前方に飛び出すと直ぐに、その上側面1424が、上側の第二ガイド要素144の下側面と一緒に機能して、天板130が更にチルト動作することを担う。
第二実施例で示すメカニズムは、ウエブガイド1361と制御スロット1362を一体で構成することができ、この二つの第一ガイド要素間にあるギャップを乗り移る必要がないので、特に簡単に構成されている。第一実施例の場合と較べて駆動スライド台140も、それに設けられているのは二つの第二ガイド要素142と144のみであって、その内の下側第二ガイド要素142がダブル機能を有しているので、より簡単に構成されている。そのダブル機能とは、一つには天板130のチルト動作のために、上側第二ガイド要素144と一緒に機能してウエブガイド1361を挟み込むことであり、他方では天板130をスライド移動するために、制御スロット1362に噛み込むことである。
図19〜26で示す第三実施例が、図1〜9による第一実施例および図10〜18による第二実施例と異なっていることは、天板キャリア236に配設された第一ガイド要素がウエブガイド2361として、及び制御カム2362としても構成されていることであり、他方で駆動スライド台240に設けられている第二ガイド要素が、この場合には下側第二ガイド要素242、上側第二ガイド要素244、制御スロット246により形成されることである。そこでは下側第二ガイド要素242と上側第二ガイド要素244が、ウエブガイド2361を挟み込む役割を、他方で制御スロット246は、天板230のスライド動作中に制御カム2362が噛み合う役割をする。
第二実施例の場合のように、長手方向スライド動作に対して天板230を固定するためのロック要素は、ガイドレール220の前側切り欠き部222ないし後側切り欠き部226と一緒で機能する前側制御ウエブ2363と後側制御ウエブ2365によってのみ形成される。
第一または第二実施例と同じまたは類似している他の部品には、第三実施例では“2”
を前に付けている。
第三実施例でも第一実施例の場合に類似して、天板230の後側エッジ2302の下降動作から天板230のスライド移動へ移行する時に、ウエブガイド2361と一緒に機能して下側第二ガイド要素242と上側第二ガイド要素244により天板230をガイドすることから、制御スロット246と一緒に機能して制御カム2362により天板230をガイドすることへの移行が行われる。この移行状況を図22〜26で拡大して図示している。図22で図示している天板230のクローズ位置、即ち、下側第二ガイド要素242と上側第二ガイド要素がウエブガイド2361をその第一ガイド部分で挟み込む位置を起点にして、駆動スライド台240が、天板230の後側エッジ2302の下降動作のために後方に向かって、即ち図においては右方に動く。
図23において、下側第二ガイド要素242と上側第二ガイド要素244が、ウエブガイド2361の第四部分23614に達すると直ぐに、ガイドカム2362が、後上方に開き傾斜して前下方に延伸する制御スロット246のガイド溝に嵌り込む。このガイド溝の輪郭を形成するのは、下側で傾斜して後方に向かって上昇するガイド面2464及び、これとは平行に間隔をおいて配設され傾斜して後方に向かって上昇する上側ガイド面2465である。
ガイドカム2362は、傾斜して前に向かって下降する第一ガイド面23621、その下側で概ね水平に配設された第二ガイド面23622、傾斜して後方に向かって上昇する第三ガイド面23623、これに後方に向かって繋がり大きく傾斜して後方に向かって上昇する第四ガイド面23624、および概ね水平である上側ガイド面23625を有している。第一ガイド面23621と第四ガイド面23624は、互いが概ね平行に配設されている。ガイドカム2362の第二下側ガイド面23622および上側ガイド面23625は、同じく互いが概ね平行に配設されている。
図23において、ガイドカム2362が制御スロット246に入り込む時には、第三ガイド面23623が制御スロット246の下側ガイド面2464に当接し、ガイドカム2362の第一ガイド面23621と上側ガイド面23625の間にあり丸められたエッジは、制御リンク246の上側ガイド面2465に当接する。
図24〜26において、駆動スライド台240が後方に向かって更に進むと、傾斜して下方に向かって延伸する制御リンク246のガイド溝により、ガイドカム2362が更に下方に向かって動かされ、同時に天板230の後側エッジ2302が更に下降動作を行う。同時にロック要素も、図22〜26ではその内の後側制御ウエブ2365のみを示しているが、ガイドレール220の切り欠き部222ないし226を通って更に下方に向かって動かされる。
制御スロット246で前側部分2466、下側部分2461、後側部分2463により輪郭が決まると共に大きく傾いた下側のガイド溝に、ガイドカム2362が入り込むと同時に、下側第二ガイド要素242と上側第二ガイド要素244が、制御ウエブ2361との噛み合いを終える。制御スロット246にガイドカム2362が完全に噛み合う(図26)と、下側第二ガイド要素242は、傾斜して後方に向かって上昇する前側面が、制御ウエブ2261の第四部分23614の後側端部の直ぐ後にある。図25による位置は、天板230が後方で固定の自動車屋根14の下に向かうスライド移動の始まりを示している。図26では天板230が既に僅かな量だけ後方に向かってスライド移動されており、ガイドレール220の切り欠き部226の後側エッジに対する制御ウエブ2365の位置で、容易に分かる。
閉じる時には、逆の順番で動作を行う。駆動スライド台240が前方に向かって移動し
て、図25で図示した位置に達すると直ぐに、後側制御ウエブ2365が、ガイドレール220の下側ガイド軌道2202の下側ガイド面に構成されているストッパー2203に走行して当たる。これにより制御ウエブ2365は強制的に、上方に向かって切り欠き部226の中に動かされる。これにより、駆動スライド台240が更に前方に向かって移動しても、天板230は最早前方に向かって一緒に移動しない。制御スロット246に制御カム2362が噛み込んでいること、及び直ぐに続いて下側第二ガイド要素242にある傾斜した前側ガイド面が後ろ向きで傾斜して下方に傾いた制御ウエブ2361のガイド面で滑ることが、図19においてクローズ位置の方向に天板後側エッジ2302を持ち上げること、及び前方に向かって駆動スライド台240が更に進む時に、図20における換気位置に更に持ち上げることに作用する。
図27〜31による第四実施例では、図10〜18による第二実施例の場合と同様に駆動スライド台340には、二つの第二ガイド要素342ないし344のみが設けられており、ウエブガイド3361を挟み込んでいる。制御スロット3362は、制御ウエブ3361の後側端部および制御ウエブ3361とは間隔を隔ててこの後に配設されている制御カム33620の間にある、ガイド溝により形成されている。
制御ウエブ3361は、第四ガイド部分33614に繋がりその後側端部で傾斜して前下方に向かって下降すると共に制御スロット3362の前側部分を形成しているガイド面33624を有している。制御スロット3362の後側部分は、制御カム33620で鼻形状をした下側第一部分33621、これに繋がり傾斜して後方に向かって上昇する第二ガイド部分33622、およびこれに上方に向かって繋がり大きく傾斜して後方に向かって上昇する第三ガイド部分33623により形成される。
下側第二ガイド要素342は、その前側には傾斜して後方に向かって上昇する面3425、その上側には概ね水平なガイド面3424、及びその後側端部には傾斜して前方に向かって下降するガイド面3422を有している。
第四実施例では下側第二ガイド要素342がダブル機能を果たす。一つには、上側第二ガイド要素344と一緒に機能してその上側ガイド面3424により、天板330のクローズ位置でウエブガイド3361を挟み込み、チルト動作中も同じである。下側第二ガイド要素342は他方で、天板330をスライド移動する時にガイドスロット3362の中に噛み込む。
図27〜31から明らかになることは、下側第二ガイド要素342が継続して制御ウエブ3361ないしガイドリンク3362と噛み合っているので、この実施例では−第二実施例の場合に類似して−別のガイド要素への乗り移りを行う必要がないことである。
図28と29から分かるように、制御ウエブ3361の第四部分33614が下側第二ガイド要素342と上側第二ガイド要素344の間で送られ、最後に下側第二ガイド要素342が制御スロット3362のガイド溝に入り込んで、後側ガイド面3422で制御カム33620のガイド面33623に、及び前側ガイド面3425で制御スロット3362の前側ガイド面33624に当接する。
天板330の後側エッジが完全に下降した後に、上側第二ガイド要素344は、間隔を有して制御ウエブ3361の後側端部の上方にあり、他方で下側第二ガイド要素342は、その上側ガイド面3424が後方に向かって制御ウエブ3361の第四部分33614の延長部を近似的に形成するように、ガイドスロット3362の中に入り込む。そのとき天板330の後側端部は下降しており、後側制御ウエブ3365は、下方に向かって完全にガイドレール320の後側切り欠き部326を通過しており、続いて天板330がスライド移動する時には、ガイドレール320の下側ガイド軌道3202内を後方に向かって
ガイドされる。
天板330のスライド動作から天板330のチルト動作へ移行することは、天板330を閉じるために反対方向に動かす時に後側制御ウエブ3365と一緒で機能して、ガイドレール320の下側ガイド軌道3202にあるストッパー3203により、改めて制御される。ストッパー3203により制御ウエブ3365が、上方に向かってガイドレール320の切り欠き部326の中に押される。ここでは天板330が最早前方に向かってスライド移動できないので、駆動スライド台340が更に前方に向かってスライド移動すると−制御スロット3362にある下側第二ガイド要素342が前下方に向かって滑り落ちることにより−天板は上方に向かって旋回される。下側第二ガイド要素342の上側ガイド面3424が、制御ウエブ3361を再びその下側で挟み込むと直ぐに、上側第二ガイド要素344の下側ガイド面も、制御ウエブ3361の上側ガイド面に再び当接する状態にある。
前記の図の説明において個々には挙げなかった第四実施例の他の参照番号は、前にある三つの実施例のものに相当しており、そこで前の数字を“3”で形成している。更に云えば、第四実施例に対する図面には全体外観が含まれていない。しかしながら専門家にとっては、示されていないメカニズムの前側部分が他の実施例のものに相当することは明らかである。
専門家にとっては、前述で一つの屋根側用に単数でのみ記載しているメカニズムは、屋根開口部18の両側での中央長手軸に対して好ましくは対称的である、あるいは他の自動車開口部に設けられると解釈される。
本発明により、それ自体公知のウエブガイドおよび公知のスロットガイドを、前後した天板の異なった動作段階で有効に組み合わせることで、ボディ部品、殊にホップアップ・スライド・ルーフで特に簡単に、軽量且つコスト的に有利に製造でき、少ない部品で構成するメカニズムを得ており、そのメカニズムでは、各追加のホップアップレバー又はロックレバーを完全に廃止することができる。
全ての動作過程が、ガイドレール内で駆動スライド台をスライド移動することにより、直接的且つ排他的に得られるので、本発明によるメカニズムは、ボディ部品、及び特にホップアップ・スライド・ルーフで、特に簡単でコスト的に有利で頑丈で、十分にガタがなく摩耗と騒音が少ない動作を可能にする。
すべての実施例に適用:
10 自動車
12 自動車屋根
14 固定の屋根範囲
16 屋根フレーム
18 屋根開口部

第一実施例(図1〜9):
20 ガイドレール
201 (20の)上側ガイド軌道
202 (20の)下側ガイド軌道
22 (20にある)前側切り欠き部
24 (20にある)第二切り欠き部
26 (20にある)後側切り欠き部
28 ストッパー
30 ボディ部品(天板)
301 (30の)前側エッジ
302 (30の)後側エッジ
311 シーリング(前)
312 シーリング(後)
32 天板内側プレート
34 固定点
36 キャリア(天板キャリア)
361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
3611 (361の)(第一)部分
3612 (361の)(第二)部分
3613 (361の)(第三)部分
3614 (361の)(第四)部分
362 制御スロット(第一ガイド要素)
3621 (362の)(第一)部分
3622 (362の)(第二)部分
3623 (362の)(第三)部分
3624 (362の)(第四)部分
3625 (362の)(第五)部分
3626 (362の)(第六)部分
3627 (362にある)受け部
363 (前部)制御ウエブ(ロック要素)
364 (第二)制御ウエブ(ロック要素)
365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
366 チルト軸
367 (前側)スライド要素
368 (361と362間の)間隙
40 スライド台(駆動スライド台)
42 (下側)第二ガイド要素
43 (42と44間の)ガイドギャップ
44 (上側)第二ガイド要素
46 (後側)第二ガイド要素
461 (46にある)(下側)面
462 (46にある)(上昇する)面
463 (46にある)(大きく上昇する)面
464 (46にある)(上側)面
465 (46にある)(前側の傾斜した)面
48 (40の)スライド要素
50 (40にある)ダンパー要素

第二実施例(図10〜18):
120 ガイドレール
1201 (120の)上側ガイド軌道
1202 (120の)下側ガイド軌道
122 (120にある)前側切り欠き部
126 (120にある)後側切り欠き部
128 ストッパー
130 ボディ部品(天板)
1301 (130の)前側エッジ
1302 (130の)後側エッジ
1311 シーリング(前)
1312 シーリング(後)
132 天板内側プレート
134 固定点
136 キャリア(天板キャリア)
1361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
13611 (1361の)(第一)部分
13612 (1361の)(第二)部分
13613 (1361の)(第三)部分
13614 (1361の)(第四)部分
13615 (1361にある)ストッパー
1362 制御スロット(第一ガイド要素)
13621 (1362の)(第一)部分
13622 (1362の)(第二)部分
13623 (1362の)(第三)部分
13624 (1362の)(下側)面
13627 (1362にある)受け部
1363 (前側)制御ウエブ(ロック要素)
1365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
1366 チルト軸
1367 (前側)スライド要素
1368 (1361と1362間の)移行範囲
137 雨樋
1371 旋回支承
1372 スライド台
1373 蝶番
140 スライド台(駆動スライド台)
142 (下側)第二ガイド要素
1422 (142にある)(上昇する)面
1424 (142にある)(上側)面
1425 (142にある)(前側の傾斜した)面
143 (142と144間の)ガイドギャップ
144 (上側)第二ガイド要素
148 (140の)スライド要素
150 (140にある)ダンパー要素

第三実施例(図19〜26):
220 ガイドレール
2201 (220の)上側ガイド軌道
2202 (220の)下側ガイド軌道
2203 ストッパー
222 (220にある)前側切り欠き部
226 (220にある)後側切り欠き部
228 ストッパー
230 ボディ部品(天板)
2301 (230の)前側エッジ
2302 (230の)後側エッジ
2311 シーリング(前)
2312 シーリング(後)
232 天板内側プレート
234 固定点
236 キャリア(天板キャリア)
2361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
23611 (2361の)(第一)部分
23612 (2361の)(第二)部分
23613 (2361の)(第三)部分
23614 (2361の)(第四)部分
2362 制御カム(第一ガイド要素)
23621 (2362の)(第一)部分
23622 (2362の)(第二)部分
23623 (2362の)(第三)部分
23624 (2362の)(第四)部分
23625 (2362の)(第五)部分
23626 (2362の)(第六)部分
23627 (2362にある)受け部
2363 (前部)制御ウエブ(ロック要素)
2365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
2366 チルト軸
2367 (前側)スライド要素
237 雨樋
2371 旋回支承
2372 スライド台
2373 蝶番
240 スライド台(駆動スライド台)
242 (下側)第二ガイド要素
243 (242と244間の)ガイドギャップ
244 (上側)第二ガイド要素
246 (後側)第二ガイド要素(制御スロット)
2461 (246にある)(下側)面
2462 (246にある)(上昇する後側)面
2463 (246にある)(大きく上昇する後側)面
2464 (246にある)(緩やかに上昇する後側)面
2465 (246にある)(傾斜した前側)面
2466 (246にある)(急勾配で傾斜した前側)面
248 (240の)スライド要素

第四実施例(図27〜31):
320 ガイドレール
3201 (320の)上側ガイド軌道
3202 (320の)下側ガイド軌道
3203 ストッパー
326 (320にある)後側切り欠き部
328 ストッパー
330 ボディ部品(天板)
332 天板内側プレート
334 固定点
336 キャリア(天板キャリア)
3361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
33611 (3361の)(第一)部分
33612 (3361の)(第二)部分
33614 (3361の)(第四)部分
3362 制御スロット(第一ガイド要素)
33620 制御カム
33621 (3362の)(第一)部分
33622 (3362の)(第二)部分
33623 (3362の)(第三)部分
33624 (3362の)(第四)部分
3365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
3373 (雨樋の)蝶番
340 スライド台(駆動スライド台)
342 (下側)第二ガイド要素
3422 (342にある)(後側の傾斜した)面
3424 (342にある)(上側)面
3425 (342にある)(前側の傾斜した)面
343 (342と344間の)ガイドギャップ
344 (上側)第二ガイド要素
348 (340の)スライド要素

Claims (15)

  1. ボディ部品(30;130;230;330)の旋回動作およびスライド動作を生み出すためのメカニズムであって、スライド自在のスライド台(40,140,240,340)を備えており、それが少なくとも一つの第二ガイド要素(42,44,46;142,144;242,244,246;342,344)を介して、ボディ部品に配設された少なくとも一つの第一ガイド要素(361;1361;2361;3361)と噛み合っており、そのときスライド自在のスライド台(40,140,240,340)が、少なくとも二つの第二ガイド要素(42,44,46;142,144;242,244,246;342,344)を備えており、その第二要素が、ボディ部品(30;130;230;330)がクローズ位置にあるおよびチルト動作中には第一ガイド要素(361;1361;2361;3361)、及びボディ部品(30;130;230;330)のスライド動作時にはボディ部品(30;130;230;330)に振り当てられた別の第一ガイド要素(362;1362;2362;3362)と一緒で機能するメカニズムにおいて、
    第二ガイド要素(46;142;342)の少なくとも一つが、制御スロット(362;1362;3362)として構成された別の第一ガイド要素と噛み合うと直ぐに、第二ガイド要素(42,44;144;242,244;344)の少なくとも一部とウエブガイド(361;1361;2361;3361)として構成された第一ガイド要素との噛み合いが外れる
    ことを特徴とするメカニズム。
  2. 請求項1に記載のメカニズムにおいて、
    別の第一ガイド要素が、制御スロット(362;1362;3362)または制御カム(2362)として構成されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  3. 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
    クローズ位置およびチルト動作中のボディ部品(30;130;230;330)のスライド動作をブロックするロック要素(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)が、ボディ部品(30;130;230;330)に、又はボディ部品(30;130;230;330)に振り当てられた部品(36;136;236;336)に配設されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  4. 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
    スライド台(40,140,240,340)が、ガイドレール(20,120,220)に沿ってスライド自在であり、そのガイドレールが、ロック要素(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)の噛み合い又は通り抜けのために、少なくとも一つの切り欠き部(22,24,26;122,126;222,226;322,326)を有している
    ことを特徴とするメカニズム。
  5. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
    第一ガイド要素(361,362;1361,1362;2361,2362)および/またはロック要素(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)が、ボディ部品(30;130;230;330)に、又はボディ部品(30;130;230;330)に配設された部品(36;136;236;336)に、少なくとも部分的に一体で構成されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  6. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
    第二ガイド要素(42,44,46;142,144;242,244,246;342,344)が、少なくとも部分的にスライド台(40,140,240,340)と一体で構成されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  7. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
    ウエブガイド(361;1361;2361;3361)として構成された第一ガイド要素と制御スロット(362;1362;3362)として又は制御カム(2362;33620)として構成された別の第一ガイド要素の間で長手方向に、間隙(368;2368;3362)又は、ウエブガイド(361;1361;2361;3361)で他の場所の厚みと較べて薄くなった移行範囲(1368)が設けられている
    ことを特徴とするメカニズム。
  8. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
    ロック要素が、長手方向で互いに間隔をおいた複数の制御ウエブ(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)により形成され、それぞれ、ガイドレール(20;120;220;320)にある切り欠き部(22,24,26;122,126;222,226;322,326)と一緒に機能する
    ことを特徴とするメカニズム。
  9. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
    後側制御ウエブ(365;1365;2365;3365)が、第一ガイド要素(361,362;1361,1362;2361,2362;3361,3362)の後に配設されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  10. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
    少なくとも一つの前側制御ウエブ(363,364;1363;2363;3363)が、第一ガイド要素(361,362;1361,1362;2361,2362;3361,3362)の前に配設されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
    制御ウエブ(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)が、ボディ部品(30;130;230;330)のスライド動作時に、ガイドレール(20;120;220;320)の第一ガイド軌道(201;1202;2202;3202)内で案内されており、他方でスライド台(40;140;240;340)にあるスライド要素(48;148;248;348)が、ガイドレール(20;120;220)の別のガイド軌道(202;1201;2201;3201)内で案内されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  12. 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
    スライド台(40;140;240;340)でボディ部品(30;130;230;330)に向き合う面に、ダンパー要素(50;150)が配設されている
    ことを特徴とするメカニズム。
  13. 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
    第一ガイド要素(1361,1362)が、ウエブガイド(1361)および、その後側端部に直接繋がる制御スロット(1362)により形成される
    ことを特徴とするメカニズム。
  14. 請求項13に記載のメカニズムにおいて、
    第二ガイド要素(142;342)の一つが、中断することなく常にウエブガイド(1361;3361)と、又は制御スロット(1362;3362)と噛み合っている
    ことを特徴とするメカニズム。
  15. 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムを、自動車のホップアップ・スライド・ルーフ用に使用すること。


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