JP2011513132A - 設定可変である自動車ボディ部品用のメカニズム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メカニズムを簡単にするために、スライド自在のスライド台(40)が少なくとも二つの第二ガイド要素(42,44,46)を備えており、その第二要素が、ボディ部品(30)がクローズ位置にあるおよびチルト動作中には第一ガイド要素(361)、及びボディ部品(30)のスライド動作時にはボディ部品(30)に振り当てられた別の第一ガイド要素(362)と一緒で機能するようにしている。本発明は特に、自動車のホップアップ・スライド・ルーフの天板用に適している。
【選択図】 図2
Description
本発明は核心において、ボディ部品を旋回およびスライド移動するためにホップアップ・スライド動作メカニズムとして形成されたメカニズムが、少なくとも二つの第二ガイド要素を備えたスライド自在のスライド台を有するようにしており、そのガイド要素が、特定の動作領域(好ましくはクローズ位置と旋回動作中)ではボディ部品に振り当てられた第一ガイド要素(ウエブガイド)、及び別の動作領域(好ましくはボディ部品のスライド動作時)ではボディ部品に振り当てられた別の第一ガイド要素(制御スロットまたは制御カム)と一緒で機能する。
又は色々なボディ部品用にモジュールとして使用できるようにする。本発明対象の場合には少なくとも一つのロック要素が、ホップアップ・スライド動作メカニズムのガイド要素と共通して、今までは必要であった追加のレバーなしで直接、駆動スライド台のスライド動作により操作される。
全ての実施例で利点ある実施形態によれば、少なくとも一つのロック要素が第一ガイド要素と共通で、ボディ部品に振り当てられた部品に配設されているようにしている。そのボディ部品に振り当てられた部品は、キャリアにより形成されていると好ましく、そのキャリアはプラスチック射出成形部品として、又は少なくとも部分的にプラスチックの溶射を有する一つまたは複数のプレートでできた結合部材として形成されていると好ましい。ウエブガイド、ロック要素、及び四つの実施例の三つでは制御スロットも、キャリアに一体で構成されていると好ましい。通常、そのようなキャリアが、ボディ部品の両側に対する中央長手面に対して対称的に配設されている。
別の−第三−実施例によれば、キャリアにある制御カムと一緒で機能する制御スロットも、別の第二ガイド要素としてスライド台に構成されている。第二ガイド要素は、例えばスライド台の製造時に、プラスチック射出成形部品の形態で、あるいは少なくとも部分的にプラスチックの溶射を有する一つまたは複数のプレートで出来た結合部材として、コスト的に有利につくられる。
本発明の利点ある別の構成形態によれば、(第一、第三、第四実施形態において)第一ガイド要素(ウエブガイドおよび制御スロットないし制御カム)の間に長手方向で、間隙を設けているようにしている。この間隙がウエブガイドと制御スロット間で、下側第二ガイド要素および/または上側第二ガイド要素が入る間隔を形成し、他方で第二ガイド要素の少なくとも一つが、ボディ部品のスライド動作時にボディ部品にある第一ガイド要素と噛み合い状態にある。しかしながらそれに対する代替として、−第二実施例で示しているように−下側で後側部分に制御スロットが配設または構成されている連続したウエブガイドも実現可能である。第四実施例によれば、駆動スライド台にある二つの第二ガイド要素で十分であり、それがまず(クローズ位置で又はボディ部品の旋回動作時に)ウエブガイドを挟み込み、その内の下側第二ガイド要素が、ボディ部品のスライド動作のためにスロットのガイド面に当接する。
天板30は、固定の自動車屋根12に配設された屋根フレーム16に支承されており、その屋根フレームは、その縁部で屋根開口部18を取り巻いていると共に、固定の屋根範囲14の下を後に向かって延伸している。屋根フレーム16には屋根開口部18の両側で自動車10の横梁に平行に、ガイドレール20が配設されており、以下において自動車片側についてのみ詳細に説明する天板30のメカニズムが、そのガイドレールの中にスライド自在で支承されている。自動車で反対側には、自動車屋根の中央長手軸に対して対称的に、同じ配設が設けられている。このことは又、別の以下に説明する他の実施例にも当て嵌まる。
たストッパー28が設けられており、天板30を閉じる方向にスライドする時には、前側制御ウエブ363がそのストッパーに当たる。
ウエブガイド361の後側部分3614の後側端部には、同じく天板キャリア36に配設された制御スロット362が、ギャップ368に続いて別の第一ガイド要素として繋がっている。ウエブガイド361のように制御スロット362も、天板キャリア36と一体で構成されていると好ましい。制御スロット362は前に向かって下に開いており、それを形成しているのは、後方に向かって開口部に繋がり軽く傾斜して上昇する第一部分3621、これに繋がり大きく傾斜した上向きの第二部分3622、概ね水平に延伸する上側の第三部分3623、これに繋がり傾斜して前方に下降する第四部分3624、前方に向かってこれに繋がり軽く傾斜して下降する3625、及び前に向かってこれに繋がり概ね直角に上向きに曲げられている第六部分3626である。第一部分3621と第五部分3625は、互いが基本的に平行に配設されている。同じく第二部分3622と第四部分3624は、互いが基本的に平行に配設されている。制御スロット362の部分3621〜3625が、制御スロット362で傾斜して前方に向かって下に開いた受け部3627の輪郭を決めており、その受け部は、下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44のようにスライド台40に配設されている又は好ましくはこれと一体で構成されている後側第二ガイド要素46を受ける役割をする。
前側スライド要素367により支持され、そのスライド要素は、ガイドレール20の下側ガイド軌道202の中でガイドされていると共に、天板30のチルト軸366となる。
後側第二ガイド要素46は、その下側に天板30のクローズ位置で概ね水平な第一面461を有しており、後方に向かってそれに軽く傾斜して上昇する面462が繋がり、それに別の大きく傾斜して上向きに傾いた面463が繋がっている。後側第二ガイド要素46は、天板30のクローズ位置で概ね水平な面464により上に向かって輪郭を決められ、傾斜して前方に向かって下降する面465が、前方に向かってそれに繋がっている。面463と465は、互いが基本的に平行に配設されている。
面464が制御スロット362の第五部分3625に当接するので、ここで天板30は完全且つ明らかに、制御スロット362と一緒に機能する後側第二ガイド要素46により保持される(図8)。同時に下側第二ガイド要素42と上側第二ガイド要素44は、その時点でウエブガイド361の後側端部を行き過ぎているので、ウエブガイド361との噛み合いが外れている。その時点までには後側制御ウエブ365が、天板30の下降動作時にガイドレール20にある後側切り欠き部26を通って、下方に向かってその上側ガイド軌道201に入り込んでいる。
第一実施例と同じ又は類似している他の部品には、追加して“1”を前に付けている。
で設けられている雨樋137であり、天板130の後側エッジ1302の下側で、ガイドレール120内でスライド自在のスライド台1372にある旋回支承1371を使って、天板130と一緒に旋回自在および長手方向スライド自在で支承されている。雨樋137は、その前側範囲で蝶番1373を介して天板キャリア136と旋回自在で結合されているので、図10〜12で分かるように、クローズ位置(図10)から換気位置(図11)および下降位置(図12)への天板130のチルト動作に追随する。
図13で示す天板130のクローズ位置、即ち、下側第二ガイド要素142の上側面1424が下から、上側第二ガイド要素144の下側面が上から、ウエブガイド1361の第一部分13611に当接しているクローズ位置を起点にして、この実施例で付属のスライド要素148がガイドレール120の上側ガイド軌道1201内でガイドされている駆動スライド台140を、図示していない駆動ケーブルを使ってガイドレール120に沿って後方に向かってスライド移動する。さらに後方にスライドする(図14と15)と、後方に向かって上昇する第四部分13614を第二ガイド要素142と144が通過し、天板130の後側エッジ1302が、量を増加しながら後方にある固定の屋根範囲14のレベル以下に下降する。
天板130を閉じるためには、前記動作を逆方向の順番で行う。駆動スライド台140を前方に向かってスライド移動すると、前側制御ウエブ1363がストッパー128に当たる。この位置では、前側制御ウエブ1363が正確に前側切り欠き部122の下側に、後側制御ウエブ1365が正確にガイドレール120の後側切り欠き部126の下側にある。この位置ではストッパー128により、前方に向かって更にスライド移動することが阻止されるので、下側第二ガイド要素142の前側傾斜面1425が制御スロット1362の傾斜面13623に当たって押し、天板130はその後側エッジ1302で再び上方に向かって動かされる。下側第二ガイド要素142が制御スロット1362から再び前方に飛び出すと直ぐに、その上側面1424が、上側の第二ガイド要素144の下側面と一緒に機能して、天板130が更にチルト動作することを担う。
第一または第二実施例と同じまたは類似している他の部品には、第三実施例では“2”
を前に付けている。
図24〜26において、駆動スライド台240が後方に向かって更に進むと、傾斜して下方に向かって延伸する制御リンク246のガイド溝により、ガイドカム2362が更に下方に向かって動かされ、同時に天板230の後側エッジ2302が更に下降動作を行う。同時にロック要素も、図22〜26ではその内の後側制御ウエブ2365のみを示しているが、ガイドレール220の切り欠き部222ないし226を通って更に下方に向かって動かされる。
て、図25で図示した位置に達すると直ぐに、後側制御ウエブ2365が、ガイドレール220の下側ガイド軌道2202の下側ガイド面に構成されているストッパー2203に走行して当たる。これにより制御ウエブ2365は強制的に、上方に向かって切り欠き部226の中に動かされる。これにより、駆動スライド台240が更に前方に向かって移動しても、天板230は最早前方に向かって一緒に移動しない。制御スロット246に制御カム2362が噛み込んでいること、及び直ぐに続いて下側第二ガイド要素242にある傾斜した前側ガイド面が後ろ向きで傾斜して下方に傾いた制御ウエブ2361のガイド面で滑ることが、図19においてクローズ位置の方向に天板後側エッジ2302を持ち上げること、及び前方に向かって駆動スライド台240が更に進む時に、図20における換気位置に更に持ち上げることに作用する。
第四実施例では下側第二ガイド要素342がダブル機能を果たす。一つには、上側第二ガイド要素344と一緒に機能してその上側ガイド面3424により、天板330のクローズ位置でウエブガイド3361を挟み込み、チルト動作中も同じである。下側第二ガイド要素342は他方で、天板330をスライド移動する時にガイドスロット3362の中に噛み込む。
図28と29から分かるように、制御ウエブ3361の第四部分33614が下側第二ガイド要素342と上側第二ガイド要素344の間で送られ、最後に下側第二ガイド要素342が制御スロット3362のガイド溝に入り込んで、後側ガイド面3422で制御カム33620のガイド面33623に、及び前側ガイド面3425で制御スロット3362の前側ガイド面33624に当接する。
ガイドされる。
本発明により、それ自体公知のウエブガイドおよび公知のスロットガイドを、前後した天板の異なった動作段階で有効に組み合わせることで、ボディ部品、殊にホップアップ・スライド・ルーフで特に簡単に、軽量且つコスト的に有利に製造でき、少ない部品で構成するメカニズムを得ており、そのメカニズムでは、各追加のホップアップレバー又はロックレバーを完全に廃止することができる。
10 自動車
12 自動車屋根
14 固定の屋根範囲
16 屋根フレーム
18 屋根開口部
第一実施例(図1〜9):
20 ガイドレール
201 (20の)上側ガイド軌道
202 (20の)下側ガイド軌道
22 (20にある)前側切り欠き部
24 (20にある)第二切り欠き部
26 (20にある)後側切り欠き部
28 ストッパー
30 ボディ部品(天板)
301 (30の)前側エッジ
302 (30の)後側エッジ
311 シーリング(前)
312 シーリング(後)
32 天板内側プレート
34 固定点
36 キャリア(天板キャリア)
361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
3611 (361の)(第一)部分
3612 (361の)(第二)部分
3613 (361の)(第三)部分
3614 (361の)(第四)部分
362 制御スロット(第一ガイド要素)
3621 (362の)(第一)部分
3622 (362の)(第二)部分
3623 (362の)(第三)部分
3624 (362の)(第四)部分
3625 (362の)(第五)部分
3626 (362の)(第六)部分
3627 (362にある)受け部
363 (前部)制御ウエブ(ロック要素)
364 (第二)制御ウエブ(ロック要素)
365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
366 チルト軸
367 (前側)スライド要素
368 (361と362間の)間隙
40 スライド台(駆動スライド台)
42 (下側)第二ガイド要素
43 (42と44間の)ガイドギャップ
44 (上側)第二ガイド要素
46 (後側)第二ガイド要素
461 (46にある)(下側)面
462 (46にある)(上昇する)面
463 (46にある)(大きく上昇する)面
464 (46にある)(上側)面
465 (46にある)(前側の傾斜した)面
48 (40の)スライド要素
50 (40にある)ダンパー要素
第二実施例(図10〜18):
120 ガイドレール
1201 (120の)上側ガイド軌道
1202 (120の)下側ガイド軌道
122 (120にある)前側切り欠き部
126 (120にある)後側切り欠き部
128 ストッパー
130 ボディ部品(天板)
1301 (130の)前側エッジ
1302 (130の)後側エッジ
1311 シーリング(前)
1312 シーリング(後)
132 天板内側プレート
134 固定点
136 キャリア(天板キャリア)
1361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
13611 (1361の)(第一)部分
13612 (1361の)(第二)部分
13613 (1361の)(第三)部分
13614 (1361の)(第四)部分
13615 (1361にある)ストッパー
1362 制御スロット(第一ガイド要素)
13621 (1362の)(第一)部分
13622 (1362の)(第二)部分
13623 (1362の)(第三)部分
13624 (1362の)(下側)面
13627 (1362にある)受け部
1363 (前側)制御ウエブ(ロック要素)
1365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
1366 チルト軸
1367 (前側)スライド要素
1368 (1361と1362間の)移行範囲
137 雨樋
1371 旋回支承
1372 スライド台
1373 蝶番
140 スライド台(駆動スライド台)
142 (下側)第二ガイド要素
1422 (142にある)(上昇する)面
1424 (142にある)(上側)面
1425 (142にある)(前側の傾斜した)面
143 (142と144間の)ガイドギャップ
144 (上側)第二ガイド要素
148 (140の)スライド要素
150 (140にある)ダンパー要素
第三実施例(図19〜26):
220 ガイドレール
2201 (220の)上側ガイド軌道
2202 (220の)下側ガイド軌道
2203 ストッパー
222 (220にある)前側切り欠き部
226 (220にある)後側切り欠き部
228 ストッパー
230 ボディ部品(天板)
2301 (230の)前側エッジ
2302 (230の)後側エッジ
2311 シーリング(前)
2312 シーリング(後)
232 天板内側プレート
234 固定点
236 キャリア(天板キャリア)
2361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
23611 (2361の)(第一)部分
23612 (2361の)(第二)部分
23613 (2361の)(第三)部分
23614 (2361の)(第四)部分
2362 制御カム(第一ガイド要素)
23621 (2362の)(第一)部分
23622 (2362の)(第二)部分
23623 (2362の)(第三)部分
23624 (2362の)(第四)部分
23625 (2362の)(第五)部分
23626 (2362の)(第六)部分
23627 (2362にある)受け部
2363 (前部)制御ウエブ(ロック要素)
2365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
2366 チルト軸
2367 (前側)スライド要素
237 雨樋
2371 旋回支承
2372 スライド台
2373 蝶番
240 スライド台(駆動スライド台)
242 (下側)第二ガイド要素
243 (242と244間の)ガイドギャップ
244 (上側)第二ガイド要素
246 (後側)第二ガイド要素(制御スロット)
2461 (246にある)(下側)面
2462 (246にある)(上昇する後側)面
2463 (246にある)(大きく上昇する後側)面
2464 (246にある)(緩やかに上昇する後側)面
2465 (246にある)(傾斜した前側)面
2466 (246にある)(急勾配で傾斜した前側)面
248 (240の)スライド要素
第四実施例(図27〜31):
320 ガイドレール
3201 (320の)上側ガイド軌道
3202 (320の)下側ガイド軌道
3203 ストッパー
326 (320にある)後側切り欠き部
328 ストッパー
330 ボディ部品(天板)
332 天板内側プレート
334 固定点
336 キャリア(天板キャリア)
3361 ウエブガイド(第一ガイド要素)
33611 (3361の)(第一)部分
33612 (3361の)(第二)部分
33614 (3361の)(第四)部分
3362 制御スロット(第一ガイド要素)
33620 制御カム
33621 (3362の)(第一)部分
33622 (3362の)(第二)部分
33623 (3362の)(第三)部分
33624 (3362の)(第四)部分
3365 (後側)制御ウエブ(ロック要素)
3373 (雨樋の)蝶番
340 スライド台(駆動スライド台)
342 (下側)第二ガイド要素
3422 (342にある)(後側の傾斜した)面
3424 (342にある)(上側)面
3425 (342にある)(前側の傾斜した)面
343 (342と344間の)ガイドギャップ
344 (上側)第二ガイド要素
348 (340の)スライド要素
Claims (15)
- ボディ部品(30;130;230;330)の旋回動作およびスライド動作を生み出すためのメカニズムであって、スライド自在のスライド台(40,140,240,340)を備えており、それが少なくとも一つの第二ガイド要素(42,44,46;142,144;242,244,246;342,344)を介して、ボディ部品に配設された少なくとも一つの第一ガイド要素(361;1361;2361;3361)と噛み合っており、そのときスライド自在のスライド台(40,140,240,340)が、少なくとも二つの第二ガイド要素(42,44,46;142,144;242,244,246;342,344)を備えており、その第二要素が、ボディ部品(30;130;230;330)がクローズ位置にあるおよびチルト動作中には第一ガイド要素(361;1361;2361;3361)、及びボディ部品(30;130;230;330)のスライド動作時にはボディ部品(30;130;230;330)に振り当てられた別の第一ガイド要素(362;1362;2362;3362)と一緒で機能するメカニズムにおいて、
第二ガイド要素(46;142;342)の少なくとも一つが、制御スロット(362;1362;3362)として構成された別の第一ガイド要素と噛み合うと直ぐに、第二ガイド要素(42,44;144;242,244;344)の少なくとも一部とウエブガイド(361;1361;2361;3361)として構成された第一ガイド要素との噛み合いが外れる
ことを特徴とするメカニズム。 - 請求項1に記載のメカニズムにおいて、
別の第一ガイド要素が、制御スロット(362;1362;3362)または制御カム(2362)として構成されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
クローズ位置およびチルト動作中のボディ部品(30;130;230;330)のスライド動作をブロックするロック要素(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)が、ボディ部品(30;130;230;330)に、又はボディ部品(30;130;230;330)に振り当てられた部品(36;136;236;336)に配設されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
スライド台(40,140,240,340)が、ガイドレール(20,120,220)に沿ってスライド自在であり、そのガイドレールが、ロック要素(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)の噛み合い又は通り抜けのために、少なくとも一つの切り欠き部(22,24,26;122,126;222,226;322,326)を有している
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
第一ガイド要素(361,362;1361,1362;2361,2362)および/またはロック要素(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)が、ボディ部品(30;130;230;330)に、又はボディ部品(30;130;230;330)に配設された部品(36;136;236;336)に、少なくとも部分的に一体で構成されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
第二ガイド要素(42,44,46;142,144;242,244,246;342,344)が、少なくとも部分的にスライド台(40,140,240,340)と一体で構成されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
ウエブガイド(361;1361;2361;3361)として構成された第一ガイド要素と制御スロット(362;1362;3362)として又は制御カム(2362;33620)として構成された別の第一ガイド要素の間で長手方向に、間隙(368;2368;3362)又は、ウエブガイド(361;1361;2361;3361)で他の場所の厚みと較べて薄くなった移行範囲(1368)が設けられている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
ロック要素が、長手方向で互いに間隔をおいた複数の制御ウエブ(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)により形成され、それぞれ、ガイドレール(20;120;220;320)にある切り欠き部(22,24,26;122,126;222,226;322,326)と一緒に機能する
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
後側制御ウエブ(365;1365;2365;3365)が、第一ガイド要素(361,362;1361,1362;2361,2362;3361,3362)の後に配設されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムにおいて、
少なくとも一つの前側制御ウエブ(363,364;1363;2363;3363)が、第一ガイド要素(361,362;1361,1362;2361,2362;3361,3362)の前に配設されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 請求項8〜10のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
制御ウエブ(363,364,365;1363,1365;2363,2365;3363,3365)が、ボディ部品(30;130;230;330)のスライド動作時に、ガイドレール(20;120;220;320)の第一ガイド軌道(201;1202;2202;3202)内で案内されており、他方でスライド台(40;140;240;340)にあるスライド要素(48;148;248;348)が、ガイドレール(20;120;220)の別のガイド軌道(202;1201;2201;3201)内で案内されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
スライド台(40;140;240;340)でボディ部品(30;130;230;330)に向き合う面に、ダンパー要素(50;150)が配設されている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項のいずれかに記載のメカニズムにおいて、
第一ガイド要素(1361,1362)が、ウエブガイド(1361)および、その後側端部に直接繋がる制御スロット(1362)により形成される
ことを特徴とするメカニズム。 - 請求項13に記載のメカニズムにおいて、
第二ガイド要素(142;342)の一つが、中断することなく常にウエブガイド(1361;3361)と、又は制御スロット(1362;3362)と噛み合っている
ことを特徴とするメカニズム。 - 前記請求項の少なくとも一つに記載のメカニズムを、自動車のホップアップ・スライド・ルーフ用に使用すること。
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