JP2011511804A - 疾患マーカーおよびその使用 - Google Patents

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Abstract

本発明は、筋炎等の炎症性障害または自己免疫障害の、miRNAプロファイルおよびI型IFN/IFNαが誘発するPDマーカープロファイルを包含する。また、該プロファイルは、例えば、炎症性障害もしくは自己免疫障害を有する患者を処置する方法、患者の疾患の進行を監視する方法、および患者を診断もしくは患者に予後診断を提供するステップにおいて使用することもできる。

Description

本発明は、miRNAマーカーおよびインターフェロン(IFN)アルファ/I型IFN誘発性薬力学的(PD)マーカー、ならびにそれらを用いる方法に関する。
本発明は、miRNAマーカーおよびIFNα/I型IFN誘発性PDマーカーを包含する。本発明は、例えば、患者の処置、および疾患の予後診断もしくは監視の方法において、これらのマーカーを用いる方法をさらに包含する。
本発明の一実施形態は、I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害を有する患者を処置する方法を包含する。I型IFNまたはIFNαに結合し、その活性を調節する薬剤が、該患者に投与される。該患者は、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを有する。該薬剤は、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する。
本発明の別の実施形態は、中和を必要とする患者において、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する方法である。I型IFNまたはIFNαに結合し、その活性を調節する薬剤が、該患者に投与される。該薬剤は、該患者の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する。
本発明のさらなる実施形態は、患者の自己免疫疾患または炎症性疾患の進行を、監視または予後診断する方法である。患者から、第1の試料の第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルが得られる。
本発明のさらに別の実施形態は、治療薬を用いた処置を受けている患者の、自己免疫疾患または炎症性疾患の進行を監視する方法である。該患者から、第1の試料の第1のmiRNAプロファイルが得られる。治療薬が投与される。該患者から、第2の試料の第2のmiRNAプロファイルが得られる。第1のmiRNAプロファイルと第2のmiRNAプロファイルとが比較される。第1のmiRNAプロファイルおよび第2のmiRNAプロファイルにおける変動は、治療薬の有効性のレベルを示す。
本発明の別の実施形態は、筋炎患者を処置する方法である。I型IFNまたはIFNαに結合してその活性を調節する薬剤が、該患者に投与される。該薬剤は、該患者のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを中和する。
本発明のさらなる実施形態は、患者の筋炎疾患の進行を監視または予後診断する方法を包含する。前記患者から、第1の試料の第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルが得られる。
本発明のまたさらなる実施形態は、治療薬を用いた処置を受けている患者の、筋炎疾患の進行を監視する方法である。前記患者から、第1の試料の第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルが得られる。該患者に治療薬が投与される。該患者から、第2の試料の第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルが得られる。第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルと第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルとが比較される。
図1aおよび1b:DMおよびPM患者の筋肉標本中の最も上方制御された遺伝子の大半は、IFN−α/β誘発性である。(a)DM患者の筋肉標本中で上方制御された遺伝子を示す表、(b)DMおよびPM患者の筋肉中の、IFN−α/β誘発性遺伝子サインスコア。 図1−1の続きである。 図2aおよび2b:DMおよびPM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアは、患者の疾患状態が改善するに従って低下する。(a)は、DM活動性患者(DMA)、DM改善患者(DMI)、PM活動性患者(PMA)、およびPM改善患者(PMI)のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアを提供する。(b)は、IFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアが、DM患者において、活動性疾患から改善状態になるに従って、低下することを示す。 図3a〜3c:DM患者の全血試料中のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアは、臨床的改善と相関するが、3人(a)〜(c)の患者について示されるように、他のサイトカイン(TNFα、IL1β、IL4、IL10、およびIL13)の遺伝子サインスコアは相関しない。 図4:DM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアは、臨床的改善、ならびに再発を予測した。 図5a〜5d:PM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアにおける変化は、血清CKレベルと相関する。(a)は、PM患者のIFN−α/β、TNFa、IL1β、IL4、IL10、IL13誘発性遺伝子サインスコアを示す、(b)は、該患者の血清CK活性を提供し、これは、IFN−α/β誘発性遺伝子サインの曲線に従う、(c)は、各種サイトカインの遺伝子サインスコアと血清CKレベルとの間の相関を提供する、(d)は、健常な提供者(黒丸)のものと比較した、PM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアのPCAプロットである。 図6:DM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアにおける変化は、血清CKレベルと相関する。(a)は、内科医との4回の来診にわたる、患者の血清CK活性を示す、(b)は、同じ4回の来診にわたる、患者のIFN−α/β、TNFa、IL1β、IL4、IL10、IL13誘発性遺伝子サインスコアを示す、(c)は、各種サイトカインの遺伝子サインスコアと血清CKレベルとの間の相関を提供する。I型IFNの遺伝子サイン((b)に示される)は、患者の全血中上位25個の誘発性遺伝子の中和によって監視されるように、臨床活動に追随した。来診1、前処置;来診2、リツキシマブおよびステロイドでのその後の処置(わずかな改善);来診3、患者は安定したままであった;来診4、患者は悪化した(血清CKレベルの急激な上昇)。 図7aおよび7b:図6で説明したDM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインは、疾患の進行/退行に追随する。(a)患者の進行/退行に従う、IFN−α/β誘発性サインの遺伝子の中和および非中和を示すヒートマップ、(b)健常な提供者のもの(黒丸)と比較した、DM患者のIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアを追跡したPCAプロット。 図8:IBM患者の筋肉標本が、IFN−α/β誘発性遺伝子サインの過剰発現を呈することを示す、散布図。散布図は、25個の遺伝子の動的リストおよび21個の遺伝子の静的リストの2つの方法を使用した、IBMを有する14人の患者からの筋肉標本についての、IFN−α/β遺伝子サインスコアのものである。それぞれの点は、患者を表す。 図9aおよび9b:IBM患者の血清試料は、はっきり異なるIFN−α/β遺伝子サインの過剰発現を示す。(a)25個の遺伝子の動的リストおよび21個の遺伝子の静的リストの2つの方法を使用した、9人のIBM患者からの全血についての、IFN−α/β遺伝子サインスコア、(b)25個の遺伝子の動的リストを使用した、9人のIBM患者からの全血についての、IFN−α/β遺伝子サインスコアの散布図。それぞれの点は、患者を表す。 図10aおよび10b:Jo1陰性DM患者は、Jo1陽性DM患者より高いIFN−α/β遺伝子サインスコアを有する。(a)DMのJo1陽性患者およびDMのJo1陰性患者における、19個のIFN−α/β誘発性遺伝子の過剰発現、(b)19個の遺伝子を使用した、3人のJo1陽性DM患者および7人のJo1陰性DM患者からの筋肉についてのIFN−α/β遺伝子サインスコアの散布図。それぞれの点は、患者を表す。 図11〜104:IL4サインの遺伝子の注釈を伴うプローブリスト。 図11の続きである。 図12の続きである。 図13の続きである。 図14の続きである。 図15の続きである。 図16の続きである。 図17の続きである。 図18の続きである。 図19の続きである。 図20の続きである。 図21の続きである。 図22の続きである。 図23の続きである。 図24の続きである。 図25の続きである。 図26の続きである。 図27の続きである。 図28の続きである。 図29の続きである。 図30の続きである。 図31の続きである。 図32の続きである。 図33の続きである。 図34の続きである。 図35の続きである。 図36の続きである。 図37の続きである。 図38の続きである。 図39の続きである。 図40の続きである。 図41の続きである。 図42の続きである。 図43の続きである。 図44の続きである。 図45の続きである。 図46の続きである。 図47の続きである。 図48の続きである。 図49の続きである。 図50の続きである。 図51の続きである。 図52の続きである。 図53の続きである。 図54の続きである。 図55の続きである。 図56の続きである。 図57の続きである。 図58の続きである。 図59の続きである。 図60の続きである。 図61の続きである。 図62の続きである。 図63の続きである。 図64の続きである。 図65の続きである。 図66の続きである。 図67の続きである。 図68の続きである。 図69の続きである。 図70の続きである。 図71の続きである。 図72の続きである。 図73の続きである。 図74の続きである。 図75の続きである。 図76の続きである。 図77の続きである。 図78の続きである。 図79の続きである。 図80の続きである。 図81の続きである。 図82の続きである。 図83の続きである。 図84の続きである。 図85の続きである。 図86の続きである。 図87の続きである。 図88の続きである。 図89の続きである。 図90の続きである。 図91の続きである。 図92の続きである。 図93の続きである。 図94の続きである。 図95の続きである。 図96の続きである。 図97の続きである。 図98の続きである。 図99の続きである。 図100の続きである。 図101の続きである。 図102の続きである。 図103の続きである。 図105〜158:IL10サインの遺伝子の注釈を伴うプローブリスト。 図105の続きである。 図106の続きである。 図107の続きである。 図108の続きである。 図109の続きである。 図110の続きである。 図111の続きである。 図112の続きである。 図113の続きである。 図114の続きである。 図115の続きである。 図116の続きである。 図117の続きである。 図118の続きである。 図119の続きである。 図120の続きである。 図121の続きである。 図122の続きである。 図123の続きである。 図124の続きである。 図125の続きである。 図126の続きである。 図127の続きである。 図128の続きである。 図129の続きである。 図130の続きである。 図131の続きである。 図132の続きである。 図133の続きである。 図134の続きである。 図135の続きである。 図136の続きである。 図137の続きである。 図138の続きである。 図139の続きである。 図140の続きである。 図141の続きである。 図142の続きである。 図143の続きである。 図144の続きである。 図145の続きである。 図146の続きである。 図147の続きである。 図148の続きである。 図149の続きである。 図150の続きである。 図151の続きである。 図152の続きである。 図153の続きである。 図154の続きである。 図155の続きである。 図156の続きである。 図157の続きである。 図159〜234:IL13サインの遺伝子の注釈を伴うプローブリスト。 図159の続きである。 図160の続きである。 図161の続きである。 図162の続きである。 図163の続きである。 図164の続きである。 図165の続きである。 図166の続きである。 図167の続きである。 図168の続きである。 図169の続きである。 図170の続きである。 図171の続きである。 図172の続きである。 図173の続きである。 図174の続きである。 図175の続きである。 図176の続きである。 図177の続きである。 図178の続きである。 図179の続きである。 図180の続きである。 図181の続きである。 図182の続きである。 図183の続きである。 図184の続きである。 図185の続きである。 図186の続きである。 図187の続きである。 図188の続きである。 図189の続きである。 図190の続きである。 図191の続きである。 図192の続きである。 図193の続きである。 図194の続きである。 図195の続きである。 図196の続きである。 図197の続きである。 図198の続きである。 図199の続きである。 図200の続きである。 図201の続きである。 図202の続きである。 図203の続きである。 図204の続きである。 図205の続きである。 図206の続きである。 図207の続きである。 図208の続きである。 図209の続きである。 図210の続きである。 図211の続きである。 図212の続きである。 図213の続きである。 図214の続きである。 図215の続きである。 図216の続きである。 図217の続きである。 図218の続きである。 図219の続きである。 図220の続きである。 図221の続きである。 図222の続きである。 図223の続きである。 図224の続きである。 図225の続きである。 図226の続きである。 図227の続きである。 図228の続きである。 図229の続きである。 図230の続きである。 図231の続きである。 図232の続きである。 図233の続きである。 図235〜381:807個のIFNα誘発性遺伝子の注釈を伴うプローブリスト。 図235の続きである。 図236の続きである。 図237の続きである。 図238の続きである。 図239の続きである。 図240の続きである。 図241の続きである。 図242の続きである。 図243の続きである。 図244の続きである。 図245の続きである。 図246の続きである。 図247の続きである。 図248の続きである。 図249の続きである。 図250の続きである。 図251の続きである。 図252の続きである。 図253の続きである。 図254の続きである。 図255の続きである。 図256の続きである。 図257の続きである。 図258の続きである。 図259の続きである。 図260の続きである。 図261の続きである。 図262の続きである。 図263の続きである。 図264の続きである。 図265の続きである。 図266の続きである。 図267の続きである。 図268の続きである。 図269の続きである。 図270の続きである。 図271の続きである。 図272の続きである。 図273の続きである。 図274の続きである。 図275の続きである。 図276の続きである。 図277の続きである。 図278の続きである。 図279の続きである。 図280の続きである。 図281の続きである。 図282の続きである。 図283の続きである。 図284の続きである。 図285の続きである。 図286の続きである。 図287の続きである。 図288の続きである。 図289の続きである。 図290の続きである。 図291の続きである。 図292の続きである。 図293の続きである。 図294の続きである。 図295の続きである。 図296の続きである。 図297の続きである。 図298の続きである。 図299の続きである。 図300の続きである。 図301の続きである。 図302の続きである。 図303の続きである。 図304の続きである。 図305の続きである。 図306の続きである。 図307の続きである。 図308の続きである。 図309の続きである。 図310の続きである。 図311の続きである。 図312の続きである。 図313の続きである。 図314の続きである。 図315の続きである。 図316の続きである。 図317の続きである。 図318の続きである。 図319の続きである。 図320の続きである。 図321の続きである。 図322の続きである。 図323の続きである。 図324の続きである。 図325の続きである。 図326の続きである。 図327の続きである。 図328の続きである。 図329の続きである。 図330の続きである。 図331の続きである。 図332の続きである。 図333の続きである。 図334の続きである。 図335の続きである。 図336の続きである。 図337の続きである。 図338の続きである。 図339の続きである。 図340の続きである。 図341の続きである。 図342の続きである。 図343の続きである。 図344の続きである。 図345の続きである。 図346の続きである。 図347の続きである。 図348の続きである。 図349の続きである。 図350の続きである。 図351の続きである。 図352の続きである。 図353の続きである。 図354の続きである。 図355の続きである。 図356の続きである。 図357の続きである。 図358の続きである。 図359の続きである。 図360の続きである。 図361の続きである。 図362の続きである。 図363の続きである。 図364の続きである。 図365の続きである。 図366の続きである。 図367の続きである。 図368の続きである。 図369の続きである。 図370の続きである。 図371の続きである。 図372の続きである。 図373の続きである。 図374の続きである。 図375の続きである。 図376の続きである。 図377の続きである。 図378の続きである。 図379の続きである。 図380の続きである。 図382〜383:ユニークな検出物質ID、miRNA ID、および配列を伴うリスト。 図382の続きである。 図384aおよび384b:DMおよびPM患者で最も過剰発現したものの間での、1型IFN誘発性遺伝子の有症率を使用して、1型IFN誘発性遺伝子サインスコアが正の患者を同定することができる。(a)42人のDMおよびPM患者を24人の正常な健常提供者と比較した、1型IFN誘発性であり、かつ有意に過剰発現している(q値<0.05および変化倍数>2)と同定された、24人の正常な健常提供者、20人のPM患者、および22人のDM患者、ならびに136個のプローブセットを表すヒートマップ。1つ目の黒い水平なバーは正常な健常提供者を表し、低に分類された2つ目の水平なバーは、弱い1型IFN誘発性遺伝子サインスコア(変化倍数<4)を有する患者を表し、中程度に分類された3つ目の水平なバーは、中程度の1型IFN誘発性遺伝子サインスコア(4変化倍数<10)を有する患者を表し、高に分類された4つ目の水平なバーは、高い1型IFN誘発性遺伝子サインスコア(すなわち、サインスコアが正)を有する患者を表す、(b)正常な健常提供者、弱いサインスコア、中程度のサインスコア、および高いサインスコアによって層化した、(a)と同一対象の1型IFN誘発性遺伝子サインスコアの散布図。IFN=インターフェロン、DM=皮膚筋炎、PM=多発性筋炎。 図385a〜385c:患者固有の長期的な1型IFN誘発性の転写物測定値は、DMおよびPM疾患の活動性を測定するバイオマーカーとしての有用性を有する。(a)来診1での21人の患者および36人の正常な健常提供者に関する、13個の遺伝子の複合スコア、ならびにIFI27、IFI44、IFI44L、およびRSAD2の個々の転写物測定値を使用した、個々の遺伝子複合スコアおよび変化倍数値。臨床的に測定された比較的低いまたは中程度の疾患活動性(MITAX6)と、高い疾患活動性(MITAX>6)に患者をグループ化する。複数の検定で調整後、4個の遺伝子または13個の遺伝子複合スコアのいずれも、正常な健常提供者とMITAX6を有する患者との間に、有意な差異はない。全ての遺伝子および遺伝子複合スコアについて、正常な健常提供者とMITAX>6を有する患者との比較、およびMITAX6を有する患者とMITAX>6を有する患者とを比較すると、有意な差異がある(表8を参照)。(b)MITAXによって測定した疾患活動性に何らかの変動を有する18人の患者の、患者固有の分析、および(c)本研究を通じてMITAXに変化のない3人の患者。本研究の間の最低から最高のMITAX値を伴う、来診時の18人の患者それぞれの遺伝子複合スコア、変化倍数値、および未調整のp値が提供される。MITAXの変動を有する患者は、調整後のIFI44を除いて、全ての遺伝子/遺伝子複合スコアについて高度に有意に一致する遺伝子発現を示し、MITAXの変動のない患者は、試料の規模が小さいために統計的有意性を求めることはできなかったが、本質的に遺伝子発現の変化を示さなかった。全ての遺伝子複合スコアおよび変化倍数値は、36人の正常な健常提供者の中央値に対して算出した。 図385aの続きである。 図385bの続きである。 図386aおよび386b:DMおよびPM患者は、MITAXスコアと末梢血からの1型IFNの13個の遺伝子の複合スコアとの間の相関を示す。(a)少なくとも合計4回来診した6人の患者(BGE15、BGE99、BGE10、BGE106、BGE119、およびBGE147)の、MITAXスコアと13個の遺伝子の複合スコアとの比較。黒い実線および右端のy軸はMITAXスコアを表し、一方黒い破線および左端のy軸は13個の遺伝子の複合スコアを表す。BGE15およびBGE147のプロットの「H」の指定は、予兆来診を表す。(b)患者BGE92について、13個の遺伝子の複合スコアとCKレベルとの間にさらなる相関が見られる。一番左のプロットの黒い破線および右端のy軸は、この患者のCKレベルを表す。DM=皮膚筋炎、PM=多発性筋炎、CK=クレアチンキナーゼ。 図386aの続きである。 図387aおよび387b:DMまたはPMを有する数患者の疾患の再燃を予兆する、全血中の1型IFN誘発性遺伝子発現の強い上昇。疾患が臨床的に安定しているか、または改善していると考えられていたが、患者は6〜35日後に臨床的再燃を発生した来診が、3回あった。これらの3来診のそれぞれの、有意なIFN誘発性遺伝子発現の上昇は、再燃がすぐに起きるであろうことを「予兆」した。(a)13個の遺伝子の複合スコアの発現の変化の一覧表。欄は、患者試料、予兆(V−予兆)来診と再燃(V−再燃)来診との間の日数、V−予兆とV−再燃との間のMITAXスコアの変化、V−予兆の前の来診からの、遺伝子発現の上昇倍数を示す。(b)13個の遺伝子の複合スコアのグラフ表示。それぞれの中間の来診(#3)が予兆来診であり、MITAXスコアは、前の来診(#2)と比較して安定または改善していたが、13個の遺伝子の複合スコアは有意に上昇し、おそらく再燃を予兆しており、次の来診(#4)時のMITAXスコアの上昇によって確認された。IFN=インターフェロン、DM=皮膚筋炎、PM=多発性筋炎。 図388a〜388c:他のサイトカイン誘発性サインスコアは、DMまたはPMを有する中程度の患者と重症患者との間に差異はなく、疾患活動性と相関しない。(a)来診1での21人の患者および36人の正常な健常提供者についての、TNF−α、IL−1β、IL−10、IL−13、およびGM−CSFのサイトカイン誘発性遺伝子サイン。臨床的に測定された比較的低いまたは中程度の疾患活動性(MITAX6)と、高い疾患活動性(MITAX>6)に患者をグループ化する。複数の検定で調整後、全ての5個のサイトカイン誘発性遺伝子サインについて、正常な健常提供者とMITAX6を有する患者との間に有意な差異がある。また、全ての5個のサイトカイン誘発性遺伝子サインについて、正常な健常提供者とMITAX>6を有する患者との間に、有意な差異がある。しかし、5個のサイトカイン誘発性遺伝子サインのいずれについても、MITAX6を有する患者とMITAX>6を有する患者との間に有意な差異はない(表8を参照)。(b)MITAXによって測定した疾患活動性に何らかの変動を有する18人の患者の、患者固有の分析、および(c)本研究を通じてMITAX活動性に変化のない3人の患者。本研究の間の最低から最高のMITAX値を伴う、来診時の18人の患者それぞれの、サイトカイン誘発性遺伝子サインおよび未調整のp値が提供される。MITAXの変動を有する患者は、いずれのサイトカイン誘発性遺伝子サインにつても、有意に一致する遺伝子発現の変化を示さず、MITAXの変動のない患者も、試料の規模が小さいために統計的有意性を算出することはできなかったが、本質的に遺伝子発現の変化を示さなかった。全てのサイトカイン誘発性遺伝子サインは、36人の正常な健常提供者の中央値に対して算出される。DM=皮膚筋炎、PM=多発性筋炎。 図388aの続きである。 図388bの続きである。 図389:最高(上パネル)および最低(下パネル)MITAXスコアを伴う、来診時の24人のDMまたはPM患者についての、異なるサイトカイン誘発性遺伝子サインの比較。それぞれの列は、異なるサイトカイン誘発性遺伝子サインの過剰発現を示す。ボックス内に示された3人の患者は、1型IFN誘発性遺伝子サインスコア陰性である。それぞれの患者について、サイトカインが誘発する遺伝子サインレベルの上昇は、赤に近づく色で表され、一方青に近づく色は、低いサイトカインが誘発する遺伝子サイン値を表す。IFN=インターフェロン、DM=皮膚筋炎、PM=多発性筋炎。
本発明は、患者の疾患の進行を同定、診断、処置、および監視する方法を包含する。患者には、I型IFNもしくはIFNα誘発性の疾患、障害、もしくは病態を有する任意の動物、または炎症性もしくは自己免疫疾患、障害、もしくは病態を有する任意の動物が含まれる。患者は、例えば、該疾患、障害、または病態のために発展された実験モデルであり得る、実験的調査の結果として、該疾患、障害、または病態を有し得る。代替として、該患者は、実験的操作の不在下で、疾患、障害、または病態を有し得る。患者には、ヒト、マウス、ラット、ウマ、ブタ、ネコ、イヌ、および調査に使用される任意の動物が含まれる。
I型IFNまたはIFNα誘発性の疾患、障害、または病態とは、I型IFNまたはIFNαのPDマーカー発現プロファイルまたは遺伝子サインを呈する任意のものである。PDマーカー発現プロファイルおよび遺伝子サインは、同等物であることが理解されよう。これらの疾患、障害、または病態には、自己免疫成分が原因であるもの、例えば、全身性エリテマトーデス、インスリン依存性糖尿病、炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、およびセリアック病を含む)、多発性硬化症、乾癬、自己免疫性甲状腺炎、関節リウマチ、糸球体腎炎、特発性炎症性筋炎、例えば、封入体筋炎、または皮膚筋炎、または多発性筋炎、または非特異性筋炎、あるいは壊死性ミオパチー、シェーグレン症候群、血管炎、ならびにサルコイドーシスが含まれる。他の疾患、障害、または病態には、移植片対宿主病および移植片拒絶が含まれる。
患者が筋炎患者である場合、該患者は、封入体筋炎、または皮膚筋炎、または多発性筋炎を有し得る。筋炎患者は、高いまたは低い筋炎包括解析スケール(MITAX)スコアを有し得る。当業者は、筋炎患者のMITAXスコアを容易に決定することができよう。例えば、Walsh RJ,Pinkus JL,et al.Type I interferon−inducible gene expression in blood is present and reflects disease activity in dermatomyositis and polymyositis.Arthritis Rheum.2007;56(11):3784−92を参照されたく、これは、参照することにより組み込まれる。高MITAXスコアは、約6を超え得る。低MITAXスコアは、約6以下であり得る。筋炎患者は、中程度または強いI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを代替としてもしくはさらに有する。1型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアは、約4未満のスコアを割り当てられた場合弱く、およそまたは約4を超えるが10未満であるスコアを割り当てられた場合中程度であり、約10または10を超えるスコアを割り当てられた場合高くあり得る。当業者は、I型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを容易に理解して、決定することができよう。例えば、Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312を参照されたく、これは、参照することにより組み込まれる。
自己免疫疾患、障害、または病態は、免疫系が、戦う異物がない時に免疫応答を誘発し、身体の通常は保護的な免疫系が、自己を誤って攻撃することにより、それ自身の組織に損傷を与える、任意の疾患、障害、または病態であり得る。これらの疾患、障害、または病態には、多発性硬化症、クローン病、関節リウマチ、円形脱毛症、強直性脊椎炎、抗リン脂質抗体症候群、自己免疫性アジソン病、副腎の自己免疫疾患、アレルギー性脳脊髄炎、自己免疫性溶血性貧血、自己免疫性肝炎、自己免疫性炎症性眼疾患、自己免疫性新生児血小板減少症、自己免疫性好中球減少症、自己免疫性卵巣炎および精巣炎、自己免疫性血小板減少症、自己免疫性甲状腺炎、ベーチェット病、水疱性類天疱瘡、心筋症、心臓切開症候群、セリアックスプルー皮膚炎(celiac sprue−dermatitis)、慢性活動性肝炎、慢性疲労免疫機能障害症候群(CFIDS)、慢性炎症性脱髄性多発性神経障害、チャーグストラウス症候群、瘢痕性類天疱瘡、CREST症候群、寒冷凝集素症、クローン病、デンスデポジット病、円板状狼瘡、本態性混合型クリオグロブリン血症、線維筋痛症−線維筋炎、糸球体腎炎(例えば、IgA腎症)、グルテン過敏性腸症、グッドパスチャー症候群、グレーブス病、ギランバレー、甲状腺機能亢進症(すなわち、橋本甲状腺炎)、特発性肺線維症、突発性アジソン病、突発性血小板減少性紫斑病(ITP)、IgA神経障害、若年性関節炎、扁平苔癬、紅斑性狼瘡(lupus erthematosus)、メニエール病、混合性結合組織病、多発性硬化症、重症筋無力症、心筋炎、1型または免疫介在性真性糖尿病、重症筋無力症、心筋炎、神経炎、他の内分泌腺不全、尋常性天疱瘡、悪性貧血、結節性多発動脈炎、多発性軟骨炎、多腺性内分泌障害、多腺性症候群、リウマチ性多発筋痛症、多発性筋炎および皮膚筋炎、MI後、原発性無ガンマグロブリン血症、原発性胆汁性肝硬変、乾癬、乾癬性関節炎、レイノー現象、再発性多発性軟骨炎、ライター症候群、リウマチ性心疾患、関節リウマチ、サルコイドーシス、強皮症、シェーグレン症候群、スティフマン症候群、全身性エリテマトーデス、紅斑性狼瘡、高安動脈炎、側頭動脈炎/巨細胞性動脈炎、潰瘍性大腸炎、蕁麻疹、ぶどう膜炎、ぶどう膜眼炎(Uveitis Ophthalmia)、血管炎(疱疹状皮膚炎、白斑、およびウェゲナー肉芽腫症等)が含まれる。
炎症性障害、疾患、または病態には、喘息、アレルギー性障害、2型媒介炎症によって特徴付けられる炎症性障害、肺線維症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、脳炎、炎症性腸疾患、敗血症性ショック、未分化型脊椎関節症、未分化型関節症、関節炎、炎症性骨溶解、および慢性のウイルスまたは細菌感染から生じる慢性炎症が含まれ得る。
患者は、差次的に制御されたmiRNAプロファイルを有し得る。差次的に制御されたmiRNAプロファイルは、患者の対照組織試料と比較して、または対照健常人と比較して、患者の組織試料が、1個以上のmiRNAの発現の上昇を呈するものであり得る。差次的に制御されたmiRNAプロファイルは、患者の組織試料が、患者の対照試料と比較して、または対照健常人と比較して、1個以上のmiRNAの発現の低下を呈するものであり得る。差次的に制御されたmiRNAプロファイルは、患者の組織試料が、対照試料と比較して1個以上のmiRNAの発現の上昇、および対照試料と比較して1個以上のmiRNAの発現の低下の両方を呈するものであり得る。発現の上昇を呈するmiRNAの数は、1、少なくとも1、2、少なくとも2、3、少なくとも3、4、少なくとも4、4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも50個であり得る。発現の低下を呈するmiRNAの数は、1、少なくとも1、2、少なくとも2、3、少なくとも3、4、少なくとも4、4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも50個であり得る。発現の上昇または低下の差は、対照試料の約10%〜500%、対照試料の約10%〜400%、対照試料の約10%〜300%、対照試料の約10%〜250%、対照試料の約10%〜200%、対照試料の約10%〜150%、対照試料の約10%〜100%、対照試料の約10%〜50%、対照試料の約100%〜500%、対照試料の約200%〜500%、対照試料の約300%〜500%、対照試料の約400%〜500%、対照試料の約50%〜100%、対照試料の約100%〜200%、対照試料の約100%〜400%、対照試料の約200%〜400%、対照試料の約10%〜50%、対照試料の約20%〜100%、対照試料の約25%〜75%、または対照試料の約50%〜100%であり得る。それは、対照試料の10、20、25、30、40、50、75、100、125、150、175、200、250、300、400、または500パーセントであり得る。
差次的に発現した任意の1、少なくとも1、2、少なくとも2、3、少なくとも3、4、少なくとも4、4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも50個のmiRNAには、表2〜5または図382〜383に説明されたmiRNAのうちのいずれもが含まれ得る。miRNAは、検出物質hsa−miR−34b−4373037またはhsa−miR−1−4373161によって検出することができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤の投与は、小分子または生物学的薬剤の投与であり得る。治療薬が小分子である場合、合成するか、または天然源から同定して単離することができる。
治療薬が生物学的薬剤である場合、I型IFNまたはIFNαの任意のサブタイプに特異的な抗体であり得る。例えば、抗体は、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα6、IFNα7、IFNα8、IFNα10、IFNα14、IFNα17、IFNα21、IFNβ、またはIFNωのうちのいずれか1つに特異的であり得る。代替として、抗体は、いずれか2、いずれか3、いずれか4、いずれか5、いずれか6、いずれか7、いずれか8、いずれか9、いずれか10、いずれか11、いずれか12個のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であり得る。抗体が、1つを超えるI型IFNのサブタイプに特異的である場合、該抗体は、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、IFNα10、およびIFNα21に特異的であり得るか、あるいはIFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、およびIFNα10に特異的であり得るか、あるいはIFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、およびIFNα21に特異的であり得るか、あるいはIFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα10、およびIFNα21に特異的であり得る。I型IFNまたはIFNαに特異的な抗体には、MEDI−545、MEDI−545以外のいずれかの生物学的製剤もしくは抗体、2004年12月10日出願の米国特許出願第11/009,410号および2005年6月20日出願の第11/157,494号に記載される抗体、米国特許第7,087,726号(実施例1および実施例2、表3および表4に開示されるもの、ならびに/または欄56の25〜54行目の「Deposit of Material」の表題の表に開示されるもの)に記載される9F3および他の抗体、NK−2およびYOK5/19(WO第84/03105号)、LO−22(米国特許第4,902,618号)、144 BS(米国特許第4,885,166号)、ならびにEBI−1、EBI−2、およびEBI−3(EP第119476号)が含まれる。IFNαの活性を調節する治療薬は、IFNαの活性を中和することができる。当業者は、かかる生物学的薬剤の調製および製剤化、ならびにそれらの投与方法を十分に認識している。
抗体は、合成抗体、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、組換えにより産生された抗体、細胞内抗体、多特異性抗体(二重特異性抗体を含む)、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単鎖Fv(scFv)(二重特異性scFvを含む)、BiTE分子、単鎖抗体、Fabフラグメント、F(ab’)フラグメント、ジスルフィド結合Fv(sdFv)、または上記のうちのいずれかのエピトープ結合性フラグメントであり得る。抗体は、いずれかの免疫グロブリン分子、または免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分であり得る。さらに、抗体は、任意のアイソタイプであり得る。例えば、それは、アイソタイプIgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4のうちのいずれかであり得る。抗体は、可変領域および定常領域を含む全長抗体であるか、あるいは単鎖抗体、またはFabもしくはFab’2フラグメント等のその抗原結合性フラグメントであり得る。また、抗体は、細胞毒素または放射性同位元素等の治療薬に共役または結合することができる。
IFNαに結合してその活性を調節する薬剤の他に、第2の薬剤を患者に投与することができる。第2の薬剤には、非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、ナプロキセン、スリンダク、ジクロフェナク、ピロキシカム、ケトプロフェン、ジフルニサル、ナブメトン、エトドラク、オキサプロジン、およびインドメタシン等)、抗マラリア薬(ヒドロキシクロロキン等)、副腎皮質ステロイドホルモン(プレドニゾン、ヒドロコルチゾン、メチルプレドニゾロン、およびデキサメタゾン等)、メトトレキサート、免疫抑制剤(アザチオプリンおよびシクロホスファミド等)、ならびに、例えば、T細胞を標的とするか(アレファセプトおよびエファリズマブ等)、またはTNFαを標的とする(エンブレル、レミケード、およびヒュミラ等)生物学的薬剤が含まれるが、これらに限定されない。
該薬剤を用いた処置は、差次的に制御されたmiRNAプロファイルの中和をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害のうちの1つ以上の症状の軽減をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害に関連する急激な再燃を少なくすることができる。該薬剤を用いた処置は、I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害を有する患者に、予後の改善をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、患者により高い生活の質をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、第2の薬剤を同時投与する必要性を緩和することができるか、または患者に第2の薬剤を投与する投薬用量を減少させることができる。該薬剤を用いた処置は、I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害に関連する、患者の入院数を減少させることができる。
I型IFNまたはIFNαに結合してその活性を調節する薬剤は、差次的に制御されたmiRNAプロファイルを中和することができる。差次的に制御されたmiRNAプロファイルの中和は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、少なくとも35、少なくとも40、少なくとも45、または少なくとも50個の上方制御されたmiRNAにおける低下であり得る。上方制御されるmiRNAには、表2もしくは4によって検出されるか、もしくはそこに含まれるもの、または図面用紙382〜383に示されるもののうちのいずれもが含まれ得る。差次的に制御されたmiRNAプロファイルの中和は、いずれかの差次的に制御されたmiRNAプロファイルにおいて上方制御された、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、少なくとも35、少なくとも40、少なくとも45、または少なくとも50個の遺伝子のうちのいずれかの、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%の低下であり得る。代替として、差次的に制御されたmiRNAプロファイルの中和とは、対照試料中のこれらのmiRNAの発現レベルの、最大で50%、最大で45%、最大で40%、最大で35%、最大で30%、最大で25%、最大で20%、最大で15%、最大で10%、最大で5%、最大で4%、最大で3%、最大で2%、または最大で1%内である、上方制御されたmiRNAの発現の低下を指す。I型IFNまたはIFNαに結合してその活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、I型IFNまたはIFNαプロファイルを中和することができる。
差次的に制御されたmiRNAプロファイルの中和は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、少なくとも35、少なくとも40、少なくとも45、または少なくとも50個のmiRNAの、下方制御された発現の上昇であり得る。下方制御されるmiRNAには、表3もしくは5によって検出されるか、もしくはそこに含まれるもの、または図面用紙382〜383に示されるもののうちのいずれもが含まれ得る。差次的に制御されたmiRNAプロファイルにおける下方制御された遺伝子の中和は、いずれかのmiRNAプロファイルにおいて発現が下方制御された、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、または少なくとも25個のmiRNAのうちのいずれかの、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%、または少なくとも100%、または少なくとも125%、または少なくとも130%、または少なくとも140%、または少なくとも150%、または少なくとも175%、または少なくとも200%、または少なくとも250%、または少なくとも300%、または少なくとも500%の上昇である。代替として、差次的に制御されたmiRNAプロファイルの中和とは、対照試料中のこれらのmiRNAの発現レベルの、最大で50%、最大で45%、最大で40%、最大で35%、最大で30%、最大で25%、最大で20%、最大で15%、最大で10%、最大で5%、最大で4%、最大で3%、最大で2%、または最大で1%内の、miRNAの発現の上昇を指す。I型IFNまたはIFNαに結合してその活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、差次的に制御されたmiRNAプロファイルを中和することができる。
患者は、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルをさらに有し得る。I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、強いプロファイル、中程度のプロファイル、または弱いプロファイルであり得る。I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、対照試料または対照患者と比較して、患者のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルの制御不全の倍数(例えば、患者の上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの発現の上昇の倍数)を決定し、患者の制御不全の倍数を、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを有する他の患者のものと比較することによって、強いか、中程度であるか、または弱いかを容易に指定することができる。I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、2007年12月6日出願のPCT第US2007/024947号で開示されるいずれかのものであり得、該出願は、参照することにより本明細書に組み込まれる。
患者のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルに含まれ得る遺伝子群は、MX1、LY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RASD2、およびIFI44であり得る。遺伝子またはプローブによって検出される遺伝子には、IFI44、IFI27、IFI44L、DNAPTP6、LAMP3、LY6E、RSAD2、HERC5、IFI6、ISG15、OAS3、SIGLEC1、OAS2、USP18、RTP4、IFIT1、MX1、OAS1、EPSTI1、PLSCR1、およびIFRG28が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
遺伝子には、LAMP3、DNAPTP6、FLJ31033、HERC6、SERPINGl、EPST11、RTP4、OASL、FBXO6、IFIT2、IFI44、OAS3、BATF2、ISG15、IRF7、RSAD2、IFI35、OAS1、LAP3、IFIT1、IFIT5、PLSCR1、IFI44L、MS4A4A、GALM、UBE2L6、TOR1B、SAMD9L、HERC5、TDRD7、TREX1、PARP12、およびAXUD1のうちの、いずれかの少なくとも2、いずれかの少なくとも3、いずれかの少なくとも4、いずれかの少なくとも5、いずれかの少なくとも6、いずれかの少なくとも7、いずれかの少なくとも8、いずれかの少なくとも9、いずれかの少なくとも10、またはいずれかの少なくとも11、またはいずれかの少なくとも12、またはいずれかの少なくとも13、またはいずれかの少なくとも14、またはいずれかの少なくとも15、またはいずれかの少なくとも16、またはいずれかの少なくとも17、またはいずれかの少なくとも18、またはいずれかの少なくとも19、または少なくとも20、またはいずれかの少なくとも21、またはいずれかの少なくとも22、またはいずれかの少なくとも23、またはいずれかの少なくとも24、またはいずれかの少なくとも25、またはいずれかの少なくとも26、またはいずれかの少なくとも27、またはいずれかの少なくとも28、またはいずれかの少なくとも29、またはいずれかの少なくとも30個が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI27、SIGLEC1、RSAD2、IFI6、IFI44L、IFI44、USP18、IFIT2、SAMD9L、BIRC4BP、DNAPTP6、OAS3、LY6E、IFIT1、LIPA、LOC129607、ISG15、PARP14、MX1、OAS2、OASL、CCL2、HERC5、OAS1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFIT1、IFIT3、IRF7、IFI6、IL6ST、IRF2、LY6E、MARCKS、MX1、MX2、OAS1、EIF2AK2、ISG15、STAT2、OAS3、IFI44、IFI44L、HERC5、RAB8B、LILRA5、RSAD2、およびFCHO2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SERPING1、IFIT2、IFIT3、IFI6、LY6E、MX1、OAS1、ISG15、IFI27、OAS3、IFI44、LAMP3、DNAPTP6、ETV7、HERC5、OAS2、USP18、XAF1、RTP4、SIGLEC1、およびEPSTI1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SERPING1、IFIT2、IFIT3、IFI6、LY6E、MX1、OAS1、ISG15、IFI27、OAS3、IFI44、LAMP3、DNAPTP6、ETV7、HERC5、OAS2、USP18、XAF1、RTP4、SIGLEC1、EPSTI1、およびRSAD2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子BCL2、BAKl、BAD、BAX、およびBCL2L1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子RTP4、RSAD2、HERC5、SIGLEC1、USP18、LY6E、ETV7、SERPING1、IFIT3、OAS1、HSXIAPAF1、G1P3、MX1、OAS3、IFI27、DNAPTP6、LAMP3、EPSTI1、IFI44、OAS2、IFIT2、およびISG15が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子LAMP3、SIGLEC1、DNAPTP6、IFIT2、ETV7、RTP4、SERPING1、HERC5、XAF1、MX1、EPSTI1、OAS2、OAS1、OAS3、IFIT3、IFI6、USP18、RSAD2、IFI44、LY6E、ISG15、およびIFI27が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子DNAPTP6、EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SAMD9L、IFI6、IFI44、IFIT2、ZC3HAV1、ETV6、DAPP1、IL1RN、CEACAM1、OAS1、IFI27、OAS3、IFI44L、HERC5、IFIT1、EPSTI1、ISG15、SERPING1、OASL、GBP1、およびMX1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、IFIT1、ISG15、LAMP3、OAS3、OAS1、EPSTI1、IFIT3、OAS2、SIGLEC1、およびUSP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、IFIT1、HERC5、ISG15、LAMP3、OAS3、OAS1、EPSTI1、IFIT3、OAS2、LY6E、SIGLEC1、およびUSP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、およびIFIT1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SAMD9L、IFI6、IFI44、IFIT2、OAS1、IFI27、OAS3、IFI44L、HERC5、IFIT1、EPSTI1、ISG15、SERPING1、OAS1、GBP1、およびMX1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI44LおよびRSAD2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI444Lが含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子RSAD2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
差次的に制御されたmiRNAプロファイルを有する患者は、下方制御されたI型IFNまたはIFNαのPDマーカーをさらに有し得る。下方制御されたPDマーカーには、遺伝子CYP1B1、TGST1、RRAGD、IRS2、MGST1、TGFBR3、およびRGS2のうちのいずれか1、いずれか2、いずれか3、いずれか4、いずれか5、いずれか6、またはいずれか7個が含まれ得る。
差次的に制御されたmiRNAプロファイルを有する患者は、任意の数のIFNαまたはI型IFNのサブタイプの上方制御された発現をさらに有し得る。IFNαまたはI型IFNのサブタイプには、いずれかの1を超える、2を超える、3を超える、4を超える、5を超える、6を超える、7を超える、8を超える、9を超える、または10を超える、IFNαまたはI型IFNのサブタイプが含まれ得る。これらのサブタイプには、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα6、IFNα7、IFNα8、IFNα10、IFNα14、IFNα17、IFNα21、IFNβ、またはIFNωが含まれ得る。患者は、IFNのサブタイプIFNα1、IFNα2、IFNα8、およびIFNα14の上方制御された発現を有し得る。
差次的に制御されたmiRNAプロファイルを有する患者は、IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、または両方、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の上方制御された発現をさらに有し得る。患者は、単に、IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、または両方、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の、上方制御された発現を有するものとして同定することができる。
患者の発現プロファイルの、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの上方制御または下方制御は、任意の程度で、対照からの試料のもの(患者の疾患組織ではない試料(例えば、乾癬患者の非病変皮膚)から、あるいは疾患または障害に罹患していない健常人からのものであり得る)に対してであり得る。上方制御または下方制御の程度は、対照または対照試料のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも100%、少なくとも125%、少なくとも150%、または少なくとも200%、または少なくとも300%、または少なくとも400%、または少なくとも500%であり得る。
さらに、患者は、I型IFNのサブタイプを、対象のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも100%、少なくとも125%、少なくとも150%、または少なくとも200%、または少なくとも300%、または少なくとも400%、または少なくとも500%過剰発現し得るか、あるいは過剰発現する組織を有し得る。I型IFNのサブタイプは、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα6、IFNα7、IFNα8、IFNα10、IFNα14、IFNα17、IFNα21、IFNβ、またはIFNωのうちのいずれか1つであり得る。I型IFNのサブタイプには、IFNα1、IFNα2、IFNα8、およびIFNα14の全てが含まれ得る。
患者は、血清中タンパク質のレベルの変化をさらに有するか、あるいは代替として有する。患者は、アディポネクチン、アルファフェトプロテイン、アポリポタンパク質CIII、ベータ2ミクログロブリン、癌抗原125、癌抗原19−9、エオタキシン、FABP、第VII因子、フェリチン、IL−10、IL−12p70、IL−16、IL−18、IL−1ra、IL−3、MCP−1、MMP−3、ミオグロビン、SGOT、組織因子、TIMP−1、TNF RII、TNFアルファ、VCAM−1、またはvWF等のタンパク質の上昇した血清レベルを有し得る。患者は、血清中のこれらのタンパク質のうちのいずれか1、2,3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26個の上昇した血清レベルを有し得る。上昇したレベルは、対照、例えば、健常な対象のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも100%、少なくとも125%、少なくとも150%、または少なくとも200%、または少なくとも300%、または少なくとも400%、または少なくとも500%であり得る。変化は、BDNK、補体3、CD40リガンド、EGF、ENA−78、EN−RAGE、IGF−1、MDC、ミエロペルオキシダーゼ、RANTES、またはトロンボポエチン等のタンパク質の血清レベルの低下であり得る。患者は、これらのタンパク質のうちのいずれか1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、または11個の低下した血清レベルを有し得る。低下したレベルは、対照、例えば、健常な対象のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも100%であり得る。PDマーカープロファイルは、タンパク質のこれらの上昇または低下した血清レベルのうちの1つ以上を含み得る。
患者は、以下の自己抗原:(a)ミクソウイルス(インフルエンザウイルス)耐性1、インターフェロン誘発性タンパク質p78、(b)サーフェイト(surfeit)5、転写バリアントc、(c)プロテアソーム(プロソーム、マクロペイン(macropain))活性化因子サブユニット3(PA28ガンマ、Ki)転写物(transc)、(d)レチノイン酸受容体、アルファ、(e)熱ショック10kDaタンパク質1(シャペロニン10)、(f)トロポミオシン3、(g)プレクストリン相同様ドメイン、ファミリーA、メンバー1、(h)細胞骨格関連タンパク質1、(i)シェーグレン症候群抗原A2(60kDa、リボ核タンパク質自己抗原SS−A/Ro)、(j)NADH脱水素酵素(ユビキノン)1、アルファ/ベータ部分複合体1、8kDa、(k)NudE核分布遺伝子E(nuclear distribution gene E)相同体1(偽巣性コウジ菌)、(l)MutL相同体1、結腸癌、非ポリポーシス2型(大腸菌)、(m)ロイシンリッチリピート(FLII中)相互作用タンパク質2、(n)トロポミオシン1(アルファ)、(o)痙性対麻痺20、スパルチン(トロイヤー症候群)、(p)着床前タンパク質(preimplantation protein)、転写バリアント1、(r)ミトコンドリアリボソームタンパク質L45、(s)Lin−28相同体(線虫)、(t)熱ショック90kDaタンパク質1、アルファ、(u)dom−3相同体Z(線虫)、(v)ダイニン、細胞質、軽中間ポリペプチド(light intermediate polypeptide)2、(w)Ras関連C3ボツリヌス毒素基質1(rhoファミリー、低分子量GTP結合タンパク質)、(x)滑膜肉腫、X切断点2、転写バリアント2、(y)モエシン、(z)ホーマー相同体(ショウジョウバエ)、転写バリアント1、(aa)GCN5アミノ酸合成の一般制御(general control of amino−acid synthesis)5様2(酵母)、(bb)真核生物翻訳伸長因子1ガンマ、(cc)真核生物翻訳伸長因子1、デルタ、(dd)DNA損傷誘発転写物3、(ee)CCAAT/エンハンサー結合タンパク質(C/EBP)ガンマ、ならびに2007年5月3日出願の仮出願、名称「Auto−antibody markers of autoimmune disease」、または2007年11月6日に出願される仮出願、名称「Auto−antibody markers of autoimmune disease」に記載される任意の他の自己抗原(例えば、限定されないが、表2、4、5、および9に記載のもの)のうちのいずれか1つに結合する、自己抗体をさらに含み得る。患者は、これらの自己抗原の任意の数、例えば、いずれかの少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25個に結合する自己抗体を有し得る。
I型IFNまたはIFNαに結合してその活性を調節する薬剤の投与は、I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルを、対照試料のものの少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%内にさらに中和することができる。
患者の疾患の進行を監視または予後診断する方法では、薬剤の投与の前および後に患者から試料を得ることができる。
試料には、全血、血清、筋肉、唾液、尿、滑液、骨髄、脳脊髄液、鼻汁、痰、羊水、気管支肺胞洗浄液、末梢血単核細胞、全白血球、リンパ節細胞、脾臓細胞、扁桃腺細胞、または皮膚等の任意の生体液もしくは組織が含まれる。試料は、当該技術分野において既知の任意の手段によって得ることができる。
miRNAプロファイルは、(薬剤投与前および後の)試料において得られる。該試料中のmiRNAプロファイルが比較される。比較とは、試料中に存在するmiRNAの数のものであり得るか、あるいは、試料中に存在するmiRNAの数量のものであり得るか、あるいはそれらの任意の組み合わせであり得る。治療薬の有効性を示す変動は、上方制御されたmiRNAの数もしくはレベル(またはそれらの任意の組み合わせ)が、治療薬の投与前に得られた試料と比較して、治療薬の投与後に得られた試料において低下する場合、示され得る。上方制御されたmiRNAの数が、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10低下し得る。いずれかの所定の上方制御されたmiRNAのレベルは、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下し得る。レベルが低下した、上方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。上方制御されたmiRNAの低下した数と低下したレベルとの任意の組み合わせが、有効性を示し得る。治療薬の有効性を示す変動は、下方制御されたmiRNAの数もしくはレベル(またはそれらの任意の組み合わせ)が、治療薬の投与前に得られた試料と比較して、治療薬の投与後に得られた試料において低下する場合、示され得る。下方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個低下し得る。任意の所定の下方制御されたmiRNAのレベルは、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下し得る。レベルが上昇した、下方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。下方制御されたmiRNAの低下した数と上昇したレベルとの任意の組み合わせが、有効性を示し得る。
患者から得られる試料は、該薬剤の最初の投与の前、すなわち、患者は該薬剤を未投与である時に得ることができる。代替として、患者から試料を得るのは、処置の過程において、該薬剤の投与後に生じてもよい。例えば、該薬剤は、監視プロトコルを開始する前に投与されていてもよい。該薬剤の投与後、さらなる試料を患者から得ることができ、試料中のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーが比較される。試料は、同一または異なる種類のものであり得、例えば、得られる各試料は、血液試料であってもよく、あるいは、得られる各試料は、血清試料であってもよい。各試料中で検出されるI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーは、同一であってもよく、実質的に重複してもよく、または類似していてもよい。
試料は、治療薬の投与の前および後のいずれの時点で得られてもよい。治療薬の投与後に得られる試料は、治療薬の投与から少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも12、または少なくとも14日後に得ることができる。治療薬の投与後に得られる試料は、治療薬の投与から少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、または少なくとも8週間後に得ることができる。治療薬の投与後に得られる試料は、治療薬の投与から少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、または少なくとも6ヶ月後に得ることができる。
治療薬の投与後に、患者からさらなる試料を得ることができる。少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25個の試料を患者から得て、長期にわたって疾患または障害の進行または退行を監視することができる。疾患の進行は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも1年、少なくとも2年、少なくとも3年、少なくとも4年、少なくとも5年、少なくとも10年の期間にわたって、または患者の生涯にわたって、監視することができる。月一回、2ヶ月に一回、四半期に1回、年2回、または年1回の間隔等の一定間隔で、患者からさらなる試料を得ることができる。試料は、該薬剤の投与後一定間隔で、患者から得ることができる。例えば、試料は、薬剤のそれぞれの投与から1週間の時点、または薬剤のそれぞれの投与から2週間の時点、または薬剤のそれぞれの投与から3週間の時点、または薬剤のそれぞれの投与から1ヶ月の時点、または薬剤のそれぞれの投与から2ヶ月の時点で、患者から得ることができる。代替として、薬剤のそれぞれの投与後、患者から複数の試料を得ることができる。
同様に、患者の疾患の進行は、薬剤を投与しない時も監視することができる。試料は、該疾患または障害を有する患者から、定期的に得ることができる。疾患の進行は、miRNAの数が、先に得られた試料と比較して、後で得られた試料において上昇する場合、同定することができる。miRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個上昇し得る。疾患の進行は、任意の所定の上方制御されたmiRNAのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%上昇する場合、同定することができる。疾患の進行は、任意の所定の下方制御されたmiRNAのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下する場合、同定することができる。レベルが上昇した、上方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。レベルが低下した、下方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。上方制御されたmiRNAの上昇した数と上昇したレベルとの任意の組み合わせが、疾患の進行を示し得る。代替として、または組み合わせて、下方制御された種類のmiRNAの、低下した数と低下したレベルとの任意の組み合わせが、疾患の進行を示し得る。また、疾患の退行は、薬剤によって処置されない、疾患または障害を有する患者においても同定することができる。この場合、退行は、miRNAの数が、先に得られた試料と比較して、後で得られた試料において低下する場合、同定することができる。miRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個低下し得る。疾患の退行は、任意の所定の上方制御されたmiRNAのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下する場合、同定することができる。疾患の退行は、任意の所定の下方制御されたmiRNAのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%上昇する場合、同定することができる。レベルが低下した、上方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。レベルが上昇した、下方制御されたmiRNAの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。疾患の進行または疾患の退行は、任意の期間にわたって、任意の間隔で試料を得ることによって、監視することができる。疾患の進行または疾患の退行は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも1年、少なくとも2年、少なくとも3年、少なくとも4年、少なくとも5年、少なくとも10年にわたって、または患者の生涯にわたって、試料を得ることによって、監視することができる。疾患の進行または疾患の退行は、少なくとも月一回、2ヶ月に一回、四半期に1回、年2回、または年1回試料を得ることによって、監視することができる。試料は、厳密な間隔で得る必要はない。
試料中の変動は、疾患または障害の処置戦略を導くことができる。処置戦略は、特定の治療薬の薬用量であり得るか、または患者に投与される特定の治療薬の排除または追加であり得る。
また、本発明は、筋炎を処置、診断、予後診断、および監視するために、IFNα誘発性PDマーカーを用いる方法を包含する。また、これらのIFNα誘発性PDマーカーを使用して、筋炎患者または筋炎疾患モデルの薬用量および処置を導くことができる。
I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、対照、例えば健常な、患者、または患者の非疾患組織の試料と比較した、任意のI型IFNもしくはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルの遺伝子、または遺伝子群の上方制御または下方制御を含み得る。遺伝子または遺伝子群には、いずれかの少なくとも2、いずれかの少なくとも3、いずれかの少なくとも4、いずれかの少なくとも5、いずれかの少なくとも6、いずれかの少なくとも7、いずれかの少なくとも8、いずれかの少なくとも9、いずれかの少なくとも10、いずれかの少なくとも11、いずれかの少なくとも12、いずれかの少なくとも13、いずれかの少なくとも14、いずれかの少なくとも15、いずれかの少なくとも16、いずれかの少なくとも17、いずれかの少なくとも18、いずれかの少なくとも19、いずれかの少なくとも20、いずれかの少なくとも21、いずれかの少なくとも22、いずれかの少なくとも23、いずれかの少なくとも24、いずれかの少なくとも25、いずれかの少なくとも26、いずれかの少なくとも27、いずれかの少なくとも28、いずれかの少なくとも29、いずれかの少なくとも30、いずれかの少なくとも40、いずれかの少なくとも50個の遺伝子、いずれかの少なくとも75個の遺伝子、いずれかの少なくとも100個の遺伝子、またはいずれかの少なくとも150個の遺伝子が含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、USP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI27、SIGLEC1、RSAD2、IFI6、IFI44L、IFI44、USP18、IFIT2、SAMD9L、BIRC4BP、DNAPTP6、OAS3、LY6E、IFIT1、LIPA、LOC129607、ISG15、PARP14、MX1、OAS2、OASL、CCL2、HERC5、OAS1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFIT1、IFIT3、IRF7、IFI6、IL6ST、IRF2、LY6E、MARCKS、MX1、MX2、OAS1、EIF2AK2、ISG15、STAT2、OAS3、IFI44、IFI44L、HERC5、RAB8B、LILRA5、RSAD2、およびFCHO2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SERPING1、IFIT2、IFIT3、IFI6、LY6E、MX1、OAS1、ISG15、IFI27、OAS3、IFI44、LAMP3、DNAPTP6、ETV7、HERC5、OAS2、USP18、XAF1、RTP4、SIGLEC1、およびEPSTI1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SERPING1、IFIT2、IFIT3、IFI6、LY6E、MX1、OAS1、ISG15、IFI27、OAS3、IFI44、LAMP3、DNAPTP6、ETV7、HERC5、OAS2、USP18、XAF1、RTP4、SIGLEC1、EPSTI1、およびRSAD2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子RTP4、RSAD2、HERC5、SIGLEC1、USP18、LY6E、ETV7、SERPING1、IFIT3、OAS1、HSXIAPAF1、G1P3、MX1、OAS3、IFI27、DNAPTP6、LAMP3、EPSTI1、IFI44、OAS2、IFIT2、およびISG15が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子LAMP3、SIGLEC1、DNAPTP6、IFIT2、ETV7、RTP4、SERPING1、HERC5、XAF1、MX1、EPSTI1、OAS2、OAS1、OAS3、IFIT3、IFI6、USP18、RSAD2、IFI44、LY6E、ISG15、およびIFI27が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子DNAPTP6、EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SAMD9L、IFI6、IFI44、IFIT2、ZC3HAV1、ETV6、DAPP1、IL1RN、CEACAM1、OAS1、IFI27、OAS3、IFI44L、HERC5、IFIT1、EPSTI1、ISG15、SERPING1、OASL、GBP1、およびMX1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、IFIT1、ISG15、LAMP3、OAS3、OAS1、EPSTI1、IFIT3、OAS2、SIGLEC1、およびUSP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、IFIT1、HERC5、ISG15、LAMP3、OAS3、OAS1、EPSTI1、IFIT3、OAS2、LY6E、SIGLEC1、およびUSP18が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、およびIFIT1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、およびIFI27が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子SAMD9L、IFI6、IFI44、IFIT2、OAS1、IFI27、OAS3、IFI44L、HERC5、IFIT1、EPSTI1、ISG15、SERPING1、OASL、GBP1、およびMX1が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI44LおよびRSAD2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI444Lが含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子RSAD2が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、少なくとも遺伝子IFI27、IL−121IRベータ2、IL−15Rアルファ、IL−15、サイトカインシグナル抑制因子1(SOCS1)、ヤヌスキナーゼ2、CXCL11(T−TAC)、TNFSF13B(BAFF)、TRAF型ドメイン1(TRAFD1)、SERPING1、CD274(PD1−L)、インドールアミン2,3ジオキシゲナーゼ(INDO)、リンパ球活性化遺伝子3(LAG3)、およびカスパーゼ5が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
IFNα誘発性PDマーカーまたはPDマーカープロファイルには、例えば:MX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFI6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFI44L;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、ISG15;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、LAMP3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、OASL;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、RSAD2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFI44;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、OAS3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、USP18;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、SIGLEC1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、HERC5;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、DNAPTP6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、LOC129607;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、EPSTI1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、BIRC4BP;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、SIGLEC1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI44L;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、ISG15;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、LAMP3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、OASL;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、RSAD2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI44;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFIT2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、OAS3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、USP18;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、SIGLEC1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、HERC5;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、DNAPTP6;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、LOC129607;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、EPSTI1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、BIRC4BP;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、SIGLEC1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、LAMP3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、OASL;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、RSAD2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFIT2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、OAS3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、USP18;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、SIGLEC1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、HERC5;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、DNAPTP6;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、LOC129607;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、EPSTI1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、BIRC4BP;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、SIGLEC1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LAMP3;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OASL;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、RSAD2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFI44;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFIT2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OAS3;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、USP18;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、SIGLEC1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、HERC5;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、DNAPTP6;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LOC129607;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、EPSTI1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、BIRC4BP;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、SIGLEC1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OASL;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、RSAD2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFI44;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFIT2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OAS3;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、USP18;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、SIGLEC1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、HERC5;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、DNAPTP6;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LOC129607;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、EPSTI1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、BIRC4BP;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、HERC5;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、DNAPTP6;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、LOC129607;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、EPSTI1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、BIRC4BP;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、SIGLEC1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、USP18;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OAS3;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFIT2;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFI44;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、RSAD2;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFI44;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFIT2;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、OAS3;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、USP18;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、SIGLEC1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、HERC5;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、DNAPTP6;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、LOC129607;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、EPSTI1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、BIRC4BP;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFIT2;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、OAS3;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、USP18;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、SIGLEC1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、HERC5;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、DNAPTP6;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、LOC129607;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、EPSTI1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、BIRC4BP;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、OAS3;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、USP18;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、SIGLEC1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、HERC5;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、DNAPTP6;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、LOC129607;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、EPSTI1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、BIRC4BP;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、USP18;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、SIGLEC1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、HERC5;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、DNAPTP6;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、LOC129607;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、EP
STI1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、BIRC4BP;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、SIGLEC1;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、HERC5;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、DNAPTP6;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、LOC129607;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、EPSTI1;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、BIRC4BP;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、HERC5;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、DNAPTP6;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、LOC129607;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、EPSTI1;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、BIRC4BP;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、DNAPTP6;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、LOC129607;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、EPSTI1;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、BIRC4BP;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、LOC129607;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、EPSTI1;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、BIRC4BP;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、EPSTI1;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、BIRC4BP;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、BIRC4BP;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはHERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP;またはHERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはHERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはDNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはDNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子、プローブ235276_atによって検出される遺伝子等の、いずれかの少なくとも5個の遺伝子が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、例えば:MX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI44L;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、ISG15;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、LAMP3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、OASL;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、RSAD2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI44;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFIT2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、OAS3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、USP18;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、SIGLEC1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、HERC5;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、DNAPTP6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、LOC129607;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、EPSTI1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、BIRC4BP;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、ISG15;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、LAMP3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、OASL;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、RSAD2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFIT2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、OAS3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、USP18;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、SIGLEC1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、HERC5;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、DNAPTP6;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、LOC129607;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、EPSTI1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、BIRC4BP;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LAMP3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OASL;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、RSAD2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFI44;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFIT2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OAS3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、USP18;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、SIGLEC1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、HERC5;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、DNAPTP6;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LOC129607;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、EPSTI1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、BIRC4BP;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OASL;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、RSAD2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFI44;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFIT2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OAS3;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、USP18;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、SIGLEC1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、HERC5;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、DNAPTP6;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LOC129607;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、EPSTI1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、BIRC4BP;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、RSAD2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFI44;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFIT2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OAS3;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、USP18;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、SIGLEC1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、HERC5;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、DNAPTP6;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、LOC129607;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、EPSTI1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、BIRC4BP;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFI44;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFIT2;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、OAS3;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、USP18;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、SIGLEC1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、HERC5;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、DNAPTP6;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、LOC129607;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、EPSTI1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、BIRC4BP;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OAS1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFIT2;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、OAS3;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、USP18;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、SIGLEC1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、HERC5;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、DNAPTP6;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、LOC129607;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、EPSTI1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、BIRC4BP;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、OAS3;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、USP18;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、SIGLEC1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、HERC5;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、DNAPTP6;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、LOC129607;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、EPSTI1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、BIRC4BP;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、USP18;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、SIGLEC1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、HERC5;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、DNAPTP6;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、LOC129607;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、EPSTI1;また
はLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、BIRC4BP;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、SIGLEC1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、HERC5;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、DNAPTP6;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、LOC129607;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、EPSTI1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、BIRC4BP;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、HERC5;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、DNAPTP6;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、LOC129607;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、EPSTI1;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、BIRC4BP;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、DNAPTP6;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、LOC129607;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、EPSTI1;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、BIRC4BP;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP
6;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、LOC129607;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、EPSTI1;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、BIRC4BP;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、EPSTI1;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、BIRC4BP;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、BIRC4BP;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはHERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはHERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはDNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子、プローブ235276_atによって検出される遺伝子等の、いずれかの少なくとも6個の遺伝子が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、例えば:MX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、ISG15;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、LAMP3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、OASL;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、RSAD2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFIT2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、OAS3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、USP18;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、SIGLEC1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、HERC5;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、DNAPTP6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、LOC129607;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、EPSTI1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、BIRC4BP;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LAMP3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OASL;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、RSAD2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFI44;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFIT2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OAS3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、USP18;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、SIGLEC1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、HERC5;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、DNAPTP6;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LOC129607;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、EPSTI1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、BIRC4BP;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OASL;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、RSAD2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFI44;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFIT2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OAS3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、USP18;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、SIGLEC1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、HERC5;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、DNAPTP6;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LOC129607;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、EPSTI1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、BIRC4BP;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、RSAD2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFI44;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFIT2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OAS3;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、USP18;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、SIGLEC1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、HERC5;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、DNAPTP6;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、LOC129607;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、EPSTI1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、BIRC4BP;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFI44;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFIT2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、OAS3;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、USP18;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、SIGLEC1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、HERC5;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、DNAPTP6;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、LOC129607;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、EPSTI1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、BIRC4BP;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFIT2;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、OAS3;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、USP18;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、SIGLEC1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、HERC5;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、DNAPTP6;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、LOC129607;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、EPSTI1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、BIRC4BP;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、OAS3;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、USP18;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、SIGLEC1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、HERC5;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、DNAPTP6;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、LOC129607;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、EPSTI1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、BIRC4BP;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44
、IFIT2、OAS3;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、USP18;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、SIGLEC1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、HERC5;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、DNAPTP6;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、LOC129607;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、EPSTI1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、BIRC4BP;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ235
276_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、SIGLEC1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、HERC5;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、DNAPTP6;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、LOC129607;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、EPSTI1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、BIRC4BP;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、HERC5;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、DNAPTP6;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、LOC129607;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、EPSTI1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、BIRC4BP;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、DNAPTP6;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、LOC129607;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、EPSTI1;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、BIRC4BP;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、LOC129607;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、EPSTI1;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、BIRC4BP;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、EPSTI1;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、BIRC4BP;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、BIRC4BP;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはHERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子、プローブ235276_atによって検出される遺伝子等の、いずれかの少なくとも7個の遺伝子が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、例えば:MX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LAMP3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OASL;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、RSAD2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFI44;またはMX1、LLY6E、I
FI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、IFIT2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、OAS3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、USP18;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、SIGLEC1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、HERC5;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、DNAPTP6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、LOC129607;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、EPSTI1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、BIRC4BP;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OASL;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、RSAD2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFI44;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、IFIT2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、OAS3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、USP18;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、SIGLEC1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、HERC5;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、DNAPTP6;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LOC129607;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、EPSTI1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、BIRC4BP;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、RSAD2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFI44;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、IFIT2;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OAS3;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、USP18;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、SIGLEC1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、HERC5;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、DNAPTP6;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、LOC129607;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、EPSTI1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、BIRC4BP;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFI44;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、IFIT2;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、OAS3;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、USP18;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、SIGLEC1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、HERC5;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、DNAPTP6;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、LOC129607;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、EPSTI1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、BIRC4BP;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFIT2;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、OAS3;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、USP18;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、SIGLEC1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、HERC5;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、DNAPTP6;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、LOC129607;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、EPSTI1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、BIRC4BP;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、OAS3;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、USP18;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、SIGLEC1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、HERC5;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、DNAPTP6;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、LOC129607;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、EPSTI1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、BIRC4BP;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、USP18;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、SIGLEC1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、HERC5;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、DNAPTP6;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、LOC129607;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、EPSTI1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、BIRC4BP;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、SIGLEC1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、HERC5;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、DNAPTP6;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44
、IFIT2、OAS3、LOC129607;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、EPSTI1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、BIRC4BP;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、HERC5;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、DNAPTP6;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、LOC129607;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、EPSTI1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、BIRC4BP;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、DNAPTP6;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、LOC129607;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、EPSTI1;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、BIRC4BP;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、LOC129607;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、EPSTI1;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、BIRC4BP;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、EPSTI1;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、BIRC4BP;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、BIRC4BP;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはUSP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはSIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子、プローブ235276_atによって検出される遺伝子等の、いずれかの少なくとも8個の遺伝子が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、例えば:MX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFIT2;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、OAS3;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、USP18;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、SIGLEC1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、HERC5;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、DNAPTP6;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、LOC129607;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、EPSTI1;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、BIRC4BP;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはMX1、LLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、OAS3;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、USP18;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、SIGLEC1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、HERC5;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、DNAPTP6;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、LOC129607;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、EPSTI1;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、BIRC4BP;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLLY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、USP18;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、SIGLEC1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、HERC5;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、DNAPTP6;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、LOC129607;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、EPSTI1;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、BIRC4BP;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、SIGLEC1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、HERC5;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、DNAPTP6;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、LOC129607;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、EPSTI1;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、BIRC4BP;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、HERC5;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、DNAPTP6;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、LOC129607;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、EPSTI1;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、BIRC4BP;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、DNAPTP6;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、LOC129607;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、EPSTI1;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、BIRC4BP;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、LOC129607;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、EPSTI1;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、BIRC4BP;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP
6、EPSTI1;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、BIRC4BP;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、BIRC4BP;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはLAMP3、OASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはOASL、RSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、プローブ235276_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはRSAD2、IFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子;またはIFI44、IFIT2、OAS3、USP18、SIGLEC1、HERC5、DNAPTP6、LOC129607、EPSTI1、BIRC4BP、プローブ229450_atによって検出される遺伝子、プローブ235276_atによって検出される遺伝子等の、いずれかの少なくとも12個の遺伝子が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、アディポネクチン、アルファフェトプロテイン、アポリポタンパク質CIII、ベータ2ミクログロブリン、癌抗原125、癌抗原19−9、エオタキシン、FABP、第VII因子、フェリチン、IL−10、IL−12p70、IL−16、IL−18、IL−1ra、IL−3、MCP−1、MMP−3、ミオグロビン、SGOT、組織因子、TIMP−1、TNF RII、TNFアルファ、VCAM−1、vWF、BDNK、補体3、CD40リガンド、EGF、ENA−78、EN−RAGE、IGF−1、MDC、ミエロペルオキシダーゼ、RANTES、またはトロンボポエチンの血清タンパク質レベルのうちのいずれか1つ以上の変化が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、アディポネクチン、アルファフェトプロテイン、アポリポタンパク質CIII、ベータ2ミクログロブリン、癌抗原125、癌抗原19−9、エオタキシン、FABP、第VII因子、フェリチン、IL−10、IL−12p70、IL−16、IL−18、IL−1ra、IL−3、MCP−1、MMP−3、ミオグロビン、SGOT、組織因子、TIMP−1、TNF PJI、TNFアルファ、VCAM−1、またはvWFの血清タンパク質レベルのうちのいずれか1つ以上の変化が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、BDNK、補体3、CD40リガンド、EGF、ENA−78、EN−RAGE、IGF−1、MDC、ミエロペルオキシダーゼ、RANTES、またはトロンボポエチンの血清タンパク質レベルのうちのいずれか1つ以上の変化が含まれ得る。かかる発現プロファイルのIFNα誘発性PDマーカーには、図面用紙235〜381に列記される少なくとも1個以上の遺伝子がさらに含まれ得る。
IFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルには、発現または活性が、ベースラインではないIFNαレベルに曝露された細胞において下方制御される遺伝子が、さらに含まれ得る。該遺伝子には、SLC4A1、PRSS33、FCER1A、BACH2、KLRB1、D4S234E、T細胞受容体アルファ遺伝子座/T細胞受容体デルタ遺伝子座、FEZ1、AFF3、CD160、ABCB1、PTCH1、OR2W3、IGHD、NOG、NR3C2、TNS1、PDZK1IP1、SH2D1B、STRBP、ZMYND11、TMOD1、FCRLA、DKFZp761P0423、EPB42、NR6A1、LOC341333、MS4A1、IGHM、SIGLECP3、KIR2DS2、PKIA、BLR1、C5orf4、MYLK、LOC283663、MAD1L1、CXCL5、D4S234E、FCRLA、KRT1、c16orf74、ABCB4、またはGPRASP1のうちのいずれか1つ以上が含まれ得る。
PDマーカーは、健常な対象または罹患していない患者組織のものと比較して、上方制御され得るか、または下方制御され得る。患者の発現プロファイルにおける、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの上方制御または下方制御は、任意の程度で、対照からの試料のもの(患者の疾患組織ではない試料(例えば、乾癬患者の非病変皮膚)から、あるいは疾患または障害に罹患していない健常人からのものであり得る)に対してであり得る。上方制御または下方制御の程度は、対照または対照試料のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも100%、少なくとも125%、少なくとも150%、または少なくとも200%、または少なくとも300%、または少なくとも400%、または少なくとも500%であり得る。
I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを有する患者は、任意の数のIFNαまたはI型IFNのサブタイプの上方制御された発現をさらに有し得る。IFNαまたはI型IFNのサブタイプには、いずれか1を超える、2を超える、3を超える、4を超える、5を超える、6を超える、7を超える、8を超える、9を超える、または10を超える、IFNαまたはI型IFNのサブタイプが含まれ得る。これらのサブタイプには、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα6、IFNα7、IFNα8、IFNα10、IFNα14、IFNα17、IFNα21、IFNβ、またはIFNωが含まれ得る。患者は、IFNのサブタイプIFNα1、IFNα2、IFNα8、およびIFNα14の上方制御された発現を有し得る。発現の上方制御は、対照のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも100%、少なくとも125%、少なくとも150%、または少なくとも200%、または少なくとも300%、または少なくとも400%、または少なくとも500%であり得る。
I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを有する患者は、IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、または両方、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の上方制御された発現をさらに有し得る。患者は、単に、IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、または両方、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の、上方制御された発現を有するものとして同定することができる。
患者は、血清中タンパク質のレベルの変化をさらに有するか、あるいは代替として有する。患者は、アディポネクチン、アルファフェトプロテイン、アポリポタンパク質CIII、ベータ2ミクログロブリン、癌抗原125、癌抗原19−9、エオタキシン、FABP、第VII因子、フェリチン、IL−10、IL−12p70、IL−16、IL−18、IL−1ra、IL−3、MCP−1、MMP−3、ミオグロビン、SGOT、組織因子、TIMP−1、TNF RII、TNFアルファ、VCAM−1、またはvWF等のタンパク質の上昇した血清レベルを有し得る。患者は、血清中のこれらのタンパク質のうちのいずれか1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、または26個の上昇した血清レベルを有し得る。上昇したレベルは、対照、例えば、健常な対象の少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも100%、少なくとも125%、少なくとも150%、または少なくとも200%、または少なくとも300%、または少なくとも400%、または少なくとも500%であり得る。変化は、BDNK、補体3、CD40リガンド、EGF、ENA−78、EN−RAGE、IGF−1、MDC、ミエロペルオキシダーゼ、RANTES、またはトロンボポエチン等のタンパク質の血清レベルの低下であり得る。患者は、これらのタンパク質のうちのいずれか1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、または11個の低下した血清レベルを有し得る。低下したレベルは、対照、例えば、健常な対象のものの少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも100%であり得る。PDマーカープロファイルは、タンパク質のこれらの上昇または低下した血清レベルのうちの1つ以上を含み得る。
患者は、以下の自己抗原:(a)ミクソウイルス(インフルエンザウイルス)耐性1、インターフェロン誘発性タンパク質p78、(b)サーフェイト5、転写バリアントc、(c)プロテアソーム(プロソーム、マクロペイン)活性化因子サブユニット3(PA28ガンマ、Ki)転写物、(d)レチノイン酸受容体、アルファ、(e)熱ショック10kDaタンパク質1(シャペロニン10)、(f)トロポミオシン3、(g)プレクストリン相同様ドメイン、ファミリーA、メンバー1、(h)細胞骨格関連タンパク質1、(i)シェーグレン症候群抗原A2(60kDa、リボ核タンパク質自己抗原SS−A/Ro)、(j)NADH脱水素酵素(ユビキノン)1、アルファ/ベータ部分複合体1、8kDa、(k)NudE核分布遺伝子E相同体1(偽巣性コウジ菌)、(l)MutL相同体1、結腸癌、非ポリポーシス2型(大腸菌)、(m)ロイシンリッチリピート(FLII中)相互作用タンパク質2、(n)トロポミオシン1(アルファ)、(o)痙性対麻痺20、スパルチン(トロイヤー症候群)、(p)着床前タンパク質、転写バリアント1、(r)ミトコンドリアリボソームタンパク質L45、(s)Lin−28相同体(線虫)、(t)熱ショック90kDaタンパク質1、アルファ、(u)dom−3相同体Z(線虫)、(v)ダイニン、細胞質、軽中間ポリペプチド2、(w)Ras関連C3ボツリヌス毒素基質1(rhoファミリー、低分子量GTP結合タンパク質)、(x)滑膜肉腫、X切断点2、転写バリアント2、(y)モエシン、(z)ホーマー相同体(ショウジョウバエ)、転写バリアント1、(aa)GCN5アミノ酸合成の一般制御5様2(酵母)、(bb)真核生物翻訳伸長因子1ガンマ、(cc)真核生物翻訳伸長因子1、デルタ、(dd)DNA損傷誘発転写物3、(ee)CCAAT/エンハンサー結合タンパク質(C/EBP)ガンマ、ならびに2007年5月3日出願の仮出願、名称「Auto−antibody markers of autoimmune disease」、または2007年11月6日出願の仮出願、名称「Auto−antibody markers of autoimmune disease」に記載される任意の他の自己抗原(例えば、限定されないが、表2、4、5、および9に記載のもの)のうちのいずれか1つに結合する、自己抗体をさらに有し得る。患者は、これらの自己抗原の任意の数、例えば、いずれかの少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも11、少なくとも12、少なくとも13、少なくとも14、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25個に結合する自己抗体を有し得る。
治療薬を筋炎患者に投与することができる。治療薬は、I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する任意の分子であり得る。治療薬は、小分子または生物学的薬剤であり得る。治療薬が小分子である場合、合成するか、または天然源から同定して単離することができる。
治療薬が生物学的薬剤である場合、I型IFNまたはIFNαの任意のサブタイプに特異的な抗体であり得る。例えば、該抗体は、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα6、IFNα7、IFNα8、IFNα10、IFNα14、IFNα17、IFNα21、IFNβ、またはIFNωのうちのいずれか1つに特異的であり得る。代替として、該抗体は、いずれか2、いずれか3、いずれか4、いずれか5、いずれか6、いずれか7、いずれか8、いずれか9、いずれか10、いずれか11、いずれか12個のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であり得る。抗体が、1つを超えるI型IFNのサブタイプに特異的である場合、該抗体は、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、IFNα10、およびIFNα21に特異的であり得るか、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、およびIFNα10に特異的であり得るか、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、およびIFNα21に特異的であり得るか、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα10、およびIFNα21に特異的であり得る。I型IFNまたはIFNαに特異的な抗体には、MEDI−545、MEDI−545以外のいずれかの生物学的製剤もしくは抗体、2004年12月10日出願の米国特許出願第11/009,410号および2005年6月20日出願の第11/157,494号に記載される抗体、米国特許第7,087,726号(実施例1および実施例2、表3および表4に開示されるもの、ならびに/または欄56の25〜54行目の「Deposit of Material」の表題の表に開示されるもの)に記載される9F3および他の抗体、NK−2およびYOK5/19(WO第84/03105号)、LO−22(米国特許第4,902,618号)、144 BS(米国特許第4,885,166号)、ならびにEBI−1、EBI−2、およびEBI−3(EP第119476号)が含まれる。IFNαの活性を調節する治療薬は、IFNαの活性を中和することができる。当業者は、かかる生物学的薬剤の調製および製剤化、ならびにそれらの投与方法を十分に認識している。
抗体は、合成抗体、モノクローナル抗体、ポリクローナル抗体、組換えにより産生された抗体、細胞内抗体、多特異性抗体(二重特異性抗体を含む)、ヒト抗体、ヒト化抗体、キメラ抗体、単鎖Fv(scFv)(二重特異性scFvを含む)、BiTE分子、単鎖抗体、Fabフラグメント、F(ab’)フラグメント、ジスルフィド結合Fv(sdFv)、または上記のうちのいずれかのエピトープ結合性フラグメントであり得る。抗体は、いずれかの免疫グロブリン分子、または免疫グロブリン分子の免疫学的に活性な部分であり得る。さらに、抗体は、任意のアイソタイプであり得る。例えば、それは、アイソタイプIgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4のうちのいずれかであり得る。抗体は、可変領域および定常領域を含む全長抗体であるか、あるいは単鎖抗体、またはFabもしくはFab’2フラグメント等のその抗原結合性フラグメントであり得る。また、抗体は、細胞毒素または放射性同位元素等の治療薬に共役または結合することができる。
IFNαに結合してその活性を調節する薬剤の他に、第2の薬剤を筋炎患者に投与することができる。第2の薬剤には、非ステロイド系抗炎症薬(イブプロフェン、ナプロキセン、スリンダク、ジクロフェナク、ピロキシカム、ケトプロフェン、ジフルニサル、ナブメトン、エトドラク、オキサプロジン、およびインドメタシン等)、抗マラリア薬(ヒドロキシクロロキン等)、副腎皮質ステロイドホルモン(プレドニゾン、ヒドロコルチゾン、メチルプレドニゾロン、およびデキサメタゾン等)、メトトレキサート、免疫抑制剤(アザチオプリンおよびシクロホスファミド等)、ならびに、例えば、T細胞を標的とするか(アレファセプトおよびエファリズマブ等)、またはTNFαを標的とする(エンブレル、レミケード、およびヒュミラ等)生物学的薬剤が含まれるが、これらに限定されない。
該薬剤を用いた処置は、I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルの中和をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、筋炎の1つ以上の症状または疾患の急激な再燃の減少をもたらし得る。症状には、筋力低下、つかえ感、呼吸困難、発熱、体重減少、疼痛、筋圧痛、関節炎、および発疹が含まれ得る。該薬剤を用いた処置は、予後の改善をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、患者により高い生活の質をもたらすことができる。該薬剤を用いた処置は、第2の薬剤を同時投与する必要性を緩和することができるか、または患者に第2の薬剤を投与する用量を減少させることができる。該薬剤を用いた処置は、患者の入院数を減少させることができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤は、I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルを中和することができる。I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルの中和は、I型IFNまたはIFNαによって上方制御された少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、少なくとも35、少なくとも40、少なくとも45、または少なくとも50個の遺伝子における低下であり得る。I型IFNまたはIFNαによって上方制御される遺伝子は、図235〜381または上記に説明したいずれかの遺伝子群であり得る。I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルの中和は、いずれかのI型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルにおいて上方制御された、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、少なくとも35、少なくとも40、少なくとも45、または少なくとも50個の遺伝子のうちのいずれかの、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%の低下である。代替として、I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルの中和とは、対照試料中のこれらのI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子の発現レベルの、最大で50%、最大で45%、最大で40%、最大で35%、最大で30%、最大で25%、最大で20%、最大で15%、最大で10%、最大で5%、最大で4%、最大で3%、最大で2%、または最大で1%内である、上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子の発現の低下を指し得る。I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、I型IFNまたはIFNαのプロファイルを中和することができる。
I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルの中和は、発現が、I型IFNまたはIFNαによって低下される、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、少なくとも35、少なくとも40、少なくとも45、または少なくとも50個の遺伝子の発現の上昇であり得る。発現が、I型IFNまたはIFNαによって低下される遺伝子は、図235〜381または上記に説明したいずれかの遺伝子群であり得る。I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルにおける下方制御された遺伝子の中和は、発現が、いずれかのI型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルにおいて下方制御された、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、または少なくとも25個の遺伝子のうちのいずれかの、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%、または少なくとも100%、または少なくとも125%、または少なくとも130%、または少なくとも140%、または少なくとも150%、または少なくとも175%、または少なくとも200%、または少なくとも250%、または少なくとも300%、または少なくとも500%の上昇であり得る。代替として、I型IFNまたはIFNα誘発性プロファイルの中和とは、対照試料中のこれらのI型IFNまたはIFNα誘発性(下方制御された)遺伝子の発現レベルの、最大で50%、最大で45%、最大で40%、最大で35%、最大で30%、最大で25%、最大で20%、最大で15%、最大で10%、最大で5%、最大で4%、最大で3%、最大で2%、または最大で1%内への、I型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子の発現の上昇を指す。I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、I型IFNまたはIFNαのプロファイルを中和することができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤は、1つ以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプの発現を、さらにまたは代替として中和することができる。IFNαまたはI型IFNのサブタイプには、いずれかの1を超える、2を超える、3を超える、4を超える、5を超える、6を超える、7を超える、8を超える、9を超える、または10を超える、IFNαまたはI型IFNのサブタイプが含まれ得る。これらのサブタイプには、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα6、IFNα7、IFNα8、IFNα10、IFNα14、IFNα17、IFNα21、IFNβ、またはIFNωが含まれ得る。これらのサブタイプには、IFNα1、IFNα2、IFNα8、およびIFNα14の全てが含まれ得る。代替として、これらのサブタイプには、IFNα1、IFNα2、IFNα4、IFNα5、IFNα8、IFNα10、IFNα21が含まれ得る。IFNαまたはI型IFNのサブタイプの中和は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも7、少なくとも8、または少なくとも10個の該サブタイプのうちのいずれかの、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%の低下であり得る。IFNαまたはI型IFNのサブタイプの中和は、対照試料中のこれらのIFNαまたはI型IFNのサブタイプの発現レベルの、最大で50%、最大で45%、最大で40%、最大で35%、最大で30%、最大で25%、最大で20%、最大で15%、最大で10%、最大で5%、最大で4%、最大で3%、最大で2%、または最大で1%内である、IFNαまたはI型IFNのサブタイプの遺伝子の発現における低下であり得る。IFNαまたはI型IFNに結合して、その活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、IFNαまたはI型IFNのサブタイプを中和することができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤は、IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、または両方、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の発現を、さらにまたは代替として中和することができる。IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、または両方、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の発現の中和は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、または少なくとも6個のこれらの遺伝子のうちのいずれかの、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%の低下であり得る。IFNα受容体、IFNAR1もしくはIFNAR2のいずれか、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体(IFNGR1、IFNGR2のいずれか、またはIFNGR1およびIFNGR2の両方)の発現の中和は、対照試料中のこれらの遺伝子の発現レベルの、最大で50%、最大で45%、最大で40%、最大で35%、最大で30%、最大で25%、最大で20%、最大で15%、最大で10%、最大で5%、最大で4%、最大で3%、最大で2%、または最大で1%の発現の低下である。I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、IFNα受容体であるIFNAR1もしくはIFNAR2、またはTNFα、またはIFNγ、またはIFNγ受容体であるIFNGR1もしくはIFNGR2の発現を中和することができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤は、血清中タンパク質のレベルの変化、例えば、血清レベルが下方制御されるタンパク質のレベルの上昇、または血清レベルが上方制御されるタンパク質のレベルの低下を、対照対象のものに近いレベルへと、さらにまたは代替として中和することができる。アディポネクチン、アルファフェトプロテイン、アポリポタンパク質CIII、ベータ2ミクログロブリン、癌抗原125、癌抗原19−9、エオタキシン、FABP、第VII因子、フェリチン、IL−10、IL−12p70、IL−16、IL−18、IL−1ra、IL−3、MCP−1、MMP−3、ミオグロビン、SGOT、組織因子、TIMP−1、TNF RII、TNFアルファ、VCAM−1、vWF、BDNK、補体3、CD40リガンド、EGF、ENA−78、EN−RAGE、IGF−1、MDC、ミエロペルオキシダーゼ、RANTES、またはトロンボポエチン等の、血清中タンパク質の発現の中和は、これらのタンパク質のうちの少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、または少なくとも25個のレベルを、健常な対象の血清中タンパク質の少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%のレベル内にすることによってであり得る。I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、血清タンパク質、例えば、アディポネクチン、アルファフェトプロテイン、アポリポタンパク質CIII、ベータ2ミクログロブリン、癌抗原125、癌抗原19−9、エオタキシン、FABP、第VII因子、フェリチン、IL−10、IL−12p70、IL−16、IL−18、IL−1ra、IL−3、MCP−1、MMP−3、ミオグロビン、SGOT、組織因子、TIMP−1、TNF RII、TNFアルファ、VCAM−1、vWF、BDNK、補体3、CD40リガンド、EGF、ENA−78、EN−RAGE、IGF−1、MDC、ミエロペルオキシダーゼ、RANTES、またはトロンボポエチンのレベルを中和することができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤は、以下の自己抗原:(a)ミクソウイルス(インフルエンザウイルス)耐性1、インターフェロン誘発性タンパク質p78、(b)サーフェイト5、転写バリアントc、(c)プロテアソーム(プロソーム、マクロペイン)活性化因子サブユニット3(PA28ガンマ、Ki)転写物、(d)レチノイン酸受容体、アルファ、(e)熱ショック10kDaタンパク質1(シャペロニン10)、(f)トロポミオシン3、(g)プレクストリン相同様ドメイン、ファミリーA、メンバー1、(h)細胞骨格関連タンパク質1、(i)シェーグレン症候群抗原A2(60kDa、リボ核タンパク質自己抗原SS−A/Ro)、(j)NADH脱水素酵素(ユビキノン)1、アルファ/ベータ部分複合体1、8kDa、(k)NudE核分布遺伝子E相同体1(偽巣性コウジ菌)、(l)MutL相同体1、結腸癌、非ポリポーシス2型(大腸菌)、(m)ロイシンリッチリピート(FLII中)相互作用タンパク質2、(n)トロポミオシン1(アルファ)、(o)痙性対麻痺20、スパルチン(トロイヤー症候群)、(p)着床前タンパク質、転写バリアント1、(r)ミトコンドリアリボソームタンパク質L45、(s)Lin−28相同体(線虫)、(t)熱ショック90kDaタンパク質1、アルファ、(u)dom−3相同体Z(線虫)、(v)ダイニン、細胞質、軽中間ポリペプチド2、(w)Ras関連C3ボツリヌス毒素基質1(rhoファミリー、低分子量GTP結合タンパク質)、(x)滑膜肉腫、X切断点2、転写バリアント2、(y)モエシン、(z)ホーマー相同体(ショウジョウバエ)、転写バリアント1、(aa)GCN5アミノ酸合成の一般制御5様2(酵母)、(bb)真核生物翻訳伸長因子1ガンマ、(cc)真核生物翻訳伸長因子1、デルタ、(dd)DNA損傷誘発転写物3、(ee)CCAAT/エンハンサー結合タンパク質(C/EBP)ガンマ、ならびに2007年5月3日出願の仮出願、名称「Auto−antibody markers of autoimmune disease」に記載される任意の他の自己抗原、ならびに2007年11月6日出願の仮出願、名称「Auto−antibody markers of autoimmune disease」に記載される任意の他の自己抗原(例えば、限定されないが、表2、4、5、および9に記載のもの)のうちのいずれか1、いずれかの少なくとも2、いずれかの少なくとも3、いずれかの少なくとも4、いずれかの少なくとも5、いずれかの少なくとも6、いずれかの少なくとも7、いずれかの少なくとも8、いずれかの少なくとも9、いずれかの少なくとも10、いずれかの少なくとも15、またはいずれかの少なくとも20個に結合する、自己抗体の数またはレベルを、さらにまたは代替として低下させることができる。自己抗体のレベルの低下は、該自己抗体のうちのいずれかの存在の、少なくとも2%、少なくとも3%、少なくとも4%、少なくとも5%、少なくとも7%、少なくとも8%、少なくとも10%、少なくとも15%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、または少なくとも90%の低下であり得る。I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤が、抗体等の生物学的薬剤である場合、該薬剤は、0.3〜30mg/kg、0.3〜10mg/kg、0.3〜3mg/kg、0.3〜1mg/kg、1〜30mg/kg、3〜30mg/kg、5〜30mg/kg、10〜30mg/kg、1〜10mg/kg、3〜10mg/kg、または1〜5mg/kgの用量で、自己抗体の数またはレベルを低下させることができる。
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤は、インターフェロン誘発性のサインまたはPDマーカープロファイルに含まれない、遺伝子の発現を中和しない場合がある。
疾患の進行の監視は、薬剤、例えば、I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤、またはI型IFNまたはIFNαに結合するが、その活性を調節しない薬剤、またはI型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を含んでもよく、もしくは含まなくてもよい薬剤の組み合わせの投与前および投与後に、患者の試料を得ることによって行うことができる。試料には、全血、唾液、尿、滑液、骨髄、脳脊髄液、鼻汁、痰、羊水、気管支肺胞洗浄液、末梢血単核細胞、総白血球細胞、リンパ節細胞、脾臓細胞、扁桃腺細胞、または皮膚等の、任意の生体液または組織が含まれる。試料は、当該技術分野において既知の任意の手段によって得ることができる。
I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、(薬剤の投与前および投与後の)試料中で得られる。試料中のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルが比較される。比較は、試料中に存在するI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数のものであり得、あるいは試料中に存在するI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数量のものであり得、あるいはそれらの任意の組み合わせであり得る。治療薬の有効性を示す変動は、上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数もしくはレベル(またはそれらの任意の組み合わせ)が、治療薬の投与前に得られた試料と比較して、治療薬の投与後に得られた試料において低下する場合、示され得る。上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個低下し得る。任意の所定の上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーのレベルは、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下し得る。レベルが低下した、上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの、低下した数と低下したレベルとの任意の組み合わせが、有効性を示し得る。治療薬の有効性を示す変動は、下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数もしくはレベル(またはそれらの任意の組み合わせ)が、治療薬の投与前に得られた試料と比較して、治療薬の投与後に得られた試料において低下する場合、示され得る。下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個低下し得る。任意の所定の下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーのレベルは、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%上昇し得る。レベルが上昇した、下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの、低下した数と上昇したレベルとの任意の組み合わせが、有効性を示し得る。
患者から得られる試料は、該薬剤の最初の投与の前、すなわち、患者は該薬剤を未投与である時に得ることができる。代替として、患者から試料を得るのは、処置の過程において、該薬剤の投与後に生じてもよい。例えば、該薬剤は、監視プロトコルを開始する前に投与されていてもよい。該薬剤の投与後、さらなる試料を患者から得ることができ、試料中のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーが比較される。試料は、同一または異なる種類のものであり得、例えば、得られる各試料は、血液試料であってもよく、あるいは、得られる各試料は、血清試料であってもよい。各試料中で検出されるI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーは、同一であってもよく、実質的に重複してもよく、または類似していてもよい。
試料は、治療薬の投与の前および後のいずれの時点で得られてもよい。治療薬の投与後に得られる試料は、治療薬の投与から少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも12、または少なくとも14日後に得ることができる。治療薬の投与後に得られた試料は、治療薬の投与から少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、または少なくとも8週間後に得ることができる。治療薬の投与後に得られた試料は、治療薬の投与から少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、または少なくとも6ヶ月後に得ることができる。
治療薬の投与後に、患者からさらなる試料を得ることができる。少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも12、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25個の試料を患者から得て、長期にわたって疾患または障害の進行または退行を監視することができる。疾患の進行は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも1年、少なくとも2年、少なくとも3年、少なくとも4年、少なくとも5年、少なくとも10年の期間にわたって、または患者の生涯にわたって、監視することができる。月一回、2ヶ月に一回、四半期に1回、年2回、または年1回の間隔等の一定間隔で、患者からさらなる試料を得ることができる。試料は、該薬剤の投与後一定間隔で、患者から得ることができる。例えば、試料は、薬剤のそれぞれの投与から1週間の時点、または薬剤のそれぞれの投与から2週間の時点、または薬剤のそれぞれの投与から3週間の時点、または薬剤のそれぞれの投与から1ヶ月の時点、または薬剤のそれぞれの投与から2ヶ月の時点で、患者から得ることができる。代替として、薬剤の投与または各投与後に、患者から複数の試料を得ることができる。
同様に、患者の疾患の進行は、薬剤を投与しない時も監視することができる。試料は、該疾患または障害を有する患者から、定期的に得ることができる。疾患の進行は、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数が、先に得られた試料と比較して、後で得られた試料において上昇する場合、同定することができる。I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個上昇し得る。疾患の進行は、任意の所定の上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%上昇する場合、同定することができる。疾患の進行は、任意の所定の下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下する場合、同定することができる。レベルが上昇した、上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。レベルが低下した、下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの上昇した数と上昇したレベルとの任意の組み合わせが、疾患の進行を示し得る。代替として、または組み合わせて、下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの低下した数と低下したレベルとの任意の組み合わせは、疾患の進行を示し得る。また、疾患の退行は、薬剤によって処置されない、疾患または障害を有する患者においても同定することができる。この場合、退行は、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数が、先に得られた試料と比較して、後で得られた試料において低下する場合、同定することができる。I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、または少なくとも10個低下し得る。疾患の退行は、任意の所定の上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%低下する場合、同定することができる。疾患の退行は、任意の所定の下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーのレベルが、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも35%、少なくとも40%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、または少なくとも95%上昇する場合、同定することができる。レベルが低下した、上方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。レベルが上昇した、下方制御されたI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカーの数は、少なくとも1、少なくとも2、少なくとも3、少なくとも4、少なくとも5、少なくとも6、少なくとも7、少なくとも8、少なくとも9、少なくとも10、少なくとも15、少なくとも20、少なくとも25、少なくとも30、または少なくとも35個であり得る。疾患の進行または疾患の退行は、任意の期間にわたって、任意の間隔で試料を得ることによって、監視することができる。疾患の進行または疾患の退行は、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも4週間、少なくとも5週間、少なくとも6週間、少なくとも7週間、少なくとも2ヶ月、少なくとも3ヶ月、少なくとも4ヶ月、少なくとも5ヶ月、少なくとも6ヶ月、少なくとも1年、少なくとも2年、少なくとも3年、少なくとも4年、少なくとも5年、少なくとも10年にわたって、または患者の生涯にわたって、試料を得ることによって、監視することができる。疾患の進行または疾患の退行は、少なくとも月一回、2ヶ月に一回、四半期に1回、年2回、または年1回試料を得ることによって、監視することができる。試料は、厳密な間隔で得る必要はない。
また、本発明は、キットおよびプローブも包含する。該プローブは、IFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルに含まれ得る任意の遺伝子の、任意の発現または活性を検出する、任意の分子であり得る。
出願人は、本発明の態様の一部を説明するために、一連の非限定的な実施形態を提供する。
実施形態
1.I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害を有する患者を処置する方法であって、
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を投与するステップを含み、
前記患者は、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを有し、
前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する、方法。
2.前記患者の、前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルの中和を検出するステップをさらに含む、実施形態1に記載の方法。
3.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態1に記載の方法。
4.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態3に記載の方法。
5.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態4に記載の方法。
6.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態5に記載の方法。
7.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態6に記載の方法。
8.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、実施形態3に記載の方法。
9.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態1に記載の方法。
10.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態9に記載の方法。
11.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態10に記載の方法。
12.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態11に記載の方法。
13.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態12に記載の方法。
14.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、実施形態9に記載の方法。
15.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、実施形態3に記載の方法。
16.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、実施形態15に記載の方法。
17.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、実施形態16に記載の方法。
18.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、実施形態17に記載の方法。
19.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、実施形態18に記載の方法。
20.表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、実施形態15に記載の方法。
21.前記薬剤は、生物学的薬剤である、実施形態1に記載の方法。
22.前記薬剤は、抗体である、実施形態21に記載の方法。
23.前記抗体は、MEDI−545である、実施形態22に記載の方法。
24.前記抗体は、1個以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI−545ではない、実施形態22に記載の方法。
25.前記薬剤を投与する前記ステップは、前記疾患または障害の1つ以上の症状を緩和する、実施形態1に記載の方法。
26.前記抗体は、約0.03〜30mg/kgの用量で投与される、実施形態22に記載の方法。
27.前記抗体は、0.3〜3mg/kgの用量で投与される、実施形態26に記載の方法。
28.前記抗体は、0.03〜1mg/kgの用量で投与される、実施形態27に記載の方法。
29.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも10%中和する、実施形態21に記載の方法。
30.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも20%中和する、実施形態29に記載の方法。
31.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも30%中和する、実施形態30に記載の方法。
32.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも40%中和する、実施形態31に記載の方法。
33.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも50%中和する、実施形態32に記載の方法。
34.前記疾患または障害は、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または筋炎のうちの1つである、実施形態1に記載の方法。
35.前記疾患または障害は、筋炎である、実施形態34に記載の方法。
36.前記患者は、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の、上方制御された発現または活性をさらに有する、実施形態1に記載の方法。
37.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の全血中で検出される、実施形態2に記載の方法。
38.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の筋組織中で検出される、実施形態2に記載の方法。
39.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、強いか、または中程度である、実施形態1に記載の方法。
40.中和を必要とする患者において、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する方法であって、
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を、前記患者に投与するステップを含み、
前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する、方法。
41.前記患者の、前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルの中和を検出するステップをさらに含む、実施形態40に記載の方法。
42.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態40に記載の方法。
43.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態42に記載の方法。
44.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態43に記載の方法。
45.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態44に記載の方法。
46.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態45に記載の方法。
47.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、実施形態42に記載の方法。
48.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態40に記載の方法。
49.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態48に記載の方法。
50.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態49に記載の方法。
51.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態50に記載の方法。
52.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態51に記載の方法。
53.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、実施形態48に記載の方法。
54.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、実施形態42に記載の方法。
55.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、実施形態54に記載の方法。
56.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、実施形態55に記載の方法。
57.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、実施形態56に記載の方法。
58.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、実施形態57に記載の方法。
59.表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、実施形態54に記載の方法。
60.前記薬剤は、生物学的薬剤である、実施形態40に記載の方法。
61.前記薬剤は、抗体である、実施形態60に記載の方法。
62.前記抗体は、MEDI−545である、実施形態61に記載の方法。
63.前記抗体は、1個以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI−545ではない、実施形態61に記載の方法。
64.前記薬剤を投与する前記ステップは、前記疾患または障害の1つ以上の症状を緩和する、実施形態40に記載の方法。
65.前記抗体は、約0.03〜30mg/kgの用量で投与される、実施形態61に記載の方法。
66.前記抗体は、0.3〜3mg/kgの用量で投与される、実施形態65に記載の方法。
67.前記抗体は、0.03〜1mg/kgの用量で投与される、実施形態66に記載の方法。
68.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも10%中和する、実施形態40に記載の方法。
69.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも20%中和する、実施形態68に記載の方法。
70.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも30%中和する、実施形態69に記載の方法。
71.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも40%中和する、実施形態70に記載の方法。
72.前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも50%中和する、実施形態71に記載の方法。
73.前記患者は、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または筋炎のうちの1つを診断されている、実施形態40に記載の方法。
74.前記患者は、筋炎を診断されている、実施形態73に記載の方法。
75.前記患者は、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の上方制御された発現または活性をさらに含む、実施形態40に記載の方法。
76.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の全血中で検出される、実施形態41に記載の方法。
77.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の筋組織中で検出される、実施形態41に記載の方法。
78.前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、強いか、または中程度である、実施形態40に記載の方法。
79.患者の炎症性疾患の進行を監視または予後判断する方法であって、
患者から、第1の試料の第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを得るステップを含む、方法。
80.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態79に記載の方法。
81.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態80に記載の方法。
82.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態81に記載の方法。
83.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態82に記載の方法。
84.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態83に記載の方法。
85.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、実施形態80に記載の方法。
86.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態79に記載の方法。
87.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態86に記載の方法。
88.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態87に記載の方法。
89.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態88に記載の方法。
90.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態89に記載の方法。
91.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、実施形態86に記載の方法。
92.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、実施形態80に記載の方法。
93.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、実施形態92に記載の方法。
94.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、実施形態93に記載の方法。
95.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、実施形態94に記載の方法。
96.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、実施形態95に記載の方法。
97.表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、実施形態92に記載の方法。
98.前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、強いプロファイルであり、前記患者の予後は、疾患の進行である、実施形態79に記載の方法。
99.前記強いプロファイルは、前記miRNAの健常人のものの少なくとも10倍の差次的発現を含む、実施形態98に記載の方法。
100.自己免疫疾患は、筋炎である、実施形態98に記載の方法。
101.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、弱いプロファイルであり、前記患者の予後は、疾患の退行である、実施形態79に記載の方法。
102.前記弱いプロファイルは、前記miRNAの健常人のものの2倍以下の差次的発現を含む、実施形態101に記載の方法。
103.前記強いプロファイルは、疾患の処置の変更を内科医に示唆する、実施形態98に記載の方法。
104.患者から、第2の試料の第2の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを得るステップをさらに含み、
前記第1のプロファイルと比較した、前記第2のプロファイルのmiRNAマーカーの数もしくはレベルの上昇は、疾患の進行を予後判断するか、または、
前記第1のプロファイルと比較した、前記第2のプロファイルのmiRNAマーカーの数もしくはレベルの低下は、疾患の退行を予後判断する、実施形態79に記載の方法。
105.治療薬を用いた処置を受けている患者の、自己免疫疾患または炎症性疾患の進行を監視する方法であって、
前記患者から、第1の試料の第1のmiRNAプロファイルを得るステップと、
治療薬を投与するステップと、
前記患者から、第2の試料の第2のmiRNAプロファイルを得るステップと、
前記第1のmiRNAプロファイルと前記第2のmiRNAプロファイルとを比較するステップと、
を含み、前記第1のmiRNAプロファイルおよび前記第2のmiRNAプロファイルにおける変動は、前記治療薬の有効性のレベルを示す、方法。
106.前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態105に記載の方法。
107.前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態106に記載の方法。
108.前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態107に記載の方法。
109.前記第1のmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態108に記載の方法。
110.前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態109に記載の方法。
111.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、実施形態106に記載の方法。
112.前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態105に記載の方法。
113.前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態112に記載の方法。
114.前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態113に記載の方法。
115.前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態114に記載の方法。
116.前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、実施形態115に記載の方法。
117.前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、実施形態112に記載の方法。
118.前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、実施形態106に記載の方法。
119.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、実施形態118に記載の方法。
120.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、実施形態119に記載の方法。
121.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、実施形態120に記載の方法。
122.前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、実施形態121に記載の方法。
123.表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、実施形態118に記載の方法。
124.前記自己免疫疾患または炎症性疾患は、狼瘡、特発性炎症性筋炎、シェーグレン症候群、血管炎、サルコイドーシス、または乾癬である、実施形態105に記載の方法。
125.前記自己免疫疾患は、特発性炎症性筋炎である、実施形態124に記載の方法。
126.前記治療薬は、小分子または生物学的薬剤である、実施形態105に記載の方法。
127.前記生物学的薬剤は、抗体である、実施形態126に記載の方法。
128.前記抗体は、MEDI−545である、実施形態127に記載の方法。
129.前記第1のmiRNAプロファイルは、前記治療薬の投与の前に得られる、実施形態105に記載の方法。
130.前記第1のmiRNAプロファイルは、前記治療薬の投与の時点で得られる、実施形態105に記載の方法。
131.前記第1の試料および前記第2の試料は、全血、筋肉、または血清である、実施形態105に記載の方法。
132.前記患者から、第3の試料の第3のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態105に記載の方法。
133.前記患者から、第4の試料の第4のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態132に記載の方法。
134.前記患者から、第5の試料の第5のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態133に記載の方法。
135.前記患者から、第6の試料の第6のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態134に記載の方法。
136.前記第2の試料は、前記治療薬の投与から少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態105に記載の方法。
137.前記第3の試料は、前記第2の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態132に記載の方法。
138.前記第4の試料は、前記第3の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態133に記載の方法。
139.前記第5の試料は、前記第4の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態134に記載の方法。
140.変動とは、健常なレベルと比較した、前記患者の差次的なmiRNAレベルの低下である、実施形態105に記載の方法。
141.変動とは、健常なレベルと比較した、前記患者の差次的なmiRNAレベルの上昇である、実施形態105に記載の方法。
142.差次的なmiRNAレベルの前記上昇は、疾患の予後不良、または疾患が再燃することを示す、実施形態141に記載の方法。
143.前記患者の差次的なmiRNAレベルの前記上昇は、前記患者の処置の変更を示唆する、実施形態141に記載の方法。
144.筋炎患者を処置する方法であって、
I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を投与するステップを含み、
前記患者は、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを有し、
前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを中和する、方法。
145.前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルの中和を検出するステップをさらに含む、実施形態144に記載の方法。
146.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子MX1、LY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
147.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子LAMP3、SIGLEC1、DNAPTP6、IFIT2、ETV7、RTP4、SERPING1、HERC5、XAF1、MX1、EPSTI1、OAS2、OAS1、OAS3、IFIT3、IFI6、USP18、RSAD2、IFI44、LY6E、ISG15、およびIFI27の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
148.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
149.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子DNAPTP6、EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
150.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子SAMD9L、IFI6、IFI44、IFIT2、OAS1、IFI27、OAS3、IFI44L、HERC5、IFIT1、EPSTI1、ISG15、SERPING1、OASL、GBP1、およびMX1の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
151.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、IFIT1、ISG15、LAMP3、OAS3、OAS1、EPSTI1、IFIT3、OAS2、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
152.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、およびIFI27の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
153.前記薬剤は、生物学的薬剤である、実施形態144に記載の方法。
154.前記薬剤は、抗体である、実施形態153に記載の方法。
155.前記抗体は、MEDI−545である、実施形態154に記載の方法。
156.前記抗体は、1個以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI−545ではない、実施形態154に記載の方法。
157.前記薬剤を投与する前記ステップは、1つ以上の筋炎症状を緩和する、実施形態144に記載の方法。
158.前記抗体は、約0.03〜30mg/kgの用量で投与される、実施形態154に記載の方法。
159.前記抗体は、0.3〜3mg/kgの用量で投与される、実施形態158に記載の方法。
160.前記抗体は、0.03〜1mg/kgの用量で投与される、実施形態159に記載の方法。
161.前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも10%中和する、実施形態153〜155のうちのいずれか1項に記載の方法。
162.前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも20%中和する、実施形態144に記載の方法。
163.前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも30%中和する、実施形態162に記載の方法。
164.前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも40%中和する、実施形態163に記載の方法。
165.前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも50%中和する、実施形態164に記載の方法。
166.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の、上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
167.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、PDマーカー遺伝子の転写物を含む、実施形態144に記載の方法。
168.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、PDマーカー遺伝子から発現されたポリペプチドを含む、実施形態144に記載の方法。
169.患者の筋炎疾患の進行を監視または予後判断する方法であって、
患者から、第1の試料の第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップを含む、方法。
170.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、強いプロファイルであり、前記患者の予後は、筋炎疾患の進行である、実施形態169に記載の方法。
171.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の過剰発現または活性を含む、実施形態170に記載の方法。
172.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、弱いプロファイルであり、前記患者の予後は、筋炎疾患の退行である、実施形態169に記載の方法。
173.前記患者から、第2の試料の第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含み、
前記第1の発現プロファイルと比較した、前記第2の発現プロファイルのI型IFNもしくはIFNα誘発性PDマーカーの数もしくはレベルの上昇は、筋炎疾患の進行を予後判断するか、または
前記第1の発現プロファイルと比較した、前記第2の発現プロファイルのI型IFNもしくはIFNα誘発性PDマーカーの数もしくはレベルの低下は、筋炎疾患の退行を予後判断する、実施形態169に記載の方法。
174.治療薬を用いた処置を受けている患者の、筋炎疾患の進行を監視する方法であって、
前記患者から、第1の試料の第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップと、
治療薬を投与するステップと、
前記患者から、第2の試料の第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップと、
前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、前記第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルと比較するステップと、
を含み、前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルおよび前記第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルにおける変動は、前記治療薬の有効性のレベルを示す、方法。
175.前記第1のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、実施形態174に記載の方法。
176.前記変動は、前記遺伝子の活性レベルの上方制御された発現の低下である、実施形態174に記載の方法。
177.前記治療薬は、小分子または生物学的薬剤である、実施形態174に記載の方法。
178.前記治療薬は、IFNαに結合し、その活性を調節する、生物学的薬剤である、実施形態177に記載の方法。
179.前記生物学的薬剤は、抗体である、実施形態178に記載の方法。
180.前記抗体は、MEDI−545である、実施形態179に記載の方法。
181.前記抗体は、少なくとも1つのIFNαサブタイプに結合するが、MEDI−545ではない、実施形態179に記載の方法。
182.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、前記治療薬の投与の前に得られる、実施形態174に記載の方法。
183.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、前記治療薬の投与の時点で得られる、実施形態174に記載の方法。
184.前記第1の試料および前記第2の試料は、全血、筋肉、または血清である、実施形態174に記載の方法。
185.前記患者から、第3の試料の第3のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態174に記載の方法。
186.前記患者から、第4の試料の第4のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態185に記載の方法。
187.前記患者から、第5の試料の第5のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態186に記載の方法。
188.前記患者から、第6の試料の第6のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、実施形態187に記載の方法。
189.前記第2の試料は、前記治療薬の投与から少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態174に記載の方法。
190.前記第3の試料は、前記第2の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態185に記載の方法。
191.前記第4の試料は、前記第3の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態186に記載の方法。
192.前記第5の試料は、前記第4の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、実施形態187に記載の方法。
193.変動は、前記遺伝子の上方制御された発現または活性の低下である、実施形態174に記載の方法。
194.前記低下は、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%である、実施形態193に記載の方法。
195.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
196.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
197.前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44LおよびRSAD2の上方制御された発現または活性を含む、実施形態144に記載の方法。
198.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6の上方制御された発現または活性を含む、実施形態169に記載の方法。
199.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、実施形態169に記載の方法。
200.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44LおよびRSAD2の上方制御された発現または活性を含む、実施形態169に記載の方法。
201.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6の上方制御された発現または活性を含む、実施形態174に記載の方法。
202.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、実施形態174に記載の方法。
203.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44LおよびRSAD2の上方制御された発現または活性を含む、実施形態174に記載の方法。
204.前記患者は、強いI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを有する、実施形態1に記載の方法。
205.前記患者は、中程度のI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを有する、実施形態1に記載の方法。
206.前記強いスコアは、10以上である、実施形態204に記載の方法。
207.前記中程度のスコアは、4以上であるが、10未満である、実施形態205に記載の方法。
208.前記筋炎は、DMまたはPMである、実施形態35または74に記載の方法。
209.前記筋炎患者は、DMまたはPM患者である、実施形態144に記載の方法。
210.前記筋炎患者は、6を超えるMITAXスコアを有する、実施形態144に記載の方法。
211.前記I型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアは、強い、実施形態144に記載の方法。
212.前記I型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアは、中程度である、実施形態144に記載の方法。
213.前記スコアは、10以上である、実施形態211に記載の方法。
214.前記スコアは、4以上であるが、10未満である、実施形態212に記載の方法。
215.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、強いI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを含む、実施形態174に記載の方法。
216.前記強いスコアは、10以上のスコアである、実施形態215に記載の方法。
217.前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、中程度のI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを含む、実施形態174に記載の方法。
218.前記中程度のスコアは、4以上であるが、10未満のスコアである、実施形態217に記載の方法。
本明細書で言及される全ての刊行物、特許、および特許出願は、それぞれ個々の刊行物、特許、または特許出願が、参照することによって本明細書に組み込まれると、明確かつ個別に示されているのと同じ程度で、参照することにより本明細書に組み込まれる。
本出願は、あらゆる目的で参照することにより、2006年12月6日出願の米国仮出願第60/873,008号、2007年4月16日出願の米国仮出願第60/907,762号、2007年5月3日出願の米国仮出願第60/924,219号、2007年5月21日出願の米国仮出願第60/924,584号、2007年9月19日出願の米国仮出願第60/960,187号、2007年11月5日出願の米国仮出願第60/996,176号、ならびに2007年12月6日出願のPCT出願第PCT/US2007/024947号を組み込む。また、本出願は、あらゆる目的で参照することにより、2008年6月20日出願の米国仮出願第61/129,366号、および2008年5月5日出願のPCT出願第PCT/US2008/062646号を組み込む。また、本出願は、あらゆる目的で参照することにより、2007年5月3日出願の米国仮出願第60/924,220号、2007年11月6日出願の米国仮出願、名称「Auto−Antibody Markers of Autoimmune Disease」(第60/996,219号)、2007年12月6日出願の米国仮出願、名称「Auto−Antibody Markers of Autoimmune Disease」(第60/996,820号)、ならびに2008年5月5日出願のPCT出願第PCT/US2008/062639号を組み込む。
さらに、本出願は、2008年2月8日出願の米国仮出願第61/006,963号に対する優先権を主張し、これは、あらゆる目的で参照することにより、本明細書に組み込まれる。
以降の一連の実施例は、説明目的で提供されるに過ぎず、本発明がこれらの実施例に制限されるとは、決して解釈されるべきではない。
(実施例)
実施例1a:DM患者の筋肉試料中で最も上方制御された遺伝子の大部分は、IFNα/β誘発性である
DM筋肉試料を検査して、DM患者においてどの遺伝子が最も上方制御されているかを判定した。
全RNA抽出およびマイクロアレイ処理:QiagenのRNeasy Fibrous Tissue Mini(Hilden,Germany)を使用して、PAXgene筋肉生検材料から全RNAを抽出した。RNAの純度および濃度を、分光光度的に判定した(260/280>1.9)。RNAの質は、RNA 6000 Nano LabChip(登録商標)を使用して、Agilent 2100 Bioanalyzerによって評価した。
2ugの全RNAからの、ビオチン標識増幅cRNAの生成は、AffymetrixのGeneChip(登録商標)One−Cycle cDNA SynthesisキットおよびAffymetrixのGeneChip(登録商標)IVT Labelingキットを用いて達成された。cRNA産物の濃度および純度は、分光光度的に判定した。20マイクログラムのそれぞれのビオチン標識cRNAを、AffymetrixのHuman Genome U133 Plus 2.0 GeneChip(登録商標)アレイ上で、ハイブリダイゼーションのために断片化した。断片化されたcRNAは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)の手引書に概説されるように、ハイブリダイゼーション用に調製した。ハイブリダイゼーションは、45℃に設定したモデル320の回転ハイブリダイゼーションオーブンで、終夜行った。全てのGeneChip(登録商標)洗浄および染色手順は、AffymetrixのModel 450 Fluidicsステーション上で行った。アレイは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)Scanner 3000上でスキャンした。データ収集およびアレイの質の初期評価は、GeneChip Operating Software(GCOS)ツールを用いて行った。
結果:DM患者の筋肉標本中で最も上方制御された遺伝子の大部分は、IFNα/β誘発性である。DM患者の筋肉試料中で最も上方制御された遺伝子のリスト、および健常な対照筋肉試料と比較した、DM患者の筋肉試料中のこれらの遺伝子の上方制御倍数を提供する、図1aを参照されたい。また、DMおよびPM患者の筋肉の、IFNα/β誘発性遺伝子サインスコアの散布図を提供する、図1bも参照されたい。
実施例1b:DMまたはPM患者の血液試料の大部分における、I型IFN誘発性遺伝子の過剰発現
DMおよびPM患者の血液中の、I型IFN誘発性遺伝子の過剰発現の有症率および規模を評価した。
患者および患者の試料:本研究では、2群の患者を用いた。第1の群には、末梢全血試料中の全ゲノム遺伝子発現と、疾患活動性を含む臨床的特徴との間の関連の、長期的な予備的研究に将来を見越して登録した、単一病院センターからの24人の筋炎患者(DMを有する15人およびPMを有する9人)が含まれた。合計150回の患者の来診からの臨床データ、および80回の患者の来診からの遺伝子発現データが、最高6年の期間にわたって収集された(本研究の平均参加期間は1.9年であった)。これらの患者の臨床的特徴を、以下表6に要約する。
Figure 2011511804
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1回または2回の来診後の、これらの患者のうちの一部の初期の横断的研究は、すでに報告されており(Walsh RJ,Pinkus JL,et al.Type I interferon−inducible gene expression in blood is present and reflects disease activity in dermatomyositis and polymyositis.Arthritis Rheum.2007;56(11):3784−92)、今般の研究では、登録患者数を増やし、1患者につき最高7回の来診の長期的分析を行った。DMおよびPMの診断基準は、すでに報告された通りである(Walsh RJ,Pinkus JL,et al.Type I interferon−inducible gene expression in blood is present and reflects disease activity in dermatomyositis and polymyositis.Arthritis Rheum.2007;56(11):3784−92)。全血試料は、定期的な臨床経過観察の来診時に収集した。疾患活動性は、すでに記載した筋炎包括解析スケール(MITAX)を使用して、各来診時に評価した(Walsh RJ,Pinkus JL,et al.Type I interferon−inducible gene expression in blood is present and reflects disease activity in dermatomyositis and polymyositis.Arthritis Rheum.2007;56(11):3784−92)。MITAXスコア(Rider LG,Miller FW.Idiopathic inflammatory muscle disease:clinical aspects.Baillieres Best Pract Res Clin Rheumatol.2000;14(1):37−54)を含む臨床パラメータを、遺伝子発現データを盲検化して評価した。全血試料は、いずれかの所定の日程に従って収集されはしなかった。患者は、参加に際してインフォームドコンセントを出した。これらの研究は、Brigham and Women’s Hospitalの施設内審査委員会(IRB)によって承認された。
第2の群の筋炎患者(18)は、DMまたはPMを有する患者の臨床治験のための、スクリーニングの来診時に得られた単一血液試料について調査された。これらの血液試料は、複数のセンターで複数の研究者によって診られた患者にわたる、サイトカイン誘発性遺伝子サインの有症率の初期評価のために使用され、IRB承認済みプロトコルの下、インフォームドコンセントを得て収集された。これらの対象は少なくとも18歳であり、BohanおよびPeterの基準(Bohan A,Peter JB.Polymyositis and dermatomyositis.N Engl J Med.1975 Feb 13;292(7):344−7、Bohan A,Peter JB.Polymyositis and dermatomyositis.N Engl J Med.1975 Feb 20;292(8):403−7)による、ほぼ確実または確定的なDMまたはPM、ならびに活動性疾患を有していた。全血試料は、処置前の臨床来診時に、PAXgeneのRNAチューブに収集した。全ての対象は、以下のうちの少なくとも2つを有しなければならなかった:徒手筋力試験(MMT)80/150であるが、しかしMMT−8筋肉群試験を使用して125/150の強さ;視覚的アナログ尺度10cmの尺度上の2.0cmによる、患者の包括的な活動性評価;視覚的アナログ尺度10cmの尺度上の2.0cmによる、内科医の包括的な活動性評価、CLINHQA能力障害指標0.25;ならびに包括的な筋肉外活動性評価10cmの視覚的アナログ尺度上で1.0。PMを有する対象は、PMの診断と一致する筋肉生検結果を文書化してもらう必要があった。スクリーニング時、対象は、1日につき>35mgのプレドニゾンまたは等価物、ヒドロキシクロロキン>600mg/日、ミコフェノール酸モフェチル>3g/日、メトトレキサート>25mg/週、アザチオプリン>3mg/kg/日、レフルノミド>20mg/日、または任意の用量のシクロホスファミド、シクロスポリン、もしくはサリドマイドを受けていてはならなかった。
正常な血液試料は、記載されたように(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−αMonoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008; Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312、Walsh RJ,Pinkus JL,et al.Type I interferon−inducible gene expression in blood is present and reflects disease activity in dermatomyositis and polymyositis.Arthritis Rheum.2007;56(11):3784−92)、36人の健常な提供者からのものであり、IRB承認済みプロトコルの下、インフォームドコンセントを得て収集された。
全RNA抽出、マイクロアレイアッセイ、およびTaqMan QRT−PCRアッセイ:全血からのRNAの単離は、PAXgeneチューブまたはバフィーコート試料を使用し、AffymetrixのU133 Plus 2.0マイクロアレイアッセイを、すでに記載したように行った(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312、Walsh RJ,Pinkus JL,et al.Type I interferon−inducible gene expression in blood is present and reflects disease activity in dermatomyositis and polymyositis.Arthritis Rheum.2007; 56(11):3784−92)。24人の正常な健常提供者の試料について、PAXgeneチューブ収集方法を用いてRNAを単離し、一方、12人の正常な健常提供者の試料は、バフィーコート法を用いて処理した。これらの正常な健常提供者の試料は、試料処理の差異によるいずれのばらつきも排除するために、該2つの手法のうちの1つによって処理された患者の試料に対するベースラインとして使用した。
FluidigmのBiomarkシステム動的アレイプラットフォーム(Fluidigm Corp(South San Francisco,CA,USA))を使用して、DMまたはPMを有する15人の患者の全血中の、1型IFN誘発性遺伝子、サイトカイン誘発性遺伝子パネル、および選択された免疫応答遺伝子の発現レベルを測定した。試料の処理およびデータ分析についての一般的手順は、すでに記載した通りであった(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312)。
マイクロアレイデータ分析:マイクロアレイデータ分析は、GC−Content Robust Multichip Analysis(GCRMA)を使用して、すでに記載したように行い(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312、Yao Y,Jallal J,et al.Type I IFN as a potential therapeutic target for psoriasis.PLoS ONE 2008;3(7):e2737.doi:10.1371/journal.pone.0002737)、これは、Bioconductor(http://www.bioconductor.org/)のGCRMAパッケージで実行された。遺伝子サインスコアに関係する全ての2群比較は、2試料のウィルコクソン−マンホイットニー検定を使用して算出し、一方一対比較は、ウィルコクソン符号順位検定を使用して算出した。有意性は、ボンフェローニ補正を用いて調整されたp値に対して述べられているが、報告された全てのp値は、多重検定について未調整である。正の1型IFN誘発性遺伝子サインスコアを有する患者を同定するために、R(R Development Core Team,University of Auckland,New Zealand)での偽検出率(false discovery rate)(FDR)調整を用いて、マイクロアレイの有意性分析(SAM)を算出した。
結果:AffymetrixのヒトゲノムU133プラス2.0 GeneChip(登録商標)を用いて、DMまたはPMを有する42人の患者(22人のDM患者および20人のPM患者、第1および第2の患者群より)の末梢全血のプロファイルを得た。健常な対照と比較して、DMまたはPMを有する患者の血液中で、1,072個および703個の転写物が、それぞれ上方制御および下方制御(変化倍数>2、q<0.05)されていることが認められた。1,072個の上方制御された転写物のうち136個が、記載されたI型IFNファミリーメンバーを用いた全血の生体外刺激によって定義されるように、1型IFN誘発性であった(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312)。24人の健常な対象と比較した、DMまたはPMを有する42人の患者の全血中の、136個の転写物の発現を可視化するヒートマップを、図384aに示す。個々の正常な対照およびDMもしくはPMを有する患者の血液中の、動的な25個の最も過剰発現した1型IFN誘発性遺伝子(動的リストは患者間で異なる可能性がある)を用いて算出した、1型IFN誘発性遺伝子サインスコアを、図384bに示す。本研究で評価された患者は、血液中で、1型IFN誘発性遺伝子の異なる程度の過剰発現を呈し、これには、弱い1型IFN誘発性遺伝子サイン(スコア<4)を有するDMまたはPM患者の独特な集団が含まれた。正常な提供者およびこれらの弱いサインスコアの患者は、図384bでそれぞれ第1および第2の水平なバーで表される。分類基準(1型IFN誘発性遺伝子サインは、4未満のスコアを割り当てられた場合弱く、4以上であるが10未満であるスコアを割り当てられた場合中程度であり、10以上のスコアを割り当てられた場合高かった)に基づき、DMまたはPMを有する患者の17%は、血液中で1型IFN誘発性遺伝子サインの弱い過剰発現を有するか、または過剰発現がなかった。合計45%および38%の患者が、それぞれ中程度または高い1型IFN誘発性遺伝子サインを有した。したがって、DMまたはPMを有する患者の圧倒的に大部分が、血液中で1型IFN誘発性遺伝子サインの中程度から高い過剰発現を示した。
実施例1c:DMまたはPMを有する患者における1型IFNのシグナリング経路の活性を評価するための、13個の遺伝子パネルの選択
実施例1bの結果に基づき、DMおよびPM患者の血液中の、1型IFNのシグナリング経路の活性化を評価するために使用できる可能性のある、小パネルの1型IFN誘発性遺伝子を選択した。
DMおよびPMを有する患者の末梢全血中で最も過剰発現した遺伝子の順位付け:実施例1bで記載した、本研究に用いられた42人のDMおよびPM患者全体で最も過剰発現したプローブセットを同定するために、AffymetrixのU133 Plus 2.0アレイ上で、各プローブセットについて、それぞれ個々の患者と、24人の健常な提供者の中央値との間の変化倍数値を算出した。そして、各患者について、変化倍数値を降順に順位付けた。各プローブセットについて中央順位を算出し、上位200のプローブセット全体を選択した。1型IFN誘発性であるとしてすでに同定されていた807個のプローブセット(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312)を、これらの200個のプローブセットと交え、共通するプローブセットを合わせて、DMまたはPMを有する患者の末梢全血中で過剰発現した1型IFN誘発性遺伝子を合計した。
結果:複数の遺伝子の相対発現の複合スコアは、すでに記載されているように、経路活性のしっかりとした測定を提供することができる(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312、Yao,Y,Jallal J,et al.Neutralization of IFN−α/β−Inducible Genes and Downstream Effect in a Phase I Trial of an Anti−IFN−α Monoclonal Antibody in SLE.Accepted by Arthritis Rheum.)。DMまたはPMを有する42人の患者の末梢全血中で、最も過剰発現した100個の遺伝子の平均倍数順位を、以下に示す表7に列記する。
Figure 2011511804
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DMおよびPM患者の血液中の1型IFNのシグナリング経路の活性化を反映する、1型IFN誘発性遺伝子サインスコアを構築するために、この群から13個の過剰発現した1型IFN誘発性遺伝子を選択した。選択された13個の遺伝子は、DMおよびPM患者の血液中で最も過剰発現した6個の1型IFN誘発性遺伝子(IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1)に加えて、DM筋肉標本中で最も過剰発現した1型IFN誘発性遺伝子のうちの1つであるISG15(Greenberg SA,Tawil R,et al.Interferon−alpha/beta−mediated innate immune mechanisms in dermatomyositis.Ann Neural 2005;57(5):664−78)、ならびに6個の十分特徴付けられた1型IFN誘発性遺伝子(OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6)であった。この13個の遺伝子パネル(SLEのための21個の遺伝子パネルのサブセット)での遺伝子サインスコアは、SLEにおける1型IFNのシグナリング経路の活性化を特徴付けるために使用された、1型IFN誘発性遺伝子の21個の遺伝子パネルについてのスコア(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312)と非常に良く相関し(r=0.98)、個々の患者における、動的な上位25個の最も過剰発現した1型IFN誘発性遺伝子を使用した代替遺伝子サインスコア手法とも、非常に良く相関した(r=0.82)(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti− IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312、Yao,Y,Jallal J,et al.Neutralization of IFN−α/β−Inducible Genes and Downstream Effect in a Phase I Trial of an Anti−IFN−α Monoclonal Antibody in SLE.Accepted by Arthritis Rheum.)。
DMまたはPMを有する患者の血液中で最も過剰発現した1型IFN誘発性遺伝子に加えて、高い疾患活動性を有するDMおよびPM患者において、IFI27、RSAD2、IFI44LL、およびIFI44のmRNAのより強い過剰発現が、概して認められた。高い疾患活動性(MITAX>6、上記表6を参照)を有する12人の患者について、本研究の間のピークMITAXスコア時の、36人の正常な対照の平均と比較した、IFI27、RSAD2、IFI44LL、およびIFI44のmRNAの平均変化倍数は、それぞれ89倍、53倍、90倍、および19倍であった。また、QRT−PCRを用いて、これらの4個の遺伝子についてのマイクロアレイ結果を検証した。このために、15人の患者(9人のDM、6人のPM)からの全血試料を選択した。これらの4つの個々の遺伝子についてのQRT−PCR測定値は、マイクロアレイ測定値と高度に相関した(IFI27のr=0.96、IFI44のr=0.95、IFI44Lのr=0.98、およびRSAD2のr=0.98)。
実施例1d:13個の遺伝子のIFNα/β誘発性遺伝子サインスコアと筋炎疾患の活動性との相関
24人のDMおよびPM患者について行われた長期的研究によって、13個の遺伝子のI型IFN誘発性サインと疾患活動性(MITAX)との関連が同定された。
長期的分析のための線形混合モデル:反復測定分析は、少なくとも3回の経過観察来診をした患者にのみ行った(合計N=12人の患者に対する53回の経過観察来診)。10個の異なる退行モデルが、全て変量効果としてモデル化された、13個の遺伝子の複合スコア、RSAD2、IFI27、IFI44、およびIFI44Lについての、MITAXスコア(すでに定義された低いおよび高い疾患活動性)が退行したものと一致した。初診時の処置状況を2値共変数(すなわち、任意の処置/処置なし)として使用し、遺伝子発現の変化に対する薬物療法の影響を制御するために、各モデルにおける固定効果としてモデル化した。
結果:評価された24人のDMおよびPM患者のうち、患者の3人(具体的にはBGE128、BGE140、およびBGE3)は、常に<1の低いIFN誘発性遺伝子サインスコアを有し、経過を通じて正常な対照のスコアと異なることは一度もなかった。これは、MITAXスコアによって測定される疾患活動性が有意に変化した時でさえ、そうであった。
本長期的研究の残りの21人の患者を、低い疾患活動性(MITAXスコア6、9人の患者)、および高い疾患活動性(MITAXスコア>6、12人の患者)で、2群比較に層化した。これらの分類の両方が、1型IFN誘発性遺伝子発現との関連を示した(13個の遺伝子のスコアのp=0.002、IFI27のp=0.002、およびRSAD2のp=0.003、調整後全て有意、表8および図385aを参照)。36人の正常な健常提供者のパネルと、高い疾患活動性を有する患者との間の比較では、13個の遺伝子の複合スコアおよび4個の個々の遺伝子の両方を用いた差異が、高度に有意であることが見出された(表8、図385a)。これらの結果は、1型IFN誘発性の13個の遺伝子のサインスコア、および4個の個々の1型IFN誘発性遺伝子の発現の双方が、DMおよびPM患者の疾患活動性と強く相関することを示唆した。
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また、これらのバイオマーカーは、長期的な経過観察の間、個々の患者内で臨床的疾患活動性との高度の相関を示した。来診の間に疾患活動性にいずれかの変動を有した患者(N=18)は、MITAXスコアの変化と、13個の遺伝子の複合スコア(p=0.0002)および個々の遺伝子の発現レベル(IFI27のp=0.0002、RSAD2のp=0.0002、およびIFI44Lのp=0.0002、調整後全て有意、図385b)の両方における変化との間に、強い相関を示した。IFI44は、調整後は有意ではなかった。さらに、13個の遺伝子のスコア、ならびにRSAD2およびIFI44LのmRNAの発現の両方が、18人の全ての患者において、MITAXスコアの低から高へと上昇した。IFI44のmRNAの発現は、2人の患者で、MITAXスコアの低から高へと低下した。これらの結果は、複合スコアが、個々の遺伝子よりも強固に疾患活動性と相関している可能性が高いことを示唆している。疾患活動性に変動がない患者(N=3)は、これらの遺伝子の発現レベルに実際の変化を示さなかった(図385c)。
さらに、主要な臨床的疾患活動性の変化は、13個の遺伝子の複合サインスコアにおける主要な変化と関連していた。80回の患者の来診のうち、50組の連続来診があった。これらの50組のうち、疾患活動性に14の主要な変化があった(>3のMITAXスコアの変化、10の改善、4の悪化事象)。14の全ての変化が、13個の遺伝子の複合スコア、および4個の個々の1型IFN誘発性遺伝子の発現の両方における主要な変化と、一致方向に関連した(13個の遺伝子の複合スコア、IFI44L、およびIFI27は、最良の相関を提供する、表9)。
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7人の患者は、少なくとも4回の来診時に収集された全血試料を有した。全ての患者が、疾患活動性および13個の遺伝子の複合スコアにおける変化の間に強い相関を示した(図386a)。これは、これらの患者のうちの6人について、疾患活動性尺度としてMITAXスコアを使用すると明白であり、一方1人の難治性患者(BGE92)は、MITAXスコアの限界(13の最高に到達して、疾患活動性のさらなる上昇に伴って上昇することができない)がその使用を制限したが、血清CK(3,369から32,877IU/Lに上昇)は、疾患活動性の変化を反映し、13個の遺伝子の複合スコアにおける変化と強く相関した(図386b)。
全ての患者全体にわたる、臨床的疾患活動性と1型IFN誘発性遺伝子発現の変化との間の関連の全体の要約は、線形混合モデルを用いて行った。線形混合モデル分析の利点は、患者全体にわたる情報を集めて推定値を改善できることである。13個の遺伝子の複合スコアは、疾患の臨床的活動性と最も有意に相関することが見出され(p=0.0007)、処置状況について制御後、少なくとも3つの経過観察測定値を有する12人の患者について、IFI44L(p=0.001)およびRSAD2(p=0.002)が次に良く相関した(調整後も有意)。
さらに、3人の患者は、「予兆」来診、またはMITAXスコアの疾患活動性が低かったが、13個の遺伝子の複合スコアは、前回の来診と比較して有意に上昇した来診を有したと見られる(図387)。これらの「予兆」来診のすぐ後(7〜35日)、3人の患者のそれぞれが疾患を再燃した。
実施例2a:IFNα/β誘発性遺伝子サインスコアは筋炎疾患の活動性を予測する
実施例1b〜dの患者とは別の研究からのDMおよびPM患者を同様に監視して、疾患の進行および/または退行が、IFNα/β誘発性遺伝子サインの変化によって予測され得るかどうかを判定した。
全RNA抽出およびマイクロアレイ処理:PAXgene Blood RNAキットを使用して、PAXgene血液から全RNAを抽出した。RNAの純度および濃度を、分光光度的に判定した(260/280>1.9)。RNAの質は、RNA 6000 Nano LabChip(登録商標)を使用して、Agilent 2100 Bioanalyzerによって評価した。
2ugの全RNAからの、ビオチン標識増幅cRNAの生成は、AffymetrixのGeneChip(登録商標)One−Cycle cDNA SynthesisキットおよびAffymetrixのGeneChip(登録商標)IVT Labelingキットを用いて達成された。cRNA産物の濃度および純度は、分光光度的に判定した。20マイクログラムのそれぞれのビオチン標識cRNAを、AffymetrixのHuman Genome U133 Plus 2.0 GeneChip(登録商標)アレイ上で、ハイブリダイゼーションのために断片化した。断片化されたcRNAは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)の手引書に概説されるように、ハイブリダイゼーション用に調製した。ハイブリダイゼーションは、45℃に設定したモデル320の回転ハイブリダイゼーションオーブンで、終夜行った。全てのGeneChip(登録商標)洗浄および染色手順は、AffymetrixのModel 450 Fluidicsステーション上で行った。アレイは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)Scanner 3000上でスキャンした。データ収集およびアレイの質の初期評価は、GeneChip Operating Software(GCOS)ツールを用いて行った。
血清CKレベル:血清CKレベルは、Steven Greenberg(Brigham and Women’s Hospital,Inc.)から得た。
21個の遺伝子の静的リストを使用したIFN遺伝子サインの算出:正常な対照のものと比較した、筋炎患者における過剰発現の有症率および規模によって、21個の遺伝子を同定した。これには、各筋炎患者の同じ21個の遺伝子(すなわち、21個のユニーク遺伝子にマッピングする21個のプローブ)の静的リストが含まれる。これらの遺伝子には、DNAポリメラーゼトランス活性化タンパク質6−DNAPTP6;上皮間質相互作用1(乳房)−EPSTI1;hectドメインおよびRLD5−HERC5;インターフェロン、アルファ誘発性タンパク質27−IFI27;インターフェロン誘発タンパク質44−IFI44;インターフェロン誘発タンパク質44様−IFI44L;インターフェロン、アルファ誘発性タンパク質6−IFI6;テトラトリコペプチド反復1を有するインターフェロン誘発タンパク質−IFIT1;テトラトリコペプチド反復3を有するインターフェロン誘発タンパク質−IFIT3;ISG15ユビキチン様修飾因子;リソソーム関連膜タンパク質3−LAMP3;リンパ球抗原6複合体、遺伝子座E−LY6E;ミクソウイルス(インフルエンザウイルス)耐性1、インターフェロン誘発性タンパク質p78−MX1;2’,5’−オリゴアデニル酸シンテターゼ1、40/46kDa−OAS1;2’−5’−オリゴアデニル酸シンテターゼ2、69/71kDa−OAS2;2’−5’−オリゴアデニル酸シンテターゼ3、100kDa−OAS3;リン脂質スクランブラーゼ1−PLSCR1;ラジカルS−アデノシルメチオニンドメイン含有2−RSAD2;受容体(化学受容性)トランスポータータンパク質4−RTP4;シアル酸結合Ig様レクチン1、シアロアドヘシン−SIGLEC1;ユビキチン特異的ペプチダーゼ18−USP18が含まれる。変化倍数は、0日目(投与前)の筋炎患者と、24人の正常な健常対照の平均との間で算出される。そして、これらの21の変化倍数値の中央値を各筋炎患者について算定し、この値がIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアとして使用される。
TNFa、IL1β、IL4、IL10、およびIL13の遺伝子サイン:TNFα、IL1β、IL4、IL10、およびIL13の遺伝子サインの算出は、IFN−α/β誘発性遺伝子サインのものと同様に算出された。しかし、同定されたサイトカイン誘発性遺伝子の初期数が、それぞれのサイトカインで異なるため、遺伝子の絶対数ではなくパーセンテージを使用した。例えば、標準としてIFN−α/β誘発性遺伝子サインを使用して、807個の遺伝子のうち上位25個を、各患者について選択した(動的遺伝子リスト)。これは、判定されたIFN−α/β誘発性遺伝子の約3.5%に相当する。各患者の遺伝子サインを算出するために、遺伝子のこのパーセンテージを、他のサイトカインのそれぞれについて維持した。IL1βサインを導き出したIL1β遺伝子には、ジンクフィンガーCCCH型含有12A−ZC3H12A;ウレイドプロピオナーゼ、ベータ−UPB1;SAMドメイン、SH3ドメイン、および核局在化シグナル、1−SAMSN1;B細胞阻害剤中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子、ゼータ−NFKBIZ;ペントラキシン関連遺伝子、IL−1ベータによって急速に誘発される−PTX3;ペプチダーゼ阻害剤3、皮膚由来(SKALP)PI3;IBRドメイン含有2−IBRDC2;ATG7オートファジー関連7相同体(出芽酵母)−ATG7;アデノシンA2a受容体−ADORA2A;B細胞阻害剤中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子、ゼータ−NFKBIZ;Bcl2変更因子−BMF;ペプチダーゼ阻害剤3、皮膚由来(SKALP);多形性腺腫遺伝子様2−PLAGL2;マイトジェン活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼ8−MAP3K8;機能未知タンパク質LOC285286−LOC285286;IBRドメイン含有2−IBRDC2;ケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド4−CCL4;EHドメイン含有1−EHD1;B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子2(p49/pl00)−NFKB2;溶質輸送体ファミリー39(亜鉛トランスポーター)、メンバー8−SLC39A8;レチキュロン2−RTN2;ニブリン−NBN;オロソムコイド1///オロソムコイド2−ORM1///ORM2;溶質輸送体ファミリー11(プロトン結合二価金属イオントランスポーター)、メンバー2−SLC11A2;RNA結合モチーフ、短鎖相互作用タンパク質1−RBMS1;トロンボスポンジン1−THBS1;B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子2(p49/pl00)−NFKB2;機能未知タンパク質LOC253842−LOC253842;インターロイキン−1受容体関連キナーゼ3−IRAK3;即時型初期応答5−IER5;EHドメイン含有1−EHD1;CDNAクローンIMAGE:30408657;B細胞阻害剤中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子、アルファ−NFKBIA;EHドメイン含有1−EHD1;低酸素誘導タンパク質2−HIG2;プロスタグランジンEシンターゼ−PTGES;多形性腺腫遺伝子様2−PLAGL2;IBRドメイン含有2−IBRDC2;CDNA FLJ13601 fis、クローンPLACE1010069;トロンボスポンジン1−THBS1;アンチザイム阻害剤1−AZIN1;ATPアーゼ、H+輸送性、リソソーム42kDa、V1サブユニットC1−ATP6V1C1;スタニン(stannin)−SNN;即時型初期応答3−IER3;ATG7オートファジー関連7相同体(出芽酵母)−ATG7;v−rel細網内皮症ウイルス癌遺伝子相同体B、B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子3(トリ)−RELB;Gタンパク質共役型受容体157−GPR157;オリゴデンドロサイト転写因子1///オリゴデンドロサイト転写因子1類似///オリゴデンドロサイト転写因子1類似−OLIG1;///LOC728598///;LOC732056−6355;トロンボスポンジン1−THBS1が含まれた。
TNFαサインを導き出したTNFα遺伝子には、C型レクチンドメインファミリー4、メンバーD−CLEC4D;DENN/MADDドメイン含有4A−DENND4A;イノシトールリン脂質3キナーゼアダプタータンパク質1−PIK3AP1;ヘリカーゼCドメイン1で誘発されるインターフェロン−IFIH1;SAMドメイン、SH3ドメイン、および核局在化シグナル1−SAMSN1;グアニンヌクレオチド結合タンパク質(Gタンパク質)、ガンマ2−GNG2;機能未知タンパク質LOC149478−LOC149478;CDNA FLJ32866 fis、クローンTESTI2003718;機能未知タンパク質LOC389072−LOC389072;LIMドメインキナーゼ2−LIMK2;RNA結合モチーフ、短鎖相互作用タンパク質1−RBMS1;機能未知タンパク質LOC731424−LOC731424;細胞骨格関連タンパク質4−CKAP4;酸性(ロイシンリッチ)核リンタンパク質32ファミリー、メンバーA−ANP32A;溶質輸送体ファミリー7(カチオン性アミノ酸トランスポーター、y+系)、メンバー5−SLC7A5;インフルエンザウイルスNS1A結合タンパク質−IVNS1ABP;B細胞阻害剤中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子、アルファ−NFKBIA;塩化物細胞内チャネル4−CLIC4;ファスシン相同体1、アクチン束化タンパク質(アメリカムラサキウニ)−FSCN1;インターフェロンガンマ受容体2(インターフェロンガンマトランスデューサー1)−IFNGR2;ミリストイル化アラニンリッチタンパク質キナーゼC基質−MARCKS;初期増殖応答1−EGR1;アンチザイム阻害剤1−AZIN1;LIMドメインキナーゼ2−LIMK2;グアニル酸結合タンパク質1、インターフェロン誘発性、67kDa///グアニル酸結合タンパク質1、インターフェロン誘発性、67kDa−GBP1;腫瘍壊死因子、アルファ誘発タンパク質2−TNFAIP2;細胞間接着分子1(CD54)、ヒトライノウイルス受容体−ICAM1;腫瘍壊死因子、アルファ誘発タンパク質3−TNFAIP3;シグナル制御タンパク質アルファ−SIRPA;ニブリン−NBN;EPM2A(ラフォリン)相互作用タンパク質1−EPM2AIP1;多形性腺腫遺伝子様2−PLAGL2;NADH脱水素酵素(ユビキノン)フラボタンパク質2、24kDa−NDUFV2;ニンジュリン1−NINJ1;溶質輸送体ファミリー11(プロトン結合二価金属イオントランスポーター)、メンバー2−SLC11A2;プレセニリン1(アルツハイマー病3)−PSEN1;プレクストリン−PLEK;線維束収縮及び伸長(fasciculation and elongation)タンパク質ゼータ1(ザイジン(zygin)I)−FEZ1;ペプチダーゼ阻害剤3、皮膚由来(SKALP);B細胞阻害剤中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子、エプシロン−NFKBIE;プリン受容体P2X、リガンド開口型イオンチャネル、4−P2RX4;ケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド4−CCL4;GTPシクロヒドロラーゼ1(ドーパ反応性ジストニー)−GCHl;CD83分子−CD83;ヒト免疫不全ウイルスI型エンハンサー結合タンパク質1−HIVEP1;Nedd4結合タンパク質1−N4BP1;核因子(赤血球由来2)様3−NFE2L3;転写因子様5(ベーシックヘリックス−ループヘリックス)−TCFL5;プロスタグランジンE受容体4(サブタイプEP4)−PTGER4;ポロ様キナーゼ3(ショウジョウバエ)−PLK3;アデノシンA2a受容体−AD0RA2A;マイトジェン活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼ8−MAP3K8;オロソムコイド1−ORM1;オロソムコイド1///オロソムコイド2−ORM1///ORM2;ケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド3///ケモカイン(C−Cモチーフ)リガンド3様1///ケモカイン;CCL3///CCL3L1///CCL3L3///LOC728830///LOC730422;CD40分子、TNF受容体スーパーファミリーメンバー5−CD40;v−rel細網内皮症ウイルス癌遺伝子相同体B、B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子3(トリ)−RELB;ブチロフィリン、サブファミリー2、メンバーA2−BTN2A2;金属調節転写因子1−MTF1;アクチビンA受容体、IIA型−ACVR2A;プラスミノーゲン活性化因子、ウロキナーゼ−PLAU;TNF受容体関連因子1−TRAF1;腫瘍壊死因子、アルファ誘発タンパク質6−TNFAIP6;インフルエンザウイルスNS1A結合タンパク質−IVNS1ABP;血小板活性化因子受容体−PTAFR;免疫グロブリンスーパーファミリー、メンバー6−IGSF6;機能未知タンパク質FLJ23556−FLJ23556;転写因子EC−TFEC;カリウム内向き整流性チャネル、サブファミリーJ、メンバー2−KCNJ2;プリン受容体P2X、リガンド開口型イオンチャネル、7 P2RX7−6811;egf様モジュール含有、ムチン様、ホルモン受容体様1−EMR1;腫瘍壊死因子(TNFスーパーファミリー、メンバー2)−TNF;TNFAIP3相互作用タンパク質1−TNIP1;LIMおよび老化細胞抗原様ドメイン1−LIMS1;アシル−CoAシンテターゼ長鎖ファミリーメンバー1−ACSL1;B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子2(p49/pl00)−NFKB2;プレセニリン1(アルツハイマー病3)−PSEN1;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;EHドメイン含有1−EHD1;B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子1(p105)−NFKB1;溶質輸送体ファミリー39(亜鉛トランスポーター)、メンバー8−SLC39A8;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子///CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;受容体共役セリンスレオニンキナーゼ2−RIPK2;B細胞中カッパ軽ポリペプチド遺伝子エンハンサーの核因子2(p49/p100)−NFKB2;セルピンペプチダーゼ阻害剤、クレイドB(卵白アルブミン)、メンバー9−SERPINB9;補体成分3a受容体1−C3AR1;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;ビリン様−VILL;Gタンパク質共役型受容体35−GPR35;プロスタグランジンEシンターゼ−PTGES;バキュロウイルスIAPリピート含有3−BIRC3;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;LIMドメインキナーゼ2−LIMK2;白血球関連免疫グロブリン様受容体1−LAIR1;ファスシン相同体1、アクチン束化タンパク質(アメリカムラサキウニ)−FSCN1;キヌレニン3モノオキシゲナーゼ(キヌレニン3−ヒドロキシラーゼ)−KMO;ホスホジエステラーゼ4B、cAMP特異的(ホスホジエステラーゼE4ダンス(dunce)相同体、ショウジョウバエ)−PDE4B;IgAのFcフラグメント、受容体−FCAR;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;ケモカイン(C−Cモチーフ)受容体様2///ケモカイン(C−Cモチーフ)受容体様2類似−CCRL2///LOC727811;血小板活性化因子受容体///血小板活性化因子受容体−PTAFR;プラスミノーゲン活性化因子、ウロキナーゼ///プラスミノーゲン活性化因子、ウロキナーゼ−PLAU;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;アンチザイム阻害剤1−AZIN1;RAB6相互作用タンパク質1−RAB6IP1;インターロイキン1受容体アンタゴニスト−IL1RN;転写因子7様2(T細胞特異的、HMGボックス)−TCF7L2;SEC24関連遺伝子ファミリー、メンバーA(出芽酵母)−SEC24A;ミリストイル化アラニンリッチタンパク質キナーゼC基質−MARCKS;IBRドメイン含有3−IBRDC3;膜関連ringフィンガー(C3HC4);G0/G1スイッチ2−G0S2;CDNA FLJ13601 fis、クローンPLACE1010069;CDC42エフェクタータンパク質(Rho GTPアーゼ結合)2−CDC42EP2;CASP8およびFADD様アポトーシス制御因子−CFLAR;細胞間接着分子1(CD54)、ヒトライノウイルス受容体−ICAM1;Dmx様2−DMXL2;グリセロールキナーゼ−GK;NLRファミリー、パイリンドメイン含有3−NLRP3;転写因子7様2(T細胞特異的、HMGボックス)−TCF7L2;CD44分子(インド式血液型)−CD44;インターロイキン1受容体アンタゴニスト−IL1RN;スーパーオキシドジスムターゼ2、ミトコンドリア−SOD2;CD58分子−CD58;ニブリン−NBN;キヌレニン分解酵素(L−キヌレニン加水分解酵素)−KYNU;LIMドメインキナーゼ2−LIMK2;ジンクフィンガードメインに隣接するブロモドメイン、1A−BAZ1A;スタニン−SNN;損傷制御オートファジーモジュレーター−DRAM;プレクストリン相同ドメイン含有、ファミリーF(FYVEドメインを伴う)メンバー2−PLEKHF2;SLAMファミリーメンバー7−SLAMF7;溶質輸送体ファミリー15、メンバー3−SLC15A3;C型レクチンドメインファミリー4、メンバーE−CLEC4E;溶質輸送体ファミリー39(亜鉛トランスポーター)、メンバー8−SLC39A8;プロリンセリンスレオニンホスファターゼ相互作用タンパク質2−PSTPIP2;インターロイキン1受容体関連キナーゼ3−IRAK3;溶質輸送体ファミリー2(促進性グルコーストランスポーター)、メンバー6−SLC2A6;SAMドメイン、SH3ドメイン、および核局在化シグナル1−SAMSN1;Jun二量化タンパク質p21SNFT−SNFT;ウレイドプロピオナーゼ、ベータ−UPB1;アポリポタンパク質L、3−APOL3;FLJ12886;遊離脂肪酸受容体2−FFAR2;遊離脂肪酸受容体3///Gタンパク質共役型受容体42///遊離脂肪酸受容体3類似(Gタンパク質共役型受容体41)−FFAR3;UDP−Gal:ベータGlcNAcベータ1,4−ガラクトシルトランスフェラーゼ、ポリペプチド5−B4GALT5;アデュシン3(ガンマ)///塩化物;EHドメイン含有1−EHD1;プレクストリン相同ドメイン含有、ファミリーF(FYVEドメインを伴う)メンバー2−PLEKHF2;SLAMファミリーメンバー7−SLAMF7;C型レクチンドメインファミリー4、メンバーE−CLEC4E;染色体15オープンリーディングフレーム48−C15orf48;Gタンパク質共役型受容体84−GPR84;CD274分子−CD274;ウレイドプロピオナーゼ、ベータ−UPB1;溶質輸送体ファミリー35、メンバーB−SLC35B2;GRAMドメイン含有1A−GRAMD1A;腫瘍タンパク質p53誘発性核タンパク質2−TP53INP2;チューブリンチロシンリガーゼ−TTL;グアニンヌクレオチド結合タンパク質(Gタンパク質)、ガンマ2−GNG2;主要促進スーパーファミリードメイン含有2−MFSD2;ホモサピエンス、クローンIMAGE:5547644;Cdc42 GTPアーゼ活性化タンパク質−CDGAP;フォークヘッド関連ドメインを伴うTRAF相互作用タンパク質−TIFA;脱水素酵素/還元酵素(SDRファミリー)メンバー13−DHRS13;スプライシング因子3a、サブユニット2、66kDa−SF3A2;ATPアーゼ、H+輸送型、リソソーム42kDa、V1サブユニットC1−ATP6V1C1;Bcl2変更因子BMF;金属調節転写因子1−MTF1;初期増殖応答1−EGR1;EPM2A(ラフォリン)相互作用タンパク質1−EPM2AIP1;機能未知タンパク質MGC7036−MGC7036;IBRドメイン含有2−IBRDC2;オリゴデンドロサイト
転写因子1///オリゴデンドロサイト転写因子1類似///オリゴデンドロサイト転写因子1類似−OLIG1;ウレイドプロピオナーゼ、ベータ−UPB1;マイトジェン活性化タンパク質キナーゼ10−MAPK10;バキュロウイルスIAPリピート含有3−BIRC3;全長インサートcDNAクローンYX74D05;フォルミン様3−FMNL3;インターロイキン4誘発1−IL4I1;グアニル酸結合タンパク質1、インターフェロン誘発性、67kDa−GBP1;インターロイキン1受容体関連キナーゼ2−IRAK2;ジンクフィンガーCCCH型含有12C−ZC3H12C;ホモサピエンス、クローンIMAGE:;転写因子7様2(T細胞特異的、HMGボックス)−TCF7L2;SLAMファミリーメンバー7−SLAMF7;TNF受容体関連因子1−TRAF1;CDNAクローンIMAGE:6254031;マイトジェン活性化タンパク質キナーゼキナーゼキナーゼ8−MAP3K8;染色体8オープンリーディングフレーム38−C8orf38;IBRドメイン含有2−IBRDC2;CDNAクローンIMAGE:5270500;BC008048によって支持される機能未知遺伝子−LOC440934;IBRドメイン含有2−IBRDC2;細胞質分裂の献身因子(dedicator)4−DOCK4;Nedd4結合タンパク質1−N4BP1;ペプチダーゼ阻害剤3、皮膚由来(SKALP)−PI3が含まれた。
IL4のサインを導き出したIL4遺伝子には、図11〜104に列記して注釈を付けた遺伝子が含まれた。
IL10のサインを導き出したIL10遺伝子には、図105〜158に列記して注釈を付けた遺伝子が含まれた。
IL13のサインを導き出したIL13遺伝子には、図159〜234に列記して注釈を付けた遺伝子が含まれた。
結果:実施例1dで記載した結果と一致して、この患者群の、DMおよびPM患者のIFNα/β誘発性遺伝子サインスコアは、疾患の安定性、改善、および再燃を予測することができた。図2aは、DMおよびPM患者のIFNα/β誘発性遺伝子サインが、改善しつつあるものと比較して、活動性疾患を有するものにおいて高いことを示す。図2bは、1つは活動性疾患中に得られ、もう1つは疾患の改善中に得られた対試料中の、個々のDM患者のIFNα/β誘発性遺伝子サインを提供する。DM患者のIFNα/β誘発性遺伝子サインは、DM患者が疾患の改善を呈するに従って、低下した。図3は、内科医との2回の来診の間に臨床的改善を示した、3人の他のDM患者の全血中のIFNα/β誘発性遺伝子サインを提供する。3人の患者それぞれについて((a)、(b)、および(c))、IFNα/β誘発性遺伝子サインは、患者が臨床的に改善するに従って、低下した。この、サイトカイン遺伝子のサインスコアと臨床的改善との相関は、他のサイトカイン遺伝子のサインには認められなかった(TNFα、IL1β、IL4、IL10、またはIL13)。図4は、DM患者のIFNα/β誘発性遺伝子サインにおける変化を提供する。このIFNα/β誘発性遺伝子サインは、患者の病態が臨床的に悪化するに従って上昇し、患者病態が臨床的に改善するに従って低下する。図5は、PM患者におけるIFNα/β誘発性遺伝子サインと血清CKレベルとの相関をさらに示す。図6および7は、DM患者における臨床的疾患、血清CK活性、およびIFNα/β誘発性遺伝子サインの相関を示す。図6は、IFNα/β誘発性遺伝子サインと血清CK活性との間の緊密な相関を提供する。図7は、IFNα/β誘発性遺伝子サインを、患者の臨床的疾患過程とさらに相互に関連付ける。
実施例2b:TNF−α、IL−1β、GM−CSF、IL−10、およびIL−13のシグナリング経路は、DMおよびPM患者において活性化されるが、疾患活動性とは相関しない
実施例1dで記載したのと同様、再び全ゲノムアレイ手法を用いて、DMおよびPMの病変形成において役割を果たし得る、サイトカイン、TNF−α、IL−1β、IL−10、IL−13、およびGM−CSFの潜在的影響を評価した。図388aは、36人の正常な健常対照、ならびに低いおよび高い疾患活動性を有するDMおよびPM患者(実施例1b〜1dで説明された患者)の全血中の、TNF−α、IL−1β、IL−10、IL−13、およびGM−CSFそれぞれの、複合サイトカイン誘発性遺伝子サインスコアを示す。1型IFN、GM−CSF、IL−10、IL−13、IL−1β、およびTNF−αのサイトカイン誘発性遺伝子サインスコアは、記載の通り算出した(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312、Yao,Y,Jallal J,et al.Neutralization of IFN−α/β−Inducible Genes and Downstream Effect in a Phase I Trial of an Anti−IFN− α Monoclonal Antibody in SLE.Accepted by Arthritis Rheum.)。DMおよびPM患者を、記載の通りI型IFN誘発性遺伝子サインの弱い、中程度、および高いスコアに分類した(Yao,Y,Jallal J,et al.Development of Potential Pharmacodynamic and Diagnostic Markers for Anti−IFN−α Monoclonal Antibody Trials in Systemic Lupus Erythematosus.Human Genomics and Proteomics.2008;Volume 2009,Article ID 374312,doi:10.4061/2009/374312)。対照と、低いまたは高い疾患活動性を有する患者との間では、全血中のTNF−α、IL−1β、IL−10、IL−13、およびGM−CSF誘発性遺伝子サインスコア間の全ての差異は、多重比較のための調整後、統計的に有意であった(表8)。これは、これらのサイトカインシグナリング経路の全てが、これらの患者の血液中で活性化されたことを示唆した。また、TaqMan QRT−PCRは、PM患者、ならびにより低い程度でDM患者において、筋肉生検材料中のこれらのサイトカインのmRNAの過剰発現を確認した(図示せず)。しかしながら、これらのサイトカイン誘発性遺伝子サインスコアのいずれも、低い疾患活動性を有する患者と高い疾患活動性を有する患者との間で、統計的に有意ないかなる差異も示さなかった(表8)。さらに、本研究の間に疾患活動性に変化があった18人の患者について、これらのサイトカイン誘発性遺伝子サインスコアのいずれも、一致方向に変化しなかった(図388b)。疾患活動性のレベルが処置を通して全く変化しなかった3人の患者については、これらのサイトカイン誘発性遺伝子のサインスコアに、有意な変化が認められなかった(図388c)。
図389は、高い疾患活動性および低い疾患活動性に層化した、24人の全ての患者のサイトカイン誘発性遺伝子サインスコアを示す。疾患活動性の改善を示した患者について、1型IFN誘発性遺伝子の抑制は普遍的であったが、一方TNF−α、IL−1β、IL−10、IL−13、およびGM−CSF誘発性の遺伝子サインについてはそうではなかった。
実施例3:IFNα/β誘発性遺伝子サインは患者の筋肉および全血試料中で過剰発現する
また、IFNα/β誘発性遺伝子サインが、IBM患者の筋肉および全血試料中で過剰発現していることが判定された。
全RNA抽出およびマイクロアレイ処理:PAXgene Blood RNAキットおよびQiagenのRNeasy Fibrous Tissue Mini(Hilden,Germany)を使用して、それぞれPAXgene血液および筋肉生検材料から全RNAを抽出した。RNAの純度および濃度を、分光光度的に判定した(260/280>1.9)。RNAの質は、RNA 6000 Nano LabChip(登録商標)を使用して、Agilent 2100 Bioanalyzerによって評価した。
2ugの全RNAからの、ビオチン標識増幅cRNAの生成は、AffymetrixのGeneChip(登録商標)One−Cycle cDNA SynthesisキットおよびAffymetrixのGeneChip(登録商標)IVT Labelingキットを用いて達成された。cRNA産物の濃度および純度は、分光光度的に判定した。20マイクログラムのそれぞれのビオチン標識cRNAを、AffymetrixのHuman Genome U133 Plus 2.0 GeneChip(登録商標)アレイ上で、ハイブリダイゼーションのために断片化した。断片化されたcRNAは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)の手引書に概説されるように、ハイブリダイゼーション用に調製した。ハイブリダイゼーションは、45℃に設定したモデル320の回転ハイブリダイゼーションオーブンで、終夜行った。全てのGeneChip(登録商標)洗浄および染色手順は、AffymetrixのModel 450 Fluidicsステーション上で行った。アレイは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)Scanner 3000上でスキャンした。データ収集およびアレイの質の初期評価は、GeneChip Operating Software(GCOS)ツールを用いて行った。
21個の遺伝子の静的リストを使用した遺伝子サインの算出:正常な対照のものと比較した、筋炎患者における過剰発現の有症率および規模によって、このリスト内の21個の遺伝子を同定した。これには、各筋炎患者の同じ21個の遺伝子(すなわち、21個のユニーク遺伝子にマッピングする21個のプローブ)の標準リストが含まれる。これらの21個の遺伝子は、DNAPTP6、EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18であった。変化倍数は、0日目(投与前)の筋炎患者と、24人の正常な健常対照の平均との間で算出される。そして、これらの21の変化倍数値の中央値を各筋炎患者について算定し、この値がIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアとして使用される。
25個の遺伝子の動的リストを使用した遺伝子サインの算出:各患者について、すでにIFN−α/β誘発性であり、MEDI−545によって中和されることが見出された807個のプローブセットから、上位25個の遺伝子(変化倍数値によって判定された)の動的リストを選択する。図235〜381を参照されたい。これらの25個の遺伝子は、それらの変化倍数の規模によって選択され、全て既知のユニーク遺伝子である(複数のプローブによって表される遺伝子については、この目的のために最も高い変化倍数を示したものを使用した)。変化倍数は、0日目(投与前)の筋炎患者と、24人の正常な健常対照の平均との間で算出される。そして、これらの25の変化倍数値の中央値を各筋炎患者について算定し、この値がIFN−α/β誘発性遺伝子サインスコアとして使用される。
結果:表1は、21個の遺伝子の静的リスト、または25個の遺伝子の動的リストを使用して算出したかにかかわらず、IFNα/β誘発性遺伝子サインがIBM患者の筋肉中で過剰発現していることを示す。図8は、表1に示される個々のIBM患者の筋肉組織中の、IFNα/β誘発性遺伝子サインの過剰発現を図示する散布図を提供する。
Figure 2011511804
また、IBM患者の全血を調べて、IFNα/β誘発性遺伝子サインの過剰発現が検出され得るかどうかを判定した。該試料中のIFNα/β誘発性遺伝子サインを検出するために25個の遺伝子の動的リストを使用して、IBMの全血中のIFNα/β誘発性遺伝子サインの過剰発現を検出することができた。9人のIBM患者の全血試料のIFNα/β誘発性遺伝子サインスコアについては、図9aを、そして個々のIBM患者のIFNα/β誘発性遺伝子サインスコアを図示する散布図については、図9bを参照されたい。
実施例4:IFNα/β誘発性遺伝子サインはJo1 のDM患者よりもJo1 の筋肉中でより上昇している
IFNα/β誘発性遺伝子サインの過剰発現は、Jo1のDM患者よりも、Jo1の筋肉中でより高い。
全RNA抽出およびマイクロアレイ処理:QiagenのRNeasy Fibrous Tissue Mini(Hilden,Germany)を使用して、PAXgene筋肉生検材料から全RNAを抽出した。RNAの純度および濃度を、分光光度的に判定した(260/280>1.9)。RNAの質は、RNA 6000 Nano LabChip(登録商標)を使用して、Agilent 2100 Bioanalyzerによって評価した。
2ugの全RNAからの、ビオチン標識増幅cRNAの生成は、AffymetrixのGeneChip(登録商標)One−Cycle cDNA SynthesisキットおよびAffymetrixのGeneChip(登録商標)IVT Labelingキットを用いて達成された。cRNA産物の濃度および純度は、分光光度的に判定した。20マイクログラムのそれぞれのビオチン標識cRNAを、AffymetrixのHuman Genome U133 Plus 2.0 GeneChip(登録商標)アレイ上で、ハイブリダイゼーションのために断片化した。断片化されたcRNAは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)の手引書に概説されるように、ハイブリダイゼーション用に調製した。ハイブリダイゼーションは、45℃に設定したモデル320の回転ハイブリダイゼーションオーブンで、終夜行った。全てのGeneChip(登録商標)洗浄および染色手順は、AffymetrixのModel 450 Fluidicsステーション上で行った。アレイは、AffymetrixのGeneChip(登録商標)Scanner 3000上でスキャンした。データ収集およびアレイの質の初期評価は、GeneChip Operating Software(GCOS)ツールを用いて行った。
19個の遺伝子の静的リストを使用した遺伝子サインの算出:正常な対照のものと比較した、筋炎患者における過剰発現の有症率および規模によって、このリスト内の19個の遺伝子を同定した。各筋炎患者について同じ19個の遺伝子(すなわち、19個のユニーク遺伝子にマッピングする19個のプローブ)を使用した。この19個の遺伝子には、EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18が含まれた。変化倍数は、0日目(投与前)の筋炎患者と、24人の正常な健常対照の平均との間で算出される。そして、これらの19の変化倍数値の中央値を、各患者について算定する。
結果:図10aは、IFNα/β誘発性遺伝子サインに含まれた19個の遺伝子のそれぞれの、過剰発現の倍数の中央値、ならびに10人のIBM患者の筋肉試料のそれぞれについての、IFNα/β誘発性遺伝子サインにおける変化倍数の全体的な中央値を提供する。図10bは、図10aに示されるそれぞれ個々のIBM患者の筋肉組織中の、IFNα/β誘発性遺伝子サインの過剰発現を図示する散布図を提供する。IFNα/β誘発性遺伝子サインは、Jo1患者およびJo1患者の両方の筋肉試料中で過剰発現していたが、過剰発現は、Jo1患者の筋肉試料中でより高かった。
実施例5:miRNAは健常な提供者の筋肉組織と比較して筋炎患者の筋肉組織中で差次的に制御される
筋肉組織中のmiRNAレベルは、8人の健常な提供者、11人のDM患者、および10人のIBM患者から得られた試料中で測定された。
試料の処理:筋肉組織試料は、製造会社が提案するプロトコルに従い、mirVana miRNA Isolation Kit(Ambion,Inc.(Austin,TX))を用いて処理した。それぞれの試料の濃度および純度(260/280nm)は、分光光度的に判定した。試料の質は、Agilent 2100 Bioanalyzer(Agilent Technologies,Inc.(Santa Clara,CA))の分析によって評価した。
TaqMan Array Human MicroRNA Panel(Applied Biosystems(Foster City,CA))の多重RT:処理したRNA試料を、25ng/μLの濃度に標準化した。4μLのそれぞれの標準化したRNA試料を、氷上に置かれていた8本のマイクロチューブストリップ(4μL×8)の個々のウェルに移した。5μLの氷冷RTマスターミックスを、4μLの標準化したRNAを含有するウェルに添加した。それぞれ5μLのRTマスターミックスは、0.2μLの100mM dNTP、2.0μLのMultiScribe Reverse Transcriptase(50U/mL)、1.0μLの10倍Reverse Transcription Buffer、0.125μLのRNase Inhibitor(20U/μL)、および1.675μLの氷上で調製されたNuclease−free水を含有した。1μLの容積のMultiplex RTヒトプライマープール(プライマープール1〜8番のそれぞれのうちの1つ)を、対応するマイクロチューブ(マイクロチューブ1〜8)に添加し、1つのRNA試料につき合計8個の独立したRT反応物を得た。マイクロチューブにキャップをし、穏やかに混合し、短く遠心分離した。次いで、cDNA合成プロトコルを行う前に少なくとも5分間、氷上で全ての反応試料をインキュベートした。
cDNA合成手順は、16℃で30分間、42℃で30分間、85℃で5分間、4℃を保持のプロファイルを使用して、Bio−Rad(Hercules,CA)のTetrad thermal cycler内で行った。cDNA合成反応の完了後、全ての試料容積(10μL)を1.5mLの個々の微小遠心管に移し、615μLのヌクレアーゼフリー水を添加して、62.5倍に希釈した。さらなる処理まで、全ての試料を氷上で保管した。
TaqMan Low−Density Array:Human MicroRNA Panel TaqMan Low−Density Array(TLDA)(Applied Biosystems(Foster City,CA))による分析に向けて、50μLの希釈したRT反応物および50μLのTaqMan Universal PCR Master Mix(2X)(Applied Biosystems(Foster City,CA))を、1.5mLの個々の微小遠心管中で混合した。試料チューブにキャップをし、穏やかに混合し、短く遠心分離した。標準的な手順に従ってアレイを装填し、該アレイを7900HT Fast Real−Time PCR System(Applied Biosystems(Foster City,CA))にかけた。得られたCt値のデータ分析は、SDSv2.2.2ソフトウェア(Applied Biosystems(Foster City,CA))を用いて行った。
結果:DM患者およびIBM患者の両方の筋肉中で、miRNAが差次的に制御されていた。表2〜5を参照されたい。ユニークな検出物質のID、miRNAのID、および配列は、図面用紙に提供される。
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この差次的制御により、miRNAは、診断、予後判断、処置、および/または筋炎患者の層化において有用であり得る。

Claims (218)

  1. I型IFNまたはIFNα媒介性の疾患または障害を有する患者を処置する方法であって、
    I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を投与するステップを含み、
    前記患者は、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを有し、
    前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する、方法。
  2. 前記患者の、前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルの中和を検出するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、請求項3に記載の方法。
  9. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、請求項9に記載の方法。
  15. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、請求項3に記載の方法。
  16. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、請求項15に記載の方法。
  17. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、請求項16に記載の方法。
  18. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、請求項17に記載の方法。
  19. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、請求項18に記載の方法。
  20. 表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、請求項15に記載の方法。
  21. 前記薬剤は、生物学的薬剤である、請求項1に記載の方法。
  22. 前記薬剤は、抗体である、請求項21に記載の方法。
  23. 前記抗体は、MEDI−545である、請求項22に記載の方法。
  24. 前記抗体は、1個以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI−545ではない、請求項22に記載の方法。
  25. 前記薬剤を投与する前記ステップは、前記疾患または障害の1つ以上の症状を緩和する、請求項1に記載の方法。
  26. 前記抗体は、約0.03〜30mg/kgの用量で投与される、請求項22に記載の方法。
  27. 前記抗体は、0.3〜3mg/kgの用量で投与される、請求項26に記載の方法。
  28. 前記抗体は、0.03〜1mg/kgの用量で投与される、請求項27に記載の方法。
  29. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも10%中和する、請求項21に記載の方法。
  30. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも20%中和する、請求項29に記載の方法。
  31. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも30%中和する、請求項30に記載の方法。
  32. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも40%中和する、請求項31に記載の方法。
  33. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも50%中和する、請求項32に記載の方法。
  34. 前記疾患または障害は、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または筋炎のうちの1つである、請求項1に記載の方法。
  35. 前記疾患または障害は、筋炎である、請求項34に記載の方法。
  36. 前記患者は、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の、上方制御された発現または活性をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  37. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の全血中で検出される、請求項2に記載の方法。
  38. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の筋組織中で検出される、請求項2に記載の方法。
  39. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、強いか、または中程度である、請求項1に記載の方法。
  40. 中和を必要とする患者において、差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する方法であって、
    I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を、前記患者に投与するステップを含み、
    前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを中和する、方法。
  41. 前記患者の、前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルの中和を検出するステップをさらに含む、請求項40に記載の方法。
  42. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項40に記載の方法。
  43. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項42に記載の方法。
  44. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項44に記載の方法。
  46. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項45に記載の方法。
  47. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、請求項42に記載の方法。
  48. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項40に記載の方法。
  49. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項48に記載の方法。
  50. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項49に記載の方法。
  51. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項50に記載の方法。
  52. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項51に記載の方法。
  53. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、請求項48に記載の方法。
  54. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、請求項42に記載の方法。
  55. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、請求項54に記載の方法。
  56. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、請求項55に記載の方法。
  57. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、請求項56に記載の方法。
  58. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、請求項57に記載の方法。
  59. 表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、請求項54に記載の方法。
  60. 前記薬剤は、生物学的薬剤である、請求項40に記載の方法。
  61. 前記薬剤は、抗体である、請求項60に記載の方法。
  62. 前記抗体は、MEDI−545である、請求項61に記載の方法。
  63. 前記抗体は、1個以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI−545ではない、請求項61に記載の方法。
  64. 前記薬剤を投与する前記ステップは、前記疾患または障害の1つ以上の症状を緩和する、請求項40に記載の方法。
  65. 前記抗体は、約0.03〜30mg/kgの用量で投与される、請求項61に記載の方法。
  66. 前記抗体は、0.3〜3mg/kgの用量で投与される、請求項65に記載の方法。
  67. 前記抗体は、0.03〜1mg/kgの用量で投与される、請求項66に記載の方法。
  68. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも10%中和する、請求項40に記載の方法。
  69. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも20%中和する、請求項68に記載の方法。
  70. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも30%中和する、請求項69に記載の方法。
  71. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも40%中和する、請求項70に記載の方法。
  72. 前記薬剤は、前記患者の前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを、少なくとも50%中和する、請求項71に記載の方法。
  73. 前記患者は、狼瘡、乾癬、血管炎、サルコイドーシス、シェーグレン症候群、または筋炎のうちの1つを診断されている、請求項40に記載の方法。
  74. 前記患者は、筋炎を診断されている、請求項73に記載の方法。
  75. 前記患者は、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の上方制御された発現または活性をさらに含む、請求項40に記載の方法。
  76. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の全血中で検出される、請求項41に記載の方法。
  77. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、前記患者の筋組織中で検出される、請求項41に記載の方法。
  78. 前記差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、強いか、または中程度である、請求項40に記載の方法。
  79. 患者の炎症性疾患の進行を監視または予後判断する方法であって、
    患者から、第1の試料の第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを得るステップを含む、方法。
  80. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項79に記載の方法。
  81. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項80に記載の方法。
  82. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項81に記載の方法。
  83. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項82に記載の方法。
  84. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項83に記載の方法。
  85. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、請求項80に記載の方法。
  86. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項79に記載の方法。
  87. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項86に記載の方法。
  88. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項87に記載の方法。
  89. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項88に記載の方法。
  90. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項89に記載の方法。
  91. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、請求項86に記載の方法。
  92. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、請求項80に記載の方法。
  93. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、請求項92に記載の方法。
  94. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、請求項93に記載の方法。
  95. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、請求項94に記載の方法。
  96. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、請求項95に記載の方法。
  97. 表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、請求項92に記載の方法。
  98. 前記第1の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルは、強いプロファイルであり、前記患者の予後は、疾患の進行である、請求項79に記載の方法。
  99. 前記強いプロファイルは、前記miRNAの健常人のものの少なくとも10倍の差次的発現を含む、請求項98に記載の方法。
  100. 自己免疫疾患は、筋炎である、請求項98に記載の方法。
  101. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、弱いプロファイルであり、前記患者の予後は、疾患の退行である、請求項79に記載の方法。
  102. 前記弱いプロファイルは、前記miRNAの健常人のものの2倍以下の差次的発現を含む、請求項101に記載の方法。
  103. 前記強いプロファイルは、疾患の処置の変更を内科医に示唆する、請求項98に記載の方法。
  104. 患者から、第2の試料の第2の差次的に制御されたmiRNAマーカープロファイルを得るステップをさらに含み、
    前記第1のプロファイルと比較した、前記第2のプロファイルのmiRNAマーカーの数もしくはレベルの上昇は、疾患の進行を予後判断するか、または、
    前記第1のプロファイルと比較した、前記第2のプロファイルのmiRNAマーカーの数もしくはレベルの低下は、疾患の退行を予後判断する、請求項79に記載の方法。
  105. 治療薬を用いた処置を受けている患者の、自己免疫疾患または炎症性疾患の進行を監視する方法であって、
    前記患者から、第1の試料の第1のmiRNAプロファイルを得るステップと、
    治療薬を投与するステップと、
    前記患者から、第2の試料の第2のmiRNAプロファイルを得るステップと、
    前記第1のmiRNAプロファイルと前記第2のmiRNAプロファイルとを比較するステップと、
    を含み、前記第1のmiRNAプロファイルおよび前記第2のmiRNAプロファイルにおける変動は、前記治療薬の有効性のレベルを示す、方法。
  106. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項105に記載の方法。
  107. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項106に記載の方法。
  108. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項107に記載の方法。
  109. 前記第1のmiRNAマーカープロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項108に記載の方法。
  110. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表2または4に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、上方制御された発現または活性を含む、請求項109に記載の方法。
  111. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−34b−4373037によって検出される、請求項106に記載の方法。
  112. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項105に記載の方法。
  113. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項112に記載の方法。
  114. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項113に記載の方法。
  115. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項114に記載の方法。
  116. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個の、下方制御された発現または活性を含む、請求項115に記載の方法。
  117. 前記miRNAのうちの前記少なくとも1個は、検出物質hsa−miR−1−4373161によって検出される、請求項112に記載の方法。
  118. 前記第1のmiRNAプロファイルは、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも1個の、下方制御された発現または活性をさらに含む、請求項106に記載の方法。
  119. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも2個のものである、請求項118に記載の方法。
  120. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも5個のものである、請求項119に記載の方法。
  121. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも10個のものである、請求項120に記載の方法。
  122. 前記下方制御された発現または活性は、表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの少なくとも15個のものである、請求項121に記載の方法。
  123. 表3または5に特定される検出物質によって検出されるmiRNAのうちの前記少なくとも1個は、hsa−miR−1−4373161である、請求項118に記載の方法。
  124. 前記自己免疫疾患または炎症性疾患は、狼瘡、特発性炎症性筋炎、シェーグレン症候群、血管炎、サルコイドーシス、または乾癬である、請求項105に記載の方法。
  125. 前記自己免疫疾患は、特発性炎症性筋炎である、請求項124に記載の方法。
  126. 前記治療薬は、小分子または生物学的薬剤である、請求項105に記載の方法。
  127. 前記生物学的薬剤は、抗体である、請求項126に記載の方法。
  128. 前記抗体は、MEDI−545である、請求項127に記載の方法。
  129. 前記第1のmiRNAプロファイルは、前記治療薬の投与の前に得られる、請求項105に記載の方法。
  130. 前記第1のmiRNAプロファイルは、前記治療薬の投与の時点で得られる、請求項105に記載の方法。
  131. 前記第1の試料および前記第2の試料は、全血、筋肉、または血清である、請求項105に記載の方法。
  132. 前記患者から、第3の試料の第3のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、請求項105に記載の方法。
  133. 前記患者から、第4の試料の第4のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、請求項132に記載の方法。
  134. 前記患者から、第5の試料の第5のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、請求項133に記載の方法。
  135. 前記患者から、第6の試料の第6のmiRNAプロファイルを得るステップをさらに含む、請求項134に記載の方法。
  136. 前記第2の試料は、前記治療薬の投与から少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項105に記載の方法。
  137. 前記第3の試料は、前記第2の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項132に記載の方法。
  138. 前記第4の試料は、前記第3の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項133に記載の方法。
  139. 前記第5の試料は、前記第4の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項134に記載の方法。
  140. 変動とは、健常なレベルと比較した、前記患者の差次的なmiRNAレベルの低下である、請求項105に記載の方法。
  141. 変動とは、健常なレベルと比較した、前記患者の差次的なmiRNAレベルの上昇である、請求項105に記載の方法。
  142. 差次的なmiRNAレベルの前記上昇は、疾患の予後不良、または疾患が再燃することを示す、請求項141に記載の方法。
  143. 前記患者の差次的なmiRNAレベルの前記上昇は、前記患者の処置の変更を示唆する、請求項141に記載の方法。
  144. 筋炎患者を処置する方法であって、
    I型IFNまたはIFNαに結合して、その活性を調節する薬剤を投与するステップを含み、
    前記患者は、I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを有し、
    前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを中和する、方法。
  145. 前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルの中和を検出するステップをさらに含む、請求項144に記載の方法。
  146. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子MX1、LY6E、IFI27、OAS1、IFIT1、IFI6、IFI44L、ISG15、LAMP3、OASL、RSAD2、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  147. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子LAMP3、SIGLEC1、DNAPTP6、IFIT2、ETV7、RTP4、SERPING1、HERC5、XAF1、MX1、EPSTI1、OAS2、OAS1、OAS3、IFIT3、IFI6、USP18、RSAD2、IFI44、LY6E、ISG15、およびIFI27の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  148. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  149. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子DNAPTP6、EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、PLSCR1、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  150. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子SAMD9L、IFI6、IFI44、IFIT2、OAS1、IFI27、OAS3、IFI44L、HERC5、IFIT1、EPSTI1、ISG15、SERPING1、OASL、GBP1、およびMX1の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  151. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、IFI27、MX1、IFIT1、ISG15、LAMP3、OAS3、OAS1、EPSTI1、IFIT3、OAS2、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  152. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI6、RSAD2、IFI44、IFI44L、およびIFI27の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  153. 前記薬剤は、生物学的薬剤である、請求項144に記載の方法。
  154. 前記薬剤は、抗体である、請求項153に記載の方法。
  155. 前記抗体は、MEDI−545である、請求項154に記載の方法。
  156. 前記抗体は、1個以上のI型IFNまたはIFNαサブタイプに特異的であるが、MEDI−545ではない、請求項154に記載の方法。
  157. 前記薬剤を投与する前記ステップは、1つ以上の筋炎症状を緩和する、請求項144に記載の方法。
  158. 前記抗体は、約0.03〜30mg/kgの用量で投与される、請求項154に記載の方法。
  159. 前記抗体は、0.3〜3mg/kgの用量で投与される、請求項158に記載の方法。
  160. 前記抗体は、0.03〜1mg/kgの用量で投与される、請求項159に記載の方法。
  161. 前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも10%中和する、請求項153〜155のうちのいずれか1項に記載の方法。
  162. 前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも20%中和する、請求項144に記載の方法。
  163. 前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも30%中和する、請求項162に記載の方法。
  164. 前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも40%中和する、請求項163に記載の方法。
  165. 前記薬剤は、前記患者の前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、少なくとも50%中和する、請求項164に記載の方法。
  166. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、少なくともIFNαサブタイプ1、2、8、および14の、上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  167. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、PDマーカー遺伝子の転写物を含む、請求項144に記載の方法。
  168. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、PDマーカー遺伝子から発現されたポリペプチドを含む、請求項144に記載の方法。
  169. 患者の筋炎疾患の進行を監視または予後判断する方法であって、
    患者から、第1の試料の第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップを含む、方法。
  170. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、強いプロファイルであり、前記患者の予後は、筋炎疾患の進行である、請求項169に記載の方法。
  171. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の過剰発現または活性を含む、請求項170に記載の方法。
  172. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、弱いプロファイルであり、前記患者の予後は、筋炎疾患の退行である、請求項169に記載の方法。
  173. 前記患者から、第2の試料の第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含み、
    前記第1の発現プロファイルと比較した、前記第2の発現プロファイルのI型IFNもしくはIFNα誘発性PDマーカーの数もしくはレベルの上昇は、筋炎疾患の進行を予後判断するか、または
    前記第1の発現プロファイルと比較した、前記第2の発現プロファイルのI型IFNもしくはIFNα誘発性PDマーカーの数もしくはレベルの低下は、筋炎疾患の退行を予後判断する、請求項169に記載の方法。
  174. 治療薬を用いた処置を受けている患者の、筋炎疾患の進行を監視する方法であって、
    前記患者から、第1の試料の第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップと、
    治療薬を投与するステップと、
    前記患者から、第2の試料の第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップと、
    前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを、前記第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルと比較するステップと、
    を含み、前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルおよび前記第2のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルにおける変動は、前記治療薬の有効性のレベルを示す、方法。
  175. 前記第1のI型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子EPSTI1、HERC5、IFI27、IFI44、IFI44L、IFI6、IFIT1、IFIT3、ISG15、LAMP3、LY6E、MX1、OAS1、OAS2、OAS3、RSAD2、RTP4、SIGLEC1、およびUSP18の上方制御された発現または活性を含む、請求項174に記載の方法。
  176. 前記変動は、前記遺伝子の活性レベルの上方制御された発現の低下である、請求項174に記載の方法。
  177. 前記治療薬は、小分子または生物学的薬剤である、請求項174に記載の方法。
  178. 前記治療薬は、IFNαに結合し、その活性を調節する、生物学的薬剤である、請求項177に記載の方法。
  179. 前記生物学的薬剤は、抗体である、請求項178に記載の方法。
  180. 前記抗体は、MEDI−545である、請求項179に記載の方法。
  181. 前記抗体は、少なくとも1つのIFNαサブタイプに結合するが、MEDI−545ではない、請求項179に記載の方法。
  182. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、前記治療薬の投与の前に得られる、請求項174に記載の方法。
  183. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、前記治療薬の投与の時点で得られる、請求項174に記載の方法。
  184. 前記第1の試料および前記第2の試料は、全血、筋肉、または血清である、請求項174に記載の方法。
  185. 前記患者から、第3の試料の第3のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、請求項174に記載の方法。
  186. 前記患者から、第4の試料の第4のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、請求項185に記載の方法。
  187. 前記患者から、第5の試料の第5のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、請求項186に記載の方法。
  188. 前記患者から、第6の試料の第6のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルを得るステップをさらに含む、請求項187に記載の方法。
  189. 前記第2の試料は、前記治療薬の投与から少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項174に記載の方法。
  190. 前記第3の試料は、前記第2の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項185に記載の方法。
  191. 前記第4の試料は、前記第3の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項186に記載の方法。
  192. 前記第5の試料は、前記第4の試料を得てから少なくとも2日、少なくとも5日、少なくとも1週間、少なくとも2週間、少なくとも3週間、少なくとも1ヶ月、または少なくとも2ヶ月後に得られる、請求項187に記載の方法。
  193. 変動は、前記遺伝子の上方制御された発現または活性の低下である、請求項174に記載の方法。
  194. 前記低下は、少なくとも10%、少なくとも20%、少なくとも25%、少なくとも30%、少なくとも40%、少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも60%、少なくとも70%、少なくとも75%、少なくとも80%、少なくとも85%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%、または100%である、請求項193に記載の方法。
  195. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  196. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  197. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44LおよびRSAD2の上方制御された発現または活性を含む、請求項144に記載の方法。
  198. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6の上方制御された発現または活性を含む、請求項169に記載の方法。
  199. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、請求項169に記載の方法。
  200. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44LおよびRSAD2の上方制御された発現または活性を含む、請求項169に記載の方法。
  201. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI27、RSAD2、IFI44L、IFI44、OAS1、IFIT1、ISG15、OAS3、HERC5、MX1、ESPTI1、IFIT3、およびIFI6の上方制御された発現または活性を含む、請求項174に記載の方法。
  202. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44L、RSAD2、IFI27、およびIFI44の上方制御された発現または活性を含む、請求項174に記載の方法。
  203. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、遺伝子IFI44LおよびRSAD2の上方制御された発現または活性を含む、請求項174に記載の方法。
  204. 前記患者は、強いI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを有する、請求項1に記載の方法。
  205. 前記患者は、中程度のI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを有する、請求項1に記載の方法。
  206. 前記強いスコアは、10以上である、請求項204に記載の方法。
  207. 前記中程度のスコアは、4以上であるが、10未満である、請求項205に記載の方法。
  208. 前記筋炎は、DMまたはPMである、請求項35または74に記載の方法。
  209. 前記筋炎患者は、DMまたはPM患者である、請求項144に記載の方法。
  210. 前記筋炎患者は、6を超えるMITAXスコアを有する、請求項144に記載の方法。
  211. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアは、強い、請求項144に記載の方法。
  212. 前記I型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアは、中程度である、請求項144に記載の方法。
  213. 前記スコアは、10以上である、請求項211に記載の方法。
  214. 前記スコアは、4以上であるが、10未満である、請求項212に記載の方法。
  215. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、強いI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを含む、請求項174に記載の方法。
  216. 前記強いスコアは、10以上のスコアである、請求項215に記載の方法。
  217. 前記第1のIFNα誘発性PDマーカー発現プロファイルは、中程度のI型IFNまたはIFNα誘発性遺伝子サインスコアを含む、請求項174に記載の方法。
  218. 前記中程度のスコアは、4以上であるが、10未満のスコアである、請求項217に記載の方法。
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