JP2011507824A - アンドロゲン受容体関連状態の治療に使用の二環系誘導体 - Google Patents

アンドロゲン受容体関連状態の治療に使用の二環系誘導体 Download PDF

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Abstract

本発明は、式(I)
Figure 2011507824

[式中、整数のX、X、X、環A、R、R、及びmは、明細書に定義される通りである]の二環系化合物に関する。本発明はまた、そのような化合物の製造の方法、それらを含有する医薬組成物、並びにアンドロゲン受容体関連状態の予防又は治療に使用の医薬品の製造におけるそれらの使用に関する。
【選択図】なし。

Description

本発明は、新しい二環系誘導体に、そしてより特別には、アンドロゲン受容体(AR)のリガンドとして作用する二環系誘導体に関する。本発明はまた、そのような二環系誘導体とその製造における新規中間体の製造の方法に、そのような二環系誘導体を含有する医薬組成物に、医薬品の製造におけるそのような二環系誘導体の使用に、そして前立腺癌のようなアンドロゲン受容体関連状態の治療におけるそのような二環系誘導体の使用に関する。
前立腺癌は、先進諸国の男性の癌による死亡で二番目に多い原因である。55歳以上の男性の死亡の4パーセントを前立腺癌に帰すことができる。死亡率は相対的に低いものの、それは現在、約14%の割合で毎年増加している。前立腺癌と診断される可能性がある男性の比率は近年30%増加したが、この増加は、新しい疾患の発症率の増加によるのではなく、より優れた診断法と高齢者人口の全体的な増加に主によるものである(E.J. Small, D.M. Reese, Curr. Opinion. Oncology, 2000,12,265-272)。
前立腺癌の腫瘍成長の初期は、アンドロゲン依存性である。この腫瘍が前立腺自体に閉じ込められていれば、それは通常、外科的除去、放射線療法、及び/又は化学療法によって治療することができる。腫瘍がもはや前立腺に閉じ込められることなく、身体中の各所に転移腫瘍を形成した、より進行した症例では、血中テストステロンレベルを低下させることによって腫瘍を一時的に治療することが可能である。血中テストステロンレベルのそのような低下は、外科的去勢(除睾術)によって、又は抗アンドロゲン(Casodex,酢酸シプロテロン、フルタミド)、LHRHアゴニスト(Zoladex,Buserelin)、LHRHアンタゴニスト(Cetrorelix)、又は5α−レダクターゼ阻害剤(Finasteride)での治療によって内科的に達成することができる。外科的去勢では副腎のアンドロゲン合成が影響を受けないので、最近の傾向は、外科治療と内科治療を組み合わせることである。この治療は、2年以内の間に腫瘍の再生成長が通常生じて、この再生された腫瘍成長が通常はホルモン依存的ではないので、一過性の成功しか生じない(L.J. Denis and K. Griffith, Seminars in Surg. Onc., 2000, 18, 52-74)。この主題に関する過去50年間の広汎な研究にもかかわらず、進行期の前立腺癌に有効な治療法は依然としてない。進行性前立腺癌の患者の5年生存率は、15%未満である。
アンドロゲン受容体が初期のホルモン依存性の段階だけでなく進行したホルモン非依存性の段階でも前立腺癌の発症及び成長に重要な役割を担うとする証拠がある。
アンドロゲン受容体は、転写因子として機能するステロイドホルモン受容体のファミリーに属する。アンドロゲンのアンドロゲン受容体への結合は、この受容体の安定化をもたらして、それが迅速なタンパク分解的な破壊を受けることを妨げる。アンドロゲン及びアンドロゲン受容体の複合体は核中へ輸送されて、そこでそれは、アンドロゲン応答遺伝子のプロモーター領域にあるそのアンドロゲン応答DNAエレメントへ結合することによって、そのようなアンドロゲン応答遺伝子の発現を調節する(D.J. Lamb et al. Vitam. Horm. 2001, 62,199-230)。
前立腺腫瘍の研究は、進行例の30%では、アンドロゲン受容体遺伝子座の増幅が起きていて;他の症例では、アンドロゲン受容体の様々なドメインにおいてアンドロゲン受容体の多様な突然変異が見出され、それにより特性が変化したアンドロゲン受容体がもたらされることを示している。そのような突然変異した受容体は、アンドロゲンに対して正常より高い親和性を有する可能性があり、構成的に活性であり得て、改変されたリガンド特異性を有することで他のステロイドホルモンによるか又は抗アンドロゲンによっても活性化される場合があり、他の増殖促進シグナル伝達経路由来の分子との相互作用によって活性化される可能性があり、他の補因子との相互作用を変化させる可能性があるか又は他の標的遺伝子を活性化することができる(J.P. Elo, T. Visakorpi, Ann. Med. 2001, 33, 130-141)。
アンドロゲン受容体の天然型だけでなくその突然変異型を阻害して、それによりその受容体分子が不安定になるように変化させるような抗アンドロゲンの同定は、前立腺腫瘍の様々な成長段階での治療にきわめて有用であろう。そのような化合物は、腫瘍成長の再発を阻害するか又は少なくとも無疾患期間を延長させることができるだろう。エストロゲン受容体の場合は、その受容体を不安定にして、受容体含量の in vitro と in vivo の両方での低下をもたらすようなリガンドが同定されてきた(S. Dauvois et al., Proc Natl. Acad. Sci. USA, 1992, 89,4037-41; R.A. McClelland et al. Eur. J. Cancer, 1996, 32A, 413-416)。
非ステロイド性の抗アンドロゲンについては、US5411981(フェニルイミダゾリジン誘導体)、WO97/00071(特に、置換フェニルジメチルヒダントインとそのイミノ及びチオ誘導体)、WO00/37430(フェニルアラニン、フェニルヒダントイン、及びフェニル尿素)、WO01/58855(アミノプロパニリド)、及びEP1122242(置換シアノフェニルピペラジン)に記載されている。
本明細書では、アンドロゲン受容体の細胞のダウンレギュレーションを誘導することが可能な一連の二環系誘導体について記載する。故に、本発明の第一の側面により、式(I):
Figure 2011507824
[式中:
は、−N−及び−C(R)−より選択され;
は、−N−及び−C(R)−より選択され;
は、−N−及び−C(R)−より選択され;
ここでX、X、及びXの少なくとも1つは、−N−ではなく;
環Aは、単環又は二環系の複素環式環と炭素環式環より選択され;
、R、及びRは、独立して、水素、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキルチオ、ハロ、及びシアノより選択され、ここでR、R、及びR中のアルキル鎖は、3つまでのハロ基によって置換されていてもよく;
は、水素、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、アミノ、N−C1−6アルキルアミノ、N,N−ジC1−6アルキルアミノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルキル−S(O)−(ここでnは、0〜2の整数である)、及びC3−4炭素環式環より選択され、ここでR内のアルキル、アルケニル、又はアルキニル鎖は、シアノ、ハロ、アミノ、C1−6アルコキシ、C1−4アルコキシC1−4アルキル、及びC1−6アルキルチオより選択される5つまでの基で置換されていてもよく、そしてRがアルキル鎖を含むとき、該鎖は、過フッ素化されてよく;
は、オキソ又は基:−L−J−L−K
{式中:
とLは、独立して、直接結合、C1−6アルキレン、C2−6アルケニレン、C2−6アルキニレン、C1−6アルキリデンより選択され、ここでL及びL内のアルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルキリデニル鎖は、Rより選択される3つまでの基で置換されていてもよく、そしてここでLとLはまた、以下の基、又は以下の基の1つが挿入されているアルキル、アルケニル、アルキニル、又はアルキリデニル鎖より選択され、前記基は:−O−、−C(O)−、−C(O)−O−、−O−C(O)−、−N(R)−、−N(R)−C(O)−;−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−O−、−O−C(O)−N(R)−、−C(O)−N(R)−O−;−O−N(R)−C(O)−、−N(R)−C(O)−N(R)−、−S(O)0−2−、−O−S(O)−、S−(O)−O−、−N(R)−S(O)−、及び−S(O)−N(R)−より独立して選択される;
Jは、直接結合、C1−4アルキレン、アリール、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールより選択され、ここでJは、Rより選択される5つまでの基によって置換されていてもよく;
Kは、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、炭素環式環、アリール、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールより選択され、ここでKは、Rより選択される5つまでの基によって置換されていてもよい}より選択され;
は、水素及びC1−6アルキルより選択され;
は、ヒドロキシ、カルボキシ、カルバモイル、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−4アルキルオキシC1−4アルキル、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6アルキル−S(O)−(ここでnは、0〜2の整数である)、アミノスルホニル、カルバモイル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、N−C1−4アルキルアミノカルボニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノカルボニル、N−C1−4アルキルアミノスルホニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノスルホニル、オキソ、C1−6アルキル(C1−6アルコキシ)オキソホスフィニル、ジC1−6アルキルオキソホスフィニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ヘテロアリールより選択され、ここでRは、ヒドロキシ、ハロ、シアノ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、及び炭素環式環より選択される3つまでの基によって置換されていてもよく、そしてR内のN,N−ジC1−4アルキルアミノ基は、環化して環を形成してもよい;
は、ヒドロキシ、オキソ、シアノ、ハロ、ニトロ、ヒドロキシ、カルボキシ、C1−6アルキル、C1−6アルケニル、C1−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、シアノC1−6アルコキシ、C1−6アルケニルオキシ、C1−6アルカノイル、C1−4アルコキシカルボニル、C1−6アルキル−S(O)−(ここでnは、0〜2の整数である)、アミノ、C1−6アルキルスルホニルオキシ、カルバモイル、アミノスルホニル、N−C1−4アルキルアミノスルホニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、カルバモイル、N−C1−4アルキルアミノカルボニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノカルボニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールより選択され、ここでR中のアルキル鎖又は環は、ハロ、アミノ、ヒドロキシ、カルボキシ、C1−4アルコキシ、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、カルバモイル、N−C1−4アルキルアミノカルボニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノカルボニル、及びオキソより選択される5つまでの基によって置換されていてもよく、そしてR内のN,N−ジC1−4アルキルアミノ基は、環化して環を形成してもよい;そして
mは、1〜4の整数である]の化合物又はその医薬的に許容される塩の、アンドロゲン受容体関連状態の治療への使用を提供する。
本発明の第二の側面により、式(Ia):
Figure 2011507824
[式中、X、X、X、環A、R、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物の定義において上記に定義される通りである。但し:
(i)mが1であるとき、このとき(Rは、ヒドロキシ、オキソ、又はC1−6アルキルであり得ず、そしてmが2であるとき、このとき(Rは、ジヒドロキシであり得ない;
(ii)このピペリジン基がアミノ又はC1−4アルキルカルボニルアミノによって置換されているとき、−L−J−L−Kは、トリフルオロフェニルピペリジン−1−イルであり得ない;
(iii)環Aがピロリジン−1−イルであり、mが2であり、そして(Rが置換ピペリジン−1−イルカルボニル及び置換フェニル、又は置換ピペリジン−1−イルカルボニル及び置換ピリジルであるとき、このとき該フェニル又はピリジル環は、フルオロ、クロロ、シアノ、トリフルオロメチル、又はメトキシによって置換され得ない;
(iv)環Aがインドリンであり、mが1であるとき、このときRは、未置換又は置換ピロリジニルカルボニルでも、未置換又は置換ピペリジニルカルボニルでもあり得ない]の化合物、又はその医薬的に許容される塩の医薬品としての使用を提供する。
本発明の第三の側面により、式(Ib):
Figure 2011507824
[式中:X、X、X、環A、R、R、R、R、及びRは、式(I)の化合物の定義において上記に定義される通りである]の化合物、又はその塩を提供する[但し:
(i)mが1であるとき、このとき(Rは、ヒドロキシ、C1−6アルキル、オキソ、アセチル、カルバモイル、エトキシカルボニル、メチルスルホニル、メチルスルホニルアミノ、イソプロピルアミノカルボニルメチル、又はイソブチルアミノカルボニルメチルであり得ず、そしてmが2であるとき、(Rは、ジヒドロキシであり得ず、そしてシアノでもアミノでもあり得ない;
(ii)Rがトリフルオロメチル又はメチルであり、環Aが、4位でフェニル、ベンジル、フェネチル、フェニルスルホニル、フェニルカルボニル、又はアニリノカルボニルによって置換されるピペラジン−1−イルであるとき、このとき該フェニル環は、未置換であり得ないか、又は2−メチル、2,3−ジメチル、2,4−ジメチル、2,6−ジメチル、2−メトキシ、4−メトキシ、3−クロロ、4−クロロ、3−フルオロ、4−フルオロ、2,6−ジフルオロ、3−トリフルオロメチル、2−ニトロ、4−ニトロ、又は2,3,5,6−テトラフルオロ−4−トリフルオロメチルによって置換され得ない;
(iii)Rがトリフルオロメチル又はメチルであり、環Aが4位で−L−J−L−Kによって置換されるピペラジニルであり、そしてmが1であるとき、このとき−L−J−L−Kは、未置換α−カルバモイルベンジル、α−フェニルベンジル、未置換ピロリジン−1−イルカルボニル、未置換モルホリノカルボニルメチル、未置換チエン−3−イルメチル、未置換チアゾール−2−イル、未置換ピリジン−2−イル、未置換ピリジン−4−イルメチル、未置換ピラジン−2−イル、未置換ピリミジン−2−イル、未置換テトラドロ[1,5−b]ピリダジン−6−イル、未置換キノリン−8−イルメチル、未置換1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル、2,6−ジフルオロフェニルスルホニル、5−クロロチエン−2−イルスルホニル、2−メチルチアゾール−4−イルメチル、2−(4−メトキシフェニル)チアゾール−4−イルメチルであり得ない;
(iv)このピペリジン基がアミノ又はC1−4アルキルカルボニルアミノによって置換されているとき、−L−J−L−Kは、トリフルオロフェニルピペリジン−1−イルであり得ない;そして
(v)環Aがピロリジン−1−イルであり、mが2であり、そして(Rが、置換ピペリジン−1−イルカルボニル及び置換フェニル、又は置換ピペリジン−1−イルカルボニル及び置換ピリジルであるとき、このとき該フェニル又はピリジル環は、フルオロ、クロロ、シアノ、トリフルオロメチル、又はメトキシによって置換され得ない;
(vi)環Aがインドリンであり、mが1であるとき、このときRは、未置換又は置換ピロリジニルカルボニルでも、未置換又は置換ピペリジニルカルボニルでもあり得ない;
(vii)Rがトリフルオロメチル又はメチルであり、環Aが4位で−L−J−L−Kによって置換されるピペリジニルであり、そしてmが1であるとき、このとき−L−J−L−Kは、モノ若しくはジ置換カルバモイルであり得ない;
(viii)以下の化合物は、除外される:
6−[2−(2,4−ジメトキシフェニル)−1−ピロリジニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(7−エチル−1H−インドール−3−イル)−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−インドール−3−イル)−3,6−ジヒドロ−1(2H)−ピリジニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6,7,8,9−テトラヒドロ−3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3−ピペリジニル]−5H−1,2,4−トリアゾロ[4,3−a]アゼピン;
6−[4−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]−1−ピペリジニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
2−チエニル[4−[3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1−ピペラジニル]−メタノン;
N−シクロペンチル−N−メチル−1−(3−メチル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−4−ピペリジンアミン;
6−[4−(2−ベンゾオキサゾリル)−1−ピペリジニル]−3−(トリフルオロメチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−(3−フェニルピロリジン−1−イル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;及び
1−[[2,3−ジヒドロ−1−(3−メチル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−1H−インドール−2−イル]カルボニル]−3−メチル−ピペリジン]。
CuKa放射線を使用して測定するときの4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール、無水形AのX線粉末回折パターン。 CuKa放射線を使用して測定するときのN−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド、無水形AのX線粉末回折パターン。 CuKa放射線を使用して測定するときの6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、無水形AのX線粉末回折パターン。 CuKa放射線を使用して測定するときの6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン、無水形AのX線粉末回折パターン。 CuKa放射線を使用して測定するときの6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートのX線粉末回折パターン。
本発明の化合物の医薬的に許容される塩が好ましいが、本発明の化合物の他の非医薬許容塩も、例えば、本発明の化合物の医薬的に許容される塩の製造において有用であり得る。
上記に定義される式(I)の化合物のいくつかが1以上の不斉炭素原子により光学活性型又はラセミ型で存在し得る限りにおいて、本発明には、その定義において、上記の活性を保有するそのようなあらゆる光学活性型又はラセミ型が含まれると理解されたい。光学活性型の合成は、当該技術分野でよく知られた有機化学の標準技術によって、例えば、光学活性の出発材料からの合成によるか又はラセミ型の分割によって行ってよい。同様に、上記の活性は、以下に言及する標準実験技術を使用して評価することができる。
ラセミ化合物のエナンチオマーを分離するのに適した方法の例には、好適なキラル定常相を使用するクロマトグラフィー;又は、ラセミ混合物のジアステレオマー誘導体への変換、ジアステレオマー誘導体の混合物の2つの単一ジアステレオマーへの分離、及びそれぞれ分離した単一ジアステレオマーからの分離した単一のエナンチオマーの再生が含まれる。
ジアステレオマーの混合物を分離するのに適した方法の例には、分別結晶化、順相クロマトグラフィー、又は逆相クロマトグラフィーが含まれる。
上記に定義される式(I)のある化合物は、互変異性の現象を示す場合があると理解されたい。特に、互変異性は、1又は2のオキソ置換基を担うどの複素環式環基にも影響を及ぼす場合がある。本発明には、その定義において、上記の活性を保有するそのようなあらゆる互変異性型、又はその混合物が含まれて、式図内で利用されるか又は「実施例」において命名されるどの1つの互変異性型にも限定されないと理解されたい。
上記の式(I)のある化合物は、非溶媒和型だけでなく、例えば水和型のような溶媒和型でも存在し得ると理解されたい。本発明には、アンドロゲン受容体リガンド活性を保有する、すべてのそのような溶媒和型が含まれると理解されたい。
また、式(I)のある化合物は、多形を示す場合があり、そして本発明には、アンドロゲン受容体リガンド活性を保有するすべてのそのような形態が含まれると理解されたい。
本明細書において、「アルキル」という一般用語には、他に具体的に特定されなければ、プロピル、イソプロピル、及びtert−ブチルのような、直鎖と分岐鎖の両方のアルキル基が含まれる。しかしながら、「プロピル」のような個別アルキル基への言及は、直鎖バージョンだけに特定されて、「イソプロピル」のような個別分岐鎖アルキル基への言及は、分岐鎖バージョンだけに特定される。他に特定されなければ、同じ原則が「アルケニル」及び「アルキニル」という一般用語へも適用される。
「フルオロC1−6アルキル」という用語は、水素原子の少なくとも1つがフッ素に置き換えられた、直鎖でも分岐鎖でもよい長さ1〜6の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「フルオロC1−6アルキル」には、限定されないが、フルオロメチル、フルオロエチル、フルオロプロピル、フルオロイソプロピル、フルオロブチル、フルオロイソブチル、フルオロ−tert−ブチル、フルオロペンチル、フルオロイソペンチル、フルオロヘキシル、フルオロイソヘキシル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロプロピル、ノナフルオロブチル、ウンデカフルオロペンチル、及びトリデカフルオロヘキシルが含まれる。「フルオロC1−4アルキル」という用語は、相応に解釈すべきである。
「C1−6アルコキシ」という用語は、酸素へ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「C1−6アルコキシ」には、限定されないが、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、及びヘキソキシが含まれる。
「C2−6アルカノイル」という用語は、カルボニルへ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜5の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「C2−6アルカノイル」には、限定されないが、エタノイル、プロパノイル、ブタノイル、ペンタノイル、及びヘキサノイルが含まれる。
「C1−6アルコキシC1−6アルキル」という用語は、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の炭素原子の別の飽和炭素鎖へ酸素を介して連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「C1−6アルコキシC1−6アルキル」には、限定されないが、メトキシエチル、メトキシプロピル、エトキシプロピル、プロポキシエチル、及びブトキシプロピルが含まれる。
「ヒドロキシC1−6アルキル」という用語は、単一のヒドロキシル基を含んでなる、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば「ヒドロキシC1−6アルキル」には、限定されないが、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、3−ヒドロキシプロピル、1−ヒドロキシイソプロピル、4−ヒドロキシブチル、ヒドロキシペンチル、ヒドロキシヘキシル、及びヒドロキシイソヘキシルが含まれる。
「C1−6アルキルスルファニル」という用語は、イオウへ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「C1−6アルキルスルファニル」には、限定されないが、メチルスルファニル、エチルスルファニル、プロピルスルファニル、イソプロピルスルファニル、ブチルスルファニル、イソブチルスルファニル、tert−ブチルスルファニル、ペンチルスルファニル、及びヘキシルスルファニルが含まれる。
「C1−6アルキルスルフィニル」という用語は、スルホキシドへ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「C1−6アルキルスルフィニル」には、限定されないが、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、tert−ブチルスルフィニル、ペンチルスルフィニル、及びヘキシルスルフィニルが含まれる。
「C1−6アルキルスルホニル」という用語は、二酸化イオウへ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜6の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「C1−6アルキルスルホニル」には、限定されないが、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、tert−ブチルスルホニル、ペンチルスルホニル、及びヘキシルスルホニルが含まれる。
「N−C1−4アルキルアミノ」という用語は、二級アミノ基へ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜4の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「N−C1−4アルキルアミノ」には、限定されないが、メチルアミノ、エチルアミノ、プロピルアミノ、及びブチルアミノが含まれる。
「N,N−ジC1−4アルキルアミノ」という用語は、三級アミノ基(これはまた、同じ長さのさらなる飽和炭素鎖へ連結している)へ連結した、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜4の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば,「N,N−ジC1−4アルキルアミノ」には、限定されないが、N,N−ジメチルアミノ、N,N−ジエチルアミノ、N,N−ジプロピルアミノ、及びN,N−ジブチルアミノが含まれる。
アルキリデンという用語は、分子内のどちらの配向でもあり得るアルキリデン鎖を示すために使用されるので、例えば、Lがプロピリデンである場合、これには以下の2つの構造:
Figure 2011507824
が含まれる。
「ハロ」という用語は、本明細書において、フルオロ、クロロ、ブロモ、及びヨードを示すために使用される。
「ハロC1−4アルキル」という用語は、水素原子の少なくとも1つがハロ原子に置き換えられた、直鎖でも分岐鎖でもよい、長さ1〜4の炭素原子の飽和炭素鎖を意味すると企図される。例えば、「ハロC1−4アルキル」には、限定されないが、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロ(ジフルオロ)メチル、ジフルオロエチル、及びジフルオロプロピルが含まれる。
「アリール」という用語は、フェニル又はナフチルを意味する。
「カルバモイル」という用語は、基:−C(O)NHを意味する。
他に述べなければ、「ヘテロアリール」という用語は、窒素、酸素、又はイオウより独立して選択される5つまでのヘテロ原子を含有して、環炭素原子又は環窒素原子を介して連結した4〜10員の芳香族の単環系又は二環系の環を意味する(ここでは、窒素からの結合が許容され、例えば、ピリジン環の窒素への結合は可能でないが、ピラゾール環の1−窒素を介した結合は可能である)。1つの態様において、「ヘテロアリール」という用語は、窒素、酸素、又はイオウより独立して選択される5つまでのヘテロ原子を含有して、環炭素原子又は環窒素原子を介して連結した5〜10員の芳香族の単環系又は二環系の環を意味する(ここでは、窒素からの結合が許容され、例えば、ピリジン環の窒素への結合は可能でないが、ピラゾール環の1−窒素を介した結合は可能である)。別の態様において、「ヘテロアリール」という用語は、窒素、酸素、又はイオウより独立して選択される4つまでのヘテロ原子を含有して、環炭素原子又は環窒素原子を介して連結した5若しくは6員の芳香族の単環系の環を意味する(ここでは、窒素からの結合が許容され、例えば、ピリジン環の窒素への結合は可能でないが、ピラゾール環の1−窒素を介した結合は可能である)。5若しくは6員ヘテロアリール環の例には、ピロール、フラン、イミダゾール、トリアゾール、テトラゾール、ピラジン、ピラゾール、ピリミジン、ピリダジン、ピリジン、ピロール、イソオキサゾール、オキサゾール、1,2,4−オキサジアゾール、イソチアゾール、チアゾール、チアジアゾール、1,2,4−トリアゾール、及びチオフェンが含まれる。5/6及び6/6二環系の環系の例には、ベンゾフラン、ベンゾイミダゾール、ベンズチオフェン、ベンズチアゾール、ベンゾイソチアゾール、ベンゾオキサゾール、ベンゾイソオキサゾール、1,3−ベンゾジオキソール、インドール、ピリドイミダゾール、ピリミドイミダゾール、キノリン、イソキノリン、キノキサリン、キナゾリン、フタラジン、シンノリン、及びナフチリジンが含まれる。この定義は、イオウ原子がS(O)又はS(O)基へ酸化されているイオウ含有環をさらに含む。
他に述べなければ、「ヘテロシクリル」という用語は、窒素、酸素、又はイオウより選択される5つまでのヘテロ原子を含有して、環炭素原子又は環窒素原子を介して連結した、4〜10員の飽和又は一部飽和の単環系又は二環系の環を意味する。「ヘテロシクリル」の例には、テトラヒドロフラニル、2,3−ジヒドロ−4H−ピラニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピロリニル、ピロリジニル、1,3−チアゾリジン、モルホリニル、オキセタニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ジヒドロピリジニル、ジヒドロピリミジニル、及びアゼパンが含まれる。「ヘテロシクリル」の特別な例には、ピロリニル、ピロリジニル、モルホリニル、ピペリジニル、ピペラジニル、ジヒドロピリジニル、及びジヒドロピリミジニルが含まれる。この定義は、イオウ原子がS(O)又はS(O)基へ酸化されているイオウ含有環をさらに含む。
「カルボシクリル」又は炭素環式環という用語は、完全飽和又は一部飽和の単環系又は二環系の3〜10員炭素環を意味する。炭素環式環の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、ビシクロ[4,2,0]オクタン、又は2,3−ジヒドロインデンである。
本発明の特に新規の化合物には、例えば、式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩が含まれ、ここで、他に述べなければ、R、R、R、R、R、R、R、R、A、J、K、L、L、及びmのそれぞれは、上記又は以下のパラグラフ(1)〜(56)に定義される意味のいずれも有する:
(1)X及びX及びXは、すべて−C(H)−である;
(2)Xは−C(R)−であり、Xは−C(R)−であり、そしてXは−C(R)−である;
(3)環:
Figure 2011507824
は、以下:
Figure 2011507824
の1つより選択される;
(4)Xは−C(R)−であり、Xは−C(R)−であり、そしてXは−N−である;
(5)XとXはともにC(H)であり、Xは−N−である;
(6)環Aは、ピロリジニル、ピペリジニル、1,2−ジヒドロピリジル、1,2,5,6−テトラヒドロピリジル、モルホリニル、チオモルホリニル、オキサゼパニル、チアゼパニル、アゼパニル、1,2,5,6−1H−テトラヒドロアゼピニル、ピペラジニル、ジアゼパニル、テトラヒドロイミダゾリル、オクタヒドロ−1H−インドリル、オクタヒドロ−2H−イソインドリル、アザビシクロ[2.2.1]ヘプタニル、アザビシクロ[3.3.0]オクタニル、アザビシクロ[3.2.1]オクタニル、トリアザスピロデカニル、オクタヒドロピリド[1,2−a]ピラジニル、ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル、ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル、及びジアザビシクロヘプタニルより選択される;
(7)別の態様において、環Aは、テトラヒドロフラニル、テトラヒドロピラニル、及び5,6−ジヒドロ−2H−ピラニルより選択される;
(8)環Aは、ピペリジニル、ピロリジニル、ピペラジニル、及びジアゼパニルより選択される;
(9)環Aは、ピペリジニル、ピペラジニル、ジアゼパニル、1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オニル、1,3,4,6,7,8,9,9a−オクタヒドロピリド[1,2−a]ピラジニル、3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタニル、及び2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタニルより選択される;
(10)環Aは、ピペリジニル、ピペラジニル、3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリル、及びジアゼパニルより選択される;
(11)環Aは、ピペラジニル及び3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロリルより選択される;
(12)RはC1−4アルキルであり、RはC1−4アルキルである;
(13)Rは水素であり、RはC1−4アルキルである;
(14)RはC1−4アルキルであり、Rは水素である;
(15)Rは、メチル及びエチルより選択される;
(16)Rは、水素及びメチルより選択される;
(17)Rは、水素及びメチルより選択される;
(18)Rは、水素及びメチルより選択される;
(19)Rは、水素である;
(20)Rは、ハロ、5までのハロ置換基によって置換されていてもよいC1−6アルキル、C1−6アルキルS(O)−(ここでnは、0〜2の整数である)、及びアミノより選択される;
(21)Rは、ハロ、5までのハロ置換基によって置換されていてもよいC1−4アルキル、C1−4アルキルチオ、及びアミノより選択される;
(22)Rは、クロロ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1,1,2,2−テトラフルオロエチル、メチルチオ、又はアミノより選択される;
(23)Rは、基:−L−J−L−Kである;
(24)Rは、基:−L−Kである;
(25)Rは、基:−L−J−Kである;
(26)Rは、基:−Kである;
(27)Rは、基:−L−L−Kである;
(28)LとLは、独立して、直接結合、C1−6アルキレンより選択され、ここでLとL内のアルキル鎖は、Rより選択される3つまでの基で置換されていてもよく、そしてここでLとLはまた、以下の基の1つ、又は以下の基の1つが挿入されているアルキル鎖より選択され、前記基は:−O−、−C(O)−、−C(O)−O−、−O−C(O)−、−N(R)−、−N(R)−C(O)−、−C(O)−N(R)−、−N(R)−C(O)−O−、−O−C(O)−N(R)−、−C(O)−N(R)−O−、−O−N(R)−C(O)−、−N(R)−C(O)−N(R)−、−S(O)0−2−、−O−S(O)−、S−(O)−O−、−N(R)−S(O)−及び−S(O)−N(R)−より独立して選択される;
(29)LとLは、独立して、直接結合、C1−6アルキレンより選択され、ここでLとL内のアルキル鎖は、Rより選択される3つまでの基で置換されていてもよく、そしてここでLとLはまた、以下の基の1つ、又は以下の基の1つが挿入されているアルキル鎖より選択され、前記基は:−O−、−C(O)−、及び−S(O)0−2−より独立して選択される;
(30)LとLは、独立して、直接結合、C1−4アルキレン、−O−、−C(O)−、−OC(O)−、−C(O)O−、−N(R)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−S(O)−(ここでnは、0〜2の整数である)、−OS(O)−、−S(O)N(R)−、及び−N(R)S(O)−より選択される;
(31)LとLは、独立して、直接結合、C1−4アルキレン、−O−、−C(O)−、−C(O)O−、−N(R)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−S−、−S(O)−、−OS(O)−、−S(O)N(R)−、及び−N(R)S(O)−より選択される;
(32)LとLは、独立して、直接結合、C1−2アルキレン、−O−、−S(O)N(R)−、及び−N(R)S(O)−より選択される;
(33)Lは、独立して、直接結合、C1−2アルキレン、−O−、−S(O)N(R)−、及び−N(R)S(O)−より選択されて、Lは直接結合である;
(34)Lは、直接結合、C1−4アルキレン、−C(O)−、−C(O)O−、−C(O)N(R)−、−S(O)−、及び−S(O)N(R)−より選択される;
(35)Lは、直接結合、−O−、−C(O)O−、−N(R)−、−N(R)C(O)−、−C(O)N(R)−、−N(R)C(O)O−、−S−、−S(O)−、−OS(O)−、−(R)S(O)−より選択される;
(36)Lは、直接結合である;
(37)Jは、直接結合、アリール、及びヘテロアリール環より選択され、ここでJは、Rより選択される5つまでの基によって置換されていてもよい;
(38)Jは、直接結合、フェニル、イミダゾリル、及びピリジルより選択される;
(39)Jは、直接結合である;
(40)Kは、アリール及びヘテロアリール環より選択され、ここでKは、Rより選択される5つまでの基によって置換されていてもよい;
(41)Kは、C1−6アルキル、C2−6エテニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリジニル、ピロリル、モルホリニル、ピペラジニル、チエニル、チアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、ピペリジニル、ピリジル、2,3−ジヒドロピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、キノリニル、キノキサリニル、ベンゾチオフェニル、1−ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾオキサジニル、1,3−ベンゾオキサゾリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、1,3−ベンゾチアゾリル、及びベンゾイミダゾリルより選択される;
(42)Kは、メチル、エチル、プロピル、ブチル、エテニル、プロプ−2−エニル、シクロヘキシル、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリジニル、ピロリル、モルホリニル、ピペラジニル、チエニル、チアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、ピペリジニル、ピリジル、2,3−ジヒドロピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、キノリニル、キノキサリニル、ベンゾチオフェニル、1−ベンゾフラニル、2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾオキサジニル、1,3−ベンゾオキサゾリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、1,3−ベンゾチアゾリル、及びベンゾイミダゾリルより選択される;
(43)Kは、フェニル、ナフチル、フラニル、ピロリル、チエニル、チアゾリル、チアジアゾリル、ピラゾリル、ピペリジニル、ピリジル、ピラジニル、ピリミジニル、キノリニル、キノキサリニル、ベンゾチオフェニル、1−ベンゾフラニル、1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル、1,4−ジヒドロ−2H−3,1−ベンゾオキサジニル、1,3−ベンゾオキサゾリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、1,3−ベンゾジオキソリル、2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシニル、1,3−ベンゾチアゾリル、及びベンゾイミダゾリルより選択される;
(44)Rは、水素及びC1−4アルキルより選択される;
(45)Rは、水素、メチルより選択される;
(46)Rは、C1−4アルキル、ヒドロキシC1−4アルキル、及びフェニルより選択される;
(47)Rは、フェニルより選択される;
(48)Rは、オキソ、シアノ、ハロ、C1−6アルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C1−6アルキル−S(O)−(ここでnは、0〜2の整数である)、C1−6アルキルスルホニルオキシ、カルバモイル、アミノスルホニル、N−C1−4アルキルアミノスルホニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノスルホニル、N−C1−4アルキルアミノカルボニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノカルボニル、アリール、カルボシクリル、ヘテロシクリル、及びヘテロアリールより選択され、ここでR中のアルキル鎖又は環は、ハロ、カルボキシ、C1−4アルコキシ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、カルバモイル、N−C1−4アルキルアミノカルボニル、N,N−ジC1−4アルキルアミノカルボニル、及びオキソより選択される5つまでの基によって置換されていてもよく、R内のN,N−ジC1−4アルキルアミノ基は、環化して環を形成してもよい;
(49)Rは、C1−6アルキル、C1−6アルケニル、C1−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、ハロ、ニトロ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、及びオキソより選択され、ここでR中のアルキル鎖は、5つまでのハロ基によって置換されていてもよい;
(50)Rは、C1−6アルキル、C1−6アルケニル、C1−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C1−6アルコキシカルボニル、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、ハロ、ニトロ、アミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、及びオキソより選択され、ここでR中のアルキル鎖は、5つまでのハロ基によって置換されていてもよい;
(51)Rは、メチル、プロピル、イソプロピル、2−メチルプロピル、t−ブチル、エチニル、トリフルオロメチル、メトキシ、エトキシ、ブトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、エトキシカルボニル、ヒドロキシ、カルバモイル、シアノ、クロロ、ブロモ、フルオロ、アミノ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、及びオキソより選択される;
(52)mは、0〜3の整数である;
(53)mは、1である;
(54)mは、2である;
(55)mは、3である;
(56)mは、4である;
本発明の特に新規の化合物には、以下:
6−[4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(3−ブロモフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(ナフタレン−1−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(3−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−(4−フェネチルピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1−ベンゾチオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
6−[4−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]ベンゾニトリル;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
6−[4−(チオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(3−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(2−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−インドール−6−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(2−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
5−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]イソキノリン;
6−[4−[(4−ニトロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
3−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]ベンゾニトリル;
6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(3−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(2−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−インドール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(4−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(4−メチルスルファニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(4,5−ジメチルフラン−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン; 6−[4−[フェニル−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(2−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
6−[4−[(4−メトキシフェニル)−フェニルメチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチルスルファニル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−[4,4−ビス(4−フルオロフェニル)ブチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[2−[(3−クロロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのいずれか1つ又はその医薬的に許容される塩が含まれる。
本発明の第四の側面により、式(Ic):
Figure 2011507824
[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を医薬品としての使用に提供する。
本発明の第五の側面により、式(Ic):
Figure 2011507824
[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含んでなる単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含んでなる二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を前立腺癌の治療における使用に提供する。
本発明の第六の側面により、式(Ic):
Figure 2011507824
[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、又はチアジアゾリル;又は
1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;
rは、Jがアリールを表すとき、1、2又は3を表し;
rは、Jが完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環を表すとき、0を表し;そして
rは、Jがフラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、チアジアゾリル、又は、1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を提供する[但し、式(Ic)の化合物は:
4−{4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェノール;
6−[4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3,4−ジメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2−メチルベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;又は
6−{4−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン以外である]。
本発明の第六の側面の1つの態様により、式(Ic):
Figure 2011507824
[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、又はクロロ(ジフルオロ)メチルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
nとpは、独立して、1又は2を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、又は−N(R11)−(CH−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、0、1、2又は3を表し;
tは、1又は2を表し;
vは、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル;又は
1又は2の窒素原子又は単一のイオウ原子を含んでなる二環系の9員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−、−O−(CH−C(O)NR11−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;
rは、Jがアリールを表すとき、1、2又は3を表し;
rは、Jが完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環を表すとき、0を表し;そして
rは、Jがイミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、又は、1又は2の窒素原子又は単一のイオウ原子を含んでなる二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を提供する[但し、式(Ic)の化合物は:
4−{4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェノール;
6−[4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3,4−ジメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2−メチルベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;又は
6−[4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン以外である]。
本発明の第六の側面のさらなる態様により、式(If):
Figure 2011507824
[式中:
Yは、CH、COH、又はNを表し;
kは、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、又はチアジアゾリル;又は
1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)NR11−(CH−S(O)−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;
rは、Jがアリールを表すとき、1、2又は3を表し;
rは、Jが完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環を表すとき、0を表し;そして
rは、Jがフラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、チアジアゾリル、又は、1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を提供する[但し、式(If)の化合物は:
4−{4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェノール;
6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;又は
6−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン以外である]。
本発明の第七の側面により、式(Id):
Figure 2011507824
[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を提供する。
本発明の第八の側面により、上記に定義されるような式(Id)の化合物又はその医薬的に許容される塩を医薬品としての使用に提供する。
本発明の第九の側面により、上記に定義されるような式(Id)の化合物又はその医薬的に許容される塩を前立腺癌の治療における使用に提供する。
本発明の第十の側面により、式(Ie):
Figure 2011507824
[式中:
は、CH又はNを表し;
は、ハロC1−4アルキルを表し;
Yは、CH、COH、又はNを表し;
wとzは、独立して、0又は1を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
tは、1、2又は3を表し;
vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
Jは:
アリール;
完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
11は、水素又はメチルを表し;
12は:
ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩を提供する。
本発明の第十一の側面により、上記に定義されるような式(Ie)の化合物又はその医薬的に許容される塩を医薬品としての使用に提供する。
本発明の第十二の側面により、上記に定義されるような式(Ie)の化合物又はその医薬的に許容される塩を前立腺癌の治療における使用に提供する。
本発明の第四、第五、第六、第七、第八、第九、第十、第十一、及び第十二の側面のさらなる態様では、以下のパラグラフ(1)〜(61)におけるJ、L、L、n、p、r、w、z、R、R、R10、R11、R12、R13、R14、X、及びYの以下の定義のそれぞれを個別に使用しても、式(Ic)、(Id)、(Ie)又は(If)の最も広い定義を限定する以下の他の定義の1以上と組み合わせて使用してもよい。
(1)Xは、Nを表す;
(2)Xは、CHを表す;
(3)Rは、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロ(ジフルオロ)メチル、ジフルオロエチル、又はジフルオロプロピルを表す;
(4)Rは、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、又はクロロ(ジフルオロ)メチルを表す;
(5)Rは、ジフルオロメチルを表す;
(6)Rは、トリフルオロメチルを表す;
(7)Rは、クロロ(ジフルオロ)メチルを表す;
(8)R14は、水素を表す;
(9)nとpは、ともに2を表す;
(10)nとpは、ともに1を表す;
(11)Yは、CH又はCOHを表す;
(12)Yは、CHを表す;
(13)Yは、COHを表す;
(14)Yは、Nを表す;
(15)Lは、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、又は−N(R11)−(CH−を表す;
(16)Lは、直接結合、−CH−、−CH(CH)−、又は−O−を表す;
(17)Lは、直接結合を表す;
(18)Lは、−CH−を表す;
(19)Jは、フェニル、ピリジニル、インドリル、インダゾリル、又はピロロピリジニルを表す;
(20)Jは、フェニルを表す;
(21)Jは、ピリジニルを表す;
(22)Jは、ピリジン−3−イルを表す;
(23)Lは、直接結合を表す;
(24)Lは、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、又は−O−(CH−C(O)NR11−(CH−を表す;
(25)Lは、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、又は−O−(CH−C(O)NR11−(CH−を表す;
(26)Lは、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、又は−O−(CH−C(O)NR11−(CH−を表す;
(27)Lは、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、又は−O−(CH−を表す;
(28)Lは、直接結合、−C(O)N(R11)−(CH−、又は−O−(CH−を表す;
(29)Lは、−C(O)N(R11)−(CH−、又は−O−(CH−を表す;
(30)Lは、−O−(CH−を表す;
(31)Lは、−O−CH−CH−を表す;
(32)RとR10は、ともに水素を表す;
(33)R11は、水素を表す;
(34)R11は、メチルを表す;
(35)qは、0、1又は2を表す;
(36)R12は、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、イミダゾリル、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルスルホニル、モルホリニル、ピラゾリル、又はフェニルを表す;
(37)R12は、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、イミダゾリル、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルスルホニル、モルホリニル、ピラゾリル、又はフェニルを表す;
(38)R12は、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、メチルスルホニル、ジメチルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、又はピラゾリルを表す;
(39)R12は、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ヒドロキシ、メチルスルホニル、ジメチルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、又はピラゾリルを表す;
(40)R12は、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、又はヒドロキシを表す;
(41)R12は、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、又はヒドロキシを表す;
(42)R12は、ピロリジニル、ピペリジニル、メチルスルホニル、モルホリニル、又はピラゾリルを表す;
(43)R12は、ピラゾリルを表す;
(44)R12は、ピラゾール−5−イルを表す;
(45)R12は、1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルを表す;
(46)rは、Jがアリールを表すとき、1又は2を表す;
(47)rは、Jがアリールを表すとき、1を表す;
(48)rは、Jが、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、又は1又は2の窒素原子又は単一のイオウ原子を含んでなる二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0又は1を表す;
(49)rは、Jが、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、又は1又は2の窒素原子又は単一のイオウ原子を含んでなる二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、1を表す;
(50)rは、Jが、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、又は1又は2の窒素原子又は単一のイオウ原子を含んでなる二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0を表す;
(51)rは、Jがピラゾリルを表すとき、1を表す;
(52)Lは−O−CH−CH−を表し、R12は1−メチル−1H−ピラゾール−5−イルを表し、そしてrは、1を表す;
(53)R13は、メチル、メトキシ、オキソ、ヒドロキシ、シアノ、アセチル、又はメチルスルホニルを表す;
(54)R13は、メチル、メトキシ、オキソ、ヒドロキシ、アセチル、又はメチルスルホニルを表す;
(55)R13は、メチル、オキソ、又はヒドロキシを表す;
(56)R13は、メチルを表す;
(57)kは、0を表す;
(58)kは、1を表す;
(59)kは、2を表す;
(60)wとzは、ともに1を表す;
(61)wとzは、ともに0を表す。
式(Ic)の特別な新規化合物には、限定されないが、以下の化合物:
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール;
3−(ジフルオロメチル)−6−{4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
4−(4−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール;
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
6−(4−{4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
N−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−3−({1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}オキシ)ベンズアミド;
2−モルホリン−4−イル−N−(4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}フェニル)アセトアミド;
6−(4−{4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル}ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−{4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−[4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
1−[(4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}フェニル)カルボニル]ピペリジン−4−オール;
N−メチル−N−[2−(メチルスルホニル)エチル]−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
6−[3−(4−メトキシフェノキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
6−(4−{4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;及び
4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール、及びその医薬的に許容される塩が含まれる。
式(Ic)の特別な新規化合物とその特別な塩の結晶形も同定した。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに約9.18°、15.51°、16.01°、18.94°又は24.59°の2θ値に少なくとも1つの特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに約9.18°、15.51°、16.01°、18.94°及び24.59°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに8.30、9.18、9.96、10.41、14.35、15.02、15.51、16.01、17.03、18.46、18.94、19.18、19.82、20.35、20.61、21.80、22.65、23.38、24.15、24.59、25.43、26.12、26.35、26.59、27.43、29.38、31.83及び37.33°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、図1に示すX線粉末回折パターンと実質的に同じX線粉末回折パターンを有する、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの結晶形、無水形Aを提供する。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約12.34°、15.78°、20.42°、23.75°又は24.73°の2θ値に少なくとも1つの特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約12.34°、15.78°、20.42°、23.75°及び24.73°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、6.28、7.92、9.65、12.34、12.69、14.92、15.78、16.89、18.78、19.28、20.42、20.99、21.57、22.49、23.31、23.75、24.34、24.73、25.38、26.93、28.14、29.08、31.16、31.86、32.50、33.14、34.79、36.34、36.78、38.01、及び38.64°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、図2に示すX線粉末回折パターンと実質的に同じX線粉末回折パターンを有する、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの結晶形、無水形Aを提供する。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約4.90°、13.47°、15.93°、16.64°、又は22.83°の2θ値に少なくとも1つの特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約4.90°、13.47°、15.93°、16.64°、及び22.83°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、4.90、9.784、11.50、11.94、12.97、13.47、14.72、15.93、16.64、17.36、18.32、18.67、19.195、19.67、20.26、20.58、20.87、21.33、21.64、22.83、23.7、24、24.40、25.99、26.75、27.15、28.10、28.55、29.02、29.46、29.74、30.12、30.65、31.37、31.85、33.66、34.28、35.85、36.42、37.62、及び38.53°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、図3に示すX線粉末回折パターンと実質的に同じX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供する。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約6.90°、15.38°、21.55°、24.48°、又は27.56°の2θ値に少なくとも1つの特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約6.90°、15.38°、21.55°、24.48°、及び27.56°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、6.90、9.6、10.78、12.82、13.16、13.85、14.44、15.38、16.44、17.46、18.25、18.92、19.27、20.18、21.03、21.55、22.36、22.63、23.55、23.76、24.48、25.2、25.76、26.47、27.56、27.83、28.21、29.10、29.93、30.59、31.20、32.49、33.33、34.04、34.62、36.18、36.54、37.45、38.17、及び39.32°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、図4に示すX線粉末回折パターンと実質的に同じX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの結晶形、無水形Aを提供する。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約11.72°、16.46°、17.58°、又は21.89°の2θ値に少なくとも1つの特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートの結晶形を提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、約11.72°、16.46°、17.58°、及び21.89°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートの結晶形を提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
故に、本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、4.51、5.90、11.72、12.22、13.23、16.46、17.58、19.74、20.26、21.18、21.89、23.86、24.17、25.83、26.75、28.78、30.54、及び31.51°の2θ値に特異ピークがあるX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートの結晶形を提供し、より特別には、ここで前記数値は、プラス又はマイナス0.5°2θであってよい。
本発明により、CuKa放射線を使用して測定するときに、図5に示すX線粉末回折パターンと実質的に同じX線粉末回折パターンを有する、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートの結晶形を提供する。
本明細書における式(I)の化合物への言及は、式(Ic)、(Id)、(Ie)及び(If)の化合物を等しく意味すると理解されたい。
式(I)の化合物の好適な医薬的に許容される塩は、例えば、式Iの化合物の酸付加塩、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、トリフルオロ酢酸、クエン酸、又はマレイン酸のような無機酸又は有機酸との酸付加塩;又は、例えば、十分に酸性である式Iの化合物の塩、例えば、カルシウム又はマグネシウム塩のようなアルカリ又はアルカリ土類金属塩、又はアンモニウム塩、又はメチルアミン、ジメチルアミン、トリメチルアミン、ピペリジン、モルホリン、又はトリス−(2−ヒドロキシエチル)アミンのような有機塩基との塩である。式Iの化合物のさらに好適な医薬的に許容される塩は、例えば、式Iの化合物の投与後にヒト又は動物の体内で生成される塩である。
式Iの化合物の好適な医薬的に許容される溶媒和物は、例えば、ヘミ水和物、一水和物、二水和物、又は三水和物のような水和物、又はこれらの代替量の水和物である。
本発明の化合物は、プロドラッグ、即ち、ヒト又は動物の身体の中で分解されて本発明の化合物を放出する化合物の形態で投与してよい。プロドラッグを使用して、本発明の化合物の物理特性及び/又は薬物動態特性を変化させることができる。プロドラッグを生成し得るのは、本発明の化合物が、特性修飾基を付け得る好適な基又は置換基を含有するときである。プロドラッグの例には、式Iの化合物中のカルボキシ基又はヒドロキシ基で生成し得る in vivo 切断可能エステル誘導体と、式Iの化合物中のカルボキシ基又はアミノ基で生成し得る in vivo 切断可能アミド誘導体が含まれる。
従って、本発明には、有機合成によって入手可能になるときと、ヒト又は動物の体内でそのプロドラッグの切断を介して入手可能になるときに上記に定義されるような式Iの化合物が含まれる。従って、本発明には、有機合成の手段によって生成される式Iの化合物と、ヒト又は動物の身体の中で前駆体化合物の代謝を介して産生されるような化合物が含まれ、即ち、式Iの化合物は、合成的に生成される化合物であっても、代謝的に産生される化合物であってもよい。
式Iの化合物の好適な医薬的に許容されるプロドラッグは、望まれない薬理活性も不当な毒性も伴わずにヒト又は動物の身体への投与に適しているという妥当な医学的判断に基づくものである、
様々な形態のプロドラッグが、例えば以下の文献に記載されている:
a)Methods in Enzymology(酵素学の方法),Vol. 42, p. 309-396, K. Widder, et al. 監修(アカデミックプレス、1985);
b)Design of Pro-drugs(プロドラッグの設計), H. Bundgaard 監修(エルセヴィエ、1985);
c)A Textbook of Drug Design and Development(医薬品設計・開発教程),Krogsgaard-Larsen and H. Bundgaard 監修、第5章、「Design and Application of Pro-drugs(プロドラッグの設計及び応用)」H. Bundgaard 著、p. 113-191 (1991);
d)H. Bundgaard, Advanced Drug Delivery Reviews, 8, 1-38 (1992);
e)H. Bundgaard, et al., Journal of Pharmaceutical Sciences, 77, 285 (1988); f)N. Kakeya, et al., Chem. Pharm. Bull., 32, 692 (1984);
g)T. Higuchi and V. Stella「Pro-Drugs as Novel Delivery Systems(新規送達系としてのプロドラッグ)」A.C.S. Symposium Series, Volume 14;及び
h)E. Roche (監修者)「Bioreversible Carriers in Drug Design(医薬設計における生可逆性の担体)」ペルガモン・プレス、1987。
カルボキシ基を保有する式(I)の化合物の好適な医薬的に許容されるプロドラッグは、例えば、その in vivo 切断可能エステルである。カルボキシ基を含有する式(I)の化合物の in vivo 切断可能エステルは、例えば、ヒト又は動物の身体中で切断されて元の酸を産生する医薬的に許容されるエステルである。カルボキシに適した医薬的に許容されるエステルには、メチル、エチル、及びtert−ブチルのようなC1−6アルキルエステル、メトキシメチルエステルのようなC1−6アルコキシメチルエステル、ピバロイルオキシメチルエステルのようなC1−6アルカノイルオキシメチルエステル、3−フタリジルエステル、シクロペンチルカルボニルオキシメチル及び1−シクロヘキシルカルボニルオキシエチルエステルのようなC3−8シクロアルキルカルボニルオキシ−C1−6アルキルエステル、5−メチル−2−オキソ−1,3−ジオキソレン−4−イルメチルエステルのような2−オキソ−1,3−ジオキソレニルメチルエステル、並びにメトキシカルボニルオキシメチル及び1−メトキシカルボニルオキシエチルエステルのようなC1−6アルコキシカルボニルオキシ−C1−6アルキルエステルが含まれる。
ヒドロキシ基を保有する式(I)の化合物の好適な医薬的に許容されるプロドラッグは、例えば、その in vivo 切断可能なエステル又はエーテルである。
ヒドロキシ基を含有する式(I)の化合物の in vivo 切断可能エステル又はエーテルは、例えば、ヒト又は動物の身体中で切断されて元のヒドロキシ化合物を産生する医薬的に許容されるエステル又はエーテルである。ヒドロキシに適した医薬的に許容されるエステル形成基には、リン酸エステル(ホスホロアミド環式エステルが含まれる)のような無機エステルが含まれる。ヒドロキシ基にさらに適した医薬的に許容されるエステル形成基には、アセチル、ベンゾイル、フェニルアセチル、並びに置換ベンゾイル及びフェニルアセチル基のようなC1−10アルカノイル基、エトキシカルボニル、N,N−[ジC1−4アルキル]カルバモイル、2−ジアルキルアミノアセチル、及び2−カルボキシアセチル基のようなC1−10アルコキシカルボニル基が含まれる。このフェニルアセチル及びベンゾイル基上の環置換基の例には、アミノメチル、N−アルキルアミノメチル、N,N−ジアルキルアミノメチル、モルホリノメチル、ピペラジン−1−イルメチル、及び4−C1−4アルキルピペラジン−1−イルメチルが含まれる。ヒドロキシ基に適した医薬的に許容されるエーテル形成基には、アセトキシメチル及びピバロイルオキシメチル基のようなα−アシルオキシアルキル基が含まれる。
カルボキシ基を保有する式(I)の化合物の好適な医薬的に許容されるプロドラッグは、例えば、その in vivo 切断可能アミド、例えば、アンモニアのようなアミン、メチルアミンのようなC1−4アルキルアミン、ジメチルアミン、N−エチル−N−メチルアミン、又はジエチルアミンのようなジC1−4アルキルアミン、2−メトキシエチルアミンのようなC1−4アルコキシ−C2−4アルキルアミン、ベンジルアミンのようなフェニル−C1−4アルキルアミン、及びグリシンのようなアミノ酸とともに生成されるアミド、又はこれらのエステルである。
アミノ基を保有する式(I)の化合物の好適な医薬的に許容されるプロドラッグは、例えば、その in vivo 切断可能アミド誘導体である。アミノ基由来の好適な医薬的に許容されるアミドには、例えば、アセチル、ベンゾイル、フェニルアセチル、並びに置換ベンゾイル及びフェニルアセチル基のようなC1−10アルカノイル基とともに生成されるアミドが含まれる。このフェニルアセチル及びベンゾイル基上の環置換基の例には、アミノメチル、N−アルキルアミノメチル、N,N−ジアルキルアミノメチル,モルホリノメチル、ピペラジン−1−イルメチル、及び4−(C1−4)アルキルピペラジン−1−イルメチルが含まれる。
式(I)の化合物の in vivo 効果は、一部は、式(I)の化合物の投与後にヒト又は動物の体内で生成される1以上の代謝産物によって発揮される場合がある。上記に述べたように、式(I)の化合物の in vivo 効果は、前駆体化合物(プロドラッグ)の代謝を介して発揮されてもよい。
式(I)の化合物の代謝産物の例は、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの代謝産物である、3−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ピリジン1−オキシドである。
式(I)の化合物は、以下のような(1)〜(10)より選択される工程を含んでなる方法によって製造することができて、これらの方法は、本発明のさらなる特徴として提供される:
式(I)の化合物の製造
1.式(I)の化合物の製造の方法は、式(II)[式中、Gは、ハロゲン、アルカンスルホニルオキシ、又はアリールスルホニルオキシのような脱離基であり、R、X、X、及びXは、上記に定義される通りである]の化合物を式(III)[式中、Rとmは、上記に定義される通りである]の単環系又は二環系のアミンと反応させる工程を含む。
Figure 2011507824
この反応は、エタノール、キシレン、又はN−メチルピロリドンのような不活性溶媒において、25℃と250℃の間、好ましくは50℃と150℃の間の温度で諸成分を組み合わせることによって行ってよい。この反応は、有利には、有機塩基、例えば、ジイソプロピルエチルアミンのような塩基によって、又はPd(0)、例えば、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0)のような低原子価の遷移金属触媒によって触媒されてよい。この反応物は、油浴又は加熱ブロックのような慣用の熱源によるか又はマイクロ波加熱によって加熱してよい。
本発明の1つの態様において、式(Ic)の化合物の製造の方法を提供し、該方法は、式(IIa)[式中、Gは、ハロゲン、例えばクロロのような好適な脱離基であり、RとXは、式(Ic)に関連して上記に定義される通りである]の化合物を式(IIIa)[式中、J、Y、L、L、R12、R14、n、p、及びrは、式(Ic)に関連して上記に定義される通りである]のアミンと反応させる工程:
Figure 2011507824
そしてその後、必要ならば:
(i)本発明の1つの化合物のある官能基を別の官能基へ変換する工程;
(ii)本発明の1つの化合物へ新たな官能基を導入する工程;
(iii)あらゆる保護基を外す工程;
(iv)単一のエナンチオマーの形態である本発明の化合物では、本発明のラセミ化合物を別々のエナンチオマーへ分離する工程;
(v)その医薬的に許容される塩を製造する工程;及び/又は
(vi)その結晶形を製造する工程を含む。
本発明のさらなる態様において、式(If)の化合物の製造の方法を提供し、該方法は、式(IIb)[式中、Gは、ハロゲンを表す]の化合物を式(IIIb)[式中、Y、J、L、R12、k、及びrは、式(If)に関連して上記に定義される通りである]のアミンと反応させる工程:
Figure 2011507824
そしてその後、必要ならば:
(i)本発明の1つの化合物のある官能基を別の官能基へ変換する工程;
(ii)本発明の1つの化合物へ新たな官能基を導入する工程;
(iii)あらゆる保護基を外す工程;
(iv)単一のエナンチオマーの形態である本発明の化合物では、本発明のラセミ化合物を別々のエナンチオマーへ分離する工程;
(v)その医薬的に許容される塩を製造する工程;及び/又は
(vi)その結晶形を製造する工程を含む。
上記の反応は、式(IIa)及び(IIIa)又は(IIb)及び(IIIb)の諸成分を、好適な塩基、例えばジイソプロピルエチルアミンの存在下に、好適な溶媒、例えばジメチルホルムアミド又はジメチルアセトアミドにおいて、好適な温度、例えば25℃と250℃の間、より特別には50℃と150℃の間で組み合わせることによって行ってよい。この反応物は、油浴又は加熱ブロックのような慣用の熱源によるか又はマイクロ波加熱によって加熱してよい。
式(II)、(IIa)又は(IIb)の化合物は、化学文献に記載される、例えば、W. L. Mosby「Heterocyclic Compounds(複素環式化合物)」第15巻、1部及び2部、「Systems with Bridgehead Nitrogen(橋頭窒素のある系)」、インターサイエンス、1961;R. N. Castle「Heterocyclic Compounds(複素環式化合物)」第27巻、「Condensed Pyridazines(縮合ピリダジン)」、ウィリー、1973;及び「Heterocyclic Chemistry(複素環の化学)」第35巻、「Condensed Pyrazines(縮合ピラジン)」、G. W. H. Cheeseman and R. F. Cookson,ウィリー、1979、並びにその中の参考文献に記載される方法に従うか又はそれに類似した方法が含まれる、当業者によく知られた方法によって作製してよい。
式(III)、(IIIa)、又は(IIIb)のアミンは、化学文献、例えば、J. R. Malpass,「Aliphatic and Cyclic Amines in Comprehensive Organic Chemistry(総合有機化学における脂溶性及び環式アミン)」第2巻、3頁、D. Barton and D. Ollis 監修、ペルガモン、1979;J. M. J. Gladych and D. Hartley「Polyfunctional Amines in Comprehensive Organic Chemistry(総合有機化学における多機能アミン)」第2巻、61頁、D. Barton and D. Ollis 監修、ペルガモン、1979;Houben-Weyl,「Methods of Organic Chemistry(有機化学の方法)」E23e巻「Cyclic Compounds I(環式化合物I)」(1999)〜E23j巻「Cyclic Compounds VI(環式化合物VI)」(2000) とその中の参考文献に記載される方法に従うか又はそれに類似した方法が含まれる、当業者によく知られた方法によって作製してよく、そして必要に応じて、化学文献、例えば、「Comprehensive Functional Group Transformations(官能基変換総説)」A. R. Katritzky, O. Meth-Cohn, and C. W. Rees (監修)、ペルガモン(1995)とその中の参考文献に記載される方法に従うか又はそれに類似した方法が含まれる、当業者によく知られた官能基変換によって修飾してよい。
2.式(I)の化合物の製造の方法は、式(II)[式中、Gは、ヨウ化物、臭化物、塩化物、アルカンスルホニルオキシ、又はアリールスルホニルオキシのような脱離基であり、R、X、X、及びXは、上記に定義される通りである]の化合物を式(IV)[式中、Rとmは、上記に定義される通りであり、Mは、Zn−Wのような好適な金属であって、ここでWは、臭化物又はヨウ化物のような1以上の不活性リガンド又はリガンド(複数)である]の有機亜鉛化合物のような単環系又は二環系の有機金属化合物と反応させる工程を含む。
Figure 2011507824
この反応は、有利には、Pd(0)、例えば、二塩化ビスジフェニルホスフィノフェロセン)パラジウム(II)(dppf)のような低原子価の遷移金属触媒によって触媒されてよい。この反応は、キシレン又はテトラヒドロフランのような不活性溶媒において、0℃と150℃の間、好ましくは25℃と100℃の間の温度で諸成分を組み合わせることによって行ってよい。この反応物は、油浴又は加熱ブロックのような慣用の熱源によるか又はマイクロ波加熱によって加熱してよい。
式(IV)の有機金属試薬は、化学文献、例えば、「Organometallics in Synthesis(合成における有機金属)」M. Schlosser(監修)、ウィリー(2002)中 E. Nakamura「Organozinc Chemistry(有機亜鉛化学)」590頁とその中の参考文献に記載される方法に従うか又はそれに類似した方法が含まれる、当業者によく知られた方法によって作製してよい。
3.式(I)の化合物の製造の方法は、式(II)[式中、Gは、ヨウ化物、臭化物、塩化物、アルカンスルホニルオキシ、又はアリールスルホニルオキシのような脱離基であり、R、X、X、及びXは、上記に定義される通りである]の化合物を式(V)[式中、Mは、B(OH)のような有機金属残基であり、そして式中、Rとmは、上記に定義される通りである]の有機ボラン化合物のような単環系又は二環系の有機金属化合物と反応させる工程を含む。
Figure 2011507824
あるいは、Mは、ヨウ化物、臭化物、塩化物、アルカンスルホニルオキシ、又はアリールスルホニルオキシのような脱離基であり、R、X、X、及びXは、上記に定義される通りであり、Gは、有機スズのような有機金属化合物であり、そしてここでRとmは、上記に定義される通りである。
この反応は、有利には、Pd(0)、例えば、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム/トリフェニル砒素のような低原子価の遷移金属触媒によって触媒されてよい。この反応は、キシレン又はテトラヒドロフラン又はN−メチルピロリドンのような不活性溶媒において、0℃と150℃の間、好ましくは25℃と100℃の間の温度で諸成分を組み合わせることによって行ってよい。この反応物は、油浴又は加熱ブロックのような慣用の熱源によるか又はマイクロ波加熱によって加熱してよい。
このようなカップリング反応のさらなる詳細については、例えば、「Organometallics in Synthesis(合成における有機金属)」M. Schlosser(監修)、ウィリー(2002)とその中の参考文献を参照のこと。
式(V)の有機金属試薬は、化学文献、例えば、「Comprehensive Organometallic Chemistry(総合有機金属化学)」G. Wilkinson and F. G. A. Stone(監修)ペルガモン(1982)及び「Organometallics in Synthesis(合成における有機金属)」M. Schlosser(監修)、ウィリー(2002)とその中の参考文献に記載される方法に従うか又はそれに類似した方法が含まれる、当業者によく知られた方法によって作製してよい。
4.式(I)の化合物の製造の方法は、式VI[式中、R、X、X、X、R、及びmは、上記に定義される通りである]の化合物をカルボン酸又はその反応性誘導体のようなアシル化剤と反応させる工程を含む。好適なアシル化剤:RC(Z)G(ここで、Gは、Cl、O−C(=O)R、O−アルキル、S−アルキルより選択されて、Zは、O、S、N−アルキル、又はN−アリールより選択されるか、又はここでZとGは、それらが付く炭素原子と一緒にニトリル又はオルトエステル又はオルトアミドを形成する)は、例えば、カルボン酸誘導体である。
Figure 2011507824
この反応は、溶媒の非存在下に、又はオルト−ジクロロベンゼンのような不活性溶媒において、25℃と250℃の間、好ましくは50℃と150℃の間の温度で諸成分を組み合わせることによって行ってよい。この反応物は、油浴又は加熱ブロックのような慣用の熱源によるか又はマイクロ波加熱によって加熱してよい。
式(VI)の化合物は、化学文献に記載される、例えば、W. L. Mosby「Heterocyclic Compounds(複素環式化合物)」第15巻、1部及び2部、「Systems with Bridgehead Nitrogen(橋頭窒素のある系)」、インターサイエンス、1961;R. N. Castle「Heterocyclic Compounds(複素環式化合物)」第27巻、「Condensed Pyridazines(縮合ピリダジン)」、ウィリー、1973;及び「Heterocyclic Chemistry(複素環の化学)」第35巻、「Condensed Pyrazines(縮合ピラジン)」、G. W. H. Cheeseman and R. F. Cookson,ウィリー、1979、並びにその中の参考文献に記載される方法に従うか又はそれに類似した方法が含まれる、当業者によく知られた方法によって作製してよい。
5.XとXがそれぞれC(R)とC(R)であり、Xが窒素である式(I)の化合物の製造の方法は、N−アミノ−1,2,4−トリアゾール(VIII)(ここでRは、上記に定義される通りである)を不飽和ケトン又は不飽和エステル(IX)(ここでGは、アルコキシ又はジアルキルアミノのような脱離基であり、R、R、R、及びmは、上記に定義される通りである)と反応させる工程を含む。
Figure 2011507824
この反応は、示すように1又は2の工程で行ってよく、最終工程は、例えば、D. F. Lieberman and J. D. Albright, J. Het. Chem., 1988, 827 の手順に従って、酢酸のような溶媒において、25℃と250℃の間、好ましくは50℃と150℃の間の温度で起こる。
式(I)の化合物の製造又は式(I)の化合物の製造用の出発材料の製造に有用な他の関連した方法は、文献に、例えば、W. L. Mosby「Heterocyclic Compounds(複素環式化合物)」第15巻、1部及び2部、「Systems with Bridgehead Nitrogen(橋頭窒素のある系)」、インターサイエンス、1961;R. N. Castle「Heterocyclic Compounds(複素環式化合物)」第27巻、「Condensed Pyridazines(縮合ピリダジン)」、ウィリー、1973;及び「Heterocyclic Chemistry(複素環の化学)」第35巻、「Condensed Pyrazines(縮合ピラジン)」、G. W. H. Cheeseman and R. F. Cookson,ウィリー、1979、並びにその中の参考文献に開示されている。
6.式(I)の化合物の製造の方法は、式(X)(ここでZは、一級又は二級アミンの水素のような置換可能基基であるか、又はZは、ハロゲン又はアルキル若しくはアリールスルホニルオキシのような脱離基であるか、又はZは、ナトリウム(I)又はマグネシウム(II)のような対イオンである)の化合物を式(XI)(ここでRは、上記に定義される通りであり、Qは、一級又は二級アミンの水素のような置換可能基基であるか、又はQは、ハロゲン又はアルキル若しくはアリールスルホニルオキシのような脱離基であるか、又はQは、ナトリウム(I)又はマグネシウム(II)のような対イオンである)の化合物と反応させることによって基:Rを導入する工程を含む。
Figure 2011507824
この種の反応の例には、アルキル化、アシル化、及びスルホニル化が含まれる。あるいは、Zが二級アミン、好ましくは環式二級アミンの水素であり、そしてR−Qがアルデヒドであるならば、m番目の基:Rは、還元アミノ化によって、例えば、アルデヒド及び二級アミンの混合物をシアノホウ水素化ナトリウムで還元することによって導入してよい。
7.式(I)の化合物の製造の方法は、本発明の別の化合物を生成するための当業者によく知られた標準化学反応を使用して、本発明のある化合物の官能基を別の官能基へ変換する工程を含む。そのような方法は、例えば、「Comprehensive Organic Chemistry(総合有機化学)」第2巻、3頁、D. Barton and D. Ollis 監修、ペルガモン、1979;「Comprehensive Functional Group Transformations(官能基変換総説)」A. R. Katritzky, O. Meth-Cohn, and C. W. Rees (監修)、ペルガモン(1995)において、並びに Houben-Weyl,「Methods of Organic Chemistry(有機化学の方法)」Verlag Chemie(様々な年度)とその中の参考文献において様々な著者により記載されている。
8.式(I)の化合物の製造の方法は、本発明の別の化合物を生成するための当業者によく知られた標準化学反応を使用して、本発明のある化合物へ新たな官能基を導入する工程を含む。そのような方法は、例えば、「Comprehensive Organic Chemistry(総合有機化学)」第2巻、3頁、D. Barton and D. Ollis 監修、ペルガモン、1979;「Comprehensive Functional Group Transformations(官能基変換総説)」A. R. Katritzky, O. Meth-Cohn, and C. W. Rees (監修)、ペルガモン(1995)において、並びに Houben-Weyl,「Methods of Organic Chemistry(有機化学の方法)」Verlag Chemie(様々な年度)とその中の参考文献において様々な著者により記載されている。
9.単一のエナンチオマーの形態である本発明の化合物の製造の方法は、本発明のラセミ化合物を別々のエナンチオマーへ分離する工程を含む。
ラセミ化合物のエナンチオマーを分離するのに適した方法の例には、好適なキラル定常相を使用するクロマトグラフィー;又はラセミ混合物のジアステレオマー誘導体への変換、ジアステレオマー誘導体の混合物の2つの単一ジアステレオマーへの分離、及びそれぞれ別々の単一ジアステレオマーからの別々の単一エナンチオマーの再生;又は、微生物学的作用体又は酵素によって触媒されるジアステレオ選択的反応を使用するラセミ化合物のエナンチオマーの1つの選択的化学反応(速度論的分割)が含まれる。
ジアステレオマーの混合物を分離するのに適した方法の例には、分別結晶化、順相クロマトグラフィー、又は逆相クロマトグラフィーが含まれる。
がヒドロキシ又はアミノ基を含有する好適なジアステレオマー誘導体の例には、カルボン酸の単一エナンチオマーの活性化誘導体を使用するRのアシル化によって生成されるエステルが含まれる。好適なカルボン酸の例は、カンファン酸である。
がカルボン酸を含有する好適なジアステレオマー誘導体の例には、Rの少なくとも1つがカルボン酸を含有する式(I)の化合物の活性化誘導体を使用する、アルコール又はアミンの単一エナンチオマーのアシル化によって生成されるエステル又はアミドが含まれる。好適なアミンの例は、1−フェニルエチルアミンであり、好適なアルコールの例は、メントールである。
本発明の化合物のラセミ混合物の速度論的分割を行うのに適した作用剤の例には、ブタ肝臓エステラーゼとパン酵母が含まれる。
10.単一のエナンチオマーの形態である本発明の化合物の製造の方法は、分割形態のキラル中間体を使用して、先のセクションにおいて記載した方法の1つを行う工程を含む。
当業者には、本明細書に言及する方法/反応の中には、化合物中の鋭敏な基を保護することが必要である/望ましい場合があることが理解されよう。保護化が必要であるか又は望ましい事例とそのような保護化をもたらすのに適した方法は、当業者に知られている。標準法に従って、慣用の保護基を使用してよい(例示については、P. G. M. Wuts and T. M. Green「Protective Groups in Organic Chemistry(有機合成の保護基)」、第4版、ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(2002)を参照のこと)。このように、アミノ、カルボキシ、又はヒドロキシのような基が反応体に含まれるならば、本明細書に言及する反応のいくつかでは、その基を保護することが望ましい場合がある。
一般に、本明細書に記載の方法に利用されるどの保護基も、当該基の保護に適正なものとして文献に記載されているか又は熟練化学者に知られている基のいずれからも選択してよく、慣用の方法によって導入してよい。保護基は、当該保護基の除去に適正なものとして文献に記載されているか又は熟練化学者に知られているどの簡便法によって外してもよく、そのような方法は、分子中の他所にある基をほとんど妨害せずに該保護基の除去をもたらすように選択される。
保護基の具体例を以下に便宜上示すが、ここで例えば、低級アルキルにある「低級」は、それが適用される基が好ましくは1〜4の炭素原子を有することを意味する。これらの例は、網羅的でないと理解されたい。保護基の除去の方法の具体例を以下に示す場合、これらも同様に網羅的でない。具体的には言及しない保護基と脱保護方法の使用も、当然ながら、本発明の範囲内にある。
アミノ又はアルキルアミノ基に適した保護基は、例えば、アシル基、例えばトリフルオロアセチルのようなアルカノイル基、アルコキシカルボニル基、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、又はt−ブトキシカルボニル基、アリールメトキシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル、又はアロイル又はヘテロアロイル基、例えばピコリノイルである。上記保護基の脱保護条件は、必然的に、保護基の選択に応じて変化する。従って、例えば、アルカノイル又はアルコキシカルボニル基のようなアシル基、又はアロイル基は、例えば、塩酸、硫酸、又はリン酸、又はトリフルオロ酢酸のような好適な酸、又はアルカリ金属水酸化物、例えば水酸化リチウム又はナトリウムのような好適な塩基での加水分解によって外してよい。あるいは、t−ブトキシカルボニル基のようなアシル基は、例えば、塩酸、硫酸、又はリン酸、又はトリフルオロ酢酸のような好適な酸での処理により外してよく、ベンジルオキシカルボニル基のようなアリールメトキシカルボニル基は、例えば、パラジウム担持カーボンのような触媒上での水素化により、又はルイス酸、例えばtris(トリフルオロ酢酸)ホウ素での処理により外してよい。一級アミノ基に適した代替の保護基は、例えばフタロイル基であり、これは、アルキルアミン、例えばジメチルアミノプロピルアミンでの、又はヒドラジンでの処理により外してよい。
ヒドロキシ基に適した保護基は、例えば、アシル基、例えばアセチルのようなアルカノイル基、アロイル基、例えばベンゾイル、又はアリールメチル基、例えばベンジルである。上記保護基の脱保護条件は、必然的に、保護基の選択に応じて変化する。従って、例えば、アルカノイルのようなアシル基、又はアロイル基は、例えば、アルカリ金属水酸化物、例えば水酸化リチウム又はナトリウムのような好適な塩基での加水分解によって外してよい。あるいは、ベンジル基のようなアリールメチル基は、例えば、パラジウム担持カーボンのような触媒上での水素化により外してよい。
カルボキシ基に適した保護基は、例えば、エステル化基(例えばメチル又はエチル基であり、これは、例えば、水酸化ナトリウムのような塩基での加水分解によって外してよい)、又は例えばt−ブチル基(例えば、酸、例えばトリフルオロ酢酸のような有機酸での処理により外してよい)、又は、例えばベンジル基(例えば、パラジウム担持カーボンのような触媒上での水素化により外してよい)である。
保護基は、化学の技術分野でよく知られた慣用の技術を使用して、合成中のどの簡便な段階でも外してよい。
生物学的アッセイ
LNCaP前立腺上皮細胞系を使用する細胞ベースの免疫蛍光アッセイにおいて、アンドロゲン受容体(AR)数を低下させる化合物の能力を評価した。
a)LNCaPアンドロゲン受容体ダウンレギュレーション細胞アッセイ
この免疫蛍光エンドポイントアッセイは、LNCaP前立腺癌細胞系(アメリカン・タイプ・カルチャー・コレクション(ATCC)より入手したLNCaPクローンFGC(CRL−1740))において、ARをダウンレギュレートしてその測定レベルを低下させる試験化合物の能力を測定する。
LNCaP細胞を、5% CO空気インキュベーターにおいて、増殖培地(2mM L−グルタミン(Invitrogen コード番号25030−024)及び1%(v/v)ペニシリン/ストレプトマイシン(10000ユニット/mlのペニシリンと10000μg/mlのストレプトマイシン、ペニシリンG(ナトリウム塩)と硫酸ストレプトマイシンを利用する:通常の生理食塩水で調製、Invitrogen コード番号15140122)及び10%(v/v)胎仔ウシ血清(FBS)を含有する、フェノールレッドフリーの Roswell Park Memorial Institute(RPMI)1640(Invitrogen コード番号11835−063))において37℃で培養した。アッセイ用の細胞は、PBS(リン酸緩衝化生理食塩水、pH7.4)(Invitrogen コード番号14190−094)において1回洗浄することによってT175ストックフラスコより採取して、PBS溶液に希釈した5mlの1xトリプシン/エチルアミンジアミン四酢酸(EDTA)(10xトリプシン−EDTA,5.0g/L トリプシン,2.0g/LのEDTA・4Na及び8.5g/LのNaCl,フェノールレッドを含まない、Invitrogen コード番号15400−054)を使用して採取した。各フラスコへ5ml容量の増殖培地を加えた(10%(v/v)FBSの代わりに5%(v/v)活性炭処理済FBS(HyClone コード番号SH30068.03)を含めること以外は上記と同じ)。無菌の18Gx1.5”(1.2x40mm)広径ゲージ針を使用して細胞を少なくとも2回シリンジ処理して、血球計算器を使用して細胞密度を測定した。細胞を増殖培地+5%(v/v)活性炭処理済FBSにおいてさらに希釈して、6.5x10細胞/ウェル(90μl中)の密度で、透明ブラックの組織培養液処理済96ウェルプレート(Packard,番号6005182)へ播いた。
本明細書で報告する試験データは、2つの異なる化合物調製法及び投薬法を使用して作成した。方法(1)では、Thermo Scientific Matrix SerialMate を使用して、100%(v/v)DMSO中の10mM化合物ストック溶液を100%(v/v)DMSOにおいて4倍ステップで連続希釈した。次いで、Thermo Scientific Matrix PlateMate を使用して、希釈した化合物をアッセイ培地でさらに30倍希釈して、この希釈液の10μlアリコートを、マルチチャネルピペットを使用して、細胞へ手動で投薬した。方法(2)では、10mM化合物ストック溶液から始めて、Labcyte Echo 550 を使用して、30μlのアッセイ培地で希釈した化合物濃度応答セットを作成した。この Echo 550 は、アコースティック技術を使用してDMSO化合物溶液のマイクロプレートからマイクロプレートへの直接的な移動を実施する液体ハンドラーである。このシステムは、マイクロプレート間で2.5nLほどの少量を多数の増分で移動させて、そうする時に、化合物の連続希釈を作成する(次いで、これを再充填してDMSO濃度を希釈範囲全体で正規化する)ようにプログラムすることができる。次いで、Thermo Scientific Matrix PlateMate を使用して、10μl容量の希釈化合物を細胞へ投薬する。
プレートは、37℃、5% COで一晩インキュベートした。次いで、上記2方法の1つによって調製した化合物をウェルに投薬して、37℃、5% COで20〜22時間さらにインキュベートした。各ウェルへの20μlの10%(v/v)ホルムアルデヒド溶液(PBS中)の添加によってプレートを固定して(最終ホルムアルデヒド濃度=1.67%(v/v))、室温に10分間放置した。この固定溶液を除去して、自動プレート洗浄器を使用して、細胞を250μlのPBS/0.05%(v/v)Tween 20(PBST)で洗浄した。次いで、この方法を2回以上繰り返した。
免疫染色は、室温で実施した。0.5% Tween 20を含有する35μlのPBSの添加によって細胞を浸透化して、室温で1時間インキュベートした。浸透化溶液を除去して、自動プレート洗浄器を使用して、細胞を250μlのPBSTで洗浄した。次いで、この方法を2回以上繰り返した。各ウェルへ35μlのブロッキング溶液(3%(w/v)Marvel 乾燥スキムミルク(Nestle)を含有するPBST)を加えて、プレートを室温で少なくとも1時間インキュベートした。ブロッキング溶液をプレート洗浄器で除去した後で、ブロッキング溶液で500倍希釈した35μlのマウス抗ヒトARモノクローナル抗体(クローンAR441)(免疫原−アオガイヘモシアニンへ共役したヒトARのアミノ酸229〜315に対応する合成ペプチド、DAKO,コード番号M3562)を各ウェルへ加えて、1時間インキュベートした。次いで、この一次抗体溶液をウェルより除去し、プレート洗浄器を使用して、3x100μl PBST洗浄を続けた。次いで、ブロッキング溶液で500倍希釈した35μlの Alexa-Fluor 488 ヤギ抗マウスIgG二次抗体(Invitrogen,コード番号A−11001)を各ウェルへ加えた。以後、可能な場合は、プレートを露光から防護した。このプレートを1時間インキュベートしてから、二次抗体溶液をウェルより除去し、プレート洗浄器を使用して、3x100μl PBST洗浄を続けた。次いで、各ウェルへ50μlのPBSTを加えて、プレートを黒いプレートシールで覆って、4℃で保存した後で読み取った。免疫染色の完了の6時間以内にプレートを読み取った。
Acumen Explorer HTS Reader(TTP Labtech 社、ケンブリッジ)を使用して、各ウェル中の緑色蛍光AR関連シグナルを測定した。AR関連蛍光放出は、488nmでの励起に続いて530nmで検出することができる。この機器は、ウェルを規則的な間隔でサンプル処理し、閾値アルゴリズムを使用して、画像を作成及び分析せずに、溶液バックグラウンド以上のすべての蛍光強度を同定するレーザー走査蛍光マイクロプレートサイトメーターである。これらの蛍光体を定量して、細胞中のARレベルの測定値を提供することができる。各化合物で得られる蛍光−用量応答データを好適なソフトウェアパッケージ(Originのような)へ移して、曲線適合分析を実施した。ARレベルのダウンレギュレーションをIC50値として表した。これは、ARシグナルの50%低下を与えるのに必要とされる化合物の濃度の計算によって定量した。
以下の表は、上記のダウンレギュレーションアッセイを使用する、本発明の化合物の生物学的データを開示する。
Figure 2011507824
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b)アンドロゲン受容体−リガンド結合ドメイン競合結合アッセイ
単離したアンドロゲン受容体リガンド結合ドメイン(AR−LBD)へ結合する化合物の能力を、蛍光偏光(FP)又はLanthaScreenTM時間分解蛍光共鳴エネルギー転移(TR−FRET)検出エンドポイントのいずれかを使用する競合アッセイにおいて評価した。
FP試験では、アッセイ試験キットを Invitrogen より購入して、ヒトAR−LBDに対して100%配列同一性を共有する単離ラットAR−LBDへの化合物結合を測定するのに使用した。Invitrogen の PolarScreenTM Androgen Receptor Competitor Assay Red(製品コード番号PV4293)は、試験化合物が蛍光標識トレーサー化合物に置換し得るかを測定する蛍光偏光(FP)ベースの競合アッセイである。試験化合物がAR−LBDへ結合すれば、それは、受容体/トレーサー複合体の形成を妨げて、それは低い偏光値をもたらす。試験化合物が受容体へ結合しなければ、それはこの受容体/トレーサー複合体の形成に影響を及ぼさず、測定されるトレーサーの偏光値は高いままである。このアッセイを、最終アッセイ容量を12μlとして、それにより適正な低容量のブラック384ウェルマイクロタイタープレートが必要になること以外は、本質的に Invitrogen の方法に記載される通りに実施した。Labcyte Echo 550 を使用して、連続希釈化合物を含有する化合物供給源のマイクロプレート(10mM、0.1mM、1μM、及び10nMの最終化合物をそれぞれ含有する4つのウェル)よりアッセイマイクロプレートへ化合物を直接投薬した。この Echo 550 は、アコースティック技術を使用してDMSO化合物溶液のマイクロプレートからマイクロプレートへの直接的な移動を実施する液体ハンドラーであり、このシステムは、異なる供給源のプレートウェルより多数の少量のnL容量の化合物を移動させて、アッセイにおいて所望される化合物の連続希釈を作成する(次いで、これを再充填してDMSO濃度を希釈範囲全体で正規化する)ようにプログラムすることができる。各化合物で得られるFP用量応答データを好適なソフトウェアパッケージ(Originのような)へ移して、曲線適合分析を実施した。競合AR結合をIC50値として表した。これは、AR−LBDへのトレーサー化合物結合の50%低下を与えるのに必要とされる化合物の濃度の計算によって定量した。
以下の表は、上記のFPリガンド結合アッセイを使用する、本発明の化合物の代表的な選択物についての様々な生物学的データを開示する。
Figure 2011507824
LanthaScreenTMTR-FRET では、好適なフルオロホア(製品コード:PV4294)とラットGSTタグ付きAR−LBDを Invitrogen より購入して、化合物結合を測定するのに使用した。このアッセイ原理は、AR−LBDを蛍光リガンドへ加えて、受容体/フルオロホア複合体を形成させることである。テルビウム標識抗GST抗体を使用して、GSTタグへ結合することによって受容体を間接的に標識して、蛍光リガンドに置換してTb−抗GST抗体とトレーサーの間のTR−FRETシグナルの損失をもたらす試験化合物の能力によって競合結合を検出する。このアッセイを以下のように実施して、Thermo Scientific Matrix PlateMate を使用してすべての試薬添加を行った:
1.120nlの試験化合物をブラック低容量384ウェルアッセイプレートへアコースティック分与する。
2.6μlの2xフルオロホア試薬をアッセイプレートの各ウェルへ分与する。
3.6μlの2xAR−LBD/Tb−抗GST Abをアッセイプレートの各ウェルへ分与する。
4.試薬を光と蒸発から防ぐためにアッセイプレートにカバーをして、室温で1時間インキュベートする。
5.BMG PheraSTAR を使用して、340nMで励起して、各ウェルの蛍光放出シグナルを495nmと570nmで測定する。
Labcyte Echo 550 を使用して、連続希釈化合物を含有する化合物供給源のマイクロタイタープレート(10mM、0.1mM、1μM、及び10nMの最終化合物をそれぞれ含有する4つのウェル)よりアッセイマイクロプレートへ化合物を直接投薬した。この Echo 550 は、アコースティック技術を使用してDMSO化合物溶液のマイクロプレートからマイクロプレートへの直接的な移動を実施する液体ハンドラーであり、このシステムは、異なる供給源のプレートウェルより多数の少量のnL容量の化合物を移動させて、アッセイにおいて所望される化合物の連続希釈を得る(次いで、これを再充填してDMSO濃度を希釈範囲全体で正規化する)ようにプログラムすることができる。各ウェルへ全部で120nLの化合物+DMSOを加えて、それぞれ100、30、10、3、1、0.3、0.1、0.03、0.01、0.003、0.001、0.0001μMの最終化合物濃度範囲にわたる12点の濃度応答フォーマットにおいて化合物を試験した。各化合物で得られるTR−FRET用量応答データを好適なソフトウェアパッケージ(Originのような)へ移して、曲線適合分析を実施した。競合AR結合をIC50値として表した。これは、AR−LBDへのトレーサー化合物結合の50%低下を与えるのに必要とされる化合物の濃度の計算によって定量した。
LanthaScreenTMAR結合アッセイ結果の表
Figure 2011507824
本発明のさらなる側面により、上記に定義されるような式(I)の化合物、又はその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される希釈剤又は担体とともに含む医薬組成物を提供する。該組成物は、例えば、錠剤又はカプセル剤として経口投与に;無菌の溶液剤、懸濁液剤、又は乳剤として非経口注射(静脈内、皮下、筋肉内、血管内、又は注入)に;軟膏剤又はクリーム剤として局所投与に;又は坐剤として直腸投与に適した形態であってよい。
一般に、上記の組成物は、慣用の賦形剤を使用する慣用のやり方で調製してよい。前臨床の in vivo 適用では、単純な製剤及び懸濁液剤を使用してよい。例えば、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールは、1%(w/v)ポリソルベート80又は0.67%(w/v)PVP(ポリビニルピロリドン)/0.33%(w/v)Aerosol AOT(1,2−ビス(2−エチルヘキソキシカルボニル)エタン硫酸ナトリウム)中の単純な水性懸濁液剤として製剤化してよい。6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製剤は、低下した粒径(1マイクロメートル未満の平均粒径)の懸濁液剤として以下のように調製してよい。必要量の化合物を担体(1%(w/v)Pluronic F127 を含有する水)において渦状に撹拌、及び/又は磁気的に撹拌して大きな凝集物を壊し、該化合物を湿らせて、空気を表面から除去する。得られるスラリーを、0.6〜0.8mm径のジルコニア粉砕ビーズの約1/3を含有するジルコニア粉砕ポットへ移す。スラリーとビーズの水準がほぼ等しくなるまでこのポットへ追加のジルコニア粉砕ビーズを加えて、ポットの最上部を閉じる。次いで、このポットをテフロン(登録商標)リングとジルコニアの蓋で密封して、好適なミル、例えば、Fritsch P7 遊星型マイクロミル上に置く。ポットをミルにおいて800rpmの回転速度で4x30分サイクルの間回転させて、各サイクル間には15分の冷却時間をとる。この4サイクルの最後にポットをそのまま室温へ冷やす。好適なピペットを使用して、粉砕済みの懸濁液をポットより取り出して、好適な容器へ移す。最後に、この粉砕済みの懸濁液を担体(1%(w/v)Pluronic F127 を含有する水)で増量して、懸濁液剤を求められる濃度で調製する。
式(I)の化合物は、普通は温血動物へその動物の体表面積につき5〜5000mg/m、即ちほぼ0.1〜100mg/kgの範囲内の単位用量で投与されて、これが普通は治療有効量を提供する。錠剤又はカプセル剤のような単位剤形は、通常、例えば1〜250mgの有効成分を含有する。好ましくは、1〜50mg/kgの範囲の1日用量を利用する。しかしながら、1日用量は、治療される宿主、特別な投与経路、及び治療される病気の重症度に依存して必然的に変動する。従って、最適投与量は、特別な患者を治療している診療医によって決定されてよい。例えば、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールは、ヒト患者へ500〜1500mg BID(1日2回)、より特別には約1000mg BIDの用量で投与され得て、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、ヒト患者へ165〜660mg BID、より特別には約430mg BIDの用量で投与され得る。4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールと6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンについて予測されるヒト用量は、体重70kgの標準的なヒトに基づくものであり、BID用量は投薬あたりの量(即ち、全1日用量の半分)である。
投与経路と投与方式に関するさらなる情報については、「医化学総覧(Comprehensive Medicinal Chemistry)」(Corwin Hansch; 編集委員長)ペルガモン・プレス(1990)の第5巻、25.3章が読者の参考になる。
我々は、本発明において定義される化合物、又はその医薬的に許容される塩、又はそれらを含有する医薬組成物がアンドロゲン受容体の有効なモジュレーターであることを見出した。
従って、本発明の化合物は、アンドロゲン受容体によって単独に、又は一部媒介される疾患又は医学的状態の治療に潜在的に有用な薬剤であることが期待される。本発明の化合物は、アンドロゲン受容体のダウンレギュレーションを誘導する可能性がある、及び/又はアンドロゲン受容体の選択的アゴニスト、部分アゴニスト、アンタゴニスト、又は部分アンタゴニストであり得る。
本発明の化合物は、アンドロゲン受容体関連状態の治療に有用である。本明細書に使用される「アンドロゲン受容体関連状態」は、被検者におけるアンドロゲン受容体の機能又は活性を調整することによって治療することができる状態又は障害を意味し、ここで治療は、その状態又は障害の予防、一部緩和、又は治癒を含む。調整は、局部的に、例えば、被検者のある組織内で起きても、そのような状態又は障害を治療されている被検者の全身でより広汎に起きてもよい。
1つの態様において,本発明の化合物は、動物、例えばヒトへ、限定されないが、アンドロゲン受容体又はアンドロゲン受容体モジュレーターの活性化によってその進行又は発症が促進されるアンドロゲン感受性の疾患又は障害の治療が含まれる多様な状態及び障害の治療のために投与することができる。特別なアンドロゲン感受性疾患又は障害の例には、限定されないが、前立腺癌のようなアンドロゲン感受性の癌とアンドロゲン受容体を含有する悪性腫瘍細胞を含む他の癌(乳房、脳、皮膚、卵巣、膀胱、リンパ、肝臓、及び腎臓の癌の場合のように);皮膚、膵臓、子宮内膜、肺、及び結腸の癌;骨肉腫;悪性の高カルシウム血症;転移性の骨疾患;並びに、良性の前立腺肥大症及び前立腺巨大症、にきび(尋常性座瘡)、脂漏、多毛(多毛症)、アンドロゲン性脱毛症及び男性型禿頭症、性的早熟、子宮内膜症、多房性卵巣症候群のようなアンドロゲン感受性障害、精子形成の治療、子癇前症、妊娠の子癇症、及び早産への対処、月経前症候群の治療、膣乾燥、性的倒錯、男性化、等の治療が含まれる。本発明の化合物はまた、家畜動物の排卵を改善するために使用することができる。
別の態様において、本発明の化合物は、動物、例えばヒトへ、限定されないが、筋肉の強度及び機能の維持(例えば、高齢者において);高齢者における脆弱又は加齢関連機能低下(「ARFD」)(例、筋肉減弱)の逆転又は予防;グルココルチコイドの異化性副作用の治療;骨量、骨密度、又は骨成長の低下(例、骨粗鬆症及び骨減少症)の予防及び/又は治療;慢性疲労症候群(CFS)の治療;慢性筋痛症;待期的手術後の急性疲労症候群及び筋損失の治療(例、術後リハビリテーション);創傷治癒の促進;骨折修復の促進(股関節骨折患者の回復の促進)のような;複雑骨折の治癒の促進、例えば、仮骨延長術;関節置換術において;術後癒着形成の予防;歯の修復又は成長の促進;感覚機能(例、聴覚、視覚、嗅覚、及び味覚)の維持;歯周疾患の治療;骨折に続発する消耗と、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、慢性肝疾患、AIDS、体重不足、癌悪液質、熱傷及び外傷の回復、慢性異化状態(例、昏睡)、摂食障害(例、無食欲症)、及び化学療法に関連した消耗の治療;心筋症の治療;血小板減少症の治療;クローン病に関連した成長遅滞の治療;短腸症候群の治療;過敏性腸管症候群の治療;炎症性腸疾患の治療;クローン病及び潰瘍性大腸炎の治療;移植に関連した合併症の治療;成長ホルモン欠乏児童が含まれる生理学的低身長と慢性疾患に関連した低身長の治療;肥満と肥満に関連した成長遅滞の治療;無食欲症(例えば、悪液質又は老化に関連した)の治療;高コルチゾール症及びクッシング症候群の治療;ページェット病;骨関節炎の治療;拍動性の成長ホルモン放出の誘導;骨軟骨形成異常の治療;うつ病、神経質、癇症、及びストレスの治療;精神力の低下と低い自尊心(例、動機付け/自己主張)の治療;認知機能の改善(例、アルツハイマー病及び短期記憶喪失が含まれる痴呆の治療);肺機能不全及び換気装置依存に関連した異化状態の治療;心機能不全(例えば、弁疾患、心筋梗塞、心肥大症、又は鬱血性心不全に関連した)の治療;血圧の低下;心室機能不全に対する保護又は再灌流イベントの予防;慢性透析成人の治療;老化の異化状態の逆転又は鈍化;外傷に続くタンパク異化応答の緩和又は逆転(例、手術、鬱血性心不全、心筋症、熱傷、癌、COPD、等に関連した異化状態の逆転);癌又はAIDSのような慢性疾患による悪液質及びタンパク損失の抑制;膵島細胞腫が含まれる高インスリン血症の治療;免疫抑制患者の治療;多発性硬化症又は他の神経変性障害に関連した消耗の治療;ミエリン修復の促進;皮膚肥厚性の維持;代謝ホメオスタシス及び腎臓ホメオスタシスの治療(例えば、脆弱な高齢者における);骨芽細胞、骨再構築、及び軟骨成長の刺激;食物摂取の調節;哺乳動物(例、ヒト)におけるNIDDMが含まれるインスリン抵抗性の治療;心臓におけるインスリン抵抗性の治療;睡眠の質の改善と、REM睡眠の高い増加とREM睡眠潜時の減少による老化の相対的な低ソマトトロピン症の矯正;低体温症の治療;鬱血性心不全の治療;脂肪異栄養症(例えば、プロテアーゼ阻害剤のようなHIV又はAIDS治療薬を服用中の患者における)の治療;筋萎縮症(例えば、身体不活動、床上安静、体重負荷状態の抑制による)の治療;筋骨格障害(例えば、高齢者における)の治療;肺機能全体の改善;睡眠障害の治療;並びに、長期化した重病の異化状態、男性の加齢に関連したテストステロンレベル減少、男性更年期、性機能低下症、男性ホルモン置換、男性及び女性の性機能不全(例、勃起不全、性的動因、性的満足感の減少、リビドー減少)、尿失禁、男性及び女性の避妊、毛髪損失の治療、及び骨・筋肉の機能/強度の増強が含まれる多様な状態及び障害の治療のために投与することができる。
「治療」という用語には、予防的治療も含まれると企図される。
加えて、Johannss on J. Clin. Endocrinol. Metab., 82, 727-34 (1997) において詳述されたように、「症候群X」又は代謝症候群と集合的に言及される状態、疾患、及び疾病を、本発明の化合物を利用して治療することができる。
1つの態様において、アンドロゲン受容体関連状態には、前立腺癌、良性の前立腺肥大症及び前立腺巨大症、にきび(尋常性座瘡)、脂漏、多毛(多毛症)、アンドロゲン性脱毛症及び男性型禿頭症、性的早熟、多房性卵巣症候群、性的倒錯、男性化、等が含まれる。本発明の化合物はまた、家畜動物の排卵を改善するために使用することができる。
従って、本発明は、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物において上記のアンドロゲン受容体関連状態のいずれも治療する方法に関し、該方法は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
さらなる側面により、本発明は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、上記のアンドロゲン受容体関連状態のいずれも治療するための医薬品の製造における使用に関する。
本発明の別の側面により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩又はそれらのプロドラッグを、上記のアンドロゲン受容体関連状態のいずれもの治療における使用に提供する。
本発明の別の側面により、上記に定義されるような式(Ia)の化合物又はその医薬的に許容される塩を、ヒト又は動物の身体の療法による治療の方法における使用に提供する。
本発明のさらなる側面により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩又はそれらのプロドラッグの、ヒトのような温血動物における抗アンドロゲン効果の産生に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
本発明のこの側面のさらなる特徴により、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物において抗アンドロゲン効果を産生するための方法を提供し、該方法は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
「抗アンドロゲン効果」という用語は、本明細書において、アンドロゲン受容体の阻害及び/又はダウンレギュレーションを意味するために使用する。
本発明のさらなる側面により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物における抗細胞増殖効果の産生に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
本発明のこの側面のさらなる特徴により、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物において抗細胞増殖効果を産生するための方法を提供し、該方法は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
本発明のこの側面の追加の特徴により、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物においてアンドロゲン感受性癌を治療する方法を提供し、該方法は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
本発明のさらなる特徴により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を、アンドロゲン感受性癌の治療における使用に提供する。
本発明のさらなる特徴により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、アンドロゲン感受性癌の治療に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
本発明のこの側面の追加の特徴により、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物において前立腺癌を治療する方法を提供し、該方法は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。本発明のこの側面の1つの態様において、前立腺癌は、ホルモン抵抗性である。
本発明のさらなる特徴により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を、前立腺癌、より特別にはホルモン抵抗性前立腺癌の治療における使用に提供する。
本発明のさらなる特徴により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、前立腺癌、より特別にはホルモン抵抗性前立腺癌の治療に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
ホルモン抵抗性前立腺癌(HRPC)は、前立腺癌がこの疾患のホルモン非依存性段階へ進行するときに生じる。
本発明のこの側面の追加の特徴により、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物において、以下の状態:良性の前立腺肥大症及び前立腺巨大症、にきび(尋常性座瘡)、脂漏、多毛(多毛症)、アンドロゲン性脱毛症及び男性型禿頭症、性的早熟、多房性卵巣症候群、性的倒錯、又は男性化のいずれも治療する方法を提供し、該方法は、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
本発明のさらなる特徴により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を以下の状態:良性の前立腺肥大症及び前立腺巨大症、にきび(尋常性座瘡)、脂漏、多毛(多毛症)、アンドロゲン性脱毛症及び男性型禿頭症、性的早熟、多房性卵巣症候群、性的倒錯、又は男性化のいずれもの治療における使用に提供する。
本発明のさらなる特徴により、上記に定義されるような式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、以下の状態:良性の前立腺肥大症及び前立腺巨大症、にきび(尋常性座瘡)、脂漏、多毛(多毛症)、アンドロゲン性脱毛症及び男性型禿頭症、性的早熟、多房性卵巣症候群、性的倒錯、又は男性化のいずれもの治療に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
上記に述べたように、特別な細胞増殖疾患の療法的又は予防的治療に必要とされる用量のサイズは、治療される宿主、投与経路、及び治療される病気の重症度に依存して必然的に変動するものである。例えば、1〜100mg/kg、好ましくは1〜50mg/kgの範囲の単位用量が想定される。
本発明のアンドロゲン受容体リガンドは、単独療法として適用しても、本発明の化合物に加えて、1以上の他の物質及び/又は治療薬を伴ってもよい。そのような併用治療は、治療の個別成分の同時、連続、又は分離投与により達成することができる。医科腫瘍学の分野では、それぞれの担癌患者を治療するのに、異なる形態の治療薬の組合せを使用することが通常の実践である。医科腫瘍学では、上記に定義されるアンドロゲン受容体リガンド治療に加える、そのような併用治療の他の成分(複数)は、外科療法、放射線療法、又は化学療法であり得る。このような化学療法には、以下の抗腫瘍剤のカテゴリーの1以上を含めてよい:
(i)アルキル化剤(例えば、シスプラチン、オキサリプラチン、カルボプラチン、シクロホスファミド、ナイトロジェンマスタード、メルファラン、クロラムブシル、ブスルファン、テモゾラミド、及びニトロソ尿素);代謝拮抗剤(例えば、ゲンシタビン及びフルオロピリミジン(5−フルオロウラシル及びテガフールのような)のような抗葉酸剤、ラルチトレキセド、メトトレキセート、シトシンアラビノシド、及びヒドロキシ尿素);抗腫瘍抗生物質(例えば、アドリアマイシン、ブレオマイシン、ドキソルビシン、ダウノマイシン、エピルビシン、イダルビシン、マイトマイシン−C、ダクチノマイシン、及びミトラマイシンのようなアントラサイクリン類);有糸分裂阻害剤(例えば、ビンクリスチン、ビンブラスチン、ビンデシン、及びビノレルビンのようなビンカアルカロイド、タキソール及びタキソテレのようなタキソイド類、及びポロキナーゼ阻害剤);及びトポイソメラーゼ阻害剤(例えば、エトポシド及びテニポシドのようなエピポドフィロトキシン、アムサクリン、トポテカン、及びカンプトテシン)のような、医科腫瘍学において使用される他の抗増殖/抗新生物薬とそれらの組合せ;
(ii)抗エストロゲン(例えば、タモキシフェン、フルベストラント、トレミフェン、ラロキシフェン、ドロロキシフェン、及びヨードキシフェン)、抗アンドロゲン(例えば、ビカルタミド、フルタミド、ニルタミド、及び酢酸シプロテロン)、LHRLアンタゴニスト又はLHRHアゴニスト(例えば、ゴセレリン、リュープロレリン、及びブセレリン)、プロゲストゲン(例えば、酢酸メゲストロール)、アロマターゼ阻害剤(例えば、アナストロゾール、レトロゾール、ボラゾール、及びエキセメスタン)、並びにフィナステリドのような5α−レダクターゼの阻害剤といった、細胞増殖抑止剤;
(iii)抗浸潤剤[例えば、4−(6−クロロ−2,3−メチレンジオキシアニリノ)−7−[2−(4−メチルピペラジン−1−イル)エトキシ]−5−テトラヒドロピラン−4−イルオキシキナゾリン(AZD0530;国際特許出願WO01/94341)、N−(2−クロロ−6−メチルフェニル)−2−{6−[4−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−1−イル]−2−メチルピリミジン−4−イルアミノ}チアゾール−5−カルボキサミド(ダサチニブ、BMS−354825;J. Med. Chem., 2004, 47, 6658-6661)、及びボスチニブ(SKI−606)のようなc−Srcキナーゼファミリー阻害剤、及びマリマスタットのようなメタロプロテイナーゼ阻害剤、ウロキナーゼプラスミノゲンアクチベーター受容体機能の阻害剤、又はヘパラナーゼに対する抗体];
(iv)増殖因子機能の阻害剤:例えば、そのような阻害剤には、増殖因子抗体と増殖因子受容体抗体(例えば、抗erbB2抗体のトラスツズマブ[HerceptinTM]、抗EGFR抗体のパニツムマブ、抗erbB1抗体のセツキシマブ[Erbitux,C225])、及び Stern et al. Critical reviews in oncology/haematology, 2005, Vol. 54, pp11-29 によって開示されるあらゆる増殖因子若しくは増殖因子受容体の抗体が含まれ;そのような阻害剤にはまた、チロシンキナーゼ阻害剤、例えば、表皮増殖因子ファミリーの阻害剤(例えば、N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−メトキシ−6−(3−モルホリノプロポキシ)キナゾリン−4−アミン(ゲフィチニブ、ZD1839)、N−(3−エチニルフェニル)−6,7−ビス(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−アミン(エルロチニブ、OSI−774)、及び6−アクリルアミド−N−(3−クロロ−4−フルオロフェニル)−7−(3−モルホリノプロポキシ)−キナゾリン−4−アミン(CI 1033)のようなEGFRファミリーチロシンキナーゼ阻害剤、ラパチニブのようなerbB2チロシンキナーゼ阻害剤);肝細胞増殖因子ファミリーの阻害剤;インスリン増殖因子ファミリーの阻害剤;イマチニブ及び/又はニロチニブ(AMN107)のような血小板由来増殖因子ファミリーの阻害剤;セリン/スレオニンキナーゼの阻害剤(例えば、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤のようなRas/Rafシグナル伝達阻害剤、例えば、ソラフェニブ(BAY43−9006)、チピファルニブ(R115777)、及びロナファルニブ(SCH66336))、MEK及び/又はAKTキナーゼを介した細胞シグナル伝達の阻害剤、c−kit阻害剤、ablキナーゼ阻害剤、PI3キナーゼ阻害剤、Plt3キナーゼ阻害剤、CSF−1Rキナーゼ阻害剤、IGF受容体(インスリン様増殖因子)キナーゼ阻害剤;auroraキナーゼ阻害剤(例えば、AZD1152、PH739358、VX−680、MLN8054、R763、MP235、MP529、VX−528、及びAX39459)、並びに、CDK2及び/又はCDK4阻害剤のようなサイクリン依存性キナーゼ阻害剤が含まれる;
(v)血管内皮増殖因子の効果を阻害するもののような抗血管新生剤[例えば、抗血管内皮細胞増殖因子抗体のベバシズマブ[AvastinTM]と、例えば、バンデタニブ(ZD6474)、バタラニブ(PTK787)、スニチニブ(SU11248)、アキシチニブ(AG−013736)、パゾパニブ(GW786034)、及び4−(4−フルオロ−2−メチルインドール−5−イルオキシ)−6−メトキシ−7−(3−ピロリジン−1−イルプロポキシ)キナゾリン(AZD2171;WO00/47212内の実施例240)のようなVEGF受容体チロシンキナーゼ阻害剤、国際特許出願WO97/22596、WO97/30035、WO97/32856、及びWO98/13354に開示されるような化合物、並びに他の機序により作用する化合物(例えば、リノマイド、インテグリンαvβ3機能の阻害剤、及びアンジオスタチン)];
(vi)コンブレタスタチンA4と国際特許出願WO99/02166、WO00/40529、WO00/41669、WO01/92224、WO02/04434、及びWO02/08213に開示される化合物のような血管傷害剤;
(vii)エンドセリン受容体アンタゴニスト、例えば、ジボテンタン(ZD4054)又はアトラセンタン;
(viii)アンチセンス療法、例えば、ISIS2503、抗rasアンチセンスのような、上記に列挙される標的へ指向されるもの;
(ix)例えば、異常p53又は異常BRCA1若しくはBRCA2のような異常遺伝子を置換するアプローチ、シトシンデアミナーゼ、チミジンキナーゼ、又は細菌の窒素レダクターゼ酵素を使用するようなGDEPT(遺伝子指向型酵素プロドラッグ療法)アプローチ、及び、多剤耐性遺伝子治療のような、化学療法又は放射線療法への患者耐性を高めるアプローチが含まれる、遺伝子治療アプローチ;並びに
(x)例えば、インターロイキン2、インターロイキン4、又は顆粒球マクロファージコロニー刺激因子のようなサイトカインでのトランスフェクションのような、患者腫瘍細胞の免疫原性を高めるための ex-vivo 及び in-vivo アプローチ、T細胞アネルギーを減少させるアプローチ、サイトカインにトランスフェクトされた樹状細胞のようなトランスフェクトされた免疫細胞を使用するアプローチ、サイトカインにトランスフェクトされた腫瘍細胞系を使用するアプローチ、及び抗イディオタイプ抗体を使用するアプローチが含まれる、免疫療法アプローチ。
本明細書において、「組合せ」という用語が使用される場合、それは、同時、分離、又は連続の投与を意味すると理解されたい。本発明の1つの側面において、「組合せ」は、同時投与を意味する。本発明の別の側面において、「組合せ」は、分離投与を意味する。本発明のさらなる側面において、「組合せ」は、連続投与を意味する。投与が連続又は分離の場合、第二の成分を投与することの遅れは、この組合せの有益な効果を失わせるようなものであってはならない。
本発明のさらなる側面により、本明細書において上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される希釈剤又は担体とともに含む医薬組成物を提供する。
本発明のさらなる側面により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される希釈剤又は担体とともに含む医薬組成物を、アンドロゲン感受性障害の治療における使用に提供する。
本発明のさらなる側面により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される希釈剤又は担体とともに含む医薬組成物を、前立腺癌のような癌の治療における使用に提供する。
本発明の別の特徴により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物におけるアンドロゲン感受性障害の治療に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
本発明の別の特徴により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の、ヒトのような温血動物における前立腺癌のような癌の治療に使用の医薬品の製造における使用を提供する。
本発明の別の特徴により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を、ヒトのような温血動物におけるアンドロゲン感受性障害の治療における使用に提供する。
本発明の別の特徴により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を、ヒトのような温血動物における前立腺癌のような癌の治療における使用に提供する。
故に、本発明の追加の特徴において、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物においてアンドロゲン感受性障害を治療する方法を提供し、該方法は、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
故に、本発明の追加の特徴において、このような治療を必要とする、ヒトのような温血動物において前立腺癌のような癌を治療する方法を提供し、該方法は、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩の有効量を前記動物へ投与することを含む。
本発明のさらなる側面により、本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤との組合せにおける式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩を含んでなるキットを提供する。
本発明のさらなる側面により:
a)第一の単位剤形に式(I)の化合物又はその医薬的に許容される塩;
b)第二の剤形に本明細書の上記の(i)〜(x)に列挙した1つより選択される抗腫瘍剤;及び
c)前記第一及び第二の剤形を含有するための容器手段を含んでなるキットを提供する。
特に、本発明の化合物は、以下の薬剤の1以上との組合せにおいて、限定なしに前立腺癌が含まれる様々なホルモン依存性の癌の治療に使用することができる:ゴナドトロフィンアゴニスト(GnRH)(LH−RHアゴニスト);ゴナドトロフィン分泌の阻害剤;5−αレダクターゼ阻害剤;抗プロゲスチン;抗エストロゲン;アロマターゼ阻害剤;プロゲスチン;エストロゲン;細胞増殖抑制剤;細胞傷害剤;細胞増殖シグナル伝達経路の阻害剤(限定なしに、VEGFキナーゼ阻害剤のようなキナーゼ阻害剤が含まれる);抗体(限定なしに、EGF抗体のような細胞増殖シグナル伝達因子へ指向される抗体が含まれる);アンチセンスオリゴヌクレオチド;インターフェロン、インターロイキン、成長ホルモン、及び他のサイトカインのような免疫学的修飾因子;並びに、他のホルモン療法。
本発明の化合物は、以下の薬剤の1以上との組合せにおいて、前立腺癌のような様々なホルモン依存性の疾患及び障害の治療にも使用することができる:抗生物質;抗炎症剤;カリウムチャネルオープナー;合成甲状腺ホルモン置換療法;プロテインキナーゼC阻害剤(PKC阻害剤);及びイムノフィリンの阻害剤又はアンタゴニスト。
本発明のこの側面により、上記に定義されるような式(I)の化合物と上記に定義されるような追加の抗腫瘍物質を含んでなる医薬組成物を癌の併用治療に提供する。
治療医薬品におけるその使用に加えて、式(I)の化合物とその医薬的に許容される塩は、新たな療法剤の探索の一部として、ネコ、イヌ、ウサギ、サル、ラット、及びマウスのような実験動物における細胞周期活性の阻害剤の効果の評価用の in vitro 及び in vivo 試験系を開発及び標準化するときの薬理学的ツールとしても有用である。
これから本発明を、以下の実施例において例示する。ここで、全般的には:
(i)温度は摂氏(℃)で示し;各種操作は、室温又は周囲温度で、即ち18〜25℃の範囲の温度で行った;
(ii)有機溶液は、無水硫酸マグネシウム又は無水硫酸ナトリウムで乾燥させた;溶媒の蒸発は、ロータリーエバポレーターを減圧(600〜4000パスカル;4.5〜30mmHg)下に60℃までの浴温で使用して行った;
(iii)クロマトグラフィーは、シリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーを意味し;薄層クロマトグラフィー(TLC)は、シリカゲルプレートで行った;
(iv)一般に、反応の経過はTLC及び/又は分析用LC−MSによって追跡して、反応時間は、例示用にのみ示す;
(v)最終生成物は、満足できるプロトン核磁気共鳴(NMR)スペクトル及び/又は質量スペクトルデータを示した;
(vi)収率は例示用にのみ示し、必ずしも、入念なプロセス開発により入手し得るものではない;より多くの材料が必要とされる場合、製造を繰り返した;
(vii)示す場合、NMRデータは、主要な診断プロトンのデルタ値の形式であり、内部標準としてのテトラメチルシラン(TMS)に対する百万分率(ppm)で示し、他に示さなければ、過重水素ジメチルスルホキシド(DMSO−d)を溶媒として使用して500MHzで決定した;以下の略語を使用した:s,一重項;d,二重項;t,三重項;q,四重項;m,多重項;bs,ブロード一重項;
(viii)化学記号は、その通常の意味を有する;SI単位及び記号を使用する;
(ix)質量スペクトル(MS)及びLC−MSのデータは、LC−MSシステムで作成したが、ここでHPLC構成要素は、一般に、Agilent 1100,Waters Alliance HT(2790&2795)機器、又は HP1100 ポンプ及び及びダイオードアレイ(CTC オートサンプラー付き)のいずれかを含み、Phenomenex Gemini C18 5μm,50x2mmカラム(又は類似品)で操作して、酸性溶出液(例えば、50:50 水:アセトニトリル(v/v)混合物中1%ギ酸を5%含むアセトニトリルに対して0〜95%の間の水の勾配を使用する)又は塩基性溶出液(アセトニトリル混合物中0.1% 880アンモニアを5%含むアセトニトリルに対して0〜95%の間の水の勾配を使用する)のいずれかで溶出させる;そしてMS構成要素は、一般に、適正な質量範囲にわたって走査する Waters ZQ 質量分析計を含んだ。エレクトロスプレー(ESI)陽イオン及び陰イオンのベースピーク強度のクロマトグラムと220〜300nmのUV全吸収クロマトグラムを作成して、m/zの数値を得る;一般に、元の質量を示すイオンだけを報告して、他に述べなければ、引用する数値は、陽イオン形式の(M+H)と陰イオン形式の(M−H)である;
(x)他に述べなければ、不斉置換炭素及び/又はイオウを含有する化合物は、分割しなかった;
(xi)どのマイクロ波反応も、Biotage Optimizer EXP、又は CEM Explorer マイクロ波のいずれかで行った;
(xii)分取用高速液体クロマトグラフィー(HPLC)は、以下の条件を使用して、Gilson 機器で実施した:
カラム:C18逆相シリカ、例えば、Waters「Xbridge」,5μmシリカ、19x100mm、又は30x100mm、極性が減少する溶媒混合物を溶出液として使用する(溶媒Aの溶媒Bに対する比を減少させる)
溶媒A:1%水酸化アンモニウムを含む水
溶媒B:アセトニトリル
流速:28ml/分〜61ml/分
勾配:各化合物に適するように特別設計する−概して7〜10分の長さ
波長:254nm
(xiii)強カチオン交換(SCX)クロマトグラフィーは、塩基性溶出液(例えば、メタノール中2Mアンモニア)を使用して、プレ充填カートリッジ(例えば、International Sorbent Technology によって供給される、ISOLUTE SCX−2 硫酸プロピルベースのカートリッジ)で実施した;
(xiv)本明細書では、必要な場合、以下の略語を使用した:
DMF N,N−ジメチルホルムアミド
DCM ジクロロメタン
DME 1,2−ジメトキシエタン
DMSO ジメチルスルホキシド
THF テトラヒドロフラン
HATU O−(7−アザベンゾトリアゾール−1−イル)−N,N,N’,N’−テトラメチルウロニウム・ヘキサフルオロリン酸塩
EDCI 1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
DCCI 1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミド
PYBOP ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリスピロリジノンホスホニウム・ヘキサフルオロリン酸塩
DEAD アゾジカルボン酸ジエチル
DIAD アゾジカルボン酸ジイソプロピル
DTAD アゾジカルボン酸ジtert−ブチル
DIPEA N,N−ジイソプロピルエチルアミン
MeOH メタノール
TFA トリフルオロ酢酸
m−CPBA m−クロロペルオキシ安息香酸
AcOH 酢酸
DMA N,N−ジメチルアセトアミド
EtOAc 酢酸エチル
EtOH エタノール
MeCN アセトニトリル
MTBE メチルtert−ブチルエーテル
CAS ケミカル・アブストラクト・サービス
X線粉末回折(XRPD)
結晶形のX線粉末回折パターンは、結晶性材料の試料をジーメンス単シリコン結晶(SSC)ウェーハマウントに搭載して、顕微鏡スライドを利用してその試料を薄層へ広げることによって決定した。Bruker D5000 粉末X線回折計(Bruker AXS, Banner Lane Coventry CV4 9GH)を使用して、試料を1分につき30回転でスピンさせて(計測統計を向上させる)、40kV及び40mA、1.5418オングストロームの波長で作動する銅製のロングファインフォーカス管によって発生するX線を照射した。視準化したX線源をV20に設定した自動可変発散スリットに通過させて、反射した放射線を2mmの抗散乱スリットと0.2mmの検出スリットに通過させた。試料は、連続走査θ−θモードで、2°〜40°2θの範囲にわたり0.02°2θ増分(連続走査モード)につき1秒間曝露した。この機器にはシンチレーションカウンターが検出器として装備された。対照及びデータの捕捉は、Diffrac+ソフトウェアで作動する Dell Optiplex 686 NT 4.0 Workstation の手段によった。
当業者には、測定条件(機器、試料調製、又は使用する機械のような)に依存して1以上の測定誤差があるX線粉末回折パターンが得られる場合があることがわかっている。特に、X線粉末回折パターンの強度は、測定条件と試料調製に依存して変動する場合があることが一般に知られている。例えば、当業者は、例えば30ミクロン以上の大きさのグレインと非ユニタリーアスペクト比によってピークの相対強度が影響を受ける可能性があり、このことが試料の分析に影響を及ぼす場合があることを理解されよう。当業者はまた、試料が回折計に存する正確な高さと回折計の0較正によって反射の位置が影響を受ける可能性があることを理解されよう。試料表面の平面性もわずかな影響を及ぼす場合がある。従って、当業者は、本明細書に提示する回折パターンデータは絶対的なものとして解釈してはならないことを理解されよう(さらなる情報については、Jenkins, R & Snyder, R. L.「Introduction to X-Ray Powder Diffractometry(X線粉末回折法入門)」ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(1996)を参照のこと)。故に、結晶形は、図A〜Dに示すX線粉末回折パターンと同一なX線粉末回折パターンをもたらす結晶に限定されず、図A〜Dに示すものと実質的に同じX線粉末回折パターンをもたらすどの結晶も本発明の範囲内に含まれると理解されたい。X線粉末回折の技術分野の当業者は、X線粉末回折パターンの実質的な同一性を判定することができる。
示差走査熱量測定(DSC)
Thermal Analysis Q1000 システムを使用してDSCを記録した。典型的には、5mg未満の材料を密閉蓋付きのアルミニウムパンに含めて、10℃/分の一定加熱速度で25℃〜300℃の温度範囲にわたり加熱した。窒素パージガスを流速50ml/分で使用した。
一般合成法1
6−クロロ−3−(フッ化アルキル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの環式アミンとの反応の一般手順
6−クロロ−3−(フッ化アルキル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.49ミリモル)(新規出発材料の製造については下記参照のこと)へ環式アミン(1.47ミリモル;3当量)のエタノール(1mL)溶液を加えて、この反応物を加熱して、70℃で一晩振り混ぜた。この反応混合物を蒸発乾固させて、水(5%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplc(高速液体クロマトグラフィー)によって精製して、対応する6−環式アミノ−3−(フッ化アルキル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
一般合成法1の出発材料として使用する6−クロロ−3−ジフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下の手順に従って製造した:
6−クロロ−3−ジフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン
3−クロロピリダジン−6−イルヒドラジン(5.0g,34.72ミリモル)及びジフルオロ酢酸(21.93mL;約347ミリモル)の混合物を100℃で3時間加熱してから、蒸発乾固させた。不揮発性の残渣を酢酸エチル(200mL)に溶かして、飽和炭酸ナトリウム水溶液と、次いで飽和塩水で連続的に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、6−クロロ−3−ジフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(6.0g,84.7%)を白い固形物として得て、さらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.13 MHz, DMSO-d6) δ 7.68 (1H, t), 7.72 (1H, t, JHF= 51.2 Hz), 8.59-8.62 (1H, m); m/z 205.38 (M+1)+
一般合成法1の出発材料として使用する6−クロロ−3−(3,3,3−トリフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下の手順に従って製造した:
6−クロロ−3−(3,3,3−トリフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン
3−クロロピリダジン−6−イルヒドラジン(5.0g,34.72ミリモル)及びトリフルオロプロピオン酸(44.4g,347ミリモル)の混合物を100℃で3時間加熱してから、蒸発乾固させた。不揮発性の残渣を沸騰酢酸エチル(200mL)で抽出し、この熱い酢酸エチル抽出物を濾過してそのまま室温へ冷やし、生成物を濾過により単離して、6−クロロ−3−(3,3,3−トリフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2.0g,24%)をオフホワイトの固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.13 MHz, DMSO-d6) δ 4.37-4.40 (2H, m), 7.56-7.59 (1H, m), 8.51-8.54 (1H, m); m/z 237.42 (M+1)+
一般合成法1の出発材料として使用する6−クロロ−3−(2,2,3,3−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下の手順に従って製造した:
6−クロロ−3−(2,2,3,3−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン
3−クロロピリダジン−6−イルヒドラジン(5.0g,34.72ミリモル)及びテトラフルオロプロピオン酸(32.5mL;約347ミリモル)の混合物を100℃で3時間加熱してから、蒸発乾固させた。不揮発性の残渣を酢酸エチル(200mL)に溶かして、飽和炭酸ナトリウム水溶液と、次いで飽和塩水で連続的に洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、6−クロロ−3−(2,2,3,3−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(4.2g,48.8%)を白い固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.13 MHz, DMSO-d6) δ 7.21 (1H, t), 7.73-7.77 (1H, m), 8.65-8.68 (1H, m); m/z 255.28 (M+1)+
一般合成法2
6−クロロ−3−(ヘテロ原子)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの環式アミンとの反応の一般手順
6−クロロ−3−(ヘテロ原子)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.37ミリモル)(新規出発材料の製造については下記参照のこと)へ環式アミン(1.10ミリモル;3当量)のエタノール(2mL)溶液を加えて、この反応物を加熱して、70℃で一晩振り混ぜた。この反応混合物を蒸発乾固させて、水(5%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、対応する6−(環式アミノ)−3−(ヘテロ原子)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
一般合成法3
6−クロロ−3−トリフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの環式アミンとの反応の一般手順
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(0.050g,0.22ミリモル)へ環式アミン(0.55ミリモル)のエタノール(1mL)溶液を加えて、この混合物を70℃で16時間、又は分析用hplc−msによりこの反応が完了したことが示されるまで加熱した。この反応混合物を蒸発させて不揮発性の残渣を残し、これを分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(環式アミノ)−3−トリフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
一般合成法4
6−クロロ−3−トリフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの環式アミンの酸塩との反応の一般手順
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(0.050g,0.22ミリモル)へ環式アミンの酸塩(0.55ミリモル)のエタノール(1mL)溶液を加えた。この反応混合物をジイソプロピルエチルアミン(1当量/酸塩)で処理して、この混合物を70℃で16時間、又は分析用hplc−msによりこの反応が完了したことが示されるまで加熱した。この反応混合物を蒸発させて不揮発性の残渣を残し、これを分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(環式アミノ)−3−トリフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
一般合成法5
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのアルデヒドでの還元アミノ化の一般手順
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.049g,0.2ミリモル)をアルデヒド(0.2ミリモル)に続いて、酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;2mL)中の6−(ピペラジン−1-イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.05g,0.184ミリモル)の溶液へ加えた。この混合物を40時間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させて不揮発性の残渣を分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(4−(置換メチル)−ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
出発材料として使用する6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
エタノール(90mL)中のジイソプロピルエチルアミン(9.16mL,52.6ミリモル)及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(9.0g,40.4ミリモル)の混合物へピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(8.29g,44.5ミリモル)及びエタノール(90mL)の混合物を加えた。この混合物を70℃で11時間加熱してから、そのまま周囲温度へ冷やして、沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、冷却エタノールに次いで水で洗浄し、真空で乾燥させて、4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(13.64g,90.6%)を白い固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) d 1.43 (s, 9H), 3.48 (m, 4H), 3.62 (m, 4H), 7.58 (d, 1H), 8.28 (d, 1H); m/z 373 (M+H)+
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(6.7g,17.99ミリモル)及びジクロロメタン(100mL)の混合物へトリフルオロ酢酸(25mL,324.49ミリモル)を周囲温度で加えて、得られる溶液を周囲温度で1時間撹拌した。この反応混合物を蒸発させて不揮発性の残渣を得て、これを飽和重炭酸ナトリウム水溶液(100mL)で処理してから、ジクロロメタン(4x200mL)で抽出した。有機相を合わせてNaSOで乾燥させ、濾過し、蒸発させて、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(4.78g,98%)を白い固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 2.43 (s, 1H), 2.74-2.87 (m, 4H), 3.45-3.59 (m, 4H), 7.57 (d, 1H), 8.22 (d, 1H); m/z 273 (M+H)+
一般合成法6
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのアルデヒドでの還元アミノ化の一般手順
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.049g,0.2ミリモル)、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.05g,0.184ミリモル)の混合物と酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;2mL)へアルデヒド(0.2ミリモル)のジクロロメタン(0.5mL)溶液を加えた。この反応混合物を16時間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させて不揮発性の残渣を分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(4−(置換メチル)−ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
一般合成法7
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのアルデヒドでの還元アミノ化の一般手順
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.061g,0.25ミリモル)を、アルデヒド(0.25ミリモル)に続いて、酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;2mL)中の6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.05g,0.184ミリモル)の溶液へ加えた。この混合物を4日間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させて不揮発性の残渣を分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(4−(置換メチル)−ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
一般合成法8
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのアルデヒドでの還元アミノ化の一般手順
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.049g,0.2ミリモル)を、アルデヒド(0.2ミリモル)に続いて、酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;2mL)中の6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(0.053g,0.184ミリモル)の溶液へ加えた。この混合物を16時間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させて残渣を分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(4−(置換メチル)−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
出発材料として使用する6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジンは、以下のように製造した:
4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
エタノール(80mL)中のジイソプロピルエチルアミン(4.11mL,23.7ミリモル)及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(4.0g,18.2ミリモル)の混合物へ1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(4.00g,20.0ミリモル)を加えた。この混合物を還流下に6時間加熱してから、そのまま周囲温度へ冷やして、沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、エタノールで洗浄し、真空で乾燥させて、4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.94g,85.4%)を白い固形物として得た。1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 1.15 (9H, d), 1.72-1.93 (2H, m), 3.27-3.39 (2H, m), 3.50-3.63 (2H, m), 3.66-3.75 (2H, m), 3.83 (2H, t), 7.46-7.56 (1H, m), 8.19-8.31 (1H, m); 見かけはロータマーの混合物として; m/z 387 (M+H)+
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジンの製造
4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.9g,15.3ミリモル)及びジクロロメタン(80mL)の混合物へトリフルオロ酢酸(8mL,103.68ミリモル)を周囲温度で加えて、得られる溶液を周囲温度で6時間撹拌した。この反応混合物を蒸発させて不揮発性の残渣を得て、これを飽和重炭酸ナトリウム水溶液(100mL)で処理してから、ジクロロメタン(4x200mL)で抽出した。有機相を合わせてNaSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(3.8g,86.9%)を白い固形物として得た。1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 1.68-1.84 (m, 2H), 2.69 (t, 2H), 2.88 (t, 2H), 3.60-3.79 (m, 4H), 7.46 (d, 1H), 8.19 (d, 1H); m/z. 287 (M+H)+
一般合成法9
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンのアルデヒドでの還元アミノ化の一般手順
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.061g,0.25ミリモル)を、アルデヒド(0.25ミリモル)に続いて、酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;2mL)中の6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(0.050g,0.184ミリモル)の溶液へ加えた。この混合物を40時間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させて不揮発性の残渣を分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(4−(置換メチル)−ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
出発材料として使用する6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンは、以下のように製造した:
6−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
ポリリン酸(20mL,175ミリモル)及びN’−(5−ブロモピリジン−2−イル)−2,2,2−トリフルオロアセトヒドラジド(1.9g,6.69ミリモル)の混合物を120℃で20時間撹拌してから、水中へ注いだ。次いで、この混合物を飽和重炭酸ナトリウム水溶液で塩基性にして、ジクロロメタン(3x250mL)で抽出した。有機相を合わせて塩水(1x100mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させて蒸発させて、不揮発性の残渣を得た。イソヘキサン中の酢酸エチルの増加する勾配を溶出液として使用するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製して、6−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(1.39g,78%)をベージュ色の固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 7.74-7.81 (m, 1H), 8.00-8.07 (m, 1H), 8.92 (s, 1H); m/z 266 及び 268 (M+H+)。
4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.30g,6.99ミリモル)]、6−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(0.93g,3.50ミリモル)、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(0.101g,0.17ミリモル)、rac−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(0.163g,0.26ミリモル)、及びナトリウムtert−ブトキシド(0.84g,8.74ミリモル)のキシレン(30mL)溶液をマイクロ波チューブへ密封して、10分間脱気した。この反応混合物を100℃で30分間加熱してから、周囲温度へ冷やした。この反応混合物を水(20mL)で希釈してから、酢酸エチル(2x40mL)で抽出した。有機相を合わせ、NaSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、不揮発性の残渣を得た。イソヘキサン中の酢酸エチルの増加する勾配を溶出液として使用するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによって残渣を精製して、4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.86g,66.2%)を黄色い固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 1.43 (s, 9H), 3.12-3.20 (m, 4H), 3.46-3.54 (m, 4H), 7.59 (s, 1H), 7.69-7.78 (m, 1H), 7.95 (d, 1H); m/z 372 (M+H+)。
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル)ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(0.86g,2.32ミリモル)及びジクロロメタン(20mL)の混合物へトリフルオロ酢酸(5mL,64.90ミリモル)を加えた。得られる溶液を20℃で90分間撹拌してから、蒸発させて、不揮発性の残渣を残した。メタノール中のアンモニア水(7M)を溶出液として使用するSCXカラムでのイオン交換クロマトグラフィーによって残渣を精製して、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(0.540g,86%)を黄色い固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 2.79-2.92 (m, 4H), 3.03-3.13 (m, 4H), 7.49 (s, 1H), 7.67-7.76 (m, 1H), 7.91 (d, 1H); m/z 272 (M+H+)。
一般合成法10
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのアルデヒドでの還元アミノ化の一般手順
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.061g,0.25ミリモル)を、アルデヒド(0.25ミリモル)に続いて、酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;2mL)中の6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.055g,0.184ミリモル)の溶液へ加えた。この混合物を16時間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させて不揮発性の残渣を分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、対応する6−(2−(置換メチル)−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5-イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
出発材料として使用する6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)-イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
5−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル(3g,7.53ミリモル)及びジクロロメタン(60mL)の混合物へトリフルオロ酢酸(15mL,194.70ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で1時間撹拌してから、蒸発させて、不揮発性の残渣を残した。メタノール中のアンモニア水(7M)を溶出液として使用するSCXカラムでのイオン交換クロマトグラフィーによって残渣を精製して、6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)-イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2.200g,98%)を白い固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 2.61-2.74 (m, 2H), 2.82-2.96 (m, 4H), 3.27-3.38 (m H2O下, 2H), 3.67-3.80 (m, 2H), 7.27 (d, 1H), 8.20 (d, 1H); m/z 299 (M+H+)。
実施例1
6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンズヒドリルピペラジン及び6−クロロ−3−(2,2,3,3−テトラフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法1によってそのまま反応させて、6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.46 (4H, t), 3.63 (4H, t), 4.39 (1H, s), 7.07-7.23 (3H, m), 7.33 (4H, t), 7.48 (4H, d), 7.51-7.52 (1H, m), 8.23 (1H, d); m/z = 471 [M+H]+。
実施例2
6−(4−ベンジル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンジル−1,4−ジアゼパン及び6−クロロ−3−(2,2,3,3−テトラフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法1によってそのまま反応させて、6−(4−ベンジル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.85-1.90 (2H, m), 2.61 (2H, t), 2.72-2.76 (2H, m), 3.63 (2H, s), 3.73 (2H, t), 3.76 (2H, t), 7.05-7.21 (1H, m), 7.21-7.24 (1H, m), 7.24-7.27 (4H, m), 7.46 (1H, d), 8.19 (1H, d); m/z = 409 [M+H]+。
実施例3
6−ピペリジン−1−イル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
ピペリジン及び6−クロロ−3−(3,3,3−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法1によってそのまま反応させて、6−ピペリジン−1−イル−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.59-1.62 (4H, m), 1.65 (2H, d), 3.60 (4H, t), 4.20 (2H, q), 7.43 (1H, d), 8.06 (1H, d); m/z = 286 [M+H]+。
実施例4
6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンズヒドリルピペラジン及び6−クロロ−3−(3,3,3−トリフルオロエチル)−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法1によってそのまま反応させて、6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(2,2,2−トリフルオロエチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.46 (4H, t), 3.62 (4H, t), 4.19 (2H, q), 4.39 (1H, s), 7.22 (2H, t), 7.33 (4H, t), 7.37 (1H, d), 7.48 (4H, d), 8.11 (1H, d); m/z = 453 [M+H]+。
実施例5
6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンズヒドリルピペラジン及び6−クロロ−3−ジフルオロメチル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法1によってそのまま反応させて、6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.46 (4H, t), 3.63 (4H, t), 4.40 (1H, s), 7.21-7.23 (2H, m), 7.33 (4H, t), 7.28-7.57 (1H, m), 7.45-7.49 (5H, m), 8.18-8.19 (1H, m); m/z = 421 [M+H]+。
実施例6
6−(4−ベンジル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンジル−1,4−ジアゼパン及び6−クロロ−3−ジフルオロメチル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法1によってそのまま反応させて、6−(4−ベンジル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.86-1.90 (2H, m), 2.61 (2H, t), 2.74 (2H, t), 3.63 (2H, s), 3.73 (2H, t), 3.75 (2H, t), 7.21-7.24 (1H, m), 7.26 (4H, t), 7.41 (1H, d), 7.40-7.55 (1H, m), 8.14 (1H, d); m/z = 359 [M+H]+。
実施例7
6−ピペリジン−1−イル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−アミンの製造
ピペリジン及び3−アミノ−6−クロロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法2によってそのまま反応させて、6−ピペリジン−1−イル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−3−アミンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.58-1.63 (6H, m), 3.53 (4H, t), 6.00 (2H, s), 7.07 (1H, d), 7.72 (1H, d); m/z = 219 [M+H]+。
実施例8
6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンズヒドリルピペラジン及び3,6−ジクロロ−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法2によってそのまま反応させて、6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.46 (4H, t), 3.63 (4H, t), 4.40 (1H, s), 7.21-7.23 (2H, m), 7.33 (4H, t), 7.41 (1H, d), 7.47 (4H, d), 8.11 (1H, d); m/z = 405 [M+H]+。
実施例9
6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−メチルスルファニル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンズヒドリルピペラジン及び6−クロロ−3−メチルスルファニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法2によってそのまま反応させて、6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−メチルスルファニル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.46 (4H, t), 2.68 (3H, s), 3.58 (4H, t), 4.39 (1H, s), 7.21-7.23 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.33 (4H, t), 7.47 (4H, d), 8.05 (1H, d); m/z = 417 [M+H]+。
実施例10
6−(4−ベンジル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−メチルスルファニル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンジル−1,4−ジアゼパン及び6−クロロ−3−メチルスルファニル−1,2,4−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法2によってそのまま反応させて、6−(4−ベンジル−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−メチルスルファニル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.86-1.90 (2H, m), 2.60 (2H, t), 2.67 (3H, s), 2.74 (2H, t), 3.63 (2H, s), 3.72 (2H, t), 3.74 (2H, t), 7.22-7.24 (1H, m), 7.25 (1H, d), 7.26-7.28 (4H, m), 8.01 (1H, d); m/z = 355 [M+H]+。
実施例11
6−[4−(5−ブロモピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
エタノール(7mL)中の1−(5−ブロモピリジン−2−イル)ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を80℃で20間撹拌した。この反応混合物を濃縮して、ジクロロメタン(50mL)と飽和重炭酸ナトリウム水溶液(25mL)の間で分配した。水相をジクロロメタン(2x50mL)で2回抽出した。有機相を合わせ、水(100mL)で洗浄し、濃縮して残渣を得て、酢酸エチルを溶出液として使用するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによってこれを精製して、6−[4−(5−ブロモピリジン−2−イル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.353g,73.4%)を得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) δ 3.64-3.77 (8H, m), 6.90 (1H, d), 7.65 (1H, d), 7.71-7.76 (1H, m), 8.20-8.22 (1H, m), 8.29 (1H, d); m/z = 430 (Br) 帰属されず。
実施例12
4−((4−(8−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ベンゾニトリルの製造
エタノール(5mL)中の1−(4−シアノベンジル)−ピペラジン(0.158g,0.79ミリモル)及び6−クロロ−8−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.062g,0.26ミリモル)の混合物を70℃まで20時間加熱した。この反応混合物をそのまま冷やしてから濃縮して不揮発性の残渣を得て、ジクロロメタン中の酢酸エチルの増加する勾配を使用するシリカゲルでのフラッシュクロマトグラフィーによってこれを精製して、4−((4−(8−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ベンゾニトリル(0.0676g,64.3%)を白い固形物として得た;1H NMR スペクトル (CDCl3) δ 2.47-2.55 (4H, m), 2.61 (3H, d), 3.50-3.60 (6H, m), 6.72-6.76 (1H, m), 7.42 (2H, d), 7.57 (2H, d); m/z 402.69 (M+1)+。
出発材料として使用する6−クロロ−8−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した。
6−クロロ−4−メチルピリダジン−3−イルヒドラジン及び6−クロロ−5−メチルピリダジン−3−イルヒドラジンの混合物の製造
水(10mL)中の3,6−ジクロロ−4−メチルピリダジン(0.50g,3.07ミリモル)の撹拌懸濁液へヒドラジン水和物(1.79mL,36.81ミリモル)を加えて、この反応混合物を80℃で4時間加熱した。この反応混合物をそのまま冷やして減圧で蒸発させて、3−クロロ−6−ヒドラジニル−4−メチルピリダジン化合物及び6−クロロ−3−ヒドラジニル−4−メチルピリダジン(0.452g)の混合物をオフホワイトの固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。m/z 159.41 (M+1)+。
6−クロロ−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン及び6−クロロ−8−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
3−クロロ−6−ヒドラジニル−4−メチルピリダジン化合物及び6−クロロ−3−ヒドラジニル−4−メチルピリダジン(0.200g)の混合物のトリフルオロ酢酸(10mL)懸濁液を還流下に20時間加熱した。この反応混合物をそのまま冷やしてから濃縮して不揮発性の残渣を得て、ジクロロメタンを溶出液として使用するシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによってこれを精製して、白い固形物としての6−クロロ−8−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.0620g):1H NMR (CDCl3) δ 2.74 (3H, d), 7.05 (1H, q); m/z 237.37 (M+1)+;及び白い固形物としての6−クロロ−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.078g):1H NMR (CDCl3) δ 2.49 (3H, d), 7.97 (1H, q); m/z 237.37 (M+1)+ の純粋な画分を得た。
実施例13
4−((4−(7−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ベンゾニトリルの製造
6−クロロ−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.078g,0.33ミリモル)及び1−(4−シアノベンジル)−ピペラジン(0.199g,0.99ミリモル)の混合物を使用して実施例12の方法を繰り返して、4−((4−(7−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)ベンゾニトリル(0.099g,75%)を得た。1H NMR (CDCl3) δ 2.37 (3H, d), 2.53-2.63 (4H, m), 3.23-3.32 (4H, m), 3.57 (2H, s), 7.42 (2H, d), 7.57 (2H, d), 7.73-7.76 (1H, m); m/z 402.71 (M+1)+。
出発材料として使用する6−クロロ−7−メチル−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、実施例12に記載のように製造した。
実施例14
6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.48-2.51 (4H, m), 3.52 (2H, s), 3.56-3.62 (4H, m), 7.37 (4H, q), 7.57 (1H, d), 8.23 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 397 [M+H]+。
実施例15
6−[4−[(4−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[(4−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.44-2.51 (4H, m), 3.47 (2H, s), 3.57-3.64 (4H, m), 3.75 (3H, s), 6.91 (2H, d), 7.25 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 393 [M+H]+。
実施例16
6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.31 (6H, s), 3.17 (4H, t), 3.73 (4H, t), 6.95-6.97 (1H, m), 7.00 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.27 (1H, d); m/z = 377 [M+H]+。
実施例17
1−[4−[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェニル]エタノンの製造
1−(4−ピペラジン−1−イルフェニル)エタノン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、1−[4−[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェニル]エタノンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.47 (3H, s), 3.56 (4H, t), 3.79 (4H, t), 7.03-7.04 (2H, m), 7.66 (1H, d), 7.84-7.86 (2H, m), 8.30 (1H, d); m/z = 391 [M+H]+。
実施例18
6−[4−[4,4−ビス(4−フルオロフェニル)ブチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[4,4−ビス(4−フルオロフェニル)ブチル]ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[4,4−ビス(4−フルオロフェニル)ブチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.34-1.38 (2H, m), 2.02 (2H, q), 2.34 (2H, t), 2.42 (4H, t), 3.57 (4H, t), 4.01 (1H, t), 7.09-7.13 (4H, m), 7.32-7.35 (4H, m), 7.58 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 517 [M+H]+。
実施例19
6−[4−(3,5−ジクロロピリジン−4-イル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 3.45-3.46 (4H, m), 3.78 (4H, t), 7.67 (1H, d), 8.30 (1H, d), 8.50 (2H, s); m/z = 418 [M+H]+。
実施例20
1−フェニル−8−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オンの製造
1−フェニル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、1−フェニル−8−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−4−オンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.79-1.81 (2H, m), 2.55 (2H, d), 3.79 (2H, d), 4.19-4.22 (2H, m), 4.63 (2H, s), 6.67 (2H, d), 6.71 (1H, t), 7.07-7.09 (2H, m), 7.66 (1H, d), 8.29 (1H, d), 8.81 (1H, s); m/z = 418 [M+H]+。
実施例21
6−[4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(4−ニトロフェニル)ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(4−ニトロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 3.66-3.74 (4H, m), 3.76-3.85 (4H, m), 7.06 (2H, d), 7.64 (1H, d), 8.10 (2H, d), 8.30 (1H, d); m/z = 394 [M+H]+。
実施例22
6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−ベンズヒドリルピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用するhplcによって精製して、6−(4−ベンズヒドリルピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.46 (4H, t), 3.63 (4H, t), 4.40 (1H, s), 7.21-7.23 (2H, m), 7.32-7.34 (4H, m), 7.46-7.48 (4H, m), 7.54 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 439 [M+H]+。
実施例23
6−(4−フェネチルピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−フェネチルピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−(4−フェネチルピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.58-2.60 (6H, m), 2.79 (2H, t), 3.62 (4H, t), 7.18-7.21 (1H, m), 7.25-7.26 (2H, m), 7.28-7.30 (2H, m), 7.61 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 377 [M+H]+。
実施例24
1−ピペリジン−1−イル−2−[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]エタノンの製造
2−ピペラジン−1−イル−1−ピペリジン−1−イルエタノン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、1−ピペリジン−1−イル−2−[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]エタノンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.44 (2H, s), 1.53 (2H, d), 1.58-1.61 (2H, m), 2.58 (4H, t), 3.21 (2H, s), 3.42 (2H, t), 3.48 (2H, t), 3.61 (4H, t), 7.60 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 398 [M+H]+。
実施例25
6−[4−[(4−メトキシフェニル)−フェニルメチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[(4−メトキシフェニル)−フェニルメチル]ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メトキシフェニル)−フェニルメチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.45 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.72 (3H, s), 4.34 (1H, s), 6.88-6.90 (2H, m), 7.20-7.24 (1H, m), 7.31-7.33 (2H, m), 7.35-7.37 (2H, m), 7.44-7.45 (2H, m), 7.54 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 469 [M+H]+。
実施例26
6−[4−[フェニル−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[フェニル−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[フェニル−[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.45-2.49 (4H, m), 3.64 (4H, t), 4.57 (1H, s), 7.24-7.26 (1H, m), 7.35 (2H, t), 7.47-7.48 (2H, m), 7.54 (1H, d), 7.69-7.73 (4H, m), 8.26 (1H, d); m/z = 507 [M+H]+。
実施例27
6−[4−(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニルピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(6−ブロモナフタレン−2−イル)スルホニルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 3.16 (4H, t), 3.72 (4H, t), 7.49 (1H, d), 7.81-7.83 (1H, m), 7.84-7.86 (1H, m), 8.16 (1H, d), 8.19 (1H, d), 8.21 (1H, d), 8.39 (1H, d), 8.52 (1H, d); m/z = 543 (Br) 帰属されず。
実施例28
N−[[(9aR)−2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,4,6,7,8,9,9a−オクタヒドロピリド[1,6−a]ピラジン−7−イル]メチル]−2−メチルキノリン−4−アミンの製造
N−[[(9aR)−2,3,4,6,7,8,9,9a−オクタヒドロ−1H−ピリド[1,6−a]ピラジン−7-イル]メチル]−2−メチルキノリン−4−アミン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N−[[(9aR)−2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,4,6,7,8,9,9a−オクタヒドロピリド[1,6−a]ピラジン−7−イル]メチル]−2−メチルキノリン−4−アミンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.06-1.10 (1H, m), 1.24-1.26 (1H, m), 1.69-1.71 (1H, m), 1.79 (1H, d), 1.91-1.94 (1H, m), 1.96 (1H, d), 2.09-2.12 (1H, m), 2.17-2.21 (1H, m), 2.47 (3H, s), 2.70 (1H, d), 2.85-2.87 (1H, m), 2.98 (1H, d), 3.02-3.06 (1H, m), 3.15 (2H, t), 4.13 (1H, d), 4.19 (1H, d), 6.37 (1H, s), 7.05 (1H, s), 7.33-7.36 (1H, m), 7.56 (1H, d), 7.62 (1H, d), 7.68-7.69 (1H, m), 8.19 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 497 [M+H]+。
実施例29
6−[4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2,4−ジフルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 3.13 (4H, t), 3.78 (4H, t), 7.01-7.04 (1H, m), 7.12-7.16 (1H, m), 7.22-7.25 (1H, m), 7.66 (1H, d), 8.29 (1H, d); m/z = 385 [M+H]+。
実施例30
6−[4−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,4−ジアゼパン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.04 (2H, d), 3.76 (2H, t), 3.80 (2H, t), 3.96 (2H, d), 4.02 (2H, s), 7.52 (1H, d), 7.96 (1H, s), 8.20 (1H, d), 8.29 (1H, d); m/z = 466 [M+H]+。
実施例31
6−[4−[4−(4−フルオロフェニル)−5−(2−メトキシピリミジン−4−イル)イミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
4−[5−(4−フルオロフェニル)−3−ピペリジン−4−イルイミダゾール−4−イル]−2−メトキシピリミジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[4−(4−フルオロフェニル)−5−(2−メトキシピリミジン−4−イル)イミダゾール−1−イル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.07-2.13 (2H, m), 2.19-2.21 (2H, m), 3.13 (2H, d), 3.98 (3H, s), 4.43-4.45 (2H, m), 4.76-4.79 (1H, m), 6.96 (1H, d), 7.16 (2H, d), 7.42-7.44 (2H, m), 7.67 (1H, d), 8.17 (1H, s), 8.29 (1H, d), 8.56 (1H, d); m/z = 540 [M+H]+。
実施例32
6−[4−(2−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(2−メチルフェニル)ピペラジン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.32 (3H, s), 3.00 (4H, t), 3.77 (4H, t), 6.99-7.01 (1H, m), 7.06 (1H, d), 7.16-7.18 (1H, m), 7.20 (1H, d), 7.66 (1H, d), 8.28 (1H, d); m/z = 363 [M+H]+。
実施例33
6−[4−[(2−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−[(2−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 1.81-1.92 (2H, m), 2.65-2.70 (2H, m), 2.77-2.83 (2H, m), 3.70 (2H, s), 3.71-3.76 (2H, m), 3.76-3.80 (2H, m), 7.18-7.27 (2H, m), 7.34 (1H, d), 7.41 (1H, d), 7.49 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 411 [M+H]+。
実施例34
1−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]ブタン−1−オンの製造
1−(2,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル)ブタン−1−オン及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.2%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、1−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]ブタン−1−オンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 0.88 (3H, t), 1.51 (2H, 六重項), 2.16-2.25 (2H, m), 2.94-3.19 (2H, m), 3.25-3.34 (1H, m), 3.35-3.50 (3H, m), 3.54-3.64 (1H, m), 3.66-3.83 (3H, m), 7.24 (1H, d), 8.22 (1H, d) (水によって一部不鮮明な 3.3 のシグナル); m/z = 369 [M+H]+。
実施例35
(1S,5R)−3−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルの製造
(1S,5R)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチル及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法3によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、(1S,5R)−3−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸tert−ブチルを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 1.37 (9H, s), 1.59-1.69 (2H, m), 1.76-1.89 (2H, m), 3.00-3.10 (2H, m), 3.84-3.95 (2H, m), 4.18-4.25 (2H, m), 7.47 (1H, d), 8.20 (1H, d); m/z = 399 [M+H]+。
実施例36
6−[4−(3−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(3−メチルフェニル)ピペラジン二塩酸塩及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法4によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(3−メチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 2.28 (3H, s), 3.76 (4H, t), 6.65 (1H, d), 6.80-6.81 (1H, m), 6.83 (1H, s), 7.13 (1H, t), 7.67 (1H, d), 8.29 (1H, d) (溶媒により不鮮明な数ピーク); m/z = 363 [M+H]+。
実施例37
6−[4−(2−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
塩酸1−(2−クロロフェニル)ピペラジン水和物及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法4によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 3.15 (4H, t), 3.79 (4H, t), 7.08-7.11 (1H, m), 7.21-7.22 (1H, m), 7.32-7.35 (1H, m), 7.45-7.47 (1H, m), 7.67 (1H, d), 8.30 (1H, d); m/z = 383 [M+H]+。
実施例38
6−[4−(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニルピペラジン塩酸塩及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法4によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(6−クロロナフタレン−2−イル)スルホニルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 3.16 (4H, t), 3.72 (4H, t), 7.49 (1H, d), 7.71-7.72 (1H, m), 7.85-7.86 (1H, m), 8.16 (1H, d), 8.21 (1H, d), 8.23 (1H, d), 8.27 (1H, d), 8.53 (1H, d); m/z = 497 [M+H]+。
実施例39
1−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−4H−3,1−ベンゾオキサジン−2−オンの製造
1−ピペリジン−4−イル−4H−3,1−ベンゾオキサジン−2−オン塩酸塩及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法4によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XTerra C18 カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、1−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−4H−3,1−ベンゾオキサジン−2−オンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.95-1.97 (2H, m), 2.53-2.57 (2H, m), 3.22 (1H, d), 4.25-4.28 (1H, m), 4.41-4.43 (2H, m), 5.16 (2H, s), 7.12-7.15 (1H, m), 7.30-7.31 (1H, m), 7.37 (1H, d), 7.39-7.41 (1H, m), 7.67 (1H, d), 8.26 (1H, d) (溶媒により不鮮明な数ピーク); m/z = 419 [M+H]+。
実施例40
1−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−3,4−ジヒドロキノリン−2−オンの製造
1−ピペリジン−4−イル−3,4−ジヒドロキノリン−2−オン塩酸塩及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法4によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用するhplcによって精製して、1−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−3,4−ジヒドロキノリン−2−オンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.85 (2H, m), 2.43-2.45 (2H, m), 2.61-2.67 (2H, m), 2.80 (2H, t), 3.15-3.18 (2H, m), 4.32-4.36 (1H, m), 4.39-4.41 (2H, m), 7.01-7.03 (1H, m), 7.23-7.26 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.66 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 417 [M+H]+。
実施例41
6−(5−ベンジル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
(1R,4R)−6−ベンジル−3,6−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン二臭化水素酸塩及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法4によってそのまま反応させた。この粗生成物を、溶出液としての水(0.2%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−(5−ベンジル−2,5−ジアザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.84 (1H, m), 2.00 (1H, d), 2.88 (1H, d), 3.63 (2H, s), 3.73 (2H, s), 7.23 (1H, d), 7.29-7.31 (2H, m), 7.32 (3H, t), 8.21 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 375 [M+H]+。
実施例42
6−[4−(ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのピリジン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.55-2.62 (4H, m), 3.61-3.66 (4H, m), 3.68 (2H, s), 7.26-7.32 (1H, m), 7.49 (1H, d), 7.59 (1H, d), 7.76-7.82 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.52 (1H, d); m/z = 364 [M+H]+。
実施例43
3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.57 (4H, m), 3.60-3.66 (6H, m), 7.54-7.62 (2H, m), 7.71 (1H, d), 7.76 (1H, d), 7.79 (1H, s), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 388 [M+H]+。
実施例44
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.56 (4H, m), 3.59-3.68 (6H, m), 7.53-7.62 (3H, m), 7.82 (2H, d), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 388 [M+H]+。
実施例45
6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.48-2.52 (4H, m), 3.53 (2H, s), 3.58-3.66 (4H, m), 7.17 (2H, t), 7.34-7.41 (2H, m), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 381 [M+H]+。
実施例46
6−[4−[(2−メチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−メチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−メチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.33 (3H, s), 2.49-2.53 (4H, m), 3.48 (2H, s), 3.56-3.61 (4H, m), 7.12-7.18 (3H, m), 7.25 (1H, d), 7.57 (1H, d), 8.23 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 377 [M+H]+。
実施例47
6−[4−[(4−メチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−メチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO-d6) δ 2.30 (3H, s), 2.45-2.51 (4H, m), 3.50 (2H, s), 3.56-3.65 (4H, m), 7.15 (2H, d), 7.22 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 377 [M+H]+。
実施例48
6−[4−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1,3−ベンゾチアゾール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1,3−ベンゾチアゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.73 (4H, t), 3.66 (4H, t), 4.04 (2H, s), 7.40-7.43 (1H, m), 7.46-7.51 (1H, m), 7.60 (1H, d), 7.94 (1H, d), 8.06 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 420 [M+H]+。
実施例49
6−[4−(1,3−ベンゾオキサゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1,3−ベンゾオキサゾール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1,3−ベンゾオキサゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.72 (4H, t), 3.65 (4H, t), 3.97 (2H, s), 7.36-7.44 (2H, m), 7.59 (1H, d), 7.72-7.77 (2H, m), 8.25 (1H, d); m/z = 404 [M+H]+。
実施例50
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのキノリン−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノリンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.65 (4H, t), 3.64 (4H, t), 4.04 (2H, s), 7.56 (1H, d), 7.60 (1H, d), 7.63-7.67 (1H, m), 7.75-7.80 (1H, m), 8.05 (1H, d), 8.26 (1H, d), 8.33 (1H, d), 8.88 (1H, d); m/z = 414 [M+H]+。
実施例51
6−[4−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1,3−チアゾール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1,3−チアゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.64 (4H, t), 3.63 (4H, t), 3.91 (2H, s), 7.58 (1H, d), 7.67 (1H, d), 7.73 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 370 [M+H]+。
実施例52
6−[4−(1−ベンゾチオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−ベンゾチオフェン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1−ベンゾチオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.62 (4H, t), 3.65 (4H, t), 3.88 (2H, s), 7.30-7.38 (3H, m), 7.60 (1H, d), 7.78 (1H, d), 7.91 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 419 [M+H]+。
実施例53
6−[4−(チアジアゾール−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのチアジアゾール−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(チアジアゾール−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.62 (4H, t), 3.63 (4H, t), 4.13 (2H, s), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.10 (1H, s); m/z = 371 [M+H]+。
実施例54
6−[4−[(1−メチルベンゾイミダゾール−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−メチルベンゾイミダゾール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(1−メチルベンゾイミダゾール−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.62 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.85-3.89 (5H, m), 7.16-7.22 (1H, m), 7.22-7.28 (1H, m), 7.54 (1H, d), 7.57-7.62 (2H, m), 8.25 (1H, d); m/z = 417 [M+H]+。
実施例55
6−[4−(ピラジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのピラジン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(ピラジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.61 (4H, t), 3.64 (4H, t), 3.75 (2H, s), 7.60 (1H, d), 8.26 (1H, d), 8.57 (1H, d), 8.60-8.62 (1H, m), 8.74 (1H, d); m/z = 365 [M+H]+。
実施例56
2−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのキノリン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、2−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノリンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.61 (4H, t), 3.63 (4H, t), 3.83 (2H, s), 7.55-7.60 (2H, m), 7.67 (1H, d), 7.71-7.76 (1H, m), 7.96 (2H, t), 8.23 (1H, d), 8.34 (1H, d); m/z = 414 [M+H]+。
実施例57
6−[4−[(2−メチルスルホニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−メチルスルホニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−メチルスルホニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.60 (4H, t), 3.44 (3H, s), 3.62 (4H, t), 3.96 (2H, s), 7.58-7.67 (3H, m), 7.70-7.75 (1H, m), 7.99-8.02 (1H, m), 8.27 (1H, d); m/z = 441 [M+H]+。
実施例58
6−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノキサリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのキノキサリン−6−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノキサリンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.59 (4H, t), 3.63 (4H, t), 3.81 (2H, s), 7.57 (1H, d), 7.86-7.89 (1H, m), 8.02 (1H, s), 8.07 (1H, d), 8.23 (1H, d), 8.91 (1H, d), 8.93 (1H, d); m/z = 415 [M+H]+。
実施例59
2−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、2−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.59 (4H, t), 3.63 (4H, t), 3.74 (2H, s), 7.50 (1H, t), 7.60 (1H, d), 7.64 (1H, d), 7.69-7.74 (1H, m), 7.84 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 388 [M+H]+。
実施例60
6−[4−(1−ベンゾチオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−ベンゾチオフェン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1−ベンゾチオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.59 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.81 (2H, s), 7.36-7.44 (2H, m), 7.58 (1H, d), 7.63 (1H, s), 7.99 (1H, d), 8.03 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 419 [M+H]+。
実施例61
6−[4−(1,3−チアゾール−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1,3−チアゾール−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1,3−チアゾール−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.59 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.75 (2H, s), 7.56-7.61 (2H, m), 8.25 (1H, d), 9.06 (1H, d); m/z = 370 [M+H]+。
実施例62
6−[4−[(2−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.59 (4H, t), 3.61-3.67 (6H, m), 7.30-7.34 (1H, m), 7.34-7.39 (1H, m), 7.44-7.47 (1H, m), 7.53-7.57 (1H, m), 7.60 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 397 [M+H]+。
実施例63
6−[4−(1H−インドール−7−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−インドール−7−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−インドール−7−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.58 (4H, t), 3.64 (4H, t), 3.82 (2H, s), 6.44-6.46 (1H, m), 6.94-7.03 (2H, m), 7.33 (1H, t), 7.48 (1H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d), 10.84 (1H, s); m/z = 402 [M+H]+。
実施例64
3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのキノリン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノリンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.58 (4H, t), 3.63 (4H, t), 3.76 (2H, s), 7.55-7.62 (2H, m), 7.71-7.76 (1H, m), 7.97 (1H, d), 8.01 (1H, d), 8.21-8.26 (2H, m), 8.88 (1H, d); m/z = 414 [M+H]+。
実施例65
5−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]イソキノリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのイソキノリン−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、5−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]イソキノリンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.58 (4H, t), 3.58 (4H, t), 3.95 (2H, s), 7.56 (1H, d), 7.61-7.66 (1H, m), 7.74 (1H, d), 8.06 (1H, d), 8.13 (1H, d), 8.23 (1H, d), 8.53 (1H, d), 9.31 (1H, s); m/z = 414 [M+H]+。
実施例66
6−[4−(ナフタレン−1−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのナフタレン−1−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(ナフタレン−1−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.58 (4H, t), 3.58 (4H, t), 3.94 (2H, s), 7.43-7.58 (5H, m), 7.83-7.88 (1H, m), 7.90-7.94 (1H, m), 8.23 (1H, d), 8.29 (1H, d); m/z = 413 [M+H]+。
実施例67
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.56 (4H, t), 3.64 (4H, t), 3.71 (2H, s), 7.50 (1H, t), 7.60 (1H, d), 7.67-7.75 (2H, m), 7.84 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 431 [M+H]+。
実施例68
6−[4−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−4−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.56 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.67 (2H, s), 7.19-7.25 (2H, m), 7.32-7.35 (1H, m), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 443 [M+H]+。
実施例69
6−[4−[(1−メチルインドール−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−メチルインドール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(1−メチルインドール−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.56 (4H, t), 3.59 (4H, t), 3.70 (2H, s), 3.78 (3H, s), 6.36 (1H, s), 6.99 (1H, t), 7.09-7.13 (1H, m), 7.40 (1H, d), 7.48 (1H, d), 7.57 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 416 [M+H]+。
実施例70
6−[4−(チオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのチオフェン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(チオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.55 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.77 (2H, s), 6.98-7.02 (2H, m), 7.45-7.47 (1H, m), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 369 [M+H]+。
実施例71
6−[4−[(1−メチルインドール−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−メチルインドール−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(1−メチルインドール−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.55 (4H, t), 3.60 (4H, t), 3.70 (2H, s), 3.77 (3H, s), 7.04 (1H, t), 7.15 (1H, t), 7.26 (1H, s), 7.40 (1H, d), 7.56 (1H, d), 7.67 (1H, d), 8.23 (1H, d) (DMSO 下にある2.55 のシグナル); m/z = 416 [M+H]+。
実施例72
6−[4−[(2−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.55 (4H, t), 3.59-3.65 (6H, m), 7.16-7.23 (2H, m), 7.32-7.38 (1H, m), 7.43-7.48 (1H, m), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO 下にある 2.55 のシグナル); m/z = 381 [M+H]+。
実施例73
6−[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのピリジン−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.54 4H, t), 3.60 (2H, s), 3.64 (4H, t), 7.37 (2H, m), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d), 8.52-8.55 (2H, m) (DMSO によって一部不鮮明な 2.54 のシグナル); m/z = 364 [M+H]+。
実施例74
6−[4−[(3−メチルスルホニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メチルスルホニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メチルスルホニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.53 (4H, t), 3.21 (3H, s), 3.62 (4H, t), 3.66 (2H, s), 7.57 (1H, d), 7.63 (1H, t), 7.69 (1H, d), 7.83 (1H, d), 7.88 (1H, s), 8.24 (1H, d); m/z = 441 [M+H]+。
実施例75
6−[4−[(2−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.52 (4H, t), 3.53 (2H, s), 3.60 (4H, t), 3.77 (3H, s), 6.90-6.95 (1H, m), 6.98 (1H, d), 7.21-7.26 (1H, m), 7.31-7.35 (1H, m), 7.56 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
実施例76
6−[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.52 (4H, t), 3.50 (2H, s), 3.59 (4H, t), 4.19-4.25 (4H, m), 6.73-6.80 (2H, m), 6.87-6.89 (1H, m), 7.56 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 421 [M+H]+。
実施例77
6−[4−(1H−インドール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−インドール−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−インドール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.52-2.54 (4H, m), 3.58-3.63 (6H, m), 6.38-6.41 (1H, m), 7.06-7.10 (1H, m), 7.32 (1H, t), 7.35 (1H, d), 7.47 (1H, s), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d), 11.02 (1H, s) (DMSO 下に 2.52 のシグナル); m/z = 402 [M+H]+。
実施例78
6−[4−(1H−インドール−6−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−インドール−6−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−インドール−6−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.51-2.55 (4H, m), 3.60-3.64 (6H, m), 6.38-6.41 (1H, m), 6.96-7.00 (1H, m), 7.31 (1H, t), 7.35 (1H, s), 7.49 (1H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d), 10.99 (1H, s) (DMSO 下に 2.51 のシグナル); m/z = 402 [M+H]+。
実施例79
6−[4−(フラン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのフラン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(フラン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.51-2.55 (4H, m), 3.58 (2H, s), 3.61 (4H, t), 6.33 (1H, d), 6.40-6.44 (1H, m), 7.58 (1H, d), 7.60-7.62 (1H, m), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 353 [M+H]+。
実施例80
6−[4−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−ピラゾール−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−ピラゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.51-2.54 (4H, m), 3.51-3.65 (6H, m), 6.18 (1H, s), 7.41 (0H, s), 7.55-7.70 (2H, m), 8.24 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 353 [M+H]+。
実施例81
6−[4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.50-2.53 (4H, m), 3.57 (2H, s), 3.60 (4H, t), 7.34-7.39 (1H, m), 7.57 (1H, d), 7.71-7.76 (1H, m), 8.23 (1H, d), 8.46-8.49 (1H, m), 8.52 (1H, d) (DMSO ピークによって不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 364 [M+H]+。
実施例82
6−[4−[(3−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.49-2.51 (4H, m), 3.50 (2H, s), 3.60 (4H, t), 3.74 (3H, s), 6.81-6.84 (1H, m), 6.87-6.91 (2H, m), 7.24 (1H, t), 7.56 (1H, d), 8.23 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 393 [M+H]+。
実施例83
6−[4−(1H−ピロール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−ピロール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−ピロール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.48 (4H, t), 3.48 (2H, s), 3.60 (4H, t), 5.89-5.92 (1H, m), 5.94 (1H, q), 6.64-6.67 (1H, m), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d), 10.68 (1H, s) (DMSO によって一部不鮮明な 2.48 のシグナル); m/z = 352 [M+H]+。
実施例84
6−[4−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2,3−ジヒドロ−1−ベンゾフラン−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.47-2.51 (4H, m), 3.17 (2H, t), 3.45 (2H, s), 3.60 (4H, t), 4.51 (2H, t), 6.71 (1H, d), 7.02 (1H, d), 7.19 (1H, s), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.47 のシグナル); m/z = 405 [M+H]+。
実施例85
6−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1,3−ベンゾジオキソール−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−5−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.47-2.50 (4H, m), 3.46 (2H, s), 3.61 (4H, t), 6.00 (2H, s), 6.77-6.80 (1H, m), 6.86 (1H, d), 6.90 (1H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.47 のシグナル); m/z = 407 [M+H]+。
実施例86
6−[4−(チオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのチオフェン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(チオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.47-2.49 (4H, m), 3.54 (2H, s), 3.59 (4H, t), 7.05-7.08 (1H, m), 7.32-7.35 (1H, m), 7.47-7.50 (1H, m), 7.56 (1H, d), 8.23 (1H, d)(一部 DMSO 下にある 2.47 のシグナル); m/z = 369 [M+H]+。
実施例87
6−[4−[(1−メチルピロール−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−メチルピロール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(1−メチルピロール−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.46 (4H, t), 3.44 (2H, s), 3.57 (4H, t), 3.60 (3H, s), 5.86-5.90 (2H, m), 6.67 (1H, t), 7.56 (1H, d), 8.23 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.46 のシグナル); m/z = 366 [M+H]+。
実施例88
6−[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾジオキシン−6−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.46 (4H, t), 3.40 (2H, s), 3.58 (4H, t), 4.21 (4H, s), 6.74-6.77 (1H, m), 6.78 (1H, s), 6.79 (1H, d), 7.56 (1H, d), 8.22 (1H, d) (一部 DMSO 下にある 2.46 のシグナル); m/z = 421 [M+H]+。
実施例89
6−[4−[(3−メチルイミダゾール−4−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メチルイミダゾール−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メチルイミダゾール−4−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.46-2.50 (4H, m), 3.49 (2H, s), 3.58 (4H, t), 3.62 (3H, s), 6.77 (1H, s), 7.55 (1H, s), 7.57 (1H, d), 8.23 (1H, d) (DMSO 下にある 2.46 のシグナル); m/z = 367 [M+H]+。
実施例90
6−[4−(フラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのフラン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(フラン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.46-2.49 (4H, m), 3.39 (2H, s), 3.59 (4H, t), 6.43-6.45 (1H, m), 7.56 (1H, s), 7.57-7.59 (1H, m), 7.61 (1H, t), 8.23 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.46 のシグナル); m/z = 353 [M+H]+。
実施例91
6−[4−[(3−メチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.802 MHz, DMSO) δ 2.29 (3H, s), 2.47 (4H, t), 3.48 (2H, s), 3.59 (4H, t), 7.06 (1H, d), 7.10 (1H, d), 7.13 (1H, s), 7.21 (1H, t), 7.56 (1H, d), 8.22 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.29 のシグナル); m/z = 377 [M+H]+。
実施例92
6−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−ベンゾイミダゾール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−ベンゾイミダゾール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.60-2.67 (4H, m), 3.61-3.69 (4H, m), 3.81 (2H, s), 7.09-7.21 (2H, m), 7.43-7.48 (1H, m), 7.53-7.62 (2H, m), 8.25 (1H, d), 12.33 (1H, s); m/z = 403 [M+H]+。
実施例93
6−[4−(1−ベンゾフラン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1−ベンゾフラン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1−ベンゾフラン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.58-2.67 (4H, m), 3.59-3.68 (4H, m), 3.76 (2H, s), 6.82 (1H, s), 7.18-7.32 (2H, m), 7.52-7.63 (3H, m), 8.24 (1H, d); m/z = 403 [M+H]+。
実施例94
6−[4−(1H−インドール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−インドール−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−インドール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.59 (4H, m), 3.54-3.65 (4H, m), 3.71 (2H, s), 6.95-7.03 (1H, m), 7.04-7.12 (1H, m), 7.26 (1H, d), 7.36 (1H, d), 7.56 (1H, d), 7.66 (1H, d), 8.22 (1H, d), 10.94 (1H, s) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 402 [M+H]+。
実施例95
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.57 (4H, m), 3.57-3.69 (6H, m), 7.54-7.71 (5H, m), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 431 [M+H]+。
実施例96
6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.56 (4H, m), 3.57 (2H, s), 3.59-3.66 (4H, m), 7.05-7.21 (3H, m), 7.34-7.44 (1H, m), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 381 [M+H]+。
実施例97
6−[4−[(3−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法5に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.54 (4H, m), 3.56 (2H, s), 3.59-3.66 (4H, m), 7.27-7.43 (4H, m), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 397 [M+H]+。
実施例98
6−[4−[(4,5−ジメチルフラン−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4,5−ジメチルフラン−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法6に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4,5−ジメチルフラン−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.88 (3H, s), 2.15 (3H, s), 3.45 (2H, s), 3.60 (4H, t), 6.07 (1H, s), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 381 [M+H]+。
実施例99
6−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのシクロヘキサンカルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法6に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(シクロヘキシルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 0.84-0.89 (2H, m), 1.15-1.18 (1H, m), 1.20-1.26 (2H, m), 1.51-1.54 (1H, m), 1.63-1.69 (3H, m), 1.76 (2H, d), 2.14 (2H, d), 2.46 (4H, t), 3.60 (4H, t), 7.59 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 369 [M+H]+。
実施例100
6−[4−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A (10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2,2−ジフルオロ−1,3−ベンゾジオキソール−5−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.55 (4H, m), 3.56 (2H, s), 3.58-3.65 (4H, m), 7.14-7.20 (1H, m), 7.33-7.40 (2H, m), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 443 [M+H]+。
実施例101
6−[4−(1H−インドール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−インドール−2−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−インドール−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (500.133 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.58 (4H, m), 3.58-3.65 (4H, m), 3.68 (2H, s), 6.29 (1H, s), 6.93 (1H, t), 7.02 (1H, t), 7.31 (1H, d), 7.44 (1H, d), 7.57 (1H, d), 8.22 (1H, d), 11.00 (1H, s); m/z = 402 [M+H]+。
実施例102
6−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1,3−ベンゾジオキソール−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1,3−ベンゾジオキソール−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (500.133 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.54 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.57-3.61 (4H, m), 5.98 (2H, s), 6.79-6.86 (3H, m), 7.56 (1H, d), 8.22 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 407 [M+H]+。
実施例103
5−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノキサリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのキノキサリン−5−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、5−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]キノキサリンを得た。
1H NMR (500.133 MHz, DMSO-d6) δ 2.60-2.66 (4H, m), 3.60-3.66 (4H, m), 4.24 (2H, s), 7.57 (1H, d), 7.85-7.90 (1H, m), 7.95 (1H, d), 8.03 (1H, s), 8.23 (1H, d), 8.96 (2H, s); m/z = 415 [M+H]+。
実施例104
6−[4−(1H−ピロール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの1H−ピロール−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−(1H−ピロール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (500.133 MHz, DMSO-d6) δ 2.43-2.48 (4H, m), 3.36 (2H, s), 3.54-3.60 (4H, m), 5.96 (1H, s), 6.63 (1H, s), 6.65-6.68 (1H, m), 7.56 (1H, d), 8.21 (1H, d), 10.57 (1H, s); m/z = 352 [M+H]+。
実施例105
6−[4−[[3−(4−メチルフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(4−メチルフェノキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[3−(4−メチルフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.30 (3H, s), 2.49-2.52 (4H, m), 3.53 (2H, s), 3.60 (4H, t), 6.86-6.88 (1H, m), 6.92-6.94 (2H, m), 6.96 (1H, s), 7.08 (1H, d), 7.21 (2H, d), 7.34 (1H, t), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 469 [M+H]+。
実施例106
N,N−ジメチル−4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]アニリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ジメチルアミノベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N,N−ジメチル−4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]アニリンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.45-2.49 (4H, t), 2.88 (6H, s), 3.31 (2H, s), 3.60 (4H, t), 6.70 (2H, d), 7.13 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d) (水によって不鮮明なベンジルシグナル); m/z = 406 [M+H]+。
実施例107
N−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]アセトアミドの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのN−(4−ホルミルフェニル)アセトアミドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]アセトアミドを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.04 (3H, s), 2.50 (4H, t), 3.48 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.24 (2H, d), 7.54 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.90 (1H, s) (DMSO によって一部不鮮明な 2.5 のシグナル); m/z = 420 [M+H]+。
実施例108
6−[4−[(4−エトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−エトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−エトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.33 (3H, t), 2.48 (4H, t), 3.47 (2H, s), 3.60 (4H, t), 4.02 (2H, q), 6.89 (2H, d), 7.23 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 407 [M+H]+。
実施例109
6−[4−[(4−ブトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ブトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−ブトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 0.94 (3H, t), 1.41-1.48 (2H, m), 1.67-1.73 (2H, m), 2.48 (4H, t), 3.47 (2H, s), 3.60 (4H, t), 3.96 (2H, t), 6.89 (2H, d), 7.22 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 435 [M+H]+。
実施例110
6−[4−[(3−ニトロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ニトロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−ニトロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.57 (4H, t), 3.62 (4H, t), 3.71 (2H, s), 7.57 (1H, d), 7.64 (1H, t), 7.80 (1H, d), 8.12-8.15 (1H, m), 8.21 (1H, s), 8.24 (1H, d); m/z = 408 [M+H]+。
実施例111
6−[4−[(4−ニトロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ニトロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−ニトロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.56 (4H, t), 3.64 (4H, t), 3.71 (2H, s), 7.60 (1H, d), 7.65 (2H, d), 8.23 (2H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 408 [M+H]+。
実施例112
N,N−ジメチル−3−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]プロパン−1−アミンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(3−ジメチルアミノプロポキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N,N−ジメチル−3−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]プロパン−1−アミンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.81-1.87 (2H, m), 2.15 (6H, s), 2.36 (2H, t), 2.49 (4H, t), 3.47 (2H, s), 3.60 (4H, t), 3.98 (2H, t), 6.89 (2H, d), 7.23 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 464 [M+H]+。
実施例113
6−[4−[(4−ピロリジン−1−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ピロリジン−1−イルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A (10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−ピロリジン−1−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.13 MHz, DMSO-d6) δ 1.92-1.97 (4H, m), 2.46 (4H, t), 3.21 (4H, t), 3.40 (2H, s), 3.59 (4H, t), 6.50 (2H, d), 7.10 (2H, d), 7.57 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 432 [M+H]+。
実施例114
6−[4−[[4−[(2−メチルプロパン−2−イル)オキシ]フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−[(2−メチルプロパン−2−イル)オキシ]ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−[(2−メチルプロパン−2−イル)オキシ]フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.30 (9H, s), 2.48-2.52 (4H, m), 3.50 (2H, s), 3.61 (4H, t), 6.94 (2H, d), 7.24 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 435 [M+H]+。
実施例115
6−[4−[(4−プロパン−2−イルオキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−プロパン−2−イルオキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−プロパン−2−イルオキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.27 (6H, d), 2.49 (4H, t), 3.46 (2H, s), 3.61 (4H, t), 4.56-4.61 (1H, m), 6.88 (2H, d), 7.22 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 421 [M+H]+。
実施例116
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチルスルファニル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(トリフルオロメチルスルファニル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチルスルファニル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.55 (4H, m), 3.63 (6H, d), 7.54 (1H, t), 7.59 (2H, d), 7.64 (1H, d), 7.70 (1H, s), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.54 のシグナル); m/z = 463 [M+H]+。
実施例117
6−[4−[(4−ピリジン−3−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ピリジン−3−イルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−ピリジン−3−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.56 (4H, t), 3.62 (2H, s), 3.64 (4H, t), 7.48-7.51 (3H, m), 7.59 (1H, d), 7.72 (2H, d), 8.07-8.10 (1H, m), 8.26 (1H, d), 8.57-8.58 (1H, m), 8.91 (1H, d); m/z = 440 [M+H]+。
実施例118
6−[4−[(3−ブロモフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ブロモベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−ブロモフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.54 (4H, m), 3.56 (2H, s), 3.63 (4H, t), 7.32 (1H, t), 7.35-7.37 (1H, m), 7.47-7.49 (1H, m), 7.55 (1H, s), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 441 (Br) 帰属されず。
実施例119
6−[4−[[3−(4−クロロフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(4−クロロフェノキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[3−(4−クロロフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.53 (4H, m), 3.56 (2H, s), 3.61 (4H, t), 6.94-6.96 (1H, m), 7.03-7.06 (3H, m), 7.15 (1H, d), 7.38 (1H, d), 7.43-7.46 (2H, m), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 489 [M+H]+。
実施例120
6−[4−[[3−(4−メトキシフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(4−メトキシフェノキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[3−(4−メトキシフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.51 (4H, m), 3.52 (2H, s), 3.60 (4H, t), 3.76 (3H, s), 6.81-6.83 (1H, m), 6.93 (1H, s), 6.96-6.98 (2H, m), 7.01-7.02 (2H, m), 7.05 (1H, d), 7.31 (1H, t), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 485 [M+H]+。
実施例121
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]安息香酸メチルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ホルミル安息香酸メチルでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]安息香酸メチルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.53 (4H, t), 3.62-3.64 (6H, m), 3.86 (3H, s), 7.51 (2H, d), 7.59 (1H, d), 7.95 (2H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.53 のシグナル); m/z = 421 [M+H]+。
実施例122
6−[4−[(4−tert−ブチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−tert−ブチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−tert−ブチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.29 (9H, s), 2.49-2.51 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.26 (2H, d), 7.37 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 419 [M+H]+。
実施例123
6−[4−[[4−(2−メチルプロピル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(2−メチルプロピル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−(2−メチルプロピル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 0.87 (6H, d), 1.81-1.86 (1H, m), 2.44 (2H, d), 2.48-2.51 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.13 (2H, d), 7.24 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 419 [M+H]+。
実施例124
6−[4−[[6−(4−メチルフェニル)スルファニルピリジン−3−イル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−(4−メチルフェニル)スルファニルピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[6−(4−メチルフェニル)スルファニルピリジン−3−イル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.38 (3H, s), 2.48-2.51 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.60 (4H, t), 6.89 (1H, d), 7.32 (2H, d), 7.48 (2H, d), 7.59 (2H, d), 8.25 (1H, d), 8.34-8.34 (1H, m) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 486 [M+H]+。
実施例125
6−[4−[[3−(4−フルオロフェニル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(4−フルオロフェニル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[3−(4−フルオロフェニル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.56 (4H, t), 3.63-3.64 (6H, m), 7.28-7.32 (2H, m), 7.35 (1H, d), 7.45 (1H, t), 7.57 (3H, d), 7.70-7.73 (2H, m), 8.25 (1H, d); m/z = 457 [M+H]+。
実施例126
6−[4−[[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(4−フルオロフェノキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−(4−フルオロフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.53 (4H, m), 3.52 (2H, s), 3.62 (4H, t), 6.97 (2H, d), 7.05-7.09 (2H, m), 7.21-7.26 (2H, m), 7.34 (2H, d), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 473 [M+H]+。
実施例127
6−[4−[(4−ブロモフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ブロモベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−ブロモフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.52 (4H, m), 3.53 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.31 (2H, d), 7.54 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 443 (Br) 帰属されず。
実施例128
N,N−ジエチル−4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]アニリンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ジエチルアミノベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N,N−ジエチル−4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]アニリンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.09 (6H, t), 2.47 (4H, t), 3.39 (2H, s), 3.60 (4H, t), 6.62 (2H, d), 7.09 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d) (水によって不鮮明なアミノメチレンシグナル); m/z = 434 [M+H]+。
実施例129
6−[4−[(4−メチルスルファニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−メチルスルファニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メチルスルファニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.48 (3H, s), 2.49-2.51 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.25 (2H, d), 7.29 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 409 [M+H]+。
実施例130
6−[4−[(4−プロパン−2−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−プロパン−2−イルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−プロパン−2−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.21 (6H, d), 2.48-2.51 (4H, m), 2.86-2.91 (1H, m), 3.50 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.21 (2H, d), 7.25 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 405 [M+H]+。
実施例131
6−[4−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(トリフルオロメトキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−(トリフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.54 (4H, m), 3.58 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.34 (2H, d), 7.48 (2H, d), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 447 [M+H]+。
実施例132
6−[4−[[4−(4−クロロフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(4−クロロフェノキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−(4−クロロフェノキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.54 (4H, m), 3.54 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.01-7.04 (4H, m), 7.36-7.38 (2H, m), 7.42-7.45 (2H, m), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 489 [M+H]+。
実施例133
6−[4−[(4−エチニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−エチニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−エチニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.53 (4H, m), 3.57 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.36 (2H, d), 7.46 (2H, d), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 387 [M+H]+。
実施例134
6−[4−[(4−ピリジン−2−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ピリジン−2−イルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−ピリジン−2−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.56 (4H, t), 3.62 (2H, s), 3.64 (4H, t), 7.34-7.37 (1H, m), 7.47 (2H, d), 7.60 (1H, d), 7.87-7.91 (1H, m), 7.96 (1H, d), 8.07 (2H, d), 8.25 (1H, d), 8.67-8.68 (1H, m); m/z = 440 [M+H]+。
実施例135
6−[4−[(4−エチルスルホニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−エチルスルホニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−エチルスルホニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.12 (3H, t), 2.55 (4H, t), 3.24-3.29 (2H, m), 3.64 (4H, t), 3.68 (2H, s), 7.59 (1H, d), 7.64 (2H, d), 7.87 (2H, d), 8.26 (1H, d) (水によって一部不鮮明な 3.27 のシグナル); m/z = 455 [M+H]+。
実施例136
6−[4−[(3−プロプ−2−エノキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−プロプ−2−エノキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−プロプ−2−エノキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.53 (4H, m), 3.52 (2H, s), 3.62 (4H, t), 4.56-4.58 (2H, m), 5.25-5.28 (1H, m), 5.38-5.43 (1H, m), 6.02-6.09 (1H, m), 6.85-6.87 (1H, m), 6.92 (2H, d), 7.25 (1H, t), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 419 [M+H]+。
実施例137
6−[4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−クロロピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(6−クロロピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.55 (4H, m), 3.60 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.51 (1H, d), 7.59 (1H, d), 7.82-7.84 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.37 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.53 のシグナル); m/z = 398 [M+H]+。
実施例138
N−[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]アセトアミドの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのN−(3−ホルミルフェニル)アセトアミドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N−[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]アセトアミドを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.04 (3H, s), 2.50-2.53 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.00 (1H, d), 7.25 (1H, t), 7.51 (1H, d), 7.56-7.61 (2H, m), 8.25 (1H, d), 9.90 (1H, s) (DMSO によって不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 420 [M+H]+。
実施例139
6−[4−[(4−プロプ−2−エノキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−プロプ−2−エノキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−プロプ−2−エノキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.49 (4H, t), 3.47 (2H, s), 3.61 (4H, t), 4.55-4.57 (2H, m), 5.25-5.28 (1H, m), 5.38-5.42 (1H, m), 6.02-6.09 (1H, m), 6.92 (2H, d), 7.24 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 419 [M+H]+。
実施例140
N,N−ジメチル−2−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]エタンアミンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(2−ジメチルアミノエトキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N,N−ジメチル−2−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]エタンアミンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.22 (6H, s), 2.47-2.51 (4H, m), 2.62 (2H, t), 3.47 (2H, s), 3.61 (4H, t), 4.04 (2H, t), 6.91 (2H, d), 7.23 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 450 [M+H]+。
実施例141
N,N−ジメチル−4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンズアミドの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ホルミル−N,N−ジメチルベンズアミドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N,N−ジメチル−4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンズアミドを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.55 (4H, m), 2.90-3.02 (6H, m), 3.59 (2H, s), 3.63 (4H, t), 7.37-7.41 (4H, m), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.53 のシグナル); m/z = 434 [M+H]+。
実施例142
6−[4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−メトキシピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(6−メトキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.52 (4H, m), 3.50 (2H, s), 3.61 (4H, t), 3.85 (3H, s), 6.81 (1H, d), 7.59 (1H, d), 7.66-7.68 (1H, m), 8.09 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 394 [M+H]+。
実施例143
6−[4−[(6−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−モルホリン−4−イルピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(6−モルホリン−4−イルピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.47-2.51 (4H, m), 3.41-3.45 (6H, m), 3.60 (4H, t), 3.70 (4H, t), 6.83 (1H, d), 7.51-7.54 (1H, m), 7.58 (1H, d), 8.05 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル。水によって歪められた数ピーク); m/z = 449 [M+H]+。
実施例144
6−[4−[(6−フェノキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−フェノキシピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(6−フェノキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.54 (4H, m), 3.54 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.02 (1H, d), 7.12-7.14 (2H, m), 7.20-7.23 (1H, m), 7.41-7.44 (2H, m), 7.59 (1H, d), 7.81-7.83 (1H, m), 8.09 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 456 [M+H]+。
実施例145
6−[4−[(3−エチニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−エチニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−エチニルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.53 (4H, m), 3.55 (2H, s), 3.62 (4H, t), 4.17 (1H, s), 7.37-7.41 (3H, m), 7.45 (1H, s), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 387 [M+H]+。
実施例146
N−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]カルバミン酸tert−ブチルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのN−(4−ホルミルフェニル)カルバミン酸tert−ブチルでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]カルバミン酸tert−ブチルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.48 (9H, s), 2.48 (4H, t), 3.46 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.20 (2H, d), 7.42 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d), 9.29 (1H, s); m/z = 478 [M+H]+。
実施例147
6−[4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−エトキシピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(6−エトキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.32 (3H, t), 2.48-2.51 (4H, m), 3.49 (2H, s), 3.61 (4H, t), 4.30 (2H, q), 6.78 (1H, d), 7.59 (1H, d), 7.64-7.67 (1H, m), 8.06 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 408 [M+H]+。
実施例148
6−[4−[(6−プロパン−2−イルオキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−プロパン−2−イルオキシピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(6−プロパン−2−イルオキシピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.29 (6H, d), 2.49-2.52 (4H, m), 3.48 (2H, s), 3.61 (4H, t), 5.21-5.26 (1H, m), 6.72 (1H, d), 7.59 (1H, d), 7.62-7.65 (1H, m), 8.06 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 422 [M+H]+。
実施例149
[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]メタノールの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(ヒドロキシメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]メタノールを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.50-2.53 (4H, m), 3.54 (2H, s), 3.62 (4H, t), 4.51 (2H, d), 5.15 (1H, t), 7.21 (2H, t), 7.28-7.32 (2H, m), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 393 [M+H]+。
実施例150
N−[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]メタンスルホンアミドの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのN−(3−ホルミルフェニル)メタンスルホンアミドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N−[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]メタンスルホンアミドを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.54 (4H, m), 2.99 (3H, s), 3.53 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.08 (1H, d), 7.13 (1H, d), 7.22 (1H, s), 7.31 (1H, t), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.69 (1H, s) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 456 [M+H]+。
実施例151
メタンスルホン酸[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]の製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのメタンスルホン酸(3−ホルミルフェニル)での還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、メタンスルホン酸[3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]を得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.56 (4H, m), 3.36 (3H, s), 3.61-3.64 (6H, m), 7.26-7.28 (1H, m), 7.34 (1H, s), 7.37 (1H, d), 7.47 (1H, t), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.54 のシグナル。水によって歪められたメチルシグナル); m/z = 457 [M+H]+。
実施例152
メタンスルホン酸[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]の製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのメタンスルホン酸(4−ホルミルフェニル)での還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、メタンスルホン酸[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]を得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.55 (4H, m), 3.38 (3H, s), 3.58 (2H, s), 3.63 (4H, t), 7.32-7.34 (2H, m), 7.46 (2H, d), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.53 のシグナル); m/z = 457 [M+H]+。
実施例153
2−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]アセトアミドの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−(4−ホルミルフェノキシ)アセトアミドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、2−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]アセトアミドを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.48-2.51 (4H, m), 3.48 (2H, s), 3.61 (4H, t), 4.42 (2H, s), 6.93 (2H, d), 7.26 (2H, d), 7.36 (1H, s), 7.49 (1H, s), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.50 のシグナル); m/z = 436 [M+H]+。
実施例154
2−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]アセトニトリルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−(4−ホルミルフェノキシ)アセトニトリルでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、2−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェノキシ]アセトニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.52 (4H, m), 3.51 (2H, s), 3.61 (4H, t), 5.16 (2H, s), 7.05 (2H, d), 7.33 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.51 のシグナル); m/z = 418 [M+H]+。
実施例155
6−[4−[[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(4−メチルピペラジン−1−イル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A (10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−(4−メチルピペラジン−1−イル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (300.13 MHz, DMSO-d6) δ 2.23 (3H, s), 2.43-2.51 (8H, m), 3.12 (4H, t), 3.43 (2H, s), 3.56-3.62 (4H, m), 6.89 (2H, d), 7.15 (2H, d), 7.57 (1H, d), 8.24 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.46 のシグナル); m/z = 461 [M+H]+。
実施例156
N,N−ジメチル−3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンズアミドの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ホルミル−N,N−ジメチルベンズアミドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、N,N−ジメチル−3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンズアミドを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.55 (4H, m), 2.90-3.01 (6H, m), 3.59 (2H, s), 3.63 (4H, t), 7.29-7.32 (1H, m), 7.36 (1H, s), 7.39-7.43 (2H, m), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.53 のシグナル); m/z = 434 [M+H]+。
実施例157
6−[4−[(3−ブトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ブトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−ブトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 0.94 (3H, t), 1.41-1.49 (2H, m), 1.67-1.73 (2H, m), 2.50-2.53 (4H, m), 3.52 (2H, s), 3.62 (4H, t), 3.97 (2H, t), 6.82-6.84 (1H, m), 6.90 (2H, t), 7.25 (1H, t), 7.59 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 435 [M+H]+。
実施例158
6−[4−[(4−プロピルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−プロピルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−プロピルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 0.90 (3H, t), 1.56-1.63 (2H, m), 2.48-2.51 (4H, m), 2.55 (2H, t), 3.51 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.16 (2H, d), 7.24 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 405 [M+H]+。
実施例159
6−[4−[(4−エチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−エチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−エチルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.19 (3H, t), 2.48-2.51 (4H, m), 2.60 (2H, q), 3.50 (2H, s), 3.61 (4H, t), 7.18 (2H, d), 7.24 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 391 [M+H]+。
実施例160
6−[4−[(4−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−モルホリン−4−イルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−モルホリン−4−イルフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.48 (4H, t), 3.09 (4H, t), 3.45 (2H, s), 3.60 (4H, t), 3.74 (4H, t), 6.91 (2H, d), 7.18 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 448 [M+H]+。
実施例161
6−[4−[[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(ジフルオロメトキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.52 (4H, m), 3.54 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.16 (2H, d), 7.22 (1H, t), 7.39 (2H, d), 7.58 (1H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 429 [M+H]+。
実施例162
6−[4−[[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(ジフルオロメトキシ)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.51-2.55 (4H, m), 3.58 (2H, s), 3.63 (4H, t), 7.07-7.11 (1H, m), 7.16 (1H, s), 7.23 (1H, d), 7.24 (1H, t), 7.41 (1H, t), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.49 のシグナル); m/z = 429 [M+H]+。
実施例163
(E)−3−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]プロプ−2−エノン酸エチルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの(E)−3−(4−ホルミルフェニル)プロプ−2−エノン酸エチルでの還元アミノ化を一般合成法7に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、(E)−3−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]プロプ−2−エノン酸エチルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.27 (3H, t), 2.51-2.54 (4H, m), 3.59 (2H, s), 3.63 (4H, t), 4.21 (2H, q), 6.62 (1H, d), 7.40 (2H, d), 7.59 (1H, d), 7.64-7.67 (1H, m), 7.70 (2H, d), 8.25 (1H, d) (DMSO によって一部不鮮明な 2.52 のシグナル); m/z = 461 [M+H]+。
実施例164
6−[4−[(2−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−メチルスルホニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.86-1.92 (2H, m), 2.67 (2H, t), 2.79-2.83 (2H, m), 3.27 (3H, s), 3.74 (2H, t), 3.78 (2H, t), 4.03 (2H, s), 7.51 (1H, d), 7.55-7.60 (3H, m), 7.95 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 455 [M+H]+。
実施例165
6−[4−[(3−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メチルスルホニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.86-1.92 (2H, m), 2.64 (2H, t), 2.77 -2.81 (2H, m), 3.18 (3H, s), 3.73-3.78 (6H, m), 7.50 (1H, d), 7.53 (1H, d), 7.61 (1H, d), 7.80 (1H, d), 7.84 (1H, s), 8.22 (1H, d); m/z = 455 [M+H]+。
実施例166
6−[4−[(4−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−メチルスルホニルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メチルスルホニルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.86-1.92 (2H, m), 2.64 (2H, t), 2.77 (2H, t), 3.19 (4H, s), 3.73-3.78 (6H, m), 7.50 (1H, d), 7.53 (2H, d), 7.81 (2H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 455 [M+H]+。
実施例167
6−[4−[(2−メトキシフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−メトキシフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.85-1.92 (2H, m), 2.63 (2H, t), 2.76 (2H, t), 3.61 (2H, s), 3.70-3.74 (5H, m), 3.76 (2H, t), 6.83 (1H, t), 6.94 (1H, d), 7.19 (1H, t), 7.26 (1H, d), 7.49 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 407 [M+H]+。
実施例168
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.85-1.91 (2H, sm, 2.65 (2H, t), 2.75 (2H, t), 3.73-3.77 (6H, m), 7.46 (2H, d), 7.50 (1H, d), 7.58 (2H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 445 [M+H]+。
実施例169
6−[4−[(2−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.85-1.91 (2H, m), 2.64 (2H, t), 2.76 (2H, t), 3.68 (2H, s), 3.71 (2H, t), 3.76 (2H, t), 7.06-7.11 (2H, m), 7.25-7.28 (1H, m), 7.36 (1H, t), 7.48 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 395 [M+H]+。
実施例170
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.84-1.91 (2H, m), 2.63 (2H, t), 2.75 (2H, t), 3.72 (2H, s), 3.73-3.79 (4H, m), 7.45 (2H, d), 7.49 (1H, d), 7.69 (2H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 402 [M+H]+。
実施例171
3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.84-1.91 (2H, m), 2.63 (2H, t), 2.75 (2H, t), 3.69 (2H, s), 3.72-3.77 (4H, m), 7.45 (1H, t), 7.50 (1H, d), 7.59 (1H, d), 7.69 (2H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 402 [M+H]+。
実施例172
6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.84-1.90 (2H, m), 2.63 (2H, t), 2.75 (2H, t), 3.65 (2H, s), 3.73 (2H, t), 3.76 (2H, t), 7.01-7.04 (2H, m), 7.08 (1H, d), 7.26-7.30 (1H, m), 7.49 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 395 [M+H]+。
実施例173
6−[4−[(3−メトキシフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メトキシフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.84-1.90 (2H, m), 2.61 (2H, t), 2.74 (2H, t), 3.60 (2H, s), 3.67 (3H, s), 3.73-3.77 (4H, m), 6.77-6.82 (3H, m), 7.16 (1H, t), 7.49 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 407 [M+H]+。
実施例174
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[2−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.90 (2H, m), 2.65 (2H, t), 2.77 (2H, t), 3.76 (6H, d), 7.42 (1H, t), 7.45-7.52 (2H, m), 7.65 (2H, t), 8.22 (1H, d); m/z = 445 [M+H]+。
実施例175
6−[4−[(3−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.90 (2H, m), 2.64 (2H, t), 2.75 (2H, t), 3.64 (2H, s), 3.73 (2H, t), 3.76 (2H, t), 7.19-7.21 (1H, m), 7.24-7.28 (3H, m), 7.49 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 411 [M+H]+。
実施例176
6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.90 (2H, m), 2.61 (2H, t), 2.73 (2H, t), 3.62 (2H, s), 3.71-3.76 (4H, m), 7.25-7.30 (4H, m), 7.49 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 411 [M+H]+。
実施例177
6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.90 (2H, m), 2.61 (2H, t), 2.72 (2H, t), 3.61 (2H, s), 3.71-3.75 (4H, m), 7.05 (2H, t), 7.26-7.29 (2H, m), 7.49 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 395 [M+H]+。
実施例178
6−[4−[(3−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.90 (2H, m), 2.22 (3H, s), 2.61 (2H, t), 2.73 (2H, t), 3.58 (2H, s), 3.70-3.77 (4H, m), 7.03 (3H, d), 7.13 (1H, t), 7.49 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 391 [M+H]+。
実施例179
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.83-1.89 (2H, m), 2.65 (2H, t), 2.77 (2H, t), 3.71-3.79 (6H, m), 7.45-7.51 (2H, m), 7.53-7.59 (3H, m), 8.22 (1H, d); m/z = 445 [M+H]+。
実施例180
2−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、2−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.82-1.89 (2H, m), 2.69 (2H, t), 2.80 (2H, t), 3.71-3.78 (6H, m), 7.42 (1H, t), 7.46-7.51 (2H, m), 7.57 (1H, t), 7.70 (1H, d), 8.20 (1H, d); m/z = 402 [M+H]+。
実施例181
6−[4−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.82-1.89 (2H, m), 2.59 (2H, t), 2.71 (2H, t), 3.54 (2H, s), 3.70-3.74 (7H, m), 6.79 (2H, d), 7.14 (2H, d), 7.48 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 407 [M+H]+。
実施例182
6−[4−[(4−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−メチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.82-1.89 (2H, m), 2.26 (3H, s), 2.60 (2H, t), 2.71 (2H, t), 3.57 (2H, s), 3.70-3.74 (4H, m), 7.03 (2H, d), 7.11 (2H, d), 7.48 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 391 [M+H]+。
実施例183
6−[4−[(2−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−メチルベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法8に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(2−メチルフェニル)メチル]−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.78-1.85 (2H, m), 2.15 (3H, s), 2.61 (2H, t), 2.71-2.77 (2H, m), 3.55 (2H, s), 3.71 (2H, t), 3.75 (2H, t), 7.04-7.09 (2H, m), 7.08-7.15 (1H, m), 7.16-7.18 (1H, m), 7.48 (1H, d), 8.20 (1H, d); m/z = 391 [M+H]+。
実施例184
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.60 (4H, t), 3.22 (4H, t), 3.73 (2H, s), 7.54 (1H, s), 7.72-7.75 (1H, m), 7.90-7.94 (2H, m), 8.05-8.07 (1H, m), 8.75 (1H, s); m/z = 431 [M+H]+。
実施例185
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの3−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.58 (4H, t), 3.22 (4H, t), 3.68 (2H, s), 7.54 (1H, s), 7.60 (1H, t), 7.66 (2H, d), 7.70 (1H, s), 7.72-7.74 (1H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 430 [M+H]+。
実施例186
3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.58 (4H, t), 3.22 (4H, t), 3.67 (3H, s), 7.54 (1H, s), 7.58-7.60 (2H, m), 7.71-7.74 (3H, m), 7.92-7.94 (1H, m); m/z = 430 [M+H]+。
実施例187
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの4−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.58 (4H, t), 3.22 (4H, t), 3.67 (2H, s), 7.54 (1H, s), 7.57 (2H, d), 7.72-7.74 (1H, m), 7.83 (2H, d), 7.93 (1H, d); m/z = 387 [M+H]+。
実施例188
3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの3−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.57 (4H, t), 3.22 (4H, t), 3.64 (2H, s), 7.54 (1H, s), 7.58 (1H, t), 7.72-7.74 (2H, m), 7.75-7.77 (1H, m), 7.80 (1H, s), 7.93 (1H, d); m/z = 387 [M+H]+。
実施例189
6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの3−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(3−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.57 (4H, t), 3.21 (4H, t), 3.60 (2H, s), 7.08-7.12 (1H, m), 7.16-7.21 (2H, m), 7.38-7.42 (1H, m), 7.54 (1H, s), 7.72-7.74 (1H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 380 [M+H]+。
実施例190
6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの4−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−クロロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.55 (4H, t), 3.20 (4H, t), 3.56 (2H, s), 7.39 (4H, d), 7.53 (1H, s), 7.71-7.74 (1H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 396 [M+H]+。
実施例191
6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの4−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−フルオロフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.55 (4H, t), 3.20 (4H, t), 3.55 (2H, s), 7.18 (2H, t), 7.37-7.40 (2H, m), 7.53 (1H, s), 7.71-7.74 (1H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 380 [M+H]+。
実施例192
6−[4−[(4−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの4−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法9に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[4−[(4−メトキシフェニル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.53 (4H, t), 3.19 (4H, t), 3.49 (2H, s), 3.76 (3H, s), 6.88-6.92 (2H, m), 7.25 (2H, d), 7.53 (1H, s), 7.71-7.73 (1H, m), 7.92 (1H, d); m/z = 392 [M+H]+。
実施例193
6−[2−(ピリジン−4−イルメチル)−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのピリジン−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−(ピリジン−4−イルメチル)−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.98 (2H, s), 3.42 (1H, d), 3.62 (2H, s), 3.75-3.78 (2H, m), 7.30-7.33 (3H, m), 8.23 (1H, d), 8.48 (2H, q) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 390 [M+H]+。
実施例194
6−[2−[(3−メトキシフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−[(3−メトキシフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.96 (2H, s), 3.55 (2H, s), 3.70 (3H, s), 3.72-3.76 (2H, m), 6.79-6.81 (1H, m), 6.85-6.86 (2H, m), 7.21 (1H, t), 7.31 (1H, d), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 419 [M+H]+。
実施例195
6−[2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−メトキシベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−[(4−メトキシフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.94-2.95 (2H, m), 3.40 (2H, s), 3.50 (2H, s), 3.73 (5H, s), 6.85 (2H, d), 7.19 (2H, d), 7.30 (1H, d), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 419 [M+H]+。
実施例196
3−(トリフルオロメチル)−6−[2−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[2−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.61-2.64 (2H, m), 2.97-2.98 (2H, m), 3.34 (1H, s), 3.68 (2H, s), 3.72-3.75 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.54 (1H, t), 7.59-7.67 (3H, m), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 457 [M+H]+。
実施例197
3−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.60-2.63 (2H, m), 2.97-2.98 (2H, m), 3.64 (2H, s), 3.73-3.77 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.53 (1H, t), 7.65 (1H, d), 7.71 (2H, d), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 414 [M+H]+。
実施例198
6−[2−[(3−クロロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−[(3−クロロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.59-2.62 (2H, m), 2.97 (2H, d), 3.32-3.35 (245H, m), 3.59 (2H, s), 3.72-3.76 (2H, m), 7.25-7.35 (5H, m), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 423 [M+H]+。
実施例199
3−(トリフルオロメチル)−6−[2−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−(トリフルオロメチル)ベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[2−[[4−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.59-2.62 (1H, m), 2.97-3.01 (2H, m), 3.67 (2H, s), 3.74-3.77 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.52 (2H, d), 7.66 (2H, d), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 457 [M+H]+。
実施例200
6−[2−[(3−フルオロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの3−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−[(3−フルオロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.58-2.65 (1H, m), 2.97 (2H, d), 3.60 (2H, s), 3.73-3.77 (2H, m), 7.03-7.07 (1H, m), 7.11 (1H, d), 7.13 (1H, d), 7.30 (1H, t), 7.33-7.36 (1H, m), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 407 [M+H]+。
実施例201
3−(トリフルオロメチル)−6−[2−[[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−(トリフルオロメチル)−6−[2−[[6−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.58-2.64 (4H, m), 2.98-3.02 (2H, m), 3.34 (1H, s), 3.73-3.75 (4H, m), 3.77 (1H, s), 7.31 (1H, d), 7.84 (1H, d), 7.99 (1H, d), 8.22 (1H, d), 8.69 (1H, s) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 458 [M+H]+。
実施例202
4−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]−1H−ピリジン−2−オンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの2−ヒドロキシピリジン−4−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]−1H−ピリジン−2−オンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.58-2.59 (2H, m), 2.98-2.99 (2H, m), 3.78 (2H, t), 6.11 (1H, d), 6.21 (1H, s), 7.25 (1H, d), 7.32 (1H, d), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 406 [M+H]+。
実施例203
6−[2−[(4−フルオロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−フルオロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−[(4−フルオロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.56-2.59) (2H, m), 2.96 (2H, s), 3.56 (2H, s), 3.73-3.76 (2H, m), 7.11 (2H, t), 7.31 (1H, d), 7.32 (2H, t), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 407 [M+H]+。
実施例204
6−[2−[(4−クロロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−クロロベンズアルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−[(4−クロロフェニル)メチル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.56-2.59 (2H, m), 2.96 (2H, s), 3.57 (2H, s), 3.74 (1H, d), 3.77 (1H, s), 7.29-7.36 (5H, m), 8.21-8.23 (1H, m) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 423 [M+H]+。
実施例205
4−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]ベンゾニトリルの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの4−ホルミルベンゾニトリルでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−[[5−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル]メチル]ベンゾニトリルを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.54-2.62 (4H, m), 2.97-2.98 (2H, m), 3.67 (2H, s), 3.78-3.74 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.50 (2H, d), 8.22 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 414 [M+H]+。
実施例206
6−[2−(ピリジン−3−イルメチル)−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンのピリジン−3−カルバルデヒドでの還元アミノ化を一般合成法10に従って行った。この粗生成物を、溶出液としての水(0.1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、6−[2−(ピリジン−3−イルメチル)−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 2.53-2.56 (2H, m), 2.59-2.62 (2H, m), 2.93-3.01 (2H, m), 3.61 (2H, s), 3.72-3.76 (2H, m), 7.28-7.31 (1H, m), 7.33 (1H, d), 7.68-7.70 (1H, m), 8.22 (1H, d), 8.45-8.46 (1H, m), 8.49 (1H, d) (溶媒によって不鮮明な数ピーク); m/z = 390 [M+H]+。
実施例207
(3−メトキシフェニル)−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]メタノンの製造
アミン:6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを一般合成法11によって塩化3−メトキシベンゾイルでアシル化した。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、(3−メトキシフェニル)−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]メタノンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.96-3.17 (2H, m), 3.34-3.60 (4H, m), 3.62-3.90 (7H, m), 6.98-7.11 (3H, m), 7.23 (1H, d), 7.34 (1H, t), 8.23 (1H, d); m/z = 433 [M+H]+。
実施例208
2−メチル−1−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]プロパン−1−オンの製造
アミン:6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを一般合成法11によって塩化2−メチルプロパノイルでアシル化した。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、2−メチル−1−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]プロパン−1−オンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 0.94-1.05 (6H, m), 2.59-2.70 (1H, m), 2.95-3.19 (2H, m), 3.24-3.29 (1H, m), 3.35-3.54 (3H, m), 3.55-3.64 (1H, m), 3.71-3.83 (3H, m), 7.24 (1H, d), 8.22 (1H, d) (水によって一部不鮮明な 3.3 のシグナル); m/z = 369 [M+H]+。
実施例209
3−メチル−1−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]ブタン−1−オンの製造
アミン:6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを一般合成法11によって塩化3−メチルブタノイルでアシル化した。この粗生成物を、溶出液としての水(1%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、3−メチル−1−[2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−イル]ブタン−1−オンを得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 0.84-0.94 (6H, m), 1.92-2.06 (1H, m), 2.09-2.15 (2H, m), 2.92-3.18 (2H, m), 3.24-3.35 (1H, m), 3.35-3.48 (3H, m), 3.54-3.64 (1H, m), 3.67-3.82 (3H, m), 7.24 (1H, d), 8.22 (1H, d) (水によって一部不鮮明な 3.3 のシグナル); m/z = 383 [M+H]+。
実施例210
6−(5−ベンジル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジンの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(0.080g,0.36ミリモル)のエタノール(2mL)溶液へ2−ベンジル−3,3a,4,5,6,6a−ヘキサヒドロ−1H−ピロロ[3,4−c]ピロール塩酸塩(0.129g,0.54ミリモル)と、次いでジイソプロピルエチルアミン(0.070g,0.54ミリモル)を連続的に加えた。この反応混合物を70℃で4時間加熱してから、蒸発させて不揮発性の残渣を残した。この残渣を、溶出液としての水(0.1%トリフルオロ酢酸を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用する分取用hplcによって精製して一部精製された生成物を得て、これを溶出液としてのメタノール中7Mアンモニア水で溶出させるSCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによってさらに精製して、6−(5−ベンジル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(0.116g,83%)を白い固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, CDCl3) 2.57-2.71 (4H, m), 2.96-3.09 (2H, m), 3.39-3.49 (2H, m), 3.61 (2H, s), 3.74-3.86 (2H, m), 6.87 (1H, d), 7.20-7.34 (5H, m), 7.89 (1H, d); m/z =389 [M+H]+。
実施例211
5−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチルの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(3g,13.48ミリモル)及びジイソプロピルエチルアミン(4.66mL,26.96ミリモル)とエタノール(50mL)の混合物へヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル(3.15g,14.83ミリモル)を加えた。この混合物を70℃まで10分の時間にわたり温めて、70℃で1時間撹拌してから、そのまま周囲温度へ冷やして、沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、エタノール(50mL)で洗浄し、真空で乾燥させて、5−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−カルボン酸tert−ブチル(3.00g,55.9%)を白い固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO) d 1.39 (s, 9H), 2.96-3.09 (m, 2H), 3.16-3.26 (m, 2H), 3.35-3.47 (m, 2H), 3.48-3.60 (m, 2H), 3.67-3.80 (m, 2H), 7.23 (d, 1H), 8.22 (d, 1H); m/z 399 (M+H+)。
実施例212
4−((4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アニリンの製造
ジクロロメタン(2mL)中のトリフルオロ酢酸(0.5mL,0.15ミリモル)及び4−((4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルカルバミン酸tert−ブチル(0.072g,0.15ミリモル)の混合物を周囲温度で2時間撹拌してから、蒸発させて不揮発性の残渣を得た。この残渣を、溶出液としての水(0.1% TFAを含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用する分取用hplcによって精製して一部精製された生成物を得て、これをメタノール中7Mアンモニア水で溶出させるSCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによってさらに精製して、4−((4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)アニリン(0.032g,56.2%)を白い固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.24-2.32 (4H, m), 3.18 (2H, s), 3.35-3.49 (4H, m), 4.79 (2H, s), 6.36 (2H, d), 6.79 (2H, d), 7.41 (1H, d), 8.07 (1H, d); m/z = 378 [M+H]+。
出発材料として使用する4−((4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルカルバミン酸tert−ブチルは、以下のように製造した:
4−((4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルカルバミン酸tert−ブチルの製造
シアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(4.1ミリモル/g,0.097g,0.4ミリモル)及びN−(4−ホルミルフェニル)カルバミン酸tert−ブチルエステル(0.088.4g,0.4ミリモル)の混合物へ酢酸及びジクロロメタンの混合物(1:9;3mL)中の6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.079g,0.29ミリモル)の溶液を加えた。この反応混合物を4日間振り混ぜてから、濾過した。濾液を蒸発させてから、不揮発性の残渣を、溶出液としての水(0.05%アンモニア水を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Waters XBridge Prep C18 OBD カラム(5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)を使用するhplcによって精製して、4−((4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)メチル)フェニルカルバミン酸tert−ブチル(0.0722g,52%)を白い固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
実施例213
N−(4−フルオロフェニル)−2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−カルボキサミド
6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.05g,0.17ミリモル)のトルエン(1.5mL)懸濁液へ1−フルオロ−4−イソシアネートベンゼン(0.026g,0.19ミリモル)を加えた。この反応混合物を70℃で1時間加熱して蒸発させて、不揮発性の残渣を得た。この残渣を、溶出液としての水(0.1%トリフルオロ酢酸を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用するhplcによって精製して、N−(4−フルオロフェニル)−2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−カルボキサミド(0.0309g,42%)を白い固形物として得た。
実施例214
N,N−ジメチル−2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−スルホンアミド
トルエン(1.5mL)中のジイソプロピルエチルアミンアミン(0.044g,0.34ミリモル)及び6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.05g,0.17ミリモル)の混合物へ塩化N,N−ジメチルスルファモイル(0.027g,0.19ミリモル)と、次いでジクロロメタンを連続的に加えた。この反応混合物を1時間撹拌して蒸発させて、不揮発性の残渣を得た。この残渣を、溶出液としての水(0.1%トリフルオロ酢酸を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用する分取用hplcによって精製して、N,N−ジメチル−2−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−5−スルホンアミド(0.0206g,30%)を白い固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.75 (6H, s), 3.05-3.15 (2H, m), 3.17-3.24 (2H, m), 3.40-3.55 (4H, m), 3.72-3.81 (2H, m), 7.27 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 406 [M+H]+。
実施例215
6−(5−エチルスルホニル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン
トルエン(1.5mL)中のジイソプロピルエチルアミン(0.044g,0.34ミリモル)及び6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.050g,0.17ミリモル)の混合物へ塩化エタンスルホニル(0.024g,0.19ミリモル)と、次いでジクロロメタン(0.5mL)を連続的に加えた。この反応混合物を周囲温度で1時間、次いで50℃で1.5時間撹拌してから蒸発させて、不揮発性の残渣を得た。この残渣を、溶出液としての水(0.1%トリフルオロ酢酸を含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物で溶出させる Phenomenex Luna C18 100A カラム(10μシリカ、直径21mm,長さ150mm)を使用する分取用hplcによって精製して、6−(5−エチルスルホニル−1,3,3a,4,6,6a−ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン(0.0143g,22%)を白い固形物として得た。
1H NMR (300.132 MHz, DMSO-d6) δ 2.75 (6H, s), 3.05-3.15 (2H, m), 3.17-3.24 (2H, m), 3.40-3.55 (4H, m), 3.72-3.81 (2H, m), 7.27 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 406 [M+H]+。
実施例216
6−[(2R,5S)−4−ベンジル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(4.45g,20ミリモル)、(2S,5R)−1−ベンジル−2,5−ジメチルピペラジン(4.90g,24.00ミリモル)及びDIPEA(5.14mL,30.00ミリモル)のDMF(40mL)撹拌溶液を125℃で2時間加熱した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCMに再び溶かし、1M KCO水溶液、水、及び飽和塩水で連続的に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。この粗生成物を、75% EtOAc/イソヘキサンで溶出させるMPLCシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、6−[(2R,5S)−4−ベンジル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(6.16g,79%)を黄褐色のゴムとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.01-1.03 (3H, m), 1.26 (3H, d), 2.34-2.37 (1H, m), 2.80-2.84 (1H, m), 3.11 (1H, t), 3.44-3.48 (1H, m), 3.53 (1H, d), 3.66 (1H, d), 3.93 (1H, d), 4.42 (1H, s), 7.24-7.30 (1H, m), 7.31-7.41 (4H, m), 7.56-7.59 (1H, m), 8.22-8.26 (1H, m); m/z = 391 [M+H]+。
実施例217
6−[(2R,5S)−2,5−ジメチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(2R,5S)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(2R,5S)−2,5−ジメチル−4−(3−ピリジルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率84%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.09-1.11 (3H, m), 1.33 (3H, d), 2.36-2.40 (1H, m), 2.88-2.95 (1H, m), 3.15-3.18 (1H, m), 3.53-3.59 (2H, m), 3.69 (1H, d), 3.84 (1H, d), 4.31 (1H, s), 7.03 (1H, d), 7.28-7.30 (1H, m), 7.71-7.74 (1H, m), 7.91 (1H, d), 8.52-8.54 (1H, m), 8.60 (1H, d); m/z = 392 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(2R,5S)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
6−[(2R,5S)−4−ベンジル−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(6.1g,15.62ミリモル)のエタノール(150mL)及び5M塩酸(9.37mL,46.87ミリモル)溶液を1気圧の水素下に10%パラジウム担持活性炭(1g,9.40ミリモル)で3日間水素化した。触媒を濾過して除き、濾液を蒸発させた。残渣をDCMに取って、2M KCO水溶液で洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させて、蒸発させた。この粗生成物を、MPLCシリカクロマトグラフィー(DCM中2〜5%メタノール性アンモニアの溶出勾配)によって精製した。生成物の画分をほとんど蒸発乾固させ、エーテルより結晶させて、6−[(2R,5S)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1.430g,30.5%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, CDCl3) δ 1.23-1.25 (3H, m), 1.33 (3H, d), 2.71-2.75 (1H, m), 3.32-3.39 (2H, m), 3.47 (1H, d), 3.59-3.64 (1H, m), 4.15-4.19 (1H, m), 7.04 (1H, d), 7.92 (1H, d); m/z = 301 [M+H]+。
実施例218〜222
以下の化合物は、6−[(2R,5S)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率73〜82%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例223
6−[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(2S,5R)−2,5−ジメチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率84%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.09-1.11 (3H, m), 1.33 (3H, d), 2.36-2.40 (1H, m), 2.88-2.95 (1H, m), 3.15-3.18 (1H, m), 3.53-3.59 (2H, m), 3.69 (1H, d), 3.84 (1H, d), 4.31 (1H, s), 7.03 (1H, d), 7.28-7.30 (1H, m), 7.71-7.74 (1H, m), 7.91 (1H, d), 8.52-8.54 (1H, m), 8.60 (1H, d); m/z = 392 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
2,5−ジメチル−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボン酸(2R,5S)−tert−ブチルの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(4.45g,20ミリモル)、2,5−ジメチルピペラジン−1−カルボン酸(2R,5S)−tert−ブチル(5.14,24ミリモル)、及びDIPEA(5.14mL,30.00ミリモル)のDMF(40.0mL)撹拌溶液を125℃で2.5時間加熱した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCMに再び溶かして、1M KCO水溶液、水、及び飽和塩水で連続的に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。この粗生成物を、EtOAcで溶出させるMPLCシリカクロマトグラフィーによって精製した。生成物の画分を蒸発させて、エーテルで摩砕した。この固形物を濾過によって採取し、エーテルで洗浄し、真空で乾燥させて、2,5−ジメチル−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボン酸(2R,5S)−tert−ブチル(6.09g,76%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.14-1.21 (6H, m), 1.44 (9H, s), 3.36-3.42 (2H, m), 3.71 (1H, d), 3.88 (1H, d), 4.25-4.35 (1H, m), 4.47 (1H, s), 7.59 (1H, d), 8.28 (1H, d); m/z = 401 [M+H]+。
6−[(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
撹拌TFA(25mL)へ2,5−ジメチル−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボン酸(2R,5S)−tert−ブチル(6.01g,15ミリモル)を5分にわたり少量ずつ加えた。適度の発熱があり、この反応混合物をそのままさらに15分間撹拌した。TFAの大部分を蒸発させて、残渣を1M KCO水溶液で塩基性にした。これをDCM(4x200mL)で徹底的に抽出し、合わせた有機相をMgSOで乾燥させ、蒸発させて、迅速に結晶化するオイルを得た。この固形物を濾過によって採取し、真空で乾燥させて、6−[(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(3.52g,78%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, CDCl3) δ 1.23-1.25 (3H, m), 1.33 (3H, d), 2.71-2.75 (1H, m), 3.32-3.39 (2H, m), 3.47 (1H, d), 3.59-3.64 (1H, m), 4.15-4.19 (1H, m), 7.04 (1H, d), 7.92 (1H, d); m/z = 301 [M+H]+。
実施例224〜228
以下の化合物は、6−[(2S,5R)−2,5−ジメチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率63〜84%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例229
6−[4−[2−(2−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン二塩酸塩(0.173g,0.5ミリモル)、DIPEA(0.300mL,1.75ミリモル)、及び臭化2−フルオロフェネチル(0.084mL,0.60ミリモル)のDMF(2mL)撹拌溶液を100℃で2.5時間加熱した。この反応が不完了であったので、さらなるDIPEA(0.300mL,1.75ミリモル)及び臭化2−フルオロフェネチル(0.084mL,0.60ミリモル)を加えた。この溶液を100℃でさらに90分間撹拌した。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[2−(2−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.131g,66.4%)をクリスプ形状として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.53-2.61 (6H, m), 2.81-2.85 (2H, m), 3.61 (4H, t), 7.12-7.17 (2H, m), 7.23-7.27 (1H, m), 7.34-7.39 (1H, m), 7.61 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 395 [M+H]+。
実施例230〜235
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な臭化フェネチルより出発して、実施例229に類似した方法によって収率24〜64%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例236〜247
以下の化合物は、適正な3−置換6−クロロ−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(対応する註に記載のように入手する)と適正なベンジルピペラジンより出発して、実施例216に類似した方法によって収率33〜89%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
[1]6−クロロ−3−ジフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、一般合成法1、出発材料の製造に記載のように入手した。
[2]6−クロロ−3−(1,1−ジフルオロエチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、3−クロロピリダジン−6−イルヒドラジンと2,2−ジフルオロプロパン酸より出発する一般合成法1、出発材料の製造に類似した方法によって収率66%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.37 (3H, t), 7.25 (1H, d), 8.15 (1H, d); m/z = 219 [M+H]+。
[3]6−クロロ−3−(1,1−ジフルオロプロピル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、3−クロロピリダジン−6−イルヒドラジンと2,2−ジフルオロブタン酸より出発する一般合成法1、出発材料の製造に類似した方法によって収率52%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.23 (3H, t), 2.60-2.74 (2H, m), 7.24 (1H, d), 8.15 (1H, d); m/z = 274 [M+H]+。
実施例248〜263
以下の化合物は、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率35〜83%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
4−[3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
6−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(3.07g,15ミリモル)、ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.35g,18.00ミリモル)、及びDIPEA(3.85mL,22.50ミリモル)のDMF(25mL)撹拌溶液を100℃で1時間加熱した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCMに再び溶かして、1M KCO水溶液、水、及び飽和塩水で連続的に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。この粗生成物をエーテルで摩砕して固形物を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して真空で乾燥させて、4−[3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.05g,95%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.49 (9H, s), 3.60 (8H, s), 7.04 (1H, d), 7.13 (1H, t), 7.94 (1H, d); m/z = 355 [M+H]+。
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
4−[3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(5.0g,14.11ミリモル)の1,4−ジオキサン(14.11mL)撹拌部分溶液へジオキサン中4M塩化水素(10.58mL,42.33ミリモル)を周囲温度で加えて、この混合物を1時間撹拌した。この時間の間に、それは澄明な溶液となってゴムを沈殿し、これはさらに撹拌すると結晶化した。この沈殿を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して乾燥させて、二塩酸塩を得た。これをMeOHに溶かして、SCXカートリッジ上へ吸着させてから、メタノール中2Mアンモニアで溶出させた。生成物は、蒸発時に結晶化して、これをエーテルで摩砕した。この固形物を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して真空で乾燥させて、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(3.28g,91%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 3.01-3.03 (4H, m), 3.59 (4H, t), 7.02-7.05 (1H, m), 7.13 (1H, t), 7.90 (1H, d) ; m/z = 255 [M+H]+。
実施例264〜265
以下の化合物は、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によってともに収率78%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例266
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール及び3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例216に類似した方法によってそのまま反応させて、3−(ジフルオロメチル)−6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率85%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.81-1.92 (2H, m), 2.23-2.26 (2H, m), 3.17 (1H, t), 3.18-3.25 (2H, m), 4.36 (2H, s), 6.99-6.99 (1H, m), 7.09-7.15 (2H, m), 7.15 (1H, t), 7.19-7.23 (1H, m), 7.38-7.40 (1H, m), 7.65 (1H, s), 7.90 (1H, s), 8.04 (1H, s); m/z = 369 [M+H]+。
実施例267〜268
以下の化合物は、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−アリールオキシピペリジンより出発して、実施例216に類似した方法によって収率83〜89%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例269
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(103mg,0.5ミリモル)、(R)−1−[1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン(125mg,0.6ミリモル)(J. Med. Chem. 2007, 50, 3528 に記載のように製造)、及びDIPEA(97mg,0.75ミリモル、129μl)のDMF(2mL)撹拌溶液を100℃で2時間加熱した。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(158mg,84%)をクリスプ形状として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.38 (3H, d), 2.48-2.54 (2H, m), 2.59-2.64 (2H, m), 3.43 (1H, q), 3.54-3.62 (4H, m), 6.99-7.05 (3H, m), 7.12 (1H, t), 7.28-7.31 (2H, m), 7.88 (1H, d) ; m/z = 377 [M+H]+。
実施例270
6−[4−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
(R)−1−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン及び6−クロロ−3−ジフルオロメチル−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例269に類似した方法によってそのまま反応させて、6−[4−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率75%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.37 (3H, d), 2.49-2.54 (2H, m), 2.60-2.65 (2H, m), 3.41 (1H, q), 3.53-3.62 (4H, m), 6.99 (1H, d), 7.12 (1H, t), 7.20-7.24 (2H, m), 7.44-7.48 (2H, m), 7.88 (1H, d) ; m/z = 437 [M+H]+。
出発材料として使用する(R)−1−[1−(4−ブロムフェニル)エチル]ピペラジンは、以下のように製造した:
(R)−1−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−トシルピペラジンの製造
DIPEA(5mL)中のN,N−ビス(2−クロロエチル)−4−メチルベンゼンスルホンアミド(4.0g,13.50ミリモル)及び(R)−1−(4−ブロモフェニル)エタンアミン(2.57g,12.83ミリモル)を125℃で32時間撹拌して加熱した。得られる黒ずんだ混合物を80℃へ冷やしてから、EtOH/水(70/30,20mL)の混合物をゆっくり加えて、茶褐色の沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、EtOH/水(70/30)とイソヘキサンで洗浄し、空気乾燥させて、(R)−1−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]−4−トシルピペラジン(4.45g,78%)を茶褐色の固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.27 (3H, d), 2.40-2.45 (5H, m), 2.52-2.57 (2H, m), 2.97 (4H, m), 3.32 (1H, q), 7.10 (2H, d), 7.32 (2H, d), 7.40 (2H, d), 7.62 (2H, d); m/z = 423/425 [M+H]+。
(R)−1−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジンの製造
臭化水素酸(AcOH中33%,40mL)中の(R)−1−(1−(4−ブロモフェニル)エチル)−4−トシルピペラジン(4.44g,10.49ミリモル)及び4−ヒドロキシ安息香酸(4.35g,31.46ミリモル)を室温で48時間撹拌した。次いで、この黒ずんだ混合物へ水(40mL)を加えて、撹拌をさらに2時間続けてベージュ色の固形物を得て、これを濾過して取って、水(10mL)で洗浄した。合わせた濾液と洗液をトルエン(3x50mL)で洗浄してから5℃へ冷やして、40% NaOHでpH>10へ塩基性にした。得られる混合物をtert−ブチルメチルエーテル(2x50mL)で抽出し、合わせた抽出物を飽和塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させて蒸発させて、(R)−1−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン(2.69g,95%)を橙色の粘稠なオイルとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.31 (3H, d), 2.29-2.35 (2H, m), 2.37-2.48 (2H, m), 2.85 (4H, t), 3.30 (1H, q), 7.19 (2H, d), 7.42 (2H, d); m/z = 269/271 [M+H]+。
実施例271
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチル−エチル]ピペラジン(J. Med. Chem. 2007, 50, 3528 に記載のように入手する)及び6−クロロ−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例269に類似した方法によってそのまま反応させて、3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率62%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.37 (6H, s), 2.61 (4H, t), 3.56 (4H, t), 6.98-7.02 (3H, m), 6.98-7.24 (1H, m), 7.49-7.53 (2H, m), 7.86-7.89 (1H, m); m/z = 391 [M+H]+。
実施例272
6−[1−(3−フルオロベンジル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−フルオロベンズアルデヒド及び6−(3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−4−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[1−(3−フルオロベンジル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率46%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.76 (4H, s), 3.29 (2H, d), 3.67 (2H, s), 6.72 (1H, t), 6.95-7.00 (1H, m), 7.10-7.15 (2H, m), 7.27-7.33 (1H, m), 7.54 (1H, d), 8.11 (1H, d); m/z = 376 [M-H]-。
出発材料として使用する6−(3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−4−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
4−(6−クロロピリダジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルの製造
3,6−ジクロロピリダジン(0.968g,6.5ミリモル)、4−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(2.010g,6.50ミリモル)、及びテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(0.376g,0.33ミリモル)のDME(20mL)撹拌溶液へ飽和NaHCO水溶液(10mL)を加えた。この容器を窒素で満たして、最初の懸濁液を80℃で9時間加熱した。この反応混合物をDCMで希釈して、水で洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させて、蒸発させた。この粗生成物をMPLCシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中35〜45% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−(6−クロロピリダジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(0.929g,48.3%)を無色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.50 (9H, s), 2.77-2.78 (2H, m), 3.67 (2H, t), 4.18 (2H, q), 6.62 (1H, s), 7.45 (1H, d), 7.55 (1H, d); m/z = 240 [M+H-ブチレン]+。
4−(6−ヒドラジニルピリダジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルの製造
アセトニトリル(15mL)中の4−(6−クロロピリダジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(870mg,2.94ミリモル)及びヒドラジン水和物(4.29mL,88.25ミリモル)の撹拌混合物を80℃で4時間加熱した。この混合物を一部蒸発させて(MeCNを除去する)、水(10mL)で希釈した。この反応混合物をDCM(3x50mL)で抽出した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させて粗生成物をゴムとして得ると、これはエーテルでの摩砕時に結晶化した。この沈殿を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して真空で乾燥させて、4−(6−ヒドラジニルピリダジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(503mg,58.7%)をクリーム色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.49 (9H, s), 2.76-2.79 (2H, m), 3.65 (2H, t), 4.00 (2H, s), 4.13 (2H, q), 6.07 (1H, s), 6.33-6.35 (1H, m), 6.95 (1H, d), 7.43 (1H, d); m/z = 292 [M+H]+。
6−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
4−(6−ヒドラジニルピリダジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(480mg,1.65ミリモル)へTFA(2mL)を1分量で加えると、激しい発泡を伴って溶けた。この溶液を70℃で24時間撹拌した。この溶液を蒸発させて、残渣をメタノールに溶かした。これをSCXカートリッジに載せて、メタノール中2Mアンモニアで溶出させた。生成物含有画分を蒸発乾固させ、エーテルで摩砕して、6−(1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(90mg,20.29%)をクリーム色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.79 (2H, s), 3.37 (2H, t), 3.91 (2H, s), 6.99 (1H, s), 7.96 (1H, d), 8.49 (1H, d), NH 観測されず; m/z = 270 [M+H]+。
実施例273
6−[4−[5−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
N−ヒドロキシ−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボキシイミダミド(165mg,0.5ミリモル)及びDIPEA(97mg,0.75ミリモル)のTHF(3mL)撹拌部分溶液へ塩化3−クロロベンゾイル(92mg,0.53ミリモル)を加えた。この反応混合物は、30分にわたり澄明な溶液になり、1時間後のLCMSは、完全な初期アシル化を示した。この反応混合物をマイクロ波によって150℃で15分間加熱した後で、LCMSは、所望の生成物への完全な環化を示した。この反応混合物を蒸発させて、残渣をエタノールとともに軽く沸騰させ、冷やし、濾過して取って、6−[4−[5−(3−クロロフェニル)−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(104mg,46%)を結晶性の粉末として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.60-3.63 (4H, m), 3.78-3.81 (4H, m), 7.65-7.69 (2H, m), 7.77-7.80 (1H, m), 8.01-8.06 (2H, m), 8.32 (1H, d); m/z = 451 [M+H]+。
出発材料として使用するN−ヒドロキシ−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボキシイミダミドは、以下のように製造した:
4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボニトリルの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(3.48g,15.65ミリモル)、ピペラジン−1−カルボニトリル(2g,17.99ミリモル)、及びDIPEA(3.54mL,20.34ミリモル)のDMF(20mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この溶液を蒸発させて、DCMと1M KCO水溶液の間で分配した。有機相を塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて、エーテルで摩砕した、沈殿を濾過によって採取し、エーテルで洗浄し、真空で乾燥させて、4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボニトリル(4.29g,92%)をクリーム色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 3.41-3.43 (4H, m), 3.75 (4H, t), 7.05 (1H, d), 8.02 (1H, d); m/z = 298 [M+H]+。
N−ヒドロキシ−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボキシイミダミドの製造
4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボニトリル(2.5g,8.41ミリモル)のエタノール(16.82mL)撹拌懸濁液へヒドロキシルアミン(50(w/v)%水溶液)(0.667mL,10.09ミリモル)を加えて、この懸濁液を周囲温度で撹拌した。20分経つと出発材料はほとんど溶けて、生成物が結晶し始めた。この混合物を2時間撹拌して沈殿を濾過によって採取し、EtOHに続いてエーテルで洗浄し、真空で乾燥させて、N−ヒドロキシ−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボキシイミダミド(2.410g,87%)を無色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.15 (3H, t), 3.44-3.47 (1H, m), 3.58-3.63 (4H, m), 5.24-5.26 (1H, m), 6.09 & 8.37 (1H, 2S), 7.63 (1H, d), 8.26-8.29 (1H, m), 8.38 (1H, s), 変換可能で観測されない1つのシグナル); m/z = 331 [M+H]+。
実施例274〜277
以下の化合物は、N−ヒドロキシ−4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−カルボキシイミダミドと適正な塩化ベンゾイルより出発して、実施例273に類似した方法によって収率43〜55%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例278〜284
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なインドール−3−カルボキサルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率9〜71%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
[1] CDCl3で記録したスペクトル。
実施例285
6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(100mg,0.37ミリモル)のDCM(2mL)/酢酸(0.2mL)溶液へ1H−インダゾール−3−カルボキサルデヒド(75mg,0.51ミリモル)とシアノホウ水素化(ポリスチリルメチル)トリメチルアンモニウム(125mg,0.51ミリモル)を加えた。この混合物を周囲温度で18時間撹拌した。樹脂を濾過して除いて、濾液を蒸発させた。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XTerra C18 カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(89mg,60%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.60 (4H, t), 3.61 (4H, t), 3.92 (2H, s), 7.09-7.13 (1H, m), 7.33-7.36 (1H, m), 7.50 (1H, d), 7.57 (1H, d), 7.90 (1H, d), 8.23 (1H, d), 12.85 (1H, s); m/z = 403 [M+H]+。
実施例286〜292
以下の化合物は、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なインドール−3−カルボキサルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率57〜74%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例293
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
インダゾール−3−カルボキサルデヒド及び3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、3−(ジフルオロメチル)−6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率65%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.57-2.61 (4H, m), 3.61 (4H, t), 3.92 (2H, s), 7.11 (1H, t), 7.33-7.37 (1H, m), 7.48-7.52 (2H, m), 7.52 (1H, t), 7.91 (1H, s), 8.17 (1H, d), 12.85 (1H, s); m/z = 385 [M+H]+。
実施例294
6−[4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)メチル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
撹拌したテトラヒドロ−4H−ピラン−4−オール(1g)へ水素化ナトリウム(オイル中60%分散液、42mg,1.05ミリモル)を加えた。6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(133mg,0.35ミリモル)を加えて、この混合物を80℃で3時間撹拌した。この反応混合物をMeOHで希釈し、20g SCXカートリッジに載せて、メタノール中2Mアンモニアで溶出させた。この溶液を蒸発させて、この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XTerra C18 カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[(テトラヒドロ−2H−ピラン−4−イルオキシ)メチル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(43mg,32%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.25-1.33 (2H, m), 1.46-1.55 (2H, m), 1.78-1.87 (5H, m), 2.93-3.00 (2H, m), 3.27-3.28 (2H, m), 3.34-3.42 (3H, m), 3.83-3.88 (2H, m), 4.16-4.20 (2H, m), 7.01 (1H, d), 7.83 (1H, d); m/z = 386 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メタノールの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(5.56g,25ミリモル)、ピペリジン−4−イルメタノール(3.17g,27.50ミリモル)、及びDIPEA(5.66mL,32.50ミリモル)のDMF(50mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この溶液を蒸発させて、DCMと1M KCO水溶液の間で分配した。有機相を塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて、エーテルで摩砕した。沈殿を濾過によって採取し、エーテルで洗浄し、真空で乾燥させて、[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メタノール(6.68g,89%)をクリーム色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.31-1.41 (2H, m), 1.80-1.93 (3H, m), 3.00-3.07 (2H, m), 3.57 (2H, t), 4.25-4.29 (2H, m), 7.09 (1H, d), 7.90 (1H, d), OH 観測されず; m/z = 302 [M+H]+。
6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メタノール(10g,33.19ミリモル)及びトリエチルアミン(5.09mL,36.51ミリモル)のDCM(140mL)撹拌部分溶液へDCM(30mL)中の塩化メタンスルホニル(2.83mL,36.51ミリモル)を滴下した。この反応物を20分間撹拌し、水(100mL)で冷まして、DCM(2x75mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、黄色い固形物を得た。この粗製の固形物をエーテルで摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取して真空で乾燥させて、6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(7.60g,60.4%)を白い固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO) δ 1.32 (2H, ddd), 1.82 (2H, d), 2.09-2.02 (1H, m), 3.05 (2H, t), 3.18 (3H, s), 4.11 (2H, d), 4.30 (2H, d), 7.61 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 380 [M+H]+。
実施例295〜298
以下の化合物は、6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルコールより出発して、実施例294に類似した方法によって収率17〜71%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例299〜303
以下の化合物は、N−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−カルボキシイミダミドと適正な塩化ベンゾイルより出発して、実施例273に類似した方法によって収率1〜84%で製造した。
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用するN−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−カルボキシイミダミドは、以下のように製造した:
1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−カルボニトリルの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(5.56g,25ミリモル)、ピペリジン−4−カルボニトリル(3.03g,27.50ミリモル)、及びDIPEA(5.66mL,32.50ミリモル)のDMF(50mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この溶液を蒸発させて、DCMと1M KCO水溶液の間で分配した。有機相を塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて、残渣をエーテルで摩砕した。この固形物を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して真空で乾燥させて、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−カルボニトリル(6.86g,93%)をクリーム色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.97-2.12 (4H, m), 2.95-3.01 (1H, m), 3.62-3.68 (2H, m), 3.80-3.86 (2H, m), 7.08 (1H, d), 7.97 (1H, d); m/z = 297 [M+H]+。
N−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−カルボキシイミダミドの製造
1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−カルボニトリル(2.5g,8.44ミリモル)のエタノール(16.88mL)撹拌懸濁液へヒドロキシルアミン(50(w/v)%水溶液)(0.669mL,10.13ミリモル)を加えて、この懸濁液を周囲温度で撹拌した。追加のヒドロキシルアミン(50(w/v)%水溶液)(3mL)を加えて、撹拌を18時間続けた。次いで、この混合物を1時間加熱した。沈殿を濾過によって採取し、EtOHとエーテルで洗浄して真空で乾燥させて、N−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−カルボキシイミダミド(2.380g,86%)を無色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.61-1.71 (2H, m), 1.81-1.86 (2H, m), 2.32-2.38 (1H, m), 3.01-3.08 (2H, m), 4.29 (2H, d), 5.32-5.34 (2H, m), 7.62 (1H, d), 8.23 (1H, d), 8.81 (1H, s); m/z = 330 [M+H]+。
実施例304
6−[4−(シクロプロピルメトキシ)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
4−(シクロプロピルメトキシ)ピペリジン及び6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例216に類似した方法によってそのまま反応させて、6−[4−(シクロプロピルメトキシ)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率69%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 0.20-0.24 (2H, m), 0.54-0.59 (2H, m), 1.02-1.12 (1H, m), 1.70-1.79 (2H, m), 1.94-2.00 (2H, m), 3.34 (2H, d), 3.40-3.44 (2H, m), 3.61-3.66 (1H, m), 3.87-3.93 (2H, m), 7.10 (1H, d), 7.91 (1H, d); m/z = 342 [M+H]+。
実施例305
6−[4−(1−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(4mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(400mg,1.80ミリモル)、1−(1−フェニルエチル)ピペラジン(342mg,1.80ミリモル)、及びDIPEA(0.34mL,1.98ミリモル)を撹拌して、80℃で30分間加熱した。この混合物を周囲温度へ冷やしてから、SCXカラムへ適用して、メタノールに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。純粋な生成物を含有する画分を蒸発させて固形物を得て、これをMTBE/イソヘキサンより再結晶させて、6−[4−(1−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(516mg,76%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.41 (3H, d), 2.50-2.56 (2H, m), 2.60-2.66 (2H, m), 3.44 (1H, q), 3.55-3.64 (4H, m), 7.03 (1H, d), 7.24-7.35 (5H, m), 7.89 (1H, d); m/z = 377 [M+H]+。
実施例306
6−[4−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(3mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(251mg,1.13ミリモル)、(R)−1−[1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン(実施例270,出発材料の製造に記載のように入手する、304mg,1.13ミリモル)、及びDIPEA(0.20mL,1.13ミリモル)を80℃で1時間撹拌して加熱した。得られる溶液を周囲温度へ冷やしてから、水(10mL)で冷まして、薄褐色の沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで連続的に洗浄し、真空で乾燥させて、6−[4−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(437mg,85%)を薄褐色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.37 (3H, d), 2.48-2.54 (2H, m), 2.59-2.65 (2H, m), 3.40 (1H, q), 3.54-3.64 (4H, m), 7.03 (1H, d), 7.21 (2H, d), 7.46 (2H, d), 7.90 (1H, d); m/z = 455/457 [M+H]+。
実施例307
4−[(1R)−1−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]エチル]ベンゾニトリルの製造
Figure 2011507824
6−[4−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例306に記載のように入手する)(250mg,0.55ミリモル)、シアン化亜鉛(38.7mg,0.33ミリモル)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム(0)(5.0mg,5.49μモル)、4,5−ビス(ジフェニルホスフィノ)−9,9−ジメチルキサンテン(6.3mg,10.98μモル)、及びN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミン(0.017mL,0.11ミリモル)をDMF(2.5mL)に懸濁させて、マイクロ波チューブへ密封した。この反応物をマイクロ波反応器において160℃まで5分間加熱して、周囲温度へ冷やした。得られる混合物をSCXカラムへ適用して、メタノールに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。生成物を含有する画分を合わせて蒸発させてから、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XTerra C18 カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、4−[(1R)−1−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]エチル]ベンゾニトリル(168mg,76%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.39 (3H, d), 2.48-2.53 (2H, m), 2.63-2.68 (2H, m), 3.49 (1H, q), 3.55-3.65 (4H, m), 7.04 (1H, d), 7.48 (2H, d), 7.64 (2H, d), 7.92 (1H, d); m/z = 402 [M+H]+。
実施例308
6−[4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
(R)−1−[1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン(J. Med. Chem. 2007, 50, 3528 に記載のように入手する)及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306に記載の方法によってそのまま反応させて、6−[4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率87%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.38 (3H, d), 2.49-2.54 (2H, m), 2.59-2.65 (2H, m), 3.43 (1H, q), 3.54-3.64 (4H, m), 6.99-7.04 (3H, m), 7.29 (2H, dd), 7.90 (1H, d); m/z = 395 [M+H]+。
実施例309
6−[4−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(1.5mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(120mg,0.54ミリモル)、DIPEA(0.094mL,0.54ミリモル)、及び1−[2−(4−フルオロフェニル)プロパン−2−イル]ピペラジン(J. Med. Chem. 2007, 50, 3528 に記載のように入手する)(120mg,0.54ミリモル)を撹拌して、80℃で1時間加熱した。得られる溶液を室温へ冷やしてからSCXカラムへ適用して、MeOHに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。生成物を含有する画分を合わせて蒸発させてから、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XTerra C18 カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[1−(4−フルオロフェニル)−1−メチルエチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(155mg,70%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.37 (6H, s), 2.62 (4H, t), 3.57 (4H, t), 6.99 (2H, d), 7.04 (1H, d), 7.51 (2H, dd), 7.90 (1H, d); m/z = 409 [M+H]+。
実施例310
4−(3−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
0℃へ冷やしたTHF(10mL)中の1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オン(400mg,1.40ミリモル)へ臭化3−フルオロフェニルマグネシウム(THF中1.0M,1.68mL,1.68ミリモル)を10分の時間にわたり滴下した。得られる混合物を0℃で20分間撹拌してから、飽和塩化アンモニウム溶液(20mL)で冷まして、酢酸エチルで抽出した。この抽出物を飽和塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて薄橙色のオイルとし、これをDCMで摩砕して、ベージュ色の固形物を得た。この固形物を濾過し、DCMで洗浄して乾燥させてから、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、4−(3−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(96mg,18%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71-1.74 (2H, m), 2.00-2.08 (2H, m), 3.40-3.46 (2H, m), 4.20-4.24 (2H, m), 5.37 (1H, s), 7.02-7.08 (1H, m), 7.31-7.40 (3H, m), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 382 [M+H]+。
出発材料として使用する1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オンは、以下のように製造した:
DMF(100mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(10.0g,44.93ミリモル)、4−ピペリドン一水和物塩酸塩(8.48g,49.43ミリモル)、及びDIPEA(16.3mL,98.85ミリモル)を90℃で1時間撹拌して加熱した。次いで、DMFを真空で蒸発させて、残渣をDCM中2% MeOHで溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を濃縮して、薄黄色い沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して空気乾燥させて、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オン(10.61g,83%)を薄黄色い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.65 (4H, t), 3.98 (4H, t), 7.15 (1H, d), 8.02 (1H, d); m/z = 286 [M+H]+。
実施例311〜314
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オンと適正な臭化マグネシウムアリールより出発して、実施例310に類似した方法によって収率27〜37%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例315
4−(2−クロロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
0℃へ冷やしたTHF(2.0mL)中の1−ブロモ−2−クロロベンゼン(1.91g,9.98ミリモル)へ塩化イソプロピルマグネシウム−塩化リチウム錯体(THF中1.0M,10mL,10.00ミリモル)を10分の時間にわたり滴下した。得られる溶液を0℃で1時間撹拌してから、2.0mLのアリコートを、0℃へ冷やしたTHF(10mL)中の1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オン(400mg,1.40ミリモル)へ10分の時間にわたり滴下した。得られる溶液を0℃で10分間撹拌してから、そのまま室温へゆっくり温めて、さらに1時間撹拌した。次いで、この反応混合物を飽和塩化アンモニウム(30mL)で冷まして、EtOAcで抽出した。抽出物を飽和塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させて蒸発によって濃縮してから、EtOAcで溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−(2−クロロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(230mg,41%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.68-1.71 (2H, m), 2.61-2.69 (2H, m), 3.44-3.51 (2H, m), 4.20-4.24 (2H, m), 5.47 (1H, s), 7.26-7.30 (1H, m), 7.36-7.40 (2H, m), 7.69 (1H, d), 7.84-7.86 (1H, m), 8.26 (1H, d); m/z = 398 [M+H]+。
実施例316
3−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンゾニトリルの製造
Figure 2011507824
1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オン及び3−ブロモベンゾニトリルの混合物を実施例315の方法によってそのまま反応させて、3−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンゾニトリルを収率26%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.70-1.73 (2H, m), 2.04-2.11 (2H, m), 3.41-3.47 (2H, m), 4.22-4.25 (2H, m), 5.49 (1H, s), 7.55 (1H, t), 7.67 (1H, d), 7.71 (1H, m), 7.87 (1H, m), 7.95 (1H, m), 8.25 (1H, d); m/z = 389 [M+H]+。
実施例317
2−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンゾニトリルの製造
Figure 2011507824
1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オン及び2−ブロモベンゾニトリルの混合物を実施例315の方法によってそのまま反応させて、2−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンゾニトリルを収率24%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72-1.75 (2H, m), 2.23-2.30 (2H, m), 3.39-3.45 (2H, m), 4.39-4.43 (2H, m), 7.51-7.63 (4H, m), 7.72 (1H, d), 8.30 (1H, d), 8.04 (s) 及び 8.71 (s)(1H); m/z = 389 [M+H]+。
実施例318
4−(4−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(4−フルオロフェニル)ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−(4−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率74%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71-1.75 (2H, m), 1.98-2.06 (2H, m), 3.40-3.46 (2H, m), 4.19-4.22 (2H, m), 5.28 (1H, s), 7.14 (2H, t), 7.54 (2H, dd), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 382 [M+H]+。
実施例319
4−ピリジン−2−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(ピリジン−2−イル)ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−ピリジン−2−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率77%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.66-1.69 (2H, m), 2.18-2.25 (2H, m), 3.44-3.50 (2H, m), 4.20-4.23 (2H, m), 5.47 (1H, s), 7.24-7.27 (1H, m), 7.67 (1H, d), 7.72 (1H, d), 7.82 (1H, td), 8.25 (1H, d), 8.49 (1H, d); m/z = 365 [M+H]+。
実施例320
4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率75%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.77-1.80 (2H, m), 2.12-2.20 (2H, m), 3.43-3.49 (2H, m), 4.25-4.28 (2H, m), 5.69 (1H, s), 7.68 (1H, d), 8.26 (2H, m), 8.87 (1H, d), 9.05 (1H, d); m/z = 433 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−ヒドロキシ−4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルの製造
0℃へ冷やしたTHF(10mL)中の3−ブロモ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン(1.20g,5.31ミリモル)へ塩化イソプロピルマグネシウム−塩化リチウム錯体(THF中1.0M)(5.31mL,5.31ミリモル)を10分の時間にわたり滴下した。得られる溶液を0℃で1時間撹拌してから、THF(5mL)中の4−オキソ−1−ピペリジンカルボン酸ベンジル(1.24g,5.31ミリモル)を滴下した。この混合物をそのまま室温へゆっくり温めて、さらに1時間撹拌した後で、塩化アンモニウム水溶液(25mL)で冷やした。次いで、この混合物をtert−ブチルメチルエーテルで抽出した。この抽出物を水に続いて飽和塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発によって濃縮してから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中20〜50% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−ヒドロキシ−4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(1.32g,65%)を薄黄色いオイルとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.76-1.79 (2H, m), 1.94-2.08 (2H, m), 3.26-3.37 (2H, m), 4.12-4.27 (2H, m), 5.16 (2H, s), 5.17 (1H, s), 7.32-7.38 (5H, m), 8.05 (1H, m), 8.79 (1H, d), 8.90 (1H, d); m/z = 381 [M+H]+。
4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−4−オールの製造
エタノール(20mL)中の4−ヒドロキシ−4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(1.30g,3.42ミリモル)、5%パラジウム担持活性炭(50mg)、及びギ酸アンモニウム(2.0g)を還流下に1時間撹拌して加熱してから、周囲温度へ冷やして、珪藻土に通して濾過した。濾液をSCXカラムへ適用して、メタノールに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。生成物を含有する画分を合わせて蒸発させてから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中10〜20%メタノール中2Mアンモニア)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[5−(トリフルオロメチル)ピリジン−3−イル]ピペリジン−4−オール(0.417g,50%)を薄黄色い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.56-1.59 (2H, m), 1.86-1.93 (2H, m), 2.77-2.80 (2H, m), 2.92-2.98 (2H, m), 5.27 (1H, s), 8.17 (1H, s), 8.85 (1H, s), 8.98 (1H, s); m/z = 247 [M+H]+。
実施例321
4−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−(6−メトキシピリジン−3−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率58%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.75-1.78 (2H, m), 1.99-2.04 (2H, m), 3.41-3.47 (2H, m), 3.84 (3H, s), 4.18-4.21 (2H, m), 5.30 (1H, s), 6.77 (1H, d), 7.66 (1H, d), 7.81 (1H, d), 8.24 (1H, d), 8.28 (1H, s); m/z = 395 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルの製造
−78℃へ冷やしたエーテル(30mL)中の5−ブロモ−2−メトキシピリジン(2.0g,10.64ミリモル)へn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,6.65mL,10.64ミリモル)を15分の時間にわたり滴下した。得られる溶液を−78℃で40分間撹拌してから、4−オキソ−1−ピペリジンカルボン酸ベンジル(2.48g,10.64ミリモル)のエーテル(10mL)溶液を滴下した。この反応物をそのまま室温へゆっくり温めてから塩化アンモニウム溶液(50mL)で冷まして、EtOAcで抽出した。抽出物を水と飽和塩水で連続的に洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発によって濃縮してから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中50〜80% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(1.90g,52%)を薄橙色のオイルとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.75-1.79 (2H, m), 1.88-2.02 (2H, m), 3.29-3.35 (2H, m), 3.92 (3H, s), 4.03-4.16 (2H, m), 5.14 (2H, s), 6.72 (1H, d), 7.36 (5H, m), 7.66 (1H, dd), 8.24 (1H, d); m/z = 343 [M+H]+。
4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オールの製造
4−ヒドロキシ−4−(6−メトキシピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルより出発して、実施例320、出発材料の製造に類似した方法によって収率39%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.65-1.68 (2H, m), 1.92-1.99 (2H, m), 2.92-2.95 (2H, m), 3.01-3.07 (2H, m), 3.84 (3H, s), 5.13 (1H,br s), 6.79 (1H, d), 7.76 (1H, dd), 8.23 (1H, d); m/z = 209 [M+H]+。
実施例322
4−(4−メチルピリジン−2−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(4−メチルピリジン−2−イル)ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−(4−メチルピリジン−2−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率81%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.64-1.67 (2H, m), 2.20 (2H, td), 2.35 (3H, s), 3.42-3.49 (2H, m), 4.19-4.22 (2H, m), 5.43 (1H, s), 7.09 (1H, d), 7.55 (1H, s), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d), 8.34 (1H, d); m/z = 379 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(4−メチルピリジン−2−イル)ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−ヒドロキシ−4−(4−メチルピリジン−2−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルの製造
4−オキソ−1−ピペリジンカルボン酸ベンジルと2−ブロモ−4−メチルピリジンより出発して、実施例321、出発材料の製造に類似した方法によって収率56%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.58-1.61 (2H, m), 1.87-2.00 (2H, m), 3.21 (3H, s), 3.29-3.45 (2H, m), 4.09-4.29 (2H, m), 5.17 (2H, s), 5.32 (1H, s), 7.03 (1H, d), 7.10 (1H, s), 7.30-7.41 (5H, m), 8.37 (1H, d); m/z = 327 [M+H]+。
4−(4−メチルピリジン−2−イル)ピペリジン−4−オールの製造
4−ヒドロキシ−4−(4−メチルピリジン−2−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルより出発して、実施例321、出発材料の製造に類似した方法によって収率56%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.39-1.42 (2H, m), 2.01 (2H, td), 2.33 (3H, s), 2.73-2.76 (2H, m), 2.88-2.94 (2H, m), 4.96 (1H, s), 7.06 (1H, d), 7.47 (1H, s), 8.36 (1H, d); m/z = 193 [M+H]+。
実施例323
4−(6−クロロピリジン−3−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(6−クロロピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−(6−クロロピリジン−3−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率80%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.74-1.78 (2H, m), 2.06 (2H, td), 3.44 (2H, t), 4.21-4.25 (2H, m), 5.54 (1H, s), 7.47 (1H, d), 7.67 (1H, d), 7.96 (1H, dd), 8.25 (1H, d), 8.55 (1H, d); m/z = 399 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(6−クロロピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−ヒドロキシ−4−(6−クロロピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
−78℃へ冷やしたエーテル(30mL)中の5−ブロモ−2−クロロピリジン(2.0g,10.39ミリモル)へn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,6.50mL,10.39ミリモル)を15分の時間にわたり滴下した。得られる溶液を−78℃で45分間撹拌してから、4−オキソ−1−ピペリジンカルボン酸tert−ブチル(1.66g,8.31ミリモル)のエーテル(10mL)溶液を滴下した。この反応物をそのまま室温へゆっくり温めてから塩化アンモニウム溶液(50mL)で冷まして、EtOAcで抽出した。この抽出物を水と飽和塩水で連続的に洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発によって濃縮してから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中20〜50% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−(6−クロロピリジン−3−イル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.33g,41%)をクリーム色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.48 (9H, s), 1.72-1.76 (2H, m), 1.90-2.01 (2H, m), 3.16-3.27 (2H, m), 3.99-4.13 (2H, m), 7.31 (1H, d), 7.76 (1H, dd), 8.50 (1H, d); m/z = 313 [M+H]+。
4−(6−クロロピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オールの製造
4−(6−クロロピリジン−3−イル)−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.32g,4.22ミリモル)の酢酸エチル(20mL)撹拌懸濁液へHCl(ジオキサン中4M,4.22mL,16.88ミリモル)を1分量で、周囲温度で加えた。得られる混合物を50℃で90分間撹拌してから室温へ冷やし、エーテル(20mL)で希釈して、濾過した。濾過した固形物をエーテルで洗浄して乾燥させてからメタノールに取り、SCXカラムへ適用して、メタノールに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。生成物含有画分を合わせて蒸発させてから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中10〜20%メタノール中2Mアンモニア)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−(6−クロロピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール(0.43g,48%)を薄橙色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.53-1.56 (2H, m), 1.80 (2H, td), 2.72-2.75 (2H, m), 2.89-2.96 (2H, m), 5.09 (1H, s), 7.46 (1H, d), 7.90 (1H, dd), 8.49 (1H, d); m/z = 213 [M+H]+。
実施例324
4−(1,3−チアゾール−2−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−4−オール及び6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例306の方法によってそのまま反応させて、4−(1,3−チアゾール−2−イル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールを収率65%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.86-1.89 (2H, m), 2.15 (2H, td), 3.44-3.51 (2H, m), 4.16-4.19 (2H, m), 6.28 (1H, s), 7.62 (1H, d), 7.66 (1H, d), 7.72 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 371 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−ヒドロキシ−4−(1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
4−オキソ−1−ピペリジンカルボン酸tert−ブチルと2−ブロモチアゾールより出発して、実施例323、出発材料の製造に類似した方法によって収率80%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.47 (9H, s), 1.85-1.88 (2H, m), 2.11 (2H, td), 3.24-3.35 (2H, m), 3.92-4.08 (2H, m), 7.30 (1H, d), 7.71 (1H, d); m/z = 285 [M+H]+。
4−(1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−4−オールの製造
4−ヒドロキシ−4−(2−チアゾリル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルより出発して、実施例323、出発材料の製造に類似した方法によって収率82%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.77-1.80 (2H, m), 2.14 (2H, td), 3.02-3.04 (4H, m), 6.17 (1H, br s), 7.61 (1H, d), 7.74 (1H, d); m/z = 185 [M+H]+。
実施例325
6−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(2.0mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(160mg,0.72ミリモル)、3−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(145mg,0.72ミリモル)、及びDIPEA(0.14mL,0.79ミリモル)を80℃で1時間撹拌して加熱した。次いで、得られる混合物を周囲温度へ冷やし、水(10mL)に冷まして、ベージュ色の固形物を得た。この固形物を濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで連続的に洗浄し、空気乾燥させて、6−[4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(217mg,78%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.70-1.81 (2H, m), 2.09-2.12 (2H, m), 3.12-3.26 (3H, m), 4.40-4.43 (2H, m), 7.03 (1H, dd), 7.25 (1H, d), 7.67 (1H, d), 8.04 (1H, d), 8.19 (1H, dd), 8.24 (1H, d), 11.34 (1H, s); m/z = 388 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(1H−ピロロ[5,4−b]ピリジン−3−イル)ピペリジンは、以下のように製造した:
4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチルの製造
メタノール(25mL)中の1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(1.0g,8.46ミリモル)及び4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.37g,16.93ミリモル)へ水酸化カリウム(1.90g,33.86ミリモル)を周囲温度で加えてから、得られる溶液を65℃で18時間撹拌した。この混合物を周囲温度へ冷やし、希釈塩化アンモニウム水溶液(80mL)に冷まして、酢酸エチルで抽出した。この抽出物を水と飽和塩水で連続的に洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発によって濃縮して、DCM中5% MeOHを溶出液として使用するフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を合わせて蒸発によって濃縮してから、エーテルで摩砕して、無色の沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、エーテルで洗浄し、空気乾燥させて、4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(1.37g,54%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.51 (9H, s), 2.57 (2H, m), 3.68 (2H, m), 4.14 (2H, m), 6.15 (1H, m), 7.13 (1H, dd), 7.33 (1H, s), 8.20 (1H, d), 8.34 (1H, d), 10.29 (1H, s); m/z = 300 [M+H]+。
4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
エタノール(25mL)中の4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸tert−ブチル(1.35g,4.51ミリモル)、ギ酸アンモニウム(1.42g,22.55ミリモル)、及び5%パラジウム担持活性炭(50mg)を1時間撹拌して還流させた。得られる混合物を室温へ冷やして、珪藻土に通して濾過した。濾液を蒸発によって濃縮してから、希釈塩化アンモニウム水溶液(50mL)で処理して、DCMで抽出した。この抽出物を水で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて無色の固形物とした。この固形物をエーテルで摩砕してから濾過によって採取し、真空で乾燥させて、4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.088g,80%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.49 (9H, s), 1.64-1.74 (2H, m), 2.00-2.03 (2H, m), 2.86-3.00 (3H, m), 4.16-4.34 (2H, m), 7.06-7.10 (2H, m), 7.96 (1H, d), 8.31 (1H, s), 9.73 (1H, s); m/z = 302 [M+H]+。
4−(1H−ピロロ[5,4−b]ピリジン−3−イル)ピペリジンの製造
4−(1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.08g,3.58ミリモル)のDCM(8mL)撹拌懸濁液へTFA(5.0mL,3.58ミリモル)を1分量で、周囲温度で加えた。得られる溶液を30分間撹拌してからSCXカラムへ適用して、MeOHに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。純粋な画分を合わせて蒸発によって濃縮してから、エーテルで摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取し、空気乾燥させて、3−(ピペリジン−4−イル)−1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン(0.64g,88%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.54-1.63 (2H, m), 1.86-1.89 (2H, m), 2.62-2.68 (2H, m), 2.81-2.87 (1H, m), 3.02-3.05 (2H, m), 7.01 (1H, dd), 7.18 (1H, s), 7.98 (1H, d), 8.17 (1H, d), 11.28 (1H, s); m/z = 202 [M+H]+。
実施例326〜328
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)ピペリジンより出発して、実施例325に類似した方法によって収率40〜60%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例326〜328において出発材料として使用する異性体の4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)ピペリジンは、以下のように3工程で製造した:
4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルと適正な1H−ピロロピリジンより出発して、実施例325、出発材料の製造に類似した手順によって収率49〜54%で入手した。
Figure 2011507824
Figure 2011507824
4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
適正な4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)−3,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カルボン酸tert−ブチルより出発して、実施例325、出発材料の製造に類似した手順によって収率75〜81%で入手した。
Figure 2011507824
Figure 2011507824
4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)ピペリジンの製造
適正な4−(1H−ピロロピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチルより出発して、実施例325、出発材料の製造に類似した手順によって収率72〜100%で入手した。
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例329
(2E)−3−[4−([4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル)フェニル]プロプ−2−エノン酸エチルの製造
Figure 2011507824
(E)−3−(4−ホルミルフェニル)プロプ−2−エノン酸エチル及び6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法7によってそのまま反応させて、(2E)−3−[4−([4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル)フェニル]プロプ−2−エノン酸エチルを収率59%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.27 (3H, t), 2.49-2.51 (4H, m), 3.58 (2H, s), 3.62 (4H, t), 4.20 (2H, q), 6.61 (1H, d), 7.39 (2H, d), 7.54-7.73 (4H, m), 8.24 (1H, d); m/z = 461 [M+H]+。
実施例330
4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]アニリンの製造
Figure 2011507824
DCM(2mL)中のN−[4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]フェニル]カルバミン酸tert−ブチル(実施例146に記載のように入手する、72mg,0.15ミリモル)へTFA(0.5mL,0.15ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で2時間撹拌してから、蒸発乾固させた。この粗生成物を、水(0.1% TFAを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLCによって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発させて、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによってさらに精製した。所望の生成物を、メタノール中7Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて、純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]アニリン(32mg,56%)を得た。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO-d6) δ 2.29 (4H, t), 3.18 (2H, s), 3.42 (4H, t), 4.79 (2H, s), 6.36 (2H, d), 6.79 (2H, d), 7.41 (1H, d), 8.07 (1H, d); m/z = 378 [M+H]+。
実施例331
6−[3−(4−メトキシフェニル)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(50mg,0.22ミリモル)のエタノール(1mL)溶液を3−(4−メトキシフェニル)ピロリジン塩酸塩(71mg,0.33ミリモル)へ加えた。この反応混合物をDIPEA(86mg,0.66ミリモル)で処理して、この混合物を70℃で16時間加熱した。この反応混合物を蒸発させて不揮発性の残渣を残し、これを分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、6−[3−(4−メトキシフェニル)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(45mg,55%)を得た。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO-d6) δ 2.00-2.18 (1H, m), 2.30-2.42 (1H, m), 3.33-3.66 (3H, m), 3.68-3.83 (4H, m), 3.89-4.06 (1H, m), 6.88-6.96 (2H, m), 7.24-7.34 (3H, m), 8.23 (1H, d); m/z = 364 [M+H]+。
実施例332〜334
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアリールピロリジン塩酸塩より出発して、実施例331に類似した方法によって収率64〜77%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例335〜338
以下の化合物は、6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアリールピロリジン塩酸塩より出発して、実施例331に類似した方法によって収率52〜74%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、3−クロロピリダジン−6−イルヒドラジンとクロロジフルオロ酢酸より出発して、一般合成法1、出発材料の製造に類似した方法によって収率70%で入手した。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO) d 7.77 (d, 1H), 8.68 (d, 1H); m/z = 239 [M+H]+。
実施例339
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例335〜338、出発材料の製造に記載のように入手する)(53mg,0.22ミリモル)のエタノール(1mL)溶液を1−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン(77mg,0.33ミリモル)へ加えた。この反応混合物をDIPEA(43mg,0.33ミリモル)で処理して、この混合物を70℃で4時間加熱した。この反応混合物を蒸発させて不揮発性の残渣を残し、これを分取用逆相クロマトグラフィーによって精製して、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(3,5−ジクロロピリジン−4−イル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(28mg,29%)を得た。
1H NMR (300.1 MHz, CDCl3) δ 3.48-3.54 (4H, m), 3.78-3.84 (4H, m), 7.13 (1H, d), 7.99 (1H, d), 8.41 (2H, s); m/z = 434 [M+H]+。
実施例340〜343
以下の化合物は、6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なベンジルピペラジンより出発して、実施例339に類似した方法によって収率50〜73%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例344〜348
以下の化合物は、6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なベンジルピペラジンより出発して、実施例339に類似した方法によって収率24〜76%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例349
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(2−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−フェネチルピペラジン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(2−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率71%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, CDCl3) δ 2.64-2.73 (6H, m), 2.81-2.89 (2H, m), 3.67 (4H, t), 7.08 (1H, d), 7.19-7.34 (5H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
実施例350
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(1−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−(1−フェニルエチル)ピペラジン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(1−フェニルエチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率64%で得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.32 (3H, d), 2.39-2.57 (4H, m), 3.47 (1H, q), 3.58 (4H, t), 7.22-7.27 (1H, m), 7.30-7.35 (4H, m), 7.53 (1H, d), 8.20 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
実施例351
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−(3−クロロ−5−トリフルオロメチル−2−ピリジル)−1,4−ジアゼパン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−[3−クロロ−5−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]−1,4−ジアゼパン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率62%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, CDCl3) δ 2.09-2.19 (2H, m), 3.75 (2H, t), 3.81 (2H, t), 4.01 (4H, s), 7.04 (1H, d), 7.70-7.72 (1H, m), 7.94 (1H, d), 8.29-8.31 (1H, m); m/z = 482 [M+H]+。
実施例352
6−(4−ベンジル−2−メチルピペラジン−1−イル)−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−ベンジル−3−メチル−ピペラジン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、6−(4−ベンジル−2−メチルピペラジン−1−イル)−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率41%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.26 (3H, d), 2.06-2.19 (1H, m), 2.22-2.30 (1H, m), 2.75 (1H, d), 2.94 (1H, d), 3.14-3.27 (1H, m), 3.53 (2H, q), 4.04 (1H, d), 4.41-4.53 (1H, m), 7.23-7.39 (5H, m), 7.56 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
実施例353
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率64%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, CDCl3) δ 2.35 (6H, s), 3.26 (4H, t), 3.74 (4H, t), 7.00-7.05 (3H, m), 7.14 (1H, d), 7.95 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
実施例354
6−(5−ベンジルヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
2−ベンジルヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール塩酸塩及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例331に類似した方法によってそのまま反応させて、6−(5−ベンジルヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率66%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, CDCl3) δ 2.58-2.75 (4H, m), 3.04 (2H, s), 3.41-3.50 (2H, m), 3.63 (2H, s), 3.76-3.85 (2H, m), 6.88 (1H, d), 7.22-7.33 (5H, m), 7.90 (1H, d); m/z = 405 [M+H]+。
実施例355
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−(4−フェニルアゼパン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
4−フェニルアゼパン塩酸塩及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例331に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−(4−フェニルアゼパン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率69%で得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.64-1.90 (4H, m), 1.98-2.09 (2H, m), 2.68 (1H, t), 3.59-3.75 (2H, m), 3.76-3.86 (1H, m), 3.87-3.96 (1H, m), 7.10-7.20 (3H, m), 7.24 (2H, t), 7.49 (1H, d), 8.20 (1H, d); m/z = 378 [M+H]+。
実施例356
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(チオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−(チオフェン−2−イルメチル)ピペラジン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(チオフェン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率74%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.59 (4H, m), 3.63 (4H, t), 3.77 (2H, s), 6.97-7.01 (2H, m), 7.44-7.48 (1H, m), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 385 [M+H]+。
実施例357
3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(チオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
1−(チオフェン−3−イルメチル)ピペラジン及び6−クロロ−3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を実施例339に類似した方法によってそのまま反応させて、3−[クロロ(ジフルオロ)メチル]−6−[4−(チオフェン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率70%で得た。
1H NMR (300.1 MHz, DMSO-d6) δ 2.49-2.52 (4H, m), 3.56 (2H, s), 3.62 (4H, t), 7.06-7.10 (1H, m), 7.33-7.37 (1H, m), 7.49-7.52 (1H, m), 7.58 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 385 [M+H]+。
実施例358
6−[(2S)−2−メチル−4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−4−カルボキサルデヒド及び6−[(2S)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(2S)−2−メチル−4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率53%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.29 (3H, d), 2.15-2.21 (1H, m), 2.30-2.34 (1H, m), 2.74 (1H, d), 2.94 (1H, d), 3.22-3.28 (1H, m), 3.52 (1H, d), 3.63 (1H, d), 4.04 (1H, d), 4.48 (1H, s), 7.39 (2H, d), 7.39 (1H, s), 7.58 (1H, d), 8.26 (1H, d), 8.54-8.55 (2H, m); m/z = 378 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(2S)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−メチルピペラジン−1−カルボン酸(3S)−tert−ブチルより出発して、実施例223、出発材料の製造に類似した方法によって、2工程での全体収率64%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.23 (3H, d), 2.42 (1H, m), 2.65 (1H, m), 2.85 (2H, m), 3.04 (2H, m), 3.91 (1H, m), 4.35 (1H, m), 7.56 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 387 [M+H]+。
実施例359〜360
以下の化合物は、6−[(2S)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例358、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率31〜84%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例361〜366
以下の化合物は、6−[(2S)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率32〜84%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例367
6−[4−[(6−ブロモピリジン−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−ブロモピリジン−2−カルボキサルデヒド及び6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[4−[(6−ブロモピリジン−2−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率66%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.56-2.61 (4H, m), 3.64 (4H, t), 3.66 (2H, s), 7.53-7.54 (1H, m), 7.55-7.56 (1H, m), 7.60 (1H, d), 7.77 (1H, t), 8.26 (1H, d); m/z = 444 [M+H]+。
実施例368〜377
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率20〜79%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
[1]質量スペクトルの決定のための溶媒として使用するアセトニトリルとの付加物として検出した。
実施例378〜379
以下の化合物は、適正なブロモピリジン(対応する註に記載のように入手する)より出発して、実施例307に類似した方法によって収率33〜54%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
[1]6−[4−[(2−ブロモピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、実施例376に記載のように入手する。
[2]6−[4−[(4−ブロモピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、実施例377に記載のように入手する。
実施例380〜393
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率23〜93%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例394
6−[4−(ナフタレン−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン(2mL)中の6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(150mg,0.55ミリモル)へ塩化ナフタレン−2−スルホニル(175mg,0.77ミリモル)を加えた。得られる溶液を室温で18時間撹拌した。この反応混合物を蒸発させて、ピリジンを除去した。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Phenomenex Gemini C18110A(axia)カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−(ナフタレン−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(168mg,66%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.15 (4H, m), 3.72 (4H, m), 7.49 (1H, d), 7.74 (3H, m), 8.07 (1H, d), 8.19 (3H, m), 8.49 (1H, s); m/z = 463 [M+H]+。
実施例395
6−[4−(ピリジン−2−イルスルホニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
塩化ピリジン−2−スルホニルと6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、実施例394に類似した方法によって収率32%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.28 (4H, m), 3.63 (4H, m), 7.47 (1H, d), 7.64 (1H, m), 7.90 (1H, m), 8.06 (1H, m), 8.20 (1H, d), 8.68 (1H, m); m/z = 414 [M+H]+。
実施例396〜405
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な塩化スルホニルより出発して、実施例394に類似した方法によって収率7〜90%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例406
N−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミンの製造
Figure 2011507824
DMA(2mL)中のN−メチル−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミン(100mg,0.34ミリモル)及び3−(ブロモメチル)ピリジン臭化水素酸塩(127mg,0.50ミリモル)へDIPEA(0.174mL,1.00ミリモル)を加えて、この混合物をマイクロ波チューブへ密封した。この反応物をマイクロ波反応器において150℃まで15分間加熱して、周囲温度へ冷やした。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径30mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−メチル−N−(ピリジン−3−イルメチル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミン(113mg,78%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.59 (2H, m), 1.91 (2H, m), 2.12 (2H, s), 2.75 (1H, m), 3.03 (2H, m), 3.61 (3H, s), 4.34 (2H, m), 7.35 (1H, m), 7.63 (1H, d), 7.70 (1H, m), 8.23 (1H, d), 8.48 (2H, m); m/z = 392 [M+H]+。
出発材料として使用するN−メチル−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミンは、以下のように製造した:
メチル[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]カルバミン酸tert−ブチルの製造
DMA(15mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.865g,3.89ミリモル)及びメチル(ピペリジン−4−イル)カルバミン酸tert−ブチル(1g,4.67ミリモル)へDIPEA(1.355mL,7.78ミリモル)を加えた。得られる溶液を50℃で2時間撹拌した。この反応混合物を蒸発させてDCM(100mL)で希釈して、水(100mL)と飽和塩水(100mL)で連続的に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜10% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、メチル[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]カルバミン酸tert−ブチル(1.500g,96%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.40 (9H, s), 1.71 (4H, m), 2.67 (3H, s), 3.05 (2H, m), 4.06 (1H, s), 4.38 (2H, m), 7.63 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 401 [M+H]+。
N−メチル−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミンの製造
メチル[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]カルバミン酸tert−ブチル(1.5g,3.75ミリモル)をTFA(5mL)及びDCM(5mL)に溶かした。得られる溶液を周囲温度で2時間撹拌した。この粗生成物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用するカラムより溶出させ、純粋な画分を蒸発乾固させて、N−メチル−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミン(1.090g,97%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.30 (2H, m), 1.91 (2H, m), 2.59 (1H, m), 3.16 (2H, m), 3.30 (3H, s), 4.11 (2H, m), 7.61 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 301 [M+H]+。
実施例407〜411
以下の化合物は、N−メチル−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−アミンと適正な臭化ベンジルより出発して、実施例406に類似した方法によって収率39〜78%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例412
N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]ベンズアミドの製造
Figure 2011507824
DMF(2mL)中の4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸(100mg,0.25ミリモル)、2−(メチルアミノ)エタノール(20.28mg,0.27ミリモル)、及びHATU(114mg,0.3ミリモル)へDIPEA(0.087mL,0.5ミリモル)を加えた。得られる溶液を室温で24時間撹拌した。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径21mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]ベンズアミド(64mg,55%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.75 (2H, m), 2.10 (2H, m), 2.98 (3H, s), 3.56 (6H, m), 3.99 (2H, m), 4.76 (1H, m), 7.04 (2H, d), 7.39 (2H, d), 7.65 (1H, d), 8.27 (1H, d); m/z = 465 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸は、以下のように製造した:
1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
DMF(200mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(20g,89.87ミリモル)及びDIPEA(23.48mL,134.80ミリモル)へ4−ヒドロキシピペリジン(10.91g,107.84ミリモル)を加えた。得られる溶液を125℃で2時間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCMに再び溶かして、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜5% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させてベージュ色の固形物を得て、これをエーテルとともに撹拌してから濾過して、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(22.64g,88%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.46 (2H, m), 1.85 (2H, m), 3.32 (2H, m), 3.78 (1H, m), 3.96 (2H, m), 4.78 (1H, d), 7.61 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 288 [M+H]+。
4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸エチルの製造
THF(50mL)中の1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(3g,10.44ミリモル)、4−ヒドロキシ安息香酸エチル(1.909g,11.49ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(3.01g,11.49ミリモル)へDIAD(2.262mL,11.49ミリモル)を窒素下に加えた。得られる溶液を周囲温度で4時間撹拌した。この粗生成物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用するカラムより溶出させた。この粗製の固形物をMeOHで摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取して真空で乾燥させて、4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸エチル(2.220g,49%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.33 (3H, t), 1.76 (2H, m), 2.11 (2H, m), 3.55 (2H, m), 3.98 (2H, m), 4.29 (2H, q), 4.83 (1H, m), 7.13 (2H, m), 7.66 (1H, d), 7.92 (2H, m), 8.27 (1H, d); m/z = 436 [M+H]+。
4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸の製造
MeOH(80mL)及び水(40.0mL)中の4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸エチル(2.22g,5.10ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(0.488g,20.40ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を50℃で2日間撹拌した。この反応物を室温へ冷やし、メタノールを蒸発させて、水性の残渣を、沈殿が止むまでクエン酸で処理した。沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄して乾燥させて、4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸(2.020g,97%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.76 (2H, m), 2.12 (2H, m), 3.54 (2H, m), 3.99 (2H, m), 4.82 (1H, m), 7.10 (2H, m), 7.66 (1H, d), 7.90 (2H, m), 8.26 (1H, d), 12.60 (1H, s); m/z = 408 [M+H]+。
実施例413〜429
以下の化合物は、4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例412に類似した方法によって収率9〜62%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例430
N,N−ジメチル−3−[4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノキシ]プロパン−1−アミンの製造
Figure 2011507824
THF(2mL)中の4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノール、3−ジメチルアミノ−1−プロパノール(100mg,0.26ミリモル(33mg,0.32ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(76mg,0.29ミリモル)へDIAD(0.05mL,0.29ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で4時間撹拌した。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、生成物(19.1mg,16%)をゴムとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.74 (2H, m), 1.86 (2H, m), 2.08 (2H, m), 2.19 (6H, s), 2.39 (2H, m), 3.57 (2H, m), 3.99 (4H, m), 4.58 (1H, m), 6.94 (4H, m), 7.69 (1H, d), 8.30 (1H, d); m/z = 465 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノールは、以下のように製造した:
6−[4−[4−(ベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
THF(50mL)中の1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(3g,10.44ミリモル)、4−(ベンジルオキシ)フェノール(2.300g,11.49ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(3.01g,11.49ミリモル)へDIAD(2.262mL,11.49ミリモル)を窒素下に加えた。得られる溶液を周囲温度で4時間撹拌した。粗製のオイルをMeOHで摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取して真空で乾燥させて、6−[4−[4−(ベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2.53g,52%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.75 (2H, m), 2.08 (2H, m), 3.56 (2H, m), 3.99 (2H, m), 4.60 (1H, m), 5.10 (2H, s), 7.00 (4H, m), 7.44 (5H, m), 7.69 (1H, d), 8.30 (1H, d); m/z = 470 [M+H]+。
4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノールの製造
MeOH(30mL)中の6−[4−[4−(ベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2.53g,5.39ミリモル)へ10%パラジウム担持カーボン(0.574g,0.54ミリモル)を水素の雰囲気下に加えた。得られる懸濁液を周囲温度で24時間撹拌した。この反応混合物を蒸発させた。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノール(1.760g,86%)を、静置時に結晶化するゴムとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.69 (2H, m), 2.01 (2H, m), 3.51 (2H, m), 3.94 (2H, m), 4.46 (1H, m), 6.69 (2H, m), 6.83 (2H, m), 7.64 (1H, d), 8.25 (1H, d), 8.94 (1H, s); m/z = 380 [M+H]+。
実施例431〜442
以下の化合物は、4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノールと適正なアルコールより出発して、実施例430に類似した方法によって収率8〜43%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例443〜446
以下の化合物は、3−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノールと適正なアルコールより出発して、実施例430に類似した方法によって収率7〜33%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する3−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノールは、以下のように製造した:
6−[4−[3−(ベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
3−(ベンジルオキシ)フェノールと1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールより出発して、実施例430、出発材料の製造に類似した手順によって収率40%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71 (2H, m), 2.05 (2H, m), 3.51 (2H, m), 3.96 (2H, m), 4.67 (1H, m), 5.10 (2H, s), 6.63 (3H, m), 7.19 (1H, m), 7.40 (5H, m), 7.64 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 470 [M+H]+。
3−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]フェノールの製造
6−[4−[3−(ベンジルオキシ)フェノキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、実施例430、出発材料の製造に類似した手順によって収率80%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71 (2H, m), 2.06 (2H, m), 3.53 (2H, m), 3.95 (2H, m), 4.60 (1H, m), 6.40 (3H, m), 7.07 (1H, m), 7.64 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.36 (1H, s); m/z = 380 [M+H]+。
実施例447
6−[4−[(6−メチルピリダジン−3−イル)オキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
THF(5mL)中の1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例310、出発材料の製造に記載のように入手する)(135mg,0.47ミリモル)、6−メチルピリダジン−3(2H)−オン(56.9mg,0.52ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(136mg,0.52ミリモル)へDIAD(0.102mL,0.52ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で3日間撹拌した。この粗生成物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm、長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[(6−メチルピリダジン−3−イル)オキシ]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(22.00mg,12%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.91 (4H, m), 2.25 (3H, s), 3.22 (2H, m), 4.42 (2H, m), 5.10 (1H, m), 6.89 (1H, d), 7.32 (1H, d), 7.66 (1H, d), 8.27 (1H, d); m/z = 380 [M+H]+。
実施例448
5−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]ピリジン−2−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(150mg,0.52ミリモル)及び水素化ナトリウム(オイル中60%分散液、22.98mg,0.57ミリモル)のDMF(5mL)溶液を窒素下に周囲温度で30分間撹拌した。この反応混合物へ5−クロロピコリノニトリル(80mg,0.57ミリモル)を加えた。得られる溶液を50℃で18時間撹拌した。この反応混合物を数滴のMeOHで希釈した。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、5−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]ピリジン−2−カルボニトリル(55.0mg,27%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.78 (2H, m), 2.13 (2H, m), 3.53 (2H, m), 3.99 (2H, m), 4.95 (1H, m), 7.69 (2H, m), 8.02 (1H, d), 8.27 (1H, d), 8.50 (1H, m); m/z = 390 [M+H]+。
実施例449
4−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]ピリジン−2−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
4−クロロ−2−シアノピリジンと1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールより出発して、実施例448に類似した手順によって収率62%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.76 (2H, m), 2.14 (2H, m), 3.51 (2H, m), 4.01 (2H, m), 4.95 (1H, m), 7.37 (1H, m), 7.66 (1H, d), 7.81 (1H, m), 8.27 (1H, d), 8.55 (1H, m); m/z = 390 [M+H]+。
実施例450〜455
以下の化合物は、6−(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(一般合成法10、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正な塩化スルホニルより出発して、実施例394に類似した方法によって収率16〜83%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例456〜461
以下の化合物は、6−(1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(一般合成法8、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正な塩化スルホニルより出発して、実施例394に類似した方法によって収率54〜96%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例462〜476
以下の化合物は、[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メタノール(実施例294、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率15〜70%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例477
6−[4−(1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと1H−ピロロ[2,3−c]ピリジン−3−カルボキサルデヒド(J. Chem. Soc. (C) 1970, 498 に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率68%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.25 (4H, t), 3.60 (4H, t), 3.73 (2H, s), 7.53 (1H, s), 7.57 (1H, d), 7.63-7.65 (1H, m), 8.10 (1H, d), 8.23 (1H, d), 8.72 (1H, d), 11.47 (1H, s); m/z = 403 [M+H]+。
実施例478〜480
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な1H−ピロロピリジン−3−カルボキサルデヒド(対応する註に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率61〜82%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
[1]Bioorg. Med. Chem. 2004, 12, 5505 に記載のように製造する1H−ピロロ[2,3−b]ピリジン−3−カルボキサルデヒドより入手した。
[2]米国特許出願2007/0123535、35頁に記載のように製造する1H−ピロロ[3,2−b]ピリジン−3−カルボキサルデヒドより入手した。
[3]以下のように製造する1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−3−カルボキサルデヒドより入手した:
1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン(2.95g,25ミリモル)及びヘキサメチレンテトラアミン(5.26g,37.50ミリモル)の酢酸(25mL)及び水(50mL)溶液を還流下に4時間加熱した。この反応混合物を蒸発させて、残渣をMPLCシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中5〜10%アンモニア−メタノール)によって精製した。生成物含有画分を蒸発乾固させてMeCNで摩砕して、1H−ピロロ[3,2−c]ピリジン−3−カルバルデヒド(0.170g,4.65%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 7.52-7.54 (1H, m), 8.36 (1H, d), 8.42 (1H, s), 9.30 (1H, d), 10.01 (1H, s), 12.41 (1H, s); m/z = 188 [M+H]+ (質量スペクトルの決定に使用するアセトニトリルとの付加物として検出)。
実施例481〜482
以下の化合物は、6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルコールより出発して、実施例294に類似した方法によって収率10〜48%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例483
6−[3−(3−フルオロフェノキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−[3−(メタンスルホニルオキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(169mg,0.5ミリモル)、3−フルオロフェノール(112mg,1.5ミリモル)、及び炭酸カリウム(207mg,1.5ミリモル)のDMF(3mL)撹拌部分溶液を100℃で24時間加熱した。この反応混合物を濾過して、生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって単離した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[3−(3−フルオロフェノキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(58mg,33%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 4.17-4.21 (2H, m), 4.50-4.54 (2H, m), 5.05-5.10 (1H, m), 6.44-6.47 (1H, m), 6.50-6.52 (1H, m), 6.60 (1H, d), 6.66-6.71 (1H, m), 7.18-7.24 (1H, m), 7.88 (1H, d); m/z = 354 [M+H]+。
出発の6−[3−(メタンスルホニルオキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]アゼチジン−3−オールの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(5.56g,25ミリモル)、アゼチジン−3−オール塩酸塩(3.01g,27.50ミリモル)、及びDIPEA(10.89mL,62.50ミリモル)のDMF(50mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この溶液を水でゆっくり希釈すると、生成物が結晶化した。この沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄し、よく水を切って、エーテルで洗浄した。これを真空で乾燥させて、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]アゼチジン−3−オール(5.30g,82%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.88 (2H, q), 4.32-4.36 (2H, m), 4.61-4.65 (1H, m), 5.82-5.83 (1H, m), 7.04 (1H, d), 8.22 (1H, d); m/z = 260 [M+H]+。
6−[3−(メタンスルホニルオキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)アゼチジン−3−オール(2.59g,10ミリモル)及びトリエチルアミン(1.951mL,14ミリモル)のDCM(17mL)撹拌部分溶液へ塩化メタンスルホニル(0.929mL,12ミリモル)を0℃で滴下した。この溶液をそのまま周囲温度へ温めて、30分間撹拌した。沈殿を濾過によって採取し、少量のDCM、少量のエタノール及びエーテルで洗浄した。これを真空で乾燥させて、6−[3−(メタンスルホニルオキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2.400g,71.2%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.32 (3H, s), 4.25-4.29 (2H, m), 4.54-4.59 (2H, m), 5.45-5.50 (1H, m), 7.11 (1H, d), 8.29 (1H, d); m/z = 338 [M+H]+。
実施例484〜486
以下の化合物は、6−[3−(メタンスルホニルオキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なフェノールより出発して、実施例483に類似した方法によって収率49〜56%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例487
N,N−ジメチル−2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]アセトアミドの製造
Figure 2011507824
2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]酢酸メチル(95mg,0.25ミリモル)のメタノール中2Mジメチルアミン(2.0mL,4.00ミリモル)撹拌溶液をマイクロ波反応器において120℃で1時間加熱した。この反応混合物を蒸発させて、この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用LCMS(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N,N−ジメチル−2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]アセトアミド(48.0mg,48.8%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.32-1.43 (2H, m), 1.93 (2H, d), 1.98-2.02 (1H, m), 2.96 (3H, s), 3.00 (3H, s), 3.03-3.07 (2H, m), 3.41-3.43 (2H, m), 4.15 (2H, s), 4.25 (2H, d), 7.09 (1H, d), 7.90 (1H, d); m/z = 387 [M+H]+。
出発材料として使用する2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]酢酸メチルは、以下のように製造した:
純正(neat)グリコール酸メチル(1.544mL,20.0ミリモル)へ水素化ナトリウム(オイル中60%分散液,0.120g,3.0ミリモル)を加えた。発泡が収まったとき、6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.759g,2.0ミリモル)を加えて、この混合物を100℃で40分間加熱した。この反応混合物をDCMと水の間で分配した。有機相を水と塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させて、蒸発させた。生成物を、酢酸エチルで溶出させるMPLCシリカクロマトグラフィーによって単離した。生成物含有画分を蒸発させてオイルとし、これをエーテルより結晶させて、2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]酢酸メチル(0.130g,17%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.33-1.43 (2H, m), 1.92-2.02 (3H, m), 3.00-3.07 (2H, m), 3.42-3.44 (2H, m), 3.76 (3H, s), 4.09 (2H, s), 4.23-4.26 (2H, m), 7.08 (1H, d), 7.90 (1H, d); m/z = 374 [M+H]+。
実施例488
6−[4−[(2−フルオロエトキシ)メチル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
2−[[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル)メトキシ]エタノール(104mg,0.3ミリモル)のDCM(3mL)撹拌溶液へ三フッ化(ジエチルアミノ)イオウ(0.059mL,0.45ミリモル)を−70℃で滴下した。この溶液をそのまま周囲温度へ温めて、18時間撹拌した。この溶液をDCMで希釈して、2M KCO水溶液で洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させて、蒸発させた。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[(2−フルオロエトキシ)メチル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(22.0mg,21%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.30-1.40 (2H, m), 1.90-2.01 (3H, m), 2.99-3.06 (2H, m), 3.40 (2H, d), 3.65-3.74 (2H, m), 4.23-4.27 (2H, m), 4.49-4.63 (2H, m), 7.09 (1H, d), 7.90 (1H, d); m/z = 348 [M+H]+。
出発の2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]エタノールは、以下のように製造した:
純正テトラヒドロピラニルエチレングリコール(3g,20.5ミリモル)へ水素化ナトリウム(オイル中60%分散液、0.180g,4.5ミリモル)を加えた。発泡が収まったとき、6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例294、出発材料の製造に記載のように入手する)(1.138g,3ミリモル)を加えて、この混合物を100℃で40分間加熱した。この反応混合物をDCMと水の間で分配した。有機相を水と塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させて、蒸発させた。粗製の中間体をメタノール(20mL)に溶かして、p−トルエンスルホン酸一水和物(0.855g,4.5ミリモル)を加えた。この溶液を1時間撹拌してから、蒸発させた。この反応混合物をDCMと水の間で分配して、有機相を水と塩水で洗浄し、MgSOで乾燥させて、蒸発させた。生成物を5%メタノール/DCMで溶出させるMPLCシリカクロマトグラフィーによって単離した。生成物含有画分を蒸発させて結晶性の固形物を得て、これをエーテルで摩砕して、2−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メトキシ]エタノール(0.563g,54%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.31-1.41 (2H, m), 1.89-2.00 (3H, m), 2.99-3.06 (2H, m), 3.38-3.39 (2H, m), 3.55-3.57 (2H, m), 3.74-3.76 (2H, m), 4.23-4.27 (2H, m), 7.08 (1H, d), 7.90 (1H, d), OH 観測されず; m/z = 346 [M+H]+。
実施例489
6−[4−(tert−ブトキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]メタノール(実施例294、出発材料の製造に記載のように入手する)(151mg,0.5ミリモル)及びp−トルエンスルホン酸一水和物(190mg,1.0ミリモル)のDCM(2mL)撹拌溶液を−70℃へ冷やして、2−メチルプロペン(1mL,10.48ミリモル)をシリンダーより濃縮して入れた。この混合物を密封管において周囲温度で2日間撹拌した。その管を再び冷やして開けてから、撹拌しながらそのまま周囲温度へ温めた。この溶液をDCMで希釈して、2M KCO水溶液で洗浄した。有機相をMgSOで乾燥させて、蒸発させた。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−(4−(tert−ブトキシメチル)ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(98mg,54%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.18 (9H, s), 1.24-1.35 (2H, m), 1.79-1.84 (1H, m), 1.92 (2H, d), 2.98-3.05 (2H, m), 3.23 (2H, d), 4.25 (2H, d), 7.09 (1H, d), 7.89 (1H, d); m/z = 358 [M+H]+。
実施例490〜493
以下の化合物は、[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]アゼチジン−3−イル]メタノールと適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率43〜63%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発の[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]アゼチジン−3−イル]メタノールは、以下のように製造した:
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(4.44g,20.0ミリモル)、アゼチジン−3−イルメタノール(2.25g,22.0ミリモル)、及びDIPEA(5.21mL,30.0ミリモル)のDMF(40mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この溶液を蒸発させて、水と2M KCO水溶液の間で分配した。有機相を水と塩水で洗浄して、MgSOで乾燥させた。この粗生成物を、DCM中5% MeOHで溶出させるMPLCシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させてエーテルで摩砕しして、[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]アゼチジン−3−イル]メタノール(1.65g,30%)をクリーム色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.87 (1H, t), 3.59 (2H, t), 3.86-3.89 (2H, m), 4.14 (2H, t), 4.88 (1H, t), 7.03 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 274 [M+H]+。
実施例494
6−[4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(2mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(160mg,0.72ミリモル)、5−メトキシ−3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール(PCT国際特許出願WO2004006922,中間体37に記載のように入手する)(166mg,0.72ミリモル)、及びDIPEA(0.138mL,0.79ミリモル)を80℃で1時間撹拌して加熱した。得られる混合物を室温へ冷やして水(10mL)に冷まして、沈殿を得た。固形物を濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで連続的に洗浄し、空気乾燥させて、6−[4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(189mg,63%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.67-1.75 (2H, m), 2.10-2.13 (2H, m), 3.08-3.14 (1H, m), 3.18-3.25 (2H, m), 3.76 (3H, s), 4.39-4.42 (2H, m), 6.73 (1H, d), 7.07 (2H, s), 7.23 (1H, d), 7.67 (1H, d), 8.24 (1H, d), 10.63 (1H, s); m/z 417 [M+H]+。
実施例495
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール−5−カルボニトリル(PCT国際特許出願WO2001043740,実施例3に記載のように入手する)より出発して、実施例494に類似した手順によって収率88%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.68-1.78 (2H, m), 2.11-2.13 (2H, m), 3.18-3.24 (3H, m), 4.40-4.43 (2H, m), 7.36 (1H, s), 7.42 (1H, d), 7.51 (1H, d), 7.68 (1H, d), 8.24 (2H, m), 11.43 (1H, s); m/z 410 [M-H]-。
実施例496
N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボキサミドの製造
Figure 2011507824
DMF(2.0mL)中の3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸(150mg,0.35ミリモル)、2−(メチルアミノ)エタノール(0.034mL,0.42ミリモル)、及びDIPEA(0.073mL,0.42ミリモル)の撹拌混合物へHATU(139mg,0.37ミリモル)を周囲温度で少量ずつ加えた。得られる溶液を2時間撹拌してから、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボキサミド(155mg,91%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.68-1.78 (2H, m), 2.09-2.13 (2H, m), 3.01 (3H, s), 3.13-3.24 (3H, m), 3.29-3.70 (4H, m), 4.40-4.43 (2H, m), 4.78 (1H, t), 7.14 (1H, dd), 7.21 (1H, d), 7.36 (1H, d), 7.68 (1H, d), 7.71 (1H, s), 8.25 (1H, d), 11.03 (1H, s); m/z = 488 [M+H]+。
出発材料として使用する3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸は、以下のように製造した:
3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸の製造
メタノール(80mL)中の1H−インドール−5−カルボン酸(3.71g,23.02ミリモル)及び4−オキソピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(9.17g,46.04ミリモル)へ水酸化カリウム(5.17g,92.08ミリモル)を周囲温度で加えて、得られる溶液を65℃で18時間撹拌した。次いで、この混合物を周囲温度へ冷やし、水(100mL)に冷まして、酢酸エチル(2x100mL)で抽出した。抽出物を捨てて、水相を2M塩酸でpH2〜3へ酸性化して、薄黄色い固形物を得た。この固形物を濾過によって採取し、水とエーテルで連続的に洗浄し、空気乾燥させて、3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸(5.62g,71.3%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.45 (9H, s), 2.50-2.55 (2H, m), 3.59 (2H, t), 4.06-4.11 (2H, m), 6.16 (1H, m), 7.46 (1H, d), 7.55 (1H, d), 7.76 (1H, dd), 8.48 (1H, s), 11.51 (1H, s), 12.45 (1H, br s); m/z = 341 [M-H]-。
3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチルの製造
DMF(60mL)中の3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸(6.72g,19.63ミリモル)及び炭酸カリウム(3.26g,23.55ミリモル)へヨードメタン(1.22mL,19.63ミリモル)を周囲温度で、1分量で加えた。得られる混合物を周囲温度で3時間撹拌してから、水(200mL)に冷まして、MTBE(2x100mL)で抽出した。抽出物を水(3x100mL)と飽和塩水で連続的に洗浄し、MgSOで乾燥させて、蒸発によって濃縮してから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中20〜35% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(5.09g,73%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.51 (9H, s), 2.55-2.58 (2H, m), 3.67-3.70 (2H, m), 3.95 (3H, s), 4.14-4.18 (2H, m), 6.23 (1H, m), 7.22 (1H, d), 7.38 (1H, d), 7.93 (1H, dd), 8.42 (1H, s), 8.63 (1H, s); m/z = 355 [M-H]-。
3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチルの製造
エタノール(80mL)中の3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(5.0g,14.03ミリモル)、ギ酸アンモニウム(4.42g,70.14ミリモル)、及びパラジウム(5%担持活性炭、200mg)を1時間撹拌して還流させた。得られる混合物を周囲温度へ冷やして、珪藻土に通して濾過した。濾液を蒸発によって濃縮してから、希釈塩化アンモニウム水溶液(100mL)で処理して、酢酸エチルで抽出した。この抽出物を水と飽和塩水で連続的に洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて無色の固形物とした。この固形物をエーテルで摩砕してから濾過によって採取し、空気乾燥させて、3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(4.59g,91%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.49 (9H, s), 1.60-1.70 (2H, m), 2.03-2.06 (2H, m), 2.88-2.95 (2H, m), 3.03 (1H, tt), 3.94 (3H, s), 4.17-4.32 (2H, m), 7.01 (1H, d), 7.37 (1H, d), 7.90 (1H, dd), 8.26 (1H, s), 8.39 (1H, s); m/z = 357 [M-H]-。
3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール−5−カルボン酸メチルの製造
3−[1−(tert−ブトキシカルボニル)ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(4.58g,12.78ミリモル)のDCM(30mL)撹拌溶液へTFA(10mL)を周囲温度で、1分量で加えた。得られる溶液を30分間撹拌してからSCXカラムへ適用して、メタノールに続いてメタノール中2Mアンモニアで溶出させた。純粋な画分を合わせて蒸発によって濃縮してからエーテルで摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取して空気乾燥させて、3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(2.69g,81%)を薄黄色い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.53-1.63 (2H, m), 1.86-1.89 (2H, m), 2.64-2.70 (2H, m), 2.86-2.92 (1H, m), 3.02-3.05 (2H, m), 3.85 (3H, s), 7.21 (1H, d), 7.42 (1H, d), 7.71 (1H, dd), 8.26 (1H, s), 11.20 (1H, s); m/z = 257 [M-H]-。
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチルの製造
DMF(25mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1.8g,8.09ミリモル)、3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(2.09g,8.09ミリモル)、及びDIPEA(1.55mL,8.90ミリモル)を80℃で1時間撹拌して加熱した。次いで、得られる混合物を周囲温度へ冷やして水(60mL)に冷まして沈殿を得て、これを濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで連続的に洗浄して真空で乾燥させて、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(3.29g,92%)をクリーム色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.70-1.80 (2H, m), 2.09-2.12 (2H, m), 3.21-3.28 (3H, m), 3.85 (3H, s), 4.40-4.43 (2H, m), 7.28 (1H, d), 7.44 (1H, d), 7.68 (1H, d), 7.73 (1H, dd), 8.25 (1H, d), 8.31 (1H, d), 11.26 (1H, s); m/z = 445 [M+H]+。
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸の製造
メタノール(80mL)中の3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸メチル(3.28g,7.38ミリモル)及び2M NaOH(10mL,7.38ミリモル)を還流下に40時間加熱した。得られる溶液を蒸発によって濃縮してから、2M塩酸でpH2〜3へ酸性化して、無色の沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで連続的に洗浄し、真空で乾燥させて、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸(2.83g,89%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.69-1.79 (2H, m), 2.09-2.13 (2H, m), 3.18-3.26 (3H, m), 4.40-4.43 (2H, m), 7.23 (1H, d), 7.37 (1H, d), 7.68 (1H, d), 7.72 (1H, dd), 8.25 (1H, d), 8.29 (1H, s), 11.19 (1H, s); m/z = 431 [M+H]+。
実施例497〜505
以下の化合物は、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸と適正なアミンより出発して、実施例496に類似した方法によって収率75〜98%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例506
6−[4−[5−(ピペラジン−1−イルカルボニル)−1H−インドール−3−イル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
[4−[3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボニル]ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチル(190mg,0.32ミリモル)のDCM(2mL)撹拌溶液へTFA(1mL)を周囲温度で、1分量で加えた。得られる溶液を1時間撹拌してからSCXカラムへ適用して、MeOHに続いてMeOH中2Mアンモニアで溶出させた。純粋な画分を合わせて蒸発によって濃縮してからエーテルで摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取して空気乾燥させて、6−[4−[5−(ピペラジン−1−イルカルボニル)−1H−インドール−3−イル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(156mg,99%)を無色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.68-1.78 (2H, m), 2.09-2.12 (2H, m), 2.83-2.93 (4H, m), 3.15-3.24 (3H, m), 3.50-3.64 (4H, m), 4.40-4.44 (2H, m), 7.14 (1H, dd), 7.23 (1H, d), 7.39 (1H, d), 7.69 (1H, d), 7.71 (1H, s), 8.26 (1H, d), 11.09 (1H, s); m/z = 499 [M+H]+。
出発材料として使用する[4−[3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボニル]ピペラジン−1−カルボン酸tert−ブチルは、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]−1H−インドール−5−カルボン酸と1−ピペラジンカルボン酸tert−ブチルより出発して、実施例496に類似した方法によって収率91%で製造した。
m/z = 599 [M+H]+。
実施例507
6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.223g,1.0ミリモル)、3−(ピペリジン−4−イル)−1H−インドール(0.240g,1.20ミリモル)、及びDIPEA(0.257mL,1.50ミリモル)のDMF(3mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この反応混合物をSCXカートリッジに載せ、これをMeOHで洗浄して、メタノール中2Mアンモニアで溶出させた。この粗生成物を、酢酸エチルで溶出させるMPLCシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発させて、エーテルでの摩砕時に結晶化するゴムを得て、6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.119g,31%)を無色の結晶性固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.81-1.92 (2H, m), 2.25 (2H, d), 3.15-3.27 (3H, m), 4.37 (2H, d), 6.99-6.99 (1H, m), 7.11-7.15 (2H, m), 7.19-7.24 (1H, m), 7.38-7.40 (1H, m), 7.64 (1H, d), 7.92 (1H, d), 8.02 (1H, s); m/z = 387 [M+H]+。
実施例508
6−[4−[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−インドール−3−イル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(2mL)に懸濁した6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例507に記載のように入手する)(150mg,0.39ミリモル)へ水素化ナトリウム(オイル中60%分散液,31mg,0.75ミリモル)を窒素下に0℃で加えた。得られる混合物を0℃で30分間撹拌してから、DMF(1mL)中の1−(2−クロロエチル)ピロリジン塩酸塩(72.6mg,0.43ミリモル)を加えた。得られる混合物を周囲温度で18時間撹拌した。この反応混合物を蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[1−(2−ピロリジン−1−イルエチル)−1H−インドール−3−イル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(52.0mg,27.7%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.63-1.67 (4H, m), 1.71-1.76 (2H, m), 2.09 (1H, d), 2.11 (1H, s), 2.45-2.48 (4H, m), 2.76 (2H, t), 3.15 (1H, t), 3.19-3.25 (2H, m), 3.38 (1H, s), 4.20 (2H, t), 4.40 (2H, d), 6.99-7.03 (1H, m), 7.10-7.14 (1H, m), 7.18 (1H, s), 7.42 (1H, d), 7.61 (1H, s), 7.67 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z 485 [M+H]+。
実施例509〜510
以下の化合物は、6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な塩化アルキルより出発して、実施例508に類似した手順によって収率26〜32%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例511
4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.445g,2.0ミリモル)、4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール(カナダ特許出願CA2076191,実施例87に記載のように入手する(EP0533344B1の実施例87も参照のこと))(0.392g,2.20ミリモル)、及びDIPEA(0.453mL,2.60ミリモル)のDMF(4mL)撹拌溶液を70℃で1時間加熱した。この溶液を蒸発させて、DCM(20mL)と1M炭酸カリウム水溶液(20mL)の間で分配した。有機相を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄し、MgSOで乾燥させて蒸発乾固させて、残渣をエーテルで摩砕した。沈殿した固形物を濾過によって採取し、エーテルで洗浄して真空で乾燥させて、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(0.270g,37%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.76-1.79 (2H, m), 2.03-2.11 (2H, m), 3.43-3.49 (2H, m), 4.23 (2H, d), 5.43 (1H, s), 7.33-7.37 (1H, m), 7.67 (1H, d), 7.87-7.90 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.45-8.46 (1H, m), 8.74 (1H, d); m/z = 363 [M-H]-。
実施例511.1
4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの大規模製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(24.29g,109.15ミリモル)、4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール(21.40g,120.07ミリモル)、及びDIPEA(24.72ml,141.90ミリモル)のDMF(95ml)撹拌溶液を80℃で1時間加熱した。この溶液を周囲温度へ冷やして、種入れしながら、水でゆっくり希釈して、結晶性の沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで洗浄し、真空で乾燥させて、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(36.1g,91%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.76 (2H, d), 2.03-2.09 (2H, m), 3.41-3.47 (2H, m), 4.23 (2H, d), 5.47 (1H, s), 7.33-7.37 (1H, m), 7.68 (1H, d), 7.87-7.90 (1H, m), 8.26 (1H, d), 8.44-8.46 (1H, m), 8.74 (1H, d); m/z = 365 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−ヒドロキシ−4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジルの製造
−78℃へ冷やしたヘキサン中1.6M n−ブチルリチウム(58.9mL,94.31ミリモル)のジエチルエーテル(500mL)撹拌溶液へ3−ブロモピリジン(9.09mL,94.31ミリモル)のジエチルエーテル(50mL)溶液を窒素下に15分の時間にわたり滴下した。得られる懸濁液を−78℃で1時間撹拌した。4−オキソピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(20g,85.74ミリモル)のジエチルエーテル(50mL)及びTHF(50mL)溶液を15分にわたり滴下した。この反応混合物を−78℃で1時間で撹拌し、2.5時間にわたり0℃へ温めて、飽和塩化アンモニウム溶液(500ml)で冷ました。この混合物を酢酸エチル(2x500mL)で抽出し、合わせた抽出物を塩水(200mL)で洗浄してからMgSOで乾燥させ、シリカのショートパッドに通して濾過した。このシリカパッドを酢酸エチル(4x250mL)で十分洗浄して、濾液を真空で濃縮した。残渣を、酢酸エチルで溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−ヒドロキシ−4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(12.8g,48%)をオイルとして得た。
1H NMR (400.1 MHz, CDCl3) δ 1.71-1.82 (2H, m), 1.84-2.02 (2H, m), 3.25-3.43 (2H, m), 3.48-3.66 (1H, m), 4.03-4.19 (2H, m), 5.15 (2H, s), 7.27-7.39 (6H, m), 7.79-7.82 (1H, m), 8.37-8.40 (1H, m), 8.69 (1H, d); m/z = 313 [M+H]+。
4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オールの製造
4−ヒドロキシ−4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(32.7g,104.69ミリモル)をエタノール(350mL)に溶かして、2バール気圧、30℃で、10%パラジウム担持カーボン(3.2g)上で水素化した。水素取込みが完了した後で、この混合物を珪藻土のパッドに通して濾過して触媒を除去して、パッドをエタノールで洗浄した。濾液を真空で濃縮乾固させて、一晩静置時に結晶化するオイルを得た。この固形物をMTBE(100mL)で摩砕し、濾過によって採取し、MTBE(2x50ml)で洗浄し、真空オーブンにおいて40℃で乾燥させて、4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール(14.9g,80%)を固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.53-1.61 (2H, m), 1.86 (2H, m), 2.74-2.83 (2H, m), 2.96 (2H, m), 7.34 (1H, m), 7.83 (1H, m), 8.43 (1H, m), 8.69 (1H, d)。
実施例511.2
結晶性4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール無水形Aの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(16.69g,75ミリモル)、4−(ピリジン−3−イル)ピペリジン−4−オール(14.70g,82.50ミリモル)、及びN−エチルジイソプロピルアミン(16.98mL,97.50ミリモル)のDMF(75mL)撹拌溶液を80℃で1時間加熱した。この溶液を周囲温度へ冷やして、種入れしながら、水でゆっくり希釈して、結晶性の沈殿を得た。この沈殿を濾過によって採取し、水、アセトニトリル、及びエーテルで洗浄し、50℃の真空で乾燥させて、4−(ピリジン−3−イル)−1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−オール無水形A(25.2g,92%)をクリーム色の結晶性固形物として得て、これをさらに精製せずに使用した。次いで、ほぼ30mgの材料をほぼ1mlの酢酸エチルにおいてスラリー化させて、磁気撹拌子を使用して、周囲温度で3日間撹拌した。得られる材料を空気乾燥させて、分析した。
4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール無水形Aは、実質的に図1に示すようなX線粉末回折パターンを提供することを特徴とする。対応する2θ値でのピークの強度を以下の表Aに示す。
従って、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール無水形Aは、CuKa放射線を使用して測定するときに以下の2θ値の少なくとも1つを提供することを特徴としてもよい:9.18°、15.51°、16.01°、18.94°及び24.59°。
表A
Figure 2011507824
DSC分析は、4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール無水形Aが融解の開始を約230℃に、そして融解のピークを約232℃に有することを示した。
実施例512
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの製造
Figure 2011507824
DMA(3mL)中の4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸(79mg,0.20ミリモル)、N−(2−メトキシエチル)メチルアミン(21mg,0.24ミリモル)、DIPEA(0.105mL,0.61ミリモル)、及びHATU(92mg,0.24ミリモル)の混合物を周囲温度で16時間撹拌した。この反応混合物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド(77mg,82%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.81 (2H, m), 2.02 (2H, m), 2.86 (1H, m), 3.04-3.17 (5H, m), 3.29-3.48 (5H, m), 3.69 (2H, m), 4.39 (2H, m), 7.13 (1H, d), 7.24 (2H, d), 7.38 (2H, d), 7.94 (1H, d); m/z = 463 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸は、以下のように製造した:
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸メチルの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2g,8.99ミリモル)、4−(ピペリジン−4−イル)安息香酸メチル(CAS281235−04−9,2.168g,9.89ミリモル)、及びDIPEA(3.91mL,22.47ミリモル)をDMA(10mL)に溶かして、マイクロ波チューブへ密封した。この混合物をマイクロ波反応器において110℃まで5分間加熱して、室温へ冷やした。この反応混合物を撹拌水(30mL)へ滴下し、10分間撹拌してから沈殿を濾過によって採取し、エーテル(2x2mL)で洗浄して乾燥させて、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸メチル(3.32g,91%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.73 (2H, m), 1.92 (2H, m), 2.98 (1H, m), 3.13 (2H, m), 3.84 (3H, s), 4.44 (2H, m), 7.44 (2H, d), 7.68 (1H, d), 7.91 (2H, d), 8.27 (1H, d); m/z = 406 [M+H]+。
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸の製造
メタノール(30mL)及び水(15mL)の混合物中の4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸メチル(1.35g,3.33ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(0.154g,3.66ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を50℃で16時間撹拌した。この混合物を室温へ冷やし、メタノールを蒸発させて、沈殿が止むまで、水性の残渣を1Mクエン酸で処理した。沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄して乾燥させて、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸(1.26g,97%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.69-1.79 (2H, m), 1.93 (2H, m), 2.94-3.02 (1H, m), 3.11-3.17 (2H, m), 4.44 (2H, m), 7.41 (2H, d), 7.67 (1H, d), 7.89 (2H, d), 8.25 (1H, d), 12.79 (1H, s); m/z = 392 [M+H]+。
実施例512.1
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの製造の代替法
DMF(250mL)に懸濁した4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸(25g,63.88ミリモル)及び2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン(13.46g,76.66ミリモル)へ4−メチルモルホリン(17.56mL,159.70ミリモル)を0℃で滴下した。得られる懸濁液を10分間撹拌してから、2−メトキシ−N−メチルエタンアミン(5.69g,63.88ミリモル)を加えて、この混合物を周囲温度まで温めて、16時間撹拌した。この反応混合物を濃縮し、DCM(1000mL)で希釈して、水(500mL)で洗浄した。水相をDCM(500mL)で再抽出してから、合わせた有機物を飽和NaHCO(500mL)と飽和塩水(250mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物をエーテルで摩砕して、得られる固形物を濾過によって採取して真空で乾燥させてから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜5% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド(23.45g,79%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.81 (2H, m), 2.02 (2H, m), 2.86 (1H, m), 3.04-3.17 (5H, m), 3.30-3.49 (5H, m), 3.69 (2H, m), 4.39 (2H, m), 7.13 (1H, d), 7.24 (2H, d), 7.39 (2H, d), 7.93 (1H, d); m/z = 463 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸は、以下のように製造した:
4−(ピリジン−4−イル)安息香酸ナトリウムの製造
4−ボロノ安息香酸(520g,3133.68ミリモル)、4−ブロモピリジン塩酸塩(622g,3196.35ミリモル)、及び酢酸パラジウム(II)(1.407g,6.27ミリモル)のエタノール(2600mL)及び水(3600mL)撹拌懸濁液へ炭酸ナトリウム(830g,7834.20ミリモル)の水(6800mL)溶液を20℃で30分にわたり滴下した。この反応物を10分間撹拌してから、3,3’,3”−ホスフィニジントリス(ベンゼンスルホン酸)三ナトリウム塩(30(w/w)%水溶液)(36.8g,18.80ミリモル)を加えて、この混合物を85℃まで4時間加熱した。この反応混合物を55℃へ冷やして2時間撹拌してから、得られる懸濁液を20℃で16時間撹拌した。固形物を濾過によって採取し、アセトン(3x1250mL)で洗浄し、真空オーブンにおいて60℃で乾燥させて、4−(ピリジン−4−イル)安息香酸ナトリウム(690g,99%)を固形物として得た。
1H NMR (400.1MHz, DMSO-d6) δ 7.72 (4H, m), 7.97 (2H, d), 8.62 (2H, d); m/z = 200 [M+H]+。
4−(ピリジン−4−イル)安息香酸メチルの製造
4−(ピリジン−4−イル)安息香酸ナトリウム(690g,3119.53ミリモル)のメタノール(15L)懸濁液へ塩化チオニル(683mL,9358.59ミリモル)を−10℃で20分にわたり、温度を15℃未満に保ちながら、滴下した。この混合物を10分間撹拌してから、65℃まで15時間加熱した。この反応混合物を20℃へ冷やして、溶媒を蒸発させた。固体の残渣を酢酸エチル(14L)と飽和重炭酸ナトリウム水溶液(14L)の間に分配した。有機層を分離させて、水層を酢酸エチル(7L)で抽出した。合わせた有機物を水(14L)、飽和塩水(7L)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させ、濾過して蒸発乾固させて、4−(ピリジン−4−イル)安息香酸メチル(570g,86%)を固形物として得た。
1H NMR (400.1MHz, DMSO-d6) δ 3.89 (3H, s), 7.78 (2H, d), 7.97 (2H, d), 8.09 (2H, d), 8.69 (2H, d); m/z = 214 [M+H]+。
4−(ピペリジン−4−イル)安息香酸メチルの製造
メタノール(2850mL)中の4−(ピリジン−4−イル)安息香酸メチル(285g,1336.57ミリモル)及びパラジウム(5%担持カーボン、湿分50%,JM Type 87L)(57g,13.39ミリモル)を水素の雰囲気下に5バール及び70℃で15時間撹拌した。触媒を濾過によって除去して、メタノール(2850mL)で洗浄した。溶媒を蒸発乾固させて、4−(ピペリジン−4−イル)安息香酸メチル(291g,99%)を固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.51 (2H, m), 1.68 (2H, m), 2.54-2.69 (3H, m), 3.02 (2H, m), 3.84 (3H, s), 7.37 (2H, d), 7.89 (2H, d); m/z = 220 [M+H]+。
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸メチルの製造
DMA(250mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(45.0g,202.11ミリモル)及び4−(ピペリジン−4−イル)安息香酸メチル(48.75g,222.32ミリモル)へDIPEA(88mL,505.27ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を100℃で1時間撹拌してから、室温へ冷やした。この反応混合物を撹拌しながら水(1500mL)へ滴下した。撹拌を10分間続けてから、沈殿を濾過によって採取し、水(300mL)とエーテル(250mLx2)で洗浄して乾燥させて、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸メチル(76g,93%)を固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO-d6) d 1.63-1.83 (2H, m), 1.85-2.01 (2H, m), 2.94-3.03 (1H, m), 3.08-3.18 (2H, m), 3.84 (3H, s), 4.36-4.52 (2H, m), 7.44 (2H, d), 7.68 (1H, d), 7.91 (2H, d), 8.27 (1H, d); m/z = 406 [M+H]+。
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸の製造
MeOH(800mL)及び水(400mL)の混合物中の4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸メチル(79.58g,196.31ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(9.06g,215.94ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を65℃で16時間撹拌した。この混合物を室温へ冷やし、メタノールを蒸発させて、水性の残渣を水(600mL)で希釈し、濾過してから、沈殿が止むまで、1Mクエン酸で処理した。沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄して乾燥させて、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸(77g,101%)を固形物として得た。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO-d6) d 1.67-1.79 (2H, m), 1.88-1.96 (2H, m), 2.91-3.02 (1H, m), 3.07-3.18 (2H, m), 4.39-4.48 (2H, m), 7.41 (2H, d), 7.68 (1H, d), 7.88 (2H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 392 [M+H]+。
実施例512.2
結晶性N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド無水形Aの製造
0℃へ冷やしたDMF(250mL)に懸濁した4−(1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル)安息香酸(25g,63.88ミリモル)及び2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン(13.46g,76.66ミリモル)へ4−メチルモルホリン(17.56mL,159.70ミリモル)を滴下した。得られる懸濁液を10分間撹拌してから、2−メトキシ−N−メチルエタンアミン(5.69g,63.88ミリモル)を加えて、この混合物を周囲温度まで温めて、16時間撹拌した。この反応混合物を濃縮し、DCM(1L)で希釈して、水(500mL)で洗浄した。水性部分をDCM(500mL)で再抽出してから、合わせた有機物を飽和NaHCO(500mL)に続いて飽和塩水(25mL)で洗浄してからMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。次いで、これをエーテル中で摩砕し、濾過して固形物を取って、真空で乾燥させた。LCMSは、2.5%の不純物があることを示す。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜5% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−(1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル)ベンズアミド無水形A(23.45g,79%)をオフホワイトの固形物として得た。
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド無水形Aは、実質的に図2に示すようなX線粉末回折パターンを提供することを特徴とする。対応する2θ値でのピークの強度を以下の表Bに示す。
従って、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド無水形Aは、CuKa放射線を使用して測定するときに、以下の2θ値の少なくとも1つを提供することを特徴としてもよい:12.34°、15.78°、20.42°、23.75°及び24.73°。
表B
Figure 2011507824
DSC分析は、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド無水形Aが融解の開始を約167℃に、そして融解のピークを約169℃に有することを示した。
実施例513
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
THF(2mL)中の4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノール(117mg,0.322ミリモル)、トリフェニルホスフィン(101mg,0.386ミリモル)、及び2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(PCT国際特許出願WO2007017222,中間体1に記載のように入手する)(49mg,0.386ミリモル)へDIAD(78μl,0.386ミリモル)を滴下した。得られる混合物を周囲温度で16時間撹拌してから、SCXカラムへ加えた。この粗生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用して溶出させて、生成物含有画分を蒸発させた。生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)よって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(79mg,52%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.67 (2H, m), 1.88 (2H, m), 2.77-2.84 (3H, m), 3.10 (2H, m), 3.78 (3H, s), 4.05 (2H, t), 4.41 (2H, m), 6.88 (2H, d), 7.18 (2H, d), 7.33 (1H, s), 7.55 (1H, s), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 472 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールは、以下のように製造した:
DMF(30mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2.99g,13.41ミリモル)及び4−(ピペリジン−4−イル)フェノール塩酸塩(CAS263139−27−1,3.01g,14.08ミリモル)へDIPEA(5.84mL,33.54ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で1時間撹拌した。この混合物を室温へ冷やし、蒸発乾固させて、DCM(200mL)に再び溶かした。この溶液を水(200mL)と飽和塩水(200mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させて蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中50〜70%酢酸エチル)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノール(4.47g,92%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.63 (2H, m), 1.86 (2H, m), 2.74 (1H, m), 3.08 (2H, m), 4.40 (2H, m), 6.69 (2H, d), 7.05 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.19 (1H, s); m/z = 364 [M+H]+。
実施例513.1
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの大規模製造
THF(250mL)中の4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノール(28g,77.06ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(14.53g,100.18ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(26.3g,100.18ミリモル)へDIAD(19.73mL,100.18ミリモル)を滴下した。得られる溶液を周囲温度で3日間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCM(1L)に再び溶かして、この溶液を2M NaOH(300mLx2)と飽和塩水(250mL)で連続的に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、イソヘキサン中75% EtOAcに続いてDCM中0〜3% MeOHの勾配で溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を含有する画分を蒸発乾固させてからDCM(500mL)に再び溶かして、この溶液を2M NaOH(300mLx2)に続いて塩水(250mL)で洗浄してから、MgSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させた。残渣をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中80〜100% EtOAc)によってさらに精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(18.21g,50.1%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.67 (2H, m), 1.88 (2H, m), 2.81 (1H, m), 3.07-3.14 (4H, m), 3.79 (3H, s), 4.18 (2H, t), 4.41 (2H, m), 6.14 (1H, d), 6.89 (2H, d), 7.19 (2H, d), 7.30 (1H, d), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 472 [M+H]+。
出発材料として使用する2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノールは、以下のように製造した:
−78℃へ冷やしたTHF(3000mL)中の1−メチル−1H−ピラゾール(153.4g,1868.37ミリモル)へn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M)(1226mL,1961.78ミリモル)を窒素下に1時間の時間にわたり滴下した。得られる溶液を−60℃で30分間撹拌してから、−10℃へ温めて、さらに40分間撹拌した。オキシラン(210mL,4203.82ミリモル)のTHF(600mL)溶液を−10℃でゆっくり加えて、さらなるTHF(1000mL)を続けて、得られるスラリーを−10℃で30分間、次いで0℃で30分間撹拌した。次いで、この混合物を窒素下でそのまま徐々に室温へ温めて、16時間撹拌した。この反応混合物を飽和NHCl溶液(2000ml)で冷まし、層を分離させて、水相をn−ブタノール(3x1000ml)で抽出した。合わせた有機物を飽和塩水(1500ml)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させてオイルを得て、これをトルエン(1000ml)と共沸させて、オイルをいくらかの固形物とともに残した。このオイルをDCMに溶かして、不溶性の固形物を濾過して除いて、DCMで洗浄した。濾液を、DCM中5〜10%メタノールの勾配で溶出させるシリカ Novasep 分取用HPLCカラムを使用するクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(195g,83%)をオイルとして得た。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO-d6) δ 2.77 (2H, t), 3.63 (2H, m), 3.74 (3H, s), 4.74 (1H, t), 6.04 (1H, m), 7.26 (1H, d)。
出発材料として使用する4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールは、以下のように製造した:
4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸ベンジルの製造
4−オキソピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(88.57g,379.70ミリモル)のTHF(300mL)溶液をリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(THF中1M)(418mL,417.67ミリモル)へ窒素下に−78℃で1時間の時間にわたり滴下した。得られる混合物を−78℃で90分間撹拌してから、1,1,1−トリフルオロ−N−フェニル−N−(トリフルオロメチルスルホニル)メタンスルホンアミド(142g,398.68ミリモル)のTHF(600mL)溶液を1時間の時間にわたり滴下した。得られる混合物を−78℃で30分間撹拌してから、そのまま室温へ温めて、16時間撹拌した。この反応混合物を2M NaOH(450mL)で冷ました。層を分離させて、有機層を2M NaOH(360mL)で洗浄した。溶媒を蒸発させてから、残渣をジエチルエーテル(1500mL)に再び溶かして、この溶液を水(500mL)で洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸ベンジル(124g,81%)をオイルとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.43 (2H, m), 3.62 (2H, m), 4.06 (2H, m), 5.10 (2H, s), 6.02 (1H, m), 7.34 (5H, m)。
4−(4−ヒドロキシフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸ベンジルの製造
ジオキサン(1000mL)及び水(250mL)の混合物中の4−(トリフルオロメチルスルホニルオキシ)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸ベンジル(123.1g,303.26ミリモル)及び4−ヒドロキシフェニルボロン酸(46.0g,333.59ミリモル)へ炭酸ナトリウム(96g,909.79ミリモル)を加えた。得られる混合物を窒素で10分間泡立ててから、1,1’−ビス(ジフェニルホスフィノ)フェロセンジクロロパラジウム(II)(5.49g,7.58ミリモル)を加えて、この反応混合物を80℃で1時間加熱してから、室温へ冷やした。この反応混合物をDCM(2L)で希釈して、水(2L)で洗浄した。水性の洗液をDCM(1L)で再抽出してから、合わせた有機物を飽和塩水(500mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中10〜30% EtOAc)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を蒸発乾固させてから、イソヘキサンで摩砕し、濾過して乾燥させて、4−(4−ヒドロキシフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸ベンジル(62.3g,66.4%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.44 (2H, m), 3.61 (2H, m), 4.05 (2H, m), 5.12 (2H, s), 5.99 (1H, m), 6.73 (2H, d), 7.26 (2H, d), 7.32-7.40 (5H, m), 9.45 (1H, s); m/z = 310 [M+H]+。
4−(ピペリジン−4−イル)フェノールの製造
メタノール(380mL)中の4−(4−ヒドロキシフェニル)−5,6−ジヒドロピリジン−1(2H)−カルボン酸ベンジル(37.7g,121.86ミリモル)及び5%パラジウム担持カーボン(7.6g,3.57ミリモル)を水素の雰囲気下に5バール、25℃で2時間撹拌した。触媒を濾過によって除去し、MeOHで洗浄して、溶媒を蒸発させた。粗製の材料をジエチルエーテルで摩砕してから、所望の生成物を濾過によって採取し、真空で乾燥させて、4−(ピペリジン−4−イル)フェノール(20.36g,94%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.46 (2H, m), 1.65 (2H, m), 2.45 (1H, m), 2.58 (2H, m), 3.02 (2H, m), 6.68 (2H, d), 7.00 (2H, d), 9.15 (1H, s); m/z = 178 [M+H]+。
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールの製造
DMF(200mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(24.65g,110.74ミリモル)及び4−(ピペリジン−4−イル)フェノール(20.61g,116.28ミリモル)へDIPEA(48.2mL,276.86ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で1時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やしてから、蒸発乾固させて、DCM(1L)に再び溶かして、水(2x1L)で洗浄した。有機層を飽和塩水(500mL)で洗浄してから、MgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物をエーテルで摩砕して、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノール(36.6g,91%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.64 (2H, m), 1.87 (2H, m), 2.75 (1H, m), 3.09 (2H, m), 4.40 (2H, m), 6.69 (2H, d), 7.05 (2H, d), 7.65 (1H, d), 8.24 (1H, d), 9.15 (1H, s); m/z = 364 [M+H]+。
実施例513.2
結晶性6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aの製造
THF(150mL)中の4−(1−(3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル)フェノール(6.2g,17.06ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(2.368g,18.77ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(4.92g,18.77ミリモル)へDIAD(3.70mL,18.77ミリモル)を窒素下に加えた。得られる溶液を周囲温度で1日間撹拌した。この粗生成物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、2M NH/MeOHを使用するカラムより溶出させ、純粋な画分を蒸発乾固させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜5% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、粗生成物を得た。生成物をDCM(100mL)に溶かして、2M NaOH(100mL)で2回洗浄した。有機層を蒸発させて、6−(4−(4−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ)フェニル)ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形A(4.95g,61.5%)を白い固形物として得た。
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aは、実質的に図3に示すようなX線粉末回折パターンを提供することを特徴とする。対応する2θ値でのピークの強度を以下の表Cに示す。
従って、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aは、CuKa放射線を使用して測定するときに、以下の2θ値の少なくとも1つを提供することを特徴としてもよい:4.90°、13.47°、15.93°、16.64°、及び22.83°。
表C
Figure 2011507824
DSC分析は、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aが融解の開始を約159℃に、そして融解のピークを約162℃に有することを示した。
実施例514
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
THF(5mL)中の4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノール(250mg,0.69ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(PCT国際特許出願WO2007017222,中間体1に記載のように入手する)(130mg,1.03ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(270mg,1.03ミリモル)へDIAD(0.162mL,0.82ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で18時間撹拌してから、SCXカラムへ加えた。この粗生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用して溶出させて、生成物含有画分を蒸発させた。生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3%メタノール)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(111mg,34%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.81 (2H, t), 3.17 (4H, m), 3.75 (4H, m), 3.78 (3H, s), 4.02 (2H, t), 6.87 (2H, d), 6.96 (2H, d), 7.33 (1H, s), 7.56 (1H, s), 7.69 (1H, d), 8.30 (1H, d); m/z = 473 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノールは、以下のように製造した:
DMF(80mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(10.35g,46.52ミリモル)及び1−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン(CAS56621−48−8,9.12g,51.17ミリモル)へDIPEA(12.15mL,69.78ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で1時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やし、蒸発乾固させて、残渣をDCM(250mL)に再び溶かした。この溶液を水(200mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて粗生成物を得て、これをジエチルエーテルで摩砕した。得られる固形物を濾過によって採取し、真空で乾燥させて、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノール(14.27g,84%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.12 (4H, m), 3.75 (4H, m), 6.69 (2H, d), 6.87 (2H, d), 7.67 (1H, d), 8.28 (1H, d), 8.87 (1H, s); m/z = 365 [M+H]+。
実施例514.1
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの大規模製造
THF(320mL)中の4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノール(32.0g,87.72ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(実施例513、出発材料の製造に記載のように製造)(16.6g,131.58ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(34.5g,131.58ミリモル)へDIAD(20.73mL,105.27ミリモル)を窒素下に0℃で滴下した。得られる溶液を周囲温度で3日間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させて、DCM(700mL)に再び溶かして、この溶液を2M NaOH(200mLx2)と飽和塩水(200mL)で連続的に洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、イソヘキサン中80〜100% EtOAcの勾配に続いてEtOAc、次いでDCM中0〜3% MeOHの勾配で溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(28.7g,69.3%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.07 (2H, t), 3.18 (4H, m), 3.76 (4H, m), 3.79 (3H, s), 4.15 (2H, t), 6.14 (1H, d), 6.88 (2H, d), 6.97 (2H, d), 7.30 (1H, d), 7.67 (1H, d), 8.28 (1H, d); m/z = 473 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノールは、以下のように製造した:
DMF(450mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(44.6g,200.56ミリモル)及び1−(4−ヒドロキシフェニル)ピペラジン(39.32g,220.61ミリモル)へDIPEA(52.4mL,300.84ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やしてから、蒸発乾固させて、DCM(2L)と溶解を促進するメタノール(250mL)を含有する水(1L)の間で分配した。不溶性の材料を濾過によって採取し、メタノールで洗浄し、乾燥させて、所望の生成物を得た。有機系の濾液を水系より分離させてから、飽和塩水(500mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させ、蒸発させて茶褐色のゴムとした。これをエーテルで摩砕し、得られる固形物を濾過によって採取し、DCMに続いてメタノールで洗浄し、先の沈殿と合わせて乾燥させて、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノール(63.8g,87%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.12 (4H, m), 3.75 (4H, m), 6.69 (2H, d), 6.87 (2H, d), 7.67 (1H, d), 8.28 (1H, d), 8.87 (1H, s); m/z = 365 [M+H]+。
実施例514.2
結晶性6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aの製造
THF(250mL)中の4−(4−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペラジン−1−イル)フェノール(12g,32.94ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(6.23g,49.41ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(12.96g,49.41ミリモル)へDIAD(7.78mL,39.53ミリモル)を滴下した。得られる溶液を周囲温度で18時間撹拌してから分けて、SCXカラムの系列(6)へ加えた。この粗生成物を、2M NH/MeOHを使用するカラムより溶出させて、溶媒を蒸発させた。この粗生成物をDCM(200mL)で希釈して、2M NaOH(200mLx2)で洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して、蒸発させてから、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて黄色い固形物を得て、これをエーテルで摩砕してから乾燥させて、6−(4−(4−(2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ)フェニル)ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形A(9.18g,59.0%)をクリーム色の固形物として得た。
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aは、実質的に図4に示すようなX線粉末回折パターンを提供することを特徴とする。対応する2θ値でのピークの強度を以下の表Dに示す。
従って、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aは、CuKa放射線を使用して測定するとき、以下の2θ値の少なくとも1つを提供することを特徴としてもよい:6.90°、15.38°、21.55°、24.48°、及び27.56°。
表D
Figure 2011507824
DSC分析は、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン無水形Aが融解の開始を約178℃に、そして融解のピークを約179℃に有することを示した。
実施例514.3
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートの製造
50mgの6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンへ3mlのアセトンを加えて加熱すると、溶液を生成した。12.3mgのフマル酸を3mlのアセトンに溶かした。この化合物溶液を対イオン溶液へ加えて、得られる混合物を加熱しながら振り混ぜた。この溶液を空気下に乾燥させて、容量が劇的に減少するとすぐに、固体の6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートが析出した。
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートは、実質的に図5に示すようなX線粉末回折パターンを提供することを特徴とする。対応する2θ値でのピークの強度を以下の表Eに示す。
従って、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートは、CuKa放射線を使用して測定するときに、以下の2θ値の少なくとも1つを提供することを特徴としてもよい:11.72°、16.46°、17.58°、及び21.89°。
表E
Figure 2011507824
DSC分析は、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンフマレートが融解吸熱の開始を約153℃に、そしてピークを約155℃に有する(これに再結晶化イベントと後続の融解が続く)ことを示した。
実施例515
6−(3−フェニルピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
EtOH(1.0mL)中の3−フェニルピペリジン(53mg,0.33ミリモル)及びDIPEA(57μL,0.33ミリモル)の混合物へ6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(49mg,0.22ミリモル)のEtOH(1.0mL)溶液を加えた。この反応混合物を70℃まで一晩加熱して、この粗生成物を、水(5%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用LCMS(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−(3−フェニルピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(46mg,61%)を得た。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.62-1.68 (1H, m), 1.82-1.88 (2H, m), 1.96-1.98 (1H, m), 2.83-2.87 (1H, m), 3.10-3.15 (1H, m), 4.30-4.36 (3H, m), 7.25-7.28 (1H, m), 7.33-7.38 (4H, m), 7.68 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 348 [M+H]+。
実施例516
6−[3−(フェノキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−(フェノキシメチル)ピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率60%で入手した。
1H NMR (700.03 MHz, DMSO-d6) δ 1.45-1.50 (1H, m), 1.56-1.61 (1H, m), 1.79-1.82 (1H, m), 1.90-1.92 (1H, m), 2.08-2.11 (1H, m), 3.07 (1H, dd), 3.16-3.20 (1H, m), 3.91 (1H, dd), 3.96 (1H, dd), 4.10-4.13 (1H, m), 4.31 (1H, dd), 6.93-6.97 (3H, m), 7.28-7.31 (2H, m), 7.60 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 378 [M+H]+。
実施例517〜518
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−置換ピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率45〜46%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例519〜526
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−アリールピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率23〜63%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例527〜532
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−アリールオキシピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率56〜65%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例533〜534
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−置換ピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率43〜62%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例535〜539
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−置換ピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率53〜63%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例540〜543
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−置換ピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率40〜63%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例544〜546
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−置換ピペリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率33〜57%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例547〜550
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−置換ピペリジン−4−オールより出発して、実施例515に類似した方法によって収率25〜65%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例551〜552
以下の化合物は、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正な4−アリールテトラヒドロピリジンより出発して、実施例515に類似した方法によって収率50〜56%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例553
6−[(1R,5S)−8−(ピリジン−3−イルメチル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(1R,5S)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(1R,5S)−8−(ピリジン−3−イルメチル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率68%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.64-1.68 (2H, m), 2.03-2.06 (2H, m), 3.19 (2H, d), 3.31-3.34 (2H, m, 溶媒ピークによって一部不鮮明), 3.64 (2H, s), 3.82-3.85 (2H, m), 7.36-7.40 (1H, m), 7.51 (1H, d), 7.81-7.84 (1H, m), 8.24 (1H, d), 8.48-8.49 (1H, m), 8.59 (1H, d); m/z = 390 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(1R,5S)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
3−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸(1R,5S)−tert−ブチルの製造
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(312mg,1.40ミリモル)、3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸(1R,5S)−tert−ブチル(312mg,1.47ミリモル)、及びDIPEA(0.36ml,2.10ミリモル)のエタノール(7.00ml)撹拌溶液を70℃で18時間加熱した。冷却するとすぐに白い沈殿が生成し、これを濾過によって採取し、エタノール(10mL)で洗浄して真空で乾燥させて、3−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸(1R,5S)−tert−ブチル(384mg,69%)を白い結晶性の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.44 (9H, s), 1.71-1.72 (2H, m), 1.88-1.90 (2H, m), 3.13 (2H, d), 3.97 (2H, d), 4.29 (2H, s), 7.54 (1H, d), 8.28 (1H, d); m/z = 399 [M+H]+。
6−((1R,5S)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−3−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
3−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクタン−8−カルボン酸(1R,5S)−tert−ブチル(443mg,1.11ミリモル)のDCM(4.50ml)撹拌溶液へTFA(2.42ml,31.4ミリモル)を25℃で加えた。得られる溶液を周囲温度で18時間撹拌した。この反応混合物をメタノールで希釈して、この粗生成物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中7Mアンモニアを使用して溶出させて、蒸発乾固させて、6−[(1R,5S)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(336mg,100%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.61-1.71 (4H, m), 3.05-3.08 (2H, m), 3.55 (2H, s), 3.81-3.84 (2H, m), 7.50 (1H, d), 8.22 (1H, d), NH 観測されず; m/z = 299 [M+H]+。
実施例554
(1α,5α,6α)N−(4−フルオロベンジル)−3−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−アミンの製造
Figure 2011507824
DCM(10mL)へ(1α,5α,6α)3−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−アミン(150mg,0.53ミリモル)、硫酸マグネシウム一水和物(361mg,2.64ミリモル)、及び4−フルオロベンズアルデヒド(98mg,0.79ミリモル)を加えて、この混合物を25℃で一晩撹拌した。粗製の混合物をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜10% MeOH)によって精製した。適正な画分を蒸発乾固させて、この中間体のイミンと酢酸(0.2mL,3.49ミリモル)をMeOH(15mL)へ加えた。シアノホウ水素化ナトリウム(0.040mL,0.70ミリモル)を加えて、この混合物を20分間撹拌した。この粗生成物を、メタノール中3.5Mアンモニアで溶出させるSCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。適正な画分を蒸発乾固させて澄明なゴムを得て、これをフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜10% MeOH)によって精製した。生成物含有画分を蒸発乾固させて、残渣をエーテル及びイソヘキサンの混合物より結晶させて、(1α,5α,6α)N−(4−フルオロベンジル)−3−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−アミン(125mg,60%)を得た。
1H NMR (400.1 MHz, CDCl3) δ 1.81 (2H, s), 1.84 (1H, s), 2.02 (1H, t), 3.59 (2H, d), 3.68 (2H, d), 3.81 (2H, s), 6.76 (1H, d), 7.01 (2H, t), 7.27 (2H, t), 7.87 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
出発材料として使用する(1α,5α,6α)3−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−アミンは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン及び3−アザビシクロ[3.1.0]ヘクス−6−イルカルバミン酸(1α,5α,6α)tert−ブチル(Synlett. 1996, 1097 に記載のように入手する)より出発して、実施例223、出発材料の製造に類似した方法によって、2工程での全体収率78%で製造した。
1H NMR (400.1 MHz, CDCl3) δ 1.60 (2H, s), 1.77 (2H, s), 2.21 (1H, s), 3.61 (2H, d), 3.72 (2H, d), 6.78 (1H, d), 7.87 (1H, d); m/z = 285 [M+H]+。
実施例555〜557
以下の化合物は、(1α,5α,6α)3−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−3−アザビシクロ[3.1.0]ヘキサン−6−アミンと適正なアルデヒドより出発して、実施例554に類似した方法によって収率50〜85%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例558〜559
以下の化合物は、[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メタノール(実施例294、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なクロロ複素環より出発して、実施例448に類似した方法によって収率5〜36%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例560〜561
以下の化合物は、6−[4−(メタンスルホニルオキシメチル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なピリジノールより出発して、実施例294に類似した方法によって収率30〜37%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例562
6−[4−[[(6−クロロピリジン−2−イル)オキシ]メチル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]メタノール(実施例294、出発材料の製造に記載のように入手する)と6−クロロピリジン−2−オールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率75%で入手した。
1H NMR (400.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.37 (2H, ddd), 1.89-1.87 (2H, m), 2.14-2.08 (1H, m), 3.06 (2H, t), 4.14 (2H, d), 4.33-4.30 (2H, m), 6.84 (1H, d), 7.08 (1H, d), 7.62 (1H, d), 7.76 (1H, t), 8.22 (1H, d); m/z = 413 [M+H]+。
実施例563
6−[6,6−ジフルオロ−4−(4−フルオロベンジル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
メタノール(10mL)中の6−(6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(200mg,0.62ミリモル)、4−フルオロベンズアルデヒド(93mg,0.75ミリモル)、及び酢酸(71.1μl,1.24ミリモル)の撹拌混合物へシアノトリヒドロホウ酸ナトリウム(58.5mg,0.93ミリモル)を室温で加えた。得られる混合物を21℃で20時間撹拌した。この反応混合物を濃縮乾固させ、メタノールで希釈して、数滴のメタノール中7Mアンモニアを加えた。この混合物を濃縮乾固させ、残渣をDCMで希釈して、この塩を濾過して除いた。濾液を濃縮して、DCM中0〜20%アセトニトリルで溶出させるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。生成物含有画分を濃縮して、6−[6,6−ジフルオロ−4−(4−フルオロベンジル)−1,4−ジアゼパン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(154mg,55%)を得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 2.82-2.88 (m, 2H), 3.02-3.11 (m, 2H), 3.73 (s, 2H), 3.79-3.84 (m, 2H), 4.28-4.36 (m, 2H), 6.95 (dd, 2H), 7.23 (dd, 2H), 7.61 (d, 1H), 8.32 (d, 1H); m/z = 431[M+H]+。
出発材料として使用する6−(6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチルの製造
DCM(100mL)中の6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン(3.6g,26.4ミリモル、Synthesis, 2003, 223 に記載のように入手する)及びDIPEA(2.30mL,13.2ミリモル)の氷冷混合物へDCM(50mL)中の二炭酸ジtert−ブチル(5.29ml,23.0ミリモル)を滴下した。得られる混合物を室温で15時間撹拌した。この混合物を濃縮乾固させて、水と酢酸エチルで希釈した。不溶性の材料を濾過によって除去して有機相を分離させ、塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させて、濃縮した。残渣をDCM中0〜4%メタノールで溶出させるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。生成物含有画分を濃縮して、6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(3.45g,55.2%)を白い固形物として得た。1H NMR (500 MHz, CDCl3) δ 1.47 (s, 9H), 2.90-3.00 (m, 2H), 3.05-3.15 (m, 2H), 3.41-3.54 (m, 2H), 3.78-3.94 (m, 2H)。
6−(6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
DMA(15mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1g,4.49ミリモル)、6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.06g,4.49ミリモル)、及びDIPEA(1.56ml,8.99ミリモル)の混合物を135℃で6時間撹拌した。この反応混合物を濃縮乾固させて、DCM(30mL)を加えた。この溶液を氷浴で冷やして、TFA(15mL)を加えた。得られる混合物を室温で4時間撹拌した。この反応混合物を濃縮乾固させ、水で希釈し、6M水酸化ナトリウム水溶液で塩基性にして、DCMで抽出した。有機相を水と塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥させて、濃縮した。残渣をDCM中0〜4%メタノールで溶出させるシリカゲルのフラッシュクロマトグラフィーによって精製して、6−(6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.820g,56.6%)をベージュ色の固形物として得た。
1H NMR (500 MHz, DMSO-d6) δ 2.80 (bs, 1H), 2.94-3.07 (m, 4H), 3.74-3.81 (m, 2H), 4.24-4.31 (m, 2H), 7.58 (d, 1H), 8.30 (d, 1H); m/z = 323 [M+H]+。
実施例564
6−[(3R)−3−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(3R)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(3R)−3−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率58%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.16 (3H, d), 2.24-2.30 (1H, m), 2.53-2.63 (1H, m), 2.72-2.76 (1H, m), 3.09-3.14 (1H, m), 3.28 - 3.32 (1H + H2O, m), 3.35 (1H, d), 3.84-3.89 (1H, m), 3.92-4.00 (2H, m), 7.36-7.39 (1H, m), 7.61 (1H, d), 7.74-7.77 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.47-8.49 (1H, m), 8.54 (1H, d); m/z = 378 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(3R)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(3R)−tert−ブチルより出発して、実施例223、出発材料の製造に類似した方法によって、2工程での全体収率75%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.04 (3H, d), 2.37 (1H, s), 2.54-2.60 (1H, m), 2.68-2.75 (2H, m), 2.87-3.00 (2H, m), 4.07-4.11 (2H, m), 7.61 (1H, d), 8.23 (1H, d)。
実施例565〜569
以下の化合物は、6−[(3R)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例564、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率29〜45%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例570
6−[(3S)−3−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(3S)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(3S)−3−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率62%で得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.16 (3H, d), 2.24-2.30 (1H, m), 2.53-2.63 (1H, m), 2.72-2.76 (1H, m), 3.09-3.14 (1H, m), 3.28 - 3.32 (1H + H2O, m), 3.35 (1H, d), 3.84-3.89 (1H, m), 3.92-4.00 (2H, m), 7.36-7.39 (1H, m), 7.61 (1H, d), 7.74-7.77 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.47-8.49 (1H, m), 8.54 (1H, d); m/z = 378 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(3S)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと2−メチルピペラジン−1−カルボン酸(3S)−tert−ブチルより出発して、実施例223、出発材料の製造に類似した方法によって、2工程での全体収率71.5%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.04 (3H, d), 2.37 (1H, s), 2.54-2.60 (1H, m), 2.68-2.75 (2H, m), 2.87-3.00 (2H, m), 4.07-4.11 (2H, m), 7.61 (1H, d), 8.23 (1H, d)。
実施例571〜575
以下の化合物は、6−[(3S)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例570、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率36〜55%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例576
6−[(3R)−3−(ピリジン−3−イルオキシ)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(3R)−3−(ピリジン−3−イルオキシ)ピロリジンより出発して、実施例216に類似した手順によって収率68%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.27-2.38 (2H, m), 3.63-3.88 (4H, m), 5.30-5.34 (1H, m), 7.32 (1H, d), 7.35-7.39 (1H, m), 7.47-7.50 (1H, m), 8.21-8.23 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.34 (1H, d); m/z = 351 [M+H]+。
出発材料として使用する(3R)−3−(ピリジン−3−イルオキシ)ピロリジンは、以下のように製造した:
氷浴で冷やしたDCM(20ml)中の3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸(S)−tert−ブチル(500mg,2.67ミリモル)、ピリジン−3−オール(305mg,3.20ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(840mg,3.20ミリモル)の混合物へDCM(5ml)中のDIAD(0.631mL,3.20ミリモル)を滴下した。この混合物をそのまま室温へ温めて、1時間撹拌してから、濃縮した。残渣をジオキサン(15mL)に溶かして、ジオキサン中4M HCl(15mL)を加えた。この混合物を1時間撹拌して、濃縮した。この粗生成物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中7Mアンモニアを使用するカラムより溶出させ、純粋な画分を蒸発乾固させて、(3R)−3−(ピリジン−3−イルオキシ)ピロリジン(405mg,92%)を無色のオイルとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72-1.79 (1H, m), 1.99-2.08 (1H, m), 2.75-2.81 (1H, m), 2.84-2.95 (2H, m), 3.05-3.09 (1H, m), 4.90-4.95 (1H, m), 7.30-7.37 (2H, m), 8.15-8.16 (1H, m), 8.25 (1H, d); m/z = 165 [M+H]+。
実施例577
6−[(3R)−3−(ピリジン−4−イルオキシ)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(3R)−3−(ピリジン−4−イルオキシ)ピロリジンより出発して、実施例216に類似した手順によって収率60%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.25-2.30 (1H, m), 2.34-2.41 (1H, m), 3.61-3.90 (4H, m), 5.34-5.38 (1H, t), 7.03-7.04 (2H, m), 7.32 (1H, d), 8.25 (1H, d), 8.41-8.43 (2H, m); m/z = 351 [M+H]+。
出発材料として使用する(3R)−3−(ピリジン−4−イルオキシ)ピロリジンは、3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸(3S)−tert−ブチルとピリジン−4−オールより出発して、実施例576、出発材料の製造に類似した方法によって収率61%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71-1.79 (1H, m), 2.01-2.10 (1H, m), 2.75-2.81 (1H, m), 2.86-2.93 (2H, m), 3.05-3.14 (1H, m), 4.93-4.97 (1H, m), 6.91-6.93 (2H, m), 8.36-8.38 (2H, m); m/z = 165 [M+H]+。
実施例578
6−[(3R)−3−(ピリジン−2−イルオキシ)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(3R)−3−(ピリジン−2−イルオキシ)ピロリジンより出発して、実施例216に類似した手順によって収率63%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.25-2.30 (1H, m), 2.33-2.42 (1H, m), 3.65-3.76 (3H, m), 3.89 (1H, d), 5.69-5.72 (1H, m), 6.82-6.84 (1H, m), 7.00-7.04 (1H, m), 7.29-7.32 (1H, m), 7.71-7.75 (1H, m), 8.21-8.24 (2H, m); m/z = 351 [M+H]+。
出発材料として使用する(3R)−3−(ピリジン−2−イルオキシ)ピロリジンは、(3S)−3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルとピリジン−2−オールより出発して、実施例576、出発材料の製造に類似した方法によって収率65%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72-1.80 (1H, m), 1.97-2.06 (1H, m), 2.75-2.84 (2H, m), 2.87-2.94 (1H, m), 3.05-3.10 (1H, m), 5.34-5.38 (1H, m), 6.75-6.77 (1H, m), 6.93-6.96 (1H, m), 7.66-7.70 (1H, m), 8.15-8.17 (1H, m); m/z = 165 [M+H]+。
実施例579〜586
以下の化合物は、(3S)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピロリジン−3−オールと適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率29〜45%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する(3S)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピロリジン−3−オールは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(S)−ピロリジン−3−オールより出発して、実施例216、出発材料の製造に類似した方法によって収率77%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.93-1.98 (1H, m), 2.03-2.08 (1H, m), 3.42 (1H, d), 3.55-3.62 (3H, m), 4.43-4.45 (1H, m), 5.07 (1H, d), 7.26 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 274 [M+H]+。
実施例587
6−[(3S)−3−(ピリジン−3−イルオキシ)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
(3R)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピロリジン−3−オールとピリジン−3−オールより出発して、実施例447に類似した手順によって収率74%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.27-2.38 (2H, m), 3.63-3.88 (4H, m), 5.31-5.34 (1H, m), 7.32 (1H, d), 7.35-7.39 (1H, m), 7.47-7.50 (1H, m), 8.21-8.23 (1H, m), 8.25 (1H, d), 8.34 (1H, d); m/z = 351 [M+H]+。
出発材料として使用する(3R)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピロリジン−3−オールは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]−トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(R)−ピロリジン−3−オールより出発して、実施例216、出発材料の製造に類似した方法によって収率81%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.93-1.98 (1H, m), 2.03-2.08 (1H, m), 3.42 (1H, d), 3.55-3.62 (3H, m), 4.43-4.45 (1H, m), 5.07 (1H, d), 7.26 (1H, d), 8.21 (1H, d); m/z = 274 [M+H]+。
実施例588
6−[(3S)−3−(ピリジン−4−イルオキシ)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(3S)−3−(ピリジン−4−イルオキシ)ピロリジンより出発して、実施例216に類似した手順によって収率75%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.25-2.30 (1H, m), 2.34-2.43 (1H, m), 3.61-3.90 (4H, m), 5.34-5.37 (1H, m), 7.03-7.04 (2H, m), 7.32 (1H, d), 8.25 (1H, d), 8.41-8.43 (2H, m); m/z = 351 [M+H]+。
出発材料として使用する(3S)−3−(ピリジン−4−イルオキシ)ピロリジンは、(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルとピリジン−4−オールより出発して、実施例576、出発材料の製造に類似した方法によって収率61%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71-1.79 (1H, m), 2.01-2.10 (1H, m), 2.75-2.81 (1H, m), 2.86-2.93 (2H, m), 3.05-3.14 (1H, m), 4.93-4.97 (1H, m), 6.91-6.93 (2H, m), 8.36-8.38 (2H, m); m/z = 165 [M+H]+。
実施例589
6−[(3S)−3−(ピリジン−2−イルオキシ)ピロリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと(3S)−3−(ピリジン−2−イルオキシ)ピロリジンより出発して、実施例216に類似した手順によって収率62%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.25-2.30 (1H, m), 2.33-2.42 (1H, m), 3.65-3.76 (3H, m), 3.89 (1H, d), 5.70-5.72 (1H, m), 6.82-6.84 (1H, m), 7.01-7.04 (1H, m), 7.31 (1H, d), 7.71-7.75 (1H, m), 8.21-8.25 (2H, m); m/z = 351 [M+H]+。
出発材料として使用する(3S)−3−(ピリジン−2−イルオキシ)ピロリジンは、(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−カルボン酸tert−ブチルとピリジン−2−オールより出発して、実施例576、出発材料の製造に類似した方法によって収率62%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72-1.80 (1H, m), 1.97-2.06 (1H, m), 2.75-2.84 (2H, m), 2.87-2.94 (1H, m), 3.05-3.10 (1H, m), 5.34-5.38 (1H, m), 6.75-6.77 (1H, m), 6.93-6.96 (1H, m), 7.66-7.70 (1H, m), 8.15-8.17 (1H, m); m/z = 165 [M+H]+。
実施例590〜592
以下の化合物は、(3R)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピロリジン−3−オール(実施例587、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率22〜51%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例593
6−[(2S)−2−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(2S)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例358、出発材料の製造に記載のように入手する)の混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(2S)−2−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを収率76%で得た。
1H NMR (500.1MHz, DMSO-d6, 373K) δ 1.31 (3H, d), 2.42 (1H, m), 2.56 (1H, m), 2.88 (1H, m), 3.04 (1H, m), 3.33 (1H, m), 3.77 (2H, m), 4.05 (1H, m), 4.51 (1H, m), 7.47 (2H, m), 7.91 (1H, m), 8.15 (1H, d), 8.56 (1H, m), 8.63 (1H, m); m/z = 378 [M+H]+。
実施例594〜598
以下の化合物は、6−[(2S)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率43〜89%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例599
6−[(2R)−2−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
ピリジン−3−カルボキサルデヒド及び6−[(2R)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの混合物を一般合成法5によってそのまま反応させて、6−[(2R)−2−メチル−4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンを定量的な収率で得た。
1H NMR (500.1MHz, DMSO-d6, 373K) δ 1.30 (3H, d), 2.37 (1H, m), 2.55 (1H, m), 2.85 (1H, m), 3.02 (1H, m), 3.32 (1H, m), 3.73 (2H, m), 4.04 (1H, m), 4.50 (1H, m), 7.45 (2H, m), 7.87 (1H, m), 8.15 (1H, d), 8.54 (1H, m), 8.61 (1H, m); m/z = 378 [M+H]+。
出発材料として使用する6−[(2R)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−メチルピペラジン−1−カルボン酸(3R)−tert−ブチルより出発して、実施例223、出発材料の製造に類似した方法によって、2工程での全体収率74%で製造した。
1H NMR (399.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.23 (3H, d), 2.43 (1H, m), 2.65 (1H, m), 2.85 (2H, m), 3.04 (2H, m), 3.91 (1H, m), 4.35 (1H, m), 7.56 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 287 [M+H]+。
実施例600〜604
以下の化合物は、6−[(2R)−2−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率56〜93%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例605
1’−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−3,4’−ビピリジンの製造
Figure 2011507824
DME(2mL)及び水(0.5mL)の混合物中のトリフルオロメタンスルホン酸1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル(150mg,0.36ミリモル)及び3−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキサボロラン−2−イル)ピリジン(81mg,0.40ミリモル)へ炭酸ナトリウム(114mg,1.08ミリモル)を加えた。この混合物に窒素を泡立てて10分間入れてから、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(20.77mg,0.02ミリモル)を加えて、この混合物を80℃で3時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やして、EtOAc(3mL)と水(2mL)で希釈した。有機層を分離させて乾燥させて、溶媒を蒸発させて粗生成物を得た。フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)による精製によって、1’−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−3,4’−ビピリジン(100mg,80%)を得た。
1H NMR (399.1 MHz, DMSO-d6) δ 2.70 (2H, m), 3.91 (2H, m), 4.29 (2H, m), 6.44 (1H, m), 7.41 (1H, m), 7.69 (1H, d), 7.89 (1H, m), 8.30 (1H, d), 8.50 (1H, m), 8.74 (1H, m); m/z = 347 [M+H]+。
出発材料として使用するトリフルオロメタンスルホン酸1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イルは、以下のように製造した:
THF中の1Mリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(42.7mL,42.73ミリモル)へ1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−オン(実施例310、出発材料の製造に記載のように入手する)(11.08g,38.85ミリモル)のTHF(200mL)溶液を窒素下に−78℃で30分の時間にわたり滴下した。得られる懸濁液を−78℃で20分間撹拌してから、N−フェニルトリフルオロメタンスルホンイミド(15.27g,42.73ミリモル)のTHF(150ml)溶液を10分の時間にわたり滴下した。この混合物を−78℃で30分間撹拌してから、そのまま室温へ一晩温めた。この反応混合物を飽和塩化アンモニウム水溶液(5mL)で冷ましてから濃縮して、DCM(500mL)で希釈し、水(300mL)に次いで塩水(300mL)で洗浄して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物へDCM(100mL)を加えて、沈殿を濾過によって採取して、濾液をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中50〜80% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、先に採取した沈殿と合わせて、トリフルオロメタンスルホン酸1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル(12.91g,80%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.63 (2H, m), 3.90 (2H, m), 4.25 (2H, m), 6.19 (1H, m), 7.67 (1H, d), 8.33 (1H, d); m/z = 418 [M+H]+。
実施例606〜609
以下の化合物は、トリフルオロメタンスルホン酸1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イルと適正なヘテロアリールボロン酸又はボロン酸ピナコールエステルより出発して、実施例605に類似した方法によって収率54〜77%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例610
6−(4−ピリジン−3−イルピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
MeOH(10mL)中の1’−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1’,2’,3’,6’−テトラヒドロ−3,4’−ビピリジン(実施例605に記載のように入手する)(82mg,0.24ミリモル)及び10%パラジウム担持カーボン(25.2mg,0.02ミリモル)の混合物を水素の雰囲気下に大気圧で3日間撹拌した。触媒を濾過によって除去して、溶媒を蒸発させて粗生成物を得て、これをフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)によって精製した。所望の生成物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−(4−ピリジン−3−イルピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(24mg,29%)を得た。
1H NMR (399.1 MHz, DMSO-d6) δ 1.75 (2H, m), 1.93 (2H, m), 2.94 (1H, m), 3.14 (2H, m), 4.44 (2H, m), 7.33 (1H, m), 7.69 (2H, m), 8.26 (1H, d), 8.43 (1H, m), 8.53 (1H, d); m/z = 349 [M+H]+。
実施例611〜614
以下の化合物は、適正なテトラヒドロビピリジン(実施例606〜609に記載のように入手する)より出発して、実施例610に類似した方法によって収率13〜57%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
[1]質量スペクトルの決定時に溶媒として使用するアセトニトリルとの付加物として検出した。
実施例615
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリンの製造
Figure 2011507824
DMF(30mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1.389g,6.24ミリモル)及び4−(ピペリジン−4−イル)アニリン(1.21g,6.86ミリモル)へDIPEA(1.631mL,9.36ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で2時間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCMに再び溶かして、シリカゲルのフラッシュクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(1.910g,84%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.72-1.79 (2H, m), 1.96-2.00 (2H, m), 2.70-2.73 (1H, m), 3.06-3.14 (2H, m), 3.60 (2H, s), 4.33-4.38 (2H, m), 6.65 (2H, d), 7.01 (2H, d), 7.12 (1H, d), 7.91 (1H, d); m/z = 363 [M+H]+。
出発材料として使用する4−(ピペリジン−4−イル)アニリンは、以下のように製造した;
DCM(5mL)中の4−(4−アミノフェニル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(1.9g,6.87ミリモル、CAS170011−57−1)へTFA(5mL)を加えた。得られる溶液を周囲温度で2時間撹拌してから、SCXカラムへ加えた。所望の生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用するカラムより溶出させ、溶媒を蒸発乾固させて、4−(ピペリジン−4−イル)アニリン(1.210g,100%)を固形物として得た。
m/z = 177 [M+H]+。
実施例616
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−(ピペリジン−4−イル)アニリンより出発して、実施例615に類似した手順によって収率78%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.76-1.80 (2H, m), 2.00 (2H, m), 2.74 (1H, m), 3.07-3.14 (2H, m), 3.64 (2H, s), 4.34-4.39 (2H, m), 6.54-6.63 (3H, m), 7.11 (2H, m), 7.92 (1H, d); m/z = 363 [M+H]+。
出発材料として使用する3−(ピペリジン−4−イル)アニリンは、4−(3−アミノフェニル)ピペリジン−1−カルボン酸tert−ブチル(CAS387827−19−2)より出発して、実施例616、出発材料の製造に類似した手順によって収率97%で製造した。
m/z = 177 [M+H]+。
実施例617〜622
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例412、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なヒドロキシ複素環より出発して、実施例447に類似した方法によって収率9〜67%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例623〜627
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例412、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率12〜29%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例628〜629
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例412、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なクロロピリジンより出発して、実施例448に類似した方法によって収率23〜48%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例630〜635
以下の化合物は、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例512に類似した方法によって収率10〜90%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例636〜642
以下の化合物は、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例512に類似した方法によって収率5〜85%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例643〜652
以下の化合物は、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例512に類似した方法によって収率16〜73%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸は、以下のように製造した:
3−(ピリジン−4−イル)安息香酸エチルの製造
4−ブロモピリジン塩酸塩と3−(エトキシカルボニル)フェニルボロン酸より出発して、実施例605に類似した手順によって収率92%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.37 (3H, t), 4.38 (2H, q), 7.71 (1H, m), 7.76 (2H, d), 8.08 (2H, m), 8.30 (1H, s), 8.69 (2H, d); m/z = 228 [M+H]+。
3−(ピペリジン−4−イル)安息香酸エチルの製造
イソプロパノール(50mL)及び水(5mL)の混合物中の3−(ピリジン−4−イル)安息香酸エチル(1.46g,6.42ミリモル)、5%パラジウム担持カーボン(湿分50%)(0.301g,0.07ミリモル)、及びクエン酸一水和物(0.601g,2.86ミリモル)を水素の雰囲気下に20気圧及び70℃で15時間撹拌した。この反応物を室温へ冷やし、触媒を濾過によって除去し、溶媒を蒸発させて粗生成物を得て、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによってこれを精製した。所望の生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて、3−(ピペリジン−4−イル)安息香酸エチル(1.190g,79%)を液体として得た。
m/z = 275 [M+H]+(アセトニトリル付加物)。
3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]安息香酸エチルの製造
DMA(10mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1g,4.49ミリモル)及びDIPEA(1.174mL,6.74ミリモル)へ3−(ピペリジン−4−イル)安息香酸エチル(1.195g,5.12ミリモル)を加えた。得られる溶液を125℃で2時間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させ、DCMに再び溶かして、イソヘキサン中50% EtOAcで溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させてベージュ色の固形物を得て、これをエーテルで摩砕して、3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]安息香酸エチル(0.805g,42.7%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.33 (3H, t), 1.74 (2H, m), 1.94 (2H, m), 2.99 (1H, m), 3.14 (2H, m), 4.32 (2H, q), 4.44 (2H, m), 7.47 (1H, m), 7.59 (1H, m), 7.67 (1H, d), 7.83 (2H, m), 8.25 (1H, d); m/z = 420 [M+H]+。
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸の製造
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸エチルより出発して、実施例512、出発材料の製造に類似した手順によって収率100%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.69-1.79 (2H, m), 1.94 (2H, m), 2.95-3.01 (1H, m), 3.14 (2H, m), 4.44 (2H, m), 7.45 (1H, m), 7.54-7.56 (1H, m), 7.67 (1H, d), 7.79-7.82 (1H, m), 7.84 (1H, m), 8.25 (1H, d), 12.78 (1H, s); m/z = 392 [M+H]+。
実施例653〜654
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例412、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率25〜37%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例655
N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミドの製造
Figure 2011507824
DMA(2mL)中の3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例616に記載のように入手する)(85mg,0.23ミリモル)、酢酸(16μl,0.28ミリモル)、及びHATU(107mg,0.28ミリモル)へDIPEA(123μl,0.70ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で2時間撹拌してから、水(1%アンモニアを含有する)及びアセトニトリルの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミド(89mg,94%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.66 (2H, m), 1.91 (2H, m), 2.02 (3H, s), 2.84 (1H, m), 3.13 (2H, m), 4.42 (2H, m), 6.95 (1H, m), 7.22 (1H, m), 7.41 (1H, m), 7.49 (1H, s), 7.67 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.84 (1H, s); m/z = 405 [M+H]+。
実施例656〜658
以下の化合物は、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリンと適正なカルボン酸より出発して、実施例655に類似した方法によって収率71〜86%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例659
4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミドの製造
Figure 2011507824
THF(2mL)及びDMA(0.5mL)の混合物中の4−クロロ−N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミド(160mg,0.343ミリモル)及びヨウ化ナトリウム(10mg,0.069ミリモル)へ1−メチルピペラジン(152μl,1.37ミリモル)を加えた。得られる溶液を60℃で16時間加熱してから冷やして蒸発させて粗生成物を得て、これをDCM中0〜10%メタノール中2Mアンモニアの勾配で溶出させるシリカのフラッシュクロマトグラフィーによって精製した。溶媒を蒸発させてから、得られるゴムをエーテルで摩砕して、沈殿を濾過して乾燥させて、4−(4−メチルピペラジン−1−イル)−N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミド(87mg,48%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.60-1.76 (4H, m), 1.91 (2H, m), 2.12 (3H, s), 2.25-2.35 (12H, m), 2.84 (1H, m), 3.13 (2H, m), 4.42 (2H, m), 6.94 (1H, m), 7.21 (1H, m), 7.42 (1H, m), 7.52 (1H, m), 7.67 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.77 (1H, s); m/z = 531 [M+H]+。
出発材料として使用する4−クロロ−N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミドは、以下のように製造した:
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例616に記載のように入手する)(375mg,1.03ミリモル)及びピリジン(164mg,2.07ミリモル)のDCM(3mL)撹拌懸濁液へ塩化4−クロロブチリル(175mg,1.24ミリモル)のDCM(2mL)溶液を窒素下に滴下した。得られる溶液を周囲温度で16時間撹拌した。この反応混合物をDCM(5mL)で希釈し、飽和重炭酸ナトリウム(10mL)で洗浄し、乾燥させて、溶媒を蒸発させて黄色いゴムを得て、これをエーテルで摩砕して、4−クロロ−N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミド(480mg,99%)を固形物として得た。
m/z = 467 [M+H]+。
実施例660〜661
以下の化合物は、4−クロロ−N−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミドと適正なアミンより出発して、実施例659に類似した方法によって収率5〜34%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例662
4−メトキシ−N−[3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミドの製造
Figure 2011507824
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリンと4−メトキシブタン酸より出発して、実施例655に類似した手順によって収率68%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.66 (2H, m), 1.80 (2H, m), 1.91 (2H, m), 2.34 (2H, t), 2.84 (1H, m), 3.13 (2H, m), 3.24 (3H, s), 3.35 (2H, t), 4.42 (2H, m), 6.94 (1H, d), 7.22 (1H, m), 7.42 (1H, d), 7.53 (1H, s), 7.67 (1H, d), 8.25 (1H, d), 9.81 (1H, s); m/z = 463 [M+H]+。
出発材料として使用する4−メトキシブタン酸は、以下のように製造した:
MeOH(20mL)及び水(10mL)の混合物中の4−メトキシブタン酸メチル(1g,7.57ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(0.381g,9.08ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を50℃で16時間撹拌した。この反応物を室温へ冷やし、MeOHを蒸発させて、水性の残渣を水(50mL)で希釈して、EtOAc(2x50mL)で洗浄した。次いで、水層を1Mクエン酸でpH4へ酸性化して、EtOAc(2x50mL)で抽出した。合わせた抽出物をMgSOで乾燥させ、溶媒を蒸発させて、4−メトキシブタン酸(0.709g,79%)を液体として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.91 (2H, m), 2.46 (2H, t), 3.34 (3H, s), 3.44 (2H, t), 10.92 (1H, br s)。
実施例663〜665
以下の化合物は、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例615に記載のように入手する)と適正なカルボン酸より出発して、実施例655に類似した方法によって収率22〜68%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例666〜668
以下の化合物は、4−クロロ−N−[4−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミドと適正なアミンより出発して、実施例659に類似した方法によって収率27〜68%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する4−クロロ−N−[4−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル]フェニル]ブタンアミドは、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例615に記載のように入手する)より出発して、実施例659、出発材料の製造に類似した手順によって収率80%で入手した。
m/z = 467 [M+H]+。
実施例669
Figure 2011507824
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例615に記載のように入手する)と4−メトキシブタン酸(実施例662、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、実施例655に類似した手順によって収率38%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.68 (2H, m), 1.80 (2H, m), 1.89 (2H, m), 2.34 (2H, t), 2.82 (1H, m), 3.11 (2H, m), 3.24 (3H, s), 3.35 (2H, t), 4.41 (2H, m), 7.18 (2H, d), 7.51 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d), 9.80 (1H, s); m/z = 463 [M+H]+。
実施例670〜684
以下の化合物は、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールと適正なアルコールより出発して、実施例513に類似した方法によって収率17〜64%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールは、以下のように製造した:
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]フェノールの製造
トリフルオロメタンスルホン酸1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イルと3−ヒドロキシフェニルボロン酸より出発して、実施例605に類似した手順によって収率72%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.63 (2H, m), 3.88 (2H, m), 4.25 (2H, m), 6.24 (1H, m), 6.70 (1H, m), 6.86 (1H, m), 6.92 (1H, m), 7.17 (1H, m), 7.67 (1H, d), 8.29 (1H, d), 9.38 (1H, s); m/z = 362 [M+H]+。
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールの製造
3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン−4−イル]フェノールより出発して、実施例610に類似した手順によって収率73%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.64-1.71 (2H, m), 1.89 (2H, m), 2.75-2.79 (1H, m), 3.07-3.14 (2H, m), 4.39-4.42 (2H, m), 6.59-6.70 (3H, m), 7.09 (1H, m), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d), 9.24 (1H, s); m/z = 364 [M+H]+。
実施例685〜707
以下の化合物は、3−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例512に類似した方法によって収率31〜95%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する3−[[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]オキシ]安息香酸は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールと4−ヒドロキシ安息香酸メチルより出発して、実施例412、出発材料の製造に類似した方法によって2工程での全体収率38%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.74-1.78 (2H, m), 2.06-2.11 (2H, m), 3.54-3.60 (2H, m), 3.93-3.99 (2H, m), 4.78 (1H, m), 7.27-7.30 (1H, m), 7.44 (1H, m), 7.51-7.57 (2H, m), 7.65 (1H, d), 8.26 (1H, d), 12.97 (1H, s); m/z = 408 [M+H]+。
実施例708
2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−N−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミドの製造
Figure 2011507824
THF(2mL)及びDMA(0.5mL)の混合物中の2−クロロ−N−[4−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミド(139mg,0.317ミリモル)及びヨウ化ナトリウム(10mg,0.063ミリモル)へ1−メチルピペラジン(140μl,1.27ミリモル)を加えた。得られる溶液を60℃で2時間加熱してから冷やして、蒸発させて粗生成物を得て、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によってこれを精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、2−(4−メチルピペラジン−1−イル)−N−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミド(111mg,70%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.68 (2H, m), 1.89 (2H, m), 2.17 (3H, s), 2.37 (4H, m), 2.83 (1H, m), 3.11 (4H, m), 4.42 (2H, m), 7.21 (2H, d), 7.54 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d), 9.58 (1H, s), (4H DMSOによって不鮮明); m/z = 503 [M+H]+。
出発材料として使用する2−クロロ−N−[4−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミドは、以下のように製造した:
4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例615に記載のように入手する)(375mg,1.03ミリモル)及びピリジン(164mg,2.07ミリモル)のDCM(3mL)撹拌懸濁液へ塩化クロロアセチル(140mg,1.24ミリモル)のDCM(2mL)溶液を窒素下に滴下した。得られる溶液を周囲温度で2時間撹拌した。得られる沈殿を濾過によって採取し、DCM(2mL)で洗浄し、真空で乾燥させて、2−クロロ−N−[4−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミド(418mg,92%)を固形物として得た。
m/z = 439 [M+H]+。
実施例709〜710
以下の化合物は、2−クロロ−N−[4−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミドと適正なアミンより出発して、実施例708に類似した方法によって収率41〜61%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例711〜713
以下の化合物は、2−クロロ−N−[3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミドと適正なアミンより出発して、実施例708に類似した方法によって収率26〜33%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する2−クロロ−N−[3−[1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェニル]アセトアミドは、3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]アニリン(実施例616に記載のように入手する)と塩化クロロアセチルより出発して、実施例708、出発材料の製造に類似した方法によって収率100%で製造した。
m/z = 439 [M+H]+。
実施例714〜723
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例412、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なヒドロキシ複素環より出発して、実施例447に類似した方法によって収率15〜48%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例724〜725
以下の化合物は、1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(実施例412、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なフェノールより出発して、実施例447に類似した方法によって収率18〜26%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例726〜736
以下の化合物は、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノールと適正なアルコールより出発して、実施例513に類似した方法によって収率7〜51%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例737
2−[3−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]エタノールの製造
Figure 2011507824
THF(3mL)中の3−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノール(実施例670、出発材料の製造に記載のように入手する)(125mg,0.34ミリモル)、トリフェニルホスフィン(108mg,0.41ミリモル)、及び2−(テトラヒドロ−2H−ピラン−2−イルオキシ)エタノール(60.4mg,0.41ミリモル)へDIAD(0.081mL,0.41ミリモル)を窒素下に滴下した。得られる混合物を周囲温度で4時間撹拌してから、SCXカラムへ加えた。この粗生成物を、メタノール中2Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて、溶媒を蒸発させた。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中80〜100% EtOAc)によって精製した。生成物を含有する画分を蒸発させてから、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によってさらに精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、2−(3−(1−(3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル)ピペリジン−4−イル)フェノキシ)エタノール(74mg,53%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.71 (2H, m), 1.91 (2H, m), 2.85 (1H, m), 3.11 (2H, m), 3.70 (2H, m), 3.98 (2H, t), 4.42 (2H, m), 4.80 (1H, t), 6.78 (1H, m), 6.84 (2H, m), 7.21 (1H, m), 7.66 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 408[M+H]+。
実施例738〜741
以下の化合物は、4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例512に類似した方法によって収率78〜89%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例742〜752
以下の化合物は、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸と適正なアミンより出発して、実施例512に類似した方法によって収率39〜84%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
出発材料として使用する4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸は、以下のように製造した:
4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸エチルの製造
DMF(20mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(2g,8.99ミリモル)及び4−(ピペラジン−1−イル)安息香酸エチル(2.316g,9.89ミリモル、CAS80518−57−6)へDIPEA(2.348mL,13.48ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で2時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やしてから蒸発乾固させて、DCM(150mL)に溶かして、水(100mL)で洗浄した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて粗生成物を得て、これをエーテルで摩砕した。この固形物を濾過によって採取し、真空で乾燥させて、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸エチル(3.40g,90%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.30 (3H, t), 3.54 (4H, m), 3.79 (4H, m), 4.26 (2H, q), 7.04 (2H, d), 7.66 (1H, d), 7.83 (2H, d), 8.30 (1H, d); m/z = 421 [M+H]+。
4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸の製造
MeOH(60mL)及び水(30mL)の混合物中の4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸エチル(3.40g,8.09ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(0.373g,8.90ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を50℃で16時間撹拌した。さらなる水酸化リチウム一水和物(0.373g,8.90ミリモル)を加え、温度を65℃へ高めて、この懸濁液をさらに6時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やして、MeOH蒸発させた。残渣を水(200mL)に溶かして、濾過した。沈殿が止むまで、濾液を1Mクエン酸で酸性化して、この沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄して真空で乾燥させて、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]安息香酸(3.17g,100%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.52 (4H, m), 3.79 (4H, m), 7.03 (2H, d), 7.67 (1H, d), 7.81 (2H, d), 8.30 (1H, d), 12.20 (1H, s); m/z = 393 [M+H]+。
実施例753
N−メチル−N−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの製造
Figure 2011507824
水素化ナトリウム(鉱油中60%)(13.16mg,0.33ミリモル)のDMF(1mL)撹拌懸濁液へN−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド(実施例639に記載のように入手する)(150mg,0.30ミリモル)のDMF(2mL)溶液を窒素下に滴下した。得られる懸濁液を周囲温度で5分間撹拌してから、ヨードメタン(0.028mL,0.45ミリモル)を加えて、この混合物を周囲温度でさらに10分間撹拌した。この反応物をMeOH(0.5mL)で冷まして、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−メチル−N−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド(84mg,55%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.67-1.94 (6H, m), 2.17 (2H, m), 2.87-2.98 (4H, m), 3.12 (2H, m), 3.44 (4H, m), 3.62 (2H, m), 4.44 (2H, m), 7.25-7.35 (4H, m), 7.68 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 516 [M+H]+。
実施例754
N−メチル−N−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミドの製造
Figure 2011507824
N−(2−モルホリン−4−イルエチル)−4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]ベンズアミド(実施例638に記載のように入手する)より出発して、実施例753に類似した方法によって収率74%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72 (2H, m), 1.92 (2H, m), 2.14 (2H, m), 2.41 (4H, m), 2.88-2.97 (4H, m), 3.13 (2H, m), 3.43-3.59 (6H, m), 4.44 (2H, m), 7.33 (4H, m), 7.68 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 518 [M+H]+。
実施例755〜758
以下の化合物は、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノールと適正なアルコールより出発して、実施例514に類似した方法によって収率9〜24%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例759〜768
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率15〜49%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例769
6−[4−[(2−メチルピリジン−4−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと2−メチルピリジン−4−カルボキサルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率61%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.47 (3H, s), 2.54-2.58 (4H, m), 3.55 (2H, s), 3.62-3.66 (4H, m), 7.15-7.17 (1H, m), 7.22 (1H, s), 7.59 (1H, d), 8.26 (1H, d), 8.39-8.40 (1H, m); m/z = 378 [M+H]+。
実施例770〜777
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率19〜69%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例778
6−[4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−フルオロ−5−メチルスルホニルベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率45%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.55-2.59 (4H, m), 3.30 (3H, s), 3.63-3.67 (4H, m), 3.70 (2H, s), 7.58-7.62 (2H, m), 7.70-7.73 (1H, m), 7.77 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 459 [M+H]+。
出発材料として使用する3−フルオロ−5−メチルスルホニルベンズアルデヒドは、以下のように製造した:
[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェニル]メタノールの製造
DMSO(12mL)中の(3−ブロモ−5−フルオロフェニル)メタノール(501mg,2.44ミリモル)及びヨウ化銅(I)(0.248mL,7.33ミリモル)へメタンスルフィン酸ナトリウム塩(748mg,7.33ミリモル)を窒素下に加えた。得られる混合物を90℃で3日間撹拌した。この反応混合物をEtOAc(300mL)で希釈してから、濾過した。濾液を水(200mL)と飽和塩水(2x200mL)で連続的に洗浄した。有機層をNaSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中70〜100% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェニル]メタノール(240mg,48.1%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.49 (1H, t), 3.07 (3H, s), 4.79 (2H, d), 7.36-7.40 (1H, m), 7.51-7.54 (1H, m), 7.72 (1H, s); m/z = 203 [M-H]-。
3−フルオロ−5−メチルスルホニルベンズアルデヒドの製造
DCM(20mL)中の[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)フェニル]メタノール(225mg,1.10ミリモル)へ1,1,1−トリアセトキシ−1,1−ジヒドロ−1,2−ベンジオドキソール−3(1H)−オン(530mg,1.21ミリモル)を22℃で、1分量で加えた。得られる溶液を周囲温度で2時間撹拌した。この反応混合物をDCM(50ml)で希釈して、チオ硫酸ナトリウム(1219mg,7.71ミリモル)を含有する飽和重炭酸ナトリウム水溶液(30mL)へ注いだ。得られる懸濁液を10分間撹拌した後で、層を分離させた。有機層を水(1x50mL)で洗浄し、MgSOで乾燥させて蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中30〜40% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)ベンズアルデヒド(168mg,75%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 3.13 (3H, s), 7.85-7.88 (1H, m), 7.91-7.93 (1H, m), 8.26 (1H, t), 10.07 (1H, d); m/z = 201 [M-H]-。
実施例779
6−[4−[2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと2−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率61%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.55-2.59 (4H, m), 3.60-3.64 (4H, m), 3.70 (2H, s), 7.26-7.32 (1H, m), 7.36 (1H, t), 7.36-7.41 (1H, m), 7.60 (1H, d), 7.67-7.71 (1H, m), 8.26 (1H, d); m/z = 431 [M+H]+。
出発材料として使用する2−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒドは、以下のように製造した:
−20℃へ冷やしたTHF(120mL)中の2−ブロモ−1−(ジフルオロメチル)−4−フルオロベンゼン(4.39g,19.51ミリモル)へTHF中の塩化イソプロピルマグネシウム−塩化リチウム錯体(1M,21.46mL,21.46ミリモル)を窒素下に加えた。得られる溶液を−20℃で1時間撹拌した。N,N−ジメチルホルムアミド(1.813mL,23.41ミリモル)を加えて、温度を−15〜−20℃の範囲に維持しながら、この混合物をさらに1時間撹拌した。この混合物をそのまま周囲温度へ温めてから、2M塩酸(100mL)を加えて、この混合物をEtOAc(150mL)で抽出した。有機層を飽和重炭酸ナトリウム(120mL)で洗浄して濃縮して、粗生成物を得た。この粗生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中5〜10% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンズアルデヒド(1.250g,36.8%)を無色の液体として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 7.26 (1H, t), 7.37-7.43 (1H, m), 7.63-7.67 (1H, m), 7.78-7.82 (1H, m), 10.19 (1H, d); m/z = 173 [M-H]-。
実施例780
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と2−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒド(実施例779、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率58%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.54-2.57 (4H, m), 3.60-3.63 (4H, m), 3.70 (2H, s), 7.27-7.31 (1H, m), 7.36 (1H, t), 7.36-7.41 (1H, m), 7.51-7.53 (1H, m), 7.53 (1H, t), 7.67-7.71 (1H, m), 8.19 (1H, d); m/z = 413 [M+H]+。
実施例781
6−[4−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと2−ジフルオロメチル−3−フルオロベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率33%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.57-2.57 (4H, m), 3.56-3.60 (4H, m), 3.73 (2H, s), 7.28-7.32 (2H, m), 7.42 (1H, t), 7.55-7.60 (2H, m), 8.26 (1H, d); m/z = 431 [M+H]+。
出発材料として使用する2−ジフルオロメチル−3−フルオロベンズアルデヒドは、1−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロベンゼンより出発して、実施例779、出発材料の製造に類似した方法によって収率32%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 7.20- 7.43 (2H, m), 7.61-7.67 (1H, m), 7.86 (1H, d), 10.38-10.48 (1H, m); m/z = 173 [M-H]-。
実施例782
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[2−(ジフルオロメチル)−3−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と2−ジフルオロメチル−3−フルオロベンズアルデヒド(実施例781、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率39%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.52-2.56 (4H, m), 3.56-3.60 (4H, m), 3.73 (2H, s), 7.28-7.32 (2H, m), 7.34-7.57 (4H, m), 8.20 (1H, d); m/z = 413 [M+H]+。
実施例783
6−[4−[3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率73%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.53-2.58 (4H, m), 3.62-3.66 (6H, m), 7.07 (1H, t), 7.33-7.43 (3H, m), 7.60 (1H, d), 8.26 (1H, d); m/z = 431 [M+H]+。
出発材料として使用する3−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒドは、1−ブロモ−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンゼンより出発して、実施例779、出発材料の製造に類似した方法によって収率44%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 6.72 (1H, t), 7.49-7.52 (1H, m), 7.68-7.71 (1H, m), 7.83 (1H, d), 10.03 (1H, d); m/z = 173 [M-H]-。
実施例784
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と3−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒド(実施例783、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率66%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.53-2.57 (4H, m), 3.61-3.65 (6H, m), 7.07 (1H, t), 7.33-7.67 (5H, m), 8.19 (1H, d); m/z = 413 [M+H]+。
実施例785
6−[5−[(2−メチルピリジン−4−イル)メチル]ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−[(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと2−メチルピリジン−4−カルボキサルデヒドより出発して、一般合成法10によって収率47%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.43 (3H, s), 2.55-2.63 (4H, m), 2.97-2.99 (2H, m), 3.41-3.44 (2H, m), 3.57 (2H, s), 3.73-3.78 (2H, m), 7.10 (1H, d), 7.15 (1H, s), 7.32 (1H, d), 8.23 (1H, d), 8.34 (1H, d); m/z = 404[M+H]+。
実施例786〜787
以下の化合物は、6−[(ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル)]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法10によって収率22〜57%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例788〜805
以下の化合物は、6−[ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル)−3−(トリフルオロメチル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法10によって収率12〜86%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例806
6−[4−(3−メトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
Figure 2011507824
6−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(一般合成法9、出発材料の製造に記載のように入手する)(100mg,0.38ミリモル)、4−(3−メトキシフェノキシ)ピペリジン塩酸塩(110mg,0.45ミリモル)、rac−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(17.56mg,0.03ミリモル)、及びナトリウムtert−ブトキシド(0.161mL,1.32ミリモル)の混合物をキシレン(5mL)に懸濁させてから、脱気して窒素でパージした。ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(11mg,0.02ミリモル)を加えて、この混合物をマイクロ波チューブへ密封した。この反応物をマイクロ波反応器において100℃まで20分間加熱して、周囲温度へ冷やした。この反応混合物をEtOAc(25mL)で希釈して、水(25mL)で洗浄した。有機層を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノー中7Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて、純粋な画分を蒸発乾固させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−(3−メトキシフェノキシ)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(45.0mg,30.5%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.77-1.83 (2H, m), 2.07-2.12 (2H, m), 3.11-3.17 (2H, m), 3.47 -3.53 (2H, m), 3.74 (3H, s), 4.59-4.63 (1H, m), 6.51-6.55 (2H, m), 6.54-6.59 (1H, m), 7.20 (1H, t), 7.59 (1H, s), 7.75-7.78 (1H, m), 7.94 (1H, d); m/z = 393 [M+H]+。
実施例807〜809
以下の化合物は、6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンと適正なインドール−3−カルボキサルデヒドより出発して、一般合成法9によって収率61〜70%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例810
6−[4−[2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンと2−ジフルオロメチル−5−フルオロベンズアルデヒド(実施例779、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、一般合成法9によって収率39%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 2.56-2.60 (4H, m), 3.18-3.22 (4H, m), 3.72 (2H, s), 7.28-7.32 (1H, m), 7.37 (1H, t), 7.37-7.41 (1H, m), 7.54 (1H, s), 7.68-7.75 (2H, m), 7.94 (1H, d); m/z = 430 [M+H]+。
実施例811
6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジンの製造
Figure 2011507824
4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン(69mg,0.24ミリモル)、6−ブロモ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(一般合成法9、出発材料の製造に記載のように入手する)(65mg,0.24ミリモル)、rac−2,2’−ビス(ジフェニルホスフィノ)−1,1’−ビナフチル(11.41mg,0.02ミリモル)、及びナトリウムtert−ブトキシド(0.060mL,0.49ミリモル)をキシレン(5mL)に懸濁させてから脱気して、窒素でパージした。ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム(7.02mg,0.01ミリモル)を加えて、この混合物をマイクロ波チューブへ密封した。この反応物をマイクロ波反応器において110℃で30分間加熱して、周囲温度へ冷やした。この反応混合物をEtOAc(25mL)で希釈して、水(25mL)で洗浄した。水層をさらなるEtOAc(25mL)で抽出した。合わせた有機層を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中7Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて、純粋な画分を蒸発乾固させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−a]ピリジン(22.00mg,19.14%)を無色のゴムとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.75-1.82 (2H, m), 1.84-1.90 (2H, m), 2.66-2.70 (1H, m), 2.80-2.85 (4H, m), 3.79 (3H, s), 3.80-3.83 (2H, s), 4.06 (2H, t), 6.90 (2H, d), 7.21 (2H, d), 7.34 (1H, s), 7.57 (2H, s), 7.77-7.80 (1H, m), 7.94 (1H, d); m/z = 471 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジンは、以下のように製造した:
DCM(3mL)中の4−(ピペリジン−4−イル)フェノール(CAS263139−27−1,53mg,0.30ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(PCT国際特許出願WO2007017222,中間体1に記載のように入手する)(37.7mg,0.30ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(86mg,0.33ミリモル)へDIAD(64.8μl,0.33ミリモル)を窒素下に20℃で加えた。得られる混合物を22℃で3日間撹拌した。この反応混合物を、SCXカラムを使用するイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。所望の生成物を、メタノール中7Mアンモニアを使用するカラムより溶出させて、純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン(85mg,96%)を黄色いオイルとして得た。
m/z = 286 [M+H]+。
実施例812〜820
以下の化合物は、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率11〜72%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例821〜823
以下の化合物は、3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率19〜45%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例824
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[2−(ジフルオロメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例248〜263、出発材料の製造に記載のように入手する)と2−ジフルオロメチルベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率70%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.51 (4H, t), 3.53 (4H, t), 3.62 (2H, s), 6.95 (1H, d), 7.05 (1H, t), 7.18 (1H, t), 7.27-7.37 (3H, m), 7.59 (1H, t), 7.83 (1H, d); m/z = 396 [M+H]+。
出発材料として使用する2−ジフルオロメチルベンズアルデヒドは、1−ブロモ−2−(ジフルオロメチル)ベンゼンより出発して、実施例779、出発材料の製造に類似した方法によって収率19%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 7.36 (1H, t), 7.61-7.68 (2H, m), 7.75 (1H, d), 7.87 (1H, d), 10.12 (1H, s); m/z = 155 (M-H)-。
実施例825
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[3−(ジフルオロメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−ジフルオロメチルベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率20%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.53 (4H, t), 3.55-3.57 (6H, m), 6.58 (1H, t), 6.95 (1H, d), 7.06 (1H, t), 7.36-7.44 (4H, m), 7.83 (1H, d); m/z = 396 [M+H]+。
出発材料として使用する3−ジフルオロメチルベンズアルデヒドは、1−ブロモ−3−(ジフルオロメチル)ベンゼンより出発して、実施例779、出発材料の製造に類似した方法によって収率10%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 6.66 (1H, t), 7.59 (1H, t), 7.72 (1H, d), 7.94 (1H, d), 7.97 (1H, s), 10.01 (1H, s)。
実施例826
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[4−(ジフルオロメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル][1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
3−(ジフルオロメチル)−6−(ピペラジン−1−イル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと4−ジフルオロメチルベンズアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率20%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.54-2.69 (4H, m), 3.55-3.72 (6H, m), 6.65 (1H, t), 7.02 (1H, d), 7.12 (1H, t), 7.43-7.52 (4H, m), 7.91 (1H, d); m/z = 396 [M+H]+。
出発材料として使用する4−ジフルオロメチルベンズアルデヒドは、1−ブロモ−3−(ジフルオロメチル)ベンゼンより出発して、実施例779、出発材料の製造に類似した方法によって収率34%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 6.71 (1H, t), 7.69 (2H, d), 7.98 (2H, d), 10.08 (1H, s); m/z = 155 [M-H]-。
実施例827
6−[4−[4−(ジフルオロメチル)ベンジル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと4−ジフルオロメチルベンズアルデヒド(実施例826、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率23%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.57-2.70 (4H, m), 3.61-3.73 (6H, m), 6.65 (1H, t), 7.05 (1H, d), 7.45-7.51 (4H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 414 [M+H]+。
実施例828
6−[(3R)−3−メチル−4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−[(3R)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例564、出発材料の製造に記載のように入手する)とピリジン−4−カルボキサルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率58%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.21 (3H, d), 2.34 (1H, ddd), 2.66-2.73 (1H, m), 2.81 (1H, ddd), 3.15 (1H, dd), 3.29 (1H, d), 3.37 (1H, ddd), 3.81-3.91 (2H, m), 4.04 (1H, d), 7.05 (1H, d), 7.32 (2H, d), 7.93 (1H, dd), 8.57 (2H, dd); m/z = 378 [M+H]+。
実施例829〜830
以下の化合物は、6−[(3R)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率19〜28%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例831〜836
以下の化合物は、6−[(3R)−3−メチルピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率8〜30%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例837
5−[[5−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル]メチル]ピリジン−2−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
6−[5−[(6−ブロモピリジン−3−イル)メチル]ヘキサヒドロピロロ[3,4−c]ピロール−2(1H)−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例797に記載のように入手する)より出発して、実施例307に類似した方法によって収率76%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.63-2.70 (4H, m), 3.43 (2H, dd), 3.45 (2H, s), 3.71 (2H, s), 3.83 (2H, dd), 6.87 (1H, d), 7.65 (1H, d), 7.78 (1H, d), 7.91 (1H, d), 8.65 (1H, s); m/z = 416 [M+H]+。
実施例838
5−[[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ピリジン−2−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
6−[4−[(6−ブロモピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例374に記載のように入手する)より出発して、実施例307に類似した方法によって収率49%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 2.58-2.69 (4H, m), 3.60-3.75 (6H, m), 7.06 (1H, d), 7.70 (1H, d), 7.83-7.90 (1H, m), 7.95 (1H, d), 8.71 (1H, s); m/z = 390 [M+H]+。
実施例839〜841
以下の化合物は、6−[(1R,5S)−3,8−ジアザビシクロ[3.2.1]オクト−3−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例553、出発材料の製造に記載のように入手する)と適正なアルデヒドより出発して、一般合成法5によって収率62〜77%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例842〜844
以下の化合物は、6−(6,6−ジフルオロ−1,4−ジアゼパン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと適正なアルデヒドより出発して、実施例563に類似した方法によって収率42〜55%で製造した:
Figure 2011507824
Figure 2011507824
実施例845
6−[4−[4−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノールと1−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾールより出発して、実施例514に類似した方法によって収率6%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.18 (4H, t), 3.76 (1H, t), 4.18 (2H, t), 4.33 (2H, t), 6.82-6.99 (5H, m), 7.26 (1H, s), 7.53-7.72 (2H, m), 8.29 (1H, d); m/z = 459 [M+H]+。
実施例846
6−[4−[4−[2−(1H−イミダゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−1−イル]フェノールと1−(2−ヒドロキシエチル)イミダゾールより出発して、実施例513に類似した方法によって収率38%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.58-1.73 (2H, m), 1.86 (2H, d), 2.76-2.88 (1H, m), 3.04-3.17 (2H, m), 4.18-4.29 (2H, m), 4.32-4.47 (4H, m), 6.83-6.93 (3H, m), 7.15-7.27 (3H, m), 7.62-7.70 (2H, m), 8.26 (1H, d); m/z = 458 [M+H]+。
実施例847
6−[4−[4−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
DMF(2mL)中の1H−ピラゾール(28.9mg,0.42ミリモル)へ水素化ナトリウム(オイル中60%分散液、16.97mg,0.42ミリモル)を窒素下に20℃で加えた。得られる懸濁液を20℃で20分間撹拌した。6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(100mg,0.21ミリモル)を加えて、この反応物を20℃で1時間撹拌した。次いで、水(25mL)を加えて、得られる沈殿を濾過して取り、エーテルで洗浄して50℃の真空で一晩乾燥させて、6−[4−[4−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(66.0mg,68%)を薄黄色い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.17 (4H, t), 3.73 (4H, t), 4.27 (2H, t), 4.46 (2H, t), 6.25 (1H, d), 6.84 (2H, d), 6.96 (2H, d), 7.48 (1H, d), 7.68 (1H, d), 7.79 (1H, d), 8.29 (1H, d); m/z = 459 [M+H]+。
出発の6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、以下のように製造した:
THF(150mL)中の4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノール(実施例514、出発材料の製造に記載のように入手する)(3.01g,8.25ミリモル)、2−ブロモエタノール(0.645mL,9.08ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(2.165g,8.25ミリモル)へDIAD(1.625mL,8.25ミリモル)を窒素下に20℃で加えた。得られる溶液を20℃で16時間撹拌した。この粗生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)によって精製して、6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(0.765g,19.67%)を薄黄色い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 3.22 (4H, t), 3.62 (2H, t), 3.79 (4H, t), 4.26 (2H, t), 6.87-6.96 (4H, m), 7.11 (1H, d),7.98 (1H, d); m/z = 473 [M+H]+。
実施例848
1−[2−[4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノキシ]エチル]−1H−ピラゾール−4−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと4−シアノピラゾールより出発して、実施例847に類似した方法によって収率75%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.19 (4H, t), 3.76 (4H, t), 4.32 (2H, t), 4.56 (2H, t), 6.85 (2H, d), 6.97 (2H, d), 7.67 (1H, d), 8.09 (1H, s), 8.29 (1H, d), 8.64 (1H, s); m/z = 484 [M+H]+。
実施例849
6−[4−[4−[2−(1H−ピラゾール−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンとピラゾールより出発して、実施例847に類似した方法によって収率67%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.59-1.74 (2H, m), 1.86 (2H, d), 2.76-2.86 (1H, m), 3.07 (2H, t), 4.31 (2H, t), 4.36-4.44 (2H, m), 4.47 (2H, t), 6.25 (1H, d), 6.85 (2H, d), 7.18 (2H, d), 7.46 (1H, d), 7.65 (1H, d), 7.79 (1H, d), 8.24 (1H, d); m/z = 458 [M+H]+。
出発の6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンは、4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−1−イル]フェノール(実施例513、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、実施例847、出発材料の製造に類似した方法によって収率29%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.61-1.74 (2H, m), 1.87 (2H, d), 2.77-2.88 (1H, m), 3.09 (2H, t), 3.79 (2H, t), 4.29 (2H, t), 4.40 (2H, d), 6.89 (2H, d), 7.19 (2H, d), 7.68 (1H, d) ,8.24 (1H, d); m/z = 472 [M+H]+。
実施例850
1−[2−[4−[4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−1−イル]フェノキシ]エチル]−1H−ピラゾール−4−カルボニトリルの製造
Figure 2011507824
6−[4−[4−(2−ブロモエトキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例849、出発材料の製造に記載のように入手する)と4−シアノピラゾールより出発して、実施例847に類似した方法によって収率50%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.58-1.74 (2H, m), 1.86 (2H, d), 2.76-2.87 (1H, m), 3.11 (2H, t), 4.31-4.47 (4H, m), 4.58 (2H, t), 6.86 (2H, d), 7.17 (2H, d), 7.68 (1H, d), 8.07 (1H, s), 8.23 (1H, d), 8.65 (1H, s); m/z = 484 [M+H]+。
実施例851
N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]アセトアミドの製造
Figure 2011507824
DMF(2mL)中の2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸(100mg,0.24ミリモル)、HATU(108mg,0.28ミリモル)、及びDIPEA(0.124mL,0.71ミリモル)へN−(2−メトキシエチル)メチルアミン(25mg,0.28ミリモル)を加えた。得られる溶液を周囲温度で3時間撹拌してから、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]アセトアミド(26mg,22%)を得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6) δ 1.69 (2H, m), 1.93 (2H, m), 2.83 (1H, m), 3.14 (2H, m), 3.28 (3H, s), 3.48 (4H, m), 4.37 (2H, m), 4.72 (2H, s), 6.86 (2H, d), 7.16 (2H, d), 7.55 (1H, d), 8.13 (1H, d), 3H 水ピークによって不鮮明; m/z = 493 [M+H]+。
出発の2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸は、以下のように製造した:
2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸メチルの製造
DMF(20mL)中の4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノール(実施例513、出発材料の製造に記載のように入手する)(1.07g,2.94ミリモル)及び炭酸カリウム(0.814g,5.89ミリモル)へ2−ブロモ酢酸メチル(0.418mL,4.42ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を周囲温度で16時間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させてから、水(50mL)を加えて、撹拌を20分間続けた。得られる沈殿を濾過によって採取し、水に次いでエーテルで洗浄し、乾燥させて、2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸メチル(1.290g,100%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.67 (2H, m), 1.88 (2H, m), 2.81 (1H, m), 3.09 (2H, m), 3.70 (3H, s), 4.42 (2H, m), 4.77 (2H, s), 6.86 (2H, d), 7.19 (2H, d), 7.67 (1H, d), 8.25 (1H, d); m/z = 436 [M+H]+。
2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸の製造
THF(20mL)、水(10mL)、及びMeOH(5mL)の混合物中の2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]アセテート(1.29g,2.96ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(0.622g,14.81ミリモル)を加えた。得られる混合物を周囲温度で16時間撹拌した。溶媒を蒸発させてから、残渣を水に懸濁させて、1Mクエン酸でpH4へ酸性化した。得られる沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄して乾燥させて、2−[4−[1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸(1.020g,82%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.66 (2H, m), 1.88 (2H, m), 2.78 (1H, m), 3.09 (2H, m), 4.17 (2H, s), 4.41 (2H, m), 6.74 (2H, d), 7.12 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 422 [M+H]+。
実施例852
6−[4−[4−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
0℃へ冷やしたDCM(1mL)中の6−[4−[4−(2−ピペラジン−1−イルエトキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例727に記載のように入手する)(160mg,0.34ミリモル)及びトリエチルアミン(0.094mL,0.67ミリモル)へ塩化アセチル(0.029mL,0.40ミリモル)のDCM(0.5mL)溶液を窒素下に滴下した。得られる溶液を0℃で5分間撹拌してから、そのまま室温へ温めて、15分間撹拌した。この反応混合物を水(2mL)で希釈し、相分離カートリッジに通過させ、有機層を蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(60.0mg,35%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.76 (2H, m), 2.00 (2H, m), 2.08 (3H, s), 2.53-2.59 (4H, m), 2.75-2.84 (3H, m), 3.12 (2H, m), 3.48 (2H, m), 3.63 (2H, m), 4.10 (2H, t), 4.37 (2H, m), 6.87 (2H, d), 7.13 (3H, m), 7.92 (1H, d); m/z = 518 [M+H]+。
実施例853
6−[4−[4−[2−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
0℃へ冷やしたDCM(1mL)中の6−[4−[4−(2−ピペラジン−1−イルエトキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例727に記載のように入手する)(175mg,0.37ミリモル)及びトリエチルアミン(0.103mL,0.74ミリモル)へ塩化メタンスルホニル(0.034mL,0.44ミリモル)のDCM(0.5mL)溶液を窒素下に滴下した。得られる溶液を0℃で5分間撹拌してから、そのまま室温へ温めて、さらに15分間撹拌した。この反応混合物を水(2mL)で希釈し、相分離カートリッジに通過させてから、有機層を蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、水(1%アンモニアを含有する)及びMeCNの極性が減少する混合物を溶出液として使用する分取用HPLC(Waters XBridge Prep C18 OBD カラム、5μシリカ、直径19mm,長さ100mm)によって精製した。所望の化合物を含有する画分を蒸発乾固させて、6−[4−[4−[2−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]エトキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(122mg,60%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.76 (2H, m), 2.00 (2H, m), 2.70 (4H, m), 2.75-2.83 (4H, m), 2.86 (2H, t), 3.12 (2H, m), 3.26 (4H, m), 4.09 (2H, t), 4.37 (2H, m), 6.86 (2H, d), 7.13 (3H, m), 7.92 (1H, d); m/z = 554 [M+H]+。
実施例854
6−[4−[4−[3−(4−アセチルピペラジン−1−イル)プロポキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−[4−[4−(3−ピペラジン−1−イルプロポキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例728に記載のように入手する)より出発して、実施例852に類似した方法によって収率28%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.76 (2H, m), 1.92-2.02 (4H, m), 2.08 (3H, s), 2.44 (4H, m), 2.54 (2H, t), 2.78 (1H, m), 3.11 (2H, m), 3.46 (2H, m), 3.62 (2H, m), 4.01 (2H, t), 4.37 (2H, m), 6.86 (2H, d), 7.13 (3H, m), 7.92 (1H, d); m/z = 532 [M+H]+。
実施例855
6−[4−[4−[3−[4−(メチルスルホニル)ピペラジン−1−イル]プロポキシ]フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−[4−[4−(3−ピペラジン−1−イルプロポキシ)フェニル]ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例728に記載のように入手する)より出発して、実施例853に類似した方法によって収率31%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.76 (2H, m), 1.92-2.01 (4H, m), 2.57 (6H, m), 2.74-2.82 (4H, m), 3.11 (2H, m), 3.25 (4H, m), 4.00 (2H, t), 4.37 (2H, m), 6.85 (2H, d), 7.12 (3H, m), 7.93 (1H, d); m/z = 568 [M+H]+。
実施例856
3−(ジフルオロメチル)−6−[4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル]エトキシ]フェニル]ピペラジン−1−イル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
4−[4−[3−(ジフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノールより出発して、実施例514に類似した方法によって収率32%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.07 (2H, t), 3.17 (4H, m), 3.75 (4H, m), 3.79 (3H, s), 4.15 (2H, t), 6.14 (1H, d), 6.88 (2H, d), 6.97 (2H, d), 7.31 (1H, d), 7.43-7.69 (2H, m), 8.22 (1H, d); m/z = 455 [M+H]+。
出発材料として使用する4−[4−[3−(ジフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]フェノールは、3−(ジフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(一般合成法1、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、実施例514、出発材料の製造に類似した方法によって収率95%で製造した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.11 (4H, m), 3.74 (4H, m), 6.69 (2H, d), 6.87 (2H, d), 7.43-7.69 (2H, m), 8.22 (1H, d), 8.87 (1H, s); m/z = 347 [M+H]+。
実施例857
4−[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]スルホニルベンゾニトリルの製造
Figure 2011507824
塩化4−シアノベンゼンスルホニルと6−(ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンより出発して、実施例394に類似した手順によって収率32%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 3.07 (4H, m), 3.64 (4H, m), 7.46 (1H, d), 7.89 (2H, d), 8.06 (2H, d), 8.18 (1H, d); m/z = 438 [M+H]+。
実施例858
4−[(1R)−1−[4−[3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[3,4−f]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]エチル]ベンゾニトリルの製造
Figure 2011507824
6−[4−[(1R)−1−(4−ブロモフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル]−3−(ジフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(実施例270に記載のように入手する)より出発して、実施例307に類似した手順によって収率35%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.39 (3H, d), 2.48-2.53 (2H, m), 2.62-2.68 (2H, m), 3.49 (1H, q), 3.54-3.64 (4H, m), 7.00 (1H, d), 7.12 (1H, t), 7.47-7.49 (2H, m), 7.62-7.65 (2H, m), 7.89 (1H, d); m/z = 384 [M+H]+。
実施例859
3−(ジフルオロメチル)−6−{4−[3−フルオロ−5−(メチルスルホニル)ベンジル]ピペラジン−1−イル}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンの製造
Figure 2011507824
6−クロロ−3−ジフルオロメチル−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジンと3−フルオロ−5−メチルスルホニルベンズアルデヒド(実施例778、出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、一般合成法5によって収率55%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO) δ 2.53-2.57 (4H, m), 3.30 (3H, s), 3.62-3.66 (4H, m), 3.70 (2H, s), 7.51-7.54 (1H, m), 7.53 (1H, t), 7.58-7.60 (1H, m), 7.70-7.73 (1H, m), 7.77 (1H, d), 8.18-8.21 (1H, m); m/z = 441 [M+H]+。
実施例860
4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
THF(10mL)中の4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(500mg,1.32ミリモル)、2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エタノール(実施例513、出発材料の製造に記載のように入手する)(249mg,1.98ミリモル)、及びトリフェニルホスフィン(519mg,1.98ミリモル)へDIAD(0.311mL,1.58ミリモル)を窒素下に滴下した。得られる懸濁液を周囲温度で16時間撹拌してから、溶媒を蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、EtOAcに次いでDCM中3〜5% MeOHの勾配で溶出させるフラッシュシリカクロマトグラフィーによって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて固形物を得て、これをエーテルで摩砕し、濾過して乾燥させて、4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(464mg,72.2%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72 (2H, m), 1.99 (2H, m), 3.09 (2H, t), 3.43 (2H, m), 3.79 (3H, s), 4.18 (4H, m), 5.12 (1H, s), 6.13 (1H, d), 6.90 (2H, d), 7.30 (1H, d), 7.41 (2H, d), 7.65 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 488 [M+H]+。
出発の4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールは、以下のように製造した:
4−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸ベンジルの製造
THF(367ml)中の1−(ベンジルオキシ)−4−ブロモベンゼン(28.2g,107.18ミリモル、CAS6793−92−6)へn−ブチルリチウム(ヘキサン中1.6M,42.9ml,107.18ミリモル)を窒素下に−78℃で15分の時間にわたり滴下した。得られる溶液を−78℃で1時間撹拌してから、THF(122ml)中の4−オキソピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(20g,85.74ミリモル)を滴下した。得られる混合物を−78℃で10分間撹拌してから、そのまま室温へ温めて、16時間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させて、飽和塩化アンモニウム(50mL)で冷ましてから、EtOAc(500mL)で抽出した。有機層をMgSOで乾燥させ、濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。この粗生成物をフラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中1〜100% EtOAc)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、粗生成物を得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:DCM中0〜3% MeOH)によってさらに精製した。純粋な画分を蒸発乾固させて、4−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(13.49g,30.1%)をゴムとして得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.58 (2H, m), 1.80 (2H, m), 3.27 (2H, m), 3.71 (1H, m), 3.92 (2H, m), 5.10 (4H, m), 6.95 (2H, m), 7.39 (12H, m); m/z = 416 [M-H]+。
4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペリジン−4−オールの製造
MeOH(146mL)中の4−[4−(ベンジルオキシ)フェニル]−4−ヒドロキシピペリジン−1−カルボン酸ベンジル(13.49g,32.31ミリモル)へ10%パラジウム担持カーボン(3.44g,3.23ミリモル)を加えた。得られる混合物を水素の雰囲気下に室温で20時間撹拌した。この反応混合物を濾過して蒸発させて、粗生成物を得た。粗製の材料をてDCM(100mL)とMeOH(50mL)で摩砕して固形物を得て、これを濾過によって採取して真空で乾燥させて、4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペリジン−4−オール(4.16g,66.6%)を得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.50 (2H, m), 1.73 (2H, m), 2.70 (2H, m), 2.90 (2H, m), 4.52 (1H, s), 6.69 (2H, m), 7.25 (2H, m), 9.21 (1H, s); m/z = 192 [M-H]+。
4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
DMF(10mL)中の6−クロロ−3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン(1g,4.49ミリモル)及び4−(4−ヒドロキシフェニル)ピペリジン−4−オール(0.955g,4.94ミリモル)へDIPEA(1.174mL,6.74ミリモル)を加えた。得られる溶液を80℃で1時間撹拌した。この反応混合物を室温へ冷やしてから、蒸発乾固させた。残渣を水で摩砕して、得られる固形物を濾過によって採取し、さらなる水に続いてエーテルで洗浄してから、真空で乾燥させて、4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(1.680g,99%)を固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.72 (2H, m), 1.95 (2H, m), 3.42 (2H, m), 4.17 (2H, m), 5.01 (1H, s), 6.70 (2H, d), 7.28 (2H, d), 7.65 (1H, d), 8.23 (1H, d), 9.20 (1H, s); m/z = 380 [M+H]+。
実施例861
4−[4−[(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールと2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)メタノールより出発して、実施例860に類似した方法によって収率76%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.73 (2H, d), 1.95-2.07 (2H, m), 3.39-3.50 (2H, m), 3.83 (3H, s), 4.19 (2H, d), 5.13 (1H, s), 5.17 (2H, s), 6.37 (1H, d), 7.00 (2H, d), 7.38 (1H, d), 7.44 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.12 (1H, d); m/z = 474 [M+H]+。
実施例862
4−[4−[2−(ジメチルアミノ)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールと2−(ジメチルアミノ)エタノールより出発して、実施例860に類似した方法によって収率74%で入手した。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.73 (2H, d), 1.95-2.06 (2H, m), 2.23 (6H, s), 2.61 (2H, t), 3.88-3.49 (2H, m), 4.04 (2H, t), 4.18 (2H, d), 5.11 (1H, s), 6.89 (2H, d), 7.39 (2H, d), 7.66 (1H, d), 8.23 (1H, d); m/z = 451 [M+H]+。
実施例863
4−[4−[2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールの製造
Figure 2011507824
4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールと2−(4−アセチルピペラジン−1−イル)エタノール(PCT国際特許出願WO2003064413,実施例28,出発材料の製造に記載のように入手する)より出発して、実施例860に類似した方法によって収率55%で入手した。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6, 100℃で記録したスペクトル) δ 1.79 (2H, d), 1.97-2.07 (8H, m), 2.75 (2H, t), 3.39-3.48 (7H, m), 4.08-4.16 (4H, m), 6.89 (2H, d), 7.41 (2H, d), 7.55 (1H, d), 8.12 (1H, d); m/z = 534 [M+H]+。
実施例864
2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルアセトアミドの製造
Figure 2011507824
DMF(5mL)中の2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸(283mg,0.65ミリモル)、N−(2−メトキシエチル)メチルアミン(63mg,0.71ミリモル)、及びHATU(270mg,0.71ミリモル)へDIPEA(0.321mL,1.94ミリモル)を窒素下に20℃で加えた。得られる溶液を20℃で4時間撹拌した。次いで、水(50mL)を加えて、この混合物をDCM(2x50mL)で抽出した。合わせた有機物を乾燥(NaSO)させ、濾過して蒸発させて、橙色のオイルを得た。この粗生成物を、フラッシュシリカクロマトグラフィー(溶出勾配:イソヘキサン中0〜100% EtOAc、次いでEtOAc中0〜10% MeOH)によって精製した。純粋な画分を蒸発乾固させてから、イソヘキサンで摩砕し、濾過して乾燥させて、2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]−N−(2−メトキシエチル)−N−メチルアセトアミド(161mg,48.9%)を白い固形物として得た。
1H NMR (499.8 MHz, DMSO-d6, 100℃で記録したスペクトル) δ 1.79 (2H, d), 1.98-2.06 (2H, m), 2.89-2.99 (6H, m), 3.47-3.54 (6H, m), 3.46-3.54 (6H, m), 4.12 (2H, d), 4.71-4.79 (3H, m), 6.87 (2H, d), 7.39 (2H, d), 7.54 (1H, d), 8.12 (1H, d); m/z = 509 [M+H]+。
出発の2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸は、以下のように製造した:
2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸メチルの製造
DMF(5mL)中の4−(4−ヒドロキシフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール(323mg,0.85ミリモル)及び炭酸カリウム(235mg,1.70ミリモル)へ2−ブロモ酢酸メチル(0.121mL,1.28ミリモル)を加えた。得られる懸濁液を周囲温度で16時間撹拌した。この反応混合物を蒸発乾固させてから、水(50mL)を加えて、この混合物を20分間撹拌した。得られる沈殿を濾過によって採取し、水に次いでエーテルで洗浄して乾燥させて、2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸メチル(384mg,100%)をベージュ色の固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, CDCl3) δ 1.93 (2H, d), 2.08-2.18 (2H, m), 3.58 (2H, t), 3.82 (3H, s), 4.14 (2H, d), 4.65 (2H, s), 6.91 (2H, d), 7.13 (1H, d), 7.42 (2H, d), 7.92 (1H, d); m/z = 452 [M+H]+。
2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸の製造
THF(7mL)、水(3.5mL)、及びMeOH(3.5mL)の混合物中の2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]アセテート(380mg,0.84ミリモル)へ水酸化リチウム一水和物(177mg,4.21ミリモル)を加えた。得られる混合物を周囲温度で16時間撹拌した。溶媒を蒸発させてから、残渣を水に懸濁させて、1Mクエン酸でpH4へ酸性化した。得られる沈殿を濾過によって採取し、水で洗浄して乾燥させて、2−[4−[4−ヒドロキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル]フェノキシ]酢酸(297mg,81%)を白い固形物として得た。
1H NMR (399.9 MHz, DMSO-d6) δ 1.73 (2H, d), 1.95-2.06 (2H, m), 3.43 (2H, t), 4.18 (2H, d), 4.67 (2H, s), 5.14 (1H, s), 6.87 (2H, d), 7.42 (2H, d), 7.67 (1H, d), 8.23 (1H, d), 12.94 (1H, bs); m/z = 438 [M+H]+。

Claims (21)

  1. 医薬品として使用のための式(Ic):
    Figure 2011507824
    [式中:
    は、CH又はNを表し;
    は、ハロC1−4アルキルを表し;
    Yは、CH、COH、又はNを表し;
    14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
    nとpは、独立して、1又は2を表し;
    は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、又は−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
    とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
    qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
    tは、1、2又は3を表し;
    vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
    Jは:
    アリール;
    完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
    は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
    11は、水素又はメチルを表し;
    12は:
    ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
    アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
    13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
    rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  2. 前立腺癌の治療に使用のための式(Ic):
    Figure 2011507824
    [式中:
    は、CH又はNを表し;
    は、ハロC1−4アルキルを表し;
    Yは、CH、COH、又はNを表し;
    14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
    nとpは、独立して、1又は2を表し;
    は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、又は−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
    とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
    qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
    tは、1、2又は3を表し;
    vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
    Jは:
    アリール;
    完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環;
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環;又は
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3、4又は5のヘテロ原子を含む二環系の9若しくは10員ヘテロアリール環系を表し;
    は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
    11は、水素又はメチルを表し;
    12は:
    ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
    アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
    13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;及び
    rは、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  3. 式(Ic):
    Figure 2011507824
    [式中:
    は、CH又はNを表し;
    は、ハロC1−4アルキルを表し;
    Yは、CH、COH、又はNを表し;
    14は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
    nとpは、独立して、1又は2を表し;
    は、直接結合、−(CR10−、−(CR10−O−(CR10−、−N(R11)−(CH−、又は−S−、−S(O)−又は−S(O)−を表し;
    とR10は、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、水素又はメチルを表し;
    qは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1、2又は3を表し;
    tは、1、2又は3を表し;
    vは、それぞれの出現時に同一であるか又は異なって、0、1又は2を表し;
    Jは:
    アリール;
    完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環;
    フラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、又はチアジアゾリル;又は
    1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表し;
    は、直接結合、−(CR10−、−C(O)N(R11)−(CH−、−C(O)N(R11)−(CH−S(O)−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、−O−(CH−、−O−(CH−NR11−(CH−、−O−(CH−C(O)NR11−(CH−、−S−、−S(O)−、又は−S(O)−を表し;
    11は、水素又はメチルを表し;
    12は:
    ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボキシ、C1−6アルコキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、アミノ、N−C1−4アルキルアミノ、又はN,N−ジC1−4アルキルアミノ;
    アリール(ここで該アリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の5若しくは6員ヘテロアリール環(そしてここで該ヘテロアリール環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい);又は
    O、N又はSより独立して選択される1、2、3又は4のヘテロ原子を含む単環系の4、5、6又は7員複素環式環(そしてここで該複素環式環は、R13より選択される1、2又は3の置換基で置換されていてもよい)を表し;
    13は、アミノ、ハロ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6アルコキシ、C2−6アルカノイル、C1−6アルコキシC1−6アルキル、カルボキシ、シアノ、オキソ、フルオロC1−6アルキル、ヒドロキシ、ヒドロキシC1−6アルキル、C1−6アルキルスルファニル、C1−6アルキルスルフィニル、C1−6アルキルスルホニル、N−C1−4アルキルアミノ、N,N−ジC1−4アルキルアミノ、又は−C(O)NR1415(ここでR14とR15は、独立して、水素又はメチルを表す)を表し;
    rは、Jがアリールを表すとき、1、2又は3を表し;
    rは、Jが完全に飽和した単環系の3〜6員炭素環式環を表すとき、0を表し;そして
    rは、Jがフラニル、イミダゾリル、イソチアゾリル、モルホリニル、オキサジアゾリル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、オキセタニル、テトラヒドロ−2H−ピラニル、ピラゾリル、ピリダジニル、ピリジニル、ピロリル、チアジアゾリル、又は、1又は2の窒素原子、1又は2の酸素原子、1のイオウ原子、又は1の窒素原子と1のイオウ原子を含む二環系の9員ヘテロアリール環系を表すとき、0、1、2又は3を表す]の化合物、又はその医薬的に許容される塩[但し、式(Ic)の化合物は:
    4−{4−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル}フェノール;
    6−[4−(ピリジン−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(2−フルオロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(イミダゾ[1,2−a]ピリジン−2−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(3,4−ジメトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−{4−[2−(3,5−ジメトキシフェニル)エチル]ピペリジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(4−メトキシベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(3−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(4−クロロベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(2−メチルベンジル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(ピリジン−4−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(2,6−ジメチルフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(4−メトキシフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(3−クロロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(4−フルオロフェニル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;又は
    6−{4−[(2,6−ジフルオロフェニル)スルホニル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン以外である]。
  4. がNを表す、請求項3に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  5. が、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、又はクロロ(ジフルオロ)メチルを表す、請求項3又は4に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  6. がトリフルオロメチルを表す、請求項3又は4に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  7. 14が水素を表す、請求項3〜6のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  8. nとpがともに2を表す、請求項3〜7のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  9. YがCH又はCOHを表す、請求項3〜8のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  10. YがNを表す、請求項3〜9のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  11. が直接結合を表す、請求項3〜10のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  12. Jが、フェニル、ピリジニル、インドリル、インダゾリル、又はピロロピリジニルを表す、請求項3〜11のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  13. が、−C(O)N(R11)−(CH−、−NR11C(O)−(CH−、−C(O)−(CH−、又は−O−(CH−を表す、請求項3〜12のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  14. 11がメチルを表す、請求項13に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  15. 12が、フルオロ、クロロ、メチル、メトキシ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、ヒドロキシ、メチルスルホニル、ジメチルアミノ、ピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、モルホリニル、又はピラゾリルを表す、請求項3〜14のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  16. 13が、メチル、オキソ、又はヒドロキシを表す、請求項3〜15のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  17. rが1を表す、請求項3〜16のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  18. Jがアリールを表さず、そしてrが0を表す、請求項3〜16のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩。
  19. 4−[[4−[3−(トリフルオロメチル)−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペラジン−1−イル]メチル]ベンゾニトリル;
    3−(トリフルオロメチル)−6−[4−[[3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル]ピペラジン−1−イル]−[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    4−ピリジン−3−イル−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール;
    3−(ジフルオロメチル)−6−{4−[(1R)−1−(4−フルオロフェニル)エチル]ピペラジン−1−イル}[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    4−(4−フルオロフェニル)−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オール;
    N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
    N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチル−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
    6−(4−{4−[(4−メチルピペラジン−1−イル)カルボニル]フェニル}ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    N−[2−(2−オキソピロリジン−1−イル)エチル]−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
    6−[4−(1H−インダゾール−3−イルメチル)ピペラジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    N−(2−メトキシエチル)−N−メチル−3−({1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}オキシ)ベンズアミド;
    2−モルホリン−4−イル−N−(4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}フェニル)アセトアミド;
    6−(4−{4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル}ピペリジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−{4−[2−(ジフルオロメチル)−5−フルオロベンジル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−{4−[(6−メチルピリジン−3−イル)メチル]ピペラジン−1−イル}−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(1H−ピロロ[2、3−b]ピリジン−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−[4−(5−メトキシ−1H−インドール−3−イル)ピペリジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    1−[(4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}フェニル)カルボニル]ピペリジン−4−オール;
    N−メチル−N−[2−(メチルスルホニル)エチル]−4−{1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−イル}ベンズアミド;
    6−[3−(4−メトキシフェノキシ)アゼチジン−1−イル]−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;
    6−(4−{4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル}ピペラジン−1−イル)−3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン;及び
    4−[4−[2−(1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル)エトキシ]フェニル]−1−[3−(トリフルオロメチル)[1,2,4]トリアゾロ[4,3−b]ピリダジン−6−イル]ピペリジン−4−オールより選択される請求項3に記載の化合物、及びその医薬的に許容される塩。
  20. 請求項3〜19のいずれか1項に記載の化合物、又はその医薬的に許容される塩を医薬的に許容される希釈剤又は担体とともに含む医薬組成物。
  21. 式(Ic)の化合物の製造の方法であって、式(IIa)[式中、Gは、ハロゲンを表し、RとXは、式(Ic)に関して上記に定義される通りである]の化合物を式(IIIa)[式中、J、Y、L、L、R12、R14、n、p、及びrは、式(Ic)に関して上記に定義される通りである]のアミンと反応させる工程:
    Figure 2011507824
    と、その後、必要ならば:
    (i)本発明の1つの化合物のある官能基を別の官能基へ変換する工程;
    (ii)本発明の1つの化合物へ新たな官能基を導入する工程;
    (iii)あらゆる保護基を外す工程;
    (iv)単一のエナンチオマーの形態である本発明の化合物では、本発明のラセミ化合物を別々のエナンチオマーへ分離する工程;
    (v)その医薬的に許容される塩を製造する工程;及び/又は
    (vi)その結晶形を製造する工程を含む、前記方法。
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