JP2011502710A5 - 眼内移植片およびその搬送システム - Google Patents

Description

眼内移植片およびその搬送システム

Claims (29)

1. 眼内移植片およびその搬送システムであって、
   眼のシュレム管に挿入するのに適した構成の遠位出口ポートが設けられたカニューレと、
   眼内移植片と、
   前記眼内移植片の内部に配備されて前記カニューレの内部を移植片と一緒に移動することができる担体と、
   眼の外部から操作するのに適した構成であり、カニューレの前記遠位出口ポートが眼の中に位置するようになると担体および移植片のうち少なくとも一方を移動させるための近位制御部とを備えている、システム。
2. 前記眼内移植片には複数の開口が設けられており、前記担体は前記開口を閉鎖するような配向にされていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
3. 前記眼内移植片および前記担体が一緒に遠位鈍端を設けていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
4. 前記カニューレは円弧の形状を呈していることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
5. 前記カニューレは曲率半径が約２．５４ｍｍよりも小さいことを特徴とする、請求項４に記載のシステム。
6. 前記カニューレは遠位カッター部を更に備えていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
7. 前記カニューレは直径が約0.７６２ｍｍよりも小さいことを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
8. 前記担体には直径が増大された部分と直径が減じられた部分とが設けられており、前記眼内移植片は担体の直径が増大された部分と係合することを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
9. 前記カニューレの内側に配備されて前記眼内移植片と係合し、前記近位制御部に作動可能な接続されている押込み部材を更に備えている、請求項８に記載のシステム。
10. 前記押込み部材には、カニューレの前記出口ポートを抜けて進入させられている最中にも前記眼内移植片を保持したままであるのに適した構成の移植片嵌合機構が設けられていることを特徴とする、請求項９に記載のシステム。
11. 前記眼内移植片は、担体の前記直径が増大された部分と前記移植片嵌合機構との間に配置されると移植片嵌合機構と係合状態となり、担体の前記直径が減じられた部分と前記移植片嵌合機構との間に配置されると移植片嵌合機構から切離されることを特徴とする、請求項１０に記載のシステム。
12. 前記担体には、前記近位制御部の物質入口と導通している物質搬送管腔が設けられていることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
13. 前記近位制御部は、前記カニューレに接続されている遠位操作部と担体移動用作動装置が設けられている近位操作部とを含んでおり、前記近位操作部および前記遠位操作部は互いに相関的に移動自在であることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
14. 前記近位操作部は移植片移動用作動装置を更に有していることを特徴とする、請求項１３に記載のシステム。
15. カニューレおよび近位制御部を備えている眼内移植片システムにおいて、
    前記カニューレは、
    移植片管腔と、
    遠位出口ポートと、
    前記遠位出口ポートの輪郭の少なくとも一部を画定している遠位カッター部と、
    解剖学的肉体管腔の内部において前記遠位出口ポートが位置している一点で前記遠位カッター部が前記肉体管腔の中へ進入するのを抑制する係止部材とを有しており、
    前記近位制御部は、カニューレの前記遠位出口ポートが眼の中に在る時に眼の外部から操作されるのに適した構成である、システム。
16. 前記カニューレは円弧の形状を呈していることを特徴とする、請求項１５に記載のシステム。
17. 前記カニューレは曲率半径が0.1インチよりも小さいことを特徴とする、請求項１６に記載のシステム。
18. 前記カッター部はその切開刃が前記カニューレの中心軸線に対して角度付けされていることを特徴とする、請求項１５に記載のシステム。
19. 前記切開刃は前記中心軸線に対して約10度から約80度の角度を成していることを特徴とする、請求項１８に記載のシステム。
20. 前記係止部材は前記切開刃の近位側の部分に配置されていることを特徴とする、請求項１８に記載のシステム。
21. 前記カニューレは直径が約0.03インチよりも小さいことを特徴とする、請求項１５に記載のシステム。
22. 前記カニューレの内部に配備されているとともに眼内移植片を担荷支持するのに適した構成であり、尚且つ、前記出口ポートを通り抜ける寸法に設定されている担体を更に備えている、請求項１５に記載のシステム。
23. 前記担体と嵌合状態になる眼内移植片を更に備えている、請求項２２に記載のシステム。
24. 前記担体は残余よりも直径が大きい部分とそこより直径が小さい部分から構成されており、前記眼内移植片は担体の大きい方の直径部分と嵌合するようになっている、請求項２３に記載のシステム。
25. 前記担体には物質搬送管腔が設けられていることを特徴とする、請求項２２に記載のシステム。
26. 前記カニューレの内部に配備されて前記眼内移植片と嵌合状態になり、尚且つ、近位制御部に作動可能に接続されている押込み部材を更に備えている、請求項１５に記載のシステム。
27. 前記押込み部材は、前記カニューレの前記出口ポートを通り抜けて前進している最中も眼内移植片を保持したままであるのに適した構成の移植片嵌合機構を備えていることを特徴とする、請求項２６に記載のシステム。
28. 前記近位制御部は前記カニューレに接続されている遠位操作部と、担体移動用作動装置が設けられた近位操作部とを有しており、前記近位操作部と遠位操作部は互いに相関的に移動自在であることを特徴とする、請求項１５に記載のシステム。
29. 前記近位操作部は移植片移動用作動装置を更に備えていることを特徴とする、請求項２８に記載のシステム。