JP2015208676A - アンビルアセンブリ送達システム - Google Patents

アンビルアセンブリ送達システム Download PDF

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Abstract

【課題】外科手術ステープル留めデバイスのアンビルアセンブリを外科手術部位に経口送達により容易に導くためのそりを提供する。
【解決手段】アンビル送達システムとの使用のためのそり200であって、そりは、本体を含み、本体は、アンビルアセンブリ110のアンビルヘッド112を受け取るための寸法にされているくぼみ212と、アンビルアセンブリの中央ロッドを受け取るための寸法にされている凹部208とを規定し、本体は、外科手術部位へのアンビルアセンブリの非外傷性の経口挿入を容易にするために、滑らかな外側プロフィールを有し、本体は、アンビルアセンブリへの本体の固定を容易にするために、凹部の各側に第1の縫合糸チャネル224をさらに規定する。
【選択図】図29

Description

技術分野
本開示は、一般に、外科手術ステープル留めデバイスのアンビルアセンブリを外科手術部位に送達するためのアンビルアセンブリ送達システムに関する。より詳しくは、本開示は、アンビルアセンブリ送達システムに関し、このアンビルアセンブリ送達システムは、外科手術ステープル留めデバイスのアンビルアセンブリを外科手術部位に経口で導くためのそりを含む。
背景
外科手術ステープル留めデバイスのアンビルアセンブリを外科手術部位に経口送達するためのアンビルアセンブリ送達システムは、公知である。公知の送達システムにおいて、アンビルアセンブリは、傾斜位置に維持されて、アンビルアセンブリのヘッドのプロフィールを低減することにより、経口送達を容易にする。外科手術部位へのアンビルアセンブリの非外傷性の経口送達を容易にするさらなる改善が望ましい。
概要
アンビルアセンブリ送達システムとの使用のためのそりが提供され、このそりは、本体を含み、この本体は、アンビルアセンブリのアンビルヘッドを受け取るための寸法にされているくぼみと、アンビルアセンブリの中央ロッドを受け取るための寸法にされている凹部とを規定する。本体は、外科手術部位へのアンビルアセンブリの非外傷性の経口挿入を容易にするために、滑らかな外側プロフィールを有する。本体は、アンビルアセンブリへの本体の固定を容易にするために、凹部の各側に第1の縫合糸チャネルをさらに規定する。
実施形態において、本体は、1対の間隔が空けられたアームを含み、1対の間隔が空けられたアームは、凹部を規定する。第1の縫合糸チャネルは、間隔が空けられたアームにおいて、または間隔が空けられたアームを通して形成され得る。
特定の実施形態において、本体は、保持部分を含み、この保持部分は、くぼみを少なくとも部分的に覆って延びている。
実施形態において、アームは、本体の第1の端から延びており、保持部分は、本体の第2の端から本体の第1の端に向かって延びている。
特定の実施形態において、保持部分は、第2の縫合糸チャネルを規定する。
実施形態において、本体の第1の端は、スルーボアを規定し、このスルーボアは、回収縫合糸を受け取るための寸法にされている。
特定の実施形態において、第1の縫合糸チャネルおよび第2の縫合糸チャネルは、高くなったアイレットの中に形成されている。
実施形態において、第1の縫合糸チャネルは、1対の近位縫合糸チャネルと1対の遠位縫合糸チャネルとを含む。
特定の実施形態において、近位縫合糸チャネルは、遠位縫合糸チャネルから間隔が空けられており、近位縫合糸チャネルのうちの一方および遠位縫合糸チャネルのうちの一方は、本体における凹部の各側に位置決めされている。
アンビル送達システムも提供され、このアンビル送達システムは、そりであって、このそりは、くぼみと凹部とを規定する本体を有する、そりと、可撓なチューブであって、この可撓なチューブは、第1の閉鎖端と第2の端とを有する、可撓なチューブと、アンビルアセンブリであって、このアンビルアセンブリは、中央ロッドとアンビルヘッドアセンブリとを含む、アンビルアセンブリと、第1の縫合糸とを含み、この第1の縫合糸は、そりの本体のくぼみ内にアンビルヘッドアセンブリを固定するために、縫合糸チャネルを通って位置決めされている。アンビルアセンブリは、可撓なチューブの第2の端に固定され、アンビルアセンブリの中央ロッドは、本体の凹部内に支持されている。
特定の実施形態において、そりの本体は、保持部分を含み、この保持部分は、アンビルヘッドアセンブリをくぼみ内に保持するために、くぼみを少なくとも部分的に覆って延びている。
実施形態において、本体の保持部分は、第2の縫合糸チャネルを規定し、この第2の縫合糸チャネルは、そりの本体のくぼみ内でのアンビルヘッドアセンブリの固定を容易にするために、第1の縫合糸を受け取る。
特定の実施形態において、そりは、スルーボアアンビルを規定し、アンビル送達システムは、回収縫合糸をさらに含み、この回収縫合糸は、アンビルアセンブリの操作および回収を容易にするために、このスルーボアを通って延びている。
実施形態において、アンビルヘッドアセンブリは、アンビル中央ロッドに旋回可能に固定されており、第1の傾斜位置から非傾斜動作位置に旋回可能である。
特定の実施形態において、アンビル送達システムは、アダプターを含み、このアダプターは、可撓なチューブをアンビルアセンブリの中央ロッドに接続する。
実施形態において、第1の縫合糸は、アンビルヘッドアセンブリを第1の傾斜位置に保持するために、アダプターに固定されている。
本発明は、例えば以下の項目を提供する。
(項目1)
アンビル送達システムとの使用のためのそりであって、該そりは、
本体を含み、該本体は、アンビルアセンブリのアンビルヘッドを受け取るための寸法にされているくぼみと、該アンビルアセンブリの中央ロッドを受け取るための寸法にされている凹部とを規定し、該本体は、外科手術部位へのアンビルアセンブリの非外傷性の経口挿入を容易にするために、滑らかな外側プロフィールを有し、該本体は、該アンビルアセンブリへの該本体の固定を容易にするために、該凹部の各側に第1の縫合糸チャネルをさらに規定する、そり。
(項目2)
上記本体は、1対の間隔が空けられたアームを含み、該1対の間隔が空けられたアームは、上記凹部を規定する、上記項目に記載のそり。
(項目3)
上記本体は、保持部分を含み、該保持部分は、上記くぼみを少なくとも部分的に覆って延びている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目4)
上記間隔が空けられたアームは、上記本体の第1の端から延びており、上記保持部分は、該本体の第2の端から該本体の該第1の端に向かって延びている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目5)
上記保持部分は、第2の縫合糸チャネルを規定する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目6)
上記本体の上記第1の端は、スルーボアを規定し、該スルーボアは、回収縫合糸を受け取るための寸法にされている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目7)
上記第1の縫合糸チャネルおよび上記第2の縫合糸チャネルは、高くなったアイレットの中に形成されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目8)
上記第1の縫合糸チャネルは、1対の近位縫合糸チャネルと1対の遠位縫合糸チャネルとを含む、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目9)
上記近位縫合糸チャネルは、上記遠位縫合糸チャネルから間隔が空けられており、該近位縫合糸チャネルのうちの一方および該遠位縫合糸チャネルのうちの一方は、上記本体における上記凹部の各側に位置決めされている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のそり。
(項目10)
アンビル送達システムであって、該アンビル送達システムは、
上記項目のうちのいずれか一項に記載のそりと、
可撓なチューブであって、該可撓なチューブは、第1の閉鎖端と第2の端とを有する、可撓なチューブと、
アンビルアセンブリであって、該アンビルアセンブリは、中央ロッドとアンビルヘッドアセンブリとを含み、該アンビルアセンブリは、該可撓なチューブの該第2の端に固定されている、アンビルアセンブリと、
第1の縫合糸と
を含み、該第1の縫合糸は、該そりの上記本体の上記くぼみ内に該アンビルヘッドアセンブリを固定するために、該そりの該本体の上記縫合糸チャネルを通って位置決めされている、アンビル送達システム。
(項目11)
上記そりの上記本体は、保持部分を含み、該保持部分は、上記アンビルヘッドアセンブリを上記くぼみ内に保持するために、該くぼみを少なくとも部分的に覆って延びている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のアンビル送達システム。
(項目12)
上記本体の上記保持部分は、第2の縫合糸チャネルを規定し、該第2の縫合糸チャネルは、上記そりの該本体の上記くぼみ内での上記アンビルヘッドアセンブリの固定を容易にするために、上記第1の縫合糸を受け取る、上記項目のうちのいずれか一項に記載のアンビル送達システム。
(項目13)
上記そりは、スルーボアを規定し、上記アンビル送達システムは、回収縫合糸をさらに含み、該回収縫合糸は、上記アンビルアセンブリの回収を容易にするために、該スルーボアを通って延びている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のアンビル送達システム。
(項目14)
上記アンビルヘッドアセンブリは、上記アンビル中央ロッドに旋回可能に固定されており、該アンビルヘッドアセンブリは、第1の傾斜位置から非傾斜動作位置に旋回可能である、上記項目のうちのいずれか一項に記載のアンビル送達システム。
(項目15)
上記アンビル送達システムは、アダプターを含み、該アダプターは、上記可撓なチューブを上記アンビルアセンブリの上記中央ロッドに接続する、上記項目のうちのいずれか一項に記載のアンビル送達システム。
(項目16)
上記第1の縫合糸は、上記アンビルヘッドアセンブリを上記第1の傾斜位置に保持するために、上記アダプターに固定されている、上記項目のうちのいずれか一項に記載のアンビル送達システム。
(摘要)
アンビルアセンブリ送達システムとの使用のためのそりが提供され、このそりは、本体を含み、この本体は、アンビルアセンブリのアンビルヘッドを受け取るための寸法にされているくぼみと、アンビルアセンブリの中央ロッドを受け取るための寸法にされている凹部とを規定する。本体は、外科手術部位へのアンビルアセンブリの非外傷性の経口挿入を容易にするために、滑らかな外側プロフィールを有する。本体は、アンビルアセンブリへの本体の固定を容易にするために、凹部の各側に第1の縫合糸チャネルをさらに規定する。
本開示のアンビルアセンブリおよびアンビルアセンブリ送達システムの様々な実施形態が、図面を参照して本明細書中に開示される。
図1は、本開示に従うアンビルアセンブリの実施形態を含む外科手術ステープル留めデバイスの斜視図である。 図2は、図1のアンビルアセンブリの第1の斜視側面図である。 図3は、図1および図2に示されるアンビルアセンブリの第2の斜視側面図である。 図4は、図1〜図3のアンビルアセンブリの分解側面図である。 図5は、図1〜図4のアンビルアセンブリの端面図である。 図6は、図5の線6−6に沿って得られる、図1〜図6の傾斜アンビルアセンブリの遠位端の断面側面図である。 図7は、図5の線7−7に沿って得られる、図1〜図6のアンビルアセンブリの遠位端の断面側面図である。 図8は、図1〜図7のアンビルアセンブリのカムラッチ部材の拡大された側面図である。 図9は、アンビル送達システムにおいて支持されている、図1〜図7のアンビルアセンブリの上面図である。 図10は、図9のアンビル送達システムの拡大された分解図である。 図11は、図1〜図7のアンビルアセンブリを含む、図9および図10のアンビル送達システムの拡大された上面図である。 図12は、図11の線12−12に沿って得られる、図11のアンビルアセンブリおよびアンビルアセンブリ送達システムの断面側面図である。 図13は、発射前の傾斜位置における図1〜図7のアンビルアセンブリの断面側面図であり、このアンビルアセンブリは、図9〜図12のアンビル送達システムにおいて支持されている。 図14は、図13に示される指示された詳細部の領域の拡大された図である。 図15は、患者に経口挿入されている、図11および図12のアンビルアセンブリおよびアンビル送達システムの例示である。 図16は、図1の外科手術ステープル留めデバイスの遠位ヘッド部分の拡大された側面図であり、アンビルアセンブリが取り外されている。 図17は、図1の外科手術ステープル留めデバイスの遠位ヘッド部分の拡大された側面図であり、図1〜図7のアンビルアセンブリがその遠位ヘッド部分の上に受け取られている。 図18は、図1の外科手術ステープル留めデバイスの遠位ヘッド部分の拡大された断面側面図であり、図1〜図7のアンビルアセンブリは、発射前の非傾斜動作位置にある。 図19は、図1の外科手術ステープル留めデバイスの遠位ヘッド部分の拡大された断面側面図であり、図1〜図7のアンビルアセンブリは、発射後の非傾斜動作位置にある。 図20は、発射後の動作位置にある図1〜図7のアンビルアセンブリの遠位端の拡大された断面側面図である。 図21は、発射後の傾斜位置にある図1〜図7のアンビルアセンブリの遠位端の拡大された断面側面図である。 図22は、発射後の傾斜位置にある図1〜図7のアンビルアセンブリの断面側面図であり、このアンビルアセンブリは、図1の外科手術器具のアンビルリテーナーにおいて支持されている。 図22Aは、発射後の傾斜位置にある図1〜図7のアンビルアセンブリの別の断面側面図であり、このアンビルアセンブリは、図1の外科手術器具のアンビルリテーナーにおいて支持されている。 図23は、図22Aに示される指示された詳細部の領域の拡大された図である。 図24は、図1の外科手術ステープル留めデバイスのアンビルリテーナーにおいて支持されている図22のアンビルアセンブリの側面図である。 図25は、本開示のアンビルアセンブリ送達システムとの使用のためのそりの側面斜視図である。 図26は、図2のアンビルアセンブリから分離されている、アンビルアセンブリ送達システムのそりの側面斜視図である。 図27は、図26のそりおよびアンビルアセンブリの側面図であり、そりは、アンビルアセンブリの上に支持されている。 図28は、図29に示される指示された詳細部の領域の拡大された斜視図である。 図29は、縫合糸によってアンビルアセンブリに固定されている図27のそりの底面斜視図である。 図30は、アンビルアセンブリの上に支持されている図27のそりの上面斜視図である。 図31は、アンビルアセンブリが患者に経口挿入される場合の、図24に示されるそりを含む図15のアンビルアセンブリ送達システムの例示である。 図31Aは、図31に示される指示された詳細部の領域の拡大された図である。 図32は、図24に示されるそりの別の実施形態の側面斜視図である。 図33は、図32に示されるそりの底部からの斜視図であり、このそりは、縫合糸によって図2のアンビルアセンブリに固定されている。
実施形態の詳細な説明
次に、本開示のアンビルアセンブリ送達システムの実施形態が、図面を参照して詳細に記載され、図面において、類似の参照数字は、数枚の図の各々において、同一の要素または対応する要素を表す。本記載にわたって、用語「近位」は、操作者に最も近い、器具の部分を指し、用語「遠位」は、操作者から最も遠い、器具の部分を指す。
図1は、本開示に従う、傾斜アンビルアセンブリとの使用のために構成されている外科手術ステープル留めデバイスの実施形態を例示している。手短に言えば、外科手術ステープル留めデバイス10は、近位ハンドルアセンブリ12と、湾曲した細長い外側チューブ14aを含む細長い中央本体部分14と、遠位ヘッド部分16とを含む。あるいは、いくつかの外科手術手順(例えば、痔の処置)において、実質的にまっすぐで、短い中央本体部分を有することが望ましい。本体部分14および遠位ヘッド部分16の長さ、形状、および/または直径はまた、特定の外科手術手順に適するように様々であり得る。
依然として図1を参照すると、ハンドルアセンブリ12は、静止したハンドル18と、発射トリガー20と、回転可能な接近ノブ22と、インジケーター24とを含む。旋回可能に取り付けられているトリガーロック26は、ハンドルアセンブリ12に留められ、ステープル留めデバイス10の不注意な発射を防止するように手動で位置決めされる。インジケーター24は、静止したハンドル18上に位置決めされており、デバイスが接近させられ、発射される準備ができているかどうかを外科医に明らかにするために、しるし(例えば、色分け、英数字ラベリングなど)を含む。ヘッド部分16は、アンビルアセンブリ110とシェルアセンブリ31とを含む。外科手術ステープラー10のより詳細な議論について、Millimanに対する共有に係る米国特許第7,364,060号を参照のこと(その内容は、その全体が本明細書中で参考として援用される)。
次に、図2〜図7を参照すると、本開示の実施形態が、全体的にアンビルアセンブリ110として示されている。アンビルアセンブリ110は、非傾斜位置または動作位置で示されている。アンビルアセンブリ110は、ヘッドアセンブリ112と中央ロッドアセンブリ114とを含む。ヘッドアセンブリ112は、ポスト116と、ハウジング118と、バックアップ部材またはプレート120と、切断リング122と、切断リングカバー123と、アンビルプレート124と、スペーサーまたはワッシャー125と、カムラッチ部材126と、リテーナー部材127とを含む。ポスト116は、ハウジング118と一体式に形成され、ハウジング118内で中央に位置決めされている。あるいは、ハウジング118とポスト116とは、別個に形成され得、公知の留める技術(例えば、溶接)を用いて、一緒に留められ得る。
さらに詳細に下で議論されるように、ハウジング118は、1つ以上の縫合糸「S」を受け取るようなサイズおよび寸法にされている開口部119a、119bを含む。使用中、第1の縫合糸「S」(図9)は、開口部119aを通して挿入され、患者内へのアンビルアセンブリ110の挿入中、ヘッドアセンブリ112を後退位置または第1の傾斜位置(図9)に保持するために使用される。第2の縫合糸「S」(図9)は、開口部119bを通して挿入され、患者内から傾斜アンビルアセンブリ110の回収を可能にするように構成されている。アンビルアセンブリ110の経口挿入中、縫合糸「S」は、患者の口から延びており、アンビルアセンブリ110が経口回収されることを可能する。
依然として図2〜図7を参照すると、アンビルプレート124は、ハウジング118の外側環状凹部128の中に支持され、ステープルを受け取って変形させるための複数のステープル変形ポケット130を含む。少なくとも1つのタブ124aは、アンビルプレート124から半径方向に外方に延びており、ハウジング118の外側リムに形成されている切り抜き132内に受け取られる。タブ124aおよび切り抜き132は、ハウジング118の環状凹部128内にアンビルプレート124を整列させるか、または適切に位置決めするために機能する。
図6および図7を特に参照すると、ヘッドアセンブリ112が詳細に記載されている。バックアッププレート120は、中央開口部134を含み、このバックアッププレート120は、ポスト116と外側環状凹部128との間の、ハウジング118の内側環状凹部136内で、ポスト116の周りに位置決めされている。バックアッププレート120は、高くなったプラットフォーム120aを含む。切断リング122は、プラットフォーム120aと実質的に同じ構成を有する開口部122aを含む。プラットフォーム120aは、円形の形状を有するように例示されているが、他の形状(例えば、正方形、長方形、三角形など)が企図される。1つの実施形態において、切断リング122は、ポリエチレンから形成され、例えば、接着剤を用いてバックアッププレート120にしっかり固定され、バックアッププレート/切断リングアセンブリを形成する。バックアッププレート120は、硬質材料(例えば、金属)から形成される。あるいは、構築の他の材料がバックアッププレート120および切断リング122を構築するために使用され得る。さらに、代替において、バックアッププレート120と切断リング122とは、単一または一体の構造として形成され得る。
依然として図6および図7を参照すると、切断リングカバー123は、例えば、接着剤を用いて、切断リング122の外方に向いている表面または近位表面に固定される。1つの実施形態において、切断リングカバー123は、切断リングの硬度よりも高い硬度を有する1つまたは複数の材料(例えば、マイラー)から形成される。1つの実施形態において、切断リングカバー123は、マイラーの2つの層(示されない)を含み、2つの層は、接着剤およびポリプロピレンコーティングを用いて一緒に接合される。あるいは、切断リング122は、カバーを有する必要がない。切断リング122およびバックアッププレート120は、ポスト116の周りにスライド可能に取り付けられる。バックアッププレート120は、1対の内方に延びているフィンガー138を含み、それは、さらに詳細に下に記載される。
依然として図6および図7を参照すると、リテーナー部材127は、バックアッププレート120とハウジング118の背面壁118aとの間の内側環状凹部136の中に位置決めされている。1つの実施形態において、リテーナー部材127は、環状であり、バックアッププレート120の後方表面を係合する複数の変形可能なタブ127aを含む。リテーナー部材127は、タブ127aを変形するのに十分な所定の力がバックアッププレート/切断リングアセンブリに適用されるまで、バックアッププレート120および切断リング122が、ハウジング118の内側環状凹部136の中に移動すること、または押されることを防止する。所定の力は、外科手術ステープル留めデバイスの環状切断刃が、例えば、アンビルアセンブリ110の切断リングを係合する場合に、外科手術ステープル留めデバイスの環状切断刃によって適用される力に近いものであり得るが、それよりも小さい。例としての1つの実施形態において、所定の力は、約10ポンドと約90ポンドとの間であり、約30ポンドであり得る。例えば、組織の切断中、所定の力に達する場合、バックアッププレート120は、内側環状凹部136の中に押し付けられ、リテーナー部材127を圧縮する。他の粉砕可能な部材、変形可能な部材、折りたためる部材、または移動制限部材が、所定の力がバックアッププレート/切断リングアセンブリに適用されるまで、バックアッププレート/切断リングアセンブリを固定された位置に保持するために使用され得ることが想定される。
図4に戻って目を向けると、アンビル中央ロッドアセンブリ114は、中央ロッド152と、プランジャー154と、プランジャーばね156とを含む。中央ロッド152の第1の端は、1対のアーム159を含み、1対のアーム159は、空洞159aを規定する。各アーム159は、中央ロッド152の中央長手方向軸と整列している横断スルーボア158を有する。あるいは、スルーボア158は、中央ロッド152の長手方向軸からずれている場合がある。アンビルヘッドアセンブリ112のポスト116は、空洞159a内に位置決めされるような寸法にされており、横断スルーボア(示されない)も含む。旋回軸部材162は、アンビルヘッドアセンブリ112がアンビル中央ロッドアセンブリ114に旋回可能に取り付けられ得るように、スルーボアを介して、ポスト116を中央ロッド152に旋回可能に固定する。
図8に一時的に目を向けると、カムラッチ部材126は、スルーボア126bを有する本体126aを含む。スルーボア126bは、カムラッチ部材126が、ポスト116の横断スロット172(図3)内で旋回軸部材162の周りに旋回可能に取り付けられるように、旋回軸部材162を受け取るための寸法にされている。次に、図3、図6、および図7を参照すると、カムラッチ部材126は、第1のエッジ126cを含み、この第1のエッジ126cは、ポスト116のスロット172から部分的に延び、プランジャー154のフィンガー166によって係合されるように位置決めされている。第1のエッジ126cは、第1のエッジ126cの表面とスルーボア126bとの間の距離が、カムラッチ部材126の周りに時計回りの方向に増大するように構成されている。この態様において、カムラッチ部材126が時計回りの方向に回転する場合、プランジャー154は、前方に移動することができる。さらに、第1のエッジ126cのこの構成は、カムラッチ部材126が反時計回りの方向に回転する場合、プランジャー154が後退させられることを可能にする。カムラッチ部材126は、タブ126gを含むエッジ126fも含む。エッジ126fの前の部分は、アンビルヘッド112がその非傾斜位置または動作位置にある場合、プランジャー154の係合フィンガー166によって、バックアッププレート120の内側周囲120bとの係合へ押し付けられるように構成されている。タブ126gは、カムラッチ部材126がハウジング118に対して反時計回りに回転することを防止するために、ハウジング118の背面壁118aを係合するように構成されている。
図6を参照すると、プランジャー154は、中央ロッド152の第1の端に形成されているボア164の中にスライド可能に位置決めされている。プランジャー154は、係合フィンガー166を含み、この係合フィンガー166は、アンビルヘッドアセンブリ112の旋回軸からずれており、カムラッチ126のエッジ126cとの係合へ付勢されている。カムラッチ126のエッジ126cとのフィンガー166の係合は、エッジ126fの前の部分をバックプレート120の内側周囲に対して押圧して、アンビルヘッドアセンブリ112を、中央ロッド152において、動作位置または非傾斜位置に押し付ける。
図7に目を向けると、ヘッドアセンブリ112の発射前の動作位置において、すなわち、ヘッドアセンブリ112が、その非傾斜位置に旋回させられている場合、バックアッププレート120に形成されているフィンガー138は、中央ロッド152の上部表面152aに隣接する突出部152bを係合することにより、ヘッドアセンブリ112が旋回軸部材162の周りを旋回することを防止する。アンビルヘッドアセンブリ112は、発射前の傾斜位置におけるアンビル中央ロッドアセンブリ114に対してα度(図13)傾斜させられ得る。1つの実施形態において、アンビルヘッドアセンブリ112は、その発射前の傾斜位置において約70度(70°)傾斜させられるが、ヘッドアセンブリ112を他の度数に傾斜させることも企図されることが理解されるべきである。アンビル中央ロッドアセンブリ114に対するアンビルヘッドアセンブリ112の傾斜は、カムラッチ部材126のエッジ126cにプランジャー154のフィンガー166を係合させる。カムラッチアセンブリ126がアンビルヘッドアセンブリ112の傾斜につれて回転する場合、プランジャー154は、アンビル中央ロッドアセンブリ114のボア164とともに後退させられ、それにより、ばね156を圧縮する。この態様において、プランジャー154のフィンガー166は、カムラッチ部材126のエッジ126cに対して遠位方向に付勢される。
図3および図4を参照すると、中央ロッド152の第2の端は、複数の可撓なアーム182によって規定されるボア180を含む。可撓なアーム182は、各々、開口部182aを含み、この開口部182aは、シェルアセンブリ31(図18)に形成または接続されている突出部を受け取るための寸法にされている。あるいは、開口部182aは、アンビルアセンブリ110の回収を可能にするために、縫合糸を受け取るように構成され得る。可撓なアーム182の各々の近位端は、内部ショルダー184を含み、この内部ショルダー184は、外科手術ステープル留めデバイス10のシェルアセンブリ31を解放可能に係合することにより、アンビルアセンブリ110を外科手術ステープル留めデバイスに固定するような寸法にされている。複数のスプライン186が、中央ロッド152の周りに形成されている。スプライン186は、アンビルアセンブリ110を外科手術ステープル留めデバイスのステープル保持部分と整列させるように機能する。中央ロッド152は、外科医によるグラスパーでのアンビルアセンブリ110の把持を容易にするために、環状の凹んだ部分190も含む。凹んだ部分190は、アンビルアセンブリ110の把持を容易にするために、粗くした表面もしくはローレット切りされた(knurled)表面、またはオーバーモールドを含み得る。
次に、図9〜図12を参照すると、アンビルアセンブリ110を患者内で送達するためのシステムが、全体的にアンビル送達システム50として示されている。アンビル送達システム50は、可撓なチューブ52とアダプター62とを含む。可撓なチューブ52は、開放端52aを含む。アダプター62およびアンビルアセンブリ110は、可撓なチューブ52の開放端52aにおいて支持される。可撓なチューブ52の開放端52aは、可撓なチューブ52を貫いて延びているスルーボア53を含み、このスルーボア53は、係止ピン54を受け取るように構成されている。開放端52aは、開口部55をさらに含む。可撓なチューブ52の閉鎖端52bは、患者における経口での受け取りのために構成されている。可撓なチューブ52は、可撓なチューブ52のうちのどのくらいが患者内に受け取られたかを挿入中に外科医に示すために、および/または回収時、患者の中に残っている可撓なチューブ52の長さを示すために、その長さに沿ってしるしまたは他の目盛り56を含み得る。
図10を特に参照すると、アダプター62は、可撓なチューブ52の開放端52a内に受け取られるように構成されている第1の端62aと、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152に形成されているボア180内に受け取られるように構成されている第2の端62bとを含む。第1の端62aは、一連の環状リング64を含み、一連の環状リング64は、アダプター62の第1の端62aを可撓なチューブ52の開放端52a内に摩擦で保持するように構成されている。アダプター62の第2の端62bは、長手方向ガイド部材66を含み、この長手方向ガイド部材66は、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152に形成されている可撓なアーム182の間に受け取られるように構成されている。さらに、アダプター62の第2の端62bは、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152が、アダプター62の第2の端62bへ自由にスライドすること、および自由にスライドしてアダプター62の第2の端62bからはずれることを可能にするようなサイズにされている。アダプター62は、中央ハブ部分62cに形成されている第1のスルーボア70、ならびに第1の端62aに形成されている第2のスルーボア72および第3のスルーボア74をさらに含む。スルーボア72は、可撓なチューブ52の開放端52aに形成されているスルーボア53と整列するように構成されており、係止ピン54を受け取るようなサイズにされている。
次に、図10、図13、および図14を特に参照すると、アンビルアセンブリ110は、アンビル送達システム50において支持されている。アンビルアセンブリ110をアンビル送達システム50に固定することは、縫合糸「S」の第1の端および第2の端が中央ロッド152の反対側に位置決めされるように、最初に、縫合糸「S」が、アンビルヘッド112に形成されている開口部119aに通されることを必要とする。次に、アダプター62の第2の端62bが、長手方向ガイド66がアーム部材182のうちの2つの間に受け取られるように、中央ロッド152のスルーボア180内に位置決めされる。縫合糸「S」の第1の端および第2の端の各々は、可撓な部材52の開放端52aに形成されている開口部55を通して挿入される。次に、アンビルヘッド112が、縫合糸「S」の第1および第2の端が開口部55を通して引っ張られる間に第1の傾斜位置に回転させられる。次に、アダプター62の第1の端62aが、可撓な部材の開放端52aの中に挿入される。アダプター62の第1の端62aの環状リング64と可撓なチューブ52の内側表面との間の摩擦接触は、アダプター62を可撓なチューブ52に固定し、縫合糸「S」がゆるむことを防止する。1つよりも多くの縫合糸が、アンビルヘッドアセンブリ112を発射前の傾斜位置に固定するために使用され得ることが想定される。
次に、図15を参照すると、アンビルアセンブリ110を患者内の外科手術部位に送達するための方法が記載されている。1つの方法において、アンビルアセンブリ110は、第1の傾斜位置において提供され、アンビルアセンブリ110は、アンビル送達システム50において支持され、送達の準備ができている。あるいは、臨床医は、上で議論されるように、アンビルアセンブリ110をアンビル送達システム50に固定する。アンビルアセンブリ110が可撓なチューブ52に固定されると、外科医は、可撓なチューブ52の閉鎖端52bを患者の口「M」の中に挿入し、閉鎖端52bを可撓なチューブ52とともに食道「E」を通して下方へ、外科手術部位(すなわち、胃「St」)まで移動させる。
挿入後、外科医は次に、可撓なチューブ52の閉鎖端52bへの内側アクセスを作り出すために外科手術部位(示されるような胃「St」)において第1の切開「I」を作り、次に、可撓なチューブ52の閉鎖端52bを第1の切開「I」を通して引っ張る。いくつかの手順において、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152が第1の切開「I」を通って前進するまで、可撓なチューブ52を切開「I」を通して引っ張ることが、有益であり得る。アンビルアセンブリ110が外科手術部位に適切に位置決めされると、外科医は、縫合糸「S」を切断し、アンビルアセンブリ110をアダプター62の第2の端62bから分離することによって、アンビル送達システム50をアンビルアセンブリ110から解放する。可撓なチューブ52(アダプター62を有する)は、次に、第1の切開「I」を通して身体から引っ張られ得る。
縫合糸「S」の切断は、プランジャー154がボア164内から延びることを可能にし、それにより、フィンガー166がカムラッチ部材126のエッジ126cを係合することをもたらす。カムラッチ部材126の回転は、ラッチ部材126のエッジ126fが、バックアッププレート120の内側周囲との係合へ移動することをもたらし、それにより、アンビルヘッドアセンブリ112が非傾斜動作位置に戻るように押し付けることをもたらす。さらに、アンビルアセンブリ110が外科手術ステープル留めデバイス10に取り付けられている場合、ステープル留めデバイス10の遠位端は、プランジャー154のフィンガー166を係合するように構成され得る。この態様において、外科手術ステープル留めデバイス10の遠位端は、プランジャー154を遠位方向に押し付け、それにより、非傾斜位置へのアンビルヘッドアセンブリ112の回転を確実にする。
図15を特に参照すると、1つの方法において、第2の切開「I」が、次に、外科手術部位において形成され、その結果、外科手術ステープル留めデバイス10の遠位ヘッド部分16は、第2の切開「I」を通して受け取られ得る。あるいは、外科手術ステープル留めデバイス10の遠位ヘッド部分16は、アンビル送達システム50が第1の切開「I」から取り除かれると、第1の切開「I」を通して受け取られ得る。
図16および図17に一時的に目を向けると、アンビルアセンブリ110は、シェルアセンブリ31から延びているアンビルリテーナー32に動作可能に受け取られ、このシェルアセンブリ31は、外科手術ステープル留めデバイス10の遠位端に形成されている。アンビルアセンブリ110が外科手術ステープル留めデバイス10に受け取られると、外科手術ステープル留めデバイス10は、‘060特許において議論される態様で動作する。
次に、アンビルアセンブリ110の動作が図18〜図23を参照して記載される。アンビルアセンブリ110がその発射前の非傾斜位置にある場合、バックアッププレート120は、リテーナー127によってハウジング118の背面壁118aから間隔が空けられており、かつ中央ロッド152の突出部152bが、バックアッププレート120のフィンガー138を係合することにより、旋回軸部材162の周りにアンビルヘッドアセンブリ112が傾斜することを防止する。プランジャー154のフィンガー166は、カムラッチ部材126のエッジ126fがバックアップ部材120の内側周囲120bを係合するように、ばね156によってカムラッチ部材126のエッジ126cとの係合へ押し付けられて、旋回軸部材162の周りにカムラッチ部材126を時計回りの方向に押し付ける。
外科手術ステープル留めデバイス10の発射は、そのナイフ刃33が切断リング122を係合することをもたらして、切断リング122およびバックアッププレート120をアンビルヘッドアセンブリ112のハウジング118の環状凹部136の中に移動させる。図19における矢印「W」は、外科手術ステープル留めデバイス10の発射の結果として、切断リング122およびバックアッププレート120がどのように移動するかを示す。そのような移動が起きる場合、リテーナー127の変形可能なタブ127aは、ハウジング118の背面壁118aに対して変形させられ、バックアップ部材120のフィンガー138は、中央ロッド152の突出部152bから離れるほうへ移動する。さらに、バックアッププレート120の内側周囲120bは、カムラッチ部材126のエッジ126fを越えて移動し、その結果、カムラッチ部材126は、本体部分126dがバックアッププレート120の前に位置決めされていてバックアッププレート120を係合している位置へ、プランジャー154によって、図21における矢印「X」により示される方向に、旋回軸部材162の周りに旋回させられる。カムラッチ部材126とのプランジャー154の係合は、アンビルヘッドアセンブリ112を第2の傾斜位置(図22および図23)に押し付ける。発射時、アンビルヘッドアセンブリ112は、接近させられた位置にあり、すなわち、アンビルヘッドアセンブリ112は、ステープル留めデバイス10のシェルアセンブリ31と密接に整列しており、従って、ヘッドアセンブリ112が旋回するための空間を提供しないので、アンビルヘッドアセンブリ112は、外科手術ステープル留めデバイス10の発射時に、すぐに傾斜しないことに留意されたい。従って、アンビルヘッドアセンブリ112は、外科手術ステープル留めデバイス10のアンビルアセンブリ110とシェルアセンブリ31とが接近させられていない場合にのみ、傾斜し始める。
アンビルヘッドアセンブリ112がその前進位置または第2の傾斜位置に向かって旋回する場合、プランジャー154のフィンガー166は、カムラッチ部材126の表面126eがバックアッププレート120と接触している状態に維持して、ナイフ刃が後退させられる場合にバックアッププレート120がナイフ刃にくっつくことを防止する。ナイフ刃が後退させられている間およびナイフ刃が後退させられた後、バックアッププレート120を適所に保持するために、カムラッチ部材の湾曲した表面126eは、あらゆるギャップを排除し、カムラッチ部材126の表面126eとバックアッププレート120との間の接触を確実にするように構成されており、その結果、アンビルアセンブリ112の引き続きの傾斜中に、切断リングおよびバックアッププレートアセンブリがそれらの正しい位置にとどまることに留意されたい。アンビルアセンブリ110は、アンビルヘッドアセンブリが、前進位置または第2の傾斜位置へ、中央ロッドアセンブリ114に対してβ度(図24)傾斜するように構成されている。1つの実施形態において、アンビルヘッドアセンブリ112は、後退位置または第1の傾斜位置から前進位置または第2の傾斜位置へのアンビルの全体の旋回移動が、約140度(140°)であるように、その第2の傾斜位置へ約70度(70°)傾斜させられる。しかし、他の度数へのアンビルヘッドアセンブリ112の傾斜も企図されることに留意すべきである。
図25は、そり200を例示しており、このそり200は、アンビルアセンブリ110(図26)を外科手術部位(例えば、胃「S」)(図31)に非外傷性に経口送達するために、上に記載されるアンビルアセンブリ送達システム50とともに使用されるように構成されている。図26も参照すると、そり200は、滑らかな外側プロフィールを有する本体202を含み、この本体202は、滑らかに湾曲した上面表面204(図30)と、凹部208を規定する1対の間隔が空けられた近位方向に延びているアーム206と、アーム206を相互接続しているブリッジ210と、くぼみ212と、くぼみ212を少なくとも部分的に覆って本体202の遠位端から近位方向に延びている保持部分214とを含む。凹部208は、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152を受け取るような構成および寸法にされている。本体202のくぼみ212は、中央に位置しているスロット212aを含み、アンビルヘッドアセンブリ112を受け取るような構成および寸法にされている。くぼみ212は、本体202の表面216によって規定され、この本体202の表面216は、アンビルヘッドアセンブリ112のハウジング118の遠位面112a(図27)を支持する。
図27〜図28も参照すると、そり200の保持部分214は、その遠位端214aにおいて段をつけられた部分220を含む。段をつけられた部分220は、そり200がアンビルアセンブリ110の上に支持されている場合、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152から延びている突出部152bの下に嵌め込まれるように位置決めされている。より詳しくは、アンビルヘッドアセンブリ112のハウジング118がそり200のくぼみ212において位置決めされている場合、そり200の保持部分214は、保持部分214の段をつけられた部分220が中央ロッド152の突出部152bの下に位置決めされるように、ハウジング118を覆って延びている。
図29を参照すると、そり200の各アーム206は、第1の縫合糸チャネル224を規定し、この第1の縫合糸チャネル224は、入口開口部224a(図25)と出口開口部224bとを有する。さらに、そり200の保持部分214は、第2の縫合糸チャネル214aを規定する。あるいは、単一の第2の縫合糸チャネル214aが、保持部分214において規定され得る。アンビルヘッドアセンブリ112のハウジング118がそり200のくぼみ212内に位置決めされている場合、中央ロッド152は、くぼみ212からブリッジ210の上を、凹部208を通って近位方向に延びている。
この実施形態において、そり200をアンビルアセンブリ110に固定するために、第1の縫合糸「S」の第1の端238aは、アダプター62(図10)から一方のアーム206の入口開口部224a(図25)の中へ、縫合糸チャネル224を通って、出口開口部224bの外に延びている。出口開口部224bから、縫合糸「S」は、中央ロッド152を横切って、保持部分214の反対側面における縫合糸チャネル214aの中に延びている。縫合糸「S」は、保持部分214の縫合糸チャネル214aの他方の側面を出て、再び、中央ロッド152を横切って、他方のアーム206の出口開口部224bの中に延びている。縫合糸「S」の第2の端238bは、他方のアーム206の縫合糸チャネル224を通ってアダプター62に向かって戻るように延びている。縫合糸「S」が記載される位置にある状態で、アンビル中央ロッド152は、縫合糸「S」と保持部分214の段をつけられた部分220との間に閉じ込められており、アンビルヘッドアセンブリ112は、本体202の表面216と保持部分214との間に閉じ込められている。
図9〜図13に関して上で議論されるように、アンビルアセンブリ110を可撓なチューブ52に取り付ける場合、縫合糸「S」の第1の端および第2の端の各々が、可撓なチューブ52の開放端52aに形成されている開口部55を通して挿入される。次に、アンビルヘッド112が、縫合糸「S」の第1および第2の端が開口部55を通して引っ張られる間に第1の傾斜位置に回転させられる。次に、アダプター62の第1の端62aが、可撓なチューブ52の開放端52aの中に挿入される。アダプター62の第1の端62aの環状リング64と可撓なチューブ52の内側表面との間の摩擦接触は、アダプター62を可撓なチューブ52に固定し、縫合糸「S」がゆるむことを防止して、アンビルヘッドアセンブリ112を第1の傾斜位置に保持する。
図29に示されるように、そり200の遠位端は、第2の縫合糸「S」を受け取るスルーボア240も規定する。第2の縫合糸または回収縫合糸「S」は、可撓なチューブ52(図31)と反対の方向にそり200から延びており、外科手術部位へのアンビルアセンブリ110の送達中にアンビルアセンブリ110を操作するために外科医によって把持され得る。「S」はまた、外科手術手順が完了した後、アンビルアセンブリ112を回収するために外科医によって把持され得る。
図30〜図31Aを参照すると、アンビル送達システム50およびそり200を用いて、アンビルアセンブリ110を患者内の外科手術部位に送達するための方法が記載される。1つの方法において、アンビルアセンブリ110は、第1の傾斜位置において提供され、アンビルアセンブリ110は、アンビル送達システム50において支持され、送達の準備ができている。あるいは、臨床医は、上で議論されるように、アンビルアセンブリ110をアンビル送達システム50に固定する。アンビルアセンブリ110が可撓なチューブ52に固定されると、外科医は、可撓なチューブ52の閉鎖端52bを患者の口「M」の中に挿入し、閉鎖端52bを可撓なチューブ52とともに食道「E」を通して下方へ、外科手術部位(例えば、胃「St」)まで移動させる。アンビルアセンブリ110が可撓なチューブ52とともに食道「E」の中に引き寄せられる場合、そり200および縫合糸「S」は、アンビルヘッドアセンブリ112を傾斜位置に保持し、そり200の滑らかな外側プロフィールは、アンビルヘッドアセンブリ112を食道「E」を通して非外傷性に誘導する。
可撓なチューブ52の閉鎖端52bが外科手術部位に挿入された後、外科医は、可撓なチューブ52の閉鎖端52bにアクセスするために外科手術部位(示されるような胃「St」)において第1の切開「I」を作る。次に、外科医は、可撓なチューブ52の閉鎖端52bを第1の切開「I」を通して引っ張る。いくつかの手順において、アンビルアセンブリ110の中央ロッド152が第1の切開「I」を通って前進するまで、可撓なチューブ52を切開「I」を通して引っ張ることが、有益であり得る。アンビルアセンブリ110が外科手術部位に適切に位置決めされている場合、外科医は、縫合糸「S」を切断し、アンビルアセンブリ110をアダプター62の第2の端62bおよびそり200から分離することによって、アンビル送達システム50をアンビルアセンブリ110から解放する。可撓なチューブ52(アダプター62を有する)は、次に、第1の切開「I」を通して身体から引っ張られ得、そり200は、第2の縫合糸「S」を引っ張ることによって、患者の口「M」を通して身体から除去され得る。アンビル送達システム50に関して上で議論されるように、縫合糸「S」の切断は、アンビルヘッドアセンブリ112が非傾斜位置に回転することを可能にし、その結果、アンビルヘッドアセンブリ112は、切開「I」を通して外科手術ステープル留めデバイス10(図1)の遠位ヘッド部分16に取り付けられ得る。あるいは、アンビル送達システム50が第1の切開「I」から除去されると、外科手術ステープル留めデバイス10の遠位ヘッド部分16は、第1の切開「I」を通して受け取られ得る。
図32および図33は、全体的に300として示されている本開示のそりの第2の実施形態を例示している。そり300は、そり200と実質的に同様であるが、縫合糸チャネル224を規定する近位の高くなったアイレット324aおよび遠位の高くなったアイレット324bと、高くなったアイレット314aとを含み、この高くなったアイレット314aは、保持部分314における縫合糸チャネル214aを規定する。使用において、縫合糸「S」の第1の端338aは、アダプター62(図10)から延び、近位の高くなったアイレット324aのうちの一方に挿入される。縫合糸「S」は、近位の高くなったアイレット324aから中央ロッド152を横切って、遠位の高くなったアイレット324bのうちの一方を通って延びる。遠位の高くなったアイレット324bから、縫合糸「S」は、中央ロッド152を横切って、そり300の保持部分314の高くなったアイレット314aの反対側面に延びる。縫合糸「S」は、高くなったアイレット314aを通って、中央ロッド152を横切って、他方の遠位の高くなったアイレット324bを通って延びる。その後、縫合糸「S」の第2の端338bは、中央ロッド152を横切って、他方の近位の高くなったアイレット324aの中に戻るように延び、アダプター62まで戻る。縫合糸「S」の第1および第2の端は、上に記載されるように、アダプター62に接続されており、本明細書中でさらに詳細に記載されない。間隔が空けられた近位の高くなったアイレット324aおよび遠位の高くなったアイレット324bを提供することによって、縫合糸「S」は、高くなったアイレット324aと324bとの間で中央ロッド152を覆って交差させられて、そり300をアンビルアセンブリ110に良好に固定し得る。
そり200に関して上で議論されるように、そり300は、アンビルアセンブリ110の挿入中、および使用後、アンビルアセンブリ110の回収中に、アンビルアセンブリ110の操作を容易にするために、回収縫合糸「S」を受け取る遠位スルーボア340も規定する。
本開示のそりの代替の実施形態において、そりのくぼみ312は、ステープルポケット132(図3)を含むアンビルプレート124(図4)を完全に覆うような寸法にされている環状表面を規定する。アンビルアセンブリ110の挿入中にアンビルプレート124およびステープルポケット132を完全に覆うことによって、外科手術部位へのアンビルアセンブリの経口挿入中、アンビルプレート124およびアンビルポケット132の清潔さが維持され得る。そりは可撓である。S1縫合糸が切断された後、そりは、S2縫合糸によって引っ張られる/はがされる。ヘッドは、S1が切断されるとすぐに傾斜し始めるが、そりを除去するためにS2が引っ張られると少しまっすぐになる。
本明細書中に開示される実施形態に対して、様々な改変がなされ得ることが理解される。例えば、そりは、本明細書中に長い間示されていない多様な構成をとり得、上記構成は、患者へのヘッドアセンブリの非外傷性の挿入を容易にするために、滑らかな外側プロフィールを有する。さらに、アーム206の間に規定される凹部は、そりを通して延びている必要はなく、むしろ単に溝を規定し得る。従って、上記説明は、限定であると解釈されるべきではなく、単に、実施形態の例証であると解釈されるべきである。当業者は、本明細書に添付される特許請求の範囲の趣旨および範囲内で、他の改変を想定する。

Claims (16)

  1. アンビル送達システムとの使用のためのそりであって、該そりは、
    本体を含み、該本体は、アンビルアセンブリのアンビルヘッドを受け取るための寸法にされているくぼみと、該アンビルアセンブリの中央ロッドを受け取るための寸法にされている凹部とを規定し、該本体は、外科手術部位へのアンビルアセンブリの非外傷性の経口挿入を容易にするために、滑らかな外側プロフィールを有し、該本体は、該アンビルアセンブリへの該本体の固定を容易にするために、該凹部の各側に第1の縫合糸チャネルをさらに規定する、そり。
  2. 前記本体は、1対の間隔が空けられたアームを含み、該1対の間隔が空けられたアームは、前記凹部を規定する、請求項1に記載のそり。
  3. 前記本体は、保持部分を含み、該保持部分は、前記くぼみを少なくとも部分的に覆って延びている、請求項2に記載のそり。
  4. 前記間隔が空けられたアームは、前記本体の第1の端から延びており、前記保持部分は、該本体の第2の端から該本体の該第1の端に向かって延びている、請求項3に記載のそり。
  5. 前記保持部分は、第2の縫合糸チャネルを規定する、請求項4に記載のそり。
  6. 前記本体の前記第1の端は、スルーボアを規定し、該スルーボアは、回収縫合糸を受け取るための寸法にされている、請求項1に記載のそり。
  7. 前記第1の縫合糸チャネルおよび前記第2の縫合糸チャネルは、高くなったアイレットの中に形成されている、請求項5に記載のそり。
  8. 前記第1の縫合糸チャネルは、1対の近位縫合糸チャネルと1対の遠位縫合糸チャネルとを含む、請求項7に記載のそり。
  9. 前記近位縫合糸チャネルは、前記遠位縫合糸チャネルから間隔が空けられており、該近位縫合糸チャネルのうちの一方および該遠位縫合糸チャネルのうちの一方は、前記本体における前記凹部の各側に位置決めされている、請求項8に記載のそり。
  10. アンビル送達システムであって、該アンビル送達システムは、
    請求項1に記載のそりと、
    可撓なチューブであって、該可撓なチューブは、第1の閉鎖端と第2の端とを有する、可撓なチューブと、
    アンビルアセンブリであって、該アンビルアセンブリは、中央ロッドとアンビルヘッドアセンブリとを含み、該アンビルアセンブリは、該可撓なチューブの該第2の端に固定されている、アンビルアセンブリと、
    第1の縫合糸と
    を含み、該第1の縫合糸は、該そりの前記本体の前記くぼみ内に該アンビルヘッドアセンブリを固定するために、該そりの該本体の前記縫合糸チャネルを通って位置決めされている、アンビル送達システム。
  11. 前記そりの前記本体は、保持部分を含み、該保持部分は、前記アンビルヘッドアセンブリを前記くぼみ内に保持するために、該くぼみを少なくとも部分的に覆って延びている、請求項10に記載のアンビル送達システム。
  12. 前記本体の前記保持部分は、第2の縫合糸チャネルを規定し、該第2の縫合糸チャネルは、前記そりの該本体の前記くぼみ内での前記アンビルヘッドアセンブリの固定を容易にするために、前記第1の縫合糸を受け取る、請求項11に記載のアンビル送達システム。
  13. 前記そりは、スルーボアを規定し、前記アンビル送達システムは、回収縫合糸をさらに含み、該回収縫合糸は、前記アンビルアセンブリの回収を容易にするために、該スルーボアを通って延びている、請求項12に記載のアンビル送達システム。
  14. 前記アンビルヘッドアセンブリは、前記アンビル中央ロッドに旋回可能に固定されており、該アンビルヘッドアセンブリは、第1の傾斜位置から非傾斜動作位置に旋回可能である、請求項12に記載のアンビル送達システム。
  15. 前記アンビル送達システムは、アダプターを含み、該アダプターは、前記可撓なチューブを前記アンビルアセンブリの前記中央ロッドに接続する、請求項14に記載のアンビル送達システム。
  16. 前記第1の縫合糸は、前記アンビルヘッドアセンブリを前記第1の傾斜位置に保持するために、前記アダプターに固定されている、請求項15に記載のアンビル送達システム。
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