JP6407280B2 - 腹腔鏡手術用の屈曲先端部 - Google Patents

腹腔鏡手術用の屈曲先端部 Download PDF

Info

Publication number
JP6407280B2
JP6407280B2 JP2016531601A JP2016531601A JP6407280B2 JP 6407280 B2 JP6407280 B2 JP 6407280B2 JP 2016531601 A JP2016531601 A JP 2016531601A JP 2016531601 A JP2016531601 A JP 2016531601A JP 6407280 B2 JP6407280 B2 JP 6407280B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow tube
aspiration
distal end
irrigation
trocar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016531601A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016529976A (ja
Inventor
エスポジト,マイケル
Original Assignee
エスポジト,マイケル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エスポジト,マイケル filed Critical エスポジト,マイケル
Publication of JP2016529976A publication Critical patent/JP2016529976A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6407280B2 publication Critical patent/JP6407280B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/84Drainage tubes; Aspiration tips
    • A61M1/85Drainage tubes; Aspiration tips with gas or fluid supply means, e.g. for supplying rinsing fluids or anticoagulants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
    • A61B17/0218Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors for minimally invasive surgery
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3417Details of tips or shafts, e.g. grooves, expandable, bendable; Multiple coaxial sliding cannulas, e.g. for dilating
    • A61B17/3421Cannulas
    • A61B17/3423Access ports, e.g. toroid shape introducers for instruments or hands
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M1/00Suction or pumping devices for medical purposes; Devices for carrying-off, for treatment of, or for carrying-over, body-liquids; Drainage systems
    • A61M1/71Suction drainage systems
    • A61M1/77Suction-irrigation systems
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D23/00Producing tubular articles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00681Aspects not otherwise provided for
    • A61B2017/00738Aspects not otherwise provided for part of the tool being offset with respect to a main axis, e.g. for better view for the surgeon
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00946Material properties malleable
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2217/00General characteristics of surgical instruments
    • A61B2217/002Auxiliary appliance
    • A61B2217/005Auxiliary appliance with suction drainage system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2217/00General characteristics of surgical instruments
    • A61B2217/002Auxiliary appliance
    • A61B2217/007Auxiliary appliance with irrigation system
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/10Methods of surface bonding and/or assembly therefor
    • Y10T156/1002Methods of surface bonding and/or assembly therefor with permanent bending or reshaping or surface deformation of self sustaining lamina

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Anesthesiology (AREA)
  • Hematology (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Description

(関連出願の相互参照)
本願は、2012年8月13日に米国特許商標庁に出願された仮特許出願第61/682,536号の非仮実用特許出願であって、それについての優先権を主張し、その全体が参照することによって本明細書に明確に援用される。
(技術分野)
本開示は、概して、腹腔鏡手術用具(a laparoscopic surgical tool)に関する。より具体的には、本開示は、ロボット手術を含む腹腔鏡手術用の屈曲した吸引及び潅注先端部(a bowed suction and irrigation tip、屈曲吸引及び潅注チップ、屈曲吸引及び潅注先端器具)に関する。
腹腔鏡手術は、外科医が比較的小さい切開(通常、0.5〜1.5cm)を通して患者の腹部の中において手術を実行する最新の外科技術である。腹腔鏡手術は、腹腔又は骨盤腔の内部での施術を含む。以前の外科技術、例えば、開腹術は、大きい腹部切開を必要とした。腹腔鏡手順(the laparoscopic procecdure)は、切開が小さいので最小侵襲性外科(MIS:minimally invasive surgery)と呼ばれる。
腹腔鏡手術の重要要素は、小切開を通して腹部の中に挿入される腹腔鏡の使用である。腹部は、通常、二酸化炭素を吹き込まれるか、又はそれを用いてバルーンのように実質的に膨らまされる。これにより、腹壁がドームのように内臓より上に持ち上げられて、作業空間及び検視空間を作る。二酸化炭素が使用される理由は、それが人体にありふれたものであり、組織によって吸収されることができ、呼吸器系によって除去されることができるからである。
患者にとってのいくつかの利点が、開放開腹術手順との比較において腹腔鏡手術に存在する。これらは、出血を減少させること、輸血を必要とする可能性を減少させること、あり得る外因的汚染物への内臓露出を減少させて感染リスクを減少させること、より小さい切開、痛み軽減による鎮痛薬物投与の必要性の低減、術後瘢痕(post−operative scarring)の低減、病院滞在の短縮、日常生活への早期復帰による回復時間の短縮を含む。
患者にとっての多くの利点がある一方、腹腔鏡手術は、手順の技術(手技)上の不利益のうちの一部を相殺するための優れた外科技能を必要とする。外科医は、手術部位での可動域が制限されて器用さが損なわれ、直接手で操作するよりむしろ組織と作用し合うための用具を使用することにより、触感(tactile sensation)を減して腫瘍触診(palpating tumors)を排除する。外科医は、まぎらわしい距離感覚を補正し、どの程度の力が組織に適用されているかを推定しなければならない。手術用具の端点は、支点によって外科医の手と反対方向に動くことにより、腹腔鏡手術を学習が必要な直観的でない運動技能にしている。
腹腔鏡手術は、ロボット低侵襲手術の発展によって大いに改良されてきた。機器を直接動かす代わりに、外科医はコンピュータ支援技術を使用して機器を制御する。
腹腔鏡手術機器、例えば、切開の中に配置されたトロカール(a torocar)を通して挿入された遠位に取り付けられた用具を伴う可撓性のロッド及びシャフトへの改善が多く提案されてきた。ある程度まで回転するが、装置の内部の内液輸送経絡(an internal fluid transpart channel)を提供しない関節運動装置が別に提案されてきた。
これらのユニットは、特定の使用目的、又は一般的な内視鏡による使用に好適であり得る一方、以下において開示されるような本開示の目的には好適ではない。
これらのユニットは、特定の使用目的、又は一般的な使用に好適であり得る一方、それらは、以下において開示されるように本開示の目的には好適ではない。
本開示において、既知の文書、行為又は記事が参照され、議論されるが、このような参照又は議論は、既知の文書、行為若しくは記事、又はそれらの任意の組み合わせが、優先日において公然と利用でき、公衆に知られ、共通の一般的知識の一部であり、若しくは適用可能な法律条項下において先行技術を別様に構成し、又は本開示が関係する任意の課題を解決する試みに関連すると知られていることを容認するものではない。
従来技術の特定の態様が本開示を容易にするために議論されたが、いかなる技術的態様も権利放棄されることがなく、特許請求の範囲は、本明細書において議論される従来の技術的側面のうちの1つ以上を含み得る。
潅注及び吸引の範囲を増大させる腹腔鏡手術用の用具を提供することが、本発明の一態様である。したがって、本開示の一態様は、手術用空洞の内部での潅注及び吸引の範囲を増大させた腹腔鏡手術用の潅注及び吸引先端部を提供する。
外科医が組織を潅注及び吸引しているときに、直線経路を越えて輸送する腹腔鏡手術用の用具を提供することが、本開示の別の態様である。したがって、本開示の一態様は、外科医が組織を潅注及び吸引しているときに、円周経路(circumferential trajectory,円周の軌跡、円周の軌道)の中で輸送する腹腔鏡手術用の潅注及び吸引先端部を提供する。
円周経路の中で輸送し、大きい力及び圧力に耐えることができる腹腔鏡手術用の用具を提供することが、本開示の更なる態様である。したがって、本開示の一態様は、実質的に弾力的で、潅注及び吸引手順の間の大きい力及び圧力に耐える腹腔鏡手術用の潅注及び吸引先端部を提供する。
増加した運動経路を有する腹腔鏡手術用の用具を提供することが、本開示の更に別の態様である。したがって、本開示の一態様は、屈曲した、屈曲部分(the bowed portion)によって結合された1対の直線部分である短い遠位部分(distal portion、先端部分、末端部分)と長い近位部分(proximal portion)とを有する腹腔鏡手術用の潅注及び吸引先端部を提供し、屈曲部分は、遠位部分が回転して広い領域の周りを動くことを可能にする。
本開示は、腹腔鏡手術の間、手術用空洞の内部に増大された(increased)輸送範囲を有する腹腔鏡手術用の潅注及び吸引先端部について述べる。外科医が組織を潅注及び吸引しているときに、先端部は、直線的ではなくむしろ円周の経路(a circumferential trajectory)を動く。先端部は、実質的に弾力的であり、潅注及び吸引手順の間の大きい力及び圧力に耐える。先端部は、屈曲しており、1対の直線部分である短い遠位部分と長い近位部分とが屈曲部分によって接続されており、屈曲部分は、遠位部分が回転して広い領域を動くことを可能にする。屈曲部分の曲がりは、先端部がトロカールのカニューレ(a cannula)の狭い壁の内部を動くように制限される。
本開示は、前述の不利点のうちの少なくとも1つを対象にする。しかし、本開示が、いくつかの技術領域における別の課題及び欠如(problems and deficiencies)に取り組むことに役立つようになり得ると考えられる。それ故に、特許請求の範囲が、先に議論された特定の課題又は欠如のうちのいずれかを対象にすることに限定されると必ずしも解釈される必要はない。上記の達成のために、本開示は、添付図面において例示された形態で具体化されてもよい。しかし、図面が例示にすぎないことが留意される。変形物は、本開示の一部であると考えられる。
図面において、類似の要素は、類似の参照番号によって表される。図面について以下のように簡単に説明する。
腹腔鏡手順の準備ができている手術場についての略斜視図であり、屈曲先端部がトロカールの中に挿入されている。
トロカールの中に挿入されている屈曲先端部の略斜視図である。
図2Aと同様に、トロカールの中に挿入されている屈曲先端部の略斜視図であって、先端部の遠位端部の360度回転を示す。
図2Aと同様に、トロカールの中に挿入されている屈曲先端部の略斜視図であり、屈曲先端部の角度は、屈曲部の最大曲がりに実質的に近い。
トロカールの中に挿入されている屈曲先端部の略斜視図であり、直線部分を有する一部分がトロカールの内部にある。
図3Aと同様に、トロカールの中に挿入されている屈曲先端部の略斜視図であり、屈曲部分を有する一部分がトロカールの内部にある。
図3Bと同様に、トロカールの中に完全に挿入されている屈曲先端部の略斜視図である。
本開示は、様々な例示的な実施形態を示す添付図面を参照して以下においてより十分に記述される。しかし、本開示は、多くの異なる形態で具体化されてもよく、本明細書において述べられる例示的な実施形態に限定されるように解釈されるべきではない。むしろ、本開示が完璧であり、当業者に本開示の範囲を完全かつ十分に伝えるように、これらの例示的な実施形態が提供される。
図1は、患者の腹部100に挿入されているトロカール10に接近している屈曲吸引及び潅注先端部(a bowed suction and irrigation tip)20を示す。図は、進行中の腹腔鏡手順を示し、腹部100は、一般的に、外側手術野を露出させる複数の手術ドレープ102がかけられている。本開示において、用語「腹腔鏡手順(a laparoscopic procedure)」は、ロボット低侵襲手術(robotic minimally−invasive surgery)、及び患者のトルソ(a torso)の中に挿入されているトロカールを通して実行される別の手術手順を含み、用語「腹腔鏡手順」は、限定ではない。
トロカールは、概して長さが約1〜2センチメートルの小切開110を通して挿入されている。トロカールは、カラー12及びカニューレ14を有し、カラー12は、カニューレ14と流体連通(fluid communication、流体連結)している開口部16を有する。トロカールは、当業者に周知であり、図は、トロカールを詳細には示していないが、多くのものに共通のそれらの要素を示しているに過ぎない。
図は、外側手術場を示しているが、トロカールを通してアクセスされる内側手術場は、容易に図示されない。ユーザ、例えば、外科医、手術技術者又は他の手術室人員は、手術用具を開口部16を通してカニューレ14の中に挿入することによって、トロカール10を通して内側手術場にアクセスする。ユーザは、様々なデバイス、例えば、当業者に周知であるカメラ又は光ファイバーによって内側手術場を見る。
トロカールの開口部は、一般的に環状であり、異なる器具を収容する内径を備えている。例えば、一般的に、開口部及びカニューレの内径は、ロボット器具については8mm、潅注及び吸引については5mm、より大きい(ロボットでない)手術器具、例えばステープラについては12mmである。ロボット手術においては、しばしば、1つの切開だけが作られ、潅注及び吸引は、内径8mmのカニューレを有する単一のトロカールを通して実行される。単一トロカール手術が実行されるとき、トロカールの開口部及びカニューレは、複数の器具によって非常に混み合うようになる。
トロカールのカニューレ14は、一般的に、横断面が環状であり、直径を有する壁14Wを有し、壁断面の直径は、カニューレが流体連通しているトロカールの開口部の直径と一致している。全ての手術用具は、内側手術場に到達するためにトロカールカニューレの狭い横断面直径に収まらなければならない。
屈曲吸引及び潅注先端部20は、開口部16の中に挿入される直前にある。先端部20は、開口部16及びカニューレ14に収まらなければならず、カニューレの壁14Wは実質的に剛性である。先端部20は、真空によって組織及び流体を吸引し、並びに、流体を送達することによって内側手術場を潅注する際に使用され、そのために、先端部は、実質的に弾力的であり、流体送達からの力、及び組織及び流体を吸引するために必要な真空の力に耐えることができる。
1つの例示的な実施形態において、先端部20は、繰返し殺菌ができる材料、例えば、金属及びエンジニアリングプラスチックから構成される、再使用可能な形態で提供される。例えば、先端部は、限定するものではないが、ステンレス鋼、チタン、チタン鋼、チタン系合金、ニッケル系合金、超合金、ジルコニウムとハフニウムとの合金、及びエンジニアリングプラスチック、例えば、限定するものではないが、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)から構成される。本開示の目的について、用語「弾力的(resilient)」は、永久変形又は破壊を伴わずに形状を変えるためになんらかの力又は圧力を必要とするが、力が作用された後にその形状を容易に回復する材料を意味する。
更なる例示的な実施形態において、先端部は、最初に殺菌されるエンジニアリングプラスチック及び汎用プラスチック、例えば、限定するものではないが、PET(ポリエチレンテレフタラート)、ポリエチレン、ポリカーボネート及びコポリマーから構成される、使い捨ての形態で提供される。使い捨ての屈曲先端部は、実質的に柔軟であり、以下に説明されるように、狭いカニューレを通して挿入されるときに、実質的な可動域を提供する屈曲を有する。本開示の目的について、用語「柔軟な(pliable)」は、破断を伴わずに自由に曲がる(bend)のに十分に柔らかい材料を意味する。
図2Aは、屈曲先端部20の特徴を説明するために、手術場から独立しているトロカール及び先端部を示している。先端部は、壁を有する中空チューブであり、中空チューブは、約40cm〜60cmの範囲の長さを有する。
先端部は、近位端部(proximal end)を有する直線近位部分20Pを有し、近位端部は、先端部がトロカールの中に挿入されているとき、トロカールの外側にあり、近位端部は、選択的に先端部を吸引又は潅注源と接続するコネクタ22に取り付いている。先端部は、直線遠位部分20Dを有し、遠位部分は、潅注手順の間の潅注流体の出口(an egress)、及び吸引手順の間の組織及び流体の入口(an ingress)のための複数の開口(apertures)26を有する鈍な端部24(blunt end、ブラントエンド、鈍い端部、平滑端末、平滑断端)で終端する。鈍な端部は、堅固である。本開示の目的について、用語「堅固(firm、堅い)」は、圧力に抵抗し、容易に変形しない材料を意味する。
近位部分と遠位部分とを接続するものは、屈曲部分(a bow portion)20Bであり、屈曲部分は、近位部分20P及び遠位部分20Dと流体連通しており、屈曲部分は、チューブに曲がりを生じさせ、曲がりは角度θ20Aを有し、角度は、近位部分の想像上の直線基準線(an imaginary straight reference line)28に対する屈曲部分についてのものであり、その曲がりは、トロカールを操作することなくチューブの近位端部を操作する間に、チューブの鈍な遠位端部24が広い領域の周りを動く(circumscribe、制限する、囲む、回りに境界線を引く、外接させる)ことを可能にし、トロカールはその中にチューブが挿入されている。
一実施形態では、鈍な端部24は、先端部が、以下に述べられるように、カニューレ壁14Wの内側のカニューレ14の5mmの内径の内部に挿入するように、最小で約5mm、最高で約8mmをわずか越える距離において想像線28から離れるように曲がる。
一実施形態では、近位部分、屈曲部分及び遠位部分は、一体ピースを形成する。更なる実施形態では、それらの部分が接続されて一体ピースを成形する。
なお、鈍な遠位端部24及び遠位部分20Dは、屈曲部分20B及び近位部分20Pに対して堅固であり、屈曲部分20B及び近位部分20Pは、弾力的又は柔軟であるように構成してもよい。
中空チューブは、遠位端部20Dと近位端部20Pとの間の、それらと等距離にある中間点を有し、屈曲部分はその中間点と遠位端部との間にある。一実施形態では、屈曲部分20Bは、いくぶん遠位の鈍な端部24の方に鈍な端部から先端部の長さの20パーセント付近に位置し、遠位部分と近位部分とは、それぞれ約1:4の割合である。
近位部分は、想像上の直線28に沿って連続し、想像上の直線は、先端部の曲がりを説明するための基準線である。屈曲部分20Bは、近位部分20Pの直線28と約5〜30度の範囲、好ましくは15〜25度の範囲の角度θ20Aを形成する。図2Aにおいて、角度θ20Aは、約20度である。
図2Cは、更なる例示的な実施形態を示し、屈曲部分20Bは、近位部分の直線28との30度の最大屈曲部において角度θ20Aを形成する。この例示的な実施形態では、先端部20は、柔軟な材料から形成されている。
図2Bは、屈曲先端部20の利点を明確に示している。内側手術場の内部の単一点において吸引又は潅注するだけである、先行技術において周知である直線先端部と異なり切開の内部外側手術場からトロカールを操作しなければならないユーザは、場の内部で直線先端部の鈍な端部を動かすためにあるいは切開を拡張させることによるが)、屈曲先端部は、外側手術場からトロカールを操作することなく、内側手術場の内部のより広い領域の周りを動く。これでユーザが利用できるようになったより広い領域の内部で、ユーザは、複数の器官及び組織塊の背後において、これらの器官及び塊を損傷するおそれがある撹乱(disturbance、外乱、乱れ、かき乱すこと)を最小にして、潅注及び吸引することができる。
図2Bに図示するように、先端部20の鈍な端部24は、少なくとも5mmの半径30Dを有する円形領域30及び少なくとも78.5平方mmの領域の周りを動き、半径は、鈍な端部24から、近位部分から続く想像線28までの長さを有する。トロカールのわずかな操作によって、鈍な端部24の範囲は、少なくとも78.5平方mmを越えて大いに増大され、潅注及び吸引するときにユーザはより広い範囲が可能になる。更に有利なことに、屈曲先端部は、鈍な端部、遠位部分及び屈曲部分がもはや直接的に視線の中にないときに、ユーザに対して視差エラー(parallax error)を除去する。
図3A、3B及び3Cは、トロカール10の中への先端部20の挿入を段階的に示し、屈曲先端部がカニューレ14に適合する態様を示している。図3Aにおいて、遠位部分20Dは、トロカール10の中にカニューレ14を下って挿入し、屈曲部分20Bは開口部の中にあり、近位部分は、カニューレに対して約15〜25度の角度θ14Aで保持され、角度θは、屈曲の角度に関して先に説明された角度θに等しい。図3Bにおいて、先端部20は、トロカール10が実質的に固定されたままである間、わずかに傾けられる。鈍な端部24は、カニューレ壁14Wと接触しており、屈曲部分20Bは、鈍な端部24の反対側のカニューレ壁と接触している。図3Cにおいて、近位部分20Pは、トロカールカラー12及びカニューレ14を通って垂直方向に直立しており、屈曲部分20B及び遠位部分20Dは、内側手術場の中に突き出ている。鈍な端部は自由に回転して、手術場のより広い領域の周りを動く。
屈曲先端部を使用するために、ユーザは、屈曲部分20Bがカラーの開口部に到達するまで、先端部をトロカールカラーの開口部の中に、カニューレ14を下って挿入し、近位部分は、カニューレに対して約15〜25度の角度θ14Aで保持される。ユーザは、トロカール10が実質的に固定されたままである間、わずかに先端部を傾け、カニューレ壁を鈍な端部と接触させ、屈曲部分20Bを鈍な端部24の反対側のカニューレ壁と接触させる。ユーザは、トロカールカラー12及びカニューレ14を通して近位端部20Pを直立させ、屈曲部分20B及び遠位部分を内側手術場の中に挿入する。鈍な端部は自由に回転して、手術場の中のより広い領域の周りを動く。ユーザは、必要に応じて潅注又は吸込し、トロカールを徐々に操作することによってより広い領域にアクセスすることができる。
先端部を引き出すために、ユーザは、屈曲部分がカラーに到達するまで先端部を引き出し、先端部を先に説明した角度θまで傾け、更に、屈曲部分及び遠位部分をトロカールから引き出すことによって、工程を逆転させる。
先に開示されたように、屈曲先端部10の利点は非常に多い。鈍な端部24は、回転させられたときに、潅注及び吸引するための広い領域を端部が動き、その領域は、直線先端部を制限するような単一点に制限されない。広い領域であることにより、ユーザは、手術場の中にある器官及び組織塊の近傍及び背後に到達することができる。屈曲先端部は、切開の中のトロカールの撹乱を最小にしながら、ユーザによって操作されることができ、屈曲先端部はユーザに対する視差エラーを除去する。
図2Aを参照すると、トロカールの中に挿入するための吸引及び潅注先端部を製造する方法を例示することができる。方法は、中空チューブ20を提供することを含み、そのチューブは、鈍な遠位端部24を有する遠位部分20Dを有し、そのチューブは近位部分20Pを有している。複数の開口26は、その鈍な遠位端部24に隣接するチューブの壁に提供されている。中空チューブは曲がっており、それによって中空チューブの遠位部分と近位部分とを接続する屈曲部分20Bを生成し、屈曲部分は、近位部分及び遠位部分と流体連通しており、屈曲部分は、先端部20の曲がりを生成し、曲がりは、トロカールを通して内側手術野の中に挿入されるときに、トロカールを操作することなくチューブの近位端部を操作する間、チューブの鈍な遠位端部が広い領域を動くことを可能にする。
先端部が曲げられ次第、先端部は、エンジニアリング及び汎用プラスチックから構成される使い捨ての形態、及び繰返し滅菌ができる材料から構成される再使用可能な形態を含む手術手順での使用の準備において、殺菌される。
1つの要素が別の要素の「上に(on)」あると先にいわれた場合、それは直接他の要素の上にあるか、又は、介在要素がその間に存在し得ると理解されることができる。対照的に、要素が別の要素の「上に直接(directly on)」存在しているといわれた場合、介在要素は存在しない。
更に、任意の部品又は材料は、同一の構造的に連続したピースから形成されるか、又は別個に組み立てられ、及び接続されることもできる。
「第1の」、「第2の」、「第3の」のような序数用語は、本明細書において様々な要素、部品、領域、層及び/又は断面を記述するために使用されるが、これらの要素、部品、領域、層及び/又は断面は、これらの用語によって限定されるべきではないことが更に理解される。これらの用語は、1つの要素、部品、領域、層又は断面を別の要素、部品、領域、層又は断面と区別するためにのみ用いられる。従って、以下において議論される「第1の要素(a first element」、「部品(component)」、「領域(region)」、「層(layer)」又は「断面(section)」は、本明細書における教示から離れることなく、第2の要素、部品、領域、層又は断面と呼ばれることができる。
空間的に相対的な用語、例えば、「の下に(beneath)」、「の下方に(below)」、「下側の(lower)」、「の上に(above)」、「上側の(upper)」などは、本明細書において、図に示されるように、1つの要素又は特徴の、別の単数若しくは複数の要素又は単数若しくは複数の特徴との関係を説明するための説明の容易さのために使用される。空間的に相対的な用語は、図中に示された向きに加えて、使用又は操作における装置の様々な向きを含むことが意図されていると理解される。例えば、図中の装置がひっくり返されると、別の要素又は特徴の「下方に(below)」又は「下に(beneath)」と説明された要素は、別の要素又は特徴の「上に(above)」置かれる。したがって、例示的な用語「下方に(below)」は、上下の向きの両方を含むことができる。装置は、異なるように向けられる(90度又は別の向きに回転させられる)ことができ、本明細書において使用される空間的に相対的な記述子は、それに応じて解釈される。
例示的な実施形態は、本明細書において、理想化された実施形態の略図である横断面図を参照して説明される。このように、例えば、製造技術及び/又は公差の結果としての図の形状からの変化物が想定されることができる。したがって、本明細書において説明される例示的な実施形態は、本明細書において示されるような領域の特定の形状に限定されるように構成されるべきではなく、例えば、製造から生じる形状における偏差を含むことができる。例えば、平坦であると図示又は説明された領域は、一般的に、粗い及び/又は非線形の特徴を有し得る。さらに、図示されている鋭角は、丸くされてもよい。したがって、図に示された領域は、事実上概略であり、それらの形状は、領域の正確な形状を図示することを目的とせず、本請求の範囲を限定することを目的としない。
結論として、腹腔鏡手術用の屈曲吸引及び潅注先端部が、本明細書に提示されている。本開示は、図面の中の例、及び記載された説明によって示される。本発明の概念を固守しつつ、多数の変形物が可能であることが、理解されるべきである。そのような変形物は、本開示の一部分であると考えられる。
14 カニューレ
20 先端部(チップ、先端器具)
20B 屈曲部分
20D 遠位部分
20P 近位部分

Claims (19)

  1. 腹腔鏡トロカールの中に挿入するための吸引及び潅注のための装置であって、
    壁を有する中空チューブであって、前記中空チューブは、鈍な遠位端部を有する遠位部分を有し、前記中空チューブは近位部分を有し、前記近位部分は実質的に直線であり、仮想の直線基準線を画定し、前記近位部分は、近位端部を有し、前記近位端部は、前記中空チューブがトロカールの中に挿入されるとき、前記トロカールの外側にある、前記中空チューブ
    を備え、
    前記中空チューブは、
    前記鈍な遠位端部に隣接する前記中空チューブの壁にある複数の開口であって、前記壁に配置された開口は、潅注手順の間、前記中空チューブを通って流れる潅注流体の出口として作用し、吸引手順の間、前記中空チューブの中への組織及び流体の入口として作用する、前記複数の開口と、
    前記中空チューブの遠位部分と近位部分とを接続する屈曲部分であって、前記屈曲部分は、前記近位部分及び前記遠位部分と流体連通しており、前記屈曲部分は、前記中空チューブに曲がりを生じさせ、前記曲がりは角度を有し、前記角度は、前記近位部分の前記仮想の直線基準線と前記屈曲部分とに対するものであり、前記曲がりは、前記トロカールを操作することなく前記中空チューブの近位端部を操作する間、前記中空チューブの鈍な遠位端部が円形領域の周りを動くことを可能にする、前記屈曲部分、
    有し
    前記鈍な遠位端部及び前記遠位部分は、前記屈曲部分及び前記近位部分に対して堅固であり、前記屈曲部分及び前記近位部分は、弾力的又は柔軟である、
    前記吸引及び潅注のための装置
  2. 前記遠位部分及び前記屈曲部分は、前記遠位部分が前記トロカールのカニューレを通って挿入されるとき、前記中空チューブの前記鈍な遠位端部は、少なくとも5mmの半径を有する円形領域及び少なくとも78.5平方mmの領域の周りを動き、半径は、鈍な遠位端部から、前記近位部分から続く前記仮想の直線基準線までの長さを有するように構成された、請求項1に記載の吸引及び潅注のための装置。
  3. 前記屈曲部分の前記曲がりの前記角度は、15度から25度である、請求項2に記載の吸引及び潅注のための装置
  4. 前記屈曲部分の前記曲がりの前記角度は、約20度である、請求項3に記載の吸引及び潅注のための装置
  5. 前記中空チューブは、約40cmから60cmの範囲の長さを有する、請求項1に記載の吸引及び潅注のための装置
  6. 前記中空チューブは、前記遠位端部と前記近位端部との間に等距離にある中間点を有し、前記屈曲部分は、前記中間点と前記遠位端部との間にある、請求項1に記載の吸引及び潅注のための装置
  7. 前記屈曲部分は、前記遠位端部の方に配置されている、請求項6に記載の吸引及び潅注のための装置
  8. 前記中空チューブは、金属中空チューブである、請求項1に記載の吸引及び潅注のための装置
  9. 前記鈍な遠位端部は、最小で約5mm最大で約8mmの距離で、前記仮想の直線基準線から離れて曲がる、請求項8に記載の吸引及び潅注のための装置
  10. 前記金属中空チューブは、ステンレス鋼、チタン、チタン鋼、チタン系合金、ニッケル系合金、超合金、ジルコニウムとハフニウムとの合金のいずれかひとつ又は組み合わせを含む、請求項に記載の吸引及び潅注のための装置
  11. 前記中空チューブは、使用前に最初に殺菌されるエンジニアリング及び汎用プラスチックから構成される、使い捨ての形態で提供される、請求項に記載の吸引及び潅注のための装置
  12. 腹腔鏡トロカールの中に挿入するための吸引及び潅注のための装置を製造する方法であって、
    壁を有する中空チューブを提供することであって、前記中空チューブは、鈍な遠位端部を有する遠位部分を有し、前記中空チューブは近位部分を有し、前記鈍な遠位端部及び前記遠位部分は、前記近位部分に対して堅固であり、前記近位部分は、弾力的又は柔軟である、前記中空チューブを提供することと、
    複数の開口を前記鈍な遠位端部に隣接する前記中空チューブの壁に提供することと、
    前記中空チューブを曲げることであって、それによって、前記中空チューブの遠位端部と近位端部とを接続する屈曲部分を形成し、前記屈曲部分は、前記近位部分及び前記遠位部分と流体連通しており、前記屈曲部分は、前記中空チューブに曲がりを生じさせ、前記曲がりは、前記中空チューブの鈍な遠位端部が、トロカールを通して内側手術野の中に挿入されるとき、前記トロカールを操作することなく、前記中空チューブの近位端部を操作する間、円形領域の周りを動くことを可能にし、前記鈍な遠位端部及び前記遠位部分は、前記屈曲部分に対して堅固であり、前記屈曲部分は、弾力的又は柔軟である、前記中空チューブを曲げること
    を含む、前記方法。
  13. 前記中空チューブを曲げることのステップの後に、前記中空チューブを殺菌するステップが続く、請求項12に記載の吸引及び潅注のための装置を製造する方法。
  14. 前記遠位部分及び前記屈曲部分は、前記遠位部分が前記トロカールのカニューレを通って挿入されるとき、前記中空チューブの前記鈍な遠位端部は、少なくとも5mmの半径を有する円形領域及び少なくとも78.5平方mmの領域の周りを動き、半径は、鈍な遠位端部から、前記近位部分から続く前記仮想の直線基準線までの長さを有するように構成する、請求項13に記載の吸引及び潅注のための装置を製造する方法。
  15. 前記鈍な遠位端部は、最小で約5mm最大で約8mmの距離で、前記仮想の直線基準線から離れて曲がる、請求項13に記載の吸引及び潅注のための装置を製造する方法。
  16. 前記中空チューブは、一体(unitary、単一の)ピースであり、金属又はエンジニアリングプラスチック(engineered plastic)中空チューブである、請求項12に記載の吸引及び潅注のための装置を製造する方法。
  17. 前記中空チューブは、エンジニアリングプラスチック中空チューブである、請求項1に記載の吸引及び潅注のための装置。
  18. 前記エンジニアリングプラスチック中空チューブは、ポリエーテルエーテルケトン(polyether ether ketone)を含む、請求項17に記載の吸引及び潅注のための装置。
  19. 前記屈曲部分の前記曲がりの角度は、5度から30度の範囲であり、前記遠位部分が前記近位部分より短く、前記遠位部分が前記トロカールのカニューレの中に通って挿入可能である、請求項1に記載の吸引及び潅注のための装置。
JP2016531601A 2013-07-30 2014-01-28 腹腔鏡手術用の屈曲先端部 Active JP6407280B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/954,482 US20140142497A1 (en) 2012-08-13 2013-07-30 Bowed tip for laparoscopic surgery
US13/954,482 2013-07-30
PCT/US2014/013316 WO2015016968A2 (en) 2013-07-30 2014-01-28 Bowed tip for laparoscopic surgery

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016529976A JP2016529976A (ja) 2016-09-29
JP6407280B2 true JP6407280B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=50728624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016531601A Active JP6407280B2 (ja) 2013-07-30 2014-01-28 腹腔鏡手術用の屈曲先端部

Country Status (6)

Country Link
US (3) US20140142497A1 (ja)
EP (1) EP3027244A4 (ja)
JP (1) JP6407280B2 (ja)
CN (1) CN205885882U (ja)
CA (1) CA2919436A1 (ja)
WO (1) WO2015016968A2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20160262836A1 (en) * 2015-03-12 2016-09-15 Dannoritzer Medizintechnik Gmbh & Co. Kg System comprising a surgical instrument and a flushing rod
CN107854740B (zh) * 2017-12-29 2018-10-19 泉州橙天贸易有限公司 微创外科手术用清洗器
CN109364317A (zh) * 2018-11-30 2019-02-22 黄靖 一种剑突下单孔胸腔镜手术胸腔冲洗器及冲洗方法
CN112451779B (zh) * 2020-11-24 2022-02-01 四川大学华西医院 一种可视化耳鼻喉科的多功能冲洗系统及方法

Family Cites Families (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2812765A (en) * 1955-12-19 1957-11-12 Benjamin F Tofflemire Combination aspirator and fluiddelivering surgical instrument
US4617013A (en) * 1983-03-14 1986-10-14 Timron Instruments, Incorporated Method and apparatus for surgical irrigation, aspiration and illumination
JPH0630205Y2 (ja) * 1991-01-30 1994-08-17 方希 百合野 持続局所麻酔セット
DE9207627U1 (de) * 1991-12-12 1992-10-22 Elektronik-Vertrieb GmbH, 8726 Gochsheim Spül- und Saugvorrichtung insbesondere für die Chirurgie
US5472441A (en) * 1993-11-08 1995-12-05 Zomed International Device for treating cancer and non-malignant tumors and methods
JP3244645B2 (ja) * 1997-05-07 2002-01-07 旭光学工業株式会社 内視鏡下外科手術用処置具
US6129713A (en) * 1998-08-11 2000-10-10 Embol-X, Inc. Slidable cannula and method of use
US6375648B1 (en) * 1998-10-02 2002-04-23 Misonix Incorporated Infiltration cannula with teflon coated outer surface
AU736964B2 (en) * 1998-12-09 2001-08-09 Cook Medical Technologies Llc Hollow, curved, superelastic medical needle
DE20110121U1 (de) * 2001-06-19 2002-12-05 B. Braun Melsungen Ag, 34212 Melsungen Katheter
US20030216710A1 (en) * 2002-03-26 2003-11-20 Hurt Robert F. Catheter
US20070276352A1 (en) * 2002-06-04 2007-11-29 Stemcor Systems, Inc. Removable device and method for tissue disruption
US7947000B2 (en) * 2003-09-12 2011-05-24 Intuitive Surgical Operations, Inc. Cannula system for free-space navigation and method of use
US20040236313A1 (en) * 2003-05-21 2004-11-25 Klein Jeffrey A. Infiltration cannula
US20050043682A1 (en) * 2003-08-22 2005-02-24 Cannuflow Incorporated Flexible inflow/outflow cannula and flexible instrument port
US8764765B2 (en) * 2003-09-23 2014-07-01 Covidien Lp Laparoscopic instrument and related surgical method
US20050171467A1 (en) * 2004-01-30 2005-08-04 Jaime Landman Multiple function surgical device
US8066702B2 (en) * 2005-01-11 2011-11-29 Rittman Iii William J Combination electrical stimulating and infusion medical device and method
EP1825872A3 (en) * 2006-02-23 2007-10-03 Levitronix LLC A pump-inflow-cannula, a pump-outflow-cannula and a blood managing system
US20070255230A1 (en) * 2006-04-27 2007-11-01 Sdgi Holdings, Inc. Vented directional delivery cannula with openings of different size for use with flowable materials and method for use thereof
US8603029B2 (en) * 2007-10-10 2013-12-10 Hospi Corporation Apparatuses and methods for medication administration
US8070694B2 (en) * 2008-07-14 2011-12-06 Medtronic Vascular, Inc. Fiber based medical devices and aspiration catheters
US20110112364A1 (en) * 2009-11-06 2011-05-12 Rone Rebecca J Minimally Invasive Surgical Apparatus in the Form of a Cannula
USD687542S1 (en) * 2012-08-14 2013-08-06 Michael Esposito Suction and irrigation tip for laparoscopic surgery

Also Published As

Publication number Publication date
WO2015016968A2 (en) 2015-02-05
US20150273122A1 (en) 2015-10-01
EP3027244A4 (en) 2017-03-15
CN205885882U (zh) 2017-01-18
US20150038895A1 (en) 2015-02-05
WO2015016968A3 (en) 2015-04-23
JP2016529976A (ja) 2016-09-29
CA2919436A1 (en) 2015-02-05
US20140142497A1 (en) 2014-05-22
EP3027244A2 (en) 2016-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6914054B2 (ja) クリップカラー高度固定
US9326761B2 (en) Multi-lumen access port
US8641608B2 (en) Manifold for laparoscopic seal assembly
JP5733826B2 (ja) 血液回収装置を有するシールポート
EP2229900B1 (en) Flexible port seal
US20100280368A1 (en) Trocar tube, Trocar, Obturator and/or Rectoscope for the Transluminal Endoscopic Surgery Via Natural Body Orifices
EP2455027A2 (en) Portal assembly with adjustable height
EP2181657A2 (en) Surgical access port with adjustable ring geometry
US20170027607A1 (en) Access device and assembly comprising such device
US20210153897A1 (en) Surgical instrument guide with insufflation channels
US20180168689A1 (en) Trocar Support
JP2012130684A (ja) 一体発泡体ポート
KR102347945B1 (ko) 관절운동과 회전운동이 가능한 미세 수술기구
JP6407280B2 (ja) 腹腔鏡手術用の屈曲先端部
JP2014161733A (ja) 可撓性のあるアクセスアセンブリ
JP2010227575A (ja) 一体化通気弁
KR101714393B1 (ko) 접근 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170929

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20171226

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180227

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6407280

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250