JP2011502528A - 口当たり強化成分 - Google Patents

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Abstract

本発明は化学式(I):(I)または化学式(II)(II)、ここで、R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択され、特に低カロリー飲料、例えばお茶、コーヒー、およびコーラに口当たり効果を付与する化合物を使用する方法に関する。

Description

技術分野
本発明は、香味剤の分野に関する。より特定には、特に口当たり感を付与するための、味覚強化成分としてのリン脂質の使用に関連する。本発明は、前記の化合物の香味剤工業における使用、並びに前記の化合物を含有する組成物または物品にも関連する。
従来技術
砂糖は最も一般的に使用される甘味料であり、且つ、砂糖の味は世界中の人々が甘味製品から期待するものである。砂糖は製品に甘味を付与するが、それに加えて快い口当たりおよび後味を提供する。
砂糖の味および質感に影響する成分の分析が試みられているが、しかし系が非常に複雑なので、その有効成分の明確な像は得られていない。
砂糖の高カロリー値のために、食品産業においては砂糖の代替としての人工または非スクロースの甘味料の使用が、特にダイエットおよび低カロリー食品および飲料において非常に増加している。それらの人工甘味料は本質的にノーカロリーであるか(しばしば低カロリーまたは高強度甘味料として示される)、あるいはそれらは著しく減少したカロリー含有率を有し、且つ、著しい量のかかる甘味料を含有する製品は低カロリー製品として知られている。かかる低カロリー甘味料の例は、サッカリン、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロース、アリターム、およびシクラメートを含む。
それらの低カロリー甘味料が抱える問題は、それらはスクロースの甘味を置き換えているが、他の特徴、特に口当たりまたはこくを置き換えることには失敗していることである。これは特に、しばしば低カロリーまたはダイエット飲料として知られる砂糖を減少させた飲料において明らかである。なぜなら、かかる飲み物の味の主な要素が、その口当たりと甘さであるからである。例えば、ダイエットコーラは、砂糖を除かれていないコーラと比べて、しばしば品質が劣るとみなされる。さらには、多くのかかる低カロリー飲料は、後をひく金属質の後味を有しているとみなされ、それはかかる飲料に対する消費者の嗜好を減少させ、従って、少なくとも部分的にかかる異味を隠すことが望まれる。
本発明はそれらのニーズに取り組み、および/または所望の結果を実現できる添加剤を提供しようとしている。
リン脂質は食品における使用が公知である。例えば、ホスファチジルコリン(phosphotidyl choline)はUS5120561号(Silva et al)内に報告されている。この文献によれば、球状小胞またはリポソームがホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、および水の混合物を使用して形成される。その後、該小胞を使用して、食品中の脂肪のいくらかあるいは全てを置き換え、且つ担体、封入剤、保湿剤、およびデパンナー(depanner)として作用させる。3列目、10〜12行目によれば、小胞またはリポソームを最初に形成した後、食品に添加することが必要不可欠である。従って、この文献は脂肪の置き換えを実現するために必要な特徴として、小胞の球状構造を意図している。本文献は、従って、かかる化合物を単独または組み合わせて、口当たり強化効果を提供して、スクロースを減少させた食品、特に砂糖を減少させた飲料において失われた口当たりを少なくとも部分的に置き換えることは意図していない。
ホスファチジルコリンはレシチンの成分である。レシチンは口当たり強化剤として公知である。しかしながら、その使用は脂肪の質感を提供することに限定されている。これは砂糖の口当たりを置き換え、且つ、人工甘味料の味を隠すこととは異なる。この理由から、レシチンは乳製品中でしばしば使用され、そこでは脂肪の質感が望ましいとみなされるが、脂肪質ではない食品においては、それは望ましくない質感および/または味を与えるとみなされることすらある。この理由から、望ましくない脂肪の香味を付与することを避けるために、レシチンの使用を避ける必要がある。
WO−A−2007/129251号(Firmenich SA)は、特定のアルコールを用いて食用液体油を洗浄して、重い留分と軽い留分とを提供し、そして口当たり強化成分として使用するために重い留分を回収する方法に関する。これは、有用な口当たり強化製品を提供するが、著しい量のアルコール残滓が留分中に存在し、且つ、その留分は成分の複合混合物のままである。従って、他の方法で製造され、且つ、複雑な混合物を避ける製品を提供することが望ましい。さらには、その重い留分は主成分としてモノアシルグリセロール、ジアシルグリセロールおよびトリアシルグリセロールを含有すると考えられている。それらは本発明の課題である口当たり強化成分ではない。
発明の説明
ここで我々は驚くべきことに化学式(I):
Figure 2011502528
または化学式(II)
Figure 2011502528
[式中、
R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
の化合物を、低カロリー食品の口当たりを強化するために使用できることを発見した。
従って、本発明は、着香組成物または着香された物品の口当たり特性を与え、強化し、改善または修正するための方法において、前記の組成物または物品に少なくとも1つの化学式(I):
Figure 2011502528
または化学式(II)
Figure 2011502528
[式中、
R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
の化合物を、口当たり強化に効果的な量で添加することを含み、ただし、この方法によって製造された組成物または物品はレシチンを含まない、前記方法に関連する。
該化合物は、アルコール洗浄された油の重い留分として得られる成分の複合混合物の形態では存在しない。化学式(I)または(II)による化合物を含む口当たり強化組成物は、典型的にはモノアシルグリセロール、ジアシルグリセロール、およびトリアシルグリセロールの混合物を主成分として含まない。該化合物は、レシチンの成分として存在せず、従って、特に砂糖を減少させた飲料に、例えばさっぱりとした、炭酸入りのコーラの、およびその類の所望の口当たりを、乳製品により関連する望ましくない脂肪の香味を付与しないで、付与することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、化学式(I)または化学式(II)による化合物を着香組成物に、前記の着香組成物の総質量に対して0.4質量%〜20.0質量%に含まれる量で添加する。
本発明の他の実施態様によれば、化学式(I)または化学式(II)による化合物を着香された物品に、前記の着香された物品の総質量に対して0.0004質量%〜0.02質量%に含まれる量で添加する。
化学式(I)または化学式(II)の化合物は、グリセロール主鎖、様々な鎖長のヒドロカルビル側基、および水素またはさらなる有機分子に結合されるホスフェート官能基から構成される。
化学式(I)において、R1およびR2は独立して、C3〜C18−、好ましくはC4〜C17−、より好ましくはC6〜C16−アルキルまたはアルケニル基から選択される。
R1および/またはR2は好ましくは0〜3つの二重結合、より好ましくは0または1つの二重結合を含有する。最も好ましくは、R1およびR2は二重結合を含まない。
化学式(II)において、R1はC3〜C18−、好ましくはC4〜C17−、より好ましくはC6〜C16−アルキルまたはアルケニルから選択され、且つ、好ましくは0〜3つの二重結合、より好ましくは0または1つの二重結合を含有し、最も好ましくは二重結合を含有しない。
いずれの化学式による化合物においても、それに関連する異味の可能性を減らし、より安定した口当たり強化化合物を提供するためには、アルキル鎖において非常に低い不飽和の程度であることが望ましい。
R3は、−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される。
好ましい類の化学式(I)および(II)の化合物は、ホスファチジン酸、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、およびホスファチジルイノシトールである。それらの中で、ホスファチジルコリン、ホスファチジルグリセロール、およびホスファチジン酸が特に好ましい。それらの類の化合物は全て、それらが添加される調製物の口当たりを付与または改善することが判明している。それらの類の化合物の中で、非常に好ましいのはホスファチジルコリンである。この類の化合物は、低カロリー食品、特に低カロリー飲料中で、特に望ましい口当たり強化効果を有することが判明している。
当業者は、それらの食用の塩を含む、化学式(I)または化学式(II)による化合物を明確に言及されなくてもすぐに認めることができる。
化学式(I)または化学式(II)による市販の化合物は、ジカプロイルホスファチジン酸(830841)、ジラウロイルホスファチジン酸(840635)、ジパルミトイルホスファチジン酸(830855)、ジオレオイルホスファチジン酸(840875)、ジカプロイルホスファチジルグリセロール(840432)、ジラウロイルホスファチジルグリセロール(840435)、ジパルミトイルホスファチジルグリセロール(840455)、ジオレオイルホスファチジルグリセロール(840475)、ジカプロイルホスファチジルコリン(850305)、ジカプリロイルホスファチジルコリン(850315)、ジカプリルホスファチジルコリン(850325)、ジラウロイルホスファチジルコリン(850335)、ジミリストイルホスファチジルコリン(850345)、ジパルミトイルホスファチジルコリン(850355)、ジオレオイルホスファチジルコリン(850375)、ジカプロイルホスファチジルエタノールアミン(850697)、ジラウロイルホスファチジルエタノールアミン(850702)、ジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン(850705)、ジオレオイルホスファチジルエタノールアミン(850725)、1−カプリロイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン(855175)、1−カプリル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン(855375)、1−ラウロイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン(855475)、1−ミリストイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン(855575)、1−パルミトイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン(855675)、1−オレオイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン(845875)、1−パルミトイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホグリセロール(858122)、1−オレオイル−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホグリセロール(858125)、全て米国、アラバマ、Avanti Polar Lipids Inc.より、を含む。
上述の通り、本発明は口当たり剤としての化学式(I)または化学式(II)の化合物の使用に関連する。"化学式(I)または化学式(II)の化合物の使用"は、ここで、香味剤および食品工業において口当たり強化成分として有利に用いられる、化学式(I)および/または(II)による化合物を含有する任意の混合された組成物の使用とも理解される。語句"混合された着香組成物"は、当該技術分野において一般的な意味を有する、即ち、種々の原料(天然または合成)の様々な成分を共に混合することによって得られる組成物である。
上述の混合された着香組成物もまた、本発明のもう一つの目的である。前記の混合された着香組成物は
i) 口当たり強化成分として、化学式(I):
Figure 2011502528
または化学式(II)
Figure 2011502528
[式中、
R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
の少なくとも1つの化合物、
ii) 香味担体および香味ベースからなる群から選択される少なくとも1つの成分、および
iii) 随意に少なくとも1つの香味補助剤
を含み、ただし、該組成物はレシチンを含まない。
用語"着香組成物"は、当該技術分野で通常の意味を有する。即ち、それは快楽的効果を付与する組成物である。即ち、調製物の味を好ましいように付与または修正することができ、且つ、単に味を付与するだけではない。
様々な組成物中に混合される、本発明による化合物における割合は、広範の値に及ぶ。それらの値は着香される物品の性質、および所望の官能効果、並びに、本発明による化合物が当該技術分野で通常使用される着香相互成分(co−ingredient)、溶剤または添加剤と混合される場合、所定のベース中での相互成分の性質に依存する。前記の割合の典型的な例は上記である。
"香味担体"はここで、着香成分の官能特性を著しく変えない、香味の観点で実質的に中性の材料を意味する。該担体は液体または固体であってよいが、本発明は飲料において最大の有用性を見出しているので、好ましくはそれは液体である。
液体担体として、限定されない例として乳化系、即ち溶剤と界面活性剤系、または香味剤において通常使用される溶剤を挙げることができる。香味剤において通常使用される溶剤の性質およびタイプの詳細な記載は出し尽くせない。しかしながら、限定されない例として溶剤、例えばプロピレングリコール、グリセリン、トリアセチン、トリエチルシトレート、ベンジル型アルコール、エタノール、植物油(vegetal oil)またはテルペンを挙げることができる。
固体担体として、限定されない例として、吸収ゴムまたはポリマー、またはさらにカプセル化された材料を挙げることができる。かかる材料の例は、壁形成材料および可塑化材料、例えば単糖類、二糖類または三糖類、天然または化工デンプン、親水コロイド、セルロース誘導体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、タンパク質またはペクチン、またはさらに参考文献、例えばH.Scherz, Hydrokolloids:Stabilisatoren,Dickungs− und Geliermittel in Lebensmittel,Band 2 der Schriftenreihe Lebensmittelchemie,Lebensmittelqualitaet,Behr’s Verlag GmbH & Co.,Hamburg,1996内に挙げられている材料を含んでよい。カプセル化は当業者によく知られた方法であり、且つ、例えば噴霧乾燥、凝塊形成および押出しなどの技術を使用して実施されるか、または被覆カプセル化、例えば単純および複合コアセルベーションからなり得る。
一般的に"香味担体"は、ここで少なくとも1つの着香相互成分を含む組成物を意味する。
前記の着香相互成分は、化学式(I)または化学式(II)のものではない。さらに、"着香相互成分"は、ここで、快楽的効果を付与するために着香調製物または組成物中で使用される化合物を意味する。言い換えれば、かかる相互成分は着香物としてみなされ、当業者によって良い方向に、または好ましく組成物の匂いまたは味を付与または修正でき、且つ、単に味を有するだけではないものとして認識されなければならない。
ベース中に存在する着香相互成分の性質およびタイプはここで詳細に記載されず、それはいずれにせよ出し尽くせず、当業者はその一般的な知見に基づき、且つ、意図されている使用、または用途および所望の官能効果に従ってそれらを選択できる。一般的な観点では、それらの着香相互成分は、アルコール、アルデヒド、ケトン、エステル、エーテル、アセテート、ニトリル、テルペン炭化水素、窒素または硫黄を含む複素環式化合物および精油にわたる化学種に属し、且つ、前記の芳香相互成分は天然または合成由来であってよい。多くのそれらの相互成分は、いずれにせよ、参考文献、例えばS.Arctanderによる本、Perfume and Flavor Chemicals,1969,Montclair,ニュージャージー,米国、またはそのより最新の版、または同様の他の文献、並びに香味剤分野における豊富な特許文献内に示されている。前記の相互成分は様々なタイプの着香化合物を制御して放出することが知られる化合物であってもよいとも理解される。
一般に、"香味補助剤"はここで、追加的に加えられる利益、例えば色、特定の耐光性、化学的安定性などを付与できる成分を意味する。着香ベース中で通常使用される補助剤の性質およびタイプの詳細な記載は出し尽くせないが、しかし、前記の成分は当業者にはよく知られていることに言及しなければならない。
化学式(I)または化学式(II)の少なくとも1つの化合物と、少なくとも1つの香味担体からなる本発明の組成物は、本発明の特定の実施態様、並びに化学式(I)または化学式(II)の少なくとも1つの化合物、少なくとも1つの香味担体、少なくとも1つの香味ベース、および随意に少なくとも1つの香味補助剤を含む着香組成物を表している。しかしながら、該組成物はレシチンがあってはならない。
化学式(I)または化学式(II)による化合物の類として、ホスファチジルコリンを含む本発明による着香組成物が好ましい。
上述の組成物中に、化学式(I)または化学式(II)の1つより多くの化合物を有する可能性が重要である。なぜなら、それは、任意の1つの化合物が支配することなく、バランスの取れた口当たりの供給を可能にするからである。従って、さまざまな強度および口当たりの持続時間が達成でき、さらに、1つの化合物が、単独で使用された場合に全体的な効果に有害であり得る過剰な二次的香味または味の効果を有する場合、調香師はこれを避けるように化合物を配合できる。
着香組成物において、本発明の化合物は好ましくは、着香組成物の総質量に対して0.4〜20質量%に含まれる量で存在する。その水準で、所望の口当たり強化および砂糖の置き換え効果を実現するために充分な化合物が存在する。この水準未満では、不充分な効果しか達成されない一方で、この水準より高いと、二次的な、しばしば望ましくない香味および味の存在がよりはっきりとしてくる。
本発明による化合物は、好ましくは食品、特に飲料中に存在する。従って、本発明によって着香された物品は、機能性の配合物、並びに所望の食材に相応する随意に追加的な有益剤(benefit agent)、例えば低カロリー炭酸飲料、例えば低カロリーコーラ、および口当たりを強化する量の本発明の化合物を含む。
飲料の成分の性質およびタイプはここではより詳細に記載せず、いずれにせよそれは出し尽くせず、当業者はその一般的な知見に基づき、且つ、製品の性質に従ってそれらを選択できる
適した食品は、限定されずに、低カロリー飲料、特に低カロリー炭酸飲料、最も好ましくはコーラを含む。なぜなら、驚くべきことにその口当たり強化効果は、砂糖を減少させた飲料において最も顕著であることが見出されているからである。
様々な上述の物品中または組成物に混合される、本発明による化合物における割合は、広範の値に及ぶ。それらの値は着香される物品の性質、および所望の官能効果、並びに、本発明による化合物が当該技術分野で通常使用される着香相互成分、溶剤または添加剤と混合される場合、所定のベース中での相互成分の性質に依存する。
それにもかかわらず、それらの化合物が砂糖を減少させた飲料、他には低カロリー飲料としても知られる飲料内に混合される場合、0.0004質量%〜0.02質量%のオーダーの濃度が好ましい。さらにより好ましいのは、0.002〜0.015質量%、且つ、最も好ましいのは0.006〜0.01質量%である。
本発明を以下の実施例を用いてさらに詳細に説明する。ここで、略記は当該技術分野での通常の意味を有する。
実施例1
口当たり強化剤の評価
各5mgの以下の化合物(全てAvanti Polar Lipids, Inc.、アラバマ、米国から入手)を、瓶内の市販のダイエットコーラ300mLに添加した。その後、該瓶を閉じ、そして手動で1分間、室温で振り混ぜた。この後、該瓶を超音波槽内で5分間音波処理し、そしてその後、室温で夜通し保管した。全ての試料を4〜5人の熟練したパネリストによってブラインド試験し、そして口当たり強化剤を含有しないダイエットコーラと、口当たり、甘さ、異味、および他の記述語について比較することによって評価した。
結果を下記の表1に示す:
表1:
Figure 2011502528
Figure 2011502528
該結果は、全ての化合物が口当たりを提供することを実証している。ジカプリルホスファチジルコリン、ジラウロイルホスファチジルコリン、ジミリストイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジルコリン、1−オレオイル−2−ヒドロキシ−グリセロ−3−ホスホコリン、ジパルミトイルホスファチジルグリセロール、ジカプロイルホスファチジルコリン、ジパルミトイルホスファチジン酸を用いて、優れた結果が達成された。なぜなら、それらは砂糖を減少させた飲料に求められる口当たりを、望ましくない異味をさらに生じることなく与えることが見出されているからである。
実施例2
口当たり強化剤を含む低カロリー飲料の製造
2つのダイエットコーラシロップを以下の成分を混合することによって製造した:
Figure 2011502528
1容積部の組成物A)またはB)の5部の炭酸水への添加は、2つの新しいダイエットコーラ飲料、それぞれA’)およびB’)を提供した。
ブラインド試験において、ダイエットコーラB’)の香味は、ダイエットコーラA’)よりも良い口当たりを有するとして述べられ、また、より豊かな味、およびよりさっぱりとした甘味であるとも述べられた。
従って、本発明の化合物は高く評価される改善された口当たりを付与できるだけでなく、先行技術の化合物とは反対に、本発明の化合物を有さないダイエットコーラ飲料よりも好まれる甘味感もまた生成する。
実施例3
口当たり強化剤を含む低カロリー飲料の製造
2つのダイエットコーラシロップを以下の成分を混合することによって製造した:
Figure 2011502528
1容積部の組成物A)またはB)の、5部の炭酸水への添加は、2つの新しいダイエットコーラ飲料、それぞれA’)およびB’)を提供した。
ブラインド試験にいて、ダイエットコーラB’)の香味は、ダイエットコーラA’)よりも甘く、より多くの口当たりを有するとして最も良く述べられ、また、より豊かな味であるとも述べられた。その他には、ダイエットコーラB’)はダイエットコーラA’)と比較して中性的な味であると述べられた。
従って、本発明の化合物は高く評価される改善された口当たりを付与できるだけでなく、先行技術の化合物とは反対に、本発明の化合物を有さないダイエットコーラ飲料よりも好まれる甘味感もまた生成する。
実施例4
口当たり強化剤を含む低カロリー飲料の製造
2つのダイエットコーラシロップを以下の成分を混合することによって製造した:
Figure 2011502528
1容積部の組成物A)またはB)の5部の炭酸水への添加は、2つの新しいダイエットコーラ飲料、それぞれA’)およびB’)を提供した。
ブラインド試験において、ダイエットコーラB’)の香味は、ダイエットコーラA’)よりも、炭酸が少ないように思われ、より少ない酸味であり、より柑橘系の香り、より良好且つより多くの口当たり、より少ない金属質およびより少ない後を引く後味、およびより良好な甘さを有するとして、最も良く述べられた。異味の香りはダイエットコーラB’)においては述べられなかった。
従って、本発明の化合物は、高く評価された改善される口当たりを付与することと、先行技術の化合物とは反対に、本発明の化合物を有さないダイエットコーラ飲料よりも好まれる甘味感を生成することとの両方が可能である。
実施例5
口当たり強化剤を含む低カロリー飲料の製造
2つのダイエットコーラシロップを以下の成分を混合することによって製造する:
Figure 2011502528
1容積部の組成物A)またはB)の5部の炭酸水への添加は、2つの新しいダイエットコーラ飲料、それぞれA’)およびB’)を提供した。
ブラインド試験において、ダイエットコーラB’)の香味は、ダイエットコーラA)よりも、より多くの口当たりを有し、より丸みがあるように思われ、良好な口当たりおよび甘さを有し、且つ、よりクリーミーであるとして最も良く述べられた。異味の香りはダイエットコーラB’)においては述べられなかった。
従って、本発明の化合物は、高く評価された改善される口当たりを付与することと、先行技術の化合物とは反対に、本発明の化合物を有さないダイエットコーラ飲料よりも好まれる甘味感を生成することとの両方が可能である。

Claims (12)

  1. 着香組成物または着香された物品の口当たり特性または口当たりを与え、強化し、改善または修正するための方法において、前記の組成物または物品に化学式(I):
    Figure 2011502528
    または化学式(II)
    Figure 2011502528
    [式中、
    R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
    R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
    の化合物を添加することを含み、ただし、この方法によって製造された組成物または物品はレシチンを含まない、前記方法。
  2. 前記の方法が、着香組成物または着香された物品の口当たりの量感、こく、および豊かさを、そこに脂肪の質感を付与しないで、与え、強化し、改善または修正するためであることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 化学式(I)または化学式(II)による化合物を着香組成物に、前記の着香された物品の総質量に対して0.4質量%〜20.0質量%に含まれる量で添加することを特徴とする、請求項1あるいは2に記載の方法。
  4. 化学式(I)または化学式(II)による化合物を、着香された物品に、前記の着香された物品の総質量に対して0.0004質量%〜0.02質量%に含まれる量で添加することを特徴とする、請求項1あるいは2に記載の方法。
  5. 前記の化合物(I)が、アルキル(アルケニル)ホスファチジルコリンであることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記の方法が、化学式(I)または(II)による2つまたはそれより多くの異なる化合物の混合物を添加することを含むことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の方法。
  7. 口当たり強化組成物であって、
    化学式(I):
    Figure 2011502528
    または化学式(II)
    Figure 2011502528
    [式中、
    R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
    R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
    の化合物を含み、ただし、該組成物はレシチンを含まない、口当たり強化組成物。
  8. 混合された香味付け組成物であって、
    i) 口当たり強化成分として、化学式(I):
    Figure 2011502528
    または化学式(II)
    Figure 2011502528
    [式中、
    R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
    R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
    の少なくとも1つの化合物、
    ii) 香味担体および香味ベースからなる群から選択される少なくとも1つの成分、および
    iii) 随意に少なくとも1つの香味補助剤
    を含み、ただし、該組成物はレシチンを含まない、混合された香味付け組成物。
  9. 化学式(I)または化学式(II)による前記の化合物がアルキル(アルキレン)ホスファチジルコリンであることを特徴とする、請求項8に記載の着香組成物。
  10. 着香された物品であって、
    i) 着香成分として、化学式(I):
    Figure 2011502528
    または化学式(II)
    Figure 2011502528
    [式中、
    R1およびR2は独立してC3〜C18−アルキル基またはアルケニル基を表し、且つ、
    R3は−H、−(CH2CH2+(CH33)、−(CH2CH2NH3 +)、−(CH2CH(NH3 +)COOH)、−(CH2CH(OH)CH2OH)、および−(C6116)からなる群から選択される]
    の少なくとも1つの化合物、および
    ii) 食品ベース
    を含み、ただし、該物品はレシチンを含まない、着香された物品。
  11. 化学式(I)または化学式(II)による化合物が、着香された物品に、前記の着香された物品の総質量に対して0.0004質量%〜0.02質量%に含まれる量で存在することを特徴とする、請求項10に記載の着香された物品。
  12. 前記の食品が砂糖を減少させた飲料であることを特徴とする、請求項10または11に記載の着香された物品。
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