JP2011259648A - ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置 - Google Patents

ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011259648A
JP2011259648A JP2010133518A JP2010133518A JP2011259648A JP 2011259648 A JP2011259648 A JP 2011259648A JP 2010133518 A JP2010133518 A JP 2010133518A JP 2010133518 A JP2010133518 A JP 2010133518A JP 2011259648 A JP2011259648 A JP 2011259648A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brushless motor
current
armature winding
rotor
induced voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010133518A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5688925B2 (ja
Inventor
Masamichi Okubo
雅通 大久保
Atsushi Okamoto
敦志 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsuba Corp
Original Assignee
Mitsuba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsuba Corp filed Critical Mitsuba Corp
Priority to JP2010133518A priority Critical patent/JP5688925B2/ja
Publication of JP2011259648A publication Critical patent/JP2011259648A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5688925B2 publication Critical patent/JP5688925B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

【課題】正弦波駆動される線間誘起電圧が正弦波のブラシレスモータにて、電流量の変動に関わらずトルクリップルの低減を図る。
【解決手段】線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備えたロータとを有してなるブラシレスモータ3にて、電機子巻線に対し正弦波波形の駆動電流を供給する。電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分と、誘起電圧の基本波と高調波成分との間の位相差を駆動電流に含ませる。巻線電流量と高調波成分含有率、巻線電流量と位相差の関係を予め把握して制御マップ58を作成し、電流指令部51に配置する。電流指令部51には、ロータ回転位置情報とロータ回転数情報及びモータ負荷情報に基づいて供給電流量を算出する供給電流量算出部52と、算出された電流量と制御マップ58に基づいて駆動電流を制御する電流波形制御部59を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ブラシレスモータの制御技術に関し、特に、電動パワーステアリング装置用のブラシレスモータの制御方法及び制御装置並びに電動パワーステアリング装置に使用可能なブラシレスモータに関する。
自動車等の操舵力補助のため、近年多くの車両にいわゆるパワーステアリング装置が装備されている。このようなパワーステアリング装置としては、近年、エンジン負荷軽減や重量低減等の観点から、電気式の動力操舵装置(いわゆる電動パワーステアリング装置、以下、適宜EPSと略記する)を搭載した車両が増大している。このようなEPSの動力源としては、従来よりブラシ付きのモータが多く使用されているが、近年では、メンテナンス性に優れ、小型で高トルクが得られることから、ブラシレスモータの使用が増大している。
このようなEPS用モータでは、運転者の操作感向上のため、作動音の低減が大きな課題となっている。一般的には、トルク変動(トルクリップル)と作動音の間には密接な関係があり、EPS用モータ、特に、ブラシレスモータでは、通電方法の工夫によるトルクリップルの低減が種々検討されている。例えば、矩形波駆動に代えて、滑らかに通電できる正弦波によってブラシレスモータの駆動を行うことなどは、作動音の対策として良く知られている。
特開2006-174692号公報 特開2004-274963号公報 特開2008-172983号公報
しかしながら、正弦波駆動を行った場合でも、実際にモータを通電駆動すると、電機子反作用の影響により誘起電圧波形が歪められ、トルクリップルが発生してしまうという問題があった。正弦波駆動の場合、トルクリップルを低減するためには、モータ側の誘起電圧波形もまた正弦波形状にしなくてはならない。ところが、通電時のモータでは、高調波成分の影響や、電機子反作用による誘起電圧波形の位相ずれによって、誘起電圧波形が正弦波とならないという現象が生じる。このため、正弦波駆動を行ってもトルクリップルを解消できず、特に、高調波成分の含有率が高くなる高電流領域にてトルクリップルが大きくなるという問題があった。従って、例えば、EPS用モータにおいて、据え切り時等のようにモータの負荷が増大すると、トルクリップルが大きくなり、操舵フィーリングが損なわれるおそれがあり、その対策が求められていた。
本発明の目的は、正弦波駆動される線間誘起電圧が正弦波のブラシレスモータにて、電流量の変動に関わらずトルクリップルの低減を図ることにある。
本発明のブラシレスモータ制御方法は、線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータと、を有してなるブラシレスモータの制御方法であって、前記電機子巻線に対し、正弦波波形を有する駆動電流を供給し、前記駆動電流は、通電に伴って前記電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分、又は、通電に伴って前記電機子巻線の誘起電圧の基本波と高調波成分との間に生じる位相差の少なくとも何れか一方を含むことを特徴とする。
本発明にあっては、通電に伴って電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分や、電機子反作用によって誘起電圧に生じる基本波と高調波成分との位相差を考慮して駆動電流を制御することにより、相電流波形と実際の誘起電圧波形との間の差異を低減できる。このため、負荷によるトルクリップルの変化も小さくなり、特に、高負荷領域でのトルクリップルが抑えられる。
前記ブラシレスモータ制御方法において、前記電機子巻線の電流量に基づいて、前記駆動電流に重畳させる前記高調波成分、又は、前記位相差の含有量の少なくとも何れか一方を制御するようにしても良い。また、前記電機子巻線に生じる誘起電圧波形中の高周波含有率とモータ負荷との関係を示す高調波含有率マップ、又は、前記位相差とモータ負荷との関係を示す位相差マップの少なくとも何れか一方を予め作成し、モータ負荷と、前記位相差マップ、又は、前記高調波含有率マップの少なくとも何れか一方に基づいて前記駆動電流を制御するようにしても良い。さらに、前記ロータ又はステータにスキューを設け、前記スキューの角度θをθ≧360°/(磁極数Pとスロット数Sの最小公倍数)に設定しても良い。
本発明のブラシレスモータ制御装置は、線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータと、を有するブラシレスモータの前記電機子巻線に対し、正弦波波形を有する駆動電流を供給するブラシレスモータ制御装置であって、前記ロータの回転位置を検出する角度センサと、前記ロータの回転位置情報に基づいて前記ロータの回転数を算出するロータ回転数算出部と、前記ブラシレスモータに加わる負荷を検出するトルクセンサと、通電に伴って前記電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分の含有率とモータ負荷との関係を示す高調波含有率マップ、又は、通電に伴って前記電機子巻線の誘起電圧の基本波と前記高調波成分との間に生じる位相差とモータ負荷との関係を示す位相差マップの少なくとも何れか一方を備える制御マップと、前記角度センサからのロータ回転位置情報と、ロータ回転数情報と、前記トルクセンサからのモータ負荷情報とに基づき、前記電機子巻線に対して供給する電流量を算出する供給電流量算出部と、前記算出された電流量と前記制御マップに基づいて、前記駆動電流に重畳させる前記高調波成分、又は、前記位相差の含有量の少なくとも何れか一方を制御する電流波形制御部とを有することを特徴とする。
本発明にあっては、通電に伴って電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分の含有率とモータ負荷との関係を示す高調波含有率マップ、又は、通電に伴って電機子巻線の誘起電圧の基本波と高調波成分との間に生じる位相差とモータ負荷との関係を示す位相差マップの少なくとも何れか一方を設けると共に、高調波含有率マップや位相差マップに基づいて、電機子巻線に対して供給する駆動電流を制御する電流波形補正部を設けたので、誘起電圧の高調波成分や、電機子反作用によって誘起電圧に生じる基本波と高調波成分との位相差を考慮しつつ駆動電流が制御される。このため、相電流波形と実際の誘起電圧波形との間の差異を低減でき、負荷によるトルクリップルの変化も小さくなり、特に、高負荷領域でのトルクリップルが抑えられる。
本発明のブラシレスモータ制御方法によれば、線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備えステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータと、を有してなるブラシレスモータの制御方法にて、通電に伴って電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分や、電機子反作用によって誘起電圧に生じる基本波と高調波成分との位相差を考慮して駆動電流を制御するようにしたので、相電流波形と実際の誘起電圧波形との間の差異を低減することが可能となる。これにより、負荷変動に伴うトルクリップルの変化も小さくなり、特に、高負荷領域でのトルクリップルを抑えることが可能となる。
本発明のブラシレスモータ制御装置によれば、線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、永久磁石を備えステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータと、を有するブラシレスモータの電機子巻線に対し、正弦波波形を有する駆動電流を供給するブラシレスモータ制御装置に、通電に伴って電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分の含有率とモータ負荷との関係を示す高調波含有率マップ、又は、通電に伴って電機子巻線の誘起電圧の基本波と高調波成分との間に生じる位相差とモータ負荷との関係を示す位相差マップの少なくとも何れか一方を設けると共に、高調波含有率マップや位相差マップに基づいて、電機子巻線に対して供給する駆動電流を制御する電流波形補正部を設けたので、誘起電圧の高調波成分や、電機子反作用によって誘起電圧に生じる基本波と高調波成分との位相差を考慮しつつ駆動電流を制御でき、相電流波形と実際の誘起電圧波形との間の差異を低減することが可能となる。これにより、負荷変動に伴うトルクリップルの変化も小さくなり、特に、高負荷領域でのトルクリップルを抑えることが可能となる。
本発明の制御方法・制御装置によって駆動されるブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置の構成を示す説明図である。 図1の電動パワーステアリング装置にて使用されているブラシレスモータの構成を示す断面図である。 図2のブラシレスモータのステータコアの構成を示す説明図である。 電動パワーステアリング装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 高負荷時(120A,3.2Nm)におけるモータの誘起電圧波形を示す説明図である。 トルクと位相ズレ角度αとの関係を示す説明図である。 トルクと高周波含有率βとの関係を示す説明図である。 本発明におけるマップ作成処理の一例を示す説明図である。 本発明者らによるトルクリップルの測定結果を示す説明図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、ブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置の構成を示す説明図である。図1の電動パワーステアリング装置(EPS)1は、ステアリングシャフト2に対し動作補助力を付与するコラムアシスト式の構成となっており、本発明を適用したモータ3が動力源として使用されている。
ステアリングシャフト2にはステアリングホイール4が取り付けられており、ステアリングホイール4の操舵力は、ステアリングギヤボックス5内に配された図示しないピニオンとラック軸を介して、タイロッド6に伝達される。タイロッド6の両端には車輪7が接続されており、ステアリングホイール4の操作に伴ってタイロッド6が作動し、図示しないナックルアーム等を介して車輪7が左右に転舵する。
EPS1では、ステアリングシャフト2に操舵力補助機構であるアシストモータ部8が設けられている。アシストモータ部8には、モータ3と共に、減速機構部9とトルクセンサ11が設けられている。減速機構部9には、図示しないウォームとウォームホイールが配されており、モータ3の回転は、この減速機構部9によって、ステアリングシャフト2に減速されて伝達される。モータ3とトルクセンサ11は、制御装置(ECU)12に接続されている。
ステアリングホイール4が操作され、ステアリングシャフト2回転すると、トルクセンサ11が作動する。ECU12は、トルクセンサ11の検出トルクに基づいて、モータ3に対し適宜電力を供給する。モータ3が作動すると、その回転が減速機構部9を介してステアリングシャフト2に伝達され操舵補助力が付与される。ステアリングシャフト2は、この操舵補助力と手動操舵力によって回転し、ステアリングギヤボックス5内のラック・アンド・ピニオン結合により、この回転運動がラック軸の直線運動に変換され、車輪7の転舵動作が行われる。
図2は、モータ3の構成を示す断面図である。図2に示すように、モータ3は、外側にステータ21、内側にロータ22を配した6P9Sのインナーロータ型ブラシレスモータとなっている。ステータ21は、ハウジング23と、ハウジング23の内周側に固定されたステータコア24及びステータコア24に巻装された巻線25とを備えた構成となっている。ハウジング23は鉄等にて有底筒状に形成されており、その開口部には合成樹脂製のブラケット30が取り付けられている。ステータコア24は鋼板を多数積層した構成となっており、ステータコア24の内周側には複数個のティースが突設されている。
ステータコア24にはスキューが施されている。ここでは、スキュー角θ(機械角)は20°以上(例えば、25°:θ≧360°/(磁極数Pとスロット数Sの最小公倍数=6P9Sでは18))に設定されている。一般に、ブラシレスモータでは、モータ側の誘起電圧波形を正弦波形状とすべく、スキューやマグネットの偏心などの方策が行われている。例えば、スキュー角を大きくすると、それに伴って高調波歪み率(THD:Total Harmonic Distortion)が低下し、6P9Sのモータでは、スキュー角25°程度にて、誘起電圧波形が基本波形の正弦波形に近付く。そこで、6P9Sの当該モータ3においても、誘起電圧波形を正弦波形化すべく、スキュー角θを、θ≧360°/(磁極数Pとスロット数Sの最小公倍数)である25°に設定している。
図3は、ステータコア24の構成を示す説明図である。ステータコア24は、リング状の継鉄部26と、継鉄部26から内側方向へ突出形成されたティース27とから形成されている。ティース27は9個設けられており、各ティース27の間にはスロット28(9個)が形成され、モータ3は9スロット構成となっている。各ティース27の先端部には、補助溝20が形成されている。各ティース27には巻線25が集中巻にて巻装されており、巻線25は各スロット28内に収容されている。各巻線25は、U,V,Wの3相がスター結線されており、給電配線29を介してバッテリ(図示せず)と接続されている。巻線25に対しては、高調波成分を含んだ正弦波形状の相電流(U,V,W)が供給される。
ロータ22はステータ21の内側に配置されており、回転軸31と、ロータコア32、マグネット33を同軸状に配した構成となっている。回転軸31の外周には、鋼板を多数積層した円筒形状のロータコア32が取り付けられている。ロータコア32の外周には、セグメントタイプのマグネット33が配置されている。マグネット33は、回転軸31に固定されたマグネットホルダ34に取り付けられており、周方向に沿って6個配置されている。すなわち、当該モータ3は、6極9スロット(6P9S)構成となっている。
回転軸31の一端部は、ハウジング23の底部に圧入されたベアリング35に回転自在に支持されている。回転軸31の他端部は、ブラケット30に取り付けられたベアリング36によって、回転自在に支持されている。回転軸31の端部(図2において左端部)には、スプライン部37が形成されており、図示しないジョイント部材によって、減速機構部9のウォーム軸に接続されている。ウォーム軸にはウォームが形成されており、減速機構部9にて、ステアリングシャフト2に固定されたウォームホイールと噛合している。
ブラケット30内には、ベアリング36と、ロータ22の回転位置を検知するレゾルバ(角度センサ)41が収容されている。レゾルバ41は、ブラケット30側に固定されたレゾルバステータ42と、ロータ22側に固定されたレゾルバロータ43とから構成されている。レゾルバステータ42にはコイル44が巻装されており、励磁コイルと検出コイルが設けられている。レゾルバステータ42の内側には、マグネットホルダ34の左端部に固定されたレゾルバロータ43が配置される。レゾルバロータ43は、金属板を積層した構成となっており、三方向に凸部が形成されている。
回転軸31が回転すると、レゾルバロータ43もまたレゾルバステータ42内にて回転する。レゾルバステータ42の励磁コイルには高周波信号が付与されており、凸部の近接離反により検出コイルから出力される信号の位相が変化する。この検出信号と基準信号とを比較することにより、ロータ22の回転位置が検出される。そして、ロータ22の回転位置に基づき、巻線25への電流が適宜切り替えられ、ロータ22が回転駆動される。
このようなEPS1では、ステアリングホイール4が操作されてステアリングシャフト2が回転すると、この回転に応じた方向にラック軸が移動して転舵操作がなされる。この操作により、トルクセンサ11が作動し、その検出トルクに応じて、図示しないバッテリから給電配線29を介して巻線25に電力が供給される。巻線25に電力が供給されるとモータ3が作動し、回転軸31とウォーム軸が回転する。ウォーム軸の回転は、ウォームホイールを介してステアリングシャフト2に伝達され、操舵力が補助される。
図4は、EPS1の制御装置50の構成を示すブロック図であり、本発明の制御方法は当該制御装置50にて実行される。EPS1は、前述のように、トルクセンサ11による検出値と、レゾルバ41によって検出されたロータ22の回転位置情報に基づいて駆動制御される。図4に示すように、モータ3には、角度センサとしてレゾルバ41が配されており、ロータ回転位置は逐次ロータ回転位置情報として電流指令部51に入力されている。また、ステアリングホイール4の操作に伴い、トルクセンサ11からは、モータ3の負荷となるトルク値(モータ負荷情報)がモータ負荷情報として電流指令部51に入力される。また、電流指令部51の前段には、ロータ回転位置情報に基づいてロータ22の回転数を算出するロータ回転数算出部60が設けられている。電流指令部51には、このロータ回転数算出部60からも、ロータ回転数情報が入力されている。
電流指令部51には、これらの検出値に基づいて演算処理を行い、モータ3に対して供給する電流量を算出する供給電流量算出部52が設けられている。供給電流量算出部52では、レゾルバ41からのロータ回転位置情報とロータ回転数情報及びモータ負荷情報から、d軸(トルクに寄与しない直交座標系成分),q軸(トルクに寄与する直交座標系成分)の電流指令値Id’,Iq’を算出し、ベクトル制御部53に出力する。
ベクトル制御部53は、d軸,q軸のPI(比例・積分)制御部54d,54qと、座標軸変換部(dq/UVW)55とから構成されており、電流指令値Id’,Iq’は、PI制御部54d,54qにそれぞれ入力される。PI制御部54d,54qにはまた、モータ3の電流値がフィードバックされており、座標軸変換部(UVW/dq)56を介して、3相(U,V,W)のモータ電流値をdq軸変換した検出電流値Id,Iqが入力されている。PI制御部54d,54qは、電流指令値Id’,Iq’と検出電流値Id,Iqに基づき、PI演算処理を行い、d軸,q軸の電圧指令値Vd,Vqを算出する。電圧指令値Vd,Vqは、座標軸変換部55に入力され、3相(U,V,W)の電圧指令値Vu,Vv,Vwに変換され出力される。座標軸変換部55から出力された電圧指令値Vu,Vv,Vwは、インバータ57を介してモータ3に印加される。
一方、本発明による制御装置50では、電流指令部51に、モータ電流による誘起電圧波形の変化を相殺するための制御マップ58が設けられている。モータ電流による誘起電圧波形の変化はモータごとに異なるため、モータごとに固有の制御マップ58が設けられている。制御マップ58には、予め検査等によって検出したトルクと位相差との関係を示す位相差マップ61と、トルクと高周波含有率(5次成分と7次成分の含有率)との関係を示す高調波含有率マップ62が格納されている。さらに、電流指令部51には、電流波形制御部59が設けられている。電流波形制御部59は、制御マップ58を用いてモータ3に供給する電流の波形を決定する。
前述のように、モータを通電駆動すると、高調波成分の影響や、電機子反作用による誘起電圧波形の位相ずれによって、誘起電圧波形に歪みが生じる。正弦波駆動を行うモータでは、無通電時には、5次・7次の高調波成分は発生せず、誘起電圧波形も正弦波となるが、実際に通電を行うと5次・7次の成分が発生する。5次・7次の成分は、短節巻き係数Kp=|cos(n・(1-βp)・π/2)|(βp:磁極ピッチ/コイルピッチ)の値が大きくなる(2P3S×n:Kp=0.87)の構成のモータに多く、電流値が大きくなるほど増加し、基本波との位相差も増大する。図5は、高負荷時(120A,3.2Nm)におけるモータ3の誘起電圧を示す説明図であり、正弦波形状の基本波誘起電圧と共に、5次と7次の高調波誘起電圧が発生する。また、図5(b)に示すように、基本波誘起電圧と5次の高調波誘起電圧との間には9°、基本波誘起電圧と7次の高調波誘起電圧との間には3°の位相差がそれぞれ生じている。
そこで、本発明では、モータ3に対し、電機子反作用によって生じる5次・7次の高調波成分Iqh,Idhを含ませた正弦波電流を供給し、その影響を相殺してトルクリップルの低減を図る。ここで、三相交流軸上では、5次・7次はdq軸における6次に該当することから、Iqh及びIdhは、
Iqh=βq・Aq・sin(6θ+ψq+αq)+γq
Idh=βd・Ad・sin(6θ+ψd+αd)
(A:振幅比率係数(A/%)、ψ:初期位相(deg)、α:位相のズレ角度(deg)、θ:電気角(deg)、β:高調波含有率(%)、γq:オフセット直流値(A))
で表すことができる。但し、A,ψ,γqには、弱め界磁制御を実施する場合の値の変化も含まれる。なお、図4に示されているIqf,IdfはIq,Idの基本波成分である。
そこで、α,βとトルクとの関係を各モータについて予め求めておき、電流指令値Iq’,Id’として、Iqf,IdfとIqh,Idhを合成した値を用いることにより、高調波成分の存在と、基本波に対する高調波成分の位相のズレをモータ制御に反映させることができる。すなわち、通電時における誘起電圧波形の変化を考慮し、その変化に対応する波形の正弦波電流を供給することにより、供給電流波形と誘起電圧波形とのズレがキャンセルされ、両者のズレに起因するトルクリップルが抑制される。
図6は、トルクと位相ズレ角度αとの関係を示す説明図であり、位相差マップ61には、図6の関係がテーブル(あるいは関係式)の形で格納されている。また、図7はトルクと高周波含有率β(5次成分と7次成分の含有率)との関係を示す説明図であり、高調波含有率マップ62には、図7の関係がテーブル(あるいは関係式)の形で格納されている。なお、ここでは、モータ負荷としてモータトルクを用いて、図6,6の横軸をトルクとしているが、モータ負荷として巻線電流量を用いても良く、この場合は、横軸を巻線電流量として、図6,6と同様のマップが形成される。
図6に示すように、位相のズレ角度αは、5次成分と7次成分共に、トルク(電流量)が増大するに連れて大きくなり、例えば、αは、1.0Nmでは、7次成分は約1°、5次成分は約2.8°となる。また、3.0Nmでは、7次成分は約2.9°、5次成分は約8.2°となる。一方、高周波含有率βは、図7に示すように、5次成分は、トルクが増大するに連れて大きくなり、例えば、1.0Nmでは約0.95%、3.0Nmでは約1.6%となっている。これに対し、7次成分は、1.7Nm近傍をピーク(1.2%)として放物線状に変化し、例えば、約1.0Nmでは1.0%、3.0Nmでは約0.7%となる。
電流指令部51では、トルクセンサ11からのトルク検出値(モータ負荷)に基づき、α,βをマップ61,62(図6,6の関係)から求め、それを用いてIqh,Idhを算出する。Iqh,Idhは、Iqf,Idfと合成され、Iq’,Id’となって、ベクトル制御部53に送られる。その際のIq’,Id’は、位相のズレ角度αと高周波含有率βが考慮された状態となっている。
図8は、本発明におけるマップ作成処理の一例を示す説明図であり、ここでは、高周波含有率が5次:1.7%,7次:0.6%、位相ズレが5次:9°,7次:3°の場合を想定している。図8(a)は、前記条件の場合のモータ3の誘起電圧波形であり、正弦波がやや歪んだ形となっている。図8(b)は、(a)の3相電圧をdq変換したものである。電流波形制御部59は、Iq’,Id’として、dq軸上にて、図8(b)のEqの位相を反転させた形(図8(b)のEqを打ち消すような波形)のIq電流(図8(c))を設定する。すなわち、電流波形制御部59は、前記条件からマップ61,62を参照して、Iqh,Idhを算出して図8(c)のようなIq’,Id’を設定し、ベクトル制御部53に送出する。
ベクトル制御部53は、このように高周波含有率と位相ズレが考慮されたIq’,Id’を3相(U,V,W)の電圧指令値Vu,Vv,Vwに変換し、モータ3に供給する。すなわち、制御装置50では、高調波成分の存在と、電機子反作用によって生じる高調波成分の位相ズレを考慮してモータ3への供給電流波形が制御され、モータ3は、誘起電圧波形と供給電流波形が適合した状態で駆動される。これにより、正弦波駆動のモータにおいて、供給電流波形と実際の誘起電圧波形との差を小さくでき、トルクリップルを低減させることが可能となる。
図9は、本発明者らによるトルクリップルの測定結果を示す説明図であり、本発明による高調波重畳制御では、正弦波制御と異なり、電流量に関わらずトルクリップルが2%前半に抑えられている。特に、高負荷領域でのトルクリップルが効果的に抑えられており(80A超では半減)、例えば、本発明による制御方法・制御装置をEPSに用いた場合、据え切り時等のようにモータの負荷が増大してもトルクリップルが大きくならず、操舵フィーリングの向上を図ることが可能となる。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
前述の実施例では、位相差マップ61と高調波含有率マップ62の両方を用いて電流波形を制御する構成を示したが、モータ仕様やモータ負荷等に応じて、例えば、高調波含有率マップ62のみなど、位相差マップ61と高調波含有率マップ62の何れか一方のみを用いて電流波形を制御しても良い。この場合、制御マップ58に、位相差マップ61と高調波含有率マップ62の一方のみを配置しても、また、両マップ61,62を共に配置し、それらを適宜選択して電流波形の制御を行っても良い。
また、前述の実施例では、モータ3として6極9スロットのモータを例に挙げて説明したが、モータ構成はこれには限定されず、2極3スロットの整数倍のモータにも、本発明は適用可能である。なお、前述の短節巻き係数Kpから見て、5次と7次の成分の多い(2P3S×n)構成への適用が最も効果的であり、前述のKpが0.26となる10P12Sや14P12S構成のモータは、5次と7次の成分が少ないため、本発明の効果は小さくなる。
さらに、前述の実施例では、インナーロータ型のブラシレスモータを用いた例を示したが、本発明は、ステータの外側にロータを配したアウタロータ型のブラシレスモータにも適用可能である。さらに、前述の実施例では、本発明による制御方法をコラムアシスト式EPSのモータに適用した例を示したが、ラック軸と同軸状にモータを配したラックアシスト式や、ラック軸と噛合するピニオンギヤに補助力を付与するピニオンアシスト式のEPS用モータにも適用可能である。
1 電動パワーステアリング装置(EPS)
2 ステアリングシャフト
3 ブラシレスモータ
4 ステアリングホイール
5 ステアリングギヤボックス
6 タイロッド
7 車輪
8 アシストモータ部
9 減速機構部
11 トルクセンサ
12 制御装置(ECU)
20 補助溝
21 ステータ
22 ロータ
23 ハウジング
24 ステータコア
25 巻線
26 継鉄部
27 ティース
28 スロット
29 給電配線
30 ブラケット
31 回転軸
32 ロータコア
33 マグネット
34 マグネットホルダ
35 ベアリング
36 ベアリング
37 スプライン部
41 レゾルバ
42 レゾルバステータ
43 レゾルバロータ
44 コイル
50 制御装置
51 電流指令部
52 供給電流量算出部
53 ベクトル制御部
54d,54q PI制御部
55 座標軸変換部(dq/UVW)
56 座標軸変換部(UVW/dq)
57 インバータ
58 制御マップ
59 電流波形制御部
60 ロータ回転数算出部
61 位相差マップ
62 高調波含有率マップ
α 位相ズレ角度
β 高周波含有率

Claims (5)

  1. 線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、
    永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータと、を有してなるブラシレスモータの制御方法であって、
    前記電機子巻線に対し、正弦波波形を有する駆動電流を供給し、
    前記駆動電流は、通電に伴って前記電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分、又は、通電に伴って前記電機子巻線の誘起電圧の基本波と高調波成分との間に生じる位相差の少なくとも何れか一方を含むことを特徴とするブラシレスモータ制御方法。
  2. 請求項1記載のブラシレスモータ制御方法において、前記電機子巻線の電流量に基づいて、前記駆動電流に重畳させる前記高調波成分、又は、前記位相差の含有量の少なくとも何れか一方を制御することを特徴とするブラシレスモータ制御方法。
  3. 請求項2記載のブラシレスモータ制御方法において、
    前記電機子巻線に生じる誘起電圧波形中の高周波含有率とモータ負荷との関係を示す高調波含有率マップ、又は、前記位相差とモータ負荷との関係を示す位相差マップの少なくとも何れか一方を予め作成し、
    モータ負荷と、前記位相差マップ、又は、前記高調波含有率マップの少なくとも何れか一方に基づいて前記駆動電流を制御することを特徴とするブラシレスモータ制御方法。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載のブラシレスモータ制御方法において、前記ロータ又はステータはスキューを有し、前記スキューの角度θがθ≧360°/(磁極数Pとスロット数Sの最小公倍数)に設定されてなることを特徴とするブラシレスモータ制御方法。
  5. 線間の誘起電圧が正弦波波形となる複数相の電機子巻線を備えたステータと、
    永久磁石を備え前記ステータの内側又は外側に回転自在に配置されたロータと、を有するブラシレスモータの前記電機子巻線に対し、正弦波波形を有する駆動電流を供給するブラシレスモータ制御装置であって、
    前記ロータの回転位置を検出する角度センサと、
    前記ロータの回転位置情報に基づいて前記ロータの回転数を算出するロータ回転数算出部と、
    前記ブラシレスモータに加わる負荷を検出するトルクセンサと、
    通電に伴って前記電機子巻線に生じる誘起電圧の高調波成分の含有率とモータ負荷との関係を示す高調波含有率マップ、又は、通電に伴って前記電機子巻線の誘起電圧の基本波と前記高調波成分との間に生じる位相差とモータ負荷との関係を示す位相差マップの少なくとも何れか一方を備える制御マップと、
    前記角度センサからのロータ回転位置情報と、ロータ回転数情報と、前記トルクセンサからのモータ負荷情報とに基づき、前記電機子巻線に対して供給する電流量を算出する供給電流量算出部と、
    前記算出された電流量と前記制御マップに基づいて、前記駆動電流に重畳させる前記高調波成分、又は、前記位相差の含有量の少なくとも何れか一方を制御する電流波形制御部とを有することを特徴とするブラシレスモータ制御装置。
JP2010133518A 2010-06-11 2010-06-11 ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置 Expired - Fee Related JP5688925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010133518A JP5688925B2 (ja) 2010-06-11 2010-06-11 ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010133518A JP5688925B2 (ja) 2010-06-11 2010-06-11 ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011259648A true JP2011259648A (ja) 2011-12-22
JP5688925B2 JP5688925B2 (ja) 2015-03-25

Family

ID=45475187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010133518A Expired - Fee Related JP5688925B2 (ja) 2010-06-11 2010-06-11 ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5688925B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101664739B1 (ko) * 2015-08-31 2016-10-12 현대자동차주식회사 모터 제어 방법 및 시스템
JP2016208668A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 株式会社デンソー 3相回転機の制御装置
JP2017127066A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日本精工株式会社 モータ制御装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置
JP2017127053A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日本精工株式会社 モータ制御装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置
JP2019115114A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 日産自動車株式会社 モータの制御方法、およびモータの制御装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0823679A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Toshiba Corp 電力変換装置の制御装置
JP2004274963A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置用永久磁石型モータ
JP2006174692A (ja) * 2004-11-19 2006-06-29 Nippon Densan Corp ブラシレスモータ
JP2007288818A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Toyota Industries Corp モータインバータ
JP2008072832A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Mitsubishi Electric Corp 交流電動機の制御装置およびその鉄損抑制用重畳電流の演算方法
WO2008047698A1 (fr) * 2006-10-16 2008-04-24 Mitsuba Corporation Moteur sans balai et procédé de commande d'un moteur sans balai
JP2008172983A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Mitsuba Corp ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置並びにブラシレスモータ

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0823679A (ja) * 1994-07-05 1996-01-23 Toshiba Corp 電力変換装置の制御装置
JP2004274963A (ja) * 2003-03-12 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 電動パワーステアリング装置用永久磁石型モータ
JP2006174692A (ja) * 2004-11-19 2006-06-29 Nippon Densan Corp ブラシレスモータ
JP2007288818A (ja) * 2006-04-12 2007-11-01 Toyota Industries Corp モータインバータ
JP2008072832A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Mitsubishi Electric Corp 交流電動機の制御装置およびその鉄損抑制用重畳電流の演算方法
WO2008047698A1 (fr) * 2006-10-16 2008-04-24 Mitsuba Corporation Moteur sans balai et procédé de commande d'un moteur sans balai
JP2008172983A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Mitsuba Corp ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置並びにブラシレスモータ

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016208668A (ja) * 2015-04-22 2016-12-08 株式会社デンソー 3相回転機の制御装置
KR101664739B1 (ko) * 2015-08-31 2016-10-12 현대자동차주식회사 모터 제어 방법 및 시스템
JP2017127066A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日本精工株式会社 モータ制御装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置
JP2017127053A (ja) * 2016-01-12 2017-07-20 日本精工株式会社 モータ制御装置及びそれを搭載した電動パワーステアリング装置
JP2019115114A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 日産自動車株式会社 モータの制御方法、およびモータの制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5688925B2 (ja) 2015-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5920769B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置並びに電動パワーステアリング装置
JP6064207B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置並びに電動パワーステアリング装置
JP5672278B2 (ja) 3相回転機の制御装置
JP5897298B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置並びにブラシレスモータ並びに電動パワーステアリング装置
JP5880793B1 (ja) 電動機、電動パワーステアリング装置および車両
JP4938785B2 (ja) ブラシレスモータ及びブラシレスモータの制御方法
WO2008015856A1 (fr) Système de direction assistée électrique
JP5168882B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JP3674919B2 (ja) 電動パワーステアリング装置とその制御方法
JP5688925B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置
JP2008172983A (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置並びにブラシレスモータ
JP5129732B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ
JP6163375B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置
JP5353195B2 (ja) モータ制御装置および電気式動力舵取装置
JP2007089287A (ja) モータ制御装置
JP2014183613A (ja) ブラシレスモータの制御方法及び制御装置
JP2019068642A (ja) 多相回転機の制御装置
JP2006136144A (ja) 無結線式モータ、その駆動制御装置及び無結線式モータの駆動制御装置を使用した電動パワーステアリング装置
JP6759041B2 (ja) ブラシレスモータ制御方法及びブラシレスモータ制御装置
JP6825929B2 (ja) ブラシレスモータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130529

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140312

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140514

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141021

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5688925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees