JP2011255470A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】穿孔屑が帯電(静電気)によりベルト機構の内壁面やベルト表面に張り付くことを防止する用紙処理装置を提供する。
【解決手段】互いに対向する第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟んで噛み合うことで穿孔を行う穿孔手段と、穿孔時に用紙から生じる穿孔屑を搬送する穿孔屑搬送手段とを備えた用紙処理装置であって、第1穿孔刃には中空部が形成され、かつ、第2穿孔刃には突起部が形成されており、穿孔時に第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟んで噛み合うことで、突起部が穿孔屑を中空部に押し込み、中空部に押し込まれた穿孔屑は、穿孔屑の表面が大気に接する状態で中空部に保持され、穿孔の次の穿孔が行われる前に第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟まずに噛み合うことで、突起部が中空部に押し込まれた穿孔屑をさらに押し込んで穿孔屑搬送手段に落下させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙に穿孔刃を突き刺すことで穴を空ける用紙処理装置に関する。
穿孔装置(パンチユニット)を内部に備えた様々な用紙処理装置(例えば、複写機のフィニッシャユニット)が一般的に広く知られている。本発明は、そのような用紙処理装置の中でも、用紙を1枚ずつ穿孔位置まで搬送し、用紙に穿孔刃を突き刺すことで穴を空ける用紙処理装置に関わるものである。
穿孔装置が用紙に空けた穴の内側部分の用紙カスを「穿孔屑」と呼ぶ。この穿孔屑を用紙処理装置内部に放置すると、装置の誤動作や故障の原因になるため、穿孔屑を回収する手段を設ける必要がある。最もシンプルな回収手段は、穿孔装置の近傍に箱を設けて、穿孔屑を箱の中に落下させることであるが、これには下記2点の問題がある。
1つは、穿孔屑回収箱を配置することで、用紙搬送路の形状などの機器レイアウト上、大きな制約となってしまい、用紙処理装置の大型化を招くという問題である。もう1つは、
一般的に穿孔位置は機器内部の、それも中心に近い位置にあるため、穿孔屑回収箱も機器中心近くに配置されることになり、外部から穿孔屑回収箱へのアクセスが困難になる(箱の中に溜まった穿孔屑を捨てる作業がしにくくなる)という問題である。
これらの問題を解決するために、穿孔装置から落下する穿孔屑を受け止めて別の場所へ搬送するベルト機構を設置することで、穿孔屑回収箱を、レイアウトに制約を与えずアクセスもしやすい位置に設置することを可能にする技術が既に知られている(例えば特許文献1)。特許文献1には、装置内のスペ−スを有効利用(省スペ−ス化)することを目的とし、穿孔装置近傍にベルト状の穿孔屑搬送手段を備える構成の用紙処理装置が開示されている。
しかし、上記特許文献1を含む今までの、落下する穿孔屑をベルト機構で受け止めて搬送路外へ搬送する方式には、以下の問題が生じる。すなわち、穿孔屑が、帯電(静電気)により、ベルト機構の内壁面に張り付くことでベルトの隙間へ潜り込んだり、あるいは、ベルト表面に張り付くことでベルト機構の裏側へ落下したりする。このため、ベルト機構から回収容器への穿孔屑の受け渡しが上手く機能せず、穿孔屑を十分に回収できないという問題や、穿孔屑が装置内に残ることにより装置の動作不良を招くという問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、穿孔屑が帯電(静電気)によりベルト機構の内壁面やベルト表面に張り付くことを防止する用紙処理装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するために、本発明の用紙処理装置は、互いに対向する第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟んで噛み合うことで穿孔を行う穿孔手段と、穿孔時に用紙から生じる穿孔屑を搬送する穿孔屑搬送手段とを備えた用紙処理装置であって、第1穿孔刃には中空部が形成され、かつ、第2穿孔刃には突起部が形成されており、穿孔時に第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟んで噛み合うことで、突起部が穿孔屑を中空部に押し込み、中空部に押し込まれた穿孔屑は、穿孔屑の表面が大気に接する状態で中空部に保持され、穿孔の次の穿孔が行われる前に第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟まずに噛み合うことで、突起部が中空部に押し込まれた穿孔屑をさらに押し込んで穿孔屑搬送手段に落下させることを特徴とする。
また、本発明の用紙処理装置において、穿孔屑は、穿孔の直後は円形の平面形状であり、中空部は、穿孔屑の直径よりも小さい内径を有する円筒形状であり、突起部が、穿孔屑の直径と中空部の内径とが水平な状態で穿孔屑を中空部に押し込むことで、穿孔屑の形状が、円形の平面形状からお椀形の立体形状に変形することを特徴とする。
また、本発明の用紙処理装置において、中空部は、内径として、第1の内径と、第1の内径より大きい第2の内径とを有しており、穿孔屑は、突起部に押し込まれることで第1の内径の領域に保持され、その後さらに突起部に押し込まれることで第2の内径の領域に至り、穿孔屑搬送手段に落下することを特徴とする。
また、本発明の用紙処理装置において、穿孔屑搬送手段から穿孔屑を剥離する穿孔屑剥離手段と、剥離された穿孔屑を収容するための穿孔屑収容手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、穿孔屑が帯電(静電気)によりベルト機構の内壁面やベルト表面に張り付くことを防止することが可能となる。このため、穿孔屑がベルトの隙間に潜り込むことやベルト機構の裏側へ落下することを防止できるので、穿孔屑を装置内に残すことなく十分に回収でき、装置の不具合の発生を防止できる。
本発明の一実施形態に係る穿孔手段、穿孔屑搬送手段、穿孔屑剥離手段、穿孔屑収容手段の構成及び位置関係を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係る用紙処理装置の全体構成の例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段の外刃及び内刃の構成を示す第1の図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段の外刃及び内刃の構成を示す第2の図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段が用紙に穴を穿つ瞬間の様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段が穿孔屑を変形させつつ内刃の中空部に押し込む様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段が穿孔屑を内刃の中空部に押し込んだ後、内刃をホ−ムポジションに復帰させる様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段が内刃の中空部に押し込んだ穿孔屑を穿孔屑搬送ベルトへ落下させる様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段の内刃の制御例を示すフロ−チャ−トである。 本発明の一実施形態に係る穿孔手段の内刃の中空部に押し込まれた穿孔屑の形状を示すモデル図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔直後の穿孔屑と、内刃の中空部に押し込まれた後の穿孔屑との、他の表面に接触可能な面積を比較する図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔屑の帯電量が経時的に減衰する様子を示すモデル図である。 本発明の一実施形態に係る穿孔屑剥離手段の構成を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。本実施形態の用紙処理装置は、穿孔屑の処理を行う構成において、用紙を穿孔するための穿孔刃の内刃を中空構造とし、穿孔時に穿孔屑を内刃の内部に押し込んで一時的に保持したのち、その穿孔屑を落下させて搬送することが特徴になっている。この特徴について、添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1を用いて、本実施形態の用紙処理装置に備えられる、穿孔手段、穿孔屑搬送手段、穿孔屑剥離手段、穿孔屑収容手段について説明する。図1は、穿孔手段1、穿孔屑搬送手段2、穿孔屑剥離手段3、穿孔屑収容手段4の構成及び位置関係を示す概略図である。
まず、用紙が用紙搬送ガイド5に導かれ穿孔位置で一時停止する。次に、穿孔手段1が駆動し、用紙に穿孔穴を穿つ。穿孔手段1は、穿孔刃:外刃1−1と穿孔刃:内刃1−6を有する。また、穿孔手段1は、穿孔刃:内刃1−6を駆動させる手段や、その駆動を制御する手段も有するが、これらについては図2の説明にて後述する。
穿孔屑6−1は、穿孔手段1が用紙に穿孔穴を穿つとき生じ、穿孔手段1の内部に一時的に保持された後、穿孔屑搬送手段2上に落下する。この穿孔屑搬送手段2は、穿孔屑搬送ベルト2−1、従動側タイミングプーリ2−2、駆動側タイミングプーリ2−3、ウォームホイール2−3a、ウォーム2−4、タイミングベルト2−5、モータ2−6を有する。
穿孔屑搬送ベルト2−1は、従動側タイミングプーリ2−2と駆動側タイミングプーリ2−3に所定の張力が掛けられた状態で張架されている。穿孔屑6−1が落下した側の穿孔屑搬送ベルト2−1は図1中の矢印方向(穿孔屑搬送方向2−8)に移動し、これに伴って穿孔屑6−1は穿孔屑収容手段4側に搬送される。
穿孔屑搬送ベルト2−1は、駆動側タイミングプーリ2−3と一体化されたウォームホイール2−3aがウォーム2−4と噛み合い、ウォーム2−4の回転によって反時計方向に回転する。これにより、穿孔屑6−1を穿孔屑搬送方向2−8に搬送することができる。
ウォーム2−4は、モ−タ2―6からタイミングベルト2−5を介して回転駆動される。穿孔屑搬送ベルト2−1によって搬送されてきた穿孔屑6−1は、穿孔屑剥離手段3のガイドを通過することで穿孔屑搬送ベルト2−1から剥離され、穿孔屑収容手段4の内部に落下し、収容される。
図2は、本実施形態の用紙処理装置の全体構成について説明するためのブロック図である。図2に示すように、本実施形態の用紙処理装置は、穿孔手段1、穿孔屑搬送手段2、穿孔屑剥離手段3、穿孔屑収容手段4、用紙位置検出手段7を有する。穿孔屑搬送手段2、穿孔屑剥離手段3、穿孔屑収容手段4は図1に示すものであり、穿孔屑処理手段として機能する。穿孔手段1は、穿孔刃:外刃(以下、外刃という。第2穿孔刃の一例)1−1、穿孔刃:内刃(以下、内刃という。第1穿孔刃の一例)1−6、穿孔刃:内刃制御手段(以下、内刃制御手段という)1−10、穿孔刃:内刃駆動手段(以下、内刃駆動手段という)1−11を有する。外刃1−1及び内刃1−6は図1に示すものである。用紙位置検出手段7は、例えば用紙の搬送路上に設けられるセンサなどであり、搬送されてくる用紙を検知すると、その用紙の位置(例えばセンサの配置位置)を示す用紙位置情報を内刃制御手段1−10へ送出する。
内刃制御手段1−10は、用紙位置検出手段7から受け取る用紙位置情報を基に用紙が穿孔位置に搬送されるタイミングを見計らい、内刃駆動手段1−11を駆動させるための制御信号を送出する。内刃駆動手段1−11は、制御信号を受け取ると、内刃1−6を駆動させる。このとき用紙は穿孔位置にある。駆動された内刃1−6により用紙に穿孔穴が形成される。これと同時に、穿孔屑6−1が発生する。
穿孔時に生じた穿孔屑6−1は、穿孔屑搬送手段2へ受け渡される(穿孔屑搬送ベルト2−1上に落下する)。穿孔屑搬送手段2では、上述したように、穿孔屑搬送ベルト2−1の駆動により、穿孔屑剥離手段3へ穿孔屑6−1を搬送する。穿孔屑剥離手段3は、穿孔屑搬送ベルト2−1上の穿孔屑6−1を剥離し、穿孔屑収容手段4へと導く。このようにして、穿孔屑6−1は穿孔屑収容手段4に収容される。
図3は、穿孔手段1における外刃1−1及び内刃1−6の構成を示す第1の図である。まず、外刃1−1の形状について説明する。外刃1−1は、図3に示すように、円筒状に形成され内向きの刃を持つ外刃部1−2と、円柱状に形成され内刃1−6の中空部1−7に相対する突起1−3とを有する。突起1−3の下側の底面は、凹形状1−4に形成されている。次に、内刃1−6の形状について説明する。内刃1−6は、図3に示すように、円筒状に形成されており外向きの刃を持つ。中空部1−7の内径は2段階に分かれており、図中の上側で刃に近いほう(中空部上部1−7a)の内径より、図中の下側で穿孔屑搬送ベルト2−1に近いほう(中空部下部1−7b)の内径が大きくなる。穿孔位置まで用紙6−2が搬送されると、内刃1−6は、ホームポジション1−9から図中上側1−8方向へ移動し、外刃1−1と噛み合うようになる。これにより、内刃1−6が用紙6−2を突き刺して穿孔する。なお、図3では、図1の用紙搬送ガイド5の図示を省略している。
図3で説明した穿孔手段1における外刃1−1及び内刃1−6の構成をさらに詳細に説明する。図4は、穿孔手段1における外刃1−1及び内刃1−6の構成を示す第2の図である。図4では、外刃1−1及び内刃1−6の各部の長さをそれぞれ示している。図4において、aは外刃1−1の内径、bは突起1−3の直径、cは突起1−3の底面部の直径、dは外刃1−1の内面と突起1−3の外面とのクリアランス、eは外刃1−1の外刃部1−2の高さ、fは突起1−3の高さ、gは内刃1−6の外径、hは中空部下部1−7bの内径(第2の内径の一例)、iは中空部上部1−7aの内径(第1の内径の一例)、jは中空部上部1−7aの深さ、kは中空部下部1−7bの深さである。
以上のように構成された穿孔手段1における外刃1−1及び内刃1−6の動作について説明する。
図5は、穿孔手段1が用紙に穴を穿つ瞬間を示す図である。図5に示すように、内刃1−6が図中の上側方向1−8へ移動し、用紙6−2を突き刺さすことで、穿孔穴が穿たれている。このとき生じる穿孔屑6−1は、内刃1−6の上に置かれた状態になる。
図6は、図5の後の様子を示しており、穿孔屑6−1が、突起1−3により内刃1−6の中空部上部1−7aに、変形しつつ押し込まれる様子を示す図である。内刃1−6は、ホームポジション1−9から図中の上側方向1−8へ移動する。このときの移動距離が矢印で示すd1である。この移動により、外刃1−1と内刃1−6が噛み合う。噛み合った際、図5において内刃1−6の上に置かれていた穿孔屑6−1は、図6に示すように、突起1−3(の底面1−4)に突き当たることで、変形しつつ中空部上部1−7aに押し込まれる。このとき、内刃1−6の移動距離d1は、押し込まれる穿孔屑6−1の先端が中空部下部1−7bに侵入せず、かつ、後端が中空部上部1−7aの内壁部から外にはみ出ない距離とする。
図7は、図6の後の様子を示しており、穿孔屑6−1が中空部上部1−7aに押し込まれた後、内刃1−6がホームポジション1−9に復帰する様子を示す図である。穿孔屑6−1の外径は内刃1−6の外径gとほぼ等しく、gは中空部上部1−7aの内径iに対し、g>iの関係にある。そのため、穿孔屑6−1の外周部は、中空部上部1−7aの内壁に圧力を加えつつ接触する。穿孔屑6−1と中空部上部1−7aの内壁との摩擦により穿孔屑6−1は中空部上部1−7aに保持される。このとき穿孔屑6−1は、表面の大部分が大気に接する状態で保持されることになる。保持されている間に穿孔屑6−1表面の帯電は経時的に減衰していく。内刃1−6がホームポジション1−9に復帰した後、用紙6−2は穿孔位置から搬出される。
図8は、図7の後の様子を示しており、穿孔屑6−1が穿孔屑搬送ベルト2−1へ落下する様子を示している。次の用紙が穿孔位置の手前まで搬送されたら、内刃1−6がホームポジションから図中の上側方向1−8へ再び移動する。このときの距離距離がd2である。この移動により、外刃1−1と内刃1−6が再び噛み合う(但し、用紙を挟んでいない)。噛み合った際、内刃1−6の中空部上部1−7aに保持された穿孔屑6−1は、突起1−3に突き当たり、中空部下部1−7bへと押し込まれ、落下する。中空部下部1−7bの内径hは中空部上部1−7aの内径iよりも大きいので、中空部上部1−7aに保持されて内径iと同じ幅となっている穿孔屑6−1は、押し込まれて中空部下部1−7bへ至ったときに落下しやすい。落下した穿孔屑6−1は、穿孔屑搬送ベルト2−1により穿孔屑剥離手段3まで搬送される。
以上説明した動作は、内刃制御手段1−10の制御及び内刃駆動手段1−11の駆動により、穿孔刃である内刃1−6が制御されることで実現される。以下では、その内刃の制御の流れについて説明する。図9は内刃の制御を示すフロ−チャ−トである。
内刃制御手段1−10は、用紙が穿孔位置まで搬送されたら、穿孔を開始する(S1)。このときの状態が図3である。用紙が穿孔位置に搬送されたかは、内刃制御手段1−10が、用紙位置検出手段7からの用紙位置情報を基に判断する。
次に、内刃制御手段1−10は、内刃駆動手段1−11を駆動させ、内刃1−6を距離d1分上方へ移動させる(S2)。これにより、図5に示すように用紙に穿孔穴を穿ち、穿孔屑6−1を内刃1−6の中空部上部1−7aへ押し込む。このときの状態が図6である。
次に、内刃制御手段1−10は、内刃駆動手段1−11を駆動させ、内刃1−6を距離d1分下方へ移動させる(S3)。これにより、内刃1−6がホームポジション1−9に戻る。このときの状態が図7である。
次に、内刃制御手段1−10は、穿孔後の用紙が穿孔位置から完全に搬出されたら(S4)、次の用紙(続いて搬送されてくる用紙)の有無を判断する(S5)。次の用紙の有無は、内刃制御手段1−10が、用紙位置検出手段7からの用紙位置情報を基に判断する。
次の用紙がある場合(S5/YES)、内刃制御手段1−10は、用紙位置検出手段7からの用紙位置情報を基に次用紙が穿孔位置の近傍まで搬送されたことを検知したら(S6)、次用紙が穿孔位置に搬送される直前に、内刃駆動手段1−11を駆動させ、内刃1−6を距離d2分上方へ移動させる(S7)。これにより、穿孔屑6−1は、突起1−3に当たってさらに中空部下部1−7bまで押し込まれ、下方(穿孔屑搬送ベルト2−1)へ落下する。このときの状態が図8である。
次に、内刃制御手段1−10は、内刃駆動手段1−11を駆動させ、内刃1−6を距離d2分下方へ移動させる(S8)。これにより、内刃1−6がホームポジション1−9に戻る。その後はS1へ戻る。
一方、次の用紙がない場合(S5/NO)、内刃制御手段1−10は、時間taだけ待機する(S9)。時間taは、次の用紙がある場合における穿孔ジョブの間隔(ある用紙への穿孔の後から次の用紙の穿孔までの間隔)よりも長い時間を示す固定値とする。
時間taの待機後、内刃制御手段1−10は、新たに用紙の搬送が行われる前に、内刃駆動手段1−11を駆動させ、内刃1−6を距離d2分上方へ移動させる(S10)。これにより、穿孔屑6−1は、突起1−3に当たってさらに中空部下部1−7bまで押し込まれ、下方(穿孔屑搬送ベルト2−1)へ落下する。このときの状態が図8である。
次に、内刃制御手段1−10は、内刃駆動手段1−11を駆動させ、内刃1−6を距離d2分下方へ移動させる(S11)。これにより、内刃1−6がホームポジション1−9に戻る。
以上が本実施形態の用紙処理装置における内刃の制御動作である。このように、本実施形態によれば、穿孔の際に穿孔屑を内刃の内部(中空部)に押し込んで一時的に保持するようにし、穿孔後の用紙が搬送された後で、次の用紙が搬送されてくる(穿孔される)前に、保持しておいた穿孔屑を穿孔屑搬送手段(穿孔屑搬送ベルト)上に落下させるようにする。よって、内刃の内部に押し込まれる穿孔屑は常に1つとなる。このため、押し込まれた穿孔屑は、内刃の内部において、他の穿孔屑と接触しない状態(穿孔屑の表面が大気(空気)に接する状態)で保持されることになる。すなわち、穿孔屑は、内刃の内部に押し込まれてから穿孔屑搬送手段上に落下させられるまでの間、他の穿孔屑と接触しない状態で(穿孔屑の表面が大気に接する状態で)内刃の内部に保持されることになる。
次に、穿孔屑の形状について説明する。本実施形態では、穿孔直後に平面形状(円形)をしている穿孔屑6−1は、その直径より小径の中空部上部1−7a(円筒形状)に押し込まれるときに加わる圧力によって、平面形状(円形)から立体形状(お椀形)に変形する。これにより、変形後の穿孔屑6−1は、他の面に接することが可能な表面積(他の物体と接触できる面積)が小さくなる。
図10を用いて具体的に説明する。図10は、内刃1−6の内部(中空部1−7)に押し込まれた穿孔屑6−1の形状を示すモデル図である。穿孔直後の穿孔屑6−1は、その直径が内刃1−6の外径g(図4参照)に等しい円形である。そして、穿孔時において穿孔屑6−1は、その直径(外径g)と中空部上部1−7aの内径i(図4参照)とが水平な状態で中空部上部1−7aに押し込まれる。これにより、穿孔屑6−1は、おおよそ図10(a)のような形状(お椀形)に変形する。図10(a)の穿孔屑6−1を真横からみた断面図は、図10(b)のようになる。また、図10(b)の形状を直線で簡易的に表現すると、図10(c)のようになる。
図10(c)の形状の穿孔屑6−1の表面のうち他の表面と接触可能な箇所はS1〜S3の3箇所であるが、S2、S3は曲面であるため、他の表面と最も広く接触する面はS1である。押し込まれる前(変形前)の穿孔屑6−1の面積をS0とすると、穿孔屑6−1が他の表面と接触可能な面積は、S1/S0になる。一般に、物体が静電気によって他の物体に吸着する力(以下、静電吸着力という)は、物体同士の接触面積と、(接触面の)帯電量に比例する。そのため、接触可能な面積がS1/S0になることで、静電吸着力もS1/S0になる。
次に、穿孔屑6−1の可接触面積比について説明する。図11は、穿孔直後の穿孔屑6−1と、内刃1−6の中空部1−7に押し込まれた後の穿孔屑6−1との、他の表面に接触可能な面積を比較する図である。S1の直径は外刃1−1の突起1−3の底面の直径cにほぼ等しいため、S1=0.25c2πとなる。また、S0の直径は内刃1−6の外径gにほぼ等しいため、S0=0.25g2πとなる。よって、接触面積比(静電吸着力比)は、S1/S0=(c/g)2となる。つまり、穿孔屑6−1を内刃1−6の中空部1−7に押し込むことにより、静電気吸着力は(c/g)2倍になる。
次に、帯電量の経時減衰について説明する。一般に、大気中にある誘電体表面の帯電量は経時的に減衰することが知られている。図12は、穿孔屑の帯電量が経時的に減衰する様子を示すモデル図である。図12では、用紙に穴が穿たれた瞬間の、穿孔屑6−1の帯電量を100としている。
図12において、用紙に穴が穿たれた瞬間から、穿孔屑6−1が穿孔屑搬送手段2(穿孔屑搬送ベルト2−1)に落下するまでの時間をtとする。穿孔屑6−1を内刃1−6の内部に保持せず、ただ自然落下させたとき(従来の方式)がt=t1であるとし、穿孔屑6−1を内刃1−6の内部に保持したのち、落下させたとき(本実施形態の方式)が、t=t2であるとする。図9で説明したように本実施形態の方式では穿孔屑を一旦保持してから落下させるので、t2>t1となる。
更に、時間t1が経過した時点での帯電量をq1、時間t2が経過した時点での帯電量をq2であるとする。t2>t1なので、q2<q1となる。穿孔屑6−1を内刃1−6の内部に保持すると、保持しなかった場合に比べて、帯電量はq2/q1倍になる。上述したとおり、静電吸着力は物体同士の接触面積と、(接触面の)帯電量に比例する。そのため、穿孔屑6−1の帯電量がq2/q1倍になれば、静電吸着力もq2/q1になる。これにより、図10、図11で説明した効果(静電気吸着力が(c/g)2倍になる)に加えて、静電吸着力は更にq2/q1倍となる。
よって、穿孔屑6−1を穿孔刃:内刃1−6の内部に保持することにより、穿孔屑6−1の静電吸着力は、(c/g)2q2/q1倍に減少することになる。仮に、c=4mm、g=8mm、q1=90nC/mm2、q2=75nC/mm2とした場合、静電吸着力はおよそ1/5倍となる。
次に、穿孔屑剥離手段3について説明する。図13は、図1に示す穿孔屑剥離手段3の構成を示す図である。図13に示すように、穿孔屑搬送ベルト2−1により搬送されてきた穿孔屑6−1は、ブレード3−1により穿孔屑搬送ベルト2−1上から剥離され、穿孔屑収容手段4へと導かれる。
最後に、本実施形態の要旨について以下にまとめる。上述したように、静電気によって物体が他の物体に吸着する静電吸着力を原因として、穿孔屑がベルト機構の内壁面やベルト表面に張り付く問題が発生する。一般に静電吸着力は、物体同士の接触面積と(接触面の)帯電量に比例し大きくなる。そこで、本実施形態では、その静電吸着力を低下させることにより、上記問題を解決することを目的としている。
本実施形態では、穿孔屑の静電吸着力を低下させるために、穿孔屑の帯電量を小さくするようにしている。すなわち、本実施形態では、穿孔屑を、穿孔時に穿孔刃内部(中空部)に押し込んでから穿孔屑搬送手段上に落下させるまでの間、穿孔屑同士が接触しない状態で(穿孔屑表面が大気に接する状態で)穿孔刃内部に保持する。大気中にある穿孔屑の帯電量は経時減衰するため(図12参照)、穿孔屑の帯電量は穿孔刃内部に保持されている間に減衰することになる。よって、穿孔屑を穿孔刃内に保持せずに落下させた場合に比べて、穿孔屑搬送手段上に落下する時点での帯電量が小さくなり、静電吸着力も同様に小さくなる。このようなことから、本実施形態では、穿孔屑の静電吸着力に起因する問題の発生、すなわち、穿孔屑がベルト機構の内壁面やベルト表面に張り付くことを防止できる。その結果、穿孔屑がベルトの隙間に潜り込むことやベルト機構の裏側へ落下することを防止できるので、穿孔屑を装置内に残すことなく十分に回収でき、装置の不具合の発生を防止できる。
また、本実施形態では、穿孔屑の静電吸着力を低下させるために、穿孔屑が他の物体と接触できる面積を小さくするようにしている。すなわち、本実施形態では、穿孔直後に平面形状(円形)をしている穿孔屑を、その穿孔屑の直径より小径の円筒部(中空部)へ押し込むことにより加わる圧力によって、平面形状(円形)から立体形状(お椀形)に変化させる。よって、変形後の穿孔屑において、他の面に接することが可能な表面積(他の物体と接触できる面積)が小さくなり、変形前に比べ静電吸着力が小さくなる。このようなことから、本実施形態では、穿孔屑の静電吸着力に起因する問題の発生、すなわち、穿孔屑がベルト機構の内壁面やベルト表面に張り付くことを防止できる。その結果、穿孔屑がベルトの隙間に潜り込むことやベルト機構の裏側へ落下することを防止できるので、穿孔屑を装置内に残すことなく十分に回収でき、装置の不具合の発生を防止できる。
穿孔屑を穿孔屑搬送手段上に落下させるには、上記実施形態で説明したように、穿孔刃を上下2枚で構成し、穿孔屑を押し込むための突起を上側の穿孔刃(外刃)内に設け、下側の穿孔刃(内刃)を中空形状に構成することが望ましい。この場合、突起は上側の穿孔刃より短く構成する必要があるが、上側の穿孔刃の長さは下側の穿孔刃の長さと同じかそれ以上になるため、必然的に突起は下側の穿孔刃より短くなってしまい、穿孔屑を下側の穿孔刃から押し出すことができなくなってしまう。よって、穿孔屑を押し出すためには突起自体を駆動させる等の工夫が必要になり、機構の複雑化を招いてしまう。しかし、上記実施形態で説明したように、中空部の内径を少なくとも2段階(中空部上部1−7aと中空部下部1−7b)に異なるようにし、かつ、下側の径を変形後の穿孔屑の直径より大きくすれば、駆動機構等を用いずに穿孔屑を下方へ押し出すことができるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
1 穿孔手段
1−1 穿孔刃:外刃
1−2 外刃部
1−3 突起
1−4 突起の底面(凹形状)
1−6 穿孔刃:内刃
1−7 中空部
1−7a 中空部上部
1−7b 中空部下部
1−8 内刃の穿孔時の移動方向
1−9 内刃のホームポジション
1−10 穿孔刃:内刃制御手段
1−11 穿孔刃:内刃駆動手段
2 穿孔屑搬送手段
2−1 穿孔屑搬送ベルト
2−2 従動側タイミングプーリ
2−3 駆動側タイミングプーリ
2−3a ウォームホイール
2−4 ウォーム
2−5 タイミングベルト
2−6 モータ
2−8 穿孔屑搬送方向
3 穿孔屑剥離手段
3−1 ブレード
4 穿孔屑収容手段
5 用紙搬送ガイド
6−1 穿孔屑
6−2 用紙
7 用紙位置検出手段
特開2003−276938号公報

Claims (4)

  1. 互いに対向する第1穿孔刃と第2穿孔刃が用紙を挟んで噛み合うことで穿孔を行う穿孔手段と、前記穿孔時に前記用紙から生じる穿孔屑を搬送する穿孔屑搬送手段とを備えた用紙処理装置であって、
    前記第1穿孔刃には中空部が形成され、かつ、前記第2穿孔刃には突起部が形成されており、
    前記穿孔時に前記第1穿孔刃と前記第2穿孔刃が前記用紙を挟んで噛み合うことで、前記突起部が前記穿孔屑を前記中空部に押し込み、
    前記中空部に押し込まれた前記穿孔屑は、前記穿孔屑の表面が大気に接する状態で前記中空部に保持され、
    前記穿孔の次の穿孔が行われる前に前記第1穿孔刃と前記第2穿孔刃が用紙を挟まずに噛み合うことで、前記突起部が前記中空部に押し込まれた前記穿孔屑をさらに押し込んで前記穿孔屑搬送手段に落下させることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記穿孔屑は、前記穿孔の直後は円形の平面形状であり、
    前記中空部は、前記穿孔屑の直径よりも小さい内径を有する円筒形状であり、
    前記突起部が、前記穿孔屑の直径と前記中空部の内径とが水平な状態で前記穿孔屑を前記中空部に押し込むことで、前記穿孔屑の形状が、円形の平面形状からお椀形の立体形状に変形することを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記中空部は、前記内径として、第1の内径と、前記第1の内径より大きい第2の内径とを有しており、
    前記穿孔屑は、前記突起部に押し込まれることで前記第1の内径の領域に保持され、その後さらに前記突起部に押し込まれることで前記第2の内径の領域に至り、前記穿孔屑搬送手段に落下することを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。
  4. 前記穿孔屑搬送手段から前記穿孔屑を剥離する穿孔屑剥離手段と、
    剥離された前記穿孔屑を収容するための穿孔屑収容手段と、
    を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101645941B1 (ko) * 2015-04-24 2016-08-09 주식회사 다해레이저 시트 커팅 핀
CN110154126A (zh) * 2019-06-12 2019-08-23 义乌工商职业技术学院 一种可移动式财务装订机

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