JP2011254628A - 温度センサの取り付け構造および温度センサの取り付け方法 - Google Patents

温度センサの取り付け構造および温度センサの取り付け方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ステータのコイルの表面温度を測定する。
【解決手段】二本の脚を有するU字型の形状で、片方の脚は内側に開口を有する温度センサホルダ55の開口を有する脚に温度センサ51を挿入し、温度センサホルダ55の二本の脚がコイル23を跨るように温度センサホルダ55を取り付ける。温度センサホルダ55に挿入された温度センサ51は、開口を介してコイル23と接触するので、コイルの表面の温度を精度良く測定することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、モータを構成するステータの巻線の温度を測定する温度センサの取り付け技術に関する。
従来、ステータコアのティースに設けられたインシュレータに溝を設けて、溝に温度センサを設置し、インシュレータを介してティースに巻き付けられたコイルの温度を温度センサで測定する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2003−92858号公報
しかしながら、インシュレータに温度センサを取り付けると、コイルの中で比較的温度が低いコイル内側の温度を測定することができるが、最も高温となるコイル表面の温度を測定することができないという問題がある。
本発明は、コイル表面の温度が測定できるように温度センサを取り付ける、温度センサの取り付け技術に関する。
本発明による温度センサの取り付け構造は、モータを構成するステータの巻線の温度を測定する温度センサをモータに取り付けるための構造である。この温度センサの取り付け構造は、二本の脚を有するU字型の形状の温度センサホルダであって、二本の脚のうちの一方の脚は、内側に開口を有するとともに、脚が伸びている方向に挿入される温度センサを格納するための格納部を有する温度センサホルダと、温度センサホルダの二本の脚が巻線を跨ぐように、温度センサホルダをステータに取り付ける取り付け部とを有する。そして、格納部に格納された温度センサは、開口を介して巻線と接触する。
また、本発明による温度センサの取り付け方法は、モータを構成するステータの巻線の温度を測定する温度センサをモータに取り付けるための方法である。この取り付け方法は、二本の脚を有するU字型の形状であって、かつ、二本の脚のうちの一方の脚の内側に開口が設けられている温度センサホルダの前記開口を有する脚に温度センサを挿入するステップと、温度センサが挿入された温度センサホルダの二本の脚が巻線を跨いで、温度センサが開口を介して巻線と接触するように、温度センサホルダをステータに取り付けるステップと、を有する。
本発明によれば、温度センサがコイルの巻線の表面に接触するので、コイルの表面の温度を精度良く測定することができる。
温度センサが取り付けられた分割コア型ステータをハウジングに組み込んだ状態を示す図である。 ハウジングを省略した分割コア型ステータの回転軸方向における断面図である。 1つのステータセグメントの構成を示す図である。 コイルを除いたステータセグメントを分解した状態を示す図である。 温度センサおよび温度センサホルダの外観構成を示す図である。 温度センサを温度センサホルダに挿入した状態を示す図である。 図7(a)は、温度センサホルダの脚の切断面を示すための切断箇所A−Aを示す図であり、図7(b)は、切断箇所A−Aで切断した脚の断面図である。 図8(a)は、温度センサが挿入された状態の温度センサホルダの脚の切断面を示すための切断箇所B−Bを示す図であり、図8(b)は、切断箇所B−Bで切断した脚の断面図である。 温度センサを挿入した温度センサホルダを、コイルが巻かれたステータセグメントに装着する方法を示す図である。 温度センサを挿入した温度センサホルダをステータセグメントに装着した状態を示す図である。 図11(a)は、温度センサホルダの切断面を示すための切断箇所C−Cを示す図であり、図11(b)は、切断箇所C−Cで切断した断面図である。 図10に示す切断箇所D−Dで切断したステータセグメントの断面図のうち、温度センサホルダの爪が位置する箇所の局所拡大図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態における温度センサの取り付け構造について説明する。
図1は、温度センサが取り付けられた分割コア型ステータ(以下では、単にステータとも呼ぶ)をハウジング1に組み込んだ状態を示す図である。ステータの内側にロータ(不図示)が組み込まれることによって、モータ(電動機)が構成される。このモータは、いわゆる集中巻モータである。
配電構造部品8は、図示しない電源から供給される電流を、U相端子5、V相端子6、W相端子7を介して、U相コイル2、V相コイル3、W相コイル4にそれぞれ配分する。
後述するように、ステータの巻線を測定するための温度センサは、温度センサホルダ11に取り付けられた状態で使用される。温度センサが取り付けられた温度センサホルダ11は、後述するように、ステータセグメントに取り付けられる。温度センサによる温度測定結果は、リード線12およびコネクタ13を介して、図示しない制御装置に出力される。
図2は、ハウジングを省略した分割コア型ステータ20の回転軸方向における断面図である。分割コア型ステータ20は、磁性体からなるステータコア21、絶縁体からなるインシュレータ22、および、銅線からなるコイル23を備えており、円周方向に複数のステータセグメントに分割されている。
ステータコア21は、外周円環部のバックヨーク部24と、内周側に突出した複数のティース25により構成されている。各ティース25には、銅線が巻かれてコイル23が形成されている。接地電位であるティース25と、高電圧部であるコイル23との間には、両者を絶縁するために、インシュレータ22が設けられている。すなわち、コイル23は、インシュレータ22を介して、ティース25に巻き付けられている。
なお、隣接するティース22およびバックヨーク部24で囲まれた領域26をスロットと呼ぶ。
図3は、1つのステータセグメントの構成を示す図である。また、図4は、コイルを除いたステータセグメントを分解した状態を示す図である。図4に示すように、ステータコア30をモータ回転軸方向の両側から挟み込むように、インシュレータ31およびインシュレータ32を組み付けた後、コイルを巻き付けることで、図3に示すようなステータセグメントが得られる。このステータセグメントを円周状に配列してハウジング1に組み付けることによって、図1に示すようなステータが形成される。
図5は、温度センサ51および温度センサホルダ55(図1の温度センサホルダ11に対応)の外観構成を示す図である。温度センサ51は、検温部52と、リード線53(図1のリード線12に対応)と、外皮54とから構成される。検温部52は、例えば、サーミスタであって、温度測定対象の温度を検知する。検温部52によって検知された温度の情報は、リード線53を介して、外部の制御装置に出力される。
温度センサホルダ55は、図5に示すように、二本の脚56,57を有し、略U字型の形状をしている。片側の脚56は、温度センサ51を挿入できる構造となっている。すなわち、脚56は、温度センサ51を格納するための格納部59を有する。また、脚56には、内側から外側に通ずる開口部58が設けられている。後述するように、温度センサホルダ55は、高温となるコイルに接触するため、高耐熱の樹脂などにより構成されることが好ましい。
図6は、温度センサホルダ55の脚56に設けられた格納部59に、温度センサ51を挿入した状態を示す図である。図6(a)は、脚56の外側から見た斜視図であり、図6(b)は、脚56の内側から見た斜視図である。
温度センサホルダ55には、リード線からめ部60が設けられている。温度センサ51を温度センサホルダ55に挿入した後、図6(a)、(b)に示すように、温度センサ51のリード線53を、リード線からめ部60にからめて使用する。これにより、温度センサホルダ55に挿入された温度センサ51が挿入した方向から抜けてしまうのを防ぐことができる。
また、温度センサホルダ55の脚56には、検温部押さえ部61が設けられている。検温部押さえ部61は、温度センサ51の検温部52が温度センサホルダ55の開口部58を介して外側にはみ出ないように、検温部52を拘束する。図6(a)に示すように、検温部押さえ部61は、温度センサホルダ55の脚56に設けられている開口部58の全てに設けられているのではなく、少なくとも検温部52(図5参照)を拘束できる位置まで設けられている。
温度センサホルダ55には、ステータセグメントのインシュレータ31に取り付けるための爪62が設けられている。爪62の詳細な説明については、後述する。
図7(a)は、温度センサホルダ55の脚56の切断面を示すための切断箇所A−Aを示す図であり、図7(b)は、切断箇所A−Aで切断した脚56の断面図である。温度センサホルダ55の脚56の先端付近には、挿入された温度センサ51を受け止めるための先端受け部71が設けられている。先端受け部71は、温度センサ51の先端の大きさや形状に応じた形となっている。この先端受け部71に温度センサ51の先端をはめ込む。
ここで、温度センサ51の先端とは、図5において、少なくとも検温部52より下の部分を意味している。温度センサの先端部には、検温部52やリード線53が存在しないので、他の部位に比べて直径が細く、寸法精度が高い。このため、温度センサ51を温度センサホルダ55の脚56に挿入した際に、温度センサ51の先端を、温度センサホルダ55の先端受け部71にはめ込むことによって、温度センサを精度良く固定することができる。
図8(a)は、温度センサ51が挿入された状態の温度センサホルダ55の脚56の切断面を示すための切断箇所B−Bを示す図であり、図8(b)は、切断箇所B−Bで切断した脚56の断面図である。
上述したように、温度センサホルダ55には、検温部押さえ部61が設けられており、温度センサ51の検温部52をステータの円周方向に拘束して、検温部52が温度センサホルダ55の外側にはみ出さないようにする。なお、図6や図8では、検温部52の一部が温度センサホルダ55の外側に露出しているが、これは、寸法制約上、温度センサホルダ55を小型化しているためである。すなわち、検温部52が温度センサホルダ55の外側に露出しないように、温度センサホルダ55の形状を定めてもよい。
図9は、温度センサ51を挿入した温度センサホルダ55を、コイル23が巻かれたステータセグメントに装着する方法を示す図である。図9に示すように、モータの回転軸方向に、U字型の温度センサホルダ55の二本の脚56、57がコイル23を跨いで挟み込むように装着する。このため、温度センサホルダ55の二本の脚56、57の間隔は、挟み込むコイル23の幅に基づいた長さとしておく。
コイルが巻かれたステータセグメントのうち、二本の脚56、57でコイル23を挟み込むように温度センサホルダ55を取り付ける位置を、取り付け部95と呼ぶ。上述したように、温度センサ51のリード線53を、リード線からめ部60にからめているため、温度センサホルダ55をステータセグメントの取り付け部95に装着する際に、温度センサ51が温度センサホルダ55から抜け出ることはない。
図10は、温度センサ51を挿入した温度センサホルダ55をステータセグメントに装着した状態を示す図である。U字型の温度センサホルダ55でコイル23を挟み込んだ際に、温度センサホルダ55の挟み込む力によって、温度センサ51は、コイル23に押し当てられる。特に、温度センサホルダ55の検温部押さえ部61によって、検温部52が温度センサホルダ55の外側にはみ出さないように固定されるため、温度センサ51の検温部52が設けられている部位は、コイル23に押し当てられる。
上述したように、検温部押さえ部61は、温度センサホルダ55の脚56に設けられている開口部58の全てに設けられているのではなく、少なくとも検温部52を拘束できる位置まで設けられている。従って、温度センサ51の先端から検温部52までの部位は、検温部押さえ部61によって拘束されるが、それ以外の部位は、温度センサホルダ55の脚56の外側方向に拘束されることはない。また、温度センサ51は、検温部52が設けられている位置が最も直径が大きい。これらの理由により、温度センサ51は、検温部52が設けられている部位でコイル23に接触するが、それ以外の部位では、コイル23との間に隙間が存在する。
図11(a)は、温度センサホルダ55の切断面を示すための切断箇所C−Cを示す図であり、図11(b)は、切断箇所C−Cで切断した断面図である。図11(b)に示すように、温度センサ51は、検温部52が設けられている部位でコイル23と接触しているが、それ以外の部位では、コイル23との間に隙間が存在する。この隙間は、コイル23へのワニス浸透時に重要な役割を果たす。
ワニスの塗布作業は、図1に示すようなステータアセンブリ状態で回転させながら行う。コイル23に滴下されたワニスの一部はコイル内部に浸透し、他の一部は遠心力と重力とによってコイル表面を流れる。このとき、上述した温度センサ51とコイル23との間に存在する隙間にもワニスが流れるので、外周部のコイルに効果的にワニスを付着させることができる。
また、図8(b)に示すように、コイル23に接触している検温部52の近傍にもワニス80は付着する。これにより、温度センサ51の検温部52への伝熱面積が増大するので、温度センサ51の検温応答性が向上する。
温度センサ51を挿入した温度センサホルダ55をステータセグメントに挟み込むことで、温度センサ51は自ずとモータの円周方向に固定される。温度センサ51をモータの半径方向および回転軸方向に固定する方法を以下で説明する。
上述したように、温度センサホルダ55には、ステータセグメントを構成するインシュレータ31と組み合わせるための爪62が2つ設けられている(図6参照)。温度センサホルダ55をステータセグメントに装着する際に、爪62でインシュレータ31を挟み込むことにより(図10参照)、温度センサホルダ55をモータの半径方向に固定する。
また、インシュレータ31には、図9に示すように、ホルダ突き当て部90が設けられている。温度センサホルダ55をステータセグメントに装着する際に、温度センサホルダ55がコイル23の回転軸方向端部に当たる前に、温度センサホルダ55の爪62がホルダ突き当て部90に当たる。すなわち、ホルダ突き当て部90が設けられていることによって、温度センサホルダ55の装着時に、温度センサホルダ55がコイル23の回転軸方向端部に強く当たるのを防いで、コイル23の銅線の被膜の損傷を防ぐことができる。これにより、温度センサホルダ55をステータセグメントに組み付ける際に、細心の注意を払って組み付ける必要がなくなるので、組み付け作業性が向上する。
図12は、図10に示す切断箇所D−Dで切断したステータセグメントの断面図のうち、温度センサホルダ55の爪62が位置する箇所の局所拡大図である。インシュレータ31には、図9および図12に示すように、テーパ91が設けられている。テーパ91が設けられていることにより、温度センサホルダ55の爪62をインシュレータ31にはめ込む際の挿入荷重を低減させることができる。
また、インシュレータ31には、図12に示すように、テーパ91の下部に段差92が設けられている。温度センサホルダ55の爪62が一旦インシュレータ31にはめ込まれると、段差92が設けられていることによって、温度センサホルダ55の挿入方向とは逆方向に爪62が抜けてしまうのを防ぐことができる。段差92と爪62との間には、モータ回転軸方向に多少の隙間があるので、温度センサホルダ55は、モータ回転軸方向に微小に動き得るが、おおよその位置決めは可能である。最終的には、ワニス塗布によって温度センサ51がコイルに固着されるので、振動などによって温度センサホルダ55の位置がずれることはない。
上述した説明では、温度センサ51を挿入した温度センサホルダ55をステータセグメントに組み付ける方法について説明した。しかし、図1に示すようなステータアセンブリの状態で温度センサホルダ55を組み付けることもできる。モータの組立工程において、ステータセグメントのハンドリング等を考慮すると、ステータアセンブリ状態で温度センサホルダ55を組み付けた方が取り扱いは簡素である。
以上、一実施形態における温度センサの取り付け構造は、二本の脚56、57を有するU字型の形状の温度センサホルダ55であって、二本の脚56、57のうちの一方の脚56は、内側に開口58を有するとともに、脚が伸びている方向に挿入される温度センサ51を格納するための格納部を有する温度センサホルダ55と、温度センサホルダ55の二本の脚56、57が巻線23を跨ぐように、温度センサホルダ55をステータに取り付ける取り付け部とを有する。格納部に格納された温度センサ51は、開口58を介して巻線23と接触する。これにより、最高温度部位となる巻線(コイル)23の表面に温度センサ51が接触するので、巻線の表面の温度を精度良く測定することができる。従って、モータの運転可能領域を、コイル温度限界により近い領域まで拡大することが可能となる。また、温度センサ51を格納したU字型の温度センサホルダ55の二本の脚で巻線を跨ぐように、温度センサホルダ55を装着する構造なので、温度センサ51を容易にモータに取り付けることができる。
また、温度センサホルダ55は、格納部に格納された温度センサ51の信号線53をからめるための信号線からめ部60を有する。これにより、温度センサ51が格納された温度センサホルダ55をモータに取り付ける際に、温度センサ51の位置がずれるのを防ぐことができる。
さらに、温度センサホルダ55は、温度センサ51の先端をはめ込むための先端受け部71と、温度を測定する検温部52が、格納部59を有する脚56の外側に突出しないように、温度センサ51を内側に押さえる押さえ部61とを有する。そして、温度センサ51の各部位のうち、検温部52が設けられている部位は巻線と接触しているが、それ以外の部位は、巻線と接触していない。温度センサ51の先端を先端受け部71にはめ込むことにより、温度センサ51の位置を精度良く決定することができる。また、温度センサホルダ55の押さえ部61によって、検温部52が脚56の外側に突出しないように押さえるので、検温部52が設けられている部位を確実に巻線と接触させることができる。さらに、温度センサ51の各部位のうち、検温部52が設けられている部位以外の部位は、巻線と接触していないので、ワニス塗布時に、コイル表面を流れるワニスの流れが妨げられることがなく、コイルへのワニス浸透を効果的に行うことができる。ワニス浸透は、コイルの銅線間の隙間を埋め、コイルの発熱を効果的にステータコア30やインシュレータ31、32に伝達する機能がある。上述したように、検温部52が設けられている部位以外の部位とコイルとの間に隙間を確保することによって、上記機能が損なわれることがない。さらに、コイル表面に接触している検温部52近傍にワニスを付着させることも可能となるので、コイルから検温部52への熱伝達経路面積が増して、コイルから温度センサ51への熱伝達率を向上させることができる。
温度センサホルダ55は、巻線23とステータコア30との間を絶縁するために設けられている絶縁体31と嵌合するための嵌合部62を有する。これにより、モータに振動が発生した場合でも、温度センサホルダ55がステータセグメントに対してモータ半径方向にずれることを防ぐことができる。
また、絶縁体31は、温度センサホルダ55を取り付け部95に取り付ける際に嵌合部62と接触する部位にテーパ91を有する。これにより、温度センサホルダ55の嵌合部62を絶縁体31にはめ込む際の挿入荷重を低減させることができる。
さらに、巻線23とステータコア30との間を絶縁するために設けられている絶縁体31には、温度センサホルダ55を取り付け部95に取り付ける際に、温度センサホルダ55を受け止めるための受け止め部90が設けられている。温度センサホルダ55を絶縁体31の受け止め部90で受け止めた状態において、温度センサホルダ55は、モータ回転軸方向における巻線23の端部と接触していない。温度センサホルダ55を受け止めるための受け止め部90を設けることにより、回転軸方向における温度センサホルダ55の位置を決定することができる。また、温度センサホルダ55の装着時に、温度センサホルダ55が巻線23の回転軸方向端部に強く当たるのを防いで、巻線23の被膜の損傷を防ぐことができる。
なお、電気自動車やハイブリッド車の駆動用モータのように、運転状態が頻繁に変動するモータでは、コイルの実最高温度と検出温度との差は一定ではなく、運転状態によって大きく変動する。この変動幅は、温度検出精度が悪いほど大きくなる。一般的に、モータの出力制限の決定要因の一つとなる検出温度は、実温度との差が大きいことを前提としている。従って、運転条件によっては、実温度が出力制限温度に到達していないにも関わらず、モータの出力が制限されるケースがあり、実質的なモータの運転可能温度領域が狭まっていた。しかしながら、本発明によれば、最高温度部位となるコイルの表面温度を精度良く検出することができるので、実最高温度と検出温度はほぼ等しくなる。従って、コイル温度に関する実質的なモータ運転領域を拡大することができるので、車両の動力性能が向上し、特に、ハイブリッド車の場合には、回生・発電可能領域が拡大するので、燃費の向上が実現できる。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、ステータは、上述した分割コア型ステータに限定されることはなく、一体コア型ステータであってもよい。
図1では、温度センサ51を挿入した温度センサホルダ55をステータに1つだけ装着した状態を示しているが、温度センサホルダ55をステータに複数装着することもできる。
23…コイル
31,32…インシュレータ
51…温度センサ
52…検温部
53…リード線(信号線)
55…温度センサホルダ
56,57…脚
58…開口
59…格納部
60…リード線からめ部(信号線からめ部)
61…検温部押さえ部(押さえ部)
62…爪(嵌合部)
71…先端受け部
90…ホルダ突き当て部(受け止め部)
91…テーパ
95…取り付け部

Claims (7)

  1. モータを構成するステータの巻線の温度を測定する温度センサをモータに取り付けるための、温度センサの取り付け構造であって、
    前記温度センサの取り付け構造は、
    二本の脚を有するU字型の形状の温度センサホルダであって、前記二本の脚のうちの一方の脚は、内側に開口を有するとともに、脚が伸びている方向に挿入される温度センサを格納するための格納部を有する温度センサホルダと、
    前記ステータの部位であって、前記温度センサホルダの前記二本の脚が前記巻線を跨ぐように前記温度センサホルダを取り付ける取り付け部と、
    を有し、
    前記格納部に格納された温度センサは、前記開口を介して前記巻線と接触する、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け構造。
  2. 請求項1に記載の温度センサの取り付け構造において、
    前記温度センサは、測定した温度の情報を出力するための信号線を有し、
    前記温度センサホルダは、前記格納部に格納された前記温度センサの信号線をからめるための信号線からめ部を有する、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け構造。
  3. 請求項1または請求項2に記載の温度センサの取り付け構造において、
    前記温度センサホルダは、
    前記温度センサの先端をはめ込むための先端受け部と、
    温度を測定する検温部が前記格納部を有する脚の外側に突出しないように、前記温度センサを内側に押さえる押さえ部と、
    を有し、
    前記温度センサの各部位のうち、前記検温部が設けられている部位は前記巻線と接触しているが、それ以外の部位は、前記巻線と接触していない、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の温度センサの取り付け構造において、
    前記温度センサホルダは、前記巻線とステータコアとの間を絶縁するために設けられている絶縁体と嵌合するための嵌合部を有する、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け構造。
  5. 請求項4に記載の温度センサの取り付け構造において、
    前記絶縁体は、前記温度センサホルダを前記取り付け部に取り付ける際に前記嵌合部と接触する部位にテーパを有する、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の温度センサの取り付け構造において、
    前記巻線とステータコアとの間を絶縁するために設けられている絶縁体は、前記温度センサホルダを前記取り付け部に取り付ける際に前記温度センサホルダを受け止めるための受け止め部を有し、
    前記温度センサホルダを前記絶縁体の前記受け止め部で受け止めた状態において、前記温度センサホルダは、モータ回転軸方向における前記巻線の端部と接触していない、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け構造。
  7. モータを構成するステータの巻線の温度を測定する温度センサをモータに取り付けるための、温度センサの取り付け方法であって、
    二本の脚を有するU字型の形状であって、かつ、前記二本の脚のうちの一方の脚の内側に開口が設けられている温度センサホルダの前記開口を有する脚に温度センサを挿入するステップと、
    前記温度センサが挿入された温度センサホルダの前記二本の脚が前記巻線を跨いで、前記温度センサが前記開口を介して前記巻線と接触するように、前記温度センサホルダを前記ステータに取り付けるステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする温度センサの取り付け方法。
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