JP2007049783A - 電動機 - Google Patents
電動機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007049783A JP2007049783A JP2005229379A JP2005229379A JP2007049783A JP 2007049783 A JP2007049783 A JP 2007049783A JP 2005229379 A JP2005229379 A JP 2005229379A JP 2005229379 A JP2005229379 A JP 2005229379A JP 2007049783 A JP2007049783 A JP 2007049783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensitive element
- temperature
- magnetic pole
- stator
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Abstract
【課題】本発明は、熱検知素子を簡単に、かつ確実に固定することができる電動機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、環状の固定子鉄心と、固定子鉄心の内周側より内向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、磁極突起、および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、磁極突起にスロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと、固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され、固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と、温度感応素子を固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、磁極突起の外周側で、前記コイルエンドに隣接する部位には、絶縁部材と一体なる支持ピンを設け、支持ピンに温度感応素子保持部材を取り付け固定したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、環状の固定子鉄心と、固定子鉄心の内周側より内向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、磁極突起、および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、磁極突起にスロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと、固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され、固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と、温度感応素子を固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、磁極突起の外周側で、前記コイルエンドに隣接する部位には、絶縁部材と一体なる支持ピンを設け、支持ピンに温度感応素子保持部材を取り付け固定したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、洗濯機の駆動用DCブラシレスモータを含む電動機に関し特に固定子コイルの温度保護に関するものである。
電動機の固定子コイルの温度保護に関しては、例えば、特開2001−37134号公報(特許文献1)に示されている。
特許文献1に示す電動機は、固定子コイルのコイルエンドに接合するサーモスタットが固定子コイルを覆うステータ絶縁カバーで挟んで固定している。
上記特許文献1に示すようなステータ絶縁カバーを用いない電動機では、サーモスタット等の温度感応素子をバンド掛けや紐で縛るようにしていた。
特に、近年効率を向上させるために、巻線の占積率を上げているので固定子コイルの巻数が多くなり、スロットの空間が少なくなってきておりスロットの空間を利用してバンド掛けや紐掛けによる固定方法は困難になってきている。
本発明は、上記の問題に対処し、ステータ絶縁カバーを用いず、バンド掛けや紐掛けもすることなく、温度感応素子を簡単に、かつ確実に固定することができる電動機を提供することを目的とする。
本発明は、環状の固定子鉄心と固定子鉄心の内周側より内向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、磁極突起、および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、磁極突起にスロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と、温度感応素子を固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、磁極突起の外周側で、前記コイルエンドに隣接する部位には、前記スロット絶縁部材と一体なる支持部を設け、前記支持部に前記温度感応素子保持部材を取り付け固定する支持ピンを設けたことを特徴とする。
また、本発明は、環状の固定子鉄心と、固定子鉄心の外周側より外向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、磁極突起、および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、磁極突起にスロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと、固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され、固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と、温度感応素子を固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、磁極突起の内周側で、コイルエンドに隣接する部位には、絶縁部材と一体なる支持ピン又は支持部を設け、支持ピン又は支持部に温度感応素子保持部材を取り付け固定したことを特徴とする。
本発明によれば、温度感応素子を簡単に、かつ確実に固定することができる電動機を提供できる。
本発明の実施例について、図を引用して説明する。
電動機の固定子について、図1〜図3を引用して説明する。
電動機18の固定子鉄心1は、鋼板を積層して形成される。固定子鉄心1は、固定子枠2内に置かれる。固定子枠2には、エンドブラケット3が一体に形成される。この固定子は、インナーロータタイプである。
固定子鉄心1は、内周側より内向きに突出して並ぶ複数の磁極突起4を有する。各磁極突起4の周りには、固定子コイル5が巻装される。固定子コイル5は集中巻により巻かれる。
磁極突起4の周囲や固定子鉄心1の厚み方向両側面は、合成樹脂のスロット絶縁部材6で絶縁被覆される。このスロット絶縁部材6により、固定子コイル5と固定子鉄心1との絶縁が保たれる。
また、スロット絶縁部材6は、厚み方向両側面のところに固定子コイル5の渡り線7を導く複数環状の渡りガイド8を有する。渡りガイド8は、複数の環状のガイド突起801A1.802A.803A.804Aと、複数の環状のガイド溝805B.806B.807Bを有する。
エンドブラケット3の反対側に位置するスロット絶縁部材6には、ガイド突起801A1を設けない。ガイド突起802A.803A.804Aだけが設けられる。
内周側に位置するガイド突起804Aは、他のガイド突起よりも径方向の厚さが厚い。ガイド突起802A.ガイド突起803A.ガイド突起804Aには、各磁極突起4毎に二つの引き込み溝810が設けられる。
固定子コイル5の渡り線7は、引き込み溝810を通じてガイド溝805B.806B.807Bに這わされ、外部接続端子9U.9V.9W、中立点接続端子10にそれぞれ接続される。
エンドブラケット3の反対側に位置するスロット絶縁部材6は、ガイド突起804Aのところに支持ピン811を有する。支持ピン811はスロット絶縁部材6と一体に形成され、固定子コイル5の巻装軸中心線上に位置するように設けられる。本実施例では、支持ピン811は一つであるが、複数個所に設けるようにしてもよい。
図1、図2に示すように、固定子コイル5のコイルエンドに温度感応素子のサーモプロテクタ11が装着される。サーモプロテクタ11は、温度感応素子保持部材12に保持される。サーモプロテクタ11とコイルエンドの間には、シリコーンゴムを介在するので、サーモプロテクタ11は座り良くコイルエンドに接し、固定子コイル5の発熱がサーモプロテクタ11に良く伝わる。
温度感応素子保持部材について、図4〜図10、図14を引用して詳しく説明する。
温度感応素子保持部材12は、合成樹脂で形成される保持本体部121、取り付け固定部122、係合脚123、およびリード線案内部124を有する。
保持本体部121は、天上部125、4つの側壁部126A.126B.126C.126Dを有する。この保持本体部121は、天上部125の反対側に開口を有する。
つまり、保持本体部121は、図9に示されるように、サーモプロテクタ11が嵌め込まれる開口をもった断面がコ字の形状を有している。
保持本体部121の天上部125は、押圧片127を有する。押圧片127は、付根を除いて周りが切り欠かれているので弾性を有する。この弾性により、温度感応素子保持部材12に保持されたサーモプロテクタ11は固定子コイル5のコイルエンドに押し付けられ、固定子コイル5の発熱が良く伝わるので、サーモプロテクタ11の応答作動が速やかに行なわれる。
温度感応素子保持部材12のリード線案内部124は、保持本体部121の側壁部126Dから外側に延在するように形成される。サーモプロテクタ11(温度感応素子)に設けられたリード線13はリード線案内部124内を這って外部に延びている。リード線13の先端にコネクタ40が備わる。
リード線13は、リード線案内部124で導かれるので断線が生じないように保護される。側壁部12は、他の側壁部よりも天上部125からの丈が低くなっており、リード線13が屈曲することなくリード線案内部124に導かれる。これにより、サーモプロテクタ11(温度感応素子)が、コイルエンドに座りよく接合し、固定子コイル5の発熱が良く伝えられる。
リード線案内部124は、保持本体部121と同様に断面がコ字の形状を有している。断面がコ字の形状をしているので、リード線13の配線が容易に行なわれる。
また、リード線案内部124は、先端側にリード線係止部14を有する。リード線13はリード線係止部14に係止して外部に導かれる。リード線13を引く力はリード線係止部14に受け止められ、サーモプロテクタ11(温度感応素子)との接続部に無理な引く力がかからなくしている。
温度感応素子保持部材12の取り付け固定部122と係合脚123は保持本体部121の側壁部126B側から外側に突き出すように延びる。取り付け固定部122は天上部125と面一に延びる。
外形が円形をなす取り付け固定部122は中央にピン穴15を有する。このピン穴15に前述した支持ピン811が挿入される。
係合脚123は、取り付け固定部122を間に置くように二つ設けられる。一方の係合脚123は側壁部126Aのところに、他方の係合脚123は側壁部126Dのところに位置するように設けられる。二つの係合脚123は、側壁部126A.B.Cと同じ丈を有する。
係合脚123は、外側に突き出る長さが取り付け固定部122よりも短く係合脚123の先端位置はピン穴15とほぼ同じところに位置する。この係合脚123は、前述した引き込み溝810に差し込まれる。
図14は温度感応素子保持部材の他の実施例を示す。
温度感応素子保持部材12aは、取り付け固定部122に代わるの代えて取り付け固定環122aを有する。固定環122aの内穴15aが絶縁部材6のガイド突起804Aの外周に嵌ることにより、温度感応素子保持部材12aは絶縁部材6に保持される。
なお、温度感応素子保持部材12aが取り付けられるところのガイド突起804Aは、横幅が内穴15aに挿入できるような、大きく区切られたように形成されている。
温度感応素子保持部材12を押しつけた状態で絶縁部材6のガイド突起804Aと固定環122aを熱融着することにより、巻線とサーモプロテクタ11を確実に接触固定させることができる。
このとき、固定環122aの内穴15aとガイド突起804Aの嵌め合いにガタ(間隙)を設けて調整可能としたので、巻線表面が多少傾いても取付けの修正が出来、巻線とサーモプロテクタ11の接触を良好に保つことが出来る。
特に、インナーロータタイプの固定子の巻線は整列巻が困難なので表面の凹凸が激しいので接触表面を追従できることにより熱検知の遅れが少なくなる。
温度感応素子保持部材の取り付けについて、図1、図2、図4、図5、図7、図9、図10を引用して説明する。
サーモプロテクタ11(温度感応素子)は、前もって温度感応素子保持部材12の保持本体部121に取り付け(図9)、リード線13もリード線係止部14に係止して置く。サーモプロテクタ11の表面にシリコーンゴムを塗り、支持ピン811に隣接する固定子コイル5のコイルエンドにサーモプロテクタ11を押し付け、温度感応素子保持部材12の取り付け固定部122のピン穴15に支持ピン811を挿入させる(図2)。
そして、図4に示すように、支持ピン811に抜け止めワッシャ16を嵌めて温度感応素子保持部材12の取り付け固定部122が支持ピン811から外れないように固定する。
また、温度感応素子保持部材12の係合脚123が引き込み溝810に嵌る。これにより温度感応素子保持部材12の回り止めが行なわれる。
支持ピン811へのピン穴15の嵌め込み、引き込み溝810への係合脚123の嵌め込み、抜け止めワッシャ16の取り付けにより、サーモプロテクタ11(温度感応素子)がコイルエンドに取り付けられるので、従来のバンド掛けや紐掛けに比べ、取り付け作業は容易である。
また、支持ピン811が温度感応素子保持部材12の取り付け固定部122のピン穴15に挿入して温度感応素子保持部材12の内外周方向の移動が阻止され、温度感応素子保持部材12の係合脚123が引き込み溝810に嵌って温度感応素子保持部材12の回り止めが行なわれる。
これにより、温度感応素子保持部材12は固定子コイル5のコイルエンドに動くことなく確実に固定され、サーモプロテクタ11とコイルエンドとの当接はずれたりすることなく安定的に保たれる。このため、固定子コイル5とサーモプロテクタ11との熱伝達は、常に良好に保たれる。
さらに、固定子コイル5のコイルエンドとサーモプロテクタ11との当接面には、シリコーンゴムの付着層17が介在する。この付着層17の介在により、サーモプロテクタ11が凸凹のコイルエンドに隙間無く当接するので、熱伝達が良好に行なわれる。
また、温度感応素子保持部材12の係合脚123が嵌るガイド突起804Aの引き込み溝810は、外側に向かって間口が広がるような傾斜がつけられている。このため、係合脚123の引き込み溝810への嵌め込みが容易に行なわれる。特に支持ピン811へのピン穴15の嵌め込みも一緒に行なわれるので、係合脚123と引き込み溝810との位置関係に多少のずれが生じても、間口が広がるような傾斜があるため係合脚123を引き込み溝810に確実に嵌め込むことができる。
駆動ユニットについて図11を引用して説明する。
この駆動ユニットは、洗濯機に用いる駆動ユニットである。上述した電動機18と減速機構とが組み合わさった駆動ユニットである。
電動機18の回転子19は、固定子の固定子鉄心1内に回転自在に置かれる。回転子19は、回転軸20を有する。回転軸20は、エンドブラケット3に支持されている軸受部21に回転自在に支持される。
回転子19は磁極用永久磁石片を有する。この磁極用永久磁石片の位置は、位置検知センサ22により検知され、電動機18の回転速度が制御される。
減速機構23は入力側と出力側を有する。減速機構23の入力側は遊星歯車を有する。この遊星歯車に回転軸20のピニオンが噛み合わさって減速機構23と電動機18は結合される。
減速機構23の出力側には、洗濯機駆動軸24が設けられる。洗濯機駆動軸24は減速機構23の内側軸受部25に回転自在に支持される。洗濯機の回転翼(図示せず)は洗濯機駆動軸24に固定支持される。回転翼には減速機構23で減速した回転が伝わる。
減速機構23の中空回転軸26は内側に内側軸受部25を固定支持し、外側は減速機構23の外側軸受部27に回転自在に支持される。洗濯機の回転槽(図示せず)は、中空回転軸26に固定支持される。回転槽には、減速機構23で減速されない電動機18の回転が伝わる。
図12に沿って洗濯機を駆動する電動機の制御回路について説明する。
電動機18は、U相.V相.W相の巻線を有する三相のDCブラシレス電動機として構成される。U相.V相.W相の巻線は、固定子コイル5を結線して構成する。U相.V相.W相の中立端子が、図1、図3に示す中立点接続端子10に接続されて中立点Oが形成される。サーモプロテクタ11は、V相の固定子コイル5に装着される。
交流商用電源28には、コンセント29を介して電流ヒューズ30、第1リレー接点31、第2リレー接点32A.32B、ノイズ除去のフィルタ回路33、整流回路34、インバータ駆動回路35が接続される。整流回路34で整流した直流がインバータ駆動回路35に供給され、インバータ駆動回路35から電動機18のU相.V相.W相に駆動電流が供給される。
第1リレー接点31のオン・オフは、第1リレー36の通電により行なわれる。第2リレー接点32A.32Bのオン・オフは、第2リレー37の通電により行なわれる。第2リレー37は電源スイッチ38を介してマイコン39に接続される。
マイコン39には、サーモプロテクタ11を介して第1リレー36が接続される。電動機18に設けた位置検知センサ22はマイコン39に接続される。インバータ駆動回路35もマイコン39に接続される。マイコン39は位置検知センサ22からの信号を読んで、インバータ駆動回路35が電動機18のU相.V相.W相に流す通電タイミングを制御する。
さて、洗濯機の運転中に電動機18が過負荷になったり、回転翼、回転槽がロックしたときには、マイコン39の指示により第2リレー37の通電が遮断して第2リレー接点32A.32Bがオフし、洗濯機の運転は止められる。
しかし、マイコン39が暴走し、洗濯機の運転が止められないときには電動機18にロック電流が流れ続け、電動機18の固定子コイル5は加熱する。固定子コイル5の発熱温度が所定の温度を越えると、サーモプロテクタ11が作動し、第1リレー36の通電が断たれる。第1リレー接点31がオフし、洗濯機の運転は止められるので、電動機18の温度上昇による発火は抑えられ、安全性の高い洗濯機を提供できる。
他の実施例について図13を引用して説明する。
先に述べた実施例は、回転子が固定子の内側に置かれる内転型(インナーロータタイプ)の電動機である。それに対し、ここで述べる実施例の電動機は回転子が固定子の外側に置かれる外転型(アウターロータタイプ)である。
すなわち、固定子コイル5が集中巻される磁極突起4は、固定子鉄心1の外側より外向きに突出するように形成され、固定子コイル5の渡り線を導くスロット絶縁部材6の複数環状の渡りガイド8は固定子鉄心1の内周側に設けられる。支持ピン811も固定子鉄心1の内周側に位置する。
このため、サーモプロテクタ11を保持する温度感応素子保持部材12の取り付け向が先の実施例と反対向き(向きが180度違う)になっている。
1…環状の固定子鉄心、4…磁極突起、6…スロット絶縁部材、5…固定子コイル、11…温度感応素子、12…温度感応素子保持部材、811…支持ピン。
Claims (7)
- 環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心の内周側より内向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、前記磁極突起、および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、前記磁極突起に前記スロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと前記固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され、固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と、前記温度感応素子を前記固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、
前記磁極突起の外周側で、前記コイルエンドに隣接する部位には、前記スロット絶縁部材と一体なる支持部を設け、前記支持部に前記温度感応素子保持部材を取り付け固定する支持ピンを設けたことを特徴とする電動機。 - 請求項1記載の電動機において、
前記絶縁部材は、前記コイルエンドの外周側に囲うように形成され、前記固定子コイルの引出線を這わすガイド壁と、前記ガイド壁に設けられ前記引出線を通す引き込み溝を有し、前記温度感応素子保持部材は、前記引き込み溝に差し込まれる係合脚を有することを特徴とする電動機。 - 請求項1記載の電動機において、
前記温度感応素子保持部材には前記支持ピンに前記温度感応素子保持部材を取り付け固定するための取り付け固定部を設け、前記取り付け固定部には、前記支持ピンが挿入されるピン穴を設け、前記支持ピンに嵌る抜け止めストッパを有することを特徴とする電動機。 - 請求項1記載の電動機において、
前記温度感応素子保持部材は、前記コイルエンドに対向するところに前記温度感応素子が嵌め込まれる開口をもった断面がコ字形状を有することを特徴とする電動機。 - 請求項1記載の電動機において、
前記温度感応素子はリード線を有し、前記温度感応素子保持部材は前記リード線を前記固定子鉄心の外周側に導くように湾曲するリード線案内部を有することを特徴とする電動機。 - 環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心の外周側より外向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、前記磁極突起および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、前記磁極突起に前記スロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと、前記固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と前記温度感応素子を前記固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、
前記磁極突起の内周側で、前記コイルエンドに隣接する部位には、前記スロット絶縁部材と一体なる支持ピンを設け、前記支持ピンに前記温度感応素子保持部材を取り付け固定したことを特徴とする電動機。 - 環状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心の内周側より内向きに突出して並ぶ複数の磁極突起と、前記磁極突起および固定子鉄心に設けるスロット絶縁部材と、前記磁極突起に前記スロット絶縁部材を介して集中巻される固定子コイルと、前記固定子コイルのコイルエンドに接合するように装着され固定子コイルの温度を感知する温度感応素子と、前記温度感応素子を前記固定子コイルに保持する温度感応素子保持部材とを有する電動機において、 前記磁極突起の外周側で、前記コイルエンドに隣接する部位には、前記スロット絶縁部材と一体なる支持部を設け、前記支持部に前記温度感応素子保持部材を挿入し、支持部の一部を熱融着により固定したことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229379A JP2007049783A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005229379A JP2007049783A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 電動機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007049783A true JP2007049783A (ja) | 2007-02-22 |
Family
ID=37852180
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005229379A Withdrawn JP2007049783A (ja) | 2005-08-08 | 2005-08-08 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007049783A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011117985A1 (ja) * | 2010-03-24 | 2011-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 温度検出素子を隣接させる器具 |
JP2011254628A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Nissan Motor Co Ltd | 温度センサの取り付け構造および温度センサの取り付け方法 |
US20160261175A1 (en) * | 2015-03-03 | 2016-09-08 | Fanuc Corporation | Fixture for securing temperature detection element, motor, and method of securing temperature detection element |
CN110185704A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-08-30 | 无锡源晟动力科技有限公司 | 多支撑结构的磁悬浮轴承 |
-
2005
- 2005-08-08 JP JP2005229379A patent/JP2007049783A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011117985A1 (ja) * | 2010-03-24 | 2011-09-29 | トヨタ自動車株式会社 | 温度検出素子を隣接させる器具 |
JP5333657B2 (ja) * | 2010-03-24 | 2013-11-06 | トヨタ自動車株式会社 | 温度検出素子を隣接させる器具 |
JP2011254628A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Nissan Motor Co Ltd | 温度センサの取り付け構造および温度センサの取り付け方法 |
US20160261175A1 (en) * | 2015-03-03 | 2016-09-08 | Fanuc Corporation | Fixture for securing temperature detection element, motor, and method of securing temperature detection element |
US9673687B2 (en) * | 2015-03-03 | 2017-06-06 | Fanuc Corporation | Fixture for securing temperature detection element, motor, and method of securing temperature detection element |
CN110185704A (zh) * | 2019-05-31 | 2019-08-30 | 无锡源晟动力科技有限公司 | 多支撑结构的磁悬浮轴承 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5132632B2 (ja) | 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法 | |
JP5132631B2 (ja) | 電動機の固定子及び電動機及び空気調和機及び電動機の製造方法 | |
JP2009033786A (ja) | バスバーを内蔵したインナーロータブラシレスモータ | |
JP6847021B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP2008035601A (ja) | 回転電機 | |
JP2010045956A (ja) | 電動機 | |
JP2009118614A (ja) | ブラシレスモータ | |
KR101482939B1 (ko) | Bldc모터의 홀센서 체결구조 | |
JP2008035603A (ja) | 回転電機 | |
JP2007049783A (ja) | 電動機 | |
WO2005018071A1 (ja) | 同期モータ | |
JP2009095139A (ja) | モータ | |
JP2003319631A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5204554B2 (ja) | モータ | |
EP3678284B1 (en) | Motor insulator and brushless motor | |
KR20080081412A (ko) | Bldc 모터 | |
JP5533986B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP5773963B2 (ja) | 電動機のステータ及び電動機 | |
JP5742921B2 (ja) | 車両用ブラシレス交流発電機 | |
US11063503B2 (en) | Brushless motor | |
JP2010104213A (ja) | ブラシレスモータ | |
JP6841189B2 (ja) | ブラシレスモータ | |
JP6450963B2 (ja) | 回転機および回転機の製造方法 | |
JP2006187044A (ja) | 同期モータ | |
JP2006141185A (ja) | 同期モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081104 |