JP2011252633A - におい除去システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】におい除去システムは、調香室1内に設けられた作業台10上の作業空間Sに拡がったにおいを除去する。作業台10は、テーブル20と、このテーブル20上の作業空間Sの背面側に設けられた間仕切り40と、を備える。間仕切り40には、吸込口が設けられ、間仕切り40の背面側には、吸込口から調香室1の床下空間61に至る排気ダクト50が設けられる。作業空間Sの正面側上方の天井面70には、無香の空気を作業空間Sに向かって吹き出す吹出口71が設けられ、作業空間Sの背面側上方の天井面70には、空気を吸引する吸込口72が設けられる。
【選択図】図1
Description
この調香作業では、容器から香料を取り出す度に、取り出した香料のにおいが作業空間内に拡がるため、調香作業を精度よく行うためには、作業空間内に拡がったにおいを迅速に除去する必要があった。
第1に、作業空間が天板やダクトで上から覆われているため、作業員の手元の視認性が低下する場合がある。
第2に、背板裏面に排気ダクトが設けられているため、作業台を対向して配置することができず、その結果、調香室内の空間を有効利用できない。
また、作業空間を上から覆うダクトや天板が不要となったため、作業台を対向配置することができ、作業室内の空間を有効利用できる。
そこで、この発明によれば、作業空間の正面側での風速が0.1m/s以下となるように、吹出口から空気を吹き出したので、調香作業に用いる電子天秤の精度を低下させることなく、作業空間に拡散したにおいを迅速に除去できる。
調香室1の床60には、複数の作業台ユニット2が並んで配置されている。各作業台ユニット2は、対向配置された作業台10からなる。
以下の説明において、作業空間Sの座席30側つまり作業員A側を、作業空間Sの正面側とする。
テーブル20は、図示しない脚部と、この脚部の上に設けられた天板21と、天板21の下方背面側を塞ぐ幕板22と、を備える。
この幕板22の下部には、水平方向に延びるスリット状の第3吸込口としての吸込口23が形成されている。
各背板41の形状は階段状であり、この背板41には3段の棚44が形成されている。なお、図示しないが、棚44の上には、香料が収容された複数の容器が配置されている。
背板41の上端付近および下端付近には、水平方向に延びるスリット状の2つの第1吸込口としての吸込口45が形成されている。
この床下空間61には、図示しない排気ファンが設けられている。この排気ファンを駆動することにより、排気ダクト50内の空気は、通気孔62を通して、床下空間61に到達し、外部に排出される。
吹出口71は、天井面70のうち作業空間Sの正面側上方の位置に設けられ、給気ダクト73が接続されている。この給気ダクト73に無香の空気が供給されると、この空気は、吹出口71から作業空間Sに向かって吹き出す。
なお、この無香の空気は、新鮮な外気でもよいし、調香室内から回収した空気を空調したものでもよい。
吸込口72は、天井面70のうち作業空間Sの背面側上方の位置に設けられ、排気ダクト74が接続されている。調香室1内の空気は、この吸込口72に吸引されて、排気ダクト74を通って排出される。
まず、図3に示すように、作業員Aが座席30に着席した状態で、吹出口71から無香の空気を吹き出すとともに、吸込口45、23、72を通して、空気を吸引する。ここで、吹出口71から吹き出す空気の作業員Aの近傍における風速が0.1m/s以下となるようにする。
吸込口45、23から吸引された空気は、排気ダクト50、通気孔62を通って床下空間61に到達し、外部に排出される。
また、作業空間Sの上方つまり作業員Aの頭上に流れた空気は、吸込口72に吸引され、排気ダクト74を通って、外部に排出される。
(1)吹出口71から無香の空気を作業空間Sに向かって吹き出すとともに、吸込口45、72から空気を吸引する。吹き出した空気のほとんどは、作業空間Sを通って、吸込口45に吸引される。よって、作業空間Sににおいが拡がっても、このにおいは吸込口45から吸引されるので、においを確実に除去できる。
また、作業空間Sを上から覆うダクトや天板が不要となったため、作業台10を対向配置することができ、調香室1内の空間を有効利用できる。
S…作業空間
1…調香室(作業室)
2…作業台ユニット
10…作業台
20…テーブル
21…天板
22…幕板
23…吸込口(第3吸込口)
30…座席
40…間仕切り
41…背板
42…側板
43…天板(延出部)
44…棚
45…吸込口(第1吸込口)
50…排気ダクト
60…床
61…床下空間
62…通気孔
70…天井面
71…吹出口
72…吸込口(第2吸込口)
73…給気ダクト
74…排気ダクト
Claims (4)
- 作業室内に設けられた作業台上の作業空間に拡がったにおいを除去するにおい除去システムであって、
前記作業台は、テーブルと、当該テーブル上の作業空間の背面側に設けられた間仕切りと、を備え、
前記間仕切りには、第1吸込口が設けられ、
前記間仕切りの裏面側には、前記第1吸込口から前記作業室の床下空間に至る排気ダクトが設けられ、
前記作業空間の正面側上方の天井面には、無香の空気を前記作業空間に向かって吹き出す吹出口が設けられ、
前記作業空間の背面側上方の天井面には、空気を吸引する第2吸込口が設けられることを特徴とするにおい除去システム。 - 前記作業台の下部には、前記排気ダクトに連通する第3吸込口が設けられることを特徴とする請求項1に記載のにおい除去システム。
- 前記吹出口は、前記作業空間の正面側での風速が0.1m/s以下となるように、空気を吹き出すことを特徴とする請求項1または2に記載のにおい除去システム。
- 前記間仕切りの上端には、前記作業空間側に延出する延出部が設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のにおい除去システム。
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JP2010125560A JP5511068B2 (ja) | 2010-06-01 | 2010-06-01 | におい除去システム |
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2010
- 2010-06-01 JP JP2010125560A patent/JP5511068B2/ja active Active
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