JP2011252628A - 温水装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 開閉切換弁62を開切換して排水ポンプ14を作動させて、入水路33からの水道水を導出管15、排水接続管16を経て、戻り管30a内のドレン水排水管17に流し、析出の可能性のある中和済みドレン水の残留水をすすぎ洗浄する。薬液混入部63から薬液を水道水に混入してドレン水排水管17内のカルシウム成分の既析出物を溶解し、次いですすぎ洗浄する。洗浄後も排水ポンプ14の継続作動により大気連通管523から空気を取り込んでドレン水排水管17内をパージしてもよい。
【選択図】 図2
Description
洗浄制御1は、ドレン水の発生量とは関係なく所定のインターバル設定値で定期的に一定時間だけ開閉切換弁62を開変換して洗浄水を導出管15に供給し、この洗浄水によってドレン水排水管17の内表面を洗浄するようにするものである。流す洗浄水としては、入水路33から導入した水道水そのものを用いればよい。つまり、この洗浄制御は、既に析出したカルシウム成分の析出物を溶解させるための洗浄ではなくて、析出のおそれのある付着ドレン水又は滞留ドレン水等の残留ドレン水をドレン水排水管17内から除去させることで析出防止を図るためのすすぎ洗浄を実行するものである。この場合は、コントローラ27に内蔵の電子タイマにより所定のインターバル設定値が経過する毎に所定量又は所定時間の洗浄水供給を行う。流す洗浄水の量としてはドレン水排水管17の延長距離に応じてドレン水排水管17の内容量と同等以上の量を設定するようにすればよい。
洗浄制御2は、上記のすすぎ洗浄のために水道水そのものからなる洗浄水供給を実行する前段階において、中和処理前の強酸性のドレン水をドレン水排水管17に対し少量だけ流すことにより既析出物を溶解させた上で、上記のすすぎ洗浄を実行して洗い流すようにするものである。この洗浄制御2のためにショートカット管13aを用いる。すなわち、洗浄開始により、まず、開閉切換弁13bを開切換制御した上で排水ポンプ14の作動を開始させ、所定の短時間が経過する間だけドレン水排水管17に対し中和処理前のドレン水を流すことで、ドレン水排水管17の内表面に析出しているかも知れないカルシウム成分を溶解させる。この次に、上記の開閉切換弁13bを元の閉状態に戻す一方、導入路61の開閉切換弁62を開切換して入水路33からの水道水を洗浄水としてドレン水排水管17に流す。この洗浄水によるすすぎ洗浄によって、中和処理前の強酸性のドレン水により溶解されたカルシウム成分を洗い流すことができる。
洗浄制御3は、薬液混入部63から薬液を混入した洗浄水で既析出物を溶解させた上で、薬液の混入を停止させた水道水のみからなる洗浄水ですすぎ洗浄を行うようにするものである。すなわち、洗浄開始により開閉切換弁62及び632を開切換して排水ポンプ14を作動させる。これにより、入水路33から導入路61に導入される水道水に対し薬液タンク631内の薬液が混入されて薬液混入の洗浄水がドレン水排水管17に対し流される。これにより、ドレン水排水管17の内表面に既に析出しているかもしれないカルシウム成分の析出物が溶解されることになる。所定の設定時間又は流量センサ33aの出力値の積算に基づく所定の設定量だけ薬液混入の洗浄水を流した後は、薬液混入部63の上記の開閉切換弁632を閉状態に戻し、水道水だけの洗浄水の供給を設定時間又は設定量だけ続ける。これにより、上記の溶解された析出物を流し去るすすぎ洗浄が実行される。
洗浄制御4は、洗浄水の供給を行ってドレン水排水管17内の洗浄を実施する場合には、中和器5の貯留槽52内の中和済みのドレン水を排出させるための設定回転数よりも高く設定した高設定回転数で排水ポンプ14を作動させるようにするものである。これにより、洗浄水の供給流量を増大させてドレン水排水管17内への供給内圧を高めることができ、ドレン水排水管17内に析出物、残留したドレン水やゴミ等を流し去ることができる上に、僅かに残存しているかも知れないカルシウム成分が析出する可能性をより低減させることができる。
洗浄制御5は、洗浄水の供給を終了させた後も、所定の設定時間だけ排水ポンプを継続作動させることで、貯留槽52内に加え、導出管15、排水接続管16及びドレン水排水管17の内部を空気置換によりパージさせるようにするものである。この場合には、開閉切換弁62を閉切換した後も排水ポンプ14を作動継続させると、貯留槽52内の中和済みのドレン水が全て排出され、次に、大気連通管523を通して大気が吸引され、この大気により貯留槽52内のみならず、最下流側のドレン水排水管17内までもがパージされて空気と置換されることになる。これにより、ドレン水排水管17に残存するドレン水を完全に排除することができ、僅かでも残存していたかも知れないカルシウム成分による析出の可能性を消し去ることができる。
洗浄制御6は、以上の各洗浄制御において、洗浄水に対しマイクロバブルを混入させ、マイクロバブルを含んだ洗浄水でドレン水排水管17の内表面を洗浄させるものである。すなわち、導入路61に流される洗浄水に対しマイクロバブル混入部64においてマイクロバブルを混入させ、マイクロバブルを含んだ状態の洗浄水でドレン水排水管17の内表面をすすぎ洗浄又は溶解洗浄させるのである。これにより、マイクロバブルの衝突力を物理的に作用させて、ドレン水排水管17の内表面に析出しているかもしれない既析出物をより確実に除去することができるようになる。
2 浴槽
3 追焚循環路
5 中和器
13a ショートカット管
13b 開閉切換弁
14 排水ポンプ
26 洗浄水供給回路(洗浄手段)
30a 戻り管(浴槽配管)
61 導入路
62 開閉切換弁
63 薬液混入部
64 マイクロバブル混入部
523 大気連通管
Claims (7)
- 燃焼排ガスから潜熱を回収する潜熱回収用熱交換器と、この潜熱回収用熱交換器において発生するドレン水を受け入れて中和剤との接触により中和処理する中和器と、この中和器から排出される中和済みのドレン水が排水ポンプの作動により排水されるドレン水排水管と、浴槽との間に配管される浴槽配管とを備え、上記ドレン水排水管が上記浴槽配管内に二重管方式により内挿されることになる温水装置であって、
上記ドレン水排水管内における上記中和剤由来成分の析出を防止させるための洗浄水又は上記ドレン水排水管の内表面に対し上記中和剤由来成分が析出した既析出物を溶解させるための洗浄水を、上記ドレン水排水管に対し所定タイミングで所定期間供給することにより、ドレン水排水管内を洗浄する洗浄手段を備えている、
ことを特徴とする温水装置。 - 請求項1に記載の温水装置であって、
上記洗浄手段は、上記洗浄水に対し上記中和剤由来成分の既析出物を溶解させるための薬液を混入させる薬液混入部を備えている、温水装置。 - 請求項2に記載の温水装置であって、
上記中和剤が炭酸カルシウムであり、上記薬液がクエン酸,酢又はスルファミン酸を含む薬液、あるいは、これらから選択した2以上の混合薬液である、温水装置。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の温水装置であって、
上記洗浄手段による洗浄の終了後に上記排水ポンプを継続して作動させることにより、上記中和器の大気連通管から空気を引き込んで上記ドレン水排水管内の残留水をパージして空気置換させる洗浄制御部を備えている、温水装置。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の温水装置であって、
上記洗浄手段により洗浄を実行するとき、上記排水ポンプを通常のドレン水排水のときの設定回転数よりも高く設定した高設定回転数で作動させる洗浄制御部を備えている、温水装置。 - 請求項1〜請求項5のいずれかに記載の温水装置であって、
上記洗浄手段は、洗浄水に対しマイクロバブルを混入させるマイクロバブル混入部を備えている、温水装置。 - 請求項1〜請求項6のいずれかに記載の温水装置であって、
上記中和器にドレン水を中和処理のために導入する導入管と上記中和器から中和済みのドレン水を排出する導出管とを直接に連通させて上記中和器をバイパスするショートカット管と、このショートカット管を開閉切換する開閉切換弁と、この開閉切換弁を所定タイミングで開閉切換制御することにより中和処理前のドレン水をドレン水排水管に対し既析出物を溶解させるための洗浄水として供給する洗浄制御部とを備えている、温水装置。
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