JP2009072378A - 電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機 - Google Patents

電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機 Download PDF

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Abstract

【課題】食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置にて生成される電解生成アルカリ性水を、当該電解水生成装置とは独立して設置されている食器洗浄機用の洗浄水として使用することができるようにして、汎用の洗剤溶液の使用を省略する。
【解決手段】洗浄タンク11内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、すすぎタンク15内に収容されている水をすすぎ水とするすすぎ工程を有する食器洗浄機であり、当該食器洗浄機Aは、これとは独立して設置されている電解水生成装置Bの有隔膜電解槽にて生成される電解生成アルカリ性水を洗浄タンク11内に導入するための電解生成アルカリ性水専用の導入管路25を備え、洗浄タンク11内に導入された強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を、すすぎ工程で洗浄タンク11内に導入されるすすぎ水にて希釈して洗浄水として使用する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機に関する。
食器洗浄機の一形式として、洗浄タンク内の洗浄水を使用する洗浄工程と、すすぎタンクまたはブースタタンク内のすすぎ水を使用するすすぎ工程を有する食器洗浄機がある。当該形式の食器洗浄機は、一般に広く使用されているところであり、洗浄水としては、汎用の洗剤を水に所定量溶解してなる洗浄水が使用されている。
ところで、当該形式の食器洗浄機の使用においては、環境問題等の観点から、汎用の洗剤の使用量を極力抑制すること、好ましくは、汎用の洗剤の使用量を皆無にすることが要請されている。かかる要請に対処するめ、有隔膜電解式の電解水生成装置で生成される電解生成アルカリ性水が高い洗浄能を有することに着目して、当該電解生成アルカリ性水を汎用の洗剤に代えて使用する試みがなされている。汎用の洗剤の代替えに当該電解生成アルカリ性水を使用可能にした食器洗浄機は、すでに提案されている(特許文献1、特許文献2、特許文献3等を参照)。
これらの特許文献にて提案されている食器洗浄機は、いずれも、当該食器洗浄機専用の電解水生成装置を一体に有するものであり、例えば、特許文献1にて提案されている食器洗浄機は、専用の電解水生成装置が食器洗浄機の本体の内部に組込まれている形式のものであり、特許文献2にて提案されている食器洗浄機は、専用の電解水生成装置が、食器洗浄機の本体の外に配設されているミネラル除去装置とアルカリ性すすぎタンクの配管の途中に配設されている形式のものであり、特許文献3にて提案されている食器洗浄機は、専用の電解水生成装置が食器洗浄機の外箱内に組込まれている形式のものである。このように、各特許文献に提案されている食器洗浄機は、いずれも、専用の電解水生成装置を一体に備える形式のものである。
特開平8−47473号公報 特開2003−265395号公報 特開2003−325426号公報
ところで、上記した各特許文献にて提案されている食器洗浄機は、いずれも、当該食器洗浄機専用の電解水生成装置を一体に備えるものであって、電解水生成装置が高価であることから、結果として、食器洗浄機は高価なものとなる。このため、専用の電解水生成装置を一体に備えた食器洗浄機は、有用であるにも関わらず、未だ普及していないのが現状である。
一方、近年、電解生成装置それ自体は十分に普及していて、厨房等に食器洗浄機とは独立して設置されて、電解生成酸性水は、各種の食材や食器等を殺菌洗浄するために使用されることが多く、電解生成アルカリ性水は、量的には少ないものの、食材や食器等の汚染物を洗浄するために使用される。
本発明は、このように食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置にて生成される電解生成水のうち、用途が少なくて、電解生成酸性水に比較して使用量が少ない電解生成アルカリ性水に着目してなされたもので、その目的とするところは、当該電解水生成装置にて生成さる電解生成アルカリ性水を、当該電解水生成装置とは独立して設置されている食器洗浄機用の洗浄水として使用することができるようにして、汎用の洗剤の水溶液である洗浄水の使用を省略することにある。
本発明は、電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機に関する。本発明が適用対象する食器洗浄機は、洗浄タンク内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、すすぎタンクまたはブースタタンク内に収容されている水または温水をすすぎ水とするすすぎ工程を有する形式の食器洗浄機である。
しかして、本発明に係る第1の食器洗浄機は、洗浄タンク内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、すすぎタンク内に収容されている水または温水をすすぎ水とするすすぎ工程を有し、前記すすぎタンク内のすすぎ水および前記洗浄タンク内の洗浄水が十分であることを確認して前記洗浄工程を開始し、洗浄工程に終了後に前記すすぎ工程を開始する食器洗浄機である。
当該食器洗浄機は、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の有隔膜電解槽にて生成される電解生成アルカリ性水を前記洗浄タンク内に導入するための電解生成アルカリ性水専用の導入管路を備え、前記洗浄タンク内に導入された強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を前記すすぎ工程で洗浄タンク内に導入されるすすぎ水にて希釈して洗浄水として使用するように構成されていて、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入は前記すすぎ工程の開始に応じて開始されて、所定時間経過後に、電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入を停止するようにしたことを特徴とするものである。
本発明に係る第1の食器洗浄機においては、前記洗浄タンク内への電解生成アルカリ性水の導入中は、前記すすぎタンク内へのすすぎ水の給水を停止するようにすることができ、また、前記洗浄工程の実行中は、前記すすぎ水タンク内へのすすぎ水の給水を可能にすることができる。
また、本発明に係る第2の食器洗浄機は、洗浄タンク内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、ブースタのブースタタンク内に収容されている温水をすすぎ水とするすすぎ工程を有し、前記ブースタからの満水信号を確認しかつ前記洗浄タンク内の洗浄水が十分であることを確認して前記洗浄工程を開始し、洗浄工程に終了後に前記すすぎ工程を開始する食器洗浄機である。
しかして、当該食器洗浄機は、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の有隔膜電解槽にて生成される電解生成アルカリ性水を前記洗浄タンク内に導入するための電解生成アルカリ性水専用の導入管路を備え、前記洗浄タンク内に導入された強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を前記すすぎ工程で前記洗浄タンク内に導入されるすすぎ水にて希釈して洗浄水として使用するように構成されていて、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入は前記すすぎ工程の開始に応じて開始されて、所定時間経過後に電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入を停止するようにし、この間、前記ブースタからの満水信号の出力をキャンセルすることを特徴とするものである。
本発明に係る食器洗浄機においては、前記ブースタンク内への給水は満水信号の出力のキャンセルとは関係なく行われ、前記ブースタタンク内の水位が一定以上に達した状態で加熱されるようにすることができる。
本発明に係る第1、第2の食器洗浄機においては、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の電解運転により生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を、食器洗浄機におけるすすぎ工程の開始と同期して洗浄タンク内へ導入するとともに、所定時間経過後に、電解生成アルカリ性水の洗浄タンク内への導入を停止するように構成されている。このため、食器洗浄機のすすぎ工程と同期して電解運転される電解水生成装置にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が導入される洗浄タンク内には、すすぎ工程の1工程にて使用されるすすぎ水が導入されることになる。
この結果、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水の比率が一定となって、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が一定の比率に希釈された安定した特性で一定の洗浄能を有する洗浄水が調製されることになる。従って、本発明に係る食器洗浄機においては、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置にて生成される強電解生成アルカリ性水を、当該電解水生成装置とは独立して設置されている食器洗浄機用の洗浄水として、有効に利用することができる。
本発明に係る第1の食器洗浄機においては、前記洗浄タンク内への電解生成アルカリ性水の導入中は、前記すすぎタンク内へのすすぎ水の給水を停止するように構成することが好ましい。これにより、すすぎ工程の1工程の運転後、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が所定量洗浄タンク内に導入される間は、すすぎ工程の次回の運転に入らないようにすることができ、これを繰り返すことで、洗浄タンク内を、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水の比率が一定の洗浄水で満水することができる。なお、当該食器洗浄機における洗浄工程の運転中、すすぎタンク内のすすぎ水の水位が低いと、洗浄工程終了後にすすぎ工程の運転に入れないおそれある。このため、洗浄工程の運転中にかぎり、すすぎ水のすすぎタンク内への給水を可能にすることが好ましい。
また、本発明に係る第2の食器洗浄機においては、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が前記洗浄タンク内へ導入される間(所定時間)は、ブースタからの満水信号の出力がキャンセルされるように構成されていて、洗浄タンク内での洗浄水の調製が的確に行われるようになっているが、この場合、当該ブースタにおいては、ブースタンク内への給水は満水信号の出力のキャンセルとは関係なく行われ、ブースタタンク内の水位が一定以上に達した状態で加熱されるようにしている。これにより、ブースタタンク内でのすすぎ水(温水)は十分に確保される。
本発明は、電解生成アルカリ性水を洗浄水とする食器洗浄機であって、洗浄タンク内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、すすぎタンク内またはブースタタンク内に収容されている水または温水をすすぎ水とするすすぎ工程を有する形式の食器洗浄機であり、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置にて生成される電解生成アルカリ性水を洗浄水とするものである。図1、図4、図6には、本発明に係る第1の食器洗浄機置の実施形態である3例をそれぞれ示している。また、図8は、本発明に係る第2の食器洗浄機置の実施形態である。
図1は、本発明に係る第1の食器洗浄機の実施形態である第1食器洗浄機A1を模式的に示している。第1食器洗浄機A1は、これとは独立して設置されている電解水生成装置B1にて生成される電解生成アルカリ性水を洗浄水として利用するものである。第1食器洗浄機A1は、電解水生成装置B1との連結関係、および、電解水生成槽B1との運転制御関係を除き、その構成自体は公知のものであり、また、電解水生成装置B1の構成自体も公知のものである。
第1食器洗浄機A1は、ケース本体内形成されている洗浄室内の底部に洗浄タンク11を備え、洗浄タンク11の所定高さ上方に洗浄ノズル12、その上方にすすぎノズル13が配設されていて、洗浄タンク11と洗浄ノズル12間に、食器を収容する収容棚14が設置されている。また、第1食器洗浄機A1は、ケース本体内に形成されている機械室内にすすぎタンク15を備えている。
第1食器洗浄機A1は、洗浄工程とすすぎ工程を有していて、洗浄工程の運転では、洗浄ポンプ11aの駆動により、洗浄タンク11内の洗浄水を供給管路21を通して洗浄ノズル12に供給して、洗浄ノズル12から噴射させる。収容棚14内の食器は、噴射する洗浄水によって洗浄され、噴射された洗浄水は、洗浄タンク11に落下する。洗浄ポンプ11aは、洗浄水を所定時間、洗浄ノスル12を通して循環させて、この間、収容棚14の食器の洗浄を促進させる。収容棚14内の食器の洗浄終了後には、洗浄タンク11内の使い済みの洗浄水は一旦排水されて、引き続き、すすぎ工程の運転に移行する。なお、洗浄タンク11に対する洗浄水の給水制御は、後述する給水制御によって行われる。
第1食器洗浄機A1におけるすすぎ工程の運転では、すすぎポンプ15aの駆動により、すすぎタンク15内のすすぎ水(水または温水)を供給管路22を通してすすぎノスル13に供給して、すすぎノズル13から噴射するすすぎ水によって、収容棚14に収容されている洗浄済みの食器はすすぎ洗浄される。噴射されたすすぎ水は、洗浄タンク11に落下して収容されるが、すすぎ工程の1工程の運転では、すすぎノズル13から所定量のすすすぎ水を噴射させるもので、所定量のすすぎ水が噴射した時点では、すすぎポンプ15aの駆動を停止して、すすぎ工程の1工程の運転が終了する。このため、すすぎ工程の1工程が終了した時点では、洗浄タンク11内には一定量のすすぎ水が導入されることになる。
なお、すすぎ工程で使用するすすぎ水は、すすぎタンク15内に収容されているすすぎ水を使用するが、すすぎタンク15内には、予め、水道管に接続している給水管路23を通して給水され、すすぎタンク15内が満水になった時点で給水が停止される。すすぎ水タンク15に対するすすぎ水の給水制御は、給水管路23の途中に介装されている給水弁24の開閉制御によって行われる。
しかして、第1食器洗浄機A1では、洗浄水として、第1食器洗浄機A1とは独立して設置されている電解水生成装置B1によって生成される電解生成アルカリ性水を利用するものである。電解水生成装置B1は、それ自体公知の有隔膜電解式の電解水生成装置である。電解水生成装置B1は、所定濃度の希薄食塩水を被電解水とするもので、有隔膜電解槽の陽極側電解室では強酸性の電解生成酸性水が生成され、また、陰極側電解室では、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が生成される。本実施形態では、pHが2程度と極めて低いpHの電解生成酸性水が生成され、これに対応して、pHが12程度と極めて高いpHの電解生成アルカリ性水が生成されるように、電解条件が設定されている。
当該有隔膜電解槽においては、各電解室で生成される各電解生成水を抽出する管路である電解生成酸性水専用の抽出管路31、および、電解生成アルカリ性水専用の抽出管路32を備えている。電解生成酸性水専用の抽出管路31は、導出管路33に接続されていて、導出管路33は厨房に設置されている流し台34の上方に延びている。これにより、電解生成酸性水は、流し台34上に噴出させて使用することができ、各種の食材等を殺菌洗浄するために利用される。
一方、有隔膜電解槽が有する電解生成アルカリ性水専用の抽出管路32は、流し台34とは別の場所に延びる導出管路35と、第1食器洗浄機A1の洗浄タンク11の上方に延びる導入管路25に接続されていて、これらの管路25,35の分岐部には、流路切換弁26(3方弁)が介装されている。これにより、有隔膜電解槽にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水は、流路切換弁26の切換動作により、導出管路35側および導入管路25側に選択的に給水される。
第1食器洗浄機A1は、これとは独立して設置されている電解水生成装置B1の有隔膜電解槽にて生成される電解生成アルカリ性水を洗浄水とするもので、電解水生成装置B1にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を、流路切換弁26の切換動作により、導入管路25を通して洗浄タンク11内に導入して、洗浄タンク11内にて、導入された強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水とを一定の比率で希釈して、所定濃度の電解生成アルカリ性水である洗浄水に調製するものである。当該洗浄水の調製は、食器洗浄機A1におけるすすぎ工程の開始に応じて、電解水生成装置B1の電解運転を開始することにより行い、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水の洗浄タンク11内への導入は、すすぎ工程の開始に応じて開始されて、所定時間経過後に、電解生成アルカリ性水の洗浄タンク11内への導入を停止する。
このように洗浄水を調製すれば、第1食器洗浄機A1のすすぎ工程と同期して電解運転される電解水生成装置B1にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が導入される洗浄タンク11内には、すすぎ工程の1工程にて使用されるすすぎ水を導入することができる。この結果、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水の比率が一定となり、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が一定の比率に希釈された安定した特性で一定の洗浄能を有する洗浄水が調製されることになる。
この場合、洗浄タンク11内が満水にならないときには、上記した強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水の洗浄タンク11内への導入を適宜繰返し行って、洗浄タンク11内を洗浄水で満水状態とすることができる。これにより、第1食器洗浄機A1においては、これとは独立して設置されている電解水生成装置B1にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を、これとは独立して設置されている第1食器洗浄機A1のための洗浄水として、有効に利用することができる。
当該洗浄水の調製においては、洗浄タンク11内への電解生成アルカリ性水の導入中は、すすぎタンク15内へのすすぎ水の給水を停止するように構成することが好ましい。これにより、すすぎ工程の1工程の運転後、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が所定量洗浄タンク11内に導入される間は、すすぎ工程の次回の運転に入らないようにすることができ、これを繰り返すことで、洗浄タンク内を、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水の比率が一定の洗浄水で満水することができる。
また、第1食器洗浄機A1における洗浄工程の運転中、すすぎタンク15内のすすぎ水の水位が低いと、洗浄工程終了後にすすぎ工程の運転に入れないおそれある。このため、洗浄工程の運転中にかぎり、すすぎ水のすすぎタンク15内への給水を可能にすることができる。
図2には、第1食器洗浄機A1の洗浄運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートを示し、図3には、第1食器洗浄機A1の洗浄運転に対応する電解水生成装置B1の電解運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートを示している。
第1食器洗浄機A1は、洗浄運転の指令に基づき運転制御プログラムを実行し、制御装置はステップ101では、すすぎタンク15内のすすぎ水の水位が十分であるか否かを判定し、十分でない場合には、給水弁24を開いてすすぎタンク15内へ給水する(ステップ102)。制御装置は、すすぎタンク15内のすすぎ水の水位が十分であると判定した場合には、ステップ103にて、洗浄タンク11内の洗浄水の水位が十分であるか否かを判定し、十分でない場合には、すすぎポンプ15aを駆動して(ステップ104)、制御プログラムをステップ101に戻す。制御装置は、洗浄タンク11内の洗浄水の水位が十分であると判定した場合には、ステップ105にて、洗浄運転を指令するスイッチがONか否かを判定し、スイッチがONでない場合には、制御プログラムをステップ101に戻し、スイッチがONであると判定した場合には、洗浄ポンプ11aを駆動して洗浄工程の運転を開始し(ステップ106)、洗浄工程の運転が所定時間経過した時点で運転を停止するとともに、洗浄タンク11内の洗浄済みの洗浄水を排水した後、すすぎポンプ15aを駆動してすすぎ工程の運転を開始する(ステップ107)。制御装置は、すすぎ工程の運転停止後は、制御プログラムをステップ101に戻す。
一方、電解水生成装置B1においては、第1食器洗浄機A1の洗浄運転におけるすすぎ工程の運転の開始に応じて電解運転を開始し、制御装置は、電解運転の運転制御プログラムを図3に示すフローチャートに基づいて実行する。制御装置は、すすぎポンプ15aの駆動を検知して(ステップ201)、電解水生成装置B1における電解運転の始動スイッチをONにするとともに流路切換弁26を切換動作させて、電解水生成装置B1における電解運転を開始する(ステップ202)。制御装置は、次いで、給水弁24を閉じてすすぎタンク15内への給水を停止して(ステップ203)、すすぎ工程の運転を所定時間継続し(ステップ204)、所定時間経過後、給水弁24を開いてすすぎタンク15内への給水を再開し(ステップ205)、ステップ206にて、電解水生成装置B1における電解運転を停止する。但し、第1食器洗浄機A1が洗浄工程の運転中は、給水弁24は開いている。
このように洗浄水を調製すれば、第1食器洗浄機A1のすすぎ工程と同期して電解運転される電解水生成装置B1にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が導入される洗浄タンク11内には、すすぎ工程の1工程にて使用されるすすぎ水が導入されることになる。この結果、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水とすすぎ水の比率が一定となり、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が一定の比率に希釈された安定した特性で一定の洗浄能を有する洗浄水が調製されることになり、第1食器洗浄機A1とは独立して設置されている電解水生成装置B1にて生成される強電解生成アルカリ性水を、第1食器洗浄機A1のための洗浄水として、有効に利用することができる。
図4は、本発明に係る第1の食器洗浄機の実施形態である第2食器洗浄機A2を模式的に示している。第2食器洗浄機A2および電解水生成装置B2は、実質的には、第1食器洗浄機A1および電解水生成装置B1とは同等のものである。従って、第2食器洗浄機A2および電解水生成装置B2の第1食器洗浄機A1および電解水生成装置B1と同一の構成部材および構成部位については、共通の符号を付して、その詳細な説明を省略し、その相違点について以下に詳述する。
なお、第2食器洗浄機A2における洗浄運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートは、第1食器洗浄機A1の洗浄運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートと同一であるため、これを省略している。また、電解水生成装置B2における電解運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートは図5に示しているが、電解水生成装置B1における電解運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートとは共通するステップが多いため、共通するステップについては共通する符号を付している。
しかして、電解水生成装置B2においては、生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を食器洗浄機A2の洗浄タンク11内に導入する場合、生成される強酸性の電解生成酸性水を流し台34で使用する場合と排水する場合とを想定して、排水する場合に強酸性の電解生成酸性水を中和して排水するための中和槽36を備える構成としている。中和槽36は、強酸性の電解生成酸性水を流し台34に導びく導出管路33から分岐する排水管路37の途中に介装されており、排水管路37の分岐部に、第2の流路切換弁37a(3方弁)を介在させている。
中和槽36には、電解生成酸性水のpHを上げる炭酸カルシウム、塩素成分を除去する活性炭やチオ硫酸ナトリウム等が収容されている。また、第2の流路切換弁37aは、その切換動作に応答するスイッチを内蔵している。当該スイッチは、第2の流路切換弁37aが導入管路33側に切換動作する場合にONし、排水管路37側に切換動作する場合にはOFFするように構成されている。電解水生成装置B2においては、第2の流路切換弁37aがONしている間を電解運転時間としている。
第2食器洗浄機A2は、洗浄運転の指令に基づき運転制御プログラムを実行し、制御装置は洗浄運転の運転制御プログラムを図2に示すフローチャートに基づいて実行する。制御装置は、運転制御プログラムを、第1食器洗浄機A1の運転制御プログラムと全く同様に実行することになる。また、制御装置は、電解水生成装置B2の電解運転の運転制御プログラムを、図5に示すフローチャートに基づいて実行する。
制御装置は、電解水生成装置B1の電解運転の運転制御プログラムの実行と同様に、ステップ201〜ステップ206を実行して、洗浄タンク11内で洗浄水を調製する。この場合、制御装置は、ステップ207にて、第2の流路切換弁37aを導出管路33側に切換動作すべくスイッチをONし、電解水生成装置B2の電解運転を開始し(ステップ202)、電解水生成装置B2の電解運転開始後には、ステップ208にて、第2の流路切換弁37aを排水管路37側に切換動作すべくスイッチをOFFする。
当該電解運転の運転制御プログラムの実行により、電解水生成装置B2にて生成される強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を食器洗浄機A2の洗浄タンク11内へ導入中の強酸性の電解生成酸性水を、中和槽36を通して中和処理することができて、洗浄水の調製中に生成される強酸性の電解生成酸性水を何等の支障なく排水することができる。
図6は、本発明に係る第1の食器洗浄機の実施形態である第3食器洗浄機A3を模式的に示している。第3食器洗浄機A3および電解水生成装置B3は、実質的には、第1食器洗浄機A1および電解水生成装置B1や、第2食器洗浄機A2および電解水生成装置B2とは同等のものである。従って、第3食器洗浄機A3および電解水生成装置B3の第2食器洗浄機A2および電解水生成装置B2と同一の構成部材および構成部位については、共通の符号を付して、その詳細な説明を省略し、その相違点について以下に詳述する。
なお、第3食器洗浄機A3における洗浄運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートは、第1食器洗浄機A1の洗浄運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートと同一であるため、これを省略している。また、電解水生成装置B3における電解運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートは図7に示しているが、電解水生成装置B2における電解運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートとは共通するステップが多いため、共通するステップについては共通する符号を付している。
電解水生成装置B3は、第3食器洗浄機A3で使用する洗浄水を調製するために、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を生成するが、当該電解生成アルカリ性水は、例えば、pHが12程度の強アルカリ性の電解生成アルカリ性水であり、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水と同期的に生成される電解生成酸性水は、例えば、pHが2程度の強酸性の電解生成酸性水となる。当該電解生成酸性水は、pHが低いことから、これに振動を与えるだけで、含有する塩素成分を塩素ガスとして揮発し、周囲の金属製品を腐食するおそれがある。このため、当該電解生成酸性水を流し台34で使用する場合、pHを2.6〜3.5程度に高めて、塩素ガスの発生を抑えることが好ましい。
このような問題を解決するため、当該電解水生成装置B3においては、導出管路33を流通する強酸性の電解生成酸性水に水を導入して、pHを高める手段を採っている。すなわち、水道管に接続する導入管路38を導出管路33の途中に接続して、導入管路38の途中に第2の給水弁38aを介装している。
このため、当該電解生成酸性水を流し台34にて使用する場合には、第2の給水弁38aを開いて、導出管路33を流動する電解生成酸性水に水を導入して、当該電解生成酸性水のpHを適度に高め、好適な電解生成酸性水として使用することができる。例えば、当該電解生成酸性水(pH2)を2〜10倍の水で希釈すれば、pHが2.6〜3.5程度の電解生成酸性水となる。
第3食器洗浄機A3は、洗浄運転の指令に基づき運転制御プログラムを実行し、制御装置は洗浄運転の運転制御プログラムを図2に示すフローチャートに基づいて実行する。制御装置は、洗浄運転の運転制御プログラムを、第1食器洗浄機A1の運転制御プログラムと全く同様に実行することになる。また、制御装置は、電解水生成装置B3の電解運転の運転制御プログラムを、図7に示すフローチャートに基づいて実行する。
制御装置は、電解水生成装置B2の電解運転の運転制御プログラムの実行と同様に、ステップ201〜ステップ206を実行して、洗浄タンク11内で洗浄水を調製する。この場合、制御装置は、ステップ207にて、第2の流路切換弁37aを導出管路33側に切換動作し、ステップ209にて給水弁38aを開いて、電解水生成装置B3の電解運転を開始し(ステップ202)、電解水生成装置B3の電解運転を開始する。また、制御装置は、ステップ208にて、第2の流路切換弁37aを排水管路37側に切換動作した場合には、ステップ210にて給水弁38aを閉じて、電解生成酸性水が流動していない導出管路33への水の導入を停止する。
電解水生成装置B3の電解運転の当該運転制御プログラムを実行することにより、流し台34上で使用される電解生成酸性水は、塩素ガスの発生を抑制された電解生成酸性水となり、電解生成酸性水の使用中に発生する塩素ガスに起因する周囲に対する影響を大きく抑制することができる。
図8は、本発明に係る第2の食器洗浄機の実施形態である第4食器洗浄機A4を模式的に示している。第4食器洗浄機A4は、第1食器洗浄機A1を構成するすすぎタンク15に代えて、ブースタ16を採用しているものである。ブースタ16は、すすぎタンク15とは異なり、ケース本体外に設置されていて、ケース本体内に設置されているすすぎポンプ15aの駆動により、ブースタンク16a内のすすぎ水をすすぎノズル13に供給する構成となっている。なお、第4食器洗浄機A4のその他の構成については、第1食器洗浄機A1と同様であるので、同一の構成部材および構成部位については同一の符号を付して、その構成の詳細な説明を省略する。
しかして、第4食器洗浄機A4を構成するブースタ16は、湯沸かし式のすすぎタンクであって、ブースタタンク16a内には、水道水が給水弁24を通して供給され、ブースタタンク16a内の水は、その水位が一定以上となった場合に加熱されて温水となる。当該温水がすすぎ水であって、ブースタタンク16aは満水状態になる。ブースタタンク16aが満水状態となると、ブースタ16から制御装置に対して満水信号が出力される構成となっている。従って、第4食器洗浄機A4の洗浄運転の運転制御プログラム、および、電解水生成装置B4の電解運転の運転制御プログラムは、この点で、第1食器洗浄機A1の洗浄運転の運転制御プログラム、および、電解水生成装置B1の電解運転の運転制御プログラムとは相違し、また、ブースタ16におけるすすぎ水調製運転の運転制御プログラムを備えている。
図9は、第4食器洗浄機A4の洗浄運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートであり、図10は、すすぎ水調製運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートであり、図11は、電解水生成装置B4の電解運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートである。
第4食器洗浄機A4は、洗浄運転の指令に基づき運転制御プログラムを実行し、制御装置はステップ111では、ブースタからの満水信号が出力されているか否かを判定し、出力されていない場合は所定時間待機し(ステップ112)、満水信号の出力を確認した後、ステップ113にて、洗浄タンク11内の水位が十分であるか否かを判定し、十分でない場合には、すすぎポンプ15aを駆動して(ステップ114)、制御プログラムをステップ111に戻す。制御装置は、洗浄タンク11内の洗浄水の水位が十分であると判定した場合には、ステップ115にて、洗浄運転を指令するスイッチがONか否かを判定し、スイッチがONでない場合には、制御プログラムをステップ111に戻し、スイッチがONであると判定した場合には、洗浄ポンプ11aを駆動して洗浄工程の運転を開始し(ステップ116)、洗浄工程の運転が所定時間経過した時点で運転を停止するとともに、洗浄タンク11内の洗浄済みの洗浄水を排水した後、すすぎポンプ15aを駆動してすすぎ工程の運転を開始する(ステップ117)。制御装置は、すすぎ工程の運転停止後は、制御プログラムをステップ111に戻す。
この間、ブースタ16においては、すすぎ水調製運転の運転制御プログラムを、図10に示すフローチャートに基づいて実行する。制御装置は、ステップ301にてブースタタンク16a内の水位が十分か否かを判定し、十分でない場合には給水弁24を開いて給水して(ステップ302)、ステップ301に戻し、水位が十分であると判定した場合には制御装置に満水信号を出力する(ステップ303)。その後、制御装置はステップ304にて、ブースタタンク16a内の水温が設定された温度に達しているか否かを判定し、設定値未満である場合には、ブースタタンク16a内の水を加熱して(ステップ305)、ステップ301に戻す。制御装置は、ステップ304にて、ブースタタンク16a内の水温が設定された温度に達していると判定した場合には、制御プログラムをステップ302に戻す。
一方、電解水生成装置B4においては、第4食器洗浄機A4の洗浄運転におけるすすぎ工程の運転の開始に応じて電解運転を開始し、制御装置は、電解運転の運転制御プログラムを図11に示すフローチャートに基づいて実行する。制御装置は、すすぎポンプ15aの駆動を検知して(ステップ211)、電解水生成装置B4の電解運転を始動しする(ステップ212)とともに、ブースタタンク16aの満水信号の出力をキャンセルして(213)、所定時間電解運転を継続する(ステップ214)。制御装置は、電解運転が所定時間経過した時点で、ブースタタンク16aの満水信号の出力のキャンセルを解除する(ステップ215)とともに、電解運転を停止させる(ステップ216)。
このように、本発明に係る第2の食器洗浄機である第4食器洗浄機A4においては、本発明に係る第1の食器洗浄機である第1〜第3食器洗浄機と同様に、食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置にて生成される電解生成アルカリ性水を洗浄水として、有効に利用することができて、これらの食器洗浄機と同様の作用効果を奏する。しかして、第4食器洗浄機A4は、これらの食器洗浄機が有するすすぎタンク15に代えてブースタ16を備えていて、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水が洗浄タンク11内へ導入される間(所定時間)は、ブースタ16からの満水信号の出力がキャンセルされるように構成されていて、洗浄タンク11内での洗浄水の調製が的確に行われるようになっているが、この場合、ブースタ16においては、ブースタンク16a内への給水は満水信号の出力のキャンセルとは関係なく行われ、ブースタタンク16a内の水位が一定以上に達した状態で加熱されるようにしている。これにより、ブースタタンク16a内でのすすぎ水(温水)は十分に確保されることになる。
本発明に係る第1の食器洗浄機の実施形態に係る第1食器洗浄機を模式的に示す概略構成図である。 第1食器洗浄機の洗浄運転の運転制御プログラムを実行するためのフローチャートである。 第1食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の電解運転の運転制御プログラムを実行するためのフローチャートである。 本発明に係る第1の食器洗浄機の実施形態である第2食器洗浄機を模式的に示す概略構成図である。 第2食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の電解運転の運転制御プログラムを実行するためのフローチャートである。 本発明に係る第1の食器洗浄機の実施形態に係る第3食器洗浄機を模式的に示す概略構成図である。 第3食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の電解運転の運転制御プログラムを実行するためのフローチャートである。 本発明に係る第2の食器洗浄機の実施形態に係る第4食器洗浄機を模式的に示す概略構成図である。 第4食器洗浄機の洗浄運転の運転制御プログラムを実行するためのフローチャートである。 第4食器洗浄機が有するブースタのすすぎ水調製運転の運転制御プログラムを実行するフローチャートである。 第4食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の電解運転の運転制御プログラムを実行するためのフローチャートである。
符号の説明
A1〜A3…食器洗浄機、B1〜B3…電解水生成装置、11…洗浄タンク、11a…洗浄ポンプ、12…洗浄ノズル、13…すすぎノズル、14…収容棚、15…すすぎタンク、15a…すすぎポンプ、16…ブースタ、16a…ブースタタンク、21,22…供給管路、23…給水管路、24…給水弁、25…導入管路、26…流路切換弁、31…抽出管路(電解生成酸性水専用)、32…抽出管路(電解生成アルカリ性水専用)、33…導出管路、34…流し台、35…導出管路、36…中和槽、37…排水管路、37a…第2の流路切換弁、38…導入管路、38a…第2の給水弁。

Claims (5)

  1. 洗浄タンク内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、すすぎタンク内に収容されている水または温水をすすぎ水とするすすぎ工程を有し、前記すすぎタンク内のすすぎ水および前記洗浄タンク内の洗浄水が十分であることを確認して前記洗浄工程を開始し、洗浄工程に終了後に前記すすぎ工程を開始する食器洗浄機であり、当該食器洗浄機は、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の有隔膜電解槽にて生成される電解生成アルカリ性水を前記洗浄タンク内に導入するための電解生成アルカリ性水専用の導入管路を備え、前記洗浄タンク内に導入された強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を前記すすぎ工程で洗浄タンク内に導入されるすすぎ水にて希釈して洗浄水として使用するように構成されていて、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入は前記すすぎ工程の開始に応じて開始されて、所定時間経過後に、電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入を停止するようにしたことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 請求項1に記載の食器洗浄機において、前記洗浄タンク内への電解生成アルカリ性水の導入中は、前記すすぎタンク内へのすすぎ水の給水を停止するようにしたことを特徴とする食器洗浄機。
  3. 請求項1または2に記載の食器洗浄機において、前記洗浄工程の実行中は、前記すすぎ水タンク内へのすすぎ水の給水を可能にしたことを特徴とする食器洗浄機。
  4. 洗浄タンク内に収容されている電解生成アルカリ性水を洗浄水とする洗浄工程と、ブースタのブースタタンク内に収容されている温水をすすぎ水とするすすぎ工程を有し、前記ブースタからの満水信号を確認しかつ前記洗浄タンク内の洗浄水が十分であることを確認して前記洗浄工程を開始し、洗浄工程に終了後に前記すすぎ工程を開始する食器洗浄機であり、当該食器洗浄機は、当該食器洗浄機とは独立して設置されている電解水生成装置の有隔膜電解槽にて生成される電解生成アルカリ性水を前記洗浄タンク内に導入するための電解生成アルカリ性水専用の導入管路を備え、前記洗浄タンク内に導入された強アルカリ性の電解生成アルカリ性水を前記すすぎ工程で前記洗浄タンク内に導入されるすすぎ水にて希釈して洗浄水として使用するように構成されていて、強アルカリ性の電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入は前記すすぎ工程の開始に応じて開始されて、所定時間経過後に電解生成アルカリ性水の前記洗浄タンク内への導入を停止するようにし、この間、前記ブースタからの満水信号の出力をキャンセルすることを特徴とする食器洗浄機。
  5. 請求項4に記載の食器洗浄機において、前記ブースタンク内への給水は満水信号の出力のキャンセルとは関係なく行われ、前記ブースタタンク内の水位が一定以上に達した状態で加熱されることを特徴とする食器洗浄機。
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