JP2011251696A - 容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内容物が収容される容器本体2と、該容器本体の口部2bに装着された蓋体3と、を備え、蓋体が、容器本体の開口を覆う蓋本体20と、口部に外嵌可能とされ、容器軸O回りの回転によって口部に形成された係合部10に係合させられる被係合体21と、容器本体に対して蓋本体を上方移動可能に、蓋本体と被係合体とを互いに連結する弾性連結部22と、を備え、蓋本体と被係合体との間には、被係合体に対する蓋本体の上方移動量と、容器軸を中心とした被係合体に対する蓋本体の回転移動量と、をそれぞれ規制する規制部30が形成されている容器1を提供する。
【選択図】図3
Description
このように容器の内圧が高まってしまった場合には、内容物が意図せずに容器の外部へ飛散したり、キャップ等が開いて容器が開封されたりすることがある。
この容器は、容器本体の口部に装着されるキャップ本体に透孔を形成し、キャップ本体の裏面において前記透孔に対向する位置に弁部材を嵌着して、容器の内圧が高まった場合に、弁部材とキャップ本体との間に隙間を生じさせると共に、前記隙間に連通する透孔からその圧力を容器の外部に開放するようにしている。
(1)本発明に係る容器は、内容物が収容される容器本体と、該容器本体の口部に被着された蓋体と、を備えた容器であって、前記蓋体が、前記容器本体の開口を覆う蓋本体と、容器軸回りの回転によって前記口部に形成された係合部に係合させられ、該口部に装着される被係合体と、前記容器本体に対して前記蓋本体を上方移動可能に、該蓋本体と前記被係合体とを互いに連結する弾性連結部と、を備え、前記蓋本体と前記被係合体との間には、前記被係合体に対する前記蓋本体の上方移動量と、前記容器軸を中心とした被係合体に対する蓋本体の回転移動量と、をそれぞれ規制する規制部が形成されていることを特徴とする。
特に、弾性連結部を利用して蓋本体と被係合体とを一体的に組み合わせて蓋体を構成しているので、部品点数を削減することができるうえ、蓋本体と被係合体とを製造段階で精度良く組み立てるといった手間が不要である。従って、製造工程を簡素化して構成の簡略化を図ることができると共に、圧力開放の安定した作動性を確保することができる。
また、容器の開封や、開封した容器を密封する場合には、容器本体と蓋体とを容器軸回りに相対的に回転させ、被係合体を係合部に係合させたり該係合を解除したりするが、この場合であっても、規制部が被係合体に対する蓋本体の回転移動量を規制する。そのため、蓋本体と被係合体とが周方向に過度に回転ずれしてしまうことを抑制でき、やはり弾性連結部に破損等が生じ難い。
また、容器の内圧の上昇により、仮に容器本体の口部に該口部を拡径させるような力が作用したとしても、それに伴って被係合体の形状が変形し難い。従って、被係合体と係合部との係合が解除され難く、蓋本体が容器本体から離脱してしまうことを抑制することができる。
本実施形態の容器1は、図1に示すように、図示しない内容物が収容される容器本体2と、該容器本体2の口部2bに着脱自在に装着された蓋体3と、を備えている。
口部2bには、蓋体3の被係合体21が着脱自在に係合される係合部10が、周方向に間隔を開けて複数形成されている。具体的には、容器軸O回りに90度の間隔を開けて4つ形成されている。
これら係合部10は、口部2bの下端部から上方に向かって伸びた第1凸部10aと、この第1凸部10aの上端部から周方向の一方に向かって斜め上方に延びた第2凸部10bと、で構成され、図1に示すように、第1凸部10aと第2凸部10bとの間に画成された溝部11に被係合体21の係合凸部25が入り込むことで、該被係合体21が係合されている。
頂壁部20bの下端には、容器本体2の口部2b内に液密に嵌合するシール筒部20dが下方に向けて延設されており、シール筒部20dの外周面が口部2bの内周面に全周に亘って密接している。また、段部20cの下面は、口部2bの全周に亘って該口部2bの上端開口縁に当接している。
これら係合凸部25は、係合部10の数に対応して容器軸O回りに90度の間隔を開けて4つ形成されており、各係合凸部25はそれぞれ第2凸部10bに対して平行に傾斜した状態で延在している。これにより、蓋体3の容器軸O回りの回転によって、係合部10の第1凸部10aと第2凸部10bとの間に画成された溝部11に係合凸部25が入り込んだ状態で係合されている。
また、弾性連結部22は、周方向において係合凸部25と同じ位置に形成することが好ましい。
これにより、蓋本体20は、弾性連結部22の弾性変形を利用して、被係合体21に対して上方移動及び周方向移動が可能とされている。
詳細に説明すると、蓋本体20の外筒部20aの下端には、各弾性連結部22の周方向の両側に間隔を開けてそれぞれ配設され、且つ下方に向けて突設された第1ストッパ爪31と、これら第1ストッパ爪31と弾性連結部22との間にそれぞれ配設され、且つ下方に向けて突設された第2ストッパ爪32と、が連設されている。
また、上記第2ストッパ爪32の下端部には、第3ストッパ爪33に向けて突出した突起部32aが形成されている。また、第3ストッパ爪33の上端部には、第2ストッパ爪32に向けて突出した突起部33aが形成されている。そして、これら第2ストッパ爪32の突起部32aと第3ストッパ爪33の突起部33aとは、上下方向に対向するように配置され、蓋本体20の上方移動時に互いに接触して、それ以上の蓋本体20の上方移動を規制する上下ストッパとして機能している。
その際、第2ストッパ爪32の突起部32aと第3ストッパ爪33の突起部33aとは、弾性連結部22が弾性変形限界を超える前に接触するように設計されている。
その際、第1ストッパ爪31は、弾性連結部22が弾性変形限界を超える前に第3ストッパ爪33又は第4ストッパ爪34に接触するように設計されている。
はじめに、この容器1では、蓋体3の段部20cの下面が容器本体2の口部2bの上端開口縁に密接し、且つ蓋体3のシール筒部20dの外周面が口部2bの内周面に全周に亘って密接することで、蓋体3と口部2bとの間のシール性が確保され、容器1の内部が密封されている。
そのため、容器1の内圧が高まった場合でも、不用意に内容物が容器1外に飛散したり、蓋体3が容器本体2から離脱したりすることを抑制することができる。
従って、弾性連結部22の品質を維持することができ、蓋本体20を滑らかに上方移動させて、圧力開放の安定した作動性を確保することができる。
つまり、第1ストッパ爪31が、第3ストッパ爪33又は第4ストッパ爪34に接触するので、それ以上の蓋本体20の回転移動を規制する。そのため、蓋本体20と被係合体21とが周方向に過度に回転ずれしてしまうことを抑制でき、やはり弾性連結部22に不正変形等が生じてしまうことを防ぐことができる。この点においても、弾性連結部22の品質を維持することができ、上述した圧力開放の安定した作動性の確保に繋げることができる。
また、本実施形態の被係合体21は環状に形成されているので、被係合体21自体の剛性を高めることができ、容器1の開封や密封を行う際の操作性を向上することができる。また、容器1の内圧の上昇により、仮に容器本体2の口部2bに該口部2bを拡径させるような力が作用したとしても、それに伴って被係合体21の形状が変形し難い。従って、被係合体21の係合凸部25と係合部10との係合が解除され難く、蓋本体20が容器本体2から離脱してしまうことを抑制することができる。
また、係合部10の第2凸部10bを、第1凸部10aの上端部から周方向の一方に向かって斜め上方に延びるように形成したが、第1凸部10aの上端部から周方向の一方に向かって水平に延びるように形成しても構わない。
こうすることで、第2ストッパ爪32及び第3ストッパ爪33に、上下ストッパ及び回転ストッパとしての機能を兼用させることができるので、第1ストッパ爪31及び第4ストッパ爪34を省略することができ、規制部30としての構成の簡略化を図ることができる。
例えば、図5に示すように、被係合体21を周方向に長い帯状に形成し、容器軸O回りに90度毎に4つ配設しても構わない。この際、それぞれの被係合体21には係合凸部25が形成されており、該係合凸部25を利用して口部2bに形成された係合部10に係合されている。
そして、このストッパ筒40の4つの収容開口40a内に、被係合体21がそれぞれ隙間を開けた状態で収容されている。これにより、収容開口40aの開口縁部は、被係合体21の周方向両端部21aに対して周方向から対向すると共に、被係合体21の下端部21bに対して下方向から対向している。
そのためリングカバー41は、被係合体21を径方向外側から支持し、該被係合体21が径方向外側に移動したり、膨らんだりしてしまうことを抑制している。
また、リングカバー41で段部20cとストッパ筒40の下端部とを挟持することによっても、蓋本体20の上方移動量を規制することができる。
なお、被係合体21に対して蓋本体20が周方向に回転した場合であっても、被係合体21の周方向両端部21aに収容開口40aの開口縁部が接触するので、被係合体21に対する蓋本体20の回転移動量を規制することができる。
従って、被係合体21が環状に形成されていない場合であっても、被係合体21の係合凸部25と係合部10との係合が解除され難く、蓋本体20が容器本体2から離脱してしまうことを抑制することができる。
1…容器
2…容器本体
2b…容器本体の口部
3…蓋体
10…係合部
20…蓋本体
21…被係合体
22…弾性連結部
30…規制部
41…リングカバー(カバー体)
Claims (4)
- 内容物が収容される容器本体と、
該容器本体の口部に被着された蓋体と、を備えた容器であって、
前記蓋体は、
前記容器本体の開口を覆う蓋本体と、
容器軸回りの回転によって前記口部に形成された係合部に係合させられ、該口部に装着される被係合体と、
前記容器本体に対して前記蓋本体を上方移動可能に、該蓋本体と前記被係合体とを互いに連結する弾性連結部と、を備え、
前記蓋本体と前記被係合体との間には、前記被係合体に対する前記蓋本体の上方移動量と、前記容器軸を中心とした被係合体に対する蓋本体の回転移動量と、をそれぞれ規制する規制部が形成されていることを特徴とする容器。 - 請求項1に記載の容器において、
前記規制部は、前記蓋本体の上方移動量及び回転移動量を前記弾性連結部の弾性変形量以下に規制していることを特徴とする容器。 - 請求項1又は2に記載の容器において、
前記被係合体は、前記口部の全周を径方向外側から囲繞するように環状に形成されていることを特徴とする容器。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載の容器において、
前記蓋体には、前記被係合体を径方向外側から支持するカバー体が設けられていることを特徴とする容器。
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