JP2011249676A - 基板搬送保持装置 - Google Patents

基板搬送保持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011249676A
JP2011249676A JP2010123231A JP2010123231A JP2011249676A JP 2011249676 A JP2011249676 A JP 2011249676A JP 2010123231 A JP2010123231 A JP 2010123231A JP 2010123231 A JP2010123231 A JP 2010123231A JP 2011249676 A JP2011249676 A JP 2011249676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
movable
movable receiving
receiving member
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010123231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5462715B2 (ja
Inventor
Fumitaka Maeda
文隆 前田
Toshinori Shimizu
利律 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Corp
Original Assignee
Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Machine Manufacturing Co Ltd filed Critical Fuji Machine Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2010123231A priority Critical patent/JP5462715B2/ja
Publication of JP2011249676A publication Critical patent/JP2011249676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5462715B2 publication Critical patent/JP5462715B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

【課題】回路基板の上昇位置を変更可能とするなど、改善された基板搬送保持装置を提供する。
【解決手段】基板搬送保持装置のサイドフレーム80の案内レール86上に複数の固定受け部材132を固定し、複数の可動受け部材130を幅方向に摺動可能に取り付ける。固定受け部材132は案内レール86から押上部材の上方位置へ延び出す固定受け部144を備え、可動受け部材130は、摺動部150の先端部から下方へ延び出す垂下部152を備え、その下端面である可動受け面は固定受け部144の下面である固定受け面より下方に位置する。可動受け部材130を、垂下部152が押上部材の上方に位置する作用位置と、案内レール86に形成した収容切欠160に収容された退避位置とに移動させることにより、固定受け面と可動受け面とに選択的に回路基板を受けさせ、上昇位置を2段階に変更することができる。
【選択図】図14

Description

本発明は、基板搬送保持装置に関するものであり、特に、回路基板の上面に対して作業を行う対回路基板作業機に設けられる基板搬送保持装置に関するものである。
この種の基板搬送保持装置には、下記の特許文献1に記載されているように、回路基板の搬送方向に直角な幅方向の両側縁部がそれぞれ、受け部と押上部材とによって上下から挟まれ、保持される装置がある。特許文献1に記載の基板搬送保持装置においては、1対のサイドフレームの各支持レールにそれぞれ、無端のコンベヤベルトが周回可能に支持され、ベルト周回装置により周回させられる。支持レールは、コンベヤベルトの回路基板の側縁部を下方から支持して搬送する部分である基板搬送部を下側から支持するとともに、サイドフレームに昇降可能に保持されており、一方、受け部は、支持レールおよびコンベヤベルトの基板搬送部の上方に位置させられている。また、1対のサイドフレームの間には、支持ピンおよびピン支持台を含む基板支持装置が昇降可能に設けられ、基板支持装置が昇降装置によって上昇させられるとき、ピン支持台が支持レールの一部に当接して上昇させ、支持レールがコンベヤベルトの基板搬送部と共に回路基板を上昇させて受け部に押し付け、コンベヤベルトの基板搬送部と回路基板とを、受け部と共同して上下両側から挟持する。本基板搬送保持装置においては支持レールが押上部材としても機能するのであるが、支持レールとは別に専用の押上部材が設けられ、回路基板の側縁部をコンベヤベルトから押し上げて受け部材との間に挟む構成とされることもある。
特開2002−271090公報
しかしながら、従来の基板搬送保持装置には、未だ改善の余地がある。例えば、回路基板の上昇位置は、受け部の回路基板の側縁部が押し付けられる下向きの受け面の高さによって決まり、一定であるが、回路基板の上昇位置を変え得ることが望ましい場合がある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、回路基板の上昇位置を変更可能とするなど、改善された基板搬送保持装置を提供することを課題とする。
上記の課題は、回路基板の上面に対して作業を行う対回路基板作業機に設けられ、回路基板を搬送方向に搬送するとともに対回路基板作業位置に固定して保持する基板搬送保持装置を、(A)それぞれ前記搬送方向に平行に延びる一対のサイドフレームと、(B)それらサイドフレームの各々に周回可能に支持され、前記回路基板の前記搬送方向に直角な幅方向の両側縁部を支持する一対のコンベヤベルトと、(C)それら一対のコンベヤベルトを周回させることにより回路基板を前記搬送方向に搬送させるベルト周回装置と、(D)それぞれ昇降可能に設けられ、少なくとも回路基板を下方から支持して押し上げる一対の押上部材とを含むものとし、かつ、前記サイドフレームを、前記押上部材の上方に位置し、その押上部材により押し上げられる回路基板を上方から受けて、回路基板の上昇位置を規定する受け部を含み、その受け部が、(a)可動受け面を有する1個以上の可動受け部材と、(b)その可動受け部材を、少なくとも前記可動受け面が前記押上部材の上方に位置する作用位置と、その作用位置から退避した退避位置とを含む複数の位置へ移動可能に保持する受け部材保持部とを含むものとして、前記可動受け部材の前記複数の位置への移動によって前記回路基板の上昇位置を複数段階に変更可能とすることにより解決される。
対回路基板作業機には、例えば、回路基板に電子回路部品を装着する電子回路部品装着機、接着剤等の高粘性流体をディスペンサによって回路基板にスポット状に塗布する高粘性流体塗布機、回路基板について行われた電子回路部品の装着等の作業の結果を検査する検査機がある。
受け部が可動受け部材を複数含むのであれば、それら複数の可動受け部材が選択的に作用位置へ移動させられることにより、回路基板の上昇位置が複数段階に変更され、可動受け部材を1個含むのであれば、後述するように受け部は固定受け部も含むものとされ、可動受け部材の作用位置と退避位置とへの移動により、回路基板の上昇位置が複数段階に変更される。いずれにしても、可動受け部材の移動により回路基板の上昇位置を少なくとも2段階、必要に応じて3段階以上に変更することができる。多くの場合、回路基板の上面と、可動受け部材によって受けられる面とは同一平面内に位置し、回路基板の上昇位置の変更により、上面の高さが変更される。
可動受け部材は、電動モータや流体圧シリンダ等の動力駆動源を備えた移動装置により自動で移動させられるようにしてもよく、作業者により手動で移動させられてもよい。後者の場合、作業者の手作業を要するが、動力駆動源が不要であり、基板搬送保持装置の構成を簡易にすることができる。本発明によれば、可動受け部材を移動させるだけで上昇位置を変更することができる。
発明の態様
以下に、本願において特許請求が可能と認識されている発明(以下、「請求可能発明」という場合がある。請求可能発明は、本願発明の下位概念発明や、本願発明の上位概念あるいは別概念の発明を含むこともある。)の態様をいくつか例示し、それらについて説明する。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、あくまでも請求可能発明の理解を容易にするためであり、請求可能発明を構成する構成要素の組み合わせを、以下の各項に記載されたものに限定する趣旨ではない。つまり、請求可能発明は、各項に付随する記載,実施例の記載,従来技術,技術常識等を参酌して解釈されるべきであり、その解釈に従う限りにおいて、各項の態様にさらに他の構成要素を付加した態様も、また、各項の態様から構成要素を削除した態様も、請求可能発明の一態様となり得るのである。
なお、以下の各項において、(1)項が請求項1に相当し、(2)項が請求項2に、(6)項が請求項3に、(3)項と(10)項とを合わせたものが請求項4に、(3)項と(7)項とを合わせたものが請求項5にそれぞれ相当する。
(1)回路基板の上面に対して作業を行う対回路基板作業機に設けられ、回路基板を搬送方向に搬送するとともに対回路基板作業位置に固定して保持する基板搬送保持装置であって、
それぞれ前記搬送方向に平行に延びる一対のサイドフレームと、
それらサイドフレームの各々に周回可能に支持され、前記回路基板の前記搬送方向に直角な幅方向の両側縁部を支持する一対のコンベヤベルトと、
それら一対のコンベヤベルトを周回させることにより回路基板を前記搬送方向に搬送させるベルト周回装置と、
それぞれ昇降可能に設けられ、少なくとも回路基板を下方から支持して押し上げる一対の押上部材と
を含み、かつ、
前記サイドフレームが、前記押上部材の上方に位置し、その押上部材により押し上げられる回路基板を上方から受けて、回路基板の上昇位置を規定する受け部を含み、その受け部が、可動受け面を有する1個以上の可動受け部材と、その可動受け部材を、少なくとも前記可動受け面が前記押上部材の上方に位置する作用位置と、その作用位置から退避した退避位置とを含む複数の位置へ移動可能に保持する受け部材保持部とを含み、前記可動受け部材の前記複数の位置への移動によって前記回路基板の上昇位置を複数段階に変更可能であることを特徴とする基板搬送保持装置。
前記特許文献1に記載のもののように、コンベヤベルトの基板搬送部を下方から支持する支持レールを昇降させ、基板搬送部と共に回路基板を上昇させて受け部に押し付けさせ、基板搬送部と回路基板とを受け部と共同して上下両側から挟持させて押上部材としても機能させるようにすることも可能であり、専用の押上部材を、コンベヤベルトの基板搬送部の内側あるいは外側(基板搬送保持装置の幅方向において中央側を内側と称し、反対側を外側と称する)の基板搬送部に隣接する位置において、基板搬送部の下側と上側との間で昇降可能に設けることも可能である。
(2)前記受け部が、さらに、前記サイドフレームに移動不能に設けられて固定受け面を有する固定受け部を含み、かつ、前記1個以上の可動受け部材が、前記可動受け面が前記押上部材の上方であって前記固定受け面より下方に位置する作用位置と、その作用位置から退避した退避位置とを含む複数位置へ移動可能である(1)項に記載の基板搬送保持装置。
受け部が固定受け部を含むことにより、回路基板の上昇位置を、可動受け部材の数より1つ多い位置に変更可能である。また、実施形態の項において説明するように、可動受け部材の移動の案内や浮上がり防止に利用することができる。
(3)前記サイドフレームが、前記コンベヤベルトにより支持されて搬送される回路基板の側端面を案内する案内部を備えた(1)項または(2)項に記載の基板搬送保持装置。
回路基板が、その板面に直角な軸線まわりの傾きを防止されつつ、スムーズに搬送される。
(4)前記受け部が、さらに、前記サイドフレームに移動不能に設けられて固定受け面を有する固定受け部を含み、その固定受け部が前記案内部の上方から前記幅方向内向きに延び出させられた(3)項に記載の基板搬送保持装置。
(5)前記可動受け部材が、前記幅方向における摺動により前記作用位置と前記退避位置とに移動可能である(1)項ないし(4)項のいずれかに記載の基板搬送保持装置。
可動受け部材を回動によって作用位置と退避位置とに移動させる場合に比較して、移動に要するスペースが少なくて済む。
(6)前記サイドフレームが、前記コンベヤベルトにより支持されて搬送される回路基板の側端面を案内する案内部を備え、その案内部に、少なくとも前記可動受け部材が前記退避位置へ退避させられた状態では、その可動受け部材の少なくとも前記可動受け面を形成する部分を収容する収容切欠が形成された(5)項に記載の基板搬送保持装置。
案内部に収容切欠を形成して可動受け面を形成する部分を収容することは不可欠ではない。しかし、可動受け面を形成する部分が収容切欠に収容されれば、案内部と押上部材との間に可動受け部材の可動受け面を形成する部分を退避させておくためのスペースを確保することが不要となり、基板搬送保持装置を幅方向においてコンパクトに構成することができる。また、案内部と回路基板の側端面との距離が短くて済み、案内が確実に行われる。
(7)前記サイドフレームが、前記案内部を形成する案内部材と、その案内部材に固定されて固定受け部を形成する複数の固定受け部材とを含み、それら複数の固定受け部材の前記搬送方向において互いに隣接するものの間に少なくとも1つの前記可動受け部材が配設された(3)項または(4)項に記載の基板搬送保持装置。
可動受け部材が複数設けられる場合には、それら可動受け部材は、可動受け面の高さを異にし、種類を異にするものでもよく、同じ種類のものでもよい。複数種類の可動受け部材が設けられる場合、互いに隣接する固定受け部材の間に、1種類ずつの可動受け部材が設けられても、複数種類の可動受け部材が設けられてもよい。固定受け部材と可動受け部材との長さを互いに同じで一律とすることが便利な場合が多いが、前者を後者より長くし、あるいは後者を前者より長くすることも可能である。また、複数の固定受け部材の長さを互いに異ならせ、あるいは複数の可動受け部材の長さを互いに異ならせることも可能である。
(8)前記可動受け部材が、先端部に下方に垂下して下端面が前記可動受け面を形成する垂下部を有する(1)項ないし(7)項のいずれかに記載の基板搬送保持装置。
(9)前記サイドフレームが、前記コンベヤベルトにより支持されて搬送される回路基板の側端面を案内する案内部を形成する案内部材を含み、前記可動受け部材が、前記幅方向における摺動により前記作用位置と前記退避位置とに移動可能であり、前記案内部材に、少なくとも前記可動受け部材が前記退避位置へ退避させられた状態では、その可動受け部材の前記垂下部を収容する収容切欠が形成された(8)項に記載の基板搬送保持装置。
(10)前記サイドフレームが、前記案内部を形成する案内部材と、その案内部材の上面に固定されて固定受け部を形成する固定受け部材とを含み、前記案内部材の前記上面に前記幅方向に延びるガイド溝が形成され、そのガイド溝が、前記固定受け部材と共同して、前記可動受け部材を前記幅方向に摺動可能に案内するガイド孔を形成する(3)項,(4)項および(6)項のいずれかに記載の基板搬送保持装置。
可動受け部材は、ガイド孔によって移動を案内されるとともに、固定受け部材によって浮上がりを防止され、可動受け面において回路基板を受けることができる。
(11)前記1個以上の可動受け部材が、回動軸線まわりの回動により前記作用位置と前記退避位置とに移動可能である(1)項ないし(4)項,(7)項,(8)項のいずれかに記載の基板搬送保持装置。
(12)前記受け部が前記回路基板の上昇位置を3段階以上に変更可能である(1)項ないし(11)項のいずれかに記載の基板搬送保持装置。
(13)前記1個以上の可動受け部材が、その可動受け部材が前記作用位置にある状態で前記可動受け面の高さが互いに異なる複数の可動受け部材を含み、それら複数の可動受け部材が選択的に前記作用位置に位置させられる(12)項に記載の基板搬送保持装置。
請求可能発明の実施形態である基板搬送保持装置を備えた装着モジュールを複数含む電子回路装着システムの一部を示す斜視図である。 上記装着モジュールの装着装置を示す斜視図である。 上記装着装置の装着ヘッドを示す斜視図である。 上記基板搬送保持装置を示す斜視図である。 上記基板搬送保持装置のコンベヤベルト等を示す図である。 上記基板搬送保持装置の1対のサイドフレームの一方を、可動受け部材が案内レールに保持された部分において断面にして示す側面図である。 上記サイドフレームの一方を、可動受け部材がボールプランジャによって位置決めされる部分において断面にして示す側面図である。 上記サイドフレームの受け部の固定受け部材を示す斜視図である。 上記可動受け部材を示す斜視図である。 上記サイドフレームの案内レールの一部を示す斜視図である。 上記サイドフレームの一方を示す平面図である。 上記基板搬送保持装置において固定受け部材による回路基板の上昇位置の規定を説明する図である。 上記基板搬送保持装置において可動受け部材による回路基板の上昇位置の規定を説明する図である。 上記可動受け部材によって回路基板の上昇位置が規定された状態を示す斜視図である。 別の実施形態である基板搬送保持装置を示す斜視図である。 図15に示す基板搬送保持装置の固定受け部材を示す斜視図である。 図15に示す基板搬送保持装置の可動受け部材を示す斜視図である。 図15に示す基板搬送保持装置の案内レールの一部を示す斜視図である。 図15に示す基板搬送保持装置の一方のサイドフレームを示す側面断面図である。 図15に示す基板搬送保持装置の可動受け部材によって回路基板の上昇位置が規定された状態を示す斜視図である。 さらに別の実施形態である基板搬送保持装置の固定受け部材および可動受け部材が案内レールに取り付けられた状態を示す平面図である。 さらに別の実施形態である基板搬送保持装置の一方のサイドフレームの案内レール,固定受け部材および可動受け部材を示す側面断面図である。 さらに別の実施形態である基板搬送保持装置の4つの可動受け部材を示す側面図である。
以下、請求可能発明のいくつかの実施形態を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、請求可能発明は、下記実施形態の他、上記〔発明の態様〕の項に記載された態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
図1に、対回路基板作業システムの一種である電子回路部品装着システム(以後、装着システムと略称する)の一部が図示されている。本装着システムは、対回路基板作業機の一種である複数の電子回路部品装着機たる装着モジュール10が、共通で一体のベース12上に、互いに隣接して1列に配列されて固定されることにより構成されている。
装着モジュール10については、例えば、特開2004−104075公報に詳細に記載されており、本請求可能発明に関する部分以外の部分については簡単に説明する。
各装着モジュール10はそれぞれ、図1に示すように、モジュール本体18と、それぞれモジュール本体18に設けられた基板搬送保持装置20,21,基板支持装置22,部品供給装置24,装着装置26,基準マーク撮像装置27(図2参照),部品撮像装置28および制御装置30とを備えている。
装着装置26は、図2に示すように、作業ヘッドたる装着ヘッド34と、その装着ヘッド34を、部品供給装置24の部品供給部と基板搬送保持装置20,21とに跨る装着作業領域内の任意の位置へ移動させ得るヘッド移動装置36とを備えている。ヘッド移動装置36は、Y軸移動装置40およびX軸移動装置42を備えている。X軸,Y軸方向は、基板搬送保持装置20,21により保持された回路基板に平行な平面内において互いに直交する2方向であり、本実施形態においては、X軸方向は、複数の装着モジュール10が並ぶ方向と平行な方向であり、Y軸方向は水平面内においてX軸方向と直交する方向である。
本実施形態においては、X軸移動装置42はY軸移動装置40上に設けられ、装着ヘッド34はX軸移動装置42に設けられている。装着ヘッド34は、部品保持具たる吸着ノズル50によって電子回路部品を保持するものとされ、吸着ノズル50の数を異にする複数種類の装着ヘッド34があり、択一的にX軸移動装置42に搭載される。図3に示す装着ヘッド34は、吸着ノズル50を3つ以上保持するものとされ、ヘッド本体52により鉛直軸線まわりに回転可能に保持された回転体54の回転軸線を中心とする一円周上に、3つ以上のノズルホルダ56がそれぞれ、自身の軸線まわりに回転可能かつ軸方向に相対移動可能に保持されている。ヘッド本体52には回転体回転装置58,ホルダ昇降装置60およびホルダ回転装置62が設けられ、回転体54の回転により、3つ以上のノズルホルダ56が順次、予め設定された部品吸着装着位置へ移動させられ、ホルダ昇降装置60により昇降させられて、吸着ノズル50による部品供給装置24からの電子回路部品の取出しおよび回路基板への電子回路部品の装着が行われる。これら装置58,60,62はいずれも、本実施形態においては電動モータの一種であるエンコーダ付きのサーボモータを駆動源とし、回転角度,昇降ストロークが精度良く制御される。
前記基板搬送保持装置20,21を説明する。
本装着モジュール10においては、基板搬送保持装置20,21はそれぞれ、回路基板をX軸方向に平行な方向に搬送する。回路基板の搬送および保持には基板搬送保持装置20,21の少なくとも一方が使用される。基板搬送保持装置20,21は同一の構成を備えているため、基板搬送保持装置20を代表的に説明する。
基板搬送保持装置20は、図4に示すように、それぞれ搬送方向に平行に延びる1対のサイドフレーム80,82を含む。これらサイドフレーム80,82はそれぞれ門形を成し、それらの間隔は回路基板の幅に応じた長さに調節可能とされている。サイドフレーム80,82は、間隔変更のためにサイドフレーム82が移動させられることを除いて同様に構成されており、一方のサイドフレーム80を主に説明する。
サイドフレーム80は、図5および図6に示すように、側板84,案内部材としての案内レール86および受け部88を含む。側板84は、その板面が鉛直となる姿勢で搬送方向に平行に設けられ、その内側面(サイドフレーム82と対向する側の面)にコンベヤベルト90が周回可能に支持され、ベルト周回装置92により周回させられる。ベルト周回装置92は、側板84に回転可能に取り付けられた複数のプーリ94を備え、それらプーリ94の1つが駆動源たるベルト周回用モータ96によって回転させられることにより、複数のプーリ94に巻き掛けられたコンベヤベルト90が移動させられる。一対のサイドフレーム80,82の各コンベヤベルト90は、その搬送方向に平行に延び、水平で外周面が上向きの基板搬送部98が支持レール100により支持されつつ移動させられ、回路基板102の搬送方向に直角な幅方向の両側縁部を下方から支持し、水平な姿勢で搬送方向に搬送する。この幅方向は本基板搬送保持装置20の幅方向であり、基板搬送保持装置20において内側は幅方向において中央側である。
回路基板102の搬送は、モジュール本体18に設けられたストッパ104(図4参照)により止められる。ストッパ104は、回路基板102の搬送経路内に位置する作用位置と、搬送経路から退避した退避位置とに移動可能に設けられ、ストッパ移動装置(図示省略)により作用位置と退避位置とに移動させられる。本実施形態においてはストッパ104は搬送方向に平行な方向の位置は一定とされ、回路基板102は、その長さ(搬送方向に平行な方向の寸法)を問わず、下流端の位置が一定の位置に停止させられる。回路基板102のストッパ104により停止させられた位置が、その上面である装着面に電子回路部品の装着が行われる部品装着位置であり、対回路基板作業位置である。ストッパは、搬送方向に平行な方向の位置を変更可能に設けられ、回路基板を、その長さを問わず、搬送方向に平行な方向の中央が一定の位置に位置する状態で停止させるものとされてもよい。
側板84にはまた、図12に示すように、押上部材110が昇降可能に取り付けられている。押上部材110は、長手形状の薄い板状を成し、側板84に昇降可能に取り付けられた保持部材112に固定され、コンベヤベルト90の基板搬送部98の前記幅方向における内側の基板搬送部98に隣接する位置において、板面が鉛直にかつ基板搬送部98と平行に配設され、基板搬送保持装置20の搬入端側から搬出端側まで延びている。押上部材110は、保持部材112と側板84との間に配設されたスプリング(図示省略)により下方へ向かう向きに付勢されており、スプリングの付勢による下降限度が規定された状態では、その上端が基板搬送部98の上面よりやや下側に位置する。また、保持部材112にはボルト114が下方へ突出する向きに設けられ、当接部を構成している。
前記案内レール86は、図6および図7に示すように、側板84上に基板搬送部98の幅方向の一部を搬送方向にわたって覆う状態で着脱可能に固定されている。案内レール86の基板搬送部98上への突出部の基板搬送部98に直角で鉛直な端面は、コンベヤベルト90により支持されて搬送される回路基板102の側端面を案内する案内面120を構成し、案内レール86の案内面120が設けられた部分により案内部122が形成されている。
前記受け部88は、本実施形態においては、図4に示すように複数個ずつの可動受け部材130および固定受け部材132を含む。
固定受け部材132は、本実施形態においては、図8に示すように板状を成し、図6および図11に示すように、案内レール86の上面140上に、その先端部(幅方向において押上部材110側の端部)が案内レール86から幅方向内向きに、押上部材110の上方位置まで延び出した状態で、固定装置の一種であるボルト142によって着脱可能に固定され、移動不能に設けられている。固定受け部材132の案内レール86からの延出部が固定受け部144を構成し、その下面が固定受け面146を構成している。
可動受け部材130は、図6および図9に示すように、板状の嵌合部ないし摺動部150と、摺動部150の先端部から下方へ垂下させられた垂下部152とを含む。垂下部152は、可動受け部材130が案内レール86に取り付けられた状態において、固定受け部材132の固定受け面146より下方へ突出する長さを有し、その下端面が可動受け面154を形成し、可動受け面146より下方に位置する。
案内レール86には、図10に示すように、上面140と案内面120とに開口させられ、垂下部152を収容する収容切欠160が複数形成されている。これら収容切欠160は適宜の間隔を隔てて、本実施形態においては、可動受け部材130の摺動部150の長さ(搬送方向に平行な方向の寸法)より僅かに大きい間隔を隔てて形成されている。可動受け部材130は幅方向の摺動により、図13に示すように、垂下部152が案内レール86から押上部材110の上方位置まで延び出させられ、可動受け面154が押上部材110の上方であって固定受け面146より下方に位置する作用位置と、図12に示すように、作用位置から退避し、垂下部152が収容切欠160に収容され、案内面180より収容切欠160内に引っ込んだ状態となる退避位置とに移動させられる。
案内レール86には、図11に示すように、複数の収容切欠160が形成された部分にそれぞれ、雌ねじ穴170および位置決め部材ないし位置保持部材たるボールプランジャ172が設けられ、可動受け部材130が取り付けられるようにされている。ボールプランジャ172は、図7に示すように、ケーシング174内に移動可能に設けられ、係合突部を構成するボール176と、ボール176をケーシング174から突出し、案内レール86の上面140から突出する向きに付勢する付勢装置の一種である弾性部材たるスプリング(図示省略)とを含む。ボールプランジャ172は少なくとも1つ、本実施形態においては複数、例えば2つ、雌ねじ穴170の搬送方向における両側にそれぞれ設けられている。
可動受け部材130の基端部(幅方向において垂下部152が設けられた側とは反対側の端部)側には、図11に示すように、幅方向に延びる長穴180が形成され、雄ねじ部材182が長穴180を貫通して上記雌ねじ穴170に螺合されている。雄ねじ部材182は、図6に示すように、雄ねじ部186,軸部188および頭部190を備えた段付ねじとされ、長穴180は段付状を成す。軸部188は、雄ねじ部186より径が大きく、長さ(軸方向の寸法)は長穴180の小長穴部192の深さよりやや長い大径部とされている。そのため、雄ねじ部186が雌ねじ穴170に固く締め込まれた状態では、頭部190と上面140との間に小長穴部192の周辺部の厚さより僅かに大きい隙間が確保され、可動受け部材130は、頭部190と上面140とにより、作用位置と退避位置とへの移動を許容する状態で挟まれている。この頭部190により、基板受け時における可動受け部材130の案内レール86からの浮上がりが防止される。
可動受け部材130にはまた、図7に示すように、長穴180の長手方向と直角な方向の両側にそれぞれ、2つの係合凹部200,202が形成されている。これら係合凹部200,202は円錐状を成し、幅方向に距離を隔てて設けられ、ボール176が係合凹部200,202に選択的に嵌入させられることにより、可動受け部材130が作用位置と退避位置とにそれぞれ位置決めされ、保持される。2つのボールプランジャ172は、被位置決め部たる係合凹部200,202と共に位置決め部を構成している。
固定受け部材132は、図11に示すように、前記ボルト142が雌ねじ穴170に螺合されて案内レール86に固定される。図11においては、雌ねじ穴170およびボールプランジャ172を示すために、案内レール86の一部について可動受け部材130および固定受け部材132を外した状態が示されている。ボルト142は軸部を有さず、頭部と案内レール86とによって固定受け部材132を挟んで案内レール86に固定する。本実施形態においては、固定受け部材132は可動受け部材130の摺動部150と同じ長さを有するものとされ、案内レール86に固定された状態では、2つのボールプランジャ172上に位置する。そのため、固定受け部材132の2のボールプランジャ172に対応する箇所にそれぞれ凹部(図示省略)が形成され、ボール176のケーシング174からの突出を許容するようにされている。固定受け部材に干渉回避部たる凹部を設けず、固定受け部材が案内レール86に固定された状態で、ボール176が固定受け部材によってケーシング164内に押し込まれた状態とされてもよい。凹部に代えて開口が設けられてもよい。
可動受け部材130は、案内レール86の複数の収容切欠160が設けられた部分のいずれにも取り付けることができ、搬送方向において適宜の位置に取り付けることができる。また、固定受け部材132も、案内レール86の雌ねじ穴170が形成された部分、すなわち収容切欠160が設けられた部分のいずれにも固定することができる。そのため、複数の可動受け部材130および固定受け部材132は、図4に一例を示すように、案内レール86に搬送方向において1個ずつ、交互に並んで取り付けられる。また、図示は省略するが、隣接する2個の固定受け部材132の間に可動受け部材130を2つ取り付けたり、搬送方向の端に可動受け部材130を配設したりすることができ、場合によっては2個の固定部材を互いに接する状態で配設することもできる。いずれにしても、可動受け部材130は隣接する1つ、あるいは2つの固定受け部材132により幅方向の摺動を案内される。固定受け部材132が案内部材としても機能するのである。複数の収容切欠160の形成ピッチは、可動受け部材130の摺動部150の長さより僅かに大きくされているが、この僅かな長さは、可動受け部材130が隣接する受け部材に対して、幅方向の摺動を許容される長さである。本実施形態においては、案内レール86,雄ねじ部材182および固定受け部材132が受け部材保持部を構成している。また、2つのボールプランジャ172も受け部材保持部を構成すると考えれば、受け部材保持部は位置決め機能を有することとなる。
前記基板支持装置22は、図12に示すように、支持台210と、支持台210上に着脱可能に取り付けられる少なくとも1つの支持部材たる支持ピン212とを含み、基板支持装置昇降装置214により昇降させられる。基板支持装置22および基板支持装置昇降装置214は、1対のサイドフレーム80,82の間に設けられ、基板保持装置20,21の各々について設けられている。支持台210は大きさが異なる複数種類の回路基板の支持に使用可能な大きさを有し、本実施形態においては、支持ピン212は支持台210に磁力によって着脱可能に固定されるものとされ、その上向きの支持面216によって回路基板を下方から支持する。
本基板支持装置昇降装置214は、図12に示すように、昇降部材たる昇降台220と、昇降部材駆動装置たるエアシリンダ222とを備え、ピストンロッド224の伸縮により、昇降台220が案内装置226により案内されつつ昇降させられる。エアシリンダ222は、駆動源の一種であり、流体圧アクチュエータの一種たる流体圧シリンダである。
以上のように構成された装着システムにおいては、図12(a)に示すように、両側縁部をそれぞれコンベヤベルト90により支持された回路基板102がベルトコンベヤ90の周回により、案内面120によって側端面を案内されつつ装着モジュール10に搬入され、ストッパ104に当接して部品装着位置に停止させられる。その後、基板支持装置22が上昇させられる。この上昇の途中で支持台210がボルト114に当接し、押上部材110をスプリングの付勢力に抗して上昇させる。それにより、図12(b)に示すように、1対の押上部材110が基板搬送部98の下側から上側へ上昇させられ、回路基板102を下方から支持して1対のコンベヤベルト90から押し上げ、回路基板102は受け部88により上方から受けられて上昇位置を規定される。支持ピン212は、支持台210がボルト114に当接したとき、支持面216が押上部材110の上面と同じ高さに位置する状態となり、回路基板102を下方から支持する。
本装着システムにおいては、回路基板102の上昇位置は、固定受け面146により規定される位置と、可動受け面154により規定される位置との2段階に変更可能である。回路基板102は、受け部88により受けられる面と装着面とが同一平面内に位置し、回路基板102の上昇位置の変更により装着面の高さが変更される。そして、例えば、回路基板102に先に電子回路部品が装着されていて、その先付けの電子回路部品が高く、回路基板102の上昇位置が固定受け面146により規定されれば、先付け部品の上面が、装着ヘッド34の吸着ノズル50の下端面の移動経路より上方に位置することになる場合、回路基板102の上昇位置が可動受け面154によって低い方の位置に規定され、装着面の高さが低くされて、先付け部品が、吸着ノズル50に保持された電子回路部品の下端面の移動経路より下方に位置し、その電子回路部品との干渉が回避されるようにされる。
この場合、図13に示すように、可動受け部材130が作用位置に位置させられる。可動受け部材130が退避位置に位置するのであれば、段取替え時に作業者により作用位置へ移動させられる。可動受け部材130は案内レール86上に幅方向に摺動可能に取り付けられているため、作業者は可動受け部材130を作用位置に向かって押し、ボール176をスプリングの付勢力に抗してケーシング174内に押し込ませつつ、作用位置へ移動させればよい。また、本可動受け部材130は上方に露出しているため、作業者は可動受け部材130を上から持って移動させることができ、作業が容易である。可動受け部材130の移動は、隣接する2個の固定受け部材132により案内される。可動受け部材130は、全部、作用位置へ移動させてもよく、搬送方向において回路基板102に対応する位置に位置する可動受け部材130のみを作用位置へ移動させてもよい。
基板支持装置22の上昇に伴って、図13(a),(b)に示すように、1対の押上部材110が基板搬送部98の下側から上側へ上昇させられる。押上部材110によりコンベヤベルト90から押し上げられた回路基板102は、図13(b)および図14に示すように可動受け面154に押し付けられ、両側縁部が可動受け面154と押上部材110とによって上下方向から挟持されて固定されるとともに、上昇位置が、固定受け面146によって規定される場合より低い位置に規定される。
回路基板102の保持後、装着ヘッド34が移動させられ、部品供給装置24から電子回路部品を受け取って回路基板102に装着する。ノズルホルダ56の昇降は、可動受け面154によって上昇位置を規定された回路基板102の装着面に電子回路部品を装着するように制御される。装着ヘッド34による回路基板への電子回路部品の装着は、特開2004−104075公報等により知られており、説明を省略する。電子回路部品の装着後、基板支持装置22が下降させられるとともに押上部材110がスプリングの付勢により下降させられ、回路基板102が可動受け面154から離間させられてコンベヤベルト90上に載置され、搬出される。
回路基板102に電子回路部品が装着されておらず、あるいは装着されていても高さが低く、回路基板102の上昇位置を固定受け面146により高い方の位置に規定しても、吸着ノズル50が保持した電子回路部品との干渉の恐れがない場合には、可動受け部材130が退避位置に位置させられる。可動受け部材130が作用位置に位置するのであれば、段取替え時に作業者によって退避位置へ移動させられる。
それにより、図12に示すように垂下部152が収容切欠160に収容され、固定受け面146のみが押上部材110の上方に位置する状態とされる。複数の可動受け部材130は、全部、退避位置へ退避させられる。回路基板102の長さに応じて、搬送方向において回路基板102から外れた位置に位置する可動受け部材130があり、その可動受け部材130が作用位置に位置する場合、作用位置に位置したままにしておいてもよい。そして、押上部材110によりコンベヤベルト90から押し上げられた回路基板102は、図12(b)に示すように、固定受け面146に押し付けられ、固定受け部144と押上部材110とによって挟持され、その上昇位置が可動受け部材130によって規定される場合より高い位置に規定される。この回路基板102の装着面への電子回路部品の装着時におけるノズルホルダ56の昇降は、上昇位置が2段階のうち高い方に規定された回路基板102の装着面に電子回路部品が装着されるように制御される。吸着ノズル50が保持した電子回路部品と先付け部品との干渉の恐れがない場合には装着面の高さが高くされることにより、ノズルホルダ56の昇降ストロークを無駄に長くしなくて済み、装着能率の低下が回避される。
受け部を複数個ずつの可動受け部材および固定受け部材を含むものとする場合、案内部材の可動受け部材を配設する箇所を予め設定し、その箇所のみに雌ねじ穴およびボールプランジャを設け、固定受け部材が固定される部分には設けられないようにしてもよい。固定受け部材を案内部材にボルトによって固定するのであれば、雌ねじ穴が設けられる。
可動受け部材には、円錐状の係合凹部に替えて、搬送方向に平行に延びるV溝を設けてもよい。V溝は、2つのボールプランジャに共通に1本、設けてもよく、ボールプランジャ毎に設けてもよい。
固定受け部材に設けられてボールプランジャとの干渉を避ける凹部は、2つのボールプランジャの各々について設けられた穴でもよく、共通の溝でもよい。
請求可能発明の別の実施形態を図15〜図20に基づいて説明する。なお、前記実施形態の構成要素と同じ作用を成す構成要素については同じ符号を付して対応関係を示し、説明を省略する。
本実施形態の基板搬送保持装置300のサイドフレーム302,303の各受け部304,305は、図15に示すように、可動受け部材306および固定受け部材308を含む。
サイドフレーム302の案内レール310の上面312には、図18に一部を示すように、基板搬送保持装置300の幅方向に貫通するガイド溝320が複数、搬送方向に等間隔に形成されている。固定受け部材308は、図16に一部を示すように、長手形状の板状を成し、上面312全体上に、長手方向が搬送方向に平行となるとともに、図19に示すように、押上部材110側の端部が案内レール310から押上部材110上へ延び出した状態でボルト(図示省略)によって着脱可能に固定されている。それにより、固定受け部材308は複数のガイド溝320の上面312への各開口を塞ぎ、複数のガイド溝320はそれぞれ、固定受け部材308と共同してガイド孔322を形成している。また、固定受け部材308の押上部材110上への延出部が固定受け部324を構成し、その下面が固定受け面326を構成している。
複数のガイド孔322にそれぞれ、可動受け部材306が幅方向に摺動可能に嵌合されている。可動受け部材306は、図17に示すように板状を成し、図19に示すように、前記可動受け部材130と同様に係合凹部332,334が2組、搬送方向に距離を隔てて形成されている。案内レール310の複数のガイド溝320の各底面には、図18に示すように、2つのボールプランジャ340が搬送方向に距離を隔てて設けられており、それらボールプランジャ340の各ボール342が係合凹部332,334に選択的に嵌入させられることにより、可動受け部材306が作用位置と退避位置とにそれぞれ位置決めされる。可動受け部材306の上面312からの浮上がりは固定受け部材308により防止される。
作用位置は、図19(a)に示すように可動受け部材306の先端部が案内レール310から押上部材110の上方へ延び出させられた位置であり、その延出部の押上部材110と対向する可動受け面344は、固定受け面326より下方に位置し、図20に示すように回路基板102を受ける。また、退避位置は、図19(b)に示すように、可動受け部材306の先端部がガイド孔322内へ引っ込み、案内面120より引っ込んだ位置であり、回路基板102は固定受け面326により受けられる。本実施形態においては、ガイド孔322が収容切欠を構成している。可動受け部材306は、退避位置に位置する状態において、その後端部がガイド孔322から後方へ突出した状態となる幅を有するものとされている。
本実施形態の基板搬送保持装置300においても、可動受け部材306が作業者によって幅方向に摺動させられて作用位置と退避位置とに移動させられ、回路基板102の上昇位置は、固定受け面326と可動受け面344とによりそれぞれ規定される2段階の位置に変更可能である。作業者は、可動受け部材306を退避位置から作用位置へ移動させる際には、可動受け部材306の案内レール310から後方への突出端部を押し、作用位置から退避位置へ移動させる場合には、先端部側から可動受け部材306を押す。可動受け部材306はガイド孔322により案内されて幅方向に摺動する。本実施形態においては、案内レール310および固定受け部材308が受け部材保持部を構成している。
なお、可動受け部材は、搬送方向に長いものを1つ、設けるようにしてもよい。例えば、可動受け部材を長さが最も長い回路基板より長いものとし、搬送方向に長く形成した1つのガイド孔に幅方向に摺動可能に嵌合する。
回路基板の上昇位置は、3段階以上に変更可能としてもよい。垂下部を有する可動受け部材を備えた基板搬送保持装置において回路基板の上昇位置を3段階に変更可能とする実施形態を図21に基づいて説明する。
本実施形態の基板搬送保持装置370の受け部372は、図1〜図14に示す基板搬送保持装置20,21の各受け部88と同様に、複数ずつの可動受け部材374および固定受け部材376を含み、可動受け部材374は垂下部378を有するものとされている。案内レール380には、前記案内レール86と同様に、複数の収容切欠382が、可動受け部材374の摺動部384の長さより僅かに長い間隔を隔てて形成され、各収容切欠382に対応して雌ねじ穴170および2つのボールプランジャ172が設けられている。
案内レール380には、固定受け部材376が複数、固定されるとともに、それらのうち、搬送方向において互いに隣接する固定受け部材376の間に複数、本実施形態においては2つの可動受け部材374a,374bがそれぞれ幅方向に摺動可能に取り付けられている。
可動受け部材374a,374bは、垂下部378a,378bの摺動部384a,384bからの垂下量が異ならされ、各下端面により形成される可動受け面はいずれも、固定受け部材376の固定受け面より下方に位置するとともに、互いに高さを異ならされている。そのため、収容切欠382は、最も垂下量が大きく、可動受け面が最も下に位置する垂下部378を収容可能な大きさを有するものとされている。
可動受け部材374a,374bは、前記可動受け部材130と同様に作業者によって幅方向に摺動させられ、作用位置と退避位置とに移動させられる。可動受け部材374a,374bの一方を作用位置に位置させ、あるいは両方を退避位置に位置させて固定受け部材376が回路基板102を受けるようにすることにより、回路基板102の上昇位置を3段階に異ならせることができる。
なお、可動受け部材374a,374bを並べて設けることは不可欠ではなく、それぞれ、隣接する2個の固定受け部材376の間に1つずつ設けてもよい。
また、本案内レール380は、可動受け部材374a,374bの一方と固定受け部材376とを取り付け、あるいは可動受け部材374a,374bのみを取り付け、回路基板102の上昇位置が2段階に変更されるように使用することもできる。並んで設けられた複数の可動受け部材において可動受け部材の幅方向の摺動は、隣接する可動受け部材により案内される。
さらに、垂下部の垂下量を互いに異にし、可動受け面の高さを互いに異にする3種類以上の可動受け部材のみによって回路基板の上昇位置を3段階以上に変更してもよく、それら可動受け部材を固定受け部材と共に設けてもよい。
可動受け部材がガイド孔により案内される基板搬送保持装置において、回路基板の上昇位置が3段階以上に変更されてもよい。その実施形態を図22に基づいて説明する。
本実施形態の基板搬送保持装置400においては、サイドフレーム402の案内レール404の上面406に形成された複数のガイド溝408がそれぞれ、固定受け部材410と共同して形成するガイド孔412に、複数、本実施形態においては2つの可動受け部材414,416が重ねて、それぞれ幅方向に摺動可能に嵌合されている。
可動受け部材414は、前記可動受け部材130と同様に、係合凹部418,420およびボールプランジャ422により、二点鎖線で示すように先端部が案内レール404から幅方向内向きに延び出させられ、可動受け面440が押上部材(図示省略)の上方に位置する作用位置と、実線で示すように、ガイド孔412内に引っ込んだ退避位置とに位置決めされる。可動受け部材416も係合凹部424,426およびボールプランジャ428により、可動受け面442が押上部材の上方に位置する作用位置と、ガイド孔412内に引っ込んだ退避位置とに位置決めされる。下側の可動受け部材414には、幅方向に延びる長穴430が形成され、上側の可動受け部材416を位置決めするボールプランジャ428との干渉が回避されている。
さらに、可動受け部材414,416にはそれぞれ、その後端面に操作部たる取手432,434が設けられている。取手432,434は、可動受け部材414,416が、作用位置に位置する状態においても、ガイド孔412から後方へ突出した状態となる長さを有し、作業者は取手432,434を持って可動受け部材414,416を幅方向に摺動させ、作用位置と退避位置とに移動させる。
ガイド孔412内に上下に重ねて収容された可動受け部材414,416の各可動受け面440,442は、互いに高さを異にするとともに、いずれも固定受け部材410の案内レール404からの延び出させられた固定受け部443の部固定受け面444より下方に位置する。そのため、可動受け部材414,416の一方を作用位置に位置させ、あるいは両方を退避位置に位置させて固定受け部材410が回路基板102を受けるようにすることにより、回路基板102の上昇位置を3段階に異ならせることができる。
なお、少なくとも上側の可動受け部材416については、固定受け部材410にボールプランジャを設けてもよい。
また、複数個の可動受け部材をガイド孔内に重ねて収容する場合にも、それら可動受け部材を搬送方向に長く、長さの異なる複数種類の回路基板を受けるものとしてもよい。
さらに、複数のガイド溝を深さの異なるものとし、固定受け部材と共同して深さの異なる複数種類のガイド孔を形成させてもよい。各ガイド孔により厚さが異なる可動受け部材が1つずつ案内され、選択的に作用位置へ移動させられて回路基板の上昇位置が変更される。
ガイド孔に可動受け部材が1つのみ嵌合され、案内される場合にも、可動受け部材の後端部に操作部を設けてもよい。可動受け部材の後端部が退避位置において案内部材から後方へ突出するのであれば、その後端部に操作部を設けてもよく、後端部を案内部材から突出させることなく、操作部を設けてもよい。
可動受け部材は、回動部材としてもよい。その実施形態を図23に基づいて説明する。
本実施形態の基板搬送保持装置450の受け部452は、4つの可動受け部材454,456,458,460を含む。これら可動受け部材454〜460は、案内レール462の1対の支持壁部464に軸466により、搬送方向に平行な軸線まわりに回動可能に取り付けられた回動体468に設けられ、一体的に回動させられる。
本回動体468は横断面形状が円形を成し、搬送方向に長く、その外周面に可動受け部材454〜460が回動体468の回動軸線まわりに適宜の間隔を隔てて、本実施形態においては等角度を隔てた位置に突設されている。可動受け部材454,456,458,460はそれぞれ、搬送方向において長く、長さが最も長い回路基板を受けることができるものとされ、回動体468の回動により作用位置と退避位置とに移動させられる。可動受け部材454,456,458,460はそれぞれ、回動体460の回動軸線と案内面120との幅方向の距離を半径とする円(図中、二点鎖線で示される)を超え、作用位置に位置する状態において案内レール462から押上部材の上方位置まで延び出す長さ(幅)を有し、各延出端部に、回動体468の回動軸線を含む平面に平行で、作用位置において水平かつ下向きとなる可動受け面470,472,474,476を有する。
可動受け部材454の可動受け面470は、回動体468の回動軸線を含む平面P1内に位置する面とされている。可動受け部材456の可動受け面472は、平面P1と、回動体468の回動軸線において直交する別の平面P2に対して直角な方向であって、可動受け部材456が作用位置に位置する状態において平面P2から下方に延び出す方向に距離L1離れた位置に位置する平面とされている。可動受け部材458の可動受け面474は、平面P1に対して直角な方向であって、可動受け部材458が作用位置に位置する状態において平面P1から下方に延び出す方向に距離L1より長い距離であって、本実施形態においては2倍の距離L2離れた位置に位置する平面とされ、可動受け部材460の可動受け面476は、平面P2に対して直角な方向であって、可動受け部材460が作用位置に位置する状態において平面P2から上方へ延び出す方向に距離L1離れた位置に位置する平面とされている。
回動体468の軸線方向の端面には、4つの被位置決め部たる位置決め孔480,482,484,486が、回動軸線まわりに等角度間隔に設けられ、本実施形態においては、可動受け部材454,456,458,460に対応する位置に設けられている。位置決め孔480,482,484,486の1つであって、本実施形態においては、作用位置に位置する可動受け部材に対応する位置決め孔に位置決め部材たる位置決めピン(図示省略)が嵌合されることにより回動体468の回動が阻止され、4つの可動受け部材の1つが作用位置に位置決めされる。位置決めピンは、本実施形態においては案内レール462の支持壁部464と位置決め孔とにわたって嵌合される。
本基板搬送保持装置450においては、可動受け部材454,456,458,460がそれぞれ作用位置へ移動させられることにより、可動受け面470,472,474,476がそれぞれ、回動体468の回動軸線を含み、水平な平面内に位置する位置、その平面に直角で下方へ距離L1離れた位置、距離L2離れた位置および上方へ距離L1離れた位置に位置させられ、回路基板の上昇位置が4段階に変更可能である。回路基板の上昇位置をいずれの高さに規定するかに応じて、可動受け部材454,456,458,460のうちの1つが作用位置へ回動させられる。
この回動は作業者により行われる。作業者は、位置決めピンを位置決め孔から外して回動体468を回動させ、回路基板を受ける可動受け面を有する可動受け部材を作用位置へ移動させる。他の3つの可動受け部材は作用位置から退避させられる。可動受け部材454,456,458,460はそれぞれ、その1つが選択的に作用位置に位置させられることにより、作用位置以外の3つの位置へ移動させられる。これら3つの位置はいずれも退避位置であり、可動受け部材454,456,458,460はそれぞれ、作用位置および退避位置を含む4つの位置へ移動させられる。作業者は、回動体468を回動させた後、係合ピンを位置決め孔に係合させ、回路基板を受ける可動受け部材を作用位置に位置決めする。
本実施形態においては、案内レール462が受け部材保持部を構成し、位置決め孔480,482,484,486および位置決めピンが位置決め部を構成している。
なお、固定受け部材を設け、回路基板の最も高い上昇位置を固定受け部材によって規定することも可能である。その場合、回路基板の上昇位置を最も高い位置に規定する可動受け部材460を省略し、代わりに固定受け部材を設け、最も高い上昇位置を固定受け部材によって規定するようにしてもよく、可動受け部材454,456,458,460と共に固定受け部材を設け、回路基板の上昇位置を、可動受け部材460により規定される上昇位置より更に高い上昇位置に規定するようにしてもよい。固定受け部材と共に設けられる場合、複数種類の回動型可動受け部材が一体的に設けられた可動受けユニットは、長さが最も短い回路基板より短いものとされ、複数の固定受け部材と共に複数、設けられてもよく、搬送方向に長い可動受けユニットが1つ、搬送方向に長い1つの固定受け部材と共に設けられてもよい。
また、複数種類の回動型の可動受け部材を別体に構成し、搬送方向に並べて設けてもよく、固定受け部材と共に設けてもよく、1種類の回動型の可動受け部材を複数、固定受け部材と共に設けてもよい。
20,21:基板搬送保持装置 26:装着装置 86:案内レール 130:可動受け部材 132:固定受け部材 152:垂下部 160:収容切欠 300:基板搬送保持装置 306:可動受け部材 308:固定受け部材 322:ガイド孔

Claims (5)

  1. 回路基板の上面に対して作業を行う対回路基板作業機に設けられ、回路基板を搬送方向に搬送するとともに対回路基板作業位置に固定して保持する基板搬送保持装置であって、
    それぞれ前記搬送方向に平行に延びる一対のサイドフレームと、
    それらサイドフレームの各々に周回可能に支持され、前記回路基板の前記搬送方向に直角な幅方向の両側縁部を支持する一対のコンベヤベルトと、
    それら一対のコンベヤベルトを周回させることにより回路基板を前記搬送方向に搬送させるベルト周回装置と、
    それぞれ昇降可能に設けられ、少なくとも回路基板を下方から支持して押し上げる一対の押上部材と
    を含み、かつ、
    前記サイドフレームが、前記押上部材の上方に位置し、その押上部材により押し上げられる回路基板を上方から受けて、回路基板の上昇位置を規定する受け部を含み、その受け部が、可動受け面を有する1個以上の可動受け部材と、その可動受け部材を、少なくとも前記可動受け面が前記押上部材の上方に位置する作用位置と、その作用位置から退避した退避位置とを含む複数の位置へ移動可能に保持する受け部材保持部とを含み、前記可動受け部材の前記複数の位置への移動によって前記回路基板の上昇位置を複数段階に変更可能であることを特徴とする基板搬送保持装置。
  2. 前記受け部が、さらに、前記サイドフレームに移動不能に設けられて固定受け面を有する固定受け部を含み、かつ、前記1個以上の可動受け部材が、前記可動受け面が前記押上部材の上方であって前記固定受け面より下方に位置する作用位置と、その作用位置から退避した退避位置とを含む複数位置へ移動可能である請求項1に記載の基板搬送保持装置。
  3. 前記可動受け部材が、前記幅方向における摺動により前記作用位置と前記退避位置とに移動可能であり、前記サイドフレームが、前記コンベヤベルトにより支持されて搬送される回路基板の側端面を案内する案内部を備え、その案内部に、少なくとも前記可動受け部材が前記退避位置へ退避させられた状態では、その可動受け部材の少なくとも前記可動受け面を形成する部分を収容する収容切欠が形成された請求項1または2に記載の基板搬送保持装置。
  4. 前記サイドフレームが、前記案内部を形成する案内部材と、その案内部材の上面に固定されて固定受け部を形成する固定受け部材とを含み、前記案内部材の前記上面に前記幅方向に延びるガイド溝が形成され、そのガイド溝が、前記固定受け部材と共同して、前記可動受け部材を前記幅方向に摺動可能に案内するガイド孔を形成する請求項3に記載の基板搬送保持装置。
  5. 前記サイドフレームが、前記コンベヤベルトにより支持されて搬送される回路基板の側端面を案内する案内部を形成する案内部材と、その案内部材に固定されて固定受け部を形成する複数の固定受け部材とを含み、それら複数の固定受け部材の前記搬送方向において互いに隣接するものの間に少なくとも一つの前記可動受け部材が配設された請求項1ないし3のいずれかに記載の基板搬送保持装置。
JP2010123231A 2010-05-28 2010-05-28 基板搬送保持装置 Active JP5462715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010123231A JP5462715B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 基板搬送保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010123231A JP5462715B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 基板搬送保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011249676A true JP2011249676A (ja) 2011-12-08
JP5462715B2 JP5462715B2 (ja) 2014-04-02

Family

ID=45414536

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010123231A Active JP5462715B2 (ja) 2010-05-28 2010-05-28 基板搬送保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5462715B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017013696A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 富士機械製造株式会社 部品実装機
JP6994626B2 (ja) 2018-02-14 2022-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 基板保持装置および部品装着装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102050550B1 (ko) * 2018-02-22 2019-12-12 주식회사 다유시스템 부품 공급장치

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271090A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Juki Corp 基板搬送装置
JP2004056102A (ja) * 2003-05-21 2004-02-19 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd プリント基板の組立装置
JP2006066789A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Juki Corp 基板固定装置
JP2009212297A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Yamaha Motor Co Ltd 基板支持装置、基板処理装置、多連結モジュール型表面実装機
JP2009302100A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 基板搬送装置及び電子部品装着装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002271090A (ja) * 2001-03-07 2002-09-20 Juki Corp 基板搬送装置
JP2004056102A (ja) * 2003-05-21 2004-02-19 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd プリント基板の組立装置
JP2006066789A (ja) * 2004-08-30 2006-03-09 Juki Corp 基板固定装置
JP2009212297A (ja) * 2008-03-04 2009-09-17 Yamaha Motor Co Ltd 基板支持装置、基板処理装置、多連結モジュール型表面実装機
JP2009302100A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 基板搬送装置及び電子部品装着装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017013696A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 富士機械製造株式会社 部品実装機
JPWO2017013696A1 (ja) * 2015-07-17 2018-04-26 富士機械製造株式会社 部品実装機
JP6994626B2 (ja) 2018-02-14 2022-01-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 基板保持装置および部品装着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5462715B2 (ja) 2014-04-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5690605B2 (ja) 複重型ロータリヘッドおよび電子回路部品装着機
JP5954945B2 (ja) 複重型ロータリヘッドによる複数部品同時取出方法
US10087014B2 (en) Pallet conveying apparatus
US20180043489A1 (en) Work conveying pallet
JP6650651B2 (ja) パレット搬送装置及びそれを用いたパレット搬送方法
JP5462715B2 (ja) 基板搬送保持装置
US20200180868A1 (en) Pallet conveying apparatus and pallet conveying method
JP6349964B2 (ja) 板材加工システム
JP4950831B2 (ja) 基板搬送コンベヤ
KR101121275B1 (ko) 스티칭머신
JP6647642B1 (ja) ワーク搬送用パレットの移送装置
JP6099364B2 (ja) 組立装置
JP5728514B2 (ja) 基板コンベヤ
KR100274856B1 (ko) 리이드프레임 이송장치
EP2371475A1 (en) Device for patterning laminated substrate with guiding bar and roller stage
JP3502417B2 (ja) 電子部品装着装置
JP6840866B2 (ja) ワーク作業装置
JP4681158B2 (ja) 電気部品装着システム
CN108353533B (zh) 弯曲装置
CN110741745A (zh) 电子元件安装机
TWM516478U (zh) 金屬工件自動加工機
JP5010786B2 (ja) 搬送装置
TWI531798B (zh) Variable pitch chip pick and place device
JP2016004964A (ja) 基板搬送装置
JP6209326B2 (ja) 組立ライン用組立機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130516

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140117

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5462715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250