JP2011247684A - 放射線画像撮影装置及びその組立方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成でシンチレータ及び光電変換層の密着性を高めると共に、熱変形に伴う放射線変換パネル及び基台の密着性の低下を防止することを可能とする。
【解決手段】放射線画像撮影装置10Aは、シンチレータ132及び光電変換層130を積層し、放射線16を放射線画像に変換する放射線変換パネル70と、放射線変換パネル70を載置して支持する基台120と、該基台120に載置された放射線変換パネル70を被蓋する蓋部200と、放射線変換パネル70、基台120及び蓋部200を収納する筐体40とを有する。基台120における放射線変換パネル70の載置方向に対して凹状に放射線変換パネル70を変形させた状態で放射線変換パネル70を基台120に載置して支持し、その後、基台120に載置された放射線変換パネル70を蓋部200で被蓋する。
【選択図】図5

Description

この発明は、シンチレータ及び光電変換層を積層し、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、該放射線変換パネルを載置して支持する基台と、該基台に載置された前記放射線変換パネルを被蓋する蓋部と、前記放射線変換パネル、前記基台及び前記蓋部を収納する筐体とを有する放射線画像撮影装置、並びに、その組立方法に関する。
医療分野において、被写体に放射線を照射し、該被写体を透過した前記放射線を放射線変換パネルに導いて放射線画像を撮影する放射線画像撮影システムが広汎に使用されている。前記放射線変換パネルとしては、前記放射線画像が露光記録される従来からの放射線フイルムや、蛍光体に前記放射線画像としての放射線エネルギを蓄積し、励起光を照射することで前記放射線画像を輝尽発光光として取り出すことのできる蓄積性蛍光体パネルが知られている。
近時、撮影後の放射線変換パネルから直ちに放射線画像を読み出して表示可能にすべく、放射線を電気信号に直接変換する固体検出素子を用いた直接変換型の放射線変換パネル、あるいは、放射線を可視光に一旦変換するシンチレータと、前記可視光を電気信号に変換する固体検出素子とを用いた間接変換型の放射線変換パネルが開発されている。そして、直接変換型又は間接変換型の放射線変換パネルと、該放射線変換パネルから出力された放射線画像に対して所定の処理を行う電子部品が搭載された回路基板とを筐体内に収納することにより放射線画像撮影装置(いわゆる電子カセッテ)が構成される。
例えば、特許文献1には、放射線画像を電気信号として出力するための出力信号層として、室温プロセスで作製したTFT(薄膜トランジスタ)を適用した例が開示されている。例えば、アモルファス酸化物半導体膜を樹脂基板上に形成することにより、放射線変換パネルの軽量化及び薄型化が可能である。
上記した間接変換型の放射線変換パネルにおいて、シンチレータ及び固体検出素子(以下、層状に構成された検出素子を「光電変換層」という場合がある。)の間に気泡や真空層が存在すると、シンチレーション光の反射率・屈折率の変動が局所的に発生し、検出面内での感度特性分布が不均一になる。このような感度の不均一性に起因して、放射線画像の画質が低下するという問題がある。そこで、シンチレータ及び光電変換層の密着性を高めるための各種技術が開示されている。
例えば、特許文献2には、スペーサを設けて所定間隔だけ離間させた上で、シンチレータ及び光電変換層を接着剤で固定するように構成した装置が開示されている。
また、特許文献3には、固体検出手段、シール手段及びカバー手段で密閉空間を形成し、排気手段を用いて該密閉空間の内部を排気可能な装置が開示されている。
特開2007−101256号公報 特開平9−54162号公報 特開平9−257944号公報
しかしながら、特許文献2及び3に開示された装置では、放射線変換パネルの部品点数が増加すると共に、製造工程を別途設ける必要がある。このため、製造コストが高騰するという不都合が生じていた。
ところで、樹脂材はガラスと比べて熱膨張係数が高く、熱膨張が発生し易いことが一般的に知られている。そして、熱膨張係数の異なる材料を貼り合わせた状態で蓄熱すると、これらの界面で発生する熱応力により、前記材料の剥離やクラックが発生し、密着性が低下するという問題がある。
特に、高精細な放射線画像を取り扱う電子カセッテの場合、多数の画素に対して電気的な処理を行う必要があり、それだけ回路基板からの発熱量が多くなることが想定される。そして、特許文献1に開示された装置例のように、熱膨張係数が高い樹脂材を回路基板に適用する際、前記放射線変換パネルを支持する基台との関係において、上記したシンチレータ及び固体検出素子の場合と同様に、密着性の問題が顕在化する。
本発明は、このような課題を考慮してなされたものであり、簡易な構成でシンチレータ及び光電変換層の密着性を高めると共に、熱変形に伴う放射線変換パネル及び基台の密着性の低下を防止することを可能とする放射線画像撮影装置及びその組立方法を提供することを目的とする。
本発明は、シンチレータ及び光電変換層を積層し、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、該放射線変換パネルを載置して支持する基台と、該基台に載置された前記放射線変換パネルを被蓋する蓋部と、前記放射線変換パネル、前記基台及び前記蓋部を収納する筐体とを有する放射線画像撮影装置、並びに、その組立方法に関する。
そして、本発明では、前記基台における前記放射線変換パネルの載置方向に対して凹状に該放射線変換パネルを変形させた状態で前記放射線変換パネルを前記基台に載置して支持し、その後、該基台に載置された前記放射線変換パネルを前記蓋部で被蓋する。
このように、前記載置方向に対し凹状に前記放射線変換パネルを変形させて前記基台に支持させると共に、前記凹状に変形された前記放射線変換パネルを前記蓋部で被蓋することにより、前記基台から前記放射線変換パネルを浮かせることなく、該放射線変換パネルの延在方向に対して張力を発生させることができる。これにより、該放射線変換パネルの表面側及び裏面側に応力が作用し、簡易な構成で、前記放射線変換パネルが内包する前記シンチレータ及び前記光電変換層の密着性を高めることができる。
また、予め変形させられた方向に沿って前記放射線変換パネルの変形(反り)が発生しても、前記放射線変換パネル内部で生じる曲げ応力の影響は少ない。つまり、熱変形に伴う放射線変換パネル、基台及び蓋部の密着性の低下を防止することもできる。
ここで、前記筐体の内部で該筐体の底板から前記放射線が照射される天板の方向に向かって、前記基台、前記放射線変換パネル及び前記蓋部の順に積層されている場合に、前記蓋部は、前記天板の一部であるか、又は、前記天板に面接触する蓋部材であることが好ましい。
被写体が接触する前記天板の一部(該天板の内方)を前記蓋部として構成することにより、前記放射線変換パネルを確実に被蓋させることができると共に、前記天板の前記被写体側を平坦に維持することができるので、前記被写体に違和感を与えることも無い。一方、前記蓋部材を前記天板に面接触させる場合でも、該天板を平坦に維持することができるので、前記被写体に違和感を与えることなく、前記放射線変換パネルを確実に被蓋させることができる。なお、前記蓋部材は、前記天板に固定されているか、あるいは、引っ張られた状態であれば、前記筐体内の所定位置に位置決めされた状態で前記放射線変換パネルを被蓋させることができる。
また、前記基台は、前記放射線変換パネルを湾曲させて支持し、前記蓋部の前記放射線変換パネル側は、該放射線変換パネルに対応して湾曲していることが好ましい。これにより、放射線の検出線量のプロファイルが連続的(滑らか)になり、放射線画像での鋭い筋むらの発生を防止できる。
さらに、前記基台は、前記放射線変換パネルが形成する検出面上の所定の軸に対して線対称に変形させながら該放射線変換パネルを支持することが好ましい。
さらにまた、前記所定の軸は、前記検出面の中心線であることが好ましい。
また、前記放射線変換パネルは、その側面の少なくとも一対が前記筐体の内壁に固定されていることが好ましい。これにより、前記放射線変換パネルの載置方向への変位に伴って、該放射線変換パネルに付与される応力の垂直成分が増加するので、シンチレータ及び光電変換層の密着性がさらに向上する。
さらに、前記基台は、樹脂材で形成されていることが好ましい。これにより、放射線画像撮影装置の軽量化及び薄型化が可能である。
さらに、前記基台は、電磁波シールド材で形成されていることが好ましい。これにより、電磁波のシールド効果を発揮可能であり、放射線変換パネルを含む内部の電子部品や外部の電子機器が誤動作することを回避することができる。
さらに、前記放射線変換パネルの変形度に応じて前記放射線画像を補正する画像補正部を有することが好ましい。これにより、放射線変換パネルの検出面内に到達する放射線量を補正可能であり、放射線画像での面内均一性が向上する。
さらに、前記画像補正部は、前記基台及び前記蓋部の形状に基づいて前記放射線変換パネルの変形度を推定し、前記放射線画像を補正することが好ましい。これにより、放射線変換パネルの変形度を実測することなく、基台及び蓋部の形状から放射線画像を精度良く補正できる。
本発明に係る放射線画像撮影装置及びその組立方法によれば、載置方向に対し凹状に放射線変換パネルを変形させて基台に支持させると共に、前記凹状に変形された前記放射線変換パネルを蓋部で被蓋することにより、前記基台から前記放射線変換パネルを浮かせることなく、該放射線変換パネルの延在方向に対して張力が発生させることができる。これにより、該放射線変換パネルの表面側及び裏面側に応力が作用し、簡易な構成で、前記放射線変換パネルが内包するシンチレータ及び光電変換層の密着性を高めることができる。
また、予め変形させられた方向に沿って前記放射線変換パネルの変形(反り)が発生しても、前記放射線変換パネル内部で生じる曲げ応力の影響は少ない。つまり、熱変形に伴う放射線変換パネル及び基台の密着性の低下を防止することもできる。
第1実施形態に係る電子カセッテが適用される放射線画像撮影システムの構成図である。 図1に示す電子カセッテの斜視図である。 放射線変換パネルにおける画素の配列と、画素とカセッテ制御部との間の電気的接続を模式的に示す図である。 図1に示す電子カセッテの回路構成図である。 図2に示す電子カセッテのV−V線に沿った断面図である。 図2に示す電子カセッテのVI−VI線に沿った断面図である。 図7A及び図7Bは、図5及び図6の放射線変換パネルが基台上に載置され、且つ、蓋部材により被蓋された状態を表す概略説明図である。 図8A及び図8Bは、第1変形例に係る電子カセッテにおける基台及び蓋部材の形状を表す概略説明図である。 図9A及び図9Bは、第2変形例に係る電子カセッテにおける基台及び蓋部材の形状を表す概略説明図である。 図10A及び図10Bは、第3変形例に係る電子カセッテにおける基台及び蓋部材の形状を表す概略説明図である。 図11A及び図11Bは、第4変形例に係る電子カセッテの図2のXI−XI線に沿った一部拡大断面図である。 第2実施形態に係る電子カセッテが適用される放射線画像撮影システムの構成図である。 図12に示す電子カセッテの斜視図である。 図13に示す電子カセッテのXIV−XIV線に沿った断面図である。 図14に示す基台の分解斜視図である。 図16A及び図16Bは、第5変形例に係る電子カセッテにおける基台の形状を表す概略説明図である。 第6変形例に係る電子カセッテの図13のXVII−XVII線に沿った一部拡大断面図である。
本発明に係る放射線画像撮影装置について、その組立方法との関連で、好適な実施の形態を掲げ、添付の図面を参照しながら以下、詳細に説明する。
先ず、第1実施形態に係る放射線画像撮影システム10Aについて、図1〜図11Bを参照しながら説明する。
図1に示すように、放射線画像撮影システム10Aは、ベッド等の撮影台12に横臥した被写体14である患者に対して、撮影条件に従った線量からなる放射線16を照射する放射線源18と、被写体14を透過した放射線16を検出して放射線画像に変換する電子カセッテ20A(放射線画像撮影装置)と、放射線源18及び電子カセッテ20Aを制御するコンソール22と、放射線画像を表示する表示装置24とを備える。
コンソール22と、放射線源18と、電子カセッテ20A、及び表示装置24との間には、例えば、UWB(Ultra Wide Band)、IEEE802.11.a/g/n等の無線LAN、又は、ミリ波等を用いた無線通信により信号の送受信が行われる。なお、ケーブルを用いた有線通信により信号の送受信を行ってもよい。
コンソール22には、病院内の放射線科において取り扱われる放射線画像やその他の情報を統括的に管理するRIS26(放射線科情報システム)が接続され、RIS26には、病院内の医事情報を統括的に管理するHIS28(医事情報システム)が接続されている。
電子カセッテ20Aは、撮影台12と被写体14との間に配置されたパネル収容ユニット30を備える可搬型の電子カセッテである。パネル収容ユニット30の右側面側が上方に膨出した突出部分とされ、この突出部分が制御ユニット32として機能する。
図2に示すように、パネル収容ユニット30は、放射線16を透過可能な材料からなる略矩形状の筐体40を有し、被写体14が横臥する筐体40の上面は、放射線16が照射される撮影面42(照射面)とされている。該撮影面42の略中央部には、被写体14の撮影位置の指標となるガイド線44が形成されている。この場合、外枠を示すガイド線44が放射線16の照射可能領域を示す撮影領域46になる。また、ガイド線44の中心位置(十字状に交差する2本のガイド線44の交点)は、該撮影領域46の中心位置である。
制御ユニット32の矢印Y2方向の側面には、外部の電源から充電を行なうためのACアダプタの入力端子50と、外部機器との間で情報の送受信が可能なインターフェース手段としてのUSB(Universal Serial Bus)端子52と、PCカード等のメモリカードを装填するためのカードスロット54とが配置されている。
筐体40の内部には、放射線変換パネル70及び駆動回路部74(図3及び図4参照)が配置されている。放射線変換パネル70は、被写体14を透過した放射線16をシンチレータにより可視光領域に含まれるシンチレーション光に一旦変換し、変換した前記シンチレーション光をアモルファスシリコン(a−Si)等の物質からなる光電変換素子により電気信号に変換する間接変換型の放射線変換パネルである。
また、筐体40の内部(制御ユニット32側)には、放射線16から放射線画像への変換に寄与しない各部が集中して配置されている。例えば、バッテリ等の電源部56と、コンソール22との間で無線による信号の送受信が可能な通信部58等が配置されている(図4参照)。
図3は、放射線変換パネル70における画素72の配列と、画素72とカセッテ制御部80との間の電気的接続を模式的に示す図である。放射線変換パネル70では、多数の画素72が図示しない基板上に配列され、これらの画素72に対して駆動回路部74から制御信号を供給するための複数のゲート線76と、複数の画素72から出力される電気信号を読み出して駆動回路部74に出力する複数の信号線78とが配列されている。画素72は、光電変換素子を有する。制御部34のカセッテ制御部80は、駆動回路部74に制御信号を供給することで駆動回路部74を制御する。
図4は、電子カセッテ20Aの回路構成を示す図である。放射線変換パネル70は、可視光を電気信号に変換するa−Si等の物質からなる光電変換素子を有する各画素72が形成された光電変換層を、行列状のTFT82のアレイの上に配置した構造を有する。この場合、駆動回路部74を構成するバイアス回路84からバイアス電圧が供給される各画素72では、可視光を電気信号(アナログ信号)に変換することにより発生した電荷が蓄積され、列毎にTFT82を順次オンにすることにより前記電荷を画像信号として読み出すことができる。
各画素72に接続されるTFT82には、列方向と平行に延びるゲート線76と、行方向に平行に延びる信号線78とが接続される。各ゲート線76は、ゲート駆動回路86に接続され、各信号線78は、駆動回路部74を構成するマルチプレクサ92に接続される。ゲート線76には、列方向に配列されたTFT82をオンオフ制御する制御信号がゲート駆動回路86から供給される。この場合、ゲート駆動回路86には、カセッテ制御部80からアドレス信号が供給され、ゲート駆動回路86は、該アドレス信号に応じてTFT82をオンオフ制御する。
信号線78には、行方向に配列されたTFT82を介して各画素72に保持されている電流が流出する。この電荷は、増幅器88によって増幅される。増幅器88には、サンプルホールド回路90を介してマルチプレクサ92が接続される。マルチプレクサ92は、信号を出力する信号線78を切り替えるFETスイッチ94と、1つのFETスイッチ94をオンにして選択信号を出力させるマルチプレクサ駆動回路96とを有する。マルチプレクサ駆動回路96には、カセッテ制御部80からアドレス信号が供給され、該アドレス信号に応じて1つのFETスイッチ94をオンにする。FETスイッチ94には、A/D変換器98が接続されA/D変換器98によってデジタル信号に変換された放射線画像が、後述するフレキシブル基板138(図5参照)を介してカセッテ制御部80に供給される。フレキシブル基板138は、カセッテ制御部80と駆動回路部74とを電気的に接続するものである。
なお、スイッチング素子として機能するTFT82は、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の、他の撮影素子と組み合わせて実現してもよい。さらに、TFTで言うところのゲート信号に相当するシフトパルスにより電荷をシフトしながら転送するCCD(Charge-Coupled Device)イメージセンサに置き換えることも可能である。
カセッテ制御部80は、ゲート駆動回路86及びマルチプレクサ駆動回路96に対して供給するアドレス信号を発生するアドレス信号発生部100と、放射線画像を記憶する画像メモリ102と、放射線変換パネル70によって検出された放射線画像を補正する画像補正部104と、放射線変換パネル70の変形度に応じた補正データを格納する補正データ格納部106とを備える。画像メモリ102に記憶された放射線画像は、通信部58によりコンソール22等に送信される。
電源部56は、駆動回路部74に電力供給を行う一方で、カセッテ制御部80及び通信部58に対しても電力供給を行う。
次いで、電子カセッテ20Aの内部構成について、図5及び図6を参照しながら説明する。なお、図5及び図6では、説明の容易化のために、筐体40内の各構成要素について、大きさ等を一部誇張して図示すると共に、放射線変換パネル70の構成等を模式化して図示している。
図5は、図2の電子カセッテ20AのV−V線(矢印X方向に平行する線)に沿った断面図である。図6は、図2の電子カセッテ20AのVI−VI線(矢印Y方向に平行する線)に沿った断面図である。
図5に示す放射線変換パネル70は、基台120に載置された基板122と、該基板122上に設けられ、放射線16を放射線画像の電気信号に変換する放射線変換層124と、基板122に設けられた放射線変換層124の側面及び上面を覆うことにより該放射線変換層124を湿気等から保護するための保護膜126とから構成されている。
図5から諒解されるように、基台120の上面152は、矢印X方向に沿った中心位置が最も低く且つ両端が最も高い、凹状(下方に向かって凸状)に湾曲した形状とされている。基台120は、ガラス、樹脂、Mgを含む金属、カーボン等の種々の材質を用いてもよい。
基板122は、可撓性を有する略矩形状の基板であり、電子カセッテ20A全体の軽量化を図るために、プラスチック樹脂からなる。
放射線変換層124は、平面視で、撮影領域46と略同じ面積を有し、基板122に形成された信号出力層128と、信号出力層128に積層された光電変換層130と、光電変換層130に接着されたシンチレータ132とから構成される。シンチレータ132は、基板122に対して略垂直な柱状結晶のCsI等からなり、放射線16を可視光に変換する。
光電変換層130とシンチレータ132との間へのゴミの進入を防止し、さらには、位置ずれを防止する手段として、例えば接着剤を用いてもよい。基板122側の光電変換層130と、シンチレータ132とを貼り合わせれば、両者の密着性が向上するからである。本実施形態によれば、後述するように、接着剤を用いることなく両者の密着性を十分確保することができる。
光電変換層130は、アモルファス酸化物半導体(例えば、IGZO)やOPC(有機光電変換材料)の物質からなる画素72により可視光を電気信号に変換する。信号出力層128は、基板122上にアモルファス酸化物半導体(例えば、IGZO)を用いて室温プロセスにより形成されたTFTのアレイ等から構成され、光電変換層130から前記電気信号を読み出して出力する。
このように構成された放射線変換パネル70は、通常時は平板状であり、面内で略均一な厚さを有している。筐体40内部に収納された放射線変換パネル70は、基台120の形状に応じて、該放射線変換パネル70の載置方向(矢印Z1方向;以下、単に載置方向という場合がある。)に対して凹状に変形されている(図5参照)。
しかも、筐体40の上面側内壁134(天板)と、基台120との間には、凹状に変形された放射線変換パネル70を被蓋する蓋部材200(蓋部)が介挿されている。蓋部材200は、上面が上面側内壁134と面一であると共に、底面204が基台120の上面152に応じて下方に向かい凸状に湾曲した形状とされている。
そのため、蓋部材200が放射線変換パネル70を被蓋することにより、放射線変換パネル70を基台120の上面152から浮かせること無く、該放射線変換パネル70を凹状に湾曲した状態に維持することができる。また、蓋部材200と上面側内壁134とが面一であるため、上面側内壁134と放射線変換パネル70との間に蓋部材200を介挿しても、撮影面42を平坦に維持することができ、撮影時には、被写体14に違和感を与えることなく、放射線変換パネル70を確実に被蓋させることができる。ここで、被写体14が感じる違和感とは、例えば、撮影面42が平坦ではないことによって、撮影時における撮影領域46への被写体14の位置決めの際に、被写体14に対して負荷のかかる体勢(不自然な姿勢)を強いることによる被写体14が感じる負担をいう。
なお、蓋部材200は、上面側内壁134に固定されているか、あるいは、引っ張られた状態であれば、筐体40内の上面側内壁134側の所定位置に位置決めされた状態で放射線変換パネル70を被蓋させることができる。また、蓋部材200は、軽量化を図るために、樹脂等で構成すると共に、その内部を空洞202にすることが好ましい。
ところで、基板122は、前述したように、可撓性を有するプラスチック樹脂(熱膨張係数は、10−5/℃のオーダ)からなる。例えば、基台120の材料として金属(熱膨張係数は、10−6/℃のオーダ)を用いる場合、以下のような問題が生じ得る。すなわち、熱膨張係数の異なる材料を貼り合わせた状態で蓄熱すると、これらの界面で発生する熱応力により、材料の剥離やクラックが発生するおそれがある。そこで、本実施形態では、基台120と基板122とを貼付しないで、基台120上に基板122(放射線変換パネル70)を載置すると共に、載置された放射線変換パネル70を上方から蓋部材200で被蓋する構成を採っている。
なお、基台120及び基板122の材料が同一である場合は、基台120に放射線変換パネル70(基板122側)を貼り付けてもよい。また、両者の材料が異なったとしても、それらの熱膨張係数が略同じ場合は、基台120に放射線変換パネル70(基板122側)を貼り付けてもよい。この場合は、前記材料の熱膨張係数と略同じ熱膨張係数を有する材料からなる接着剤を用いて、基台120に放射線変換パネル70を貼り付けることが好ましい。
基台120の矢印X2方向の側面側には、断面L字状の固定部材136が矢印Y方向に延在して設けられている。固定部材136は、基台120、放射線変換パネル70及び蓋部材200を所定の位置に固定する。具体的には、放射線変換層124と撮影領域46とが重なり合うように、放射線変換パネル70が位置決めされる。
固定部材136上にはフレキシブル基板138が固定されており、該フレキシブル基板138上には複数の電子部品140が搭載されている。フレキシブル基板138は、カセッテ制御部80に接続されている。
従って、カセッテ制御部80は、フレキシブル基板138を介して駆動回路部74及び放射線変換層124との間で信号の送受信を行う。また、電源部56は、筐体40内のカセッテ制御部80や通信部58等に対する電力供給を行うと共に、フレキシブル基板138を介して、駆動回路部74及び放射線変換層124に対する電力供給も行う。
図7A及び図7Bは、基台120上に載置された放射線変換パネル70を蓋部材200で被蓋する状態を示した概略説明図である。説明の便宜上、他の構成要素を省略して表記している。また、図5と比較して、基台120の上面152及び蓋部材200の底面204の曲率を大きく表記してあるが、あくまでも本実施形態の理解を助けるために誇張して示したものであって、実際の大きさ等を示したものではない。
基台120は、下に向かって凹である弓形状の側面150(矢印Y方向)を有しており、矢印X方向に延在している。基台120の上面152は、滑らかな曲面を形成している。なお、基台120の底面154は、放射線16の撮影面42(図5等参照)と平行な位置関係にあることはいうまでもない。
放射線変換パネル70は、その裏面156が上面152と接触した状態で、基台120により支持されている。また、蓋部材200の底面204は、基台120の上面152に対応して、下に向かって凸である滑らかな曲面を形成している。
ここで、放射線変換パネル70を図7Bの状態で収納する手順(組立方法)について説明する。
先ず、筐体40内において、基台120の上面152に沿って放射線変換パネル70を凹状に変形させて、該放射線変換パネル70の一端部158及び他端部160を上面152の曲面形状に沿って湾曲させる。次に、湾曲した放射線変換パネル70を蓋部材200の底面204で被蓋させる(図7B参照)。このように、放射線変換パネル70の裏面156側を基台120で支持すると共に、上面側を蓋部材200で被蓋することにより、蓋部材200、放射線変換パネル70及び基台120が密着した状態となり、放射線変換パネル70の一端部158及び他端部160には、張力T(図7B参照)が発生する。
このように、矢印Z1方向(載置方向)に対し凹状に放射線変換パネル70を変形させて支持する基台120と、該放射線変換パネル70を被蓋する蓋部材200とを設けたので、凹状に変形された放射線変換パネル70の辺縁部(一端部158及び他端部160)においては、放射線変換パネル70の延在方向に対して張力Tが発生するので、放射線変換パネル70の表面側及び裏面側に応力が作用する。これにより、放射線変換パネル70を基台120から浮かせること無く、簡易な構成で、放射線変換パネル70が内包するシンチレータ132及び光電変換層130の密着性を高めることができる。
また、予め変形させられた方向に沿って放射線変換パネル70の変形(反り)が発生しても、放射線変換パネル70内部で生じる曲げ応力の影響は少ない。つまり、熱変形に伴う放射線変換パネル70、基台120及び蓋部材200の密着性の低下を防止することもできる。
さらに、基台120は、放射線変換パネル70を湾曲して支持し、一方で、蓋部材200は、上方から放射線変換パネル70を被蓋するので、放射線16の検出線量の二次元プロファイルが連続的(滑らか)になる。これにより、放射線画像での鋭い筋むらの発生を防止できる。
ところで、上記した位置関係下において通常の方法で撮影を行うと、放射線変換パネル70の変形に起因する放射線画像の歪みが生じる場合がある。そこで、カセッテ制御部80内の画像補正部104(図4参照)は、補正データ格納部106から取得した補正データに基づいて、放射線画像を適切に補正する。
具体的には、画素72から取得した電気信号と、該画素72の配置位置とに基づいて、基準とする平面投影像(例えば、基台120及び蓋部材200が平板状であると仮定した場合の平面投影像)に変換・補正できる。平面投影像の変換手法としては、公知のアルゴリズムを種々用いることができる。
なお、放射線変換パネル70の実際の形状を計測することが困難な場合は、基台120及び蓋部材200の各形状等の各種パラメータ(例えば、不均一な厚みを有する基台120及び蓋部材200の各厚み情報)に基づいて、放射線変換パネル70の形状(あるいは、直接的に放射線画像の補正量)を推定してもよい。
補正データ格納部106は、基台120及び蓋部材200の各形状に基づいて決定された補正データを格納する。放射線変換パネル70が曲面を有する場合は曲率を用いてもよいし、放射線源18からの離間距離(実測値や典型値等)、撮影面42、基台120及び蓋部材200の位置関係等の幾何学的情報を考慮してもよい。
このとき、放射線変換パネル70の形状は、撮影面42又は撮影領域46上の所定の軸に対して線対称に変形されていることが好ましい。また、前記所定の軸は、2本のガイド線44(矢印X方向、矢印Y方向)のいずれか一方であるとさらに好ましい。これにより、放射線変換パネル70の変形量(あるいは補正量)が撮影領域46に対して上下又は左右対称となり、補正処理の演算量を低減できる。
以下、第1実施形態に係る電子カセッテ20Aの変形例(以下、第1〜第4変形例ともいう。)について、図8A〜図11Bを参照しながら説明する。
第1〜第3変形例は、基台120a〜120cの形状が第1実施形態(図1〜図7B参照)と異なる。ここでは、図7A及び図7Bと同様に、基台120a〜120c上に載置された放射線変換パネル70を蓋部材200、200aで被蓋する状態図を用いて詳細に説明する。
先ず、第1実施形態の第1変形例について、図8A及び図8Bを参照しながら説明する。
基台120aは、二等辺三角形状の側面162(矢印Y方向)を有しており、矢印X方向に延在している。基台120aは、同一の面積及び同一の傾斜角である第1傾斜面164及び第2傾斜面166を有する。そして、第1傾斜面164及び第2傾斜面166が交叉して谷線170を形成している。また、蓋部材200aの底面204aは、第1傾斜面164及び第2傾斜面166に対応して、側面視で、二等辺三角形の形状とされている(図8B参照)。
この場合、放射線変換パネル70は、その裏面156が第1傾斜面164及び第2傾斜面166と接触した状態で、基台120aにより支持されると共に、上方から蓋部材200aにより被蓋される。この結果、放射線変換パネル70には張力T(図8B参照)が発生し、その一端部158が第1傾斜面164に沿って、且つ、他端部160が第2傾斜面166に沿って湾曲又は屈曲される。なお、谷線170近傍では、放射線変換パネル70はその剛性に応じて変形する。
このように、放射線変換パネル70は、第1傾斜面164及び第2傾斜面166によって基台120a及び蓋部材200aと接触する面形状が異なっても、第1実施形態(図7A及び図7B参照)と同様の作用効果を奏する。
次いで、第1実施形態の第2変形例について、図9A及び図9Bを参照しながら説明する。
基台120bは、板状の平坦部172と、該平坦部172の両側部辺縁(矢印Y方向)に設けられた2つの突出部174、174とから構成される。2つの突出部174、174は、同一の形状を有しており、且つ、互いに平行な位置関係下にある。2つの突出部174、174は、平坦部172が形成する平面の法線方向に沿って立設されていると共に、弓形状の側面176、176を有している。2つの突出部174、174の上面178、178は、滑らかな曲面を形成している。
放射線変換パネル70は、その裏面156が2つの上面178、178と接触した状態で、基台120bにより支持されると共に、上方から蓋部材200により被蓋されている。これにより、放射線変換パネル70には張力T(図9B参照)が発生し、その一端部158及び他端部160が上面178、178の曲面形状に沿って湾曲される。
このように、放射線変換パネル70の裏面156全体ではなく、部分的に接触しながら支持しても、第1実施形態(図7A及び図7B参照)と同様の作用効果を奏する。
次いで、第1実施形態の第3変形例について、図10A及び図10Bを参照しながら説明する。
基台120cは、板状の平坦部180と、該平坦部180の中央部(矢印X方向)に設けられた第1突出部182aと、該平坦部の手前側の側部辺縁(同方向)に設けられた第2突出部182bと、該平坦部の奥側の側部辺縁(同方向)に設けられた第3突出部182cとから構成される。第1〜第3突出部182a〜182cは、いずれも矢印Y方向に延在して設けられた矩形板状の部材であり、且つ、互いに平行な位置関係下にある。第1〜3突出部182a〜182cは、平坦部180が形成する平面の法線方向に沿ってそれぞれ立設されている。ここで、第2突出部182b及び第3突出部182cは同じ高さを有しており、第1突出部182aは、第2突出部182b及び第3突出部182cと比べて低く設けられている。第1〜3突出部182a〜182cの側面は、上下方向に長尺な矩形状を有している。第1〜第3突出部182a〜182cの上方に設けられた第1〜第3上面184a〜184cは、平坦部180と略平行である平面をそれぞれ形成している。
放射線変換パネル70は、その裏面156が第1〜第3上面184a〜184cと接触した状態で、基台120cにより支持されると共に、上方から蓋部材200で被蓋されている。これにより、放射線変換パネル70には張力T(図10B参照)が発生し、その一端部158及び他端部160が、第1〜第3突出部182a〜182cの段差により形成される包絡線に沿って湾曲される。
このように、所定の面形状に沿わせて放射線変換パネル70を湾曲させるのではなく、所定方向に配列された高さの異なる支点で裏面156を支持し、且つ、上方から蓋部材200で被蓋させて、放射線変換パネル70を湾曲させるようにしても、第1実施形態(図7A及び図7B参照)と同様の作用効果を奏する。
次いで、第1実施形態の第4変形例について、図11A及び図11Bを参照しながら説明する。図11A及び図11Bは、図2に示す電子カセッテ20AのXI−XI線に沿った一部拡大断面図である。
第4変形例は、基台120のみならず、筐体40をも用いて放射線変換パネル70を支持する点が第1実施形態と異なる。
筐体40の矢印Y1方向の一側壁186には、凹部188が設けられている。凹部188は、放射線変換パネル70の一端部190と係合自在である。同様に、筐体40の矢印Y2方向の他側壁にも、図示しない凹部が前記凹部188と同じ高さ(矢印Z方向)に設けられている。
以下、筐体40内に放射線変換パネル70及び基台120を収納する手順について、図11Aを参照しながら説明する。
先ず、凹部188と一端部190とを係合させた状態で、接着剤等を用いて放射線変換パネル70と一側壁186とを固着しておく。同様に、放射線変換パネル70と他側壁とを固着しておく。このとき、放射線変換パネル70は、筐体40の上面側内壁134及び下面側内壁と離間した状態で保持される。
次に、放射線変換パネル70と、筐体40の下面側内壁との間に基台120を介挿する。これにより、放射線変換パネル70は、基台120の上面152に沿って変位する。この状態で、筐体40の上面側内壁134と放射線変換パネル70との間に蓋部材200を介挿する。これにより、放射線変換パネル70は、上方から蓋部材200によって被蓋されることになり、基台120の上面152及び蓋部材200の底面204によって下方に凹状に湾曲した状態で変形支持される。
この場合、放射線変換パネル70は、蓋部材200から抗力を受けて、基台120及び蓋部材200の形状に応じて変位する。また、一端部190が筐体40に固定されていることにより、放射線変換パネル70は、その延在方向に張力Tを受ける。すなわち、放射線変換パネル70は、前記抗力のZ成分を受けると共に、張力TのZ成分を受ける。これにより、放射線変換パネル70は、信号出力層128側及び保護膜126側の双方から押圧されることになり、その内部の光電変換層130及びシンチレータ132も同様に押圧される。これにより、両者の密着性がさらに向上する。
それに加えて、放射線変換パネル70の辺縁部と基台120との密着性も向上する。これにより、放射線変換パネル70の形状が安定し、放射線画像の補正精度も向上する。
なお、放射線変換パネル70の側面の少なくとも一対が筐体40の内壁に固定されていればよく、放射線変換パネル70の4つの側面をすべて固定しても上記効果が得られることは言うまでもない。
また、放射線変換パネル70の側面を筐体40の内壁に固定することにより、以下の効果も得られる。放射線変換パネル70の側面を固定しつつ、上方から蓋部材200で放射線変換パネル70を被蓋すると、放射線変換パネル70は、側面を固定しない場合と比べて、一層大きな押圧を蓋部材200から受ける。さらに、シンチレータ132及び基板122のうち総重量が重い方を下方側(矢印Z2方向)に配置すれば、放射線変換パネル70の中央部分は、基台120に沿って下方に湾曲(変形)しやすくなるので、上記の効果を容易に得ることができる。
従って、図5等の場合とは逆に、基板122側を放射線16の照射側に向けて配置した裏面照射型の放射線変換パネル70では、軽量な樹脂材で形成された基板122を組み込むことにより、上述の効果が顕著となる。なお、図11Aは、一例として、空洞202の無い蓋部材200により放射線変換パネル70を被蓋する場合を図示している。
また、第4変形例では、図11Bに示すように、筐体40の上面側内壁134を矢印Z2方向に凸状に湾曲させて、筐体40の撮影面42側の一部を蓋部206として構成してもよい。この場合でも、撮影面42を平坦に維持した状態で、蓋部206の底面208(上面側内壁134)により放射線変換パネル70を被蓋することができるので、上述した第1実施形態の効果が容易に得られる。
続いて、第2実施形態に係る電子カセッテ20B及び放射線画像撮影システム10Bについて、図12〜図15を参照しながら説明する。
なお、電子カセッテ20B及び放射線画像撮影システム10Bにおいて、第1実施形態に係る電子カセッテ20A及び放射線画像撮影システム10A(図1〜図11B参照)と同じ構成要素については、同じ参照符号を付して、その詳細な説明を省略し、以下同様とする。
図12及び図13から諒解されるように、第2実施形態に係る電子カセッテ20B及び放射線画像撮影システム10Bは、パネル収容ユニット30の突出部分(制御ユニット32)が設けられていない点で第1実施形態とは異なる。
図13に示すように、筐体40の矢印Y2方向の側面に、入力端子50と、USB端子52と、カードスロット54とが配置されている。なお、電子カセッテ20Bの電気的構成は、第1実施形態の電子カセッテ20A(図3及び図4参照)と同様であるので、その説明を省略する。
図14に示すように、筐体40の内部には、放射線変換パネル70と、該放射線変換パネル70を支持する基台220と、放射線変換パネル70を被蓋する蓋部材200とが収納されている。基台220の矢印Z方向の高さは、電子カセッテ20A(図2参照)の基台120と比べて高くなっているが、基台220を構成する本体222の上面228は、下方に向かって凹状に湾曲している。また、本体222には、放射線16を遮蔽する材質からなる遮蔽板224が設けられている。さらに、基台220は、本体222及び遮蔽板224により囲繞された室226を有する。室226の内部には、電源部56、通信部58及びカセッテ制御部80を収納している。
図15は、図14に示す基台220の分解斜視図である。説明の便宜上、他の構成要素を省略して表記している。また、図14と比較して、基台220の上面228の曲率を大きく表記してあるが、あくまでも本発明の理解を助けるために誇張して示したものであって、実際の大きさ等を示したものではない。
基台220は、略直方体状の本体222を有しており、該本体の上面228は、前述したように、下に凹状に湾曲している。さらに、本体222の矢印X方向の手前側側面に大きく開口する開口部230を有する。本体222の内部には、電源部56等の各種ユニットを収納自在な室226が形成されている。開口部230側の外壁部四隅には4つのボルト穴232が設けられている。一方、矩形板状の蓋部234の四隅には、4つの貫通孔236が設けられている。4つのボルト238を4つのボルト穴232にそれぞれ螺合することで、蓋部234を開口部230側に被蓋できる。
一方、放射線変換パネル70は、その裏面156が上面228と接触した状態で、基台220により支持されると共に、上方から蓋部材200で被蓋されている。そのため、放射線変換パネル70は、全体的に、上面228及び底面204の曲面形状に沿って湾曲される。このように構成しているので、第1実施形態と同様に、放射線変換パネル70をその積載方向に凹状に支持できる。
なお、基台220は、電磁波シールド部材であってもよい。例えば、アルミ箔を貼付し、導電性の塗装をし、あるいは基台220の全面に無電解ニッケルめっきを施して設けることができる。これにより、回路基板及び該回路基板に搭載された電子部品(例えば、図14に示す電源部56、通信部58、及びカセッテ制御部80)に対するノイズ低減対策を含めたEMC対策を行うことができる。この結果、回路基板及び電子部品から発生するノイズによって放射線変換パネル70等や外部の電子機器が誤動作することを回避すると共に、外部から電子カセッテ20Bに侵入するノイズによって電子部品が誤動作することを回避することが可能となる。
以下、第2実施形態に係る電子カセッテ20Bの変形例(第5及び第6変形例)について、図16A〜図17を参照しながら説明する。
先ず、第2実施形態の第5変形例について、図16A及び図16Bを参照しながら説明する。なお、図15と同様に、放射線変換パネル70が基台220a上に載置された状態図を用いて詳細に説明する。
基台220aは、板状の平坦部250と、該平坦部250の両側部辺縁(矢印X方向)に設けられた2つの突出部252、252と、該平坦部の中央位置(矢印Y方向)に設けられた主突出部254とから構成される。突出部252、252は、いずれも矢印Y方向に延在して設けられた矩形板状の部材であり、且つ、互いに平行な位置関係下にある。主突出部254は、平坦部250が形成する平面の法線方向に沿って立設されており、上面260が下方に向かって凹状に湾曲している。従って、主突出部254の上面260は、滑らかな曲面を形成している。また、主突出部254は、2つの突出部252、252と比べて高く設けられている。さらに、主突出部254の各側面には、突出部252、252が交叉する位置関係下でそれぞれ固設されている。さらにまた、主突出部254は、平坦部250の表面を第1面256と第2面258とに区画する。
基台220aを電磁波シールド部材で構成すれば、基台220aの平坦部250上に各部を配置することができる。図16Bに示す例では、第1面256上に電源部56を配置すると共に、第2面258上に通信部58及びカセッテ制御部80を配置している。
次いで、第2実施形態の第6変形例について、図17を参照しながら説明する。図17は、図13のXVII−XVII線に沿った一部拡大断面図である。
第2変形例は、基台220のみならず、筐体40をも用いて放射線変換パネル70を支持する点が第2実施形態と異なる。
筐体40の矢印Y1方向の一側壁300には、矩形状の固定部材302が設けられている。固定部材302の矢印Y2方向の側面には、矩形状の保護部材304が固着されている。保護部材304には、軟らかい弾性体、例えばシリコンゴム等を用いることができる。
放射線変換パネル70、基台220及び蓋部材200を筐体40内に収納する際は、一緒に収納する。このとき、放射線変換パネル70の両端部を筐体40の各側壁にそれぞれ固定する。
基台220の上面に沿って湾曲する放射線変換パネル70の保護膜126及び基板122側を保護部材304と当接させる。これにより、放射線変換パネル70の一端部308は、保護部材304及び基台220の外周面306に接触した状態で保持される。同様に、筐体40の矢印Y2方向の他側壁にも図示しない固定部材及び保護部材が設けられており、放射線変換パネル70の両端部を筐体40の各側壁に固定しておく。
このような状態において、放射線変換パネル70は、上方から蓋部材200で被蓋されるので、蓋部材200から抗力を受け、基台220及び蓋部材200の形状に応じて変位する。また、筐体40に設けられた固定部材302及び保護部材304により一端部308が固定されているので、放射線変換パネル70はその延在方向に張力Tを受ける。
すなわち、放射線変換パネル70は、Z方向に沿って前記抗力のZ成分を受けると共に、張力TのZ成分を受ける。これにより、放射線変換パネル70は、信号出力層128側及び保護膜126側からそれぞれ押圧されるので、その内部の光電変換層130及びシンチレータ132も同様に押圧される。これにより、両者の密着性がさらに向上する。
また、軟らかい弾性体等からなる保護部材304を介して、放射線変換パネル70の両端部を固定するようにしたので、放射線変換パネル70の両端部での擦り傷・損傷の発生を防止できる。
それに加えて、放射線変換パネル70の辺縁部と基台220及び蓋部200との密着性がさらに高まる。そして、放射線変換パネル70の変形度が安定するため、その形状の推定精度が向上する。これにより、画像補正部104(図4参照)による放射線画像の補正精度が向上する。
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、コンソール22は、電子カセッテ20A、20BのID情報を取得し、該ID情報と紐付けられた放射線変換パネル70毎の補正データを取得してもよい。そうすれば、コンソール22側の画像処理部を用いて放射線画像の補正を行うことができる。
また、光電変換層130及びシンチレータ132の積層順は、本実施形態と逆の構成であってもよい。すなわち、信号出力層128の上に、シンチレータ132、光電変換層130の順番で積層してもよい。
10A、10B…放射線画像撮影システム
20A、20B…電子カセッテ 30…パネル収容ユニット
40…筐体 70…放射線変換パネル
80…カセッテ制御部 104…画像補正部
106…補正データ格納部
120、120a〜120c、220、220a…基台
122…基板 124…放射線変換層
128…信号出力層 130…光電変換層
132…シンチレータ 200、200a…蓋部材
206…蓋部

Claims (11)

  1. シンチレータ及び光電変換層を積層し、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、該放射線変換パネルを載置して支持する基台と、該基台に載置された前記放射線変換パネルを被蓋する蓋部と、前記放射線変換パネル、前記基台及び前記蓋部を収納する筐体とを有し、
    前記基台は、載置方向に対し凹状に前記放射線変換パネルを変形させて支持する
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  2. 請求項1記載の放射線画像撮影装置において、
    前記筐体の内部で該筐体の底板から前記放射線が照射される天板の方向に向かって、前記基台、前記放射線変換パネル及び前記蓋部の順に積層されている場合に、前記蓋部は、前記天板の一部であるか、又は、前記天板に面接触する蓋部材である
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  3. 請求項1又は2記載の放射線画像撮影装置において、
    前記基台は、前記放射線変換パネルを湾曲させて支持し、
    前記蓋部の前記放射線変換パネル側は、該放射線変換パネルに対応して湾曲している
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記基台は、前記放射線変換パネルが形成する検出面上の所定の軸に対して線対称に変形させながら該放射線変換パネルを支持する
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  5. 請求項4記載の放射線画像撮影装置において、
    前記所定の軸は、前記検出面の中心線である
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記放射線変換パネルは、その側面の少なくとも一対が前記筐体の内壁に固定されている
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記基台は、樹脂材で形成されている
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記基台は、電磁波シールド材で形成されている
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線画像撮影装置において、
    前記放射線変換パネルの変形度に応じて前記放射線画像を補正する画像補正部を有する
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  10. 請求項9記載の放射線画像撮影装置において、
    前記画像補正部は、前記基台及び前記蓋部の形状に基づいて前記放射線変換パネルの変形度を推定し、前記放射線画像を補正する
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置。
  11. シンチレータ及び光電変換層を積層し、放射線を放射線画像に変換する放射線変換パネルと、該放射線変換パネルを載置して支持する基台と、蓋部とを筐体に収納する際に、
    載置方向に対して凹状に前記放射線変換パネルを変形させた状態で該放射線変換パネルを前記基台に載置し、
    前記基台に載置された前記放射線変換パネルを前記蓋部で被蓋する
    ことを特徴とする放射線画像撮影装置の組立方法。
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