JP2011247361A - ガス栓の保護キャップ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】一方に開放する弾性材料製の筒体(1)からなり、筒体(1)の内周面の開放端部近傍には、接続筒部(2)の胴部に非接触状態となる空間部(10)が形成され、空間部(10)が形成された空間部形成域(11)の奥側には、接続筒部(2)の胴部の外径よりも小径な内径を有する小径筒部(12)が形成されていること。
【選択図】図1
Description
ホースエンド部(2)に筒体(30)を密着状態に被せることによって、ホースエンド部(2)の先端開放部からガス栓本体(20)内へ、水や洗剤等の浸入を防止することができる。
尚、筒体(30)は、ガス栓本体(20)の胴部に取り付けられる取付環(31)に、連結帯(32)を介して連結された構成となっており、ホースエンド部(2)から筒体(30)を取り外してガス栓を使用する際に、筒体(30)が紛失するのを防止している。
特に、筒体(30)をホースエンド部(2)に装着させたまま長期間放置しておくと、熱や油等によって筒体(30)の内周面がホースエンド部(2)に固着してしまい、同図に示すように指で引き剥がそうとしても、筒体(30)の内周面をホースエンド部(2)の胴部から離反させることは困難である。この場合には、ドライバー等を筒体(30)とホースエンド部(2)との間に挿入し、筒体(30)をホースエンド部(2)から強制的に引き剥がすことにより取り外すが、このような取り外し方では、保護キャップ(3)のみならず、ホースエンド部(2)にも傷をつけてしまう不都合がある。
前記筒体の内周面の開放端部近傍に、前記接続筒部の胴部に非接触状態となる空間部が形成され、
前記空間部が形成された空間部形成域の奥側には、前記接続筒部の胴部の外径よりも小径な内径を有する小径筒部が形成されている』ものである。
接続筒部を筒体内に挿入すると、筒体の開放端部近傍には、接続筒部の胴部に接触しない空間部が形成されているから、接続筒部は、前記空間部が形成されている空間部形成域内にスムーズに挿入させることができる。そして、前記空間部形成域の奥側は、接続筒部の胴部の外径よりも小径な小径筒部となっているから、筒体の弾性を利用して前記小径筒部の内径を拡径させながら前記胴部を強制的に挿入していく。これにより、小径筒部が接続筒部の胴部に密着する態様で、筒体は接続筒部に装着される。
又、請求項4に係る発明のように、前記筒体の前記開放端部又はその近傍の外周面の全周又は一部分に、前記筒体の外径よりも大径な鍔部を設ける構成としたものでは、鍔部に指をかけることにより、筒体との接触面積を大きくとることができるから、前記筒体の開放端部に拡径方向への力を加え易くなる。
さらに、請求項5に係る発明のように、前記ガス栓の本体胴部に外嵌装着させる取付環が設けられ、前記取付環は、前記筒体の開放端部に、連結帯を介して連結されている構成としたものでは、ガス栓に装着させた取付環と接続筒部に装着させた筒体とは連結帯を介して一体となっているから、ガス栓を使用する際に筒体を接続筒部から取り外しても、筒体は連結帯に連結されたままである。又、筒体を接続筒部から取り外す際に、筒体の開放端部に指を引っ掛け難い場合には、連結帯を引っ張れば、前記開放端部が拡径方向に引っ張られることとなるから、上述したように、筒体の開放端部を拡径させて接続筒部の胴部から引き剥がすことができる。
又、前記筒体を取り外すには、接続筒部の胴部に接触していない前記空間部と筒体の弾性を利用すれば、筒体の開放端部及びそれに続く小径筒部の内周面をホースエンド部の胴部から容易に離反させることができる。よって、接続筒部に装着されたまま長期間放置された筒体でも、前記空間部を利用して筒体の内径を拡径させると共にそのまま取り外し方向に押すか又は引っ張ることにより、筒体や接続筒部を傷付けることなく、前記筒体を容易に接続筒部から取り外すことができる。
さらに、前記筒体の開放端部に連結帯が連結されているものでは、連結帯を引っ張って筒体の開放端部を拡径させることができるから、筒体の開放端部に油等が付着していて指を掛け難い場合でも、容易に前記開放端部を拡径させて筒体を取り外すことができる。又、取り外された筒体が紛失することもない。
図1は、つまみ式の二口ガス栓に、本発明の実施の形態の保護キャップを使用した状態を示す全体正面図である。
この実施の形態のガス栓は、台所等の壁面に添設固定される一つのガス入口配管からガス流路を左右に分岐させて、一対のガス栓本体(20a)(20b)を具備するようにした、所謂、二口ガス栓であり、一方のガス栓本体(20a)のガス出口部(21a)には、接続筒部として、ゴムホースが接続されるホースエンド部(2)が具備されてあり、他方のガス栓本体(20b)のガス出口部(21b)には、ソケットが着脱自在なプラグ筒(22)が設けられている。
尚、ガス出口部(21a)(21b)は、ガス栓本体(20a)(20b)より前方に突設しており、ホースエンド部(2)及びプラグ筒(22)は、ガス出口部(21a)(21b)の突出端からそれぞれ垂下している。
ホースエンド部(2)及びプラグ筒(22)は下方に開放する筒状体であるから、ガス栓本体(20a)(20b)の不使用時に、ガス栓内部に水や洗剤や異物等が浸入しないように、それぞれ、保護キャップを被嵌させておく。
筒体(1)の開放端部側には、図2に示すように、ホースエンド部(2)又はプラグ筒(22)の胴部の最大径部の外径よりも大径に形成された内径を有する大径筒部(11)が形成されてあり、大径筒部(11)よりも奥側は、ホースエンド部(2)又はプラグ筒(22)の最小径部の外径よりも小径な小径筒部(12)となっている。
筒体(1)の開放端部の外周面には、鍔部(15)が全域に渡って張り出しており、鍔部(15)の張り出し端部の一部から、連結帯(14)を延長させている。
尚、鍔部(15)は筒体(1)の開放端部の一部分から張り出すように設けておいても良い。
これにより、小径筒部(12)を構成している内周面が、ホースエンド部(2)又はプラグ筒(22)の胴部の凹凸に沿った形状に弾性変形する態様となり、ホースエンド部(2)又はプラグ筒(22)は、図1に示すように、小径筒部(12)内に密着するように挿入され、大径筒部(11)との間には所定の空間部(10)が形成された装着態様となる。
まず、図3(a)に示すように、鍔部(15)の外周縁に指を掛けて外方へ引き起した後、図3(b)に示すように、鍔部(15)の端面に指を掛けて、筒体(1)をホースエンド部(2)の胴部から引き剥がす方向に力を入れる。筒体(1)は弾性材料で構成されていると共に、その開放端部は、ホースエンド部(2)の胴部との間に全周に渡って空間部(10)が形成されてあってホースエンド部(2)の胴部に接触していないから、筒体(1)の大径筒部(11)は容易にホースエンド部(2)の胴部から離反する拡径方向へ弾性変形させることができ、小径筒部(12)も大径筒部(11)側の端部から順に拡径させていくことが可能となる。
このように、筒体(1)の開放端部に形成されている空間部(10)を利用することによって、筒体(1)はホースエンド部(2)から容易に取り外すことができるから、ホースエンド部(2)に装着させたまま長期間放置され熱や油等によって小径筒部(12)がホースエンド部(2)の胴部に固着されている場合でも、上記要領で、筒体(1)の開放端部の周囲に設けられた空間部(10)を利用することにより、筒体(1)をホースエンド部(2)から容易に引き剥がすことができる。
又、図示しないが、大径筒部(11)に多数の突起を設け、突起非形成域を空間部(10)として機能させるようにしても良い。
(10)・・・・・・・空間部
(11)・・・・・・・大径筒部(空間部形成域)
(12)・・・・・・・小径筒部
(2)(22) ・・・・・接続筒部(ホースエンド部、プラグ筒)
Claims (5)
- ガス栓のガス出口であって、ソケット又はゴムホースが接続される接続筒部に装着させる保護キャップにおいて、
一方に開放する弾性材料製の筒体からなり、
前記筒体の内周面の開放端部近傍に、前記接続筒部の胴部に非接触状態となる空間部が形成され、
前記空間部が形成された空間部形成域の奥側には、前記接続筒部の胴部の外径よりも小径な内径を有する小径筒部が形成されている保護キャップ。 - 請求項1に記載の保護キャップにおいて、前記空間部は、前記空間部形成域の全域に形成されている保護キャップ。
- 請求項1に記載の保護キャップにおいて、前記空間部は、前記空間部形成域に部分的に形成されている保護キャップ。
- 請求項1から3のいずれかに記載の保護キャップにおいて、前記筒体の前記開放端部又はその近傍の外周面の全周又は一部分に、前記筒体の外径よりも大径な鍔部が設けられている保護キャップ。
- 請求項1から4のいずれかに記載の保護キャップにおいて、前記ガス栓の本体胴部に外嵌装着させる取付環が設けられ、前記取付環は、前記筒体の開放端部に、連結帯を介して連結されている保護キャップ。
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