JP2011247033A - 単管パイプ用アタッチメント、及びそれを用いた支柱用単管パイプの連結方法 - Google Patents

単管パイプ用アタッチメント、及びそれを用いた支柱用単管パイプの連結方法 Download PDF

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Abstract

【課題】支柱用単管パイプどうしを連結用単管パイプで簡易かつ迅速に連結することのできる支柱用単管パイプの連結方法を提供する。
【解決手段】短管8と、この短管8の外周の一部または複数個所に設けられた楔受け部11とを備えている単管パイプ用アタッチメント1を用意し、該単管パイプ用アタッチメント1の短管8を支柱用単管パイプ7に抜き差し可能に挿通固定するとともに、楔受け部11に連結用単管パイプ9の両端部に設けた楔形係合金具10を着脱可能に嵌合係止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、鉄パイプ等の単管パイプを組み合わせて足場(単管足場)、作業台、フェンス、ビニールハウスなどを構築するのに好適な単管パイプ用アタッチメント、及びそれを用いた支柱用単管パイプの連結方法に関する。
鉄パイプ等の単管パイプを組み合わせて足場(単管足場)などを構築する技術については、例えば、下記の特許文献1〜3に開示されている。
特許文献1に記載の発明の下屋用梁は、住宅の建設現場において、住宅の周囲にジャッキベース(9)と支柱(支柱用単管パイプ)(10)を一定間隔で配置し、これらの支柱(10)を水平横繋ぎ(連結用単管パイプ)(12)で連結して仮設足場(6)を構築する。その際、水平横繋ぎ(12)は、その両端部に設けられた楔形係合部(34)を支柱(10)の鉛直方向に所定間隔で一体に設けられた箱型連結部(16)に挿入して支柱(10),(10)同士を連結するというものである。
しかるに、特許文献1に記載の発明の下屋用梁によれば、クランプを用いて単管パイプ同士をつなぐという特許文献2に記載の発明の構造材連結具や、多数の管継手を用いて単管パイプ同士をつなぐという特許文献3に記載の発明の直方体状の架構のように多くの煩わしいつなぎ工数を要するものに比べて、水平横繋ぎ(12)の両端部の楔形係合部(34)を支柱(10)側の箱型連結部(16)に挿入するだけの簡単な操作で迅速に連結することができるという利点がある。
特開平10−18580号公報 特開平6−288082号公報 実開平2−105463号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の発明では、予め複数個の箱型連結部(16)が支柱(10)の鉛直方向に所定間隔で一体に設けられているため、対象構築物の違いや現場状況によって一つの支柱(10)上の箱型連結部(16)の全てが使用されるとは限られず、箱型連結部(16)が不使用のまま支柱(10)に突出状態で残されることがある。この場合、不使用の箱型連結部(16)に、現場施工の際、または施工後、他物が引っ掛かるなどして邪魔になったり、見栄えを悪くしたりするという問題があった。こうした問題は、足場以外の、作業台やフェンス、あるいはビニールハウスなどを構築する場合に顕著に現れる。
また、予め複数個の箱型連結部(16)が支柱(10)の鉛直方向に所定間隔で一体に設けられていると、地表の不陸や段差により、隣り合う支柱(10),(10)のうちの一方に固定されている箱型連結部(16)の地上からの高さと、他方に固定されている箱型連結部(16)の地上からの高さとが、ジャッキベース(9)で高さ調整しても、合致しないことがあり、そのため箱型連結部(16),(16)間に水平横繋ぎ(12)の両端部の楔形係合部(34),(34)を係合させることが不可能になるという不具合が生じることもあった。こうした場合、その地表の高低段差が箱型連結部(16),(16)どうし間の間隔に見合わないため、たとえば、段差用敷板などを特別に用意することになるが、これでは更に組み立て工数や部材点数の増大を招く原因になる。
さらに、全ての箱型連結部(16)群が一体に設けられている上記支柱(10)では、使用に伴い、そのいずれか一つの箱型連結部(16)が損傷しても、他の箱型連結部(16)を含む支柱(10)全体を取り替えなければならないという不経済な面もあった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、上記のような、水平繋ぎ(連結用単管パイプ)の両端部に設けられた楔形係合金具を支柱(支柱用単管パイプ)に取り付けられる単管パイプ用アタッチメントの箱型連結部(楔受け部)に挿入して支柱用単管パイプ同士を連結するものにおいて、単管パイプ用アタッチメント個々の取り付け高さを任意に調整できるように改善することにより支柱用単管パイプどうしの連結作業の簡素化を確保し得ながら、支柱用単管パイプ上に不使用の単管パイプ用アタッチメントを残すような無駄をなくすることができ、また地表の不陸や段差によく対応できる単管パイプ用アタッチメント、及びそれを用いた支柱用単管パイプの連結方法を提供することにある。
本発明の単管パイプ用アタッチメントは、請求項1に記載のように、支柱用単管パイプに抜き差し可能に挿通固定される短管と、この短管の外周の一部または複数個所に設けられ、連結用単管パイプの両端部に設けた楔形係合金具が着脱可能に嵌合係止される楔受け部とを備えていることに特徴を有するものである。
請求項1記載の本発明によれば、連結用単管パイプの楔形係合金具を支柱用単管パイプ上の単管パイプ用アタッチメントの楔受け部に嵌合係止するだけの簡単な操作で支柱用単管パイプどうしを迅速に連結することができる。
しかも、単管パイプ用アタッチメントは支柱用単管パイプに対し抜き差し可能に挿通固定されているので、単管パイプ用アタッチメントを支柱用単管パイプの任意位置に高さ調整して固定でき、連結用単管パイプを支柱用単管パイプの任意箇所につなぐことができる。したがって、対象構築物の違いや現場状況に応じて、支柱用単管パイプに単管パイプ用アタッチメントを必要な個数だけ差し込めばよく、支柱用単管パイプ上に不使用の単管パイプ用アタッチメントを残すような無駄をなくすことができる。
また、単管パイプ用アタッチメント個々の取り付け高さを任意に調整できることにより、支柱用単管パイプを高低差のある地表に並べて配置した場合においても、敢えてジャッキベースを用いなくとも、両支柱用単管パイプ上の単管パイプ用アタッチメントどうしの取り付け高さを揃えることができるため、その両支柱用単管パイプどうしを連結用単管パイプで連結することができる。さらに、楔受け部を有する単管パイプ用アタッチメントは支柱用単管パイプに対し抜き差し可能に挿通しているので、複数の単管パイプ用アタッチメントのうちそのいずれが破損しても、その破損した単管パイプ用アタッチメントのみを簡単に取り替えることができて極めて経済的である。したがって、従来の、予め複数個の箱型連結部(16)が支柱(10)の鉛直方向に所定間隔で一体に設けられている場合に生じるような前述した諸問題を解消できて有利である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1記載の単管パイプ用アタッチメントにおいて、前記楔形係合金具は略L字形状の楔形片と、この楔形片の基部を一端に保持する短管とを備え、前記短管は、前記連結用単管パイプの両端部に内嵌もしくは外嵌固定される径を有する形に形成されているものである。
請求項2に記載の本発明によれば、楔形係合金具の楔形片の基部を一端に保持する短管は、連結用単管パイプの両端部に内嵌もしくは外嵌固定される径を有する形に形成されているので、長尺の連結用単管パイプを所望長さに切断したうえで、この切断端に楔形係合金具を取り付けて使用するという方法を採用することができる。したがって、現場において、必要な長さの連結用単管パイプをすぐに且つ容易に入手することができて便利である。
請求項3に記載の本発明の単管パイプ用アタッチメントを用いた支柱用単管パイプの連結方法は、支柱用単管パイプ同士を連結用単管パイプで連結するに際し、短管と、この短管の外周の一部または複数個所に設けられた楔受け部とを備えている単管パイプ用アタッチメントを用意し、該単管パイプ用アタッチメントの短管を前記支柱用単管パイプに抜き差し可能に挿通固定するとともに、前記楔受け部に前記連結用単管パイプの両端部に設けた楔形係合金具を着脱可能に嵌合係止することに特徴を有するものである。
請求項3に記載の本発明の単管パイプ用アタッチメントを用いた支柱用単管パイプの連結方法によれば、請求項1記載の本発明の場合と同様に、連結用単管パイプの楔形係合金具を支柱用単管パイプ上の単管パイプ用アタッチメントの楔受け部に嵌合係止するだけの簡単な操作で支柱用単管パイプどうしを迅速に連結することができるうえに、支柱用単管パイプ上に不使用の単管パイプ用アタッチメントを残すような無駄をなくすことができ、また地表の不陸や段差によく対応できるという利点がある。
本発明によれば、支柱用単管パイプどうしを簡便且つ迅速に連結することができ、また見栄えの良い足場等を創出することができる。
本発明の一実施例の単管パイプ用アタッチメントの一方受け金具を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 本発明の一実施例の楔形係合金具を示し、(a)はその正面図、(b)は連結用単管パイプの一端側に取り付けた状態の正面図である。 支柱用単管パイプに連結用単管パイプをつなぐ前の状態を示す斜視図である。 支柱用単管パイプに連結用単管パイプをつないだ状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例の楔形係合金具を示し、(a)はその正面図、(b)は連結用単管パイプの一端側に取り付けた状態の正面図である。 本発明の一実施例の単管パイプ用アタッチメントの二方受け金具を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 本発明の他の実施例の単管パイプ用アタッチメントの二方受け金具を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 本発明の一実施例の単管パイプ用アタッチメントの三方受け金具を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 本発明の一実施例の単管パイプ用アタッチメントの四方受け金具を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 本発明の一実施例の単管パイプ用アタッチメントの八方受け金具を示し、(a)はその平面図、(b)はその側面図、(c)はその正面図である。 直方体状の架構の斜視図である。 図11の架構の一隅に位置する支柱用単管パイプと連結用単管パイプのつなぎ状態を示す斜視図である。 図11の架構の四隅に位置する支柱用単管パイプどうし間の中間に位置する支柱用単管パイプと連結用単管パイプのつなぎ状態を示す斜視図である。 図11の架構の内部中央に位置する支柱用単管パイプと連結用単管パイプのつなぎ状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づき説明する。
本発明に係る単管パイプ用アタッチメント1は、図1に示す一方受け金具2や図6、図7に示す二方受け金具3、図8に示す三方受け金具4、図9に示す四方受け金具5、あるいは図10に示す八方受け金具6などからなる。
そのうち、一方受け金具2は、図1〜図4に示すように、支柱用単管パイプ7に抜き差し可能に挿通固定される鉄パイプ等よりなる短管8と、この短管8の外周の一部に設けられ、横架材、手摺類あるいは筋交い等に兼用される鉄パイプ等よりなる連結用単管パイプ9の両端部に設けた楔形係合金具10が着脱可能に嵌合係止される楔受け部11とを備えてなる。
図1に示すように、一方受け金具2の楔受け部11は断面コの字形状に形成されて、短管8の外周一部に溶接等で一体的に結合されることで短管8の外面との間に楔形係合金具10の形状に対応する下方窄まり状でかつ上下貫通状の嵌合孔12を形成している。短管8の楔受け部11以外の任意箇所には固定用孔13が設けられ、この固定用孔13からねじ込まれる止めねじあるいはボルト14(図12〜図14参照)で短管8を支柱用単管パイプ7に対し固定するようにしている。
なお、固定の仕方が止めねじやボルト等に限られないことは言うまでもなく、固定用孔13の位置やその個数も図示のものに限られない。
図2に示すように、連結用単管パイプ9の両端部に設けられる楔形係合金具10は、略L字形状の楔形片10aと、この楔形片10aの基部を一端に保持し、連結用単管パイプ9の端部に外嵌固定される径を有する形の短管10bとを備えている。一方、図5に示すように、楔形係合金具10の短管10bは連結用単管パイプ9の端部に内嵌固定される径を有する形に形成することもできる。
図2に示す楔形係合金具10においては、短管10bには固定用孔15が設けられ、この固定用孔15からねじ込まれる止めねじあるいはボルト16(図13、図14参照)で短管10bを連結用単管パイプ9の端部に対し固定するようにしている。図5に示す楔形係合金具10においては、短管10bに設けた固定用孔15と連結用単管パイプ9の端部に設けた固定用孔18とを合わせ、この固定用孔18からねじ込まれる止めねじあるいはボルト(図示省略)で短管10bを連結用単管パイプ9の端部に対し固定するようにしている。これによると、現場等において長尺の連結用単管パイプ9を所望長さに切断したうえで、この切断端に楔形係合金具10を取り付けることができるため、現場において、必要な長さの連結用単管パイプをすぐに且つ容易に入手することができて便利である。尤も、固定の仕方がこれらに限られないことは言うまでもない。
なお、楔形係合金具10は、連結用単管パイプ9の両端部に溶接等で一体結合したものであってもよい。
図3及び図4に示すように、支柱用単管パイプ7の所望位置に挿通固定される一方受け金具2の楔受け部11の嵌合孔12に、連結用単管パイプ9の両端部に設けられる楔形係合金具10の楔形片10aが嵌合係止されることで、支柱用単管パイプ7と連結用単管パイプ9とがつながれる。
二方受け金具3は、図6に示すように、支柱用単管パイプ7に抜き差し可能に挿通固定される短管8の外周に、一対の、上記楔受け部11と同じ形状の楔受け部11を対称に溶接等で一体的に結合している。そのほかに、二方受け金具3は、図7に示すように、短管8の外周に一対の楔受け部11,11を互いに直交する向きになるように溶接等で一体的に結合するものもある。
三方受け金具4は、図8に示すように、支柱用単管パイプ7に抜き差し可能に挿通固定される短管8の外周に、楔受け部11を三方に溶接等で一体的に結合している。四方受け金具5は、図9に示すように、支柱用単管パイプ7に抜き差し可能に挿通固定される短管8の外周に、楔受け部11を四方に溶接等で一体的に結合している。そのほかに、図示省略するが、五方受け金具、六方受け金具、七方受け金具、あるいは図10に示すごとき八方受け金具6、さらに必要に応じて楔受け部11を九つ以上の方向に設ける受け金具を用意することもできる。
また、例えば三方受け金具4は図8に示すように、四方受け金具5は図9に示すように、それぞれ略90度間隔で、整然と設けられているが、被建築物の構造如何によっては、楔受け部11の設ける間隔を自在に異ならせてもよい。三方受け金具4を例にとると、例えば一つ目の楔受け部11から二つ目の楔受け部11までの角度が略130度で、二つ目の楔受け部11から三つ目の楔受け部11までの角度が略150度という風にしても、本発明の「楔受け部」に含まれる。
次に、本発明の上記のように構成した各種の単管パイプ用アタッチメント1(二方受け金具3,三方受け金具4,四方受け金具5)を用いた支柱用単管パイプ7の連結方法を、図11に例示するような作業台やビニールハウスなどに用いられる直方体状の架構17の組み立てに適用した場合の実施例について説明する。
架構17は、複数本の支柱用単管パイプ7を所定間隔で配置し、隣り合う支柱用単管パイプ7,7どうしを連結用単管パイプ9で連結して構成する。
すなわち、直方体状の架構17の四隅Aのそれぞれに位置する各支柱用単管パイプ7上においては、図12に示すように、単管パイプ用アタッチメント1として図7に示すような、短管8の外周に一対の楔受け部11,11を互いに直交する向きになるように溶接等で一体的に結合した二方受け金具3を使用する。その際、二方受け金具3を支柱用単管パイプ7上にて移動調整して、短管8の固定用孔13(図7(c)参照)からねじ込まれる止めねじあるいはボルト14で短管8を支柱用単管パイプ7の所望高さ位置に固定する。かくして、その二方受け金具3の楔受け部11に連結用単管パイプ9の楔形係合金具10の楔形片10aを嵌合係止する。
直方体状の架構17の四隅Aのそれぞれに位置する支柱用単管パイプ7,7どうし間の中間Bに位置する支柱用単管パイプ7上においては、図13に示すように、単管パイプ用アタッチメント1として図8に示すような、短管8の外周に楔受け部11を三方に溶接等で一体的に結合した三方受け金具4を使用する。その際、三方受け金具4を支柱用単管パイプ7上にて移動調整して、短管8の固定用孔13(図8(c)参照)からねじ込まれる止めねじあるいはボルト14で短管8を支柱用単管パイプ7の所望高さ位置、すなわち既に隅Aに配置した支柱用単管パイプ7上の二方受け金具3の取り付け高さと一致する高さ位置に固定する。かくして、その三方受け金具4の楔受け部11と二方受け金具3の楔受け部11に連結用単管パイプ9の両端部に固定した楔形係合金具10の楔形片10aを嵌合係止する。これにより隅Aに配置した支柱用単管パイプ7と中間Bに配置した支柱用単管パイプ7とを簡易且つ迅速に連結することができる。
直方体状の架構17の内部中央Cに位置する支柱用単管パイプ7上においては、図14に示すように、単管パイプ用アタッチメント1として図9に示すような、短管8の外周に楔受け部11を四方に溶接等で一体的に結合した四方受け金具5を使用する。その際、四方受け金具5を支柱用単管パイプ7上にて移動調整して、短管8の固定用孔13(図9(c)参照)からねじ込まれる止めねじあるいはボルト14で短管8を支柱用単管パイプ7の所望高さ位置、すなわち既に中間Bに配置した支柱用単管パイプ7上の三方受け金具4の取り付け高さと一致する高さ位置に固定する。かくして、その四方受け金具5の楔受け部11と三方受け金具4の楔受け部11に連結用単管パイプ9の両端部に固定した楔形係合金具10の楔形片10aを嵌合係止する。これにより中間Bに配置した支柱用単管パイプ7と内部中央Cに配置した支柱用単管パイプ7とを簡易且つ迅速に連結することができる。
このように、連結用単管パイプ9の両端部に固定した楔形係合金具10を、隣り合う支柱用単管パイプ7の単管パイプ用アタッチメント1(一方受け金具2,二方受け金具3,三方受け金具4,四方受け金具5など)の楔受け部11に嵌合係止するだけの簡単な操作で相隣り合う支柱用単管パイプ7,7同士を迅速に連結することができる。しかも、支柱用単管パイプ7上の複数の単管パイプ用アタッチメント1は、それぞれ個別に任意の高さに移動調整できるため、不陸や段差のある地表に配置される支柱用単管パイプ7どうしをもジャッキベースを用いることなく、またはジャッキベースを併用して連結用単管パイプ9で簡易に連結することができて有利である。加えて、支柱用単管パイプ7上の複数の単管パイプ用アタッチメント1のうちそのいずれかが繰り返し使用等により破損しても、その破損した単管パイプ用アタッチメントのみを取り替えればよく、極めて経済的である。
1 単管パイプ用アタッチメント
7 支柱用単管パイプ
8 短管
9 連結用単管パイプ
10 楔形係合金具
10a 楔形片
10b 楔形係合金具の短管
11 楔受け部

Claims (3)

  1. 支柱用単管パイプに抜き差し可能に挿通固定される短管と、この短管の外周の一部または複数個所に設けられ、連結用単管パイプの両端部に設けた楔形係合金具が着脱可能に嵌合係止される楔受け部とを備えていることを特徴とする、単管パイプ用アタッチメント。
  2. 前記楔形係合金具は略L字形状の楔形片と、この楔形片の基部を一端に保持する短管とを備えており、前記短管は、前記連結用単管パイプの両端部に内嵌もしくは外嵌固定される径を有する形に形成されている、請求項1記載の単管パイプ用アタッチメント。
  3. 支柱用単管パイプ同士を連結用単管パイプで連結するに際し、短管と、この短管の外周の一部または複数個所に設けられた楔受け部とを備えている単管パイプ用アタッチメントを用意し、該単管パイプ用アタッチメントの短管を前記支柱用単管パイプに抜き差し可能に挿通固定するとともに、前記楔受け部に前記連結用単管パイプの両端部に設けた楔形係合金具を着脱可能に嵌合係止することを特徴とする、単管パイプ用アタッチメントを用いた支柱用単管パイプの連結方法。
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