JP2011246262A - エレベーターの安全装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乗客数の増減によりかご全体の積載荷重が変動しても、常に所望の減速度の範囲内で減速されてかごが停止し、緩衝器の設計条件を満足するとともに、停止までの距離が従来の油圧緩衝器と同等な短いエレベーターの安全装置を得る。
【解決手段】エレベーターの安全装置は、塑性変形により衝突エネルギーを吸収するエレベーターの安全装置において、乗客無しから乗客満員までの積載荷重を複数の積載荷重帯に区分し、積載荷重帯毎のかごが衝突したとき該かごを所定の範囲内の減速度で減速する塑性変形を利用する複数の緩衝器と、上記かごの積載荷重が含まれる積載荷重帯に対応する上記緩衝器を特定する制御装置と、上記特定された緩衝器に上記かごが衝突するように選択する機構と、を備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、エレベーターのかごまたは釣合おもりが行き過ぎることにより昇降路ピットと衝突することを防止するために設けるエレベーターの安全装置に関するものである。
従来のエレベーターにおいては、かごまたは釣合おもりが昇降路ピットに衝突することを防止する安全装置として、バネ緩衝器または油圧緩衝器が用いられている。バネ緩衝器は低速運転のエレベーターに、油圧緩衝器は高速運転のエレベーターに用いられる。
バネ緩衝器は,安価に製造することができ、設置後の保守も不要であるが、衝突エネルギーをバネの弾性エネルギーとして蓄積するものであり、かごが緩衝器と衝突して停止した後、かごは上方向に跳ねあげられるため、高速のエレベーターに用いることができないという問題がある。
一方、油圧緩衝器は、衝突エネルギーを油の抵抗で消散するものであり、衝突後のかごの跳ね上がりを抑えることができるものの、所望の減速性能を得るために緩衝器の設計が複雑となり、またオリフィス部の加工精度が要求され、加工に手間がかかる問題がある。さらに、油の管理が必要といった問題もある。
この問題を解決する従来技術として、軸圧縮荷重を受けて塑性変形する中空円筒体の緩衝器が知られている(例えば、特許文献1または2参照)。
特許第3924163号公報 特開2002−317845号公報
従来のエレベーター用の塑性変形を利用する緩衝器では、ピットに設けた緩衝器がかご枠と衝突することにより塑性変形して、衝突エネルギーを吸収する構成となっている。
しかし、塑性変形を利用する緩衝器からかごが受ける反力は、かご全体の積載荷重に係わらずに常に一定である。そのため、乗客が乗っていない軽いかごの状態では、かごは早く停止し、かご停止までの平均減速度は1Gを超えてしまい、緩衝器の設計仕様を満足しないという問題がある。また、満員の乗客の場合は、かごの減速度は1G以下となるものの、停止距離が長くなり、停止までに従来の油圧緩衝器よりも長い距離が必要になるという問題も発生する。
この発明は、前記のような課題を解決するためになされたものであり、乗客数の増減によりかご全体の積載荷重が変動しても、常に所望の減速度の範囲内で減速されてかごが停止し、緩衝器の設計条件を満足するとともに、停止までの距離が従来の油圧緩衝器と同等な短いエレベーターの安全装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーターの安全装置は、塑性変形により衝突エネルギーを吸収するエレベーターの安全装置において、乗客無しから乗客満員までの積載荷重を複数の積載荷重帯に区分し、積載荷重帯毎のかごが衝突したとき該かごを所定の範囲内の減速度で減速する塑性変形を利用する複数の緩衝器と、上記かごの積載荷重が含まれる積載荷重帯に対応する上記緩衝器を特定する制御装置と、上記特定された緩衝器に上記かごが衝突するように選択する機構と、を備える。
この発明に係るエレベーターの安全装置は、乗客数の増減によるかご全体の積載荷重の変動に対して、常に所望の減速度の範囲内でかごを減速させることができ、エレベーターの安全装置に求められる仕様を満足することができる。また、かごがエレベーターの安全装置に衝突してから停止するまでの停止距離が従来の油圧緩衝器と同等とすることができるので、ピット寸法を変えることなく、従来の油圧緩衝器との置き換えが可能となる。
図1は、この発明に係るエレベーターの構成図である。 この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置の外観図である。 この発明の実施の形態1に係る緩衝器の斜視図である。 図3の緩衝器の緩衝器ストロークに対する緩衝器反力の関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態1に係る緩衝器にかごが衝突した後からの減速度、速度、距離の時間的変化を示すグラフである。 積載荷重が異なるかごが衝突した後からの減速度、速度、距離の時間的変化を示すグラフである。 かごの積載荷重に対応する緩衝器にかごが衝突したときの反力、減速度、停止距離を示すグラフである。 この発明の実施の形態1に係る他のエレベーターの安全装置の外観図である。 この発明の実施の形態2に係るエレベーターの安全装置の外観図である。 積載荷重に応じて緩衝器を選択する選択表を示す図である。 この発明の実施の形態3に係るエレベーターの安全装置の外観図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置の外観図である。 図12の緩衝器の緩衝器ストロークに対する緩衝器反力の関係を示すグラフである。 この発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置の一方の緩衝器が塑性変形する様子を示す図である。 この発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置の他方の緩衝器が塑性変形する様子を示す図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーターの安全装置の外観図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーターの安全装置の一方の緩衝器が塑性変形する様子を示す図である。 この発明の実施の形態5に係るエレベーターの安全装置の他方の緩衝器が塑性変形する様子を示す図である。 この発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置の外観図である。 この発明の実施の形態6に係るダンパーの形状を示す図である。 最小積載荷重のかごが最大衝突速度でこの発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置に衝突したときのかごの変位、速度、減速度を示すグラフである。 最大積載荷重のかごが最大衝突速度でこの発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置に衝突したときのかごの変位、速度、減速度を示すグラフである。
以下、本発明のエレベーターの安全装置の好適な実施の形態につき図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明に係るエレベーターの構成を示す図である。
この発明に係るエレベーターは、建物2に設けられた昇降路1、エレベーターのかご3、エレベーター機械室に設けられた巻上機4、巻上機4に巻き掛けられたロープ5、かご3とロープ5で連結される釣合おもり6、昇降路1の下部に設けられるかご側のエレベーターの安全装置100a、および、昇降路1の下部に設けられる釣合おもり側のエレベーターの安全装置100bを備える。
この発明に係るエレベーターでは、何らかの異常でかご3が最下階で停止せずに更に下降し続ける場合、かご3がかご側のエレベーターの安全装置100aに衝突することにより、かご3の速度を減速し所定の距離だけ下降した後で停止させる。
一方、かご3が最上階で停止せずに更に上昇し続ける場合は、釣合おもり6が釣合おもり側のエレベーターの安全装置100bに衝突することにより、かご3の上昇を抑える。なお、以下の説明では、かご側のエレベーターの安全装置100aと釣合おもり側のエレベーターの安全装置100bは緩衝動作は同様であるので、かご側のエレベーターの安全装置100aだけに付いて説明する。
図2は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置の構成図である。
この発明の実施の形態1に係るかご側のエレベーターの安全装置は、図2に示すように、ピット7に直列に並べられて設置される6本の緩衝器8A〜8F、かご3の下部に取り付けられる断面がコの字状の2個の枠10A、10B、緩衝器8A〜8Fの上方を緩衝器8A〜8Fの配列の方向に枠10A、10Bのリブをスライドするプレート11、プレート11を緩衝器8A〜8Fの配列の方向に移動させる駆動ワイヤ12、駆動ワイヤ12を走行させる駆動装置13、および、駆動装置13を制御する制御装置9を備える。
緩衝器8A〜8Fは、緩衝器反力が異なり、かご3の積載荷重を乗客なしから乗客満員のときの積載荷重を6分割し、積載荷重がA以上〜B未満、B以上〜C未満、C以上〜D未満、D以上〜E未満、E以上〜F未満、F以上のとき緩衝器8A〜8Fがそれぞれ選択される。
枠10A、10Bは、緩衝器8A〜8Fの上面と重ならないように、隙間を空けて並列に配置されている。
プレート11は、緩衝器8A〜8Fの上面の直上の6つの位置に停止される。
駆動装置13は、制御装置9から送られてくる位置情報に従って、所望の緩衝器8A〜8Fの上面の直上の位置にプレート11を移動させる。
制御装置9は、図示しない秤装置から送られてくるかご3の積載荷重に対応する緩衝器反力を有する緩衝器8A〜8Fを選択し、選択した緩衝器8A〜8Fに対応する位置情報を駆動装置13に指令する。
図3は、この発明の実施の形態1に係る緩衝器の形状を示す外観図である。図4は、図3の緩衝器にかごが衝突したときのかごの減速度、速度、変位を示すグラフである。
緩衝器8A〜8Fは、図3に示すように、中空の角パイプで構成される。また、隣接する側面が交わる角部分には、切り欠きまたは窪みで構成されるクラッシュビード18が設けられている。
プレート11がいずれかの緩衝器8A〜8Fに衝突すると、緩衝器8A〜8Fは、クラッシュビード18を起点として、座屈変形が生じ、続いて折り畳み変形が生じる。この時生じる座屈変形および折り畳み変形(以下、合わせて塑性変形と称す。)によって消費されるエネルギーが、衝突エネルギーを吸収し、かご3を停止させる。
緩衝器8A〜8Fに設けられるクラッシュビード18の種類には特に限りがあるわけではないが、ここでは3種類の緩衝器を例示する。図4は、緩衝器にかごが衝突したときのかごが受ける緩衝器反力を縦軸にし、緩衝器ストロークを横軸にして表したグラフである。
図3(a)に示す第1の緩衝器8では、大きさが同じクラッシュビード18が角パイプの軸方向に等間隔に設けられている。この場合、図4(a)に示すように、クラッシュビード18が座屈変形する際に高い緩衝器反力が発生し、その後の折り畳み変形では緩衝器反力が低下する。この座屈変形と折り畳み変形とが交互に、かご3が停止するまで繰り返される。そのため、第1の緩衝器8で発生する緩衝器反力は、かご3の積載荷重や衝突時の速度によらず、破線で示すようにほぼ一定の値Fを示す。
図3(b)に示す第2の緩衝器8では、大きさが同じクラッシュビード18が角パイプの軸方向の上部と下部で異なった間隔で設けられている。すなわち、上部の間隔P1は、下部の間隔P2よりも狭くなっている。そのため、間隔の狭い上部から座屈変形が進行し、このときの緩衝器反力はF1となる。さらに座屈変形と折り畳み変形が進行し間隔P2の領域になると、変形するのに間隔P1の部分より大きな力が必要となるため、緩衝器反力は増加してF2となる。これにより、第2の緩衝器8の緩衝器反力は、図4(b)に示すように、2段の構成となる。
図3(c)に示す第3の緩衝器8では、角パイプの軸方向の最も上部に設けられるクラッシュビード18の大きさが大きく、角パイプの下端に近づくほど次第に小さくなっている。これにより、図4(c)に示すように、緩衝器反力は衝突直後は小さく、変形の進行とともに緩衝器反力が増加していく。
このように、クラッシュビード18の設け方を変えることにより、反力曲線を自在に設計することが可能である。
次に、塑性変形を利用する緩衝器8を単独に1個用いてかご3を減速させる場合のかご3の動きについて説明する。簡単のために、緩衝器反力は図4(a)の破線で示すように、一定値Fとする。
この場合、かご3の運動方程式は式(1)で与えられる。ここで、mはかご3の積載荷重を含むかごの質量、xは上向きを正とするかご3の変位、gは重力加速度である。式(1)より,緩衝器8に衝突後のかご減速度aは式(2)で与えられる。式(2)より、かご減速度aは一定値で、かご積載荷重を含むかごの質量mの関数となることが分かる。
Figure 2011246262
緩衝器8に衝突直後(時刻t=0)のかご3の変位x(0)と速度−Vを式(3)、式(4)とすると、式(2)から時刻tにおける速度と距離(ストローク)は式(5)と式(6)から求められる。式(2)、(5)、(6)から求まる減速度a、速度v、距離xを図5に示す。図5は、かご3の減速度が一定の場合のかご3が停止するまでのかご3の速度と距離を示すグラフである。
Figure 2011246262
緩衝器8の仕様として、かご3の減速度は1G以下でなければならない。そこで、ある積載荷重を含むかごの質量Mにおいて式(7)で表すように減速度aが重力加速度gと等しくなるように緩衝器反力Fを式(8)、(9)に基づいて設定する。
Figure 2011246262
このときのかご3の応答を図6の実線で示す。図6は、かご3の積載荷重を含むかごの質量が異なる場合のかご3が停止するまでのかご3の速度と距離を示すグラフである。
もし、かご積載荷重mにおけるかごの積載荷重がMより大きいと、式(10)の関係から、図6の点線で示すように、かご減速度aが1Gより小さくなり、かご3が停止するのに要する時間が長くなり、かご3が停止する距離が長くなる。
Figure 2011246262
一方、かご質量mにおけるかごの積載荷重がMより小さいと、式(11)の関係から、図6の破線で示すように、かご減速度が1Gより大きくなり、かご3が停止するのに要する時間が短くなり、かご3が停止する距離が短くなる。
Figure 2011246262
このように、塑性変形を利用した図3の緩衝器8を単独で使用すると、かご3の積載荷重に応じてかご3の減速特性が変化する。よって、乗客が乗っていない場合と満員の乗客が乗っている時では、かご3全体の積載荷重が大きく異なるので、緩衝器8を単独で使用するだけではかご3が停止するまでに移動するストロークは大きく変化する。
図7は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置にかごが衝突したときにかごが受ける緩衝器反力、かごの減速度、かごの停止距離をかごの積載荷重に対して示すグラフである。
この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置では、緩衝器反力が異なる6個の塑性変形を利用する緩衝器8A〜8Fを使用し、かご3の積載荷重に対応させて緩衝器8A〜8Fを選択している。
かご3の積載荷重に対応させて緩衝器8A〜8Fを選択する様子を図示すると、図7(a)となる。緩衝器8A〜8Fは、緩衝器8A〜8Fにかご3が衝突したときかご3の減速度が所定の範囲内になるように、かご3の積載荷重A〜Fに対応している。また、緩衝器8A〜8Fにそれぞれ対応する積載荷重A〜Fのかご3が衝突したとき、同じように衝突開始から距離Sだけ下降した地点でかご3が停止する。
積載荷重の変化に対するかご3の減速度は、式(2)を用いることにより、図7(b)に示すように、積載荷重が大きくなるに従って減速度が小さくなる。そして、かご3が停止するまでに下降したストロークは、図7(c)に示すように、積載荷重が大きくなるに従ってストロークが大きくなる。減速度が1Gで減速するとストロークSで停止するので、減速度が1G未満で減速するとストロークcSで停止する。そしてcSはSを超えているので、cは1を超えている。
積載荷重が増加するに従って減速度が減少しストロークが長くなるので、ストロークcSがピット7の寸法から許容される許容値に達したとき次に緩衝器反力の大きな緩衝器8にかご3が衝突するように緩衝器8を選択する。
このように緩衝器反力が異なる6個の緩衝器8A〜8Fを積載荷重に対応して選択しかご3が衝突するようにするので、乗客が乗っていない場合から満員の乗客が乗っている場合でもかご3の減速度が1G以下で所定の下限値以上の間でかご3が停止するとともに、かご3がピット7の寸法から許容される許容値以下のストロークで停止する。
なお、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置では、緩衝器8A〜8Fに衝突するプレート11を駆動ワイヤ12を介して移動しているが、図8に示すように、プレート11を駆動装置13で直接回転させる構成としても良い。図8は、この発明の実施の形態1に係る他のエレベーターの安全装置の構成図である。
このように、簡単な構成の塑性変形によりかご3を停止する6個の緩衝器8A〜8Fをピット7に設け、かご3の積載荷重に応じて緩衝器8A〜8Fを選択する簡単な駆動装置13を備えることにより、かご3の積載荷重の変化にも係わらず、一定範囲の減速度および一定範囲のストロークでかご3を停止させることができるとともに、油の使用をなくすことができる。
また、既存のかご構造からの変更を少なくして、緩衝器8を適用することができる。
また、かご床の沈み込みなど、かご重量の変化を容易に選択機構の駆動装置に伝達することができる。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2に係るエレベーターの安全装置の構成を示す図である。
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの安全装置は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置と緩衝器8の個数が6個から4個と減らされたことと第2のプレート14と第2の駆動装置15を追加したことが異なり、それ以外は同様であるので、同様な部分に同じ符号を付記し説明を省略する。
4つの緩衝器8A〜8Dは、緩衝器反力がそれぞれ異なり、対応する緩衝器反力は積載荷重を最も小さいものAから最も大きいFに並べると、対応する緩衝器は緩衝器8B単独、緩衝器8C単独、緩衝器8D単独、緩衝器8Aと緩衝器8B、緩衝器8Aと緩衝器8C、緩衝器8Aと緩衝器8Dとなる。
プレート11は、駆動装置13により直接回転されることにより緩衝器8B、緩衝器8C、緩衝器8Dの上面の真上の位置に位置設定される。
第2のプレート14は、第2の駆動装置15により往復されることにより緩衝器8Aの上面の真上の位置と緩衝器8A〜8Dのいずれの上面の真上を外した位置の間を駆動される。
図10は、かごの積載荷重帯に対する緩衝器の選択表である。
制御装置9Bは、秤装置から入力される積載荷重に基づいて図10に示す選択表から該当する緩衝器8A〜8Dを抽出し、抽出した緩衝器8B〜8Dの位置情報を駆動装置13に送り移動を指示するとともに緩衝器8Aが抽出されたとき緩衝器8Aの位置情報を第2の駆動装置15に送り移動を指示する。
この発明の実施の形態2に係るエレベーターの安全装置は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置と同様に、乗客が乗っていない場合から満員の乗客が乗っている場合でもかご3の減速度が1G以下で所定の下限値以上の間でかご3が停止するとともに、かご3がピット7の寸法から許容される許容値以下のストロークで停止することができ、さらに積載荷重が大きいときには複数の緩衝器8にかご3が衝突して停止するので、緩衝器8の数を減らすことができる。
実施の形態3.
図11は、この発明の実施の形態3に係るエレベーターの安全装置の構成を示す図である。
この発明の実施の形態3に係るエレベーターの安全装置は、かご3の下部に回転自在に支持される回転テーブル16、回転テーブル16の下面に固定される4つの緩衝器8A〜8D、回転テーブル16を回転する駆動装置13、ピット7に設けられるバッファ受け台17、および、秤装置から得る積載荷重から該当する緩衝器8A〜8Dを選択するとともに駆動装置13に指示して選択した緩衝器8A〜8Dをバッファ受け台17の直上に位置させる制御装置9Cを備える。
この発明の実施の形態3に係るエレベーターの安全装置は、この発明の実施の形態1に係るエレベーターの安全装置と同様に、乗客が乗っていない場合から満員の乗客が乗っている場合でもかご3の減速度が1G以下で所定の下限値以上の間でかご3が停止するとともに、ピット7にバッファ受け台17のみを設ければ良いので、ピット7での保守作業スペースを広く確保することができる。
なお、この発明の実施の形態3に係るエレベーターの安全装置では、駆動装置13をかご3に設けているが、かご3の下部に緩衝器8A〜8Dを固定し、ピット7に設けるバッファ受け台17を回転テーブル16の上に設置し、回転テーブル16を回転する駆動装置13をピット7に設けても、同様の効果が得られる。駆動装置13を、かご側に設置しないため、かご重量の増加を抑えることができる。
実施の形態4.
図12は、この発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置の構成を示す図である。図13は、この発明の実施の形態4における緩衝器の反力パターンを表す説明図である。図14、図15はこの発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置の動作状態を示す説明図である。
この発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置は、図3(b)に示すような緩衝器反力が途中で変化する2個の緩衝器8c、8d、緩衝器8cが搭載されるとともにピット7の床に配置される緩衝器台33、緩衝器台33のブレース34を連結する締結スイッチ35、緩衝器8dが搭載されるガイド31、ガイド31を上方に付勢するバネ32、ガイド31を垂直に案内するレール30、36、レール36をピット7の壁から引き離すバネ38、および、レール36の下端をピット7の壁に締結する締結スイッチ37を備える。
緩衝器8c、8dのそれぞれの2段目で減速する開始位置を、図13に示すように、Pc、Pdとし、緩衝器8c、8dが発生する反力をF1c、F2c、F1d、F2dとする。
次に、この発明の実施の形態4に係るエレベーターの安全装置の動作を説明する。
かご3の速度が緩衝器8c、8dの切替速度Vよりも速いときには、緩衝器8cのみが反力を発生し、塑性変形によりかご3を減速させる。この時、緩衝器8dは、レール30、36とガイド31で上下に移動可能で、緩衝器8dはガイド31を介してバネ32で垂直方向に移動自在に支持されている。そのため、図14に示すように、緩衝器8d自体は塑性変形しない。なお、バネ32の縮みによってかご3が受ける反力は、緩衝器8cで発生する緩衝器反力よりも十分小さな値となっている。
緩衝器8cによりかご3が減速し、切替速度Vまで低下すると、緩衝器8cを支える緩衝器台33のブレース34を連結する締結スイッチ35が外れ、図15に示すように、緩衝器台33が倒れ込む。これにより、緩衝器8cはかご3への反力を発生しなくなる。一方、緩衝器8d側では、図15に示すように、レール36を拘束している締結スイッチ37が外れることにより、レール36がバネ38の押し付け力でガイド31を水平に押すことにより反対側のレール30とガイド31の隙間が狭まる。これにより、緩衝器8dのバネ32による下降が止まり、かご3は緩衝器8dの塑性変形による緩衝器反力を受ける。
このように、切替速度Vによって、かご3が受ける反力は,緩衝器8cから緩衝器8dに切り替わる。ここで、切替速度VおよびPc、Pd、F1c〜F2dを適切に設定することにより、全ての荷重および衝突速度の変動範囲に対して、かご3の変位および減速度の条件を満たすことができる。
このように、2段減速する緩衝器8c、8dを2台設置し、そのうち一方の緩衝器8cのみが最初に緩衝器として作用し、かご3の衝突速度が設定速度に低下すると、別の緩衝器8dに切り替わることで、かご3の積載荷重の変化によらず、一定範囲の減速度および一定範囲の変位で,かご3を停止させることができる。
なお、緩衝器8c、8dを図3(c)のような緩衝器反力を有する緩衝器としても、同様の効果が得られる。
実施の形態5.
図16は、この発明の実施の形態5に係るエレベーターの安全装置の構成を示す図である。
この発明の実施の形態5に係るエレベーターの安全装置は、図3(b)に示すような緩衝器反力が途中で変化する2個の緩衝器8c、8d、緩衝器8c、8dがそれぞれ搭載される緩衝器台39c、39d、緩衝器台39c、39dを支持するバネ40c、40d、
緩衝器台39dの側面に当接して下方への動きを止めるストッパ41、ストッパ41を緩衝器39c側に付勢するバネ43、ストッパ41をピット7の壁に締結して緩衝器8dの下降をストッパ41により止める締結スイッチ42を備える。
緩衝器39c、39dは切頭の円錐体であり、底面が上を向くように配置されている。
ストッパ41では切頭の円錐体が円柱の上に配置され、円柱の底面にはコロ44が設けられている。
次に、この発明の実施の形態5に係るエレベーターの安全装置の動作を説明する。
かご速度が緩衝器8c、8dの切替速度Vよりも速いときには、図17に示すように、かご3が緩衝器8dのみから緩衝器反力を受け、緩衝器8dの塑性変形によりかご3を減速させている。この時、緩衝器8cと緩衝器台39cは上下に移動可能にバネ40cにより支持されているので、緩衝器8c自体は塑性変形しない。
一方、緩衝器8dも同様にバネ40dにより支持されているが、緩衝器台39dが下降する動きがストッパ41で拘束されているため、かご3が緩衝器8c、8dと衝突すると、緩衝器8dのみが塑性変形することにより、かご3を減速させる。なお、バネ40cの縮みによりかご3が受ける反力は、緩衝器8dで発生する反力よりも十分小さな値となっている。
緩衝器8dによりかご3が減速し、切替速度Vまで低下すると、緩衝器台39dの下降を拘束しているストッパ41が締結スイッチ42が外れることによりバネ43から受ける水平力で緩衝器8c側にコロ44に乗って移動する。これにより、緩衝器台39dは下降可能になり、緩衝器8dの塑性変形はこれ以上進行しない。
一方、図18に示すように、ストッパ41はバネ43により緩衝器8c側に移動し、ストッパ41の切頭の円錐体の側面が緩衝器台39cの切頭の円錐体の側面に係合することにより、緩衝器台39cの下降の動きが封じられる。そこで、緩衝器8cが塑性変形してかご3に緩衝器反力を与えて減速させる。
このように、切替速度Vを下回った時点でかご3を減速する緩衝器反力を発する緩衝器が緩衝器8dから緩衝器8cに切り替るので、かご3の積載荷重の変化によらず、かご3を所定の範囲内の減速度で減速させることができるとともに、かご3を所定の範囲内の変位で停止させることができる。
実施の形態6.
図19は、この発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置の構成を示す図である。図20は、この発明の実施の形態6に係るダンパーの形状を示す図である。
この発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置は、ピット7に配置される塑性変形を利用する緩衝器8およびダンパー50を備える。
ダンパー50は、図20に示すように、かご3が衝突すると下降するプランジャ53、プランジャ53が中で下降するシリンダ52、および、減衰効果を与えるオリフィス51を備える。オリフィス51は、速度に比例する反力を発生するが、速度の2乗に比例する反力を発生するものでも良い。
式(1)の右辺を一般化力Wとして、ダンパー50は速度比例の減衰力を発生するのでそれに従って設計する。一般化力Wは、緩衝器8とダンパー50の組み合わせで式(12)で表される。ここで、Q、cはともに一定値である。式(12)を式(1)に代入すると式(13)となる。Q/mをfと置き換えて式(13)を整理すると、式(14)となる。
Figure 2011246262
式(14)の右辺を0としたときの一般解x(t)は、cfをλとすると式(15)となる。また、式(14)の特解x(t)は式(16)となる。式(15)、式(16)より、初期条件式(3)、式(4)を考慮した場合の解x(t)は式(17)となる。
Figure 2011246262
式(17)の変位から得られる速度は式(18)で表される。
式(18)から、速度はf/λに漸近することが分かる。ここで、時刻t0がV/Gの時に、速度が0になるようにfを定めると、平均減速度1Gとなり条件を満たす。このとき、γをcVとすると、fは式(19)、Qは式(20)となる。
Figure 2011246262
式(20)より、かご3の積載荷重を含むかご質量m、衝突速度Vが決まれば、緩衝器8の反力Qを設定することができる。しかし、式(20)のままでは、図6と同様に、積載荷重の変動に対応することができない。そこで、緩衝器8として、緩衝器8の反力が途中で切り替わる、2段減速で構成される図3(b)を用いる。
最小荷重で最大衝突速度のときに、1段目の減速区間内で停止するように、図4(b)の反力F1を決めると、式(20)は式(21)となる。
Figure 2011246262
2段目の減速区間に切り替わる位置をPとすると、P、γ、F2を適切に設定することにより、全ての積載荷重および衝突速度の変動範囲内で、緩衝器8のストロークおよび減速度の条件を満たすことができる。
図21は、最小積載荷重のかご3が最大衝突速度でこの発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置に衝突したときのかご3の変位、速度、減速度を示す。図22は、最大積載荷重のかご3が最大衝突速度でこの発明の実施の形態6に係るエレベーターの安全装置に衝突したときのかご3の変位、速度、減速度を示す。なお、図21、図22では、一定減速度1Gで減速したときの衝突速度V、停止する距離x0、停止時間t0に対する比率で表す。これより、停止時間の比は1以上、停止距離の比は1以下となっており、エレベーターの安全装置の減速度および停止距離の条件を満足していることが分かる。
このように、2段減速の塑性変形を利用する緩衝器8と速度比例の減衰力を発生するダンパー50を並列に設置することで、かご3の積載荷重の変化によらず、かご3を所定の範囲内の減速度で減速するとともにかご3を所定の範囲内のストロークで停止することができる。
なお、塑性変形を利用する緩衝器8を図3(b)の2段減速の緩衝器8の代わりに、図3(c)のように緩衝器ストロークに従って反力が増加していく緩衝器8を用いても良い。
1 昇降路、2 建物、3 かご、4 巻上機、5 ロープ、6 釣合おもり、7 ピット、8 緩衝器、9、9B、9C 制御装置、10A、10B 枠、11 プレート、12 駆動ワイヤ、13 駆動装置、14 プレート、15 駆動装置、16 回転テーブル、17 バッファ受け台、18 クラッシュビード、30、36 レール、31 ガイド、32、38、40c、40d、43 バネ、33、39c、39d 緩衝器台、34 ブレース、35、37、42 締結スイッチ、41 ストッパ、44 コロ、50 ダンパー、51 オリフィス、52 シリンダ、53 プランジャ、100 エレベーターの安全装置。

Claims (10)

  1. 塑性変形により衝突エネルギーを吸収するエレベーターの安全装置において、
    乗客無しから乗客満員までの積載荷重を複数の積載荷重帯に区分し、
    積載荷重帯毎のかごが衝突したとき該かごを所定の範囲内の減速度で減速する塑性変形を利用する複数の緩衝器と、
    上記かごの積載荷重が含まれる積載荷重帯に対応する上記緩衝器を特定する制御装置と、
    上記特定された緩衝器に上記かごが衝突するように選択する機構と、
    を備えることを特徴とするエレベーターの安全装置。
  2. 上記複数の緩衝器は、ピットに配置されることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの安全装置。
  3. 上記複数の緩衝器は、かご下に配置されることを特徴とする請求項1に記載のエレベーターの安全装置。
  4. 上記選択する機構は、上記かご下に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベーターの安全装置。
  5. 上記選択する機構は、ピットに配置されることを特徴とする請求項1または3に記載のエレベーターの安全装置。
  6. 塑性変形により衝突エネルギーを吸収するエレベーターの安全装置において、
    塑性変形によりかごに対して反力を発生する複数の緩衝器と、
    上記かごの減速途中の速度に応じて上記緩衝器を切り替える機構と、
    を備えることを特徴とするエレベーターの安全装置。
  7. 上記緩衝器は、上記かごを減速させる反力が少なくとも2段階で変化することを特徴とする請求項6に記載のエレベーターの安全装置。
  8. 塑性変形により衝突エネルギーを吸収するエレベーターの安全装置において、
    塑性変形によりかごに対して反力を発生する緩衝器と、
    上記かごの速度に応じて反力が変化するダンパーと、
    を備えることを特徴とするエレベーターの安全装置。
  9. 上記緩衝器は、上記かごを減速させる反力が少なくとも2段階で変化することを特徴とする請求項8に記載のエレベーターの安全装置。
  10. 上記ダンパーは、上記かごの速度または速度の2乗に比例した反力を発生することを特徴とする請求項8または9に記載のエレベーターの安全装置。
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