JP2011242513A - 撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切に無線通信を行う撮影システムを提供すること。
【解決手段】撮影システムは、通信機能を有するカメラ30と、カメラ30との間で第1の通信を行う第1通信アダプタ10と、第1通信アダプタ10との間で第2の通信を行う第2通信アダプタ10Aと、第2通信アダプタ10Aとの間で第3の通信を行う第1撮影用照明装置20Aと、を備え、第1、第2、第3の通信は、互いに非同期に行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影システムに関する。
無線通信を介して接続される装置間で、処理の同期をとる技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1によれば、マスター電子閃光装置が複数のリモート電子閃光装置に対して個別に発光確認パケットを送信し、発光確認パケットを受けたリモート電子閃光装置がマスター電子閃光装置へ報告パケットを送信する。
特開2008−32909号公報
従来技術では、マスター電子閃光装置が1つのリモート電子閃光装置との間でパケットの通信を行ってから他のリモート電子閃光装置との間でパケットの通信を行う。もし、あるリモート電子閃光装置との間でパケットの通信に失敗した(送受が終了しない)場合に、他のリモート電子閃光装置との通信を開始できずに処理が遅延するという問題があった。
本発明による撮影システムは、通信機能を有するカメラと、カメラとの間で第1の通信を行う第1通信アダプタと、第1通信アダプタとの間で第2の通信を行う第2通信アダプタと、第2通信アダプタとの間で第3の通信を行う第1撮影用照明装置と、を備え、第1、第2、第3の通信は、互いに非同期に行われることを特徴とする。
本発明によれば、適切に無線通信を行う撮影システムを提供できる。
本発明の一実施の形態による撮影システムの構成を説明する図である。 カメラ、マスター無線アダプタ、リモート無線アダプタ、および電子閃光装置の構成を例示するブロック図である。 撮影システムが行う通信を説明する図である。 通信パケットを説明する図である。 本実施形態による通信パケットを例示する図である。 変形例3の構成を例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による撮影システムの構成を説明する図である。この撮影システムは、マスター無線アダプタ10を装着したカメラ30と、リモート無線アダプタ10Aを装着した電子閃光装置20Aとを有する。マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Aとは、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはZigBee(登録商標)などの規格に従って無線通信を行う。
また、電子閃光装置20Aと別に、リモート無線アダプタ10Bを装着した電子閃光装置20Bと、リモート無線アダプタ10Cを装着した電子閃光装置20Cとを有する。マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10B、およびマスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Cは、それぞれ上記規格に従って無線通信を行う。
リモート無線アダプタ10Aは、リモート無線アダプタ10Bおよびリモート無線アダプタ10Cと同様に構成され、電子閃光装置20Aは、電子閃光装置20Bおよび電子閃光装置20Cと同様に構成されている。
マスター無線アダプタ10は、カメラ30のアクセサリシューと嵌合するカメラ取り付け脚を有し、該カメラ取り付け脚によってカメラ30に装着される。リモート無線アダプタ10Aは、電子閃光装置20Aのカメラ取り付け脚と嵌合するアクセサリシューを有し、該アクセサリシューによって電子閃光装置20Aに装着される。
電子閃光装置20Aがカメラ取り付け脚を有するのは、電子閃光装置20Aをカメラ30のアクセサリシューに直接装着して使用することも可能であるからである。電子閃光装置20Aをカメラ30に直接装着した場合は、該アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して電子閃光装置20Aおよびカメラ30間で有線通信するので、無線通信は行わない。
本実施形態は、電子閃光装置20Aとカメラ30との間で無線通信する使用態様に特徴を有するので、以降の説明は、電子閃光装置20Aにリモート無線アダプタ10Aが装着され、カメラ30にマスター無線アダプタ10が装着される場合を中心に行う。
なお、図1に例示したシステムは、1台のカメラ30と3台の電子閃光装置20A〜20Cで構成する増灯システムであるが、電子閃光装置の数は3台でなくてもよく、5台でも1台でもよい。
図2は、カメラ30、マスター無線アダプタ10、リモート無線アダプタ10A、および電子閃光装置20Aの構成を例示するブロック図である。マスター無線アダプタ10およびリモート無線アダプタ10Aは、その構成を同一にしたため、両無線アダプタ間で対応するブロックに対して同一符号を付与している。
また、図示を省略しているが、リモート無線アダプタ10Bおよび電子閃光装置20Bの構成と、リモート無線アダプタ10Cおよび電子閃光装置20Cの構成は、それぞれリモート無線アダプタ10Aおよび電子閃光装置20Aの構成と同様である。
図2において、電子閃光装置20Aは、キセノン管などの発光管201と、発光制御回路202と、CPU203とを含む。また、リモート無線アダプタ10Aおよびマスター無線アダプタ10は、それぞれ、アンテナ101と、周波数ダウンコンバータ102と、変調送信回路103と、復調回路104と、検出器105および109と、発振器106と、バッファメモリ107および110と、CPU108とを含む。
カメラ30は、撮影レンズ301と、シャッタ302と、撮像素子303と、測光センサ304と、シャッタ駆動装置305と、CPU306と、操作部材(レリーズスイッチ含む)307とを備える。
<有線通信1>
図3は、上述した撮影システムが行う通信を説明する図である。図3において左側の有線通信1は、カメラ30がマスター無線アダプタ10との間で行う有線通信を表し、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して行われる。この有線通信1は、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)との間で行う無線通信と無関係に(つまり非同期)、所定時間間隔(たとえば、100msec)ごとに循環的に、所定の通信速度(たとえば、62.5kbps)により行う。ここで、「同期」とは、複数の処理(本例では有線通信1と無線通信、または無線通信と有線通信2)の実行タイミングについて時間軸上の基準点を揃えることであり、複数の処理を常に所定時間差を設けて行う場合や、複数の処理を常に同時に行う場合を含む。一方、「非同期」とは上記「同期」に該当しない場合であり、一方の処理を他方の処理の実行タイミングにかかわらず行うことをいう。
カメラ30とマスター無線アダプタ10との間の通信は、通常、カメラ30がマスター無線アダプタ10へコマンドおよびデータを送信し、これを受信したマスター無線アダプタ10がカメラ30へ返信(ack)する。コマンドには、電子閃光装置20Aに対するもの、電子閃光装置20Bに対するもの、電子閃光装置20Cに対するものが含まれる。
<無線通信>
図3において中央の無線通信は、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A(リモート無線アダプタ10B、またはリモート無線アダプタ10C)との間で行う無線通信を表す。この無線通信は、マスター無線アダプタ10がカメラ30との間で行う有線通信1と無関係に(つまり非同期)、所定時間間隔(たとえば、30msec)ごとに循環的に、所定の通信速度(たとえば、250kbps)により行う。
ここで、無線通信の頻度は、有線通信1および後述する有線通信2の通信頻度よりも高くする。本実施形態ではマスター無線アダプタ10が3台のリモート無線アダプタと無線通信するので、有線通信1(有線通信2)の待機時間(次回の有線通信1(有線通信2)を行うまでの待ち時間)に、3台のリモート無線アダプタと無線通信するためである。なお、無線通信および有線通信1(有線通信2)は非同期のため、有線通信1(有線通信2)の待機時間だけでなく、有線通信1(有線通信2)の途中で無線通信する場合も生じる。
マスター無線アダプタ10は、通常、リモート無線アダプタ10Aとの間で所定パケットの通信を行うと、リモート無線アダプタ10Aに代えてリモート無線アダプタ10Bとの間で所定パケットの通信を行う。パケットについては後述する。そして、リモート無線アダプタ10Bとの間で所定パケットの通信を行うと、リモート無線アダプタ10Bに代えてリモート無線アダプタ10Cとの間で所定パケットの通信を行う。以降同様に、リモート無線アダプタ10Cに代えて、再びリモート無線アダプタ10Aとの間で所定パケットの通信を行う。このように、マスター無線アダプタ10は時分割でリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)との間の通信を繰り返す。
マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)との間の通信は、通常、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へコマンドおよびデータの双方、またはコマンドのみを送信し、これを受信したリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)がマスター無線アダプタ10へ返信(ack)またはデータを返す。コマンドには、通信相手のリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対するものが含まれる。
<有線通信2>
図3において右側の有線通信2は、各リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)が電子閃光装置20A(20Bまたは20C)との間で行う有線通信を表し、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して行われる。この有線通信2は、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)がマスター無線アダプタ10との間で行う無線通信と無関係に(つまり非同期)、所定時間間隔(たとえば、100msec)ごとに循環的に、所定の通信速度(たとえば、62.5kbps)により行う。
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)と電子閃光装置20A(20Bまたは20C)との間の通信は、通常、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)が電子閃光装置20A(20Bまたは20C)へコマンドおよびデータの双方、またはコマンドのみを送信し、これを受信した電子閃光装置20A(20Bまたは20C)がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へ返信(ack)またはデータを返す。コマンドには、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対するものが含まれる。
本実施形態による上記有線通信1および有線通信2は、アクセサリシューを介して直接接続された機器間で行われるため、通常の使用態様において通信障害は生じない。これに対し、上記無線通信においては、たとえば、リモート無線アダプタ10A(電子閃光装置20A)がカメラ30との通信可能範囲の外へ離されてしまった場合や、他の機器が発した電波(ノイズ)の影響を受けた場合には、リモート無線アダプタ10Aがカメラ30からのコマンドを受信できなかったり、カメラ30がリモート無線アダプタ10Aからの返信を受信できなかったりすることがある。
<タイムアウト処理1>
そこで、マスター無線アダプタ10は、コマンドのみを送信したリモート無線アダプタ10A(10Bおよび10C)からの返信が所定時間(たとえば、30msec)経過しても受信できない場合に、当該通信は失敗したとして諦めて次の処理へ進む。図3において「※1」は、リモート無線アダプタ10Bからのデータの返信が遅延した例を示す。この場合のマスター無線アダプタ10は、データが30msec以内に返信されている場合は受信するが、30msecより遅い場合は受信しない(待たずに次処理を行う)。
マスター無線アダプタ10は、通信に失敗した後にカメラ30から要求されたデータが当該通信に失敗したリモート無線アダプタ10B(電子閃光装置20B)に関するものである場合、直近の通信時にリモート無線アダプタ10Bから受信したデータをカメラ30へ送る。
マスター無線アダプタ10はさらに、次回のリモート無線アダプタ10Bとの通信時に前回の失敗時と同じコマンドを再度リモート無線アダプタ10Bへ送信する。このような再度の送信(リトライ)は、所定回数(たとえば、3回)行い、所定回数のリトライを行ってもリモート無線アダプタ10Bからの返信を受信できない場合は、リモート無線アダプタ10Bとの通信は不能と判断してリトライを終了する。通信不能を判断した場合は、カメラ30から当該リモート無線アダプタ10B(電子閃光装置20B)に関するデータを要求された場合、通信に失敗した旨を含むデータをカメラ30へ送る。
<タイムアウト処理2>
マスター無線アダプタ10は、コマンドおよびデータの双方、またはデータのみを送信したリモート無線アダプタ10A(10Bおよび10C)からの返信が所定時間(たとえば、30msec)経過しても受信できない場合に、当該通信は失敗したとして諦めて次の処理へ進む。図3において「※2」はコマンドがリモート無線アダプタ10Cへ届かなかった例を示す。この場合のマスター無線アダプタ10は、同じコマンドおよびデータ、またはデータのみを再度リモート無線アダプタ10Cへ送信する。このような再度の送信(リトライ)は、所定回数(たとえば、3回)行い、所定回数のリトライを行ってもリモート無線アダプタ10Cからの返信を受信できない場合は、リモート無線アダプタ10Cとの通信は不能と判断してリトライを終了する。
マスター無線アダプタ10は、通信に失敗した後にカメラ30から要求されたデータが当該通信に失敗したリモート無線アダプタ10C(電子閃光装置20C)に関するものである場合、直近の通信時にリモート無線アダプタ10Cから受信したデータをカメラ30へ送る。また、通信不能を判断した場合はその旨を含むデータをカメラ30へ送る。
以上のように「タイムアウト処理1」または「タイムアウト処理2」を行うことで、1つのリモート無線アダプタとの間で無線通信が失敗したとしても、他のリモート無線アダプタとの通信処理は通常通り行いながら、通信を失敗したリモート無線アダプタと再び通信を行うタイミングでリトライ処理を行う。
<発光制御>
上記撮影システムが行う発光制御例を説明する。発光制御は、使用者によってカメラ30のレリーズスイッチ307が押下されたときに、シャッタ302を開いてレンズ301を通して入力される被写体像を撮像素子303で撮像するタイミング、電子閃光装置20Aの発光タイミング、電子閃光装置20Bおよび電子閃光装置20Cの発光タイミングを同期させるために行う。
また、撮影時の各電子閃光装置20A〜20Cの発光量を決定するために、撮影時の発光(本発光)に先立って本発光時に比べて低光量で発光する予備発光(モニタ発光)を行う場合には、各々の電子閃光装置20A〜20Cの発光タイミングと測光センサ304による測光タイミングとを同期させるためにも行う。
上記タイミングの同期をとるため、本実施形態では、マスター無線アダプタ10のCPU108は、カメラ30のCPU306からの信号に基づいて、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)へモニタ発光および本発光の指示を出す。このとき、本発光のタイミングおよびモニタ発光のタイミングの同期をとるための信号(同期データ)や制御の内容を示す制御情報を含んだデジタル通信のフォーマットに則った通信パケットを生成する。CPU108は、たとえば、図4に示すようなフォーマットの通信パケットを生成する。図4において、preamble4aは、通信の最初に送信する助走部分のようなデータであり、4バイト程度のpreamble4aの送信が義務付けられている。preamble4aは、例えば0,0,0,0・・・のような固定ビットパターンが設定される。
SFD(Start of Frame Delimiter)4bは、preamble4aに続いてパケットの先頭部分に付加される同期用データである。Flame length4cは、通信データ容量(バイト数)を示すデータである。その後、規格上は2バイトのFCF(Frame Control Field)4dおよび1バイトのData Sequence Number4eが続いて付加される。しかしながら、規格に完全準拠しなくとも通信自体は実用化できることから、本実施の形態では、これらのFCF4dおよびData Sequence Number4eを省略し、図5に示すように、代わりにシステムで固有に定義した1バイトのコマンド4f、1バイトの相手先ID4g、および種々の情報を含むデータ4hとを付加する。
SFD4bは、本来は通信方式に固有の固定データであって、他の通信と混信した場合に誤動作を防止する働きがある。すなわち、受信側では、あらかじめ設定されているSFDとデータのパターンが一致しないSFDを含む通信パケットを受信した場合には、そのパケットは自分自身が受信すべきパケットではないと判断する。
本実施の形態では、カメラ30のCPU306と、マスター無線アダプタ10のCPU108と、リモート無線アダプタ10AのCPU108と、リモート無線アダプタ10BのCPU108と、リモート無線アダプタ10CのCPU108と、電子閃光装置20AのCPU203と、電子閃光装置20BのCPU203と、電子閃光装置20CのCPU203とが、それぞれSFD4bをこのような混信時の誤動作防止を目的として使用した上で、さらに上述したように電子閃光装置20Aの本発光タイミング、電子閃光装置20Bの本発光タイミング、電子閃光装置20Cの本発光タイミング、およびカメラ30のシャッタ302を開くタイミングの同期を取るための同期データとして使用する。
同様にSFD4bは、各電子閃光装置20A〜20Cのモニタ発光のタイミングと測光センサ304による測光タイミングとの同期を取るための同期データとしても使用される。
具体的には、送信側はSFD4bを送信するタイミングで同期を取るための同期信号を出力し、受信側はSFD4bを受信したタイミングで同期信号を出力する。そして、送信側および受信側のそれぞれで、同期信号が出力されてから設定された所定時間後に後述するコマンド4fに定義されているコマンドを実行することによって、送信側および受信側における処理のタイミングを一致させる。
ここで、受信側においては、送信側と比べてデコード時間などの遅延時間(受信遅延時間)が発生するため、受信側におけるSFD4bの受信完了タイミングAは、送信側におけるSFD4bの送信完了Bタイミングよりも遅れ、両者は完全には一致しない可能性がある。しかしながら、この遅延時間は、電子閃光装置20A〜20Cの発光時間に比べると極めて微小な時間であるため無視しても問題ない。また、無視できないほどの遅延時間が発生する場合でも、この遅延時間はほぼ一定の時間であることから、固定値としてあらかじめ設定しておき、この遅延時間を考慮してコマンド4fに定義されているコマンドの実行タイミングを調整することによって、送信側と受信側の処理のタイミングを一致させる。
なお、本実施の形態では、SFD4bの送受信完了タイミングAおよびBに基づいて送信側と受信側の処理のタイミングを一致させる方法について説明するが、Flame length4cの送受信完了タイミングに基づいて送信側と受信側の処理のタイミングを一致させるようにしてもよい。
コマンド4fは、処理を起動するための制御コマンドを表すデータである。たとえば、上述した本発光の実行を指示する通信パケット(本発光起動パケット)には、コマンド4fとして本発光起動コマンドを表すデータが付加される。また、上述したモニタ発光の実行を指示する通信パケット(モニタ発光起動パケット)には、コマンド4fとしてモニタ発光起動コマンドを表すデータが付加される。相手先ID4gは、コマンド4fで定義した制御コマンドの実行対象となる電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のIDが含まれる。すなわち、相手先ID4gに指定した電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対して、コマンド4fで定義した制御コマンドの実行を指示する。
ここで、各電子閃光装置20A〜20Cには個別にID(個別ID)が付加されており、この個別IDによって各電子閃光装置20A〜20Cを一意に識別することができる。よって、相手先ID4gには、この個別IDを指定して、コマンド4fの実行対象を指定することができる。
また、この個別IDに代えて、全ての電子閃光装置20A〜20Cをコマンド4fの実行対象として指定するためのID(全装置ID)を指定することもできる。たとえば、図1に示した3台の電子閃光装置20A〜20Cの個別IDがそれぞれ1〜3である場合に、これらをまとめて指定する場合の全装置IDとして0を指定することができる。
これによって、全ての電子閃光装置20A〜20Cに同じコマンド4fを実行させたい場合(本発光起動など)には、相手先ID4gに全装置IDを指定することで、全ての電子閃光装置20A〜20Cに対して一括してコマンド4fで定義した制御コマンドの実行を指示することができる。一方、電子閃光装置20A〜20Cに個別にコマンド4fを実行させたい場合(モニタ発光起動など)には、相手先ID4gに個別IDを指定することで、各電子閃光装置20A〜20Cに対して個々にコマンド4fで定義した制御コマンドの実行を指示することができる。このように、通信パケットを受信した電子閃光装置20A〜20Cにおいては、相手先ID4gに自分自身の個別IDが含まれている場合、または全装置IDが含まれている場合に、コマンド4fで定義した制御コマンドの実行対象が自分自身であることを認識する。
データ4hの種類としては、モード情報、時間情報、およびチェックデータ等が含まれる。モード情報は、本発光、モニタ発光を示す発光モードなどの動作モードを示す情報である。時間情報は、同期信号が出力されてから処理開始までの所定時間に関する情報である。チェックデータは、誤動作防止のためのチェックサムやCRC等のエラーチェック用のデータである。
<カメラおよびマスター無線アダプタ側の処理>
−モニタ発光−
通信パケット(モニタ発光起動パケット)は、各電子閃光装置20A〜20Cへ個別に送信される。カメラ30のCPU306は、撮影シーケンスへ入った後、マスター無線アダプタ10へモニタ発光コマンドをマスター無線アダプタ10へ送出する(有線通信1)。マスター通信アダプタ10のCPU108は、カメラ30からの信号(モニタ発光コマンド)に基づいて、リモート無線アダプタ10A〜10Cへモニタ発光の指示を出す。このとき、モニタ発光のタイミングの同期をとるために通信パケットを生成する。
マスター通信アダプタ10のCPU108で生成された通信パケットは、バッファメモリ110へ一時的に格納された後、検出器109に出力される。検出器109は、入力されるパケットを先頭から読み込んで解析する。そして、検出器109は、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、同期信号をCPU108へ出力する。すなわち、検出器109は、通信パケットを送信完了する前に同期データを検出する。検出器109は、この同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピン(割り込み端子)に出力する。そして、CPU108は、同期割り込み信号をカメラ30のCPU306へ出力する。
マスター無線アダプタ10のCPU108およびカメラ30のCPU306は、それぞれが同期信号の割り込みを検出した場合に計時を開始する。そして、マスター無線アダプタ10のCPU108は、生成した通信パケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)およびカメラ30が処理開始の同期をとる必要があるか否かを判断する。具体例として、コマンド4fがモニタ発光コマンドを表すデータである場合について説明する。
上述したように、モニタ発光タイミングはカメラ30による測光タイミングと同期をとる。したがって、コマンド4fがモニタ発光コマンドを表す場合は、上記同期をとる場合に該当するので、CPU108は、処理開始の同期をとる必要があると判断する。
処理開始の同期が必要と判断したCPU108は、検出器109からの同期信号の割り込みを検出してからあらかじめ設定された所定時間後にコマンド4fに基づいて必要な処理を開始する。たとえば、コマンド4fがモニタ発光コマンドを表すデータである場合には、CPU108は、上記同期信号の割り込みを検出してから第1所定時間経過後にリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に対して、装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)によるモニタ発光の開始を指示する通信パケットを送る(無線通信におけるモニタ発光コマンド)。
通信パケットは、マスター無線アダプタ10の検出器109から変調送信回路103へ出力され、変調送信回路103にて通信パケットを所定の周波数の無線伝送可能な信号に変調された後、搬送波の形でアンテナ101を介してリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へ送信される。この所定の周波数は発振器106により決められる。
一方、カメラ30のCPU306は、同期信号の割り込みを検出してから第2所定時間経過後に測光センサ304から測光データを取得する。これによって、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)およびカメラ30間での処理タイミングの同期を精度高くとることができる。
なお、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)およびカメラ30が処理開始の同期をとる必要がないと判断した場合(コマンド4fがモニタ発光コマンドでも本発光コマンドでもない)には、マスター無線アダプタ10のCPU108は、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に対して、所定時間の経過前であってもコマンドに応じた処理の開始を指示する通信パケットを送る。
−本発光−
通信パケット(本発光起動パケット)は、各電子閃光装置20A〜20Cへ一括送信される。マスター通信アダプタ10のCPU108は、カメラ30からの信号(いわゆるX信号)に基づいて、リモート無線アダプタ10A〜10Cへ本発光の指示を出す。このとき、本発光のタイミングの同期をとるために通信パケットを生成する。通信パケットの構成および機能は、上述したモニタ発光の場合と同様である。
上述したように、本発光タイミングはカメラ30がシャッタ302を開くタイミングと同期をとる。したがって、コマンド4fが本発光コマンドを表す場合は、上記同期をとる場合に該当するので、CPU108は、処理開始の同期をとる必要があると判断する。
処理開始の同期が必要と判断したCPU108は、検出器109からの同期信号の割り込みを検出してからあらかじめ設定された所定時間後にコマンド4fに基づいて必要な処理を開始する。たとえば、コマンド4fが本発光コマンドを表すデータである場合には、CPU108は、同期信号の割り込みを検出してから第3所定時間経過後にリモート無線アダプタ10A〜10Cに対して、装着されている電子閃光装置20A〜20Cによる本発光の開始を指示する通信パケットを送る(無線通信における本発光コマンド)。
一方、カメラ30のCPU306は、同期信号の割り込みを検出してから第4所定時間経過後にシャッタ駆動装置305に対してシャッタ302を開くように指示する。これによって、電子閃光装置20A〜20Cおよびカメラ30間での処理タイミングの同期を精度高くとることができる。なお、カメラ30が備えるシャッタ302は、機械式シャッタでなく、撮像素子303の電子シャッタであってもよい。
<リモート無線アダプタおよび電子閃光装置側の処理>
−モニタ発光−
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)は、アンテナ101を介して搬送波の形でこの通信パケットを受信する。受信した搬送波は、まず周波数ダウンコンバータ102に入力される。周波数ダウンコンバータ102は、受信したパケットを所定の低周波数のデータにダウンコンバートした後、復調回路104へ出力する。この所定の周波数は発振器106により決められる。復調回路104では、入力された信号をデジタル通信パケットに復調して検出器105へ出力する。
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)の検出器105は、上述したマスター無線アダプタ10における検出器109と同様に、入力されるパケットを先頭から読み込んで解析し、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピンに出力する。このとき、検出器105は、読み込んだSFD4bが、あらかじめ設定されているデータ列と一致した場合のみ、同期信号を出力する。これによって、他の通信と混信した場合に誤動作を防止することができる。
また、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)の検出器105は、読み込んだ通信パケットをバッファメモリ107へ出力して記録する。リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108は、バッファメモリ107に記憶されたパケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)へ、モニタ発光の開始を指示する信号を出力する(有線通信2におけるモニタ発光コマンド)。
以上のように、モニタ発光時においては、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へ通信パケットを送信するタイミングと、カメラ30が測光データを取得するタイミングとを同期させるとともに、マスター無線アダプタ10からの通信パケットを受信したリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)は、受信した通信パケットに基づいて電子閃光装置20A(20Bまたは20C)へモニタ発光の開始を指示する信号を出力する。個別IDを指定しておくことで、電子閃光装置20A〜20Cのうち対象となる電子閃光装置のみがモニタ発光を行うので、カメラ30が測光するタイミングと、電子閃光装置のモニタ発光タイミングとの同期をとることができる。
−本発光−
リモート無線アダプタ10A〜10Cは、マスター無線アダプタ10から送信された通信パケットを受信する。リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)の検出器105は、モニタ発光時と同様に、入力されるパケットを先頭から読み込んで解析し、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピンに出力する。読み込んだSFD4bが、あらかじめ設定されているデータ列と一致した場合のみ、同期信号を出力する点もモニタ発光の場合と同様である。
また、リモート無線アダプタ10A〜10Cの検出器105は、読み込んだ通信パケットをバッファメモリ107へ出力して記録する。リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、それぞれバッファメモリ107に記憶されたパケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A〜20Cへ本発光の開始を指示する信号を出力する(有線通信2における直接Xオン出力)。
以上のように、本発光時においては、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A〜10Cへ通信パケットを一括送信するタイミングと、カメラ30がシャッタ302を開くタイミングとを同期させるとともに、マスター無線アダプタ10からの通信パケットを受信したリモート無線アダプタ10A〜10Cは、受信した通信パケットに基づいて電子閃光装置20A〜20Cへそれぞれ本発光の開始を指示する信号を出力する。全装置IDを指定しておくことで、電子閃光装置20A〜20Cは一斉に本発光を開始するので、カメラ30がシャッタ302を開くタイミングと、電子閃光装置20A〜20Cの本発光タイミングとの同期をとることができる。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)撮影システムに、通信機能を有するカメラ30と、カメラ30との間で第1の通信を行うマスター無線アダプタ10と、マスター無線アダプタ10との間で第2の通信を行うリモート無線アダプタ10Bと、リモート無線アダプタ10Bとの間で第3の通信を行う電子閃光装置20Aとを備え、第1、第2、第3の通信は互いに非同期に行われるようにしたので、適切に無線通信を行うことができる。非同期の通信にすれば、通信が終了(送受の正常終了)しない場合でも該通信の終了をいつまでも待ち続けることなく別の処理(たとえば他の機器との通信)へ進むことができる。
(2)カメラ30は、マスター無線アダプタ10と100msecごとに第1の通信を行い、マスター無線アダプタ10は、カメラ30からの要求に応じて該カメラ30と第1の通信を行うとともに、該第1の通信とは独立してリモート無線アダプタ10Aと30msecごとに第2の通信を行い、リモート無線アダプタ10Aは、マスター無線アダプタ10からの要求に応じて該マスター無線アダプタ10と第2の通信を行うとともに、第1の通信および第2の通信とは独立して電子閃光装置20Aと100msecごとに第3の通信を行い、電子閃光装置20Aは、リモート無線アダプタ10Aからの要求に応じて該リモート無線アダプタ10Aと第3の通信を行うようにしたので、第1、第2、第3の通信は互いに非同期になる。
(3)上記撮影システムに、マスター無線アダプタ10との間で第4の通信を行うリモート無線アダプタ10Bと、リモート無線アダプタ10Bとの間で第5の通信を行う電子閃光装置20Bと、をさらに備え、第1、第2、第3の通信は互いに非同期に行われ、かつ第1、第4、第5の通信は互いに非同期に行われるようにしたので、適切に無線通信を行うことができる。
(4)上記(3)の撮影システムにおいて、カメラ30は、マスター無線アダプタ10と100msecごとに第1の通信を行い、マスター無線アダプタ10は、カメラ30からの要求に応じて該カメラ30と第1の通信を行うとともに、リモート無線アダプタ10Aとの第2の通信およびリモート無線アダプタ10Bとの第4の通信を、該第1の通信とは独立して30msecごとに交互に行い、リモート無線アダプタ10Aは、マスター無線アダプタ10からの要求に応じて該マスター無線アダプタ10と第2の通信を行うとともに、第1の通信および第2の通信とは独立して電子閃光装置20Aと100msecごとに第3の通信を行い、リモート無線アダプタ10Bは、マスター無線アダプタ10からの要求に応じて該マスター無線アダプタ10と第4の通信を行うとともに、第1の通信および第4の通信とは独立して電子閃光装置20Bと100msecごとに第5の通信を行い、電子閃光装置20Aは、リモート無線アダプタ10Aからの要求に応じて該リモート無線アダプタ10Aと第3の通信を行い、電子閃光装置20Bは、リモート無線アダプタ10Bからの要求に応じて該リモート無線アダプタ10Bと第5の通信を行うようにしたので、第1、第2、第3、第4、第5の通信は互いに非同期になる。
(5)上記(4)の撮影システムにおいて、第1所定時間、第3所定時間および第5所定時間はそれぞれ略等しく、第2所定時間および第4所定時間はそれぞれ略等しく、かつ、第2所定時間および第4所定時間はともに第1所定時間より短かくしたので、通常は、第1の通信、第3の通信、および第5の通信の合間に、第2の通信および第4の通信を行える。
(6)上記各通信は、データを要求した相手から所定時間待ってもデータの送信がない場合、同じ相手に対する次の通信時に再度データを要求するようにしたので、データをいつまでも待ち続けなくてもよい。
(7)上記各通信は、データを送信した相手から所定時間待っても返信がない場合、同じ相手に対する次の通信時に再度データを送信するので、返信をいつまでも待ち続けなくてもよい。
(8)上記(6)または(7)の撮影システムにおいて、再度のデータ要求または再度のデータ送信は、所定回数に制限するので、無駄な要求を続けたり、無駄な送信を続けなくてもよい。
(変形例1)
上述した説明ではリトライ回数を3回に制限したが、制限回数は1回でも5回でもよい。また、0回(リトライを許可しない)にしてもよい。
(変形例2)
所定回数のリトライをしても返信がない場合は、カメラ30において警告表示を行ったり、警告音を発生させたりしてもよい。この場合のカメラ30のCPU306は、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)から通信に失敗した旨を含むデータを受けた場合に、不図示の表示器に通信不能を示す表示をさせたり、不図示のスピーカから警告音を発生させる。
(変形例3)
以上の説明では、使用者によってカメラ30のレリーズスイッチ307が押下される場合を説明したが、他の外部機器から無線によってカメラ30に撮影指示が送信されるように構成してもよい。図6は変形例3の構成を例示する図である。図1に比べて、無線通信モジュール45が装着されたパーソナルコンピュータ40が追加されている点が異なる。
マスター通信アダプタ10のCPU108は、無線通信モジュール45を介したパーソナルコンピュータ40からの信号(撮影指示)に基づいて、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)へモニタ発光および本発光の指示を出す。このとき、本発光のタイミングおよびモニタ発光のタイミングの同期をとるために、上述した通信パケットを生成する。通信パケットの構成および機能は、上述した実施形態と同様である。変形例3によれば、無線を用いた遠隔撮影の場合に適切に無線通信を行える。
撮影用照明光源として電子閃光装置を用いる例を説明したが、LED光源を用いる構成にしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
10…マスター無線アダプタ
10A〜10C…リモート無線アダプタ
20A〜20C…電子閃光装置
30…カメラ
101…アンテナ
102…周波数ダウンコンバータ
103…変調送信回路
104…復調回路
105,109…検出器
107,110…バッファメモリ
108,306…CPU
302…シャッタ
303…撮像素子
304…測光センサ
305…シャッタ駆動装置
307…操作部材

Claims (10)

  1. 通信機能を有するカメラと、
    前記カメラとの間で第1の通信を行う第1通信アダプタと、
    前記第1通信アダプタとの間で第2の通信を行う第2通信アダプタと、
    前記第2通信アダプタとの間で第3の通信を行う第1撮影用照明装置と、
    を備え、
    前記第1、第2、第3の通信は、互いに非同期に行われることを特徴とする撮影システム。
  2. 請求項1に記載の撮影システムにおいて、
    前記カメラは、前記第1通信アダプタと第1所定時間ごとに前記第1の通信を行い、
    前記第1通信アダプタは、前記カメラからの要求に応じて該カメラと前記第1の通信を行うとともに、該第1の通信とは独立して前記第2通信アダプタと第2所定時間ごとに前記第2の通信を行い、
    前記第2通信アダプタは、前記第1通信アダプタからの要求に応じて該第1通信アダプタと前記第2の通信を行うとともに、前記第1の通信および前記第2の通信とは独立して前記第1撮影用照明装置と第3所定時間ごとに前記第3の通信を行い、
    前記第1撮影用照明装置は、前記第2通信アダプタからの要求に応じて該第2通信アダプタと前記第3の通信を行うことを特徴とする撮影システム。
  3. 請求項1または2に記載の撮影システムにおいて、
    前記第1通信アダプタとの間で第4の通信を行う第3通信アダプタと、
    前記第3通信アダプタとの間で第5の通信を行う第2撮影用照明装置と、
    をさらに備え、
    前記第1、第2、第3の通信は互いに非同期に行われ、かつ前記第1、第4、第5の通信は互いに非同期に行われることを特徴とする撮影システム。
  4. 請求項3に記載の撮影システムにおいて、
    前記カメラは、前記第1通信アダプタと第1所定時間ごとに前記第1の通信を行い、
    前記第1通信アダプタは、前記カメラからの要求に応じて該カメラと前記第1の通信を行うとともに、前記第2通信アダプタとの前記第2の通信および前記第3通信アダプタとの前記第4の通信を、該第1の通信とは独立して第4所定時間ごとに交互に行い、
    前記第2通信アダプタは、前記第1通信アダプタからの要求に応じて該第1通信アダプタと前記第2の通信を行うとともに、前記第1の通信および前記第2の通信とは独立して前記第1撮影用照明装置と前記第3所定時間ごとに前記第3の通信を行い、
    前記第3通信アダプタは、前記第1通信アダプタからの要求に応じて該第1通信アダプタと前記第4の通信を行うとともに、前記第1の通信および前記第4の通信とは独立して前記第2撮影用照明装置と第5所定時間ごとに前記第5の通信を行い、
    前記第1撮影用照明装置は、前記第2通信アダプタからの要求に応じて該第2通信アダプタと前記第3の通信を行い、
    前記第2撮影用照明装置は、前記第3通信アダプタからの要求に応じて該第3通信アダプタと前記第5の通信を行うことを特徴とする撮影システム。
  5. 請求項4に記載の撮影システムにおいて、
    前記第1所定時間、前記第3所定時間および前記第5所定時間はそれぞれ略等しく、
    前記第2所定時間および前記第4所定時間はそれぞれ略等しく、かつ、前記第2所定時間および前記第4所定時間はともに前記第1所定時間より短いことを特徴とする撮影システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の撮影システムにおいて、
    前記各通信は、データを要求した相手から所定時間待ってもデータの送信がない場合、同じ相手に対する次の通信時に再度データを要求することを特徴とする撮影システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の撮影システムにおいて、
    前記各通信は、データを送信した相手から所定時間待っても返信がない場合、同じ相手に対する次の通信時に再度データを送信することを特徴とする撮影システム。
  8. 請求項6または7に記載の撮影システムにおいて、
    前記再度のデータ要求または前記再度のデータ送信は、所定回数に制限することを特徴とする撮影システム。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の撮影システムにおいて、
    前記カメラに前記第1通信アダプタが装着され、
    前記第1撮影用照明装置に前記第2通信アダプタが装着され、
    前記第1通信アダプタと前記第2通信アダプタとの間の前記第2の通信は無線通信であり、
    前記カメラと前記第1通信アダプタとの間の前記第1の通信、および前記第1撮影用照明装置と前記第2通信アダプタとの間の前記第3の通信はそれぞれ有線通信であることを特徴とする撮影システム。
  10. 請求項3または4に記載の撮影システムにおいて、
    前記カメラに前記第1通信アダプタが装着され、
    前記第1撮影用照明装置に前記第2通信アダプタが装着され、
    前記第2撮影用照明装置に前記第3通信アダプタが装着され、
    前記第1通信アダプタと前記第2通信アダプタとの間の前記第2の通信、および前記第1通信アダプタと前記第3通信アダプタとの間の前記第4の通信はそれぞれ無線通信であり、
    前記カメラと前記第1通信アダプタとの間の前記第1の通信、前記第1撮影用照明装置と前記第2通信アダプタとの間の前記第3の通信、および前記第2撮影用照明装置と前記第3通信アダプタとの間の前記第5の通信はそれぞれ有線通信であることを特徴とする撮影システム。
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