JP2011242367A - 電流センサおよびその取付け構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 磁束を集束するコア部材が不要であり、かつ、取付け作業が簡単な電流センサおよびその取付け構造を実現する。
【解決手段】 電流センサ1を構成する取付け部材10は、ハウジング11と、ハウジング11に形成されておりバスバー40をその長手方向に沿った一側端41から挿入して収容するスリット12と、ハウジング11に設けられておりバスバー40がスリット12に収容されるとバスバー40の他側端42に弾性力によって係止されるスナップフィット20とを備えており、MRE16,17およびバイアス磁石18,19は、スリット12に収容されたバスバー40の表面43または裏面44と直交する位置に設けられている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、導電性部材に流れる電流を磁電変換素子およびバイアス磁石を用いて検出する電流センサに関する。
従来、この種の電流センサとして、車載バッテリに取付ける電流センサが知られている(特許文献1)。この電流センサを取付ける導電性部材は2つに分割されており、一方の導電性部材の一端は車載バッテリに接続されている。そして、電流センサには、車載バッテリに接続された導電性部材の他端を挿通するためのスリットが貫通形成されており、そのスリットを囲む環状の検出器が内蔵されている。
この電流センサは、次の手順で取付けられる。つまり、車載バッテリに接続された導電性部材の他端を電流センサのスリットに挿通し、そのスリットから突出した導電性部材のボルト挿通孔と他方の導電性部材の一端に形成されたボルト挿通孔とを重ね合わせ、その重ね合わせられたボルト挿通孔にボルトを挿通し、そのボルトにナットを締結する。
また、導電性部材を挾持して使用する電流センサが知られている(特許文献2)。この電流センサは、導電性部材の外周を挾持する周回部と、導電性部材の周囲に発生する磁束を集束するコア部材と、このコア部材により集束された磁束を検出する磁電変換素子とを備える。周回部は、一側面に開口部を有し、その開口部に導電性部材を挿入することで導電性部材の外周を挾持するようになっている。コア部材は、周回部に沿って一体形成されている。磁電変換素子は、周回部の開口部に内蔵されている。
特開2002−141054号公報(第9〜12段落、図1)。 特開2000−321309号公報(第68〜73段落、図12)。
しかし、前述した従来の前者のものは、2つに分割された導電性部材をボルトナットによって取付ける構造であるため、導電性部材間の接触抵抗と、導電性部材およびボルトナット間の接触抵抗とが発生するので、電流の検出精度が低くなるという問題がある。また、一方の導電性部材の他端を電流センサのスリットに挿通する工程と、そのスリットから突出した導電性部材のボルト挿通孔と他方の導電性部材の一端に形成されたボルト挿通孔とを重ね合わせる工程と、その重ね合わせられたボルト挿通孔にボルトを挿通し、そのボルトにナットを締結する工程とが必要であり、作業工程が多く、取付け作業効率が悪いという問題もある。
また、前述した従来の後者のものは、弾性を有する周回部にコア部材が一体形成されているため、周回部が変形すると、コア部材も変形してしまい、集束する磁束が変化するので、電流の検出精度が低くなるという問題がある。さらに、コア部材を備えるため、電流センサの重量が重くなるし、製造コストが高くなるという問題もある。
そこでこの発明は、上述の諸問題を解決するためになされたものであり、磁束を集束するコア部材が不要であり、かつ、取付け作業が簡単な電流センサおよびその取付け構造を実現することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1ないし請求項14に記載の発明では、長手方向の一端が車載バッテリの端子に取付けられた導電性部材(40)に流れる被検出電流を磁電変換素子を用いて検出する電流センサ(1)において、前記導電性部材に取付けるための取付け部材(10)と、前記取付け部材の内部に設けられた磁電変換素子(16,17)と、前記取付け部材の内部に設けられ、前記磁電変換素子にバイアス磁界を与えるバイアス磁石(18,19)と、を備えており、前記取付け部材は、ハウジング(11)と、前記ハウジングに形成されており、前記導電性部材をその厚さ方向の一側端(41)から挿入して収容するスリット(12)と、前記ハウジングに設けられており、前記導電性部材が前記スリットに収容されると前記導電性部材の他側端(42)に係止される係止部材(20)とを備えており、前記磁電変換素子およびバイアス磁石は、前記スリットに収容された前記導電性部材の表面(43)または裏面(44)と直交する位置に設けられているという技術的手段を用いる。
請求項1ないし請求項14に記載の発明によれば、取付け部材のハウジングに形成されたスリットに導電性部材をその厚さ方向の一側端から挿入して収容すると、係止部材が弾性によって導電性部材の他側端に係止され、さらに、磁電変換素子およびバイアス磁石が、導電性部材の表面および裏面と直交する位置に配置される。
したがって、磁束を集束するコア部材が不要であり、かつ、取付け作業が簡単な電流センサを実現することができる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電流センサ(1)において、前記係止部材(20)は、前記導電性部材(40)が前記スリット(12)に収容されると前記導電性部材の他側端(41)の両角部(41a,41b)にそれぞれ係止される複数の係止部材であるという技術的手段を用いる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、スリットに収容された導電性部材の他側端の両角部を係止することができるため、導電性部材に対する取付力を高めることができるので、電流センサが導電性部材から外れ難くすることができる。
たとえば、上記の係止部材として、請求項3に記載の発明のように、スナップフィット(20)を用いることができる。
請求項4に記載の発明では、請求項3に記載の電流センサ(1)において、前記スナップフィット(20)は、前記スリット(12)に収容された前記導電性部材(40)の表面(43)および裏面(44)を弾性力で挾持する挾持部(23,24)を有するという技術的手段を用いる。
特に、請求項4に記載の発明によれば、スリットに収容された導電性部材の表面および裏面をスナップフィットの挾持部によって弾性力で挾持することができるため、導電性部材に取付けられた電流センサがずれ難くすることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項3または請求項4に記載の電流センサ(1)において、前記スリット(12)の開口端(12d)からスリットの奥に向かう方向を長手方向とした場合に、前記スナップフィット(20)は短手方向に複数設けられているという技術的手段を用いる。
特に、請求項5に記載の発明によれば、導電性部材に対する取付力をより一層高めることができるので、電流センサが導電性部材からより一層外れ難く、かつ、導電性部材の挿入方向と直交する方向にずれ難くすることができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1または請求項2に記載の電流センサ(1)において、前記係止部材(90)は、その係止する方向へ付勢する付勢部材(92)によって弾性が与えられているという技術的手段を用いる。
請求項6に記載の発明によれば、係止部材が、その係止する方向へ付勢する付勢部材によって弾性が与えられているため、係止部材が弾性を有する材料によって形成されていなくても係止部材を導電性部材の他側面の角部に係止することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の電流センサ(1)において、前記係止部材(90)には、前記スリット(12)に収容された前記導電性部材(40)の他側端(42)の角部(42a,42b)を付勢方向へ押圧する押圧部(90a)が一体形成されていることにある。
特に、請求項7に記載の発明によれば、スリットに収容された導電性部材の他側面の角部を係止するとともに、その角部を付勢部材による付勢方向へ押圧することができるため、導電性部材に対する取付力を高めることができるので、電流センサが導電性部材から外れ難くすることができる。
請求項8に記載の発明では、請求項7に記載の電流センサ(1)において、前記押圧部(110a)は前記他側端(42)の係止部分から前記スリット(12)の奥まで一体形成されているという技術的手段を用いる。
特に、請求項8に記載の発明によれば、スリットに収容された導電性部材を広い範囲に亘って押圧することができるため、導電性部材に対する取付力をより一層高めることができるので、電流センサが導電性部材からより一層外れ難くすることができる。
請求項9に記載の発明では、請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の電流センサ(1)において、前記係止部材(20)のうち、前記導電性部材(40)を挿入するときに導電性部材の一側端(41)と当接する面(21a,22a)が挿入方向に傾斜した傾斜面に形成されているという技術的手段を用いる。
請求項9に記載の発明によれば、係止部材のうち、導電性部材を挿入するときに導電性部材の一側端と当接する面が挿入方向に傾斜した傾斜面に形成されているため、導電性部材をスリットに挿入するときの抵抗を小さくすることができるので、取付け作業がより一層簡単になる。
請求項10に記載の発明では、請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の電流センサ(1)おいて、前記磁電変換素子(16,17)およびバイアス磁石(18,19)は、前記スリット(12)に収容された前記導電性部材(40)を挾んで点対称の位置にそれぞれ設けられており、各磁電変換素子は、位相が相互に90°異なる検出信号をそれぞれ出力するように構成されており、各磁電変換素子が出力する各検出信号の差分に基づいて電流を測定するように構成されたという技術的手段を用いる。
請求項10に記載の発明によれば、磁電変換素子およびバイアス磁石が、スリットに収容された導電性部材を挾んで点対称の位置にそれぞれ設けられているため、導電性部材から発生する磁界を各磁電変換素子に均等に与えることができるので、電流の検出精度を高めることができる。また、各磁電変換素子の出力電圧の差分に基づいて電流を測定すれば、外来ノイズによる電圧変動を除去することができるため、電流の検出精度を高めることができる。
請求項11に記載の発明では、請求項1ないし請求項10のいずれか1つにおいて、前記磁電変換素子が磁気抵抗素子であるという技術的手段を用いる。
特に、請求項11に記載の発明によれば、磁電変換素子として磁気抵抗素子を用いるため、電流の検出感度を高めることができるので、電流の検出精度をより一層高めることができる。
特に、上述した請求項1ないし請求項11に記載の電流センサは、請求項12に記載のように、長手方向の一端が車載バッテリの端子に取付けられており、他端に電源供給ケーブルが取付けられた状態の導電性部材に取付ける場合に効果的である。つまり、導電性部材の長手方向の一端が車載バッテリの端子に取付けられており、他端に電源供給ケーブルが取付けられた状態では、作業スペースが狭く、ボルト・ナットなどの締結部品を用いた取付け作業が困難であるが、上述した請求項1ないし請求項11に記載の電流センサを用いれば、取付け部材のハウジングに形成されたスリットに導電性部材の一側端を挿入するだけの簡単な作業で取付けることができる。
したがって、ボルト・ナットなどの締結部品が不要であるし、作業スペースが狭くても取付け作業を行うことができる。
請求項13に記載の発明では、請求項1ないし請求項12のいずれか1つに記載の電流センサ(1)の取付け構造であって、前記導電性部材(40)に取付けられた前記取付け部材(10)が挿入方向と交差する方向へずれることを阻止するためのズレ止め手段(45)が設けられているという技術的手段を用いる。
請求項13に記載の発明によれば、導電性部材に取付けられた電流センサ(1)が挿入方向と交差する方向へずれることを阻止することができるため、取付け位置のずれによる検出精度の低下を阻止することができる。
たとえば、請求項14に記載のように導電性部材(40)に形成された凸状部(45)によって取付け部材のずれを阻止することができる。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
この発明の実施形態に係る電流センサおよびその取付け構造を示す説明図である。 電流センサの取付け状態を示す説明図である。 電流センサの縦断面図であり、(a)はバスバーに取付ける前の縦断面図、(b)はバスバーに取付けた状態の縦断面図である。 電流センサの左側面図である。 バスバーの短手方向の断面図である。 スナップフィットの説明図であり、(a)はスナップフィットの構造図、(b)は係止部の拡大図である。 第2実施形態に係る電流センサの縦断面図である。 第3実施形態に係る電流センサの縦断面図である。 第4実施形態に係る電流センサおよびその取付け構造を示す説明図である。 (a)は、電流センサの取付け構造を示す左側面図、(b)はズレ止め部材の平面図、(c)は(b)のA−A矢視断面図である。
〈第1実施形態〉
この発明の実施形態について図を参照して説明する。図1は、この実施形態に係る電流センサおよびその取付け構造を示す説明図である。図2は、電流センサの取付け状態を示す説明図である。図3は、電流センサの縦断面図であり、(a)はバスバーに取付ける前の縦断面図、(b)はバスバーに取付けた状態の縦断面図である。図4は、バスバーに取付けられた電流センサの左側面図である。図5は、バスバーの短手方向の断面図である。図6は、スナップフィットの説明図であり、(a)はスナップフィットの構造図、(b)は係止部の拡大図である。
(バスバーの取付け構造)
図1に示すように、バスバー40は扁平な板状に形成されている。バスバー40は銅などの導電性材料により形成されている。バスバー40の長手方向の一端には、締結リング46が一体形成されており、他端には、カシメ部49が一体形成されている。カシメ部49には、車載バッテリ50の電源を車両の所定箇所へ供給するための電源供給ケーブル70がかしめられている。締結リング46は、正面視略円筒形状であり、周面の一部が開放された横断面がC状に形成されており、締結リング46の各開放端には、取付片47,48が相対向して一体形成されている。
各取付片47,48には、ボルト60を挿通するためのボルト挿通孔(図示せず)がそれぞれ貫通形成されている。締結リング46には、車載バッテリ50に設けられたバッテリポスト51が挿通されている。締結リング46の各取付片47,48の各ボルト挿通孔にはボルト60が挿通されており、ボルト60にナット61が締結されている。
バスバー40の表面43には、複数の凸状部45が形成されている。凸状部45は、バスバー40に取付けられた電流センサ1が、ずれることを阻止するためのズレ止め手段である。バスバー40の両端方向を長手方向とすると、凸状部45は、電流センサ1がバスバー40への挿入方向と交差する方向、つまり長手方向へずれることを阻止する。
凸状部45は、短手方向に配列された2個を1列として長手方向に2列配置されており、1列はバスバー40に取付けられた電流センサ1のハウジング11の表面11aに当接し、もう1列はハウジング11の裏面11bに当接するように配置されている(図4)。この実施形態では、各凸状部45は、バスバー40の裏面44をプレス加工することにより形成されている。また、バスバー40の表面43に凸状部45を溶着しても良い。
(電流センサの主要構成)
電流センサ1は、バスバー40に取付けるための取付け部材10と、ECU(Electronic Control Unit)に接続されたプラグを接続するためのコネクタ80とを備える。取付け部材10は、合成樹脂などの絶縁性材料により形成されたハウジング11を備える。ハウジング11には、バスバー40をその長手方向に沿った一側端41から挿入して収容するためのスリット12が形成されている。スリット12はハウジング11の長手方向の一端面から他端面に向けて溝状に形成されている。コネクタ80は、ハウジング11の表面11aから突出して取付けられている。コネクタ80は、筒状に形成された外殻81を備える。
図3に示すように、スリット12は、相対向する平行な上壁面12aおよび下壁面12bと、上壁面12aおよび下壁面12bと連続形成された底壁面12cとによって形成されている。換言すると、スリット12は、溝幅の狭いU字状溝に形成されている。上壁面12aはバスバー40の表面43と密着可能な形状に形成されており、下壁面12bはバスバー40の裏面44と密着可能な形状に形成されている。この実施形態では、バスバー40の表面43および裏面44は、それぞれ平面形状であり、上壁面12aおよび下壁面12bもそれぞれ平面形状である。
上壁面12aおよび下壁面12b間の間隔は、バスバー40の厚さと略同じである。スリット12の相対向する開口端12dは、それぞれ面取りされており、バスバー40をスリット12に挿入するときにバスバー40の一側端41が引っ掛からないようになっている。開口端12d近傍の上壁面12aからは、スナップフィット20(図6(a))の上方の係止部21が突出しており、開口端12d近傍の下壁面12bからは、スナップフィット20の下方の係止部22が突出している。開口端12dから底壁面12cの方向を長手方向とした場合に、図4に示すように、スナップフィット20は、短手方向に間隔を置いて2個設けられている。各スナップフィット20は、スリット12の近傍においてハウジング11の内部に設けられている。
図6(a)に示すように、スナップフィット20は、スリット12の形状に対応した形状に形成されている。スナップフィット20は、スリットの上壁面12aに沿って設けられたバネ部(ビーム部ともいう)23と、下壁面12bに沿って設けられたバネ部(ビーム部ともいう)24と、バネ部23の先端に形成された係止部21と、バネ部24の先端に形成された係止部22と、バネ部23,24の根元間を連結する底部25とを有する。
バネ部23の上部内壁面23aは、スリット12の上壁面12aと平行になっており、バネ部24の下部内壁面24aは、スリット12の下壁面12bと平行になっている。バネ部23,24の上部内壁面23aおよび下部内壁面24aの間隔は、バスバー40の厚さよりも僅かに短くなっており、スナップフィット20に収容されたバスバー40の表面43および裏面44をバネ部23,24の弾性力によって挾持するようになっている。この実施形態では、スナップフィット20は、曲げ弾性を有する合成樹脂により形成されており、各バネ部23,24は、それぞれ曲げ弾性を有する。また、各バネ部23,24はそれぞれ板状に形成されている。
図6(b)に示すように、各係止部21,22のうち、スリット12にバスバー40をその一側端41から挿入するときに一側端41の上方角部41aおよび下方角部41bと当接する面(以下、当接面という)21a,22aは、バスバー40の挿入方向(図中矢印で示す方向)に傾斜した傾斜面にそれぞれ形成されている。このように形成することにより、バスバー40をスリット12に挿入する際の抵抗が小さくなり、バスバー40を滑らかにスリット12に挿入することができる。
また、各係止部21,22のうち、バスバー40の他側端42の上方角部42aおよび下方角部42b(図5)に係止される面(以下、係止面という)21c,22cは、バスバー40の他側端42と密着する形状にそれぞれ形成されている。この実施形態では、バスバー40の他側端42は平面形状であり、係止面21c,22cもそれぞれ平面形状である。また、係止部21,22の頂部(丘ともいう)21b,22bは、それぞれ平面形状である。
係止面21c,22cから底部25の内壁面25aまでの長さは、バスバー40の一側端41から他側端42までの幅よりも僅かに長く形成されている。つまり、バスバー40をスリット12に挿入すると、各バネ部23,24が曲げ弾性力に抗して外方に拡がり、バスバー40の一側端41がスナップフィット20の底部25の内壁面25aに到達したときに係止部21,22が曲げ弾性の復元力によって原点に復帰し、バスバー40の他側端42の上方角部42aおよび下方角部42bを自動的に係止するように構成されている。
また、係止部21の係止面21cおよびバネ部23の上部内壁面23aは直角を成しており、係止部22の係止面22cおよびバネ部24の下部内壁面24aも直角を成している。このように形成することにより、バスバー40の他側端42の上方角部42aおよび下方角部42bが、係止部21,22およびバネ部23,24により形成された各角部に嵌合され、係止部21,22がバスバー40の他側端42の上下角部を係止する力を大きくすることができる。このため、スリット12に収容されたバスバー40が各係止部21,22を乗り越えてスリット12から離脱しないようにすることができる。
図3に示すように、ハウジング11の内部には、回路基板15が設けられている。回路基板15には、MRE(Magnetic Resistance Element:磁気抵抗素子)16,17と、バイアス磁石18,19と、ICチップ30と、端子31とが搭載されている。バイアス磁石18,19は、スリット12の両側に設けられており、MRE16,17は、バイアス磁石18,19とスリット12との間に設けられている。換言すると、MRE16,17およびバイアス磁石18,19は、スリット12に収容されたバスバー40の表面43および裏面44と直交する位置に設けられている。
バイアス磁石18は、MRE16にバイアス磁界を印加し、バイアス磁石19は、MRE17にバイアス磁界を印加する。バイアス磁石18,19は、N極同士が対向するように配置されている。各MREは、磁化容易軸(電流の流れる方向)同士が直交するように接続された複数の磁気抵抗をそれぞれ備える。MRE16は、バイアス磁石18が発生するバイアス磁界に基づく磁気ベクトルと、バスバー40を流れる電流が作り出す磁界に基づく磁気ベクトルとを合成した磁気ベクトルに対応する検出信号を出力する。MRE17は、バイアス磁石19が発生するバイアス磁界に基づく磁気ベクトルと、バスバー40を流れる電流が作り出す磁界に基づく磁気ベクトルとを合成した磁気ベクトルに対応する検出信号を出力する。
ICチップ30は、MRE16,17の各出力電圧の差分を増幅する差動増幅回路、オフセット補正回路、温度補償回路などから構成される。端子31は、ICチップ30の出力信号を取出すための端子、MRE16,17およびICチップ30へ電源を供給するための端子、グランド端子などから構成される。
MRE16,17は、両合成磁気ベクトルの和が0になるように構成されている。バスバー40に流れる電流が増加すると、各合成磁気ベクトルが増大し、バスバー40に流れる電流が減少すると、各合成磁気ベクトルが減少する。MRE16,17は、磁気抵抗を直列接続したハーフブリッジ回路をそれぞれ有し、両ハーフブリッジ回路は並列接続され、全体としてブリッジ回路を構成している。各ハーフブリッジ回路の中点は、差動増幅回路の入力に接続されており、差動増幅回路は、各中点間の電位差を所定の利得で増幅し、その増幅信号を出力する。
このため、外来磁界がMREに作用した場合であっても、それにより発生した出力電圧の変動分は、MRE16,17の出力電圧の両方に発生するため、差動増幅回路において両者の出力電圧の差分を採るときに変動分が消去されるため、検出電流の大きさに誤差が発生することがない。
(電流センサの取付け方法)
図1に示すように、スリット12の開口部がバスバー40の一側端41に対向するように電流センサ1を配置する。そして、そのまま電流センサ1をバスバー40の方へ水平移動させ、バスバー40をその一側端41からスリット12に挿入する。このとき、ハウジング11がバスバー40の長手方向に配列された凸状部45間を通過するように挿入する。この挿入途中でバスバー40の一側端41は、スリット12内の係止部21,22の当接面21a,22aに当接する。
そして、さらに挿入を進めると、バスバー40の一側端41の上方角部41aによって係止部21が上方へ押されるとともに下方角部41bによって係止部22が下方へ押され、バスバー40が係止部21,22によって挾持された状態になる。バスバー40は、係止部21,22によって挾持されながらスリット12の底壁面12c(スナップフィット20の底部25)に向けて進み、バスバー40の一側端41がスナップフィット20の底部25の内壁面25aに到達すると、係止部21,22が曲げ弾性の復元力により、押される前の状態に復帰し、係止面21c,22cがバスバー40の他側端42に係止される。
このように、バスバー40はスリット12の内部において他側端42がスナップフィット20の係止部21,22によって係止された状態になるため、電流センサ1は、バスバー40から外れなくなる。また、ハウジング11の表面11aおよび裏面11bがバスバー40の凸状部45によって挾まれた状態になるため、電流センサ1は、バスバー40の長手方向に移動することができなくなる(図4)。
以上のように、電流センサ1は、スリット12にバスバー40を挿入するだけの極めて簡単な作業のみでバスバー40に固定することができる。つまり、電流センサ1は、バスバー40の一端または他端を外す必要がなく、かつ、取付け工具を用いることなく、ワンタッチでバスバー40に固定することができる。
[第1実施形態の効果]
(1)上述したように、第1実施形態の電流センサおよびその取付け構造を用いれば、磁束を集束するコア部材が不要であり、かつ、取付け作業が簡単な電流センサを実現することができる。
(2)しかも、ボルト・ナットなどの締結部品が不要であるし、作業スペースが狭くても取付け作業を行うことができる。
(3)さらに、バスバー40の両端が固定された状態で電流センサ1をバスバー40に取付けることができるため、取付け作業効率を高めることができる。
(4)さらに、取付け部材10に備えられたスナップフィット20により、スリット12に収容されたバスバー40の他側面42の両角部を係止することができるため、バスバー40に対する取付力を高めることができるので、電流センサ1がバスバー40から外れ難くすることができる。
(5)さらに、スリット12に収容されたバスバー40の表面および裏面をスナップフィット20のバネ部23,24によって曲げ弾性力で挾持することができるため、バスバー40に取付けられた電流センサ1がずれ難くすることができる。
(6)さらに、スナップフィット20が、バスバー40の挿入方向と直交する方向に2個設けられているため、バスバー40に対する取付力をより一層高めることができるので、電流センサ1がバスバー40からより一層外れ難く、かつ、バスバー40の挿入方向と直交する方向にずれ難くすることができる。
(7)さらに、スナップフィット20の係止部21,22の当接面21a,22aが、バスバー40の挿入方向に傾斜した傾斜面に形成されているため、バスバー40をスリット12に挿入するときの抵抗を小さくすることができるので、取付け作業がより一層簡単になる。
(8)さらに、バスバー40の表面には、バスバー40に取付けられた電流センサ1のハウジング11の表面および裏面に当接する凸状部45が形成されているため、バスバー40に取付けられた電流センサ1がバスバー40の両端方向にずれることを阻止することができる。したがって、取付け位置のずれによる検出精度の低下を阻止することができる。
(9)さらに、MRE16,17およびバイアス磁石18,19が、スリット12に収容されたバスバー40を挾んで点対称の位置にそれぞれ設けられているため、バスバー40から発生する磁界を各MREに均等に与えることができるので、電流の検出精度を高めることができる。また、各MREの出力電圧の差分に基づいて電流を測定するため、外来ノイズによる電圧変動を除去することができるので、電流の検出精度を高めることができる。
(10)さらに、MREを用いるため、電流の検出感度を高めることができるので、電流の検出精度をより一層高めることができる。
〈第2実施形態〉
次に、この発明の第2実施形態について図を参照して説明する。図7は、この実施形態に係る電流センサの縦断面図である。
スリット12の開口部は拡開形成されており、その拡開形成された空間には、上下一対の係止部材90が設けられている。各係止部材90は板状に形成されており、板面の中央には、スリット12の内部に突出した係止部91が形成されている。また、各係止部材90は、コイルバネ92によってスリット12の内部に突出する方向に付勢されている。また、各係止部材90には、スリット12に収容されたバスバー40の他側端42の上方角部42aおよび下方角部42bを押圧する押圧部90aがそれぞれ一体形成されている。
スリット12に収容されたバスバー40の他側端42の上方角部42aおよび下方角部42bは、上下の係止部材90の各係止部91によって係止され、かつ、各係止部材90の各押圧部90aによって挾持される。
したがって、バスバー40に対する取付力を高めることができるので、電流センサ1がバスバー40から外れ難くすることができる。
また、各係止部材90はコイルバネ92によって付勢されているため、各係止部材90が合成樹脂などの弾性を有する材料によって形成されていなくても各係止部材90をバスバー40の他側端に係止することができる。なお、コイルバネ92に代えて板バネまたは皿バネを用いることもできる。
〈第3実施形態〉
次に、この発明の第3実施形態について図を参照して説明する。図8は、この実施形態に係る電流センサの縦断面図である。
スリット12の内部には、バスバー40の係止および押圧を行うための係止部材110が設けられている。係止部材110の下面には、バスバー40の他側端42の上方角部42aに係止する係止部111が突出形成されている。係止部材110には、バスバー40の表面を押圧する押圧部110aが一体形成されている。押圧部110aは、係止部111による係止部分からスリット12の奥まで一体形成されており、バスバー40の表面全面を押圧することができる。また、係止部材110は、複数のコイルバネ112によってバスバー40を押圧する方向に付勢されている。
スリット12に収容されたバスバー40の他側端42の上方角部42aは、係止部材110の係止部111によって係止される。さらに、バスバー40の表面の全面が、係止部材110の押圧部110aによって押圧され、バスバー40は、係止部材110の押圧部110aとスリット12の下壁面12bとによって挾持される。
したがって、スリット12に収容されたバスバー40の他側端42を係止することができ、かつ、バスバー40を広い範囲に亘って押圧することができるため、バスバー40に対する取付力をより一層高めることができるので、電流センサ1がバスバー40からより一層外れ難くすることができる。なお、コイルバネ112に代えて板バネまたは皿バネを用いることもできる。
〈第4実施形態〉
次に、この発明の第4実施形態について図を参照して説明する。図9は、この実施形態に係る電流センサおよびその取付け構造を示す説明図である。図10(a)は、電流センサの取付け構造を示す左側面図、(b)はズレ止め部材の平面図、(c)は(b)のA−A矢視断面図である。
電流センサ1のハウジング11の表面11aおよび裏面11bからは、ズレ止め部材100がそれぞれ突出して設けられている。表面11aから突出したズレ止め部材100の先端は、バスバー40の長手方向の他端に形成されたカシメ部49の側面49aに当接する。また、裏面11bから突出したズレ止め部材100の先端は、バスバー40の長手方向の一端に形成された締結リング46の外周面46aに当接する。これにより、電流センサ1がバスバー40の長手方向にずれないようにすることができる。
図10(b),(c)に示すように、ズレ止め部材100は板状に形成されており、その表面には、長さ調節用の溝101が短手方向(バスバー40の短手方向と平行な方向)に沿って複数本形成されている。溝101が形成されている部分の板厚が薄くなっているため、溝101に沿ってズレ止め部材100を容易に分断することができるようになっている。このように、ズレ止め部材100を溝101に沿って分断することにより、ズレ止め部材100の長手方向の長さを調節することができるため、電流センサ1の取付け位置が変更されたり、バスバー40の長手方向の長さが変更されたりした場合であっても容易に対応することができる。
(他の実施形態)
(1)複数のスナップフィット20を設ける構成に代えて、幅の広いスナップフィット20を1つのみ設ける構成でも良い。つまり、スナップフィット20の係止部21,22、バネ部23,24および底部25の幅(バスバー40の長手方向に沿った幅)を広くしたスナップフィットを用いる。たとえば、ハウジング11の表面11aおよび裏面11b間の長さと略同じ長さの幅を有するスナップフィットを用いる。このように幅広のスナップフィットを用いることにより、バスバー40に対する係止力を大きくすることができるため、電流センサ1の取付け強度を高めることができる。また、取付けに必要な部品の点数を削減することもできる。
(2)バスバー40の表面43に形成された各凸状部45と嵌合する凹部をスリット12の上壁面12aに形成し、スリット12にバスバー40を収容したときに各凹部が対応する凸状部45にそれぞれ嵌合するように構成することもできる。また、逆に、スリット12の上壁面12aに凸状部を形成し、各凸状部と嵌合する凹部をバスバー40の表面43に形成することもできる。
(3)磁電変換素子としてMREに代えてホール素子を用いることもできる。
1・・電流センサ、10・・取付け部材、11・・ハウジング、12・・スリット、
16,17・・MRE(磁電変換素子)、18,19・・バイアス磁石、
20・・スナップフィット(係止部材)、21,22・・係止部、
23,24・・バネ部(挾持部)、40・・バスバー(導電性部材)、
41・・一側端、41a,42a・・上方角部、41b,42b・・下方角部、
42・・他側端、43・・表面、44・・裏面、45・・凸状部(ズレ止め手段)、
50・・車載バッテリ、51・・バッテリポスト(端子)、
70・・電源供給ケーブル。

Claims (14)

  1. 長手方向の一端が車載バッテリの端子に取付けられた導電性部材に流れる被検出電流を磁電変換素子を用いて検出する電流センサにおいて、
    前記導電性部材に取付けるための取付け部材と、前記取付け部材の内部に設けられた磁電変換素子と、前記取付け部材の内部に設けられ、前記磁電変換素子にバイアス磁界を与えるバイアス磁石と、を備えており、
    前記取付け部材は、
    ハウジングと、
    前記ハウジングに形成されており、前記導電性部材をその長手方向に沿った一側端から挿入して収容するスリットと、
    前記ハウジングに設けられており、前記導電性部材が前記スリットに収容されると前記導電性部材の他側端に弾性力によって係止される係止部材と、を備えており、
    前記磁電変換素子およびバイアス磁石は、前記スリットに収容された前記導電性部材の表面または裏面と直交する位置に設けられていることを特徴とする電流センサ。
  2. 前記係止部材は、前記導電性部材が前記スリットに収容されると前記導電性部材の他側端の両角部にそれぞれ係止される複数の係止部材であることを特徴とする請求項1に記載の電流センサ。
  3. 前記係止部材は、スナップフィットであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電流センサ。
  4. 前記スナップフィットは、前記スリットに収容された前記導電性部材の表面および裏面を弾性力で挾持する挾持部を有することを特徴とする請求項3に記載の電流センサ。
  5. 前記スリットの開口端からスリットの奥に向かう方向を長手方向とした場合に、前記スナップフィットは短手方向に複数設けられていることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の電流センサ。
  6. 前記係止部材は、その係止する方向へ付勢する付勢部材によって弾性が与えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電流センサ。
  7. 前記係止部材には、前記スリットに収容された前記導電性部材の他側端の角部を付勢方向へ押圧する押圧部が一体形成されていることを特徴とする請求項6に記載の電流センサ。
  8. 前記押圧部は前記他側端の係止部分から前記スリットの奥まで一体形成されていることを特徴とする請求項7に記載の電流センサ。
  9. 前記係止部材のうち、前記導電性部材を挿入するときに導電性部材の一側端と当接する面が挿入方向に傾斜した傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記載の電流センサ。
  10. 前記磁電変換素子およびバイアス磁石は、前記スリットに収容された前記導電性部材を挾んで点対称の位置にそれぞれ設けられており、
    各磁電変換素子は、位相が相互に90°異なる検出信号をそれぞれ出力するように構成されており、
    各磁電変換素子が出力する各検出信号の差分に基づいて電流を測定するように構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1つに記載の電流センサ。
  11. 前記磁電変換素子が磁気抵抗素子であることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか1つに記載の電流センサ。
  12. 当該電流センサは、長手方向の一端が前記車載バッテリの端子に取付けられており、他端に電源供給ケーブルが取付けられた状態の導電性部材に取付けるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1つに記載の電流センサ。
  13. 請求項1ないし請求項12のいずれか1つに記載の電流センサの取付け構造であって、
    前記導電性部材に取付けられた電流センサが挿入方向と交差する方向へずれることを阻止するためのズレ止め手段が設けられていることを特徴とする電流センサの取付け構造。
  14. 前記ズレ止め手段は、前記導電性部材に形成された凸状部であることを特徴とする請求項13に記載の電流センサの取付け構造。
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