JP2018191452A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数の削減。
【解決手段】導電体10と、導電体の電流測定対象部11を流れる電流を測定し、その出力信号を出力する電流測定装置20と、これらが収容される筐体30と、を備え、電流測定装置は、電流を測定するための磁気センサ21と、磁気センサから入力された入力信号に基づく出力信号を出力する基板22と、磁気センサ、基板及び電流測定対象部を内方に配置して内外の磁気を遮蔽する磁気シールド部材23と、を備え、筐体は、磁気センサ及び基板を収容し、かつ、磁気センサの磁気検出素子の位置を磁気検出可能位置に配置すると共に、磁気センサ及び基板を固定部材60で室内に固定するセンサ収容室31と、磁気シールド部材が挿入されるシールド挿入口32と、センサ収容室に対する相対的な位置ずれが不能な位置に形成され、かつ、シールド挿入口から挿入された磁気シールド部材を収容位置で保持するシールド保持室34と、を備えること。
【選択図】図6
【解決手段】導電体10と、導電体の電流測定対象部11を流れる電流を測定し、その出力信号を出力する電流測定装置20と、これらが収容される筐体30と、を備え、電流測定装置は、電流を測定するための磁気センサ21と、磁気センサから入力された入力信号に基づく出力信号を出力する基板22と、磁気センサ、基板及び電流測定対象部を内方に配置して内外の磁気を遮蔽する磁気シールド部材23と、を備え、筐体は、磁気センサ及び基板を収容し、かつ、磁気センサの磁気検出素子の位置を磁気検出可能位置に配置すると共に、磁気センサ及び基板を固定部材60で室内に固定するセンサ収容室31と、磁気シールド部材が挿入されるシールド挿入口32と、センサ収容室に対する相対的な位置ずれが不能な位置に形成され、かつ、シールド挿入口から挿入された磁気シールド部材を収容位置で保持するシールド保持室34と、を備えること。
【選択図】図6
Description
本発明は、電気接続箱に関する。
従来、電気接続箱においては、内方に収容されたバスバ等の導電体を流れる電流の測定を行うべく、電流センサが設けられている(下記の特許文献1)。例えば、電流センサは、磁気検出素子(ホール素子等)などの磁気の検出に要する各種部材と、これら各種部材を収容したケースと、を備えており、電気接続箱の筐体に組み付けられる。
ところで、この種の電気接続箱においては、その筐体の収容室に電流センサが収容され、その収容室内で電流センサのケースが保持される。このため、従来の電気接続箱は、部品点数の削減という観点で改善の余地がある。尚、上記特許文献2には、電流センサの各種部品を電気接続箱の筐体の成形型内に配置し、その成形型で電気接続箱の筐体を成形した際に、この筐体の所定位置に電流センサの各種部品を一体化させた上で内包させる、という技術が開示されている。
本発明は、部品点数の削減が可能な電気接続箱を提供することを、その目的とする。
上記目的を達成する為、本発明は、通電対象物である導電体と、前記導電体の電流測定対象部を流れる電流を測定し、測定した電流に係る出力信号を出力する電流測定装置と、前記導電体及び前記電流測定装置が収容される筐体と、を備え、前記電流測定装置は、前記電流測定対象部を流れる電流を測定するための磁気センサと、前記磁気センサから入力された入力信号に基づく前記出力信号を出力する基板と、前記磁気センサ、前記基板及び前記電流測定対象部を内方に配置し、かつ、その内方と外方との間における磁気を遮蔽する磁気シールド部材と、を備え、前記筐体は、前記磁気センサ及び前記基板を収容し、かつ、前記電流測定対象部に対する前記磁気センサの磁気検出素子の位置を磁気検出可能位置に配置すると共に、前記磁気センサ及び前記基板を固定部材で室内に固定するセンサ収容室と、前記磁気シールド部材が挿入されるシールド挿入口と、前記センサ収容室に対する相対的な位置ずれが不能な位置に形成され、かつ、前記シールド挿入口から挿入された前記磁気シールド部材を収容位置で保持するシールド保持室と、を備えることを特徴としている。
ここで、前記磁気センサは、前記磁気検出素子としてのホール素子を有するホールICであることが望ましい。
また、前記シールド保持室は、前記筐体に対する前記磁気シールド部材の挿入と共に前記磁気シールド部材の被保持部が挿入される空間であり、前記被保持部の挿入と共に前記被保持部が圧入される圧入部を備えることが望ましい。
また、前記シールド保持室は、前記筐体に対する前記磁気シールド部材の挿入と共に前記磁気シールド部材の被保持部が挿入される空間であり、前記被保持部と前記シールド保持室との間には、これら相互間を互いに保持する保持構造を設け、前記保持構造は、前記被保持部と前記シールド保持室の内の一方に設けた凸状の第1被係止部と、その内の他方に設け、前記第1被係止部を当接させることによって、前記シールド保持室に対する前記被保持部の挿入時における自らの進行方向とは逆向きの動きを係止する第1係止部と、前記被保持部と前記シールド保持室の内の一方に設けた凸状の第2被係止部と、その内の他方に設け、前記第2被係止部を当接させることによって、前記シールド保持室に対する前記被保持部の挿入時における自らの進行方向の動きを係止する第2係止部と、を備えることが望ましい。
また、前記筐体は、少なくとも第1筐体部材と前記第1筐体部材に組み付けられる第2筐体部材とを有する複数の筐体部材の組付け体であり、前記第1筐体部材は、前記導電体が配置されると共に、前記シールド挿入口を有し、前記第2筐体部材は、前記センサ収容室と前記シールド保持室とを有し、前記磁気センサと前記基板とが前記固定部材で前記センサ収容室に固定されていることが望ましい。
本発明に係る電気接続箱においては、筐体のセンサ収容室に磁気センサと基板とが収容及び固定されると共に、筐体の収容位置まで磁気シールド部材がシールド挿入口から挿入されて、磁気センサと基板と電流測定対象部とに対する所定位置に磁気シールド部材が収容されることによって、電流測定装置が形成される。従って、この電気接続箱は、従来よりも部品点数の削減を図ることができる。そして、この電気接続箱は、部品点数の削減に伴って、原価の低減を図ることができると共に、体格の小型化や軽量化を図ることができる。
以下に、本発明に係る電気接続箱の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
[実施形態]
本発明に係る電気接続箱の実施形態の1つを図1から図14に基づいて説明する。
本発明に係る電気接続箱の実施形態の1つを図1から図14に基づいて説明する。
図1から図3の符号1は、本実施形態の電気接続箱を示す。この電気接続箱1は、通電対象物である導電体10と、この導電体10の電流測定対象部11を流れる電流を測定し、その測定した電流に係る出力信号を出力する電流測定装置20と、導電体10及び電流測定装置20が収容される筐体30と、を備える。尚、これら各図では、筐体30の後述するカバー部材を取り外しており、導電体10等が露出されている。
導電体10は、金属等の導電性材料で成形された部材である。この導電体10は、例えば、リレー等の電子部品ECと電線(図示略)とに対して各々電気的に接続されたものであり、電子部品EC側と電線側との間に、電流が流れる通電経路が設けられている。この導電体10においては、その通電経路を流れる電流が測定される。このため、この導電体10には、その電流の測定位置としての電流測定対象部11が通電経路上に設けられている。
この例示では、導電体10として、導電性の金属の板材(例えば銅板)を母材にして成形した板状のバスバを用意している。この例示の電気接続箱1には、高電圧用の導電体(以下、「高圧導電体」という。)10Aと、低電圧用の導電体(以下、「低圧導電体」という。)10Bと、が収容されている(図3)。高圧導電体10Aは、板状の第1から第4の導電部材10A1〜10A4から成る。低圧導電体10Bは、板状の第1から第4の導電部材10B1〜10B4から成る。この例示の電気接続箱1では、高圧導電体10Aを流れる電流の測定を行うものとし、第1導電部材10A1に矩形の電流測定対象部11を設けている。その電流測定対象部11については、自らの平面に沿う方向で、かつ、電流の流れる方向に対する直交方向を幅方向とする。
電流測定装置20は、その高圧導電体10Aにおける電流測定対象部11の近くに配置する(図1、図2及び図4)。この電流測定装置20は、電流測定対象部11を流れる電流を測定するための磁気センサ21と、この磁気センサ21から入力された入力信号に基づく出力信号を出力する基板22と、磁気センサ21、基板22及び電流測定対象部11を内方に配置し、かつ、その内方と外方との間における磁気を遮蔽する磁気シールド部材23と、を備える(図5及び図6)。
磁気センサ21は、電流測定対象部11を流れる電流に応じた磁界を磁気検出素子(図示略)で検出し、その磁界に応じた出力信号を出力するものである。磁気検出素子は、電流測定対象部11に対して間隔を空けた磁気検出可能位置に配置する。磁気検出可能位置とは、電流測定対象部11を流れる電流に応じて発生した磁界を磁気検出素子が検出することのできる位置のことである。
この磁気センサ21は、基板22に対して電気的に接続されており、その磁界に応じた出力信号を基板22に入力させる。基板22では、その磁気センサ21からの入力信号に基づいた出力信号を生成し、これを出力する。例えば、基板22は、電気回路が形成された板状の主体22aと、その電気回路に対して電気的に接続された端子22bと、を備えており(図5)、生成した出力信号を端子22bから出力する。その端子22bには、相手方コネクタ(図示略)の相手方端子が嵌合されて電気的に接続されている。基板22からの出力信号は、その相手方コネクタを介して、例えば、電子制御装置(図示略)等の信号送信対象に送られる。
この例示では、磁気センサ21としてホールIC(Integrated Circuit)を用いる。ホールICは、図示しないが、磁気検出素子としてのホール素子と、このホール素子の出力信号を増幅させるアンプ回路と、を備える。例えば、そのホール素子は、電流測定対象部11の幅方向における略中央から電流測定対象部11の平面に対する直交方向へと所定の間隔を空けた位置(磁気検出可能位置)に配置する。このホールICは、そのようなホール素子の配置が為されるように、筐体30に収容する。このホールICでは、検出した磁界をホール素子でホール電圧に変換し、そのホール電圧に係る信号をアンプ回路で増幅した上で、ホール電圧の出力信号を出力する。基板22では、例えば、そのホールICから入力されたホール電圧の入力信号に基づいて電流値を演算し、その電流値に係る出力信号を端子22bから出力する。
この電流測定装置20においては、磁気センサ21と基板22とが物理的且つ電気的に接続されて、互いに一体化されている。
磁気シールド部材23は、ケイ素鋼板等の板状の高透磁性材料を母材として成形された部材である。この例示の磁気シールド部材23は、コの字状に成形されており、矩形の基壁部23aと、この基壁部23aの対向する2つの辺から各々同一方向に突出させた立壁部23bと、を有する(図5及び図6)。基壁部23aは、その平面を電流測定対象部11における磁気センサ21側とは逆側の平面に対向させ、かつ、その逆側の平面に対して間隔を空けた位置に配置する。それぞれの立壁部23bは、基壁部23aの平面から垂設させている。この磁気シールド部材23は、筐体30における収容位置において、基壁部23aで間隔を空けて電流測定対象部11を覆い、かつ、それぞれの立壁部23bで間隔を空けて磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とを覆うことで、その磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とを内方に配置する(図6)。筐体30における磁気シールド部材23の収容位置とは、電流測定対象部11を流れる電流に応じて発生した磁界の集磁が可能な位置のことである。
筐体30は、合成樹脂等の絶縁性材料で成形される。この筐体30は、少なくとも第1筐体部材40と第2筐体部材50とを有する複数の筐体部材の組付け体である(図3)。この例示の筐体30は、互いに組み付けられる第1筐体部材40及び第2筐体部材50と、図示しないが、これら第1筐体部材40及び第2筐体部材50を覆うカバー部材としての第3筐体部材と、を備えている。第3筐体部材は、図1で露出している導電体10や電子部品EC等を覆い隠す。
この筐体30は、磁気センサ21と基板22とが収容されるセンサ収容室31を備える(図6及び図7)。そのセンサ収容室31は、電流測定対象部11に対する磁気センサ21の磁気検出素子の位置を磁気検出可能位置に配置すると共に、磁気センサ21及び基板22を固定部材60(図6)で室内に固定する空間である。図6では、図示の便宜上、固定部材60をクロスハッチングで示している(以下同様)。このセンサ収容室31は、磁気センサ21と基板22とを挿入する際の開口31aを有している。このセンサ収容室31においては、磁気センサ21と基板22とを組み付けた一体化物(以下、「センサアセンブリ」という。)24(図2)が開口31aから挿入され、室内に収容される。この例示のセンサ収容室31は、矩形の開口31aを有する内部空間として室内が形成されており、その開口31aに対する直交方向がセンサアセンブリ24の挿入方向となる。そのセンサアセンブリ24は、基板22の主体22aにおける平面の直交方向に沿ってセンサ収容室31に挿入する。ここでは、磁気センサ21側から挿入し、この磁気センサ21が基板22よりも奥に収容される。但し、そのセンサアセンブリ24は、基板22側から挿入し、この基板22を磁気センサ21よりも奥に収容してもよい。
室内に収容された磁気センサ21と基板22は、その室内における磁気センサ21の磁気検出素子の位置が磁気検出可能位置となるように固定する。そのために、センサ収容室31の室内には、挿入されたセンサアセンブリ24を係止するセンサ係止部31bが設けられている(図6及び図7)。例えば、そのセンサ係止部31bは、基板22の主体22aの平面における周縁部の一部又は全部を当接させる壁面である。そのセンサ収容室31に収容されたセンサアセンブリ24は、室内の固定部材60によって固定する。その固定部材60には、例えば、そのセンサアセンブリ24の収容後のセンサ収容室31に充填されたポッティング液の硬化体を用いる。この固定部材60は、例えば、センサ収容室31の開口31aと面一になるように設ける。
ここで、センサ収容室31においては、その開口31a側の端面を電流測定対象部11の係止部(以下、「導体係止部」という。)31cとして利用する(図6及び図7)。その導体係止部31cは、例えば、電流測定対象部11の平面における周縁部の一部又は全部の当接が可能な部位であり、電流測定対象部11のセンサ収容室31に対する位置規制を行う。つまり、この導体係止部31cと先のセンサ係止部31bは、電流測定対象部11に対する磁気センサ21の磁気検出素子の位置規制を行うものであるといえる。このため、このセンサ係止部31bと導体係止部31cは、電流測定対象部11に対する磁気検出素子の位置が磁気検出可能位置となるように形成する。尚、後述するように、電流測定対象部11と導体係止部31cは、第1筐体部材40と第2筐体部材50とが組み付けられていくことによって、互いに近づいていく。このため、導体係止部31cは、必ずしも電流測定対象部11が当接させられるものである必要はない。
更に、筐体30は、磁気シールド部材23が挿入されるシールド挿入口32(図6及び図8)を備える。シールド挿入口32は、磁気シールド部材23を筐体30の収容位置まで収容する際の開口である。先に示したように、磁気シールド部材23は、筐体30における収容位置において、基壁部23aで間隔を空けて電流測定対象部11を覆い、かつ、それぞれの立壁部23bで間隔を空けて磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とを覆っている。このため、シールド挿入口32は、筐体30において、電流測定対象部11に対してセンサ収容室31とは逆側に設ける。磁気シールド部材23は、筐体30において、センサアセンブリ24のセンサ収容室31に対する挿入方向と同じ向きでシールド挿入口32から挿入し、そのままの向きで収容位置まで導かれる。その際、磁気シールド部材23は、それぞれの立壁部23bの自由端側からシールド挿入口32に挿入される。
このシールド挿入口32から挿入された磁気シールド部材23は、シールド挿入口32と連なる筐体30の空間33(図6及び図8)を経て収容位置まで案内される。筐体30には、その収容位置で磁気シールド部材23を保持するシールド保持室34(図6及び図7)が設けられている。そのシールド保持室34は、筐体30に対する磁気シールド部材23の挿入と共に磁気シールド部材23の被保持部23c(図5及び図6)が挿入される空間である。この例示の磁気シールド部材23では、それぞれの立壁部23bを被保持部23cとして利用する。このため、シールド保持室34は、その被保持部23c毎に設けている。
ここで、磁気シールド部材23は、センサ収容室31の外に配置する。このため、それぞれのシールド保持室34は、センサ収容室31を側方から覆うように、互いに向かい合わせに配置している(図6及び図7)。それぞれのシールド保持室34とセンサ収容室31との間には、各々立壁35が設けられている。そこで、それぞれの立壁35においては、シールド挿入口32側の端面を各々シールド係止部35aとして利用する(図6及び図7)。それぞれのシールド係止部35aは、磁気シールド部材23の基壁部23aを係止させることが可能な部位であり、その係止位置よりも磁気シールド部材23が挿入されないように規制している。それぞれのシールド係止部35aは、基壁部23aが係止されるまで磁気シールド部材23を挿入したとしても、その係止位置が筐体30における磁気シールド部材23の収容位置の範囲内に収まるように、それぞれの位置を設定する。磁気シールド部材23の収容位置の範囲内とは、磁気シールド部材23が電流測定装置20における自らの機能(下記の集磁機能)を発揮できる位置の範囲内のことをいう。例えば、磁気シールド部材23は、シールド挿入口32から挿入し、それぞれのシールド係止部35aに基壁部23aが係止されるまで、それぞれの立壁部23b(被保持部23c)をシールド保持室34に差し込んでいくことによって、筐体30の収容位置に収容される。よって、それぞれのシールド係止部35aは、磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とに対しての磁気シールド部材23の相対的な位置を定めることができるので、その磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とを磁気シールド部材23の内方に配置することが可能になり、電流測定対象部11を流れる電流に応じて発生した磁界を磁気シールド部材23で集磁させることができる。
この筐体30においては、センサ収容室31に対する相対的な位置ずれが不能な位置にシールド保持室34を形成し、立壁35やシールド係止部35aについてもセンサ収容室31に対する相対的な位置ずれが不能な位置に配置されるようにする。これにより、磁気シールド部材23は、筐体30の収容位置へと収容された際に、磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とに対しての磁気シールド部材23の相対的な位置ずれを抑えることができる。従って、ここでは、この磁気シールド部材23による集磁作用のずれを抑えることができる。
シールド保持室34には、筐体30の収容位置で磁気シールド部材23を保持するべく、立壁部23b(被保持部23c)を保持させる。この例示のシールド保持室34は、立壁部23b(被保持部23c)の挿入と共に立壁部23b(被保持部23c)が圧入される圧入部36を備えている(図4及び図9から図11)。この例示では、その圧入部36として、立壁部23b(被保持部23c)の外方側の第1壁面23b1に当接させる第1圧入部36A(図9及び図10)と、立壁部23b(被保持部23c)の内方側の第2壁面23b2に当接させる第2圧入部36B(図11)と、が交互に少なくとも3つ並べて配置されている。
例えば、シールド保持室34は、立壁部23b(被保持部23c)の第1壁面23b1に対して間隔を空けて対向している第1壁面34aと、立壁部23b(被保持部23c)の第2壁面23b2に対して間隔を空けて対向している第2壁面34bと、を有している(図4、図6及び図7)。第1圧入部36Aは、シールド保持室34に挿入された立壁部23b(被保持部23c)の第1壁面23b1に向けて第1壁面34aから突出させた突出体であり、その第1壁面23b1への当接部分をシールド保持室34への立壁部23b(被保持部23c)の挿入方向に沿って延在させている。この例示の第1圧入部36Aは、圧入に際して第1壁面23b1に線接触させるべく、突出方向側の先端を弧状に形成している。また、第2圧入部36Bは、シールド保持室34に挿入された立壁部23b(被保持部23c)の第2壁面23b2に向けて第2壁面34bから突出させた突出体であり、その第2壁面23b2への当接部分をシールド保持室34への立壁部23b(被保持部23c)の挿入方向に沿って延在させている。この例示の第2圧入部36Bは、圧入に際して第2壁面23b2に線接触させるべく、突出方向側の先端を弧状に形成している。ここでは、1本の第1圧入部36Aと、これを間に置いた2本の第2圧入部36Bと、が交互に配列されている。従って、立壁部23b(被保持部23c)は、シールド保持室34に挿入していくことによって圧入され、それぞれの第1圧入部36Aと第2圧入部36Bとで保持される。よって、磁気シールド部材23は、筐体30の収容位置においての収容状態を保ち続けることができる。
ところで、この例示の筐体30は、先に示したように、第1筐体部材40と第2筐体部材50とを有する分割構造体となっている。このため、ここまで説明した筐体30の各種構成は、その第1筐体部材40と第2筐体部材50とに適宜設けられている。この例示において、第1筐体部材40は、導電体10(具体的には、高圧導電体10Aの第1導電部材10A1)が配置されると共に、シールド挿入口32と空間33とを有している。また、第2筐体部材50は、センサ収容室31(センサ係止部31bと導体係止部31cを含む)とシールド保持室34(圧入部36を含む)と立壁35(シールド係止部35aを含む)とを有している。
以下に、この電気接続箱1においての電流測定装置20の設置工程について説明する。
先ずは、第2筐体部材50のセンサ収容室31に対して、磁気センサ21と基板22とが固定部材60で固定される(図12)。この例示では、センサ収容室31にセンサアセンブリ24が挿入され、基板22の主体22aをセンサ係止部31bに当接させて係止することによって、そのセンサアセンブリ24がセンサ収容室31の所定位置に設置される。第2筐体部材50においては、その設置状態でセンサ収容室31にポッティング液を充填し、これを硬化させることによって、ポッティング液の硬化体による固定部材60が形成され、センサアセンブリ24がセンサ収容室31で所定位置に固定される。尚、ここでは、固定部材60の図示を省略している。更に、図12での図示は省略するが、この第2筐体部材50においては、高圧導電体10Aにおける第2から第4の導電部材10A2〜10A4が設置されている。
次に、第1筐体部材40には、高圧導電体10Aの第1導電部材10A1が設置され(図12)、その後、磁気センサ21と基板22とが固定された第2筐体部材50が組み付けられる(図13)。各図での図示は省略するが、この第1筐体部材40には、低圧導電体10Bも設置されている。第1導電部材10A1の電流測定対象部11は、第1筐体部材40と第2筐体部材50との組付け完了と共に、導体係止部31cの近傍又は導体係止部31cで係止された位置に設置される。尚、第2筐体部材50には、第1筐体部材40との組付けの際に第1導電部材10A1を挿通させる貫通孔51(図3及び図7)が形成されている。
しかる後、この筐体30には、磁気シールド部材23が取り付けられる。磁気シールド部材23は、シールド挿入口32から挿入し(図14)、それぞれの立壁部23b(被保持部23c)をシールド保持室34に圧入していく(図6)。
電流測定装置20は、このようにして筐体30に設置される。
以上示したように、本実施形態の電気接続箱1においては、筐体30のセンサ収容室31に磁気センサ21と基板22とが収容及び固定されると共に、筐体30の収容位置まで磁気シールド部材23がシールド挿入口32から挿入されて、磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とに対する所定位置に磁気シールド部材23が収容されることによって、電流測定装置20が形成される。特に、この例示の電気接続箱1においては、第2筐体部材50のセンサ収容室31に磁気センサ21と基板22とを収容及び固定させると共に、第1筐体部材40に導電体10を設置し、その第1筐体部材40と第2筐体部材50とを組み付けることによって、導電体10の電流測定対象部11に対する所定位置に磁気センサ21の磁気検出素子を配置する。そして、この電気接続箱1では、磁気シールド部材23を第1筐体部材40のシールド挿入口32から挿入していき、この磁気シールド部材23を第2筐体部材50のシールド保持室34で保持させることによって、磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とに対する所定位置に磁気シールド部材23が収容される。この例示の電気接続箱1においては、このようにして電流測定装置20が形成される。従って、本実施形態の電気接続箱1は、従来よりも部品点数の削減を図ることができる。そして、この電気接続箱1は、部品点数の削減に伴って、原価の低減を図ることができると共に、体格の小型化や軽量化を図ることができる。
[変形例]
本変形例の電気接続箱2は、前述した実施形態の電気接続箱1において、磁気シールド部材23とシールド保持室34とを下記の磁気シールド部材123とシールド保持室134とに置き換えたものであり、その相互間での保持形態を下記の保持形態に置き換えている(図15から図18)。
本変形例の電気接続箱2は、前述した実施形態の電気接続箱1において、磁気シールド部材23とシールド保持室34とを下記の磁気シールド部材123とシールド保持室134とに置き換えたものであり、その相互間での保持形態を下記の保持形態に置き換えている(図15から図18)。
先ず、本変形例の電流測定装置120において、磁気シールド部材123は、実施形態の磁気シールド部材23と同様のコの字状に成形されたものであり、基壁部123aと2つの立壁部123bとを有している(図16から図18)。この磁気シールド部材123は、実施形態の磁気シールド部材23と同じように、立壁部123bをシールド保持室134における被保持部123cとして利用する。
次に、本変形例のシールド保持室134は、実施形態のシールド保持室34と同様の形状及び配置のものであり、磁気シールド部材123毎に設けられている。但し、このシールド保持室134は、圧入部36が設けられていない点で、実施形態のシールド保持室34とは異なる。
本変形例の保持形態は、その磁気シールド部材123の立壁部123b(被保持部123c)をシールド保持室134で保持させるものである。その立壁部123b(被保持部123c)とシールド保持室134との間に、これら相互間を互いに保持させる保持構造136を設けている。その保持構造136は、立壁部123b(被保持部123c)とシールド保持室134の内の一方に設けた凸状の第1被係止部136aと、その内の他方に設け、第1被係止部136aを当接させることによって、シールド保持室134に対する立壁部123b(被保持部123c)の挿入時における自らの進行方向とは逆向きの動きを係止する第1係止部136bと、を備えている(図16及び図17)。更に、この保持構造136は、立壁部123b(被保持部123c)とシールド保持室134の内の一方に設けた凸状の第2被係止部136cと、その内の他方に設け、第2被係止部136cを当接させることによって、シールド保持室134に対する立壁部123b(被保持部123c)の挿入時における自らの進行方向の動きを係止する第2係止部136dと、を備えている(図18)。この保持構造136においては、基壁部123aの平面に沿い、かつ、それぞれの立壁部123bの対向方向に対する直交方向に沿って、その第1被係止部136a及び第1係止部136bの組み合わせと第2被係止部136c及び第2係止部136dの組み合わせとを交互に少なくとも1組ずつ並べて配置する。
この例示では、第1被係止部136aと第2被係止部136cとをシールド保持室134に設け、第1係止部136bと第2係止部136dとを立壁部123b(被保持部123c)に設けている。更に、この例示では、第1被係止部136a及び第1係止部136bの組み合わせを2組設け、その間に1組の第2被係止部136c及び第2係止部136dの組み合わせを配置している。
第1被係止部136aと第2被係止部136cは、シールド保持室134におけるセンサ収容室31側とは逆側の壁面134aから立壁部123b(被保持部123c)に向けて突出させる。
第1被係止部136aは、壁面134aから突出させた可撓性を有する可撓部136a1と、この可撓部136a1における突出方向側の先端に設けた爪部136a2と、を有する(図16及び図17)。第1係止部136bは、立壁部123b(被保持部123c)がシールド保持室134に挿入され、磁気シールド部材123が筐体30の収容位置に収まったときに、爪部136a2が入り込む貫通孔部又は溝部として形成する。ここでは、貫通孔部としての第1係止部136bが立壁部123b(被保持部123c)に形成されている。第1被係止部136aの爪部136a2は、第1係止部136bに挿入された後、この第1係止部136bの内周壁に当接している。このため、この爪部136a2は、立壁部23b(被保持部23c)が自らの挿入時における進行方向とは逆向きへと動こうとした際に、その第1係止部136bの内周壁で係止される。
第2被係止部136cは、壁面134aから突出させた可撓性を有する可撓部136c1と、この可撓部136c1における突出方向側の先端に設けた爪部136c2と、を有する(図18)。第2係止部136dとしては、立壁部123b(被保持部123c)における垂設方向側の端面を利用する。第2被係止部136cの爪部136c2は、立壁部123b(被保持部123c)がシールド保持室134に挿入され、磁気シールド部材123が筐体30の収容位置に収まったときに、第2係止部136dに当接させる。このため、この爪部136c2は、立壁部23b(被保持部23c)が自らの挿入時における進行方向へと更に動こうとしても、その第2係止部136dで係止される。
このように、本変形例の保持構造136は、磁気シールド部材123が筐体30の収容位置に収容されている状態で、立壁部23b(被保持部23c)の自らの挿入時における進行方向への動きも、その進行方向とは逆向きの動きも係止している。従って、この保持構造136は、磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とに対する所定位置で磁気シールド部材123を保持し続けることができる。よって、本変形例の電気接続箱2は、実施形態の電気接続箱1と同様の効果が得られるのみならず、その電気接続箱1と比較して、磁気センサ21と基板22と電流測定対象部11とに対する磁気シールド部材123の位置ずれの抑制効果を高めることができる。
1,2 電気接続箱
10 導電体
11 電流測定対象部
20,120 電流測定装置
21 3磁気センサ
22 基板
23,123 磁気シールド部材
23c,123c 被保持部
30 筐体
31 センサ収容室
32 シールド挿入口
34,134 シールド保持室
36 圧入部
40 第1筐体部
50 第2筐体部材
60 固定部材
136 保持構造
136a 第1被係止部
136b 第1係止部
136c 第2被係止部
136d 第2係止部
10 導電体
11 電流測定対象部
20,120 電流測定装置
21 3磁気センサ
22 基板
23,123 磁気シールド部材
23c,123c 被保持部
30 筐体
31 センサ収容室
32 シールド挿入口
34,134 シールド保持室
36 圧入部
40 第1筐体部
50 第2筐体部材
60 固定部材
136 保持構造
136a 第1被係止部
136b 第1係止部
136c 第2被係止部
136d 第2係止部
Claims (5)
- 通電対象物である導電体と、
前記導電体の電流測定対象部を流れる電流を測定し、測定した電流に係る出力信号を出力する電流測定装置と、
前記導電体及び前記電流測定装置が収容される筐体と、
を備え、
前記電流測定装置は、前記電流測定対象部を流れる電流を測定するための磁気センサと、前記磁気センサから入力された入力信号に基づく前記出力信号を出力する基板と、前記磁気センサ、前記基板及び前記電流測定対象部を内方に配置し、かつ、その内方と外方との間における磁気を遮蔽する磁気シールド部材と、を備え、
前記筐体は、前記磁気センサ及び前記基板を収容し、かつ、前記電流測定対象部に対する前記磁気センサの磁気検出素子の位置を磁気検出可能位置に配置すると共に、前記磁気センサ及び前記基板を固定部材で室内に固定するセンサ収容室と、前記磁気シールド部材が挿入されるシールド挿入口と、前記センサ収容室に対する相対的な位置ずれが不能な位置に形成され、かつ、前記シールド挿入口から挿入された前記磁気シールド部材を収容位置で保持するシールド保持室と、を備えることを特徴とした電気接続箱。 - 前記磁気センサは、前記磁気検出素子としてのホール素子を有するホールICであることを特徴とした請求項1に記載の電気接続箱。
- 前記シールド保持室は、前記筐体に対する前記磁気シールド部材の挿入と共に前記磁気シールド部材の被保持部が挿入される空間であり、前記被保持部の挿入と共に前記被保持部が圧入される圧入部を備えることを特徴とした請求項1又は2に記載の電気接続箱。
- 前記シールド保持室は、前記筐体に対する前記磁気シールド部材の挿入と共に前記磁気シールド部材の被保持部が挿入される空間であり、
前記被保持部と前記シールド保持室との間には、これら相互間を互いに保持する保持構造を設け、
前記保持構造は、前記被保持部と前記シールド保持室の内の一方に設けた凸状の第1被係止部と、その内の他方に設け、前記第1被係止部を当接させることによって、前記シールド保持室に対する前記被保持部の挿入時における自らの進行方向とは逆向きの動きを係止する第1係止部と、前記被保持部と前記シールド保持室の内の一方に設けた凸状の第2被係止部と、その内の他方に設け、前記第2被係止部を当接させることによって、前記シールド保持室に対する前記被保持部の挿入時における自らの進行方向の動きを係止する第2係止部と、を備えることを特徴とした請求項1又は2に記載の電気接続箱。 - 前記筐体は、少なくとも第1筐体部材と前記第1筐体部材に組み付けられる第2筐体部材とを有する複数の筐体部材の組付け体であり、
前記第1筐体部材は、前記導電体が配置されると共に、前記シールド挿入口を有し、
前記第2筐体部材は、前記センサ収容室と前記シールド保持室とを有し、前記磁気センサと前記基板とが前記固定部材で前記センサ収容室に固定されていることを特徴とした請求項1,2,3又は4に記載の電気接続箱。
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