JP2011242017A - 車両用空調装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 蒸気圧縮式冷凍機の冷房能力を吸着式冷凍機を併用して向上させるに際し、吸着式冷凍機の吸着性能をエンジン負荷にかかわらず改善する。
【解決手段】 吸着式冷媒機11は、冷却・加熱により媒体を吸着・脱離する吸着器12を備え、吸着器12の加熱により、これに吸着されている媒体を脱離させ、凝縮器14にて凝縮液化して蒸発器15内に貯留する蓄冷モードと、吸着器12の冷却により、これに媒体を吸着し、これに伴って蒸発器15にて媒体を蒸発させる放冷モードとを有する。そして、吸着式冷凍機11の蒸発器15は、蒸気圧縮式冷凍機5の冷媒回路(圧縮機6、凝縮器7、膨張弁8、蒸発器9)に組み込まれて、前記媒体の蒸発により冷媒を冷却するように構成される。ここにおいて、吸着器12の加熱はエンジン1の冷却水をバルブ19により熱交換パイプ12bに導いて行い、吸着器12の冷却は冷却用ファン17により行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両空調装置に関し、特に蒸気圧縮式冷凍機の冷房能力を吸着式冷凍機を併用して向上させる車両用空調装置に関する。
一般的な車両用空調装置では、走行用エンジンから動力を得て稼働する圧縮機を有する蒸気圧縮式冷凍機にて冷房能力を得ている。
このため、蒸気圧縮式冷凍機を稼働させた状態で、信号待ち等により車両を停止させたときには、走行用エンジンの回転数をアイドル回転数より上昇させる等のエンジン制御を行うことにより、圧縮機を駆動させるに必要なトルク及び所望の冷房能力を得るに必要な圧縮機の回転数を確保している。従って、車両停止時にエンジンに供給する燃料を通常のアイドル運転時より増大させるので、車両の燃費が悪化してしまう。
そこで特許文献1に記載の技術では、吸着式冷凍機を併設し、吸着式冷凍機の蒸発部を蒸気圧縮式冷凍機の冷媒回路内に組み込んで、冷媒を冷却することで、圧縮機の負担を低減し、燃費向上を図っている。
ここで用いている吸着式冷凍機は、密閉容器内の上部に、冷却されることにより気相媒体を吸着し、加熱されることにより気相媒体を脱離する吸着コア部を備え、密閉容器内の下部に、脱離した媒体が凝縮液化されて貯留され、吸着時に液相媒体を蒸発させる凝縮・蒸発コア部を備えてなり、前記吸着コア部の加熱により、これに吸着されている気相媒体を脱離させ、前記凝縮・蒸発コア部にて凝縮液化して貯留する蓄冷モードと、前記吸着コア部の冷却により、これに気相媒体を吸着し、これに伴って前記凝縮・蒸発コア部の液相媒体を蒸発させる放冷モードとを有している。
ここで、吸着コア部の加熱・冷却は共にエンジン冷却水により行い、吸着コア部の加熱時はラジエータ通過前の高温冷却水を用い、冷却時はラジエータ通過後の低温冷却水を用いるように、冷却水の流路を切換えている。
特許第4069691号公報
しかしながら、従来技術のように、吸着コア部の加熱及び冷却をエンジン冷却水によって行う場合は、特に放冷モード(媒体吸着モード)での吸着コア部の冷却時に、エンジン負荷が大きい場合には、ラジエータ通過後のエンジン冷却水温度が高く、吸着に必要な低温冷却水を得られず、吸着が不可能となる場合が発生する。従って、結局のところ、車両が停止した時などエンジン負荷が小さい時の吸着に必要な低温冷却水を得ることができるときしか作動させることができず、用途が限られてしまうと考えられる。
また、吸着コア部の冷却時には、吸着コア部での熱交換、特に吸着熱の発生によって高温となった冷却水がエンジンに戻るので、エンジンの温度が上昇する状況となり、エンジン側での対策が必要となる。
更に、従来技術では、蓄冷モードにおいて媒体を蒸気圧縮式冷凍機の冷媒によって冷却して凝縮しているために、冷媒回路の凝縮器側の冷媒が加熱され凝縮圧力が上昇したり、過冷却がとれなくなり、膨張弁への流れが阻害されたりして、結果的に冷房能力を低下させ、延いては圧縮機の消費動力、すなわちエンジンの負荷が増大し、蒸気圧縮式冷凍機にて必要とする動力が増加し、車両燃費を低下させる。
本発明は、このような従来の問題点を解決できる車両用空調装置を提供することを課題とする。
このため、本発明は、蒸気圧縮式冷凍機を備える車両用空調装置に対し、吸着式冷凍機を設ける。
吸着式冷凍機は、吸着器の加熱により、前記吸着器に吸着されている媒体を脱離凝縮させる蓄冷モードと、前記吸着器の冷却により、前記吸着器に媒体を蒸発吸着させる放冷モードとを有する。又は、吸着式冷凍機は、冷却されることにより媒体を吸着し、加熱されることにより媒体を脱離する吸着器と、該吸着器の媒体出口に接続される凝縮部と、該凝縮部の媒体出口に接続されると共に前記吸着器の媒体入口へ接続される蒸発器とを含んで構成され、前記吸着器の加熱により、前記吸着器に吸着されている媒体を脱離させ、前記凝縮器にて凝縮液化して前記蒸発器内に貯留する蓄冷モードと、前記吸着器の冷却により、前記吸着器に媒体を吸着し、これに伴って前記蒸発器にて媒体を蒸発させる放冷モードとを有する。
そして、吸着式冷凍機の蒸発部又は蒸発器は、前記蒸気圧縮式冷凍機の冷媒回路に組み込まれて、前記媒体の蒸発により冷媒を冷却するように構成される。
ここにおいて、前記吸着器の加熱は車両駆動源の廃熱(エンジン冷却水を含む)により行い、前記吸着器の冷却は空気により行う構成とする。
本発明によれば、吸着器の冷却は、空冷とすることで、エンジン負荷の影響を受けることなく、冷却することができ、常に十分な吸着性能を確保でき、また、エンジン冷却性能への悪影響を防止し、エンジン側での対策も不要とすることができる。その一方、吸着器の加熱は、車両駆動源の廃熱により行うので、十分な脱離性能を確保することができる。
更に、車両の走行状態にかからわず、吸着式冷凍機を動作させることができるため、圧縮機の消費動力、すなわちエンジンの負荷を軽減し、蒸気圧縮式冷凍機にて必要とする動力が減少し、車両燃費を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示す車両用空調装置のシステム図 車両用空調装置のレイアウト例を示す車両の側面図 図2のA矢視図(平面図) 既存車両へ組込む吸着式冷凍機の側面図 図4のB矢視図(平面図) 図4のC矢視図(正面図)
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す車両用空調装置のシステム図である。
エンジン1は、車両の走行用駆動源をなす内燃機関である。エンジン1の冷却系2にはウォータポンプ3とラジエータ4とが設けられる。ウォータポンプ3はエンジン冷却水をエンジン1へ循環させる。ラジエータ4はエンジン1内を循環して高温となったエンジン冷却水を外気との熱交換により冷却する。尚、エンジン冷却系2には、この他、ラジエータ4に対するバイパス回路、バイパス流量を制御するサーモスタット等が設けられるが、図示は省略した。
蒸気圧縮式冷凍機5は、回路内を循環する冷媒の蒸発作用により、室内に吹出す空気を冷却するもので、圧縮機6、凝縮器7、減圧手段をなす膨張弁8、蒸発器9を含んで構成される。
圧縮機6は、エンジン1により図示しない電磁クラッチを介して駆動され、低圧低温気体の冷媒を圧縮して、高圧高温気体の冷媒を得る。凝縮器7は、冷却用ファン10を用い、圧縮機6からの高圧高温気体の冷媒を室外空気で凝縮点まで冷却して、高圧常温液体の冷媒に還元する。膨張弁8は、凝縮器7からの高圧常温液体の冷媒を急激に減圧膨張させて、低圧低温液体(霧状)の冷媒を得る。蒸発器9は、室内空気の循環路(吸込口と吹出口との間)に配置され、膨張弁8からの低圧低温液体の冷媒を周囲から熱を奪いながら蒸発させる。これにより、室内空気(室内に吹出す空気)を冷却する。
ここで、蒸気圧縮式冷凍機5における凝縮器7の後段(凝縮器7と膨張弁8との間)に、吸着式冷凍機11を構成する後述の蒸発器15が過冷却熱交換器として配置されている。
吸着式冷凍機11は、吸着器12と、吸着器12の出口に第1バルブ13を介して配管接続された凝縮部としての凝縮器14と、凝縮器14の出口に配管接続された蒸発器15と、を含んで構成され、蒸発器15の出口は第2バルブ16を介して吸着器12の入口に配管接続されている。そして、吸着式冷凍機11の回路内には真空下で吸着媒体としての水(蒸気)が封入されている。
吸着器12は、その内部に吸着剤12aを収納しており、吸着剤12aとしては、シリカゲル、ゼオライト等の水吸着剤が用いられる。
吸着剤12aは、これが収納された雰囲気の相対湿度が高くなるほど、吸着可能な媒体量(吸着容量)が増大する性質を有している。
このため、吸着剤12aを加熱すると、吸着剤12aの表面近傍の相対湿度が低下して吸着容量が減少するので、その減少分、吸着していた媒体を脱離放出する。その一方、吸着剤12aを冷却すると、吸着剤12aの表面近傍の相対湿度が上昇して吸着容量が増加するので、その増加分、媒体を吸着する。尚、吸着剤12aは、蒸気媒体を吸着する際に媒体の凝縮熱相当の吸着熱を発生する。
吸着器12の内部には、吸着剤12aの加熱のため、これと熱的に接するように、熱交換パイプ12bが貫通しており、この熱交換パイプ12bに後述のようにエンジン冷却水を流通させることで、吸着剤12aを加熱可能としてある。その一方、吸着器12の外面(外壁部)には、吸着剤12aの冷却(空冷)のため、放熱フィン12cが設けられており、冷却用ファン17の併用で、吸着剤12aを冷却可能としてある。
凝縮器14は、吸着器12にて吸着剤12aから脱離放出された蒸気媒体を冷却して凝縮液化するものであり、その冷却には冷却用ファン17が用いられる。従って、冷却用ファン17は、吸着器12の空冷手段と凝縮器14の空冷手段とを兼ねる。
蒸発器15は、その内部に吸着媒体としての水が貯留されるようになっており、その液面が凝縮器14より下方になるように配置されいる。そして、蒸発器15の内部には、熱交換通路15aが貫通しており、この熱交換通路15aは蒸気圧縮式冷凍機5における凝縮器7と膨張弁8との間の冷媒通路をなしている。従って、蒸発器15は、蒸気圧縮式冷凍機5における過冷却熱交換器として設けられている。
次に吸着器12の加熱手段であるエンジン冷却系2との接続について説明する。
吸着器12の熱交換パイプ12bの一端(入口部)には、エンジン1の冷却水出口下流でラジエータ4上流に接続した配管(高温冷却水取出し配管)18をバルブ(エンジン冷却水導入バルブ)19を介して接続する。
吸着器12の熱交換パイプ12bの他端(出口部)には、エンジン冷却系2(ウォータポンプ3吸入側)へ戻る配管20を接続する。
また、エンジン冷却系2のラジエータ4下流にバルブ(流量制御弁)21を介装し、ラジエータ4とバルブ21との間に接続した配管(低温冷却水取出し配管)22を一方向バルブ23を介して吸着器12の熱交換パイプ12bの入口部に接続してある。
次に吸着器12及び凝縮器14の空冷手段である冷却用ファン17について説明する。
吸着器12に対する冷却用ファンと凝縮器14に対する冷却用ファンとは、冷却を要するモードが異なるため、別々に設けてもよいが、本実施形態では、冷却用ファン17を共用してコスト低減を図るため、冷却用ファン17による冷却用空気の流れ方向の上流側に凝縮器14を配置し、下流側に吸着器12を配置するレイアウトとしている。その理由については後述する。
次に作用を説明する。
吸着式冷凍機11は、蓄冷モード(媒体脱離モード)と放冷モード(媒体吸着モード)とを周期的に繰り返す。
蓄冷モードでは、吸着器12の出口側(凝縮器14側)の第1バルブ13を開き、入口側(蒸発器15側)の第2バルブ16を閉じる。そして、吸着器2の加熱のため、エンジン冷却水導入バルブ19を開く。尚、冷却用ファン17は蓄冷モード及び放冷モードのいずれにおいても作動させる。
エンジン冷却水導入バルブ19の開弁により、エンジン1の冷却水出口からの高温冷却水が吸着器12の熱交換パイプ12bに流入し、ここで吸着剤12aを加熱した後、エンジン冷却系2に戻る。
エンジン冷却水による吸着剤12aの加熱により、相対湿度が低下して、吸着容量が減少するため、吸着剤12aに吸着されていた蒸気が脱離放出される。そして、吸着器12内の圧力が上昇するため、脱離した蒸気は第1バルブ13を介して凝縮器14へと押出され、凝縮器14にて冷却されて水に戻り、蒸発器15内に流入して貯留される。
尚、冷却用ファン17により凝縮器14を冷却する際に、冷却用ファン17による送風は凝縮器14を経て吸着器12に達するが、冷却用ファン17による吸着器12の冷却は、吸着器12上流側の凝縮器14にて発生する凝縮熱でキャンセルでき、吸着器12の加熱の妨げとなることはない。これが冷却ファン17による冷却風の流れ方向の上流側に凝縮器14を配置し、下流側に吸着器12を配置している大きな理由である。
次に放冷モードに移るが、蓄冷モードから放冷モードへ移行する際は、一時的な切換モードを経由する。
切換モードでは、エンジン冷却水導入バルブ19を閉じ、バルブ(流量制御弁)21を閉じるか絞って、ラジエータ4出口側より、ラジエータ4により冷却された低温冷却水を一方向バルブ23を介して吸着器12内の熱交換パイプ12b内に導入し、熱交換パイプ12b内に残っている高温冷却水を一掃する。これは、次の放冷モードでは、エンジン冷却水による吸着器12の加熱を停止して、空冷するので、熱交換パイプ12b内に残っている高温冷却水を追い出し、低温冷却水で置換することで、空冷の妨げとならないようにするためである。
尚、この切換モードでは、熱交換パイプ12b内に滞留している高温冷却水を排出する量だけ、低温冷却水を流せばよいので、熱交換パイプ12bの容量にもよるが、数百cc程度を想定しており、実際に流す時間は、ほんの一瞬である。より厳密に制御するため、切換モードの動作時間は、例えば、熱交換パイプ12bの吸着器出口温度とラジエータ4の出口温度とがほぼ同一になるまでとしてもよい。あるいは、一方向バルブ23から吸着器12入口までの配管(低温冷却水取出し配管)22と熱交換パイプ12bとを合算した容積(容量)と、エンジン回転数=ウォータポンプ回転数に比例した吐出容量とから、計算式やテーブルを基に動作時間を決定するようにしてもよい。
熱交換パイプ12b内の冷却水の置換終了後、バルブ(流量制御弁)21を開いて、放冷モードに移る。尚、バルブ21の開放状態では、ラジエータ4出口側のエンジン冷却水は通路抵抗の小さいバルブ21側へ流れ、一方向バルブ23側(吸着器12側)へは流れない。尚、一方向バルブ23に代えて開閉バルブを設けてもよいし、バルブ21、23に代えて、図示c点に三方切換バルブを設けてもよい。
放冷モードでは、吸着器12の出口側(凝縮器14側)の第1バルブ13を閉じ、入口側(蒸発器15側)の第2バルブ16を開く。もちろん、エンジン冷却水導入バルブ19は閉じている。
放冷モードでは、蓄冷モードに対し、吸着器12への加熱用のエンジン冷却水の流通が停止され、また第1バルブ13が閉じることで凝縮器14への蒸気の供給が停止されて凝縮熱の発生がなくなることから、冷却用ファン17による送風で吸着器12したがって吸着剤12aが冷却される。
吸着剤12aの空冷により、相対湿度が増加して、吸着容量が増大するため、吸着器12内の蒸気が吸着剤12aに吸着される。これにより、吸着器12内の圧力が低下し、この圧力低下は第2バルブ16を介して蒸発器15に伝えられる。蒸発器15内の圧力低下により、蒸発器15内に貯留されていた水が蒸発し、蒸気は吸着器12内に移動して吸着剤12aに吸着される。尚、吸着剤12aでの吸着に伴って吸着熱が発生するが、その熱発生分も含めて冷却用ファン17により冷却される。
従って、このときの蒸発器15内での蒸発作用により、熱交換通路15a内を流れる冷媒から熱を奪って、冷媒を冷却することができる。
蒸気圧縮式冷凍機5の凝縮機7側の冷媒が、凝縮器7単体の場合に比べて更に冷却されることで、蒸発器9の入口冷媒のエンタルピ及び乾き度を下げることができるので、冷房能力を向上させることができる。延いては、圧縮機6の吐出流量を減少させることができるので、圧縮機6の消費動力、つまりエンジン1の負荷が低下し、蒸気圧縮式冷凍機5にて必要とする動力を削減することができるので、車両燃費を向上させることができる。
次に再び蓄冷モードに移るが、このときは、切換モードを経由することなく、そのまま、吸着器12の出口側(凝縮器14側)の第1バルブ13を開き、入口側(蒸発器15側)の第2バルブ16を閉じる。そして、吸着器12の加熱のため、エンジン冷却水導入バルブ19を開く。
尚、蓄冷モードから放冷モードへの切換えは、吸着剤12aの媒体脱離完了を検知して行い、放冷モードから蓄冷モードへの切換えは、吸着剤12aの媒体吸着完了を検知して行うのが望ましい。すなわち、モードの切換えは、吸着剤12aの媒体吸着状態(吸着量)に関連するパラメータ、特に、吸着器12内の圧力に基づいて行うのが望ましい。但し、圧力以外の温度、湿度などのパラメータを用いてもよいし、実験的に求めた切換周期に基づいて、所定時間毎に切換えるようにしてもよい。
また、冷房要求に基づいて切換えるようにしてもよい。すなわち、冷房要求が低い状態(例えば蒸気圧縮式冷凍機5の停止状態)では、蓄冷モードを実行した後、第1及び第2バルブ13、16を共に閉じて待機し、冷房要求が高くなったとき(蒸気圧縮式冷凍機5の運転開始時)に、放冷モードを開始するようにしてもよい。
本実施形態の車両用空調装置は、既存の蒸気圧縮式冷凍機5とエンジン冷却系2とを有する車両に、吸着式冷凍機11を組み込んで、適宜接続することで、蒸気圧縮式冷凍機5の制御や、エンジン冷却系2の制御に影響を及ぼすことなく、冷凍能力を改善することができる。
すなわち、蒸気圧縮式冷凍機5の冷媒回路の図示a、a’間に、吸着式冷凍機11の蒸発器15側の熱交換通路15aを介装するようにし、また、エンジン冷却系2のb点、及びc、c’間に、吸着式冷凍機11の吸着器12側の配管18、22、20を接続するだけで、蒸気圧縮式冷凍機5の制御や、エンジン冷却系2の制御に影響を及ぼすことなく、冷凍能力を改善することができる。
次に具体的なレイアウト例について説明する。
図2は車両用空調装置のレイアウト例を示す車両の側面図、図3は図2のA矢視図(平面図)である。
ここで特徴的なことは、吸着式冷凍機11の凝縮器14と吸着器12とを囲んで車両の前後方向に延びる送風ダクト30が設けられ、送風ダクト30の最下流側に、冷却用ファン17として、ブロワーファンが設けられ、これにより送風ダクト30内に空気流が生起されるようになっている。
ここにおいて、送風ダクト30における冷却用空気の流れ方向で、上流側に凝縮器14が配置され、下流側に吸着器12が配置される。これにより、凝縮器14の冷却が必要となる蓄冷モード(媒体脱離モード)では、凝縮器14を十分に冷却できる一方、凝縮熱の発生で吸着器12の冷却をキャンセルでき、エンジン冷却水による吸着器12の加熱を妨げることがない。また、吸着器12の冷却が必要となる放冷モード(媒体吸着モード)では、凝縮器14での凝縮熱の発生がなくなるので、吸着器12を十分に冷却することができる。
尚、車速が上がり、凝縮器14又は吸着器12を冷却するのに十分な風量を得ることができる場合には、冷却用ファン17を停止させることにより、冷却用ファン17での消費電力をなくすことができる。
図4は既存車両へ組込む吸着式冷凍機の側面図、図5は図4のB矢視図(平面図)、図6は図4のC矢視図(正面図)である。
これらからわかるように、吸着式冷凍機は、アッセンブリ状態でセット可能であるので、設置スペースさえ確保できれば、蒸気圧縮式冷凍機5に対しては、図示のa、a’点で、エンジン冷却系2に対しては、図示のb、c、c’点で接続することで、簡単に後付け可能である。しかも、現行機器にほとんど影響を与えることなく冷房能力を向上できるので、極めて快適な搭載性を有する。
本実施形態によれば、吸着器12の加熱はエンジン冷却水により行い、吸着器12の冷却は空気により行うことにより、次のような効果が得られる。
ラジエータからのエンジン冷却水を使って、水冷する場合、エンジン負荷が大きい場合には前述のように低温冷却水が得られず、吸着が不可能な場合が発生する。従って、連続的に吸着を行うことができず、結局のところ、エンジン負荷が小さい場合にしか作動させることができない。
これを解決する方法としては、ラジエータを大きくすることが考えられるが、実用的ではない。あるいは、エンジンの運転状態によらず、吸着用の低温冷却水を得るために、水冷専用の熱交換器やポンプ等を設けることも考えられるが、重量面やコスト面から実用的ではない。。
これらに鑑み、吸着器の冷却は、空冷とすることで、エンジン負荷の影響を受けることなく、冷却することができ、常に十分な吸着性能を確保できる。水冷はエンジン負荷状態に依存することから冷却能力が常に変動するが、外気を利用した空冷は安定動作が可能だからである。
また、エンジン冷却水による水冷の場合、放冷時の吸着剤から発生する吸着熱によって加熱された冷却水がエンジンに戻るので、エンジンにとっては良くない状況となる。すなわち、吸着発熱で高温になった水をエンジンに戻すことは、エンジン温度の上昇を招き、車両側での対応策が必要になってしまう。すなわち、冷却水回路を大幅な変更と制御弁の追加等が必要となる。
この点、空冷とすることで、エンジン冷却性能への悪影響を防止し、エンジン側での対策も不要とすることができる。すなわち、空気回路は別に必要となるが、現行の冷却水回路の変更箇所を極めて少なくすることができる。
その一方、吸着器12の加熱は、熱容量の大きいエンジン冷却水により行うので、熱伝達に優れ、すばやく加熱でき、十分な脱離性能を確保することができる。これにより、蓄冷モード(媒体脱離モード)の時間を短縮でき、その分、放冷モードの時間割合を増加させ、冷房能力を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、蓄冷モードでの吸着器12の加熱は、吸着器加熱用の配管(熱交換パイプ12b)にエンジン冷却後・ラジエータ流入前の高温冷却水を供給することにより行い、蓄冷モードから放冷モードへの切換時に、前記配管(12b)にラジエータ通過後の低温冷却水を供給して前記配管(12b)内の高温冷却水を排出する切換モードを有することにより、吸着器12の加熱から冷却(空冷)への切換えをより速やかに行うことができる。
また、本実施形態によれば、吸着器冷却用の空気の流れ方向上流側に凝縮器14を配置し、下流側に吸着器12を配置して、蓄冷モード及び放冷モードのいずれにおいても空気を流す構成とすることにより、放冷モードでの吸着器12の冷却と蓄冷モードでの凝縮器14の冷却とを1つの空冷手段により、他に悪影響を与えることなく実施でき(特に蓄冷時に凝縮器14から奪った熱を吸着器12に与えることで吸着器12が冷却されることを抑制)、軽量・コンパクト化、コスト低減等を図ることができる。
また、本実施形態によれば、蓄冷モードと放冷モードとの切換えは、吸着器12内の吸着剤の吸着状態に基づいて行うことにより、適切なタイミングで切換えを行うことができる。
また、本実施形態によれば、蒸気圧縮式冷凍機5は、圧縮機6、凝縮器7、減圧手段(膨張弁8)、及び蒸発器9を含んで構成され、吸着式冷凍機11の蒸発器15は、蒸気圧縮式冷凍機5の凝縮器7の後段に配置されることにより、効率良く、冷媒を冷却して冷房性能を向上させることができる。但し、吸着式冷凍機11の蒸発器15の配置位置はこれに限るものではなく、蒸気圧縮式冷凍機5の冷媒回路にて吸着媒体の蒸発により蒸気圧縮式冷凍機5の冷媒を冷却できる位置であればよい。
また、本実施形態によれば、吸着器12は、吸着剤収納空間の内部に加熱用のエンジン冷却水が流通可能な熱交換パイプ12bが配設され、吸着剤収納空間の外壁部に空冷用の放熱フィン12cが設けられる構成としたことにより、エンジン冷却水による加熱と外気による冷却とを効率的に行うことができる。
尚、以上の説明では、吸着器12の加熱はエンジン冷却水により行うものとして説明したが、エンジン冷却水以外の、エンジン廃熱、例えば排気熱を用いるようにしてもよい。更に、エンジン以外の、車両用駆動源の廃熱、例えば、燃料電池車や電気自動車の車輪駆動用モータやモータ駆動用インバータ、燃料電池車の燃料電池等から発生する廃熱を用いるようにしてもよい。
また、図示の実施形態はあくまで本発明を例示するものであり、本発明は、説明した実施形態により直接的に示されるものに加え、特許請求の範囲内で当業者によりなされる各種の改良・変更を包含するものであることは言うまでもない。
1 エンジン
2 エンジン冷却系
3 ウォータポンプ
4 ラジエータ
5 蒸気圧縮式冷凍機
6 圧縮機
7 凝縮器
8 膨張弁
9 蒸発器
10 冷却用ファン
11 吸着式冷凍機
12 吸着器
12a 吸着剤
12b 熱交換パイプ
12c 放熱フィン
13 第1バルブ
14 凝縮器
15 蒸発器(過冷却熱交換器)
15a 熱交換通路
16 第2バルブ
17 冷却用ファン
18 配管(高温冷却水取出し配管)
19 バルブ(エンジン冷却水導入バルブ)
20 配管
21 バルブ(流量制御弁)
22 配管(低温冷却水取出し配管)
23 一方向バルブ
30 送風ダクト

Claims (8)

  1. 蒸気圧縮式冷凍機を備える車両用空調装置であって、
    吸着器の加熱により、前記吸着器に吸着されている媒体を脱離凝縮させる蓄冷モードと、前記吸着器の冷却により、前記吸着器に媒体を蒸発吸着させる放冷モードとを有する吸着式冷凍機を備え、
    前記吸着式冷凍機の蒸発部は、前記蒸気圧縮式冷凍機の冷媒回路に組み込まれて、前記媒体の蒸発により冷媒を冷却するように構成され、
    前記吸着器の加熱は車両用駆動源の廃熱により行い、前記吸着器の冷却は空気により行うことを特徴とする車両用空調装置。
  2. 蒸気圧縮式冷凍機を備える車両用空調装置であって、
    冷却されることにより媒体を吸着し、加熱されることにより媒体を脱離する吸着器と、該吸着器の媒体出口に接続される凝縮部と、該凝縮部の媒体出口に接続されると共に前記吸着器の媒体入口へ接続される蒸発器とを含んで構成され、前記吸着器の加熱により、前記吸着器に吸着されている媒体を脱離させ、前記凝縮部にて凝縮液化して前記蒸発器内に貯留する蓄冷モードと、前記吸着器の冷却により、前記吸着器に媒体を吸着し、これに伴って前記蒸発器にて媒体を蒸発させる放冷モードとを有する吸着式冷凍機を備え、
    前記吸着式冷凍機の蒸発器は、前記蒸気圧縮式冷凍機の冷媒回路に組み込まれて、前記媒体の蒸発により冷媒を冷却するように構成され、
    前記吸着器の加熱は車両用駆動源の廃熱により行い、前記吸着器の冷却は空気により行うことを特徴とする車両用空調装置。
  3. 前記車両用駆動源の廃熱は、エンジン冷却水であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両用空調装置。
  4. 前記蓄冷モードでの前記吸着器の加熱は、吸着器加熱用の配管にエンジン冷却後・ラジエータ流入前の高温冷却水を供給することにより行い、
    前記蓄冷モードから前記放冷モードへ切換えする前に、前記配管にラジエータ通過後の低温冷却水を供給して前記配管内の高温冷却水を排出する切換モードを有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  5. 吸着器冷却用の空気の流れ方向上流側に凝縮部を配置し、下流側に前記吸着器を配置して、前記蓄冷モード及び前記放冷モードのいずれにおいても空気を流すことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  6. 前記蓄冷モードと前記放冷モードとの切換えは、前記吸着器内の吸着剤の吸着状態に基づいて行うことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  7. 前記蒸気圧縮式冷凍機は、圧縮機、凝縮器、減圧手段、及び蒸発器を含んで構成され、
    前記吸着式冷凍機の蒸発器は、前記蒸気圧縮式冷凍機の凝縮器の後段に配置されることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  8. 前記吸着器は、吸着剤収納空間の内部にエンジン冷却水が流通可能な熱交換パイプが配設され、吸着剤収納空間の外壁部に空冷用の放熱フィンが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1つに記載の車両用空調装置。
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