JP2011239678A - 鉄心片の製造設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属薄板から分割されることなく固定子鉄心片又は回転子鉄心片を打ち抜き形成し、この固定子鉄心片又は回転子鉄心片の内側領域から小形の別の鉄心片を製造可能とし、金属薄板(被加工板)の歩留りを高める鉄心片の製造設備を提供する。
【解決手段】複数のプレス加工ステーションを備え、間欠的に通板されて第1のパイロット孔16によって位置決めされる金属薄板10から中央に円形開口部13を有する回転機用の大径鉄心片11を製造する主プレス加工装置12aと、複数のプレス加工ステーションを備え、主プレス加工装置12aの前段に設けられて、金属薄板10の円形開口部13の位置に小形鉄心片28を打ち抜き形成する補助プレス加工装置27とを備え、しかも、補助プレス加工装置27には、円形開口部13が位置する領域又は円形開口部13の外側で大径鉄心片11の打ち抜き位置に、円形開口部13内で製造される小形鉄心片28の位置決めを行う第2のパイロット孔29を形成するステーションが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属薄板(例えば、珪素鋼板又は珪素鋼板以外の磁性鉄板)から、回転機(例えば、発電機や電動機)の固定子鉄心片又は回転子鉄心片及びこれらを積層した固定子積層鉄心又は回転子積層鉄心を製造する場合に、金属薄板の利用率を高める鉄心片の製造方法及び製造設備に関する。
順送りプレス金型装置(例えば、特許文献1参照)は、間欠的に通板される被加工板(金属薄板)から、例えば、回転子鉄心片及び固定子鉄心片を打ち抜き、それぞれ積層して回転子積層鉄心及び固定子積層鉄心を製造している。そして、回転子積層鉄心は、金属薄板の材料歩留りをよくするために、固定子鉄心片を打ち抜きする場合に発生する内側領域(即ち、円形開口部)から形成されることが多い。
しかしながら、近年、電動機の種類によっては、固定子積層鉄心は必要であるが回転子積層鉄心は必ずしも必要としないものもある。また、回転子積層鉄心の回転子鉄心片は固定子鉄心片と材質が異なる材料から製作する場合もある。このような事情から、プレス金型装置で金属薄板から固定子鉄心片を打ち抜き形成する際に、固定子鉄心片と同一材質の回転子鉄心片が不要なものでは、固定子鉄心片を形成する場合の内側領域が廃材となり、金属薄板の歩留りが低下する。
この材料歩留り低下の問題に対する技術としては、例えば、特許文献2に記載のように、全部の固定子鉄心片を分割して打ち抜き形成し、その後、分割固定子鉄心片を環状に連結するものもある。
特開平6−114467号公報 特開2000−152525号公報
この技術によると金属薄板の歩留りは多少増加するが、分割固定子鉄心片を環状に連結するための細工が必要となり、連結の仕方によっては連結強度が大きくなるが、元来一体品からなる固定子鉄心片の強度より弱く、また、磁束の流れを多少乱す恐れもある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、金属薄板から分割されることなく固定子鉄心片又は回転子鉄心片を打ち抜き形成し、この固定子鉄心片又は回転子鉄心片の内側領域から小形の別の鉄心片を製造可能とし、金属薄板(被加工板)の歩留りを高める鉄心片の製造方法及び設備を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の発明に係る鉄心片の製造方法は、間欠的に通板される帯状の金属薄板から、複数の工程を経る主プレス加工処理によって、中央に円形開口部を有する回転機用の大径鉄心片(例えば、固定子鉄心片又は回転子鉄心片)を製造する方法において、
前記主プレス加工処理の前工程に、前記円形開口部の直径より小さい小形鉄心片を順次打ち抜き形成する補助プレス加工処理の工程を設け、前記金属薄板から前記小形鉄心片を打ち抜き形成した後、前記主プレス加工処理の直前又は途中の工程で、内側は前記小形鉄心片が除去されて前記円形開口部を形成するリング片を打ち抜き除去する。
また、第1の発明に係る鉄心片の製造方法において、前記大径鉄心片を製造するための位置決め用の第1のパイロット孔の他に、前記小形鉄心片を位置決めする第2のパイロット孔が設けられ、しかも、該第2のパイロット孔は前記円形開口部に位置する前記金属薄板又は前記円形開口部の周囲で前記大径鉄心片の打ち抜き部分に形成してもよい。これによって、小形鉄心片の位置決め精度が向上する。
第1の発明に係る鉄心片の製造方法において、前記小形鉄心片は、例えば、前記回転機とは別の回転機に使用する固定子鉄心片である場合、前記回転機とは別の回転機に使用する回転子鉄心片である場合、前記回転機用の大径鉄心片を複数に分割した分割鉄心片の1又は2以上である場合がある。
そして、前記目的に沿う第2の発明に係る鉄心片の製造設備は、複数のプレス加工ステーションを備え、間欠的に通板されて第1のパイロット孔によって位置決めされる帯状の金属薄板から中央に円形開口部を有する回転機用の大径鉄心片を製造する主プレス加工装置と、複数のプレス加工ステーションを備え、前記主プレス加工装置の前段に設けられて、前記金属薄板の前記円形開口部の位置に小形鉄心片を打ち抜き形成する補助プレス加工装置とを備え、
前記主プレス加工装置の直前又は該主プレス加工装置の途中のステーションには、内側は前記小形鉄心片が除去されて前記円形開口部を形成するリング片を打ち抜き除去するリング片打ち抜き除去ステーションが構成されている。
第2の発明に係る鉄心片の製造設備において、前記補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションのダイ及びパンチは取替え可能に配置されているのが好ましい。これによって、従来廃棄処分される予定であった円形開口部に位置する金属薄板から、用途に応じた製品を容易に打ち抜き形成できる。
そして、第2の発明に係る鉄心片の製造設備において、前記補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションで前記円形開口部が位置する領域又は該円形開口部の外側で前記大径鉄心片の打ち抜き位置には、前記円形開口部内で製造される小形鉄心片の位置決めを行う第2のパイロット孔を設けることが可能である。これによって、小形鉄心片の位置決め精度が向上する。
第1の発明に係る鉄心片の製造方法においては、主プレス加工処理の前工程に、円形開口部の直径より小さい小形鉄心片を順次打ち抜き形成する補助プレス加工処理の工程を設け、金属薄板から小形鉄心片を打ち抜き形成した後、主プレス加工処理の直前又は途中の工程で、内側は小形鉄心片が除去されて円形開口部を形成するリング片を打ち抜き除去しているので、帯状の金属薄板から、主プレス加工処理で大径鉄心片(即ち、固定子鉄心片又は回転子鉄心片)を形成すると共に、その前工程で、小形鉄心片を打ち抜き形成することができる。
従って、従来廃棄処分となっていた大径鉄心片の円形開口部に位置する金属薄板の有効利用が効率的に行える。
そして、小形鉄心片と大径鉄心片の形状の相違は、リング片を主プレス加工処理の直前又は途中の工程で抜き落とすことによって調整が行える。
特に、第1の発明に係る鉄心片の製造方法において、大径鉄心片を製造するための位置決め用の第1のパイロット孔の他に、小形鉄心片を位置決めする第2のパイロット孔を設けた場合には、小形鉄心片の位置決め精度を向上させることができる他、補助プレス加工処理に使用する金型(ダイセット)の小形化ができる。そして、第2のパイロット孔を円形開口部の外側で大径鉄心片の打ち抜き部分に設けた場合には、より大型の小形鉄心片を形成できる。
第2の発明に係る鉄心片の製造設備は、小形鉄心片を打ち抜き形成する補助プレス加工装置とこれに後続して大径鉄心片を打ち抜き形成する主プレス加工装置とを有し、主プレス加工装置の直前又は途中のステーションには、内側は小形鉄心片が除去されて円形開口部を形成するリング片を打ち抜き除去するリング片打ち抜き除去ステーションが設けられているので、帯状の金属薄板から、補助プレス加工装置によって小形鉄心片を打ち抜き、主プレス加工装置で固定子鉄心片を連続して製造できる。
これによって、従来廃棄処分の対象となっていた大径鉄心片の円形開口部(内側ロータ部分又はシャフト挿入部分)に位置する金属薄板の効率的な利用が可能となる。
第2の発明に係る鉄心片の製造設備において、補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションのダイ及びパンチ(ダイセット)を、例えば、ねじを緩める、ボルト等を外す、又はシリンダー等を作動させる等して容易に取替え可能に配置した場合には、円形開口部に位置する金属薄板から需要に応じて複数種類の小形鉄心片を形成することができる。
そして、補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションで円形開口部が位置する領域又は円形開口部の外側で大径鉄心片の打ち抜き位置に、円形開口部内で製造される小形鉄心片の位置決めを行う第2のパイロット孔を設けた場合には、補助プレス加工装置全体の小形化を図ることができる他、小形鉄心片の加工精度を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備を示す説明図、図2は本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図、図3は本発明の第3の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の製造設備は、間欠的に通板され厚みが0.1〜0.5mm程度の帯状の磁性鋼板からなる金属薄板10から大径サイズの固定子鉄心片11(回転機用の大径鉄心片の一例)を打ち抜き形成する主プレス加工処理を行う主プレス加工装置12と、これの前段に設けられ、固定子鉄心片11の中央の円形開口部13に位置する金属薄板10から小径の固定子鉄心片14(小型鉄心片の一例)を打ち抜き形成する補助プレス加工処理を行う補助プレス加工装置15とを有している。以下これらについて詳しく説明する。
補助プレス加工装置15には、金属薄板10の幅方向両側に所定ピッチで位置決め用のパイロット孔(第1のパイロット孔)16を形成するプレス加工ステーションAと、固定子鉄心片14の磁極部17を形成するスロット抜きを行うプレス加工ステーションBと、固定子鉄心片14の各磁極部17を分離形成すると共に内形抜きを行うプレス加工ステーションCと、固定子鉄心片14の磁極部17の内歯18を形成するプレス加工ステーションDと、固定子鉄心片14に複数のかしめ部(かしめ用孔及び又はかしめ用突起)19を形成するプレス加工ステーションEと、固定子鉄心片14の外形抜きを行うプレス加工ステーションFとを有している。このプレス加工ステーションA〜Fでそれぞれ所定の補助プレス加工処理が行われ、固定子鉄心片14が打ち抜き形成され、プレス加工ステーションFのダイ内で、固定子鉄心片14が所定枚数かしめ積層されて図示しない固定子積層鉄心が形成されている。なお、プレス加工ステーションB〜プレス加工ステーションEは必要に応じて適宜入れ換えることもできる。
ここで、この固定子鉄心片14の外径d1は、固定子鉄心片11の円形開口部13の直径d2より小さくなっている。
次の主プレス加工装置12には、固定子鉄心片11の円形開口部13を形成するプレス加工ステーションGと、固定子鉄心片11のスロット20を打ち抜き形成するプレス加工ステーションHと、固定子鉄心片11の隣り合う磁極部21を分離形成するプレス加工ステーションIと、磁極部21の内側端部に内歯22を形成するプレス加工ステーションJと、かしめ部23を形成するプレス加工ステーションKと、固定子鉄心片11の外形抜きを行うプレス加工ステーションLを有している。プレス加工ステーションGでは、固定子鉄心片14の外径d1を内径とし、固定子鉄心片11の中央に形成される円形開口部13の直径d2を外径とするリング片25が打ち抜き除去される(即ち、このステーションがリング片打ち抜き除去ステーションとなる)。
以上のプレス加工ステーションG〜Lで、以上に説明した主プレス加工処理が行われ、大径の固定子鉄心片11を打ち抜き形成し、プレス加工ステーションLのダイ内に固定子鉄心片11を所定枚数かしめ積層し、所定厚の固定子積層鉄心を製造している。なお、プレス加工ステーションG〜Kの処理は必要に応じてその順番を適宜入れ換えることもできるし、一つのプレス加工ステーションで複数の主プレス加工処理を行い、プレス加工ステーションの数を減らすこともできる。
これによって、従来では廃棄処分されていた円形開口部13に位置する金属薄板10を有効に利用して、別の固定子鉄心片14を形成できる。
次に、図2に示す本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び製造設備26について説明するが、第1の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備に使用した構成要素は同一の番号を付して詳しい説明を省略する。
第2の実施の形態に係る鉄心片の製造設備26は、プレス加工ステーションH〜Lを有する主プレス加工装置12aと、プレス加工ステーションA1〜E1を備える補助プレス加工装置27を有し、主プレス加工装置12aでは固定子鉄心片11を、補助プレス加工装置27では、小型回転機に使用する固定子鉄心片(小形鉄心片の一例)28を製造している。
プレス加工ステーションA1では、予め前工程で幅方向両側にパイロット孔16が形成された金属薄板10の円形開口部13の領域内に4つの第2のパイロット孔29を形成する。この第2のパイロット孔29は、円形開口部13内に形成する固定子鉄心片28の正確な位置決めを行うものである。なお、外側のパイロット孔16は搬送用で、プレス加工ステーションA1〜E1では図示しないパイロットピンをルーズにしている。
プレス加工ステーションB1では、固定子鉄心片28の磁極部を形成するスロット抜きを行う。プレス加工ステーションC1では固定子鉄心片28の各磁極部を分離する処理と内形抜き(即ち、回転子が挿入される領域の形成)を行う。プレス加工ステーションD1では、かしめ部の形成を行う。そして、プレス加工ステーションE1では、固定子鉄心片28の外形抜きを行い、下部のダイ内で固定子鉄心片28のかしめ積層を行う。この固定子鉄心片28の外径をd3とする。
次の、プレス加工ステーションHはスロットを打ち抜き形成すると同時に、固定子鉄心片11の内形抜き、即ち円形開口部13の打ち抜きを行う。ここで、円形開口部13の直径はd2であるから、外径がd2で内径がd3のリング片がプレス加工ステーションHで抜き落とされることになる。そして、このリング片には第2のパイロット孔29が形成されていることになる。主プレス加工装置12aではパイロット孔16によって金属薄板10の正確な位置決めを行い固定子鉄心片11の打ち抜きプレス加工を行う。
なお、プレス加工ステーションA1〜E1においては、各プレス加工ステーションのダイとこれと対となるパンチを備えるプレス金型ダイセット30〜34が容易に交換可能な構造となっている。これによって、補助プレス加工装置27で複数種類の小形鉄心片を形成することができるからである。なお、35、36はガイドポストを示す。
続いて、図3に示す本発明の第3の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備について説明するが、この実施の形態では、補助プレス加工装置37を形成するプレス加工ステーションA2〜D2に、固定子鉄心片11によって形成される回転機より更に小型の回転機に使用する回転子鉄心片(小形鉄心片の一例)38を製造するためのプレス金型ダイセット39〜42が設けられている。そして、プレス加工ステーションA2では、固定子鉄心片11の円形開口部13の領域内に第2のパイロット孔43が形成され、プレス加工ステーションB2では回転子鉄心片38の軸孔44が抜き落される。プレス加工ステーションC2では、回転子鉄心片38のかしめ部45が形成され、プレス加工ステーションD2で外形抜きが行われる。このプレス加工ステーションD2のダイ内で回転子鉄心片38のかしめ積層が行われる。
この後、プレス加工ステーションHで固定子鉄心片11の円形開口部13が打ち抜き形成されるが、回転子鉄心片38の外径をd4とした場合、外径がd1で内径がd4のリング片が抜き落とされることになる。このリング片には第2のパイロット孔43が形成された状態となる。
この実施の形態においても、第2のパイロット孔43は、回転子鉄心片38の正確な位置決めを行うものである。
前記実施の形態においては、金属薄板10から固定子鉄心片11を形成する場合に生じる円形開口部13の有効利用についての例を示したが、金属薄板10から回転子鉄心片を形成する場合に発生する軸孔領域の金属薄板を有効に利用して、小型の回転子鉄心片や固定子鉄心片を製造する場合も本発明は適用される。
また、第2、第3の実施の形態においては、抜き落とされるリング片内に第2のパイロット孔を形成したが、固定子鉄心片(大径鉄心片の一例)の各磁極部の隙間(即ち、スロット位置)に第2のパイロット孔を形成してもよく、これによって、中央部に形成される円形開口部から更に大径の固定子鉄心片や回転子鉄心片(それぞれ小形鉄心片の一例)を得ることができる。
また、この円形開口部13内の領域で、固定子鉄心片11を更に複数に分割した分割鉄心片(小形鉄心片の一例)の1又は2以上を製造し、これらの分割鉄心片を複数枚用意して固定子鉄心片を組み立てるようにすることもできる。
前記実施の形態においては、主プレス加工装置の最初のステーションにリング片打ち抜き除去ステーションを設けたが、主プレス加工装置の途中のステーション又は補助プレス加工装置の最終段に、リング片打ち抜き除去ステーションを設けることもできる。
10:金属薄板、11:固定子鉄心片、12、12a:主プレス加工装置、13:円形開口部、14:固定子鉄心片、15:補助プレス加工装置、16:パイロット孔、17:磁極部、18:内歯、19:かしめ部、20:スロット、21:磁極部、22:内歯、23:かしめ部、25:リング片、26:鉄心片の製造設備、27:補助プレス加工装置、28:固定子鉄心片、29:第2のパイロット孔、30〜34:プレス金型ダイセット、35、36:ガイドポスト、37:補助プレス加工装置、38:回転子鉄心片、39〜42:プレス金型ダイセット、43:パイロット孔、44:軸孔、45:かしめ部
本発明は、金属薄板(例えば、珪素鋼板又は珪素鋼板以外の磁性鉄板)から、回転機(例えば、発電機や電動機)の固定子鉄心片又は回転子鉄心片及びこれらを積層した固定子積層鉄心又は回転子積層鉄心を製造する場合に、金属薄板の利用率を高める鉄心片の製造設備に関する。
順送りプレス金型装置(例えば、特許文献1参照)は、間欠的に通板される被加工板(金属薄板)から、例えば、回転子鉄心片及び固定子鉄心片を打ち抜き、それぞれ積層して回転子積層鉄心及び固定子積層鉄心を製造している。そして、回転子積層鉄心は、金属薄板の材料歩留りをよくするために、固定子鉄心片を打ち抜きする場合に発生する内側領域(即ち、円形開口部)から形成されることが多い。
しかしながら、近年、電動機の種類によっては、固定子積層鉄心は必要であるが回転子積層鉄心は必ずしも必要としないものもある。また、回転子積層鉄心の回転子鉄心片は固定子鉄心片と材質が異なる材料から製作する場合もある。このような事情から、プレス金型装置で金属薄板から固定子鉄心片を打ち抜き形成する際に、固定子鉄心片と同一材質の回転子鉄心片が不要なものでは、固定子鉄心片を形成する場合の内側領域が廃材となり、金属薄板の歩留りが低下する。
この材料歩留り低下の問題に対する技術としては、例えば、特許文献2に記載のように、全部の固定子鉄心片を分割して打ち抜き形成し、その後、分割固定子鉄心片を環状に連結するものもある。
特開平6−114467号公報 特開2000−152525号公報
この技術によると金属薄板の歩留りは多少増加するが、分割固定子鉄心片を環状に連結するための細工が必要となり、連結の仕方によっては連結強度が大きくなるが、元来一体品からなる固定子鉄心片の強度より弱く、また、磁束の流れを多少乱す恐れもある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、金属薄板から分割されることなく固定子鉄心片又は回転子鉄心片を打ち抜き形成し、この固定子鉄心片又は回転子鉄心片の内側領域から小形の別の鉄心片を製造可能とし、金属薄板(被加工板)の歩留りを高める鉄心片の製造設備を提供することを目的とする。
前記目的に沿う発明に係る鉄心片の製造設備は、複数のプレス加工ステーションを備え、間欠的に通板されて第1のパイロット孔によって位置決めされる帯状の金属薄板から中央に円形開口部を有する回転機用の大径鉄心片を製造する主プレス加工装置と、複数のプレス加工ステーションを備え、前記主プレス加工装置の前段に設けられて、前記金属薄板の前記円形開口部の位置に小形鉄心片を打ち抜き形成する補助プレス加工装置とを備え、
しかも、前記補助プレス加工装置には、前記円形開口部が位置する領域又は該円形開口部の外側で前記大径鉄心片の打ち抜き位置に、前記円形開口部内で製造される小形鉄心片の位置決めを行う第2のパイロット孔を形成するステーションが設けられている。
発明に係る鉄心片の製造設備において、前記補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションのダイ及びパンチは取替え可能に配置されているのが好ましい。これによって、従来廃棄処分される予定であった円形開口部に位置する金属薄板から、用途に応じた製品を容易に打ち抜き形成できる。
発明に係る鉄心片の製造設備は、小形鉄心片を打ち抜き形成する補助プレス加工装置とこれに後続して大径鉄心片を打ち抜き形成する主プレス加工装置とを有し、補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションで円形開口部が位置する領域又は円形開口部の外側で大径鉄心片の打ち抜き位置に、円形開口部内で製造される小形鉄心片の位置決めを行う第2のパイロット孔を設けているので、補助プレス加工装置全体の小形化を図ることができる他、小形鉄心片の加工精度を高めることができる。
そして、主プレス加工装置の直前又は途中のステーションに、内側は小形鉄心片が除去されて円形開口部を形成するリング片を打ち抜き除去するリング片打ち抜き除去ステーションが設けられた場合には、帯状の金属薄板から、補助プレス加工装置によって小形鉄心片を打ち抜き、主プレス加工装置で固定子鉄心片を連続して製造できる。
これによって、従来廃棄処分の対象となっていた大径鉄心片の円形開口部(内側ロータ部分又はシャフト挿入部分)に位置する金属薄板の効率的な利用が可能となる。
発明に係る鉄心片の製造設備において、補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションのダイ及びパンチ(ダイセット)を、例えば、ねじを緩める、ボルト等を外す、又はシリンダー等を作動させる等して容易に取替え可能に配置した場合には、円形開口部に位置する金属薄板から需要に応じて複数種類の小形鉄心片を形成することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図である。 本発明の第3の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備を示す説明図、図2は本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図、図3は本発明の第3の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る鉄心片の製造設備は、間欠的に通板され厚みが0.1〜0.5mm程度の帯状の磁性鋼板からなる金属薄板10から大径サイズの固定子鉄心片11(回転機用の大径鉄心片の一例)を打ち抜き形成する主プレス加工処理を行う主プレス加工装置12と、これの前段に設けられ、固定子鉄心片11の中央の円形開口部13に位置する金属薄板10から小径の固定子鉄心片14(小鉄心片の一例)を打ち抜き形成する補助プレス加工処理を行う補助プレス加工装置15とを有している。以下これらについて詳しく説明する。
補助プレス加工装置15には、金属薄板10の幅方向両側に所定ピッチで位置決め用のパイロット孔(第1のパイロット孔)16を形成するプレス加工ステーションAと、固定子鉄心片14の磁極部17を形成するスロット抜きを行うプレス加工ステーションBと、固定子鉄心片14の各磁極部17を分離形成すると共に内形抜きを行うプレス加工ステーションCと、固定子鉄心片14の磁極部17の内歯18を形成するプレス加工ステーションDと、固定子鉄心片14に複数のかしめ部(かしめ用孔及び又はかしめ用突起)19を形成するプレス加工ステーションEと、固定子鉄心片14の外形抜きを行うプレス加工ステーションFとを有している。このプレス加工ステーションA〜Fでそれぞれ所定の補助プレス加工処理が行われ、固定子鉄心片14が打ち抜き形成され、プレス加工ステーションFのダイ内で、固定子鉄心片14が所定枚数かしめ積層されて図示しない固定子積層鉄心が形成されている。なお、プレス加工ステーションB〜プレス加工ステーションEは必要に応じて適宜入れ換えることもできる。
ここで、この固定子鉄心片14の外径d1は、固定子鉄心片11の円形開口部13の直径d2より小さくなっている。
次の主プレス加工装置12には、固定子鉄心片11の円形開口部13を形成するプレス加工ステーションGと、固定子鉄心片11のスロット20を打ち抜き形成するプレス加工ステーションHと、固定子鉄心片11の隣り合う磁極部21を分離形成するプレス加工ステーションIと、磁極部21の内側端部に内歯22を形成するプレス加工ステーションJと、かしめ部23を形成するプレス加工ステーションKと、固定子鉄心片11の外形抜きを行うプレス加工ステーションLを有している。プレス加工ステーションGでは、固定子鉄心片14の外径d1を内径とし、固定子鉄心片11の中央に形成される円形開口部13の直径d2を外径とするリング片25が打ち抜き除去される(即ち、このステーションがリング片打ち抜き除去ステーションとなる)。
以上のプレス加工ステーションG〜Lで、以上に説明した主プレス加工処理が行われ、大径の固定子鉄心片11を打ち抜き形成し、プレス加工ステーションLのダイ内に固定子鉄心片11を所定枚数かしめ積層し、所定厚の固定子積層鉄心を製造している。なお、プレス加工ステーションG〜Kの処理は必要に応じてその順番を適宜入れ換えることもできるし、一つのプレス加工ステーションで複数の主プレス加工処理を行い、プレス加工ステーションの数を減らすこともできる。
これによって、従来では廃棄処分されていた円形開口部13に位置する金属薄板10を有効に利用して、別の固定子鉄心片14を形成できる。
次に、図2に示す本発明の第2の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び製造設備26について説明するが、第1の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備に使用した構成要素は同一の番号を付して詳しい説明を省略する。
第2の実施の形態に係る鉄心片の製造設備26は、プレス加工ステーションH〜Lを有する主プレス加工装置12aと、プレス加工ステーションA1〜E1を備える補助プレス加工装置27を有し、主プレス加工装置12aでは固定子鉄心片11を、補助プレス加工装置27では、小型回転機に使用する固定子鉄心片(小形鉄心片の一例)28を製造している。
プレス加工ステーションA1では、予め前工程で幅方向両側にパイロット孔16が形成された金属薄板10の円形開口部13の領域内に4つの第2のパイロット孔29を形成する。この第2のパイロット孔29は、円形開口部13内に形成する固定子鉄心片28の正確な位置決めを行うものである。なお、外側のパイロット孔16は搬送用で、プレス加工ステーションA1〜E1では図示しないパイロットピンをルーズにしている。
プレス加工ステーションB1では、固定子鉄心片28の磁極部を形成するスロット抜きを行う。プレス加工ステーションC1では固定子鉄心片28の各磁極部を分離する処理と内形抜き(即ち、回転子が挿入される領域の形成)を行う。プレス加工ステーションD1では、かしめ部の形成を行う。そして、プレス加工ステーションE1では、固定子鉄心片28の外形抜きを行い、下部のダイ内で固定子鉄心片28のかしめ積層を行う。この固定子鉄心片28の外径をd3とする。
次の、プレス加工ステーションHはスロットを打ち抜き形成すると同時に、固定子鉄心片11の内形抜き、即ち円形開口部13の打ち抜きを行う。ここで、円形開口部13の直径はd2であるから、外径がd2で内径がd3のリング片がプレス加工ステーションHで抜き落とされることになる。そして、このリング片には第2のパイロット孔29が形成されていることになる。主プレス加工装置12aではパイロット孔16によって金属薄板10の正確な位置決めを行い固定子鉄心片11の打ち抜きプレス加工を行う。
なお、プレス加工ステーションA1〜E1においては、各プレス加工ステーションのダイとこれと対となるパンチを備えるプレス金型ダイセット30〜34が容易に交換可能な構造となっている。これによって、補助プレス加工装置27で複数種類の小形鉄心片を形成することができるからである。なお、35、36はガイドポストを示す。
続いて、図3に示す本発明の第3の実施の形態に係る鉄心片の製造方法及び設備について説明するが、この実施の形態では、補助プレス加工装置37を形成するプレス加工ステーションA2〜D2に、固定子鉄心片11によって形成される回転機より更に小型の回転機に使用する回転子鉄心片(小形鉄心片の一例)38を製造するためのプレス金型ダイセット39〜42が設けられている。そして、プレス加工ステーションA2では、固定子鉄心片11の円形開口部13の領域内に第2のパイロット孔43が形成され、プレス加工ステーションB2では回転子鉄心片38の軸孔44が抜き落される。プレス加工ステーションC2では、回転子鉄心片38のかしめ部45が形成され、プレス加工ステーションD2で外形抜きが行われる。このプレス加工ステーションD2のダイ内で回転子鉄心片38のかしめ積層が行われる。
この後、プレス加工ステーションHで固定子鉄心片11の円形開口部13が打ち抜き形成されるが、回転子鉄心片38の外径をd4とした場合、外径がd1で内径がd4のリング片が抜き落とされることになる。このリング片には第2のパイロット孔43が形成された状態となる。
この実施の形態においても、第2のパイロット孔43は、回転子鉄心片38の正確な位置決めを行うものである。
前記実施の形態においては、金属薄板10から固定子鉄心片11を形成する場合に生じる円形開口部13の有効利用についての例を示したが、金属薄板10から回転子鉄心片を形成する場合に発生する軸孔領域の金属薄板を有効に利用して、小型の回転子鉄心片や固定子鉄心片を製造する場合も本発明は適用される。
また、第2、第3の実施の形態においては、抜き落とされるリング片内に第2のパイロット孔を形成したが、固定子鉄心片(大径鉄心片の一例)の各磁極部の隙間(即ち、スロット位置)に第2のパイロット孔を形成してもよく、これによって、中央部に形成される円形開口部から更に大径の固定子鉄心片や回転子鉄心片(それぞれ小形鉄心片の一例)を得ることができる。
また、この円形開口部13内の領域で、固定子鉄心片11を更に複数に分割した分割鉄心片(小形鉄心片の一例)の1又は2以上を製造し、これらの分割鉄心片を複数枚用意して固定子鉄心片を組み立てるようにすることもできる。
前記実施の形態においては、主プレス加工装置の最初のステーションにリング片打ち抜き除去ステーションを設けたが、主プレス加工装置の途中のステーション又は補助プレス加工装置の最終段に、リング片打ち抜き除去ステーションを設けることもできる。
10:金属薄板、11:固定子鉄心片、12、12a:主プレス加工装置、13:円形開口部、14:固定子鉄心片、15:補助プレス加工装置、16:パイロット孔、17:磁極部、18:内歯、19:かしめ部、20:スロット、21:磁極部、22:内歯、23:かしめ部、25:リング片、26:鉄心片の製造設備、27:補助プレス加工装置、28:固定子鉄心片、29:第2のパイロット孔、30〜34:プレス金型ダイセット、35、36:ガイドポスト、37:補助プレス加工装置、38:回転子鉄心片、39〜42:プレス金型ダイセット、43:パイロット孔、44:軸孔、45:かしめ部

Claims (4)

  1. 複数のプレス加工ステーションを備え、間欠的に通板されて第1のパイロット孔によって位置決めされる帯状の金属薄板から中央に円形開口部を有する回転機用の大径鉄心片を製造する主プレス加工装置と、複数のプレス加工ステーションを備え、前記主プレス加工装置の前段に設けられて、前記金属薄板の前記円形開口部の位置に小形鉄心片を打ち抜き形成する補助プレス加工装置とを備え、
    しかも、前記補助プレス加工装置には、前記円形開口部が位置する領域又は該円形開口部の外側で前記大径鉄心片の打ち抜き位置に、前記円形開口部内で製造される小形鉄心片の位置決めを行う第2のパイロット孔を形成するステーションが設けられていることを特徴とする鉄心片の製造設備。
  2. 請求項1記載の鉄心片の製造設備において、前記主プレス加工装置の直前又は該主プレス加工装置の途中のステーションには、内側は前記小形鉄心片が除去されて前記円形開口部を形成するリング片を打ち抜き除去するリング片打ち抜き除去ステーションが設けられていることを特徴とする鉄心片の製造設備。
  3. 請求項1又は2記載の鉄心片の製造設備において、前記補助プレス加工装置の各プレス加工ステーションのダイ及びパンチは取替え可能に配置されていることを特徴とする鉄心片の製造設備。
  4. 請求項1記載の鉄心片の製造設備において、前記大径鉄心片は固定子鉄心片であって、前記小形鉄心片は前記回転機とは別の回転機の固定子鉄心片であることを特徴とする鉄心片の製造設備。
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