JP2011238864A - 熱電変換モジュールの製造方法 - Google Patents

熱電変換モジュールの製造方法 Download PDF

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慎介 広納
Takushi Kita
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Abstract

【課題】基板上に電解析出により多数の熱電変換材料チップを一括形成して、多数の熱電変換素子から成る熱電変換モジュールを製造する方法を提供する。
【解決手段】絶縁基板10にその厚さ方向に貫通する電極12を配列し、電極のチップ形成予定位置以外の部位をマスクで覆い、各チップ形成予定位置に貫通孔20を有するモールド板18と、絶縁基板と、導電板14とを密着固定して電極間を電気的に接続し、電解溶液中で、導電板を介して各電極をカソード電極として電解析出を行なうことにより、貫通孔を熱電変換材料で充填してチップを形成し、モールド板、マスク、導電板を除する工程を順次、P型・N型の熱電変換材料について行い、絶縁基板上に電極/P型チップが配列されたP型半体と、別の絶縁基板に電極/N型チップが配列されたN型半体とを作製し、P型半体とN型半体を組み合わせて、熱電変換素子が多数組み合わされた熱電変換モジュールを製造する。
【選択図】図4

Description

本発明は、熱電変換材料のチップを多数個一括して基板上に形成して熱電変換モジュールを製造する方法に関する。
熱電変換材料は、2つの基本的な熱電効果であるゼーベック(Seebeck)効果及びペルチェ(Peltier)効果に基づき、熱エネルギと電気エネルギとの直接変換を行なうエネルギ材料である。
熱電変換材料を用いた熱電発電デバイスは、従来の発電技術に比べて、構造は簡単で、堅牢かつ耐久性が高く、可動部材は存在せず、マイクロ化が容易であり、メンテナンス不要で信頼性が高く、寿命が長く、騒音は発生せず、汚染も発生せず、低温の廃熱を利用可能であるといった多くの利点がある。
熱電変換材料を用いた熱電冷却デバイスも、従来の圧縮冷却技術に比べて、フロン不要で汚染は発生せず、小型化は容易で、可動部材は存在せず、騒音も発生しないなどの利点がある。
そのため、特に近年のエネルギ問題や環境問題の重大化に伴い、航空・宇宙、国防建設、地質及び気象観測、医療衛生、マイクロ電子などの領域や石油化工、冶金、電力工業における廃熱利用方面などの広範な用途への実用化が期待されている。
従来、粉末の焼結や溶解凝固によりP型・N型各々のバルク熱電変換材料を製造し、これを機械加工によりダイシングして数mm角のP型チップ・N型チップとし、2枚の基板上にP型チップ・N型チップをそれぞれ所定パターンに配列し、各基板上のチップを両基板で挟むように接合して両基板間に多数の熱電変換素子を形成する。
本明細書においては、熱電変換材料そのものの小片(例えば数mm角)を「チップ」(熱電変換材料チップ)、一対のP型・N型のチップを電極を介して接合して構成したものを「素子」(熱電変換素子)、多数の素子を組み合わせた素子群を「モジュール」(熱電変換モジュール)と呼ぶ。一般に、素子単位の発電量は小さいため、多数の素子を組み合わせて素子群すなわちモジュールとして実用に供される。
ここで、電解析出により基板上に多数のチップを一括形成して素子パターンを直接得ることができれば、素子あるいはモジュールの作製コストを大幅に低減することが可能になり、非常に望ましい。
しかし、電極が基板上に離散して配列されるため、各電極上に各チップを電解析出により一括して形成することは実際的でなかった。
すなわち、(1)電解析出により多数のチップを一括形成するには、基板上に離散して配列された電極を電気的に接続する必要がある、(2)この電気接続用の導電材の露出部にも電解析出が起きてしまう、(3)電気接続用の導電材は使用後に除去しなくてはならない、という問題があった。
特許文献1に、熱電変換材料を電解析出により作製する方法が開示されている。しかし、電解析出による形成する熱電変換材料の結晶方位の制御や多層膜の作成方法が提案されているが、熱電変換材料から多数のチップを、そして素子を一括形成してモジュールを作製することについては何ら開示がない。
特開2001−7408号公報
本発明は、基板上に電解析出により多数の熱電変換材料チップを一括形成して、多数の熱電変換素子から成る熱電変換モジュールを一括して製造する方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、一対のP型およびN型の熱電変換材料のチップで構成された熱電変換素子を多数組み合わせた熱電変換モジュールを製造する方法であって、
(1)絶縁基板の表面から裏面へ貫通する多数の電極を所定パターンに配列する工程、
(2)各該電極のチップ形成予定位置以外の部位をマスクで覆う工程、
(3)上記各電極の各チップ形成予定位置に対応する部位にのみ貫通孔を有するモールド板を、各貫通孔と各チップ形成予定位置とを位置あわせして、上記絶縁基板上に密接固定し、且つ、該絶縁基板の裏面に導電板を押し当てて各電極の裏面側端部同士を電気的に接続する工程、
(4)電解溶液中で、上記導電板を介して各電極をカソード電極として電解析出を行なうことにより、上記絶縁基板上の該多数の電極上で、上記モールド板の上記チップ形状の各貫通孔内を上記熱電変換材料で充填して各電極上に該熱電変換材料のチップを形成する工程、および
(5)上記モールド板、上記マスク、および上記導電板を除去する工程、
を順次行なって該絶縁基板に該電極およびその上の該チップを配列した熱電変換モジュールの半体を形成する操作を、P型およびN型の前記熱電変換材料について行い、一つの絶縁基板に電極とその上のP型熱電変換材料チップが配列されたP型半体と、別の絶縁基板に電極とその上のN型熱電変換材料チップが配列されたN型半体とを作製し、
上記P型半体と上記N型半体とを各々のチップ配列面を対面させて組み合わせることにより、P型熱電変換材料チップとN型熱電変換材料チップとが対を成して構成する熱電変換素子が多数組み合わされた熱電変換モジュールを製造することを特徴とする熱電変換モジュールの製造方法を提供する。
本発明によれば、工程(3)で絶縁基板を貫通する多数の電極間をその裏面側端部で電気的に接合し、工程(4)で上記導電板を介して全ての電極に電圧を印加して各電極上に電解析出により熱電変換材料チップを一括して形成でき、工程(5)で上記導電板を容易に除去することができ、この工程をP型・N型の各熱電変換材料について行なって得たP型・N型の半体を組み合わせることで、多数の熱電変換素子から成る熱電変換モジュールを一括して製造できる。
図1は、本発明の一実施形態において、絶縁基板に貫通電極を配列した状態を示す。 図2は、本発明の一実施形態において、図1の次工程で、チップ形成予定位置以外の電極上をマスクで覆った状態を示す。 図3は、本発明の一実施形態において、図3の次工程で各電極上に熱電変換材料を電解析出させチップを形成するための(1)モールド板、(2)このモールド板と、絶縁基板と、導電板とを組み合わせる状態、(3)これら3部材を組み合わせて固定したアセンブリを示す。 図4は、本発明の一実施形態において、図3の次工程で、(1)は図3のアセンブリを電析容器の底部に取り付けて電解析出を行なう状態、(2)は電析中(または完了時)の取り付け部分の拡大詳細図、(3)は電解析出によりモールド板の貫通孔内に熱電変換材料チップを形成した状態を示す。 図5は、本発明の一実施形態において、図4の次工程で、電解析出後に、モールド板、マスク、導電板を除去した状態の(1)P型半体および(2)N型半体を示す。 図6は、本発明の一実施形態において、図5の次工程で、P型半体とN型半体をチップ形成側同士を向かい合わせ、重ね合わせて接合し、熱電変換モジュールを完成させた状態を示す。 図7は、本発明の他の実施形態において、導電板と電極裏面側端部との密着性を高めるための種々の手段をしめす。 図8は、本発明の他の実施形態において、電解析出を行なうための配置を示す。
〔第1実施形態〕
図1〜図6を参照して、本発明の一実施形態によるプロセスを説明する。
先ず、図1に示すように、絶縁基板10を厚さ方向に貫通する多数の電極12を所定パターンに配列する。仮に、(1)(2)はP型用基板、(3)(4)はN型用基板とするが、P、Nは逆でもよい。(1)は平面図、(2)は(1)の線II−IIにおける断面図であり、(3)は平面図、(4)は(2)の線IV−IVにおける断面図である。図2においても同様である。
次に、図2に示すように、絶縁基板10を貫通して配列された電極12上のチップ形成予定位置以外の部位を絶縁性のマスク16で覆う。
次に、図3(1)に示すように、チップ形状の各貫通孔20を有するモールド板18を、図3(2)に示すように各電極12の各チップ形成予定位置(マスク16で覆われていない露出部位)にモールド板18の各貫通孔20を位置あわせして、図3(3)に示すように固定冶具22で絶縁基板10上に密接固定する。導電板14に電解析出用の給電リード24を接続しておく。固定されたアセンブリを19で示す。
次に、図4(1)に示すように、電解溶液26中で、導電部材14を介して各電極12をカソード電極として電解析出を行なう。電解溶液26中に、固定アセンブリ19を負極として配置し、白金等の対極28を正極とし、直流電源30から給電する。この実施形態では、固定アセンブリ19を電析容器31の底部に固定してある。図4(2)に部分的に拡大して示すように、基板10の表面側の電極12の露出部位にモールド板18の貫通孔20が位置合わせされ、貫通孔20内に熱電変換材料のチップ32が電解析出する。
固定アセンブリ19はシール材11を介して電析容器31に水密嵌入されている。固定アセンブリ19は、上半分が電析容器31内の電解液26中に没しており、下半分が電析容器31の底部から外部へ露出している。電解液26中で、基板10から上方へ露出した電極12の側面、およびこの側面とモールド板18との接触部は、シール材15によって電解液26から遮断されている。電極12の上面はモールド板18の貫通孔20内に露出して電解液26に接触している。
これにより、図4(2)断面図および(3)斜視図に示すように、絶縁基板10上の多数の電極12上で、モールド板18のチップ形状の各貫通孔20内に電解析出した熱電変換材料がチップ32を形成する。
望ましくは、更に別の電解溶液中で、モールド板18の貫通孔20内にあるチップ32の表面にNi等の電解めっき膜34(図5)を形成する。これにより、接合材を使用してP型半体とN型半体とを組み合わせるときに、チップと電極との接合性を向上させることができる。
図5は、次工程において、モールド板18、マスク16、導電板14を除去した状態を示す。図5中にチップ32の頂部に34で示したのは、上述の望ましい態様によりNi等を電解めっきして形成した保護膜である。
図1〜図5の工程を順次行なって、絶縁基板10上に電極12およびその上のチップ32を配列した熱電変換モジュールの半体36、38が形成される。すなわち、P型およびN型の熱電変換材料について行い、一つの絶縁基板10上に電極12とその上のP型熱電変換材料チップ32が配列されたP型半体36と、別の絶縁基板10上に電極12とその上のN型熱電変換材料チップ32が配列されたN型半体38とを作製する。
次に、図6に示すように、P型半体36とN型半体38とを各々のチップ配列面を対面させて組み合わせ接合することにより、P型熱電変換材料チップとN型熱電変換材料チップとが対を成して構成する熱電変換素子が多数組み合わされた熱電変換モジュール40を製造する。その際、P型半体36のチップ32とN型半体38の電極12とが接合され、P型半体36の電極12とN型半体38のチップとが接合されて、P型チップ/N型チップの対から成る熱電変換素子が多数形成されると同時に、これら多数の素子は直列(必要に応じて一部は並列)に接続され熱電変換モジュール40を構成する。
〔第2実施形態〕
第2実施形態は、導電板14または電極12との接触を向上させた形態である。
図7に示すように、導電板14の電極12の裏面との接触部位に(1)塑性変形しやすい金属の突起14Aや(2)金属製のバネ材14Bを設けることができ、(3)導電板14として導電性テープを用い、必要に応じて電極12の裏面にAgペースト等の導電性ペースト12Aを適用することができる。
〔第3実施形態〕
第3実施形態は、固定アセンブリ19を電解溶液26中に浸漬できるように改良した形態である。
すなわち、図8(1)全体図および(2)部分詳細図に示すように、電析容器31内の電解溶液26中で、導電板14を介して各電極12をカソード電極として電解析出を行なう。電解溶液26中に、固定アセンブリ19を負極として配置し、白金等の対極28に正極とし、直流電源30から給電する。その際、導電板14が固定アセンブリ19の背面に露出したままの状態では、電解溶液26中に浸漬することができないので、図8(2)に示すように基板10の側面から導電板14全体を絶縁性樹脂等の絶縁カバー21で覆った状態にして浸漬する。絶縁カバー21が絶縁性樹脂の場合は、電解析出終了後に有機溶剤等で溶解除去する。
本発明の第1実施形態の実施例を説明する。
先ず、図1(1)〜(4)に示すように、絶縁基板10に各々所定配列の貫通電極12を備えたP型チップ用基板(1)(2)とN型チップ用基板(3)(4)を作製する。貫通電極12としては例えばCu、Al、Fe、ステンレス鋼等の金属材料を用い、絶縁基板10としては半液状(ゲル状)のセラミックスや樹脂系材料を用いて、貫通電極12を備えた絶縁基板10を例えば下記のようにして作製することができる。
電極形状に加工した金属板を治具等を用いて配列し、その周囲に半液上のセラミックスや耐熱性の樹脂材料を流し込み硬化させることで貫通電極基板を作製することができる。また、セラミックス材として低温焼成可能なもの、例えばアルミナとガラスの複合材等を用いれば、焼成前のグリーンシートに貫通電極材や導電ペーストを埋め込み低温焼成することで貫通電極基板を作製することも可能である。さらに多層基板のように絶縁基板にドリル等を用いて表面電極より小さい貫通孔を開け、貫通孔内に導体をめっきにより形成して貫通電極としてもよい。
電極12は、頂面が基板10の表面(図1(2)(4)の上側)から突出し、基板10を厚さ方向に貫通して、裏面が基板10の裏面(図1(2)(4)の下側)に露出している。電極12の裏面は基板10の裏面とほぼ同一平面を成している。
次に、図2に示すように、貫通電極12頂面のチップ形成予定位置以外を絶縁マスク16で覆う。
次に、図3(1)に示すモールド板18の貫通孔20を、図3(2)に示すように各電極12の各チップ形成予定位置に位置あわせして、図3(3)に示すように絶縁基板10上に密接固定して、電解析出用の固定アセンブリ19(図3(3))とする。モールド板18は、樹脂材料等にチップの形状・寸法(例えば2mm角)の貫通孔20を形成して作製する。この樹脂材料等としては、PTFE等の剥離性の高い材料が好ましいが、これに限定する必要はなく、他の樹脂やセラミックスを用いることもできる。チップ(貫通孔)の形状として直方体を図示したが他の形状でもよい。
次に、図4(1)に示すように電解析出を行なって、図4(2)(3)に示すように貫通孔20内にチップ32を形成する。固定アセンブリ19は電析容器31の底部に水密固定してある。固定アセンブリ19を負極とし、白金等の貴金属を正極28とする。基板10の裏面に密着固定した導電板14に通電することで、全ての電極12上のマスク16で覆われていない部位にチップ32が形成される。P型チップ32とN型チップ32は別々の基板10上に形成する。
一例として、BiTe系熱電変換材料の熱電変換モジュールを作製する場合、電解溶液26としてBiとTeOを溶解させた硝酸溶液を用い、定電位で電解析出を行なうことにより、BiTe系熱電変換材料のチップ32が形成できる。電析電位によってBiとTeの組成比を調整し、P型チップとN型チップを作り分けることができる。ドーパントとなる金属イオンを電析浴中に溶解させることにより、P型やN型の組成調整を行なうこともできる。また、その他の金属塩と電解溶液26の組み合わせを変えて電析を行なえば、種々の組成の熱電変換材料のチップ32を形成することができる。
望ましくは、更に別の電解溶液中で、モールド板18の貫通孔20内にあるチップ32の表面にNi等の電解めっき膜34(図5)を形成して、チップ32を酸化から保護する。
次に、図5に示すように、モールド板18、マスク16、導電板14を除去する。図5中にチップ32の頂部に34で示したのは、上述の望ましい態様によりNi等を電解めっきして形成した保護膜である。
次に、図6に示すように、P型半体36とN型半体38とを各々のチップ配列面を向き合わせて貼り合わせ、熱電変換モジュール40を製造する。
そのために、先ず、チップ32の頂面(この例ではNi保護膜34上)にスクリーン印刷によりはんだペースト(図示せず)を塗布する。次いで、位置合わせ用冶具を用いて、P型半体36のP型チップ32の頂面とN型半体38の電極とを位置合わせし且つN型半体38のN型チップ32の頂面とP型半体36の電極とを位置合わせして固定する。次に、この固定したアセンブリをはんだの溶融温度以上の高温で熱処理し、各半体のチップ32と相手方半体の電極12とを接合する。これにより、P型熱電変換材料チップとN型熱電変換材料チップとが対を成して構成する熱電変換素子が多数組み合わされた熱電変換モジュール40が得られる。
本発明によれば、基板上に電解析出により多数の熱電変換材料チップを一括形成して、多数の熱電変換素子から成る熱電変換モジュールを一括して製造する方法が提供される。
10 絶縁基板
12 熱電変換素子用の電極
14 導電部材
14’ 支持構造
16 マスク
17 開口
18 モールド板
20 貫通孔
22 固定冶具
24 給電リード
26 電解溶液
28 対極
30 直流電源
32 チップ(熱電変換材料のチップ)
34 電解めっき膜(保護膜)
36 P型半体
38 N型半体
40 熱電変換モジュール
52 無電解めっき膜

Claims (1)

  1. 一対のP型およびN型の熱電変換材料のチップで構成された熱電変換素子を多数組み合わせた熱電変換モジュールを製造する方法であって、
    (1)絶縁基板の表面から裏面へ貫通する多数の電極を所定パターンに配列する工程、
    (2)各該電極のチップ形成予定位置以外の部位をマスクで覆う工程、
    (3)上記各電極の各チップ形成予定位置に対応する部位にのみ貫通孔を有するモールド板を、各貫通孔と各チップ形成予定位置とを位置あわせして、上記絶縁基板上に密接固定し、且つ、該絶縁基板の裏面に導電板を押し当てて各電極の裏面側端部同士を電気的に接続する工程、
    (4)電解溶液中で、上記導電板を介して各電極をカソード電極として電解析出を行なうことにより、上記絶縁基板上の該多数の電極上で、上記モールド板の上記チップ形状の各貫通孔内を上記熱電変換材料で充填して各電極上に該熱電変換材料のチップを形成する工程、および
    (5)上記モールド板、上記マスク、および上記導電板を除去する工程、
    を順次行なって該絶縁基板に該電極およびその上の該チップを配列した熱電変換モジュールの半体を形成する操作を、P型およびN型の前記熱電変換材料について行い、一つの絶縁基板に電極とその上のP型熱電変換材料チップが配列されたP型半体と、別の絶縁基板に電極とその上のN型熱電変換材料チップが配列されたN型半体とを作製し、
    上記P型半体と上記N型半体とを各々のチップ配列面を対面させて組み合わせることにより、P型熱電変換材料チップとN型熱電変換材料チップとが対を成して構成する熱電変換素子が多数組み合わされた熱電変換モジュールを製造することを特徴とする熱電変換モジュールの製造方法。
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